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JP7623158B2 - コンソールボックス - Google Patents
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JP7623158B2 - コンソールボックス - Google Patents

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Description

本発明は、コンソールボックスの蓋部を閉める際に発生する音を吸音し、低減すると共に、蓋部を開けた際の美観を保つコンソールボックスに関する。
下記特許文献1には、従来のコンソールボックスの吸音構造であり、ヘルムホルツ型吸音構造が、コンソールボックスの上部に設置されたコンソールアームレストに設けられることが開示されている。
具体的には、コンソールアームレストは、アッパ部材とロア部材とを備え、アッパ部材の上面にはクッション材が配設される。そして、アッパ部材とロア部材との間には、シール材を介して閉塞空間が形成され、該閉塞空間のアッパ部材には、閉塞空間を外部に連ねる通気穴が形成される。尚、該通気穴は、クッション材を介して外部に連ねる構造となっている。
下記特許文献2には、従来の吸音性等を高める自動車用内装材であり、吸音性等を高める自動車用内装材が、自動車のコンソールボックスに用いられることが開示されている。
具体的には、自動車用内装材は、起立状態のループパイルを有する生地を用いた芯材と、芯材の表裏面側に接合された補強用面材と、表皮材及び裏材を含んで構成される。そして、上記芯材の内部にループパイルによる空隙が多くできることで、吸音性に優れることが開示されている。
特開2018-30414号公報 特開2007-190978号公報
上述したように、特許文献1に開示するヘルムホルツ型吸音構造が、コンソールアームレストに設けられることで、エンジン音等の低周波数の騒音を吸音し、騒音の低減を図ることが出来る。
しかしながら、上記構造では、ロア部材がコンソールボックスの収納空間を遮蔽する構造となるため、コンソールボックスが、太鼓構造と同様な状態となる。その結果、特に、コンソールアームレストを閉めた際に発生する音が、上記太鼓構造により共鳴し、増幅されることで、コンソールアームレストを閉める際の音を低減し難く、ユーザにとって耳障りになるという課題がある。
また、特許文献2に開示する自動車用内装材では、コンソールボックスに対してどのように配設されるかが開示されていない。また、コンソールボックス自体の吸音構造も具体的に開示されてない。そのため、コンソールアームレストを閉めた際に発生する音を十分に吸音し、低減出来るか、否かが不明である。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、コンソールボックスの蓋部を閉める際に発生する音を吸音し、低減すると共に、蓋部を開けた際の美観を保つコンソールボックスを提供することにある。
本発明の一実施形態であるコンソールボックスでは、その上方に開口部を有する箱形状の収納部と、前記開口部を開閉自在に塞ぐように配設される蓋部と、を備え、前記蓋部は、クッション部と、前記クッション部を裏面側から支持する第1の支持部と、前記第1の支持部との間に隙間を有して配設される第2の支持部と、を有し、前記第1の支持部には、前記クッション部を露出させる第1の吸音孔が形成され、前記第2の支持部には、前記蓋部が前記開口部を塞いだ状態において、前記収納部の空間と前記隙間とを連通させる第2の吸音孔が形成されると共に、前記第1の支持部側へと立ち上がる壁面が形成され、前記第2の吸音孔は、前記壁面に形成されることを特徴とする。
本発明の一実施形態であるコンソールボックスは、収納部の開口部を開閉自在に塞ぐように配設される蓋部を備え、蓋部は、クッション部と、クッション部を裏面側から支持する第1の支持部と、第1の支持部との間に隙間を有して配設される第2の支持部と、を有する。そして、第1の支持部には第1の吸音孔が形成され、第2の支持部には第2の吸音孔が形成される。この構造により、蓋部を閉めた際に発生する収納部との衝突音の大部分が、第1及び第2の吸音孔を介してクッション部にて吸音され、低減されることで、ユーザにとって耳障りとなることが防止される。
本発明の一実施形態であるコンソールボックスが配設される車両を説明する平面図である。 本発明の一実施形態であるコンソールボックスを説明する断面図である。 本発明の一実施形態であるコンソールボックスを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態であるコンソールボックスを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態であるコンソールボックスを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例であるコンソールボックスの蓋部を説明する断面図である。 本発明の一実施形態の変形例であるコンソールボックスの蓋部を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例であるコンソールボックスの蓋部を説明する断面図である。 本発明の一実施形態の変形例であるコンソールボックスの蓋部を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例であるコンソールボックスの蓋部を説明する断面図である。
