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JP7638470B2 - ラインヘッドアセンブリ、ラインヘッドアセンブリを備える印刷装置、及びラインヘッドアセンブリに液体を流す方法 - Google Patents
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JP7638470B2 - ラインヘッドアセンブリ、ラインヘッドアセンブリを備える印刷装置、及びラインヘッドアセンブリに液体を流す方法 - Google Patents

ラインヘッドアセンブリ、ラインヘッドアセンブリを備える印刷装置、及びラインヘッドアセンブリに液体を流す方法 Download PDF

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Description

本発明は、千鳥状に配置された複数の循環式ヘッドを有するラインヘッドアセンブリ、それを含む印刷装置、及びラインヘッドアセンブリに液体を流す方法に関する。
ある公知の印刷装置は、2つのヘッド列(第1ヘッド列及び第2ヘッド列)を有するラインヘッドと、2つのヘッド列にそれぞれ対応した2つのタンク(第1タンク及び第2タンク)を有するインク供給部材とを備えている(例えば、特許文献1参照)。第1ヘッド列と第2ヘッド列とは、列の延在方向において、互いにずれるように配置されている。これにより、2つのヘッド列に含まれる複数のヘッドは、全体として千鳥状に配置されている。また、各ヘッドは、2つのノズル列(第1ノズル列及び第2ノズル列)を有している。各タンクの内部は、第1ノズル列及び第2ノズル列にそれぞれ対応した第1インク室及び第2インク室に分割されている。
第1タンクは、第1ヘッド列の上方に配置されている。そして、第1タンクの第1インク室は、第1ヘッド列に含まれるヘッドの第1ノズル列の上方に位置している。また、第1タンクの第2インク室は、第1ヘッド列に含まれるヘッドの第2ノズル列の上方に位置している。第2タンクについても同様である。これにより、4つのインク室と4つのノズル列とをそれぞれ繋ぐインク供給路を容易に形成することができ、第1、第2ヘッド列に含まれる4つのノズル列に対して、個別にインクを供給することができる。
特開2010-214819号公報
近年、インクの状態安定化のために、循環式ヘッドが採用されることがある。これに対して、上記の公知の印刷装置においては、千鳥状に配置されている複数のヘッドは、循環式ヘッドではない。
本発明の目的は、複数の循環式ヘッドを千鳥状に配置したラインヘッドにおいて、各ヘッド列に対して適切にインクなどの液体を分配し、回収するための技術を提供することである。
本発明の態様に従えば、第1方向に並んだ第1ヘッド、第2ヘッド、第3ヘッドを有するラインヘッドであって、
前記第1方向において、前記第1ヘッドと前記第3ヘッドとの間に前記第2ヘッドが配置され、
前記第1ヘッドと前記第3ヘッドとの、前記第1方向と交差する第2方向の位置が同じであり、
前記第1ヘッド及び前記第3ヘッドと、前記第2ヘッドとの前記第2方向の位置が異なるラインヘッドと、
前記第1方向及び前記第2方向に交差する上下方向において、前記ラインヘッドの上方に位置するタンクとを備え、
前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
第1圧力室及び第1ノズルを含む第1ヘッド内流路と、
前記第1ヘッド内流路の一端に接続する第1供給口と、
前記第1ヘッド内流路の他端に接続する第1排出口と、を備え、
前記タンクは、
前記第1ヘッドの前記第1供給口と、前記第2ヘッドの前記第1供給口と、前記第3ヘッドの前記第1供給口とを連通する第1供給流路と、
前記第1ヘッドの前記第1排出口と、前記第2ヘッドの前記第1排出口と、前記第3ヘッドの前記第1排出口とを連通する第1排出流路と、を備え
前記第1供給流路は、第1基幹供給流路と、第1分岐供給流路A、B、Cとを有し、
前記第1排出流路は、第1基幹排出流路と、第1分岐排出流路A、B、Cとを有し、
第1基幹供給流路は、第1分岐供給流路A、B、Cの一端と接続し、
第1分岐供給流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第1供給口に接続し、第1分岐供給流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第1供給口に接続し、第1分岐供給流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第1供給口に接続し、
前記第1分岐供給流路A、B、Cの、前記第1基幹供給流路と接続する前記一端は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差し、且つ、前記上下方向と交差する傾斜面を構成する部材で形成されており、
前記傾斜面は、前記第1分岐供給流路A、B、Cの上面の一部を形成していることを特徴とするラインヘッドアセンブリが提供される。
上記構成において、ラインヘッドの第1~第3ヘッドは、千鳥状に配置されている。さらに、ラインヘッドの上方に配置されたタンクは、各ヘッドの第1供給口と接続される第1供給流路と、各ヘッドの第1排出口と接続される第1排出流路とを備えている。これにより、第1供給流路から第1~第3ヘッドの第1供給口に液体を供給することができるとともに、第1~第3ヘッドの第1排出口から第1排出流路に前記液体を回収することができる。これにより容易に循環式のヘッドを実現することができる。
図1は印刷装置1の概略を示す平面図である。 図2は印刷装置1の概略を示す概略図である。 図3はラインヘッド20に含まれるヘッド11の並びを説明するための概略図である。 図4は第1筐体100及び第2筐体200の斜視図である。 図5はラインヘッドアセンブリ10の概略説明図である。 (a)は中継基板300の上面図であり、(b)は中継基板300の下面図である。 図7は筐体100の後面図である。 図8はタンク400の分解斜視図である。 図9はタンク本体413を上から見た斜視図である。 図10はタンク本体413を下から見た斜視図である。 図11はヘッド11の概略上面図である。 図12はタンク400内の流路を説明するための説明図である。 (a)は図10のA断面図であり、(b)は図10のB断面図であり、(c)は図10のC断面図であり、(d)は図10のD断面図である。 図14はインクの循環経路を示す説明図である。 図15は別のインクの循環経路を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る印刷装置1を、図面に基づいて説明する。図1において、記録媒体4の搬送方向は印刷装置1の前後方向に対応する。また記録媒体4の幅方向は印刷装置1の左右方向に対応する。また前後方向及び左右方向と直交する方向、即ち図1における紙面に垂直な方向は印刷装置1の上下方向に対応する。なお、左右方向が本実施形態の第1方向の一例であり、前後方向(搬送方向)が第2方向の一例である。
図1、2に示すように、印刷装置1は、筐体2内に収容されたプラテン3、3つのラインヘッドアセンブリ10(本発明のヘッドアセンブリの一例)、2つの搬送ローラ5A、5B、コントローラ7、5つのインクリザーバ8等を備える。なお、図1、2においては、図面を簡略化するために1つのインクリザーバ8だけが図示されている。
図1、2に示されるように、プラテン3の上面には、記録媒体4が載置される。3つのラインヘッドアセンブリ10は、プラテン3の上方において、プラテン3に対向するように配置されている。各ラインヘッドアセンブリ10には、インクリザーバ8からインクが供給される。ラインヘッドアセンブリ10の構造については後ほど説明する。なお、3つのラインヘッドアセンブリ10は、前後方向(記録媒体4の搬送方向)に沿って並ぶようにアーチフレーム41に固定されている。図2に示されるように、アーチフレーム41はアーチ形状を有しており、3つのラインヘッドアセンブリ10はそれぞれ異なる角度で水平面に対して傾くように配置されている。
図1、2に示すように、二つの搬送ローラ5A、5Bは、プラテン3の後方及び前方にそれぞれ配置されている。二つの搬送ローラ5A、5Bは、図示しないモータによって駆動される。図2に示されるように、記録媒体4はロール状に巻かれた給送ロール4Aから送出されて、巻取ロール4Bに巻き取られる。例えば、記録媒体4として、ロール紙を用いることができる。給送ロール4A及び巻取ロール4Bには、それぞれ、不図示のモータにより回転する回転シャフト4C、4Dが取り付けられている。これらの二つの回転シャフト4C、4D及び二つの搬送ローラ5A、5Bが協働して、記録媒体4を給送ロール4Aから送出し、プラテン3の上を通るように搬送方向の下流側(前方)へ搬送し、巻取ロール4Bに巻き取る。二つの回転シャフト4C、4D及び二つの搬送ローラ5A、5Bは、本発明の搬送機構の一例である。
