以下、図面と共に本発明に係る転居支援システムの実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る転居支援システム10を示す。転居支援システム10は、転居を希望する転居希望者を支援するシステム(装置)である。具体的には、転居支援システム10は、転居先を案内(紹介)できる転居先案内者を、転居希望者に提示する。即ち、転居支援システム10は、転居希望者と転居先案内者とのマッチングを行う。転居希望者は、特定の転居先に転居することを決めている者であってもよいし、転居自体又は転居先を決めていないものであってもよい。本実施形態における転居先は、例えば、市町村等のある程度の大きさを有する区域である。転居先は、転居希望者が転居の候補地としている場所であってもよいし、転居希望者が転居先として決めている場所であってもよい。転居先案内者は、例えば、転居先の在住者である。転居先の案内とは、転居先に関する情報を提供することであり、例えば、転居先にある施設(例えば、役所、学校、保育園)についての情報を提供することである。また、後述するように、転居先の案内として、転居支援システム10を介して、転居先案内者が撮像した転居先の画像(例えば、映像(動画像))が転居希望者に提供されてもよい。
転居希望者は、転居支援システム10によって提示された転居希望者から転居先の案内を受けることができる。転居希望者は、転居先の案内を受けることで実際に転居先を訪れることなく、転居先のことを知ることができる。特に転居先案内者からの転居先の映像を参照する場合等は、転居希望者は、転居先を訪れることなく現地体験をすることができる。転居自体又は転居先を決めていない転居希望者は、これらの案内を転居自体又は転居先の決定の参考にすることができる。また、転居希望者は、これらの案内を転居先での生活の検討の参考にすることができる。
転居支援システム10が対象とする転居は、どのようなものであってもよい。例えば、地方から都市部への転居、都市部から地方への転居、地方から別の地方への転居、及び都市部から別の都市部への転居の何れであってもよい。但し、上述したように転居希望者は、実際に転居先を訪れることなく、転居先のことを知ることができるため、転居希望者の在住地と転居先とが離れている程、転居支援システム10は有効である。
転居先案内者は、予め転居支援システム10に登録されている。転居先案内者が、転居支援システム10によって転居希望者に提示されて転居先を案内した場合には、転居先案内者は、案内に応じた報酬を受け取れるようになっていてもよい。例えば、転居先案内者は、転居先の案内をアルバイトとして行ってもよい。
転居支援システム10は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)又はサーバ装置等のコンピュータによって実現される。また、転居支援システム10は、複数のコンピュータ、即ち、コンピュータシステムによって実現されてもよい。
転居支援システム10は、転居希望者によって用いられる希望者端末20、及び転居先案内者によって用いられる案内者端末30との間で通信可能なように構成されている。転居支援システム10と、希望者端末20及び案内者端末30との間の通信は、従来の通信網等を介して行われる。図1では、希望者端末20及び案内者端末30は、それぞれ1つしか描かれていないが、通常、希望者端末20は、転居希望者毎の端末であり、案内者端末30は、転居先案内者毎の端末である。希望者端末20及び案内者端末30、又は転居希望者自体及び転居先案内者自体には、予め識別子が付与されており、転居支援システム10では、それらを識別できるようになっている。
希望者端末20及び案内者端末30は、例えば、PC、タブレット端末、スマートフォン又は携帯電話機等のコンピュータによって実現される。希望者端末20及び案内者端末30は、転居支援システム10を利用するための機能(例えば、情報の入出力機能、撮像機能、測位機能)を有している。これらの機能は、従来の上記の装置に設けられているものであればよい。また、希望者端末20及び案内者端末30は、転居支援システム10を利用するためのアプリケーション(専用アプリ)をインストールして、当該アプリケーションを介して転居支援システム10を利用してもよい。
引き続いて、本実施形態に係る転居支援システム10の機能を説明する。図1に示すように転居支援システム10は、記憶部11と、希望者情報取得部12と、提示部13と、中継部14とを備えて構成される。