最初に、本発明の一実施形態に係るコンソールボックス10について図面に基づき詳細に説明する。尚、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、紙面上下方向は車両11の高さ方向を示し、紙面左右方向は車両11の車幅方向を示し、紙面前後方向は車両11の前後方向を示す。
図1は、本実施形態のコンソールボックス10が配設される車両11の車室12内を説明する平面図である。図2は、本実施形態のコンソールボックス10を説明する断面図であり、図1に示すA-A線方向の断面である。図3は、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部22のアッパリード部26を説明する斜視図である。図4は、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部22のロアリード部27を説明する斜視図である。図5は、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部22の開いた状態を説明する斜視図である。
図1に示す如く、車両11の車室12の最前列には、運転席シート13と助手席シート14とが配設される。運転席シート13と助手席シート14との間には、コンソールボックス10が配設される。そして、運転席シート13の前方には、ステアリングホイール15が配設される。運転席シート13に着座した運転手P1は、ステアリングホイール15を握り、車両11の操作を行う。
コンソールボックス10は、アームレストとしても用いられる。車両11の走行中には、助手席シート14に着座した乗員P2が、シートバック14Aに凭れながら、コンソールボックス10の上面に右腕を乗せ、リラックスした状態にてドライブを楽しむことが出来る。また、運転手P1も、信号待ちの間等、車両11の停止中には、シートバック13Aに凭れながら、コンソールボックス10の上面に左腕を乗せ、休息することが出来る。
図2に示す如く、コンソールボックス10は、主に、小物等を収納可能な収納部21と、収納部21の上方の開口部21Aを開閉自在に塞ぐ蓋部22と、蓋部22を回動自在に支持する蓋部支持機構23と、蓋部22を収納部21に対して着脱自在に係止するロック部24と、を備える。尚、蓋部支持機構23及びロック部24は、図3を用いて後述する。
収納部21は、略直方体の箱形状であり、車両11の前後方向にその長手方向を有し、車両11の車幅方向にその短手方向を有して、車体に固定される。そして、収納部21には、その上方が開口した開口部21Aが形成され、ユーザは、開口部21Aを介して収納部21へと小物等を出し入れすることが出来る。
蓋部22は、蓋部支持機構23を介して車体に固定され、収納部21の上方に回動自在に配設される。そして、ユーザが、蓋部22の前端部のロック部24の係止状態を解除し、矢印29にて示すように、蓋部22の先端側を車両11の後方側へと回動させることで、コンソールボックス10が開いた状態となる。一方、ユーザが、矢印29にて示すように、蓋部22を車両11の前方側へと回動させ、ロック部24を係止状態とすることで、コンソールボックス10が閉じた状態となる。
図示したように、蓋部22は、主に、クッション部25と、クッション部25の裏面側に固定されるアッパリード部26と、アッパリード部26の下方に配設されるロアリード部27と、を有する。尚、アッパリード部26が、特許請求の範囲に記載した第1の支持部に対応し、ロアリード部27が、特許請求の範囲に記載した第2の支持部に対応する。
クッション部25は、板状のウレタン材25Aと、ウレタン材25Aの表面を被覆するPVCシート25Bと、を有し、柔らかい部材となる。上述したように、コンソールボックス10は、アームレストとしても用いられる。そして、クッション部25が、コンソールボックス10の上層として形成されることで、ユーザがコンソールボックス10上面に腕を載置した際の快適性や質感が高められる。尚、詳細は後述するが、ウレタン材25Aは、コンソールボックス10を閉める際に発生した音を吸音し、低減させる吸音材としても用いられる。
アッパリード部26は、例えば、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成される部材である。そして、アッパリード部26は、クッション部25の裏面側に接着剤やテープ等を介して貼り付けて固定され、クッション部25を下方から支持する。詳細は後述するが、アッパリード部26には、複数の吸音孔41が設けられることで、蓋部22を閉めた際に発生する音が、吸音孔41を介してクッション部25に吸音され、低減される。また、アッパリード部26の剛性が吸音孔41により低減することで、クッション部25の柔軟性が高められる。尚、吸音孔41が、特許請求の範囲に記載した第1の吸音孔に対応する。
