JP7330438B2 - 排水装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明の発明者は、このような問題を解決するため、超音波発振器が実際に動作しているのかについて使用者に報知することを検討した。これにより、使用者は超音波発振器が実際に動作しているのか、適切に洗浄しているのかについて認識できる。
このように構成された本発明の一実施形態においては、第1報知モードによる超音波の照射の実行の報知と、第2報知モードによる故障の判定の報知とが同じ報知装置により実行される。これにより、第1報知モードによる超音波の照射の実行の報知と、第2報知モードによる故障の判定の報知とがそれぞれ別の報知装置により実行され、使用者がそれぞれ別の報知装置に対して注意を払うことが必要なくなり、使用者は同じ報知装置の光を見て、第1報知モードによる超音波の照射の実行の報知と、第2報知モードによる故障の判定の報知とを認識できる。よって、使用者がいずれの報知も気づきやすくできる。
このように構成された本発明の一実施形態においては、使用者に対し、第1報知モードにおける報知装置の発光状態であるか、第2報知モードにおける報知装置の発光状態であるか、を異なる発光状態により簡単に認識させることができる。
このように構成された本発明の一実施形態においては、使用者に対し、第1報知モードにおける報知装置の発光状態であるか、第2報知モードにおける報知装置の発光状態であるかを、点灯を継続する発光状態又は点滅する発光状態により簡単に認識させることができる。
このように構成された本発明の一実施形態においては、第2報知モードによる発光状態が第1報知モードによる発光状態よりも明るくなるように構成されているので、第2報知モードによる故障の判定の報知を使用者の視界に入らせやすくでき、使用者に気づかせやすくできる。また、超音波の照射の実行を報知させる第1報知モードによる発光状態は、第2報知モードによる発光状態よりも暗く設定されるため、超音波の照射の実行の度に報知装置が不必要に明るく光ることにより、使用者の視界に不必要に明るい光が届き、使用者に煩わしく感じさせることを抑制できると共に、使用者が第1報知モードによる報知を確認したい場合には、使用者がこの報知を確認できる。
このように構成された本発明の一実施形態においては、報知装置の発光部は、封水形成部内を光で照らすように設けられているので、報知装置の発光部は、封水形成部内を見やすくできる。よって、使用者に第1報知モードによる超音波の照射の実行を報知するだけでなく、使用者が超音波洗浄による洗浄効果を確認しやすくできる。
このように構成された本発明においては、報知装置の発光部は、封水形成部に取付けられている。これにより、使用者の体の一部、例えば使用者が封水形成部を覗き込むような姿勢をとっている場合の使用者の体の一部、又は他の光を遮る遮へい物が封水形成部の入口の上方に存在するような場合であっても、発光部が封水形成部内を直接照らすことができ、封水形成部の中を明るくでき且つ見やすくできる。
このように構成された本発明においては、上記報知手段の上記発光部は、上記封水形成部の流路の外側に配置され、発光部は、光を透過させる流路壁を介して発光部の内側の流路を照らすことができる。これにより、封水形成部の流路壁に発光部を取付けるための穴をあけることなく、発光部を封水形成部の外側に配置して、封水形成部内を発光部により照らすことができる。よって、封水形成部の流路壁に発光部を取付けるための穴をあけることによる漏水の懸念をなくすことができる。
このように構成された本発明においては、第2報知モードによる発光状態の継続時間が第1報知モードによる発光状態の継続時間よりも長く設定されている。これにより、使用者に第2報知モードによる報知を使用者に気づかせやすくできる。
図1は本発明の第1実施形態による排水装置を備えた排水システムを正面から見た正面図であり、図2は本発明の第1実施形態による排水装置を備えた排水システムを側面から見た側面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態による排水装置1を備えた排水システムユニットである排水システム2は、キッチンに設けられる。排水システム2は、超音波洗浄を行うシステムである。
図3は本発明の第1実施形態による排水装置がシンクに取付けられた状態でシンクの斜め上方から見た、蓋、網かごを封水形成部から取り外した状態を示す分解斜視図であり、図4は図1のIV-IV線に沿って見た断面図であり、図5は図2のV-V線に沿って見た断面図であり、図6は図4の封水形成部近傍を拡大して示す拡大断面図であり、図7は本発明の第1実施形態による排水装置を備えた排水システムの構造を概略的に示すブロック図である。
