JP7628389B2 - インストルメントパネルの構造 - Google Patents
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Description
そこで、従来のインストルメントパネルの構造の中には、オーディオ類をインストルメントパネルに組み付ける際、オーディオ類のハーネスをインストルメントパネルの開口に挿通させることにより、ハーネスの噛み込みを防止する構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、本発明のインストルメントパネルの構造では、車両操作用スイッチのハーネスを挿通し、該ハーネスを囲う壁部によって形成された挿通孔が設けられているので、ハーネスが他の周辺部品と接触して擦れることによる劣化を防止することができる。しかも、本発明のインストルメントパネルの構造では、挿通孔の壁部によってハーネス挿通方向の剛性が高められることになるので、衝撃荷重の入力時において、ハーネスの保護に役立たせることができる。
図1~図4は本発明の実施形態に係るインストルメントパネルの構造を示すものである。なお、図において矢印Fr方向は車両前方を示し、矢印O1方向は車両右側外方を示し、矢印O2方向は車両左側外方を示し、矢印U方向は車両上方を示している。また、矢印X方向は車両幅方向を示し、矢印Y方向は車両前後方向を示している。
また、下壁5には、該下壁5の前端部5aから車両上方へ向かって延びる第1壁部51が設けられており、該第1壁部51の車両幅方向のほぼ中央部分には、車両操作用スイッチ(図示せず)のハーネス(ワイヤハーネス)6を挿通する挿通孔50が設けられている。この挿通孔50は、ハーネス6の挿通方向(インストルメントパネル1の内部)に延び、かつハーネス6を囲う壁部50aによって形成されている。すなわち、ハーネス6の挿通経路の四方が壁部50a及び第1壁部51によって囲まれることになり、ハーネス6が周辺の部品と接触して擦れるということは起こらず、ハーネス6の劣化が防げるとともに、インストルメントパネル1の剛性が確保されるようになっている。
本実施形態の内側開口部8は、車両正面視で四角形状を有しており、車両上下方向で上下に位置する上壁81及び下壁5と、車両幅方向で左右に位置に位置する左側壁82及び右側壁83によって形成されている。これら左側壁82及び右側壁83の前端部82a,83aには、車両前方へ向かって上面開口の筒状に延出し、締結具などによってステアリングサポートメンバ2に固定されるメンバ固定部84がそれぞれ設けられており、該メンバ固定部84は、車両正面視で、第1固定部71と第2固定部72との間に位置している。すなわち、第1固定部71は、対向壁70の前端下部70aを車両内側へ向かって折り曲げた位置に設けられ、第2固定部72は、対向壁70の後端下部70bを車両外側へ向かって折り曲げた位置に設けられている。このようなブラケット7を内側開口部8の内側に設けることによって、内側開口部8の捩じれ剛性が向上することになり、オーディオ類3の取付作業時の変形を抑え、オーディオ類3とインストルメントパネル1との見切りの隙間が安定して保持される構造になっている。
なお、ブラケット7は、締結具などによって上壁81に固定される第3固定部73を有しており、第3固定部73は、対向壁70の前端上部70cをそれぞれ車両内側へ向かって折り曲げた位置に設けられている。
また、第1固定部71とメンバ固定部84とは、図3に示すように、車両前後方向に間隔Lを空けて配置されている。これにより、インストルメントパネル1に対して車両前方への荷重が入力した時に、ブラケット7が変形するストロークの距離を確保することが可能となり、ブラケット7の周辺で入力荷重が吸収される効果を促進するようになっている。
これにより、挿通孔50の捩じれ剛性が向上することになり、ハーネス6の保護効果がより一層高められるような構造になっている。
したがって、本実施形態のインストルメントパネル1の構造では、下壁5などによってオーディオ類3等の取付用開口部4の捩じれ剛性が向上することになるので、オーディオ類3を取付ける際に開口部4が捩じれ難くなり、オーディオ類3の取付作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のインストルメントパネル1の構造では、車両操作用スイッチのハーネス6を挿通させる挿通孔50がハーネス6を囲う壁部50aによって形成されているので、ハーネス6が他の周辺部品と接触して擦れるということが無くなり、ハーネス6の劣化を防止することができ、車両操作用スイッチの耐久性向上を図ることができる。さらに、本実施形態のインストルメントパネルの構造では、挿通孔50の壁部50aによってハーネス挿通方向の剛性を高めることになるので、衝撃荷重の入力時に、衝撃荷重からハーネス6を効果的に保護することができる。
