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JP7653294B2 - 組電池 - Google Patents
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JP7653294B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、組電池に関する。
フォークリフト、ゴルフカート等の車両に搭載される組電池が知られている。例えば、特許文献1には、複数の鉛蓄電池が鉄製の筐体(収納ケース)に収容され、鉛蓄電池を直列に接続した組電池が開示されている。
特開2011-146222号公報
組電池が搭載される車両の中には屋外で用いられる車両も多く、筐体内部に浸入する水を筐体外部に排出したいという要望がある。
そこで、本発明の目的は、筐体内部に浸入する水を筐体外部に排出することができる組電池を提供することにある。
本発明の一側面に係る組電池は、第一底部と第一底部の縁部から立設する第一側部とを有し、第一底部に開口部が形成されている導電性の筐体と、第二底部と第二底部の縁部から立設する第二側部とを有し、第二底部が第一底部と対向するように筐体に収容されている鉛蓄電池と、複数の鉛蓄電池からなる電池群の外周と第一側部との間に配置され、第一側部と第二側部とに接触するように配置される、絶縁性のサイドスペーサと、を備え、サイドスペーサは、第一側部に沿って複数設けられており、互いに隣り合うサイドスペーサ同士の隙間によって、第一底部に直交する鉛直方向に沿って延在する連通路が形成されている。
この構成の組電池では、電池群の周囲に配置されるサイドスペーサ同士の隙間によって、鉛直方向に沿って延在する連通路が形成されている。これにより、筐体の内部に浸入した水は、当該連通路を通って筐体の底部に誘導され、筐体の底部に形成された開口部から筐体の外部に排出される。この結果、筐体内部に浸入する水を筐体外部に排出することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、サイドスペーサは、一方向に沿って延在する空隙が形成されており、サイドスペーサには、空隙の延在方向が鉛直方向に沿うように配置されていてもよい。この構成では、上述した連通路に加え、鉛直方向に延在する空隙が形成されているので、筐体内部に浸入する水を効率的に筐体の底部に誘導することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、連通路は、第一側部同士が交差する筐体の隅部において、一方の第一側部に接触して配置されるサイドスペーサと他方の第一側部に接触して配置されるサイドスペーサとの間の隙間によって連通路が形成されていてもよい。この構成では、サイドスペーサによる蓄電池への加圧不足が生じることを抑制すると共に、組立性の向上を図ることができる。
本発明の一側面に係る組電池では、第一底部と第一底部の縁部から立設する第一側部とを有し、第一底部に開口部が形成されている導電性の筐体と、第二底部と第二底部の縁部から立設する第二側部とを有し、第二底部が第一底部と対向するように筐体に収容されている鉛蓄電池と、複数の鉛蓄電池からなる電池群の外周と第一側部との間に配置され、第一側部と第二側部とに接触するように配置される、絶縁性のサイドスペーサと、を備え、サイドスペーサは、一方向に沿って延在する空隙が形成されており、サイドスペーサは、空隙の延在方向が鉛直方向に沿うように配置されている。
この構成の組電池では、サイドスペーサに形成される鉛直方向に延在する空隙が形成されている。これにより、筐体に内部に浸入した水は、当該空隙を通って筐体の底部に誘導され、筐体の底部に形成された開口部から筐体の外部に排出される。この結果、筐体内部に浸入する水を筐体外部に排出することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、鉛蓄電池は、鉛直方向において第二底部とは反対側の上面を有しており、サイドスペーサの上端は、鉛蓄電池の上面よりも鉛直方向下方に位置していてもよい。この構成では、筐体の外部から浸入した水が鉛蓄電池の上面に溜まることを抑制できる。
本発明の一側面に係る組電池では、鉛蓄電池の上面には、鉛蓄電池の内部に水を補充するための補水栓が設けられていてもよい。この構成では、補水栓から鉛蓄電池に水を補充する補水作業時にこぼれた水を上面に留めることなく、効率的に筐体の外部に排出することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、サイドスペーサの下端と筐体の第一底部との間に隙間が設けられていてもよい。この構成では、上記の連通路又は空隙から筐体の底部に効果的に水を誘導することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、鉛蓄電池は、第二底部と第二側部との間に面取部が形成されており、互いに隣接する鉛蓄電池のそれぞれの面取部と第一底部とで囲まれる空間によって流路が形成されていてもよい。この構成では、筐体の底部まで誘導された水を所望の方向に誘導することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、開口部は、流路上に形成されていてもよい。