JP7418051B2 - フルオロピロロピリジン系化合物及びその使用 - Google Patents
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Description
本出願は出願日が2020年05月29日である中国特許出願CN202010478432.9、出願日が2021年02月01日である中国特許出願CN202110139687.7の優先権を主張する。本出願は上記の中国特許出願の全文を引用する。
本発明は、フルオロピロロピリジン系化合物及びその使用に関する。具体的には、式(II)で表される化合物、その異性体又はその薬学的に許容される塩に関する。
環Aは、
T1、T2、T3、T4及びT5は、それぞれ独立してC、CH又はNであり、
E1は、O又はSであり、
R1は、それぞれ独立してH又はC1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRaにより置換され、
R2は、それぞれ独立してH又はC1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRbにより置換され、
R3は、H又はC1-3アルキルであり、
Ra、Rb及びRcは、それぞれ独立してF、Cl、Br又はIであり、
mは、1、2又は3である。
R1は、それぞれ独立してH又はC1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRaにより置換され、
R2は、それぞれ独立してH又はC1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRbにより置換され、
Ra及びRbは、それぞれ独立してF、Cl、Br又はIである。
別途に説明しない限り、本明細書で用いられる以下の用語及び連語は以下の意味を含む。一つの特定の用語又は連語は、特別に定義されない場合、不確定又は不明瞭ではなく、普通の定義として理解されるべきである。本明細書で商品名が出た場合、相応の商品又はその活性成分を指す。
化合物I-1(500mg、3.67mmol)のテトラヒドロフラン(30mL)溶液に水素ナトリウム(220.36mg、5.51mmol、60%)を加え、20℃の室温で1時間反応させた。トリイソプロピルシラン(849.80mg、4.41mmol)を加え、20℃の室温で2.5時間反応させた。反応完了後、反応溶液に10mLの飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応をクエンチングさせた。60mLの水を加え、酢酸エチル(70mL×3)で抽出した。有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~20%)により分離して化合物I-2を得た。
MS m/z: 293.0 [M+H]+
化合物I-2(200mg、683.84μmol)を三口フラスコに置き、無水テトラヒドロフラン(12mL)を加え、窒素ガスで置換した。反応溶液を-78℃に冷却させ、リチウムジイソプロピルアミド(2M、683.84μL、2eq)を加え、30分間撹拌し、ホウ酸トリメチル(99.48mg、957.38μmol、108.13μL、1.4eq)を加え、18℃の室温に昇温させて1時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に10mLの飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、15分間撹拌した。酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、減圧して乾燥させて中間体Iを得た。
MS m/z:337.1 [M + H]+。
室温で化合物1-A(3.22g、11.76mmol、1eq)のN,N-ジメチルホルムアミド(20.00mL)溶液に(R)-3-メチルモルホリン(2.38g、23.51mmol、2eq)、炭酸カリウム(3.25g、23.51mmol、63.60μL、2eq)を加え、次に、130℃で、窒素ガスの雰囲気で18時間撹拌した。反応系を水(60mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:0%~20%)により精製して化合物1-Bを得た。
MS-ESI m/z:339.0 [M + H]+。
化合物1-B(0.75g、2.22mmol、1eq)、1,4-ジメチル-1H-1,2,3-トリアゾール(258.16mg、2.66mmol、1.2eq)及び炭酸カリウム(918.48mg、6.65mmol、3eq)のN,N-ジメチルアセトアミド(2mL)溶液に醋酸パラジウム(34.81mg、155.06μmol、0.07eq)及びトリサイクロヘキシルホスフィン(93.18mg、332.28μmol、107.72μL、0.15eq)を加え、窒素ガスでバブリングし、反応を110℃のマイクロウェーブで1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、濾過し、減圧濃縮して粗生成物を得、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:8%~50%)により精製して化合物1-Cを得た。
MS-ESI m/z:308.1 [M + H]+。
1-C(160mg、519.86μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、エチレングリコールジメチルエーテル(5mL)を加え、中間体I(174.82mg、519.86μmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、1.82mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(42.45mg、51.99μmol)を加え、窒素ガスで2分間バブリングし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に60mLの水を加え、210mL(70×3)の酢酸エチルで反応溶液抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:20~80%)により分離して化合物1を得た。
MS m/z: 408.2 [M+H]+
