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JP7625367B2 - 間知ブロック - Google Patents
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Description

本発明は、擁壁等を形成するための積みブロックの一種である間知ブロックに関する。
従来、道路や河川の側方の斜面に形成される擁壁等を形成するための積みブロックとして、コンクリート製の間知ブロックが知られている。
間知ブロックの一例として、特許文献1に、「つら」「合端」「控え」を有する間知ブロック型コンクリート積みブロックであって、「つら」の周縁後方の少なくとも一部に、「合端」面後端よりさらに後方に突出する引掛け凸部を有しているものであることを特徴とするコンクリート積みブロックが記載されている。この積みブロックは、引掛け凸部に吊り具を架けるだけで吊持可能であるため、吊り具固定のための特別な技術は不必要であるなどの利点を有する。
特開平11-29946号公報
間知ブロックは、擁壁等の外観を形成するための面と、面の後方側に形成されている特定の厚みを有する合端部と、合端部の後方側に前後方向に延びるように形成されている控本体部と、控本体部の後方側に形成されている控尻部(前後方向に延びる軸に垂直な方向で切断したときの断面積が、合端部よりも小さいまたは同じであり、かつ、控本体部よりも大きい部分)を、通常、備えている。
従来、間知ブロックの重量が大きいこと(通常、30kg以上)や、間知ブロックが持ちづらい形状を有することから、間知ブロックの運搬や施工には、多大な労力を要している。例えば、大きな握力及び腕力を要するうえに、腰などにも大きな負担がかかるという実情がある。特に、近年、日本国内における施工を行う者の高齢化及び減少が顕在化しており、間知ブロックの運搬や施工の際に作業者の肉体的な負担を軽減するための工夫が求められている。
このような問題を解消するには、間知ブロックを小型化することが考えられる。しかし、この場合、工場で製造すべき間知ブロックの個数が増えるため、製造の効率が低下する懸念がある。また、施工現場で積み上げるべき間知ブロックの個数が増えるため、従来よりも施工に要する時間が増大することが予想される。
一方、間知ブロックの大きさを維持しつつ、材料(例えば、骨材)を軽量のものに変更して、軽量化を図ることは、例えば、公益社団法人日本道路協会が発行している「道路土工-擁壁工指針」の中で、施工面積1m当たりの質量が350kg以上と定められていることなどからも、困難である。
本発明の目的は、小型化することなく、また、材料についても従来と同様のものを用いて製造することのできる間知ブロックであって、運搬時や施工時の労力を軽減することのできる間知ブロックを提供することである。
本発明者は、外観形成用の面と、この面の後方に形成されている合端部と、合端部の後方に形成されている控本体部と、控本体部の後方に形成されている控尻部を含み、かつ、合端部の後方側の面に、溝状の凹部が形成されている間知ブロックによれば、上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、以下の[1]~[4]を提供するものである。
[1] 外観形成用の面と、上記外観形成用の面の後方に上記外観形成用の面の形状に対応する形状を有するように形成されている合端部と、上記合端部の後方に上記合端部よりも小さな断面積を有するように形成されている控本体部と、上記控本体部の後方に上記控本体部よりも大きな断面積でかつ上記外観形成用の面よりも小さいまたは同じである断面積を有するように形成されている控尻部を含む間知ブロックであって、
上記合端部が、施工時において隣接する他の間知ブロックに当接するための高さ方向に延びる面である一対の面と、上記一対の面の高さ方向の両端部を結ぶ面として形成されている一対の幅方向に延びる面と、上記外観形成用の面とは反対側に形成されている後方側の面を有し、
上記合端部の上記後方側の面に、溝状の凹部が形成されていることを特徴とする間知ブロック。
[2] 上記合端部の上記溝状の凹部が、上記合端部の上記高さ方向に延びる面の後方側の端部に対して平行に延びるように形成されている、上記[1]に記載の間知ブロック。
[3] 上記合端部の上記溝状の凹部が、上記合端部の上記高さ方向に延びる面の後方側の端部に対して垂直に延びるように形成されている、上記[1]又は[2]に記載の間知ブロック。