この構成では、筐体の底部まで誘導された水を上記の流路を介して開口部まで誘導することができる。これにより、効果的に筐体から水を排出することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、鉛直方向から見た平面視において、開口部は、互いに隣り合う鉛蓄電池の境界部に重なるように形成されていてもよい。この構成では、鉛蓄電池同士の隙間を介して鉛蓄電池の上方から筐体の底部に流れてくる水を筐体の外部に排出することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、電池群は、鉛直方向から見た平面視において、互いに直交する第一方向及び第二方向に鉛蓄電池が配列されており、開口部は、第一方向において互いに隣り合う鉛蓄電池の境界部と第二方向において互いに隣り合う鉛蓄電池の境界部との交差部に重なるように形成されていてもよい。この構成では、鉛蓄電池同士の隙間の中でも、鉛蓄電池の上方から筐体の底部に水が流れてくる可能性が高い箇所に開口部が形成されている。これにより、より効果的に筐体の外部に水を排出することができる。
本発明の一側面に係る組電池では、サイドスペーサと筐体とを固着する固着部を有していてもよい。この構成では、固着部によってサイドスペーサが筐体に固定されるので、サイドスペーサが筐体と電池群との間から飛び出すことを防止できる。したがって、筐体の内側面と、電池群に含まれる蓄電池との短絡を良好に防止可能である。
本発明の一側面に係る組電池では、サイドスペーサは、サイドスペーサが接触される筐体の第一側部に直交する方向に沿って積層される複数の絶縁部材を有していてもよい。この構成では、例えば、内側面と電池群との隙間の大きさに応じた数の絶縁部材が挿入されることによって、サイドスペーサを形成できる。これにより、筐体の種類が限定される場合であっても、多種類の組電池を製造できる。
本発明の一側面に係る組電池では、サイドスペーサは、複数の絶縁部材同士を固定する固定部を有していてもよい。この構成では、絶縁部材が筐体と電池群との間から飛び出さなくなるので、サイドスペーサとしての機能を良好に維持できる。
本発明によれば、筐体内部に浸入する水を筐体外部に排出することができる。
図1は、実施形態に係る組電池を示す概略平面図である。 図1は、実施形態に係る組電池を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る蓄電池の一部を破断して示す斜視図である。 図4(a)は、第一方向から見た正極を示す図であり、図4(b)は、図4(a)のIVb-IVb線に沿った拡大断面図である。 図5は、実施形態に係る負極を示す平面図である。 図6は、第一方向から見たときの、筐体の側面と、サイドスペーサと、蓄電池との位置関係を示した図である。 図7(a)は、図1のVIIA-VIIAに沿った流路の断面図であり、図7(b)は、図1のVIIB-VIIBに沿った流路の断面図である。 図8(a)は、開口部の位置を示す筐体の平面図であり、図8(b)は、開口部と蓄電池の配置位置との関係を示す図である。 図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)、図9(e)及び図9(f)は、変形例に係るサイドスペーサの断面構成を示す図である。 図10(a)、図10(b)、図10(c)及び図10(d)は、変形例に係るサイドスペーサの断面構成を示す図である。 図11(a)は、変形例に係る開口部と蓄電池の配置位置との関係を示す図である。図11(b)は、変形例に係る組電池を示す概略平面図である。 図12は、変形例に係るサイドスペーサの概略断面図である。
以下、添付図面を参照して、本開示の一側面の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1及び図2に示される組電池100は、同種類の単電池を複数有するパック電池であり、例えば自動車のバッテリー、電動フォークリフト等の電動車(もしくは電気車)の主電源、及び停電時等に利用されるバックアップ用電源等に用いられる。組電池100は、複数の蓄電池1を有する電池群2と、筐体20と、複数のサイドスペーサ30と、連通路40と、を有する。
筐体20は、電池群2及びサイドスペーサ30を収容する。筐体20は、導電性を有する部材によって形成されている。筐体20は、底部(第一底部)21と、底部21の縁に沿って立設する側部(第一側部)22と、補強部25と、を有する。底部21と、側部22とのそれぞれは、例えば金属板もしくは合金板によって形成されており、互いに一体化している。底部21と側部22とは、一枚の金属板もしくは合金板を加工することによって形成されてもよいし、溶接等によって互いに一体化してもよい。側部22は、第一部分22a、第二部分22b、第三部分22c及び第四部分22dを有する。平面視にて、第一部分22aは第二方向Yにおける側部22の一方端を構成し、第二部分22bは第二方向Yにおける側部22の他方端を構成し、第三部分22cは第一方向Xにおける側部22の一方端を構成し、第四部分22dは第一方向Xにおける側部22の他方端を構成する。