排水装置1は、さらに、封水形成部10の網かご収納部12の入口の上方を覆うように形成される蓋部である蓋22と、網かご収納部12内の流路上に配置されると共に網目を有する網かご21と、キッチン用水栓装置6から吐水される水を検知する流量センサ24と、封水形成部10内の水に超音波を照射する超音波発振器26と、超音波発振器26による超音波の照射を制御する制御装置28と、超音波発振器26による超音波の照射を報知する報知装置30とを備えている。
また、変形例として、キッチン用水栓装置6の通水路に設けられた電磁弁により検知部を構成し、制御装置28がキッチン用水栓装置6の通水路の電磁弁の開状態の時間に通水路の流量を乗じることにより水量を推定(検知)してもよい。電磁弁による検知部によれば封水形成部10への水の供給を検知することができる。検知部が電磁弁のみである場合には、流量を直接測定することができないので、例えば、制御装置28において予め設定した流量の値に電磁弁の開状態の時間を乗じることで水量を推定できる。
また別の変形例として、キッチン用水栓装置6の通水路、封水形成部の流路又は封水形成部の前後の流路、に設けられた圧力センサにより検知部を構成し、圧力センサが流路内の水圧を検知し、この水圧に基づいて制御装置28が流量を推定(検知)してもよい。このとき、圧力センサが封水形成部10から上流側に設けられる場合には、封水形成部10への水の供給を検知することができ、一方、圧力センサが封水形成部10から下流側に設けられる場合には、封水形成部10からの水の流出を検知することができる。検知部が流路内の圧力センサである場合には、流量を直接測定することができないので、例えば、制御装置28において予め設定した流量の値あるいは制御装置28において圧力センサで測定された圧力値から算出した流量の値に圧力センサが封水形成部20への水の供給の検知している時間又は封水形成部からの水の流出を検知している時間を乗じることで水量を推定できる。
また別の変形例として、封水形成部内の流路に設けられた圧力センサにより検知部を構成し、圧力センサが流路内の水圧を検知し、この水圧に基づいて制御装置28が封水形成部内の水位を推定(検知)してもよい。このように、圧力センサが封水形成部10内に設けられることにより、封水形成部10への水の供給又は封水形成部10からの水の流出のうち少なくとも一方を検知することができる。
制御装置28は、このような超音波発振器保護モードにおいて、積算水量が所定値B1(図11参照)を超えないことにより、封水形成部10内に封水が形成されていないと判断する場合には、積算水量が所定値B1を超えるまで超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行い、積算水量が所定値B1を超え、さらに、少なくとも封水形成部10内に所定水量A1が供給されたと判断した後、言い換えると封水が形成されたと判断した後に超音波発振器26による超音波の照射を実行する。
制御装置28は、このような超音波発振器保護モードにおいて、前回の封水形成部10への水の流れの供給の検知から、今回の封水形成部10への水の流れの供給の検知までの時間が第1所定時間である所定時間T1を超えることにより、封水形成部10内に封水が形成されていないと判断する場合には、今回の封水形成部10への水の流れの供給の検知開始後、封水が形成されるような第2所定時間である所定時間T6が経過するまで、超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行い、所定時間T6が経過し、少なくとも封水形成部10内に所定水量A2が供給されたと判断した後に超音波発振器26による超音波の照射を実行する。
報知装置30は、排水装置1を備える排水システム2内及びその周辺に設けられる。報知装置30が、第1報知モードによる報知と、第2報知モードによる報知との両方を実行する。すなわち、単一の報知装置30が、第1報知モードによる報知部と、第2報知モードによる報知部とを兼ねる。報知装置30は、制御装置28と電気的に接続されている。報知装置30は、超音波発振器26の照射動作の実行を発光により視覚的に報知する発光部30aを備える。発光部30aは、例えばLEDである。発光部30aは、LEDを所定間隔で環状に配列すると共にLEDの発光方向を流路の内向きに配置することにより形成されている。発光部30aは、封水形成部10内を光で照らすように設けられている。発光部30aは、下降流路14の中心部に向けて光を発するように配置され、反射光が下降流路14から上方に向けて漏れ出る。よって、封水形成部10の入口側から見た使用者に対し、蓋22を取り外した状態で、下降流路14自身が光っているような印象を与えると共に、下降流路14内が見えやすくなっている。発光部30aは、青色の光を発するLEDであり、発光部30aの発光状態において流路が青く光ることにより排水装置1全体に高級感を与えると共に清潔感を与えるようになっている。
