JP7657002B2 - 核酸増幅方法 - Google Patents
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Description
前記2つの温度帯は変性温度帯及び伸長・アニーリング温度帯であり、
前記微小流路は変性温度帯に対応する曲線流路、伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路、前記変性温度帯に対応する曲線流路と伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路とをつなぐ直線状又は曲線状の中間流路、並びに、試料液の移動を実現するための送液用機構に接続可能な接続部を少なくとも備え、
微小流路中での試料液の移動は送液停止時には大気圧開放される送液用機構により行われ、
サーマルサイクル毎の蛍光の検出は前記変性温度帯に対応する流路、前記伸長・アニーリング温度帯に対応する流路及び前記中間流路の所定の位置で測定できるように設置された蛍光検出器により行われ、
以下の前記試料液の移動工程を含むことを特徴とする核酸増幅方法。
(A)前記試料液を前記変性温度帯から前記伸長・アニーリング温度帯へと前記送液用機構により移動させるとき、前記中間流路の所定の位置(P2)で前記蛍光検出器が前記試料液を検出した時から、前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)で前記蛍光検出器が前記試料液を検出するまでの時間 t1[s]を計測し、
前記中間流路の蛍光検出を行う所定の位置(P2)から前記伸長・アニーリング温度帯の蛍光検出を行う所定の位置(P3)までの距離(微小流路の長さ)を L1[mm]とし、
前記微小流路内での試料液の長さ Ls1[mm]とすることにより、
前記試料液の移動速度 V1[mm/s]を t1[s]と L1[mm]に基づいて算出し、
前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間 t3[s]を Ls1[mm]とV1[mm/s]に基づいて算出し、
前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから t3[s]後に前記送液用機構を停止させる工程、
(B)前記試料液を前記伸長・アニーリング温度帯から前記変性温度帯へと前記送液用機構により移動させるとき、前記中間流路の所定の位置(P2)での前記蛍光検出器が前記試料液を検出した時から、前記変性温度帯の所定の位置(P1)で前記蛍光検出器が前記試料液を検出するまでの時間 t2[s]を計測し、
前記中間流路の蛍光検出を行う所定の位置(P2)から前記変性温度帯の蛍光検出を行う所定の位置(P1)までの距離(微小流路の長さ)を L2[mm]とし、
前記微小流路内での試料液の長さを Ls2[mm]とすることにより、
前記試料液の移動速度 V2[mm/s]を t2[s]と L2[mm]に基づいて算出し、
前記変性温度帯の所定の位置(P1)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間 t4[s]を Ls2[mm]と V2[mm/s]に基づいて算出し、
前記変性温度帯の所定の位置(P1)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから t4[s]後に前記送液用機構を停止させる工程。
V1=L1/t1 (1)
V2=L2/t2 (2)
t3=Ls1/V1-tc1 (3)
t4=Ls2/V2-tc2 (4)
(tc1 及び tc2 は、装置固有の一定時間 [s])
項2、項1の核酸増幅方法において、
式(3)の待機時間t3の替わりに式(3’)の待機時間t3を、式(4)の待機時間t4の替わりに式(4’)の待機時間t4を適用した前記試料液の移動工程を含む核酸増幅方法。
t3=(Ls1-Lp1)/V1 (3’)
t4=(Ls2-Lp2)/V2 (4’)
(Lp1 及び Lp2 は、装置固有の長さ [mm])
項3、項1又は2の核酸増幅方法において、
時間 t1が、前記中間流路の所定の位置(P2)で前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出した時から、前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)で前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出するまでの時間であり、時間 t3が、前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)を前記試料液の先頭部が通過したことを前記蛍光検出器が検出後、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間である工程(A)、
