Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7347262B2 - 光モジュール - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7347262B2 - 光モジュール - Google Patents

光モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP7347262B2
JP7347262B2 JP2020029540A JP2020029540A JP7347262B2 JP 7347262 B2 JP7347262 B2 JP 7347262B2 JP 2020029540 A JP2020029540 A JP 2020029540A JP 2020029540 A JP2020029540 A JP 2020029540A JP 7347262 B2 JP7347262 B2 JP 7347262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
support plate
optical module
thickness direction
holding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020029540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021136266A (ja
Inventor
勇貴 中村
孝史 京野
将人 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2020029540A priority Critical patent/JP7347262B2/ja
Publication of JP2021136266A publication Critical patent/JP2021136266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7347262B2 publication Critical patent/JP7347262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

本開示は、光モジュールに関するものである。
パッケージ内に半導体発光素子を配置した光モジュールが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このような光モジュールは、表示装置、光ピックアップ装置、光通信装置など、種々の装置の光源として用いられる。
上記光モジュールにおいては、半導体発光素子を冷却するため、電子冷却モジュール(以下、TEC(Thermo-Electric Cooler)と称する場合もある。)が備えられていることがある。特許文献1において、電子冷却モジュールは、半導体発光素子を搭載するベース部材と放熱のための支持基体との間に接着剤を介して配置されている。
特開2016-134416号公報
特許文献1に開示の光モジュールにおいて、排熱効率は各部材の寸法や熱伝導率の他、接着剤の接着面積やTECの性能に左右される。しかしながら、接着剤の接着面積は、製造工程で制御しきれない場合もあれば、環境温度が変化する状況で光モジュールを使用する際に、各部材の線膨張係数の差に起因して接着界面に発生する熱応力によって剥離が進行することで、経時的に変化していく場合もある。さらに熱応力でTECの損傷が進行し、その消費電力や温度制御性が悪化することもある。一般に各部材にかかる熱応力は、接着剤の形状(接着面積や厚さ)に左右される。そのため、長期にわたって広い環境温度範囲で光モジュールを使用する際に、個体間のばらつきが小さく熱的に安定した動作を可能とするには、接着剤の形状を制御することで、熱抵抗や各部材にかかる熱応力を調整するとともに、接着界面の接着強度を高めることが重要である。そこで、熱的に安定した動作を可能とする光モジュールを提供することを目的の1つとする。
本開示に従った光モジュールは、光を形成するように構成される光形成部と、光形成部を支持する支持板と、を備える。光形成部は、半導体発光素子と、半導体発光素子を搭載するベース部と、半導体発光素子の温度を調整する電子冷却モジュールと、電子冷却モジュールとベース部とを接着する第1接着剤と、支持板と電子冷却モジュールとを接着する第2接着剤と、を含む。ベース部、電子冷却モジュールおよび支持板のうちの少なくともいずれか一つには、第1接着剤および第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つを保持する接着剤保持部が形成されている。接着剤保持部は、支持板の厚さ方向に突出する凸部および支持板の厚さ方向に凹む凹部のうちの少なくともいずれか一つを含む。
上記光モジュールは、熱的に安定した動作をすることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る光モジュールの構造を示す外観斜視図である。 図2は、図1に示す光モジュールのキャップを取り外した状態を示す外観斜視図である。 図3は、図2に示すキャップを取り外した状態における光モジュールを支持板の厚さ方向に見た図である。 図4は、図2に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図5は、図2に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの分解斜視図である。 図6は、実施の形態1における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図7は、実施の形態1における光モジュールに含まれるベース板を示す概略斜視図である。 図8は、接着剤の厚さを異ならせた場合において、TECの内部に生ずる最大主応力の計算値を示すグラフである。 図9は、ヒートショック試験の結果を示すグラフである。 図10は、実施の形態2における光モジュールにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュールを支持板の厚さ方向に見た図である。 図11は、実施の形態3における光モジュールにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュールを支持板の厚さ方向に見た図である。 図12は、実施の形態4における光モジュールにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュールを支持板の厚さ方向に見た図である。 図13は、図12に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図14は、実施の形態4における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図15は、実施の形態5における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図16は、図15に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図17は、実施の形態6における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図18は、実施の形態7における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図19は、実施の形態8における光モジュールにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図20は、実施の形態9における光モジュールに含まれる支持板の一部を示す概略斜視図である。 図21は、図20に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図22は、実施の形態10における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図23は、図22に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図24は、実施の形態11における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図25は、実施の形態12における光モジュールに含まれる支持板を示す概略斜視図である。 図26は、実施の形態13における光モジュールに含まれるTECを示す概略斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示に係る光モジュールは、光を形成するように構成される光形成部と、光形成部を支持する支持板と、を備える。光形成部は、半導体発光素子と、半導体発光素子を搭載するベース部と、半導体発光素子の温度を調整する電子冷却モジュールと、電子冷却モジュールとベース部とを接着する第1接着剤と、支持板と電子冷却モジュールとを接着する第2接着剤と、を含む。ベース部、電子冷却モジュールおよび支持板のうちの少なくともいずれか一つには、第1接着剤および第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つを保持する接着剤保持部が形成されている。接着剤保持部は、支持板の厚さ方向に突出する凸部および支持板の厚さ方向に凹む凹部のうちの少なくともいずれか一つを含む。
本開示の光モジュールによると、支持板の厚さ方向に突出する凸部および支持板の厚さ方向に凹む凹部のうちの少なくともいずれか一つを含む接着剤保持部がベース部、電子冷却モジュールおよび支持板のうちの少なくともいずれか一つに形成されている。よって、接着剤の形状が接着剤保持部の形状によって規制され、接着剤の形状を制御することが容易になる。
接着剤保持部が支持板の厚さ方向に凹む凹部を含むことにより、接着剤の緩衝材としての役割を高め、TECにかかる熱応力を低減することができる。また、凹部を構成する壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、凹部内に保持された接着剤の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。接着剤保持部が支持板の厚さ方向に突出する凸部を含むことにより、凸部の側面側の空間を利用して、接着剤の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュールは、熱的に安定した動作をすることができる。
