以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明を提供した一つの実施形態であり、以下の記載に基づいて本願発明の内容が限定して解釈されるものではない。
[システムの構成]
図1及び図2を参照して、システムの構成の一例について説明する。「システム」は、システムの一部又は全部を移動体に取り付けるものとするとよい。また、「システム」の一部を移動体に取り付ける場合、特に例えばカメラ等の撮像部を移動体に取り付けることができるようにするとよく、制御部については、撮像部を取り付けた移動体から離れた場所に備えるようにしてもよい。また、「システム」は、ドライブレコーダその他の撮像装置の機能を備えるとよい。
また、システムの一部又は全部が取り付けられる移動体は、自動車や電動移動車等の車両のみならず、車両以外の物体に搭載されるシステムであってもよい。車両以外の物体の例では、例えば、電車やリニアモーターカー、モノレール等の交通機関における車両、船舶、飛行機などの車両以外の移動体(例えば乗り物)に搭載されるシステムであってもよいが、特に車両に搭載されるシステムとするとよい。車両は、4輪自動車に限らず、例えばバイク等の2輪車や4輪以上の大型輸送車等とするとよく、特に車室内から車室外を観測できる4輪自動車とするとよい。車両としては、例えば、運送用の車両(例えば、トラックやフォークリフト等)、営業用の車両(例えば、タクシーやバス等)及び一般の車両等の車両全般のみならず、さらなる多用途に展開してもよい。本実施形態では、車両に搭載可能な録画機の一例であるドライブレコーダについて説明する。
また、「撮像部」がカメラであるときは、カメラが車両の複数箇所に設けられてもよい。例えば、車両前方用のカメラとは別のカメラを車両後方用に備えて、車両前方用のカメラ(以下「フロントカメラ」という。)及び車両後方用のカメラ(以下「リアカメラ」という。)の2カメラで他の移動体等を撮像するものとするとよい。また、フロントカメラ又はリアカメラを視野角360度で撮像可能なカメラとして、車内の様子も撮像可能としてもよい。
本実施形態に係るシステムは、車両100において撮像した映像を記録する録画機能を有するドライブレコーダ1(録画機の一例)を有している。
ドライブレコーダ1は、車両前方に設けられたフロントカメラ10及び車両後方に設けられたリアカメラ20の2つの撮像部を有している。フロントカメラ10及びリアカメラ20は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の多色の色成分の映像を撮像するが、色成分の種類や数は種々の変形が可能である。
図1(a)は、ドライブレコーダ1のフロントカメラ10を示す斜視図である。図1(a)に示すように、フロントカメラ10の筐体の1つの側面に、メモリカード挿入口11が設けられている。筐体の背面に、ディスプレイ12、及び操作部13(図1(a)に示される例では、複数の操作ボタン13a~13d)が設けられている。例えば、本実施形態では、操作ボタン13aは映像を切り替えるディスプレイボタン、操作ボタン13bは再生モードを表示するモードボタン、操作ボタン13cは録画の開始/停止を行うREC/STOPボタン、操作ボタン13dは設定メニューを表示するメニューボタン、操作ボタン13eは手動で後述するイベント録画を開始する記録ボタンである。
また、筐体の上面にジョイントレール14が設けられている。図1(a)には現れていないが、筐体の前面に撮像部の一例であるフロントカメラ10のレンズが設けられている。メモリカード挿入口11の側面とは逆側の側面には、接続端子15が設けられており、図1(a)には現れていないが底面にスピーカ及びHD出力端子が設けられている。
レンズを有するフロントカメラ10は、例えば車両の前方の映像を撮像する。メモリカード挿入口11はメモリカードを挿入するための挿入口である。スピーカは、音声等の音を出力する。HD出力端子は、ケーブルを介して他の情報機器に接続するための端子である。ジョイントレール14は、フロントカメラ10を車両に搭載するためのジョイント部材を取り付けるためのものである。ディスプレイ12は種々の映像を表示する。操作部13は、ユーザが操作することによってドライブレコーダ1に種々の指令を入力するためのものである。
なお、本実施形態において、ユーザとは、例えばドライブレコーダ1が搭載された車両等の運転者でもよいし、運転者とは異なる者、例えば同乗者であってもよい。