図8は、本発明の第1実施形態による排水装置の報知装置の発光状態を、蓋と網かごを取り外した状態で示す図であり、図9は、本発明の第1実施形態による排水装置の報知装置の発光状態を、蓋と網かごを取り付けた状態で示す図であり、図10は、比較例として本発明の第1実施形態による排水装置の報知装置が発光していない状態を、蓋と網かごを取り付けた状態で示す図である。図8乃至図10は、日中に撮影された写真に基づいて作成されており、比較的少ない光量による発光状態を分かりやすく示すため、明暗の際を強調して示しており、図全体がやや黒い色彩となっている。ここで、図8乃至図10におけるシンク4は白色、封水形成部10から出る光は青色である。
第1照度は、例えば夜間において排水装置1が設けられる室内の照明が消された状態において測定される。よって、第1照度は、流入口23から漏れ出た発光部30aの光のみによる照度である。第1照度は、流入口23近傍のシンク4内領域、例えば流入口23の入口から5cm以内の領域であって上面視で蓋22よりも外側の領域において測定される。第1照度は、流入口23近傍のシンク4内領域且つ流入口23の開口方向の領域において測定されてもよい。第1照度は、照度の測定精度を向上させるように、複数、例えば4つの流入口23近傍のシンク4内領域において測定され、複数の照度の測定値を平均して算出される。なお、第1照度は、照度計のセンサを流入口23に向けて測定する。第1照度は、好ましくは0lx以上500lx以下であり、より好ましくは0lx以上300lx以下である。
第2照度は、第1照度を測定したものと同じ排水装置1において、例えば夜間において排水装置1が設けられる室内の照明が点灯された状態において測定される。よって、第2照度は、主に室内の照明灯の光による照度である。なお、第2照度は日中に測定され、外来の自然光の間接光が含まれてもよい。第2照度は、第1照度を測定した測定領域と同じ測定領域において測定される。すなわち、第2照度は、流入口23近傍のシンク4内領域、例えば流入口23の入口から5cm以内の領域であって上面視で蓋22よりも外側の領域において測定される。第2照度も、照度の測定精度を向上させるように、複数、例えば4つの流入口23近傍のシンク4内領域において測定され、複数の照度の測定値を平均して算出される。なお、第2照度は、照度計のセンサをシンク4の上方に向けて測定する。また、第2照度は、第1照度の測定値と同じ位置で測定する。
図11は、本発明の第1実施形態による排水装置の制御内容を示すフローチャートである。図12は図11のフローチャートの続きの制御内容を示すフローチャートである。図13は本発明の第1実施形態による排水装置における制御装置の報知モードによる報知のタイミングを示す図である。
図11において、Sは各ステップを示している。図11のフローチャートにおける符号Aは、図12のフローチャートにおける符号Aに続くことを示し、図11のフローチャートにおける符号Bは、図12のフローチャートにおける符号Bに続くことを示している。図13において、横軸は時刻を示し、縦軸は、上から順に、超音波発振器の照射のタイミング、封水形成部内の汚れの量、変形例1における報知モードの報知のタイミング、変形例2における報知モードの報知のタイミング、及び本実施形態における報知モードの報知のタイミングを示している。時刻t0は、流量センサ24による水の供給の検知のタイミングである。
最初に、図11のS1において、制御装置28は、流量センサ24による水の供給の検知がなされたか否かを判定する。
流量センサ24による水の供給の検知がなされた場合(YESの場合)には、制御装置28は、キッチン用水栓装置6の吐水部6bからの吐水が開始されたと判断できるので、S2に進む。
流量センサ24による水の供給の検知がなされていない場合(NOの場合)には、制御装置28は、キッチン用水栓装置6の吐水部6bからの吐水が終了した又は停止状態のままであると判断できるので、S3に進む。
所定時間T1が経過していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、封水形成部10内の封水が干上がりにより解消される可能性は低いと判断でき、S4に進む。
