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JP7628911B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description

本明細書に開示の技術は、半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1に、窒化ガリウム半導体基板をアニールする方法が開示されている。この方法では、まず、窒化ガリウム半導体基板の表面に窒化アルミニウムによって構成された保護膜を形成する。その後、窒化ガリウム半導体基板を1200℃以下の温度でアニールする。この方法によれば、アニール中に窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化を抑制できる。また、特許文献1には、この方法であっても、アニールの温度が1200℃を超える場合には、窒化ガリウム半導体基板の結晶品質が損なわれることが記載されている。
特開平08-186332号公報
本明細書では、窒化ガリウム半導体基板の劣化を抑制しながら、窒化ガリウム半導体基板を1200℃よりも高い温度でアニールする技術を提案する。
本明細書が開示する半導体装置の製造方法は、窒化ガリウム半導体基板の表面にアモルファスと粒状結晶の少なくとも一方の構造を有する窒化アルミニウムによって構成された保護膜を形成する工程と、前記保護膜によって前記表面が覆われた前記窒化ガリウム半導体基板を1200℃よりも高い温度でアニールする工程、を有する。
なお、窒化ガリウム半導体基板は、窒化ガリウムを主成分とする半導体層である。例えば、窒化ガリウム半導体基板は、窒化ガリウム(GaN)により構成されていてもよいし、窒化インジウムガリウム(InGaN)により構成されていてもよいし、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)により構成されていてもよいし、窒化インジウムアルミニウムガリウム(InAlGaN)により構成されていてもよい。
本願発明者らは、複数の窒化ガリウム半導体基板の表面に構造が異なる種々の窒化アルミニウム膜(すなわち、保護膜)を形成し、その後に各窒化ガリウム半導体基板を1200℃よりも高い温度でアニールする実験を行った。その結果、柱状結晶(各結晶粒が窒化ガリウム半導体基板の表面から柱状に伸びている多結晶)の構造を有する保護膜が形成された窒化ガリウム半導体基板では、保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面で顕著な劣化が生じることが分かった。また、アモルファスと粒状結晶(各結晶粒が粒状の多結晶)の構造を有する保護膜が形成された窒化ガリウム半導体基板では、保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化が抑制されることが分かった。
上述した製造方法では、窒化ガリウム半導体基板の表面にアモルファスと粒状結晶の少なくとも一方の構造を有する窒化アルミニウムによって構成された保護膜を形成する。したがって、その後に窒化ガリウム半導体基板を1200℃よりも高い温度でアニールするときに、保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化が抑制される。以上に説明したように、この製造方法によれば、窒化ガリウム半導体基板の劣化を抑制しながら、窒化ガリウム半導体基板を1200℃よりも高い温度でアニールすることができる。
半導体装置の製造方法を示す断面図。 半導体装置の製造方法を示す断面図。 半導体装置の製造方法を示す断面図。 スパッタリング装置を示す構成図。 半導体装置の製造方法を示す断面図。 保護膜中のピットを示す断面図。 窒化ガリウム半導体基板まで拡大したピットを示す断面図。 実施例1の製造方法において、流量比Rを変更する実験の結果を示す表。 サンプルAの保護膜18中の構成元素の比率を示すグラフ。 サンプルCの保護膜18中の構成元素の比率を示すグラフ。 サンプルAの保護膜18の断面を示す画像。 サンプルCの保護膜18の断面を示す画像。 実施例1において、流量比Rとピット密度とピット面積比率の関係を示すグラフ。 実施例2の製造方法において、流量比Rを変更する実験の結果を示す表。 実施例2において、流量比Rとピット面積比率の関係を示すグラフ。
