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JP7428014B2 - 構造体 - Google Patents
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JP7428014B2 - 構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、構造体に関する。
柱や梁を、木質板材を重ねた複数層の構造とすることにより、ガセットプレートなどの鉄板を用いることなく仕口を構成した柱梁接合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、このような柱梁接合構造を複数接合することで、純ラーメン構造の架構(構造体)を構成できる(後述の比較例参照)。
特開2019-203321号公報
しかしながら、上述したような柱梁接合構造は、外側は柱勝ち、内側は梁勝ちの3層の組み合わせのため、ここに斜めブレース(筋交い)を通すためには、さらに1層以上の層を組み合わせる必要があり、幅が大きくなりすぎるため現実的ではなくなる。このため、構造体を構成する各部材を大きく(太く)する必要があり、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、部材のサイズを縮小することによりコストの低減を図ることを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の構造体は、
複数のピースで構成された構造体であって、
第1ピースと第2ピースを有し、
前記第1ピースは、
第1水平部材と、
直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
を備え、
前記第2ピースは、
第2水平部材と、
直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
を備え、
前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
前記第1交差部材は、前記第2交差部材よりも長く、
前記第1ピースは、
前記第1交差部材と交差するとともに、水平方向となす角度が前記第2角度である第3交差部材をさらに備え、
前記第3交差部材は、前記第2ピースの前記第2交差部材と接合されている
ことを特徴とする。
このような構造体によれば、柱を斜めに形成できるので、水平荷重が加えられた際に柱の軸力で抵抗できる(ブレースと同等の効果が得られる)。よって、部材のサイズを小さくでき、コストの低減を図ることができる。また、所望のパターン(繰り返しパターン)を形成できる。
かかる構造体であって、前記第1角度および前記第2角度の一方は、直角よりも大きく、前記第1角度および前記第2角度の他方は、直角よりも小さいことが望ましい。
このような構造体によれば、水平方向の両方向の水平荷重に対して抵抗することができる。
また、複数のピースで構成された構造体であって、
第1ピースと第2ピースを有し、
前記第1ピースは、
第1水平部材と、
直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
を備え、
前記第2ピースは、
第2水平部材と、
直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
を備え、
前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
前記第1ピースおよび前記第2ピースはそれぞれ複数設けられており、
第3ピースをさらに有し、
前記第3ピースは、
第1鉛直部材と、
前記第1鉛直部材に最も近い前記第1ピースの前記第1交差部材と、前記第1鉛直部材とを繋ぐ第1斜め部材と、
前記第1鉛直部材に最も近い前記第2ピースの前記第2交差部材と、前記第1鉛直部材とを繋ぐ第2斜め部材と、
を備える、
ことを特徴とする。
このような構造体によれば、水平方向の端部を形成することができる。
また、複数のピースで構成された構造体であって、
第1ピースと第2ピースを有し、
前記第1ピースは、
第1水平部材と、
直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
を備え、
前記第2ピースは、
第2水平部材と、
直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
を備え、
前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
前記第1ピースおよび前記第2ピースはそれぞれ複数設けられており、
第4ピースをさらに有し、
前記第4ピースは、
第2鉛直部材と、
前記第2鉛直部材に最も近い前記第1ピースの前記第1水平部材、又は、前記第2鉛直部材に最も近い前記第2ピースの前記第2水平部材と、前記第2鉛直部材とを繋ぐ第3水平部材と、
を備える、
ことを特徴とする構造体。
このような構造体によれば、水平方向の端部を形成することができる。
かかる構造体であって、各ピースは、木質の板材を複数層に積層して形成されていることが望ましい。
このような構造体によれば、木質の板材を複数層に積層したピースを用いて、ブレースに近い構造を簡易に形成できる。
また、複数のピースで構成された構造体であって、
第1ピースと第2ピースを有し、