時間 t2が、前記中間流路の所定の位置(P2)での前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出した時から、前記変性温度帯の所定の位置(P1)で前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出するまでの時間であり、時間 t4が、前記変性温度帯の所定の位置(P1)を前記試料液の先頭部が通過したことを前記蛍光検出器が検出後、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間である工程(B)
の前記試料液の移動工程を含む核酸増幅方法。
項4、試料液が移動する微小流路が形成された核酸増幅用チップと、
前記微小流路中での試料液の移動および停止させる送液用機構と、
前記微小流路に、変性温度帯と、伸長・アニーリング温度帯を提供する温度制御手段と、
少なくとも3台の蛍光検出器と、
を備える核酸増幅装置であって、
前記微小流路は、前記変性温度帯に対応する曲線流路、前記伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路及びこれら曲線流路とをつなぐ直線状又は曲線状の中間流路を有し、
前記送液用機構は、送液停止時には大気圧開放される機構であり、
前記蛍光検出器は、前記変性温度帯に対応する曲線流路、前記伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路及びこれら曲線流路とをつなぐ直線状又は曲線状の中間流路の各検出位置で試料液の通過を検出し、
各蛍光検出器からの電気信号を受信することにより送液用機構が制御されることを特徴とする核酸増幅装置。
[1]送液用機構を動作させ、試料液を伸長・アニーリング温度帯内から、中間流路を経由して、変性温度帯内へ移動させる工程、
[2]送液用機構を停止させ、試料液を変性温度帯内に一定時間保持させる工程、
[3]送液用機構を動作させ、試料液を変性温度帯内から、中間流路を経由して、伸長・アニーリング温度帯内へ移動させる工程、及び
[4]送液用機構を停止させ、試料液を伸長・アニーリング温度帯内に一定時間保持させる工程。
[1]伸長・アニーリング温度帯の流路を照射する光源(LED)及び中間流路を照射する光源(LED)を点灯させ、送液用機構により試料液を変性温度帯内から、中間流路を経由して、伸長・アニーリング温度帯内へ移動させる工程、
[2]中間流路の所定の位置で試料液の先頭部が通過したことの電気信号を蛍光検出器から制御機構が受信する工程、
[3]伸長・アニーリング温度帯の所定の位置で試料液の先頭部が通過したことの電気信号を蛍光検出器から送液制御機構が受信する工程、
[4] [2]の中間流路の蛍光検出器から電気信号を受信した時と[3]の伸長・アニーリング温度帯の蛍光検出器から電気信号を受信した時から、試料液が中間流路の所定の位置から伸長・アニーリング温度帯の所定の位置までの微小流路の距離(長さ)L1[mm]を移動するのに要した時間 t1[s]を求め、さらに試料液の移動速度V1[mm/s]を算出する工程( V1=L1/t1 )、
[5]試料液の先頭部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過し、[4]において算出した移動速度V1[mm/s]で試料液が移動した場合に、試料液の後尾部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過するのに必要な時間 t5[s]を、試料液の長さLs1[mm]から算出する工程(t5=Ls1/V1)、
[6]伸長・アニーリング温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者の設定した試料液停止位置等から決定できる装置固有時間 tc1[s]を考慮して求められる待機時間 t3[s]を算出し(t3=t5-tc1)、試料液の先頭部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t3[s]後に送液用機構を停止させる工程、
[7]変性温度帯の流路を照射する光源(LED)及び中間流路を照射する光源(LED)を点灯させ、送液用機構により試料液を伸長・アニーリング温度帯から、中間流路を経由して、変性温度帯内へ移動させる工程、
[8]中間流路の所定の位置で試料液の先頭部が通過したことの電気信号を蛍光検出器から送液制御機構が受信する工程、
[9]変性温度帯の所定の位置で試料液の先頭部が通過したことの電気信号を蛍光検出器から制御機構が受信する工程、