図3に示されるように、各ラインヘッドアセンブリ10は、複数のヘッド11(本実施形態では10個のヘッド11)を有するラインヘッド20を備えている。複数のヘッド11は前後方向に並んだ2つのヘッド列を構成している。各ヘッド列には、それぞれ、左右方向に並ぶ5つのヘッド11が含まれている。左右方向に並ぶ5つのヘッド11の、前後方向の位置は同じである。但し、以下の説明において、位置が同じであるということは、厳密に位置が同じであることを意図しているのでは無く、製造誤差及び取り付け誤差の範囲内で位置が同じであることを意図している。なお、2つのヘッド列に含まれるヘッド11の左右方向の位置は互いにずれている。つまり、10個のヘッド11は千鳥状に配置されている。
各ヘッド11の下面11bは複数のノズル11aが形成されたノズル面である。図3に示すように、ヘッド11の複数のノズル11aは、ラインヘッド20(ラインヘッドアセンブリ10)の長手方向である左右方向に沿って列状に並ぶことにより、2列のノズル列を構成している。なお、ヘッド11の内部にはヘッド内流路が形成されているが、ヘッド内流路の形状等については後述する。
上述のように、各ラインヘッドアセンブリ10(ラインヘッド20)の10個のヘッド11は、2つのヘッド列を形成している。上述のように、各ヘッド11は2列のノズル列を有している。各ノズル列から、それぞれ異なる色のインクを吐出することが可能であるので、各ヘッド11は、最大で2色のインクを吐出することができる。最も後方(搬送方向の最も上流側)に配置されたラインヘッドアセンブリ10の10個のヘッド11には、5つのインクリザーバ8の1つから、ホワイトインクが供給される。ホワイトインクは、下地印刷に用いることができる。後方から2番目(搬送方向において上流側から2番目)のラインヘッドアセンブリ10の10個のヘッド11には、5つのインクリザーバ8のうちの2つのインクリザーバ8から、それぞれイエローインクとマゼンダインクとが供給される。各ヘッド11の、後方(搬送方向の上流側)のノズル列からイエローインクが吐出され、前方(搬送方向の下流側)のノズル列からマゼンタインクが吐出される。最も前方(搬送方向の最も下流側)に配置されたラインヘッドアセンブリ10の10個のヘッド11には、5つのインクリザーバ8のうちの2つのインクリザーバ8から、それぞれシアンインクとブラックインクとが供給される。各ヘッド11の、後方(搬送方向の上流側)のノズル列からシアンインクが吐出され、前方(搬送方向の下流側)のノズル列からブラックインクが吐出される。このように、本実施形態では、搬送方向に並んだ3つのラインヘッドアセンブリ10から、搬送方向の上流側から下流側に向かって順に淡色から濃色のインクが吐出される。なお、本実施形態では、ホワイトインク、イエローインク、マゼンダインク、シアンインク、ブラックインクはいずれもUV硬化インクである。UV硬化インクの粘度は、温度によって大きく変動する。吐出不良を防ぐためには、インクの粘度を適正な範囲内に保つ必要がある。そのためには、UV硬化インクの温度を適正な温度に保つ必要がある。
コントローラ7は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。なおコントローラ7はCPU(Central Processing Unit)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を備えてもよい。コントローラ7は、PC等の外部装置9(図1参照)とデータ通信可能に接続されており、外部装置9から送られた印刷データに基づいて、印刷装置1の各部を制御する。
コントローラ7は、回転シャフト4C、4Dを駆動するモータ及び搬送ローラ5A、5Bを駆動するモータを制御して、二つの搬送ローラ5A、5Bに記録媒体4を搬送方向に搬送させる。また、コントローラ7は、3つのラインヘッドアセンブリ10を制御し、ノズル11aから記録媒体4に向けてインクを吐出させる。これにより、記録媒体4に画像が印刷される。
<ラインヘッドアセンブリ10の構造>
次に、ラインヘッドアセンブリ10の構造について、図面を参照しつつ説明する。なお、3つのラインヘッドアセンブリ10は、同じ構造を有しているので、1つに着目して説明する。上述のように、3つのラインヘッドアセンブリ10は水平面に対してそれぞれ異なる角度で傾くように配置されている。しかしながら、説明を簡略化するために、以下の記載においては、ラインヘッドアセンブリ10が水平面に対して垂直に配置されているものとして方向を定義する。図5に示されるように、各ラインヘッドアセンブリ10は、第1筐体100と、第2筐体200と、10個のヘッド11を含むラインヘッド20と、10枚のリジッド基板110と、10枚のフレキシブル基板280と、ファン120と、中継基板300と、タンク400と、ヒータ250と、ヘッド11とタンク400とを繋ぐ複数のチューブ416と、を主に備える。なお、図5においては、10枚のフレキシブル基板280のうちの5枚のフレキシブル基板280が図示されている。
<第1筐体100及び第2筐体200>
図4、5に示されるように、第1筐体100は、第2筐体200の上方に重ねられるように配置されている。第1筐体100は内部に第1空間S1を画定し、第2筐体200は内部に第2空間S2を画定している。なお、図4、5においては、第1空間S1及び第2空間S2を見やすくするために、第1筐体100及び第2筐体200の前側及び後側の側壁は取り除かれている。なお、左右方向は第1筐体100及び第2筐体200の奥行き方向に対応し、前後方向は第1筐体100及び第2筐体200の幅方向に対応する。奥行き方向は、上下方向及び幅方向の両方に直交する。
図4に示されるように、第1筐体100は略直方体の形状を有する。第1筐体100の上面を画定する天板101には第1グリップ108が設けられている。第1筐体100の右側の側壁102Rには通風口103が開口している。通風口103にはファン120が取り付けられている。後述のように、ファン120は、リジッド基板110の列の配列方向(左右方向、奥行き方向)に風を送ることができる。さらに、第1筐体100の下面には開口105が形成されている。
第2筐体200は、高さの異なる2つの直方体を組み合わせたような形状であり、例えば、前後方向から視ると略L字の形状である。第2筐体200の上面は、第1天板201aと、第1天板201aの右側且つ上方に位置する第2天板201bと、第1天板201a及び第2天板201bを連結して上下方向に延びる接続壁201cとを有する。接続壁201cは、幅方向(前後方向)及び上下方向に広がっており、奥行き方向(左右方向)に直交している。第1天板201aには、開口205が形成されている。なお、第1筐体100の下面に形成された開口105の開口面積と、第2筐体200の第1天板201aに形成された開口205の開口面積はほぼ同じである。第2筐体200の上面(第1天板201a)に第1筐体100が上から重ねられるように配置されたとき、2つの開口105、205は上下方向において互いに重なる。
第2筐体200の、左側の側壁202Lには第2グリップ208aが設けられ、第2天板201bには第3グリップ208bが設けられている。第2筐体200の、右側の側壁202Rには、電源入力ポート211と、4つのインクポート221と、1組の冷却水ポート225とが設けられている。冷却水ポート225は、ヘッド11を冷却するための冷却水を循環させるためのポートである。ヘッド11の内部に設けられている不図示の圧電アクチュエータは、駆動に伴って発熱する。そのため、ヘッド11が充分に冷却されない場合には、ヘッド11内に温度ムラが発生し、それに起因して、あるノズル11aと別のノズル11aの間でインクの粘度が異なってしまうことがある。その場合には、同じ波形の駆動信号を入力した場合であっても、上記のあるノズル11aと別のノズル11aとから吐出されるインク滴の大きさに差がでることがあり、印字品質の低下に繋がる恐れがある。そこで、本実施形態においては、冷却水ポート225から冷却水を導入し、ヘッド11を冷却している。電源入力ポート211には、不図示の外部電源からの不図示の電源ケーブルが接続される。4つのインクポート221は、第1インク供給ポート222f、第2インク供給ポート223f、第1インク排出ポート222d、第2インク排出ポート223dを有する。第1インク供給ポート222fと、第1インク排出ポート222dとが、ペアを構成しており、同一のインクリザーバ8に接続されている(図14参照)。つまり、第1インク供給ポート222fと第1インク排出ポート222dとのペアには、同一のインクが流れる。第1インク供給ポート222fと第1インク排出ポート222dは、それぞれ、タンク400の第1供給ポート458、第1排出ポート468(図9参照)に接続される。第2インク供給ポート223fと、第2インク排出ポート223dとが、別のペアを構成しており、同一のインクリザーバ8に接続されている(図15参照)。つまり、第2インク供給ポート223fと第2インク排出ポート223dとのペアには、同一のインクが流れる。なお、第1インク供給ポート222fと第1インク排出ポート222dとのペアに流れるインクと、第2インク供給ポート223fと第2インク排出ポート223dとのペアに流れるインクとは、必ずしも同じインクで無くてもよく、例えば別の色のインクであってもよい。また、第2インク供給ポート223fと第2インク排出ポート223dは、それぞれ、タンク400の第2供給ポート478、第2排出ポート488(図9参照)に接続される。
図4、5に示されるように、4つのインクポート221は、電源入力ポート211の下側に配置されているので、インクポート221からインクが漏れて下に垂れた場合に、電源入力ポート211にインクが付着する恐れがない。これにより、電源入力ポート211の汚損及びインクの付着によるショートを防ぐことができる。
