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JP7524660B2 - 情報出力装置、情報出力方法及びプログラム - Google Patents
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JP7524660B2 - 情報出力装置、情報出力方法及びプログラム - Google Patents

情報出力装置、情報出力方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、全体の情報から個別の情報に遷移する技術に関する。
従来から、生徒に対して実施したテスト結果をデータベースに保存し、コンピュータ上で確認することが可能なシステムが知られている。特許文献1には、学習者のテストの成績を集計した成績集計データベースを有し、タブレット端末装置により当該データベースが参照可能に構成された教育支援システムが開示されている。
特開2016-65987号公報
教師などの学習支援者は、テスト結果などに基づく成績の情報を、クラス全員又は学年全員といった全体の情報として把握するとともに、各生徒の個別の情報を確認して適切な学習支援を行う必要がある。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、学年全員といった全体の情報から、各生徒の個別の情報に遷移する情報出力装置を提供することを主な課題とする。
本発明の1つの観点は、情報出力装置であって、複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部と、を備え、前記グラフ出力部は、前記テストの作成者が理想的と想定している分布曲線である理想曲線を表示する。この態様によれば、情報出力装置は、簡単な操作で得点分布グラフの出力から、選択された任意の生徒に関する個別情報の出力へと遷移することができる。ここで、出力とは、得点分布グラフや個別情報の送信や表示などである。また、この態様によれば、情報出力装置は、教師やテスト作成者は、得点分布グラフと理想曲線との相違を一目で確認することができる。
本発明の別の観点では、情報出力装置であって、複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部と、を備え、前記グラフ出力部は、前記得点範囲毎に、前記生徒の識別情報を表示したブロックを並べて表示するものであって、各生徒について、当該生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離度を算出し、前記乖離度が所定の閾値以上である生徒のブロックを強調表示する。この態様によれば、情報出力装置は、得点分布グラフにおいて、所定の生徒の識別情報を表示したブロックが押下などにより選択されると、当該生徒に関する個別情報を出力させる。また、この態様によれば、教師は、得点分布グラフを確認するだけで容易にテストの得点が本来の学力と異なる生徒を認識することができる。
上記情報出力装置の一態様では、前記グラフ出力部は、前記得点範囲毎に、前記生徒の識別情報を表示したブロックを並べて表示する。この態様によれば、情報出力装置は、得点分布グラフにおいて、所定の生徒の識別情報を表示したブロックが押下などにより選択されると、当該生徒に関する個別情報を出力させる。よって、教師は、簡単な操作で任意の生徒に関する個別情報を確認することができる。
上記情報出力装置の他の一態様では、前記グラフ出力部は、各得点範囲に属する複数の生徒に対応するブロックを、各生徒の本来の学力順に表示する。この態様によれば、教師は、得点分布グラフのブロックの配置を見るだけで容易に同じ得点範囲内に配置されたブロックが示す生徒の中で、どの生徒の学力が高いか、又は、低いかを確認することが可能となる。
上記情報出力装置の他の一態様では、前記グラフ出力部は、各生徒について、当該生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離度を算出し、前記乖離度が所定の閾値以上である生徒のブロックを強調表示する。この態様によれば、教師は、得点分布グラフを確認するだけで容易にテストの得点が本来の学力と異なる生徒を認識することができる。
上記情報出力装置の他の一態様では、前記グラフ出力部は、前記テストの作成者が理想的と想定している分布曲線である理想曲線を表示する。この態様によれば、教師やテスト作成者は、得点分布グラフと理想曲線との相違を一目で確認することができる。
上記情報出力装置の他の一態様では、前記識別情報は、前記生徒の氏名又は生徒番号を含む。この態様によれば、教師は、得点分布グラフに配置されたブロックがどの生徒に対応しているかを容易に認識することができる。
上記情報出力装置の他の一態様では、前記得点分布グラフは、複数科目のテストの合計点又は平均点を示す。この態様によれば、情報出力装置は、複数科目のテストの合計点又は平均点に基づいて、得点分布グラフを作成することができる。
