JP7559810B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の電子機器1の機能構成を示すブロック図である。
電子機器1(画像処理装置)は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、撮像部14と、画像処理CPU151(Digital Signal Processor)を有する画像処理部15と、表示部16と、操作部17と、バス18などを備える。電子機器1の各部は、バス18を介して接続されている。本実施形態の電子機器1は、例えば、撮像部14により動画及び静止画の撮影が可能なスマートフォンである。ただし、これに限られず、電子機器1は、動画の撮影が可能な他の機器、例えば、タブレット型端末、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ノートPC、据置型PC、又はドライブレコーダなどであってもよい。
次に、電子機器1の動作について、動画の撮影動作、及び、動画の撮影中における被写体の追尾に係る動作を中心に説明する。
以下では、フレーム画像領域20がなす矩形の、図2における左上の頂点を原点とし、フレーム画像領域20の左右方向に延びる外辺と平行、且つ原点から右に向かう方向を正方向とする軸をX軸とし、フレーム画像領域20の上下方向に延びる外辺と平行、且つ原点から下に向かう方向を正方向とする軸をY軸とする。フレーム画像領域20は、各フレーム画像と同一の配列の画素からなる領域である。よって、フレーム画像領域20のX方向及びY方向についての画素数は、各フレーム画像(撮像画像データ133)のX方向及びY方向についての画素数と同一である。また、X座標及びY座標を用いて、フレーム画像領域20内の任意の画素位置を特定することができる。
例えば、検知処理は、或るフレーム画像の撮像画像データ133のうち、出力対象領域21に対応する部分の画像データに対する所定の画像認識処理の結果に基づいて、出力対象領域21に含まれる追尾対象(検知対象)の被写体30を抽出して特定する処理であってもよい。具体的には、パターンマッチング処理により、被写体30の特徴を表す或る画像パターンを、撮像画像データ133のうち出力対象領域21に対応する部分の中から探索し、その探索結果に基づいて被写体30を特定してもよい。あるいは、被写体30の画像を訓練データとして用いて予め機械学習された機械学習モデルに、撮像画像データ133のうち出力対象領域21に対応する部分を入力し、機械学習モデルによる被写体30の認識結果に基づいて被写体30を特定してもよい。
あるいは、検知処理は、ユーザーが表示部16上の点をタップする操作に基づいて、タップされた点の近傍に写っている物体を被写体30として抽出、特定する処理であってもよい。
図3には、複数のフレーム画像のうち、フレーム画像Im1よりも後に生成されたフレーム画像Im2(第2の画像)が示されている。フレーム画像Im2は、必ずしもフレーム画像Im1の次の画像でなくてもよく、フレーム画像Im1とフレーム画像Im2との間に1又は2以上の他のフレーム画像が挟まれていてもよい。フレーム画像Im2において、被写体30は、その一部(自転車の前輪を含む前方側の部分)が枠外モニター領域22a内に入っている。このため、画像処理CPU151は、枠外モニター領域22aにおける検知処理によって、被写体30が枠外モニター領域22a内に位置していることを検知する。なお、被写体30は、図2に示す状態から-Y方向にも若干移動しているものとする。
図4に示す再設定後の出力対象領域21は、右端のX座標が、図3に示す再設定前の枠外モニター領域22aの右端のX座標と同一である。すなわち、再設定後の出力対象領域21は、+X方向側の端部に、再設定前の枠外モニター領域22aの少なくとも一部を含むような領域である。言い換えると、画像処理CPU151は、フレーム画像Im2における出力対象領域21を、枠外モニター領域22aの少なくとも一部を端部に含む領域となるような位置に再設定する。
なお、Y方向についての追尾を行わない場合には、出力対象領域21を、図3に示す枠外モニター領域22aの全体を端部に含む領域となるような位置に再設定してもよい。
また、画像処理CPU151は、再設定後の出力対象領域21の位置に応じて、枠内モニター領域23も再設定する。
図5には、複数のフレーム画像のうち、フレーム画像Im2よりも後に生成されたフレーム画像Im3が示されている。フレーム画像Im2及びフレーム画像Im3の組み合わせに着目する場合には、フレーム画像Im2が「第1の画像」に相当し、フレーム画像Im3が「第2の画像」に相当する。フレーム画像Im3において、被写体30は、その一部が再設定後の枠外モニター領域22a内に入っている。なお、被写体30は、図4に示す状態からさらに-Y方向にも若干移動しているものとする。
図6に示す再設定後の出力対象領域21は、右端のX座標が、図5に示す再設定前の枠外モニター領域22aの右端のX座標と同一である。よって、再設定後の出力対象領域21は、フレーム画像領域20の+X方向側の外辺に接している。このように、画像処理CPU151は、再設定前の枠外モニター領域22aがフレーム画像領域20の外辺に接していた場合には、フレーム画像領域20の外辺に接する位置に出力対象領域21を再設定する。
また、出力対象領域21、枠外モニター領域22及び枠内モニター領域23の初期位置及び/又は大きさは、操作部17に対するユーザーの操作により変更が可能であってもよい。
