Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7367643B2 - 電力変換装置の制御装置および制御方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7367643B2 - 電力変換装置の制御装置および制御方法 - Google Patents

電力変換装置の制御装置および制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7367643B2
JP7367643B2 JP2020151894A JP2020151894A JP7367643B2 JP 7367643 B2 JP7367643 B2 JP 7367643B2 JP 2020151894 A JP2020151894 A JP 2020151894A JP 2020151894 A JP2020151894 A JP 2020151894A JP 7367643 B2 JP7367643 B2 JP 7367643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
command value
power converter
pulse width
interchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020151894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022046050A (ja
Inventor
一伸 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2020151894A priority Critical patent/JP7367643B2/ja
Publication of JP2022046050A publication Critical patent/JP2022046050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7367643B2 publication Critical patent/JP7367643B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、電力変換装置の制御装置に係り、例えば直流電力をインバータにより高周波の交流電力に変換し、小型の高周波トランスを用いて絶縁し、トランスの他方にはダイオード整流器を接続して直流に変換する、絶縁型DC/DCコンバータに関する。
図1に、本発明の制御対象となる絶縁型DC/DCコンバータの回路図を示す。図1は、図2に示す非特許文献1のDAB(デュアルアクティブブリッジ)方式双方向絶縁型DC/DCコンバータのうち、電力を入力する側のインバータをダイオード整流器に置き換えた構成である。
図2において、1次側インバータ100(第1の電力変換器)は、第1の直流電圧源101と、第1の直流電圧源101の正、負極端間に接続された直流コンデンサ102と、直流コンデンサ102に並列接続され、例えばIGBT等のスイッチングデバイスT11~T14をブリッジ接続した電力変換部103と、を備えて構成されている。
2次側インバータ200(第2の電力変換器)は、第2の直流電圧源201と、第2の直流電圧源201の正、負極端間に接続された直流コンデンサ202と、直流コンデンサ202に並列接続され、例えばIGBT等のスイッチングデバイスT21~T24をブリッジ接続した電力変換部203と、を備えて構成されている。
1次側インバータ100の電力変換部103と2次側インバータ200の電力変換部203の交流側は、リアクトルLa~Ldおよび高周波トランス300を介して結合されている。
図1の絶縁型DC/DCコンバータでは、2次側インバータ200の電力変換部203を、図2のスイッチングデバイスT21~T24の代わりにブリッジ接続したダイオードD21~D24を用いており、その他の部分は図2と同一に構成されている。
図2のDAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータにおいて、2次側インバータ200のスイッチングデバイスのゲート信号(T21~T24)を常にOFFとした場合も、図1の絶縁型DC/DCコンバータと同じ動作を行う。
図1のコンバータと、図2で2次側のスイッチングデバイスT21~T24を常にOFFとした場合では、1次側直流電圧(第1の直流電圧源101の電圧Vdc1)が2次側直流電圧(第2の直流電圧源201の電圧Vdc2)よりも大きい場合のみ、1次側インバータ100から2次側インバータ200への片方向の電力融通ができる。
この回路には、直流電圧の差が小さいときには融通できる電力が限られるという問題がある。しかし、低コスト化の他にも以下の長所があり、図2で2次側のスイッチングデバイスT21~T24を常にOFFとした場合も同じ長所が得られる。
・直流電圧の差が大きく、融通電力が小さい場合にはリアクトル電流I1を小さくでき、銅損・導通損失を低減できる。
・調整要素が1次側インバータ100の出力電圧のパルス幅に限られるため、制御設計が簡単である。
・整流器の交流入力端に誘起される交流側電圧は、必ずリアクトル電流を減少させるよう作用する。そのため異常な電流が流れにくい。
・リアクトル電流や高周波トランス300の励磁電流の直流オフセット電流が減衰しやすく、トランスが磁気飽和を起こしにくい。
そのため、DAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータにおいても、動作条件によっては電力融通先のインバータを停止しダイオード整流器として動作させる方法が提案されている。
特許文献1では電力融通先の直流電圧が非常に低い場合に、特許文献2では制御指令値と設定値を比較して動作モードを切り替えている。
井上重徳、赤木泰文、「双方向絶縁形DC/DCコンバータの動作電圧と損失解析」、電気学会論文誌D、127巻・2007-02-01、P189-197
特開2012-065511号公報 WO-A1-2014/024560
絶縁型DC/DCコンバータにおいて、融通電力の大きさはインバータ出力電圧のパルス幅に依存する。そのため融通電力を検出して指令値との偏差に応じてパルス幅を調整するフィードバック制御が有効である。