上記情報出力装置のさらに他の一態様では、前記個別情報は、前記選択された生徒の複数の科目の得点を示すグラフ、前記選択された生徒の過去の得点の推移、前記複数の科目のうちの1又は複数の科目についてのレーダーチャートのうちの少なくとも1つを含む。この態様によれば、情報出力装置は、複数の科目の得点を示すグラフ、前記選択された生徒の過去の得点の推移、前記複数の科目のうちの1又は複数の科目についてのレーダーチャートのうちの少なくとも1つを使用して、選択された生徒に関する情報を個別情報として出力することができる。
本発明のさらに別の観点では、コンピュータを備え、情報出力装置によって実行されるプログラムであって、複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部として前記コンピュータを機能させ、前記グラフ出力部は、前記テストの作成者が理想的と想定している分布曲線である理想曲線を表示する。このプログラムをコンピュータにインストールして実行させることで、本発明に係る情報出力装置を構成させることができる。
本発明のさらに別の観点では、コンピュータを備え、情報出力装置によって実行されるプログラムであって、複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部として前記コンピュータを機能させ、前記グラフ出力部は、前記得点範囲毎に、前記生徒の識別情報を表示したブロックを並べて表示するものであって、各生徒について、当該生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離度を算出し、前記乖離度が所定の閾値以上である生徒のブロックを強調表示する。このプログラムをコンピュータにインストールして実行させることで、本発明に係る情報出力装置を構成させることができる。
本発明に係る情報出力装置によれば、クラス全員又は学年全員といった全体の情報から、生徒の個別の情報に遷移することができる。
実施形態に係る情報表示システムの構成を示す。 管理サーバの内部構成を示すブロック図である。 学習要素DBのデータ構成の一例である。 グラフ画面の一例である。 個別画面の一例である。 情報表示処理のフローチャートである。 第3変形例に係る情報表示システムの構成を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
<実施形態>
[全体構成]
図1は、本発明の情報出力装置を適用した情報表示システムの構成を示す。情報表示システム100は、複数の端末装置10と、管理サーバ20とをネットワーク5を介して通信可能に構成したものである。
端末装置10は、学習支援者である教師などが使用するものであって、例えば、デスクトップPC、ラップトップPC、タブレットPCなどである。端末装置10は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示部を備えており、テスト結果などに基づく成績の情報を出力するために使用される。
管理サーバ20は、まず、学習要素データベース(以下、「データベース」を「DB」と記す。)31と、生徒DB32と、テストDB33と、成績DB34とに接続されており、教師が使用する端末装置10からの要求に応じて、得点分布グラフと、理想曲線とを含むグラフ画面を作成する。そして、管理サーバ20は、グラフ画面の情報を当該端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10は、グラフ画面を表示部に表示することができる。
また、管理サーバ20は、教師が使用する端末装置10からの要求に応じて、グラフ画面において当該教師により選択された生徒に関する個別情報を含む個別画面を作成する。詳細は後述するが、個別情報は、科目別得点グラフ、過去の得点推移グラフ、レーダーチャートのいずれか1つ以上を含むものである。そして、管理サーバ20は、個別画面の情報を当該端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10は、教師により選択された生徒に関する個別情報を個別画面として表示部に表示することができる。
なお、ネットワーク5を通じた管理サーバ20と端末装置10との通信は有線であっても無線であってもよい。
[管理サーバの構成]
図2は、管理サーバ20の内部構成を示すブロック図である。管理サーバ20は、通信部21と、成績情報取得部22と、乖離度算出部23と、グラフ画面作成部24と、個別画面作成部25とを備える。なお、これらの構成要素と、学習要素DB31と、生徒DB32と、テストDB33と、成績DB34とは、バス29を介して相互に接続されている。
通信部21は、ネットワーク5を通じて端末装置10と通信を行うための通信ユニットである。具体的に、通信部21は、教師が使用する端末装置10からグラフ画面や個別画面の要求を受信したり、作成したグラフ画面や個別画面の情報を端末装置10へ送信したりする。
学習要素DB31は、学習要素に関する情報を記憶している。図3は、学習要素DB31のデータ構造の一例である。図示のように、学習要素DB31は、学習要素ID、学習要素名、単元ID、単元名、科目名、テスト時期などの情報を記憶している。ここで、学習要素とは、学習内容や教科書の説明内容を、単元をはじめとする学習のまとまりを踏まえながら、教科書や教材の連携、学習進度の把握、指導計画の作成等の目的のために最適な粒度で細分化したものである。また、単元とは、所定の主題を中心に行う学習活動のひとまとまりであって、「国語」、「数学」といった科目毎に設定されており、1つ以上の学習要素から構成されている。