図5に示されるように、第2筐体200には、第2筐体200の第1天板201aに形成された開口205を下側から塞ぐように、中継基板300が取り付けられている。中継基板300の上面は、第1筐体100の開口105から露出しており、中継基板300の上面によって第1筐体100の開口が塞がれている。つまり、中継基板300は第1筐体100の下面の開口105と、第2筐体200の上面の開口205の両方を塞いでいる。これにより、中継基板300の上面は第1空間S1の一部を画定し、中継基板300の下面は第2空間S2の一部を画定している。
<中継基板300>
図6(a)、6(b)に示されるように、中継基板300は、10個の第1コネクタ301と、10個の第2コネクタ302と、電源コネクタ303とを備えている。電源コネクタ303は中継基板300の右端に配置されている。上述のように、第2筐体200の右側の側壁202Rには、電源入力ポート211が設けられている。図5に示されるように、中継基板300の電源コネクタ303と電源入力ポート211とは、電源ケーブル304により接続されている。また、第1空間S1に露出している中継基板300の上面には、10個の第1コネクタ301が配置されている。言い換えると、第1空間S1に向かい合う中継基板300の上面には10個の第1コネクタ301が配置されている。10個の第1コネクタ301は前後方向に2列に並んでいる。第1コネクタ301の各列は、左右方向に並んだ5つの第1コネクタ301を含んでいる。つまり、第1コネクタ301の列の延びる方向(列方向)は、奥行き方向(左右方向)に平行である。第2空間S2に露出している中継基板300の下面には、10個の第2コネクタ302が配置されている。言い換えると、第2空間S2に向かい合う中継基板300の下面には、10個の第2コネクタ302が配置されている。10個の第2コネクタ302も幅方向(前後方向)に2列に並んでおり、第2コネクタ302の各列は、奥行き方向(左右方向)に並んだ5つの第2コネクタ302を含んでいる。つまり、第2コネクタ302の列の延びる方向(列方向)は、奥行き方向(左右方向)に平行である。なお、中継基板300の上面が本発明の中継基板の第1面に対応し、中継基板300の下面が本発明の中継基板の第2面に対応する。
中継基板300は、10個の第1コネクタ301と10個の第2コネクタ302とをそれぞれ繋ぐ不図示の配線を備えている。これにより、中継基板300の下面に配置されている第2コネクタ302と、上面に配置されている第1コネクタ301とが電気的に接続されている。さらに、中継基板300は、電源コネクタ303と10個の第1コネクタ301とを繋ぐ不図示の電源配線と、電源コネクタ303と10個の第2コネクタ302とを繋ぐ不図示の電源配線とを備えている。これにより、中継基板300は、第1コネクタ301及び第2コネクタ302に接続された機器等に対して、不図示の外部電源からの電力を供給することができる。なお、不図示の外部電源は、後述のリジッド基板110の電源112とは異なる。
<リジッド基板110>
図5、7に示されるように、10個のリジッド基板110が第1空間S1に配置されている。図7に示されるように、リジッド基板110は、第1面110a及び第2面110bを有する矩形状の基板であり、ヘッド11を駆動し制御するためのヘッド制御基板である。各リジッド基板110には、コネクタ111と電源112と複数の回路素子113が実装されている。リジッド基板110の第1面110aには、電源112と複数の回路素子113の一部が実装される。第1面110aの裏面である第2面110bには、複数の回路素子113が実装される。なお、複数の回路素子113は、全てが同じ種類の回路素子ではなく、複数の種類の回路素子を含んでいる。
リジッド基板110の第1面110aに実装されている電源112は、ヘッド11に含まれる不図示の圧電アクチュエータの駆動信号を生成するための電源素子である。リジッド基板110の第2面110bには電源112は実装されておらず、複数の回路素子113として、高速信号を処理するための回路素子が実装されている。リジッド基板110の第1面110aに実装されている電源112の高さは、第2面110bに実装されている複数の回路素子113の高さよりも高い。なお、ここでいう高さは、リジッド基板110に垂直な法線方向(図5では前後方向に平行)における、第1面110a、第2面110bからの高さを表している。
コネクタ111は、リジッド基板110の下端に配置されており、中継基板300の第1コネクタ301に挿入される。これにより、リジッド基板110は中継基板300に対して垂直に立つように固定される(図7参照)。上述のように、第1コネクタ301が2列に並んでいるので、リジッド基板110も2列に並ぶように配置される。図7に示されるように、電源112が実装された第1面110aが幅方向(前後方向)に対向しないように、各列のリジッド基板110は背中合わせで2列に配列されている。つまり、幅方向(前後方向)に向かい合う2つのリジッド基板110において、電源112よりも低い回路素子113だけが実装された第2面110bが互いに向かい合っている。また、幅方向(前後方向)に向かい合う2つのリジッド基板110に関して、前側のリジッド基板110と第1筐体100の前側の側面との間の前後方向の距離L1、及び、後側のリジッド基板110と第1筐体100の後側の側面との間の前後方向の距離L2は、いずれも、幅方向(前後方向)に向かい合う2つのリジッド基板110の間の前後方向の距離L3よりも大きい。
上述のように、ファン120は、リジッド基板110の列の配列方向(奥行き方向、左右方向)に風を送ることができる。風が送られる方向は、リジッド基板110の第1面110a及び第2面110bに対して平行な方向であるので、リジッド基板110は風の流れを妨げない。そのため、ファン120から送られる風をリジッド基板110の列の配列方向(奥行き方向、左右方向)に沿って奥まで送ることができ、10枚のリジッド基板110を効率よく冷やすことができる。
上述の距離L1、L2は、電源112が実装された第1面110aと第1筐体100の側面との距離に対応し、距離L3は、電源112が実装されていない第2面110b同士の間の距離に対応する。上記のように、距離L1及び距離L2は、距離L3よりも大きいので、発熱量が大きい電源112に対して、効率的に風を送って冷やすことができる。
次に、第2空間S2に配置されている部材について説明する。第2筐体200の第2空間S2には、中継基板300の下面が露出している。さらに、第2空間S2には、10個のヘッド11を含むラインヘッド20と、10枚のフレキシブル基板280と、タンク400と、ヒータ250と、ヘッド11とタンク400とを繋ぐ複数のチューブ416とが配置されている。
<フレキシブル基板280>
各フレキシブル基板280の一端は、中継基板300の第2コネクタ302の1つに接続される。また、各フレキシブル基板280の他端は、ヘッド11の1つに接続される。なお、上述のように中継基板300の第2コネクタ302は中継基板300の上面に配置された第1コネクタ301と電気的に接続されており、さらに第1コネクタ301はリジッド基板110のコネクタ111に電気的に接続されている。つまり、ヘッド11を駆動し制御するためのヘッド制御基板であるリジッド基板110は、中継基板300及びフレキシブル基板280を介してヘッド11に接続される。これにより、各リジッド基板110は、ヘッド11の不図示の圧電アクチュエータに対する駆動信号等のヘッド11に対する制御信号を、中継基板300及びフレキシブル基板280を介してヘッド11の1つに送信することができる。
<タンク400>
図5に示されるように、第2空間S2の、中継基板300の下方には、タンク400が配置されている。タンク400は、左右方向に長尺な略直方体の形状を有する。図8に示されるように、タンク400は天板411と、上シールゴム412と、タンク本体413と、下シールゴム414と、底板415と、複数のチューブ416とを主に備える。タンク本体413は樹脂により形成されており、例えば、射出成形によって形成することができる。天板411及び底板415は樹脂、又は金属材料によって形成することができる。天板411は、上シールゴム412を挟んだ状態でタンク本体413の上方に固定される。また、底板415は、下シールゴム414を挟んだ状態でタンク本体413の下方に固定される。天板411及び底板415は、複数のネジ417によりタンク本体413にネジ止めされる。なお、図11に示されるように、1つのヘッド11には、第1供給口16、第1排出口17、第2供給口18、第2排出口19が設けられている。後述のように、ヘッド11には、2つのノズル列に対応した2つのインク循環経路が設けられている(図14、15参照)。図14に示されるように、一方のインク循環経路の一端が第1供給口16に接続され、他端が第1排出口17に接続される。また、図15に示されるように、他方のインク循環経路の一端が第2供給口18に接続され、他端が第2排出口19に接続される。タンク400と1つのヘッド11とは、4本のチューブ416で接続される。1本目のチューブ416が第1供給口16と連通し、2本目のチューブ416が第1排出口17と連通し、3本目のチューブ416が第2供給口18と連通し、4本目のチューブ416が第2排出口19と連通している。タンク400は10個のヘッド11と接続されるため、タンク400は40本のチューブ416と接続される。しかしながら、図面を簡略化するため、図8においてはタンク400に接続されるチューブ416の数を減らして図示している。