しかし、パルス幅と融通電力の関係は線形ではなく、最も不安定になる条件に合わせてゲインを設計すると応答時間が長くなり、指令値通りの融通電力が入られるまで時間がかかってしまう。その間はコンデンサなど電力蓄積要素で対応することになるが、応答速度が低下するほど大容量のコンデンサが必要になり、装置の大型化、高コスト化の原因となる。
また、DAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータにおいて動作モードを切り替える条件も課題となる。特許文献1では、電力融通先のインバータ直流電圧がインバータの起動可能なレベルに達したらゲート信号を出力する。そのため直流電圧の差が大きく融通電力が小さい場合でもゲート信号を出力してリアクトル電流ILが必要以上に大きくなってしまう場合がある。
特許文献2では、パルス幅を最大まで増加しても融通電力が指令値に対し低いときにゲート信号を出力する。そのため、まずパルス幅が最大に増加するまでのフィードバック制御の応答時間がかかり、ゲート信号を出力する動作モードに切り替えた後もさらにフィードバック制御の応答時間がかかるため、指令値通りの融通電力が得られるまで非常に長い時間かかってしまう。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、速い応答速度によりほぼ融通電力指令値通りの電力融通を行うことができる電力変換装置の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の電力変換装置の制御装置は、
第1の直流電圧源に接続され、スイッチングデバイスのオン、オフにより制御される電力変換部を有した第1の電力変換器と、第2の直流電圧源に接続された電力変換部を有した第2の電力変換器の、各々の交流側どうしをリアクトルおよび高周波トランスを介して結合させて構成し、前記第1の電力変換器および第2の電力変換器のいずれか一方を電力融通元電力変換器とし、いずれか他方を電力融通先電力変換器とし、電力融通元電力変換器と電力融通先電力変換器の間で電力の融通を行う電力変換装置において、
設定した融通電力指令値P*、電力融通元電力変換器の直流電圧を検出した第1直流電圧検出信号Vdc1、電力融通先電力変換器の直流電圧を検出した第2直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(3)
Figure 0007367643000001
(ただしW1Aはパルス幅指令値、Lは第1の電力変換器と第2の電力変換器の交流側結合部分のリアクタンス)
を演算して電力融通元電力変換器の出力電圧のパルス幅指令値を生成する第1のパルス幅指令値生成部と、
電力融通先電力変換器の入力有効電力又は電力融通元電力変換器の出力有効電力と、前記融通電力指令値P*との偏差を増幅して電力融通元電力変換器の出力電圧のパルス幅を求めるパルス幅算出部と、
前記第1のパルス幅指令値生成部で生成されたパルス幅指令値と前記パルス幅算出部で求められたパルス幅を加算したパルス幅指令値に基づいて、電力融通元電力変換器の電力変換部をスイッチング制御する制御信号を生成する第1の制御信号生成部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の電力変換装置の制御装置は、請求項1において、
前記第1のパルス幅指令値生成部は、前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値か、前記式(3)の演算結果のうち小さい値を選択してパルス幅指令値とすることを特徴としている。
請求項3に記載の電力変換装置の制御装置は、請求項1において、
前記第1のパルス幅指令値生成部は、
設定した融通電力指令値P*、電力融通元電力変換器の直流電圧を検出した第1直流電圧検出信号Vdc1、電力融通先電力変換器の直流電圧を検出した第2直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(9)
Figure 0007367643000002
(ただしW1Bはパルス幅指令値、Lは第1の電力変換器と第2の電力変換器の交流側結合部分のリアクタンス)
を演算し、
前記式(3)の演算結果が、前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値を超えている場合、前記式(9)の演算結果を選択してパルス幅指令値とすることを特徴としている。
請求項4に記載の電力変換装置の制御装置は、請求項3において、
前記第1のパルス幅指令値生成部は、
前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値と、前記式(3)の演算結果の大小関係が変化したことを検出し、該検出時に、設定した時間だけ前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値を選択してパルス幅指令値とすることを特徴としている。
請求項5に記載の電力変換装置の制御装置は、請求項4において、
前記第2の電力変換器の電力変換部は、スイッチングデバイスのオン、オフにより制御される電力変換部で構成され、
設定した電力融通先電力変換器の出力電圧のパルス幅指令値に基づいて、電力融通先電力変換器の電力変換部をスイッチング制御する制御信号を生成する第2の制御信号生成部を備え、
電力融通先電力変換器の電力変換部のスイッチング制御を停止した場合に融通可能な最大電力を式(10)又は式(5)を演算して算出し、
Figure 0007367643000003
Figure 0007367643000004
前記算出された最大電力と融通電力指令値P*の偏差が、設定した閾値よりも大きいときは、第1の制御信号生成部で生成した制御信号を有効とし、第2の制御信号生成部で生成した制御信号を無効とし、
前記算出された最大電力と融通電力指令値P*の偏差が、設定した閾値よりも小さいときは、第1の制御信号生成部および第2の制御信号生成部で生成した制御信号をともに有効とする、ことを特徴としている。
請求項6に記載の電力変換装置の制御方法は、
請求項1から5のいずれか1項に記載の電力変換装置の制御装置を実行することを特徴としている。
