JP7625979B2 - 通信器及び通信装置 - Google Patents
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Description
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本開示の実施形態に係る通信システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<通信システムの構成>
図1は、実施形態1における通信システム1の要部構成を示すブロック図である。通信システム1は車両Mに搭載されている。通信システム1は、中継装置10、中継器11、直流電源12及び複数のECU(Electronic Control Unit)13,14を備える。直流電源12は、例えばバッテリである。中継装置10は、電源コネクタ20及び2つのバスコネクタ21を有する。図1では、信号が伝播する信号線を太線で示している。信号線とは異なる配線を細線で示している。
中継装置10は、電源コネクタ20及び2つのバスコネクタ21に加えて、コモンモードチョークコイル22、電源回路23、通信回路24、第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2を有する。コモンモードチョークコイル22は、第1インダクタ22a、第2インダクタ22b及び図示しない環状の磁性体を有する。第1インダクタ22a及び第2インダクタ22bは、磁性体に巻き付いている。第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2それぞれの電位はグランドとして機能する。第1メイン導体Gm1は第1電源導体として機能する。第2メイン導体Gm2は第2電源導体として機能する。
図2は中継器11の要部構成を示すブロック図である。図2では、ECU14の数が3である例が示されている。中継器11に接続されるECU14の数は、1以上であれば、問題はない。従って、ECU14の数は3に限定されない。図2においても、図1と同様に信号線を太線で示している。信号線とは異なる配線を細線で示している。
図3は信号処理回路31の回路図である。信号処理回路31は、2つの第1抑制器40a,40b、3つの抵抗41a,41b,42、3つのキャパシタ43,44a,44b、コモンモードチョークコイル45及び2つの第2抑制器46a,46bを有する。コモンモードチョークコイル45は、第1インダクタ45a、第2インダクタ45b及び環状の磁性体を有する。第1インダクタ45a及び第2インダクタ45bそれぞれは、磁性体に巻き付いている。
キャパシタ44a,44bそれぞれは、通信線接続体30側から入力された差動信号を構成する2つの電気信号の直流成分を除去する。キャパシタ44a,44bは、直流成分が除去された2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号をコモンモードチョークコイル45に出力する。
図4は中継装置10及び中継器11の平面図である。図4では、バスコネクタ21の数が2である例が示されている。前述したように、バスコネクタ21の数は、1又は3以上であってもよい。
図4に示すように、中継装置10は、更に、メイン基板Bmを有する。メイン基板Bmの内部には、第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2が配置されている。第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2それぞれは板状をなす。第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2は、中継装置10の前後方向に並べられている。第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2それぞれの主面はメイン基板Bmの主面と対向している。板の主面は、幅が広い面であり、端面とは異なる。
図5は中継器11の外観の説明図である。図5には、中継器11の前面、後面及び側面が示されている。中継器11は、一面が開放された箱体35を有する。箱体35は、中空の直方体状をなす。箱体35の前面には、開口35hが設けられている。
図7は、中継器11の箱体35に収容されている複数の部材の説明図である。図7では、箱体35から取り出した複数の部材を平面上に配置した状態が示されている。図6及び図7に示すように、中継器11の箱体35には、矩形状をなす第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2が収容されている。図6に示すように、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2は間隔を隔てて配置されている。第1サブ基板Bs1の主面は第2サブ基板Bs2の主面と対向している。
なお、箱体35は、第2サブ導体Gs2から離れている。箱体35は、導体を介して直接に第2メイン導体Gm2に導通していない。
中継器11では、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2は可撓性を有する基板接続体47によって接続されているので、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2の配置に関する自由度が高い。従って、中継器11の設置面の面積が縮小されるように、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2を配置することができる。具体的には、第1サブ基板Bs1の一面を第2サブ基板Bs2の一面に対向させることによって、中継器11の設置面の面積が縮小されている。中継器11の設置面の面積が縮小されているので、中継装置10及び中継器11を備える通信装置の設置面の面積も縮小されている。