本明細書が開示する一例の製造方法では、前記保護膜の少なくとも一部が、アモルファスの構造を有する窒化アルミニウムによって構成されていてもよい。
この構成によれば、アニール時に保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化をより効果的に抑制できる。
本明細書が開示する一例の製造方法においては、前記保護膜を形成する前記工程では、スパッタリングによって前記保護膜を形成してもよい。前記スパッタリングでは、ターゲットとして窒化アルミニウムを使用してもよい。
ターゲットとして窒化アルミニウムを使用する場合には、前記スパッタリングでは、スパッタリングガスをスパッタリング装置のチャンバー内に供給し、窒素ガスを前記チャンバー内に供給しなくてもよい。
この構成によれば、アニール時に保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化をより効果的に抑制できる。
ターゲットとして窒化アルミニウムを使用する場合には、スパッタリングガスとともに窒素ガスをスパッタリング装置のチャンバー内に供給してもよい。この場合には、前記窒素ガスの供給量をsccm単位で表した値を前記スパッタリングガスの供給量をsccm単位で表した値で除算した値が、0.25未満であってもよい。
この構成によれば、アニール時に保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化をより効果的に抑制できる。
本明細書が開示する一例の製造方法においては、前記保護膜を形成する前記工程では、スパッタリングによって前記保護膜を形成してもよい。前記スパッタリングでは、ターゲットとしてアルミニウムを使用し、窒素ガスとスパッタリングガスをスパッタリング装置のチャンバー内に供給してもよい。
ターゲットとしてアルミニウムを使用する場合には、窒素ガスをチャンバー内に供給することで、窒化アルミニウムによって構成された保護膜を形成することができる。
前記ターゲットとしてアルミニウムを使用する場合には、前記窒素ガスの供給量をsccm単位で表した値を前記スパッタリングガスの供給量をsccm単位で表した値で除算した値が、0.25以上かつ0.43以下であってもよい。
この構成によれば、アニール時に保護膜の下の窒化ガリウム半導体基板の表面の劣化をより効果的に抑制できる。
本明細書が開示する一例の製造方法は、前記保護膜を形成する前記工程の前に、前記窒化ガリウム半導体基板にp型不純物を注入する工程をさらに有していてもよい。
この構成によれば、1200℃よりも高い温度でのアニールによってp型不純物を効率的に活性化することができる。
実施例1の半導体装置の製造方法について説明する。実施例1の製造方法では、図1に示すように、GaNにより構成された支持層12上に、GaNにより構成されたドリフト層14をエピタキシャル成長させる。ドリフト層14は、n型不純物濃度が低いn型層である。以下では、支持層12とドリフト層14の全体を、窒化ガリウム半導体基板10という。
次に、イオン注入工程を実施する。イオン注入工程では、図2に示すように、ドリフト層14にp型不純物をイオン注入する。p型不純物として、例えば、マグネシウムを使用することができる。また、ここでは、ドリフト層14が露出している窒化ガリウム半導体基板10の表面10aの一部にマスク層80を形成し、マスク層80を介してドリフト層14に選択的にp型不純物を注入する。これによって、ドリフト層14の表層部に、イオン注入層16を形成する。イオン注入の完了後に、マスク層80を除去する。
次に、保護膜形成工程を実施する。保護膜形成工程では、図3に示すように、窒化ガリウム半導体基板10の表面10a上、窒化アルミニウムにより構成された保護膜18を形成する。ここでは、スパッタリングによって保護膜18を形成する。
図4は、保護膜18を形成するためのスパッタリング装置100を示している。スパッタリング装置100は、チャンバー110、ステージ120、及び、ターゲット130を有している。チャンバー110の内部に、ステージ120とターゲット130が配置されている。ステージ120は、チャンバー110の下部に配置されている。ステージ120上に、窒化ガリウム半導体基板10を載置することができる。ターゲット130は、ステージ120の上方に配置されている。ターゲット130は、ステージ120上に載置された窒化ガリウム半導体基板10と対向する位置に配置されている。実施例1では、ターゲット130は窒化アルミニウム(AlN)により構成されている。