JP7516181B2 - 衣服 - Google Patents
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Description
また、チェストピースを係止部によって係止した際に、チェストピース本体が第1ポケット部に収納されると共に、把持部が外部に露出するように、第1ポケット部及び係止部を構成したので、チェストピースを係止部によって係止した際に、チェストピース本体を第1ポケット部に収納しながら、把持部を把持しやすくなるため、チェストピースを第1ポケット部から容易に取り出すことが可能となる。
最初に、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態に係る衣服の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る衣服の構成を示す正面図である。図2は、図1の衣服の背面図である。以下の説明では、図1のX方向を左右方向(着用者(具体的には、医師)から見た方向を基準とするものとし、-X方向を右方向、+X方向を左方向)、図1のY方向を上下方向(+Y方向を上方向、-Y方向を下方向)、X方向及びY方向に直交する方向を前後方向(図1の紙面の手前側に至る方向を前方向、図1の紙面の奥側に至る方向を後方向)と称する。
図1に戻り、衣服本体10は、衣服1の基本構造体である。この衣服本体10は、着用者の上半身及び下半身を覆うことが可能な略中空状体にて形成されている。具体的には、以下では、説明の都合上、衣服本体10を5つの領域に区分して説明する。
図1に戻り、第1右側ポケット部20は、聴診器100のチェストピース110の少なくとも一部を収納可能な第1ポケット部であり(実施の形態では、チェストピース110以外の物も収納可能である)、図1に示すように、右側部分11bのうち着用者の胸部と対応する部分に設けられている。なお、第1右側ポケット部20の構成の詳細については、後述する。
第1左側ポケット部30は、収納物(図示省略)を収納可能なポケット部であり、図1に示すように、左側部分11aの着用者の胸部と対応する部分に設けられ、具体的には、第1右側ポケット部20よりも下方に設けられている。なお、第1左側ポケット部30の構成の詳細については、後述する。
第2右側ポケット部40は、聴診器100の少なくとも一部を収納可能な第2ポケット部であり(実施の形態では、聴診器100以外の物も収納可能である)、図1に示すように、右側部分11bにおいて着用者の腰部と対応する部分に設けられている。なお、第2右側ポケット部40の構成の詳細については、後述する。
第2左側ポケット部50は、聴診器100の少なくとも一部を収納可能な第2ポケット部であり(実施の形態では、聴診器100以外の物も収納可能である)、図1に示すように、左側部分11aにおいて着用者の腰部と対応する部分に設けられており、具体的には、第1右側ポケット部20と略同一の高さ位置に設けられている。なお、第2左側ポケット部50の構成の詳細については、後述する。
保持部60は、聴診器100のイヤーピース120を保持可能なものであり(実施の形態では、イヤーピース120以外の物も保持可能である)、図1に示すように、左側部分11aにおいて着用者の胸部と対応する部分に設けられており、具体的には、第1右側ポケット部20と略同一の高さ位置に設けられている。なお、保持部60の構成の詳細については、後述する。
前側接続部70は、右側部分11bと左側部分11aとを着脱自在に接続するものである。この前側接続部70は、例えば公知の接続構造を用いて構成されており、具体的には、図1に示すように、右側部分11bにおいて上下方向に沿って複数に設けられた前側被係止部71(例えば、ボタン、雄ボタン等)と、左側部分11aにおいて各前側被係止部71と対応する位置に設けられた前側係止部72であって、前側被係止部71を係止する前側係止部72(例えば、ボタン孔、雌ボタン等)とを備えている。
次に、第1右側ポケット部20の構成の詳細について説明する。図3は、図1の第1右側ポケット部20の周辺領域の拡大図であり(一部図示省略)、(a)は聴診器100のチェストピース110を収納していない状態を示す図、(b)はチェストピース110を収納している状態を示す図である。
第1右側ポケット部本体21は、第1右側ポケット部20の基本構造体であり、図3に示すように、右側部分11bの衣服内面に設けられ、右側部分11bに対して縫着等にて固定されている。
第1右側収納口22は、チェストピース110の少なくとも一部を第1右側ポケット部20に出し入れするための収納口である。この第1右側収納口22は、図3に示すように、第1右側ポケット部本体21の上端部に形成されており、具体的には、第1右側ポケット部20の上端部の略全体にわたって形成されている。
係止部24は、チェストピース110を係止可能なものであり、図1、図3(a)に示すように、第1右側収納口22に設けられており、具体的には、第1右側収納口22の左右方向の略中央部及びその近傍部分にわたって設けられている。
