JP7593878B2 - 加工装置、加工装置の電源遮断方法および加工装置の使用準備方法 - Google Patents
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Description
また、特許文献2の技術では、加工屑がポーラス部材内に固着する前に、ポーラス部材を洗浄している。
本加工装置では、該制御部は、該水供給機構によって該ポーラス部材に水を供給して、該吸引バルブを開くことにより、該ポーラス部材に供給される水よりも少ない量の水を該保持面および該ポーラス部材に吸わせて、該保持面の全面および該ポーラス部材内を水で満たしてもよい。
また、本加工装置では、該水供給機構は、該ポーラス部材と水供給源とを連通する水連通路と、該水連通路に配設された水バルブと、を備えてもよく、該水バルブは、所定の電圧が付与されることで開き、所定の電圧が付与されていないと閉じる構造を有していてもよく、該制御部は、該水バルブを開くことにより、該保持面の全面および該ポーラス部材内を水で満たしてもよい。
本加工装置は、該吸引路に配置され、該保持面の吸引力を検知する負圧測定器をさらに備えてもよく、該制御部は、該負圧測定器によって該吸引路の圧力の測定を開始するとともに、該保持面を覆っている該水を該吸引機構によって吸って、該負圧測定器によって測定される測定値が予め設定されている閾値に達したら、該保持面の全面が該カバーによって覆われていると判断する判断部を備えてもよい。
また、本加工装置は、被加工物を収容しているカセットが載置されるカセットステージをさらに備えてもよく、該カセットは、該カバーを収容していてもよく、該制御部は、該カセットに収納されている該カバーを該搬送機構によって該保持面に搬送して、該保持面を覆ってもよい。
本発明の電源遮断方法(本電源遮断方法)は、ポーラス部材の上面の保持面によって被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、該保持面によって吸引保持された被加工物を加工する加工機構と、を備える加工装置の電源遮断方法であって、該ポーラス部材に水を供給してポーラス部材内と該保持面の全面とを水で満たす工程と、該保持面の全面を覆うことの可能な面積を有するカバーを該保持面に配置する工程と、該カバーが該保持面を覆った後、電源を遮断する工程と、を含む。
本発明の使用準備方法は、ポーラス部材の上面の保持面によって被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、該保持面によって吸引保持された被加工物を加工する加工機構と、を備え、本電源遮断方法によって電源が遮断された加工装置の使用準備方法であって、該保持面の全面を覆うように該カバーが配置されている状態で、各軸の原点位置の確認を行うイニシャル工程と、該保持面の全面を覆うように配置されている該カバーの上面を洗浄するカバー洗浄工程と、該カバーを該保持面から離間するカバー離間工程と、を含む。
図2に示すように、チャックテーブル5は、ウェーハ100を保持するための円板形状のテーブルである。チャックテーブル5は、円形板状のポーラス部材51、および、ポーラス部材51を支持する枠体52を備えている。チャックテーブル5のポーラス部材51は、吸引源47に連通されることが可能である。吸引源47からの吸引力が、ポーラス部材51の上面である保持面50に伝達されることで、チャックテーブル5は、保持面50によってウェーハ100を吸引保持することができる。
なお、吸引開閉弁475は、所定の電圧が付与されることで開き、所定の電圧が付与されていないと閉じる構造を有している。
なお、エア供給開閉弁485は、所定の電圧が付与されることで開き、所定の電圧が付与されていないと閉じる構造を有している。
なお、水供給開閉弁495は、所定の電圧が付与されることで開き、所定の電圧が付与されていないと閉じる構造を有している。
また、研削装置1の内部には、電源部75が備えられている。電源部75は、電源遮断部76および電源接続部77を備えている。電源遮断部76は、図示しない外部電源と研削装置1との接続を解除して、研削装置1への電力供給を遮断する。すなわち、電源遮断部76は、研削装置1の電源を遮断する。電源接続部77は、外部電源と研削装置1との接続を確立して、研削装置1に電力を供給する。
たとえば、制御部7は、研削装置1の上述した各部材を制御して、ウェーハ100に対する研削処理を実行する。
また、制御部7は、搬出機構172によって保持面50からウェーハ100を搬出する際、流体流通機構40のエア供給機構を制御して、ポーラス部材51および保持面50に、適量のエアを供給するとともに、流体流通機構40の水供給機構を制御して、ポーラス部材51および保持面50に、適量の洗浄水を供給する。
さらに、制御部7は、保持面50からウェーハ100が搬出された後、ポーラス部材51および保持面50を洗浄するために、搬出機構172によって保持面50からウェーハ100を搬出する際のエア量および洗浄水量より多いエア量と洗浄水量を供給するように流体流通機構40のエア供給機構と水供給機構とを制御する。