所定時間T1が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、封水形成部10内の封水が干上がり、封水形成部内に封水が形成されていない可能性が高いと判断でき、S5に進む。
超音波発振器26により超音波を照射していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、流量センサ24による水の供給の検知がなされておらず且つ超音波発振器26も作動していないので、各機器の作動前の待機状態であると判断できるので、S1に戻る。
超音波発振器26により超音波を照射している場合(YESの場合)には、制御装置28は、流量センサ24による水の供給の検知がなされていないにも関わらず超音波発振器26により超音波を照射している状態であると判断できるので、S9に進む。
積算水量が所定値B1を超えている場合(YESの場合)には、制御装置28は、排水装置1が施工直後の状態にはなく、封水形成部10内に封水が形成されていると判断できるので、S6に進む。
積算水量が所定値B1を超えていない場合(NOの場合)には、制御装置28は、排水装置1が施工直後の状態にあり、封水形成部10内に封水が形成されていないと判断できるので、積算水量が所定値B1を超えるまで超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行うため、S1に戻る。所定値B1は、例えば200ml~1000mlの範囲内の水量であり、例えば500mlである。
所定時間T2が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、吐水部6bから吐水された水が封水形成部10に到達する時間が経過したと判断できるので、S8に進む。
所定時間T2が経過していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、吐水部6bから吐水された水が封水形成部10に到達する時間が経過していないと判断できるので、所定時間T2が経過するまで待機するため、S1に戻る。
所定時間T2が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、吐水部6bから吐水された水が封水形成部10に到達する時間が経過したと判断できるので、S7に進む。
所定時間T2が経過していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、吐水部6bから吐水された水が封水形成部10に到達する時間が経過していないと判断できるので、所定時間T2が経過するまで待機するため、S1に戻る。
水の供給水量が所定水量A1以上である場合(YESの場合)には、制御装置28は、封水形成部10内の水位を上昇させるような水量の水が封水形成部10に供給されると判断できるので、S14に進む。
水の供給流量が所定水量A1未満である場合(NOの場合)には、制御装置28は、封水形成部10内の水位を上昇させるような水量の水が封水形成部10に供給されていないと判断できるので、S1に戻る。
水の供給水量が所定水量A2以上となる場合(YESの場合)には、制御装置28は、封水形成部10内の封水を復元させるために十分な少なくとも所定水量A2の水が封水形成部10に供給され、封水が形成されたと判断できるので、S14に進む。
水の供給流量が所定水量A2未満となる場合(NOの場合)には、制御装置28は、封水形成部10内の封水を復元させるために十分な所定水量A2の水が封水形成部10に供給されていないと判断できるので、今回の封水形成部10への水の流れの供給の検知開始後、封水が形成されるような第2所定時間である所定時間T6が経過するまで、超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行うため、S1に戻る。所定水量A2は、封水形成部10内の水が封水形成部10内の封水を復元させる(封水を形成する)ための水量である。所定水量A2は、例えば200ml~1000mlの範囲内の水量であり、例えば500mlである。
報知装置30による報知が行われていない場合(NOの場合)には、待機状態に戻るため、S1に戻る。
報知装置30による報知が行われている場合(YESの場合)には、制御装置28は、報知装置30による報知の終了処理が必要であると判断できるので、S11に進む。
所定時間T4が経過していない場合(NOの場合)には、超音波発振器26の照射終了に対し報知終了までのディレイ時間を達成させるため、S11に戻る。
