JP7453850B2 - 駐車支援装置、及び駐車支援方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る駐車支援装置100が搭載された車両1の構成を示す図である。
車両1は、周辺検出センサ部10と、車両センサ部20と、ナビゲーション装置30と、駐車支援装置100と、を備え、これらがCAN(Controller Area Network)バスなどの車載ネットワーク5を通じてデータ通信可能に接続されている。
周辺情報は、車両1の周辺に存在する物体の情報を含み、当該物体は、例えば障害物や、車両1の走行路や駐車区画Qを区画する区画線などである。障害物は、車両1の走行の妨げになる各種の物体である。障害物の典型的な例として、柱や壁、消火栓などの建造物、駐車中や走行中の他車両、及び通行人が挙げられる。
ソナー10Aは、周辺の障害物を音波によって検出し、当該障害物と車両1との間の距離を測定する測距センサである。
本実施形態の車両1は、図2に示すように、左側、及び右側のそれぞれにソナー10Aが配置されている。これにより、車両1からみて右側、及び左側のそれぞれのセンシング範囲Rの障害物が各ソナー10Aによって検出される。また本実施形態のソナー10Aは、センシング範囲Rがビーム状に形成されることで、車両1の側方への指向性が高められている。これにより、車両1の側方の障害物がより高い精度で検出される。
なお、車両1におけるソナー10Aの配置位置、配置個数、及びセンシング範囲Rは適宜に変更可能である。例えば、適宜の数のソナー10Aを適宜の位置に車両1の全方位(360度の範囲)を検出可能に配置してもよい。またソナー10Aに代えてレーダーやライダー(Lidar)などの他の測距センサを用いてもよい。
本実施形態の車両1は、図2に示すように、前方、左側方、右側方、及び後方のそれぞれにカメラ10Bが設けられている。これらのカメラ10Bによって車両1を中心とした全方位が撮影される。
なお、カメラ10Bは全方位を1台のカメラで撮影するものであってもよい。またカメラ10Bによる撮影範囲、及びカメラ10Bの台数は適宜に変更可能である。
駐車支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Microprocessor Unit)などのプロセッサと、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリデバイス(主記憶装置とも呼ばれる)と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのストレージ装置(補助記憶装置とも呼ばれる)と、センサ類や周辺機器などを接続するためのインターフェース回路と、車載ネットワーク5を介して他の車載装置と通信する車載ネットワーク通信回路と、を備えたコンピュータを備えている。かかるコンピュータとして、ECU(Electronic Conrtol Unit))が用いられている。
駐車支援装置100において、プロセッサがメモリデバイス又はストレージ装置に記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、図1に示す各種の機能的構成が実現されている。
障害物検出部112は、周辺情報に基づいて、車両1の周辺の障害物を検出する。
より具体的には、障害物検出部112は、ソナー10Aの検出結果に基づいて周辺の障害物を検出し、車両1を基準にした障害物の位置(すなわち相対位置)を検出する。
マップ生成部113は、障害物検出部112の検出結果に基づいてマップデータを生成する。マップデータは、適宜のタイミングでの車両1の現在位置を原点としたローカル空間座標系に各障害物の位置を記録したデータである。換言すれば、マップデータは、各障害物の位置をローカル空間座標系の位置座標で表したデータでもある。
より具体的には、駐車位置取得部114は、カメラ10Bの撮影画像に対する画像認識により駐車区画Qを認識する。そして駐車位置取得部114は、撮影画像の2次元座標系からマップデータのローカル空間座標系への投影変換により、撮影画像における駐車区画Qの位置を、マップデータのローカル空間座標系の位置に変換する。この投影変換は、公知、又は周知の適宜の技術を用いて行うことができる。これにより、ローカル座標系における駐車区画Qの位置が取得される。
本実施形態の駐車経路は、車両1が周囲の障害物に衝突することなく駐車区画Qに後ろ向き駐車するように、開始位置から駐車区画Qへ車両1を移動させる経路である。
後ろ向き駐車は、車両1を駐車区画Qへ後進によって入庫させることを言う。なお、車両1を駐車区画Qへ前進によって入庫させることは、前向き駐車と称される。