図8、9に示されるように、タンク本体413には、第1供給流路450、第1排出流路460、第2供給流路470、第2排出流路480が形成されている。なお、これらの4つの流路はそれぞれ左右方向に延びている。また、これらの4つの流路は前後方向に並んで配置されている。なお、これらの4つの流路は、前後方向の後方から前方に向かって、すなわち、搬送方向の上流側から下流側に向かって、第1供給流路450、第1排出流路460、第2排出流路480、第2供給流路470の順に並んでいる。なお、図8、9においては、図面を簡略化するため、タンク400の左右方向の長さが短くなるように、第1供給流路450、第1排出流路460、第2供給流路470、第2排出流路480の一部だけを図示している。
タンク本体413の右側の側壁413Rには、第1供給流路450に連通する第1供給ポート458、第1排出流路460に連通する第1排出ポート468、第2排出流路480に連通する第2排出ポート488、第2供給流路470に連通する第2供給ポート478が設けられている。
<タンク400の内部のインク流路>
次に、タンク400の内部に形成されたインクの流路について、さらに詳細に説明する。図10、12に示されるように、第1供給流路450は、第1基幹供給流路451と、第1基幹供給流路451の下方において第1基幹供給流路451から分岐した10個の第1分岐供給流路452とを有する。10個の第1分岐供給流路452は、それぞれ、10個のヘッド11に対応している。なお、図10においては、図面を簡略化するため、図8、9と同様に、タンク400の左右方向の長さが短くなるように、第1供給流路450、第1排出流路460、第2供給流路470、第2排出流路480の一部だけを図示している。また、図10においては、10個の第1分岐供給流路452の一部だけが図示されている。各第1分岐供給流路452の一端452aは第1基幹供給流路451と接続され、他端452bはチューブ416に接続される。
図10、12に示されるように、第1排出流路460は、第1基幹排出流路461と、第1基幹排出流路461の下方において第1基幹排出流路461から分岐した10個の第1分岐排出流路462とを有する。10個の第1分岐排出流路462は、それぞれ、10個のヘッド11に対応している。なお、図10においては、図面を簡略化するため、10個の第1分岐排出流路462の一部だけが図示されている。各第1分岐排出流路462の一端462aは第1基幹排出流路461と接続され、他端462bはチューブ416に接続される。
図10、12に示されるように、第2供給流路470は、第2基幹供給流路471と、第2基幹供給流路471の下方において第2基幹供給流路471から分岐した10個の第2分岐供給流路472とを有する。10個の第2分岐供給流路472は、それぞれ、10個のヘッド11に対応している。なお、図10においては、図面を簡略化するため、10個の第2分岐供給流路472の一部だけが図示されている。各第2分岐供給流路472の一端472aは第2基幹供給流路471と接続され、他端472bはチューブ416に接続される。
図10、12に示されるように、第2排出流路480は、第2基幹排出流路481と、第2基幹排出流路481の下方において第2基幹排出流路481から分岐した10個の第2分岐排出流路482とを有する。10個の第2分岐排出流路482は、それぞれ、10個のヘッド11に対応している。なお、図10においては、図面を簡略化するため、10個の第2分岐排出流路482の一部だけが図示されている。各第2分岐排出流路482の一端482aは第2基幹排出流路481と接続され、他端482bはチューブ416に接続される。
図11に示されるように、各ヘッド11の上面には、第1供給口16、第1排出口17、第2供給口18、第2排出口19が配置されている。第1供給口16と第1排出口17とは左右方向に並んでおり、第1供給口16が第1排出口17の左側に位置する。第2供給口18と第2排出口19とは左右方向に並んでおり、第2供給口18が第2排出口19の右側に位置する。また、第1供給口16と第1排出口17のペアは、第2供給口18と第2排出口19のペアの後方に位置している。
各ヘッド11の上面において、第1供給口16、第1排出口17、第2供給口18、第2排出口19が上記のように並んでいることに対応して、図12に示されるように、第1分岐供給流路452の他端452b、第1分岐排出流路462の他端462b、第2分岐供給流路472の他端472b、第2分岐排出流路482の他端482bも、同様に並んでいる。つまり、第1分岐排出流路462の他端462bと第2分岐供給流路472の他端472bとが左右方向に並び、第2分岐供給流路472の他端472bと第2分岐排出流路482の他端482bとが左右方向に並んでいる。
上述のように、10個のヘッド11が左右方向に延びる2列のヘッド列を構成するように、千鳥状に配置されていることに対応して、一個分のヘッド11に対応する、第1分岐供給流路452の他端452b、第1分岐排出流路462の他端462b、第2分岐供給流路472の他端472b及び第2分岐排出流路482の他端482bの組も、ヘッド11と同様に、左右方向に延びる2つの列を構成するように、千鳥状に配置されている。つまり、一個分のヘッド11に対応する、第1分岐供給流路452の他端452b、第1分岐排出流路462の他端462b、第2分岐供給流路472の他端472b及び第2分岐排出流路482の他端482bの組は、上下方向において、ヘッド11の第1供給口16、第1排出口17、第2供給口18、第2排出口19とそれぞれ重なる位置に配置されている。
<第1分岐供給流路452(第2分岐供給流路472)の形状>
次に、第1分岐供給流路452の形状について図面を参照しつつ説明する。なお、第2分岐供給流路472は、第1分岐供給流路452と図12の線Xに対して対称な形状を有しているため、詳細な説明を省略する。
以下の説明において、第1基幹供給流路451、第1基幹排出流路461、第2基幹供給流路471、第2基幹排出流路481を総称して基幹流路と呼ぶ。図12に示されるように、第1基幹供給流路451は、4つの基幹流路の中で最も後方に位置している。図12に示されるように、第1基幹供給流路451から前方に向かって、5つの第1分岐供給流路452が延びている。なお、第1分岐供給流路452は途中で左方に折れた後、再び前方に延在している。図13(c)、13(d)に示されるように、第1分岐供給流路452は、第1基幹排出流路461の下方に潜り込むようにして、前方に延びている。なお、第1分岐供給流路452の上面452Uは、他端452bに近づくにつれて下方に下がるように傾斜している。なお、水平面に対する上面452Uの傾斜角度は、ラインヘッドアセンブリ10がアーチフレーム41に取り付けられたときの、ラインヘッドアセンブリ10のノズル面と水平面との傾斜角よりも大きい。そのため、ラインヘッドアセンブリ10が水平面から傾くようにしてアーチフレーム41に取り付けられたときであっても、第1分岐供給流路452の上面452Uは、他端452bに近づくにつれて下方に下がるように傾斜する。
<第1分岐排出流路462(第2分岐排出流路482)の形状>
次に、第1分岐排出流路462の形状について図面を参照しつつ説明する。なお、第2分岐排出流路482は、第1分岐排出流路462と図12の線Xに対して対称な形状を有しているため、詳細な説明を省略する。
図12に示されるように、第1基幹排出流路461は、4つの基幹流路の中で最も後方から2番目に位置している。図12に示されるように、第1基幹排出流路461から前方に向かって、5つの第1分岐排出流路462が延びている。図13(b)に示されるように、第1分岐排出流路462は、第2基幹排出流路481の下方に潜り込むようにして、前方に延びている。なお、第1分岐排出流路462の上面462Uは、他端462bに近づくにつれて下方に下がるように傾斜している。なお、水平面に対する上面462Uの傾斜角度は、ラインヘッドアセンブリ10がアーチフレーム41に取り付けられたときの、ラインヘッドアセンブリ10のノズル面と水平面との傾斜角よりも大きい。そのため、ラインヘッドアセンブリ10が水平面から傾くようにしてアーチフレーム41に取り付けられたときであっても、第1分岐排出流路462の上面462Uは、他端462bに近づくにつれて下方に下がるように傾斜する。
また、図12に示されるように、第1基幹排出流路461から後方に向かって、5つの第1分岐排出流路462が延びている。図13(a)に示されるように、第1分岐排出流路462は、第1基幹供給流路451の下方に潜り込むようにして、後方に延びている。なお、第1分岐排出流路462の上面462Uは、他端462bに近づくにつれて下方に下がるように傾斜している。なお、水平面に対する上面462Uの傾斜角度は、ラインヘッドアセンブリ10がアーチフレーム41に取り付けられたときの、ラインヘッドアセンブリ10のノズル面と水平面との傾斜角よりも大きい。そのため、ラインヘッドアセンブリ10が水平面から傾くようにしてアーチフレーム41に取り付けられたときであっても、第1分岐排出流路462の上面462Uは、他端462bに近づくにつれて下方に下がるように傾斜する。