前記第1ピースは、
第1水平部材と、
直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
を備え、
前記第2ピースは、
第2水平部材と、
直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
を備え、
前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
各ピースは、木質の板材を複数層に積層して形成されており、
前記複数層は、
貫工法で設けられた内側層と、
GIR工法で設けられ、前記内側層よりも外側に配置された一対の外側層と、
を有することを特徴とする。
このような構造体によれば、部材の交差部分の強度・剛性を高めることができる。
本発明によれば、コストの低減を図ることができる。
第1実施形態の構造体の概略図である。 第1ピース10の構成を示す分解斜視図である。 第2ピース20の構成を示す分解斜視図である。 第3ピース30の構成を示す分解斜視図である。 第4ピース40の構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態の構造体の概略図である。 継ぎピース60の構成を示す分解斜視図である。 比較例の構造体に用いる柱梁接合構造100を示す斜視図である。 柱梁接合構造100の分解斜視図である。 比較例の構造体の概略図である。
===第1実施形態===
以下、本発明に係る構造体を、図を用いて説明する。まず、本実施形態について説明する前に、比較例について説明する。
≪比較例の構造体≫
図8は、比較例の構造体に用いる柱梁接合構造100を示す斜視図である。図9は、柱梁接合構造100の分解斜視図である。この比較例において、図に示すように、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向を定めている。Z方向は、柱が鉛直に建てられている状態で、上下となる方向(すなわち鉛直方向に沿った方向)である。以下、Z方向のことを上下方向ともいう。また、X方向およびY方向は、上下方向に垂直な方向(水平方向)である。ここでは、柱梁接合構造を構成している木質板材の積層方向をY方向とし、Y方向(およびZ方向)と直交する水平方向をX方向とする。
比較例の柱梁接合構造100により接合される柱110および梁120は、図8、図9に示すように、断面が略矩形状をなし、製材、集成材、LVL等の板状をなす3枚の木質板材が積層され、積層されている方向(Y方向)に、綴り材130が貫入されて一体化されている。尚、図面では、積層された木質板材を綴る全ての綴り材及び柱と梁とを接合する全ての綴り材を示すと図面が不明瞭となるため、綴り材130は一部のみを示すものとする。
以下の説明において、柱110を構成する3枚の木質板材のうちの真ん中に配置される木質板材を柱内側木質板材111と称し、柱内側木質板材111を両面から挟む一対の木質板材を柱外側木質板材112と称することとする。また、梁120を構成する3枚の木質板材のうちの真ん中に配置される木質板材を梁内側木質板材121と称し、梁内側木質板材121を両面から挟む一対の木質板材を梁外側木質板材122と称することとする。
柱110を構成する3枚の木質板材、及び、梁120を構成する3枚の木質板材はいずれも、複数の単板の繊維方向を揃えて積層し接着した単板積層材であり、各木質板材にはLVLが使用されている。なお、柱110や梁120を構成している各木質板材(木材)は、異方性の強い材料であり、繊維方向には強度・剛性が高く、繊維方向以外は、強度・剛性が低いことが知られている。図8及び図9では、各木質板材の繊維方向を、各々の木質板材表面に矢印にて示している。
柱110を構成する柱内側木質板材111、一対の柱外側木質板材112はいずれも繊維が上下方向(Z方向)に沿っている。また、柱110を構成する柱外側木質板材112には、梁120が接合される位置に、水平方向及び柱外側木質板材112の面内方向に沿って貫通する柱開孔112aが形成されている。
梁120を構成する梁内側木質板材121は、繊維方向が当該梁120の長手方向(X方向)と直交する上下方向(Z方向)に沿っており、一対の梁外側木質板材122は、繊維方向が梁120の長手方向(ここではX方向)に沿っている。なお、梁内側木質板材121としては、LVLを繊維方向が上下方向(Z方向)に沿うように配置している。繊維方向を上下方向に沿うようにすることで材長(X方向の長さ)が不足する場合、フィンガージョイントにより接合して用いればよい(図9参照)。
一対の梁外側木質板材122は、矩形状に切断された一方の端面がそれぞれ、柱外側木質板材112の側面に当接されている。また、梁外側木質板材122と柱外側木質板材112は、梁120の長手方向(X方向)に沿い、梁外側木質板材122と柱外側木質板材112とに亘る鋼棒140により接合されている。鋼棒140による接合を行うため、柱外側木質板材112により分断されている2つの梁外側木質板材122には、柱110側の端面からX方向に沿う梁開孔122aが各々設けられており、柱外側木質板材112には、柱外側木質板材112のX方向に沿う柱開孔112aが設けられている。
