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JP7574066B2 - ハンドタオル入り収納箱 - Google Patents
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JP7574066B2 - ハンドタオル入り収納箱 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドタオル入り収納箱に関する。
紙製のハンドタオルは、ロール形状、収納箱や収納フィルムに挿入されたポップアップ式等、様々な形態で用いられている。このような紙製のハンドタオルは、手洗い後の手の水分拭き取りや、拭き取り対象物の水分や汚れを拭き取る用途で使われることが多く、片手で引き出せることが求められている。
例えば、飲食業界の調理場や、公共のトイレ等では、金属性やプラスチック製の専用ディスペンサーに入れて使われることも多い。このような専用ディスペンサーは、一般的に収納されているハンドタオルが片手でも引き出しやすいように設計されている。
一方、近年、衛生意識の高まりにより、一般家庭でもディスポタイプの紙製ハンドタオルの使用が増えている(例えば、手拭き用布タオルや、台拭き用布巾の代替等)。例えば、家庭内では、専用ディスペンサーを設置せずに、購入した際の形態(例えば、収納箱や収納フィルムに挿入されたポップアップ式、ロール形状等)のまま使用することが多い。
例えば、特許文献1には、被包装物がポップアップ式に折りたたまれた衛生用紙であって、衛生用紙としてペーパーハンドタオル等が使用できるフィルム包装体が開示されている。
特開2016-188092号公報
しかし、収納箱に収納されたハンドタオルの場合、引き出し時の収納箱の持ち上がりやドロップバックが起きやすいという問題がある。このような問題は、収納箱の引き出し口にフィルムがあるタイプ、フィルムがないタイプにかかわらず、どちらの場合でも起こり得る。さらに、ハンドタオルについては、使用時の使用感に優れることも要求される。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、引き出し時の収納箱の持ち上がりやドロップバックが起きず、かつ使用時の使用感に優れるハンドタオル入り収納箱を提供することを目的とする。
本発明者は、上述した目的を達成するために鋭意検討した結果、紙製のハンドタオルが、1枚ずつ互いに重なり合うように折りたたまれたハンドタオル積層体が収納箱に収納されたハンドタオル入り収納箱であり、ハンドタオルは、高さが35mm以上75mm以下である収納箱に収容され、ハンドタオルは、坪量が26.0g/m以上34.0g/m以下であり、紙厚が0.85mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であり、ティシューソフトネス測定装置(TSA装置)によって測定されるD値が1.2mm/N以上2.4mm/N以下であり、収納箱からのハンドタオルの引き出し抵抗が、上から3組目から15組目までは1.5N以上2.8N以下であり、下から3組目から20組目までは0.4N以上1.5N以下である、ハンドタオル入り収納箱とすることに知見を得て、かかる知見に基づき本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下のとおりである。
(1)
紙製のハンドタオルが、1枚ずつ互いに重なり合うように折りたたまれたハンドタオル積層体が収納箱に収納されたハンドタオル入り収納箱であり、前記ハンドタオルは、高さが35mm以上75mm以下である収納箱に収容され、前記ハンドタオルは、坪量が26.0g/m以上34.0g/m以下であり、紙厚が0.85mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であり、ティシューソフトネス測定装置(TSA装置)によって測定されるD値が1.2mm/N以上2.4mm/N以下であり、前記収納箱からの前記ハンドタオルの引き出し抵抗が、上から3組目から15組目までは1.5N以上2.8N以下であり、下から3組目から20組目までは0.4N以上1.5N以下である、ハンドタオル入り収納箱である。
(2)
前記ハンドタオルの乾燥時の縦方向の引張強度(DMDT)が、20.6N/25mm以上30.4N/25mm以下である、(1)に記載のハンドタオル入り収納箱である。
(3)
前記ハンドタオルの乾燥時の横方向の引張強度(DCDT)が、3.9N/25mm以上8.3N/25mm以下である、(1)又は(2)に記載のハンドタオル入り収納箱である。
(4)
前記収納箱の重量が、20g以上55g以下である、(1)~(3)のいずれかに記載のハンドタオル入り収納箱である。
(5)
前記収納箱から前記ハンドタオルを引き出す際の引き出し方向が、前記ハンドタオルのMD(Machine Direction)方向であり、前記収納箱内で重なり合っている2枚の前記ハンドタオルにおいて、互いの重なる面同士を、前記MD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数が、0.10以上0.24以下である、(1)~(4)のいずれかに記載のハンドタオル入り収納箱である。