ロアリード部27は、例えば、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成される部材である。そして、ロアリード部27には、複数の係止部27Aが形成され、その係止部27Aがアッパリード部26の係止受け部26Aに対して嵌め込まれることで、ロアリード部27はアッパリード部26に固定される。
また、図示したように、ロアリード部27は、アッパリード部26との間に隙間28を有するように、アッパリード部26に固定される。詳細は後述するが、ロアリード部27には、複数の吸音孔31が設けられることで、蓋部22を閉めた際に発生する音が、吸音孔31を介して隙間28へと伝達される。尚、吸音孔31は、特許請求の範囲に記載した第2の吸音孔に対応する。
図3では、ロアリード部27がアッパリード部26に固定された状態を示し、特に、ロアリード部27を裏面側から見た状態を示す。収納部21の開口部21A(図2参照)の上方のロアリード部27には、アッパリード部26側へと窪んだ窪み領域33が形成される。そして、窪み領域33の車両11の後方側には、アッパリード部26側へと立ち上がった壁面32が形成される。図2にも示すように、壁面32は、車両11の後方側へと傾斜した傾斜面であり、車両11の車幅方向に渡り形成される。
図示したように、壁面32には、複数の吸音孔31が、車両11の車幅方向に渡り、略均一の間隔にて形成される。吸音孔31は、収納部21の空間30(図2参照)と隙間28(図2参照)とを連通させる開口部であり、収納部21の空間30内にて発生した音は、吸音孔31を介して隙間28へと伝達される。
また、ロアリード部27の車両11の後方側には、窪み領域33を更に窪ませた窪み領域35が形成される。図2にも示すように、ロアリード部27は、車両11の車幅方向に渡り車両11の前方側から後方側へと向けて段階的に窪んだ形状となる。そして、壁面32は、窪み領域35内の車両11の前方側の側面として形成される。
次に、ロアリード部27の車両11の前方側には、ロック部24が固定される。ロック部24は、例えば、ABS樹脂等の熱硬化性樹脂を射出成形して形成された部材である。そして、ロック部24の係止爪部24Aが、収納部21の係止受け部21B(図2参照)に対して着脱自在に係止することで、蓋部22は、収納部21に対して閉まった状態を維持する。尚、ユーザが、ロック部24の前方側を上方へと移動させることで、係止爪部24Aは、係止受け部21Bから離脱する。
一方、ロアリード部27の車両11の後方側には、蓋部支持機構23の一対のアーム部23Aが挿通される挿通孔27Bが形成される。そして、アーム部23Aは、挿通孔27Bを介して隙間28へと挿入され、その先端側がアッパリード部26に対してビス34(図2参照)を用いて固定される。尚、アーム部23Aの後端側は、収納部21の車両11の後方側にて、車体に対して回動自在に軸支される。
図4では、アッパリード部26を裏面側から見た状態を示し、アッパリード部26の裏面には、強度を高めるためのリブ部26Bやロアリード部27(図3参照)と連結するための複数の係止受け部26A等が形成される。そして、リブ部26Bは、連続した格子状に形成され、リブ部26Bにて囲まれた領域のアッパリード部26の大部分には、1個または2個の吸音孔41が形成される。図2にも示すように、吸音孔41は、少なくとも収納部21の開口部21A上面に位置するアッパリード部26を中心にして全体的に配設される。
この構造により、クッション部25の裏面の一部は、アッパリード部26の吸音孔41を介して隙間28側へと露出した状態となる。そして、クッション部25が、収納部21にて発生した音との接触面積が増大することで、クッション部25での吸音効果が高められる。
また、アッパリード部26には、略全面に渡り複数の吸音孔41が形成されることで、アッパリード部26の剛性が弱められる。その結果、ユーザP1,P2の腕が、コンソールボックス10の蓋部22上面に載置された際に、アッパリード部26が柔軟に撓むことで、クッション部25での柔軟性が高まり、ユーザの快適性や質感が高められる。
このとき、上述したように、リブ部26Bが、アッパリード部26の略全面に渡り形成されることで、アッパリード部26として所定の強度を維持することが出来る。そして、アッパリード部26は、アームレストとして繰り返し撓むが、割れ等により破損し難くなる。
図5では、蓋部22が、収納部21に対して閉じた状態から90度程度回動して開いた状態を示す。上述したように、ロアリード部27の壁面32は、窪み領域35内の車両11の前方側の側面として形成される。この構造により、例えば、蓋部22を上記90度以上開け過ぎない程度においては、壁面32は、ユーザP1,P2の視界に入り難くなる。その結果、壁面32に形成された吸音孔31もユーザP1,P2の視界に入り難くなり、蓋部22の意匠性が高められる。尚、点線では、蓋部22が、収納部21に対して閉じた状態から120度程度回動して開いた状態を示すが、この状態では、壁面32及び吸音孔31が、ユーザP1,P2の視界に入ってしまう。
次に、図2に示すように、コンソールボックス10では、蓋部22のロック部24の係止爪部24Aが、収納部21の係止受け部21Bに対して嵌まり込むことで、蓋部22は、収納部21に対して閉まった状態となる。そのため、蓋部22を閉める際には、蓋部22と収納部21とが衝突して発生する音、つまり衝突音が発生する。そして、コンソールボックス10では、蓋部22を閉める際に、収納部21の空間30内の空気が圧縮され、上記衝突音がコンソールボックス10内にて共鳴することで増幅され、大きな音となる。所謂、太鼓構造と同様な音の発生の仕組みとなる。