上記光モジュールにおいて、支持板の厚さ方向に見て、接着剤保持部の外形形状は、長方形であってもよい。このような形状は、加工が容易である。なお、長方形は、四つの角の角度が全て等しい四角形を意味し、四つの角の角度および四つの辺の長さが全て等しい正方形を含む。
上記光モジュールにおいて、支持板の厚さ方向に見て、接着剤保持部の外形形状は、長方形の角部が丸められた形状であってもよい。四角形の角部は応力集中点となるため、角部が丸められた形状とすることで、応力集中により、接着剤、接着界面およびTECが損傷する可能性を低減できる。
上記光モジュールにおいて、支持板の厚さ方向に見て、接着剤保持部の外形形状は、円または楕円であってもよい。円形状または楕円形状は、角部が存在しない他、面積が同じである他の形状と比較して、外周の長さを短くすることができる。よって、応力集中により接着剤、接着界面およびTECが損傷する可能性を低減できる他、外気中の水分の侵入レートを低減し、接着剤や接着界面の劣化を防げる。
上記光モジュールにおいて、接着剤保持部は、それぞれ間隔をあけて複数形成されていてもよい。このようにすることにより、使用する接着剤の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、接着剤の硬化時に発生するガスを排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。さらに接着剤保持部が凹部を含む場合は、凹部を構成する壁面と接着剤との接触面積が大きくなり、アンカー効果を高めることができるため、接着強度を高めることができる。
上記光モジュールにおいて、接着剤保持部によって保持される第1接着剤および第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つの支持板の厚さは、50μm以上であってもよい。このようにすることにより、接着剤を熱応力の緩衝材として働かせ、TECにかかる熱応力を低減し、長期にわたって広い環境温度範囲で光モジュールを使用する際に、TECの消費電力や温度制御性が悪化することを防ぐことができる。
上記光モジュールにおいて、接着剤保持部によって保持される第1接着剤および第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つの支持板の厚さは、100μm以上であってもよい。このようにすることにより、接着剤を熱応力の緩衝材として働かせ、TECにかかる熱応力をより低減し、長期にわたって広い環境温度範囲で光モジュールを使用する際に、TECの消費電力や温度制御性が悪化することをより防ぐことができる。
上記光モジュールにおいて、光形成部は、半導体発光素子から出射される光のスポットサイズを変換するレンズをさらに含んでもよい。このようにすることにより、所望のスポットサイズを有する光を光モジュールから出射することができる。
上記光モジュールにおいて、光形成部は、複数の半導体発光素子と、複数の半導体発光素子から出射される光を合波するフィルタをさらに含んでもよい。このようにすることにより、光モジュールは、複数の光を合波した光を出射することができる。
上記光モジュールにおいて、光形成部を覆うキャップをさらに備えてもよい。このようにすることにより、光モジュールを構成する半導体発光素子を外部環境から有効に保護することができ、高い信頼性を確保することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
次に、本開示の一実施形態に係る光モジュールを、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
本開示に係る光モジュールの一実施の形態である実施の形態1を、図1~図5を参照しつつ説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る光モジュールの構造を示す外観斜視図である。図2は、図1に示す光モジュールのキャップを取り外した状態を示す外観斜視図である。図3は、図2に示すキャップを取り外した状態における光モジュールを支持板の厚さ方向に見た図である。図4は、図2に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの一部を示す概略断面図である。図5は、図2に示すキャップを取り外した状態における光モジュールの分解斜視図である。なお、図3において、光軸を一点鎖線で示している。また、図4を除き、図1~図5において、第1接着剤および第2接着剤の図示を省略している。
図1~図5を参照して、実施の形態1における光モジュール1Aは、平板状の形状を有する支持基体としての支持板11Aと、支持板11Aの一方の面12A上に配置され、光を形成するように構成される光形成ユニットとしての光形成部13と、光形成部13を覆うように支持板11Aの一方の面12A上に接触して配置されるキャップ14と、支持板11Aの他方の面12B側から一方の面12A側まで貫通し、一方の面12A側、および他方の面12B側の両側に突出する複数のリードピン16とを備える。支持板11Aとキャップ14とは、例えば、溶接されることにより気密状態とされている。すなわち、光形成部13は、支持板11Aとキャップ14とによりハーメチックシールされている。支持板11Aとキャップ14とにより取り囲まれる空間には、例えば乾燥空気等の水分が低減された気体が封入されている。キャップ14には、光形成部13からの光を透過するガラス製のAR(Anti Reflection)コートが施された出射窓15が形成されている。なお、支持板11Aの厚さ方向に見て(Z軸方向に見た場合に)、支持板11Aは、四隅の角が丸められた長方形である。キャップ14についても、支持板11Aの厚さ方向に見て四隅の角が丸められた長方形である。そして、支持板11Aの面積の方がキャップ14の面積よりも大きく構成されており、キャップ14を支持板11A上に接触して配置させた際に、支持板11Aの外周がキャップ14の外周から鍔状に突出している。支持板11Aの材質としては、例えば鉄や銅が選択される。鉄の線膨張係数は、例えば12ppm/℃であり、銅の線膨張係数は、例えば17ppm/℃である。
光形成部13は、ベース部材として板状の形状を有するベース板20Aを含む。ベース板20Aは、支持板11Aの厚さ方向に見て、長方形を有する一方の面21Aと、一方の面21Aの板厚方向の反対側に位置する他方の面21Bとを有する。ベース板20Aの長辺が延びる方向は、支持板11Aの長辺が延びる方向と同じである(X軸方向)。ベース板20Aの短辺が延びる方向は、支持板11Aの短辺が延びる方向と同じである(Y軸方向)。面21Aは、ベース領域22と、チップ搭載領域23とを含む。チップ搭載領域23の厚さは、ベース領域22に比べて大きくなっている。ベース板20Aの材質としては、例えば鉄や銅が選択される。
チップ搭載領域23上には、平板状の第1サブマウント31、同じく平板状の第2サブマウント32、同じく平板状の第3サブマウント33がそれぞれ領域24A,24B,24Cに形成されている。第1サブマウント31上には、第1半導体発光素子としての第1半導体レーザである赤色レーザダイオード41が配置されている。第2サブマウント32上には、第2半導体発光素子としての第2半導体レーザである緑色レーザダイオード42が配置されている。第3サブマウント33上には、第3半導体発光素子としての第3半導体レーザである青色レーザダイオード43が配置されている。赤色レーザダイオード41から出射される赤色の光と、緑色レーザダイオード42から出射される緑色の光と、青色レーザダイオード43から出射される青色の光とは、出射方向がそれぞれY軸方向であって平行である。なお、チップ搭載領域23上には、光形成部13の温度を測定するサーミスタ17が搭載されている。サーミスタ17は、第3サブマウント33の横に間隔をあけて領域27に取り付けられている。
ベース領域22には、それぞれレンズ面を有する第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53が配置されている。すなわち、ベース板20Aには、第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53が搭載されている。第1レンズ51、第2レンズ52、第3レンズ53の中心軸、すなわちそれぞれのレンズ面の光軸は、それぞれ赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の光軸に一致するように調整されている。光軸の調整、すなわち、光軸を合わせて第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53がベース領域22に取り付けられる工程は、所定の温度、例えば、室温の時に調整される。
第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53は、それぞれ赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光のスポットサイズを変更する。第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53はそれぞれ、例えば紫外線硬化接着剤によってベース領域22の領域25A,25B,25Cにそれぞれ接合される。
