JP7630941B2 - 取引処理システム及び取引処理方法 - Google Patents
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Description
また、上記の取引に関して電子レシートサービスの適用を希望する決済者は、電子レシートサービスの利用者の識別子などを表したバーコードを、スマートフォンなどの情報端末に表示させて、読み取らせる等の操作が必要であった。
このため、決済者の操作が面倒であった。
このような事情から、電子レシートサービスを利用する取引の決済者の認証に生体認証を用いる場合の決済者の手間を軽減できることが望まれていた。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係る取引処理システム100の概略構成を示すブロック図である。
取引処理システム100は、ユーザ端末1、販売サーバ2、代行サーバ3、認証サーバ4、決済サーバ5、レシートサーバ6及び特典サーバ7を含む。そしてこれらユーザ端末1、販売サーバ2、代行サーバ3、認証サーバ4、決済サーバ5、レシートサーバ6及び特典サーバ7は、通信ネットワーク200を介して通信可能である。通信ネットワーク200は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網、専用線などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。なお、取引処理システム100には、複数のユーザ端末1及び決済サーバ5が含まれるが、図1においては1つのみを示している。また、取引処理システム100には、販売サーバ2が複数設けられる場合もある。また、取引処理システム100には、特典サーバ7が複数設けられる場合もある。
なお、商品販売者及び各種サービスの提供者は、典型的にはそれぞれ別々である。しかしながら、商品販売者及び各種サービスの提供者の一部又は全部が同一の業者等であってもよい。
ユーザ端末1は、典型的には、スマートフォン、携帯電話、あるいはタブレット端末等のような携帯型の情報処理装置である。
入力ユニット15は、生体情報を入力する。生体情報は、例えば指紋、静脈、虹彩及び顔などの特徴を表す情報である。生体情報としては例えば、周知の生体認証技術で用いられる情報と同様な情報を用いることができる。生体情報として例えば指紋の特徴を用いるのであれば、入力ユニット15としては例えば既存の指紋センサーを用いることができる。また生体情報として顔の特徴を用いるのであれば、入力ユニット15としては例えば既存のカメラを用いることができる。
伝送路17は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
販売サーバ2は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信ユニット24及び伝送路25を含む。プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23及び通信ユニット24は、伝送路25を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ21、メインメモリ22及び補助記憶ユニット23が伝送路25により接続されていることによって、販売サーバ2を制御するためのコンピュータが構成される。
伝送路25は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
代行サーバ3は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、通信ユニット34及び伝送路35を含む。プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33及び通信ユニット34は、伝送路35を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ31、メインメモリ32及び補助記憶ユニット33が伝送路35により接続されていることによって、代行サーバ3を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、通信ユニット34及び伝送路35の機能の概略は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信ユニット24及び伝送路25と同等であるので、その説明は省略する。
決済情報データベースDBAは、取引処理サービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRAの集合である。データレコードDRAは、フィールドFAA,FABを含む。フィールドFAAには、利用者の識別子であるユーザID(identifier)がセットされる。フィールドFABには、利用者が予め申告した決済情報がセットされる。決済情報は、決済サーバ5が提供する決済サービスを利用するための情報である。決済情報は、クレジット決済、電子マネー決済、あるいはコード決済などの他の様々な決済サービスを利用するために予め定められる、例えばクレジット番号などの各種データである。なおデータレコードDRAは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