本実施形態では、底部21は、平面視にて長方形状を有し、且つ、側部22は平面視にて四角枠形状を有するが、これに限られない。底部21は、平面視にて多角形状を有してもよいし、円形状を有してもよいし、楕円形状を有してもよい。同様に、側部22は、平面視にて多角枠形状を有してもよいし、円枠形状を有してもよいし、楕円枠形状を有してもよい。以下では、底部21の短辺が延在する方向を第一方向Xとし、底部21の長辺が延在する方向を第二方向Yとし、第一方向X及び第二方向Yに直交する方向を第三方向Zとする。本実施形態では、第三方向Zは上下方向(鉛直方向)に相当し、且つ、第三方向Zから見ることは、平面視に相当する。
補強部25は、平面視にて第一方向Xに沿って延在する。補強部25は、側部22の第三部分22cから第四部分22dまで延在しており、側部22と一体化している。第一方向Xにおける補強部25の一端は第三部分22cに接触し、第一方向Xにおける補強部25の他端は第四部分22dに接触する。補強部113は、例えば、側部22の第三部分22c及び第四部分22dのそれぞれに溶接される。なお、補強部25は、筐体20として設けられていなくてもよい。
電池群2は、筐体20に収容される複数の蓄電池1によって構成される。本実施形態では、合計24個の蓄電池1によって構成される。電池群2は、複数の蓄電池1に加えて、複数の内部接続部材101と、外部装置に接続するための外部接続部材102,103とを有する。複数の内部接続部材101のそれぞれは、隣り合う蓄電池1同士を電気的に接続するための部材である。内部接続部材101は、例えば、隣り合う蓄電池1の両方に接続される導電部と、当該導電部を保護する保護部とを有する。本実施形態では、複数の内部接続部材101を用いることによって、電池群2に含まれる複数の蓄電池1は、互いに直列接続されているが、これに限られない。複数の蓄電池1は、互いに並列接続されてもよい。また、電池群2には、直列接続と並列接続との両方がなされてもよい。外部接続部材102は第一方向Xの一方側に位置し、外部接続部材103は第一方向Xの他方側に位置する。また、外部接続部材102,103は、第二方向Yの一方側に位置する。
ここで、図3~図5を参照しながら、蓄電池1の構造を詳細に説明する。図3に示されるように、蓄電池1は、例えば、鉛蓄電池である。本実施形態では、蓄電池1は、例えば、クラッド式電極を備えるクラッド式鉛蓄電池である。蓄電池1は、電極群3と、正極端子5Aと、負極端子5Bと、補水栓6と、ケース7とを備える。ケース7は、本体8と、蓋9とを有する。
本体8は、有底筒状に形成された電槽である。本体8は、例えばポリプロピレン等の材料で形成されている。本体8は、電極群3及び電解液を収容する。本体8は、底部(第二底部)8aと、底部8aの縁部から立設する四つの側部(第二側部)8bとを有している。蓄電池1は、本体8の底部8aと筐体20の底部21とが接触(対向)するように、筐体20に収容されている。
蓋9は、本体8の開口部を覆い、蓄電池1の上面を構成している。蓋9には、正極端子5Aと、負極端子5Bと、補水栓6とが設けられる。電池群2においては、正極端子5Aと負極端子5Bとのそれぞれは、内部接続部材101、外部接続部材102、もしくは外部接続部材103の何れかに覆われる(図1及び図2を参照)。正極端子5Aと負極端子5Bとの間には、補水栓6が設けられる。
電極群3は、複数の極板の集合体であり、複数の正極10と、複数の負極12と、複数のセパレータ13とを有する。電極群3では、正極10と負極12とが交互に配置されている。隣り合う正極10と負極12との間には、セパレータ13が位置する。このため、正極10、セパレータ13及び負極12は、所定方向において順に重なる。本実施形態では、電極群3において、正極10、負極12及びセパレータ13の配列方向(以下、単に「配列方向」もしくは「積層方向」と称することもある)の端部には、負極12が配置されている。加えて、正極10と、負極12と、セパレータ13との集合体は、電池用電極群(極板群)とも呼称される。電極群3及び電解液が本体8に収容されるとき、電解液は、正極10とセパレータ13との隙間、セパレータ13内等に存在する。なお、上記配列方向(積層方向)は、第一方向Xに相当する。
図3、図4(a)及び図4(b)に示されるように、正極10は、例えば、クラッド式正極板である。蓄電池1においては、各正極10は、正極端子5Aと電気的に接続されている。各正極10と正極端子5Aとは、正極ストラップ17によって電気的に接続されている。正極10は、集電体14と、集電体14の一部を収容する複数の筒状体15(チューブ)と、筒状体15に収容される正極材16と、集電体14に装着される上部連座19A及び下部連座19Bと、を有する。
集電体14は、複数の芯金14aと、複数の芯金14aを連結する連結部と、連結部から突出する耳部14cとを有する。集電体14は、例えば鋳造によって形成される。集電体14の構成材料は、導電性材料であればよく、例えば、鉛-カルシウム-錫系合金、鉛-アンチモン-ヒ素系合金等の鉛合金が挙げられる。鉛合金は、セレン、銀、ビスマス等を含んでもよい。
複数の芯金14aは、第三方向Zに沿って延在する棒状部分であって、第二方向Yに沿って一列に配列されている。第三方向Zにおける各芯金14aの一端は、上部連座19Aに覆われる連結部(不図示)に接続される。第三方向Zにおける各芯金14aの他端は、下部連座19Bに固定される。各芯金14aの長さは、例えば170~650mmである。各芯金14aの長さは、600mm以下でもよいし、450mm以下でもよい。連結部は、芯金14a及び耳部14cを支持する部分であり、第二方向Yに沿って延在する。正極10がケース7に収容されるとき、連結部は、第三方向Zにおける正極端子5A側に配置される。耳部14cは、連結部から第三方向Zに突出する端子部であり、正極ストラップ17に接続されている。第三方向Zにおいて、耳部14cの突出方向は、芯金14aの突出方向の反対側である。なお、正極10がケース7に収容されるとき、耳部14cは、第三方向Zにおける蓋9側に位置する。