ベース領域22には、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63が配置されている。第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63はそれぞれ、例えば紫外線硬化接着剤によってベース領域22の領域26A,26B,26Cにそれぞれ接着される。第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63は、例えば波長選択性フィルタである。また、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63は、誘電体多層膜フィルタである。具体的には、第1フィルタ61は、赤色の光を反射する。第2フィルタ62は、赤色の光を透過し、緑色の光を反射する。第3フィルタ63は、赤色の光および緑色の光を透過し、青色の光を反射する。第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63の主面は、それぞれ赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光の出射方向に傾斜している。具体的には、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63の主面は、それぞれ赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光の出射方向に対して45°傾斜している。その結果、第1フィルタ61、第2フィルタ62および第3フィルタ63は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光を合波する。
光モジュール1Aは、TEC70を含む。TEC70は、ベース板20Aと支持板11Aとの間に配置される。TEC70は、ペルチェモジュール(ペルチェ素子)であり、吸熱板71と、放熱板72と、電極を挟んで吸熱板71と放熱板72との間にそれぞれ間隔をあけて並べて配置される複数の柱状の半導体柱73とを含む。吸熱板71および放熱板72の材質としては、例えばアルミナが選択される。アルミナの線膨張係数は、例えば7ppm/℃である。半導体柱73の材質としては、例えばBiTeが選択される。BiTeの線膨張係数は、例えば15ppm/℃である。吸熱板71は、ベース板20Aの面21Bに接着される。放熱板72は、支持板11Aの面12Aの一部に接着される。TEC70に電流を供給して電流を流すことにより、吸熱板71と接着されるベース板20Aの熱が支持板11A側へと移動し、ベース板20Aが冷却される。その結果、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の温度上昇を抑制することができる。すなわち、このTEC70を設けることにより、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43の温度を調整し、出力を安定化できる。
光モジュール1Aは、支持板11AとTEC70とを接着する第1接着剤18を含む。支持板11AとTEC70とは、第1接着剤18により接着されている。第1接着剤18は、支持板11AとTEC70との間に配置される。第1接着剤18としては、導電性接着剤、例えば樹脂製のバインダー中に銀粒子を分散させたペースト状の接着剤が用いられる。このような接着剤は、加熱により硬化して接着剤として機能する。このような接着剤は、熱伝導性が良好である。
光モジュール1Aは、ベース板20AとTEC70とを接着する第2接着剤19を含む。TEC70とベース板20Aは、第2接着剤19により接着されている。第2接着剤19は、ベース板20AとTEC70との間に配置される。第2接着剤19の材質としては、上記した第1接着剤18の材質と同様のものが用いられる。
支持板11Aには、第1接着剤18を保持する接着剤保持部80Aとして支持板11Aの厚さ方向に凹む第1の凹部81Aが形成されている。図6は、実施の形態1における光モジュール1Aに含まれる支持板11Aを示す概略斜視図である。図6を併せて参照して、第1の凹部81Aは、支持板11Aの面12Aに形成されている。第1の凹部81Aは、X-Y平面と平行に配置される底壁面82Aと、底壁面82Aから垂直に立ち上がる側壁面83Aとを含む。第1の凹部81Aの深さDは、100μm以上である。支持板11Aの厚さ方向に見て、第1の凹部81Aの外形形状は、楕円形状である。具体的には、図3において長軸の延びる方向がX軸方向であり、短軸の延びる方向がY軸方向である。第1の凹部81Aは、支持板11Aの厚さ方向に見てベース板20Aに覆われている。支持板11Aの厚さ方向に見て、第1の凹部81Aは、ベース板20Aから露出していない。第1接着剤18の一部は、第1の凹部81A内に収容される。第1接着剤18のうち、第1の凹部81AからZ軸方向に露出した部分が、TEC70と接触する。
ベース板20Aには、第2接着剤19を保持する接着剤保持部80Aとしてベース板20Aの厚さ方向に凹む第2の凹部91Aが形成されている。図7は、実施の形態1における光モジュール1Aに含まれるベース板20Aを示す概略斜視図である。図7を併せて参照して、第2の凹部91Aは、ベース板20Aの面21Bに形成されている。第2の凹部91Aは、X-Y平面と平行に配置される底壁面92Aと、底壁面92Aから垂直に立ち上がる側壁面93Aとを含む。第2の凹部91Aの深さDは、100μm以上である。第2の凹部91Aの外形形状は、支持板11Aの厚さ方向に見て楕円形状である。支持板11Aの厚さ方向に見て、第2の凹部91Aの外形形状および形成される位置は、第1の凹部81Aと同じである。
上記光モジュール1Aは、支持板11Aの厚さ方向に凹む第1の凹部81Aを含む接着剤保持部80Aが支持板11Aに形成されている。よって、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Aに含まれる第1の凹部81Aの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、上記光モジュール1Aは、支持板11Aの厚さ方向に凹む第2の凹部91Aを含む接着剤保持部80Aがベース板20Aに形成されている。よって、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Aに含まれる第2の凹部91Aの形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。
接着剤保持部80Aが支持板11Aの厚さ方向に凹む第1の凹部81Aを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部81Aを構成する側壁面83Aとの接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部81A内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。また、接着剤保持部80Aが支持板11Aの厚さ方向に凹む第2の凹部91Aを含むことにより、第2接着剤19の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第2の凹部91Aを構成する側壁面93Aとの接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第2の凹部91A内に保持される第2接着剤19の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Aは、熱的に安定した動作をすることができる。
上記光モジュール1Aにおいて、支持板11Aの厚さ方向に見て、接着剤保持部80Aに含まれる第1の凹部81Aおよび第2の凹部91Aの外形形状はそれぞれ、楕円である。楕円形状は、角部が存在しない他、面積が同じである他の形状と比較して、外周の長さを短くすることができる。よって、応力集中により第1接着剤18、第2接着剤19、それぞれの接着界面およびTEC70が損傷する可能性を低減できる他、外気中の水分の侵入レートを低減し、第1接着剤18、第2接着剤19や接着界面の劣化を防げる。なお、第1の凹部81Aおよび第2の凹部91Aの外形形状をそれぞれ円形状とすることにより、さらに外周の長さを短くすることができる。
上記光モジュール1Aにおいては、接着剤保持部80Aによって保持される第1接着剤18および第2接着剤19の支持板11Aの厚さは、それぞれ100μm以上である。よって、第1接着剤18および第2接着剤19を熱応力の緩衝材としてそれぞれ働かせ、TEC70にかかる熱応力をより低減し、長期にわたって広い環境温度範囲で光モジュール1Aを使用する際に、TEC70の消費電力や温度制御性が悪化することをより防ぐことができる。
図8は、接着剤の厚さを異ならせた場合において、TEC70の内部に生ずる最大主応力の計算値を示すグラフである。図8において、縦軸は最大主応力(MPa)を示し、横軸は左(縦軸に近い方)から順に接着剤の厚さが20μmの場合、接着剤の厚さが50μmの場合、接着剤の厚さが100μmの場合を示している。また、図8に示すグラフ中において、TEC70が破損すると考えられる最大主応力の値を破線で示す。
図8を参照して、接着剤の厚さが20μmである場合、最大主応力は130MPaと高い値を示す。一方、接着剤の厚さが50μmである場合、最大主応力は118MPaであり、接着剤の厚さが20μmである場合と比較して、大きく低減している。接着剤の厚さが100μmである場合、最大主応力は108MPaであり、さらに大きく低減している。すなわち、接着剤の厚さを厚くするほど、TEC70の内部に生ずる最大主応力を小さくすることができる。
図9は、ヒートショック試験の結果を示すグラフである。図9において、縦軸は電気抵抗の変化量(Ω)を示し、横軸はヒートショックのサイクル数(回)を示す。図9に示すヒートショック試験は、光モジュールが配置される環境を-40℃から95℃とし、それぞれの環境に30分ずつ交互に配置してTEC70の電気抵抗を測定し、電気抵抗の変化量を導出することにより評価している。図9中において、接着剤の厚さが50μmの場合および接着剤の厚さが100μmの場合をそれぞれ異なる線で示している。なお、図9中において、接着剤の厚さが20μmの場合については、ヒートショックのサイクル数が5回でTEC70が損傷し、電気抵抗が測定できなかった。電気抵抗の変化が算出できなかったため、図示していない。
図9を参照して、接着剤の厚さが50μmの場合および接着剤の厚さが100μmの場合のいずれも、ヒートショックのサイクル数が600回以上の場合でも、TEC70が故障しておらず、電気抵抗の変化量は微小である。
図8および図9に示す結果から導出されるように、接着剤の厚さとして50μm以上、さらには100μm以上を確保することにより、温度変化が大きい環境で長期間使用した場合においてもTEC70の損傷するおそれを大きく低減できると共に、消費電力の悪化を防げる。