[4] 上記合端部の上記溝状の凹部は、深さが5~50mmで、幅が10~80mmのものである、上記[1]~[3]のいずれかに記載の間知ブロック。
本発明の間知ブロックは、合端部の後方側の面に、溝状の凹部が形成されているので、この溝状の凹部を作業者が把持することによって、運搬時や施工時の労力を軽減することができる。
また、本発明の間知ブロックは、小型化することなく、また、材料についても従来と同様のものを用いて製造することができるので、従来の型枠及び材料を変更せずに、製造することができる。
本発明の間知ブロックの第一の形態例を示す斜視図である。 図1に示す間知ブロックを、図1中のX-X線で示す高さ方向の中央(溝状の凹部の中央)で、溝状の凹部が延びる方向と垂直な面で切断した状態を示す断面図である。 本発明の間知ブロックの第二の形態例を図2と同様に切断した状態を示す断面図である。 本発明の間知ブロックの第三の形態例を図2と同様に切断した状態を示す断面図である。 本発明の間知ブロックの第四の形態例を図2と同様に切断した状態を示す断面図である。 本発明の間知ブロックの第五の形態例を図2と同様に切断した状態を示す断面図である。 本発明の間知ブロックの第六の形態例を図2と同様に切断した状態を示す断面図である。 本発明の間知ブロックの第七の形態例を示す斜視図である。 図8に示す間知ブロックを、図8中のY-Y線で示す高さ方向の中央(溝状の凹部の中央)の近傍の地点で、溝状の凹部が延びる方向と平行な面で切断した状態を示す断面図である。 従来の間知ブロックの一例を図2と同様に切断した状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の間知ブロックの実施形態例を説明する。
図1は、本発明の間知ブロックの一例を、擁壁等の外観を形成するための面5aとは反対側(控尻部4の側)の上方から見た状態を示す斜視図(写真に基いて作成したもの)である。
図2は、図1に示す間知ブロック1を、溝状の凹部2dの中央の地点(間知ブロック1の高さ方向の中央の地点)で、溝状の凹部2dが延びる方向と垂直な面で切断した状態を示す断面図である。
図1に示す間知ブロック1は、外観形成用の面5aを有する面取部5と、面取部5の後方に面5aの形状に対応する形状を有するように形成されている合端部2と、合端部2の後方に合端部2よりも小さな断面積を有するように形成されている控本体部3と、控本体部3の後方に控本体部3よりも大きな断面積でかつ面5aよりも小さな断面積を有するように形成されている控尻部4を含む。
図1に示す間知ブロック1において、合端部2と控本体部3の高さ方向に延びる境界部分は、図2に示すように、曲面として連続的に形成されている。本明細書中、合端部と控本体部の境界は、その境界が曲面上にある場合、曲面部分の中央(図2に示す断面図において、曲線部分の両端の間の中央の点を通る、溝状の凹部2dが延びる方向と平行な直線)にあるものとする。
また、控本体部3と控尻部4の境界部分も、曲面として連続的に形成されることがある。本明細書中、控本体部と控尻部の境界は、その境界が曲面上にある場合、曲面部分の中央にあるものとする。
面取部5(図2参照)は、間知ブロック1の施工後に優れた外観を与えることなどの目的で形成されるものである。面取部5を形成させることによって、間知ブロック1と、隣接する他の間知ブロックの間に、断面がV字状でかつ直線状に延びる凹部が形成されることになり、この凹部によって、間知ブロック1の輪郭が、外観上、より明瞭になる。
面取部5は、省略することができる。この場合、外観形成用の面5aは、合端部2の前方側の面とも言えるが、間知ブロックの各部の通常の呼び方に従い、合端部2と区別される独立したものとして、本明細書中、取り扱うものとする。
本明細書中、間知ブロック1を構成する各部の説明において、外観形成用の面5aが位置する側を「前方」と称し、控尻部4が位置する側を「後方」と称する。
「断面積」の語は、本明細書中で特に断らない限り、外観形成用の面5aに平行な面で切断した場合の断面積を意味する。換言すると、「断面積」の語は、本明細書中で特に断らない限り、間知ブロック1の前後方向に延びる軸線に垂直な面で切断した場合の断面積を意味する。
