Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7616660B2 - 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7616660B2 - 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法 - Google Patents

施工計画書作成支援システム、および、その支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7616660B2
JP7616660B2 JP2021190036A JP2021190036A JP7616660B2 JP 7616660 B2 JP7616660 B2 JP 7616660B2 JP 2021190036 A JP2021190036 A JP 2021190036A JP 2021190036 A JP2021190036 A JP 2021190036A JP 7616660 B2 JP7616660 B2 JP 7616660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road surface
data
road
construction
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021190036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023076976A (ja
Inventor
良 岩田
考弘 横山
Original Assignee
アース・クリエイト有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アース・クリエイト有限会社 filed Critical アース・クリエイト有限会社
Priority to JP2021190036A priority Critical patent/JP7616660B2/ja
Publication of JP2023076976A publication Critical patent/JP2023076976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7616660B2 publication Critical patent/JP7616660B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Repair (AREA)

Description

本発明は、道路標示および道路標識を含む交通用表示の施工計画書の作成を支援するための施工計画書作成支援システム、および、その支援方法に関するものである。
横断歩道、止まれ、区画線、のような道路標示を施工するための施工計画書の作成は、初めに、作業者が施工現場において、道路標示を施工する道路の距離や幅員、道路標示を施す位置などを測量する。そして、測量した数値を基に、道路標示などを記載した施工現場の図面を作成した上で、見積書を含む施工計画書を作成していた。
しかしながら、施工現場の測量は、メジャーなどを使用するため、複数の作業者を必要としたり、道路を通行する車両などに注意を払う必要があったりし、手間と時間がかかると共に危険が伴う作業であった。また、手書きにより施工現場の図面を作成しており、ここでも手間と時間がかかっていた。そのため、安全且つ短時間で施工計画書を作成することが可能な施工計画書の作成支援システムが要請されていた。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、道路標示および道路標識を含む交通用表示の施工計画書を安全且つ短時間で作成することが可能な施工計画書作成支援システム、および、その支援方法の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明にかかる施工計画書作成支援システムは、
「道路標示および道路標識を含む交通用表示を施工する道路上または道路の上方を移動しながら一定の時間間隔ごとに路面を撮影して路面画像を取得する路面カメラと、
該路面カメラと一緒に移動し、GPS衛星からの信号を受信して一定の時間間隔ごとにGPS情報を取得するGPSユニットと、
取得した複数の前記路面画像と複数の前記GPS情報とから施工計画書を作成する制御手段と
を具備している施工計画書作成支援システムであり、
前記制御手段は、
取得された複数の前記GPS情報に基づいて、複数の前記路面画像を地図データ上に並べて合成路面画像を生成する画像合成手段と、
前記合成路面画像上に、予め設定されており単価を含む前記交通用表示のアイテムデータを貼り付けることにより、施工データを生成する施工データ生成手段と、
前記施工データに基づいて見積金額を含む見積データを生成する見積データ生成手段と、
前記施工データおよび前記見積データに基づいて施工計画書を作成する書類作成手段と
を備えている」ことを特徴とする。
ここで、施工する交通用表示とは、道路法および道路交通法に定められているものであり、路面に施される道路標示、路面または路肩に立設される看板状の道路標識(本標識および補助標識)、を例示することができる。具体的には、例えば、交通用表示の道路標示としては、センターライン(中央線)や路側帯のような区画線、「40」のような最高速度を示す数字、「止まれ」のような文字、矢印、横断歩道ありを示すひし形の図形、横断歩道、を例示することができる。アイテムデータは、上記の交通用表示をデータ化したものであり、例えば、交通用表示としての道路標示の場合、道路標示の名称、線の幅、線の長さ、図形や文字などの形状および大きさ、単価、などがデータ化されている。
本構成では、例えば、自動車やドローンなどの移動媒体に路面カメラとGPSユニットとを設ける。そして、その移動媒体を、交通用表示を施工する道路上または道路の上方で移動させて複数の路面画像と複数のGPS情報とを取得する。次に、制御手段の画像合成手段より、複数のGPS情報に基づいて、複数の路面画像が並べられて合成される。詳述すると、GPS情報には取得した時の位置情報が含まれているため、その位置情報に基づいて対応する路面画像の撮影位置を特定することができる。従って、GPS情報に基づいて、地図データ上の該当する位置に路面画像を順番に並べることができるため、複数の路面画像を一つの合成路面画像に合成することができる。
続いて、制御手段の施工データ生成手段により、合成路面画像に、様々な種類の交通用表示のアイテムデータを貼り付けて、施工データを生成する。合成路面画像は、施工現場の実際の写真であるため、道路の路面や路肩などの状態を把握し易い。また、合成路面画像は、GPS情報に基づいて合成されているため、道路に対して施工されている既存の交通用表示、側溝や縁石のような既存の構造物、などの位置や大きさなど(道路情報)が地図データよりも正確である。従って、施工データは、貼り付けられているアイテムデータの位置や大きさや長さが、実際に施工する交通用表示の位置や大きさや長さと比例関係になる。そして、施工データは、合成路面画像上、つまり、地図データ上に、アイテムデータ(交通用表示)が貼り付けたものであることから、施工現場の図面として利用することができる。