記憶部11は、転居先案内者と当該転居先案内者が案内できる施設とを対応付けて記憶する機能部である。記憶部11は、予め施設に関する施設情報を記憶しておき、転居先案内者に関する案内者情報を取得し、取得された案内者情報と記憶された施設情報とを比較して転居先案内者と施設とを対応付けてもよい。記憶部11は、案内者情報として、位置を示す情報を取得してもよい。記憶部11は、案内者情報として、案内に係るルートを示す情報を取得してもよい。記憶部11は、転居先案内者に係る移動手段を示す情報を取得し、当該移動手段に応じて転居先案内者と施設とを対応付けてもよい。
記憶部11によって記憶される情報は、転居希望者に提示される転居先案内者の決定に用いられる情報である。図2に、記憶部11によって記憶される転居先案内者と施設との対応付けを示す情報の例を示す。図2に示すように、転居先案内者(図2の例では「Aさん」)毎に案内できる施設である紹介可能場所(図2の例では「A区役所」、「B保育園」、「D駅」)が対応付けられている。
転居先案内者が案内できる施設は、例えば、転居先案内者の自宅から近く当該転居先案内者によって案内が可能な施設である。あるいは、転居先案内者が案内できる施設は、当該転居先案内者による入場が可能な施設であってもよい。記憶部11により記憶される情報に係る施設は、任意の施設とすることができるが、通常、転居希望者が転居するにあたって知りたいと考えられる施設とされる。
紹介可能場所の情報としては、例えば、図2に示すように、施設名、施設の住居表示(住所表記)及び紹介文が含まれている。紹介文は、施設を紹介するテキストであり、転居先案内者の提示とあわせて転居希望者に提示されるものである。例えば、区役所であれば「親身になって相談・手続きに応じてくれる。区役所内に待ち合わせコーナーがあり、近所の囲碁好きが集まる。」というものである。あるいは、スーパーであれば「近隣の街からもお客さんが集まる大規模スーパー。値段が安いに加えて、海外製のお菓子なども多く取り扱う。」というものである。施設名及び施設の住居表示については、例えば、以下に示すように予め転居支援システム10の管理者によって転居支援システム10に入力されている。紹介文については、例えば、予め転居支援システム10の管理者によって転居支援システム10に入力されていてもよいし、転居先案内者によって入力されていてもよい。
記憶部11は、例えば、以下のように転居先案内者と施設との対応付けを記憶する。記憶部11は、データベース等によって予め施設に関する施設情報を記憶しておく。予め記憶される施設情報は、図2に示した転居先案内者と施設との対応付けを示す情報のうちの施設に関する情報の候補である。図3に、記憶部11によって予め記憶される施設情報の例を示す。施設情報は、例えば、予め転居支援システム10の管理者によって転居支援システム10に入力されている。但し、紹介文が転居先案内者によって入力される場合には、紹介文は施設情報に含まれていなくてもよい。
記憶部11は、転居先案内者に関する案内者情報を取得する。案内者情報は、転居先案内者と施設との対応付けを決定するための情報である。案内者情報は、例えば、案内の基準となる位置を示す情報である。具体的には、当該位置を示す情報は、当該位置の住居表示の情報、即ち、施設情報に含まれる施設の位置を示す情報と同じ種類の情報である。案内者情報は、施設情報に含まれる施設の位置を示す情報、特に駅の位置を示す情報としてもよい。
例えば、記憶部11は、転居先案内者の案内者端末30に対する操作に応じて案内者端末30から送信される、案内者情報に対応する情報を受信して取得する。この場合、転居先案内者が自身を転居先案内者として転居支援システム10に登録する際に、案内者情報に対応する情報として施設を示す情報が案内者端末30から転居支援システム10に送信されてもよい。この際、転居支援システム10から案内者端末30に、施設情報に含まれる施設(例えば、駅)を示す情報を、案内者情報に対応する情報の候補として提示してもよい。記憶部11は、案内者端末30から施設(例えば、駅)を示す情報を受信すると、予め記憶される施設情報から当該施設の位置を示す情報(住居表示の情報)を案内者情報として取得する。
また、記憶部11は、案内者情報として、案内者端末30から直接送信される位置を示す情報(住居表示の情報)を受信して取得してもよい。この場合、案内者端末30において、転居先案内者によって位置を示す情報(住居表示の情報)が入力される。なお、案内者情報として、転居先案内者の自宅の位置を示す情報を利用してもよいが、その場合、プライバシー保護のため、当該情報はマスクされて利用される。
記憶部11は、取得した案内者情報である位置を示す情報と、記憶された施設情報における各施設の位置を示す情報とを比較して、施設情報の施設から転居先案内者に対応付ける施設を決定する。転居先案内者に対応付ける施設は、基本的には、案内者情報によって示される位置に近い施設とされる。当該位置に近い施設は、転居先案内者によって案内が可能であると考えられるからである。記憶部11は、通常、1人の転居先案内者に対して複数の施設を対応付けてもよい。例えば、記憶部11は、1人の転居先案内者に対して予め設定された数の施設を対応付ける。