実施形態1において、中継器11の装置接続体34の構成は、導電棒34pを有する構成に限定されない。
以下では、実施形態2について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図9は、実施形態2における中継器11の断面図である。実施形態2において、中継器11の装置接続体34は直方体状をなす。装置接続体34の上面は、第2サブ基板Bs2の下面に設置されている。箱体35の下面には、上下方向に貫通する貫通孔35jが設けられている。装置接続体34は、貫通孔35jに挿入され、箱体35の外側に露出している。装置接続体34の下面には、上側に凹む凹部が設けられている。
実施形態2における中継器11及び通信装置は、実施形態1と同様の効果を奏する。
実施形態2において、装置接続体34の形状は直方体状に限定されない。
以下では、実施形態3について、実施形態2と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態2と共通している。このため、実施形態2と共通する構成部には、実施形態2と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図10は、実施形態3における中継器11の箱体35に収容されている複数の部材の説明図である。図11は中継器11の断面図である。図10及び図11に示すように、中継器11では、第2サブ基板Bs2の後側の端面から、板状の装置接続体34が後側に突出している。装置接続体34はエッジコネクタである。図10に示すように、装置接続体34の主面には複数の導電パターンが配置されている。
実施形態3における中継器11及び通信装置は、実施形態2と同様の効果を奏する。
実施形態4において、装置接続体34はエッジコネクタに限定されない。
以下では、実施形態4について、実施形態3と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態3と共通している。このため、実施形態3と共通する構成部には、実施形態3と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図12は、実施形態4における中継器11の断面図である。図12に示すように、中継器11では、第2サブ基板Bs2の後側の端面から、板状の装置接続体34が後側に突出している。装置接続体34は可撓性を有する。装置接続体34は例えばFPCである。装置接続体34の一方の端部は第2サブ基板Bs2に設置されている。実施形態5において、装置接続体34は、貫通孔35jに挿入され、箱体35の後側に露出している。装置接続体34の他方の端部には板状の端子が接続されている。
実施形態4における中継器11及び通信装置は、実施形態3と同様の効果を奏する。
実施形態2において、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2の配置は、第1サブ基板Bs1の主面を第2サブ基板Bs2の主面に対向させる配置に限定されない。
以下では、実施形態5について、実施形態2と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態2と共通している。このため、実施形態2と共通する構成部には、実施形態2と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図13は、実施形態5における中継器11の断面図である。実施形態5では、通信線接続体30の前面によって、箱体35の開口35hが塞がっている。実施形態2と同様に、通信線接続体30の前面には開口30hが設けられている。通信線接続体30の後面には、第1サブ基板Bs1の一方の主面が設置されている。第1サブ基板Bs1の他方の主面に複数の回路素子(第1回路素子)が配置されている。
実施形態5における中継器11は、実施形態2における中継器11が奏する効果の中で、第1サブ基板Bs1の一面を第2サブ基板Bs2の一面に対向させることによって得られる効果を除く他の効果を同様に奏する。実施形態5における中継器11では、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2の主面が垂直をなすように、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2を配置することによって、中継器11の設置面が縮小されている。
実施形態5において、装置接続体34の構成は、実施形態4の構成と同様であってもよい。
以下では、実施形態6について、実施形態5と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態5と共通している。このため、実施形態5と共通する構成部には、実施形態5と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施形態6における中継器11及び通信装置は、実施形態5と同様の効果を奏する。
実施形態1において、中継装置10の第1メイン導体Gm1と中継器11の第1サブ導体Gs1との導通は、箱体35及び第1突出部36aによって実現されている。しかしながら、第1メイン導体Gm1及び第1サブ導体Gs1の導通は他の方法で実現されてもよい。
