JP7336302B2 - 重合体製造システム及び製造方法 - Google Patents
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Description
<1> 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料とし、重合体としてポリアミック酸を連続的に製造する重合体製造システムであって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液が通液される通液ラインと前記第2液が通液される通液ラインとの合流部であって、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、を備え、
前記第1管型混合部がスタティックミキサーを含んで構成される重合体製造システム。
<2> 前記第1管型混合部が、前記第1合流混合液の温度を調整する第1温度調整部を含む<1>に記載の重合体製造システム。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、
前記第1管型混合部の下流側に配置され、前記第1管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液を生成し、前記第1管混合液の受け入れと前記第1撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第1流通式撹拌槽型混合部と、を備える重合体製造システム。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、
重付加性の第3重合性化合物を含むスラリー状又は溶液状の第3液を供給する第3液供給部と、
前記第1管混合液と前記第3液とを合流させて第2合流混合液を生成する第2合流部と、
前記第2合流部の下流側に配置され、前記第2合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第2管混合液を生成する第2管型混合部と、を備える重合体製造システム。
前記第2合流部は、前記第1撹拌槽混合液と前記第3液とを合流させて前記第2合流混合液を生成する<4>に記載の重合体製造システム。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、
スラリー状の前記第1液を供給する前記第1液供給部又はスラリー状の前記第2液を供給する前記第2液供給部の上流側に配置され、前記第1重合性化合物又は前記第2重合性化合物を分散媒とともに撹拌して、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を調製するスラリー調製部と、
前記スラリー調製部の下流側に配置され、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を脱泡する脱泡部と、を備える重合体製造システム。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
前記第1液が通液される通液ラインと前記第2液が通液される通液ラインとの合流部である第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、を含み、
前記第1管型混合部がスタティックミキサーを含んで構成される重合体の製造方法。
<13> 前記第1管型混合部が、前記第1合流混合液の温度を調整する第1温度調整部を含む<12>に記載の重合体の製造方法。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、
第1流通式撹拌槽型混合部において、前記第1管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液を生成し、前記第1管混合液の受け入れと前記第1撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第1撹拌槽混合工程と、を含む重合体の製造方法。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、
重付加性の第3重合性化合物を含むスラリー状又は溶液状の第3液を供給する第3液供給工程と、
第2合流部において、前記第1管混合液と前記第3液とを合流させて第2合流混合液を生成する第2合流工程と、
第2管型混合部において、前記第2合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第2管混合液を生成する第2管混合工程と、を含む重合体の製造方法。
前記第2合流工程は、前記第1撹拌槽混合液と前記第3液とを合流させて前記第2合流混合液を生成する<15>に記載の重合体の製造方法。
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
スラリー調製部において、前記第1重合性化合物又は前記第2重合性化合物を分散媒とともに撹拌して、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を調製するスラリー調製工程と、
脱泡部において、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を脱泡する脱泡工程と、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、を含む重合体の製造方法。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。