複数の筒状体15は、活物質保持用チューブ(クラッドチューブ)群を構成する絶縁部材である。活物質保持用チューブ群は、いわゆる「ガントレット」とも称される筒状の多孔体チューブの集合体である。このため、各筒状体15には、複数の孔が設けられる。本実施形態では、筒状体15の厚さは均一であるが、これに限られない。各筒状体15は、第三方向Zに沿って延在しており、対応する芯金14aを収容する。各筒状体15は、例えば樹脂成形物である。
正極材16は、芯金14aと共に、筒状体15の内部に充填されている。このため、芯金14a及び正極材16は、筒状体15に収容される。図4(b)に示されるように、正極材16は、筒状体15の内部にて芯金14aを囲っている。正極材16は、活物質を含む。活物質には、化成後の活物質及び化成前の活物質の原料の双方が包含される。正極材16は、化成後の活物質を含有している。化成後の正極材16は、例えば、正極活物質の原料を含む。本実施形態では、正極材16は、正極活物質と、添加剤とを含み得る。正極活物質は、例えば、鉛粉、鉛丹等である。添加剤としては、炭素材料、又は、補強用短繊維等が挙げられる。化成後の正極活物質は、例えば二酸化鉛等である。
上部連座19Aは、集電体14の連結部に装着される絶縁構造体であり、第三方向Zから見て連結部を覆う。上部連座19Aは、第三方向Zにおける各筒状体15の一端を封止する。例えば、上部連座19Aは各筒状体15に溶着しているが、これに限られない。上部連座19Aと各筒状体15とは、例えば、接着剤等を介して互いに固定されてもよい。上部連座19Aは、例えば絶縁性を有する樹脂部材を集電体14に溶着することによって設けられる。下部連座19Bは、集電体14の複数の芯金14aに装着される絶縁構造体である。下部連座19Bは、例えば、集電体14の芯金14aを、絶縁性を有する樹脂部材に挿入及び嵌合することによって、集電体14に装着される。下部連座19Bは、第三方向Zにおける各筒状体15の他端を封止する。これにより、正極10における各筒状体15の位置が、上部連座19A及び下部連座19Bによって固定される。例えば、下部連座19Bは各筒状体15に溶着しているが、これに限られない。下部連座19Bと各筒状体15とは、例えば、接着剤等によって互いに固定されてもよい。
図4に示されるように、負極12は、蓄電池1における負極板であり、負極端子5Bと電気的に接続されている。各負極12と負極端子5Bとは、負極ストラップ18によって電気的に接続されている。負極12は、集電体12aと、負極材12bとを有する。集電体12aは、例えば鋳造によって形成され、負極格子体12cと、耳部12dとを有する。負極格子体12cは、負極12における本体部であり、負極材12bを保持する。本実施形態では、負極12において負極材12bが保持される部分の厚さは、負極格子体12cの厚さよりも大きいが、これに限られない。負極材12bは、負極活物質と、添加剤とを含み得る。負極活物質は、例えば、海綿状鉛等である。添加剤としては、硫酸バリウム、炭素材料、リグニン、又は、補強用短繊維等が挙げられる。
耳部12dは、第三方向Zに沿って負極格子体12cから突出する端子部であり、負極ストラップ18に接続されている。耳部12dと負極格子体12cとは、第一方向Xにおいて互いに重なっていない。本実施形態では、負極格子体12cは、セパレータ13によって覆われている。負極格子体12cには、凸部12e,12fが設けられている。凸部12e,12fは、所定の間隔をあけて配置されており、負極格子体12cから外側に向かって突出している足部である。凸部12e,12fは、耳部12dの突出方向と反対側の方向に沿って突出している。本実施形態では、耳部12dの突出方向と、凸部12e,12fの突出方向とのそれぞれは、配列方向に対して直交している。また、耳部12dと負極格子体12cとは、配列方向において互いに重なっていない。
図3に戻って、セパレータ13は、正極10と負極12との短絡を防止するための電池用部材(電池用セパレータ)である。セパレータ13は、正極10と負極12との間を電気的には絶縁する一方でイオンを透過させ、且つ、正極10側における酸化性及び負極12側における還元性に対する耐性を備えるものであれば、特に制限されない。このようなセパレータ13の材料(材質)としては、ガラス繊維、樹脂、無機物等が挙げられる。本実施形態では、セパレータ13は負極12の負極格子体12c及び凸部12e,12fを覆っており、且つ、負極12の耳部12dはセパレータ13から露出している。
第一方向Xから見て、第二方向Yに沿ったセパレータ13の寸法と、第三方向Zに沿ったセパレータ13の寸法とのアスペクト比は、例えば1.4以上4.0以下である。当該アスペクト比は、1.5以上3.8以下でもよいし、1.8以上3.5以下でもよいし、2.0以上3.0以下でもよい。セパレータ13の表面及び内面の少なくとも一方には、リブが設けられてもよい。セパレータ13の厚さ方向から見て、リブは、直線状に延在してもよいし、波線状に延在してもよいし、ジグザグ状に延在してもよい。また、当該厚さ方向から見て、リブは、点形状(ドット形状)でもよいし、円形状でもよいし、楕円形状でもよいし、多角形状でもよい。