以下では、実施形態7について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施形態7における中継器11及び通信装置は、実施形態1と同様の効果を奏する。
実施形態2~6における中継器11では、実施形態7と同様に、導電棒37を用いて、第1メイン導体Gm1及び第1サブ導体Gs1の導通が実現されてもよい。ここで、実施形態5,6の構成では、導電棒37はL字状をなす。
実施形態4において、通信線接続体30は、一面が開放された中空の直方体状に限定されない。
以下では、実施形態8について、実施形態4と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態4と共通している。このため、実施形態4と共通する構成部には、実施形態4と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図17は、実施形態8における中継器11の箱体35に収容されている複数の部材の説明図である。図18は中継器11の断面図である。図17及び図18に示すように、中継器11では、第1サブ基板Bs1の前側の端面から、板状の通信線接続体30が前側に突出している。通信線接続体30はエッジコネクタである。図17に示すように、通信線接続体30の主面には、複数の導電パターンが配置されている。
実施形態8における中継器11及び通信装置は、実施形態4と同様の効果を奏する。
実施形態1では、半田によって、中継器11の箱体35を中継装置10のメイン基板Bmの主面に固定させる。しかしながら、箱体35を固定する方法は、半田を用いた方法に限定されない。
以下では、実施形態9について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図19は、実施形態9における中継器11の前面図である。実施形態9における中継器11は、2つの第1突出部36aの代わりに、2つの第1突出部38を有する。図19に示すように、一方の第1突出部38は、箱体35の左面から左側に突出している。他方の第1突出部38は、箱体35の右面から右側に突出している。第1突出部38には、上下方向に貫通する貫通孔38hが設けられている。
なお、実施形態9において、第2突出部36bの代わりに、第1突出部38と同様に構成されている第2突出部を用いてもよい。この場合も、ネジを第2突出部の貫通孔に通し、ネジをメイン基板Bmのネジ孔に挿入する。その後、ネジを締める。
実施形態1において、第2メイン導体Gm2及び第2サブ導体Gs2の導通を実現する方法は、導電棒34pを用いた方法に限定されない。
以下では、実施形態10について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図20は、実施形態10における中継器11の側面図である。図20に示すように、箱体35は、第1導電部分35a、第2導電部分35b及び連結部分35cを有する。第1導電部分35a及び第2導電部分35bそれぞれは前側及び後側に配置されている。連結部分35cは、第1導電部分35aと第2導電部分35bとを連結している。実施形態10において、箱体35の形状は実施形態1と同様である。
なお、実施形態10における中継器11では、第2メイン導体Gm2と第2サブ導体Gs2とを接続する導電棒34pは不要である。
実施形態1では、第2インダクタ22b又は抵抗が、第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2を接続している。しかしながら、第2インダクタ22b及び抵抗とは異なる部材が第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2を接続してもよい。
以下では、実施形態11について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図21は中継装置10の要部構成を示すブロック図である。実施形態11における中継装置10は、実施形態1における中継装置10が有する構成部の中で、コモンモードチョークコイル22を除く他の構成部を有する。実施形態11における中継装置10は、更に、第2の導線60を有する。
なお、中継器11の構成は実施形態1の構成に限定されない。実施形態11の中継器11は、実施形態2~10の中継器11の1つと同様に構成されてもよい。
実施形態1では、直流電源12の負極は、電源コネクタ20を介して第1メイン導体Gm1に接続されている。しかしながら、直流電源12の負極は第1メイン導体Gm1に接続されていなくてもよい。
以下では、実施形態12について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図23は、実施形態12における中継装置10の要部構成を示すブロック図である。実施形態12における中継装置10は、実施形態1における中継装置10が有する構成部の中で、コモンモードチョークコイル22を除く他の構成部を有する。実施形態12における中継装置10は、更に、接続部品61を有する。
なお、中継器11の構成は実施形態1の構成に限定されない。実施形態12の中継器11は、実施形態2~10の中継器11の1つと同様に構成されてもよい。
実施の形態1では、中継器11の第1サブ導体Gs1は中継装置10の第1メイン導体Gm1に接続されている。しかしながら、第1サブ導体Gs1は第1メイン導体Gm1に接続されていなくてもよい。