(6)
前記収納箱から前記ハンドタオルを引き出す際の引き出し方向が、前記ハンドタオルのCD(Cross Direction)方向であり、前記収納箱内で重なり合っている2枚の前記ハンドタオルにおいて、互いの重なる面同士を、前記CD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数が、0.12以上0.26以下である、(1)~(4)のいずれかに記載のハンドタオル入り収納箱である。
本発明によれば、引き出し時の収納箱の持ち上がりやドロップバックが起きず、かつ使用時の使用感に優れるハンドタオル入り収納箱を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るハンドタオル入り収納箱の斜視図である。 図2は、本実施形態に係るハンドタオル入り収納箱の内部を透視した斜視図である。 図3は、引き出し抵抗の測定方法を説明するための概念図である。 図4は、動摩擦係数の測定方法を説明するための概念図である。 図5は、上部空間の測定方法を説明するための斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、単に「本実施形態」という。)について詳細に説明する。以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨の範囲内で適宜に変形して実施できる。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
さらに、本明細書において、「略」を付した用語は、当業者の技術常識の範囲内でその「略」を除いた用語の意味を示すものであり、「略」を除いた意味自体をも含むものとする。
<ハンドタオル入り収納箱>
図1は、本実施形態に係るハンドタオル入り収納箱の斜視図であり、図2は、本実施形態に係るハンドタオル入り収納箱の内部を透視した斜視図である。
本実施形態に係るハンドタオル入り収納箱1は、紙製のハンドタオル11が、1枚ずつ互いに重なり合うように折りたたまれたハンドタオル積層体10が収納箱20に収納されたハンドタオル入り収納箱1である。そして、このハンドタオル11は、高さが35mm以上75mm以下である収納箱20に収容されており、ハンドタオル11は、坪量が26.0g/m以上34.0g/m以下であり、紙厚が0.85mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であり、ティシューソフトネス測定装置(TSA装置)によって測定されるD値が1.2mm/N以上2.4mm/N以下であり、収納箱20からのハンドタオル11の引き出し抵抗が、上から3組目から15組目までは1.5N以上2.8N以下であり、下から3組目から20組目までは0.4N以上1.5N以下である、ハンドタオル入り収納箱1である。
収納箱20には、その天面に引き出し口21が設けられており、そこからハンドタオル11を引き出すことができる。具体的には、窓フィルム22によって構成されるスリット23から、ハンドタオル11を引き出すことができる。なお、収納箱20については後述するが、本実施形態では、引き出し口21等の態様は特に限定されず、ハンドタオル11を引き出すことができればよい。例えば、引き出し口21は、窓フィルム22を設けてもよいし、設けなくてもよい。また、スリット23の寸法形状についても、ハンドタオル11の寸法形状や用途等を考慮して、適宜好適な寸法形状とすることができる。
収納箱に収納されたハンドタオルにおいて、ハンドタオルを引き出す時に収納箱が持ち上がったり、ドロップバックが起きてしまったりする不具合について、発明者が鋭意研究したところ、ハンドタオルの引き出し時に発生する引出し抵抗が影響しているのではないかと考えた。この引出し抵抗について更に検討したところ、引き出し口の摩擦やポップアップ式において互いに重なりあうように折りたたまれた隣り合うハンドタオルとの摩擦(ハンドタオル間の摩擦)が影響しているのではないかと考えた。しかしながら、このような引出し抵抗を低減できたとしても、今度はドロップバックを抑制できないといった不具合が生じる。
さらに、収納箱に収納されたハンドタオルの残枚数が少なくなるにつれて(使い終わりに近づくにつれて)、収納箱の重量と残るハンドタオルの重量の合計が軽くなる。そのため、ハンドタオルの使い終わりが近づくにつれて、引き出し時の収納箱が持ち上がりやすくなり、紙が引き出しづらいといった問題が起きやすくなる。
このような問題点は、ティシュー等よりもハンドタオルにおいて顕著であり、従来のハンドタオル入り収納箱においてかかる不具合を解決することは望まれていたが、従来技術ではこのような不具合を解決することができなかった。しかし、本実施形態における各条件を満たすことによって、収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を防止でき、かつ、使用時の使用感も良好であるハンドタオル入り収納箱を実現することができる。
以下に、本実施形態に係るハンドタオル入り収納箱1を構成するハンドタオル11及び収納箱20等について、詳しく説明する。
(ハンドタオル)