開始位置は、車両1が駐車のために移動を開始する位置である。本実施形態では、車両1の現在位置P(図5)、及び、当該現在位置Pから車両1の前進によって到達可能な仮想位置F(図5)のそれぞれが開始位置として用いられる。
そして、駐車経路計算部115は、これらの開始位置(現在位置P、及び仮想位置F)ごとに駐車経路を計算する。
切り返しは、駐車区画Qへの車両1の進入角度を変更するために、車両1の前進から後進へ、又は、後進から前進へといったように、前進と後進とを切り替える運転操作のことであり、スイッチバックと称されることもある。
駐車支援装置100は、車両センサ部20の検出結果に基づいて車両1の移動が検出されている間(ステップS1:No)、障害物検出部112が周辺情報に基づいて周辺の障害物を継続的に検出し(ステップSa2)、また障害物検出部112によって検出された障害物の位置をマップ生成部113がマップデータを逐次に記録し(ステップSa3)、さらにまた駐車位置取得部114が駐車区画Qを周辺情報に基づいて逐次検出する(ステップSa4)。
具体的には、駐車位置取得部114は、ステップSa4において検出した駐車区画Qの中から後ろ向き駐車が可能な直近の駐車区画Qを選択し、当該駐車区画Qの位置を取得する。なお、乗員が図示せぬHMI(human machine interface)を操作することで、駐車目標の駐車区画Qを駐車支援装置100に指示し、駐車位置取得部114が当該駐車区画Qの位置を取得する構成であってもよい。
次いで、駐車経路選択部116は駐車経路によって車両1を移動させた場合の切り返し回数が所定の許容回数(例えばゼロ回など)を超えているか否かを判定する(ステップSa7)。
一方、切り返し回数が許容回数を超えている場合(ステップSa7:Yes)、駐車経路計算部115が複数の仮想位置Fのそれぞれを開始位置とした駐車経路を計算する(ステップSa8)。
仮想位置Fは、図5に示すように、現在位置Pから車両1を前進させたと仮定したときに到達する位置である。本実施形態では、操舵角を変更せずに現在位置Pから到達する位置が仮想位置Fとして用いられる。なお、駐車経路計算部115は、駐車経路の計算に際し、仮想位置Fの間隔、及び数を、目標の駐車区画Qから所定距離L(例えばL=2メートルなど)以上離れない範囲で適宜に設定する。
例えば、図6(A)に示すように、現在位置Pを開始位置として求められた駐車経路が1回以上の切り返しを含むのに対し、図6(B)に示すように、仮想位置Fを開始位置として求められた駐車経路が切り返しを含まない(切り返し回数=ゼロ)である場合は、当該仮想位置Fが開始位置の駐車経路が選択される。
なお、駐車経路選択部116は、最も切り返し回数が少ない駐車経路が2以上存在する場合、現在位置Pから開始位置までの距離が最も短い駐車経路を選択する。
開始位置が仮想位置Fでない場合、すなわち開始位置が現在位置Pである場合(ステップSa10:No)、現在位置Pが駐車のための移動の開始位置として適切であるため、駐車支援装置100は、そのまま処理を終了する。
一方、開始位置が仮想位置Fである場合(ステップSa10:Yes)、出力部117は、この開始位置を表示部31に出力することで、切り返し回数が最も少なくなる開始位置を乗員に案内する(ステップSa11)。
開始位置の案内表示は、乗員が開始位置を正確、かつ迅速に把握可能にするために、典型的には、カメラ10Bの撮影画像に開始位置を重ねた表示が採用されている。
例えば、表示例Aに示すように、車両1の上方から当該車両1を平面視(俯瞰)した俯瞰画像Caに、開始位置を示す開始位置マークDを重ねた態様を用いて開始位置の案内表示が行われる。俯瞰画像Caは、カメラ10Bによる車両1の前方、後方、左側方、及び右側方のそれぞれの撮影画像の合成によって生成可能である。
また例えば、表示例Bに示すように、車両1の前方を映した撮影画像Cbに開始位置マークDを重ねた態様を用いて開始位置の案内表示が行われる。
この駐車支援装置100によれば、仮想位置Fの方が現在位置Pから移動するよりも切り返し回数が少ない場合、当該仮想位置Fが出力部117から出力され、乗員に通知される。
したがって、乗員は、車両1を現在位置Pから仮想位置Fに移動させるという簡単な運転操作だけで負担なく切り返し回数を減らすことができる。
また駐車経路選択部116で選択された駐車経路の開始位置が仮想位置Fである場合には、出力部117が現在位置を開始位置とした駐車経路の切り返し回数も出力することで、乗員は、現在位置Pから仮想位置Fに車両1を移動させることで、切り返し回数をどの程度減らすことができるかを把握できる。
これにより、切り返し回数が最小の駐車経路の中で、運転操作の負担が少ない駐車経路を選択することができる。