さらに、スパッタリング装置100は、スパッタリングガス供給管150、窒素ガス供給管160、ガス排出管170、及び、電源180を有している。スパッタリングガス供給管150は、チャンバー110内にスパッタリングガスを供給する。スパッタリングガスとしては、希ガス等の不活性ガスを使用することができる。実施例1では、スパッタリングガスとしてアルゴン(すなわち、Ar)を使用する。窒素ガス供給管160は、チャンバー110内に窒素ガス(すなわち、N)を供給する。ガス排出管170は、チャンバー110内のガスを外部に排出する。電源180は、ステージ120とターゲット130の間に電圧(例えば、直流電圧または高周波電圧)を印加する。
保護膜形成工程では、まず、図4に示すように、ステージ120上に窒化ガリウム半導体基板10を載置する。ここでは、表面10aが露出する向きで窒化ガリウム半導体基板10を載置する。次に、図示しない真空ポンプを作動させてチャンバー110内のガスをガス排出管170から排出し、チャンバー110内を減圧する。次に、スパッタリングガス供給管150からチャンバー110内にスパッタリングガスを供給する。また、必要に応じて、スパッタリングガスとともに、窒素ガス供給管160からチャンバー110内に窒素ガスを供給する。次に、電源180によってステージ120とターゲット130の間に電圧を印加する。すると、スパッタリングガスがプラズマ化し、スパッタリングガスの原子(すなわち、Ar)がターゲット130に衝突する。すると、ターゲット130から窒化アルミニウム原子が飛び出し、飛び出した窒化アルミニウム原子が窒化ガリウム半導体基板10の表面10a上に堆積する。したがって、表面10a上に、窒化アルミニウムによって構成された保護膜18が形成される。
次に、アニール工程を実施する。アニール工程では、表面10aに保護膜18が形成された窒化ガリウム半導体基板10を、1200℃よりも高い温度に加熱する。例えば、窒化ガリウム半導体基板10を、1400℃以上の温度で加熱する。また、例えば、窒化ガリウム半導体基板10を、アンモニア(すなわち、NH)の雰囲気下でアニールしてもよい。窒化ガリウム半導体基板10を加熱すると、イオン注入層16内のp型不純物が活性化する。その結果、図5に示すように、ドリフト層14の表層部にp型層20が形成される。なお、窒化ガリウム半導体基板10を1400℃以上の温度で加熱する場合には、イオン注入層16内のp型不純物の活性化率が高く、キャリア濃度が高いp型層20を形成することができる。
アニール工程でp型層20を形成したら、その他の必要な半導体層を形成し、窒化ガリウム半導体基板10に接する電極、絶縁膜等を形成することで、半導体装置が完成する。製造される半導体装置は、スイッチング素子(例えば、電界効果トランジスタ、高電子移動度トランジスタ等)であってもよいし、ダイオードであってもよいし、その他の素子であってもよい。
アニール工程では、窒化ガリウム半導体基板10の表面10aが保護膜18に覆われているので、表面10aにおける窒化ガリウム半導体基板10の分解が抑制される。但し、図6に示すように保護膜18にピット30(厚み方向に伸びる空隙)が存在していると、アニール工程中にピット30の下部で窒化ガリウム半導体基板10が分解される。この場合、図7に示すように、ピット30が拡大して窒化ガリウム半導体基板10の表面10aまで達する。すなわち、窒化ガリウム半導体基板10の表面10aにピット30が形成される。表面10aにピット30が形成されると、窒化ガリウム半導体基板10の表面状態が悪くなる。以下に、保護膜形成工程における条件と、アニール工程後の窒化ガリウム半導体基板10の表面状態との関係について説明する。
保護膜18の膜質は、スパッタリング工程における窒素ガスの供給量(以下、流量FN(単位:sccm)という)とスパッタリングガスの供給量(以下、流量FS(単位:sccm)という)との比によって変化する。以下では、流量FNと流量FSの比を、流量比Rとして表す。流量比Rは、流量FNを流量FSで除算した値である。図8は、流量比Rを変化させて保護膜18を形成した実験結果を示している。図8に示すサンプルA~Dは、図8中に示された流量比Rの条件で保護膜18を形成したサンプルである。図8の中段の各画像は、アニール工程前の保護膜18の表面を示している。アニール工程前において、サンプルA~Dのいずれでも、保護膜18の表面に異常は認められなかった。