具体的には、記憶部11は、案内者情報によって示される住居表示と、施設情報における施設の住居表示とを比較して、それらの部分的な一致に基づいて転居先案内者に対応付ける施設を決定する。記憶部11は、例えば以下のように、案内者情報によって示される住居表示と、施設情報における各施設の住居表示との部分的な一致を判断する。即ち、記憶部11は、案内者情報によって示される住居表示と部分的に一致する、各施設の住居表示を検索する。記憶部11は、案内者情報によって示される住居表示を含む、施設情報における各施設の住居表示の数が、予め設定された数に達した場合、検索を終了する。予め設定された数は、1人の転居先案内者に対して対応付ける施設の数(例えば、3)である。
記憶部11は、案内者情報によって示される住居表示を含む、施設情報における各施設の住居表示の数が、予め設定された数に達しなかった場合、ヒットする施設の数が増えるように案内者情報によって示される住居表示を変更する。即ち、記憶部11は、検索条件を変更する。現時点の検索に用いる住居表示の末尾が数字であった場合、当該数字を別の数字に置き換えたものを含めて上記の検索を行う。数字の置き換えは、置き換え前の数字に隣接する数字から順番に行われる。現時点の検索に用いる住居表示の末尾が数字以外であった場合、当該末尾の文字を削除する。また、末尾の数字の置き換えをしても、ヒットする施設の数が予め設定された数に達しなかった場合、当該末尾の数字を削除する。記憶部11は、上記の案内者情報によって示される住居表示を用いた施設の検索を、ヒットする施設の数が予め設定された数に達するまで繰り返し行う。
記憶部11は、上記の検索が終了した時点で検索によってヒットした施設を転居先案内者に対応付ける紹介可能場所として決定する。記憶部11は、決定した施設を紹介可能場所として、転居先案内者に対応付けて記憶する。例えば、「Aさん」について案内者情報によって示される住居表示がD駅であり、予め記憶された施設情報が図3に示すものであった場合、「Aさん」に対応付けられる施設は図2に示すものとなる。
上記の例では、転居先案内者に対応付ける紹介可能場所は、住居表示を用いて決定したが、住居表示以外の位置を示す情報を用いて決定してもよい。例えば、記憶部11は、図4に示すように施設情報として、施設に対応付けて施設の位置を示す緯度及び経度(図中の「XY」、「X´Y´」等がそれぞれ緯度及び経度を示す)を記憶しておく。記憶部11は、案内者情報である位置を示す情報として緯度及び経度を示す情報を取得する。記憶部11は、案内者情報によって示される緯度及び経度と、施設情報における各施設の緯度及び経度とを比較して、転居先案内者に対応付ける紹介可能場所を決定する。この場合、案内者情報によって示される緯度及び経度と、施設情報における各施設の緯度及び経度との距離を算出して、距離が短い順に予め設定された数に達するまで施設情報における施設を紹介可能場所として決定する。なお、この場合、上記の距離が予め設定された上限以下である施設のみを紹介可能場所として決定してもよい。
また、案内者情報としては、上記のような位置以外にも、案内に係るルートを示す情報を用いてもよい。記憶部11は、案内者端末30から送信される、案内者情報である案内に係るルートを示す情報を受信して取得する。案内に係るルートは、例えば、転居先案内者が紹介(案内)可能な転居先におけるルート、具体的には、転居先案内者のおすすめのルートである。ルートを示す情報は、例えば、図5に示すような緯度及び経度を特定可能な地図上の線100の情報である。案内者情報として案内に係るルートを示す情報を用いる場合、記憶部11は、図4に示すように施設情報として、施設に対応付けて施設の位置を示す緯度及び経度を記憶しておく。記憶部11は、案内者情報によって示されるルートと、施設情報における各施設の緯度及び経度とを比較して、転居先案内者に対応付ける紹介可能場所を決定する。この場合、案内者情報によって示されるルートと、施設情報における各施設の緯度及び経度との距離を算出して、距離が短い順に予め設定された数に達するまで施設情報における施設を紹介可能場所として決定する。
また、案内者情報として案内に係るルートを示す情報を用いる場合、ルートと施設情報における各施設の位置とを比較する際に、予め設定された方法でルートを広げて、広げたルートと各施設の位置とを比較してもよい。例えば、図6に示すように地図上の線100を太くした領域(太軸化処理した領域)101に近い施設を紹介可能場所として決定してもよい。これは、ルートの近隣の施設を確実に紹介可能場所として決定するためである。