「幅方向」の語は、間知ブロック1を用いて擁壁等の構造物を施工した場合において、間知ブロック1の外観形成用の面5aの幅方向となる方向を意味するものであり、図1~図2においては、合端部2の面2aと外観形成用の面5aとが交わる線(これら2つの面 2a、5aの境界線)が延びる方向(図1及び図2における左右の方向)を意味する。
「高さ方向」の語は、外観形成用の面5aにおける幅方向に対して垂直な方向(図1中、溝状の凹部2dが延びる方向)を意味する。
なお、擁壁等の面は、斜面(鉛直方向に対して鋭角の角度を有するもの)として形成される。本発明において、「高さ方向」は、施工後の間知ブロック1における「鉛直方向」を意味するものではなく、この斜面における上下の方向を意味する。
図1~図2に示すように、合端部2は、施工時において隣接する他の間知ブロックに当接するための高さ方向に延びる面である一対の面2b(図1参照)と、一対の面2bの高さ方向の両端部を結ぶ面として形成されている一対の幅方向に延びる面2aと、外観形成用の面5aの後方側(外観形成用の面5aが位置する側とは反対側)に形成されている後方側の面2cを有する。
後方側の面2cには、溝状の凹部2dが形成されている。溝状の凹部2dは、合端部2の面2bの後方側の端部(図1~図2中、面2bの後方側の端部である直線)に対して平行に延びるように形成されている。
溝状の凹部2dは、図1~図2に示すような合端部2の面2bの延びる方向に対して平行に延びる形態に代えて、他の形態を有することができる。
例えば、図8~図9に示す溝状の凹部62dは、合端部の後方側の面62cの領域内の地点A(合端部の面62bの後方側の端部の中央の地点の近傍に位置する、面62cの領域内の地点)から、控本体部の高さ方向に延びる面63bの領域内の地点Bまでに亘るように、面62bの後方側の端部に対して、図1のように平行に延びるのではなく、垂直に延びて形成されている。
図8~図9中、溝状の凹部62dは、控本体部の面63bの領域内に達しないもの(例えば、面62cと面63bの境界まで達するものや、面62cと63bの境界の若干、手前の地点まで達するもの)として形成することもできる。
図8~図9に示すような溝状の凹部62dは、図1~図2に示すような溝状の凹部2dに加えて、形成させることもできる。
溝状の凹部2d(図1~図2参照)の数は、図1~図2に示すような2本(一対)に限定されることはなく、例えば、4本(控本体部3の両側に2本ずつ)、6本(控本体部3の両側に3本ずつ)等でもよい。
溝状の凹部2dの形状は、図1~図2に示すような断面が半円のものに限定されることはなく、例えば、断面が矩形のものや、断面が三角形のもの等でもよい。
本発明において、溝状の凹部に加えて、該溝状の凹部の深さ方向とは反対側の方向に突出する帯状の凸部を形成させてもよい。
本発明において、溝状の凹部の深さ(溝状の凹部及びそれに隣接する帯状の凸部を有する場合、凹部の最深地点と凸部の最高地点の間の高低差である距離)は、運搬時や施工時における把持の容易性等の観点から、好ましくは5~50mm、より好ましくは8~40mm、さらに好ましくは10~30mm、特に好ましくは15~25mmである。
溝状の凹部の幅は、運搬時や施工時における把持の容易性等の観点から、好ましくは10~80mm、より好ましくは15~70mm、さらに好ましくは20~60mm、特に好ましくは25~55mmである。
帯状の凸部の幅は、運搬時や施工時における把持の容易性等の観点から、好ましくは10~80mm、より好ましくは15~70mm、さらに好ましくは20~60mm、特に好ましくは25~55mmである
控本体部3は、その断面積が合端部2及び控尻部4の各々よりも小さくなるように形成されており、幅方向に延びる面3aと、高さ方向に延びる面3bとからなる。
図1中、面3aは、曲面を有する凹部を含むものとして形成されている。このように凹部を形成させることによって、間知ブロック1の製造に要する材料の量を削減し、製造コストを低減することができる。この凹部を形成させずに、面3aを、面2a及び面4aと連続した平面状に形成させてもよい。
控尻部4は、その断面積が合端部2よりも小さくかつ控本体部3よりも大きくなるように形成されており、幅方向に延びる面4aと、高さ方向に延びる面4bと、外観形成用の面5aとは反対側に形成されている後方側の面4c(間知ブロック1の裏面)と、前方側の面4dとからなる。
控本体部3に比べて控尻部4の断面積をより大きく定めているため、図1に示すように、控尻部4に面4dを形成させることができ、この面4dに、間知ブロック1を吊り上げるための棒状体を当接させ、かつ、該棒状体を吊り具で吊り上げることによって、間知ブロック1を上昇、移動及び下降させることができる。
