JP7531318B2 - Fire Screen - Google Patents
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Description
本発明は、建築物の開口部や内部空間の間仕切りに使用する防火スクリーンに関するものであり、特に開閉可能な避難口部を設け、非常時に避難口部からの人の避難を可能にした防火スクリーンに関するものである。 The present invention relates to a fire screen used to partition openings and interior spaces in buildings, and in particular to a fire screen that has an openable/closable escape route, allowing people to escape from the escape route in the event of an emergency.
建物などには火災時などの非常時に区画を閉鎖するために、防火シャッターや防火(防煙)スクリーンが設置されている。特に、防火(防煙)スクリーンは耐火クロスなどを用いて製造されており、軽量であり設置コストが安いことが特徴である。 Fire shutters and fire (smoke) screens are installed in buildings to close off compartments in the event of a fire or other emergency. In particular, fire (smoke) screens are made using fire-resistant cloth and are characterized by their light weight and low installation costs.
防火スクリーンにおいては、避難用に開閉可能な避難口部を設け、防火スクリーンを降ろした状態でも避難できるようにしたものがある。避難口部が設けられていても防火、防煙性能を確保する必要があることから、避難口部となる主扉スクリーンには他のスクリーンとの重なり部分を設け、隙間が出来にくい構造としている。さらに防火防煙性能を高めるため、主扉スクリーンの戸先側の重なり部分をさらに覆う子扉スクリーンを設けた防火スクリーンが開発されている。このような防火スクリーンでは、主扉スクリーンの戸先部分を固定されたスクリーンと子扉スクリーンとで挟み込む構造になっており、避難口部が閉鎖された状態では隔てられた区画の間で直線的な空隙が生じないことから高い防火、防煙性能を有している。 Some fire screens are equipped with an emergency exit section that can be opened and closed for evacuation, allowing evacuation even when the fire screen is down. Since fire and smoke protection performance must be ensured even when an emergency exit section is installed, the main door screen that serves as the emergency exit section has an overlapping section with other screens, making it less likely for gaps to form. To further improve fire and smoke protection performance, fire screens have been developed that have a sub-door screen that covers the overlapping section on the door edge of the main door screen. In such fire screens, the door edge of the main door screen is sandwiched between a fixed screen and a sub-door screen, and when the emergency exit section is closed, there is no linear gap between the separated compartments, resulting in high fire and smoke protection performance.
このような主扉スクリーンと子扉スクリーンを有する防火スクリーンにおいては、避難口部を開放する際には主扉スクリーンと子扉スクリーンの両方を開放し、閉じる際には、主扉スクリーンが閉じてから子扉スクリーンが閉じる必要がある。しかし、子扉スクリーンの方が先に閉じてしまい、主扉スクリーンを子扉スクリーンによって挟み込むことができず、主扉スクリーンと子扉スクリーンとの間に隙間が生じ、隔てられた区画の間に炎や煙の直線的な通路が形成されてしまい、防火、防煙性能が低下してしまうという問題があった。 In a fire screen having such a main door screen and a sub-door screen, both the main door screen and the sub-door screen must be opened when opening the emergency exit, and when closing, the main door screen must be closed first, followed by the sub-door screen. However, the sub-door screen closes first, making it impossible to sandwich the main door screen between the sub-door screens, resulting in a gap between the main door screen and the sub-door screen, which creates a linear path for flames and smoke between the separated compartments, reducing fire and smoke protection.