<タンク400とヘッド11との接続>
次に、タンク400とヘッド11との接続について説明する。図示はされていないが、第1分岐供給流路452の他端452bと、ヘッド11の第1供給口16とがチューブ416で接続されている。同様に、第1分岐排出流路462の他端462bと、ヘッド11の第1排出口17とがチューブ416で接続される。第2分岐供給流路472の他端472bと、ヘッド11の第2供給口18とがチューブ416で接続される。第2分岐排出流路482の他端482bと、ヘッド11の第2排出口19とがチューブ416で接続される。上述のように、一個分のヘッド11に対応する、第1分岐供給流路452の他端452b、第1分岐排出流路462の他端462b、第2分岐供給流路472の他端472b及び第2分岐排出流路482の他端482bが、上下方向において、ヘッド11の第1供給口16、第1排出口17、第2供給口18、及び第2排出口19とそれぞれ重なる位置にある。これにより、チューブ416が互いに交差しないように伸ばした状態で繋ぐことができ、同じ長さのチューブ416を用いることができる。
<ヒータ250>
本実施形態においては、UV硬化インクを用いているので、インクの温度を所定の温度に維持する必要がある。そこで、本実施形態のラインヘッドアセンブリ10は、タンク400とヘッド11とを繋ぐチューブ416内のインクを温めるためのヒータ250が設けられている。図5に示されるように、ヒータ250は、チューブ416と前後方向に重なる位置に設けられている。ヒータ250として、例えばカーボンシートに電流を流すことによって発熱するカーボンヒータを用いることができる。なお、タンク400内のインクを予め温めるために、タンク400の下面に、例えばシート状のヒータを取り付けることもできる。
<インク循環>
次に、図14、15を参照しつつ、インクの循環経路について説明する。まず、ヘッド11に含まれる2つのノズル列のうちの一方のノズル列に対応するインクの循環経路を図14を参照しつつ説明する。図14に示されるように、インクリザーバ8と、第2筐体200の第1インク供給ポート222f及び第1インク排出ポート222dとは、インク循環機構80を介して流体的に接続されている。なお、インク循環機構80は、ポンプ、バルブ、排気弁などを備えた公知のインク循環システムであり、詳細な説明は省略する。インク循環機構80により、インクリザーバ8から供給されたインクは、第2筐体200の第1インク供給ポート222fに向かって流れる。さらにインクは、第2筐体200の第1インク供給ポート222fからタンク400の第1供給流路450へと流れ、第1供給流路450の第1分岐供給流路452の他端452bから、チューブ416を通ってヘッド11の第1供給口16へと流れる。ヘッド11の内部には、ヘッド内流路として、第1供給マニホルド14f、複数の圧力室11p、複数のノズル11a、第1帰還マニホルド14rが形成されている。第1供給マニホルド14f、第1帰還マニホルド14rは、複数の圧力室11pに共通に設けられている。複数の圧力室11pと複数のノズル11aは、1対1に対応している。第1供給口16から供給されたインクは、第1供給マニホルド14fから複数の圧力室11pに流入する。不図示の圧電アクチュエータを駆動して、圧力室11pの1つに吐出圧力を加えることによって、当該圧力室11pに連通するノズル11aからインク滴が吐出される。ノズル11aから吐出されなかったインクは、第1帰還マニホルド14rに送られ、第1排出口17、チューブ416を通ってタンク400の第1排出流路460に流入する。タンク400の第1排出流路460は、第2筐体200の第1インク排出ポート222dに接続されている。第1排出流路460に流入したインクは、第1インク排出ポート222dを通ってインクリザーバ8に向かって流れる。このようにして、インクを循環させることができる。
次に、ヘッド11に含まれる2つのノズル列のうちの他方のノズル列に対応するインクの循環経路を図15を参照しつつ説明する。図15に示されるように、インクリザーバ8と、第2筐体200の第2インク供給ポート223f及び第2インク排出ポート223dとは、インク循環機構80を介して流体的に接続されている。インク循環機構80により、インクリザーバ8から供給されたインクは、第2筐体200の第2インク供給ポート223fに向かって流れる。さらにインクは、第2筐体200の第2インク供給ポート223fからタンク400の第2供給流路470へと流れ、第2供給流路470の第2分岐供給流路472の他端472bから、チューブ416を通ってヘッド11の第2供給口18へと流れる。ヘッド11の内部には、ヘッド内流路として、第2供給マニホルド15f、複数の圧力室11p、複数のノズル11a、第2帰還マニホルド15rが形成されている。第2供給マニホルド15f、第2帰還マニホルド15rは、複数の圧力室11pに共通に設けられている。複数の圧力室11pと複数のノズル11aは、1対1に対応している。第2供給口18から供給されたインクは、第2供給マニホルド15fから複数の圧力室11pに流入する。不図示の圧電アクチュエータを駆動して、圧力室11pの1つに吐出圧力を加えることによって、当該圧力室11pに連通するノズル11aからインク滴が吐出される。ノズル11aから吐出されなかったインクは、第2帰還マニホルド15rに送られ、第2排出口19、チューブ416を通ってタンク400の第2排出流路480に流入する。タンク400の第2排出流路480は、第2筐体200の第2インク排出ポート223dに接続されている。第2排出流路480に流入したインクは、第2インク排出ポート223dを通ってインクリザーバ8に向かって流れる。このようにして、インクを循環させることができる。
<実施形態の作用効果>
本実施形態に係るラインヘッドアセンブリ10は、10個のヘッド11を含むラインヘッド20と、ラインヘッド20の上方に位置するタンク400とを備えている。10個のヘッド11は、5個ずつが左右方向に並ぶように、2列に配列されている。左右方向に隣り合う2つのヘッド11の間に、隣の列のヘッド11が配置されている。つまり、10個のヘッド11は、千鳥状に配置されている。なお、10個のヘッド11は、全て循環式のヘッドである。
各ヘッド11は、第1供給口16を含んでいる。千鳥状に配置された10個のヘッド11の第1供給口16に対して、タンク400の第1供給流路450からインクが供給される。また、各ヘッド11は第1排出口17を備えている。千鳥状に配置された10個のヘッド11の第1排出口17から排出されたインクは、タンク400の第1排出流路460へ戻される。このような構成により、ヘッド11が千鳥状に配置されたラインヘッド20に対して、インクを適切に分配し、回収することができる。
上記実施形態において、第1供給流路450は、第1基幹供給流路451と、第1基幹供給流路451から分岐した10個の第1分岐供給流路452と、を有している。第1排出流路460は、第1基幹排出流路461と、第1基幹排出流路461から分岐した10個の第1分岐排出流路462とを有している。なお、10個の第1分岐供給流路452のうち、5つの第1分岐供給流路452の他端452bは、それぞれ、左右方向に一列に並んでいる5つのヘッド11の第1供給口16に接続されている。同様に、10個の第1分岐供給流路452のうち、別の5つの第1分岐供給流路452の他端452bは、それぞれ、左右方向に一列に並んでいる別の5つのヘッド11の第1供給口16に接続されている。同様に、10個の第1分岐排出流路462のうち、5つの第1分岐排出流路462の他端462bは、それぞれ、左右方向に一列に並んでいる5つのヘッド11の第1排出口17に接続されている。そして、10個の第1分岐供給流路452のうち、別の5つの第1分岐排出流路462の他端462bは、それぞれ、左右方向に一列に並んでいる別の5つのヘッド11の第1排出口17に接続されている。このような構成により、タンク400内に形成した第1分岐供給流路及452及び第1分岐排出流路462を利用して、容易にインクを分配し、回収することができる。
上記実施形態において、第1分岐供給流路452は第1基幹供給流路451の下方に位置し、第1分岐排出流路462は第1基幹排出流路461の下方に位置している。このような構成により、第1分岐供給流路452及び第1分岐排出流路462に気泡が入り込んだ場合においても、上方に位置する第1基幹供給流路451及び第1基幹排出流路461に逃がすことができる。これにより、第1分岐供給流路452及び第1分岐排出流路462にエアだまりが発生することを防ぐことができ、第1分岐供給流路452及び第1分岐排出流路462から気泡を容易に除去することができる。
上記実施形態において、10個の第1分岐供給流路452の他端452bの、前後方向及び左右方向の位置は、それぞれ、10個のヘッド11の第1供給口16の位置に一致している。また、10個の第1分岐排出流路462の他端462bの、前後方向及び左右方向の位置は、それぞれ、10個のヘッド11の第1排出口17の、前後方向及び左右方向の位置に一致している。なお、位置が一致するとは、厳密に一致することを意味しておらず、製造誤差及び取り付け誤差の範囲内で一致することを意味している。このような構成により、タンク400及びラインヘッド20が上下方向に重なるので、タンク400及びラインヘッド20の設置面積をコンパクトにすることができ、ラインヘッドアセンブリ10を小型化することができる。