その後、制御手段の見積データ生成手段により、施工データから見積金額を含む見積データが生成される。そして、制御手段の書類作成手段により、施工データおよび見積データに基づいて施工計画書が作成される。
このように、本構成によれば、交通用表示の施工現場において、路面カメラとGPSユニットとが設けられた移動媒体を道路上または道路の上方で移動させるだけで正確な道路の情報を取得することができるため、従来のように施工現場を測量する必要はなく、道路を通行している車両に注意して作業したり、車両の通行を規制したりする必要はない。従って、作業者の数や作業時間を低減させることが可能であると共に、道路の情報の取得に対する安全性を高めることが可能である。また、合成路面画像に予め設定されたアイテムデータを貼り付けているため、施工現場の図面を簡単に短期間で作成することができる。
また、本構成によれば、施工データにはアイテムデータが含まれており、そのアイテムデータから、実際に施工する交通用表示の種類、数、長さ、大きさ、などが判ると共に、アイテムデータには単価も含まれているため、施工データから施工にかかる見積データ(見積金額)を容易に生成することができ、見積にかかる手間と時間を低減させることができる。このようなことから、交通用表示の施工計画書を安全且つ短時間で作成することができる。
本発明にかかる施工計画書作成支援システムは、上記の構成に加えて、
「前記路面画像は撮影時間に対応付けられていると共に、前記GPS情報は取得時間に対応付けられており、
前記画像合成手段は、
時系列順に並んでいる二つの前記GPS情報のそれぞれの前記取得時間を使用して移動方向と平均移動速度とを算出した上で、二つの前記取得時間の間の前記撮影時間を有する前記路面画像を前記移動方向に応じて回転させると共に、前記撮影時間と前記平均移動速度とにより前記路面画像の撮影位置を算出し、前記地図テータ上における前記撮影位置に回転させた前記路面画像を貼り付け、これを順次繰り返して前記合成路面画像を生成する」
ことを特徴とする。
本構成によれば、隣接して取得された二つのGPS情報の取得時間と、路面画像の撮影時間とから、路面画像の撮影位置を特定するようにしているため、GPS情報の取得時間と路面画像の撮影時間とが異なっている場合や、路面画像の撮影時間間隔とGPS情報の取得時間間隔とが異なっている場合、などでも対応することができる。また、二つのGPS情報により算出された移動方向に応じて路面画像を回転させるようにしているため、施工現場の道路がカーブしていても追従することができ、施工計画書の内容をより正確なものにすることが可能となる。
本発明にかかる施工計画書作成支援方法は、
「道路標示および道路標識を含む交通用表示を施工する道路上または道路の上方を移動しながら一定の時間間隔ごとに路面を撮影して路面画像を取得する路面カメラと、
該路面カメラと一緒に移動し、GPS衛星からの信号を受信して一定の時間間隔ごとにGPS情報を取得するGPSユニットと、
取得した複数の前記路面画像と複数の前記GPS情報とから施工計画書を作成する制御手段と
を具備している施工計画書作成支援システムを使用する施工計画書作成支援方法であり、
前記制御手段は、
取得した複数の前記GPS情報に基づいて、複数の前記路面画像を地図データ上に並べて合成路面画像を生成した上で、
該合成路面画像上に、予め設定されており単価を含む前記交通用表示のアイテムデータを貼り付けることにより施工データを生成すると共に、
該施工データに基づいて見積金額を含む見積データを生成し、
前記施工データおよび前記見積データに基づいて施工計画書を作成する」
ことを特徴とする。
本構成の支援方法によれば、交通用表示を施工するための施工計画書を、従来よりも安全且つ短時間で作成することができる。
以上のように、本発明の効果として、道路標示および道路標識を含む交通用表示の施工計画書を安全且つ短時間で作成することが可能な施工計画書作成支援システム、および、その支援方法を提供することができる。
(a)は本発明の一実施形態である施工計画書作成支援システムにおける路面の撮影から合成路面画像を生成するまでを模式的に示す説明図であり、(b)は路面カメラと道路の幅との関係を示す説明図である。 図1の施工計画書作成支援システムのブロック図である。 路面画像・GPS情報取得用の表示画面である。 合成範囲設定処理のフローチャートである。 合成路面画像生成用の表示画面である。 画像合成処理のフローチャートである。 (a)は路面画像およびGPS情報と時間との関係を模式的に示す説明図であり、(b)は隣接する二つのGPS情報の間の移動軌跡上に含まれる路面画像の撮影位置を模式的に示す説明図であり、(c)は回転させた路面画像を移動軌跡上の撮影位置に貼り付けた状態を模式的に示す説明図である。 (a)施工データを生成するために表示されるエディタツール画面、道路標示作図・編集画面、ナビゲーション画面の三つの画面を示す説明図であり、(b)はナビゲーション画面における別の表示を示す説明図である。 作成された見積書を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態である施工計画書作成支援システムについて、図面を参照して説明する。本実施形態の施工計画書作成支援システムは、交通用表示としての道路標示を施工するための施工計画書の作成を支援するためのものである。
施工計画書作成支援システムは、道路R上を移動する移動媒体としての自動車10と、自動車10にそれぞれ設けられている路面カメラ11、周辺カメラ12、GPSアンテナ13、GPSユニット14、モバイルルーター15、および第一コンピュータ16と、を備えている。また、施工計画書作成支援システムは、データサーバ20と、第二コンピュータ30と、第二コンピュータ30に接続されている入力装置31、表示装置32、および印刷装置33と、を備えている。
自動車10は、図1(a)に示すように、後方へ突出するように屋根上に取付けられている支持ステー10aと、支持ステー10aの上面に取付けられている防水性能を有する収納ケース10bと、を備えている。支持ステー10aには、路面カメラ11、周辺カメラ12、GPSアンテナ13、およびモバイルルーター15が取付けられている。収納ケース10bは、支持ステー10aにおける自動車10の直上の部位に取付けられている。この収納ケース10bには、GPSユニット14、および第一コンピュータ16が収納されている。
路面カメラ11は、デジタルカメラである。路面カメラ11は、支持ステー10aの後端においてレンズを下方へ向けて取付けられており、路面RSを撮影して路面画像21を取得するためのものである。路面カメラ11は、広い方の画角αが自動車10の幅方向を向くように取付けられている。路面カメラ11は、道路における少なくとも車線の幅員Wが撮影できるように、その画角αと路面RSからの高さHと、がそれぞれ設定されている(図1(b)を参照)。なお、路面画像21のデータは、撮影時間を対応させて取得される。
本実施形態の路面カメラ11は、画角αが120度であり、路面RSからの高さHが1930mmの位置に取付けられている。これにより、約6.7mの幅の範囲を撮影することが可能である。また、道路Rの長手方向に対しては約2mの範囲を撮影することが可能である。また、1枚の路面画像21の容量は、約0.05MBである。