第1実施形態は、第1管型混合部を備える場合の重合体製造システムの例である。第2実施形態は、第1管型混合部と第1流通式撹拌槽型混合部とを備える場合の重合体製造システムの例である。第3実施形態は第1管型混合部と第2管型混合部とを備え、第1管型混合部と第2管型混合部との間において液を追加する場合の重合体製造システムの例である。第4実施形態は、第1管型混合部及び第1流通式撹拌槽型混合部の下流側に、第2管型混合部及び第2流通式撹拌槽型混合部を更に備え、第1流通式撹拌槽型混合部と第2管型混合部との間において液を追加する場合の重合体製造システムの例である。
図1により、第1実施形態における重合体製造システムについて説明する。図1は、第1実施形態における重合体製造システムを示す図である。
重合体製造システム1は、重付加性の第1重合性化合物を含む第1液A1と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液A2とを原料として重合体を製造する製造システムである。本実施形態では、一例として、第1重合性化合物を含む第1液A1をスラリー状とし、第2重合性化合物を含む第2液A2を溶液状とした場合について説明する。
図1に示すように、重合体製造システム1は、スラリー液調製タンク10(スラリー調製部)と、調製タンク用開閉弁101と、脱泡ポンプ102(脱泡部)と、第1タンク11と、第1タンク用開閉弁111と、第2タンク12と、第2タンク用開閉弁121と、第1供給ポンプ112(第1液供給部)と、第2供給ポンプ122(第2液供給部)と、第1合流部J1と、第1管型混合部20と、クッションタンクCTと、送液ラインLと、制御部200と、を備える。上述の送液ラインLは、スラリー液送液部Lsと、第1送液部L1と、第2送液部L2と、第3送液部L3と、第4送液部L4と、を有する。また、重合体製造システム1は、第1流量測定部113と、第2流量測定部123と、第1粘度測定部222と、を有する。
本実施形態においては、第1供給ポンプ112により供給される第1液A1と、後述する第2供給ポンプ122により供給される第2液A2と、の供給を制御することで、所望の性状のポリアミック酸を得る。そのため、第1液A1及び第2液A2の供給精度が高いことが好ましく、本実施形態では、第1供給ポンプ112が定量ポンプで構成されるとともに、後述する第2供給ポンプ122も定量ポンプで構成される。
制御部200は、例えば、第1供給ポンプ112及び/又は第2供給ポンプ122を制御することにより、第1液A1に含まれる第1重合性化合物と第2液A2に含まれる第2重合性化合物とのモル比が所定範囲内になるように制御する。上記のモル比は、例えば、所望の性状のポリアミック酸が得られるように設定される。
まず、重合体製造システム1において、動作を開始することで、スラリー液調製タンク10においては、投入された第1重合性化合物の粉末状の固体を分散媒とともに撹拌することで、粉末状の固体が粉砕されながら撹拌されて、スラリー状の第液A1が調製される(スラリー調製工程)。そして、脱泡ポンプ102は、スラリー液調製タンク10により調製された第1液A1を脱泡しながら第1タンク11に供給する(脱泡工程)。
制御部200は、第1粘度測定部222(測定部)により取得された第1粘度情報(第1反応情報)に基づいて、第1供給ポンプ112及び/又は第2供給ポンプ122における供給を制御する(制御工程)。これにより、所望の性状(粘度)のポリアミック酸を得ることができる。
なお、重合体製造システム1がポリイミドを製造する場合、クッションタンクCTを省略し、第1管型混合部20からイミド化部に送液されるように構成してもよい。
重合体製造システム1は、重付加性の第1重合性化合物を含むスラリー状の第1液A1を供給する第1供給ポンプ112と、重付加性の第2重合性化合物を含む溶液状の第2液A2を供給する第2供給ポンプ122と、第1液A1と第2液A2とを合流させて第1合流混合液Bを生成する第1合流部J1と、第1合流部J1の下流側に配置され、第1合流混合液Bを気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液Cを生成する第1管型混合部20と、を備える。重合体製造システム1によれば、連続的且つ安定的な重合体の製造が可能であるとともに、製造時における気泡の発生を抑制可能である。具体的には、重合体製造システム1によれば、所望の重合液を連続的且つ安定的に製造可能であるとともに、重合液に気泡が発生することを抑制できる。
例えば、第1重合性化合物及び第2重合性化合物のうち、一方を酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸(プレポリマー)、他方をジアミン又はテトラカルボン酸二無水物とし、重合体としてポリアミック酸を製造するようにしてもよい。この場合、第1重合性化合物及び第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端のポリアミック酸であると、他方はジアミンである。また、第1重合性化合物及び第2重合性化合物のうち、一方がアミノ基末端のポリアミック酸であると、他方はテトラカルボン酸二無水物である。