(1)請求項1~6に記載の発明によれば、フィードバック制御を行わなくても、電力変換器の出力電圧のパルス幅を演算してパルス幅指令値を求めることにより、速い応答速度でほぼ融通電力指令値通りの電力融通を行うことができる。
また、検出誤差やリアクトルなど製造誤差による偏差を抑制するためフィードバック制御を併用する場合でも、低いゲインで高い応答速度が得られ、制御を安定させやすくなる。
また、直流コンデンサの容量が小さくても電圧変動を抑えることができ、装置を小型・低コストにできる。
(2)請求項2に記載の発明によれば、生成されるパルス幅指令値が制限され、電力変換器が無効電力を出力しない条件で融通電力の上限が設定されるので、リアクトル電流を小さくでき、銅損や導通損失を抑え高効率で運転することができる。
(3)請求項3に記載の発明によれば、請求項2の構成よりも大きな電力を融通することができる。
(4)請求項4に記載の発明によれば、融通電力指令値が大きく急変した場合でも、リアクトル電流への直流オフセット重畳を防ぎ、高周波トランスの磁気飽和を防ぐことができる。これにより過電流の発生を防ぐことができる。また、高周波トランスの鉄心断面積を小さくでき、小型・低コストにできる。銅損や導通損失を小さくすることができる。
(5)請求項5に記載の発明によれば、電力融通先電力変換器の電力変換部のスイッチング制御を停止し(整流器として動作させ)、電力融通元電力変換器の電力変換部のみスイッチング制御させる運転モードと、電力融通元電力変換器および電力融通先電力変換器の電力変換部をともにスイッチング制御させる運転モードとを、電力融通先電力変換器の電力変換部のスイッチング制御を停止した場合に融通可能な最大電力に応じて適切に切り替えることができる。これによって、短時間で確実に指令値通りの電力融通を行うことができる。
本発明が適用される絶縁型DC/DCコンバータの回路構成図。 本発明が適用されるDAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータの回路構成図。 本発明の実施例1の制御ブロック構成図。 本発明の実施例2の制御ブロック構成図。 本発明の実施例3の制御ブロック構成図。 本発明の実施例4の制御ブロック構成図。 本発明の実施例1の動作波形を示す波形図。 本発明の実施例2の動作波形を示す波形図。 本発明の実施例2において、電力指令値急変によりリアクトル電流に直流オフセットが重畳する例を示す波形図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。本発明では、コンバータ融通電力の指令値と送電側・受電側直流電圧から、指令値通りの電力融通に必要なインバータの出力電圧のパルス幅を計算しフィードフォワード制御を行えるようにすることで、応答速度を向上させる。
また、パルス幅を急激に変化させるとリアクトル電流や励磁電流に直流オフセットが重畳し、高周波トランスが磁気飽和を起こしやすくなるという問題の解決方法を提供し、過電流による装置停止を回避し安定した運転を実現し、高周波トランスの鉄心断面積の削減によるトランスの小型化・軽量化・低コスト化を実現する。
さらに、デュアルアクティブブリッジ(DAB)方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータにおいて、1次側、2次側の両方のインバータのゲートを駆動するDABモードと片方のインバータのゲートを停止する整流器モードを切り替える際の閾値の設計手段を提供する。
本発明の実施形態例は、以下のように構成される。
交流側がリアクトルおよび高周波トランスを介して結合された第1および第2の電力変換器を備え、第1の電力変換器と第2の電力変換器の間で電力の融通を行う電力変換装置において、
設定した融通電力指令値P*、電力融通元電力変換器の直流電圧を検出した第1直流電圧検出信号Vdc1、電力融通先電力変換器の直流電圧を検出した第2直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(3)
Figure 0007367643000005
(ただしW1Aはパルス幅指令値、Lは第1の電力変換器と第2の電力変換器の交流側結合部分のリアクタンス)
を演算して電力融通元電力変換器の出力電圧のパルス幅指令値を生成する第1のパルス幅指令値生成部と、
電力融通先電力変換器の入力有効電力又は電力融通元電力変換器の出力有効電力と、前記融通電力指令値P*との偏差を増幅して電力融通元電力変換器の出力電圧のパルス幅を求めるパルス幅算出部と、
前記第1のパルス幅指令値生成部で生成されたパルス幅指令値と前記パルス幅算出部で求められたパルス幅を加算したパルス幅指令値に基づいて、電力融通元電力変換器の電力変換部をスイッチング制御する制御信号を生成する第1の制御信号生成部と、備える。
図3は実施例1の制御ブロックを示している。図3の制御ブロックは、2次側インバータ200の電力変換部203がダイオード整流器で構成された図1の絶縁型DC/DCコンバータか、又は図2の回路においてスイッチングデバイスT21~T24のスイッチング制御を停止(ゲート信号をOFF)とした場合に適用されるものである。
また、1次側インバータ100が電力融通元電力変換器、2次側インバータ200が電力融通先電力変換器であり、1次側直流電圧(Vdc1)が2次側直流電圧(Vdc2)よりも高いことを想定している。
11は、2次側インバータ200の第2の直流電圧源201の電圧を検出した2次側直流電圧検出信号Vdc2と、2次側インバータ200の直流電流を検出した2次側直流電流検出信号Idc2の積を求めて2次側インバータ200に入力された有効電力を演算する乗算器である。
乗算器11は、1次側インバータ200の第1の直流電圧源101の電圧を検出した1次側直流電圧検出信号Vdc1と、1次側インバータ100の直流電流を検出した1次側直流電流検出信号Idc1の積を求めて1次側インバータ100が出力した有効電力を演算してもよい。
12は、乗算器11で求めた電力に重畳する基本波の2倍の脈動やノイズを除去するためのローパスフィルタである。
13は、設定した融通電力指令値P*とローパスフィルタ12から出力される有効電力との偏差を求める減算器である。融通電力指令値P*はプラスの値であり、有効電力は1次側インバータ100から2次側インバータ200へ片方向のみの融通となる。
