JP7571526B2 - 軸重計測装置、軸重センサの劣化推定方法、および軸重センサの劣化推定プログラム - Google Patents
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Description
図1は、この例にかかる軸重計測装置を適用した、車両重量計測システムを示す概略図である。図1に示す車両重量計測システムは、軸重計測装置1と、3つの軸重センサ2~4と、2つの車両検知センサ6、7とを備えている。軸重センサ2~4、および車両検知センサ6、7は、軸重計測装置1に接続されている。
図2は、この例にかかる軸重計測装置の主要部の構成を示すブロック図である。この例にかかる軸重計測装置1は、制御ユニット11と、軸重センサ接続部12と、ループコイルセンサ接続部13と、観測データベース14(観測DB14)と、出力部15と、を備えている。
輪重=f(α)
により算出する。f(α)は、αを変数とする予め定められた関数である。
以下、この例の軸重計測装置の動作について説明する。この例の軸重計測装置1は、観測データ収集処理、計測処理、および劣化推定処理を実行する。
劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形のピークを検出する。劣化推定部25は、検出したピーク以前の波形を時間軸方向に反転させた波形と、検出したピーク以降の波形との類似度を算出する。劣化推定部25は、算出した類似度を基に、計測精度の劣化の度合いを推定する。このとき、劣化推定部25は、算出した類似度が大きいほど、計測精度の劣化の度合いを小さく推定する。
劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形において、車輪の通過後における計測値の最小値を取得する。また、劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形において、車輪の通過前の所定時間(1秒程度)における計測値の平均値を取得する。劣化推定部25は、車輪の通過後の最小値と車輪の通過前の平均値との差分の絶対値を基に、計測精度の劣化の度合いを推定する。このとき、劣化推定部25は、算出した絶対値が小さいほど、計測精度の劣化の度合いを小さく推定する。
上記した推定処理2と同様に、劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形において、車輪の通過後における計測値の最小値を取得する。劣化推定部25は、取得した最小値を基に、計測精度の劣化の度合いを推定する。このとき、劣化推定部25は、取得した最小値が小さいほど、計測精度の劣化の度合いを大きく推定する。
劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形において、計測値がピークに達するまでの期間に、計測値の変曲点があるかどうかを検出する。劣化推定部25は、変曲点があれば、その変曲点にかかる極大値と極小値との差分の絶対値を算出する。劣化推定部25は、変曲点にかかる極大値と極小値との差分の絶対値を基に、計測精度の劣化の度合いを推定する。このとき、劣化推定部25は、算出した絶対値が大きいほど、計測精度の劣化の度合いを大きく推定する。
劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形において、計測値がピークに達した以降の期間に、計測値の変曲点があるかどうかを検出する。劣化推定部25は、変曲点があれば、その変曲点にかかる極大値と極小値との差分の絶対値を算出する。劣化推定部25は、変曲点にかかる極大値と極小値との差分の絶対値を基に、計測精度の劣化の度合いを推定する。このとき、劣化推定部25は、算出した絶対値が大きいほど、計測精度の劣化の度合いを大きく推定する。
劣化推定部25は、s12で取得した計測信号の波形において、車輪の通過後に、予め定めた振幅を超える振動波形の有無を検出する。劣化推定部25は、車輪の通過後に、予め定めた振幅を超える振動波形があれば、その振動波形の振幅、個数、振動波形が生じていた時間を検出し、これらに基づいて計測精度の劣化の度合いを推定する。このとき、劣化推定部25は、振動波形の振幅が大きいほど、計測精度の劣化の度合いを大きく推定する。また、劣化推定部25は、振動波形の個数が多いほど、計測精度の劣化の度合いを大きく推定する。また、劣化推定部25は、振動波形が生じていた時間が長いほど、計測精度の劣化の度合いを大きく推定する。