次に、被写体30の追尾に係る上述の動作を実現するために画像処理部15の画像処理CPU151が実行する被写体追尾処理について説明する。
図9~図11は、被写体追尾処理の制御手順を示すフローチャートである。
被写体追尾処理は、電子機器1の起動後、撮像部14による撮像が開始された場合に開始される。
領域再設定処理が呼び出されると、画像処理CPU151は、出力対象領域21を、被写体30を検知した枠外モニター領域22を端部に含む領域となるように再設定し、再設定の内容に応じて領域設定データ136を更新する(ステップS201)。また、再設定された出力対象領域21の端部に枠内モニター領域23を再設定し、再設定の内容に応じて領域設定データ136を更新する(ステップS202)。
図9のステップS111において、次のフレーム画像がないと判別された場合には(ステップS111で“NO”)、画像処理CPU151は、被写体追尾処理を終了させる。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置としての電子機器1は、処理部としての画像処理CPU151を備え、画像処理CPU151は、複数のフレーム画像に係るフレーム画像領域20の中央部に、画像データが出力される範囲として、フレーム画像領域20よりも小さい出力対象領域21を設定し、フレーム画像領域20における出力対象領域21の枠外の内、中央部から所定の方向に偏った位置に、被写体30を検知する対象となる枠外モニター領域22を設定する。
これにより、フレーム画像領域20のうちの枠外モニター領域22において被写体30を検知するための検知処理を実行することで、出力対象領域21の外部に出た被写体30を検知することができる。よって、フレーム画像領域20の全体を対象として被写体30を検知する構成と比較して、画像処理CPU151の処理負荷を軽減でき、また、より短時間で被写体30を検知することができる。
また、フレーム画像領域20の一部の出力対象領域21を画像データの出力対象とすることで、読み出す画像データのデータ量を低減することができる。よって、画像データの読み出し時間を短縮して高フレームレートを実現したり、読み出し時間を維持しつつ画像データの転送レート(読み出し速度)を下げたりすることができる。
また、1つの撮像部14が撮影した複数のフレーム画像を用いて、追尾対象の被写体30を検知することができるので、装置の大型化や製造コストの上昇を避けつつ、追尾対象の被写体30の検知を行うことができる。
なお、上記実施形態における記述は、本発明に係る画像処理装置、画像処理方法及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、「1以上の処理部」として画像処理部15の画像処理CPU151を例示したが、これに限られない。例えば、上記実施形態において画像処理CPU151が実行していた処理の一部をCPU11が実行してもよく、この場合には、画像処理CPU151及びCPU11が「1以上の処理部」に対応する。また、上記実施形態において画像処理CPU151が実行していた処理の全部をCPU11が実行してもよく、この場合には、CPU11が「1以上の処理部」に対応する。
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 撮像部
15 画像処理部
151 画像処理CPU(処理部)
16 表示部
17 操作部
18 バス
20 フレーム画像領域
21 出力対象領域
22、22a~22d 枠外モニター領域
23 枠内モニター領域
30 被写体
121 検知対象有りフラグ
122 探索中フラグ
131 制御プログラム
132 画像処理プログラム(プログラム)
133 撮像画像データ
134 出力画像データ(画像データ)
135 被写体データ
136 領域設定データ
Im1~Im3 フレーム画像(第1の画像、第2の画像)
Claims (14)
- 複数のフレーム画像に係るフレーム画像領域の中央部に、画像データが出力される範囲として、前記フレーム画像領域よりも小さい出力対象領域を設定し、
前記フレーム画像領域における前記出力対象領域の枠外の内、前記中央部から所定の方向に偏った位置に、被写体を検知する対象となる枠外モニター領域を設定する、
処理部を備え、
前記処理部は、
前記複数のフレーム画像に含まれる、第1の画像と、前記第1の画像よりも後に生成された第2の画像と、を取得し、
前記第1の画像及び前記第2の画像について、前記出力対象領域内及び前記枠外モニター領域内の被写体を検知するための検知処理を実行し、
前記検知処理により、前記第1の画像のうちの前記出力対象領域内において被写体を検知し、且つ、前記第2の画像のうちの或る前記枠外モニター領域内において前記被写体を検知した場合に、前記第2の画像における前記出力対象領域を、前記或る枠外モニター領域の少なくとも一部を端部に含む領域となるような位置に再設定する、
画像処理装置。 - 前記処理部は、
前記出力対象領域の枠内の端部に枠内モニター領域を設定し、
前記検知処理により、前記第1の画像のうちの或る前記枠内モニター領域において前記被写体を検知し、且つ、前記第2の画像のうちの前記或る枠外モニター領域において前記被写体を検知した場合に、前記第2の画像における前記出力対象領域を、前記或る枠外モニター領域の少なくとも一部を端部に含む領域となるような位置に再設定する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、