[10] [8]の中間流路の蛍光検出器から電気信号を受信した時と[9]の変性温度帯の蛍光検出器から電気信号を受信した時から、試料液が中間流路の所定の位置から変性温度帯の所定の位置までの微小流路の距離(長さ)L2[mm]を移動するのに要した時間 t2[s]を求め、さらに試料液の移動速度V2[mm/s]を算出する工程(V2=L2/t2)、
[11]試料液の先頭部が変性温度帯の所定の位置を通過し、[10]において算出した移動速度V2[mm/s]で試料液が移動した場合に、試料液の後尾部が変性温度帯の所定の位置を通過するのに必要な時間 t6[s]を、試料液の長さLs2[mm]より算出する工程(t6=Ls2/V2)、
[12]変性温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者が設定した試料液の停止位置等から決定される装置固有時間 tc2[s]を考慮して求められる待機時間 t4[s]を算出し(t4=t6-tc2)、試料液の先頭部が変性温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t4[s]後に送液用機構を停止させる工程。
例1の試料液の送液制御法において、工程[6]に替えて工程[6-2]を、
工程[12]に替えて工程[12-2]を実施する。
[6-2]伸長・アニーリング温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者の設定した試料液停止位置等から決定できる装置固有の長さ Lp1[mm]を考慮して求められる待機時間 t3[s]を算出し(t3=t5-Lp1/V1)、試料液の先頭部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t3[s]後に送液用機構を停止させる工程、
[12-2]変性温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者が設定した試料液の停止位置等から決定される装置固有の長さ Lp2[mm]を考慮して求められる待機時間 t4[s]を算出し(t4=t6-Lp2/V2)、試料液の先頭部が変性温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t4[s]後に送液用機構を停止させる工程。
例1の試料液の送液制御法において、工程[5]に替えて工程[5-3]を、、工程[6]に替えて工程[6-3]を、工程[11]に替えて工程[11-3]を、工程[12]に替えて工程[12-3]を実施する。
[5-3]試料液の先頭部が中間流路の所定の位置を通過し、[4]において算出した移動速度V1[mm/s]で試料液が移動した場合に、試料液の後尾部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過するのに必要な時間 t7[s]を、中間流路の所定の位置から伸長・アニーリング温度帯の所定の位置までの微小流路の距離(長さ)L1[mm]と試料液の長さLs1[mm]から算出する工程(t7=L1/V1+Ls1/V1)、
[6-3]伸長・アニーリング温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者の設定した試料液停止位置等から決定できる装置固有時間 tc1[s]を考慮して求められる待機時間 t3[s]を算出し(t3=t7-tc1)、試料液の先頭部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t3[s]後に送液用機構を停止させる工程、
[11-3]試料液の先頭部が中間流路の所定の位置を通過し、[10]において算出した移動速度V2[mm/s]で試料液が移動した場合に、試料液の後尾部が変性温度帯の所定の位置を通過するのに必要な時間 t8[s]を、中間流路の所定の位置から変性温度帯の所定の位置までの微小流路の距離(長さ)L2[mm]と試料液の長さLs2[mm]より算出する工程(t8=L2/V2+Ls2/V2)、
[12-3]変性温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者が設定した試料液の停止位置等から決定される装置固有時間 tc2[s]を考慮して求められる待機時間 t4[s]を算出し(t4=t8-tc2)、試料液の先頭部が変性温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t4[s]後に送液用機構を停止させる工程。
例1の試料液の送液制御法において、工程[5]に替えて工程[5-4]を、、工程[6]に替えて工程[6-4]を、工程[11]に替えて工程[11-4]を、工程[12]に替えて工程[12-4]を実施する。