認証サーバ4は、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、通信ユニット44及び伝送路45を含む。プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43及び通信ユニット44は、伝送路45を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ41、メインメモリ42及び補助記憶ユニット43が伝送路45により接続されていることによって、認証サーバ4を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、通信ユニット44及び伝送路45の機能の概略は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信ユニット24及び伝送路25と同等であるので、その説明は省略する。
認証データベースDBBは、取引処理サービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRBの集合である。データレコードDRBは、フィールドFBA,FBBを含む。フィールドFBAには、ユーザIDがセットされる。フィールドFBBには、利用者の生体情報がセットされる。生体情報は例えば、ハッシュ値としてフィールドFBBにセットされる。なおデータレコードDRBは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
決済サーバ5は、プロセッサ51、メインメモリ52、補助記憶ユニット53、通信ユニット54及び伝送路55を含む。プロセッサ51、メインメモリ52、補助記憶ユニット53及び通信ユニット54は、伝送路55を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ51、メインメモリ52及び補助記憶ユニット53が伝送路55により接続されていることによって、認証サーバ4を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ51、メインメモリ52、補助記憶ユニット53、通信ユニット54及び伝送路55の機能の概略は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信ユニット24及び伝送路25と同等であるので、その説明は省略する。
レシートサーバ6は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶ユニット63、通信ユニット64及び伝送路65を含む。プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶ユニット63及び通信ユニット64は、伝送路65を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ61、メインメモリ62及び補助記憶ユニット63が伝送路65により接続されていることによって、レシートサーバ6を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶ユニット63、通信ユニット64及び伝送路65の機能の概略は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信ユニット24及び伝送路25と同等であるので、その説明は省略する。
レシートデータベースDBCは、取引処理サービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRCの集合である。データレコードDRCは、フィールドFCA,FCBを含む。またデータレコードDRCは、フィールドFCC以降のフィールドを含み得る。フィールドFCAには、ユーザIDがセットされる。フィールドFCBには、1つの取引に関するレシート情報がセットされる。フィールドFCAにセットされているユーザIDで識別される利用者に関して複数のレシート情報が登録済みである場合は、2つ目以降の取引に関するレシート情報がフィールドFCC以降の各フィールドにセットされる。なおデータレコードDRCは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
特典サーバ7は、プロセッサ71、メインメモリ72、補助記憶ユニット73、通信ユニット74及び伝送路75を含む。プロセッサ71、メインメモリ72、補助記憶ユニット73及び通信ユニット74は、伝送路75を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ71、メインメモリ72及び補助記憶ユニット73が伝送路75により接続されていることによって、特典サーバ7を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ71、メインメモリ72、補助記憶ユニット73、通信ユニット74及び伝送路75の機能の概略は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信ユニット24及び伝送路25と同等であるので、その説明は省略する。
ポイントデータベースDBDは、取引処理サービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRDの集合である。データレコードDRDは、フィールドFDA,FDBを含む。フィールドFDAには、ユーザIDがセットされる。フィールドFDBには、利用者に関するポイント情報がセットされる。ポイント情報にどのような情報を含むかは任意であるが、例えば現状での保有ポイント数を含むことが想定される。ポイント情報には、ポイントの付与及び利用の履歴を表した履歴情報を含んでもよい。なおデータレコードDRDは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