上記光モジュール1Aに含まれる光形成部13は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光のスポットサイズをそれぞれ変換する第1レンズ51、第2レンズ52および第3レンズ53を含む。よって、光モジュール1Aは、所望のスポットサイズを有する光を光モジュール1Aから出射することができる光モジュールとなっている。
上記光モジュール1Aにおいて、光形成部13は、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43と、赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43から出射される光を合波する第3フィルタ63を含む。よって、光モジュール1Aは、複数の光を合波した光を出射することができる光モジュールとなっている。
上記光モジュール1Aは、光形成部13を覆うキャップ14を備えるため、光モジュール1Aを構成する半導体発光素子である赤色レーザダイオード41、緑色レーザダイオード42および青色レーザダイオード43を外部環境から有効に保護することができる。さらにキャップ14により、光形成部13に含まれる光学部品である第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第1フィルタ、第2フィルタおよび第3フィルタを外部環境から有効に保護することができる。よって、光モジュール1Aは、高い信頼性を確保することができる光モジュールとなっている。
なお、上記の実施の形態において、支持板11Aの厚さ方向に見て、接着剤保持部80Aに含まれる第1の凹部81Aおよび第2の凹部91Aの外形形状は、曲線で構成されてもよい。すなわち、接着剤保持部80Aの外形形状は、曲線で構成されていてもよい。このようにすることによっても、支持板11Aの厚さ方向に見て、接着剤保持部80Aに含まれる第1の凹部81Aおよび第2の凹部91Aの外形形状における角部をなくして、第1接着剤18および第2接着剤19に応力集中が生じるおそれを低減することができる。
また、上記の実施の形態において、支持板11Aの厚さ方向に見て、接着剤保持部80Aに含まれる第1の凹部81Aおよび第2の凹部91Aの外形形状は、円であってもよい。すなわち、接着剤保持部80Aの外形形状は、円または楕円であってもよい。円形状または楕円形状は、角部が存在しない他、面積が同じである他の形状と比較して、外周の長さを短くすることができる。よって、応力集中により接着剤、接着界面およびTEC70が損傷する可能性を低減できる他、外気中の水分の侵入レートを低減し、接着剤や接着界面の劣化を防げる。
(実施の形態2)
次に、他の実施の形態である実施の形態2について説明する。図10は、実施の形態2における光モジュール1Bにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュール1Bを支持板11Bの厚さ方向に見た図である。実施の形態2の光モジュール1Bは、支持板11Bの厚さ方向に見て、支持板11Bに形成された第1の凹部81Bの大きさ(面積)が異なる点において実施の形態1の場合とは異なっている。
図10を参照して、実施の形態2における光モジュール1Bに含まれる支持板11Bの面12Aには、接着剤保持部80Bとして支持板11Bの厚さ方向に凹む第1の凹部81Bが形成されている。第1の凹部81Bは、光モジュール1Bを支持板11Bの厚さ方向に見て楕円形状である。X軸方向に延びる第1の凹部81Bの長軸は、実施の形態1における第1の凹部81Aの長軸よりも長い。Y軸方向に延びる第1の凹部81Bの短軸は、実施の形態1における第1の凹部81Aの短軸よりも長い。支持板11Bの厚さ方向に見て、実施の形態2の面12Aにおける第1の凹部81Bが占める面積は、実施の形態1の場合と比較して大きい。第1の凹部81Bの一部は、ベース板20Bに覆われていない。
上記光モジュール1Bは、上記構成の第1の凹部81Bを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Bに含まれる第1の凹部81Bの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Bが支持板11Aの厚さ方向に凹む第1の凹部81Bを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部81Bを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部81B内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Bは、熱的に安定した動作をすることができる。
(実施の形態3)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態3について説明する。図11は、実施の形態3における光モジュール1Cにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュール1Cを支持板11Cの厚さ方向に見た図である。実施の形態3の光モジュール1Cは、支持板11Cに形成された第1の凹部81Cの外形形状が、長方形である点において実施の形態1の場合とは異なっている。なお、長方形の形状については、幾何学的に厳密な長方形を有するのではなく、たとえば対向する辺が厳密に平行でなくともよく、辺と辺とが曲線で接続されていてもよい。
図11を参照して、実施の形態3における光モジュール1Cに含まれる支持板11Cの面12Aには、接着剤保持部80Cとして支持板11Cの厚さ方向に凹む第1の凹部81Cが形成されている。第1の凹部81Cは、支持板11Cの厚さ方向に見て長方形である。第1の凹部81Cは、支持板11Cの厚さ方向に見て四隅が曲線(円弧)で構成されている。第1の凹部81Cの長辺は、X軸方向に延びている。第1の凹部81Cの短辺は、Y軸方向に延びている。第1の凹部81Cは、ベース板20Cに覆われている。
上記光モジュール1Cは、上記構成の第1の凹部81Cを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Cに含まれる第1の凹部81Cの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Cが支持板11Aの厚さ方向に凹む第1の凹部81Cを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部81Cを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部81C内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Cは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、支持板11Cの厚さ方向に見て、接着剤保持部80Cである第1の凹部81Cの外形形状は、長方形である。このような形状は、加工が容易である。
本実施形態においては、支持板11Cの厚さ方向に見て、接着剤保持部80Cである第1の凹部81Cの外形形状は、長方形の角部が丸められた形状である。四角形の角部は応力集中点となるため、角部が丸められた形状とすることで、応力集中により、第1接着剤18、接着界面およびTEC70が損傷する可能性を低減できる。
(実施の形態4)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態4について説明する。図12は、実施の形態4における光モジュール1Dにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュール1Dを支持板11Dの厚さ方向に見た図である。図13は、図12に示すキャップを取り外した状態における光モジュール1Dの一部を示す概略断面図である。図14は、実施の形態4における光モジュール1Dに含まれる支持板11Dを示す概略斜視図である。実施の形態4の光モジュール1Dは、支持板11Dの厚さ方向に見て、支持板11Dに形成された第1の凹部、ベース板20Dに形成された第2の凹部の形状および数が異なる点において実施の形態1の場合とは異なっている。
図12~図14を参照して、実施の形態4における光モジュール1Dに含まれる支持板11Dの面12Aには、接着剤保持部80Dとして、支持板11Dの厚さ方向に凹む4つの第1の凹部84A,84B,84C,84Dが形成されている。第1の凹部84A,84B,84C,84Dは、楕円形状に凹む凹部を、支持板11Dの厚さ方向に見て、短軸を含む領域および長軸を含む領域で切断した形状であり、それぞれ間隔をあけて形成されている。第1の凹部84A~84Dの外形形状はそれぞれ、支持板11Dの厚さ方向に見て、実施の形態1における第1の凹部81Aの外形形状と同じ楕円形状の円弧の一部と、X軸方向に延びる線分とY軸方向に延びる線分から構成されている。実施の形態4における光モジュール1Dに含まれるベース板20Dの面21Bには、接着剤保持部80Dとして、支持板11Dの厚さ方向に凹む4つの第2の凹部94A,94B,94C,94Dを含む。