図1及び図2に戻って、サイドスペーサ30は、平面視にて筐体20の側部22と電池群2の外周との間に配置され、筐体20の側部22と蓄電池1の側部8bとに接触するように配置される、絶縁性の部材である。サイドスペーサ30は、略直方体形状を有する板状部材である。サイドスペーサ30は、例えば、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂成形体である。サイドスペーサ30は、その厚さ方向において変形可能でもよい。この場合、筐体20と電池群2とによってサイドスペーサ30を圧縮可能になる。
サイドスペーサ30は、筐体20の内周面を形成する側部22に沿って複数設けられている。本実施形態では、側部22を構成する第一部分22a、第二部分22b、第三部分22c及び第四部分22dのそれぞれに対応するように四つのサイドスペーサ30(第一サイドスペーサ31、第二サイドスペーサ32、第三サイドスペーサ33及び第四サイドスペーサ34が配置されている。
本実施形態では、サイドスペーサ30は、図示しない固着部を介して筐体20の側部22に固着されている。固着部は、サイドスペーサ30と筐体20との両方に粘着可能な材料(粘着材料)から構成されており、例えば、有機系接着剤である。
第一サイドスペーサ31は、平面視にて第一方向Xに沿って延在すると共に、側部22の第一部分22aに接する。第一サイドスペーサ31の少なくとも一部は、上記固着部を介して第一部分22aに固着されている。第一方向Xにおける第一サイドスペーサ31の一端は第三サイドスペーサ33との間に隙間を有し、第一方向Xにおける第一サイドスペーサ31の他端は第四サイドスペーサ34に接触する。第二サイドスペーサ32は、平面視にて第一方向Xに沿って延在すると共に、側部22の第二部分22bに接する。第二サイドスペーサ32の少なくとも一部は、上記固着部を介して第二部分22bに固着されている。第一方向Xにおける第二サイドスペーサ32の一端は第三サイドスペーサ33に接触し、第一方向Xにおける第二サイドスペーサ32の他端は第四サイドスペーサ34との間に隙間を有する。
第三サイドスペーサ33は、平面視にて第二方向Yに沿って延在すると共に、側部22の第三部分22cに接する。第三サイドスペーサ33の少なくとも一部は、上記固着部を介して第三部分22cに固着されている。第二方向Yにおける第三サイドスペーサ33の一端は第一サイドスペーサ31との間に隙間を有しており、第二方向Yにおける第三サイドスペーサ33の他端は第二サイドスペーサ32に接触する。第四サイドスペーサ34は、平面視にて第二方向Yに沿って延在すると共に、側部22の第四部分22dに接する。第四サイドスペーサ34の少なくとも一部は、上記固着部を介して第四部分22dに固着されている。第二方向Yにおける第四サイドスペーサ34の一端は第一サイドスペーサ31に接触し、第二方向Yにおける第四サイドスペーサ34の他端は第二サイドスペーサ32との間に隙間を有する。
図6に示されるように、サイドスペーサ30の下端と底部21との間には隙間が設けられている。すなわち、サイドスペーサ30の下端と筐体20の底部21とは接触していない。サイドスペーサ30の下端と底部21との間の隙間は、筐体20に浸入した水の流路42を形成している。サイドスペーサ30の上端は、蓄電池1の蓋9の上面9aよりも下方に位置している。サイドスペーサ30の上端と筐体20の側部22と蓄電池1の側部8bとによって形成される凹部は、筐体20に浸入した水の流路41を形成している。
第一サイドスペーサ31及び第二サイドスペーサ32の厚さは、第二方向Yに沿った第一サイドスペーサ31及び第二サイドスペーサ32の寸法に相当する。第三サイドスペーサ33及び第四サイドスペーサ34の厚さは、第一方向Xに沿った第三サイドスペーサ33及び第四サイドスペーサ34の寸法に相当する。第一サイドスペーサ31~第四サイドスペーサ34の厚さは、それぞれ同一でもよいし、異なってもよい。第一サイドスペーサ31~第四サイドスペーサ34のうち、一部のサイドスペーサ30の厚さが同一でもよい。第一サイドスペーサ31~第四サイドスペーサ34の高さは、第三方向Zに沿った第一サイドスペーサ31~第四サイドスペーサ34の寸法に相当する。第一サイドスペーサ31~第四サイドスペーサ34の高さも、それぞれ同一でもよいし、異なってもよい。第一サイドスペーサ31~第四サイドスペーサ34のうち、一部のサイドスペーサ30の高さが同一でもよい。すなわち、サイドスペーサ30の厚さ及び高さは、均一でもよいし、不均一でもよい。
図1に示されるように、連通路40は、互いに隣り合うサイドスペーサ30,30同士の隙間によって形成されており、鉛直方向に沿って延在している。本実施形態では、二つの連通路40,40が形成されている。一方の連通路40は、第一サイドスペーサ31と第三サイドスペーサ33との間の隙間によって形成されている。より詳細には、第一方向Xにおける第一サイドスペーサ31の一端と、第二方向Yにおける第三サイドスペーサ33の他端と、側部22の第一部分22aと、側部22の第三部分22cとによって囲まれる空間によって形成されている。他方の連通路40は、第二サイドスペーサ32と第四サイドスペーサ34との間の隙間によって形成されている。より詳細には、第一方向Xにおける第二サイドスペーサ32の他端と、第二方向Yにおける第四サイドスペーサ34の一端と、側部22の第二部分22bと、側部22の第四部分22dとによって囲まれる空間によって形成されている。二つの連通路40は、筐体20の対角関係にある隅部にそれぞれ形成されている。