利用者は、取引処理サービスを利用するためには、ユーザ端末1にクライアントアプリAPAをインストールした上で、当該クライアントアプリAPAに基づく情報処理の開始を指示する。さらに利用者は、利用者登録を指示する。なお、利用者によるユーザ端末1での各種の指示は、例えばタッチパネル14での予め定められた操作により行われる。
開始指示に応じてユーザ端末1にてプロセッサ11は、クライアントアプリAPAに基づく情報処理を開始する。
なお、以下に説明する各種の要求は、上記と同様に、要求の目的を識別するための識別情報を含んだ要求データを、通信ネットワーク200を介して授受することにより実現される。
ACT6としてプロセッサ41は、認証データベースDBBを更新する。プロセッサ41は例えば、要求データに含まれたユーザID及び生体情報をフィールドFBA,FBBにそれぞれセットした新たなデータレコードDRBを認証データベースDBBに追加する。
なお、以下に説明する各種の通知は、上記と同様に、通知の目的を識別するための識別情報を含んだ通知データを、通信ネットワーク200を介して授受することにより実現される。
上記の通知データが通信ネットワーク200によりユーザ端末1へと伝送され、通信ユニット16により受信されると、ユーザ端末1は利用者登録に関する処理を終了する。
利用者登録を済ませた利用者が店舗で商品購入に関わる決済に取引処理サービスを利用する場合には、商品登録のための登録装置における利用者又は店員による操作により、取引処理サービスの利用を宣言する。この宣言を受けて販売サーバ2においてプロセッサ21は、ACT21へと進む。
ACT22としてプロセッサ11は、生体情報を入力する。プロセッサ11は例えば、生体情報を入力するように利用者に案内する。利用者は、案内に従い、自らの生体情報を入力ユニット15に入力させるための作業を行う。そしてこれにより、プロセッサ11は、前述と同様に生体情報を得る。かくしてプロセッサ11は、取引の決済者となる利用者の生体情報を取得する。つまりクライアントアプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは取得手段として機能する。そしてユーザ端末1は、取得手段を備える第1の装置に相当する。
ACT23としてプロセッサ11は、生体情報を販売サーバ2に通知する。プロセッサ11は、ここで送信する通知データには、ACT22で入力した生体情報を含める。
ACT24としてプロセッサ21は、代行サーバ3に対して決済を要求する。プロセッサ21は、ここで送信する要求データには、登録装置で算出された決済金額と、ACT23にて通知された生体情報とを含める。
ACT25としてプロセッサ31は、認証サーバ4に対して認証を要求する。プロセッサ31は、ここで送信する要求データには、ACT24にて販売サーバ2から送られた要求データに含まれた生体情報を含める。
ACT26としてプロセッサ41は、照会処理を行う。つまりプロセッサ41は例えば、ACT25にて代行サーバ3から送られた要求データに含まれた生体情報が、認証データベースDBBに登録されている生体情報のいずれかに合致するかを確認する。プロセッサ41は例えば、ACT25にて代行サーバ3から送られた要求データに含まれた生体情報との特徴の一致率が予め定められた割合以上であるならば認証成功とし、そうでなければ認証失敗とする。そしてプロセッサ41は例えば、認証成功であるならば、一致率が最大である生体情報がセットされたフィールドFBBを含んでいるデータレコードDRBを選択する。そしてプロセッサ41は例えば、該当のデータレコードDRBのフィールドFBAにセットされたユーザIDを取得する。なお照会処理は、生体認証のための別の周知の処理であってもよい。かくしてプロセッサ41は、生体情報に関連付けられた識別子としてのユーザIDを判定する。つまり認証アプリAPDに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは判定手段として機能する。そして認証サーバ4は、判定手段を備える第2の装置に相当する。
ACT28としてプロセッサ31は、ACT24として販売サーバ2からなされた決済要求に応じた決済に用いる決済サーバ5を決定する。プロセッサ31は例えば、結果通知の通知データに含まれたユーザIDがフィールドFAAにセットされているデータレコードDRAを、決済情報データベースDBAから探し出す。そしてプロセッサ31は、該当するデータレコードDRAのフィールドFABにセットされた決済情報に対応している決済サーバ5を、決済に用いる決済サーバ5として決定する。
ACT30としてプロセッサ51は、要求データに含まれた決済金額を、決済情報を用いて決済するための決済処理を行う。プロセッサ51は例えば、決済金額を、決済情報に含まれたクレジット番号に関連付けられた口座から引き落としするための処理を実行する。なお、プロセッサ51が行う決済処理は、既存の決済サーバにて行われているのと同様な処理であって構わない。
ACT32としてプロセッサ31は、販売サーバ2に対して決済処理の結果を通知する。プロセッサ31は、ここでの通知データには、ACT31にて決済サーバ5から受けた通知データに含まれた結果情報と、ACT27にて認証サーバ4から受けた通知データに含まれたユーザIDとを含める。