次に、図2により、第2実施形態における重合体製造システムについて説明する。図2は、第2実施形態における重合体製造システムを示す図である。第2実施形態は、第1実施形態の構成(図1参照)に加えて、第1実施形態の第1管型混合部20の下流側に、第1流通式撹拌槽型混合部30を備える点において、第1実施形態と主に相違する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
第2実施形態の重合体製造システム1Aは、第1実施形態の第4送液部L4の下流側の端部に、クッションタンクCTを設けずに、第1流通式撹拌槽型混合部30を配置する。
第5送液部L5は、第1流通式撹拌槽型混合部30とクッションタンクCTとをつなぐラインである。第5送液部L5における第1流通式撹拌槽型混合部30とクッションタンクCTとの間には、第1撹拌槽用開閉弁31、第3供給ポンプ32、及び第3流量測定部321が、上流側から下流側に向かってこの順で配置される。
制御部200Aは、例えば、第1供給ポンプ112及び/又は第2供給ポンプ122を制御することにより、第1液A1に含まれる第1重合性化合物と第2液A2に含まれる第2重合性化合物とのモル比が所定範囲内になるように制御する。上記のモル比は、例えば、所望の性状のポリアミック酸が得られるように設定される。
なお、制御部200Aは、第1実施形態における制御部200の機能も有するが、制御部200と共通する部分については詳細な説明を省略する。
上述の第1実施形態における重合体製造システム1の動作において、第1管型混合部20においては、管の軸方向において第1合流混合液Bの粘度ムラがあった場合に、第1合流混合液Bが管の軸方向に移動されるため、第1合流混合液Bの管の軸方向の粘度ムラを解消することができない。そのため、第2実施形態の重合体製造システム1Aにおいては、第1管型混合部20の下流側に、第1流通式撹拌槽型混合部30を配置する。
制御部200Aは、第1粘度測定部222(測定部)により取得された第1粘度情報(第1反応情報)及び/又は第2粘度測定部322(測定部)により取得された第2粘度情報(第2反応情報)に基づいて、第1供給ポンプ112及び/又は第2供給ポンプ122における供給を制御する(制御工程)。これにより、所望の性状(粘度)のポリアミック酸を得ることができる。
重合体製造システム1Aは、第1管混合液Cを生成する第1管型混合部20と、第1管型混合部20の下流側に配置され、第1管混合液Cを気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液Dを生成し、第1管混合液Cの受け入れと第1撹拌槽混合液Dの取り出しとを連続的に行う第1流通式撹拌槽型混合部30と、を備える。このように、前段に配置される第1管型混合部20において混合された第1管混合液Cを、後段に配置される第1流通式撹拌槽型混合部30において撹拌して混合するため、第1管型混合部20の管の軸方向において第1合流混合液Bの粘度ムラがあった場合に、前段の第1管型混合部20では解消することができない第1管混合液Cの管の軸方向における粘度ムラを、後段の第1流通式撹拌槽型混合部30において解消することができる。よって、所望の重合体を連続的に且つ安定的に得ることができる。
次に、図3により、第3実施形態における重合体製造システムについて説明する。図3は、第3実施形態における重合体製造システムを示す図である。第3実施形態の重合体製造システム1Bは、第1実施形態の構成(図1参照)に加えて、第1実施形態の第1管型混合部20の下流側に第2管型混合部40を備え、第1管型混合部20と第2管型混合部40の間に第3液A3を追加供給する点において、第1実施形態と主に相違する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
第3実施形態の重合体製造システム1Bは、第1実施形態の重合体製造システム1において生成された第1管混合液C及び原料である第3液A3を、第2合流部J2において合流させて混合して第2合流混合液Eを生成し、第2管型混合部40において撹拌して重合反応進行させることで第2管混合液Fを生成して、ポリアミック酸(重合体)を製造するよう構成されている。
追加液用供給ポンプ132は、スラリー状の第3液A3を供給する場合には、上述の第1供給ポンプ112と同様に、ポンプが詰まることなくスラリー状の第3液A3を送液可能なものが用いられる。
また、追加液用供給ポンプ132は、溶液状の第3液A3を供給する場合には、上述の第2供給ポンプ122と同様に、スラリー状の液を送液するものではなく、溶液を送液できる定量ポンプで構成される。
追加液用流量測定部133の下流側には、第2合流部J2が配置される。
第2管型混合撹拌部41の構成及び構成の具体例は、上述の第1管型混合撹拌部21と同様の構成及び構成の具体例を適用できる。
なお、制御部200Bは、第1実施形態における制御部200の機能も有するが、制御部200と共通する部分については詳細な説明を省略する。
重合体製造システム1Bにおいて、第1実施形態で説明した第1管型混合部20において生成された第1管混合液Cは、第2合流部J2に供給される(第1管混合工程)。
また、追加液用供給ポンプ132は、第3液A3を第2合流部J2に供給する(第3液供給工程)。
重合体製造システム1Bは、1段階目の処理を行う第1管型混合部20と、その下流側に、2段階目の処理を行う第2管型混合部40を備える。そのため、重合体製造システム1Bは、重合反応を2段階で行うように構成されている。これにより、重合体製造システム1Bによれば、目標とする反応率等を達成することがより容易になり、製造されるポリアミック酸の品質や歩留まり等をより向上させることができる。