前記出力対象領域の枠内の端部に枠内モニター領域を設定し、
前記検知処理により、前記第1の画像のうちの或る前記枠内モニター領域において前記被写体を検知し、且つ、前記第2の画像のうちの前記或る枠外モニター領域において前記被写体を検知した場合に、前記第2の画像における前記出力対象領域を再設定し、
再設定後の前記出力対象領域の位置を、前記第1の画像のうちの、再設定前の前記出力対象領域内の前記或る枠内モニター領域における前記被写体の位置と、前記第2の画像のうちの、再設定後の前記出力対象領域内の前記或る枠内モニター領域における前記被写体の位置とが一致するように定める、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記或る枠外モニター領域が前記フレーム画像領域の外辺に接していた場合には、前記フレーム画像領域の前記外辺に接する位置に前記出力対象領域を再設定する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記出力対象領域を再設定する場合に、前記出力対象領域の再設定後の前記出力対象領域と前記枠外モニター領域との位置関係が、前記出力対象領域の再設定前の前記出力対象領域と前記枠外モニター領域との位置関係と同一となるように、前記枠外モニター領域を再設定する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記出力対象領域の再設定後の前記出力対象領域と前記枠外モニター領域との位置関係が、前記出力対象領域の再設定前の前記出力対象領域と前記枠外モニター領域との位置関係と同一となるように前記枠外モニター領域を再設定することができない場合には、前記枠外モニター領域を前記フレーム画像領域の外辺に接する位置に再設定する、
請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記出力対象領域は矩形であり、
前記処理部は、前記枠外モニター領域を、前記出力対象領域の4つの辺のそれぞれに対して1つずつ設定する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記枠外モニター領域を、前記フレーム画像領域の外辺に接する位置に設定する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記枠外モニター領域を、前記出力対象領域の外周に接しない位置に設定する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記枠外モニター領域を、前記出力対象領域の外周に接する位置に設定する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理部は、前記複数のフレーム画像のうち、前記出力対象領域内の部分に係る画像データを出力する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記複数のフレーム画像を撮像する撮像部を備え、
前記処理部は、前記撮像部によって撮像された前記複数のフレーム画像を取得する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 画像処理装置のコンピュータが実行する画像処理方法であって、
複数のフレーム画像に係るフレーム画像領域の中央部に、画像データが出力される範囲として、前記フレーム画像領域よりも小さい出力対象領域を設定し、
前記フレーム画像領域における前記出力対象領域の枠外の内、前記中央部から所定の方向に偏った位置に、被写体を検知する対象となる枠外モニター領域を設定する、
設定処理を含み、
前記設定処理は、
前記複数のフレーム画像に含まれる、第1の画像と、前記第1の画像よりも後に生成された第2の画像と、を取得し、
前記第1の画像及び前記第2の画像について、前記出力対象領域内及び前記枠外モニター領域内の被写体を検知するための検知処理を実行し、
前記検知処理により、前記第1の画像のうちの前記出力対象領域内において被写体を検知し、且つ、前記第2の画像のうちの或る前記枠外モニター領域内において前記被写体を検知した場合に、前記第2の画像における前記出力対象領域を、前記或る枠外モニター領域の少なくとも一部を端部に含む領域となるような位置に再設定する、
画像処理方法。 - 画像処理装置のコンピュータを、
複数のフレーム画像に係るフレーム画像領域の中央部に、画像データが出力される範囲として、前記フレーム画像領域よりも小さい出力対象領域を設定し、
前記フレーム画像領域における前記出力対象領域の枠外の内、前記中央部から所定の方向に偏った位置に、被写体を検知する対象となる枠外モニター領域を設定する、
設定手段として機能させ、
前記設定手段は、
前記複数のフレーム画像に含まれる、第1の画像と、前記第1の画像よりも後に生成された第2の画像と、を取得し、
前記第1の画像及び前記第2の画像について、前記出力対象領域内及び前記枠外モニター領域内の被写体を検知するための検知処理を実行し、
前記検知処理により、前記第1の画像のうちの前記出力対象領域内において被写体を検知し、且つ、前記第2の画像のうちの或る前記枠外モニター領域内において前記被写体を検知した場合に、前記第2の画像における前記出力対象領域を、前記或る枠外モニター領域の少なくとも一部を端部に含む領域となるような位置に再設定する、
プログラム。
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