ACT33としてプロセッサ21は、レシートサーバ6に対して電子レシートの登録を要求する。プロセッサ21は、ここでの要求データには、ACT32にて代行サーバ3から受けた通知データに含まれたユーザIDと、レシート情報とを含める。レシート情報は、ACT24にて代行サーバ3へと通知した決済金額の算出の対象となった取引の内容を表す情報である。レシート情報にどのような情報を含むかは、例えば販売アプリAPBの作成者などによって任意に定められてよい。レシート情報は例えば、取引が行われた店舗の名称及び日付、あるいはレシートナンバーなどの取引を管理するための情報と、取引の対象となった商品の個々に関しての商品コード、点数、単価及び合計金額などの情報を含む。つまりレシート情報は、紙レシートに記載される各種の情報を含むことが想定される。またレシート情報は、ACT31で決済サーバ5から送られた通知データに含まれる決済番号などを含んでもよい。なお、レシート情報は、登録装置にて生成されてもよい。この場合にプロセッサ21は、登録装置から取得したレシート情報を要求データに含める。
ACT34としてプロセッサ61は、レシートデータベースDBCを更新する。プロセッサ61は例えば、ACT33にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるユーザIDがフィールドFCAにセットされているデータレコードDRCをレシートデータベースDBCから探し出す。そしてプロセッサ61は、該当するデータレコードDRCが見つかったならば、当該データレコードDRCの末尾のフィールドの後ろに新たなフィールドを追加する。そしてプロセッサ61は、この新たなフィールドに、ACT33にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるレシート情報をセットする。プロセッサ61は、該当するデータレコードDRCが見つからなかったならば、フィールドFCA,FCBにACT33にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるユーザID及びレシート情報をセットした新たなデータレコードDRCをレシートデータベースDBCに追加する。
ACT35としてプロセッサ61は、販売サーバ2に対して、レシート登録が完了した旨を通知する。
ACT36としてプロセッサ21は、特典サーバ7に対してポイントサービスに関する処理を要求する。プロセッサ21は、ここでの要求データには、ACT32にて代行サーバ3から受けた通知データに含まれたユーザIDと、ポイント情報とを含める。図14では、取引内容に応じた付与ポイント数を決済者の保有ポイント数に加算するサービスを実現するためのシーケンスを表している。このためポイント情報は、取引内容に応じた付与ポイント数を表す。どのようなポイントサービスを提供し、ポイント情報にどのような情報を含むかは、例えばポイントサービスアプリAPGの作成者などによって任意に定められてよい。なお、ポイント情報は、登録装置にて生成されてもよい。この場合にプロセッサ21は、登録装置から取得したポイント情報を要求データに含める。
ACT37としてプロセッサ71は、ポイントデータベースDBDを更新する。プロセッサ71は例えば、ACT36にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるユーザIDがフィールドFDAにセットされているデータレコードDRDをポイントデータベースDBDから探し出す。そしてプロセッサ71は、該当するデータレコードDRDが見つかったならば、当該データレコードDRDのフィールドFDBにセットされているポイント情報が表す保有ポイント数を、当該保有ポイント数に上記の要求データに含まれたポイント情報が表す付与ポイント数を加算した数に書き換える。
ACT38としてプロセッサ71は、販売サーバ2に対して、ポイント処理が完了した旨を通知する。
第2の実施形態に係る取引処理システム100の概略構成は第1の実施形態と同様であるので、図示及び説明を省略する。そして第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、各種データベースの構造とシーケンスの一部である。
図15は決済情報データベースDBAに含まれるデータレコードDREの構成を模式的に示す図である。
認証データベースDBBは、第2の実施形態においては、取引処理サービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRFの集合である。データレコードDRFは、フィールドFFA,FFBを含む。フィールドFFAには、認証IDがセットされる。フィールドFFBには、利用者の生体情報がセットされる。なおデータレコードDRFは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
レシートデータベースDBCは、第2の実施形態においては、電子レシートサービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRGの集合である。データレコードDRGは、フィールドFGA,FGBを含む。またデータレコードDRGは、フィールドFGC以降のフィールドを含み得る。フィールドFGAには、レシートIDがセットされる。フィールドFGBには、1つの取引に関するレシート情報がセットされる。フィールドFGAにセットされているレシートIDで識別される利用者に関して複数のレシート情報が登録済みである場合は、2つ目以降の取引に関するレシート情報がフィールドFGC以降の各フィールドにセットされる。なおデータレコードDRGは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