次に、図4により、第4実施形態における重合体製造システムについて説明する。図4は、第4実施形態における重合体製造システムを示す図である。第4実施形態の重合体製造システム1Cは、第3実施形態(図3参照)の構成に加えて、第1管型混合部20の下流側に第1流通式撹拌槽型混合部30を備えるとともに、第2管型混合部40の下流側に第2流通式撹拌槽型混合部50を備える点において、第3実施形態と主に相違する。第1管型混合部20の下流側に第1流通式撹拌槽型混合部30を配置する構成は、第2実施形態の重合体製造システム1Aと同様である。第4実施形態において、第2実施形態及び第3実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
第4実施形態の重合体製造システム1Cは、第1管型混合部20において撹拌して重合反応進行させることで第1管混合液Cを生成し、第1流通式撹拌槽型混合部30において気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液Dを生成し、第1撹拌槽混合液D及び原料である第3液A3を、第2合流部J2において合流させて混合して第2合流混合液Eを生成する。そして、第2管型混合部40において撹拌して重合反応進行させることで第2管混合液Fを生成して、その後、第2流通式撹拌槽型混合部50において気体に接触した状態で撹拌して第2撹拌槽混合液Gを生成して、ポリアミック酸(重合体)を製造するよう構成されている。
第9送液部L9は、第2流通式撹拌槽型混合部50とクッションタンクCTとをつなぐラインである。第9送液部L9における第2流通式撹拌槽型混合部50とクッションタンクCTとの間には、第2撹拌槽用開閉弁51、第4供給ポンプ52、及び第4流量測定部521が、上流側から下流側に向かってこの順で配置される。
なお、制御部200Cは、第3実施形態における制御部200Bの機能も有するが、制御部200Bと共通する部分については詳細な説明を省略する。
重合体製造システム1Cにおいて、第2実施形態で説明した第1流通式撹拌槽型混合部30において生成された第1撹拌槽混合液Dは、第3供給ポンプ32の供給動作により第5送液部L5を送液されて、第2合流部J2に供給される(第1撹拌槽混合工程)。
また、追加液用供給ポンプ132は、第3液A3を第2合流部J2に供給する(第3液供給工程)。
重合体製造システム1Cは、1段階目の処理を行う第1管型混合部20と第1流通式撹拌槽型混合部30とを備え、その下流側に、2段階目の処理を行う第2管型混合部40と第2流通式撹拌槽型混合部50とを備える。そのため、1段階目の処理において、前段の第1管型混合部20では解消することができない第1管混合液Cの管の軸方向における粘度ムラを、後段の第1流通式撹拌槽型混合部30において解消することができるとともに、2段階目の処理において、前段の第2管型混合部40では解消することができない第2管混合液Fの管の軸方向における粘度ムラを、後段の第2流通式撹拌槽型混合部50において解消することができる。よって、所望の重合体を連続的に且つ安定的に得ることができる。
以上、4つの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形、改良等は本発明に含まれる。
10 スラリー液調製タンク(スラリー調製部)
20 第1管型混合部
30 第1流通式撹拌槽型混合部
32 第3供給ポンプ(第1撹拌槽混合液供給部)
40 第2管型混合部
50 第2流通式撹拌槽型混合部
102 脱泡ポンプ(脱泡部)
112 第1供給ポンプ(第1液供給部)
122 第2供給ポンプ(第2液供給部)
132 追加液用供給ポンプ(第3液供給部)
200、200A、200B、200C 制御部
222 第1粘度測定部
322 第2粘度測定部
A1 第1液
A2 第2液
A3 第3液
B 第1合流混合液
C 第1管混合液
D 第1撹拌槽混合液
E 第2合流混合液
F 第2管混合液
G 第2撹拌槽混合液
J1 第1合流部
J2 第2合流部
L 送液ライン
Claims (22)
- 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料とし、重合体としてポリアミック酸を連続的に製造する重合体製造システムであって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液が通液される通液ラインと前記第2液が通液される通液ラインとの合流部であって、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、を備え、
前記第1管型混合部がスタティックミキサーを含んで構成される重合体製造システム。 - 前記第1管型混合部が、前記第1合流混合液の温度を調整する第1温度調整部を含む請求項1に記載の重合体製造システム。
- 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料として重合体を製造する重合体製造システムであって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、