梁開孔122aと柱開孔112aとは、柱外側木質板材112と梁外側木質板材122が接合されたときに、繋がる位置に設けられている。そして、鋼棒140は、梁開孔122aと柱開孔112aとに亘るように配置されて接着剤により接着されている。このように、鋼棒などを木材の接合部に挿入し、接着剤にて定着させる接合方法をグルードインロッド(GIR)工法という。以下の説明では、同様の接合方法(GIR工法)で接合された部分における鋼棒や開孔などの記載を省略する。
一対の柱外側木質板材112と一対の梁外側木質板材122との間に設けられる梁内側木質板材121は、柱外側木質板材112の両側に接合された2つの梁外側木質板材122と積層方向(Y方向)に重ねられるとともに綴り材130により柱外側木質板材112及び2つの梁外側木質板材122と接合されている。このとき、梁内側木質板材121のフィンガージョイントにより接合されている部位(X方向における中央部)が、柱内側木質板材111の幅方向(X方向)における中央に位置するように配置されている。また、梁120における、柱110とは反対側の端部は、一対の梁外側木質板材122が梁内側木質板材121よりも外側(柱110から離れる側)に突出している。
柱内側木質板材111は、梁内側木質板材121により、上下に分断されている。これら上下の柱内側木質板材111は、いずれも柱外側木質板材112と積層方向(Y方向)に重ねられるとともに、上側の柱内側木質板材111の下面が梁内側木質板材121の上面に、下側の柱内側木質板材111の上面が梁内側木質板材121の下面にそれぞれ当接されて、綴り材130により一対の柱外側木質板材112と接合されている。
このように、梁内側木質板材121は、柱内側木質板材111を分断しており、柱110を貫く(貫通する)ように設けられている。このような施工方法を貫工法という。なお、貫とは柱等の部材間に通す水平材のことであり、貫工法は、社寺などの木造建築に用いられている伝統的工法である。
この比較例の柱梁接合構造100によれば、柱110と梁120との接合部において、柱110が梁120を分断している部位(所謂、柱勝ち)と、梁120が柱110を分断している部位(所謂、梁勝ち)が混在している。このため、初期剛性が高く、残留変形が生じにくい。よって、仕口の強度・剛性を高めることが可能である。
また、柱内側木質板材111の繊維方向と、当該柱内側木質板材111を分断している梁内側木質板材121の繊維方向とは、同じ方向である。このため、梁120の曲げモーメントは、柱内側木質板材111の分断されている部位に、分断している梁内側木質板材121から柱110の長手方向(繊維方向)に支圧として作用するので、梁120の端が柱110にめり込むなどの損傷は生じ難い。また、このとき、梁内側木質板材121からの支圧が作用する部位は柱110の全幅なので、支圧が作用する部位をより広く確保することが可能である。
また、梁120の梁内側木質板材121は、柱内側木質板材111を分断しており、上側の柱内側木質板材111の下面が梁内側木質板材121の上面に、下側の柱内側木質板材111の上面が梁内側木質板材121の下面にそれぞれ当接されている。このため、柱110と梁120との接合部は、初期剛性が高く、残留変形が生じにくい。更に、柱内側木質板材111を挟んでいる一対の柱外側木質板材112は、繊維方向が柱内側木質板材111と同じなので、柱110の高い強度を確保することが可能である。このため、仕口の強度・剛性を高めることが可能である。
なお、この例では、梁内側木質板材121がLVLで構成されており、繊維方向が全てZ方向(上下方向)に沿っているが、これには限られない。例えば、梁内側木質板材121を、LVB、LVLB種、合板、LVLの重ね合わせ(LVL積層体)などで構成してもよく、この場合、上下方向に沿う繊維方向の比率は15~100%が好ましい。これにより、繊維方向が全て長手方向(X方向)に沿っている場合と比べて、梁120の曲げモーメントを梁内側木質板材121から柱110の繊維方向に支圧として作用させやすくなる。また、柱110の鉛直方向の荷重に対する強度・剛性を高めることができる。
図10は、比較例の構造体の概略図である。図8の柱梁接合構造100を、Z方向およびX方向に複数並べてそれぞれ接合することで、図10に示すような純ラーメン構造の架構(構造体)を構成することができる。なお、図に示すように、Z方向(上下方向)に隣接する柱梁接合構造100(柱110同士)はGIR工法により接合している。また、X方向(柱の幅方向)に隣接する柱梁接合構造100の梁120同士(具体的には対向する梁内側木質板材121)の間には、添板材125を配置している。梁外側木質板材122と添板材125には、Y方向に重なる位置に、それぞれ、綴り材130貫入用の貫入孔122bと貫入孔125aが形成されている。
そして、添板材125を梁外側木質板材122で両側から挟んだ状態で、綴り材130を貫入孔122b、貫入孔125aに貫入することにより、梁外側木質板材122と添板材125とが接合される。これにより、隣接する柱梁接合構造100同士を水平方向に接合できる。
しかしながら、この比較例の場合、柱110と梁120が直交しており、その接合部は、外側は柱勝ち、内側は梁勝ちの3層の木質板材の組み合わせで形成されている。ここに斜めブレース(筋交い)を通すためには、さらに1層以上の層を組み合わせる必要があり、幅が大きくなりすぎるため現実的ではなくなる。このため、各部材のサイズを大きく(太く)する必要があり、木材の使用量が増えコストが増加するという問題があった。そこで、本実施形態では、柱を斜めに形成することで、水平荷重が加えられた際に、柱部分の軸力で抵抗できる(ブレースと同等の効果が得られる)ようにしている。これにより、部材のサイズを小さく(細く)して、コストの低減を図っている。