ポイントデータベースDBDは、第2の実施形態においては、ポイントサービスの利用者に関連付けられたデータレコードDRHの集合である。データレコードDRHは、フィールドFHA,FHBを含む。フィールドFHAには、ポイントIDがセットされる。フィールドFHBには、ポイント情報がセットされる。なおデータレコードDRHは別のフィールドを含み、そのフィールドに任意の情報をセットしてもよい。
第2の実施形態における認証IDは、第1の実施形態におけるユーザIDと実質的に同じである。このため、取引処理サービスの利用者登録に関わるシーケンスは、実質的に第1の実施形態と同様である。ただし代行サーバ3にてプロセッサ31は、図13中のACT4としては例えば、ACT3として決定した認証IDと、要求データに含まれた決済情報とをフィールドFEA,FEBにそれぞれセットし、フィールドFEC,FEDには予め定められた無効値をセットした新たなデータレコードDREを決済情報データベースDBAに追加する。なおプロセッサ31は、フィールドFEC,FEDをブランク状態とするのでもよいし、新たなデータレコードDREにフィールドFEC,FEDを含めないのでもよい。
利用者は、電子レシートサービスの利用を開始するためには、クライアントアプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行中であるユーザ端末1に対し、電子レシートサービスに関する利用者登録を指示する。
この指示に応じてユーザ端末1にてプロセッサ11は、ACT41へと進む。
ACT41としてプロセッサ11は、レシートサーバ6に対して登録を要求する。
ACT42としてプロセッサ61は、利用者に関連付けるレシートIDを、既に別の利用者に関連付けられているレシートIDと重複しないように決定する。プロセッサ61は例えば、重複することなく文字列を決定可能なように予め定められたアルゴリズムに従って決定した文字列をレシートIDとする。あるいはプロセッサ61は例えば、過去に決定したレシートIDのリストを表すリストデータを補助記憶ユニット63に記憶させておき、上記のリストに含まれないレシートIDを新たなレシートIDとして決定する。あるいはプロセッサ61は例えば、レシートデータベースDBCに含まれるデータレコードDRGのフィールドFGAにセットされていないレシートIDを新たなレシートIDとして決定し、ここで決定したレシートIDをフィールドFGAにセットした新たなデータレコードDRGをレシートデータベースDBCに追加する。プロセッサ61は、この他の任意の方法でレシートIDを決定してもよい。
ユーザ端末1にてプロセッサ11は、登録完了の通知を受けると、通知データに含まれたレシートIDを補助記憶ユニット13に保存する。
利用者は、ポイントサービスの利用を開始するためには、クライアントアプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行中であるユーザ端末1に対し、ポイントサービスに関する利用者登録を指示する。
この指示に応じてユーザ端末1にてプロセッサ11は、ACT51へと進む。
ACT51としてプロセッサ11は、特典サーバ7に対して登録を要求する。
ACT52としてプロセッサ71は、利用者に関連付けるポイントIDを、既に別の利用者に関連付けられているポイントIDと重複しないように決定する。プロセッサ71は例えば、重複することなく文字列を決定可能なように予め定められたアルゴリズムに従って決定した文字列をポイントIDとする。あるいはプロセッサ71は例えば、過去に決定したポイントIDのリストを表すリストデータを補助記憶ユニット73に記憶させておき、上記のリストに含まれないレシートIDを新たなレシートIDとして決定する。あるいはプロセッサ71は例えば、ポイントデータベースDBDに含まれるデータレコードDRHのフィールドFHAにセットされていないポイントIDを新たなポイントIDとして決定し、ここで決定したポイントIDをフィールドFHAにセットした新たなデータレコードDRHをレシートデータベースDBCに追加する。プロセッサ71は、この他の任意の方法でポイントIDを決定してもよい。
ユーザ端末1にてプロセッサ11は、登録完了の通知を受けると、通知データに含まれたポイントIDを補助記憶ユニット13に保存する。
利用者は、取引処理サービスの利用者登録と、電子レシートサービス及びポイントサービスの少なくとも一方の利用者登録とを終えたのちに、クライアントアプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行中であるユーザ端末1に対し、IDの関連付けを指示する。
この指示に応じてユーザ端末1にてプロセッサ11は、ACT61へと進む。
ACT61としてプロセッサ11は、生体情報を入力する。プロセッサ11は例えば、生体情報を入力するように利用者に案内する。利用者は、案内に従い、自らの生体情報を入力ユニット15に入力させるための作業を行う。そしてこれにより、プロセッサ11は、前述と同様に生体情報を得る。
ACT63としてプロセッサ31は、認証サーバ4に対して認証を要求する。プロセッサ31は、ここで送信する要求データには、ACT62にてユーザ端末1から送られた要求データに含まれた生体情報を含める。