このような問題に対して特許文献1では、子扉ウエイトをL字に形成し、突起部に主扉ウエイトの先端部を係合させて、主扉スクリーンが閉じる際の力で子扉スクリーンを閉じる構成が記載されている。また特許文献2では、さらに、開いた子扉スクリーンが閉じないようにするストッパ機構を設け、閉扉時にはストッパ機構を主扉ウエイトが閉じる力によって解除した後でなければ子扉スクリーンが閉じないようにしている。
To address this issue,
特許文献1,特許文献2とも、子扉ウエイトをL字に形成して突起部を設け、その突起部に主扉ウエイトの先端が当接するように構成していることから、子扉ウエイトの回動軸から離れた位置に突起部を形成していることになる。そのため、主扉ウエイトが突起部を押す力が、子扉ウエイト及び子扉スクリーンを回動させるための力として効率的に利用できなかった。例えば主扉スクリーンがゆっくり閉まると、主扉ウエイトが突起部に当接したにもかかわらず、その位置で停止してしまい、子扉スクリーンが回動せずに閉じない場合が発生するなどといった不具合があった。また、子扉ウエイトが開いた状態で当接部が子扉ウエイトの回動軸より開放側に位置していることから、主扉ウエイトが閉鎖する前に子扉ウエイトの閉鎖回動が始まることになり、主扉ウエイトと子扉ウエイトが閉鎖前にお互いに突っかかって閉鎖しないという不具合もあった。
In both
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、少ない力で確実に閉扉することができる防火スクリーンを提供することを目的とするものである。 The present invention was made in consideration of the above-mentioned circumstances, and aims to provide a fire screen that can be closed securely with little force.
本願請求項1に記載の発明は、不燃性の柔軟材料で構成され開閉可能な避難口部を有する防火スクリーンにおいて、前記避難口部は、主扉スクリーンと、前記主扉スクリーンの戸先側を覆う重なりを有するように設けられた子扉スクリーンを有し、さらに前記主扉スクリーンの下部に設けられ回動可能な主扉ウエイトと、前記子扉スクリーンの下部に設けられ回動可能な子扉ウエイトを有しており、前記子扉ウエイトの回動軸となる丁番部に、閉扉時に前記主扉ウエイトの戸先部が当接して前記子扉ウエイトを回動させる当接部を設けたことを特徴とする防火スクリーンである。
The invention described in
本願請求項2に記載の発明は、本願請求項1に記載の発明における前記当接部が、前記子扉ウエイトが開いた状態で、前記回動軸近傍あるいは前記回動軸の位置より閉鎖側に位置し、前記避難口部側に突出していることを特徴とする防火スクリーンである。
The invention described in
本願請求項3に記載の発明は、本願請求項1または請求項2に記載の発明における前記当接部が、前記子扉ウエイトの前記回動軸の軸受け部と一体に形成されていることを特徴とする防火スクリーンである。
The invention described in
本願請求項4に記載の発明は、本願請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発明における前記主扉ウエイトの回動軸が前記主扉スクリーンの戸先方向に傾斜しており、さらに、前記主扉ウエイトを閉鎖方向に付勢する主扉付勢手段を有することを特徴とする防火スクリーンである。
The invention described in
本発明によれば、主扉ウエイトが当接部に当接した際の力を、効率よく子扉ウエイト及び子扉スクリーンの回動に利用することができ、少ない力でも確実に、主扉スクリーンが閉じた後に子扉スクリーンを閉じることができる。 According to the present invention, the force generated when the main door weight abuts the abutment portion can be efficiently used to rotate the sub-door weight and the sub-door screen, and the sub-door screen can be reliably closed after the main door screen is closed with little force.
また、主扉スクリーン側においても、回動軸の上部を戸先方向に傾斜させて自重による閉鎖力を増大させるとともに主扉付勢手段を設けることによって、当接部を押す力を増加させることができ、子扉ウエイトの回動を促進して子扉ウエイト及び子扉スクリーンをより確実に閉じることができる。 Also, on the main door screen side, the upper part of the pivot shaft is tilted toward the door end to increase the closing force due to its own weight, and by providing a main door biasing means, the force pushing the abutment part can be increased, facilitating the rotation of the sub-door weight and allowing the sub-door weight and sub-door screen to be closed more reliably.