図1(b)は、本実施形態のフロントカメラ10が設置された車両前方を示す図である。図1(b)に示される例では、ドライブレコーダ1のフロントカメラ10は、車両100のフロントガラス101の上部であって左右方向中央付近のルームミラー102に隣接する助手席側の位置に配置されている。フロントカメラ10は、両面テープ等の取付部材によりフロントガラス101に貼りつけて固定されている。フロントカメラ10の接続端子15が電源ユニット16を介してアクセサリ電源110に接続されている。接続端子15及び電源ユニット16については後述する。
図1(c)は、リアカメラ20が設置された車両後方を示す図である。図1(c)に示される例では、リアカメラ20は、車両のリアガラス104の上部であって左右方向中央付近に、取付部材によりリアガラス104に貼り付けて固定されている。図1(c)に示されるリアカメラ20はディスプレイ機能も備えているが、これは必須ではなく、リアカメラ20で撮像した画像を前方で見ることができるように、リアカメラ20で撮像した画像を表示するディスプレイをダッシュボード105に設けるようにするとよい。
ドライブレコーダ1は、フロントカメラ10とリアカメラ20とを別に備える2カメラで撮像し、各種機能をフロントカメラ10の側のみに備え、フロントカメラ10にリアカメラ20が接続される構成とするとよい。また、ドライブレコーダ1は、各種設定もフロントカメラ10の側で行う機能を備え、フロントカメラ10及びリアカメラ20は、フロントカメラ10の側で行われた設定に従って動作するようにするとよい。ただし、これは必須ではなく、各種機能や各種設定を行うことができるシステムを車両前方及び車両後方にそれぞれ搭載するようにしてもよい。
図1(a)に示されるように、ドライブレコーダ1の一部の部材が、この部材の用途に応じて、フロントガラス101とは異なる位置に設けられていてもよい。例えば、操作部13の一つである操作ボタン13fが、図1(b)に示されるようにダッシュボード105に設けられるようにしてもよい。コントローラ30は、例えばカメラで撮像した映像データを外部に送信し、外部で映像データを記録するようにしてもよい。
図2は、本実施形態のドライブレコーダの概略システム構成を示すブロック図である。ドライブレコーダ1は、上述のフロントカメラ10(撮像部の一例)及びリアカメラ20(撮像部の一例)、ディスプレイ12、操作ボタン13a~13fを含む操作部13、接続端子15、電源ユニット16の他に、コントローラ30(制御部の一例)、スピーカ40、GPS受信機41、加速度センサ42、無線通信回路43、メモリカードリーダ44を備えている。なお、メモリカードリーダ44は、読み書き機能を備えるものであり、厳密には「メモリカードリーダライタ」と称するべきであるが、本明細書において、単に「メモリカードリーダ」と称する。
ディスプレイ12及びスピーカ40は、ユーザに種々の情報を知らせるための通知部として機能する。ディスプレイ12は、コントローラ30の制御に基づいて、種々の情報を画像表示で出力する。スピーカ40は、コントローラ30の制御に基づいて、警報や種々の情報を音で出力する。操作部13は、ユーザがドライブレコーダ1(より具体的にはコントローラ30)に対して種々の指令を与える入力手段として機能する。
フロントカメラ10は、本実施形態ではレンズが車両100の前方に指向し、車両前方の画角内(視野内)の映像を撮像する撮像部として機能する。フロントカメラ10で撮像された映像は、映像データとしてコントローラ30に取り込まれる。フロントカメラ10は、少なくとも車両前方を撮像できるものである。フロントカメラ10は、例えば前方を撮像するカメラと自車両の車内を撮像するカメラとを別々に設けてそれぞれを撮像してもよく、例えば視野角360度のカメラを採用して前方の撮像と自車両の車内の撮像との両方を撮像できるようにすると尚よい。
リアカメラ20は、本実施形態ではレンズが車両100の後方に指向し、車両後方の画角内(視野内)の映像を撮像する撮像部として機能する。リアカメラ20で撮像された映像は、映像データとしてコントローラ30に取り込まれる。なお、リアカメラ20は、少なくとも車両後方を撮像できるものであるが、後方に加えて側方も撮像できると尚よい。また、本実施形態の撮像部はフロントカメラ10及びリアカメラ20の2つであるが、撮像部の数は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