そこで、本実施形態のコンソールボックス10では、矢印42にて示すように、収納部21内にて拡散しながら広がる上記衝突音の大部分は、ロアリード部27の吸音孔31を通過して隙間28へと伝達する。そして、矢印43にて示すように、上記衝突音は、隙間28内に拡散して広がりながら、アッパリード部26の吸音孔41を介してクッション部25内へと伝達し、クッション部25により吸音される。
この構造により、上記衝突音の大部分が、収納部21の空間30内にて留まり、共鳴することなく、吸音孔31,41を介してクッション部25へ伝達されることで、蓋部22の閉める際に発生する衝突音が小さくなり、ユーザP1,P2にとって耳障りとなり難くなる。そして、上述したように、アッパリード部26には、吸音孔41が略全面に渡り形成されることで、クッション部25と上記衝突音との接触面積が増大し、クッション部25での吸音効果が高められる。
更には、図示したように、吸音孔31,41が、収納部21の空間30の直上方向に向けて、略直線上に連続して配設されない構造となる。この構造により、特に、隙間28へと伝達した上記衝突音は、車両11の後方側から前方側に向けた長い伝達経路を辿ることとなる。そして、上記衝突音は、アッパリード部26及びロアリード部27を介して様々な方向へと拡散しながら、吸音孔41を介してクッション部25にて吸音される。その結果、隙間28から再び収納部21の空間30へと戻る上記衝突音が大幅に低減されると共に、隙間28での伝達経路が長くなることで、上記衝突音の一部は減衰し、あるいは消滅する。
尚、本実施形態では、吸音孔31が形成される壁面32が、ロアリード部27の車両11の後方側に1箇所形成される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、壁面32は、車両11の前方側のロアリード部27や車両11の前後方向に沿ってロアリード部27の両側方に形成される場合でも良い。あるいは、壁面32は、ロアリード部27の上記領域に対して複数箇所組み合わせて形成される場合でも良い。壁面32が、ロアリード部27のユーザP1,P2の視界に入り難い領域に配設されることで、上記吸音効果を高めると共に、蓋部22の意匠性が高められる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
次に、本発明のコンソールボックス10の蓋部22の変形例について図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の蓋部60,70,80では、主に、上述した蓋部22のクッション部25との構造が相違するため、図1~図5を用いて説明したコンソールボックス10と同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。
図6Aは、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部60を説明する図であり、その一部を拡大した拡大断面図である。図6Bは、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部60のクッション部61を説明する斜視図である。図7Aは、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部70を説明する図であり、その一部を拡大した拡大断面図である。図7Bは、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部70のクッション部71を説明する斜視図である。図8は、本実施形態のコンソールボックス10の蓋部80を説明する図であり、その一部を拡大した拡大断面図である。
最初に、図6Aに示す如く、蓋部60は、主に、クッション部61と、クッション部61の裏面側に固定されるアッパリード部26と、アッパリード部26の下方に配設されるロアリード部27と、を有する。そして、クッション部61は、板状のウレタン材25Aと、複数の吸音孔62が形成される板状のウレタン材63と、ウレタン材25A,63の表面を被覆するPVCシート25Bと、を有する。尚、吸音孔62は、特許請求の範囲に記載した第3の吸音孔に対応する。
図6Bに示す如く、クッション部61は、2層のウレタン材25A,63が積層して形成される。上層のウレタン材25Aは、アームレストとしてのクッション層として用いられる。一方、下層のウレタン材63は、吸音材として用いられると共に、アームレストとしてのクッション層としても用いられる。尚、吸音孔62から露出するウレタン材25Aも吸音材として寄与する。
本実施形態のクッション部61では、図6Aに示すように、車両11の上下方向において、アッパリード部26の吸音孔41とウレタン材63の吸音孔62との位置を全て一致させていない。しかしながら、吸音孔41,62同士の少なくとも一部が重畳することで、ウレタン材63と上記衝突音との接触面積が増大し、クッション部61での吸音効果が高められる。