ハンドタオル11は、例えば略V字状に、1枚ずつ重なり合うように折りたたまれて、ハンドタオル積層体10となっている。すなわち、プライ数は1プライである。ハンドタオル積層体10は、図1に示すように収納箱20に収納されている。なお、本実施形態において、ハンドタオル積層体10の長手方向とは、ハンドタオル積層体10の横幅W1であり、収納箱20の引き出し口21に平行な方向である。そして、ハンドタオル積層体10の短手方向とは、長手方向に直交する方向であり、ハンドタオル積層体10の縦幅D1である(図2参照)。
ハンドタオル11の坪量は、26.0g/m以上34.0g/m以下である。好ましくは28.0g/m以上32.0g/m以下である。坪量は、JIS P 8124に準拠して測定することができる。
ハンドタオル11の紙厚は、0.85mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下である。好ましくは0.90mm/10プライ以上1.10mm/10プライ以下である。紙厚は、JIS P 8111の条件下(23±1℃、50±2%相対湿度でシックネスゲージ(例えば、尾崎製作所製のアップライト ダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK R1-B型」)を用い、測定子に3.7kPaの圧力を加えて測定することができる。
坪量や紙厚を上記範囲とすることにより、手拭き用途で使用した際に適度な柔らかさが感じられ、手触り感が良い。
ハンドタオル11のティシューソフトネス測定装置(TSA装置)によって測定されるD値は、1.2mm/N以上2.4mm/N以下である。このD値は、好ましくは1.5mm/N以上2.1mm/N以下である。このD値とは、TSA装置の試料台に設置したハンドタオル11のサンプルに対し、ブレード付きロータを回転させずに100mNと600mNの押し込み圧力でそれぞれ上から押し込んだとき、それぞれ押し込み圧力100mNと600mNの間でのサンプルの上下方向の変形変位量で表される、剛性(D)の測定値をいう。
D値を上記範囲とすることにより、手拭き用途で使用した際に適度な柔らかさが感じられ手触り感が良い。また、ハンドタオル11を収納箱20から取り出す際に破れにくく、引き出し時の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。
収納箱20からのハンドタオル11は、収納箱20に収納されたハンドタオル11の上から3組目から15組目までの引き出し抵抗(収納箱20からハンドタオル11を引き出すときの抵抗)は、1.5N以上2.8N以下である。この抵抗は、好ましくは1.8N以上2.5N以下である。
また、収納箱20に収納されたハンドタオル11の下から3組目から20組目までの引き出し抵抗(収納箱20からハンドタオル11を引き出すときの抵抗)は、0.4N以上1.5N以下である。この抵抗は、好ましくは0.6N以上1.3N以下である。
上述した、収納箱20からのハンドタオル11の引き出し抵抗は、以下の測定方法によって測定することができる。
図3は、引き出し抵抗の測定方法を説明するための概念図である。
まず、ハンドタオル積層体10が収納箱20に収納されているハンドタオル入り収納箱1を6箱準備する。1箱から、収納箱20の紙片20a(MD方向12mm、CD方向20mm)を2枚採取する。残りの5箱のうちの1箱について、ハンドタオル11の最初の2枚を静かに引き出して取り除く。
次に、上から3組目を、シートの幅方向の中心に、図3に示すように、収納箱20の紙片20aを、収納箱20の内面がハンドタオル11に当たるようにして、ハンドタオル11の上縁を収納箱20の紙片20aで挟む。収納箱20の紙片20aの上からクリップ30(例えば、大塚商会社製、商品名「TANOSEE ダブルクリップ 小 口幅19mm」)で挟む。クリップ30のサイズは、高さ11mm、幅19mmであり、収納箱20の紙片20aの長さは12mm、幅20mmである。なお、クリップ30のサイズや紙片20aのサイズは、これらに限られない。
そして、このようにして挟んだ状態でテンシロン引張り試験機を用いて引張り速度1000mm/分でハンドタオル11を引き上げて、収納箱20から引き出すまでにかかる抵抗値の最大値を計測する。同様に、4組目から15組目まで、下から3組目から20組目までについても同様に測定し、それぞれの平均値を引き出し抵抗とする。残りの4箱についても同様に測定を行い、5箱の平均値を引き出し抵抗とする。
ここで、上から3組目から15組目までの引き出し抵抗は、ハンドタオル入り収納箱1の使い始めの抵抗に対応し、下から3組目から20組目までの引き出し抵抗は、ハンドタオル入り収納箱1の使い終わりの抵抗に対応する。使い始めの抵抗が高いと引き出しにくくなり、ハンドタオル11の引き出し時にハンドタオル11が破れてしまうことがある。使い終わりの抵抗が高いと、ハンドタオル11の引き出し時に収納箱20が持ち上がってしまうことがあり、一方で抵抗が低いとドロップバックが発生しやすくなる。この点、使い始めの抵抗及び使い終わりの抵抗について上述のように制御することで、使い始めにハンドタオル11が破れることなく引き出しやすくなり、また、使い終わりで発生しやすい引き出し時の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。