記憶部11によって記憶される転居先案内者と施設との対応付けを示す情報は、図2に示す情報に限られず、図7に示すように転居先案内者と施設との対応付けを示す表形式の情報であってもよい。図7に示す情報の例では、「Aさん」に対応付けられる施設は、定期町内会の場所(施設)、及びいちごの収穫の場所(施設)である。
また、記憶部11は、転居先案内者に係る移動手段を示す情報を取得し、当該情報を転居先案内者と施設との対応付け、即ち、転居先案内者についての紹介可能場所の決定に用いてもよい。転居先案内者に係る移動手段は、例えば、徒歩、自転車又は車等の、転居先案内者が転居先の案内に用いることができる移動手段である。転居先案内者が用いることができる移動手段によって、転居先において転居先案内者が案内できる施設が変わり得る。例えば、徒歩でしか案内ができない転居先案内者に比べて、車を用いることができる転居先案内者は、より広いエリアの施設を案内することができる。
例えば、記憶部11は、上述した情報に加えて案内者端末30から送信される転居先案内者に係る移動手段を示す情報を受信して取得する。この際、記憶部11は、案内者端末30に対して、選択可能な移動手段欄を設けた情報を送信して、案内者端末30においてチェックされた移動手段欄の情報を受信してもよい。記憶部11は、取得した移動手段を示す情報も紹介可能場所の決定に用いてもよい。例えば、転居先案内者に対して対応付ける施設の数を、転居先案内者に係る移動手段に応じて変えてもよい。この場合、転居先案内者が用いることができる移動手段の移動速度が速いほど、転居先案内者に対して対応付ける施設の数を多くする。
あるいは、転居先案内者に対して施設を対応付ける際の距離の上限を、転居先案内者に係る移動手段に応じて変えてもよい。この場合、転居先案内者が用いることができる移動手段の移動速度が速いほど、距離の上限を大きくする。移動手段を示す情報に応じてどのように紹介可能場所を決定するか(例えば、移動手段に応じてどのように転居先案内者に対して対応付ける施設の数又は距離の上限を設定するか)については、予め記憶部11に記憶されている。
記憶部11による転居先案内者と施設との対応付けは、必ずしも上記のように行われる必要はなく、転居先案内者に転居先案内者が案内できる施設を対応付けるものであれば、上記以外の情報が用いられて上記以外のように行われてもよい。また、記憶部11は、必ずしも、転居先案内者と施設との対応付けを行う必要はなく、例えば、案内者端末30から当該対応付けを示す情報を受信して記憶してもよい。この場合、転居先案内者と施設との対応付けは、転居先案内者自身が行ってもよい。
希望者情報取得部12は、転居希望者に関する希望者情報を取得する機能部である。希望者情報取得部12は、希望者情報として、転居希望者の家族構成を示す情報を取得してもよい。希望者情報は、転居希望者に提示される転居先案内者の決定に用いられる情報である。
例えば、希望者情報取得部12は、転居希望者の希望者端末20に対する操作に応じて希望者端末20から送信される希望者情報を受信して取得する。希望者情報は、例えば、転居希望者の家族構成を示す情報であり、具体的には、子供の有無を示す情報である。希望者情報は、上記の情報に限られず、以下に示す、転居希望者に提示される転居先案内者の決定に用いられるものであれば、どのような情報であってもよい。例えば、希望者情報は、見学希望時間帯、見学希望内容(就業関係)、希望職種(職業)、年齢、年収及び趣味等を示す情報であってもよい。
また、希望者情報取得部12は、希望者端末20から送信される、希望する転居先を示す情報を取得する。希望する転居先を示す情報は、転居先を特定できればよく、例えば、市区町村を示す情報、転居先にある駅を示す情報、又は緯度及び経度等の転居先の位置を示す情報である。希望者情報取得部12は、取得した情報を提示部13に出力する。
提示部13は、希望者情報取得部12によって取得された希望者情報、及び記憶部11によって記憶された施設に応じて、転居希望者に提示する転居先案内者を決定し、決定した転居先案内者を転居希望者に提示する機能部である。提示部13は、以下のように転居希望者に提示する転居先案内者を決定し、転居希望者に提示する。