上記光モジュール1Dは、上記構成の第1の凹部84A~84Dを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Dに含まれる第1の凹部84A~84Dの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、上記光モジュール1Dは、上記構成の第2の凹部94A~94Dを含むため、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Dに含まれる第2の凹部94A~94Dの形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Dが支持板11Dの厚さ方向に凹む第1の凹部84A~84Dを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部84A~84Dを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部84A~84D内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。また、接着剤保持部80Dが支持板11Dの厚さ方向に凹む第2の凹部94A~94Dを含むことにより、第2接着剤19の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第2の凹部94A~94Dを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第2の凹部94A~94D内に保持される第2接着剤19の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Dは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Dに含まれる第1の凹部84A~84Dは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凹部84A~84Dに保持される第1接着剤18の間の隙間84Eによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。また、接着剤保持部80Dに含まれる第2の凹部94A~94Dは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第2接着剤19の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを第2の凹部94A~94Dに保持される第2接着剤19の間の隙間94Eによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態5)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態5について説明する。図15は、実施の形態5における光モジュール1Eに含まれる支持板11Eを示す概略斜視図である。図16は、キャップを取り外した状態における光モジュール1Eの一部を示す概略断面図である。図16に示す断面は、後述する第1の凹部85E,85F,85G,85Hの中心を通りX-Z平面に平行な断面で切断した場合の断面である。実施の形態5の光モジュール1Eは、支持板11Eの厚さ方向に見て、支持板11Eに形成された第1の凹部、ベース板20Eに形成された第2の凹部の形状および数が異なる点において実施の形態1の場合とは異なっている。
図15および図16を参照して、実施の形態5における光モジュール1Eに含まれる支持板11Eの面12Aには、接着剤保持部80Eとして、支持板11Eの厚さ方向に凹む12個の第1の凹部85A,85B,85C,85D,85E,85F,85G,85H,85I,85J,85K,85Lが形成されている。第1の凹部85A~85Lの外形形状は、支持板11Eの厚さ方向に見て円であり、それぞれX軸方向およびY軸方向に間隔をあけて形成されている。また、実施の形態5における光モジュール1Eに含まれるベース板20Eの面21Bには、接着剤保持部80Eとして、12個の第2の凹部95A~95Lが形成されている。12個の第2の凹部95A~95Lのうち、図16において、第1の凹部85E,85F,85G,85Hとそれぞれ対向する位置に設けられる第2の凹部95E,95F,95G,95Hを図示している。12個の第2の凹部95A~95Lの外形形状は、支持板11Eの厚さ方向に見て円であり、それぞれX軸方向およびY軸方向に間隔をあけて形成されている。
上記光モジュール1Eは、上記構成の第1の凹部85A~85Lを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Eに含まれる第1の凹部85A~85Lの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、上記光モジュール1Eは、上記構成の第2の凹部95A~95Lを含むため、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Eに含まれる第2の凹部95A~95Lの形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Eが支持板11Eの厚さ方向に凹む第1の凹部85A~85Lを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部85A~85Lを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部85A~85L内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。また、接着剤保持部80Eが支持板11Eの厚さ方向に凹む第2の凹部95E~95Gを含むことにより、第2接着剤19の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第2の凹部95E~95Gを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第2の凹部95E~95G内に保持される第2接着剤19の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Eは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Eに含まれる第1の凹部85A~85Lは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凹部85A~85Lに保持される第1接着剤18の間の隙間85Mによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。また、接着剤保持部80Eに含まれる第2の凹部95E~95Gは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第2接着剤19の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを第2の凹部95E~95Gに保持される第2接着剤19の間の隙間95Mによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態6)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態6について説明する。図17は、実施の形態6における光モジュールに含まれる支持板11Fを示す概略斜視図である。実施の形態6の光モジュールは、支持板11Fの厚さ方向に見て、支持板11Fに形成された第1の凹部の形状が異なる点において実施の形態5の場合とは異なっている。
図17を参照して、実施の形態6における光モジュールに含まれる支持板11Fの面12Aには、接着剤保持部80Fとして、支持板11Fの厚さ方向に凹む12個の第1の凹部86A,86B,86C,86D,86E,86F,86G,86H,86I,86J,86K,86Lが形成されている。第1の凹部86A~86Lの外形形状は、支持板11Fの厚さ方向に見て正方形であり、それぞれ間隔をあけて形成されている。
上記光モジュール1Fは、上記構成の第1の凹部86A~86Lを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Fに含まれる第1の凹部86A~86Lの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Fが支持板11Fの厚さ方向に凹む第1の凹部86A~86Lを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部86A~86Lを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部86A~86L内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Eは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Fに含まれる第1の凹部86A~86Lは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凹部86A~86Lに保持される第1接着剤18の間の隙間によって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態7)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態7について説明する。図18は、実施の形態7における光モジュールに含まれる支持板11Gを示す概略斜視図である。実施の形態7の光モジュールは、支持板11Gの厚さ方向に見て、支持板11Gに形成された第1の凹部の形状および数が異なる点において実施の形態6の場合とは異なっている。
図18を参照して、実施の形態7における光モジュールに含まれる支持板11Gの面12Aには、接着剤保持部80Gとして、支持板11Gの厚さ方向に凹む4つの第1の凹部87A,87B,87C,87Dが形成されている。4つの第1の凹部87A~87Dは、Y軸方向に延びる溝状であり、それぞれX軸方向に間隔をあけて形成されている。4つの第1の凹部87A~87Dの外形形状は、支持板11Gの厚さ方向に見て長手方向をY軸方向とする長方形である。
上記光モジュールは、上記構成の第1の凹部87A~87Dを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Gに含まれる第1の凹部87A~87Dの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Gが支持板11Fの厚さ方向に凹む第1の凹部87A~87Dを含むことにより、第1接着剤18の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、第1の凹部87A~87Dを構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、第1の凹部87A~87D内に保持される第1接着剤18の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュールは、熱的に安定した動作をすることができる。なお、本実施形態においては、第1の凹部87A~87Dは溝状であるため、溝が延びる方向と面内直角方向に第1の凹部87A~87Dを構成する壁面と第1接着剤18との接触面積が大きくなり、この方向に対する接着強度を選択的に高めることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Fに含まれる第1の凹部87A~87Dは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凹部87A~87Dに保持される第1接着剤18の間の隙間によって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態8)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態8について説明する。図19は、実施の形態8における光モジュール1Hにおいて、キャップを取り外した状態における光モジュール1Hの一部を示す概略断面図である。実施の形態8の光モジュール1Hは、支持板11Aに形成された第1の凹部81Aの代わりに、支持板の厚さ方向に突出する第1の凸部が面12Aに形成されている点およびベース板20Aに形成されている第2の凹部91Aの代わりに、支持板の厚さ方向に突出する突出する第2の凸部が面21Bに形成されている点において実施の形態1の場合とは異なっている。