化合物2-A(1.5g、9.20mmol)、(R)-3-メチルモルホリン(977.31mg、9.66mmol)の1-メチル-2-ピロリドン(10mL)の溶液に炭酸ナトリウム(1.27g、11.96mmol)を加え、反応を210℃のマイクロウェーブで2時間撹拌した後、更に220℃に昇温させて3×2時間撹拌した後、(2つのバッチで反応に加える)、反応溶液に水(100mL)を加えて希釈し、水相を酢酸エチル(70mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相をそれぞれ水(40mL×3)及び飽和食塩水(80mL)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、有機相を濃縮させて粗生成物を得、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:10%~35%)により精製して化合物2-Bを得た。
MS-ESI m/z:227.9 [M + H]+。
化合物2-B(0.95g、4.17mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)の溶液にN,N-ジメチルアセトアミドジメチルアセタール(2.22g、16.69mmol)を加え、反応を100℃で1時間撹拌した後、減圧濃縮して粗生成物化合物2-Cを得た。
MS-ESI m/z:297.1 [M + H]+。
化合物2-C(1.3g、4.38mmol)、アセチルヒドラジド(1.62g、21.90mmol)に氷酢酸(15mL)を加え、反応を100℃に昇温させて1.5時間撹拌した。反応溶液を飽和炭酸ナトリウムでpH=7~8に調節し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、有機相を減圧濃縮して粗生成物を得、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:30%~100%)により精製して化合物2-Dを得た。
MS-ESI m/z:307.9 [M + H]+。
2-D(210mg、682.31μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、エチレングリコールジメチルエーテル(2mL)を加え、中間体I(269.94mg、682.31μmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、2.39mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(55.72mg、68.23μmol)を加え、窒素ガスで2分間バブリングし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム1回洗浄し、有機相を酢酸エチル150mL(50×3)で抽出し、飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(メタノール/ジクロロメタン:0~20%)により分離して化合物2を得、更に分取クロマトグラフィーカラム(Phenomenex Gemini-NX 80×30mm×3μm;移動相:[水(10mMのNH4HCO3)-ACN];ACN%:20%~50%、9分)により精製して化合物2を得た。MS m/z: 408.1[M+H]+。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.37 (d, J=6.78 Hz, 3 H) 2.42 (s, 6 H) 3.35 (td, J=12.61, 3.64 Hz, 1 H) 3.67 (td, J=11.80, 3.01 Hz, 1 H) 3.78 - 3.89 (m, 2 H) 4.02 - 4.11 (m, 2 H) 4.33 (br d, J=7.03 Hz, 1 H) 6.32 (s, 1 H) 7.02 - 7.09 (m, 2 H) 7.58 (t, J=2.76 Hz, 1 H) 8.42 (s, 1 H) 9.25 (br s, 1 H)。
3-A(500mg、3.16mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(10mL)及び水(1mL)を加えた。化合物3-B(866.96mg、3.16mmol)、炭酸ナトリウム(838.54mg、7.91mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(155.49mg、221.52μmol)を加え、窒素ガスで2分間バブリングし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に60mLの水を加え、210mL(70×3)の酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~10%)により分離して化合物3-Cを得た。MS m/z: 224.8/226.7 [M+H]+。
化合物3-C(370mg、1.64mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、(R)-3-メチルモルホリン(498.83mg)を加え、マイクロウェーブで200℃に加熱して1時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~30%)により分離して化合物3-Dを得た。MS m/z:289.9 [M + H]+。
化合物3-D(414.1mg、1.43mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、中間体I(624.77mg、1.86mmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、2.14mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(58.35mg、71.46μmol)を加えた。80℃に加熱し、16時間反応させた後温度を25℃の室温に冷却させ、フッ化テトラエチルアンモニウム水和物(239.04mg、1.43mmol)を加えて2時間撹拌した。ドットプレートで反応の完了をモニタリングした。反応完了後、反応溶液に60mLの水を加えた。反応溶液を珪藻土で濾過し、濾液を210mL(70×3)の酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:10~50%)により分離し、更に分取クロマトグラフィーカラム(Phenomenex Gemini-NX 80×30mm×3μm;移動相:[水(10mMのNH4HCO3)-ACN];ACN%:37%~67%、9分)により精製して化合物3を得た。MS m/z: 390.0[M+H]+。
4-A(500mg、2.91mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(10mL)及び水(1mL)を加えた。3-B(875.89mg、3.20mmol)、炭酸ナトリウム(924.21mg、8.72mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(142.81mg、203.46μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に60mLの水を加え、210mL(70×3)の酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~5%)により分離して化合物4-Bを得た。MS m/z: 238.87[M+H]+。