周辺カメラ12は、デジタルカメラである。周辺カメラ12は、支持ステー10aの後端においてレンズを後方へ向けて取付けられており、自動車10の後方の周辺を撮影して周辺画像22を取得するためのものである。なお、周辺画像22のデータは、撮影時間を対応させて取得される。
GPSアンテナ13は、複数のGPS衛星1からの信号を受信するためのものであり、支持ステー10aの上面に取付けられている。GPSユニット14は、GPSアンテナ13によって受信された複数のGPS衛星1からの信号に基づいてGPS情報23を取得するためのものである。GPS情報23には、取得時間、日付、経緯度、標高、測位ステータス(受信状態)、使用衛星数、などが含まれている。
モバイルルーター15は、モバイル基地局2(アクセスポイントを含む)からの信号を受信して現在位置としての補助位置情報24を取得するためのものである。補助位置情報24には、取得時間、日付、経緯度、標高、などが含まれている。この補助位置情報24は、GPS情報23の測位ステータスが低い時に、補助として使用することが可能である。
第一コンピュータ16は、本実施形態では、パーソナルコンピュータである。第一コンピュータ16は、中央処理装置と、キーボートおよびタッチパッドからなる入力部16aと、液晶表示ディスプレイからなる表示部16bと、HDDやSSDからなる記憶部16cと、を備えている。第一コンピュータ16は、記憶部16cに記憶された所定のプログラムが実行されることにより、路面カメラ11、周辺カメラ12、GPSユニット14、およびモバイルルーター15を制御することが可能であり、取得した路面画像21、周辺画像22、GPS情報23、および補助位置情報24が、記憶部16cに記憶される。
第一コンピュータ16の記憶部16cに記憶された各種のデータは、モバイルルーター15によるインターネットのような通信ネットワーク、或いは、USBメモリーのような外部ストレージ、などを介してデータサーバ20に記憶される。
データサーバ20は、例えば、インターネットのような通信ネットワークを介して接続可能に設けられている。データサーバ20には、路面画像21、周辺画像22、GPS情報23、および補助位置情報24、が記憶される。また、データサーバ20には、地図データ25、アイテムデータ26、施工データ27、見積データ28、および書類データ29、が記憶される。地図データ25およびアイテムデータ26は、予めデータサーバ20に記憶されているものである。更に、データサーバ20には、後述する合成路面画像40が記憶される。
地図データ25は、詳細は後述する第二コンピュータ30の表示装置32に施工現場の地図を表示させるためのデータであり、所定のメッシュ状に仕切られている緯度および経度に対して、例えば、道路、鉄道、河川、建物、地名、行政上の境界線、などの情報が記載されているデータである。
アイテムデータ26は、道路法および道路交通法に定められている道路標示をデータ化したものである。具体的には、例えば、センターラインや路肩ラインのような「ライン」表示(いわゆる区画線)の場合は、道路標示の名称、W15やW30やW45のような幅の種類(Wの後ろの数字はcmを意味している)、白線や黄線のような線の色、単位長さ当りの単価、が定められている。また、「ライン」以外の、「止まれ」や「40」や「50」のような文字や数字、横断歩道ありを示すひし形の図形、矢印、横断歩道、のような文字や数字などを含む図形の場合は、道路標示の名称、図形のベクタデータ、図形を構成している線の長さ、線の幅、線の色、単位長さ当りの単価、が定められている。なお、図形の場合、図形の種類(道路標示の種類)ごとに1個当たりの単価を定めるようにしても良い。
施工データ27、見積データ28、および書類データ29は、詳細は後述するが、第二コンピュータ30において生成されたデータである。
第二コンピュータ30は、本実施形態では、パーソナルコンピュータであり、中央処理装置と、RAM、HDDやSSDからなる記憶手段30eと、を備えている。第二コンピュータ30は、所定のプログラムを実行することで、以下の機能を発揮する。詳述すると、第二コンピュータ30の記憶手段30eには、複数のGPS情報23に基づいて、複数の路面画像21を地図データ25上に並べて合成路面画像40を生成する画像合成手段30aと、合成路面画像40上にアイテムデータ26を貼り付けることにより施工データ27を生成する施工データ生成手段30bと、施工データ27に基づいて見積金額を含む見積データ28を生成する見積データ生成手段30cと、施工データ27および見積データ28に基づいて施工計画書を作成する書類作成手段30dとして、第二コンピュータ30を機能させるプログラムが記憶されている。
また、第二コンピュータ30の記憶手段30eには、生成された合成路面画像40や施工データ27などが、データベース化されて記憶される。本実施形態の第二コンピュータ30は、本発明の制御手段に相当している。
入力装置31は、キーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスにより構成されている。表示装置32は、液晶表示ディスプレイなどのモニタである。印刷装置33は、インクジェットプリンタまたはレーザープリンタにより構成されている。
次に、上記の支援システムを使用した道路標示の施工計画書を作成する支援方法について説明する。まず、道路標示を施工する予定の現場(以下では、単に施工現場と称する)における路面画像21およびGPS情報23などの取得について説明する。初めに、自動車10の屋根上に取付けられている収納ケース10bを開き、第一コンピュータ16を起動させる。その後、路面画像21などを撮影するためのプログラムを実行させると、第一コンピュータ16の表示部16bに、図3に示すような路面画像・GPS情報取得画面が表示される。この際に、当該画面内において、路面カメラ11の映像と、周辺カメラ12の映像とが表示される。そして、入力部16aを使用して施工現場名、記録者名、カメラ位置補正、を入力する。なお、路面RSから路面カメラ11までの高さH、路面カメラ11の画角α、なども入力できるようにしても良い。
ここで、カメラ位置補正は、GPSアンテナ13から路面カメラ11までの距離である。これは、取得したGPS情報23に含まれる位置情報は、GPSアンテナ13の位置であり、路面カメラ11の位置ではないため、路面カメラ11までの距離を入力することにより、GPS情報23の位置情報を路面カメラ11の位置に補正するようにしている。なお、路面カメラ11とGPSアンテナ13との位置が固定されているような場合は、カメラ位置補正の値が予め入力されているようにしても良い。
本実施形態では、図示は省略するが、路面カメラ11により路面画像21を撮影する一定の時間間隔(第一時間)や、GPSユニット14によりGPS情報23を取得する一定の時間間隔(第二時間)を設定することが可能である。第一時間は、40ms~200msの範囲内とすることが望ましい。その理由は、第一時間が上記の範囲よりも短いと、路面画像21の枚数が相対的に多くなることで合成路面画像40のデータ容量が大きくなりすぎてしまうためであり、第一時間が上記の範囲よりも長いと、自動車10の走行速度によっては複数の路面画像21を合成する際に、隣接する路面画像21同士が重ならずに隙間が開いてしまい合成路面画像40が不完全なものとなるためである。