14は、減算器13の偏差出力を増幅して1次側インバータ100の出力電圧のパルス幅を求めるアンプ、例えば比例積分アンプである。
比例積分アンプ14の出力は、後述する演算により求めたパルス幅が加算器15において加算され、パルス幅指令値W1が算出される。
16はパルス幅指令値を入力とし、1次側インバータゲート信号を生成する1次側ゲート信号生成器である。
1次側ゲート信号生成器16の出力は、1次側インバータ100のスイッチングデバイスT11~T14に入力される。
以上は絶縁型DC/DCコンバータの一般的な制御ブロックであるが、本実施例1では以下を追加している。
17は、融通電力指令値P*、1次側直流電圧検出信号Vdc1、2次側直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(3)を演算して、1次側インバータ100の出力電圧のパルス幅指令値W1Aを求める演算器である。
Figure 0007367643000006
(ただし、W1Aはパルス幅指令値、Lは1次側インバータ100と2次側インバータ200の交流側結合部分のリアクタンス)
18は、1次側直流電圧検出信号Vdc1および2次側直流電圧検出信号Vdc2の比Vdc2/Vdc1を求める除算器である。
19は、演算器17の出力であるパルス幅指令値W1Aと除算器18の出力であるVdc2/Vdc1のうち小さい値を選択して出力する選択器である。
選択器19の出力は加算器15において比例積分アンプ14の出力と加算され、パルス幅指令値W1が算出される。
前記乗算器11、ローパスフィルタ12、減算器13、比例積分アンプ14は本発明のパルス幅算出部を構成し、演算器17、除算器18、選択器19は本発明の第1のパルス幅指令値生成部を構成し、加算器15、1次側ゲート信号生成器16は本発明の第1の制御信号生成部を構成している。
実施例1では、融通電力指令値P*から1次側インバータ出力電圧のパルス幅W1(W1A)を求め、その通りに1次側インバータ100を駆動する。これにより、フィードバック制御の応答を待つ必要がなくなり、応答速度を向上させることができる。
図7に、1次側インバータ100の出力電圧V1のパルス幅をW1としたときの絶縁型DC/DCコンバータの動作波形を示す。図7において、V1は1次側インバータ100の出力電圧、V2は2次側インバータ200の出力電圧、Ilはリアクトル電流、T11~T14はスイッチングデバイスT11~T14のゲートの波形を示している。
パルス幅W1と点弧角α1には、
Figure 0007367643000007
の関係がある。この波形より、融通される電力を式(2)のように求めることができる。
Figure 0007367643000008
この式(2)をW1について解くと、
Figure 0007367643000009
となる。そのため、式(3)´を用いて求めたパルス幅で1次側インバータ100を駆動することで、指令値通りの電力融通を行うことができる。
実際にはVdc1、Vdc2の検出誤差や2台のインバータ間のリアクタンスL(La~Ld)の製造誤差などにより、融通電力に偏差が生じる可能性がある。この偏差はPIアンプを適用したフィードバック制御によりW1を調整することで零にすることができる。PIアンプのゲインが低くても十分高い応答速度が得られるため、制御の安定性を向上させることができる。
ただし、式(3)´はV1が零となる期間でリアクトル電流Ilが零でクランプされる場合のみ成立する。このとき、パルス幅W1は式(4)を満たさなければならない。
Figure 0007367643000010
実施例1ではW1の上限をVdc2/Vdc1に設定する。そのため実施例1では融通できる電力の上限が小さく、
Figure 0007367643000011
である。W1をVdc2/Vdc1よりも大きくすると、動作波形は図8となる。図8において、V1は1次側インバータ100の出力電圧、V2は2次側インバータ200の出力電圧、Ilはリアクトル電流の波形を示している。
このとき、図8の電流は、一部は2次側インバータ200へ有効電力を伝送するが斜線部で示した残り一部は1次側インバータ100へ有効電力を戻している。1次側から見るとW1を増加すると力率が低下していき、リアクトル電流は増えるが融通できる電力はあまり増えず導通損失や銅損により効率が低下してしまう。実施例1では、力率が低下しない条件で動作するようパルス幅を制限しているため、導通損失や銅損が小さく高効率で運転できるという特長がある。
以上のように実施例1によれば、以下の効果が得られる。
・式(3)により求めたパルス幅の電圧をインバータから出力することで、フィードバック制御を行わなくてもほぼ指令値通りの電力融通を行うことができる。
・検出誤差やリアクトルなど製造誤差による偏差を抑制するためフィードバック制御を併用する場合でも、低いゲインで高い応答速度が得られ、制御を安定させやすくなる。
・直流コンデンサの容量が小さくても電圧変動を抑えることができ、装置を小型・低コストにできる。
・インバータが無効電力を出力しない条件で融通電力の上限が設定されるため、リアクトル電流を小さくでき、銅損や導通損失を抑え高効率で運転することができる。
図4に実施例2の制御ブロックを示す。実施例2は、図3の実施例1から選択器19を除去し、以下を追加したものである。
21は、1次側直流電圧検出Vdc1、2次側直流電圧検出信号Vdc2、融通電力指令値P*から式(9)を演算して1次側インバータ100の出力電圧のパルス幅指令値W1Bを求める演算器である。
Figure 0007367643000012
(ただしW1Bはパルス幅指令値、Lは1次側インバータ100と2次側インバータ200の交流側結合部分のリアクタンス)
22は、1次側直流電圧検出Vdc1および2次側直流電圧検出信号Vdc2の比Vdc2/Vdc1から、演算器17で求められたパルス幅指令値W1Aを差し引く減算器である。
23は、Vdc2/Vdc1がW1Aよりも大きいことを検出する比較器である。
24は、比較器23の出力信号が正、すなわちVdc2/Vdc1>W1Aならば式(3)で求めたW1Aを、それ以外ならば式(9)で求めたW1Bを選んで出力するスイッチである。
スイッチ24の出力は加算器15において比例積分アンプ14の出力と加算され、パルス幅指令値W1が算出される。