上記実施形態において、第1分岐供給流路452の上面452Uは、前後方向及び左右方向を含む平面に対して傾いている。同様に、第1分岐排出流路462の上面462Uも、前後方向及び左右方向を含む平面に対して傾いている。このような構成により、これにより、第1分岐供給流路452及び第1分岐排出流路462にエアだまりが発生することを防ぐことができ、第1分岐供給流路452及び第1分岐排出流路462から気泡を容易に除去することができる。
上記実施形態において、10個の第1分岐供給流路452の他端452bと、10個のヘッド11の第1供給口16とを接続する10本のチューブ416は上下方向に平行である。同様に、10個の第1分岐排出流路462の他端462bと、10個のヘッド11の第1排出口17とを接続する10本のチューブ416は上下方向に平行である。このような構成により、チューブ416内にエアだまりが発生することを防ぐことができる。また、上記実施形態においては、これらのチューブ416は全て同じ長さである。なお同じ長さとは、厳密に同じ長さであることを意図するものではない。製造誤差の範囲内で長さが異なっていてもよい。このような場合には、同一の規格のチューブを利用することができるので、製造コストを削減することができる。
上記実施形態において、第1基幹供給流路451、第1基幹排出流路461、第2基幹供給流路471、第2基幹排出流路481は、前後方向に並んでおり、最も前方に位置する第2基幹供給流路471から分岐する第2分岐供給流路472は、後方に向かって延在している。また、上記の4つの基幹流路のうち、最も後方に位置する第1基幹供給流路451から分岐する第1分岐供給流路452は、前方に向かって延在している。
そして、4つの基幹流路のうち、第1基幹供給流路451と第2基幹供給流路471とが前後方向の外側に配置され、第1基幹排出流路461及び第2基幹排出流路481が前後方向において内側に配置されている、このように基幹流路を配置することにより、ヘッド11にインクを供給する2つの供給流路において温度差が生じることを防ぐことができる。なお、第1基幹供給流路451と第2基幹供給流路471とが前後方向の内側に配置し、第1基幹排出流路461及び第2基幹排出流路481が前後方向の外側に配置した場合にも、同様に、ヘッド11にインクを供給する2つの供給流路において温度差が生じることを防ぐことができる。
上記実施形態において、第1基幹供給流路451を通ったインクは10個の第1分岐供給流路452を通って、10個のヘッド11の第1供給口16に流れる。そして、10個のヘッド11の第1排出口17から排出されたインクは、10個の第1分岐排出流路462を通って第1基幹排出流路461に流れる。このようにラインヘッドアセンブリ10にインクを流すことにより、容易にインクを循環させることができる。
今回開示した実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではない。上記実施形態で示された各構成は、全てが必須のものではなく、必要に応じて構成を省略することができる。例えば、ラインヘッドアセンブリ10の数や配置、1つのラインヘッド20に含まれるヘッド11の数や配置等は適宜変更しうる。また、各ヘッド11に含まれるノズル11aの数や配置等も適宜変更しうる。また、上記実施形態においては、印刷装置1にコントローラ7が設けられていたが、本発明はそのような態様には限られない。例えば、ラインヘッドアセンブリ10にコントローラ7が設けられていてもよい。
上記実施形態において、記録媒体4として、ロール状に巻かれた記録媒体(例えばロール紙)が用いられている。しかしながら本発明はそのような態様には限られず、必要に応じて適宜の形状及び材質の記録媒体4を用いることができる。上記実施形態において、タンク400の構造、形状、材質等は適宜変更しうる。例えば、上記実施形態において、タンク400は10個のヘッド11に接続されていた。しかしながら本発明はそのような態様に限られない。例えば、タンク400が3つに分割され、それぞれが、4個のヘッド11、4個のヘッド11、2個のヘッド11に接続されてもよい。また、上記実施形態の印刷装置1は、3つのラインヘッドアセンブリ10を備えており、ホワイトインク、シアンインク、マゼンダインク、イエローインク、ブラックインクの5色のインクを吐出するように構成されていた。本発明はそのような態様には限られず、印刷装置1が適宜の色のインクを吐出するように構成することができる。また、本実施形態においては、UV硬化インクが用いられていた。しかしながら、本発明はそのような態様には限られず、UV硬化インク以外のインク(例えば、水性インク、顔料インクなど)を用いることもできる。
また、本発明はインクを吐出するインクジェット形式の印刷装置には限られない。また、画像等の印刷以外の様々な用途で使用される印刷装置においても本教示は適用されうる。例えば、基板に導電性の液体を吐出して、基板表面に導電パターンを形成する印刷装置にも、本教示を適用することは可能である。本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 印刷装置
10 ラインヘッドアセンブリ
11 ヘッド
400 タンク

Claims (22)

  1. 第1方向に並んだ第1ヘッド、第2ヘッド、第3ヘッドを有するラインヘッドであって、
    前記第1方向において、前記第1ヘッドと前記第3ヘッドとの間に前記第2ヘッドが配置され、
    前記第1ヘッドと前記第3ヘッドとの、前記第1方向と交差する第2方向の位置が同じであり、
    前記第1ヘッド及び前記第3ヘッドと、前記第2ヘッドとの前記第2方向の位置が異なるラインヘッドと、
    前記第1方向及び前記第2方向に交差する上下方向において、前記ラインヘッドの上方に位置するタンクとを備え、
    前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
    第1圧力室及び第1ノズルを含む第1ヘッド内流路と、
    前記第1ヘッド内流路の一端に接続する第1供給口と、
    前記第1ヘッド内流路の他端に接続する第1排出口と、を備え、
    前記タンクは、
    前記第1ヘッドの前記第1供給口と、前記第2ヘッドの前記第1供給口と、前記第3ヘッドの前記第1供給口とを連通する第1供給流路と、
    前記第1ヘッドの前記第1排出口と、前記第2ヘッドの前記第1排出口と、前記第3ヘッドの前記第1排出口とを連通する第1排出流路と、を備え
    前記第1供給流路は、第1基幹供給流路と、第1分岐供給流路A、B、Cとを有し、
    前記第1排出流路は、第1基幹排出流路と、第1分岐排出流路A、B、Cとを有し、
    第1基幹供給流路は、第1分岐供給流路A、B、Cの一端と接続し、
    第1分岐供給流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第1供給口に接続し、第1分岐供給流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第1供給口に接続し、第1分岐供給流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第1供給口に接続し、
    前記第1分岐供給流路A、B、Cの、前記第1基幹供給流路と接続する前記一端は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差し、且つ、前記上下方向と交差する傾斜面を構成する部材で形成されており、
    前記傾斜面は、前記第1分岐供給流路A、B、Cの上面の一部を形成していることを特徴とするラインヘッドアセンブリ。
  2. 1基幹排出流路は、第1分岐排出流路A、B、Cの一端と接続し、
    第1分岐排出流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第1排出口に接続し、第1分岐排出流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第1排出口に接続し、第1分岐排出流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第1排出口に接続している請求項1に記載のラインヘッドアセンブリ。
  3. 前記上下方向において、前記第1分岐供給流路A、B、Cは前記第1基幹供給流路の下方に位置し、前記第1分岐排出流路A、B、Cは前記第1基幹排出流路の下方に位置する請求項2に記載のラインヘッドアセンブリ。
  4. 前記第1方向及び前記第2方向を含む平面において、
    前記第1分岐供給流路Aの前記他端の位置は、前記第1ヘッドの前記第1供給口の位置と同じであり、
    前記第1分岐供給流路Bの前記他端の位置は、前記第2ヘッドの前記第1供給口の位置と同じであり、
    前記第1分岐供給流路Cの前記他端の位置は、前記第3ヘッドの前記第1供給口の位置と同じであり、
    前記第1分岐排出流路Aの前記他端の位置は、前記第1ヘッドの前記第1排出口の位置と同じであり、
    前記第1分岐排出流路Bの前記他端の位置は、前記第2ヘッドの前記第1排出口の位置と同じであり、
