JP7366370B2 - トンネル掘削機の測量装置 - Google Patents
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Description
また、測量機器は推進ジャッキの押圧部に設置されているので、トンネル掘削機の前進に伴って重い測量機器を移設する必要もない。
さらに、掘進中であっても、推進ジャッキの押圧部は移動せず、押圧部に取り付けられた測量機器も動かないので、正確な測量を継続することができる。
なお、以下の説明において、前方とは、掘削に伴ってシールド掘進機の進行する方向(図1を記した紙面の左方向)であり、左右方向とは、シールド掘進機による掘削で形成された掘削坑の幅方向(図1を記した紙面の厚み方向)、上下方向とは、掘削坑の上下方向(図1を記した紙面の上下方向)である。
図1に示すように、シールド掘進機1は、スキンプレート10、カッタヘッド11及びシールドジャッキ12、隔壁13を備えている。
カッタヘッド11は、図示しないモータで回転駆動されて地山を掘削する。そして、カッタヘッド11を回転させ、シールドジャッキ12によって前進させることにより掘削坑100を形成する。掘削坑100の内周面には、セグメント101をリング状に順次構築する。セグメント101の外周には図示しない裏込め材が注入充填される。
シールドジャッキ12は、前端がスキンプレート10に固定されたシリンダ120と、シリンダ120の後端から伸縮するロッド121と、ロッド121の後端に取り付けられたスプレッタ122を備えている。
測量機器2は、レーザー等の光を用いて距離と角度を測定し、測定値を内蔵したコンピュータに記録できるトータルステーションを用いる。
また、測量機器2は、5分ごとに自動で測量を行い、そのデータを外部の図示しないコンピュータに送信する。
保護ボックス3は、シールド掘進機1の頂部近傍に位置するシールドジャッキ12のスプレッタ122に水平維持装置4を介して吊り下げられている。
保護ボックス3は、底板30、天板31、側板32を備えている。
保護ボックス3の底板30上には、測量機器2が固定ネジ33によって固定されている。
基板40の上面にはマグネット50がネジ50’で固定され、このマグネット50を介して基板40がスプレッタ122の下面に取り付けられる。マグネット50は、4つ設けられており、それぞれレバー50aを備えており、このレバー50aを操作することで、スプレッタ122に着脱することができる。
上部支軸41の上端部は基板40を貫通し、基板40の上方において上部支軸41にナット41’が螺合され、上部支軸41は基板40から下方へ延びている。
下部支軸42の下端部は保護ボックス3の天板31を貫通し、天板31の下方において下部支軸42にナット42’が螺合される(図2)。
上部球体43及び下部球体44の外面には、それぞれ上部支軸41の下端部及び下部支軸42の上端部を通り、上部球体43及び下部球体44の外周面を前後に2分割する円周に沿って回転抑制リブ430,440が形成されている。
そして、前部挟持板45及び後部挟持板46は、それぞれ上部嵌合凹部51を上部球体43に、下部嵌合凹部52を下部球体44に外嵌することにより、上部球体43と下部球体44を前後から挟んで配置される。
前部挟持板45と後部挟持板46とは、その中央部を貫通する連結ネジ47によって接離可能に連結される。
これにより、測量機器2を収容した保護ボックス3がシールドジャッキ12のスプレッタ122から吊り下げられる(図2)。
したがって、前部挟持板45及び後部挟持板46の、回転抑制リブ430,440に沿う左右方向の揺動は、比較的大きな可動域(±30度程度)を有し、前後方向の揺動もある程度(約±10度)許容される。また、下部支軸42を中心とする水平方向の回転は非常に小さく(±5度程度)規制される。
この構成によって、シールド掘進機1がローリングしたり、トンネル線形が上下勾配となったりしても、保護ボックス3は、スプレッタ122に対して常に鉛直に保たれ、測量機器2は水平に維持される。下部支軸42を中心とする水平方向の回転は、回転しないようにしても良いが、本実施形態では、左右方向の揺動及び前後方向の揺動を可能とするため、若干設けられるようにしている。
締付装置49は、後部挟持板46の後方において連結ネジ47に螺合される。測量時等に締付装置49を締め込むと、後部挟持板46が前方へ押されて、前部挟持板45と後部挟持板46とがスプリング48の付勢力に抗して近接し、上部球体43及び下部球体44を締め付ける。締め付けは、上部球体43及び下部球体44が可動して、保護ボックス3がスプレッタ122に対して常に鉛直になることが可能な程度に締め付ける。
なお、締め付けを前部挟持板45及び後部挟持板46の揺動が規制され、測量機器2が揺れることなく停止するようにすることもできる。