図9はサンプルAの保護膜18の深さ方向における構成元素の濃度分布を示している。また、図10は、サンプルCの保護膜18の深さ方向における構成元素の濃度分布を示している。図10に示すように、サンプルCでは、保護膜18中に窒素原子とアルミニウム原子が略同じ割合で含まれている。これに対し、図9に示すように、サンプルAでは、保護膜18中において、アルミニウム原子の割合が窒素原子の割合よりも明らかに高い。すなわち、サンプルAの保護膜18中では、サンプルCの保護膜18中よりも、アルミニウム原子が占める割合が高い。このように、スパッタリング工程において流量比Rを変化させことで、形成される保護膜18中の構成元素の割合を変化させることができる。
図11、12は、アニール工程前の保護膜18の断面をTEM(Transmission Electron Microscope)により撮影した画像である。図11はサンプルAの保護膜18を撮影した画像であり、図12はサンプルCの保護膜18を撮影した画像である。
上述したように、サンプルCの保護膜18中には、窒素原子とアルミニウム原子が略同じ割合で含まれている。このため、図12に示すように、サンプルCの保護膜18は、多結晶の構造を有する。図12に示すように、サンプルCの保護膜18中では、各結晶粒が窒化ガリウム半導体基板10の表面10aからほぼ垂直方向に沿って柱状に伸びている。すなわち、サンプルCの保護膜18は、柱状結晶の構造を有している。また、図12に示すように、サンプルCでは、保護膜18の表面から深さ方向に伸びるピット30(白い部分)が確認された。ピット30の深さは約122nmである。このように、サンプルCでは、保護膜18が柱状結晶により構成されており、このため保護膜18中に多数のピット30が存在する。図示していないが、サンプルDでも、保護膜18が柱状結晶により構成されており、保護膜18に多数のピット30が存在する。
上述したように、サンプルAの保護膜18中では、アルミニウム原子の割合が窒素原子の割合よりもかなり高い。このため、図11に示すように、サンプルAでは、保護膜18の略全体がアモルファスの構造を有する。サンプルAでは、保護膜18全体が略均質であり、保護膜18中にピット30は確認されない。また、図示していないが、サンプルBでは、保護膜18の一部が粒状結晶により構成されており、保護膜18のその他の部分がアモルファスにより構成されていた。サンプルBでは、保護膜18中にピット30はほとんど確認されない。
図8の下段の各画像は、1400℃でアニール工程を実施した後の窒化ガリウム半導体基板10及び保護膜18の表面を示している。下段の各画像において、左側の部分は保護膜18の表面を示しており、右側の部分は保護膜18を除去することによって露出させた窒化ガリウム半導体基板10の表面10aを示している。表面10aを示す各画像の中で、黒い部分がピット30である。また、図13は、図8の下段の各画像に基づいてピット密度とピット面積比率を算出した結果を示している。ピット密度は、表面10aにおけるピット30の密度であり、ピット面積比率は、表面10aに占めるピット30の面積の比率である。図8、13に示すように、流量比Rが低いほどピット密度及びピット面積比率が低くなる。
以上に説明したように、流量比Rが低い条件で保護膜18が形成されたサンプルA、Bでは、保護膜18がアモルファスまたは粒状結晶の構造を有しており、保護膜18中のピット30が少ない。したがって、サンプルA、Bでは、アニール工程で窒化ガリウム半導体基板10の表面10aに形成されるピット30が少ない。このように、実施例1の保護膜形成工程では、流量比Rが低いほど、保護膜18の結晶性が低下し、保護膜18中のピット30が少なくなる。したがって、流量比Rが低いほど、アニール工程で表面10aに形成されるピット30が少なくなる。図13から明らかなように、実施例1では、流量比Rを0.25未満とすることで、保護膜18がアモルファスと粒状結晶の少なくとも一方の構造となり、窒化ガリウム半導体基板10でのピット30の発生を抑制できる。特に、流量比Rを0.04以下とすることで、ピット30の発生をより効果的に抑制できる。このように、保護膜18がアモルファスと粒状結晶の少なくとも一方の構造である場合には、単一の保護膜18によって、1200℃よりも高温のアニール工程において窒化ガリウム半導体基板10の劣化を抑制できる。