図1、図2は、本発明の実施の一形態における防火スクリーンの一例の概略図である。図中、1は主扉スクリーン、2は子扉スクリーン、3は背面スクリーン、4は座板、5は主扉ウエイト、6は子扉ウエイト、7は巻き取りシャフト、8は巻上機、9はガイドレール、10は避難口開閉部、11は避難開口である。 Figures 1 and 2 are schematic diagrams of an example of a fire screen according to an embodiment of the present invention. In the figures, 1 is a main door screen, 2 is a sub-door screen, 3 is a back screen, 4 is a seat plate, 5 is a main door weight, 6 is a sub-door weight, 7 is a winding shaft, 8 is a hoist, 9 is a guide rail, 10 is an emergency exit opening and closing section, and 11 is an emergency opening.
開口を遮蔽するスクリーン本体は、主扉スクリーン1、子扉スクリーン2、背面スクリーン3により一体に構成されている。主扉スクリーン1、子扉スクリーン2、背面スクリーン3は、いずれも、耐火クロスなどの不燃性の柔軟材料で構成されており、防火性能及び防煙性能を発揮する。また、スクリーン本体の下部には座板4が設けられており、この座板4の自重により軽量のスクリーンを下方に引っ張り、スクリーン本体を降ろした状態でスクリーン本体を張ることができる。
The screen body that shields the opening is integrally composed of a
一体に構成されたスクリーン本体の上端部は巻き取りシャフト7に固定されており、通常時にはスクリーン本体は巻き取りシャフト7に巻き取られた状態にある。火災などの非常時には、スクリーン本体は巻上機8により、あるいは自重によりガイドレール9に沿って降下し、開口を閉鎖する。もちろん、降下させたスクリーン本体は、巻上機8によって巻き取りシャフト7に巻き上げて開口を確保することができる。
The upper end of the integrally constructed screen body is fixed to the winding
主扉スクリーン1には、一部に避難口部となる開閉可能な避難口開閉部10が設けられている。この避難口開閉部10が開閉することによって、遮蔽状態でも避難口開閉部10を開放することで避難を可能にしている。この避難口開閉部10の下部には主扉ウエイト5が設けられており、この主扉ウエイト5の回動とともに主扉スクリーン1の避難口開閉部10が開閉することになる。また、この主扉ウエイト5は、後述するように常に閉鎖する方向に付勢されており、特に戸閉めの操作を行わなくても避難口開閉部10は閉じられる。
The
子扉スクリーン2の下部には子扉ウエイト6が設けられている。この子扉ウエイト6が回動することにより、子扉スクリーン2も開く。この子扉ウエイト6は、後述するように、ある所定の角度以下では閉鎖側に付勢されており、また、ある所定の角度以上では開放側に付勢されている。従って、避難口部が閉じた状態では子扉スクリーン2を閉じる方向に、避難口部が開いた状態では子扉スクリーン2を開く方向に付勢している。
A
避難口部における主扉スクリーン1と子扉スクリーン2、背面スクリーン3の関係を図2に概略的に示している。主扉スクリーン1の避難口開閉部10の戸先側は、一方の面において背面スクリーン3と重なりを有している。なお、この背面スクリーン3は、主扉スクリーン1の避難口開閉部10が開く方向とは反対側(閉鎖側)において重なりを有している。そして、主扉スクリーン1の他方の面、すなわち避難口開閉部10が開く側(開放側)には、子扉スクリーン2が、主扉スクリーン1の戸先側を覆う重なりを有するように設けられている。これにより、避難口部は図2(A)に示すように、閉じた状態では重なり部において主扉スクリーン1を背面スクリーン3と子扉スクリーン2とで挟み込む構成になっている。このような構成により、スクリーンによって区切られた区画の間では他方側を直接的に視認することはできない。そのため、例えば一方の区画で火災が発生している場合には、避難口部が閉じられた状態であれば他方の区画から炎を直接的に視認することはできず、また煙の直接的な侵入も防ぐことができる。