[5-4]試料液の先頭部が中間流路の所定の位置を通過し、[4]において算出した移動速度V1[mm/s]で試料液が移動した場合に、試料液の後尾部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過するのに必要な時間 t7[s]を、中間流路の所定の位置から伸長・アニーリング温度帯の所定の位置までの微小流路の距離(長さ)L1[mm]と試料液の長さLs1[mm]から算出する工程(t7=L1/V1+Ls1/V1)、
[6-4]伸長・アニーリング温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者の設定した試料液停止位置等から決定できる装置固有の長さ時間 Lp1[mm]を考慮して求められる待機時間 t3[s]を算出し(t3=t7-Lp1/V1)、試料液の先頭部が伸長・アニーリング温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t3[s]後に送液用機構を停止させる工程、
[11-4]試料液の先頭部が中間流路の所定の位置を通過し、[10]において算出した移動速度V2[mm/s]で試料液が移動した場合に、試料液の後尾部が変性温度帯の所定の位置を通過するのに必要な時間 t8[s]を、中間流路の所定の位置から変性温度帯の所定の位置までの微小流路の距離(長さ)L2[mm]と試料液の長さLs2[mm]より算出する工程(t8=L2/V2+Ls2/V2)、
[12-4]変性温度帯の所定の位置、測定者又は装置設計者が設定した試料液の停止位置等から決定される装置固有の長さ Lp2[mm]を考慮して求められる待機時間 t4[s]を算出し(t4=t8-Lp2/V2)、試料液の先頭部が変性温度帯の所定の位置を通過後、待機時間t4[s]後に送液用機構を停止させる工程。
せを用いて実施することができる:
[核酸増幅装置]
変性温度帯と伸長・アニーリング温度帯を形成できるヒーター、
前記変性温度帯に存在する試料液の蛍光強度を測定可能な蛍光検出器、
前記伸長・アニーリング温度帯に存在する試料液の蛍光強度を測定可能な蛍光検出器、
前記変性温度帯及び前記伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路をつなぐ中間流路に存在する試料液の蛍光強度を測定可能な蛍光検出器、
前記2つの温度帯間の試料液の移動を可能にし、かつ、送液停止時には大気圧開放される送液用機構、
核酸増幅用チップを載置可能な基板、
試料液の移動に関する蛍光検出器からの電気信号が送られて送液用機構の駆動を制御する制御機構を備え、
サーマルサイクル毎の蛍光強度の計測を行うことでリアルタイムPCRを行うことを特徴とするレシプロカルフロー型の核酸増幅装置。
[核酸増幅用チップ]
前記変性温度帯と前記伸長・アニーリング温度帯に各々対応する曲線流路、前記曲線流路をつなぐ直線状又は曲線状の中間流路、流路の一方又は両端部に前記核酸増幅装置における送液用機構に接続可能な接続部を備えた微小流路を少なくとも1つ有する核酸増幅用チップ。
工程1:上記核酸増幅装置の基板に上記核酸増幅用チップを載置する工程、
工程2:微小流路の一方又は両端部の送液用機構接続部と送液用機構を接続する工程、
工程3:前記送液用機構により試料液を微小流路の2つの曲線流路間で往復させてサーマルサイクリングを行う工程
工程4:前記変性温度帯に対応する流路、前記伸長・アニーリング温度帯に対応する流路及びの前記変性温度帯と前記伸長・アニーリング温度帯に対応する流路をつなぐ中間流路の所定の位置で前記蛍光検出器によりサーマルサイクル毎の試料液の蛍光強度の計測を行う工程。
変性温度帯に対応する微小流路の断面積と伸長・アニーリング温度帯に対応する微小流路の断面積が一定であり、等しい場合は、Ls1とLs2は等しくなる。
なお、装置固有の一定時間tc1は、測定者又は装置設計者が設定した伸長・アニーリング帯の微小流路の停止位置、送液用機構による送風量等により決定されるものである。
なお、装置固有の一定時間tc1は、測定者又は装置設計者が設定した伸長・アニーリング帯の微小流路の停止位置、送液用機構による送風量等により決定されるものである。
なお、装置固有の一定時間tc2は、測定者又は装置設計者が変性温度帯の微小流路の停止位置、送液用機構による送風量等により決定されるものである。
Claims (3)
- 空間的に離れた2つの温度帯が微小流路で結ばれており、試料液を微小流路中前記2つの温度帯間を往復移動させサーマルサイクリングを行うレシプロカルフロー型の核酸増幅方法において、
前記2つの温度帯は変性温度帯及び伸長・アニーリング温度帯であり、
前記微小流路は変性温度帯に対応する曲線流路、伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路、前記変性温度帯に対応する曲線流路と伸長・アニーリング温度帯に対応する曲線流路とをつなぐ直線状又は曲線状の中間流路、並びに、試料液の移動を実現するための送液用機構に接続可能な接続部を少なくとも備え、