測量機器2は、後方の2か所の基準点を視準して自身の位置を把握した後、隔壁13のターゲット102a,102bを視準することにより、シールド掘進機1の位置、向きなどを検出する。
この時、カッタヘッド11に設けたターゲット102a,102bは移動しているが、測量時点におけるターゲット102a,102bの位置を瞬間的に検出するので、特に問題はない。なお、シールドジャッキ12のジャッキストロークなどの掘進データを把握し、これを考慮してターゲット102a,102bの位置を把握するようにしても良い。例えば、ターゲット102aを視準した後、ターゲット102bを視準する場合に、ターゲット102aからターゲット102bを視準する時間差に生じたジャッキストロークなどの掘進データを考慮して、ターゲット102bの位置を検出して測量を行う。
この時、スプレッタ122と共に測量機器2も移動するので、この間の測量は中断となる。
測量機器2は、常にシールド掘進機1とともに移動するので、測量を行う際に持ち運ぶ必要がない。
掘削坑100が湾曲しているなどで、シールド掘進機1の前進に伴って、測量機器2で後方の基準点を視認できなくなる場合には、基準点の盛替えを行って、当該基準点に後視点用ミラーを設置する。
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
10 スキンプレート
11 カッタヘッド
12 シールドジャッキ
120 シリンダ(基部)
121 ロッド
122 スプレッタ
13 隔壁
2 測量機器
3 保護ボックス
30 底板
31 天板
32 側板
33 固定ネジ
4 水平維持装置
40 基板
41 上部支軸
42 下部支軸
43 上部球体
430 回転抑制リブ
44 下部球体
440 回転抑制リブ
45 前部挟持板
46 後部挟持板
47 連結ネジ
48 スプリング
49 締付装置
50 マグネット
51 上部嵌合凹部
52 下部嵌合凹部
100 掘削坑
101 セグメント
102a,102b ターゲット
Claims (6)
- 推進ジャッキを備えたトンネル掘削機の測量装置であって、
位置が既知である基準点を視準することにより自身の位置を検出し、前記トンネル掘削機を測量する測量機器を有し、
前記推進ジャッキは、前記トンネル掘削機とともに前進する基部と、該基部に対して伸縮し、伸長時に、掘削坑内に構築された既設のセグメントを後方へ押圧する押圧部とを備えており、
前記測量機器は、前記押圧部に設置されている
ことを特徴とするトンネル掘削機の測量装置。 - 前記押圧部は、後端に既設のセグメントに当接するスプレッタを備えており、
前記測量機器は、前記スプレッタに設置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削機の測量装置。 - 前記測量機器は、前記押圧部に水平維持装置を介して吊り下げられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトンネル掘削機の測量装置。 - 前記水平維持装置は、
前記押圧部に取り付けられる基板と、該基板から下方へ延びる上部支軸と、該上部支軸と同軸上に設けられた下部支軸と、前記上部支軸の下端部及び前記下部支軸の上端部にそれぞれ設けられた上部球体及び下部球体と、前記上部球体及び下部球体を前後から揺動可能に挟む前部挟持板及び後部挟持板とを備えている
ことを特徴とする請求項3に記載のトンネル掘削機の測量装置。 - 前記上部球体及び下部球体の外面に、前記上部支軸及び下部支軸を中心とする前記前部挟持板及び後部挟持板の回転を規制する回転抑制リブが形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載のトンネル掘削機の測量装置。 - 前記押圧部に水平維持装置を介して保護ボックスが吊り下げられ、該保護ボックス内に前記測量機器が設置されている
ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のトンネル掘削機の測量装置。
Priority Applications (1)
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| JP2020053677A JP7366370B2 (ja) | 2020-03-25 | 2020-03-25 | トンネル掘削機の測量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2020053677A JP7366370B2 (ja) | 2020-03-25 | 2020-03-25 | トンネル掘削機の測量装置 |
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Family Applications (1)
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