図19を参照して、実施の形態8における光モジュール1Hに含まれる支持板11Hの面12Aには、接着剤保持部80Hとして、支持板11Hの厚さ方向に突出する第1の凸部101Aが形成されている。第1の凸部101Aは、X-Y平面と平行に配置される頂面101Bと、頂面101Bから垂直に立ち上がる側壁面101Cとを含む。支持板11Hの厚さ方向に見て、第1の凸部101Aの外形形状は、楕円形状である。具体的には、長軸の延びる方向がX軸方向であり、短軸の延びる方向がY軸方向である。支持板11Hの厚さ方向に見て、第1の凸部101Aは、ベース板20Hから露出していない。第1接着剤18は、第1の凸部101Aの頂面101B上に保持される。頂面101B上に保持された第1接着剤18は、TEC70と接触する。
実施の形態8における光モジュール1Hに含まれるベース板20Hの面21Bには、接着剤保持部80Hとして、支持板11Hの厚さ方向に突出する第2の凸部111Aが形成されている。第2の凸部111Aは、X-Y平面と平行に配置される頂面111Bと、頂面111Bから垂直に立ち上がる側壁面111Cとを含む。支持板11Hの厚さ方向に見て、第2の凸部111Aの外形形状は、楕円形状である。具体的には、長軸の延びる方向がX軸方向であり、短軸の延びる方向がY軸方向である。第2接着剤19は、第2の凸部111Aの頂面111B上に保持される。頂面111B上に保持された第2接着剤19は、TEC70と接触する。
上記光モジュール1Hは、支持板11Hの厚さ方向に突出する第1の凸部101Aを含む接着剤保持部80Hが支持板11Hに形成されている。よって、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Hに含まれる第1の凸部101Aの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、上記光モジュール1Hは、支持板11Hの厚さ方向に突出する第2の凸部111Aを含む接着剤保持部80Hがベース板20Hに形成されている。よって、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Hに含まれる第2の凸部111Aの形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。
接着剤保持部80Hが支持板11Hの厚さ方向に突出する第1の凸部101Aを含むことにより、第1の凸部101Aの側面側の空間を利用して、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。接着剤保持部80Hが支持板11Hの厚さ方向に突出する第2の凸部111Aを含むことにより、第2の凸部111Aの側面側の空間を利用して、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュールは、熱的に安定した動作をすることができる。
(実施の形態9)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態9について説明する。図20は、実施の形態9における光モジュール1J含まれる支持板11Jの一部を示す概略斜視図である。図21は、図20に示すキャップを取り外した状態における光モジュール1Jの一部を示す概略断面図である。実施の形態9の光モジュール1Jは、実施の形態4における第1の凹部84A,84B,84C,84Dの代わりに第1の凸部102A,102B,102C,102Dが形成されている点および実施の形態4における第2の凹部94A~94Dの代わりに第2の凸部112A~112Dが形成されている点において実施の形態4の場合とは異なっている。
図20および図21を参照して、実施の形態9における光モジュール1Jに含まれる支持板11Jの面12Aには、接着剤保持部80Jとして、支持板11Jの厚さ方向に突出する4つの第1の凸部102A,102B,102C,102Dが形成されている。実施の形態9における光モジュール1Jに含まれるベース板20Jの面21Bには、接着剤保持部80Jとして、支持板11Jの厚さ方向に突出する4つの第2の凸部112A~112Dを含む。4つの第2の凸部112A~112Dのうち、図21において、第1の凸部102A,102Bにそれぞれ対向する位置に設けられる第2の凸部112A,112Bを図示している。4つの第2の凸部112A~112Dの外形形状は、支持板11の厚さ方向に見て4つの第1の凸部102A~102Dの外形形状と、同じである。
上記光モジュール1Jは、上記構成の第1の凸部102A~102Dおよび第2の凸部112A~112Dを含むため、第1接着剤18の接着強度のばらつきおよび第2接着剤19の接着強度のばらつきを抑制することができる。本実施形態においては、各第1の凸部102A~102Dに保持される第1接着剤18の間に隙間102Eが生じる。この隙間102Eを通って、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを抜けやすくすることができる。同様に、第2の凸部112A~112Dに保持される第2接着剤19の間に生じる隙間112Eを通って、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを抜けやすくすることができる。よって、接着強度をより高めることができる。したがって、上記光モジュール1Jは、安定した動作を確保することができる。
上記光モジュール1Jは、上記構成の第1の凸部102A~102Dを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Jに含まれる第1の凸部102A~102Dの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、上記光モジュール1Jは、上記構成の第2の凸部112A~112Dを含むため、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Jに含まれる第2の凸部112A~112Dの形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。
また、接着剤保持部80Jが支持板11Jの厚さ方向に突出する第1の凸部102A~102Dを含むことにより、第1の凸部102A~102Dの側面側の空間を利用して、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。接着剤保持部80Jが支持板11Jの厚さ方向に突出する第2の凸部112A~112Dを含むことにより、第2の凸部112A~112Dの側面側の空間を利用して、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Jは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Jに含まれる第1の凸部102A~102Dは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凸部102A~102Dに保持される第1接着剤18の間の隙間102Eによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。また、接着剤保持部80Jに含まれる第2の凸部112A~112Dは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第2接着剤19の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを第2の凸部112A~112Dに保持される第2接着剤19の間の隙間112Eによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態10)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態10について説明する。図22は、実施の形態10における光モジュール1Kに含まれる支持板11Kを示す概略斜視図である。図23は、キャップを取り外した状態における光モジュール1Kの一部を示す概略断面図である。図23に示す断面は、後述する第1の凸部103E,103F,103G,103Hの中心を通りX-Z平面に平行な断面で切断した場合の断面である。実施の形態10の光モジュール1Kは、実施の形態5における第1の凹部85A~85Lの代わりに第1の凸部103A,103B,103C,103D,103E,103F,103G,103H,103I,103J,103K,103Lが形成されている点および実施の形態5における第2の凹部95A~95Lの代わりに第2の凸部113A~113Lが形成されている点において実施の形態5の場合とは異なっている。
図22および図23を参照して、実施の形態10における光モジュール1Kに含まれる支持板11Kの面12Aには、接着剤保持部80Kとして、支持板11Kの厚さ方向に突出する12個の第1の凸部103A~103Lが形成されている。第1の凸部103A~103Lの外形形状は、支持板11Kの厚さ方向に見て円であり、それぞれX軸方向およびY軸方向に間隔をあけて形成されている。また、実施の形態10における光モジュール1Kに含まれるベース板20Kの面21Bには、接着剤保持部80Kとして、12個の第2の凸部113A~113Lが形成されている。12個の第2の凸部113A~113Lのうち、図23において、第1の凸部103E,103F,103G,103Hにそれぞれ対向する位置に設けられる第2の凸部113E,113F,113G,113Hを図示している。12個の第2の凸部113A~113Lの外形形状は、支持板11Kの厚さ方向に見て円であり、それぞれX軸方向およびY軸方向に間隔をあけて形成されている。