前記第1管型混合部の下流側に配置され、前記第1管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液を生成し、前記第1管混合液の受け入れと前記第1撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第1流通式撹拌槽型混合部と、を備える重合体製造システム。 - 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料として重合体を製造する重合体製造システムであって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、
重付加性の第3重合性化合物を含むスラリー状又は溶液状の第3液を供給する第3液供給部と、
前記第1管混合液と前記第3液とを合流させて第2合流混合液を生成する第2合流部と、
前記第2合流部の下流側に配置され、前記第2合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第2管混合液を生成する第2管型混合部と、を備える重合体製造システム。 - 前記第1管型混合部と前記第2合流部との間に配置され、前記第1管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液を生成し、前記第1管混合液の受け入れと前記第1撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第1流通式撹拌槽型混合部を更に備え、
前記第2合流部は、前記第1撹拌槽混合液と前記第3液とを合流させて前記第2合流混合液を生成する請求項4に記載の重合体製造システム。 - 前記第2管型混合部の下流側に配置され、前記第2管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第2撹拌槽混合液を生成し、前記第2管混合液の受け入れと前記第2撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第2流通式撹拌槽型混合部を更に備える請求項4又は5に記載の重合体製造システム。
- 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料として重合体を製造する重合体製造システムであって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給部と、
前記第2液を供給する第2液供給部と、
前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流部と、
前記第1合流部の下流側に配置され、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管型混合部と、
スラリー状の前記第1液を供給する前記第1液供給部又はスラリー状の前記第2液を供給する前記第2液供給部の上流側に配置され、前記第1重合性化合物又は前記第2重合性化合物を分散媒とともに撹拌して、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を調製するスラリー調製部と、
前記スラリー調製部の下流側に配置され、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を脱泡する脱泡部と、を備える重合体製造システム。 - 前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物が下記(a)及び(b)のいずれかを満たし、前記重合体としてポリアミック酸を製造する請求項3又は7に記載の重合体製造システム。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。 - 前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物が下記(a)及び(b)のいずれかを満たし、前記第3重合性化合物がテトラカルボン酸二無水物又はジアミンであり、前記重合体としてポリアミック酸を製造する請求項4~6のいずれか1項に記載の重合体製造システム。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。 - 前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物が下記(a)及び(b)のいずれかを満たし、前記第3重合性化合物が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、前記重合体としてポリアミック酸を製造する請求項4~6のいずれか1項に記載の重合体製造システム。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。 - 製造されたポリアミック酸をイミド化するイミド化部を更に備え、前記重合体としてポリイミドを製造する請求項1、2、8~10のいずれか1項に記載の重合体製造システム。
- 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料とし、重合体としてポリアミック酸を連続的に製造する重合体の製造方法であって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
前記第1液が通液される通液ラインと前記第2液が通液される通液ラインとの合流部である第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、を含み、
