JP7649130B2 - 符号化器、復号器、送信装置及び受信装置、並びにチップ - Google Patents
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Description
図1は、本発明による一実施例の低遅延伝送チャンネル(LLch)伝送データの送信装置1の主要な構成要素のみを概略的に示すブロック図である。送信装置1は、符号化器10(第1のLDPC符号化部11、及び第2のLDPC符号化部12)、DBPSK変調部13、及びOFDM変調部16を備える。そして、送信装置1は、LLch伝送データを2種類のセグメント領域に分けて送信するように構成され、後述する図3に示した誤り訂正ブロックの信号を生成してからOFDM変調信号を生成するまでの一連の処理を行う。また、送信装置1は、LLch伝送データの変調方式及び符号化率といった伝送に関するパラメータをTMCC信号に含めて伝送する形態とすることができるが、本例では、LLch伝送データの変調方式及び符号化率については、図1に示す送信装置1及び図2に示す受信装置2の送受間で予め定めておき、受信装置2がTMCC信号の復調・復号処理を経ることなく、LLch伝送データの復調・復号処理を行う例を説明する。
図2は、本発明による一実施例の低遅延伝送チャンネル(LLch)伝送データの受信装置2の主要な構成要素のみを概略的に示すブロック図である。図2に示す受信装置2は、OFDM復調部21、LLchキャリア抽出部22、DBPSK復調部23、及びLDPC復号部24を備えている。本例では、LLch伝送データの変調方式及び符号化率については、図1に示す送信装置1及び図2に示す受信装置2の送受間で予め定めておき、受信装置2がTMCC信号の復調・復号処理を経ることなく、LLch伝送データの復調・復号処理を行う例を説明する。ただし、LLch伝送データの変調方式及び符号化率といった伝送に関するパラメータをTMCC信号に含めて伝送し、受信装置2がTMCC信号の復調・復号処理を経て、LLch伝送データの復調・復号処理を行う形態としてもよい。
まず、上述した図3と、図4乃至図10を参照して、符号長1224ビットのLDPC符号における符号化率144/1224、及び1016/1224の各々に関する符号化器10及び復号器(LDPC復号部24)について説明する。図4(a),(b)は、それぞれ本発明によるL0ch伝送データに対して形成する符号長1224ビットのLDPC符号に係るLDPC符号化率144/1224の検査行列Hと、本発明によるL1ch伝送データに対して形成する符号長1224ビットのLDPC符号に係るLDPC符号化率1016/1224の検査行列Hを示す図である。また、図5は、本発明によるL0ch伝送データ及びL1ch伝送データに対して形成する符号長1224ビットのLDPC符号に係る検査行列H上の部分行列Bを示す図である。そして、図6乃至図9は、それぞれL0ch伝送データのLDPC符号に係る検査行列H上の部分行列I,A,C,Dを示す図である。また、図10は、本発明によるL1ch伝送データに対して形成する符号長1224ビットのLDPC符号に係る検査行列H上の部分行列Aを示す図である。
図3(a)に示したように、L0ch伝送データの誤り訂正ブロックは、144ビットの情報ビット、及び1080ビットのLDPCパリティからなる符号長1224ビットで構成され、符号化率としては144/1224とする。また、図3(b)に示したように、L1ch伝送データの誤り訂正ブロックは、1016ビットの情報ビット、及び208ビットのLDPCパリティからなる符号長1224ビットで構成され、符号化率としては1016/1224とする。
本実施例の符号化器10における第1のLDPC符号化部11は、図4(a)に示すように、部分行列A,B,C,D,I,Oにより6個の領域に分割されたLDPC符号化率144/1224における検査行列Hを生成し、この検査行列Hを用いてLDPC符号パリティの生成を行う。検査行列Hの行方向の長さがLDPC符号長に相当し、LDPC符号長N=1224と設定する。本検査行列の符号化率は144/1224であることから、検査行列Hの列方向の長さがLDPCパリティ長に相当し、LDPCパリティ長P=1080ビットである。
Hq-j= mod{(hi-j+ mod((q-1),8)) × Q),P} (1)