上記光モジュール1Kは、上記構成の第1の凸部103A~103Lを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Kに含まれる第1の凸部103A~103Lの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。また、上記光モジュール1Kは、上記構成の第2の凸部113A~113Lを含むため、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Kに含まれる第2の凸部113A~113Lの形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。
また、接着剤保持部80Kが支持板11Kの厚さ方向に突出する第1の凸部103A~103Lを含むことにより、第1の凸部103A~103Lの側面側の空間を利用して、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。接着剤保持部80Kが支持板11Kの厚さ方向に突出する第2の凸部113A~113Lを含むことにより、第2の凸部113A~113Lの側面側の空間を利用して、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Kは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Kに含まれる第1の凸部103A~103Lは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凸部103A~103Lに保持される第1接着剤18の間の隙間103Mによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。また、接着剤保持部80Kに含まれる第2の凸部113A~113Lは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第2接着剤19の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第2接着剤19の硬化時に発生するガスを第2の凸部113A~113Lに保持される第2接着剤19の間の隙間113Mによって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態11)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態11について説明する。図24は、実施の形態11における光モジュールに含まれる支持板11Lを示す概略斜視図である。実施の形態11の光モジュールは、実施の形態6における第1の凹部86A~86Lの代わりに支持板11Lの厚さ方向に突出する12個の第1の凸部104A,104B,104C,104D,104E,104F,104G,104H,104I,104J,104K,104Lが形成されている点において実施の形態6の場合とは異なっている。
図24を参照して、実施の形態11における光モジュールに含まれる支持板11Lの面12Aには、接着剤保持部80Lとして、支持板11Lの厚さ方向に突出する12個の第1の凸部104A~104Lが形成されている。第1の凸部104A~104Lの外形形状は、支持板11Lの厚さ方向に見て正方形であり、それぞれ間隔をあけて形成されている。
上記光モジュールは、上記構成の第1の凸部104A~104Lを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Lに含まれる第1の凸部104A~104Lの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。
また、接着剤保持部80Lが支持板11Lの厚さ方向に突出する第1の凸部104A~104Lを含むことにより、第1の凸部104A~104Lの側面側の空間を利用して、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュール1Kは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Lに含まれる第1の凸部104A~104Lは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凸部104A~104Lに保持される第1接着剤18の間の隙間によって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態12)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態12について説明する。図25は、実施の形態12における光モジュールに含まれる支持板11Mを示す概略斜視図である。実施の形態12の光モジュールは、実施の形態7における第1の凹部87A~87Dの代わりに支持板11Mの厚さ方向に突出する4つの第1の凸部105A,105B,105C,105Dが形成されている点において実施の形態7の場合とは異なっている。
図25を参照して、実施の形態12における光モジュールに含まれる支持板11Mの面12Aには、接着剤保持部80Mとして、支持板11Mの厚さ方向に突出する4つの第1の凸部105A~105Dが形成されている。4つの第1の凸部105A~105Dは、Y軸方向に延びる畝状であり、それぞれX軸方向に間隔をあけて形成されている。4つの第1の凸部105A~105Dの外形形状は、支持板11Mの厚さ方向に見て長手方向をY軸方向とする長方形である。
上記光モジュールは、上記構成の第1の凸部105A~105Dを含むため、第1接着剤18の形状が接着剤保持部80Mに含まれる第1の凸部105A~105Dの形状によって規制され、第1接着剤18の形状を制御することが容易になる。
また、接着剤保持部80Mが支持板11Mの厚さ方向に突出する第1の凸部105A~105Dを含むことにより、第1の凸部105A~105Dの側面側の空間を利用して、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを接着剤内部から排出することが容易になる。このことで接着剤や接着界面に空孔ができにくくなり、接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュールは、熱的に安定した動作をすることができる。
本実施形態においては、接着剤保持部80Mに含まれる第1の凸部105A~105Dは、それぞれ間隔をあけて形成されている、よって、使用する第1接着剤18の総量を少なくでき安価な構成にできる。また、第1接着剤18の硬化時に発生するガスを第1の凸部105A~105Dに保持される第1接着剤18の間の隙間によって排出しやすくでき、内部に残留したガスによってできる空孔を減らすことができ、接着面積を安定化できる。
(実施の形態13)
次に、さらに他の実施の形態である実施の形態13について説明する。図26は、実施の形態13における光モジュールに含まれるTEC120を示す概略斜視図である。実施の形態13の光モジュールは、実施の形態1におけるTEC70に含まれる吸熱板71の代わりに、支持板の厚さ方向に凹む凹部が吸熱板71に形成されている点において実施の形態1の場合とは異なっている。
図26を参照して、実施の形態13における光モジュールに含まれるTEC120の吸熱板121の面122には、接着剤保持部80Nとして、支持板の厚さ方向に凹む凹部123が形成されている。凹部123の外形形状は、支持板の厚さ方向に見て楕円形状である。
上記光モジュールは、上記構成の凹部123を含むため、第2接着剤19の形状が接着剤保持部80Nに含まれる凹部123の形状によって規制され、第2接着剤19の形状を制御することが容易になる。また、接着剤保持部80Nが支持板の厚さ方向に凹む凹部123を含むことにより、第2接着剤19の緩衝材としての役割を高め、TEC70にかかる熱応力を低減することができる。また、凹部123を構成する側壁面との接触面積を大きくしてアンカー効果を高めることで、接着強度を増すことができる。また、凹部123内に保持される第2接着剤19の接着面積が安定するため、個体間の熱的な性能のばらつきを抑制することができる。以上より、上記光モジュールは、熱的に安定した動作をすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の光モジュールは、熱的に安定した動作が求められる場合に特に有利に適用され得る。
1A,1B,1C,1D,1E,1H,1J,1K 光モジュール
11A,11B,11C,11D,11E,11F,11G,11H,11J,11K,11L,11M 支持板
12A,12B,21A,21B,122 面
13 光形成部
14 キャップ
15 出射窓
16 リードピン
17 サーミスタ
18 第1接着剤
19 第2接着剤
20A,20B,20C,20D,20E,20H,20H,20J,20K ベース板
22 ベース領域
23 チップ搭載領域
24A,24B,24C,25A,25B,25C,26A,26B,26C,27 領域
31 第1サブマウント
32 第2サブマウント
33 第3サブマウント
41 赤色レーザダイオード
42 緑色レーザダイオード
43 青色レーザダイオード
51 第1レンズ
52 第2レンズ
53 第3レンズ
61 第1フィルタ
62 第2フィルタ
63 第3フィルタ
70,120 TEC
71,121 吸熱板
72 放熱板
73 半導体柱
80A,80B,80C,80D,80E,80F,80G,80H,80J,80K,80L,80M,80N 接着剤保持部
81A,81B,81C,84A,84B,84C,84D,85A,85B,85C,85D,85E,85F,85G,85H,85I,85J,85K,85L,86A,86B,86C,86D,86E,86F,86G,86H,86I,86J,86K,86L,87A,87B,87C,87D,91A,94A,94B,94C,94D,95E,95F,95G,95H,123 凹部