図7(a)及び図7(b)に示されるように、蓄電池1における本体8の底部8aと側部8bとの間には面取部8cが形成されている。本実施形態の面取部8cは、R面取加工により形成されている。面取部8cの加工半径の例は、3mm~10mmである。図7(a)に示されるように、第一方向Xにおいて互いに隣接する蓄電池1,1のそれぞれの面取部8c,8cと筐体20の底部21とによって囲まれる空間Sによって第二方向Yに延在する流路Cyが形成されている。また、図7(b)に示されるように、第二方向Yにおいて互いに隣接する蓄電池1,1のそれぞれの面取部8c,8cと筐体20の底部21とによって囲まれる空間Sによって第一方向Xに延在する流路Cxが形成されている。
電池群2を構成する複数の蓄電池1と筐体20の底部21との間には、第一方向Xに延在する流路Cxと第二方向Yに延在する流路Cyとが交差する交差部Czが形成されている。図8(a)に示されるように、筐体20の底部21には、二つの開口部21a,21bが形成されている。図8(b)に示されるように、二つの開口部21a,21bは、筐体20に蓄電池1が収容されたときに、蓄電池1と底部21との間に形成される流路Cxと流路Cyとの交差部Czと一致する位置に形成されている。
上記実施形態の組電池100における作用効果について説明する。上記実施形態の組電池100では、電池群2の周囲に配置されるサイドスペーサ30,30同士の隙間によって、第三方向Zに沿って延在する連通路40が形成されている。これにより、筐体20の内部に浸入した水は、当該連通路40を通って筐体20の底部21に誘導され、筐体20の底部21に形成された開口部21a,21bから筐体20の外部に排出される。この結果、筐体20の内部に浸入する水を筐体20の外部に排出することができる。
上記実施形態の組電池100では、連通路40は、筐体20の側部22同士が交差する筐体20の隅部に設けられている。この構成では、サイドスペーサ30による蓄電池1への加圧不足が生じることを抑制すると共に、組立性の向上を図ることができる。
上記実施形態の組電池100では、図6に示されるように、サイドスペーサ30の上端は、蓄電池1の蓋9の上面9aよりも鉛直方向下方に位置している。これにより、筐体20の外部から浸入した水が蓄電池1の蓋9の上面9aに溜まることを抑制できる。そして、上記実施形態の蓄電池1の蓋9の上面9aには、蓄電池1の内部に水を補充するための補水栓6が設けられており、作業者によって当該補水栓6から水の補充作業が行われる。この構成では、補水作業時にこぼれた水を蓋9の上面9aに留めることなく、効率的に筐体20の外部に排出することができる。
上記実施形態の組電池100では、図6に示されるように、サイドスペーサ30の下端と筐体20の底部21との間に隙間が設けられているので、上記の連通路40から筐体20の底部21に効果的に水を誘導することができる。また、サイドスペーサ30の下端と底部21との間の隙間によって形成される流路42によって、筐体20に浸入した水を所望の位置に誘導することができる。
上記実施形態の組電池100では、図7(a)及び図7(b)に示されるように、互いに隣接する蓄電池1,1のそれぞれの面取部8c,8cと底部21とによって囲まれる空間Sによって形成される流路Cx,Cyが形成されているので、筐体20の底部21まで誘導された水を所望の方向に誘導することができる。
上記実施形態の組電池100では、図8(a)及び図8(b)に示されるように、開口部21a,21bは、流路Cx,Cy上に形成されている。これにより、筐体20の底部21まで誘導された水が流路Cx,Cyを介して開口部21a,21bまで誘導されるので、効果的に水を筐体20の外部に排出することができる。
上記実施形態の組電池100では、図8(b)に示されるように、平面視において、開口部21a,21bは、互いに隣り合う蓄電池1,1の境界部Bに重なるように形成されている。これにより、蓄電池1,1同士の隙間を介して蓄電池1の上方から筐体20の底部21に流れてくる水を筐体20の外部に排出することができる。また、上記実施形態の組電池100では、電池群2は、平面視において、互いに直交する第一方向X及び第二方向Yに蓄電池1が配列されており、開口部21a,21bは、第一方向Xにおいて互いに隣り合う蓄電池1,1の境界部Bと第二方向Yにおいて互いに隣り合う蓄電池1,1の境界部Bとの交差部Czに重なるように形成されている。これにより、蓄電池1,1同士の隙間の中でも、蓄電池1の上方から筐体20の底部21に水が流れてくる可能性が高い箇所に開口部21a,21bが形成されている。この結果、より効果的に筐体20の外部に水を排出することができる。