学習要素IDは、学習要素の識別情報である。学習要素名は、学習要素が対象とする学習内容を示す情報であって、例えば「偶数、奇数」や「倍数」などである。単元IDは、単元の識別情報である。単元名は、単元の名称であって、例えば「数と計算」、「図形」などである。科目名は、科目の名称であって、例えば「国語」、「数学」、「理科」、「社会」、「英語」などである。テスト時期は、単位毎に、学習要素が対象とする学習内容をテストする時期を示す情報であって、例えば、「1年1学期中間テスト」や「1年3学期期末テスト」などである。なお、単元を構成する学習要素の数や学習内容は、予め設定されている。
生徒DB32は、生徒に関する情報を記憶している。具体的に、生徒DB32は、生徒の識別情報である生徒番号、生徒の氏名、学年、組、出席番号などの生徒情報を記憶している。
テストDB33は、テストID、科目名、テストに紐付けられた学習要素の学習要素ID、などのテスト情報を記憶している。
成績DB34は、各生徒に関する情報を記憶している。具体的に、成績DB34は、生徒番号、実施したテストのテストID、生徒の得点、偏差値、テストを構成する各問題の正誤などの成績情報を記憶している。成績DB34は、生徒が実施したテストの採点が終了し、生徒の得点が確定すると更新される。
成績情報取得部22は、成績DB34が更新されると、生徒の成績情報を取得する。具体的に、成績情報は、生徒番号、更新されたテストのテストID、生徒の得点及び偏差値を含む。
乖離度算出部23は、取得した成績情報と、成績DB34とに基づいて、生徒の乖離度を算出する。ここで、乖離度とは、生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離を表す情報であって、例えば、生徒の得点に対応する偏差値と、過去のテストの偏差値との差などによって算出する。乖離度算出部23は、算出した乖離度が予め設定された閾値以上である場合、更新されたテストにおける生徒の得点と、当該生徒の本来の学力とに乖離があると判定する。乖離度算出部23は、乖離があると判定した場合に、成績DB34において、当該生徒及び更新されたテストに紐付けて乖離がある旨を記憶しておく。なお、閾値は任意に設定することができる。
グラフ画面作成部24は、端末装置10からグラフ画面の要求を受信した場合に、得点分布グラフと、理想曲線とを含むグラフ画面を作成する。教師は、端末装置10を使用し、所定のテスト時期を指定してグラフ画面の要求を管理サーバ20へ送信する。グラフ画面作成部24は、グラフ画面の要求に基づいて、指定されたテスト時期のテストに関する得点分布グラフと、理想曲線とを含むグラフ画面を作成し、端末装置10へ送信する。端末装置10は、管理サーバ20からグラフ画面の情報を受信し、表示や印刷を行う。
ここで、グラフ画面について説明する。図4は、グラフ画面の一例である。グラフ画面は、得点分布グラフ51と、理想曲線52と、テスト時期項目53とを有する。
得点分布グラフ51は、教師が指定したテスト時期に対応する中間テストや期末テストについて、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報をヒストグラム状に配列したグラフである。本実施形態の得点分布グラフ51は、図示のように、1年生の3学期の期末テストについて、5科目の合計得点に基づき、50点刻みの得点範囲毎に、各生徒の生徒番号が表示されたブロックを並べたグラフとなっている。ここで、5科目とは、例えば「数学」、「国語」、「英語」、「理科」、「社会」であって、合計得点とは、各科目の得点を合計した点数である。グラフ画面作成部24は、教師が指定したテスト時期に基づいて、成績DB34を参照することで得点分布グラフ51を作成する。このとき、グラフ画面作成部24は、乖離度算出部23により得点と本来の学力に乖離があると判定された生徒を示すブロックを、例えば、ハイライト表示やアラート表示などで強調表示するように得点分布グラフ51を作成する。図4の例では、符号55で示すブロックは他のブロックと異なる色を用いて強調表示している。
なお、本実施形態では、得点分布グラフ51の対象となる生徒は学年全員であって、1学年に所属する生徒全員の生徒番号が表示されたブロックを配置しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、対象となる生徒は、例えばクラス全員など任意に設定することができる。また、本実施形態では、得点分布グラフ51において、生徒番号を表示したブロックを並べているが、本発明はこれに限定されるものではなく、生徒の識別情報であればよいため、生徒番号の代わりに生徒の氏名を表示してもよい。さらに、得点分布グラフ51は、得点範囲毎に属する生徒の識別情報を配列すればよいため、その方法はブロックに限られるものではなく任意に設定することができる。
理想曲線52は、テスト作成者が理想的と想定している分布曲線を示すものである。また、テスト時期項目53は、教師が指定したテスト時期を表示している。なお、本実施形態において図4では、グラフ画面が理想曲線52を含むものとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、理想曲線を含まなくてもよい。