一方、第二時間は、200ms~500msの範囲内とすることが望ましい。その理由は、第二時間が上記の範囲よりも短いと、GPS情報23の精度誤差の影響により同じ位置情報が取得されてしまう恐れがあるためであり、第二時間が上記の範囲よりも長いと、道路Rのカーブなどの形状に対する再現性が低くなり、実際に近い形の合成路面画像40を生成することができなくなるためである。
なお、本実施形態では、第一時間が100ms、第二時間が250ms、にそれぞれ予め設定されている。また、本実施形態では、周辺カメラ12により周辺画像22を撮影する間隔を、路面カメラ11と同じ第一時間の間隔としているが、路面カメラ11とは別にその撮影時間間隔を設定できるようにしても良い。
施工現場名などを入力したら、GPS測位状態(測位ステータス)の部位において受信レベルが良好であることを確認した上で、「記録開始」ボタンをクリックして記録を開始させる。なお、「記録開始」ボタンをクリックすると、ボタンの表示が「記録停止」に切り替わる。そして、収納ケース10bを閉じて、自動車10を施工現場の道路R上を走行させる。この際に、施工現場よりも外側から施工現場を越えた位置まで自動車10を走行させる。
これにより、道路R上を移動しながら路面カメラ11により撮影された路面画像21と周辺カメラ12により撮影された周辺画像22とを記憶させることができると共に、GPSユニット14により取得されたGPS情報23を記憶させることができる。なお、道路Rの幅が路面カメラ11の画角αの範囲よりも広い場合は、自動車10を往復させたり、異なる車線を走行させたりする。
自動車10の走行が完了したら、収納ケース10bを開き、第一コンピュータ16の表示部16bに表示されている「記録停止」ボタンをクリックして、路面画像21などの記録を停止させる。これにより、第一コンピュータ16の記憶部16cには、施工現場名を名称とした施工現場フォルダ内に、記録された路面画像21、周辺画像22、およびGPS情報23が格納された状態となる。この施工現場フォルダ内には、設定された第一時間や第二時間、入力された記録者名やカメラ位置補正、なども格納される。その後、モバイルルーター15によりデータサーバ20に接続し、記録された路面画像21などを施工現場フォルダごと、通信ネットワークを介してデータサーバ20に送信して記憶させる。
続いて、画像合成手段30aによる合成路面画像40の生成について説明する。第二コンピュータ30において、施工計画書を作成するためのプログラムを実行させると、図5に示すような合成路面画像生成画面が表示装置32に表示され、合成範囲設定処理(図4を参照)が実行される。この合成範囲設定処理では、初めに、「施工現場フォルダ選択」と表記されている部位の右方の「選択」ボタンをクリックして、施工現場フォルダを選択する(ステップS101)。詳述すると、「選択」ボタンをクリックすると、データサーバ20に記憶されている施工現場フォルダの一覧が表示されるため、その一覧の中から所望の施工現場フォルダをクリックして選択する。
施工現場フォルダが選択されると、該当する施工現場フォルダをデータサーバ20から読み込んで記憶手段30eに記憶させると共に、施工現場周辺の地図データ25をデータサーバ20から抽出して記憶手段30eに記憶させる。以下では、記憶手段30eに記憶された施工現場フォルダのデータや地図データ25を使用して各種の処理が実行される。データサーバ20から抽出された地図データ25は、画面の中央部分に施工現場の地図として表示される(ステップS102)。この際に、施工現場名も表示される。また、施工現場フォルダに格納されている複数のGPS情報23により、自動車10が走行した軌跡が地図上に表示される(図5では破線で示している)。
なお、ここで表示される施工現場周辺の地図データ25は、施工現場よりも広い範囲であり、例えば、施工現場フォルダに格納されている複数のGPS情報23を基に、緯度・経度それぞれの最小値と最大値に対して、所定の緯度・経度をプラスした範囲の地図データ25をデータサーバ20から抽出している。
この合成路面画像生成画面では、図示は省略するが、表示した地図の縮尺(スケール)が表示される他に、選択した施工現場フォルダに格納されている記録者名、第一時間、第二時間、なども表示される。また、合成路面画像生成画面では、画像の合成を行った者である合成者名、カメラ角度補正、などを入力することが可能である。
ここで、カメラ角度補正とは、路面RSを撮影する路面カメラ11のレンズ方向と垂直方向との間の角度のことである。詳述すると、路面カメラ11のレンズ方向を下方へ垂直に向けることが望ましいが、その場合、撮影範囲に自動車10が入って路面RSの撮影範囲が狭くなることがあるため、路面RSが広く入るように路面カメラ11のレンズ方向を傾けて路面RSを撮影することとなる。このように傾けて撮影された路面画像21は、路面RSが歪んで写っているため、路面カメラ11を傾けた角度(カメラ角度補正)により路面画像21を矯正して使用する。
そして、複数の路面画像21を合成したい合成範囲(道路標示を施工する施工範囲)を、入力装置31としてのマウスを使用して矩形(図5において太線の枠で示す部位)で囲むことにより選択する(ステップS103)。なお、合成範囲の選択としては、矩形で囲む他に、始点をクリックした後に終点をクリックすることにより合成範囲を選択できるようにしても良い。
合成範囲を選択すると、その範囲内に含まれている路面画像21のそれぞれの容量を積算して合成される合成路面画像40の容量が算出される(ステップS104)。そして、算出された容量が、所定値(例えば、1GB)をオーバーしているか否かを判定する(ステップS105)。容量が所定値をオーバーしている場合は(ステップS105においてYES)、その旨を表示すると共にマウスにより描かれた矩形状を消去し、ふたたび合成範囲を選択させる(ステップS103へ戻る)。一方、容量が所定値をオーバーしていない場合は(ステップS105においてNO)、「合成開始」ボタンをクリックするように促し、「合成開始」ボタンがクリック(押下)される(ステップS106)と、合成範囲設定処理が終了して次の画像合成処理が開始される。
画像合成処理は、図6に示すように、まず、設定された合成範囲内の複数のGPS情報23を取得する(ステップS201)。そして、取得した複数のGPS情報23の中から最も早い取得時間を有するGPS情報23(以下では、第一のGPS情報23と称する)を合成範囲間ループの開始点にセットする(ステップS202)。また、最も遅い取得時間を有するGPS情報23(以下では、第nのGPS情報23と称する。)を合成範囲間ループの終了点(ステップS210)にセットする。
複数のGPS情報23は、図7(a)に示すように、時間軸に対して一定の第二時間の間隔で並んでいる。複数の路面画像21もまた、時間軸に対して一定の第一時間の間隔で並んでいる。本実施形態では、第一時間と第二時間とが異なっており、取得時間が隣接している二つのGPS情報23の間に、複数の路面画像21が存在している。