化合物4-B(600mg、2.51mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、(R)-3-メチルモルホリン(761.45mg、7.53mmol)を加え、マイクロウェーブで200℃に加熱して1時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~25%)により分離して化合物4-Cを得た。MS m/z:303.9 [M + H]+。
化合物4-C(682.1mg、2.25mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、中間体I(981.59mg、2.92mmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、3.37mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(91.68mg、112.27μmol)を加えた。80℃に加熱して16時間反応させた後、保護基が完全に除去されず、約20℃の室温に冷却させ、フッ化テトラエチルアンモニウム水和物(375.57mg、2.25mmol)を加えて2時間撹拌した。ドットプレートで反応の完了をモニタリングした。反応完了後、反応溶液を珪藻土で濾過し、濾液を直接に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:10~60%)により分離して化合物4を得た。MS m/z:404.1 [M + H]+。
1-B(300mg、886.08μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(3mL)及び水(0.3mL)を加えた。5-A(201.83mg、974.68μmol)、炭酸ナトリウム(281.74mg、2.66mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(43.54mg、62.03μmol)を加え、窒素ガスで2分間バブリングし、マイクロウェーブで100℃に加熱して1時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を減圧して乾燥させた後、試料を撹拌して精製した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~25%)により分離して化合物5-Bを得た。MS m/z:291.9 [M + H]+。
化合物5-B(158.9mg、544.60μmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、中間体I(238.08mg、707.98μmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、816.90μL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(31.13mg、38.12μmol)を加えた。100℃に加熱して16時間反応させた。反応完了後、反応溶液を珪藻土で濾過し、濾液を直接に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:10~60%)により分離して化合物5を得た。MS m/z: 392.0[M+H]+。
化合物1-B(800mg、2.36mmol、1eq)、1-メチル-1,2,3-トリアゾール(294.50mg、3.54mmol、1.5eq)及び酢酸カリウム(436.79mg、4.73mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に醋酸パラジウム(53.05mg、236.29μmol、0.1eq)及びトリシクロヘキシルホスフィン(132.52mg、472.57μmol、0.2eq)を加え、窒素ガスでバブリングし、反応を120℃のマイクロウェーブで1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:70%~90%)により精製して化合物6-Aを得た。
MS-ESI m/z:295.1 [M + H]+。
6-A(500mg、1.70mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)を加え、中間体I(572.40mg、1.70mmol)、炭酸ナトリウム(451.02mg、4.26mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(139.00mg、170.21μmol)を加え、窒素ガスで3回置換し、80℃で12時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:50~90%)により分離して化合物6を得た。
MS m/z: 394.1 [M+H]+
1-B(300mg、886.08μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(2mL)及び水(0.2mL)を加えた。7-A(213.54mg、974.68μmol)、炭酸ナトリウム(281.74mg、2.66mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(64.83mg、88.61μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで100℃に加熱して1.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を減圧して乾燥させた後、試料を撹拌して精製した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:10~40%)により分離して化合物7-Bを得た。MS m/z:303.9 [M + H]+。
化合物7-B(274mg、901.95μmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、中間体I(454.97mg、1.35mmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、1.35mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(51.56mg、63.14μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、80℃に加熱して16時間反応させた。反応完了後、反応溶液を室温に冷却させ、反応溶液に40mLの水を加え、150mL(50×3)の酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:10~50%)により分離して化合物7を得た。MS m/z: 404.1[M+H]+。