個別画面作成部25は、端末装置10から個別画面の要求を受信した場合に、教師によって選択された生徒に関する個別情報を含む個別画面を作成する。端末装置10は、表示されたグラフ画面の得点分布グラフ51において、教師が個別に情報を閲覧したい生徒を選択し、当該生徒を示すブロックを押下することで、当該生徒の生徒番号及び得点推移グラフのテスト時期を含む個別画面の要求を管理サーバ20へ送信する。個別画面作成部25は、個別画面の要求に含まれる生徒番号が示す生徒の科目別得点グラフ、過去の得点推移グラフ及びレーダーチャートを含む個別画面を作成する。端末装置10は、管理サーバ20から個別画面の情報を受信し、表示や印刷を行う。
ここで、個別画面について説明する。図5は、個別画面の一例である。個別画面は、生徒項目61と、テスト時期項目63と、科目別得点グラフ64と、国語の得点推移グラフ65と、数学のレーダーチャート66と、英語のレーダーチャート67とを有する。
生徒項目61は、生徒DB32を参照し、個別画面の要求に含まれる生徒番号が示す生徒の学年、組、出席番号及び氏名を表示している。テスト時期項目63は、個別画面の要求に含まれるテスト時期を表示している。例えば、図4に示すグラフ画面に表示された得点分布グラフ51において、教師によりブロック54が選択された場合、個別画面の要求には、生徒番号「S1317」とテスト時期「1年3学期期末」が含まれる。そのため、生徒項目61には、生徒DB32を参照することで、生徒番号「S1317」に対応する学年「1年」、組「3組」、出席番号「17番」、氏名「大日本太郎」が表示される。また、テスト時期項目63には、テスト時期「1年3学期期末」が表示される。
科目別得点グラフ64は、選択された生徒の複数の科目の得点を示すグラフであって、図示のように、例えば、テスト時期項目63が表示するテスト時期における各科目の生徒の得点と、学年平均点とを表示したグラフである。得点推移グラフ65は、選択された生徒の過去の得点の推移であって、図示のように、例えば、1年1学期中間テストから1年3学期期末テストまでの国語における生徒の得点の推移を表示したグラフである。レーダーチャート66及び67は、1又は複数の科目について、複数の項目の大きさを一見して比較することのできるグラフであって、例えば図5では、それぞれ数学に関する6つの項目(項目A~項目F)について表示したグラフ及び英語に関する6つの項目(項目G~項目L)となっている。レーダーチャートにおける項目は、例えば、テストを構成する学習要素であってもよいし、リスニング力やライティング力といった生徒の能力を示す属性であってもよい。つまり、レーダーチャートでは、テスト結果から分析することが可能な項目を任意に設定することができる。個別画面作成部25は、個別画面の要求に含まれる生徒番号及びテスト時期に基づいて生徒DB32、テストDB33及び成績DB34を参照することで科目別得点グラフ64と、国語の得点推移グラフ65と、数学のレーダーチャート66と、英語のレーダーチャート67とを作成する。
なお、本実施形態では、個別画面が科目別得点グラフ、得点推移グラフ及びレーダーチャートの全てを含むものとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、教師により選択された生徒の複数の科目の得点を示すグラフ、当該選択された生徒の過去の得点の推移、複数の科目のうちの1又は複数の科目についてのレーダーチャートのうちの少なくとも1つを含むものであればよい。
上記の構成において、管理サーバ20の通信部21は、本発明のグラフ出力部及び個別情報出力部の一例である。また、管理サーバ20の成績情報取得部22、乖離度算出部23及びグラフ画面作成部24はグラフ出力部の一例であり、個別画面作成部25は個別情報出力部の一例である。
[情報表示処理]
図6は、本実施形態による情報表示処理のフローチャートである。この処理は、学年全体の成績の情報であるグラフ画面から、教師が選択した任意の生徒の個別情報である個別画面に遷移する処理である。なお、具体的に、この処理は、管理サーバ20を構成するコンピュータが予め用意したプログラムを実行することにより実現される。
管理サーバ20は、成績DB34が更新されると、生徒の成績情報を取得する(ステップS11)。そして、管理サーバ20は、取得した成績情報と、成績DB34とに基づいて、生徒の乖離度を算出する(ステップS12)。さらに、管理サーバ20は、算出した乖離度に基づいて、更新されたテストにおける生徒の得点と、当該生徒の本来の学力とに乖離があるか否かを判定する。乖離があると判定した場合、管理サーバ20は、成績DB34において、当該生徒及び更新されたテストに紐付けて乖離がある旨を記憶しておく。