そして、次の合成範囲間ループ(ステップS203~ステップS210)では、まず、取得時間が隣接している二つのGPS情報23から、方位(進行方向の角度)、距離、速度を算出する(ステップS204)。詳述すると、例えば、第一のGPS情報23と、その次の取得時間を有する第二のGPS情報23との二つのGPS情報23のそれぞれの経緯度などから、基準方向に対する進行方向の角度β1を算出する。続いて、第一のGPS情報23と第二のGPS情報23のそれぞれの経緯度から、それらの間の距離を、例えばヒュベニの公式を使用して算出する。そして、算出された距離と、第一のGPS情報23と第二のGPS情報23との間の時間差とから、それらの間の平均移動速度v1を算出する(図7(b)を参照)。これにより、自動車10の移動軌跡が求められる。
なお、GPS情報23に含まれている測位ステータスが低い場合、モバイルルーター15による補助位置情報24を使用して、進行方向の角度や速度を算出するようにしても良い。
次に、二つのGPS情報23の間の撮影時間に対応付けられた路面画像21を抽出し(ステップS205)、処理範囲間ループ(ステップS206~ステップS209)へ進む。本実施形態では、複数の路面画像21が抽出される。そして、抽出された複数の路面画像21の枚数が、処理範囲として処理範囲間ループの開始点(ステップS206)と終了点(ステップS209)にそれぞれセットされる。
処理範囲間ループでは、抽出された路面画像21の撮影位置を上述したようにGPS情報23に基づいて一つずつ算出(ステップS207)した上で、算出した撮影位置を記憶手段30eに記憶(ステップS208)し、次の路面画像21に移る。具体的には、ステップS204において算出された方位および平均移動速度と、路面画像21に含まれている撮影時間と、から移動軌跡上における撮影位置を算出する。そして、方位(進行方向の角度)と撮影位置とを路面画像21と関連付けて画像編集データとして記憶手段30eに記憶する。これを、抽出された路面画像21の枚数分繰り返す。
処理範囲間ループが終了したら、次のGPS情報23を取得し、そのGPS情報23が合成範囲内であれば、上記の合成範囲間ループ内の処理を繰り返す(ステップS210)。具体的には、例えば、次のGPS情報23が第三のGPS情報23の場合、第二のGPS情報23と第三のGPS情報23とで、進行方向の角度β2と平均移動速度v2とを算出した上で、第二のGPS情報23と第三のGPS情報23との間の路面画像21に対する撮影位置を算出し、画像編集データを記憶させる。
そして、合成範囲間ループが終了したら、第二コンピュータ30の記憶手段30eまたはRAM(図示は省略)において複数の路面画像21を合成するための作業領域を確保する(ステップS211)。その後、画像貼り付けループ(ステップS212~ステップS215)として、終了点に合成範囲内の路面画像21の枚数をセットして画像貼り付けループを開始する。
画像貼り付けループでは、初めに1枚目の路面画像21を抽出(ステップS213)した上で、その路面画像21と関連付けられている画像編集データに基づいて、路面画像21を回転させると共に、作業領域の該当位置に貼り付ける(ステップS214)。これを、合成範囲内にある路面画像21の枚数分繰り返す(ステップS215)。
具体的には、図7(c)に示すように、例えば、第一のGPS情報23と第二のGPS情報23との間の1枚目から3枚目の路面画像21に対しては、対応しているそれぞれの画像編集データに含まれている方位(進行方向の角度)が、同じ角度β1であるため、それぞれの路面画像21を角度β1で回転させる。この際に、カメラ角度補正に入力された値(路面カメラ11を傾けた角度)により、路面画像21の歪を矯正するようにしても良い。そして、画像編集データに含まれている撮影位置により、路面画像21の中心を作業領域内の仮想座標上(仮想の移動軌跡上)の該当位置に移動させ、当該位置に路面画像21を貼り付ける。これを順番に繰り返すことにより、複数の路面画像21が並べられた状態となる。なお、図7(c)では、判り易くするために、並べられている路面画像21に対して交互に網掛けを施している。
画像貼り付けループが終了したら、作業領域に貼り付けられた複数の路面画像21を合成路面画像40として出力(ステップS216)し、その合成路面画像40を表示(ステップS217)して画像合成処理が終了する。合成された合成路面画像40は、施工現場フォルダに格納され、記憶手段30eやデータサーバ20に記憶される。
なお、複数の路面画像21の合成中は、合成路面画像生成画面の下部に、画像合成処理の進捗状況がバー表示される。また、「合成開始」ボタンをクリックして画像合成処理が開始されると、その表示が「合成中止」の表示に切り替わり(図示は省略)、当該ボタンをクリックすると画像合成処理を中止することができる。
続いて、施工データ生成手段30bによる施工データ27の生成について説明する。まず、図示しないメニューバーにおいて「道路標示作図・編集」を選択すると、図8(a)に示すような、施工データ27を生成するための三つの画面が表示装置32に表示される。三つの画面は、左からエディタツール画面、道路標示作図・編集画面、ナビゲーション画面である。まず、中央に表示されている道路標示作図・編集画面内の左上に表記されている「施工現場フォルダ選択」の横の「選択」ボタンをクリックして、施工データ27を生成する施工現場フォルダを選択する。
施工現場フォルダが選択されると、該当する施工現場フォルダと施工現場周辺の地図データ25とがデータサーバ20から読み込まれて、施工現場フォルダ内の合成路面画像40が道路標示作図・編集画面に表示される。読み込まれた施工現場フォルダと地図データ25は、記憶手段30eに記憶され、後述する「保存」ボタンがクリックされるまでは記憶手段30eに記憶されたデータが使用される。
なお、図示は省略するが、表示されている合成路面画像40は、所定のレイヤーに存在しており、合成路面画像40のレイヤーの後には地図データ25のレイヤーが存在している。従って、施工現場フォルダ内に合成路面画像40が存在していない場合には、地図データ25による地図が表示される。また、道路標示作図・編集画面では、合成路面画像40の表示/非表示を切り替えることが可能である。
この道路標示作図・編集画面では、表示されている合成路面画像40を任意に拡大・縮小して表示させることができると共に、拡大表示させた時の表示範囲を移動させることができる。例えば、合成路面画像40上にマウスポインタを移動させた状態で、マウスホイールを回転させることで合成路面画像40を拡大・縮小表示させ、クリックしたままマウスを移動させることで表示範囲を移動させるようにしても良い。
また、施工現場フォルダを選択すると、ナビゲーション画面のナビゲーションタブに、合成路面画像40が表示される。このナビゲーション画面は、ナビゲーション、周辺地図、周辺画像、の三つのタブを有しており、起動時はナビゲーションタブが表示される。ナビゲーションタブと周辺地図タブでは、施工現場の全体が表示され、道路標示作図・編集画面において拡大表示させると、その表示範囲を示す矩形の枠線が表示される。また、周辺画像タブでは、道路標示作図・編集画面に表示されている施工現場の道路上おいてマウスでクリックした部位に近い周辺画像22が表示される。
そして、道路標示を合成路面画像40に貼り付けて施工データを生成する場合、貼り付けたい所望の道路標示をエディタツール画面から選択する。なお、エディタツール画面に所望の道路標示が表示されていない場合は、当該画面の下部に表示されている「前」ボタンまたは「次」ボタンをクリックすると、別の道路標示が表示される。また、エディタツール画面では、道路標示の一つである「ライン」(センターライン、路肩ライン)の色を選択することが可能である。