ACT65としてプロセッサ41は、照会処理を行う。つまりプロセッサ41は例えば、ACT64にて代行サーバ3から送られた要求データに含まれた生体情報が、認証データベースDBBに登録されている生体情報のいずれかに合致するかを確認する。プロセッサ41は例えば、ACT64にて代行サーバ3から送られた要求データに含まれた生体情報との特徴の一致率が予め定められた割合以上であるならば認証成功とし、そうでなければ認証失敗とする。そしてプロセッサ41は例えば、認証成功であるならば、一致率が最大である生体情報がセットされたフィールドFFBを含んでいるデータレコードDRFを選択する。そしてプロセッサ41は例えば、該当のデータレコードDRFのフィールドFFAにセットされた認証IDを取得する。
ACT67としてプロセッサ31は、決済情報データベースDBAを更新する。プロセッサ31は例えば、ACT67にて認証サーバ4から送られた通知データに含まれた認証IDがフィールドFEAにセットされているデータレコードDREを決済情報データベースDBAから探し出す。そしてプロセッサ31は、ACT62にてユーザ端末1から送られた要求データにレシートIDが含まれていたならばそのレシートIDを、該当するデータレコードDREのフィールドFECにセットする。またプロセッサ31は、ACT62にてユーザ端末1から送られた要求データにポイントIDが含まれていたならばそのポイントIDを、該当するデータレコードDREのフィールドFEDにセットする。
ACT68としてプロセッサ31は、ユーザ端末1に対して関連付けの完了を通知する。
ACT21からACT26までは図14に示す第1の実施形態のシーケンスと同様である。ただしプロセッサ41はACT26では、認証成功であるならば、一致率が最大である生体情報がセットされたフィールドFFBを含んでいるデータレコードDRFのフィールドFGAにセットされた認証IDを取得する。そしてプロセッサ41はACT26を終えるとACT71へと進む。かくしてプロセッサ41は、生体情報に関連付けられた第1の識別子としての認証IDを判定する。つまり認証アプリAPDに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは判定手段として機能する。
ACT72としてプロセッサ31は、ACT24として販売サーバ2からなされた決済要求に応じた決済に用いる決済サーバ5を決定する。プロセッサ31は例えば、結果通知の通知データに含まれた認証IDがフィールドFEAにセットされているデータレコードDREを、決済情報データベースDBAから探し出す。そしてプロセッサ31は、該当するデータレコードDREのフィールドFEBにセットされた決済情報に対応している決済サーバ5を、決済に用いる決済サーバ5として決定する。
ACT73としてプロセッサ31は、認証サーバ4から送られた通知データに含まれた認証IDに対するID変換を行う。プロセッサ31は例えば、ACT72で見つけたデータレコードDREのフィールドFECにレシートIDがセットされているならば、当該レシートIDを変換後のIDとする。またプロセッサ31は例えば、ACT72で見つけたデータレコードDREのフィールドFEDにポイントIDがセットされているならば、当該ポイントIDを変換後のIDとする。かくしてプロセッサ31は、第1の識別子としての認証IDを第2の識別子としてのレシートIDに変換している。つまり代行アプリAPCに基づく情報処理をプロセッサ31が実行することによって、プロセッサ31を中枢部分とするコンピュータは変換手段として機能する。そして代行サーバ3は、変換手段を備える第5の装置に相当する。
ACT75としてプロセッサ21は、レシートサーバ6に対して電子レシートの登録を要求する。プロセッサ21は、ここでの要求データには、ACT74にて代行サーバ3から受けた通知データに含まれたレシートIDと、レシート情報とを含める。
ACT76としてプロセッサ61は、レシートデータベースDBCを更新する。プロセッサ61は例えば、ACT75にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるレシートIDがフィールドFGAにセットされているデータレコードDRGをレシートデータベースDBCから探し出す。そしてプロセッサ61は、該当するデータレコードDRGが見つかったならば、当該データレコードDRGの末尾のフィールドの後ろに新たなフィールドを追加する。そしてプロセッサ61は、この新たなフィールドに、ACT75にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるレシート情報をセットする。プロセッサ61は、該当するデータレコードDRGが見つからなかったならば、フィールドFGA,FGBにACT75にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるレシートID及びレシート情報をセットした新たなデータレコードDRGをレシートデータベースDBCに追加する。
ACT77としてプロセッサ61は、販売サーバ2に対して、レシート登録が完了した旨を通知する。
ACT78としてプロセッサ21は、特典サーバ7に対してポイントサービスに関する処理を要求する。プロセッサ21は、ここでの要求データには、ACT74にて代行サーバ3から受けた通知データに含まれたポイントIDと、ポイント情報とを含める。