The relationship between the
避難口部を開く際には、主扉スクリーン1の避難口開閉部10を開放側に押し開く。このときに主扉ウエイト5が子扉ウエイト6に当接して押すことにより子扉ウエイト6が回動して子扉スクリーン2が開く。子扉スクリーン2は、子扉ウエイト6が所定の角度以上に開くことによって開放側に付勢され、全開となる。この状態を図2(B)に示している。主扉スクリーン1の避難口開閉部10及び子扉スクリーン2が開くことによって避難開口11が現出し、この避難開口11から避難を行うことができる。
When opening the emergency exit section, the emergency exit opening/
避難口部が開放された状態では、子扉ウエイト6が開放側に付勢されていることから、子扉スクリーン2はそのまま開放された状態を維持する。これに対して主扉スクリーン1は、主扉ウエイト5が閉鎖側に付勢されているとともに主扉ウエイト5の自重によっても閉鎖側に付勢されている。そのため、避難口部が閉まる際には、まず、主扉スクリーン1の避難口開閉部10及び主扉ウエイト5が回動して避難口部を閉鎖するように動く。
When the emergency exit section is open, the
そして、主扉スクリーン1の避難口開閉部10及び主扉ウエイト5が閉鎖する直前に、主扉ウエイト5の戸先部が、後述する子扉ウエイト6の丁番に設けられた当接部に当接することにより、子扉ウエイト6を閉鎖方向に回動させる。主扉ウエイト5が当接部を押すことにより子扉ウエイト6は所定の角度以下まで回動されると、子扉ウエイト6は閉鎖側に付勢されて主扉ウエイト5に重なるように閉まる。これによって図2(A)に示す状態に戻る。
Then, just before the emergency exit opening/
図3、図4、図5は、避難口部の座板付近の一例の概略図であり、図6、図7は、子扉ウエイト6部分の一例の拡大図である。図3は閉扉時の状態を示し、図4は開扉時の状態を示している。また、図5は閉扉時及び開扉時の断面図を示している。図中、21は主扉丁番、22は突起部、23は閉鎖ワイヤ、24は閉鎖補助バネ、31は子扉丁番、32は当接部、33は回動軸、34は子扉補助バネ、41はマグネット、42はガードプレート、43,44は気密材、45はくつずり、46は下部ふさぎ材である。
Figures 3, 4, and 5 are schematic diagrams of an example of the vicinity of the seat plate of the emergency exit, and Figures 6 and 7 are enlarged diagrams of an example of the
主扉ウエイト5は、主扉丁番21により回動可能に座板4に取り付けられている。この主扉丁番21は、回動軸が上方へ向けて主扉スクリーン1の避難口開閉部10の戸先方向に傾斜している。この傾斜によって主扉ウエイト5は開放側に斜め上方に回動し、図1にも示したように、避難口開閉部10は略直角三角形状に開くことになる。また、この主扉丁番21の回動軸が傾斜することによって、開放側に開いた主扉ウエイト5は、その自重により閉鎖側に付勢される。さらに主扉ウエイト5には閉鎖ワイヤ23が連結され、閉鎖補助バネ24によって閉鎖側に付勢されている。この例においては、このように主扉丁番21の傾斜した回動軸と、閉鎖補助バネ24の両方の付勢力により、主扉ウエイト5は閉鎖側に従来よりも強く付勢されており、開扉後の閉扉を確実に行わせるようにしている。また、閉扉の際に主扉ウエイト5が座板4に強く当接して跳ね返り、再び開いてしまうのを防いでいる。主扉ウエイト5を閉鎖方向に付勢する主扉付勢手段としては、閉鎖補助バネ24以外にも、種々の公知の付勢手段を利用してもよい。