≪本実施形態の構造体≫
図1は、第1実施形態の構造体の概略図である。また、図2は、第1ピース10の構成の一例を示す分解斜視図であり、図3は、第2ピース20の構成の一例を示す分解斜視図である。また、図4は、第3ピース30の構成の一例を示す分解斜視図であり、図5は、第4ピース40の構成の一例を示す分解斜視図である。
本実施形態においても、比較例と同様に、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向を定めている。Z方向(上下方向)は、鉛直方向に沿った方向である。また、X方向およびY方向は、上下方向に垂直な方向(水平方向)であり、木質板材の積層方向をY方向とし、Y方向(およびZ方向)と直交する水平方向をX方向とする。
図1に示すように、本実施形態の構造体は、複数のピースを組み合わせて構成されている。なお、図1において、Z方向に直交している部材(X方向に沿った部材)が梁に相当し、梁に対して、斜め又は直交する部材が柱に相当する。なお、以下の説明において、各部材が交差している箇所(交点)の図面右上側の角度を交差角度とする。
第1実施形態の構造体は、第1ピース10と、第2ピース20と、第3ピース30と、第4ピース40を有している。各ピースはそれぞれ複数設けられている。このうち、主に構造体の構面を構成しているのは第1ピース10と第2ピース20であり、構造体の端部(X方向の端部)を構成しているのは第3ピース30と第4ピース40である。本実施形態において、これらの各ピース(第1ピース10~第4ピース40)は木質の部材であり、それぞれ、比較例と同様に3層構造である(図2~図5参照)。図2~図5では、各部材(木質部材)の繊維方向を矢印で示している。
<第1ピース10>
第1ピース10は、水平部材10A(第1水平部材に相当)と、交差部材10B(第1交差部材に相当)と、交差部材10C(第3交差部材に相当)とを備えている。また、図2に示すように、第1ピース10は、内側層11と、内側層11を両面から挟む(すなわち内側層11よりも外側に配置された)一対の外側層12との3層構造で形成されている。中央(内側)の内側層11と一対の外側層12は、いずれも木質板材で構成されている。
水平部材10Aは、長手方向がX方向(水平方向)に沿っており、構造体において梁を構成する部位である。水平部材10Aは、内側層11の内側木質板材11aと、一対の外側層12の外側木質板材12aで構成されている。
交差部材10Bは、水平部材10Aと交差する部材であり、構造体において柱を構成する部位である。交差部材10Bは角度θ1で水平部材10Aと交差している。角度θ1は直角を除く角度であり、本実施形態では120度である。すなわち、交差部材10Bは、水平部材10Aと斜めに交差している(直交していない)。交差部材10Bは、内側層11の内側木質板材11bと、一対の外側層12の外側木質板材12bで構成されている。
交差部材10Cは、水平部材10Aよりも下側において、交差部材10Bと交差している。交差部材10Cと水平方向(X方向)とのなす角度はθ2(本実施形態では60度)であり、後述する第2ピース20の水平部材20Aと交差部材20Bとの交差角度と等しい。これにより、交差部材10Cを、第2ピース20の交差部材20Bと接合することができる。交差部材10Cは、内側層11の内側木質板材11cと、一対の外側層12の外側木質板材12cで構成されている。
内側層11の内側木質板材11bは、内側木質板材11aおよび内側木質板材11cによって分断されている(貫工法)。内側木質板材11aによる内側木質板材11bの分断箇所、および、内側木質板材11cによる内側木質板材11bの分断箇所は、対向する面同士が当接しており、面接触となっている。
一方、外側層12の外側木質板材12bは、外側木質板材12aおよび外側木質板材12cを分断している。外側木質板材12bと外側木質板材12a、及び、外側木質板材12bと外側木質板材12cは、それぞれGIR工法で接合されている。
そして、図2に示すように、一対の外側層12の間に、内側層11を挟んで(Y方向に積層し)、綴り材(不図示)などで固定することにより、第1ピース10が形成される。
なお、第1ピース10を構成する部材のうち、内側層11の内側木質板材11aおよび内側木質板材11cを除く各部材には、複数の単板の繊維方向を揃えて積層し接着した単板積層材(LVL)が使用されている。そして各部材の繊維方向は、それぞれの長手方向に沿っている。
内側層11の内側木質板材11aおよび内側木質板材11cには、複数の単板の繊維方向を直交させて積層した合板が用いられており、長手方向に沿う繊維方向の比率が約50%である。
このような構成にすることにより、第1ピース10の各部材(水平部材10A、交差部材10B、交差部材10C)の各接合部分(交差部分)の剛性・強度を高めることができる。
<第2ピース20>
第2ピース20は、水平部材20A(第2水平部材に相当)と、交差部材20B(第2交差部材に相当)を備えている。また、図3に示すように、第2ピース20は、内側層21と、内側層21を両面から挟む一対の外側層22の3層構造で形成されている。中央の内側層21と一対の外側層22は、いずれも木質板材で構成されている。