なお、最上部のシート(上側1組目)は、シート幅に沿って折られていることが好ましい。シートが折られていることで、1組目を引き出す際に、シートが破れにくくなる。
ハンドタオル11の乾燥時の縦方向の引張強度(DMDT、乾燥縦強度)は、好ましくは20.6N/25mm以上30.4N/25mm以下であり、より好ましくは22.6N/25mm以上28.4N/25mm以下である。乾燥縦強度を上記範囲とすることで、手拭き用途で使用した際に適度な柔らかさが感じられ、かつ、ハンドタオル11を収納箱20から取り出す際に破れにくく、引き出し時の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。
ハンドタオル11の乾燥時の横方向の引張強度(DCDT、乾燥横強度)は、好ましくは3.9N/25mm以上8.3N/25mm以下であり、より好ましくは4.9N/25mm以上7.4N/25mm以下である。乾燥横強度を上記範囲とすることで、手拭き用途で使用した際に適度な柔らかさが感じられ、かつ、ハンドタオル11を収納箱20から取り出す際に破れにくく、引き出し時の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。
収納箱20からハンドタオル11を引き出す際の引き出し方向が、ハンドタオル11のMD(Machine Direction)方向である場合、収納箱20内で重なり合っている2枚のハンドタオル11において、互いの重なる面同士を、MD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数(MD方向の動摩擦係数)は、好ましくは0.10以上0.24以下であり、より好ましくは0.13以上0.20以下である。ここでいうMD方向とは、ハンドタオル11の製造時の流れ方向であり、ハンドタオル積層体10の縦方向となる。また、ここでいう互いの重なる面とは、例えば、抄紙マシンのフェルトに接する面同士である。MD方向の動摩擦係数を上記範囲とすることで、引き出し抵抗値をより好適な値とすることができ、ハンドタオル11を収納箱20から取り出す際に一層破れにくく、引き出し時の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。そして、この場合は、ハンドタオル11のCD方向が、ハンドタオル積層体10の横方向と一致するため、製造方法としては、例えば、ロータリー式インターフォルダ機を用いてハンドタオル11を加工し、ハンドタオル積層体10を得る製造方法等を好適に採用できる。
収納箱20からハンドタオル11を引き出す際の引き出し方向が、ハンドタオル11のCD(Cross Direction)方向である場合、収納箱20内で重なり合っている2枚のハンドタオル11において、互いの重なる面同士を、CD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数(CD方向の動摩擦係数)は、好ましくは0.12以上0.26以下であり、より好ましくは0.15以上0.22以下である。ここでいうCD方向とは、紙ワイパーの製造時の流れ方向に垂直な方向であるが、この場合にも、ハンドタオル11の引き出し方向は、ハンドタオル積層体10の縦方向となる。また、ここでいう互いの重なる面とは、例えば、抄紙マシンのフェルトに接する面同士である。CD方向の動摩擦係数を上記範囲とすることで、引き出し抵抗値をより好適な値とすることができ、ハンドタオル11を収納箱20から取り出す際に一層破れにくく、引き出し時の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。そして、この場合は、ハンドタオル11のCD方向が、ハンドタオル積層体10の縦方向と一致するため、製造方法としては、例えば、マルチスタンド式インターフォルダ機を用いてハンドタオル11を加工し、ハンドタオル積層体10を得る製造方法等を好適に採用できる。
ここで、引き出し方向と動摩擦係数等の関係について説明する。
まず、本実施形態において、ハンドタオル11の引き出し方向は、ハンドタオル11のMD方向となるようにできるし、CD方向となるようにもできる。いずれの場合であっても、ハンドタオル積層体10の長手方向は、ハンドタオル積層体10及び収納箱20の横幅Wであり、ハンドタオル積層体10の短手方向は、ハンドタオル積層体10及び収納箱20の縦幅Dである。
しかし、ハンドタオル11の引き出し方向が、ハンドタオル11のMD方向である場合、ハンドタオル11のMD方向はハンドタオル積層体10の縦方向となり、図1及び図2において短手方向(縦方向、符号D参照)となる。すなわち、この場合は、引き出し方向が縦方向であり、MD方向の動摩擦係数が上記した範囲に制御されることが好ましい。
そして、ハンドタオル11の引き出し方向が、ハンドタオル11のCD方向である場合、ハンドタオル11のCD方向は、ハンドタオル積層体10の縦方向となり、図1及び図2において短手方向(縦方向、符号D参照)となる。この場合は、引き出し方向が横方向であり、CD方向の動摩擦係数が上記した範囲に制御されることが好ましい。
そして、上述したCD方向及びMD方向の動摩擦係数は、以下の方法によって測定することができる。