The
また主扉ウエイト5の戸先側には、この例では、閉扉時に後述する子扉丁番31に設けられた当接部32に当接する突起部22が設けられている。もちろん、この突起部22を設けずに、主扉ウエイト5の戸先側の端部が当接部32に当接するように構成してもかまわない。
In addition, in this example, a
子扉ウエイト6は、子扉丁番31により回動可能に座板4に取り付けられており、子扉丁番31の回動軸33を中心にして子扉ウエイト6が回動する。また、子扉ウエイト6と座板4との間には子扉補助バネ34が取り付けられている。この子扉補助バネ34の引っ張り力により、上述のように子扉ウエイト6が所定の角度まで開くあいだは閉鎖側に子扉ウエイト6を付勢して主扉スクリーン1の戸先側を子扉スクリーン2で確実に覆うようにしている。この閉鎖側への付勢によって、主扉スクリーン1と子扉スクリーン2との隙間を減らして防火、防煙性能を向上させるとともに、主扉スクリーン1などのスクリーンのばたつきによって主扉ウエイト5が開放側へばたつくのを低減することができる。子扉ウエイト6が所定の角度以上に開いた場合には、子扉補助バネ34は子扉ウエイト6を開放側に付勢する。これにより、閉扉時に主扉スクリーン1よりも先に子扉スクリーン2が閉じないようにしている。子扉補助バネ34による子扉ウエイト6に対する付勢力方向の変換は、例えば、子扉丁番31の軸心(回動軸33)に対して子扉補助バネ34が閉鎖方向にあるか開放方向にあるかによって行われるようにすることができる。
The
子扉丁番31には、閉扉時に主扉ウエイト5の戸先部が当接する当接部32が設けられている。この当接部32は、子扉ウエイト6が開いた状態で、回動軸近傍あるいは回動軸の位置より閉鎖側の位置から、避難口部側(避難開口11側、主扉スクリーン1の戸尻方向)に突出するように設けておくとよい。図6に示す例では、ほぼ回動軸の位置から避難口部側に突出するように設けられている例を示している。また、図7に示した例では、回動軸の位置より閉鎖側の位置から、避難口部側に突出するように設けられている例を示している。閉扉時には、この当接部32に主扉ウエイト5の戸先部、この例では突起部22が当接して閉鎖側へ押すことにより子扉丁番31が回動し、子扉ウエイト6を回動させる。当接部32は、子扉丁番31の軸受け部と一体に形成してもよく、また図6、図7に示した例に限らず、回動軸から放射状に突出するなど、種々の形状により当接部32を設けてもよい。
The
上述のように、この当接部32は子扉丁番31に設けられており、特に、子扉ウエイト6が開いた状態で、回動軸近傍あるいは回動軸の位置より閉鎖側の位置から、避難口部側に突出するように設けておくとよい。このような位置に当接部32を設けておくと、主扉ウエイト5が当接部32に当接した際の力を効率よく利用して子扉ウエイト6を回動させることができる。例えば主扉ウエイト5が閉じる際にゆっくり閉じられるなどのため閉扉時に当接部32に当接する際の力が弱い場合でも、確実に子扉ウエイト6を回動させ、主扉スクリーン1が閉じた後に子扉スクリーン2を閉じることができる。なお、主扉ウエイト5が当接部32に当接する際の力は、上述のように主扉丁番21の傾斜した回動軸と、閉鎖補助バネ24の両方の付勢力によっても増強されており、この付勢力によって子扉ウエイト6の回動も促進される。また、子扉ウエイト6が所定の角度まで回動した後は、子扉補助バネ34が閉鎖側に付勢することによって子扉スクリーン2を確実に閉じることができる。なお、主扉ウエイト5が閉鎖位置に来る前に子扉補助バネ34が子扉ウエイト6を閉鎖側に付勢するように、子扉丁番31の当接部32と主扉ウエイト5の戸先部(突起部22)のラップ量を調整しておくとよい。
As described above, the
また、子扉ウエイト6の子扉丁番31への取り付け位置については、当接部32とは別に調整することができる。図6や図7に一例を示しているように、回転軸33から多少逃がした位置に取り付ければ、主扉ウエイト5の厚みに対応することができる。このように、子扉ウエイト6の子扉丁番31への取り付け位置は、主扉ウエイト5の厚みや子扉丁番31の回転軸33の位置など、種々の条件に従って設計すればよい。例えば子扉ウエイト6に当接部を設けると、主扉ウエイト5の戸先を当接部に当接させるために子扉ウエイト6を主扉ウエイト5の戸先に近づけて設けなければならないが、当接部32を子扉丁番31に設けたことによって、子扉ウエイト6が開いた状態では主扉ウエイト5の戸先位置からある程度離すことも可能になる。また、子扉ウエイト6を開いた際の開き角も当接部32とは別に調整することが出来る。