すべり防止部23は、チェストピース110を係止部24によって係止しながら第1右側ポケット部20に収納した状態(以下、「収納状態」と称する)において、チェストピース110と第1右側ポケット部20との間のすべりを防止するものである。このすべり防止部23は、略膜状体にて形成されており、第1右側ポケット部本体21の内部に設けられている。具体的には、図3に示すように、第1右側ポケット部本体21の前面及び後面において、すべり防止部23が外部に露出しないように設けられている(ただし、これに限らず、例えば、第1右側ポケット部本体21の前面又は後面のいずれか一方のみに設けられてもよい)。
また、第1右側ポケット部20(具体的には、第1右側ポケット部本体21)及び係止部24の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、図3(b)に示すように、チェストピース110を係止部24によって係止した際に、チェストピース本体111が第1右側ポケット部20に収納されると共に、把持部112が外部に露出するように構成されている。
図1に戻り、次に、第1左側ポケット部30の構成の詳細について説明する。
第1左側ポケット部本体31は、第1左側ポケット部30の基本構造体であり、図1に示すように、左側部分11aの衣服内面に設けられ、左側部分11aに対して縫着等にて固定されている。
第1左側収納口32は、収納物を第1左側ポケット部30に出し入れするためのものである。この第1左側収納口32は、図1に示すように、第1左側ポケット部本体31の上端部に形成されており、具体的には、第1左側ポケット部30の上端部の略全体にわたって形成されている。
次に、第2右側ポケット部40の構成の詳細について説明する。
第2右側ポケット部本体41は、第2右側ポケット部40の基本構造体であり、図1に示すように、右側部分11bの衣服内面に設けられ、右側部分11bに対して縫着等にて固定されている。
第2右側収納口42は、聴診器100の少なくとも一部を第2右側ポケット部40に出し入れするためのものであり、図1に示すように、第2右側ポケット部本体41の上端部に形成されている。
次に、第2左側ポケット部50の構成の詳細について説明する。
次に、保持部60の構成の詳細について説明する。図4は、図1の保持部60の周辺領域の拡大図であり(一部図示省略)、(a)は聴診器100のイヤーピース120を保持していない状態を示す図、(b)はイヤーピース120を保持している状態を示す図である。
第1ループ材61は、保持部60の基本構造体の一部である。この第1ループ材61は、例えば公知のループ材(一例として、布製のループ材)を用いて構成されており、図4に示すように、左側部分11aの衣服外面に設けられ、第1ループ材61の両端が左側部分11aに対して縫着等にて固定されている(つまり、前身頃11に対して両端が固定されている)。
第2ループ材62は、保持部60の基本構造体の他の一部である。この第2ループ材62は、例えば公知のループ材(一例として、布製のループ材)を用いて構成されており、図4に示すように、第1ループ材61の近傍に設けられ、第1ループ材61に対して第2ループ材62の左端部が縫着等にて固定され、第2ループ材62の右端部が接続部材63(例えば、係合部材)によって着脱自在にて接続されている(つまり、第1ループ材61に対して一端が固定され、且つ他端が着脱自在に接続されている)。
続いて、このように構成された衣服1の作用について説明する。
最初に、第1作用について説明する。
次に、第2作用について説明する。
このように実施の形態によれば、前身頃11の右側部分11bにおいて、聴診器100のチェストピース110の少なくとも一部を収納可能な第1右側ポケット部20を備え、第1右側ポケット部20は、チェストピース110の少なくとも一部を当該第1右側ポケット部20に出し入れするための第1右側収納口22を備え、第1右側収納口22に、チェストピース110を係止可能な係止部24を設けたので、従来技術(チェストピース110を聴診器保持部材に保持する技術)に比べて、チェストピース110を係止部24から着脱する手間を低減でき、着用者の聴診器100の使用性を高めることができる。また、チェストピース110を係止部24によって係止した際にチェストピース110の少なくとも一部を第1右側ポケット部20に収納でき、従来技術に比べてチェストピース110を保護できる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
上記実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。例えば、衣服本体10における各部は、特記する場合を除いて、上記説明とは異なる形状、方法、及び材質で製造することができる。
上記実施の形態では、衣服1が、第1左側ポケット部30、第2右側ポケット部40、第2左側ポケット部50、保持部60、前側接続部70、及びすべり防止部23を備えていると説明したが、これに限らず、例えば、第1左側ポケット部30、第2右側ポケット部40、第2左側ポケット部50、保持部60、前側接続部70、又はすべり防止部23の少なくともいずれか1つを省略してもよい。
上記実施の形態では、第1右側ポケット部20が、チェストピース110及びそれ以外の物も収納可能なポケット部であると説明したが、これに限らず、例えば、チェストピース110専用のポケット部であってもよい。