提示部13は、希望者情報取得部12から情報を入力する。また、提示部13は、記憶部11から、転居先案内者に対応付けられている施設を示す情報を転居先案内者毎に読み出す。提示部13は、希望者情報取得部12から入力した希望する転居先を示す情報に基づいて、記憶部11に記憶された転居先案内者から、転居希望者に提示する候補となる転居先案内者を抽出する。提示部13は、転居希望者が希望する転居先を案内できる転居先案内者を転居先案内者として抽出する。例えば、希望する転居先を示す情報が市区町村を示す情報である場合、転居先案内者に対応付けられている施設の住居表示に当該市区町村が含まれている場合、当該転居先案内者を転居希望者に提示する候補となる転居先案内者とする。
また、提示部13は、候補として抽出した転居先案内者について、読み出した施設が、希望者情報取得部12から入力した希望者情報に対応する条件に合致しているか否かを判断する。例えば、希望者情報が上記のように子供の有無を示す情報であった場合、子供有りという希望者情報には、読み出した施設中に子供関連の施設(例えば、学校、保育園及び児童館)があるとの条件が対応している。一方、子供無しという希望者情報には、読み出した施設中に子供関連の施設がないとの条件が対応している。希望者情報に対応する施設の条件は、予め提示部13に記憶されている。
提示部13は、条件に合致している施設に対応して記憶部11に記憶されている転居先案内者を、入力した希望者情報に係る転居希望者に提示する転居先案内者として決定する。提示部13は、決定した転居先案内者を示す情報を転居希望者に提示する。この際、あわせて決定した転居先案内者が案内できる施設を示す情報を転居希望者に提示してもよい。例えば、提示部13は、決定した転居先案内者についての図2に示す記憶部11によって記憶される転居先案内者と施設との対応付けを示す情報を希望者端末20に送信する。あるいは、記憶部11が、案内者端末30から案内に係るルートを示す情報を取得している場合には、提示部13は、当該情報を希望者端末20に送信してもよい。希望者端末20では、これらの転居先案内者に関する情報の表示等の出力が行われる。
なお、提示部13は、条件に合致している施設に対応する転居先案内者を優先的に転居希望者に提示し、それ以外の転居先案内者も転居希望者に提示してもよい。また、上記の例では、1種類の希望者情報(子供の有無を示す情報)に基づいて転居希望者に提示する転居先案内者を決定しているが、複数の種類の希望者情報に基づいて転居希望者に提示する転居先案内者を決定してもよい。
転居先案内者の提示を受けた転居希望者は、提示された転居先案内者の何れかに対して転居先の案内を依頼してもよい。例えば、提示部13からの希望者端末20への転居先案内者に関する情報の送信に対して、転居希望者の希望者端末20に対する操作に応じて希望者端末20が当該情報の送信の応答として、転居支援システム10に当該依頼を示す情報を送信してもよい。複数の転居先案内者が提示された場合には、提示された転居先案内者に関する情報が参照されて、案内を依頼する転居先案内者が選択されてもよい。提示部13は、上記の依頼を受信して、依頼先の転居先案内者の案内者端末30にその旨を通知する。提示部13は、あわせて転居希望者と転居先案内者との上記の対応付けを記憶し、以下に示すように中継部14を介した転居先の案内をできるようにする。
中継部14は、転居先案内者から提供される転居先の画像及び転居先案内者の位置を示す情報を、転居希望者に中継する機能部である。中継部14は、中継に際して、転居先案内者の位置を示す情報を取得して、当該情報に基づいて転居先案内者に対して移動を指示してもよい。
中継部14は、転居先案内者による転居希望者への転居先の案内を実施させる機能部である。転居先案内者の操作に応じて案内者端末30が、転居先の画像として映像を撮像して、その映像及び撮像を行った転居先案内者の位置を示す情報を転居支援システム10に送信する。中継部14は、それらを受信して転居希望者の希望者端末20に送信する。転居希望者は、映像を通じて転居先の施設、街並み、混み具体等を把握することができる。また、転居先案内者の位置の位置は、例えば、希望者端末20において地図上で表示されることができ、転居希望者は、映像の位置を地図上で把握することができる。中継部14による情報の中継は、リアルタイムに行われてもよいし、リアルタイムでなくてもよい。
中継部14は、上記のように提示部13によって対応付けられた転居希望者と転居先案内者との間で案内の中継を行う。中継部14は、転居希望者の希望者端末20と、転居先案内者の案内者端末30との間で案内の中継に先立って案内に関する情報を記憶しておく。例えば、中継部14は、以下のように転居希望者と転居先案内者との間で案内に係る調整を行う。中継部14は、希望者端末20から案内の希望の情報を受信する。案内の希望の情報は、例えば、案内の開始場所(例えば、緯度及び経度)、案内の開始時刻(例えば、日時)及び案内を希望する施設を示す情報を含む。中継部14は、受信した案内の希望の情報を案内者端末30に送信する。中継部14は、当該送信に応じて案内者端末30から案内を応諾する旨の応答を受信すると、案内の希望の情報を含む案内に関する情報を記憶する。