実施例2の製造方法では、保護膜形成工程で使用するターゲット130が単体のアルミニウムである点で実施例1の製造方法と異なる。実施例2の製造方法のその他の構成は、実施例1の製造方法と等しい。実施例2の保護膜形成工程では、ターゲット130からアルミニウム原子が飛び出し、飛び出したアルミニウム原子が窒化ガリウム半導体基板10の表面10a上に堆積する。また、表面10a上に堆積するアルミニウム原子は、窒素ガスと反応して窒化アルミニウムとなる。したがって、窒化ガリウム半導体基板10の表面10a上に、窒化アルミニウムによって構成された保護膜18が形成される。
図14は、実施例2の保護膜形成工程で流量比Rを変化させて保護膜18を形成した実験結果を示している。図14に示すサンプルE~Iは、図14中に示された流量比Rの条件で保護膜18を形成したサンプルである。図14の中段の各画像は、アニール工程前の保護膜18の表面を示している。アニール工程前において、サンプルE~Iのいずれでも、保護膜18の表面に異常は認められなかった。
図14の下段の各画像は、1400℃でアニール工程を実施した後の窒化ガリウム半導体基板10及び保護膜18を示している。下段の各画像において、左側の部分は保護膜18の表面を示しており、右側の部分は保護膜18を除去することによって露出させた窒化ガリウム半導体基板10の表面10aを示している。表面10aを示す各画像の中で、黒い部分がピット30である。また、図15は、図14の下段の各画像に基づいてピット面積比率を算出した結果を示している。図14、15に示すように、実施例2では、流量比Rが低すぎる場合と流量比Rが高すぎる場合のいずれでも、ピット面積比率が上昇する結果となった。図15に示すように、実施例2では、流量比Rを0.25以上かつ0.43以下とすることで、保護膜18がアモルファスと粒状結晶の少なくとも一方の構造となり、窒化ガリウム半導体基板10でのピット30の発生を抑制できる。
なお、実施例1、2のいずれにおいても、保護膜18の厚さを100nm以上とすることで、窒化ガリウム半導体基板10の表面10aにおけるピット30の形成をより効果的に抑制することができる。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10:窒化ガリウム半導体基板、12:支持層、14:ドリフト層、16:イオン注入層、18:保護膜、20:p型層、30:ピット

Claims (7)

  1. 半導体装置の製造方法であって、
    窒化ガリウム半導体基板(10)の表面(10a)に、粒状結晶により構成された部分とアモルファスにより構成された部分とを有する窒化アルミニウムによって構成された保護膜(18)を形成する工程と、
    前記保護膜によって前記表面が覆われた前記窒化ガリウム半導体基板を、1200℃よりも高い温度でアニールする工程、
    を有する製造方法。
  2. 前記保護膜を形成する前記工程では、スパッタリングによって前記保護膜を形成し、
    前記スパッタリングでは、ターゲットとして窒化アルミニウムを使用する、
    請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記スパッタリングでは、スパッタリングガスをスパッタリング装置のチャンバー内に供給し、窒素ガスを前記チャンバー内に供給しない、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記スパッタリングでは、窒素ガスとスパッタリングガスをスパッタリング装置のチャンバー内に供給し、
    前記窒素ガスの供給量をsccm単位で表した値を前記スパッタリングガスの供給量をsccm単位で表した値で除算した値が、0.25未満である、
    請求項2に記載の製造方法。
  5. 前記保護膜を形成する前記工程では、スパッタリングによって前記保護膜を形成し、
    前記スパッタリングでは、ターゲットとしてアルミニウムを使用し、窒素ガスとスパッタリングガスをスパッタリング装置のチャンバー内に供給する、
    請求項1に記載の製造方法。
  6. 前記窒素ガスの供給量をsccm単位で表した値を前記スパッタリングガスの供給量をsccm単位で表した値で除算した値が、0.25以上かつ0.43以下である、請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記保護膜を形成する前記工程の前に、前記窒化ガリウム半導体基板にp型不純物を注入する工程をさらに有する請求項1~6のいずれか一項に記載の製造方法。
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