GPS受信機41は、コントローラ30の指示に基づいて現在時刻における自車の位置情報を検出する。位置情報は、GPS衛星からの信号に基づいて求められた時刻、自車の速度、経度、緯度、高度等を検出する。コントローラ30は、これらの位置情報の履歴を記録する処理を行う。
加速度センサ42は、3軸(x軸、y軸、z軸)それぞれの方向の加速度及び傾きを検出する3軸タイプのセンサが用いられる。加速度センサ42による計測値は、常時、コントローラ30に取り込まれる。コントローラ30は、例えば10msごとに3軸の加速度情報を取得する。
無線通信回路43は、外部機器、例えばサーバ(例えば、警察等の公共機関のサーバ、誰もが閲覧できるインターネット上のサイト運営会社等のサーバ等)、パソコン、スマートフォン、タブレット端末等と無線通信を行うための通信部として機能する。コントローラ30は、無線通信処理プログラムを実行することにより、無線通信回路43を介して、外部機器に映像データを送信する機能を有する。無線通信回路43として、例えばWiFi規格、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信の規格、LTE(Long Term Evolution)、4G、5G等の移動通信システムの規格等に準拠した通信回路を用いるとよい。移動通信システムの規格は、例えば、より広範囲の領域内で移動する車両と外部機器との通信に適用することができる。
メモリカードリーダ44は、メモリカード45を保持する媒体収容部として機能する。メモリカード45は、具体的にはSDカード、miniSDカード、microSDカード等であり、着脱可能な記録媒体として機能する。ユーザは、メモリカード挿入口11を通して、メモリカードリーダ44にメモリカードを装着することができる。メモリカードリーダ44は、コントローラ30からの制御に基づいて、メモリカードリーダ44に保持されているメモリカード45のデータを読み取り、又はメモリカード45にデータを記録させる。メモリカードリーダ44は、フロントカメラ10で撮像したデータを記録する領域と、リアカメラ20で撮像したデータを他方の記録する領域とを別々にするとよく、1枚のメモリカードに別々の記録領域を有してもよいが、メモリカードを2枚以上装着できるようにし、フロントカメラ10で撮像したデータを第1のメモリカードに記録し、リアカメラ20で撮像したデータを第2のメモリカードに記録するようにするとよい。
コントローラ30は、周知のCPU31等の演算処理装置、ROM32及びRAM33等のメモリ、タイマ34、その他の周辺回路等を有する。コントローラ30のROM32内に各種プログラムが記録されている。コントローラ30はこれらのプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。各種プログラムには、オペレーティングシステム(OS)、GPS情報処理プログラム、無線通信処理プログラム、録画処理プログラム、等が含まれる。GPS情報処理プログラム、無線通信処理プログラム、録画処理プログラムはそれそれ独立したプログラムである必要はなく、これらの機能を複数組み合わせたプログラムが用いられてもよい。
コントローラ30はGPS情報処理プログラムを実行することにより、GPS受信機41で受信されたGPS情報を、メモリカードリーダ44に保持されたメモリカード45に記録することができる。
コントローラ30は録画処理プログラムを実行することにより、フロントカメラ10及びリアカメラ20が撮像した映像を時刻と関連付けてメモリカード45が有する記録領域に記録することができる。コントローラ30は、メモリカードリーダ44に保持されたメモリカード45にアクセスする機能を持ち、メモリカードリーダ44に保持されたメモリカードに、フロントカメラ10及びリアカメラ20で撮像された映像を記録する録画機能を持つ制御部として機能する。具体的には、コントローラ30の録画機能は、フロントカメラ10及びリアカメラ20により撮像された映像データを、RAM33に一時的に書き込み、RAM33からメモリカードリーダ44を介してメモリカード45に書き込むことで記録する。
コントローラ30の録画機能では、種々の設定が可能であり、以下録画機能の設定について詳しく説明する。