中継部14は、記憶した案内に関する情報によって示される案内の開始時刻から予め設定した時間の前の時刻になると、案内者端末30に自身の位置を示す情報の送信を依頼する。案内者端末30は、当該依頼を受けると自身の位置を測位して、測位によって得られた位置を示す情報(例えば、緯度及び経度)を転居先案内者の位置を示す情報として転居支援システム10に送信する。中継部14は、送信された位置を示す情報を受信して取得する。中継部14は、取得した情報によって示される転居先案内者の位置と、記憶した案内に関する情報によって示される案内の開始場所とに基づいて、転居先案内者に対して開始場所への移動を指示する。例えば、転居先案内者の位置と開始場所との間の距離が、予め設定した閾値より大きければ(例えば、転居先案内者の位置が開始場所にいるとみなせないのであれば)、中継部14は、転居先案内者に対して開始場所への移動を指示する。当該指示は、中継部14から案内者端末30に当該指示を示す情報が送信されることで行われる。案内者端末30では、当該情報が出力されて参照されることで、転居先案内者が、案内の開始場所へ移動する必要があることを把握する。
転居先の案内では、案内者端末30が、撮像を行うと共に自身の位置を測位する。案内者端末30は、撮像によって得られた映像と測位によって得られた位置を示す情報とを転居支援システム10に送信する。中継部14は、それらを受信して希望者端末20に送信する。希望者端末20は、転居支援システム10から送信された映像と位置を示す情報と受信して、上述したように表示等の出力を行う。また、中継部14は、案内者端末30から送信された位置を示す情報に基づいて、案内を希望する施設を案内できているかの消化状況を判定し、判定結果を希望者端末20及び案内者端末30に通知してもよい。以上が、本実施形態に係る転居支援システム10の機能である。
引き続いて、図8、図10及び図11のシーケンス図、並びに図9のフローチャートを用いて、本実施形態に係る転居支援システム10で実行される処理(転居支援システム10が行う動作方法)を説明する。
まず、図8のシーケンス図及び図9のフローチャートを用いて、転居先案内者と当該転居先案内者が案内できる施設とを対応付けて記憶する処理を説明する。本処理では、まず、案内者端末30から、転居支援システム10に転居先案内者を登録するための情報が送信される(S01)。この情報には、上述したように案内者情報(例えば、上述したように住居表示を示す情報)に対応する情報(例えば、駅等の施設を示す情報)が含まれている。転居支援システム10では、記憶部11によって当該情報が受信されて取得される。続いて、記憶部11によって当該情報に基づいて案内者情報が取得される(S02)。続いて、記憶部11によって、取得された案内者情報と予め記憶された施設情報とが比較されて、転居先案内者に対応する施設が決定される。即ち、転居先案内者の紹介可能場所が決定される(S03)。
当該決定の処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。まず、取得された案内者情報が用いられて、予め記憶された施設情報から施設の検索が行われる(S301)。具体的には、上述したように住居表示の一致が判断される。続いて、検索でヒットした施設の数が設定された数に達したかどうかが判断される(S302)。検索でヒットした施設の数が設定された数に達していなかった場合(S302のNO)、検索条件の変更が行われる(S303)。検索条件の変更は、例えば、上述したように住居表示の末尾の文字の置き換え又は削除である。続いて、変更された検索条件によって再度、施設の検索(S301)以降の処理が改めて行われる。
検索でヒットした施設の数が設定された数に達していた場合(S302のYES)、検索でヒットした施設が、転居先案内者に対応する施設、即ち、転居先案内者の紹介可能場所として決定される(S304)。以上が、転居先案内者に対応する施設の決定の処理である。
続いて、図8に戻り、記憶部11によって、転居先案内者と、決定された転居先案内者が案内できる施設とが対応付けられて記憶される(S04)。以上が、転居先案内者と当該転居先案内者が案内できる施設とを対応付けて記憶する処理である。