The attachment position of the
閉扉状態で主扉ウエイト5の戸先部が当接する座板4には、マグネット41や、ガードプレート42、気密材43等が設けられている。マグネット41は、閉じている主扉ウエイト5を磁着して、開放時以外の状態で主扉ウエイト5がばたつかないようにしている。ガードプレート42は、スクリーン本体を巻き上げたときに主扉ウエイト5がマグネット41よりも上方に上がらないように規制するものであり、この例では主扉ウエイト5が上がろうとした際に突起部22がガードプレート42に係止して、主扉ウエイト5の上方への移動を規制している。
The
気密材43は、主扉ウエイト5が閉じているときに座板4との間の隙間を塞ぐ。主扉ウエイト5がマグネット41に磁着している状態では、マグネット41の磁力により主扉ウエイト5は気密材43に圧着されている。また、気密材43は主扉ウエイト5が閉じる際の衝撃を緩和する緩衝材としても機能する。主扉ウエイト5の戸尻側にも気密材44が設けられており、気密材43と同様に、主扉ウエイト5が閉じているときに座板4との間の隙間を塞ぐ。
The
なお、図5(A)にも示しているように、主扉ウエイト5は上部が閉鎖側に傾斜している。これによって、主扉ウエイト5を閉じた状態で主扉スクリーン1が背面スクリーン3と近接、接触し、両者の隙間を減らして防火、防煙性能を向上させている。
As shown in Figure 5 (A), the upper part of the
また、避難口開閉部10の座板4には、図5(B)に示すように、くつずり45が設けられているとともに、下部ふさぎ材46を突出させている。下部ふさぎ材46は、主扉ウエイト5が閉じた際に主扉ウエイト5と下部ふさぎ材46が当接して、避難口開閉部10の下部からの炎や煙の侵入を防いでいる。
As shown in FIG. 5(B), the
本発明の実施の一形態について、動作の一例について説明する。避難口部が閉じた状態を図1、図2(A)に示し、そのときの座板4近傍の状態を図3及び図5(A)に示している。この状態では、開口部をスクリーンにより閉鎖した状態になっている。主扉スクリーン1は、その避難口開閉部10の戸先部を背面スクリーン3と子扉スクリーン2とにより挟み込まれている。座板4付近では、主扉ウエイト5が座板4に設けられているマグネット41に磁着されており、その際の磁力により主扉ウエイト5は気密材43及び気密材44に圧着されている。さらに、主扉ウエイト5の上部が閉鎖側に傾斜し、主扉スクリーン1を閉鎖側に位置させることにより背面スクリーン3と近接、接触させている。さらには、座板4に設けられている下部ふさぎ材46と主扉ウエイト5が当接している。
An example of the operation of one embodiment of the present invention will be described. The state in which the emergency exit section is closed is shown in Figures 1 and 2 (A), and the state near the
一方、子扉ウエイト6は子扉補助バネ34によって閉鎖側に付勢されており、主扉ウエイト5の戸先側を覆っている。これによって、子扉スクリーン2は主扉スクリーンの避難口開閉部10の戸先側端部を覆い、上述のように主扉スクリーン1を背面スクリーン3とともに挟み込んでいる。
Meanwhile, the
これらの構成によって、避難口開閉部10が閉じた状態では、スクリーンで隔てた区画の間で直線的な空隙が生じないようにし、さらになるべく隙間が生じないようにして、避難口開閉部10が設けられていても防火、防煙性能を得ている。
These configurations ensure that when the emergency exit opening/