微小流路中での試料液の移動は送液停止時には大気圧開放される送液用機構により行われ、
サーマルサイクル毎の蛍光の検出は前記変性温度帯に対応する流路、前記伸長・アニーリング温度帯に対応する流路及び前記中間流路の所定の位置で測定できるように設置された蛍光検出器により行われ、
以下の前記試料液の移動工程を含むことを特徴とする核酸増幅方法。
(A)前記試料液を前記変性温度帯から前記伸長・アニーリング温度帯へと前記送液用機構により移動させるとき、前記中間流路の所定の位置(P2)で前記蛍光検出器が前記試料液を検出した時から、前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)で前記蛍光検出器が前記試料液を検出するまでの時間 t1[s]を計測し、
前記中間流路の蛍光検出を行う所定の位置(P2)から前記伸長・アニーリング温度帯の蛍光検出を行う所定の位置(P3)までの距離(微小流路の長さ)を L1[mm]とし、
前記微小流路内での試料液の長さ Ls1[mm]とすることにより、
前記試料液の移動速度 V1[mm/s]を t1[s]と L1[mm]に基づいて式(1)により算出し、
前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間 t3[s]を Ls1[mm]とV1[mm/s]に基づいて式(3)により算出し、
前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから t3[s]後に前記送液用機構を停止させる工程、
(B)前記試料液を前記伸長・アニーリング温度帯から前記変性温度帯へと前記送液用機構により移動させるとき、前記中間流路の所定の位置(P2)での前記蛍光検出器が前記試料液を検出した時から、前記変性温度帯の所定の位置(P1)で前記蛍光検出器が前記試料液を検出するまでの時間 t2[s]を計測し、
前記中間流路の蛍光検出を行う所定の位置(P2)から前記変性温度帯の蛍光検出を行う所定の位置(P1)までの距離(微小流路の長さ)を L2[mm]とし、
前記微小流路内での試料液の長さを Ls2[mm]とすることにより、
前記試料液の移動速度 V2[mm/s]を t2[s]と L2[mm]に基づいて式(2)により算出し、
前記変性温度帯の所定の位置(P1)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間 t4[s]を Ls2[mm]と V2[mm/s]に基づいて式(4)により算出し、
前記変性温度帯の所定の位置(P1)の前記試料液を前記蛍光検出器が検出してから t4[s]後に前記送液用機構を停止させる工程。
V1=L1/t1 (1)
V2=L2/t2 (2)
t3=Ls1/V1-tc1 (3)
t4=Ls2/V2-tc2 (4)
(tc1 及び tc2 は、装置固有の一定時間 [s])
- 請求項1の核酸増幅方法において、
式(3)の待機時間t3の替わりに式(3’)の待機時間t3を、式(4)の待機時間t4の替わりに式(4’)の待機時間t4を適用した前記試料液の移動工程を含む核酸増幅方法。
t3=(Ls1-Lp1)/V1 (3’)
t4=(Ls2-Lp2)/V2 (4’)
(Lp1 及び Lp2 は、装置固有の長さ [mm])
- 請求項1又は2記載の核酸増幅方法において、
時間 t1が、前記中間流路の所定の位置(P2)で前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出した時から、前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)で前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出するまでの時間であり、時間 t3が、前記伸長・アニーリング温度帯の所定の位置(P3)を前記試料液の先頭部が通過したことを前記蛍光検出器が検出後、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間である工程(A)、
時間 t2が、前記中間流路の所定の位置(P2)での前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出した時から、前記変性温度帯の所定の位置(P1)で前記蛍光検出器が前記試料液の先頭部の通過を検出するまでの時間であり、時間 t4が、前記変性温度帯の所定の位置(P1)を前記試料液の先頭部が通過したことを前記蛍光検出器が検出後、前記送液用機構を停止させるまでの待機時間である工程(B)
の前記試料液の移動工程を含む核酸増幅方法。
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