続いて、図10のシーケンス図を用いて、転居先案内者を転居希望者に提示する処理を説明する。本処理では、まず、希望者端末20から、転居支援システム10に希望者情報が送信される(S11)。希望者情報は、上述したように例えば、転居希望者の家族構成を示す情報である。転居支援システム10では、希望者情報取得部12によって希望者情報が受信されて取得される。続いて、提示部13によって、希望者情報、及び記憶部11によって記憶された施設に応じて、転居希望者に提示する転居先案内者が決定される(S12)。続いて、決定された転居先案内者が、提示部13から希望者端末20に提示される(S13)。
希望者端末20では、転居先案内者に関する情報の出力が行われる。その後、例えば、転居希望者が、提示された転居先案内者の何れかに対して転居先の案内を依頼する場合、希望者端末20からその旨の提示に対する応答が行われる(S14)。転居支援システム10では、提示部13によって、依頼先の転居先案内者の案内者端末30にその旨が通知される(S15)。また、提示部13によって、転居希望者と転居先案内者との対応付けが記憶される(S16)。これによって、以下に続く、転居支援システム10を介した転居先案内者による転居希望者への転居先の案内が可能になる。以上が、転居先案内者を転居希望者に提示する処理である。
続いて、図11のシーケンス図を用いて、転居支援システム10を介した転居先案内者による転居希望者への転居先の案内を行う処理を説明する。本処理では、まず、希望者端末20から転居支援システム10に、案内の希望の情報が送信される(S21)。案内の希望の情報は、上述したように例えば、案内の開始場所、案内の開始時刻及び案内を希望する施設を示す情報を含む。転居支援システム10では、中継部14によって、案内の希望の情報が受信される。続いて、案内の希望の情報が、中継部14から案内者端末30に送信される(S22)。転居先案内者が、案内の希望の情報に示される案内を応諾する場合には、その旨の応答が、案内者端末30から転居支援システム10に送信される(S23)。転居支援システム10では、中継部14によって当該応答が受信され、案内の希望の情報を含む案内に関する情報が記憶される(S24)。
続いて、記憶した案内に関する情報によって示される案内の開始時刻から予め設定した時間の前の時刻になると、中継部14と案内者端末30との間で通知が行われる(S25)。この際、中継部14によって、案内者端末30から送信される位置を示す情報が受信されて、当該情報に基づいて転居先案内者に対して移動が指示される。
続いて、案内者端末30によって、転居先において撮像が行われる共に自身の位置が測位される(S26)。撮像によって得られた映像及び測位によって得られた位置を示す情報は、案内者端末30から転居支援システム10に送信される(S27)。転居支援システム10では、中継部14によってこれらが受信され、希望者端末20に送信される(S28)。希望者端末20では、これらの情報が受信されて表示等の出力が行われる(S29)。実際の案内に係るS26~S29の処理は、案内の間、繰り返し行われる。以上が、転居支援システム10を介した転居先案内者による転居希望者への転居先の案内を行う処理である。
本実施形態では、希望者情報、及び転居先案内者に対応付けられた施設に応じて決定された転居先案内者が転居希望者に提示される。従って、本実施形態によれば、転居希望者に合う施設を案内できる転居先案内者、即ち、適切な転居先案内者を転居希望者に提示することができる。
適切な転居先案内者が転居希望者に提示されることで、例えば、転居希望者に対する転居先の案内を、複数の転居先案内者ではなく、一人の転居先案内者によって行うようにすることができる。これによって、例えば、転居希望者と転居先案内者との交流時間が長くなる。それに応じて転居希望者は転居先案内者から親密性が高い転居先の案内を受けることができ、転居先に関しての有用な情報を取得することができる。また、転居先案内者は、長時間の案内をすることで、例えば、案内に応じた高い報酬を受け取れることができる。
また、本実施形態にように転居支援システム10は、転居先案内者から提供される転居先の画像及び転居先案内者の位置を示す情報を、転居希望者に中継する中継部14を更に備えてもよい。この構成によれば、転居希望者への転居先案内者の提示のみならず、転居先を知るために更に有用な情報を転居希望者に提供することができる。また、中継部14は、情報の中継を行う際に転居先案内者の位置を示す情報を取得して、当該情報に基づいて転居先案内者に対して移動を指示してもよい。この構成によれば、中継部14を介した転居先案内者による転居先の案内を確実かつ適切に行うことができる。但し、転居支援システム10は、中継部14を備えている必要はない。例えば、転居希望者への転居先案内者の提示以降の転居希望者と転居先案内者とのやり取りは、転居支援システム10以外を介して行われてもよい。