水平部材20Aは、長手方向がX方向に沿っており、第1ピース10の水平部材10A(又は第4ピース40の水平部材40B)と接合されて梁を構成する。水平部材20Aは、内側層21の内側木質板材21aと、一対の外側層22の内側木質板材21bで構成されている。
交差部材20Bは、水平部材20Aと交差する部材であり、柱を構成する部位である。交差部材20Bは角度θ2で水平部材20Aと交差している。角度θ2は直角および角度θ1を除く角度であり、本実施形態では60度である。すなわち、交差部材20Bは、水平部材20Aと斜めに交差している(直交していない)。交差部材20Bは、内側層21の内側木質板材21bと、一対の外側層22の外側木質板材22bで構成されている。
内側層21の内側木質板材21bは、内側木質板材21aによって分断されている(貫工法)。内側木質板材21aによる内側木質板材21bの分断箇所は、対向する面同士が当接しており、面接触となっている。
一方、外側層22の外側木質板材22bは、外側木質板材22aを分断している。外側木質板材22bと外側木質板材22aはGIR工法で接合されている。
そして、図3に示すように、一対の外側層22の間に内側層21を挟んで(Y方向に積層し)、綴り材(不図示)などで固定することにより、第2ピース20が形成される。
なお、第2ピース20を構成する部材のうち、内側層21の内側木質板材21aを除く各部材には、LVLが使用されており、各部材の繊維方向は、それぞれの長手方向に沿っている。
また、内側層21の内側木質板材21aには、複数の単板の繊維方向を直交させて積層した合板が用いられており、長手方向に沿う繊維方向の比率が約50%である。
このような構成にすることにより、第2ピース20の水平部材20Aと交差部材20Bの接合部分(交差部分)の剛性・強度を高めることができる。
<第3ピース30>
第3ピース30は、構造体のX方向の端部に設けられている。第3ピース30は、平面形状が略K字状の部材であり、鉛直部材30A(第1鉛直部材に相当)と、上側斜め部材30B(第2斜め部材に相当)と、下側斜め部材30C(第1斜め部材に相当)を備えている。また、図4に示すように、第3ピース30は、内側層31と、内側層31を両面から挟む一対の外側層32の3層構造で形成されている。中央の内側層31と一対の外側層32は、いずれも木質板材で構成されている。
鉛直部材30Aは、長手方向がZ方向(上下方向)に沿っており、構造体の柱を構成する。鉛直部材30Aは、内側層31の内側木質板材31aと、一対の外側層32の外側木質板材32aで構成されている。
上側斜め部材30Bは、鉛直部材30Aから斜め上方に突出している(鉛直部材30Aと交差している)。上側斜め部材30BとX方向(水平方向)とのなす角度はθ2であり、第2ピース20の水平部材20Aと交差部材20Bとの交差角度と等しい(傾きが等しい)。このため、第2ピース20の交差部材20Bを上側斜め部材30Bに接合することができる。換言すると、上側斜め部材30Bは、鉛直部材30Aに最も近い第2ピース20の交差部材20Bと鉛直部材30Aとを繋ぐ部材である。上側斜め部材30Bは、内側層31の内側木質板材31bと、一対の外側層32の外側木質板材32bで構成されている。
下側斜め部材30Cは、上側斜め部材30Bの下側で鉛直部材30Aから斜め下方に突出している(鉛直部材30Aと交差している)。下側斜め部材30CとX方向(水平方向)とのなす角度はθ1であり、第1ピース10の水平部材10Aと交差部材10Bとの交差角と等しい(傾きが等しい)。このため、第1ピース10の交差部材10Bを下側斜め部材30Cに接合することができる。換言すると、下側斜め部材30Cは、鉛直部材30Aに最も近い第1ピース10の交差部材10Bと鉛直部材30Aとを繋ぐ部材である。下側斜め部材30Cは、内側層31の内側木質板材31cと、一対の外側層32の外側木質板材32cで構成されている。
外側層32の外側木質板材32aと外側木質板材32b、及び、外側木質板材32aと外側木質板材32cは、それぞれ、GIR工法で接合されている。また、内側層31の内側木質板材31aは、内側木質板材31bおよび内側木質板材31cの先端部分によって上下に分断されている。ただし、内側木質板材31aが上下に分断されず、一部繋がっていてもよい(内側木質板材31bおよび内側木質板材31cの先端部分が内側木質板材31aに食い込んでいるだけでもよい)。
そして、図4に示すように、一対の外側層32の間に内側層31を挟んで(Y方向に積層し)、綴り材(不図示)などで固定することにより、第3ピース30が形成される。
なお、第3ピース30を構成する部材のうち、内側層31の内側木質板材31bと内側木質板材31cを除く各部材には、LVLが使用されており、各部材の繊維方向は、それぞれの長手方向に沿っている。
また、内側層31の内側木質板材31bと内側木質板材31cには合板が用いられており、長手方向に沿う繊維方向の比率が約50%である。
このような構成にすることにより、第3ピース30の鉛直部材30Aと、上側斜め部材30Bおよび下側斜め部材30Cとの接合部分(交差部分)の剛性・強度を高めることができる。
<第4ピース40>
第4ピース40は、構造体のX方向の端部に設けられている。また、第4ピース40は、第3ピース30とZ方向に並んで配置されている。第4ピース40は、平面形状が略T字状の部材であり、鉛直部材40A(第2鉛直部材に相当)と、水平部材40B(第3水平部材に相当)を備えている。また、図5に示すように、第4ピース40は、内側層41と、内側層41を両面から挟む一対の外側層42の3層構造で形成されている。中央(内側)の内側層41と一対の外側層42は、いずれも木質板材で構成されている。