上記実施形態の組電池100では、固着部によってサイドスペーサ30が筐体20に固定されるので、サイドスペーサ30が筐体20と電池群2との間から飛び出すことを防止できる。したがって、筐体20の内側面と、電池群2に含まれる蓄電池1との短絡を良好に防止可能である。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態の組電池100では、電池群2の周囲に配置されるサイドスペーサ30,30同士の隙間によって、第三方向Zに沿って延在する連通路40が形成されている例を挙げて説明したが、この連通路40に代えて、又は加えて、図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)、図9(e)、図9(f)、図10(a)、図10(b)、図10(c)及び図10(d)に示されるような、一方向に沿って延在する空隙Gが形成されているサイドスペーサ30A~30Jを、空隙Gの延在方向が鉛直方向に沿うように配置してもよい。
図9(a)に示される形状のサイドスペーサ30Aについて説明する。サイドスペーサ30Aは、互いに対向する一対の第一面35及び第二面36と、第一面35と第二面36との間に配置されている複数のリブ37と、を有している。第一面35及び第二面36のそれぞれは、板状である。第一面35及び第二面36は、例えば、矩形状(長方形状)に形成されている。第一面35及び第二面36は、筐体20の側部22の形状に応じて形成されることが好ましい。第一面35と第二面36とは、所定の間隔をあけて離間している。サイドスペーサ30Aには、一対の第一面35及び第二面36によって、空隙Gが形成されている。各リブ37は、所定の間隔をあけて配置されている。各リブ37は、第一面35及び第二面36に対して、所定の角度θを成して傾斜している。
一方向に延在する空隙Gを有するサイドスペーサの例は、サイドスペーサ30Aだけでなく、例えば、下記に示すサイドスペーサ30B~サイドスペーサ30Fであってもよい。サイドスペーサ30B、図9(b)に示されるように、第一面35及び第二面36に対してリブ37が直交している。図9(c)に示されるように、サイドスペーサ30Cは、第一面35及び第二面36と、第一面35及び第二面36の両端部を連結する側部38,38と、を備えている。すなわち、サイドスペーサ30Cは、筒状であってもよい。図9(d)に示されるように、サイドスペーサ30Dは、第一面35、第二面36及びリブ37によって形成される空隙Gが三角形形状に形成されている。図9(e)に示されるように、サイドスペーサ30Eは、リブ37によって形成される空隙Gが円形状に形成されている。図9(f)に示されるように、サイドスペーサ30Fは、断面の一部にのみ空隙Gが形成されている。
一方向に延在する空隙Gを有するサイドスペーサの例は、更に、例えば、下記に示すサイドスペーサ30G~サイドスペーサ30Jであってもよい。図10(a)に示されるように、サイドスペーサ30Gは、断面が波状(蛇腹折り状)を形成されている板状部材である。図10(b)に示されるように、サイドスペーサ30Hは、断面が十字形状に形成されている部位が一列に並設されている部材である。図10(c)に示されるように、サイドスペーサ30Iは、断面が凹凸形状(矩形波形状)に形成されている部材である。図10(d)に示されるように、サイドスペーサ30Jは、断面が円形状に形成されている部位が一列に並設されている部材である。
上記実施形態及び変形例の連通路40及び空隙Gは、略鉛直方向である第三方向Zに沿って延在している例を挙げて説明したが、上方から下方に連通する連通路40又は空隙Gであれば、鉛直方向に交差する斜め方向に延在していてもよい。この場合であっても、筐体20に浸入した水を、筐体20の上方から下方に誘導することができる。
上記実施形態の組電池100では、図1に示されるように、筐体20の隅部に連通路40が形成されている例を挙げて説明したが、この構成に代えて又は加えて、図11(a)に示されるように、連通路40は、第一方向X及び第二方向Yにおける側部22の中央部に設けてもよい。この場合、連通路40は、側部22の第一部分22a~第四部分22dのそれぞれに二つずつ設けられるサイドスペーサ30,30の間に形成される隙間によって形成される。
図6に示されるように、上記実施形態及び変形例のサイドスペーサ30の上端は、蓄電池1の蓋9の上面9aよりも下方に位置している例を挙げて説明したが、蓄電池1の蓋9の上面9aと同じ高さ、すなわち、蓋9の上面9aと面一となるように構成されていてもよい。また、サイドスペーサ30の上端は、蓄電池1の蓋9の上面9aよりも上方に位置していてもよい。この場合であっても、筐体20の上方に浸入した水を筐体20の底部21に誘導することができる。
上記実施形態及び変形例では、図7(a)及び図7(b)に示されるように、蓄電池1における本体8の底部8aと側部8bとの間には、R面取加工された面取部8cが形成されている例を挙げて説明したが、R面取加工に代えてC面取加工がなされていてもよい。
上記実施形態及び変形例では、図8(b)に示されるように、二つの開口部21a,21bは、筐体20に蓄電池1が収容されたときに、流路Cxと流路Cyとの交差部Czと一致する位置に形成されている例を挙げて説明したが、図11(b)に示されるように、例えば、流路Cy上に配置されてもよいし、図示はしないが、流路Cx上に配置されてもよい。また、開口部は、サイドスペーサ30の真下に配置されてもよい。すなわち、開口部は、流路42上に配置されてもよい。筐体20の底部21に設けられる開口部は、一つであってもよいし、三つ以上であってもよい。