ここで、hi-jのiは検査行列初期値テーブルの行番号であり、hi-jのjは検査行列初期値テーブルの列番号である。Hq-jは検査行列Hのq列目の1の行番号を示す。Hq-jのjは列重みの要素数の順番を示す。従って、列重み9の場合、j=1~9である。q=1は検査行列初期値テーブルの1行目を用いることになる。また、mod(x,y)はxをyで割った余りを意味する。式(1)のQは、符号化率毎に定まる値を持つサイクル数であり、Qは式(2)で求められる。
1行目:h1-1(6)からh1-3(67)
2行目:h2-1(28)からh2-3(56)
3行目:h3-1(0)からh3-3(21)
・・・・
18行目:h18-1(51)からh18-3(68)
1行目:h1-4(259)からh1-15(990)
2行目:h2-4(140)からh2-15(1037)
3行目:h3-4(105)からh3-15(998)
4行目:h4-4(99)からh4-15(920)
5行目:h5-4(101)からh5-13(762)
・・・・
18行目:h18-4(142)からh18-13(961)
19行目:h19-1(217)からh19-8(1050)
20行目:h20-1(86)からh20-8(1059)
21行目:h21-1(481)からh21-8(1075)
22行目:h22-1(561)からh22-8(1012)
23行目:h23-1(213)からh23-8(1043)
・・・・
27行目:h27-1(90)からh27-8(1052)
検査行列初期値テーブル19行目の数値は、検査行列Hにおける145列目(即ち、部分行列Dの1列目)の1の最初の位置(サイクル数Q1,Q2で繰り返す最初の検査行列Hにおける行位置)が記載されている。
検査行列初期値テーブル20行目の数値は、検査行列Hにおける146列目(即ち、部分行列Dの2列目)の1の最初の位置(サイクル数Q1,Q2で繰り返す最初の検査行列Hにおける行位置)が記載されている。
検査行列初期値テーブル21行目の数値は、検査行列Hにおける147列目(即ち、部分行列Dの3列目)の1の最初の位置(サイクル数Q1,Q2で繰り返す最初の検査行列Hにおける行位置)が記載されている。
検査行列初期値テーブル22行目の数値は、検査行列Hにおける148列目(即ち、部分行列Dの4列目)の1の最初の位置(サイクル数Q1,Q2で繰り返す最初の検査行列Hにおける行位置)が記載されている。
検査行列初期値テーブル23行目の数値は、検査行列Hにおける149列目(即ち、部分行列Dの5列目)の1の最初の位置(サイクル数Q1,Q2で繰り返す最初の検査行列Hにおける行位置)が記載されている。
以下、同様である。
一方、本実施例の符号化器10における第2のLDPC符号化部12は、図4(b)に示すように、部分行列A,Bにより2個の領域に分割されたLDPC符号化率1016/1224における検査行列Hを生成し、この検査行列Hを用いてLDPC符号パリティの生成を行う。検査行列Hの行方向の長さがLDPC符号長に相当し、LDPC符号長N=1224と設定する。本検査行列の符号化率は1016/1224であることから、検査行列Hの列方向の長さがLDPCパリティ長に相当し、LDPCパリティ長P=280ビットである。
1行目:h1-1(7)からh1-5(193)
2行目:h2-1(58)からh2-5(153)
3行目:h3-1(2)からh3-5(200)
・・・・
8行目:h8-1(15)からh8-5(203)
9行目:h9-1(61)からh9-3(176)
・・・・
127行目:h127-1(2)からh127-3(198)
本実施例の復号器(LDPC復号部24)は、LDPC符号化率144/1224の符号化データ(L0ch伝送データ)に対する復号には図4(a)に示される検査行列Hを用い、LDPC符号化率1016/1224の符号化データ(L1ch伝送データ)に対する復号には図4(b)に示される検査行列Hを用いて、LDPC符号の復号処理を行う。これらの符号化データは、L0ch,L1chの各キャリアの変調方式はDBPSKで伝送されている。
10 符号化器
11 第1のLDPC符号化部
11a パリティインターリーブ部
12 第2のLDPC符号化部
13 DBPSK変調部
16 OFDM変調部
21 OFDM復調部
22 LLchキャリア抽出部
23 DBPSK復調部
24 LDPC復号部(復号器)
100 従来の送信装置
101 差集合巡回符号化部
102 DBPSK変調部
103 OFDM変調部
200 従来の受信装置
201 OFDM復調部
202 ACキャリア抽出部
203 DBPSK復調部
204 差集合巡回符号復号部
Claims (13)
- 地上デジタル放送方式における低遅延伝送チャンネルの伝送データに対し誤り訂正符号化処理を施す符号化器であって、