所定時間T4が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26の照射終了に対し報知終了までのディレイ時間を達成できている判断し、S12に進む。
超音波発振器26により超音波を照射していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26により超音波を照射させるため、S14に進む。
超音波発振器26により超音波を照射している場合(YESの場合)には、制御装置28は、既に、超音波発振器26により超音波を照射させているため、S15に進む。
超音波発振器26の電圧、電流又は周波数が規定範囲内の値である場合(YESの場合)には、制御装置28は、故障判定モードにより、超音波発振器26又は制御装置28自身が正常に作動していると判断できるので、S16に進む。
超音波発振器26の電圧、電流又は周波数が規定範囲内の値でない場合(NOの場合)には、制御装置28は、故障判定モードにより、超音波発振器26又は制御装置28自身が正常に作動しておらず、故障と判断できるので、S24に進む。
報知装置30による報知が行われていない場合(NOの場合)には、S17に進む。
報知装置30による報知が行われている場合(YESの場合)には、制御装置28は、既に報知装置30による報知処理が開始されているので、S19に進む。
所定時間T3が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、超音波の照射開始に対し報知開始までのディレイ時間を達成できていると判断できるので、S18に進む。
所定時間T3が経過していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、超音波の照射開始に対し報知開始までのディレイ時間を達成させるため、S1に戻る。
図13に示すように、制御装置28の報知モードは、少なくとも超音波発振器26の照射開始の所定時間T3経過後(例えば1秒経過後)の時刻t2から照射終了(S20)の時刻t3までは報知装置30による報知を行う。このように制御装置28の報知モードは、超音波発振器26の照射開始時に比べて下降流路14内の汚れの量が比較的少ないときに特に実行される。報知モードが、汚れが比較的少ないタイミングにおいて実行されることにより、封水形成部内の汚れが洗浄されて封水形成部内がきれいになっている状態を確認しやすくできる。
所定制限時間U1が経過した場合(YESの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26の連続作動による耐久性の低下や故障を抑制するため超音波発振器26の連続作動を制限するべきと判断し、S20に進む。
所定制限時間U1が経過していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26の連続作動が可能な時間内での作動であり、封水形成部10内の洗浄に効果的な範囲での作動が行われていると判断できるので、S1に戻る。
所定時間T4が経過していない場合(NOの場合)には、超音波発振器26の照射終了に対し報知終了までのディレイ時間を達成させるため、S21に戻る。
所定時間T4が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26の照射終了に対し報知終了までのディレイ時間を達成できている判断し、S22に進む。
休止時間U2が経過していない場合(NOの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26の連続的な起動及び停止による耐久性の低下や故障を抑制するため超音波発振器26の連続的な起動及び停止を制限するべきと判断し、休止時間U2を確保させるため、S23に戻る。
休止時間U2が経過している場合(YESの場合)には、制御装置28は、超音波発振器26の連続的な起動及び停止による耐久性の低下や故障を抑制するため超音波発振器26の連続的な起動及び停止を制限できていると判断し、S1に戻る。
報知装置30による報知が行われていない場合(NOの場合)には、S27に進む。
報知装置30による報知が行われている場合(YESの場合)には、制御装置28は、報知装置30による報知の終了処理が必要であると判断できるので、S26に進む。
所定時間T5が経過していない場合(NOの場合)には、使用者に故障状態であることを気づいてもらいやすくするように、故障状態の報知を所定時間T5まで継続するため、S28に戻る。
所定時間T5が経過した場合(YESの場合)には、制御装置28は、使用者に故障状態であることを気づいてもらう意図は達成できている可能性が高いと判断できるので、S29に進む。