上記実施形態及び変形例では、図1に示されるように、電池群2と筐体20の側部22との間には絶縁部材からなる一つのサイドスペーサ30が配置されている例を挙げて説明したが、図12に示されるように、サイドスペーサ30が接触される筐体20の側部22に直交する方向に沿って積層される複数の絶縁部材130を含んで構成されてもよい。この構成では、例えば、筐体20の側部22と電池群2との隙間の大きさに応じた数の絶縁部材130が挿入されることによって、サイドスペーサ30を形成できる。これにより、筐体20の種類が限定される場合であっても、多種類の組電池100を製造できる。
この場合、サイドスペーサ30は、複数の絶縁部材130同士を固定する固定部141を有していてもよい。この構成では、絶縁部材130が筐体20と電池群2との間から飛び出さなくなるので、サイドスペーサ30としての機能を良好に維持できる。
1…蓄電池(鉛蓄電池)、2…電池群、6…補水栓、8a…底部(第二底部)、8b…側部(第二側部)、8c…面取部、9…蓋、9a…上面、20…筐体、21…底部(第一底部)、21a,21b…開口部、22…側部(第一側部)、30(30A~30J)…サイドスペーサ、31…第一サイドスペーサ、32…第二サイドスペーサ、33…第三サイドスペーサ、34…第四サイドスペーサ、40…連通路、100…組電池、141…固定部、G…空隙。

Claims (14)

  1. 第一底部と前記第一底部の縁部から立設する第一側部とを有し、前記第一底部に開口部が形成されている導電性の筐体と、
    第二底部と前記第二底部の縁部から立設する第二側部とを有し、前記第二底部が前記第一底部と対向するように前記筐体に収容されている鉛蓄電池と、
    複数の前記鉛蓄電池からなる電池群の外周と前記第一側部との間に配置され、前記第一側部と前記第二側部とに接触するように配置される、絶縁性のサイドスペーサと、を備え、
    前記サイドスペーサは、前記第一側部に沿って複数設けられており、
    互いに隣り合う前記サイドスペーサ同士の隙間によって、前記第一底部に直交する鉛直方向に沿って延在する連通路が形成されている、組電池。
  2. 前記サイドスペーサには、一方向に沿って延在する空隙が形成されており、
    前記サイドスペーサは、前記空隙の延在方向が鉛直方向に沿うように配置されている、請求項1記載の組電池。
  3. 前記連通路は、前記第一側部同士が交差する前記筐体の隅部において、一方の前記第一側部に接触して配置される前記サイドスペーサと他方の前記第一側部に接触して配置される前記サイドスペーサとの間の隙間によって前記連通路が形成されている、請求項1又は2記載の組電池。
  4. 第一底部と前記第一底部の縁部から立設する第一側部とを有し、前記第一底部に開口部が形成されている導電性の筐体と、
    第二底部と前記第二底部の縁部から立設する第二側部とを有し、前記第二底部が前記第一底部と対向するように前記筐体に収容されている鉛蓄電池と、
    複数の前記鉛蓄電池からなる電池群の外周と前記第一側部との間に配置され、前記第一側部と前記第二側部とに接触するように配置される、絶縁性のサイドスペーサと、を備え、
    前記サイドスペーサは、一方向に沿って延在する空隙が形成されており、
    前記サイドスペーサは、前記空隙の延在方向が鉛直方向に沿うように配置されている、組電池。
  5. 前記鉛蓄電池は、鉛直方向において前記第二底部とは反対側の上面を有しており、
    前記サイドスペーサの上端は、前記鉛蓄電池の前記上面よりも鉛直方向下方に位置している、請求項1~4の何れか一項記載の組電池。
  6. 前記鉛蓄電池の前記上面には、前記鉛蓄電池の内部に水を補充するための補水栓が設けられている、請求項5記載の組電池。
  7. 前記サイドスペーサの下端と前記筐体の前記第一底部との間には、隙間が設けられている、請求項1~6の何れか一項記載の組電池。
  8. 前記鉛蓄電池は、前記第二底部と前記第二側部との間に面取部が形成されており、
    互いに隣接する前記鉛蓄電池のそれぞれの前記面取部と前記第一底部とで囲まれる空間によって流路が形成されている、請求項1~7の何れか一項記載の組電池。
  9. 前記開口部は、前記流路上に形成されている、請求項8記載の組電池。
  10. 鉛直方向から見た平面視において、前記開口部は、互いに隣り合う前記鉛蓄電池の境界部に重なるように形成されている、請求項1~9の何れか一項記載の組電池。
  11. 前記電池群は、鉛直方向から見た平面視において、互いに直交する第一方向及び第二方向に前記鉛蓄電池が配列されており、
    前記開口部は、前記第一方向において互いに隣り合う前記鉛蓄電池の境界部と前記第二方向において互いに隣り合う前記鉛蓄電池の境界部との交差部に重なるように形成されている、請求項1~10の何れか一項記載の組電池。
  12. 前記サイドスペーサと前記筐体とを固着する固着部を有する、請求項1~11の何れか一項記載の組電池。
  13. 前記サイドスペーサは、前記サイドスペーサが接触される前記筐体の第一側部に直交する方向に沿って積層される複数の絶縁部材を有する、請求項1~12の何れか一項記載の組電池。
  14. 前記サイドスペーサは、前記複数の絶縁部材同士を固定する固定部を有する、請求項13記載の組電池。
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