主扉スクリーン1及び子扉スクリーン2が閉じた状態から避難口開閉部10を開く際には、避難者が閉鎖側から開放側へ主扉スクリーン1の避難口開閉部10を押し開けばよい。主扉スクリーン1が開放側に押されると、それとともに主扉ウエイト5も開放側へ回動しようとする。すると、主扉ウエイト5の戸先側を覆っている子扉スクリーン2の子扉ウエイト6に主扉ウエイト5が当接し、子扉ウエイト6を開放側に押しやる。このようにして、主扉ウエイト5の回動とともに子扉ウエイト6も回動してゆく。子扉ウエイト6は子扉補助バネ34によって回動初期は閉鎖側に付勢されており、子扉ウエイト6は主扉ウエイト5によって押されながら開いてゆく。
When opening the emergency exit opening/
さらに子扉ウエイト6が開いてゆき、子扉ウエイト6が所定の角度以上に開くと子扉補助バネ34は子扉ウエイト6を開放側に付勢する。このときの子扉補助バネ34の引っ張り力により子扉ウエイト6は最大開放角度まで回動して停止する。例えば子扉ウエイト6が主扉ウエイト5と離れた後も閉鎖側に付勢されていると、主扉ウエイト5が開いた状態で子扉ウエイト6が閉じてしまい、閉鎖時に主扉スクリーン1を背面スクリーン3と子扉スクリーン2とで挟み込むことができなくなってしまう。このような不具合を起こさないため、子扉補助バネ34が付勢方向を変更する所定の角度は、開扉の際に主扉ウエイト5が子扉ウエイト6に当接して押している間に到達できる角度である必要がある。
As the
主扉ウエイト5は子扉ウエイト6と離れた後も回動してゆくことができる。この主扉ウエイト5の回動は、主扉丁番21の回動軸を中心に行われる。上述のように、主扉丁番21は上部が戸先側に傾いた回動軸を有しており、この回動軸を中心にして回動することによって主扉ウエイト5は開放側斜め上方に回動する。それに伴って主扉スクリーン1の避難口開閉部10が略直角三角形状に開き、避難開口11が確保される。この避難開口11を通って避難者は避難することができる。避難口開閉部10が開いた状態の座板4付近を図4、図5(B)に示している。
The
避難口開閉部10が開いた状態では、上述のように主扉ウエイト5は開放側斜め上方に回動していることから、自重により閉鎖側へ回動しようとする。また、主扉ウエイト5は閉鎖ワイヤ23を介して閉鎖補助バネ24によって閉鎖側に付勢されている。これらによって、主扉ウエイト5は避難口開閉部10が開いた状態では閉鎖側へ付勢されており、避難者が避難した後は、避難者が避難口を閉じなくても主扉スクリーン1の避難口開閉部10は閉じる方向に付勢される。
When the emergency exit opening/
また、避難口開閉部10が開いた状態では子扉ウエイト6は子扉補助バネ34により開放側に付勢されており、子扉ウエイト6及び子扉スクリーン2は開いた状態を維持している。子扉ウエイト6の回動に伴って子扉丁番31に設けられている当接部32も回動し、子扉ウエイト6が開いた状態では、図6や図7に示すように、当接部32は避難口部側(ほぼ主扉ウエイト5の戸尻方向)に突出し、主扉ウエイト5の戸先部が当接することができる状態となる。
When the emergency exit opening/
閉扉の際には、上述のように主扉スクリーン1及び主扉ウエイト5が閉鎖側へ付勢されて回動してくる。すると、主扉ウエイト5が閉まる手前で、主扉ウエイト5の戸先側に設けられている突起部22が、子扉丁番31から突出している当接部32に当接し、この当接部32を閉鎖側へ押す。当接部32が閉鎖側に押されるとともに子扉丁番31が回動軸33を中心にして回動し、それに伴って子扉ウエイト6が回動する。当接部32は子扉丁番31に設けられているので、主扉ウエイト5が当接部32に当接する際の力を効率よく回転力として利用することができる。そのため、例えば緩やかに主扉ウエイト5が当接部32に当接した場合でも、当接した状態で主扉ウエイト5が停止してしまうことはなく、確実に子扉ウエイト6を回動させることができる。主扉ウエイト5を閉鎖補助バネ24によって閉鎖側へ付勢していることによっても、当接部32を押しやる力は増強されており、さらに確実に子扉ウエイト6を回動させることができる。また、主扉ウエイト5が当接部32に当接する際が効率よく利用されることによって、当接部32や子扉丁番31が受ける衝撃力も緩和される。