その他の部分は図3と同一に構成されている。
実施例2は、パルス幅指令値W1を実施例1の場合よりもさらに広げられるようにし、より大きな電力の融通に対応した方式である。図8はパルス幅指令値W1をVdc2/Vdc1よりも大きくしたときの波形を示しており、リアクトル電流Ilは零でクランプされなくなる。
期間t1のリアクトル印加電圧はVdc1-Vdc2、期間t2では-Vdc2、期間t3では-(Vdc1+Vdc2)である。これより、各期間の電流Ilの傾きが式(6)のように求められる。
Figure 0007367643000013
期間t1の開始時点と期間t3の終了時点でIlが零になること、期間t1からt3までの合計で半周期になることから、t1とt3を次の式(7)で表すことができる。
Figure 0007367643000014
融通される電力は、
Figure 0007367643000015
である。
この式(8)をW1について解くと、
Figure 0007367643000016
となる。実施例2では、式(3)で求めたパルス幅W1AがVdc2/Vdc1を超えていた場合、式(9)で求めたパルス幅W1Bを用いて1次側インバータ100を駆動する。これにより、リアクトル電流が零でクランプされたかどうかに依存せず、指令値通りの電力融通を行うことができる。
以上のように実施例2によれば、以下の効果が得られる。
・式(3)又は式(9)により求めたパルス幅の電圧をインバータから出力することで、フィードバック制御を行わなくてもほぼ指令値通りの電力融通を行うことができる。
・検出誤差やリアクトルなど製造誤差による偏差を抑制するためフィードバック制御を併用する場合でも、低いゲインで高い応答速度が得られ、制御を安定させやすくなる。
・直流コンデンサの容量が小さくても電圧変動を抑えることができ、装置を小型・低コストにできる。
・実施例1よりも大きな電力を融通することができる。
前記実施例1、2は、融通電力指令値P*の急変にも高速に追従できるという長所がある反面、リアクトル電流Ilにオフセットが重畳し高周波トランスが磁気飽和を起こしやすくなるという問題がある。この問題の解決方法として、例えばパルスの中心から運転を開始するという方法が考えられる。この方法によれば、実施例1ならば前記問題を解決することができるが、実施例2ではオフセットが残ってしまう場合がある。
この理由を図9の動作波形図とともに説明する。図9において、1次側インバータ100の出力電圧V1は最初の半周期はマイナスのパルスが指令値の半分の幅で出力され、次の半周期はプラスのパルスが指令値通りの幅で出力される。これを積分するとパルスの中心で零になりオフセットは零である。
実施例1のW1<Vdc2/Vdc1が成立する条件では、2次側インバータ200の整流器電圧V2のパルス幅はW1に比例する。そのためV2についてもV1と同様の動作になり、積分した値のオフセットは零である。リアクトル電流IlはV1、V2の積分によって決定するため、オフセットは重畳しない。
実施例2でも出力電圧V1では同じことが成り立つ。しかしW1>Vdc2/Vdc1ではV2のパルス幅は半周期=π/ωで一定となる。そのためV2では運転開始直後の半周期のパルス幅が次の半周期のパルス幅の半分にはならない。これによりV2の積分はパルスの中心で零とはならず、オフセットが重畳してしまう。すなわち、図9において、リアクトル電流Ilのプラス側ピークがマイナス側ピークよりも大きく、オフセットが重畳している様子が確認できる。
そこで本実施例3では、パルス幅指令W1がVdc2/Vdc1を超えて増加又は減少するときに、一旦W1をVdc2/Vdc1で固定してしばらく運転させることにより、上記現象によるオフセットの重畳を抑制するように構成した。
図5に実施例3の制御ブロックを示す。実施例3は図4の実施例2に以下を追加したものである。
31は前記比較器23の出力を保持するバッファである。
32は、比較器23の出力(今回の値)とバッファ31の出力(比較器23の前回の値)を入力し、Vdc2/Vdc1とW1Aの大小関係が変化したら正の信号を出力するXOR素子である。
33は、XOR素子32の出力が正ならば、予め設定した時間正の信号を出力し続けるタイマーである。
34は、タイマー33の出力が正ならば(Vdc2/Vdc1とW1Aの大小関係が変化したとき)Vdc2/Vdc1を選び、それ以外ならば前段のスイッチ24の出力(W1A又はW1B)を選んで出力するスイッチである。
スイッチ34の出力は加算器15において比例積分アンプ14の出力と加算され、パルス幅指令値W1が算出される。その他の部分は図4と同一に構成されている。
図5の構成により、パルス幅指令値W1がVdc2/Vdc1を超えて増加又は減少するときに、一旦W1をVdc2/Vdc1に所定期間固定して運転させることができ、オフセットの重畳を抑制できる。
パルス幅指令値W1をVdc2/Vdc1に固定する期間は、例えば1周期、1.5周期、2周期など、1周期以上0.5周期の整数倍を予めタイマー33に指定する。これによる応答速度の低下はわずかである。例えばインバータを20kHzで駆動する場合は、固定期間を2周期に設定しても遅延時間は100μsと非常に小さく、ほとんど影響を生じない。
以上のように実施例3によれば、実施例2に加えて以下の効果が得られる。
・融通電力指令値が大きく急変した場合でも、リアクトル電流への直流オフセット重畳を防ぎ、高周波トランス300の磁気飽和を防ぐことができる。これにより過電流の発生を防ぐことができる。また、高周波トランス300の鉄心断面積を小さくでき、小型・低コストにできる。銅損や導通損失を小さくすることができる。
実施例4は、図2の回路に適用し、2次側インバータ200のゲートを停止して実施例3と同じ動作を行うモードと、2次側インバータ200のゲートを出力してDAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータと同じ動作を行うモードを切り替えできるようにした。
図6に実施例4の制御ブロックを示す。実施例4は図2のDAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータに適用することを想定し、図5の実施例3に以下を追加したものである。