なお、仮置き機構152を備えないで、ロボット155が保持する保持面カバー110を搬入機構170が直接受け取って保持面50に搬送してもよい。
なお、吸引開閉弁475を開き保持面50を吸引源47に連通させ、圧力センサ477の値によって保持面50上にウェーハ100が載置されていないことを認識してもよい。
この工程では、制御部7は、水供給機構によって、仮置き機構152の近傍に配置されている1つのチャックテーブル5のポーラス部材51に、水を供給する。
すなわち、制御部7は、図2に示した吸引開閉弁475およびエア供給開閉弁485を閉じる一方、水供給開閉弁495を開けるとともに、水調整部493に所定量の電流を流して、ポーラス部材51を水供給源49に連通させる。これにより、制御部7は、図2において矢印501に示すように、ポーラス部材51および保持面50に、所定量の水を供給する。このようにして、制御部7は、保持面50の全面およびポーラス部材51の内部を水で満たす。その後、制御部7は、水供給開閉弁495を閉じて、ポーラス部材51への水の供給を停止する。これにより、図2に示すように、保持面50上には、水膜120が形成される。
次に、制御部7は、このチャックテーブル5の保持面50に対し、搬送機構によって保持面カバー110を搬送して、図3に示すように、この保持面50を保持面カバー110で覆う。すなわち、制御部7は、第1のカセット161に収容されている保持面カバー110をロボット155によって取り出して、仮置き機構152によって位置合わせする。その後、吸引パッド171を備えた搬入機構170を用いて、保持面カバー110を、下面112が下になるようにチャックテーブル5の保持面50に搬送して配置する。このようにして、制御部7は、水膜120が形成されている保持面50を、保持面カバー110によって覆う。これにより、図3に示すように、保持面50は、水膜120および保持面カバー110によって覆われた状態となる。
このようにして、全てのチャックテーブル5の保持面50が保持面カバー110によって覆われて、保持面50の全面およびポーラス部材51の内部が水で満たされた状態に維持された後、制御部7は、電源遮断部76を制御して、研削装置1の電源を遮断して、電源遮断方法を終了する。
なお、電源の遮断により、吸引開閉弁475、エア供給開閉弁485および水供給開閉弁495への電圧供給が停止されて、これらの全てが閉じた状態となる。すなわち、制御部7は、電源遮断部76によって研削装置1の電源を遮断することにより、吸引開閉弁475、エア供給開閉弁485および水供給開閉弁495を閉じる。
この工程では、制御部7は、3つのチャックテーブル5の保持面50の全面を覆うように保持面カバー110が配置されている状態で、各軸の原点位置の確認を行う。この工程において原点位置が確認される軸としては、たとえば、各チャックテーブル5の回転軸、ターンテーブル6の回転軸、粗研削送り機構20および仕上げ研削送り機構21におけるモータ202の回転軸などが挙げられる。
次に、制御部7は、仮置き機構152の近傍に配置されている1つのチャックテーブル5の保持面50の全面を覆うように配置されている保持面カバー110の上面111を洗浄する。この洗浄には、たとえば、図5に示すような水供給ノズル90から供給される水が用いられる。この水供給ノズル90は、図1に示した仮置き機構152の近傍に設けられており、仮置き機構152の近傍に配置されているチャックテーブル5に向けて、上方から水を供給することが可能である。
保持面カバー110の洗浄後、制御部7は、保持面カバー110を保持面50から離間する。すなわち、制御部7は、吸引開閉弁475および水供給開閉弁495を閉じた状態に維持する一方、エア供給開閉弁485を開けるとともに、エア調整部483に所定量の電流を流して、ポーラス部材51をエア供給源48に連通させる。これにより、ポーラス部材51および保持面50に所定量のエアが供給されて、保持面50による保持面カバー110の吸引状態が解除される。さらに、制御部7は、吸引パッド173を備えた搬出機構172を用いて、保持面カバー110の上面111を吸引保持し、保持面50から保持面カバー110を搬出する。搬出された保持面カバー110は、たとえば、スピンナ洗浄機構156を経て、ロボット155によって、第2のカセットステージ162上の第2のカセット163に搬入される。
なお、保持面50から保持面カバー110を離間した後、制御部7は、流体流通機構40のエア供給機構と水供給機構とを制御して、ポーラス部材51および保持面50にエアと洗浄水との混合流体を供給してポーラス部材51および保持面50を洗浄してもよい。
なお、作業者が保持面カバー110を保持面50に載置する際は、水供給機構によって、3つのチャックテーブル5のポーラス部材51に、同時に水を供給してもよい。
17:搬出入領域、18:加工領域、60:タッチパネル、61:電源スイッチ、
6:ターンテーブル、
5:チャックテーブル、50:保持面、51:ポーラス部材、52:枠体、
53:回転機構、
12:第1のコラム、13:第2のコラム、
20:粗研削送り機構、21:仕上げ研削送り機構、