控尻部4は、その断面積が合端部2の断面積と同じになるような形状に形成させてもよい。
本発明の間知ブロックの寸法は、特に限定されないが、従来の寸法の維持(小型化の不要)の観点から、好ましくは、幅が300~700mm、高さが200~600mm、前後方向の寸法(控長さ)が300~700mmであり、より好ましくは、幅が330~600mm、高さが220~500mm、前後方向の寸法(控長)が320~600mmであり、特に好ましくは、幅が360~500mm、高さが250~300mm、前後方向の寸法(控長さ)が350~500mmである。
本発明の間知ブロックは、間知ブロックの製造方法として従来知られている方法によって、製造することができる。
間知ブロックの材料は、通常、コンクリートである。
コンクリートを構成する材料の一例としては、セメント、細骨材、粗骨材、減水剤、及び、水が挙げられる。
間知ブロックの成型方法としては、特に限定されないが、通常、流し込み成型の方法、または即時脱型成型の方法が用いられる。
間知ブロックにおける合端部の溝状の凹部等の形状は、以下のいずれかの方法によって形成することができる。
第一の方法は、コンクリート製の型枠や、プレス機械の金型に、間知ブロックの形成させるべき形状(例えば、合端部における溝状の凹部)に合わせた凸部等を設けることによって、目的とする形状を形成させる方法である。
第二の方法は、間知ブロックの製造過程で、コンクリートカッターやグラインダー等の切断または研削のための手段を用いて、間知ブロックの形成させるべき形状(例えば、合端部における溝状の凹部)を形成させる方法である。
第三の方法は、従来の型枠や金型を用いて製造した、従来と同じ形状を有するコンクリート製の間知ブロックに対して、そのコンクリートと同じコンクリートを用いて、追加のコンクリート成形部分を形成させて、目的とする形状を形成させる方法である。
図1に示す間知ブロックを運搬及び施工する場合、まず、図1~図2に示すような、外観形成用の面5aを下に向けた状態で、控尻部4の一対の面4dの各々に、棒状体またはそれに代わる支持手段を当接させる。棒状体等の支持手段は、通常、複数個(例えば、5~10個)の間知ブロック1に対して適用される。
次に、これら2本の棒状体を吊り上げるための吊り具を用いて、複数個(例えば、5~10個)の間知ブロック1を吊り上げ、この吊り具を装着しているクレーン車等の移動用手段によって、目的とする場所(例えば、トラックの荷台や、施工場所)に間知ブロック1を移動させる。
間知ブロック1を、吊り上げた状態から下降させるときには、図1~図2に示すような、外観形成用の面5aを下に向けた状態で、そのまま、間知ブロック1を下降させる。
施工場所に間知ブロック1を下降させた場合、作業者は、間知ブロック1を回転させて、合端部2と控尻部4が接地する状態で、地面の上に載置、または他の間知ブロックの上に積み上げる。
間知ブロック1の回転の際に、作業者は、溝状の凹部2に複数の指を掛けるなどして、作業を行うことができる
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図1~図2に示すコンクリート製の間知ブロック1(幅:400mm、高さ:250mm、控長さ:350mm、溝状の凹部の数:2つ、溝状の凹部の形状:半円形、溝状の凹部の深さ:10mm、溝状の凹部の幅:20mm)を作製し、図1~図2に示す状態(外観形成用の面5aが接地面である状態)から、合端部2と控尻部4が接地する状態になるように回転させた。
この回転の作業時における間知ブロック1の把持の容易性(以下、作業容易性ともいう。)について、「◎」(非常に容易である。)、「〇」(容易である。)、「×」(容易でない。)の3段階で、作業員によって評価したところ、評価結果は、「〇」であった。
なお、以下の実施例2~7では、溝状の凹部が異なる点を除き、実施例1と同様の寸法及び材料で間知ブロックを作製した。
[実施例2]
図3に示す間知ブロック11(溝状の凹部の数:4つ、溝状の凹部の形状:半円形、溝状の凹部の深さ:10mm、溝状の凹部の幅:20mm)を作製し、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「〇」であった。
[実施例3]