41は、1次側直流電圧検出信号Vdc1および2次側直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(10)を演算して、2次側ゲート信号(T21~T24)をOFFとした場合に融通可能な最大電力(Pmax)を求める演算器である。
Figure 0007367643000017
42は、演算器41で求められた融通可能な最大電力(Pmax)から融通電力指令値P*を差し引く減算器である。
43は、減算器42の偏差出力が、設定した閾値(電力)Pthよりも大きいことを検出する比較器である。
44aは、比較器43の出力が正ならば加算器15で算出された1次側パルス幅指令値W1を選び、それ以外ならば、例えば0.7~0.95程度以下となるように、リミッタなどによりW1に対して上限を設定して求めた1次側パルス幅指令値W1´を選んで1次側ゲート信号生成部16に出力するスイッチである。
45は、設定した2次側インバータ200の出力電圧のパルス幅指令値W2を入力とし、2次側インバータゲート信号を生成する2次側ゲート信号生成器である。この2次側パルス幅指令値W2は、例えば0.7~0.95程度の1に近い固定値とするか、又は融通電力指令値P*が零に近いときは小さく、P*が零から離れるほど大きくなる、上限が0.7~0.95程度の可変値とする。
44bは、比較器43の出力が正ならば0を選び、それ以外ならば2次側ゲート信号生成器45で生成された2次側インバータゲート信号を選んで2次側インバータ200のスイッチングデバイスT21~T24に出力するスイッチである。
46は、比例積分アンプ14の出力と設定した位相指令値θbを加算して位相指令θを求める加算器である。
前記位相指令値θbは、1次側パルス幅指令値W1´、2次側パルス幅指令値W2、融通電力指令値P*、1次側直流電圧検出信号Vdc1、2次側直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(11)を演算することで求める。
Figure 0007367643000018
47は、加算器46の出力(θ)を0.5倍する乗算器であり、48は乗算器47の出力0.5θを-1倍して-0.5θを出力する乗算器である。
乗算器48の出力(-0.5θ)は2次側ゲート信号生成器45の位相指令とされる。
44cは、比較器43の出力が正ならば位相指令として0を選び、それ以外ならば乗算器47の出力0.5θを選んで1次側ゲート信号生成器16に出力するスイッチである。
前記スイッチ44b、2次側ゲート信号生成器45、加算器46、乗算器47、48によって、本発明の第2の制御信号生成部を構成している。
図6の構成において、2次側インバータ200のゲートを停止して実施例3と同じ動作を行うモードと、2次側インバータ200のゲートを出力してDAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータと同じ動作を行うモードの切り替えは、比較器43の出力に応じてスイッチ44a~44cを切り替えることにより行われる。
すなわち、比較器43の出力が正ならば、スイッチ44a~44cを切り替えることで1次側ゲート信号生成器16のパルス幅指令にはW1が入力され、位相指令には0が入力され、スイッチ44bから出力される2次側ゲート信号は0となるため実施例3と同じ動作を行う。
また、比較器43の出力が正でなければ、スイッチ44a~44cを切り替えることで1次側ゲート信号生成器16のパルス幅指令にはW1´が入力され、位相指令には0.5θが入力され、2次側ゲート信号生成器45のパルス幅指令はW2、位相指令は-0.5θとなり、2次側インバータ200を駆動して、位相指令θb、1次側パルス幅指令W1´、2次側パルス幅指令W2に基づきDAB動作を行う。
前記式(8)にW1=1を代入すると、現在の1次側直流電圧検出Vdc1、2次側直流電圧検出信号Vdc2で2次側インバータ200のゲートを停止した状態で融通可能な最大電力Pmaxを求めることができる。
Figure 0007367643000019
式(10)のPmaxと融通電力指令値P*を比較し、PmaxがP*+Pthよりも大きければ2次側インバータ200のゲートを停止、小さければ2次側インバータ200のゲートを出力する。
閾値Pthは理想的には零でよいが、Vdc1、Vdc2の検出誤差や主回路部品の製造誤差を考慮して例えば定格電力の10%程度の値を指定する。
以上の動作により、融通電力指令値P*に応じて2次側インバータ200を駆動するか否か、最適な運転モードを選択することができる。これにより、まずは2次側インバータ200を停止して運転を行い、フィードバック制御によりパルス幅が最大に達するまで待ち、それでも融通電力がP*まで達しないことを検出する、という手順を省くことができ、応答速度を向上させることができる。
動作モードの切り替えにはこのほかにも様々な条件を適用できる。例えば、2次側インバータ200を停止している場合は閾値Pthを定格電力の10%、駆動している場合は50%に設定してヒステリシスを持たせ、頻繁な切り替わりを抑制してもよい。
比較対象として融通電力指令値P*ではなく定格電力を用いると、P*が定格電力付近まで急増した場合でも切り替えせずに対応することができる。
同じく融通電力指令値P*の急増を考慮する方法として、直流電圧を切り替え条件に含め、Vdc1とVdc2の差が大きく、且つPmax>P*+Pthを満たす場合のみ2次側インバータ200を停止させてもよい。
式(10)ではなく式(5)を用いてPlim1>P*+Pthを判定条件にすると、実施例1と同じ動作を行うモードとDAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータと同じ動作を行うモードとの切り替えになる。
実施例4は、2次側インバータ200から1次側インバータ100への逆方向の電力融通にも対応することができる。対応には、P*<0すなわち逆方向の融通電力指令であること、且つVdc2>Vdc1が成立している場合に電力融通元を2次側インバータ200、電力融通先を1次側インバータ100に再定義して、Vdc1とVdc2を入れ替えP*の符号を反転して式(3)、式(6)、式(10)に代入すればよい。ゲート信号もT11~T14とT21~T24を入れ替えればよい。
以上のように実施例4によれば、実施例1又は実施例3に加えて以下の効果が得られる。