図4は、動摩擦係数の測定方法を説明するための概念図である。
動摩擦係数の値としては、一度の測定(1つのサンプル)で3回測定して3回目の値を採用することとし、サンプルをMD方向(縦方向)同士又はCD方向(横方向)同士で10回測定して平均値を求めた。ここで、図4を参照しつつ、ISO 15359に準拠した動摩擦係数の測定について説明する。まず、自動摩擦試験装置100のテーブル101の上面にハンドタオル11の一方のサンプルを、スレッド102の下面に他方のサンプルをそれぞれ取付け、テーブル101を移動させると、テーブル101の移動量に対し、サンプル接触面の摩擦力が限界に達した際、サンプルの滑りが発生する。テーブル101の移動中、ロードセル103はスレッド102からの圧力の変化を計測し続け、このデータをもとに動摩擦係数を導き出す。なお、サンプルをテーブル101に取り付けた際、シートの折れ目を含んでしまうこととなるが、折れ目を含んだ状態で測定しても、測定値に差し支えない。
ハンドタオル11の材料としては、パルプを主成分として含有するものであり、好ましくは50質量%以上のパルプを含有する。パルプとしては、木材パルプ、古紙パルプ、非木材パルプ等が挙げられる。ハンドタオル11は、パルプとして木材パルプ100質量%からなるものであってもよいし、木材パルプの他に、古紙パルプや非木材パルプを含んでいてもよい。木材パルプとしては、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)であることが好ましい。古紙パルプとしてはミルクカートン等の紙製液体飲料容器由来が好ましい。また、パルプ以外の成分として、填料、合成繊維、天然繊維等を含んでいてもよい。
具体的には、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)20質量%以上50質量%以下と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)50質量%以上80質量%以下とを含む木材パルプであることが好ましく、NBKP25質量%以上45質量%以下とLBKP55質量%以上75質量%以下とを含む木材パルプであることがより好ましく、NBKP30質量%以上40質量%以下とLBKP60質量%以上70質量%以下とを含む木材パルプであることが更に好ましい。
また、上記のパルプ比率の木材パルプ100質量部に対し、古紙パルプを50質量部程度まで含有させてもよい。古紙パルプは品質のバラツキが大きく、配合割合が増えると製品の品質、特に柔らかさに大きく影響するため、木材パルプに対する配合量を30質量部以下とすることが好ましく、15質量部以下とすることがより好ましく、5質量部以下とすることが更に好ましく、古紙パルプを配合しないことがより更に好ましい。
なお、ハンドタオル11に適正な強度を確保するため、通常の手段で原料配合した後、パルプ繊維の叩解処理にて強度調整を行うことができる。目標の品質を得るための叩解処理としては、種箱原料のろ水度(csf)が350mL以上650mL以下、好ましくは400mL以上600mL以下、より好ましくは450mL以上550mL以下である。なお、乾燥紙力増強剤を使用してもよく、湿潤紙力増強剤を使用することが好ましい。
ハンドタオル11の縦幅(収納箱20の短手方向の長さ、引き出し方向)は、好ましくは200mm以上240mm以下であり、より好ましくは210mm以上230mm以下である。収納箱20の縦幅Dに適したシート長さになり、引き出し性が良好になる。また、手拭き用途で使用する際に好適なサイズとなる。
ハンドタオル11の横幅(収納箱20の長手方向(シート幅)の長さ、引き出し方向に対して垂直方向、図2の符号W1参照)は、好ましくは180mm以上220mm以下であり、より好ましくは190mm以上210mm以下である。収納箱20の横幅Wに適したシート長さになり、引き出し性が良好になる。また手拭き用途で使用する際に好適なサイズとなる。なお、ハンドタオル11の寸法は、収納箱20の寸法や材質等に合わせて適合させることができる。
ハンドタオル積層体10の高さは、収納箱20の高さHに応じて、ハンドタオル11の入り枚数を変えることで適宜調整することができる。具体的には、引き出し口21からハンドタオル積層体10の上部までの距離(上部空間)は、好ましくは2mm以上20mm以下であり、より好ましくは5mm以上15mm以下である。
上部空間を上記範囲とすることにより、使い始めの時に、収納箱20からハンドタオル11が取り出しやすくなる。上部空間は、以下のように測定することができる。
図5は、上部空間の測定方法を説明するための斜視図である。
図5に示すように、窓フィルム22の中心にJIS B 7516に準拠した15cmの定規40a(例えば、シンワ測定社製の直尺シルバー、材質ステンレス、10g)を窓フィルムのスリット23に直交するように載せる。その後、窓フィルム22のスリット23に沿って、JIS B 7516に準拠した15cmの定規40b(例えば、シンワ測定社製の直尺シルバー、材質ステンレス、10g)を挿入し、自重で沈んだ長さを測定する。スリット23の両端部でも同様に測定を行い、3カ所の平均値を上部空間とする。
(収納箱)