これにより、現在位置Pからの移動が簡単な位置が仮想位置Fに用いられるので、乗員の運転の技能の程度によらずに車両1を仮想位置Fに概ね移動させることができ、また、車両1を移動させる際の乗員の運転操作の負担も少なくできる。
なお、仮想位置Fは、簡単な運転操作で仮想位置Fへ移動可能にするために、操舵角を変更することなく後進することで到達可能な位置であってもよい。
100 駐車支援装置
110 位置検出部
114 駐車位置取得部
115 駐車経路計算部
116 駐車経路選択部
117 出力部
Ca 俯瞰画像
Cb 撮影画像
D 開始位置マーク
F 仮想位置
P 現在位置
Q 駐車区画(駐車位置)
Claims (3)
- 車両の現在位置を検出する位置検出部と、
前記車両の周囲を撮影するカメラと、
前記車両を駐車させる駐車位置を取得する駐車位置取得部と、
前記現在位置、及び前記現在位置とは異なる複数の仮想位置のそれぞれを移動の開始位置として前記駐車位置に前記車両が移動するための駐車経路を計算する駐車経路計算部と、
前記駐車経路計算部で計算された駐車経路のうち、前記車両を前進から後進へ、又は、後進から前進へと切り替える運転操作回数が最も少ない駐車経路を選択する駐車経路選択部と、
前記駐車経路選択部が選択した駐車経路が前記複数の仮想位置のそれぞれの開始位置のいずれかであった場合、前記カメラが撮影した撮影画像を合成して生成された俯瞰画像、もしくは前記カメラが前記車両前方又は前記車両後方を撮影した画像に、前記駐車経路選択部で選択された駐車経路の開始位置を示すマークを重ねた乗員への案内を表示部に表示させる出力部と、
を備え、
前記複数の仮想位置は、
操舵角を変更せずに前記車両の前進又は後進によって前記現在位置から到達可能な位置であり、
前記駐車経路選択部は、
前記運転操作回数が最も少ない駐車経路が2以上ある場合、前記現在位置から前記開始位置までの距離が最も短い駐車経路を選択する、
ことを特徴とする駐車支援装置。 - 前記出力部は、
前記駐車経路選択部で選択された駐車経路における前記運転操作回数を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。 - 車両に搭載されたコンピュータが、
前記車両の現在位置を検出する第1ステップと、
前記車両の周囲をカメラにより撮影する第2ステップと、
前記車両を駐車させる駐車位置を取得する第3ステップと、
前記現在位置、及び前記現在位置とは異なる複数の仮想位置のそれぞれを移動の開始位置として前記駐車位置に前記車両が移動するための駐車経路を計算する第4ステップと、
前記第4ステップで計算された駐車経路のうち、前記車両を前進から後進へ、又は、後進から前進へと切り替える運転操作回数が最も少ない駐車経路を選択する第5ステップと、
前記第5ステップにより選択された駐車経路が前記複数の仮想位置のそれぞれの開始位置のいずれかであった場合、前記カメラが撮影した撮影画像を合成して生成された俯瞰画像、もしくは前記カメラが前記車両前方または前記車両後方を撮影した画像に、前記第5ステップで選択された駐車経路の開始位置を示すマークを重ねた乗員への案内を表示部に表示させる第6ステップと、を備え、
前記複数の仮想位置は、
操舵角を変更せずに前記車両の前進又は後進によって前記現在位置から到達可能な位置であり、
前記第5ステップは、
前記運転操作回数が最も少ない駐車経路が2以上ある場合、前記現在位置から前記開始位置までの距離が最も短い駐車経路を選択する、
ことを特徴とする駐車支援方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020091024A JP7453850B2 (ja) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | 駐車支援装置、及び駐車支援方法 |
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| JP2020091024A JP7453850B2 (ja) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | 駐車支援装置、及び駐車支援方法 |
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|---|---|
| JP2021187182A JP2021187182A (ja) | 2021-12-13 |
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2020
- 2020-05-26 JP JP2020091024A patent/JP7453850B2/ja active Active
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