本実施形態のコントローラ30は、録画モードとして、イベント録画モード、常時録画モード、駐車記録モードを有している。駐車記録モードは、車両100の駐車中に録画する駐車記録機能に関連付けられたモードである。駐車記録機能は、車両100の駐車中の録画に関する機能である。駐車記録機能は、駐車中の車両100の内部又は周辺を監視するという意味で、駐車監視機能と呼ばれることもある。駐車記録機能は、具体的にはタイムラプスモード、及び動体検知モードのうち少なくともいずれか1つの録画モードが選択されて実行される。イベント録画モードは、常時録画モード又は駐車記録モードが選択されている場合でも、並行してマルチタスク処理として実行可能である。
イベント録画モードは、特定の事象(例えばイベント)の発生に応じてフロントカメラ10及びリアカメラ20により撮像した映像データを記録する録画モードである。特定の事象とは、例えば車両走行中におけるユーザの急ハンドル、急ブレーキ等の操作時、車両の他の物体との衝突時等の事象である。コントローラ30は、このような特定の事象を例えば加速度センサ42による計測値から判定する。具体的には、コントローラ30は、加速度センサ42による計測値が予め定めた所定の閾値以上となった場合又は所定の時間的変化を示した場合に、特定の事象が発生したと判定する。特定の事象の判定条件はこれに限られず、例えば車速や操舵状態等の車両状態を条件に含めてもよい。また、コントローラ30は、操作部13の特定の操作ボタン(例えば図1(a)の操作ボタン13e)が押下された場合も、特定の事象が発生したと判定する。なお、操作ボタン13eの押下によるイベント録画モードによる撮像及び記録を、以下ワンタッチ録画ともいう。なお、録画開始の契機となる操作は、必ずしもワンタッチでなくてもよく、所定の操作であればよい。この場合の録画は、手動録画又はマニュアル録画と呼ばれる録画であり、ワンタッチ録画に代替可能である。
コントローラ30は、イベント録画モードとして、上述の特定の事象が発生すると事象発生前後の一定時間において撮像された映像データを記録する。例えばコントローラ30は、事象発生前20秒、事象発生後20秒の合計40秒の映像データを1つの録画ファイルとしてメモリカード45に記録する。
常時録画モードは、フロントカメラ10及びリアカメラ20により継続して映像データを撮像し記録する録画モードである。具体的には、コントローラ30は、常時録画モード時には少なくとも車両100のエンジンの始動から停止まで撮像した映像データを記録する。エンジンの始動は、例えば車両100のアクセサリ電源のONに対応し、エンジンの停止は、アクセサリ電源のOFFに対応する。このアクセサリ電源のON、OFFの判定については後述する。
駐車記録モードの1つであるタイムラプスモードは、フロントカメラ10及びリアカメラ20により間欠的な撮像を行い記録する録画モードである。本実施形態において、間欠的な撮像は、基準となるフレームレートよりも間引いたフレームレートで撮像することである。本実施形態では、コントローラ30は、タイムラプスモードが選択されると、フロントカメラ10及びリアカメラ20による撮像のフレームレートを、基準となるフレームレートよりも落としたフレームレートに設定して、撮像及び記録を行う。基準となるフレームレートは、例えば、常時録画モード、イベント録画モード、ワンタッチ録画モード、及び動体検知モードのうちの少なくともいずれかで採用されているフレームレートとするとよい。例えば、他の録画モードのフレームレートが例えば20~30フレーム/秒(以下、「コマ/秒」と換言されてもよい。)であるのに対して、タイムラプスモードのフレームレートは例えば1フレーム/秒とする。
本実施形態のコントローラ30は、タイムラプスモードにて撮像した映像を時間的に圧縮した動画像として記録する。例えば1フレーム/秒で撮像した映像データを他の録画モードのフレームレートと同等の30フレーム/秒に圧縮した映像データとして記録する。なお、タイムラプスモードにて撮像した映像データは、1秒1コマの動画像として記録してもよい。
また、駐車記録モードの1つである動体検知モードは、移動体の検知に応じて撮像し記録を行う録画モードである。具体的には、コントローラ30は、動体検知モードが選択されると、フロントカメラ10及びリアカメラ20により撮像された映像の変化から動体を検知し、動きがあった場合(つまり、動体が検知された場合)に映像データの記録を行う。当該動体検知モードにおけるフレームレートは、タイムラプスモードのフレームレートよりも高く、例えば20~30フレーム/秒である。コントローラ30はRAM33に一時的に書き込んだ映像データに基づいて動体検知を行い、動体を検知した場合はRAM33上の映像データに基づいてメモリカード45に映像データを書き込むことで録画を行う。