前記低遅延伝送チャンネルに割り当てられる所定数のセグメントのうち、中央の部分受信帯域とする第1のセグメント領域を用いて伝送するデータに対して第1のLDPC符号化率の検査行列を用いて第1のLDPC符号化処理を施す第1のLDPC符号化手段と、
前記低遅延伝送チャンネルに割り当てられる所定数のセグメントのうち、前記部分受信帯域以外の非部分受信帯域とする第2のセグメント領域を用いて伝送するデータに対して第2のLDPC符号化率の検査行列を用いて第2のLDPC符号化処理を施す第2のLDPC符号化手段と、を備え、
前記第1のLDPC符号化処理と前記第2のLDPC符号化処理によるそれぞれの符号長は同一符号長としたことを特徴とする符号化器。 - 前記第1のLDPC符号化率は、前記第2のLDPC符号化率より低符号化率に設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の符号化器。
- 前記符号長は、1224ビットで構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の符号化器。
- 前記第1のLDPC符号化率は、0.1以上0.2未満で構成され、前記第2のLDPC符号化率は、0.8以上1.0未満で構成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の符号化器。
- 前記第1のLDPC符号化率は144/1224で構成され、前記第2のLDPC符号化率は1016/1224で構成されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の符号化器。
- 前記第1のLDPC符号化手段は、1224ビットからなる符号長で前記第1のLDPC符号化率に応じて予め定めた検査行列初期値テーブルを初期値とした検査行列を用いて前記第1のLDPC符号化処理を行うように構成され、
該検査行列は、前記第1のLDPC符号化率に応じた情報長に対応する部分行列の1の要素を第1のサイクル数で周期的に列方向に配置する第1の部分行列と、前記第1のサイクル数とは異なる第2のサイクル数で周期的に1の要素を列方向に配置する第2の部分行列と、前記第1のサイクル数毎に行方向へシフトし前記第2のサイクル数で周期的に1の要素を列方向に配置することでパリティインターリーブを施した第3の部分行列を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の符号化器。 - 前記第2のLDPC符号化手段は、1224ビットからなる符号長で前記第2のLDPC符号化率に応じて予め定めた検査行列初期値テーブルを初期値とした検査行列を用いて前記第2のLDPC符号化処理を行うように構成され、
該検査行列は、前記第2のLDPC符号化率に応じた情報長に対応する部分行列の1の要素を第3のサイクル数で周期的に列方向に配置する部分行列を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の符号化器。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の符号化器により前記第1のLDPC符号化処理を施して符号化したデータを前記第1のLDPC符号化率の検査行列を用いてLDPC復号する手段と、該符号化器により前記第2のLDPC符号化処理を施して符号化したデータを前記第2のLDPC符号化率の検査行列を用いてLDPC復号する手段と、を備えることを特徴とする復号器。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の符号化器を備えることを特徴とする送信装置。
- 請求項10に記載の復号器を備えることを特徴とする受信装置。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の符号化器、請求項10に記載の復号器、請求項11に記載の送信装置、及び請求項12に記載の受信装置のうち、いずれか1つを備えることを特徴とするチップ。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
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| 宮坂 宏明 他,次世代地上放送の暫定仕様における高耐性TMCC信号伝送の一検討 ,映像情報メディア学会技術報告 ,日本,映像情報メディア学会 ,2018年10月18日,Vol.42, No.36,pp.69-72 |
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