When the door is closed, the
閉扉時の子扉ウエイト6の回動初期には子扉補助バネ34により開放側に付勢されているが、所定の角度を境に閉鎖側に付勢され、子扉ウエイト6は閉鎖側へ回動する。この時点で既に主扉ウエイト5は子扉丁番31よりも閉鎖側に移動しているので、閉じた主扉ウエイト5の戸先を覆うように子扉ウエイト6が閉じる。子扉ウエイト6が閉鎖側に付勢されて回動するとともに子扉丁番31に設けられている当接部32も回動する。当接部32は、子扉ウエイト6が閉じた状態では主扉ウエイト5との当接から外れ、子扉丁番31と背面スクリーンを係止している座板4との間に収納される。
When the
このようにして、主扉ウエイト5が閉じた後に子扉ウエイト6を閉じることができる。スクリーンについても、主扉スクリーン1が閉じた後に子扉スクリーン2を閉じることができ、これによって、背面スクリーン3、主扉スクリーン1、子扉スクリーン2の順で正常に重なり、主扉ウエイト5の戸先を背面スクリーン3と子扉スクリーン2によって挟み込むように閉じることができる。
In this way, the
子扉スクリーン2が先に閉じてしまうと、主扉スクリーン1と子扉スクリーン2の隙間を通して反対側の区画が見通せる状態となる。この状態では、一方の区画で火災が発生している場合には他方の区画から炎を直接的に視認できてしまい、また煙も隙間から直接的に侵入し、防火、防煙性能は低下してしまう。そのため、閉扉時には主扉スクリーン1を閉じてから子扉スクリーン2を閉じる必要があり、本発明では、この順序での閉扉を確実に行っている。
If the
閉鎖位置まで達した主扉ウエイト5はマグネット41に磁着され、また閉鎖補助バネ24によって閉鎖側に付勢されており、さらに子扉ウエイト6が子扉補助バネ34により閉鎖側に付勢されている。これらにより、例えば主扉ウエイト5の回動力が強い場合でも、閉じた際の反動はこれらの閉鎖側への付勢力により軽減され、閉じた際の反動により開いてしまうという不具合を回避している。また、これらの閉鎖側への付勢力によって、閉鎖側から多少の風圧を受けても主扉スクリーン1及び主扉ウエイト5が開くことはなく、また主扉ウエイト5は気密材43,44に圧接され、防火、防煙性能を高めている。
When the
1…主扉スクリーン、2…子扉スクリーン、3…背面スクリーン、4…座板、5…主扉ウエイト、6…子扉ウエイト、7…巻き取りシャフト、8…巻上機、9…ガイドレール、10…避難口開閉部、11…避難開口、21…主扉丁番、22…突起部、23…閉鎖ワイヤ、24…閉鎖補助バネ、31…子扉丁番、32…当接部、33…回動軸、34…子扉補助バネ、41…マグネット、42…ガードプレート、43,44…気密材、45…くつずり、46…下部ふさぎ材。 1...Main door screen, 2...Sub-door screen, 3...Rear screen, 4...Seat plate, 5...Main door weight, 6...Sub-door weight, 7...Winding shaft, 8...Winching machine, 9...Guide rail, 10...Emergency exit opening/closing section, 11...Emergency opening, 21...Main door hinge, 22...Protrusion, 23...Closing wire, 24...Closing auxiliary spring, 31...Sub-door hinge, 32...Abutment section, 33...Pivot shaft, 34...Sub-door auxiliary spring, 41...Magnet, 42...Guard plate, 43, 44...Airtight material, 45...Slip, 46...Lower sealing material.
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