次に、管理サーバ20は、端末装置10からグラフ画面の要求を受信したか否かを判定する(ステップS13)。グラフ画面の要求を受信していない場合(ステップS13;No)、管理サーバ20は、グラフ画面の要求を受信するまで待機する。教師は、端末装置10を使用し、所定のテスト時期を指定してグラフ画面の要求を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、端末装置10からグラフ画面の要求を受信した場合(ステップS13;Yes)、当該グラフ画面の要求に基づいて成績DB34を参照し、指定されたテスト時期のテストに関する得点分布グラフと理想曲線を作成する(ステップS14)。そして、管理サーバ20は、作成した得点分布グラフと、理想曲線とを含むグラフ画面を作成し、端末装置10へ送信する(ステップS15)。端末装置10は、管理サーバ20からグラフ画面の情報を受信し、表示する。
さらに、管理サーバ20は、端末装置10から個別画面の要求を受信したか否かを判定する(ステップS16)。個別画面の要求を受信していない場合(ステップS16;No)、管理サーバ20は、一定時間待機した後、情報表示処理を終了する。教師は、端末装置10に表示されたグラフ画面の得点分布グラフ51において、個別に情報を閲覧したい生徒を選択し、当該生徒を示すブロックを押下することで、当該生徒の生徒番号及び得点推移グラフのテスト時期を含む個別画面の要求を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、端末装置10から個別画面の要求を受信した場合(ステップS16;Yes)、当該要求に含まれる生徒番号が示す生徒の科目別得点グラフ、過去の得点推移グラフ及びレーダーチャートを個別情報として作成する(ステップS17)。そして、管理サーバ20は、科目別得点グラフ、過去の得点推移グラフ及びレーダーチャートを含む個別画面を作成し、端末装置10へ送信する(ステップS18)。端末装置10は、管理サーバ20から個別画面の情報を受信し、表示する。これにより、情報表示処理は終了する。
なお、本実施形態において、管理サーバ20は、乖離があると判定した場合、成績DB34に乖離がある旨を記憶することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、グラフ画面の要求を受信したタイミングで乖離度の算出及び乖離の判定を行い、その結果に基づいて得点分布グラフを作成することとしてもよい。
また、本実施形態において、管理サーバ20は、端末装置10からグラフ画面の要求を受信したタイミングでグラフ画面を作成することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、要求の有無に関わらず成績DB34が更新されたタイミングでグラフ画面を作成することとしてもよい。つまり、管理サーバ20がグラフ画面を作成するタイミングは任意に設定することができる。
また、本実施形態では、教師が所定のテスト時期を指定してグラフ画面の要求を管理サーバ20へ送信することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、教師がテスト時期を指定せず、管理サーバ20は最新のテストに関する得点分布グラフを作成することとしてもよい。
このように、本発明の情報表示システム100によれば、教師は簡単な操作で、学年全体の成績の情報であるグラフ画面から、教師が選択した任意の生徒の個別情報である個別画面に遷移することができる。さらに、グラフ画面における得点分布グラフは、生徒の得点と、当該生徒の本来の学力とが乖離している場合、当該生徒を示すブロックを強調表示する。そのため、教師は、本来学力が高い生徒の得点が著しく低い場合や本来学力が低い生徒の得点が著しく高い場合など、実力通りではない生徒に関する個別情報を、強調表示されているブロックを押下することで容易に確認することができる。このように得点分布グラフにおいて異変のある生徒を一目で把握できるようにするとともに、容易に当該生徒に関する個別情報を表示可能とすることで、教師は各生徒に適切な指導を行うことができる。
<変形例>
(第1変形例)
上記の実施形態の得点分布グラフにおいて、得点範囲毎に配置されたブロックは、図4に示すように、生徒番号順に並べられているが、本発明は、これに限定されるものではなく、各生徒の本来の学力順に配置することとしてもよい。この場合、管理サーバ20は、テスト時期が1つ前のテストの合計点に基づく偏差値や過去数回分の平均偏差値など、任意の基準に基づいて学力順を算出する。これによれば、教師は、得点分布グラフのブロックの配置を見るだけで容易に同じ得点範囲内に配置されたブロックが示す生徒の中で、どの生徒の学力が高いか、又は、低いかを確認することが可能となる。
(第2変形例)
上記の実施形態では、5科目の合計得点に基づいて得点分布グラフを作成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば5科目の平均得点に基づいて得点分布グラフを作成してもよいし、科目毎にそれぞれ得点分布グラフを作成することとしてもよい。
(第3変形例)
上記の実施形態、第1変形例及び第2変形例において、教師は端末装置10を使用することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、教師は管理サーバ20の機能を有する教師用端末を使用することとしてもよい。教師用端末は、端末装置10と同様に、例えば、デスクトップPC、ラップトップPC、タブレットPCなどである。