1-B(300mg、886.08μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(2mL)及び水(0.2mL)を加えた。8-A(212.58mg、974.68μmol)、炭酸ナトリウム(281.74mg、2.66mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(64.83mg、88.61μmol)を加え、窒素ガスで2分間バブリングし、マイクロウェーブで100℃に加熱して1.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を減圧して乾燥させた後、試料を撹拌して精製した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:5~20%)により分離して化合物8-Bを得た。MS m/z:302.9 [M + H]+。
化合物8-B(285mg、941.22μmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、中間体I(474.78mg、1.41mmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、1.41mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(53.80mg、65.89μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、80℃に加熱して16時間反応させた。反応完了後、反応溶液に40mLの水を加え、150mL(50×3)の酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:10~50%)により分離して化合物8を得た。MS m/z: 403.1[M+H]+。
化合物1-B(300mg、886.08μmol、1eq)、3,5-ジメチルピラゾール-4-ボロン酸ピナコールエステル(216.47mg、974.68μmol、1.1eq)、炭酸ナトリウム(140.87mg、1.33mmol、664.56μL、1.5eq)及び1,4-ジオキサン(3mL)溶液に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(64.83mg、88.61μmol、0.1eq)を加え、窒素ガスでバブリングし、反応をマイクロウェーブで、100℃で1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:50%~60%)により精製して化合物9-Aを得た。
MS-ESI m/z:306.9 [M + H]+。
7-A(200mg、651.91μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(3mL)及び水(0.3mL)を加え、I(438.45mg、1.30mmol)、炭酸ナトリウム(172.74mg、1.63mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(53.24mg、65.19μmol)を加え、窒素ガスで2分間バブリングし、マイクロウェーブで110℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:70~90%)により分離して化合物9を得た。
MS m/z: 407.1 [M+H]+
10-A(300mg、1.48mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(3mL)及び水(0.3mL)を加えた。3-B(445.99mg、1.63mmol)、炭酸ナトリウム(470.60mg、4.44mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(72.72mg、103.60μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に60mLの水を加え、210mL(70×3)の酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~20%)により分離して化合物10-Bを得た。MS m/z:268.8 [M + H]+。
化合物10-B(300mg、1.11mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、(R)-3-メチルモルホリン(112.75mg、1.11mmol)を加え、マイクロウェーブで200℃に加熱し2時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を減圧して乾燥させ、ほとんどの(R)-3-メチルモルホリンを減圧して除去した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~30%)により分離して化合物10-Cを得た。MS m/z:333.9 [M + H]+。
化合物10-C(300mg、898.71μmol)を1,4-ジオキサン(3mL)に溶解させ、中間体I(453.33mg、1.35mmol)、炭酸ナトリウムの水溶液(2M、1.35mL)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(73.39mg、89.87μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、100℃に加熱して16時間反応させた後、温度を約40℃の室温に冷却させ、フッ化テトラエチルアンモニウム水和物(150.32mg、898.71μmol)を加えて2時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に60mLの水を加えた。210mL(70×3)の酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:0~40%)により分離して化合物10を得た。MS m/z: 434.1[M+H]+。