    前記第1分岐排出流路Cの前記他端の位置は、前記第3ヘッドの前記第1排出口の位置と同じである、請求項3に記載のラインヘッドアセンブリ。
  5. 前記第1基幹供給流路及び前記第1基幹排出流路は、前記第1方向に平行であって、且つ、前記第2方向に並んでおり、
    前記第1分岐供給流路A、B、Cは、いずれも、少なくとも一部が前記第2方向に延び、
    前記第1分岐排出流路A、B、Cは、いずれも、少なくとも一部が前記第2方向に延びている請求項4に記載のラインヘッドアセンブリ。
  6. さらに、前記第1分岐供給流路Aの前記他端と前記第1ヘッドの前記第1供給口とを接続する第1供給チューブAと、
    前記第1分岐供給流路Bの前記他端と前記第2ヘッドの前記第1供給口とを接続する第1供給チューブBと、
    前記第1分岐供給流路Aの前記他端と前記第3ヘッドの前記第1供給口とを接続する第1供給チューブCと、
    前記第1分岐排出流路Aの前記他端と前記第1ヘッドの前記第1排出口とを接続する第1排出チューブAと、
    前記第1分岐排出流路Bの前記他端と前記第2ヘッドの前記第1排出口とを接続する第1排出チューブBと、
    前記第1分岐排出流路Aの前記他端と前記第3ヘッドの前記第1排出口とを接続する第1排出チューブCと、を備え、
    前記第1供給チューブA、B、Cと、前記第1排出チューブA、B、Cとは、前記上下方向に平行である請求項4又は5に記載のラインヘッドアセンブリ。
  7. 前記第1供給チューブA、B、Cと、前記第1排出チューブA、B、Cとは、長さが同じである請求項6に記載のラインヘッドアセンブリ。
  8. 前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
    第2圧力室及び第2ノズルを含む第2ヘッド内流路と、
    前記第2ヘッド内流路の一端に接続する第2供給口と、
    前記第2ヘッド内流路の他端に接続する第2排出口と、を備え、
    前記タンクは、
    前記第1ヘッドの前記第2供給口と、前記第2ヘッドの前記第2供給口と、前記第3ヘッドの前記第2供給口とを連通する第2供給流路と、
    前記第1ヘッドの前記第2排出口と、前記第2ヘッドの前記第2排出口と、前記第3ヘッドの前記第2排出口とを連通する第2排出流路と、を備える請求項1~7のいずれか一項に記載のラインヘッドアセンブリ。
  9. 前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
    第2圧力室及び第2ノズルを含む第2ヘッド内流路と、
    前記第2ヘッド内流路の一端に接続する第2供給口と、
    前記第2ヘッド内流路の他端に接続する第2排出口と、を備え、
    前記タンクは、
    前記第1ヘッドの前記第2供給口と、前記第2ヘッドの前記第2供給口と、前記第3ヘッドの前記第2供給口とを連通する第2供給流路と、
    前記第1ヘッドの前記第2排出口と、前記第2ヘッドの前記第2排出口と、前記第3ヘッドの前記第2排出口とを連通する第2排出流路と、を備え
    前記第2供給流路は、第2基幹供給流路と、第2分岐供給流路A、B、Cとを有し、
    前記第2排出流路は、第2基幹排出流路と、第2分岐排出流路A、B、Cとを有し、
    第2基幹供給流路は、第2分岐供給流路A、B、Cの一端と接続し、
    第2分岐供給流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第2供給口に接続し、第2分岐供給流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第2供給口に接続し、第2分岐供給流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第2供給口に接続し、
    第2基幹排出流路は、第2分岐排出流路A、B、Cの一端と接続し、
    第2分岐排出流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第2排出口に接続し、第2分岐排出流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第2排出口に接続し、第2分岐排出流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第2排出口に接続している請求項2~7のいずれか一項に記載のラインヘッドアセンブリ。
  10. 前記上下方向において、前記第2分岐供給流路A、B、Cは前記第2基幹供給流路の下方に位置し、前記第2分岐排出流路A、B、Cは前記第2基幹排出流路の下方に位置する請求項9に記載のラインヘッドアセンブリ。
  11. 前記第1方向及び前記第2方向を含む平面において、
    前記第2分岐供給流路Aの前記他端の位置は、前記第1ヘッドの前記第2供給口の位置と同じであり、
    前記第2分岐供給流路Bの前記他端の位置は、前記第2ヘッドの前記第2供給口の位置と同じであり、
    前記第2分岐供給流路Cの前記他端の位置は、前記第3ヘッドの前記第2供給口の位置と同じであり、
    前記第2分岐排出流路Aの前記他端の位置は、前記第1ヘッドの前記第2排出口の位置と同じであり、
    前記第2分岐排出流路Bの前記他端の位置は、前記第2ヘッドの前記第2排出口の位置と同じであり、
    前記第2分岐排出流路Cの前記他端の位置は、前記第3ヘッドの前記第2排出口の位置と同じである、請求項10に記載のラインヘッドアセンブリ。
  12. 前記第2基幹供給流路及び前記第2基幹排出流路は、前記第1方向に平行であって、且つ、前記第2方向に並んでおり、
    前記第2分岐供給流路A、B、Cは、いずれも、少なくとも一部が前記第2方向に延び、
    前記第2分岐排出流路A、B、Cは、いずれも、少なくとも一部が前記第2方向に延びている請求項11に記載のラインヘッドアセンブリ。
  13. 前記タンクは、上下方向に貫通する複数の貫通孔が形成された本体であって、前記複数の貫通孔によって、
    前記第1基幹供給流路及び、前記第1基幹供給流路の下方に形成された第1分岐供給流路A、B、Cと、
    前記第1基幹排出流路及び、前記第1基幹排出流路の下方に形成された第1分岐排出流路A、B、Cと、
    前記第2基幹供給流路及び、前記第2基幹供給流路の下方に形成された第2分岐供給流路A、B、Cと、
    前記第2基幹排出流路及び、前記第2基幹排出流路の下方に形成された第2分岐排出流路A、B、Cと、が形成された本体と、
    前記本体の、前記複数の貫通孔の上側の開口を封止する天板と、
    前記本体の、前記複数の貫通孔の下側の開口を封止する底板と、を備える請求項9~12のいずれか一項に記載のラインヘッドアセンブリ。
  14. 前記第1、第2基幹供給流路及び前記第1、第2基幹排出流路は、前記第2方向に並んでおり、
    前記第1、第2分岐供給流路A、B、C及び前記第1、第2分岐排出流路A、B、Cのうち、前記第2方向の最も一方側に前記一端を有している流路は、前記第2方向の他方側に向かって延びており、
    前記第1、第2分岐供給流路A、B、C及び前記第1、第2分岐排出流路A、B、Cのうち、前記第2方向の最も前記他方側に前記一端を有している流路は、前記第2方向の前記一方側に向かって延びている請求項9~13のいずれか一項に記載のラインヘッドアセンブリ。
  15. 前記第1、第2基幹供給流路は、前記第1、第2基幹排出流路を挟むように前記第2方向の外側に位置する、又は、前記第1、第2基幹排出流路は、前記第1、第2基幹供給流路を挟むように前記第2方向の外側に位置する請求項14に記載のラインヘッドアセンブリ。
  16. 前記第2分岐供給流路A、B、Cの、前記第2基幹供給流路と接続する前記一端は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差し、且つ、前記上下方向と交差する面を構成する部材で形成されている請求項11~15のいずれか一項に記載のラインヘッドアセンブリ。
  17. 前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
    第2圧力室及び第2ノズルを含む第2ヘッド内流路と、
    前記第2ヘッド内流路の一端に接続する第2供給口と、
    前記第2ヘッド内流路の他端に接続する第2排出口と、を備え、
    前記タンクは、
    前記第1ヘッドの前記第2供給口と、前記第2ヘッドの前記第2供給口と、前記第3ヘッドの前記第2供給口とを連通する第2供給流路と、
    前記第1ヘッドの前記第2排出口と、前記第2ヘッドの前記第2排出口と、前記第3ヘッドの前記第2排出口とを連通する第2排出流路と、を備え
    前記第2供給流路は、第2基幹供給流路と、第2分岐供給流路A、B、Cとを有し、
    前記第2排出流路は、第2基幹排出流路と、第2分岐排出流路A、B、Cとを有し、
    第2基幹供給流路は、第2分岐供給流路A、B、Cの一端と接続し、
    第2分岐供給流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第2供給口に接続し、第2分岐供給流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第2供給口に接続し、第2分岐供給流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第2供給口に接続し、