以下では、実施形態13について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図25は実施形態13における基板接続体47の部分断面図である。図25では、基板接続体47、第1サブ基板Bs1及び第2サブ基板Bs2平面上に配置した状態が示されている。箱体35内では、基板接続体47は複数回曲げられている。実施形態1の説明で述べたように、中継器11は、可撓性を有する矩形状の基板接続体47を有する。基板接続体47は、第1サブ導体Gs1の1つの端面と、第2サブ導体Gs2の1つの端面とを接続する。基板接続体47の一方の端部は第1サブ基板Bs1に埋め込まれている。基板接続体47の他方の端部は第2サブ基板Bs2に埋め込まれている。
なお、実施形態13では、基板接続体47が有する接続導体47gの他方の端部は、第2サブ導体Gs2に接続され、第2サブ導体Gs2と導通してもよい。この場合、接続導体47gの一方の端部は、第1サブ導体Gs1と導通していない。接続導体47gの他方の端部が第2サブ導体Gs2と導通している場合、導体接続素子70は、接続導体47gの一方の端部と、第1サブ導体Gs1とを接続する。導体接続素子70は第1サブ導体Gs1及び第2サブ導体Gs2間に接続されている。
実施形態13では中継装置10は第1メイン導体Gm1を有していなくてもよい。
以下では、実施形態14について、実施形態13と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態13と共通している。このため、実施形態13と共通する構成部には、実施形態13と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図30は、実施形態14における中継装置10の要部構成を示すブロック図である。実施形態14における中継装置10は、実施形態13における中継装置10が有する構成部の中でコモンモードチョークコイル22及び第1メイン導体Gm1を除く他の構成部を有する。
実施形態1では、第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2は電気的に接続されてもよい。
以下では、実施形態15について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図32は、実施形態15における中継器11の要部構成を示すブロック図である。図33は、信号処理回路31の回路図である。実施形態15における中継器11が有する基板接続体47は、実施形態13と同様に構成されている(図25及び図26参照)。従って、基板接続体47内を、通信線Lcに含まれる導線Wa,Wbは基板接続体47内を通っている。基板接続体47が有する接続導体47gの一方の端部は、第1サブ導体Gs1に接続され、第1サブ導体Gs1と導通している。
なお、基板接続体47の接続導体47gは、第2サブ導体Gs2に接続され、第2サブ導体Gs2と導通していてもよい。この場合、電気接続素子80は、第1サブ導体Gs1及び接続導体47g間に接続される。
実施形態1において、中継器11が接続される装置は中継装置10に限定されない。
以下では、実施形態16について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成は実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には、実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図35は、実施形態11における通信システム1の要部構成を示すブロック図である。実施形態1,16を比較した場合、中継器11に接続される装置が異なる。実施形態16における通信システム1は、中継装置10の代わりに電源装置15を備える。直流電源12は電源装置15に電力を供給する。電源装置15は中継器11に電力を供給する。実施形態11では、中継器11には、複数のECU14が接続されている。中継器11は、実施形態1と同様に、2つのECU14間の通信を中継する。
電源装置15の構成は、実施形態1における中継装置10において、一又は複数のバスコネクタ21及び通信回路24を除いた構成である。図35では、第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2を第2インダクタ22bが接続している例が示されている。実施形態1の説明で述べたように、第1メイン導体Gm1及び第2メイン導体Gm2を抵抗が接続してもよい。
実施形態11における中継器11及び通信装置は、実施形態1と同様の効果を奏する。
なお、中継器11は、実施形態2~15のいずれか1つと同様に構成されてもよい。
実施形態1~16において、ECU14の代わりに、他の通信装置、例えば、カメラが用いられてもよい。ECU14と、ECU14とは異なる通信装置とが中継器11に接続されてもよい。実施形態1~10それぞれにおける通信システム1は、更に、実施形態11における中継器11、複数の通信装置(ECU14)及び電源装置15を備えてもよい。この場合、例えば、2つの中継器11が通信線Lcによって接続される。共通の直流電源12は中継装置10及び電源装置15に電力を供給する。実施形態1~11において、第1メイン導体Gm1は、装置接続体34を介して第1サブ導体Gs1に接続されてもよい。装置接続体34が複数の導電棒34pを有する構成では、1つの導電棒34pを介して、第1メイン導体Gm1は第1サブ導体Gs1に接続される。
開示された実施形態1~16はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 中継装置(電源装置)