道路標示の貼り付けは、エディタツール画面に表示されている所望の道路標示を、マウスでクリックして選択する。次に、道路標示が「ライン」である場合、道路標示作図・編集画面に表示されている合成路面画像40上において、貼り付けたい位置の始点にマウスポインタを移動させて右クリックした後に、マウスポインタを終点に移動させて右クリックする。また、道路標示が「止まれ」の文字、進行可能な方向を示す矢印、横断歩道などである場合、これらの道路標示を表示させる基準位置にマウスポインタを位置させて右クリックする。なお、図示しない「曲線」のラジオボタンを押した状態にすると、マウスにより道路Rのカーブに合わせてベジェ曲線やスプライン曲線の通過点を指定することができ、道路Rのカーブに沿った曲線の「ライン」を貼り付けることも可能である。
上記のように操作することで、表示されている合成路面画像40の縮尺に合わせた大きさの道路標示画像が、合成路面画像40よりも前のレイヤーに貼り付けられる。また、貼り付けられた道路標示画像の近傍には、道路標示の名称や長さなどが記載されたテキストボックスが表示される(図示は省略)。なお、道路標示画像をエディタツール画面から道路標示作図・編集画面へ、ドラッグ&ドロップにより貼り付けられるようにしても良い。
そして、貼り付けられた道路標示画像は、その道路標示画像をクリックすることで、その向きや長さ、位置などを自由に変更したり、削除したりすることができる。道路標示画像が貼り付けられる合成路面画像40は、実際の施工現場の写真であると共に、上述したように自由に拡大縮小させることができるため、道路標示画像を所望の位置に正確に貼り付けることが可能である。例えば、合成路面画像40に既存の道路標示が写っている場合、その既存の道路標示を目安にすることで所望の位置に道路標示画像を容易に貼り付けることができる。
なお、エディタツール画面の下部の「UNDO」ボタンをクリックすると、直前に貼り付けた道路標示画像が削除される。また、エディタツール画面の下部の「選択解除」ボタンをクリックすると、選択されている道路標示の選択が解除される。
このようにして、合成路面画像40上に道路標示画像を貼り付けることで、アイテムデータ26が合成路面画像40および地図データ25と関連付けられ、合成路面画像40上にアイテムデータ26が貼り付けられた施工データ27が生成される。そして、合成路面画像40上への道路標示画像の貼り付けが終了したら、道路標示作図・編集画面の「保存」ボタンをクリックすることで、施工データ27が該当する施工現場フォルダに格納されると共に、記憶手段30eやデータサーバ20に記憶される。
なお、道路標示作図・編集画面では、道路標示画像が、合成路面画像40とは異なるレイヤーに貼り付けられているため、合成路面画像40を非表示にすると、地図データ25の地図上に道路標示画像が表示された状態となり、施工現場の図面として使用することが可能となる。
続いて、見積データ生成手段30cによる見積データ28の生成について説明する。図示は省略するが、メニューバーにおいて「見積作成」を選択すると、施工現場フォルダを選択するための画面が表示装置32に表示されるため、見積を作成したい施工現場フォルダを選択する。この際に、施工現場フォルダ内に施工データ27があれば、データサーバ20から該当する施工データ27を抽出する。一方、選択した施工現場フォルダ内に施工データ27がなければ、その旨を表示して施工データ27の生成を促す。
抽出された施工データ27に含まれているアイテムデータ26から、道路標示の名称ごとに長さ(数量)を算出した上で、単価に基づいて金額を算出し、更に、小計、諸費税、合計、のような見積金額を算出する。道路標示の長さの算出は、例えば、直線であれば、始点と終点を特定して算出し、曲線であれば、その曲線を通るベジェ曲線やスプライン曲線の長さを算出する数式(プログラム内やデータベース20に記憶されている)に基づいて算出したり、曲線を短い直線が連なっているものとして算出したりする。これにより、見積データ28が生成される。そして、生成された見積データ28を、施工現場フォルダに格納すると共に、データサーバ20に記憶させる。なお、見積データ28を生成する際に、見積書の提出先や工事名などを入力できるようにしても良い。
次に、書類作成手段30dによる書類データ29の生成について説明する。図示は省略するが、メニューバーにおいて「書類作成」を選択すると、施工現場フォルダを選択するための画面が表示装置32に表示されるため、施工計画書を作成したい施工現場フォルダを選択する。この際に、施工現場フォルダ内に施工データ27および見積データ28があれば、データサーバ20から該当する施工データ27および見積データ28を抽出する。一方、選択した施工現場フォルダ内に施工データ27や見積データ28がなければ、その旨を表示して施工データ27や見積データ28の生成を促す。なお、見積データ28のみがない場合は、施工データ27から見積データ28を算出するようにしても良い。
そして、抽出した施工データ27および見積データ28から施工計画書を作成する。具体的には、施工データ27に含まれている地図データ25およびアイテムデータ26から施工現場の図面を作成し、見積データ28から図9に示すような見積書を作成する。作成された施工現場の図面と見積書は、施工計画書に纏められてプレビュー画像として表示装置32に表示される。この際に、施工計画書に対して不足事項や注釈などを入力したり、当該施工現場の周辺画像22を挿入したりすることが可能である。そして、図示しない「保存」ボタンをクリックすると、作成された施工計画書が書類データ29として施工現場フォルダに格納された上で、データサーバ20に記憶される。
その後、作成された書類データ29を印刷装置33により印刷することで、施工計画書の作成が完了する。なお、本実施形態では、施工現場の図面、見積書、を別々に印刷することも可能である。
このように、本実施形態によれば、道路標示の施工現場において、路面カメラ11とGPSユニット14とが設けられた自動車10を道路R上で移動させるだけで正確な道路の情報を取得することができるため、従来のように施工現場を測量する必要はなく、道路Rを通行している車両に注意して作業したり、車両の通行を規制したりする必要はない。従って、作業者の数や作業時間を低減させることが可能であると共に、道路Rの情報の取得に対する安全性を高めることが可能である。また、合成路面画像40に予め設定されたアイテムデータ26を貼り付けているため、施工現場の図面を簡単に短期間で作成することができる。
また、本実施形態によれば、施工データ27にはアイテムデータ26が含まれており、そのアイテムデータ26から、実際に施工する道路標示の種類、数、長さ、大きさ、などが判ると共に、アイテムデータ26には単価も含まれているため、施工データ27から施工にかかる見積データ28(見積金額)を容易に生成することができ、見積にかかる手間と時間を低減させることができる。このようなことから、道路標示の施工計画書を安全且つ短時間で作成することができる。