1-B(500mg、1.48mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)を加えた。11-A(315.21mg、1.62mmol)、炭酸ナトリウム(469.58mg、4.43mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(75.64mg、103.38μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に40mLの水を加え、150mL(50×3)の酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:0~30%)により分離して化合物11-Bを得た。MS m/z:278.9 [M + H]+。
化合物11-B(615mg、2.21mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(10mL)及び水(1mL)を加え、中間体I(964.56mg、2.87mmol)、炭酸ナトリウム(701.56mg、6.62mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(126.13mg、154.45μmol)を加えた。窒素ガスで2分間バブリングし、110℃に加熱して1時間反応させた。反応完了後、反応溶液を珪藻土で濾過して濾液を得、減圧して乾燥させ、粗生成物化合物11-Cを得た。MS m/z: 535.2[M+H]+。
化合物11-C(1.02g、1.91mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解させ、フッ化テトラエチルアンモニウム水和物(319.05mg、1.91mmol)を加え、40℃に加熱して2時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に40mLの水を加え、150mL(50×3)の酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:10~50%)により分離して化合物11を得た。MS m/z:379.0 [M + H]+。
1-B(500mg、1.48mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)を加えた。12-A(458.37mg、1.62mmol)、炭酸ナトリウム(469.58mg、4.43mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(75.64mg、103.38μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して0.5時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に40mLの水を加え、150mL(50×3)の酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:5~30%)により分離して化合物12-Bを得た。MS m/z:366.9 [M + H]+。
化合物12-B(1.36mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)を加え、中間体I(595.82mg、1.77mmol)、炭酸ナトリウム(433.36mg、4.09mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(111.30mg、136.29μmol)を加えた。窒素ガスで2分間パージし、110℃に加熱して1時間反応させた。反応完了後、反応溶液を珪藻土で濾過して濾液を得、減圧して乾燥させ、粗生成物化合物12-Cを得た。MS m/z: 623.2[M+H]+。
化合物12-C(1.19g、1.91mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解させ、フッ化テトラエチルアンモニウム水和物(319.05mg、1.91mmol)を加え、40℃に加熱して2時間撹拌した。反応完了後、反応溶液に50mLの水を加え、150mL(50×3)の酢酸エチルで抽出し、有機相を飽和食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して濾液を得、更に減圧して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:10~60%)により分離して化合物12を得た。 MS m/z:467.1 [M + H]+。
化合物1-B(300mg、886.08μmol、1eq)、1,3-ジメチルピラゾール-4-ボロン酸ピナコールエステル(216.47mg、974.68μmol、1.1eq)及び炭酸ナトリウム(140.87mg、1.33mmol、664.56μL、1.5eq)1,4-ジオキサン(3mL)溶液に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(64.84mg、88.61μmol、0.1eq)を加え、窒素ガスでバブリングし、反応をマイクロウェーブで、100℃で1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:50%~70%)により精製して化合物13-Aを得た。
MS-ESI m/z:306.9 [M + H]+。
13-A(170mg、554.13μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(3mL)及び水(0.3mL)を加え、中間体I(372.69mg、1.11mmol)、炭酸ナトリウム(146.83mg、1.39mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(45.25mg、55.41μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応溶液にフッ化テトラエチルアンモニウム水和物(139.03mg、831.19umol)を加え、25℃で2時間撹拌した。反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:50~70%)により分離して化合物13を得た。
MS m/z: 407.1 [M+H]+。
化合物1-B(300mg、886.08μmol、1eq)、1,4-ジメチルピラゾール-5-ボロン酸ピナコールエステル(216.47mg、974.68μmol、1.1eq)及び炭酸ナトリウム(140.87mg、1.33mmol、664.56μL、1.5eq)、1、4-ジオキサン(3mL)溶液に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(64.83mg、88.61μmol、0.1eq)を加え、窒素ガスでバブリングし、反応をマイクロウェーブで、100℃で1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:40%~70%)により精製して化合物14-Aを得た。
MS-ESI m/z:306.9 [M + H]+。