・図2の回路において、2次側インバータ200を停止した場合の融通可能な最大電力を式(10)により求めることで、融通電力指令値から2次側インバータ200を停止するか駆動するかを判断できる。
・直流電圧の差が大きく、且つ融通電力が小さいときには、実施例1~3同様に図1の絶縁型DC/DCコンバータと同じ動作を行うことで、絶縁型DC/DCコンバータの長所による効果が得られる。
・直流電圧の差が小さく、又は融通電力が大きいときでも、DAB方式の双方向絶縁型DC/DCコンバータと同じ動作を行うことで、指令値通りの電力融通を行うことができる。
・2次側インバータ200を停止して電力融通を開始したところ、指令値に到達せず2次側インバータ200を運転に切り替えた、といった動作がなくなり、短時間で確実に指令値通りの電力融通を行うことができる。
11、47、48…乗算器
12…ローパスフィルタ
13、22、42…減算器
14…比例積分アンプ
15、46…加算器
16…1次側ゲート信号生成器
17、21、41…演算器
18…除算器
19…選択器
23、43…比較器
24、34、44a,44b,44c…スイッチ
31…バッファ
32…XOR素子
33…タイマー
45…2次側ゲート信号生成器
100…1次側インバータ
101、201…直流電圧源
102、202…直流コンデンサ
103、203…電力変換部
200…2次側インバータ
300…高周波トランス
T11~T14、T21~T24…スイッチングデバイス
D21~D24…ダイオード

Claims (6)

  1. 第1の直流電圧源に接続され、スイッチングデバイスのオン、オフにより制御される電力変換部を有した第1の電力変換器と、第2の直流電圧源に接続された電力変換部を有した第2の電力変換器の、各々の交流側どうしをリアクトルおよび高周波トランスを介して結合させて構成し、前記第1の電力変換器および第2の電力変換器のいずれか一方を電力融通元電力変換器とし、いずれか他方を電力融通先電力変換器とし、電力融通元電力変換器と電力融通先電力変換器の間で電力の融通を行う電力変換装置において、
    設定した融通電力指令値P*、電力融通元電力変換器の直流電圧を検出した第1直流電圧検出信号Vdc1、電力融通先電力変換器の直流電圧を検出した第2直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(3)
    Figure 0007367643000020
    (ただしW1Aはパルス幅指令値、Lは第1の電力変換器と第2の電力変換器の交流側結合部分のリアクタンス)
    を演算して電力融通元電力変換器の出力電圧のパルス幅指令値を生成する第1のパルス幅指令値生成部と、
    電力融通先電力変換器の入力有効電力又は電力融通元電力変換器の出力有効電力と、前記融通電力指令値P*との偏差を増幅して電力融通元電力変換器の出力電圧のパルス幅を求めるパルス幅算出部と、
    前記第1のパルス幅指令値生成部で生成されたパルス幅指令値と前記パルス幅算出部で求められたパルス幅を加算したパルス幅指令値に基づいて、電力融通元電力変換器の電力変換部をスイッチング制御する制御信号を生成する第1の制御信号生成部と、
    を備えたことを特徴とする電力変換装置の制御装置。
  2. 前記第1のパルス幅指令値生成部は、前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値か、前記式(3)の演算結果のうち小さい値を選択してパルス幅指令値とすることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置の制御装置。
  3. 前記第1のパルス幅指令値生成部は、
    設定した融通電力指令値P*、電力融通元電力変換器の直流電圧を検出した第1直流電圧検出信号Vdc1、電力融通先電力変換器の直流電圧を検出した第2直流電圧検出信号Vdc2から、次の式(9)
    Figure 0007367643000021
    (ただしW1Bはパルス幅指令値、Lは第1の電力変換器と第2の電力変換器の交流側結合部分のリアクタンス)
    を演算し、
    前記式(3)の演算結果が、前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値を超えている場合、前記式(9)の演算結果を選択してパルス幅指令値とすることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置の制御装置。
  4. 前記第1のパルス幅指令値生成部は、
    前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値と、前記式(3)の演算結果の大小関係が変化したことを検出し、該検出時に、設定した時間だけ前記第1直流電圧検出信号Vdc1および第2直流電圧検出信号Vdc2の比の値を選択してパルス幅指令値とすることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置の制御装置。
  5. 前記第2の電力変換器の電力変換部は、スイッチングデバイスのオン、オフにより制御される電力変換部で構成され、
    設定した電力融通先電力変換器の出力電圧のパルス幅指令値に基づいて、電力融通先電力変換器の電力変換部をスイッチング制御する制御信号を生成する第2の制御信号生成部を備え、
    電力融通先電力変換器の電力変換部のスイッチング制御を停止した場合に融通可能な最大電力を式(10)又は式(5)を演算して算出し、
    Figure 0007367643000022
    Figure 0007367643000023
    前記算出された最大電力と融通電力指令値P*の偏差が、設定した閾値よりも大きいときは、第1の制御信号生成部で生成した制御信号を有効とし、第2の制御信号生成部で生成した制御信号を無効とし、
    前記算出された最大電力と融通電力指令値P*の偏差が、設定した閾値よりも小さいときは、第1の制御信号生成部および第2の制御信号生成部で生成した制御信号をともに有効とする、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置の制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電力変換装置の制御装置を実行することを特徴とする電力変換装置の制御方法。