コントローラ30の録画機能は、所定時間動画を記録するごとに新たなファイルを作成して録画を行う。例えば、常時録画モードでは1分、タイムラプスモードでは30分、イベント録画モード及びワンタッチ録画では40秒単位又は30秒単位である。
コントローラ30は、例えば車両100のアクセサリ電源のOFF状態を検出したことに応じて、駐車記録モード(具体的にはタイムラプスモード又は動体検知モード)による駐車時用の録画(撮像及び記録)を自動的に開始する。本実施形態において、アクセサリ電源のOFF状態を検出は、後述するドライブレコーダ1と電源ユニット16との間の通信線を利用して行う。なお、コントローラ30は、アクセサリ電源のOFF状態を検出したことのほか、エンジンOFF状態又は操作部13にてユーザによる駐車記録モードへの切替操作が行われたこと等の駐車記録開始条件が成立したときに駐車記録モードを開始してもよい。
ドライブレコーダ1における映像データの記録先であるメモリカード45には、少なくとも第1記録領域及び第2記録領域の2つの記録領域が形成されている。コントローラ30が実行する録画処理プログラムにより実現される録画機能は、第1記録領域(本実施形態ではイベント録画フォルダ)には、イベント録画モード、即ち特定の事象の発生に応じて撮像した映像データを記録する。また、第2記録領域(本実施形態では通常録画フォルダ)には、上記常時録画モード、タイムラプスモード、及び動体検知モードにて撮像された映像データを記録する。
コントローラ30は録画機能により記録された映像データを再生する再生機能を有している。当該再生機能は、フロントカメラ10により撮像された映像データと、リアカメラ20により撮像された映像データとを、選択的に再生する機能を有する。どちらの映像を再生するかについては、例えばユーザが、操作部13のうちの所定の操作ボタンを操作することにより切り替え可能である。
ディスプレイ12は、コントローラ30がアクセスするメモリカード45の担う役割をユーザに知らせる通知部としても機能する。
また、フロントカメラ10により撮像された映像データと、リアカメラ20により撮像された映像データとを同時に再生する機能を有するビューアプログラムが提供されてもよい。
また、ディスプレイ12は上述した通り車両100のダッシュボード105に設けるようにしてもよいし、フロントカメラ10で撮像された映像及びリアカメラ20で撮像された映像のうち、リアカメラ20で撮像された映像だけを再生可能なディスプレイのみをダッシュボード105に設けてもよい。さらに、再生機能は、ドライブレコーダ1のディスプレイ12だけでなく、PC、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、等の他の情報端末が有するディスプレイに対して機能させてもよい。例えば当該再生機能を有するビューアプログラムが、他の情報端末にインストールされることで当該情報端末が有するディスプレイに対して再生機能を実現できる。ビューアプログラムは、ドライブレコーダ1から無線通信回路43を介して情報端末に提供したり、メモリカード45に記録して提供したり、インタ―ネット等の通信網を介して提供してもよい。
以上のように構成されたドライブレコーダ1は接続端子15から電源ユニット16を介して車両100のアクセサリ電源110に接続されている。
ドライブレコーダ1の接続端子15は、例えば10pinのminiUSB端子(メス端子)であり、少なくとも電源ライン、グランド(GND)ライン、UART通信ライン、を有した配線構造をなしている。UART通信ラインは、データ送信用のUART_TXと、データ受信用のUART_RXの2つの信号線を用いて非同期のシリアル通信を行う通信ラインである。ドライブレコーダ1は、接続端子15から電源ユニット16を介して車両100のアクセサリ電源110に接続されている。
ここで、図3には電源ユニットの接続構成を示す説明図が、図4には電源ユニット16の各ラインを示す概略図がそれぞれ示されており、以下これらの図に基づきドライブレコーダ1と車両100のアクセサリ電源110との接続関係を説明する。
図3、図4に示すように、電源ユニット16は、第1ケーブル50(通信線の一例)、コンバータ51、第2ケーブル52(通信線の一例)、バッテリユニット53(電源装置の一例)、第3ケーブル54を有している。