収納箱20は、例えば、紙製の略直方体の収納箱であり、カートン等と呼ばれることもある。
収納箱20の縦幅(図1の符号D参照)は、好ましくは100mm以上120mm以下であり、より好ましくは105mm以上110mm以下である。なお、この収納箱20の縦幅は、外寸である。
収納箱20の横幅(図1の符号W参照)は、好ましくは205mm以上245mm以下であり、より好ましくは215mm以上235mm以下である。なお、この収納箱20の横幅は、外寸である。
収納箱20の高さ(図1の符号H参照、カートン高さ等と呼ばれることもある。)は、好ましくは35mm以上75mm以下である。収納箱20の高さが75mmよりも高いと、引き出し抵抗値が低くなり収納箱20ごと持ちあがる現象はある程度抑制できたとしても、ドロップバックは起きやすい。また、収納箱20の高さが35mm未満であると、ドロップバックはある程度防げたとしても、引き出し抵抗値が高くなり収納箱20ごと持ち上がる現象が起きやすくなってしまう。かかる点から収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を一層効果的に防止できる観点から、この高さは、より好ましくは40mm以上70mm以下である。なお、この収納箱20の高さは、外寸である。
収納箱20の引き出し口21の長さ(窓フィルム22のスリット23の長さ、図1の符号W2参照)は、好ましくは140mm以上160mm以下である。より好ましくは145mm以上155mm以下である。なお、本実施形態において、収納箱20の引き出し口21に窓フィルム22を設けてもよいし、設けなくてもよい。
窓フィルムを設けない場合の収納箱20の引き出し口21の長手方向の長さは、好ましくは155mm以上175mm以下である。この長さは、より好ましくは160mm以上170mm以下である。引き出し口の長さを上記範囲とすることにより、引き出し抵抗値が適正な範囲となり、ハンドタオル11を収納箱20から引き出す際の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。
窓フィルム22の厚さは、好ましくは30μm以上70μm以下である。この厚さは、より好ましくは40μm以上60μm以下である。窓フィルム22の厚さを上記範囲とすることで、引き出し抵抗値が適正な範囲となり、ハンドタオル11の引き出し性が一層向上するとともに、ハンドタオル11を収納箱20から引き出す際の収納箱20の持ち上がりとドロップバックの両方を効果的に防止できる。
収納箱20に収納されるハンドタオル11の入り数(組数)は、好ましくは50組以上200組以下である。より好ましくは80組以上180組以下である。組数は、例えば、収納箱20の高さを考慮して適宜決定することができる。
収納箱20の重量は、好ましくは20g以上55g以下である。この重量は、より好ましくは30g以上45g以下である。収納箱20の重量を上記範囲とすることで、ハンドタオル11を収納箱20から引き出す際の収納箱20の持ち上がり現象を効果的に抑制できる。
<製造方法>
上述したハンドタオル11は、例えば、抄紙機を用いて抄造し、その後、必要に応じてカレンダー処理等を施すことによって得ることができる。また、エンボス加工等を施してもよい。そして、マルチフォルダ(M/F)やインターフォルダ(I/F)等の加工機を用いてハンドタオル11を互いに重なりあうように折りたたみ、必要に応じて圧縮したりして、ハンドタオル積層体10を得ることができる。このようにして得られたハンドタオル積層体10は、カートナーや包装機等によって収納箱20に収納包装されて、ハンドタオル入り収納箱1を得ることができる。
以下の実施例及び比較例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
<実施例1>
まず、各表に示す材料を用い、抄紙機を用いて紙製のハンドタオル11を製造する工程を行い、各表に示す坪量、紙厚、強度、及び寸法形状を有する矩形状の紙製のハンドタオル11を作製した。続いて、得られたハンドタオル11を1枚ずつ略V字状に交互に折りたたむように積層し、図2に示すハンドタオル積層体10(ハンドタオル120枚入り)を得た。なお、ハンドタオル11の素材は、NBKP35質量%、LBKP60質量%、古紙パルプ5質量%であった。
(ハンドタオル入り収納箱1の作製)
得られたハンドタオル積層体10(D1=99mm、W1=220mm)を、図1及び図2に示す紙製の収納箱20(D=108mm、W=225mm、引き出し口21のW2=150mm)に収容し、ハンドタオル入り収納箱1を作製した。
<実施例2~6、比較例1~4>
表1及び表2に記載した条件となるよう変更した点以外は、実施例1と同様にしてハンドタオル、ハンドタオル積層体、及びハンドタオル入り収納箱をそれぞれ作製した。例えば、実施例2は、実施例1で得られたハンドタオル11の引き出し方向を変えたものである。
<物性の測定>
各実施例及び各比較例の各種物性は、以下の方法に準拠して測定した。
(坪量)
ハンドタオル11の坪量は、JIS P 8124に準拠して測定した。
(紙厚)