このように、制御装置28は、第1報知モードにおける報知装置30の発光状態と、第2報知モードにおける報知装置30の発光状態と、のうち第2報知モードによる発光状態の継続時間(例えば24時間)を第1報知モードによる発光状態の継続時間(例えば10秒間)よりも長く設定している。
なお、第2報知モードによる報知(故障状態の報知)は、使用者の何らかの操作により終了することができることが好ましい。これにより、使用者が故障に気付いているにもかかわらず報知が継続することを防ぐことができる。
このように構成された本発明においては、第1報知モードによる超音波の照射の実行の報知と、第2報知モードによる故障の判定の報知とが同じ報知装置30により実行される。これにより、第1報知モードによる超音波の照射の実行の報知と、第2報知モードによる故障の判定の報知とがそれぞれ別の報知装置30により実行され、使用者がそれぞれ別の報知装置30に対して注意を払うことが必要なくなり、使用者は同じ報知装置30の光を見て、第1報知モードによる超音波の照射の実行の報知と、第2報知モードによる故障の判定の報知とを認識できる。よって、使用者がいずれの報知も気づきやすくできる。
先ず、洗い場側排水装置101は、洗い場床104の底部104aの下方側に設けられる封水形成部110を備えている。封水形成部110は、内部に流路が形成される。封水形成部110の一部は、底部104aから下方に窪んだ窪み部分104bにより形成されている。なお、封水形成部110は、窪み部分104bを介さずに底部104aに接続されてもよい。封水形成部110は、洗い場床104側に開口される入口部111と、入口部111の下流側に設けられるトラップ形状の流路である第1排水流路112と、第1排水流路112から分岐される第2排水流路114と、一定の大きさの汚れが第2排水流路114に侵入することを抑制する侵入抑制部116を備えている。封水形成部110は、洗い場床104に吐水された水を排水するとともに、吐水された水の一部を貯留させてその内部に封水水位W2で通常時の封水を形成する封水形成部として機能する。入口部111は、底部104aの一部が底面よりも下方に窪むことにより形成されている。なお、封水形成部110には、洗い場床104からの流路とは別の水の供給流路が接続されていてもよい。別の水の供給流路は、別の給水源(図示せず)に接続されてもよい。封水形成部110内に供給される水には、洗い場床104からの流路とは別の水の供給流路から封水形成部110内に流入する水も含まれる。また、封水形成部110内に流入する水には、洗剤、シャンプー、ボディーソープ、食器の汚れ、水受け部の汚れ等のいずれかを含むような水、例えば生活排水も含まれる。
制御装置28は、このような超音波発振器保護モードにおいて、積算水量が所定値B1(図11参照)を超えないことにより、封水形成部110内に封水が形成されていないと判断する場合には、積算水量が所定値B1を超えるまで超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行い、積算水量が所定値B1を超え、さらに、少なくとも封水形成部110内に所定水量A1が供給されたと判断した後、言い換えると封水が形成されたと判断した後に超音波発振器26による超音波の照射を実行する。
制御装置28は、このような超音波発振器保護モードにおいて、前回の封水形成部110への水の流れの供給の検知から、今回の封水形成部110への水の流れの供給の検知までの時間が第1所定時間である所定時間T1を超えることにより、封水形成部110内に封水が形成されていないと判断する場合には、今回の封水形成部110への水の流れの供給の検知開始後、封水が形成されるような第2所定時間である所定時間T6が経過するまで、超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行い、所定時間T6が経過し、少なくとも封水形成部110内に所定水量A2が供給されたと判断した後に超音波発振器26による超音波の照射を実行する。
排水システム102の封水形成部110の第1排水流路112は、入口部111の下方に接続される下降流路部112aと、排水トラップを形成するように下流側に向けて斜め上方に上昇する上昇流路である第1排水流路上昇部112bと、第1排水流路上昇部112bと出口流路部112dとの間における折り返し部分である頂部112cと、頂部112cから下降する下降流路である出口流路部112dとを備えている。出口流路部112dは排水流路108と接続される。