また、本実施形態にように記憶部11は、予め施設情報を記憶しておき、転居先案内者に関する案内者情報を取得し、取得された案内者情報と記憶された施設情報とを比較して転居先案内者と施設とを対応付けてもよい。この構成によれば、案内者情報を取得することで転居先案内者と施設とを対応付けることができるため、確実かつ適切に転居先案内者と施設との対応付けを記憶することができる。その結果、確実かつ適切に本発明を実施することができる。
また、本実施形態にように案内者情報としては、位置を示す情報又は案内に係るルートを示す情報を用いることができる。この構成によれば、転居先案内者に対応付ける施設を位置又はルートに応じた適切なものにすることができる。その結果、更に適切な転居先案内者を転居希望者に提示することができる。
また、本実施形態にように転居先案内者と施設とを対応付ける際に、転居先案内者に係る移動手段を示す情報を用いてもよい。この構成によれば、転居先案内者に対応付ける施設を転居先案内者に係る移動手段に応じた適切なものにすることができる。その結果、更に適切な転居先案内者を転居希望者に提示することができる。
但し、転居先案内者と施設との対応付けは、必ずしも上記のように行われる必要はなく、任意の方法で行われてもよい。また、記憶部11による転居先案内者と施設との対応付け自体も行われる必要はなく、転居希望者への転居先案内者の提示が行われる時点で記憶部11に転居先案内者と施設とが対応付けて記憶されていればよい。
また、本実施形態にように希望者情報としては、転居希望者の家族構成を示す情報、例えば、上述した子供の有無を示す情報を用いることができる。この構成によれば、転居希望者の家族構成にあった施設を案内できる転居先案内者、即ち、転居希望者の家族構成に応じた適切な転居先案内者を転居希望者に提示することができる。なお、転居希望者の家族構成を示す情報としては、子供の有無を示す情報以外の情報を用いてもよい。また、希望者情報としては、転居先の施設に関連し得る情報であれば、転居希望者の家族構成を示す情報以外の情報が用いられてもよい。
また、転居希望者と転居先案内者とのマッチングでは、転居先案内者と施設との対応付けだけでなく、転居先案内者に関する任意の情報及びそれに応じた転居希望者に関する情報が用いられて行われてもよい。例えば、転居先案内者及び転居希望者の年齢、性別、家族構成及び趣味等の情報が用いられてマッチングが行われてもよい。マッチングにおけるこれらの情報の利用については、従来の任意のマッチングのシステムと同様に行うことができる。
また、転居支援システム10の機能の一部又は全ては、独立した装置又はシステムに含まれている必要はなく、希望者端末20及び案内者端末30の少なくとも何れかに含まれていてもよい。また、転居支援システム10は、上述した機能が実現されるのであれば、上述した以外の任意の装置構成又はシステム構成で実現されてもよい。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における転居支援システム10は、本開示の情報処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図12は、本開示の一実施の形態に係る転居支援システム10のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の転居支援システム10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。また、本実施形態に係る希望者端末20及び案内者端末30も、ここで説明するハードウェア構成であってもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。転居支援システム10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
転居支援システム10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の転居支援システム10における各機能は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、転居支援システム10における各機能は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る情報処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。転居支援システム10が備える記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、転居支援システム10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。