更に、本実施形態によれば、合成路面画像40が施工現場を撮影したものであるため、合成路面画像40を見ることで、施工現場の道路Rにおける路面や路肩などの詳細な状態を確認することが可能となる。これにより、施工の際の留意点などを検討することが可能となり、より詳細な施工計画書を作成することが可能となる。
また、本実施形態によれば、隣接して取得された二つのGPS情報23の取得時間と、路面画像21の撮影時間とから、路面画像21の撮影位置を特定するようにしているため、GPS情報23の取得時間と路面画像21の撮影時間とが異なっている場合や、路面画像21の撮影時間間隔とGPS情報23の取得時間間隔とが異なっている場合、などでも対応することができる。また、二つのGPS情報23により算出された移動方向に応じて路面画像21を回転させるようにしているため、施工現場の道路Rがカーブしていても追従することができ、施工計画書の内容をより正確なものにすることが可能となる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良および設計の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、路面カメラ11やGPSユニット14などを自動車10に設けたものを示したが、これに限定するものではなく、自動車に牽引される車両、自転車、自律走行するロボット装置、ヘリコプター型を含む無人飛行するドローン、などに設けても良い。
また、上記の実施形態では、交通用表示としての道路標示の施工計画書を作成するものを示したが、これに限定するものではなく、看板状の道路標識の施工計画書を作成するようにしても良い。例えば、路面画像21(合成路面画像40)は、路面RSを撮影することから、路面RSに加えて路肩の一部も写っているため、路面RSや路肩に設けられている道路標識の根元が写っており、合成路面画像40から道路標識の位置(座標)が判る。そして、その道路標識の位置に、道路標識のデータが追加されたアイテムデータ26の道路標識画像を貼り付けることにより、施工データ27を生成することができる。この際に、路面画像21と一緒に撮影された周辺画像22を利用することで、道路Rに設けられている道路標識の種類を判別できる。従って、道路標示の施工計画書の他に、道路標識の施工計画書や、道路標示および道路標識を含む交通用表示の施工計画書を容易に作成することができる。
1 GPS衛星
10 自動車
11 路面カメラ
12 周辺カメラ
13 GPSアンテナ
14 GPSユニット
16 第一コンピュータ
20 データサーバ
21 路面画像
22 周辺画像
23 GPS情報
24 補助位置情報
25 地図データ
26 アイテムデータ
27 施工データ
28 見積データ
29 書類データ
30 第二コンピュータ
30a 画像合成手段
30b 施工データ生成手段
30c 見積データ生成手段
30d 書類データ生成手段
30e 記憶手段
31 入力装置
32 表示装置
33 印刷装置
40 合成路面画像
R 道路
RS 路面

Claims (3)

  1. 道路標示および道路標識を含む交通用表示を施工する道路上または道路の上方を移動しながら一定の時間間隔ごとに路面を撮影して路面画像を取得する路面カメラと、
    該路面カメラと一緒に移動し、GPS衛星からの信号を受信して一定の時間間隔ごとにGPS情報を取得するGPSユニットと、
    取得した複数の前記路面画像と複数の前記GPS情報とから施工計画書を作成する制御手段と
    を具備している施工計画書作成支援システムであり、
    前記制御手段は、
    取得された複数の前記GPS情報に基づいて、複数の前記路面画像を地図データ上に並べて合成路面画像を生成する画像合成手段と、
    前記合成路面画像上に、予め設定されており単価を含む前記交通用表示のアイテムデータを貼り付けることにより、施工データを生成する施工データ生成手段と、
    前記施工データに基づいて見積金額を含む見積データを生成する見積データ生成手段と、
    前記施工データおよび前記見積データに基づいて施工計画書を作成する書類作成手段と
    を備えていることを特徴とする施工計画書作成支援システム。
  2. 前記路面画像は撮影時間に対応付けられていると共に、前記GPS情報は取得時間に対応付けられており、
    前記画像合成手段は、
    時系列順に並んでいる二つの前記GPS情報のそれぞれの前記取得時間を使用して移動方向と平均移動速度とを算出した上で、二つの前記取得時間の間の前記撮影時間を有する前記路面画像を前記移動方向に応じて回転させると共に、前記撮影時間と前記平均移動速度とにより前記路面画像の撮影位置を算出し、前記地図テータ上における前記撮影位置に回転させた前記路面画像を貼り付け、これを順次繰り返して前記合成路面画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の施工計画書作成支援システム。
  3. 道路標示および道路標識を含む交通用表示を施工する道路上または道路の上方を移動しながら一定の時間間隔ごとに路面を撮影して路面画像を取得する路面カメラと、
    該路面カメラと一緒に移動し、GPS衛星からの信号を受信して一定の時間間隔ごとにGPS情報を取得するGPSユニットと、
    取得した複数の前記路面画像と複数の前記GPS情報とから施工計画書を作成する制御手段と
    を具備している施工計画書作成支援システムを使用する施工計画書作成支援方法であり、
    前記制御手段は、
    取得した複数の前記GPS情報に基づいて、複数の前記路面画像を地図データ上に並べて合成路面画像を生成した上で、
    該合成路面画像上に、予め設定されており単価を含む前記交通用表示のアイテムデータを貼り付けることにより施工データを生成すると共に、
    該施工データに基づいて見積金額を含む見積データを生成し、
    前記施工データおよび前記見積データに基づいて施工計画書を作成する
    ことを特徴とする施工計画書作成支援方法。
JP2021190036A 2021-11-24 2021-11-24 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法 Active JP7616660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021190036A JP7616660B2 (ja) 2021-11-24 2021-11-24 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021190036A JP7616660B2 (ja) 2021-11-24 2021-11-24 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023076976A JP2023076976A (ja) 2023-06-05
JP7616660B2 true JP7616660B2 (ja) 2025-01-17

Family