1-B(230mg、749.70μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(3mL)及び水(0.3mL)を加え、中間体I(504.22mg、1.5mmol)、炭酸ナトリウム(198.65mg、1.87mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(61.22mg、74.97μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応溶液にフッ化テトラエチルアンモニウム水和物(188.10mg、1.12mmol)を加え、25℃で2時間撹拌した。反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(テトラヒドロフラン/石油エーテル:50~70%)により分離して化合物14を得た。
MS m/z: 407.1 [M+H]+。
化合物1-B(300mg、886.08μmol、1eq)、I(202.80mg、974.68μmol、1.1eq)及び炭酸ナトリウム(140.87mg、1.33mmol、664.56μL、1.5eq)の1,4-ジオキサン(3mL)溶液に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(64.83mg、88.61μmol、0.1eq)を加え、窒素ガスでバブリングし、反応をマイクロウェーブで、100℃で1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:40%~50%)により精製して化合物15-Aを得た。
MS-ESI m/z:292.9 [M + H]+。
15-A(150mg、512.36μmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(3mL)及び水(0.3mL)を加え、中間体I(172.30mg、512.36μmol)、炭酸ナトリウム(135.76mg、1.28mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(41.84mg、51.24μmol)を加え、窒素ガスで2分間パージし、マイクロウェーブで110℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応溶液にフッ化テトラエチルアンモニウム水和物(128.55mg、768.54μmol)を加え、25℃で2時間撹拌した。反応系を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン:50~60%)により分離して化合物15を得た。
MS m/z: 393.1 [M+H]+。
化合物1-B(500mg、1.48mmol、1eq)、3,5-ジメチルイソキサゾール-4-ボロン酸ピナコールエステル(362.38mg、1.62mmol、1.1eq)及び炭酸ナトリウム(234.79mg、2.22mmol、1.11mL、1.5eq)、1,4-ジオキサン(8mL)溶液に[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(108.06mg、147.68μmol、0.1eq)を加え、窒素ガスで3回置換し、反応を90℃で12時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応系を水(40mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル:0%~20%)により精製して化合物16-Aを得た。
MS-ESI m/z:307.9 [M + H]+。
16-A(370mg、1.2mmol)をマイクロウェーブ反応器に置き、1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)を加え、I(727.69mg、2.16mmol)、炭酸ナトリウム(318.54mg、3.01mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(98.17mg、120.22μmol)を加え、窒素ガスで3回置換し、80℃で12時間撹拌した。反応溶液を冷却させた後、反応溶液にフッ化テトラエチルアンモニウム水和物(301.62mg、1.80mmol)を加え、25℃で2時間撹拌した。反応系を水(40mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過して乾燥剤を除去した後、減圧して溶媒を除去し、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル:50~75%)により分離して化合物16を得た。
MS m/z: 408.1 [M+H]+。
IC50値を測定することによって、ヒトATRキナーゼに対する試験化合物の阻害活性を評価した。
本実験では、腫瘍細胞株LoVoにおける体外細胞活性に対する化合物の効果を検出することにより、細胞増殖に対する化合物の阻害効果を研究した。
(1)CellTiter-Glo緩衝液を溶かして室温に放置した。
(2)CellTiter-Glo基質を室温に放置した。
(3)1本のCellTiter-Glo基質にCellTiter-Glo緩衝液を加えて基質を溶解させ、CellTiter-Glo作業液を製造した。
(4)ゆっくりとボルテックスして完全に溶解させた。
(5)細胞培養プレートを取り出し、30分間放置して室温に平衡化させた。
(6)各ウェルに50μL(各ウェルの細胞培地の半分の体積に相当する)のCellTiter-Glo作業液を加えた。光を避けるために細胞プレートをアルミ箔で包んだ。
(7)培養プレートをオービタルシェーカーで2分間振とうして、細胞溶解を誘導した。
(8)発光信号を安定させるために、培養プレートを室温で10分間放置した。
(9)SpectraMax i3x of Molecular Devicesプレートリーダーで発光信号を検出した。
下記の式で試験化合物の阻害率(Inhibition rate、IR)を計算した。IR(%)=(1-(RLU化合物-RLUブランク対照群)/(RLU溶媒対照群-RLUブランク対照群))×100%。Excelで異なる濃度の化合物の阻害率を計算し、GraphPad Prismソフトウェアを使用して阻害曲線図を作成し、最小阻害率、最大阻害率及びIC50を含む関連パラメータを計算した。
試験試料:上記実験に基づいて、化合物1を選択して更に実験を実行した。
試験目的:
本研究の主な目的は、ヒト胃癌細胞SNU-601の異種移植腫瘍モデルにおける試験化合物の抗腫瘍効果を研究することである。
1.実験動物
種:マウス
系統:CB17 SCIDマウス
サプライヤー:Huafukang Laboratory Animal Technology Co.,Ltd.