劣化推定部25は、車輪の通過前の所定時間(1秒程度)における計測値の平均値を算出する。この平均値は、車輪の通過がなく、計測信号が安定しているときにおける輪重センサ2R~4R、2L~4Lの計測値である。劣化推定部25は、算出した平均値と予め定められた基準値との差分の絶対値を算出する。劣化推定部25は、算出した絶対値が小さいほど、計測精度の劣化の度合いを小さく推定する。
<付記>
車両(100)の走行方向に並べて配置された複数の軸重センサ(2~4)の計測信号が入力される軸重センサ接続部(12)と、
車両(100)の車軸毎に、複数の前記軸重センサ(2~4)から入力された計測信号に基づいて、軸重を算出する軸重算出部(23)と、
前記軸重センサ(2~4)毎に、その軸重センサ(2~4)から入力された計測信号の波形によって劣化を推定する劣化推定部(25)と、を備えた軸重計測装置(1)。
2~4…軸重センサ
2R~4R、2L~4L…輪重センサ
6、7…車両検知センサ
11…制御ユニット
12…軸重センサ接続部
13…ループコイルセンサ接続部
14…観測データベース(観測DB)
15…出力部
21…計測値配列部
22…輪重算出部
23…軸重算出部
24…車重算出部
25…劣化推定部
100…車両
Claims (9)
- 車両の走行方向に並べて配置された複数の軸重センサの計測信号が入力される軸重センサ接続部と、
車両の車軸毎に、複数の前記軸重センサから入力された計測信号に基づいて、軸重を算出する軸重算出部と、
前記軸重センサ毎に、その軸重センサから入力された計測信号の波形によって劣化を推定する劣化推定部と、を備え、
前記劣化推定部は、前記軸重センサの計測信号がピークに達したタイミングを基準タイミングにし、この基準タイミングの前後における計測信号の波形の比較により劣化を推定する、軸重計測装置。 - 前記軸重算出部が車軸毎に算出した軸重を用いて、車両の重量を算出する車重算出部を備えた請求項1に記載の軸重計測装置。
- 前記劣化推定部は、前記基準タイミングの前後における前記軸重センサの計測信号の波形の対称性の度合いに基づいて劣化を推定する、請求項1、または2に記載の軸重計測装置。
- 前記劣化推定部は、前記基準タイミングの後における前記軸重センサの計測信号の下限値が、下限閾値以下であるかどうかによって劣化を推定する、請求項1~3のいずれかに記載の軸重計測装置。
- 前記劣化推定部は、前記基準タイミングの前における前記軸重センサの計測信号の波形に変曲点があるかどうかによって劣化を推定する、請求項1~4のいずれかに記載の軸重計測装置。
- 前記劣化推定部は、前記基準タイミングの後における前記軸重センサの計測信号の振動波形の振幅の大きさによって劣化を推定する、請求項1~5のいずれかに記載の軸重計測装置。
- 前記劣化推定部は、前記軸重センサの計測信号が安定しているときにおける、その計測信号が示す計測値の大きさが、適正範囲内であるかどうかによって劣化を推定する、請求項1~6のいずれかに記載の軸重計測装置。
- 車両の走行方向に並べて配置された複数の軸重センサの計測信号が入力される軸重センサ接続部を備える軸重計測装置のコンピュータが、
車両の車軸毎に、複数の前記軸重センサから入力された計測信号に基づいて、軸重を算出する軸重算出ステップと、
前記軸重センサ毎に、その軸重センサから入力された計測信号の波形によって劣化を推定する劣化推定ステップと、を実行し、
前記劣化推定ステップは、前記軸重センサの計測信号がピークに達したタイミングを基準タイミングにし、この基準タイミングの前後における計測信号の波形の比較により劣化を推定するステップである、軸重センサの劣化推定方法。 - 車両の走行方向に並べて配置された複数の軸重センサの計測信号が入力される軸重センサ接続部を備える軸重計測装置のコンピュータに、
車両の車軸毎に、複数の前記軸重センサから入力された計測信号に基づいて、軸重を算出する軸重算出ステップと、
前記軸重センサ毎に、その軸重センサから入力された計測信号の波形によって劣化を推定する劣化推定ステップと、を実行させ、
前記劣化推定ステップは、前記軸重センサの計測信号がピークに達したタイミングを基準タイミングにし、この基準タイミングの前後における計測信号の波形の比較により劣化を推定するステップである、軸重センサの劣化推定プログラム。
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