鉛直部材40Aは、長手方向がZ方向(上下方向)に沿っており、第3ピースの鉛直部材30Aとともに、構造体の柱を構成する。鉛直部材40Aは、内側層41の内側木質板材41aと、一対の外側層42の外側木質板材42aで構成されている。
水平部材40Bは、鉛直部材40AからX方向(水平方向)に突出している。水平部材40Bには、第1ピース10の水平部材10A、又は、第2ピース20の水平部材20Aが接合される(図1参照)。換言すると、水平部材40Bは、は、鉛直部材40Aに最も近い第1ピース10の水平部材10A、又は、第2ピース20の水平部材20Aと、鉛直部材40Aとを繋ぐ部材である。水平部材40Bは、内側層41の内側木質板材41bと、一対の外側層42の外側木質板材42bで構成されている。
なお、外側層42の外側木質板材42bと外側木質板材42aはGIR工法で接合されている。また、内側層41の内側木質板材41bは内側木質板材41aを分断している(貫工法)。内側木質板材41bによる内側木質板材41aの分断箇所は、対向する面同士が当接しており、面接触となっている。
そして、図5に示すように、一対の外側層42の間に内側層41を挟んで(Y方向に積層し)、綴り材(不図示)などで固定することにより、第4ピース40が形成される。
なお、第4ピース40を構成する部材のうち、内側木質板材41bを除く部材には、LVLが使用されており、各部材の繊維方向は、それぞれの長手方向に沿っている。
また、内側木質板材41bには合板が用いられており、長手方向に沿う繊維方向の比率が約50%である。
このような構成にすることにより、第4ピース40の鉛直部材40Aと水平部材40Bの接合部分(交差部分)の剛性・強度を高めることができる。
以上の構成の第1ピース10、第2ピース20、第3ピース30、第4ピース40をそれぞれ図1のように組み合わせる(接合する)。これにより図1の構造体が形成される。
具体的には、第1ピース10の水平部材10Aと第2ピース20の水平部材20Aを接合することで、X方向に沿った梁が形成される。また、第1ピース10の交差部材10B同士を接合することで、斜め(水平方向となす角度がθ1)の柱が形成される。また、第1ピース10の交差部材10Cと第2ピース20の交差部材20Bを接合することで斜め(水平方向となす角度がθ2)の柱が形成される。このように梁に対して鋭角(θ2)で交差する柱と鈍角(θ1)で交差する柱が構成されることにより、水平方向の両方向の水平荷重に対して抵抗することができる。なお、第1ピース10と第2ピース20を組み合わせることによって、繰り返しパターンを形成でき、このパターンを複数並べることで、図1のような構面を構成することができる。
また、第3ピース30の鉛直部材30Aと第4ピース40の鉛直部材40Aによって、上下方向に沿った柱が形成されており、また、第1ピース10や第2ピース20を当該柱(第3ピース30又は第4ピース40)に繋ぐことができる。具体的には、鉛直部材30Aに最も近い第1ピース10の交差部材10Bを、第3ピース30の下側斜め部材30Cと接合できる。また、鉛直部材30Aに最も近い第2ピース20の交差部材20Bを第3ピース30の上側斜め部材30Bと接合できる。また、第4ピース40の鉛直部材40Aに最も近い第1ピース10の水平部材10A又は第2ピース20の水平部材20Aを、第4ピース40の水平部材40Bと接合できる。このように、第3ピース30と第4ピース40によって、構造体の水平方向(X方向)の端部を構成することができる。
本実施形態の構造体は、上述したように、柱が斜めに設けられているので、水平荷重が加えられた際に、柱の軸力で抵抗できる。このため、比較例の構造体と比べて、各部材のサイズ(太さ)を小さくできる。これにより、木材の使用量を減らすことができ、コストの低減を図ることができる。
なお、各ピースをZ方向(上下方向)に接合する部位(例えば、鉛直部材30Aと鉛直部材40Aの接合部:柱の接合部)は、GIR工法で接合することが望ましい。
また、各ピースをX方向(水平方向)に接合する部位(例えば、水平部材10Aと水平部材20Aの接合部:梁の接合部)は、比較例(図10)のように、内側木質板材を短くして(一対の外側木質板材を内側木質板材よりも突出させて)、間に添板材を挟んで綴り材などで接合することが望ましい。
また、斜めに接合する部位(例えば、交差部材10Cと交差部材20Bとの接合部:斜めの柱の接合部)は、GIR工法で接合することが望ましい。ただし、GIR工法が用いられない場合は、例えば、対向する部材端部のうちの一方側の内側木質板材を長くし(外側木質板材よりも突出させ)、他方側の一対の外側木質板材を長くして(内側木質板材よりも突出させて)、先端部分同士を嵌め合わせるようにして綴り材などで接合してもよい。
以上説明したように、本実施形態の構造体は、第1ピース10と第2ピース20を有して構成されている。第1ピース10は、水平部材10Aと、角度θ1で水平部材10Aと交差する交差部材10Bとを備えており、第2ピース20は、水平部材20Aと、角度θ2で水平部材20Aと交差する交差部材20Bとを備えている。そして、水平部材10Aと水平部材20Aとが接合されて梁が構成されている。これにより本実施形態では柱を斜めに構成することができ、水平荷重が加えられた際に柱の軸力で抵抗できる。このため、比較例の構造体と比べて、各部材のサイズ(太さ)を小さくできる。これにより、木材の使用量を減らすことができ、コストの低減を図ることができる。