JP2020151894A 2020-09-10 2020-09-10 電力変換装置の制御装置および制御方法 Active JP7367643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020151894A JP7367643B2 (ja) 2020-09-10 2020-09-10 電力変換装置の制御装置および制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020151894A JP7367643B2 (ja) 2020-09-10 2020-09-10 電力変換装置の制御装置および制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022046050A JP2022046050A (ja) 2022-03-23
JP7367643B2 true JP7367643B2 (ja) 2023-10-24

Family

ID=80779772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020151894A Active JP7367643B2 (ja) 2020-09-10 2020-09-10 電力変換装置の制御装置および制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7367643B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065511A (ja) 2010-09-17 2012-03-29 Shindengen Electric Mfg Co Ltd Dc/dcコンバータ
JP2013251998A (ja) 2012-06-01 2013-12-12 Meidensha Corp 双方向絶縁型dc−dcコンバータの制御装置
JP2019187040A (ja) 2018-04-06 2019-10-24 富士電機株式会社 絶縁型dc/dcコンバータ及びその制御装置、並びにdc/ac変換装置
WO2020031807A1 (ja) 2018-08-06 2020-02-13 三菱電機株式会社 電力変換装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065511A (ja) 2010-09-17 2012-03-29 Shindengen Electric Mfg Co Ltd Dc/dcコンバータ
JP2013251998A (ja) 2012-06-01 2013-12-12 Meidensha Corp 双方向絶縁型dc−dcコンバータの制御装置
JP2019187040A (ja) 2018-04-06 2019-10-24 富士電機株式会社 絶縁型dc/dcコンバータ及びその制御装置、並びにdc/ac変換装置
WO2020031807A1 (ja) 2018-08-06 2020-02-13 三菱電機株式会社 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022046050A (ja) 2022-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10038367B2 (en) Control of an electrical converter
CN100527588C (zh) 电力变换装置
RU2599731C2 (ru) Схема накопителя энергии постоянного тока и способ ее работы
JP5939096B2 (ja) 電力変換装置
US9401655B2 (en) Power conversion apparatus with inverter circuit and series converter circuit having power factor control
EP1455437A2 (en) Power converter and power unit
KR101266278B1 (ko) 전력변환장치의 제어방법
JP6223609B2 (ja) Dc/dcコンバータ
WO2015004989A1 (ja) 双方向dc/dcコンバータ
WO2007129456A1 (ja) 電力変換装置
JP2012165499A (ja) 電力変換装置
CN102916572A (zh) 抑制二次纹波电流并改善动态特性的控制方法及系统
JP2012085500A (ja) 無効電力補償装置
JP2013251998A (ja) 双方向絶縁型dc−dcコンバータの制御装置
KR102845773B1 (ko) 직류-직류 컨버터
Nishio et al. Single-phase to three-phase electrolytic capacitor-less dual inverter-fed IPMSM for suppress torque pulsation
TW200924366A (en) Matrix converter
US8384364B2 (en) Unit inverter system
JP2014007879A (ja) 電力変換装置
JP2011147233A (ja) Zソース昇圧回路
JP2007097319A (ja) 交直変換回路
JP2011522511A (ja) 可変速駆動装置のエネルギー回収装置
JP2013074767A (ja) Dc/dcコンバータ
KR102416374B1 (ko) 고압인버터 전력셀의 직류단 전압 제어장치
JP7367643B2 (ja) 電力変換装置の制御装置および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230221

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7367643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150