30:粗研削機構、31:仕上げ研削機構、
152:仮置き機構、153:位置合わせ部材、154:仮置きテーブル、
155:ロボット、
156:スピンナ洗浄機構、157:スピンナテーブル、158:ノズル、
160:第1のカセットステージ、161:第1のカセット、
162:第2のカセットステージ、163:第2のカセット、
170:搬入機構、171:吸引パッド、
172:搬出機構、173:吸引パッド、
7:制御部、70:判断部、
75:電源部、76:電源遮断部、77:電源接続部、
81:第1ハイトゲージ、82:第2ハイトゲージ、
40:流体流通機構、
47:吸引源、403:吸引溝、470:吸引流路、471:吸引配管、
472:第1三方管、473:吸引流量調整部、475:吸引開閉弁、
477:圧力センサ、
48:エア供給源、481:エア配管、482:第2三方管、
483:エア調整部、485:エア供給開閉弁、
49:水供給源、491:水配管、493:水調整部、495:水供給開閉弁、
90:水供給ノズル、
100:ウェーハ、101:表面、104:裏面、105:保護テープ、
110:保持面カバー、111:上面、112:下面、
120:水膜
Claims (7)
- ポーラス部材の上面の保持面によって被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、該保持面によって吸引保持された被加工物を加工する加工機構と、を備える加工装置であって、
該ポーラス部材を吸引源に連通させる吸引機構と、
該ポーラス部材に水を供給する水供給機構と、
該保持面の全面を覆うことの可能な面積を有するカバーを該保持面に搬送する搬送機構と、
該加工装置の電源を遮断するための電源遮断部と、
制御部とを備え、
該吸引機構は、該ポーラス部材と該吸引源とを連通する吸引路と、該吸引路に配設された吸引バルブと、を備え、
該吸引バルブは、所定の電圧が付与されることで開き、所定の電圧が付与されていないと閉じる構造を有し、
該制御部は、
該水供給機構によって該ポーラス部材に水を供給することと、該搬送機構によって該カバーを該保持面に搬送して該保持面を該カバーで覆うことと、該カバーが該保持面を覆った後、該電源遮断部によって電源を遮断することと、を実施する、加工装置。 - 該制御部は、
該水供給機構によって該ポーラス部材に水を供給して、
該吸引バルブを開くことにより、該ポーラス部材に供給される水よりも少ない量の水を該保持面および該ポーラス部材に吸わせて、該保持面の全面および該ポーラス部材内を水で満たす、
請求項1記載の加工装置。 - 該水供給機構は、該ポーラス部材と水供給源とを連通する水連通路と、該水連通路に配設された水バルブと、を備え、
該水バルブは、所定の電圧が付与されることで開き、所定の電圧が付与されていないと閉じる構造を有し、
該制御部は、
該水バルブを開くことにより、該保持面の全面および該ポーラス部材内を水で満たす、
請求項1記載の加工装置。 - 該吸引路に配置され、該保持面の吸引力を検知する負圧測定器をさらに備え、
該制御部は、
該負圧測定器によって該吸引路の圧力の測定を開始するとともに、該保持面を覆っている該水を該吸引機構によって吸って、該負圧測定器によって測定される測定値が予め設定されている閾値に達したら、該保持面の全面が該カバーによって覆われていると判断する判断部を備える、
請求項1記載の加工装置。 - 被加工物を収容しているカセットが載置されるカセットステージをさらに備え、
該カセットは、該カバーを収容しており、
該制御部は、該カセットに収納されている該カバーを該搬送機構によって該保持面に搬送して、該保持面を覆う、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の加工装置。 - ポーラス部材の上面の保持面によって被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、該保持面によって吸引保持された被加工物を加工する加工機構と、を備える加工装置の電源遮断方法であって、
該ポーラス部材に水を供給してポーラス部材内と該保持面の全面とを水で満たす工程と、
該保持面の全面を覆うことの可能な面積を有するカバーを該保持面に配置する工程と、
該カバーが該保持面を覆った後、電源を遮断する工程と、
を含む、加工装置の電源遮断方法。 - ポーラス部材の上面の保持面によって被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、該保持面によって吸引保持された被加工物を加工する加工機構と、を備え、請求項6記載の電源遮断方法によって電源が遮断された加工装置の使用準備方法であって、
該保持面の全面を覆うように該カバーが配置されている状態で、各軸の原点位置の確認を行うイニシャル工程と、
該保持面の全面を覆うように配置されている該カバーの上面を洗浄するカバー洗浄工程と、
該カバーを該保持面から離間するカバー離間工程と、
を含む、加工装置の使用準備方法。
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