また、クッション部61においても、ユーザP1,P2の腕が、コンソールボックス10の蓋部60上面に載置された際に、アッパリード部26が柔軟に撓むことで、クッション部61での柔軟性が高まり、ユーザの快適性や質感が高められる。
尚、クッション部61では、2層のウレタン材25A,63が用いられ、下層のウレタン材63に複数の吸音孔62が形成される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、1層のウレタン材25Aの板厚を厚くし、その底面側からウレタン材25Aを貫通しない凹部を形成する場合でも同様な効果が得られる。
次に、図7Aに示す如く、蓋部70は、主に、クッション部71と、クッション部71の裏面側に固定されるアッパリード部26と、アッパリード部26の下方に配設されるロアリード部27と、を有する。そして、クッション部71は、板状のウレタン材25Aと、板状のフェルト材72と、ウレタン材25A及びフェルト材72の表面を被覆するPVCシート25Bと、を有する。
図7Bに示す如く、クッション部71は、ウレタン材25Aとフェルト材72が積層した2層構造として形成される。上層のウレタン材25Aは、アームレストとしてのクッション層として用いられる。一方、下層のフェルト材72は、その内部に多くの空隙を有した構造となることで、吸音材として用いられると共に、アームレストとしてのクッション層としても用いられる。
本実施形態のクッション部71では、フェルト材72が、アッパリード部26の吸音孔41から露出することで、クッション部71での吸音効果が高められる。また、クッション部71においても、ユーザP1,P2の腕が、コンソールボックス10の蓋部70上面に載置された際に、アッパリード部26が柔軟に撓むことで、クッション部71での柔軟性が高まり、ユーザの快適性や質感が高められる。
尚、蓋部70のクッション部71においても、下記に説明する図8に示す蓋部80のクッション部81と同様に、アッパリード部26の裏面に接着剤やテープ等により固定される板状のフェルト材72を有する場合でも良い。
最後に、図8に示す如く、蓋部80は、主に、クッション部81と、クッション部81の裏面側に固定されるアッパリード部26と、アッパリード部26の下方に配設されるロアリード部27と、を有する。そして、クッション部81は、板状のウレタン材25Aと、複数の吸音孔62が形成される板状のウレタン材63と、ウレタン材25A,63の表面を被覆するPVCシート25Bと、を有する。更には、クッション部81は、アッパリード部26の裏面に接着剤やテープ等により固定される板状のフェルト材72を有する。
本実施形態のクッション部81では、ウレタン材63とフェルト材72とは、アッパリード部26の吸音孔41の配置領域では連続して配設される。更には、隙間28では、アッパリード部26側へと拡散した上記衝突音は、フェルト材72により吸音されることで、吸音効果が高められる。また、上述したクッション部61,71と同様に、クッション部81でも、アッパリード部26が柔軟に撓むことで、クッション部81での柔軟性が高まり、ユーザの快適性や質感が高められる。
10 コンソールボックス
11 車両
21 収納部
21A 開口部
21B 係止受け部
22,60,70,80 蓋部
23 蓋部支持機構
24 ロック部
24A 係止爪部
25,61,71,81 クッション部
25A,63 ウレタン材
26 アッパリード部
26A 係止受け部
26B リブ部
27 ロアリード部
27A 係止部
28 隙間
30 空間
31,41,62 吸音孔
32 壁面
33,35 窪み領域
72 フェルト材

Claims (4)

  1. その上方に開口部を有する箱形状の収納部と、
    前記開口部を開閉自在に塞ぐように配設される蓋部と、を備え、
    前記蓋部は、
    クッション部と、
    前記クッション部を裏面側から支持する第1の支持部と、
    前記第1の支持部との間に隙間を有して配設される第2の支持部と、を有し、
    前記第1の支持部には、前記クッション部を露出させる第1の吸音孔が形成され、
    前記第2の支持部には、前記蓋部が前記開口部を塞いだ状態において、前記収納部の空間と前記隙間とを連通させる第2の吸音孔が形成されると共に、前記第1の支持部側へと立ち上がる壁面が形成され、
    前記第2の吸音孔は、前記壁面に形成されることを特徴とするコンソールボックス。
  2. 前記第1の吸音孔は、前記第1の支持部の前記クッション部の裏面と対向する領域に形成され、
    前記第1の吸音孔と前記第2の吸音孔とは、前記収納部の前記空間の直上方向において直線上に並んで配設されないことを特徴とする請求項1に記載のコンソールボックス。
  3. 前記クッション部の前記第1の支持部と接触する層には、複数の第3の吸音孔を有するウレタン材またはフェルト材が配設されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンソールボックス。
  4. 前記隙間側に位置する前記第1の支持部には、前記フェルト材が固定されることを特徴とする請求項3に記載のコンソールボックス。
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