ID=86610164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021190036A Active JP7616660B2 (ja) 2021-11-24 2021-11-24 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7616660B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2025178802A (ja) * 2024-05-27 2025-12-09 T.A.G株式会社 路面標示の施工支援装置及び路面標示の施工支援方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003193439A (ja) 2001-12-28 2003-07-09 Atomix Co Ltd 交通安全施設管理システム
JP2005121050A (ja) 2003-10-14 2005-05-12 Nippon Steel Corp パイプライン敷設ルートの映像収録システム
JP2014211710A (ja) 2013-04-17 2014-11-13 株式会社Lixil 見積もり支援装置、情報処理装置および見積もり支援方法
JP2017182612A (ja) 2016-03-31 2017-10-05 倉敷紡績株式会社 画像配置方法及び画像配置用コンピュータプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003193439A (ja) 2001-12-28 2003-07-09 Atomix Co Ltd 交通安全施設管理システム
JP2005121050A (ja) 2003-10-14 2005-05-12 Nippon Steel Corp パイプライン敷設ルートの映像収録システム
JP2014211710A (ja) 2013-04-17 2014-11-13 株式会社Lixil 見積もり支援装置、情報処理装置および見積もり支援方法
JP2017182612A (ja) 2016-03-31 2017-10-05 倉敷紡績株式会社 画像配置方法及び画像配置用コンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023076976A (ja) 2023-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Carrera-Hernández et al. Is UAV-SfM surveying ready to replace traditional surveying techniques?
US8351704B2 (en) Method of capturing linear features along a reference-line across a surface for use in a map database
US8315456B2 (en) Methods and apparatus for auditing signage
CN111540048A (zh) 一种基于空地融合的精细化实景三维建模方法
CN101523157A (zh) 用于产生正射纠正瓦片的方法和设备
CN106227843A (zh) 一种地质灾害野外调查信息采集系统及方法
JP7616660B2 (ja) 施工計画書作成支援システム、および、その支援方法
CN107291820B (zh) 一种基于全景影像的界桩信息管理方法
JP4712202B2 (ja) 土地区画図等の測量図面作成システム
CN202057328U (zh) 基于双目视觉的车载式无标尺交通事故现场快速勘查系统
Iheaturu et al. Combining Google Earth historical imagery and UAV photogrammetry for urban development analysis
JPH10281728A (ja) 画像データ処理装置及び撮影装置
JP5814497B2 (ja) 地図・手書き情報入力・活用システム、方法およびそのプログラム
Brown et al. High-resolution (centimetre-scale) GPS/GIS-based 3D mapping and spatial analysis of in situ fossils in two horned-dinosaur bonebeds in the Dinosaur Park Formation (Upper Cretaceous) at Dinosaur Provincial Park, Alberta, Canada
Reeder et al. Implementation manual—3D engineered models for highway construction: The Iowa experience
TW201229459A (en) Navigation method with increased accuracy
JP2001140257A (ja) 造成計画設計支援システム及び記録媒体
CN113514037A (zh) 基于便携无人机摄影筛查的岩体露头测量方法
JP5467124B2 (ja) 移動する対象物が静止している場所を場所と時刻からなる各サイティングの記録から選択する方法及び各サイティングの記録に従ってルート計画システム内でルート計画パラメータを較正する方法
JP7667395B2 (ja) 構造物調査支援システム、構造物調査支援方法及びプログラム
RU2616103C2 (ru) Способ автоматизированного составления схемы дорожно-транспортного происшествия с использованием системы глобального позиционирования и фотокамеры
Rowe et al. A remote sensing strategy for measuring logging road system length from small-format aerial photography
Fellas et al. Comparing the methods of terrestrial laser scanning and photogrammetry for the geometric documentation of stone bridges through the case study of Tzelefos bridge
JP7280028B2 (ja) 地図画像投影装置及びプログラム
Reeder et al. 3D engineered models for highway construction: the Iowa experience.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20241001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20241210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20241223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7616660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150