図4に示す間知ブロック21(溝状の凹部の数:4つ、溝状の凹部の形状:半円形、溝状の凹部の幅:20mm、帯状の凸部の数:4つ、帯状の凸部の形状:半円形、凹部と凸部の高低差:20mm)を作製し、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「〇」であった。
[実施例4]
図5に示す間知ブロック31(溝状の凹部の数:2つ、溝状の凹部の形状:三角形、溝状の凹部の深さ:10mm、溝状の凹部の幅:30mm)を作製し、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「〇」であった。
[実施例5]
図6に示す間知ブロック41(溝状の凹部の数:2つ、溝状の凹部の形状:四角形、溝状の凹部の深さ:20mm、溝状の凹部の幅:40mm)を作製し、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「◎」であった。
[実施例6]
図7に示す間知ブロック51(溝状の凹部の数:2つ、溝状の凹部の形状:四角形、溝状の凹部の深さ:25mm、溝状の凹部の幅:50mm)を作製し、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「◎」であった。
[実施例7]
図8~図9に示す間知ブロック61を作製し、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「◎」であった。
なお、間知ブロック61の溝状の凹部62dは、面62cの領域内の地点Aから、面63bの領域内の地点Bまでに亘るように、面62bの後方側の端部(直線)に対して垂直に延びて形成されている。
[比較例1]
図10に示す間知ブロック71(溝状の凹部を有しないもの)を用いて、実施例1と同様にして、作業容易性を評価した。結果は、「×」であった。
1,11,21,31,41,51,61,71 間知ブロック
2 合端部
2a 合端部の幅方向に延びる面
2b,62b 合端部の高さ方向に延びる面
2c,62c 合端部の後方側の面
2d,62d 溝状の凹部
3 控本体部
3a 控本体部の幅方向に延びる面
3b,63b 控本体部の高さ方向に延びる面
4 控尻部
4a 控尻部の幅方向に延びる面
4b 控尻部の高さ方向に延びる面
4c 控尻部の後方側の面(間知ブロックの裏面)
4d 控尻部の前方側の面
5 面取部
5a 外観形成用の面(間知ブロックを施工した後に擁壁等の外観を形成するための面)
A 溝状の凹部の一端
B 溝状の凹部の他端

Claims (4)

  1. 外観形成用の面と、上記外観形成用の面の後方に上記外観形成用の面の形状に対応する形状を有するように形成されている合端部と、上記合端部の後方に上記合端部よりも小さな断面積を有するように形成されている控本体部と、上記控本体部の後方に上記控本体部よりも大きな断面積でかつ上記外観形成用の面よりも小さいまたは同じである断面積を有するように形成されている控尻部を含む間知ブロックであって、
    上記合端部が、施工時において隣接する他の間知ブロックに当接するための高さ方向に延びる面である一対の側面と、上記一対の側面の高さ方向の両端部を結ぶ面として形成されている一対の幅方向に延びる面と、上記外観形成用の面とは反対側に形成されている後方側の面を有し、
    上記合端部の上記後方側の面に、少なくとも一対の溝状の凹部が形成されており、
    上記合端部の上記溝状の凹部が、上記合端部の上記高さ方向に延びる面の後方側の端部に対して平行に延びるように形成されており、
    上記合端部の上記溝状の凹部を、該溝状の凹部が延びる方向に対して垂直な面で切断した場合の断面が、半円形または四角形であり、
    上記控本体部の一対の幅方向に延びる面が、各々、曲面を有する凹部、または、平面状に形成されていることを特徴とする間知ブロック。
  2. 上記合端部の上記溝状の凹部を、該溝状の凹部が延びる方向に対して垂直な面で切断した場合の断面が、四角形である請求項1に記載の間知ブロック。
  3. 上記合端部の上記溝状の凹部が、上記合端部の上記一対の幅方向に延びる面の間に亘って形成されている請求項1又は2に記載の間知ブロック。
  4. 上記合端部の上記溝状の凹部は、深さが5~50mmで、幅が10~80mmのものである請求項1~のいずれか1項に記載の間知ブロック。
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