11 中継器(通信器)
12 直流電源
13,14 ECU
15 電源装置
20 電源コネクタ
21 バスコネクタ
22,45 コモンモードチョークコイル
22a,45a 第1インダクタ
22b,45b 第2インダクタ
23 電源回路
24 通信回路
25,35i,35j,35k,38h 貫通孔
26,28,49 挿入孔
27 接続具
29 ネジ孔
30 通信線接続体
30h,35h 開口
31 信号処理回路(ノイズ除去回路)
32 変換部
33 中継部
34 装置接続体
34p 導電棒(第2の導電棒)
35 箱体
35a 第1導電部分
35b 第2導電部分
35c 連結部分
36a,38 第1突出部
36b 第2突出部
37 導電棒
40a,40b 第1抑制器
41a,41b,42 抵抗
43,44a,44b キャパシタ
46a,46b 第2抑制器
47 基板接続体
47g 接続導体
47i 絶縁体
48 挿入孔(第2の挿入孔)
50 ネジ
60 第2の導線
61 接続部品
70 導体接続素子
80 電気接続素子
Bm メイン基板
Bs1 第1サブ基板(第1基板)
Bs2 第2サブ基板(第2基板)
Gm1 第1メイン導体(第1電源導体)
Gm2 第2メイン導体(第2電源導体)
Gs1 第1サブ導体(第1導体)
Gs2 第2サブ導体(第2導体)
Lb 通信バス
Lc 通信線
M 車両
Wa,Wb 導線
Claims (23)
- 2つの導線それぞれを伝播する2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を受信する通信器であって、
第1導体の電位を基準電位として、前記2つの電気信号からノイズを除去するノイズ除去回路と、
前記ノイズ除去回路がノイズを除去した2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を、基準電位が第2導体の電位である電圧によって表される電圧信号に変換する変換部と、
前記第1導体が配置されている第1基板と、
前記第2導体が配置されている第2基板と、
可撓性を有し、前記第1基板及び第2基板を接続する基板接続体と、
導電性を有し、前記第1基板及び第2基板を収容する箱体と、
前記箱体から外側に突出しており、前記箱体の固定に用いられる突出部と
を備え、
前記突出部は、導電性を有し、前記箱体を介して前記第1導体に導通している
通信器。 - 2つの導線それぞれを伝播する2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を受信する通信器であって、
第1導体の電位を基準電位として、前記2つの電気信号からノイズを除去するノイズ除去回路と、
前記ノイズ除去回路がノイズを除去した2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を、基準電位が第2導体の電位である電圧によって表される電圧信号に変換する変換部と、
前記第1導体が配置されている第1基板と、
前記第2導体が配置されている第2基板と、
可撓性を有し、前記第1基板及び第2基板を接続する基板接続体と、
導電性を有する導電棒と
を備え、
前記第1基板には、前記導電棒が挿入される挿入孔が設けられ、
前記導電棒は、前記挿入孔に挿入され、前記第1導体に導通する
通信器。 - 2つの導線それぞれを伝播する2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を受信する通信器であって、
第1導体の電位を基準電位として、前記2つの電気信号からノイズを除去するノイズ除去回路と、
前記ノイズ除去回路がノイズを除去した2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を、基準電位が第2導体の電位である電圧によって表される電圧信号に変換する変換部と、
前記第1導体が配置されている第1基板と、
前記第2導体が配置されている第2基板と、
可撓性を有し、前記第1基板及び第2基板を接続する基板接続体と、
前記第2基板及び外部装置を接続する装置接続体と
を備え、
前記装置接続体を介して前記変換部に電力が供給される
通信器。 - 2つの導線それぞれを伝播する2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を受信する通信器であって、
ECUに接続し、前記ECUから前記差動信号を受信する通信線接続体と、
第1導体の電位を基準電位として、前記通信線接続体が受信した前記差動信号を構成する前記2つの電気信号からノイズを除去するノイズ除去回路と、
前記ノイズ除去回路がノイズを除去した2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を、基準電位が第2導体の電位である電圧によって表される電圧信号に変換する変換部と、
前記ECUとは異なる外部装置に接続し、前記変換部が変換した前記電圧信号を前記外部装置に送信する装置接続体と、
前記第1導体が配置されている第1基板と、
前記第2導体が配置されている第2基板と、
可撓性を有し、前記第1基板及び第2基板を接続する基板接続体と
を備える通信器。 - 前記差動信号は、イーサネットの通信プロトコルに準拠した通信の信号、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)が用いられる通信の信号、又は、USB(Universal Serial Bus)に準拠した通信の信号である