    第2基幹排出流路は、第2分岐排出流路A、B、Cの一端と接続し、
    第2分岐排出流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第2排出口に接続し、第2分岐排出流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第2排出口に接続し、第2分岐排出流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第2排出口に接続し、
    前記ラインヘッドアセンブリは、さらに、
    前記第2分岐供給流路Aの前記他端と前記第1ヘッドの前記第2供給口とを接続する第2供給チューブAと、
    前記第2分岐供給流路Bの前記他端と前記第2ヘッドの前記第2供給口とを接続する第2供給チューブBと、
    前記第2分岐供給流路Aの前記他端と前記第3ヘッドの前記第2供給口とを接続する第2供給チューブCと、
    前記第2分岐排出流路Aの前記他端と前記第1ヘッドの前記第2排出口とを接続する第2排出チューブAと、
    前記第2分岐排出流路Bの前記他端と前記第2ヘッドの前記第2排出口とを接続する第2排出チューブBと、
    前記第2分岐排出流路Aの前記他端と前記第3ヘッドの前記第2排出口とを接続する第2排出チューブCと、を備え、
    前記第2供給チューブA、B、Cと、前記第2排出チューブA、B、Cとは、前記上下方向に平行に配置されている請求項6又は7に記載のラインヘッドアセンブリ。
  18. 前記第2供給チューブA、B、Cと、前記第2排出チューブA、B、Cとは、長さが同じである請求項17に記載のラインヘッドアセンブリ。
  19. 前記第1供給チューブA、B、Cと、前記第1排出チューブA、B、Cと、前記第2供給チューブA、B、Cと、前記第2排出チューブA、B、Cとは、長さが同じである請求項18に記載のラインヘッドアセンブリ。
  20. 請求項1~19のいずれか一項に記載のラインヘッドアセンブリと、
    前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドがそれぞれ備えるノズル面と対面する搬送面に対して、記録媒体を搬送するように構成された搬送機構と、を備える印刷装置。
  21. ラインヘッドアセンブリに液体を流す方法であって、
    前記ラインヘッドアセンブリは、
    第1方向に並んだ第1ヘッド、第2ヘッド、第3ヘッドを有するラインヘッドであって、
    前記第1方向において、前記第1ヘッドと前記第3ヘッドとの間に前記第2ヘッドが配置され、
    前記第1ヘッドと前記第3ヘッドとの、前記第1方向と交差する第2方向の位置が同じであり、
    前記第1ヘッド及び前記第3ヘッドと、前記第2ヘッドとの前記第2方向の位置が異なるラインヘッドと、
    前記第1方向及び前記第2方向に交差する上下方向において、前記ラインヘッドの上方に位置するタンクとを備え、
    前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
    第1圧力室及び第1ノズルを含む第1ヘッド内流路と、
    前記第1ヘッド内流路の一端に接続する第1供給口と、
    前記第1ヘッド内流路の他端に接続する第1排出口と、を備え、
    前記タンクは、
    前記第1ヘッドの前記第1供給口と、前記第2ヘッドの前記第1供給口と、前記第3ヘッドの前記第1供給口とを連通する第1供給流路と、
    前記第1ヘッドの前記第1排出口と、前記第2ヘッドの前記第1排出口と、前記第3ヘッドの前記第1排出口とを連通する第1排出流路と、を備え
    前記第1供給流路は、第1基幹供給流路と、第1分岐供給流路A、B、Cとを有し、
    前記第1排出流路は、第1基幹排出流路と、第1分岐排出流路A、B、Cとを有し、
    第1基幹供給流路は、第1分岐供給流路A、B、Cの一端と接続し、
    第1分岐供給流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第1供給口に接続し、第1分岐供給流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第1供給口に接続し、第1分岐供給流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第1供給口に接続し、
    第1基幹排出流路は、第1分岐排出流路A、B、Cの一端と接続し、
    第1分岐排出流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第1排出口に接続し、第1分岐排出流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第1排出口に接続し、第1分岐排出流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第1排出口に接続しており、
    前記第1分岐供給流路A、B、Cの、前記第1基幹供給流路と接続する前記一端は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差し、且つ、前記上下方向と交差する傾斜面を構成する部材で形成されており、
    前記傾斜面は、前記第1分岐供給流路A、B、Cの上面の一部を形成しており、
    前記方法は、
    前記第1基幹供給流路から、前記第1分岐供給流路Aを通って前記第1ヘッドの前記第1供給口に第1の液体を流すことと、
    前記第1ヘッドの前記第1排出口から前記第1分岐排出流路Aを通って前記第1基幹排出流路に前記第1の液体を流すことと、
    前記第1基幹供給流路から、前記第1分岐供給流路Bを通って前記第2ヘッドの前記第1供給口に前記第1の液体を流すことと、
    前記第2ヘッドの前記第1排出口から前記第1分岐排出流路Bを通って前記第1基幹排出流路に前記第1の液体を流すことと、
    前記第1基幹供給流路から、前記第1分岐供給流路Cを通って前記第3ヘッドの前記第1供給口に前記第1の液体を流すことと、
    前記第3ヘッドの前記第1排出口から前記第1分岐排出流路Cを通って前記第1基幹排出流路に前記第1の液体を流すことと、を備える、ラインヘッドアセンブリに液体を流す方法。
  22. 前記第1ヘッド、前記第2ヘッド及び前記第3ヘッドは、それぞれ、
    第2圧力室及び第2ノズルを含む第2ヘッド内流路と、
    前記第2ヘッド内流路の一端に接続する第2供給口と、
    前記第2ヘッド内流路の他端に接続する第2排出口と、を備え、
    前記タンクは、
    前記第1ヘッドの前記第2供給口と、前記第2ヘッドの前記第2供給口と、前記第3ヘッドの前記第2供給口とを連通する第2供給流路と、
    前記第1ヘッドの前記第2排出口と、前記第2ヘッドの前記第2排出口と、前記第3ヘッドの前記第2排出口とを連通する第2排出流路と、を備え、
    前記第2供給流路は、第2基幹供給流路と、第2分岐供給流路A、B、Cとを有し、
    前記第2排出流路は、第2基幹排出流路と、第2分岐排出流路A、B、Cとを有し、
    第2基幹供給流路は、第2分岐供給流路A、B、Cの一端と接続し、
    第2分岐供給流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第2供給口に接続し、第2分岐供給流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第2供給口に接続し、第2分岐供給流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第2供給口に接続し、
    第2基幹排出流路は、第2分岐排出流路A、B、Cの一端と接続し、
    第2分岐排出流路Aの他端は前記第1ヘッドの前記第2排出口に接続し、第2分岐排出流路Bの他端は前記第2ヘッドの前記第2排出口に接続し、第2分岐排出流路Cの他端は前記第3ヘッドの前記第2排出口に接続し、
    前記方法は、さらに、
    前記第2基幹供給流路から、前記第2分岐供給流路Aを通って前記第1ヘッドの前記第2供給口に第2の液体を流すことと、
    前記第1ヘッドの前記第2排出口から前記第2分岐排出流路Aを通って前記第2基幹排出流路に前記第2の液体を流すことと、
    前記第2基幹供給流路から、前記第2分岐供給流路Bを通って前記第2ヘッドの前記第2供給口に前記第2の液体を流すことと、
    前記第2ヘッドの前記第2排出口から前記第2分岐排出流路Bを通って前記第2基幹排出流路に前記第2の液体を流すことと、
    前記第2基幹供給流路から、前記第2分岐供給流路Cを通って前記第3ヘッドの前記第2供給口に前記第2の液体を流すことと、
    前記第3ヘッドの前記第2排出口から前記第2分岐排出流路Cを通って前記第2基幹排出流路に前記第2の液体を流すことと、を備える、請求項21に記載のラインヘッドアセンブリに液体を流す方法。
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