ACT79としてプロセッサ71は、ポイントデータベースDBDを更新する。プロセッサ71は例えば、ACT78にて販売サーバ2から受けた要求データに含まれるポイントIDがフィールドFHAにセットされているデータレコードDRHをポイントデータベースDBDから探し出す。そしてプロセッサ71は、該当するデータレコードDRHが見つかったならば、当該データレコードDRHのフィールドFHBにセットされているポイント情報が表す保有ポイント数を、当該保有ポイント数に上記の要求データに含まれたポイント情報が表す付与ポイント数を加算した数に書き換える。
これにより、ユーザIDで識別される利用者に対して、取引に応じたポイントの付与という形で特典が付与されることになる。かくしてポイントサービスアプリAPGに基づく情報処理をプロセッサ71が実行することによって、プロセッサ71を中枢部分とするコンピュータは付与手段として機能する。
ACT80としてプロセッサ71は、販売サーバ2に対して、ポイント処理が完了した旨を通知する。
生体情報に関連付けられたユーザID又は認証IDの判定は、代行サーバ3で行ってもよい。また、販売サーバ2から決済サーバ5へと直接に決済を要求するようにして、生体情報に関連付けられたユーザID又は認証IDの判定を決済サーバにて行ってもよい。あるいは、レシートサーバ6又は特典サーバ7に、判定手段としての機能を備え、認証サーバ4として代用してもよい。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 取引の決済者の生体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された生体情報に関連付けられた識別子を判定する判定手段と、
前記判定手段により識別子を判定できた場合に、当該識別子に関連付けられた決済情報を用いて前記取引の代価を決済する決済手段と、
前記決済手段により決済された前記取引に関するレシート情報を、前記判定手段により判定された識別子に関連付けて管理する管理手段と、
を具備した取引処理システム。
[付記2] 取引の決済者の生体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された生体情報に関連付けられた第1の識別子を判定する判定手段と、
前記判定手段により第1の識別子を判定できた場合に、当該第1の識別子に関連付けられた決済情報を用いて前記取引の代価を決済する決済手段と、
前記判定手段により判定された第1の識別子を第2の識別子に変換する変換手段と、
前記決済手段により決済された前記取引に関するレシート情報を、前記変換手段により得られた第2の識別子に関連付けて管理する管理手段と、
を具備した取引処理システム。
[付記3] 前記決済手段により決済された前記取引に関する特典を、前記判定手段により判定された識別子又は前記変換手段により得られた第2の識別子に関連付けられた利用者に付与する付与手段、
をさらに備える付記1又は付記2に記載の取引処理システム。
[付記4] 前記変換手段は、前記判定手段により判定された第1の識別子を、レシート用及び特典用のそれぞれの第2の識別子に変換し、
前記管理手段は、前記変換手段により得られたレシート用の第2の識別子を用い、
前記付与手段は、前記変換手段により得られた特典用の第2の識別子を用いる、
付記3に記載の取引処理システム。
[付記5] 第1の装置にて、取引の決済者の生体情報を取得し、
第2の装置にて、前記第1の装置により取得された生体情報に関連付けられた識別子を判定し、
第3の装置にて、前記第2の装置により識別子を判定できた場合に、当該識別子に関連付けられた決済情報を用いて前記取引の代価を決済し、
第4の装置にて、前記第3の装置により決済された前記取引に関するレシート情報を、前記第2の装置により判定された識別子に関連付けて管理する、
取引処理方法。
Claims (2)
- 取引の決済者の生体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された生体情報に関連付けられた第1の識別子を判定する判定手段と、
前記判定手段により第1の識別子を判定できた場合に、当該第1の識別子に関連付けられていて、決済サービスを利用するために予め定められた決済情報を用いて前記取引の代価を決済する決済手段と、
前記判定手段により判定された第1の識別子を、レシート用及び特典用のそれぞれの第2の識別子に変換する変換手段と、
前記決済手段により決済された前記取引に関するレシート情報を、前記変換手段により得られたレシート用の第2の識別子に関連付けて管理する管理手段と、
前記決済手段により決済された前記取引に関する特典を、前記判定手段により判定された識別子又は前記変換手段により得られた特典用の第2の識別子に関連付けられた利用者に付与する付与手段と、
を具備した取引処理システム。 - 第1の装置にて、取引の決済者の生体情報を取得し、
第2の装置にて、前記第1の装置により取得された生体情報に関連付けられた識別子を判定し、
第3の装置にて、前記第2の装置により識別子を判定できた場合に、当該識別子に関連付けられていて、決済サービスを利用するために予め定められた決済情報を用いて前記取引の代価を決済し、
第4の装置にて、前記第3の装置により決済された前記取引に関するレシート情報を、前記第2の装置により判定された識別子に関連付けて管理し、
特典サーバにて、決済された前記取引に関する特典を、判定された識別子又は変換により得られた特典用の第2の識別子に関連付けられた利用者に付与する、
取引処理方法。
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