ハンドタオル11の紙厚は、JIS P 8111の条件下(23±1℃、50±2%相対湿度でシックネスゲージ(尾崎製作所製のアップライト ダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK R1-B型」)を用い、測定子に3.7kPaの圧力を加えて測定した。
(TSAのD値)
ハンドタオル11のティシューソフトネス測定装置(TSA装置)のD値は、TSA装置の試料台に設置したハンドタオル11のサンプルに対し、ブレード付きロータを回転させずに100mNと600mNの押し込み圧力でそれぞれ上から押し込んだとき、それぞれ押し込み圧力100mNと600mNの間でのサンプルの上下方向の変形変位量で表される、剛性(D)の測定値を採用した。
(乾燥縦強度(DMDT)、乾燥横強度(DCDT))
ハンドタオル11の乾燥時の縦方向の引張強度(乾燥縦強度、DMDT)及び乾燥時の横方向の引張強度(乾燥横強度、DCDT)は、JIS P 8113の引張試験方法に基づいてそれぞれ測定した。
(引き出し抵抗)
ハンドタオル11の引き出し抵抗の「上」は、収納箱20に収納されたハンドタオル11の上から3組目から15組目までの引き出し抵抗(収納箱20からハンドタオル11を引き出すときの抵抗)である。そして、引き出し抵抗の「下」は、収納箱20に収納されたハンドタオル11の下から3組目から20組目までの引き出し抵抗(収納箱20からハンドタオル11を引き出すときの抵抗)である。これらの引出し抵抗は、図3に示す引き出し抵抗の測定方法に基づき、上述した測定手法に準拠して測定した。そして、以下に述べるように、各実施例及び各比較例の条件に応じて、引き出し抵抗を測定した。
引き出し方向が「縦」(表1及び表2参照)の場合は、ハンドタオル11の製造時の流れ方向(MD方向;Machine Direction)はハンドタオル11の縦方向となり、図1及び図2において短手方向(縦方向)であった。そして、ハンドタオル11の製造時の流れ方向に垂直な方向(CD方向;Cross Direction)は、ハンドタオル11の横方向であり、図1及び図2において長手方向(横方向)であった。この場合は、ハンドタオル11の引き出し方向が縦方向であり、ハンドタオル11のMD方向の動摩擦係数を評価した(例えば、表1及び表2の実施例2、5、6、比較例3、4参照)。
一方、引き出し方向が「横」(表1及び表2参照)の場合は、ハンドタオル11の製造時の流れ方向(MD方向;Machine Direction)は、ハンドタオル11の横方向となり、図1及び図2において長手方向(横方向、符号W参照)であった。そして、ハンドタオル11の製造時の流れ方向に垂直な方向(CD方向;Cross Direction)は、ハンドタオル11の縦方向(符号D参照)であり、図1及び図2において短手方向(縦方向)であった。この場合、ハンドタオル11の引き出し方向は、ハンドタオル11の横方向であり、ハンドタオル11のCD方向である(例えば、表1及び表2の実施例1、3、4、比較例1、2参照)。なお、この場合には、ハンドタオル11のCD方向の動摩擦係数を評価した。
(動摩擦係数)
以下に述べるように、各実施例及び各比較例の条件に応じて、動摩擦係数を測定した。
動摩擦係数の「MD」は、収納箱20からハンドタオル11を引き出す際の引き出し方向が、ハンドタオル11のMD方向である場合であり、収納箱20内で重なり合っている2枚のハンドタオル11において、互いの重なる面同士をMD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数である(例えば、実施例2、5、6、比較例3、4参照)。
動摩擦係数の「CD」は、収納箱20からハンドタオル11を引き出す際の引き出し方向が、ハンドタオル11のCD方向である場合であり、収納箱20内で重なり合っている2枚のハンドタオル11において、互いの重なる面同士をCD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数である(例えば、実施例1、3、4、比較例1、2参照)。
これらの動摩擦係数は、図4に示す動摩擦係数の測定方法に基づき、上述したようにISO 15359に準拠した測定手法で測定した。
(カートン高さ、カートン重量)
カートン(収納箱20)の高さとは、図1の符号Hの高さ(外寸)である。また、カートンの重量とは、図1の収納箱20のみの重量(ハンドタオル積層体10を含まない重量)である。
なお、特に断りがない限り、本実施例における測定・評価は、JIS P 8111に規定する温湿度条件下(23±1℃、50±2%RH)で平衡状態に保持した後に行った。
<評価>
各実施例及び各比較例のハンドタオル入り収納箱について、以下の要領で官能評価を行った。
(カートンの持ち上がりの評価)
カートン持ち上がり:ハンドタオルを引き抜く際、カートン(収納箱)も一緒に持ち上がってしまう現象の発生頻度を、以下の基準に基づき評価した。
・「◎」:ハンドタオルの残り枚数が少なくなった際も、一度もカートンが持ち上がることなく最後まで使い切れた(優)。
・「〇」:カートン持ち上がりの現象の発生回数が、1カートンで2回以下であり、問題なく使用できた(良)。
・「×」:カートンの持ち上がりの現象の発生回数が、1カートンで3回以上であり、使用に難があった(不可)。
(ドロップバックの評価)
ハンドタオルを引き抜く際のドロップバックの発生頻度を、以下の基準に基づき評価した。