===第2実施形態===
第2実施形態の構造体は、第1実施形態(図1)と同じ外形(パターン)である。ただし、構造体を構成しているピースが第1実施形態と異なっている。
図6は、第2実施形態の構造体の概略図である。なお、図6において、図1と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。また、図7は、第6ピース60の構成の一例を示す分解斜視図である。
第2実施形態では、第1実施形態の第1ピース10の代わりに、第5ピース50(第1ピースに相当)と第6ピース60(継ぎピースに相当)を用いている。
第5ピース50は、水平部材50Aと、交差部材50Bを備えている。水平部材50Aは、第2ピース20の水平部材20Aと接合されており、交差部材50Bは、角度θ1で水平部材50Aと交差している。なお、第5ピース50は、鉛直方向を軸として第2ピース20を反転させたもの(すなわちθ1=180-θ2)であり、構成は第2ピース20と同じである。よって、詳細な説明は省略する。
第6ピース60は、継ぎ部材60Aと継ぎ部材60Bを備えている。また、図7に示すように、第2ピース20は、内側層61と、内側層61を両面から挟む一対の外側層62の3層構造で形成されている。中央の内側層61と一対の外側層62は、いずれも木質板材で構成されている。
継ぎ部材60Aは、上下に隣接する第5ピース50の交差部材50B同士を繋ぐ部材である。すなわち、継ぎ部材60Aの水平方向となす角度は角度θ1である(水平部材50Aと交差部材50Bの交差角度と等しい)。継ぎ部材60Aは、内側層61の内側木質板材61aと、一対の外側層62の外側木質板材62aで構成されている。
継ぎ部材60Bは、継ぎ部材60Aと交差しており、上下に隣接する第2ピース20の交差部材20B同士を繋ぐ部材である。すなわち、継ぎ部材60Bの水平方向となす角度は角度θ2である(水平部材20Aと交差部材20Bの交差角度と等しい)。継ぎ部材60Bは、内側層61の内側木質板材61bと、一対の外側層62の外側木質板材62bで構成されている。
なお、内側層61の内側木質板材61aは、内側木質板材61bによって分断されている。内側木質板材21aによる内側木質板材21bの分断箇は、対向する面同士が当接しており、面接触となっている。一方、外側層62の外側木質板材62aは、外側木質板材62bを分断している。外側木質板材62aと外側木質板材62bはGIR工法で接合されている。
そして、図7に示すように、一対の外側層62の間に内側層61を挟んで(Y方向に積層し)、綴り材(不図示)などで固定することにより、第6ピース60が形成される。
なお、第6ピース60を構成する部材のうち、内側層61の内側木質板材61aを除く各部材には、LVLが使用されており、各部材の繊維方向は、それぞれの長手方向に沿っている。
また、内側層61の内側木質板材61aには、合板が用いられており、長手方向に沿う繊維方向の比率が約50%である。
このような構成にすることにより、第6ピース60の継ぎ部材60Aと継ぎ部材60Bの接合部分(交差部分)の剛性・強度を高めることができる。
第2実施形態においても、第2ピース20、第5ピース50、及び、第6ピース60によって第1実施形態と同じパターン(繰り返しパターン)を形成できる。そして、このパターンを複数並べることで、図6のような構面(X方向に沿った梁と、傾きの異なる2つの柱)を構成できる。よって、比較例の構造体と比べて、各部材のサイズ(太さ)を小さくできる。これにより、木材の使用量を減らすことができ、コストの低減を図ることができる。
===その他の実施形態===
以上、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
前述の実施形態では、各ピースが3層構造であったがこれには限られない。例えば5層構造であってもよい。
また、前述の実施形態では、貫工法の部材として合板を用いていた(長手方向と直交する方向に沿う繊維方向の比率が約50%であった)が、これには限られない。例えば、LVL、LVB、LVLB種、LVLの重ね合わせ(LVL積層体)などを用いてもよい。この場合、長手方向と直交する方向に沿う繊維方向の比率は15~100%が好ましい。
10 第1ピース、10A 水平部材(第1水平部材)、
10B 交差部材(第1交差部材)、10C 交差部材(第3交差部材)、
11 内側層、11a 内側木質板材、
11b 内側木質板材、11c 内側木質板材、
12 外側層、12a 外側木質板材、
12b 外側木質板材、12c 外側木質板材、
20 第2ピース、
20A 水平部材(第2水平部材)、20B 交差部材(第2交差部材)、
21 内側層、21a 内側木質板材、21b 内側木質板材、
22 外側層、22a 外側木質板材、22b 外側木質板材、
30 第3ピース、30A 鉛直部材(第1鉛直部材)、
30B 上側斜め部材(第2斜め部材)、30C 下側斜め部材(第1斜め部材)、
31 内側層、31a 内側木質板材、
31b 内側木質板材、31c 内側木質板材、
32 外側層、32a 外側木質板材、
32b 外側木質板材、32c 外側木質板材、
40 第4ピース、40A 鉛直部材(第2鉛直部材)、
40B 水平部材(第3水平部材)、
41 内側層、41a 内側木質板材、41b 内側木質板材、
42 外側層、42a 外側木質板材、42b 外側木質板材、