前記第1管型混合部がスタティックミキサーを含んで構成される重合体の製造方法。 - 前記第1管型混合部が、前記第1合流混合液の温度を調整する第1温度調整部を含む請求項12に記載の重合体の製造方法。
- 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料として重合体を製造する重合体の製造方法であって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、
第1流通式撹拌槽型混合部において、前記第1管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液を生成し、前記第1管混合液の受け入れと前記第1撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第1撹拌槽混合工程と、を含む重合体の製造方法。 - 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料として重合体を製造する重合体の製造方法であって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、
重付加性の第3重合性化合物を含むスラリー状又は溶液状の第3液を供給する第3液供給工程と、
第2合流部において、前記第1管混合液と前記第3液とを合流させて第2合流混合液を生成する第2合流工程と、
第2管型混合部において、前記第2合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第2管混合液を生成する第2管混合工程と、を含む重合体の製造方法。 - 第1流通式撹拌槽型混合部において、前記第1管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第1撹拌槽混合液を生成し、前記第1管混合液の受け入れと前記第1撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第1撹拌槽混合工程を更に含み、
前記第2合流工程は、前記第1撹拌槽混合液と前記第3液とを合流させて前記第2合流混合液を生成する請求項15に記載の重合体の製造方法。 - 第2流通式撹拌槽型混合部において、前記第2管混合液を気体に接触した状態で撹拌して第2撹拌槽混合液を生成し、前記第2管混合液の受け入れと前記第2撹拌槽混合液の取り出しとを連続的に行う第2撹拌槽混合工程を更に含む請求項15又は16に記載の重合体の製造方法。
- 重付加性の第1重合性化合物を含む第1液と、重付加性の第2重合性化合物を含む第2液とを原料として重合体を製造する重合体の製造方法であって、
前記第1液及び前記第2液の少なくとも一方がスラリー状であり、
スラリー調製部において、前記第1重合性化合物又は前記第2重合性化合物を分散媒とともに撹拌して、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を調製するスラリー調製工程と、
脱泡部において、スラリー状の前記第1液又はスラリー状の前記第2液を脱泡する脱泡工程と、
前記第1液を供給する第1液供給工程と、
前記第2液を供給する第2液供給工程と
第1合流部において、前記第1液と前記第2液とを合流させて第1合流混合液を生成する第1合流工程と、
第1管型混合部において、前記第1合流混合液を気体に接触しない状態で撹拌して重合反応を進行させることで第1管混合液を生成する第1管混合工程と、を含む重合体の製造方法。 - 前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物が下記(a)及び(b)のいずれかを満たし、前記重合体としてポリアミック酸を製造する請求項14又は18に記載の重合体の製造方法。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。 - 前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物が下記(a)及び(b)のいずれかを満たし、前記第3重合性化合物がテトラカルボン酸二無水物又はジアミンであり、前記重合体としてポリアミック酸を製造する請求項15~17のいずれか1項に記載の重合体の製造方法。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。 - 前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物が下記(a)及び(b)のいずれかを満たし、前記第3重合性化合物が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、前記重合体としてポリアミック酸を製造する請求項15~17のいずれか1項に記載の重合体の製造方法。
(a)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方がテトラカルボン酸二無水物であり、他方がジアミンである。
(b)前記第1重合性化合物及び前記第2重合性化合物のうち、一方が酸無水物基末端又はアミノ基末端のポリアミック酸であり、他方がジアミン又はテトラカルボン酸二無水物である。 - 製造されたポリアミック酸をイミド化するイミド化工程を更に含み、前記重合体としてポリイミドを製造する請求項12、13、19~21のいずれか1項に記載の重合体の製造方法。
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