報知装置30は、洗い場側排水装置101を備える排水システム102内及びその周辺に設けられる。報知装置30は、超音波発振器26の照射を発光により視覚的に報知する発光部30aを備える。発光部30aは、例えば、LEDである。発光部30aは、LEDを所定間隔で環状に配列すると共にLEDの発光方向を流路の内向きに配置することにより形成されている。発光部30aは、封水形成部110の下降流路部112a内を光で照らすように設けられている。発光部30aは、下降流路部112aの中心部に向けて光を発するように配置され、反射光が下降流路部112aから上方に向けて漏れ出る。よって、封水形成部110の入口側(洗い場側)から見た使用者に対し、蓋122を取り外した状態で、下降流路部112a自身が光っているような印象を与えると共に、下降流路部112a内が見えやすくなっている。発光部30aは、青色の光を発するLEDであり、発光部30aの発光状態において流路が青く光ることにより洗い場側排水装置101全体に高級感を与えると共に清潔感を与えるようになっている。
また、第2実施形態の変形例として報知装置30の発光部30aを浴槽105の底部105aに取付けられた浴槽側排水装置103の封水形成部210に取付けてもよい。
先ず、洗面ボウル排水装置301は、洗面ボウル304の底部304aの下流側に設けられる封水形成部310を備えている。封水形成部310は、内部に流路が形成される。封水形成部310の一部は、底部304aから下方に窪んだ円筒状の窪み部分304bにより形成されている。なお、封水形成部310は、窪み部分304bを介さずに底部304aに接続されてもよい。封水形成部308は、シンク4の下方側に設けられ、内側に網かごが配置される中空部である網かご収納部311と、窪み部分304bの下流側に設けられるトラップ形状の流路である第1排水流路312と、第1排水流路312から分岐される第2排水流路314とを備えている。封水形成部310は、洗面ボウル304に吐水された水を排水するとともに、吐水された水の一部を貯留させてその内部に封水水位W2で通常時の封水を形成する封水形成部として機能する。なお、封水形成部308には、洗面ボウル304からの流路とは別の水の供給流路が接続されていてもよい。別の水の供給流路は、別の給水源(図示せず)に接続されてもよい。封水形成部308内に供給される水には、洗面ボウル304からの流路とは別の水の供給流路から封水形成部308内に流入する水も含まれる。また、封水形成部308内に流入する水には、洗剤、シャンプー、ボディーソープ、水受け部の汚れ等のいずれかを含むような水、例えば生活排水も含まれる。
制御装置28は、このような超音波発振器保護モードにおいて、積算水量が所定値B1(図11参照)を超えないことにより、封水形成部310内に封水が形成されていないと判断する場合には、積算水量が所定値B1を超えるまで超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行い、積算水量が所定値B1を超え、さらに、少なくとも封水形成部310内に所定水量A1が供給されたと判断した後、言い換えると封水が形成されたと判断した後に超音波発振器26による超音波の照射を実行する。
制御装置28は、このような超音波発振器保護モードにおいて、前回の封水形成部310への水の流れの供給の検知から、今回の封水形成部310への水の流れの供給の検知までの時間が第1所定時間である所定時間T1を超えることにより、封水形成部310内に封水が形成されていないと判断する場合には、今回の封水形成部310への水の流れの供給の検知開始後、封水が形成されるような第2所定時間である所定時間T6が経過するまで、超音波発振器26による超音波の照射を開始させない制御を行い、所定時間T6が経過し、少なくとも封水形成部10内に所定水量A2が供給されたと判断した後に超音波発振器26による超音波の照射を実行する。
排水システム302の封水形成部310の第1排水流路312は、窪み部分304bの下方に接続される下降流路部312aと、排水トラップを形成するように下流側に向けて斜め上方に上昇する上昇流路である第1排水流路上昇部312bと、第1排水流路上昇部312bと出口流路部312dとの間における折り返し部分である頂部312cと、頂部12cから下降する下降流路である出口流路部312dとを備えている。出口流路部312dは排水流路8と接続される。