50 第5ピース(第1ピース)、
50A 水平部材(第1水平部材)、50B 交差部材(第1交差部材)、
60 第6ピース(継ぎピース)、
60A 継ぎ部材、60B 継ぎ部材、
61 内側層、61a 内側木質板材、61b 内側木質板材、
62 外側層、62a 外側木質板材、62b 外側木質板材、
110 柱、111 柱内側木質板材、
112 柱外側木質板材、112a 柱開孔、
120 梁、121 梁内側木質板材、
122 梁外側木質板材、122a 梁開孔、122b 貫入孔、
125 添板材、125a 貫入孔、
130 綴り材、140 鋼棒、

Claims (6)

  1. 複数のピースで構成された構造体であって、
    第1ピースと第2ピースを有し、
    前記第1ピースは、
    第1水平部材と、
    直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
    を備え、
    前記第2ピースは、
    第2水平部材と、
    直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
    を備え、
    前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
    前記第1交差部材は、前記第2交差部材よりも長く、
    前記第1ピースは、
    前記第1交差部材と交差するとともに、水平方向となす角度が前記第2角度である第3交差部材をさらに備え、
    前記第3交差部材は、前記第2ピースの前記第2交差部材と接合されている
    ことを特徴とする構造体。
  2. 請求項1に記載の構造体であって、
    前記第1角度および前記第2角度の一方は、直角よりも大きく、
    前記第1角度および前記第2角度の他方は、直角よりも小さい、
    ことを特徴とする構造体。
  3. 複数のピースで構成された構造体であって、
    第1ピースと第2ピースを有し、
    前記第1ピースは、
    第1水平部材と、
    直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
    を備え、
    前記第2ピースは、
    第2水平部材と、
    直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
    を備え、
    前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
    前記第1ピースおよび前記第2ピースはそれぞれ複数設けられており、
    第3ピースをさらに有し、
    前記第3ピースは、
    第1鉛直部材と、
    前記第1鉛直部材に最も近い前記第1ピースの前記第1交差部材と、前記第1鉛直部材とを繋ぐ第1斜め部材と、
    前記第1鉛直部材に最も近い前記第2ピースの前記第2交差部材と、前記第1鉛直部材とを繋ぐ第2斜め部材と、
    を備える、
    ことを特徴とする構造体。
  4. 複数のピースで構成された構造体であって、
    第1ピースと第2ピースを有し、
    前記第1ピースは、
    第1水平部材と、
    直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
    を備え、
    前記第2ピースは、
    第2水平部材と、
    直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
    を備え、
    前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
    前記第1ピースおよび前記第2ピースはそれぞれ複数設けられており、
    第4ピースをさらに有し、
    前記第4ピースは、
    第2鉛直部材と、
    前記第2鉛直部材に最も近い前記第1ピースの前記第1水平部材、又は、前記第2鉛直部材に最も近い前記第2ピースの前記第2水平部材と、前記第2鉛直部材とを繋ぐ第3水平部材と、
    を備える、
    ことを特徴とする構造体。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の構造体であって、
    各ピースは、木質の板材を複数層に積層して形成されている、
    ことを特徴とする構造体。
  6. 複数のピースで構成された構造体であって、
    第1ピースと第2ピースを有し、
    前記第1ピースは、
    第1水平部材と、
    直角を除く第1角度で前記第1水平部材と交差する第1交差部材と、
    を備え、
    前記第2ピースは、
    第2水平部材と、
    直角および前記第1角度を除く第2角度で前記第2水平部材と交差する第2交差部材と、
    を備え、
    前記第1水平部材と前記第2水平部材が接合された部位を有し、
    各ピースは、木質の板材を複数層に積層して形成されており、
    前記複数層は、
    貫工法で設けられた内側層と、
    GIR工法で設けられ、前記内側層よりも外側に配置された一対の外側層と、
    を有することを特徴とする構造体。
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