上記実施の形態では、第1右側ポケット部20が、右側部分11bのうち着用者の胸部と対応する部分に設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、着用者の胸部以外の部位(例えば、腰部、又は腰部と胸部との間)に対応する部分に設けられてもよい。
上記実施の形態では、係止部24が、チェストピース本体111と把持部112との境界部を係止するように構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、上記境界部以外の部分(一例として、チェストピース本体111又は把持部112)を係止するように構成されてもよい。
上記実施の形態では、第2右側ポケット部40及び第2左側ポケット部50が、聴診器100及びそれ以外の物も収納可能なポケット部であると説明したが、これに限らず、例えば、聴診器100専用のポケット部であってもよい。
上記実施の形態では、保持部60が2つのループ材(具体的には、第1ループ材61、第2ループ材62)で構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、1つのループ材のみで構成されてもよい。
付記1の衣服は、前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服であって、前記前身頃における左側部分又は右側部分のいずれか一方において、聴診器のチェストピースの少なくとも一部を収納可能な第1ポケット部を備え、前記第1ポケット部は、前記チェストピースの少なくとも一部を当該第1ポケット部に出し入れするための収納口を備え、前記収納口に、前記チェストピースを係止可能な係止部を設けた。
付記1に記載の衣服によれば、前身頃における左側部分又は右側部分のいずれか一方において、聴診器のチェストピースの少なくとも一部を収納可能な第1ポケット部を備え、第1ポケット部は、チェストピースの少なくとも一部を当該第1ポケット部に出し入れするための収納口を備え、収納口に、チェストピースを係止可能な係止部を設けたので、従来技術(チェストピースを聴診器保持部材に保持する技術)に比べて、チェストピースを係止部から着脱する手間を低減でき、着用者の聴診器の使用性を高めることができる。また、チェストピースを係止部によって係止した際にチェストピースの少なくとも一部を第1ポケット部に収納でき、従来技術に比べてチェストピースを保護できる。
10 衣服本体
11 前身頃
11a 左側部分
11b 右側部分
12 後身頃
13 右袖部
14 左袖部
15 襟部
16 襟口部
17 裾口部
18 袖口部
19 下側開き部
20 第1右側ポケット部
21 第1右側ポケット部本体
21a 表地材
22 第1右側収納口
23 すべり防止部
24 係止部
30 第1左側ポケット部
31 第1左側ポケット部本体
32 第1左側収納口
40 第2右側ポケット部
41 第2右側ポケット部本体
42 第2右側収納口
50 第2左側ポケット部
51 第2左側ポケット部本体
52 第2左側収納口
60 保持部
61 第1ループ材
62 第2ループ材
63 接続部材
70 前側接続部
71 前側被係止部
72 前側係止部
100 聴診器
110 チェストピース
111 チェストピース本体
112 把持部
120 イヤーピース
130 ゴム管
140 耳管
Claims (4)
- 前身頃と後身頃とを有する上衣を備えた衣服であって、
前記前身頃における左側部分又は右側部分のいずれか一方において、聴診器のチェストピースの少なくとも一部を収納可能な第1ポケット部を備え、
前記第1ポケット部は、前記チェストピースの少なくとも一部を当該第1ポケット部に出し入れするための収納口を備え、
前記収納口に、前記チェストピースを係止可能な係止部を設け、
前記チェストピースは、
チェストピース本体と、
前記チェストピース本体に接続された把持部であって、前記チェストピースを把持するための把持部と、を備え、
前記チェストピースを前記係止部によって係止した際に、前記チェストピース本体が前記第1ポケット部に収納されると共に、前記把持部が外部に露出するように、前記第1ポケット部及び前記係止部を構成した、
衣服。 - 前記第1ポケット部は、前記チェストピースを前記係止部によって係止しながら前記第1ポケット部に収納した状態において、前記チェストピースと前記第1ポケット部との間のすべりを防止するすべり防止部を備える、
請求項1に記載の衣服。 - 前記前身頃における左側部分又は右側部分のいずれか他方において、前記聴診器のイヤーピースを保持可能な保持部を備え、
前記保持部は、
前記前身頃に対して両端が固定された第1ループ材と、
前記第1ループ材に対して一端が固定され、且つ他端が着脱自在に接続可能な第2ループ材と、を備える、
請求項1又は2に記載の衣服。 - 前記前身頃における左側部分又は右側部分において、前記聴診器の少なくとも一部を収納可能な第2ポケット部を備え、
前記第2ポケット部を、袋布材で形成した、
請求項1から3のいずれか一項に記載の衣服。
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