報知装置30は、洗面ボウル排水装置301を備える排水システム302内及びその周辺に設けられる。報知装置30は、超音波発振器26の照射を発光により視覚的に報知する発光部30aを備える。発光部30aは、例えばLEDである。発光部30aは、LEDを所定間隔で環状に配列すると共にLEDの発光方向を流路の内向きに配置することにより形成されている。発光部30aは、封水形成部310の下降流路部312a内を光で照らすように設けられている。発光部30aは、下降流路部312aの中心部に向けて光を発するように配置され、下降流路部312aから上方に向けて光が漏れ出る。よって、封水形成部310の入口側(洗い場側)から見た使用者に対し、蓋322を取り外した状態で、下降流路部312a自身が光っているような印象を与えると共に、下降流路部312a内が見えやすくなっている。発光部30aは、青色の光を発するLEDであり、発光部30aの発光状態において流路が青く光ることにより洗面ボウル排水装置301全体に高級感を与えると共に清潔感を与えるようになっている。
2 排水システム
4 シンク
4a 底部
10 封水形成部
22 蓋
24 流量センサ
26 超音波発振器
28 制御装置
30 報知装置
30a 発光部
32 流路壁
101 洗い場側排水装置
102 排水システム
103 浴槽側排水装置
104 洗い場床
104a 底部
105a 底部
106b 吐水部
110 封水形成部
122 蓋
132 流路壁
210 封水形成部
301 洗面ボウル排水装置
302 排水システム
304 洗面ボウル
304a 底部
306 洗面用水栓装置
306b 吐水部
308 封水形成部
310 封水形成部
322 蓋
332 流路壁
Claims (8)
- 水受け部の下方に設けられる排水装置であって、
水受け部よりも下流側に設けられ、内部に流路が形成され、且つ前記流路内に封水を形成する封水形成部と、
上記封水形成部内の水に超音波を照射する超音波発振器と、
上記超音波発振器による超音波の照射を制御する制御装置と、
上記超音波発振器による超音波の照射の実行を発光により報知する報知装置とを備え、
上記制御装置は、
超音波の照射の実行を報知させる第1報知モードと、
上記超音波発振器及び上記制御装置のうち少なくとも一方の故障を判定する故障判定モードと、
上記故障判定モードにより上記超音波発振器及び上記制御装置のうち少なくとも一方が故障と判定された場合に、上記故障判定モードによる故障の判定を報知する第2報知モードと、を備え、
上記報知装置が、上記第1報知モードによる報知と、上記第2報知モードによる報知との両方を実行することを特徴とする排水装置。 - 上記制御装置は、
上記第1報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、
上記第2報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、を異なる発光状態に設定している、請求項1に記載の排水装置。 - 上記制御装置は、
上記第1報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、
上記第2報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、のうち一方を点灯を継続する発光状態とし、他方を点滅する発光状態として設定している、請求項2に記載の排水装置。 - 上記制御装置は、上記第1報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、上記第2報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、のうち上記第2報知モードによる発光状態が上記第1報知モードによる発光状態よりも明るくなるように構成されている、請求項2又は3に記載の排水装置。
- 上記報知装置の発光部は、上記封水形成部内を光で照らすように設けられている、請求項1乃至4の何れか1項に記載の排水装置。
- 上記報知装置の上記発光部は、上記封水形成部に取付けられている、請求項5に記載の排水装置。
- 上記報知装置の上記発光部は、上記封水形成部の流路の外側に配置され、
上記封水形成部のうち上記発光部よりも内側部分に位置する流路壁は光を透過させるように形成されている、請求項6に記載の排水装置。 - 上記制御装置は、
上記第1報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、
上記第2報知モードにおける上記報知装置の発光状態と、のうち上記第2報知モードによる発光状態の継続時間を上記第1報知モードによる発光状態の継続時間よりも長く設定している、請求項1乃至7の何れか1項に記載の排水装置。
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