82A,92A 底壁面
83A,93A,101C,111C 側壁面
84E,85M,94E,95M,102E,103M,112E,113M 隙間
101A,102A,102B,102C,102D,103A,103B,103C,103D,103E,103F,103G,103H,103I,103J,103K,103L,104A,104B,104C,104D,104E,104F,104G,104H,104I,104J,104K,104L,105A,105B,105C,105D,111A,112A,112B,113E,113F,113G,113H 凸部
101B,111B 頂面
,D 深さ

Claims (10)

  1. 光を形成するように構成される光形成部と、
    前記光形成部を支持する支持板と、を備え、
    前記光形成部は、
    半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子を搭載するベース部と、
    前記半導体発光素子の温度を調整する電子冷却モジュールと、
    前記前記電子冷却モジュールと前記ベース部とを接着する第1接着剤と、
    前記支持板と前記電子冷却モジュールとを接着する第2接着剤と、を含み、
    前記ベース部、前記電子冷却モジュールおよび前記支持板のうちの少なくともいずれか一つには、前記第1接着剤および前記第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つを保持する接着剤保持部が形成されており、
    前記接着剤保持部は、前記支持板の厚さ方向に突出する凸部および前記支持板の厚さ方向に凹む凹部のうちの少なくともいずれか一つであり、
    前記接着剤保持部が前記凸部である場合には、前記第1接着剤または前記第2接着剤は、前記凸部の頂面上に保持され、保持された前記第1接着剤が前記電子冷却モジュールと前記ベース部とに接触し、または保持された前記第2接着剤が前記支持板と前記電子冷却モジュールと接触し、
    前記接着剤保持部が凹部である場合には、前記第1接着剤または前記第2接着剤は、前記支持板の厚さ方向の一部が前記凹部に収容されるとともに、前記支持板の厚さ方向に見て形状が前記凹部の形状に規制され、前記第1接着剤のうち、前記凹部から前記支持板の厚さ方向に露出した部分が前記電子冷却モジュールまたは前記ベース部と接触する、または前記第2接着剤のうち前記凹部から前記支持板の厚さ方向に露出した部分が前記支持板または前記電子冷却モジュールと接触する、光モジュール。
  2. 前記支持板の厚さ方向に見て、前記接着剤保持部の外形形状は、長方形である、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記支持板の厚さ方向に見て、前記接着剤保持部の外形形状は、長方形の角部が丸められた形状である、請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記支持板の厚さ方向に見て、前記接着剤保持部の外形形状は、円または楕円である、請求項1に記載の光モジュール。
  5. 前記接着剤保持部は、それぞれ間隔をあけて複数形成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光モジュール。
  6. 前記支持板の厚さ方向において、前記接着剤保持部によって保持される前記第1接着剤および前記第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つの厚さは、50μm以上である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光モジュール。
  7. 前記接着剤保持部によって保持される前記第1接着剤および前記第2接着剤のうちの少なくともいずれか一つの前記支持板の厚さは、100μm以上である、請求項6に記載の光モジュール。
  8. 前記光形成部は、前記半導体発光素子から出射される光のスポットサイズを変換するレンズをさらに含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光モジュール。
  9. 前記光形成部は、
    複数の前記半導体発光素子と、
    複数の前記半導体発光素子から出射される光を合波するフィルタをさらに含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光モジュール。
  10. 前記光形成部を覆うキャップをさらに備える、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の光モジュール。
JP2020029540A 2020-02-25 2020-02-25 光モジュール Active JP7347262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020029540A JP7347262B2 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 光モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020029540A JP7347262B2 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 光モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021136266A JP2021136266A (ja) 2021-09-13
JP7347262B2 true JP7347262B2 (ja) 2023-09-20

Family

ID=77661545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020029540A Active JP7347262B2 (ja) 2020-02-25 2020-02-25 光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7347262B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017098301A (ja) 2015-11-18 2017-06-01 住友電気工業株式会社 光モジュール及び光モジュールの製造方法
WO2019159827A1 (ja) 2018-02-16 2019-08-22 住友電気工業株式会社 光モジュール

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068574Y2 (ja) * 1988-06-23 1994-03-02 横河電機株式会社 部品支持機構
JP3121424B2 (ja) * 1992-02-28 2000-12-25 浜松ホトニクス株式会社 半導体光検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017098301A (ja) 2015-11-18 2017-06-01 住友電気工業株式会社 光モジュール及び光モジュールの製造方法
WO2019159827A1 (ja) 2018-02-16 2019-08-22 住友電気工業株式会社 光モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021136266A (ja) 2021-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7842366B2 (ja) 発光装置
EP3246957B1 (en) Light-emitting device and package for a light-emitting device
US20190203908A1 (en) Light-emitting device
US7968980B2 (en) Support member for mounting a semiconductor device, conductive materials, and its manufacturing method
US9559491B2 (en) Laser diode with cooling along even the side surfaces
JP6627988B2 (ja) 半導体パッケージ
JP2001156219A5 (ja)
US11349278B2 (en) Stem for semiconductor package, and semiconductor package
US20140211472A1 (en) Semiconductor optical device
US9653369B2 (en) Power semiconductor module comprising a case, base plate, and spacer
JP7347262B2 (ja) 光モジュール
JP6019758B2 (ja) 光源装置
WO2022259889A1 (ja) 光源装置
JP2005217308A (ja) 半導体発光装置及びその製法
JP2019215441A (ja) 光モジュール
JP2007096004A (ja) 半導体装置
JP2005243659A (ja) 半導体レーザ装置
JP2002184918A (ja) 温度制御ユニット
JP7392558B2 (ja) 光モジュール
JP7728327B2 (ja) 半導体レーザ発光装置
JP2014007369A (ja) 光源装置
JP2011155178A (ja) 半導体素子用パッケージ及びそれを用いた発光素子
WO2019039221A1 (ja) 光半導体モジュール
WO2026071235A1 (ja) 光素子搭載用パッケージ及び発光装置
WO2024157781A1 (ja) 発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7347262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150