・「◎」:ハンドタオルの残り枚数が少なくなった際も、一度もドロップバックが発生することなく最後まで使い切れた(優)。
・「〇」:ドロップバックの発生回数が、1カートンで2回以下であり、問題なく使用できた(良)。
・「×」:ドロップバックの発生回数が、1カートンで3回以上であり、使用に難があった(不可)。
(使用感の評価)
使用感の評価は、60名を対象にして行った。まず、各人が以下の基準に基づき1点から5点までの点数評価を行った。
・4点以上5点以下:手拭き用途で使用した際、柔らかさが感じられ手触り感が特に良く、スムーズに手を拭くことができた。
・3点以上4点未満:手拭き用途で使用した際、柔らかさが感じられ手触り感が良く、手を拭くことに支障がなかった。
・3点未満:手拭き用途で使用した際、柔らかさが感じられず、手触り感が悪く、手を拭く際の拭き心地が悪かった。
そして、60名の点数評価の算術平均を求め、以下の基準で「◎(優)」「〇(良)」「×(不可)」に評価した。
・「◎」:平均点が4.0点以上(優)
・「〇」:平均点が3.0点以上4.0点未満(良)
・「×」:平均点が3.0点未満(不可)
各実施例及び各比較例の条件及び評価結果を、表1及び表2に示す。
以上より、本実施例のハンドタオル入り収納箱によれば、引き出し時の収納箱の持ち上がりやドロップバックが起きず、かつ使用時の使用感に優れることが少なくとも確認された。
1:ハンドタオル入り収納箱、
10:ハンドタオル積層体、
11:ハンドタオル、
20:収納箱、
20a:収納箱の紙片、
21:引き出し口、
22:窓フィルム、
23:スリット、
30:クリップ、
40a,40b:定規、
100:自動摩擦試験装置、
101:テーブル、
102:スレッド、
103:ロードセル、
D:収納箱の縦幅、
D1:ハンドタオル積層体の縦幅、
W:収納箱の横幅、
W1:ハンドタオル積層体の横幅、
W2:引き出し口の長さ、
H:収納箱の高さ

Claims (5)

  1. 紙製のハンドタオルが、1枚ずつ互いに重なり合うように折りたたまれたハンドタオル積層体が収納箱に収納されたハンドタオル入り収納箱であり、
    前記ハンドタオルは、高さが35mm以上75mm以下である収納箱に収容され、
    前記ハンドタオルは、坪量が26.0g/m以上34.0g/m以下であり、紙厚が0.85mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であり、ティシューソフトネス測定装置(TSA装置)によって測定されるD値が1.2mm/N以上2.4mm/N以下であり、
    前記収納箱からの前記ハンドタオルの引き出し抵抗が、上から3組目から15組目までは1.5N以上2.8N以下であり、下から3組目から20組目までは0.4N以上1.5N以下であり、
    前記収納箱から前記ハンドタオルを引き出す際の引き出し方向が、前記ハンドタオルのMD(Machine Direction)方向であり、
    前記収納箱内で重なり合っている2枚の前記ハンドタオルにおいて、互いの重なる面同士を、前記MD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数が、0.10以上0.24以下である、
    ハンドタオル入り収納箱。
  2. 紙製のハンドタオルが、1枚ずつ互いに重なり合うように折りたたまれたハンドタオル積層体が収納箱に収納されたハンドタオル入り収納箱であり、
    前記ハンドタオルは、高さが35mm以上75mm以下である収納箱に収容され、
    前記ハンドタオルは、坪量が26.0g/m 以上34.0g/m 以下であり、紙厚が0.85mm/10プライ以上1.20mm/10プライ以下であり、ティシューソフトネス測定装置(TSA装置)によって測定されるD値が1.2mm/N以上2.4mm/N以下であり、
    前記収納箱からの前記ハンドタオルの引き出し抵抗が、上から3組目から15組目までは1.5N以上2.8N以下であり、下から3組目から20組目までは0.4N以上1.5N以下であり、
    前記収納箱から前記ハンドタオルを引き出す際の引き出し方向が、前記ハンドタオルのCD(Cross Direction)方向であり、
    前記収納箱内で重なり合っている2枚の前記ハンドタオルにおいて、互いの重なる面同士を、前記CD方向にこすり合わせたときの動摩擦係数が、0.12以上0.26以下である、
    ハンドタオル入り収納箱。
  3. 前記ハンドタオルの乾燥時の縦方向の引張強度(DMDT)が、20.6N/25mm以上30.4N/25mm以下である、
    請求項1又は2に記載のハンドタオル入り収納箱。
  4. 前記ハンドタオルの乾燥時の横方向の引張強度(DCDT)が、3.9N/25mm以上8.3N/25mm以下である、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のハンドタオル入り収納箱。
  5. 前記収納箱の重量が、20g以上55g以下である、
    請求項1~のいずれか一項に記載のハンドタオル入り収納箱。
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