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信器。 - 前記第1導体及び第2導体間に接続される導体接続素子を備え、
前記導体接続素子はインダクタ、抵抗又は導線である
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信器。 - 前記第1基板の一面に第1回路素子が配置されており、
前記第2基板の一面に第2回路素子が配置されており、
前記第1回路素子が配置されている前記第1基板の一面は、前記第2回路素子が配置されている前記第2基板の一面と対向している
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通信器。 - 前記第1基板の一面に第1回路素子が配置されており、
前記第2基板の一面に第2回路素子が配置されており、
前記第1回路素子が配置されている前記第1基板の一面と、前記第2回路素子が配置されている前記第2基板の一面とは垂直をなす
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信器。 - 導電性を有し、前記第1基板及び第2基板を収容する箱体と、
前記箱体から外側に突出しており、前記箱体の固定に用いられる突出部と
を備え、
前記突出部は、導電性を有し、前記箱体を介して前記第1導体に導通している
請求項2、請求項3、又は請求項4に記載の通信器。 - 前記突出部には、導電性を有するネジが通される貫通孔が設けられており、
前記ネジを締めることによって前記箱体は固定され、
前記箱体が固定された場合、前記ネジは前記突出部に導通する
請求項1又は請求項9に記載の通信器。 - 導電性を有し、前記箱体から外側に突出しており、前記箱体の固定に用いられる第2の突出部を備え、
前記箱体は、
導電性を有し、前記第1導体と導通している第1導電部分と、
導電性を有し、前記第2導体と導通している第2導電部分と、
絶縁性を有し、前記第1導電部分及び第2導電部分を連結する連結部分と
を有し、
前記突出部は前記第1導電部分から突出しており、
前記第2の突出部は前記第2導電部分から突出している
請求項9又は請求項10に記載の通信器。 - 導電性を有する導電棒を備え、
前記第1基板には、前記導電棒が挿入される挿入孔が設けられ、
前記導電棒は、前記挿入孔に挿入され、前記第1導体に導通する
請求項1、請求項3、又は請求項4に記載の通信器。 - 前記第2基板及び外部装置を接続する装置接続体を備え、
前記装置接続体を介して前記変換部に電力が供給される
請求項1又は請求項2に記載の通信器。 - 前記装置接続体は、導電性を有する第2の導電棒を有し、
前記第2基板には、前記第2の導電棒が挿入される第2の挿入孔が設けられている
請求項3、請求項4、又は請求項13に記載の通信器。 - 前記装置接続体は、エッジコネクタであり、前記第2基板から突出している
請求項3、請求項4、又は請求項13に記載の通信器。 - 前記装置接続体は、板状をなし、可撓性を有し、
前記装置接続体の端部は、前記第2基板に設置されている
請求項3、請求項4、又は請求項13に記載の通信器。 - 2つの導線を含む通信線が接続される通信線接続体を備え、
前記差動信号は、前記通信線及び通信線接続体を介して、前記ノイズ除去回路に入力される
請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の通信器。 - 前記通信線接続体は、エッジコネクタであり、前記第1基板から突出している
請求項4、又は請求項17に記載の通信器。 - 2つの導線それぞれを伝播する2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を受信する通信器と、
前記通信器に電力を供給する電源装置と
を備え、
前記通信器は、
第1導体の電位を基準電位として、前記2つの電気信号からノイズを除去するノイズ除去回路と、
前記ノイズ除去回路がノイズを除去した2つの電気信号の電圧差によって表される差動信号を、基準電位が第2導体の電位である電圧によって表される電圧信号に変換する変換部と、
前記第1導体が配置されている第1基板と、
前記第2導体が配置されている第2基板と、
可撓性を有し、前記第1基板及び第2基板を接続する基板接続体と、
前記第2基板及び電源装置を接続する装置接続体と
を有し、
前記電源装置は、前記装置接続体を介して前記変換部に電力を供給する
通信装置。 - 前記電源装置は第1電源導体及び第2電源導体を有し、
前記第1電源導体及び第2電源導体それぞれは、前記第1導体及び第2導体に導通し、
前記第1電源導体及び第2電源導体は、インダクタ又は抵抗によって接続されている
請求項19に記載の通信装置。 - 前記電源装置は第1電源導体及び第2電源導体を有し、
前記第1電源導体及び第2電源導体それぞれは、前記第1導体及び第2導体に導通し、
前記第1電源導体及び第2電源導体は、第2の導線によって接続されている
請求項19に記載の通信装置。 - 電気的な接続を実現する電気接続素子を備え、
前記2つの導線は前記基板接続体内を通過しており、
前記基板接続体は、前記第1導体又は第2導体に導通する接続導体を有し、
前記電気接続素子は、前記接続導体及び第2導体間、又は、前記第1導体及び接続導体間に接続される
請求項20又は請求項21に記載の通信装置。 - 前記通信器は、前記変換部が変換した電圧信号に含まれるデータを、前記装置接続体を介して前記電源装置に送信する
請求項19から請求項22のいずれか1項に記載の通信装置。
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