週齢:6~8週齢
性別:メス
ヒト胃癌SNU-601細胞は、KCLB(カタログ番号:00601)から供給され、HD Biosciences(Shanghai)Co.,Ltd.で維持及び継代培養された。体外培養条件は、RPMI1640培地(300mg/LのL-グルタミンを含む)に10%のウシ胎児血清、25mMのHEPES及び25mMの炭酸水素ナトリウムを加え、37℃で5%のCO2インキュベーターで培養し、週に2~3回継代培養した。細胞の数が要件に達した場合、細胞を収集し、カウントした。0.2mL(5x106個)のSNU-601細胞(DPBS:Matrigel=1:1に再懸濁した)を各マウスの右背部に皮下接種し、平均腫瘍体積が147.61mm3に達した時点で群分け投与を開始した。
投与量:化合物1を15mg/kg(3日間投与、4日間中断)、10mg/kg(3日間投与、4日間中断)、5mg/kg(連続投与)の3つの投与量で経口投与した。
週に3回ノギスで腫瘍の直径を測定した。腫瘍体積の計算式は:V=0.5×a×b2であり、aとbは、それぞれ腫瘍の長径と短径を表す。相対腫瘍体積(RTV)の計算式は、RTV(%)=(Vt/V1)×100であり、動物の体重変化(BWC)の計算式は、BWC(%)=(BWt-BW1)/BW1×100であり、ここで、V1及びBW1は群分け投与当日の特定の動物の腫瘍体積及び体重を指し、Vt及びBWtは特定の時間に測定した特定の動物の腫瘍体積及び体重を指す。
本実験では、ヒト胃癌細胞SNU601の異種移植腫瘍モデルを使用して、試験化合物の体内有効性を評価した。全投与期間中、10%以上の体重減少により投与を中止した動物はなく、有効性試験は投与後21日目に終了した。
Claims (12)
- 式(II)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
(ただし、
環Aは、
であり、
T1、T2、T3、T4及びT5は、それぞれ独立してC、CH又はNであり、
E1は、O又はSであり、
R1は、それぞれ独立してH又はC1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRaにより置換され、
R2は、それぞれ独立してH又はC1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキルは、任意選択で1、2又は3つのRbにより置換され、
R3は、H又はC1-3アルキルであり、
R4は、それぞれ独立してH、C1-3アルキル、-O-C1-3アルキル又は-S(O)2-C1-3アルキルであり、ここで、前記C1-3アルキル、-O-C1-3アルキル及び-S(O)2-C1-3アルキルは、それぞれ独立して任意選択で1、2又は3つのRcにより置換され、
Ra、Rb及びRcは、それぞれ独立してF、Cl、Br又はIであり、
mは、1、2又は3である。) - 化合物は、式(I-1)又は(I-2)で表される構造を有する、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(ただし、
R1及びR2は、請求項1で定義された通りである。) - R1は、それぞれ独立してH又はCH3であり、ここで、前記CH3は、任意選択で1、2又は3つのRaにより置換される、請求項1又は2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R1は、それぞれ独立してH又はCH3である、請求項3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R2は、それぞれ独立してH又はCH3であり、ここで、CH3は、任意選択で1、2又は3つのRbにより置換される、請求項1又は2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R2は、それぞれ独立してH又はCH3である、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R3は、それぞれ独立してH又はCH3である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R4は、それぞれ独立してH、CH3、-O-CH3又は-S(O)2-CH3である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 環Aは、
である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - 環Aは、
である、請求項9に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - 下記の式で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
- ATRに関連する疾患を治療するための医薬の製造における、請求項1~11のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
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| CN202010478432.9 | 2020-05-29 | ||
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