すなわち、本実施形態のインストルメントパネル1の構造では、ブラケット7が内側開口部8の内側に設けられていることになるので、内側開口部8の捩じれ剛性を高めることができる。したがって、本実施形態のインストルメントパネル1の構造によれば、オーディオ類3を内側開口部8に取付ける作業時において、内側開口部8を変形し難くすることが可能となり、オーディオ類3とインストルメントパネル1との見切りの隙間を安定して保持でき、インストルメントパネル1の外観品質を向上させることができる。
2 ステアリングサポートメンバ
3 オーディオ類
4 開口部
4a 開口下縁
5 下壁
5a 前端部
6 車両操作用スイッチのハーネス
7 ブラケット
8 内側開口部
50 ハーネスの挿通孔
50a 壁部
51 第1壁部
51a 上端部
52 第2壁部
52a 前端部
52b 内側端部
53 第3壁部
70 ブラケットの対向壁
71 第1固定部
72 第2固定部
81 上壁
82 左側壁
82a 前端部
83 右側壁
83a 前端部
84 メンバ固定部
L 第1固定部とメンバ固定部との車両前後方向の間隔
S 第1固定部と第2固定部との車両前後方向の間隔
Claims (7)
- ステアリングサポートメンバを介して車体に取付けられ、オーディオ類を取付けるための開口部が設けられているインストルメントパネルの構造において、
前記開口部は、開口下縁から車両前方へ向かって延びる部分を有する下壁を備え、
前記下壁には、前記部分の前端部から車両上方へ延びる第1壁部が設けられ、
前記第1壁部には、車両操作用スイッチのハーネスを挿通する挿通孔が設けられ、
前記挿通孔は、車両前方へ向かって延びる壁部によって囲まれていることを特徴とするインストルメントパネルの構造。 - 前記開口部の内側には、ブラケットを介して前記オーディオ類を取付けるための内側開口部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のインストルメントパネル。
- 前記ブラケットは、車両幅方向に離間して配置されて前記下壁に固定される第1固定部と第2固定部を有し、
前記内側開口部は、車両上下方向で上下に位置する上壁及び前記下壁と、車両幅方向で左右に位置に位置する左側壁及び右側壁によって形成され、
前記左側壁及び前記右側壁の前端部には、前記ステアリングサポートメンバに固定されるメンバ固定部が設けられ、該メンバ固定部は、車両正面視で、前記第1固定部と前記第2固定部との間に位置していることを特徴とする請求項2に記載のインストルメントパネルの構造。 - 前記下壁は、前記第1壁部の上端部から車両前方へ延びる第2壁部と、前記第2壁部の前端部から車両上方へ延びる第3壁部をさらに有し、
前記第1固定部は、前記第3壁部に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のインストルメントパネルの構造。 - 前記第2壁部の車両幅方向の内側には、車両上方に延び、かつ前記壁部の一部を形成する内側端部が設けられ、前記壁部と前記第3壁部とは、連結されていることを特徴とする請求項4に記載のインストルメントパネルの構造。
- 前記第1固定部と前記第2固定部とは、車両前後方向に間隔を空けて配置されていることを特徴とする請求項3~5のいずれか1つに記載のインストルメントパネルの構造。
- 前記第1固定部と前記メンバ固定部とは、車両正面視で、車両幅方向に並ぶように配置されていることを特徴とする請求項3~6のいずれか1つに記載のインストルメントパネルの構造。
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| JP2019111192A JP7628389B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | インストルメントパネルの構造 |
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2019
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