図7は、この場合の学習要素リスト作成システム200の構成例を示す。図示のように、情報表示システム200における教師用端末80には、学習要素DB91、生徒DB92、テストDB93及び成績DB94が接続されており、教師用端末80は、管理サーバ20が行っていた処理(図6のステップS11~S18に対応)を実行して、グラフ画面及び個別画面の情報を作成し、表示することができる。また、教師用端末80は、グラフ画面又は個別画面に表示された各グラフの印刷を行うこともできる。この場合、教師用端末80は、本発明の情報出力装置の一例である。
5 ネットワーク
10 端末装置
20 管理サーバ
31 学習要素DB
32 生徒DB
33 テストDB
34 成績DB
100 情報表示システム

Claims (11)

  1. 複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、
    テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、
    前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部と、
    を備え、
    前記グラフ出力部は、前記テストの作成者が理想的と想定している分布曲線である理想曲線を表示する情報出力装置。
  2. 複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、
    テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、
    前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部と、
    を備え、
    前記グラフ出力部は、前記得点範囲毎に、前記生徒の識別情報を表示したブロックを並べて表示するものであって、各生徒について、当該生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離度を算出し、前記乖離度が所定の閾値以上である生徒のブロックを強調表示する情報出力装置。
  3. 前記グラフ出力部は、前記得点範囲毎に、前記生徒の識別情報を表示したブロックを並べて表示する請求項1に記載の情報出力装置。
  4. 前記グラフ出力部は、各得点範囲に属する複数の生徒に対応するブロックを、各生徒の本来の学力順に表示する請求項2又は3に記載の情報出力装置。
  5. 前記グラフ出力部は、各生徒について、当該生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離度を算出し、前記乖離度が所定の閾値以上である生徒のブロックを強調表示する請求項3に記載の情報出力装置。
  6. 前記グラフ出力部は、前記テストの作成者が理想的と想定している分布曲線である理想曲線を表示する請求項4に記載の情報出力装置。
  7. 前記識別情報は、前記生徒の氏名又は生徒番号を含む請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報出力装置。
  8. 前記得点分布グラフは、複数科目のテストの合計点又は平均点を示す請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報出力装置。
  9. 前記個別情報は、前記選択された生徒の複数の科目の得点を示すグラフ、前記選択された生徒の過去の得点の推移、前記複数の科目のうちの1又は複数の科目についてのレーダーチャートのうちの少なくとも1つを含む請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報出力装置。
  10. コンピュータを備え、情報出力装置によって実行されるプログラムであって、
    複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、
    テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、
    前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部として前記コンピュータを機能させ
    前記グラフ出力部は、前記テストの作成者が理想的と想定している分布曲線である理想曲線を表示するプログラム。
  11. コンピュータを備え、情報出力装置によって実行されるプログラムであって、
    複数の生徒の識別情報と、前記複数の生徒のテストの得点とを関連付けて記憶する記憶部と、
    テストについての複数の生徒の得点に基づき、得点範囲毎に当該得点範囲に属する生徒の識別情報を配列した得点分布グラフを出力するグラフ出力部と、
    前記得点分布グラフにおいて、特定の生徒の識別情報が選択されたときに、選択された生徒に関する個別情報を出力する個別情報出力部として前記コンピュータを機能させ
    前記グラフ出力部は、前記得点範囲毎に、前記生徒の識別情報を表示したブロックを並べて表示するものであって、各生徒について、当該生徒の得点と、当該生徒の本来の学力との乖離度を算出し、前記乖離度が所定の閾値以上である生徒のブロックを強調表示するプログラム。
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