第1ケーブル50は接続端子15とコンバータ51とを結ぶケーブルであり、接続端子15側の先端には当該接続端子15に挿入可能な10pinのminiUSB端子(オス端子)が設けられている。
コンバータ51には第1ケーブル50及び第2ケーブル52がそれぞれ一体をなすように接続されており。第2ケーブル52から入力されるDC(直流)12Vの電力をDC5Vに変換して第1ケーブル50に出力するDC/DCコンバータである。
第2ケーブル52は、コンバータ51とバッテリユニット53とを接続するケーブルであり、バッテリユニット53側の先端には10pinのコネクタ(オス端子)が設けられている。
バッテリユニット53は、第2ケーブル52と接続される出力端子53aと、第3ケーブル54と接続される接続端子53bと、ドライブレコーダ1との間の通信を制御する通信制御部53cと、オフタイマ設定部53dとを有しており、内部には蓄電を行うバッテリパックが搭載されている。
第3ケーブル54は、バッテリユニット53とアクセサリ電源110とを接続するケーブルであり、バッテリユニット53側の先端には当該バッテリユニット53に挿入可能なコネクタ54aが設けられている。第3ケーブル54は、例えば図3に示すように、コネクタ54aから車両100の金属部分へ接続されるGND用コード54bと、アクセサリ電源110に接続される電源用コード54cがそれぞれ別の配線として延びている。電源用コード54cには途中に内部にヒューズが搭載されたヒューズホルダ54dが設けられている。
このように構成された電源ユニット16は、図4に示すように、第1ケーブル50及び第2ケーブル52は、電源ライン(給電線の一例)50a、52a、GNDライン50b、52b、第1UARTライン50c、52c(第1の信号線の一例)、第2UARTライン50d、52d(第2の信号線の一例)を有している。一方で、接続端子15は、アクセサリ電源のオン/オフの状態を示す信号だけの入力を受ける端子を有しない。接続端子15に接続される第1ケーブル50、並びに、第2ケーブル52及び第3ケーブル54についても、アクセサリ電源のオン/オフの状態を示す信号の伝送専用の信号線を有しない。
第1UARTライン50c、52cは、ドライブレコーダ1の接続端子15のUART_TXと、バッテリユニット53の出力端子53aのUART_RXとを接続している。第2UARTライン50d、52dは、バッテリユニット53の出力端子53aのUART_TXと、ドライブレコーダ1の接続端子15のUART_RXとを接続している。接続端子15は、電源ライン50aと電気的に接続される端子である給電端子と、GNDライン50bと電気的に接続される端子であるGND端子と、第1UARTライン50cと電気的に接続される第1の端子と、第2UARTライン50dと電気的に接続される第2の端子と、を有する。接続端子15は、UART通信に使う端子である。
このように構成された電源ユニット16は、アクセサリ電源110がON状態(起動状態)にはバッテリユニット53の充電が可能であり、且つアクセサリ電源110の電力を、コンバータ51を介して電圧を変換してドライブレコーダ1に供給可能である。バッテリユニット53は、車両100のエンジン停止等でアクセサリ電源110がOFF状態(非起動状態)になると、オフタイマ設定部53dにて設定された所定のタイマ時間の間、ドライブレコーダ1に電力を供給可能である。なお、オフタイマ設定部53dは、例えばディップスイッチにより構成されており、使用しない(0時間)、0.5時間、1時間、2時間、3時間、4時間、5時間、6時間、12時間のオフタイマ時間を設定可能である。
また、バッテリユニット53の通信制御部53cは、通信処理プログラムにより、第1UARTライン50c、52c及び第2UARTライン50d、52dの信号線を用いて、接続されているドライブレコーダ1が通信有モデルか、通信無モデルかを判定可能である。通信有モデルのドライブレコーダとは、バッテリユニット53との間で通信(つまり、信号の送受信)を行う機能を有するドライブレコーダであり、例えばドライブレコーダの設定情報やアクセサリ電源のON状態、OFF状態を示す信号を直接やり取り可能なモデルである。通信無モデルのドライブレコーダとは、そのような通信を行う機能を有しない、例えば各種信号を直接やり取りできないモデルである。
具体的には、図5に通信制御部53cが実行するドライブレコーダ1との通信処理を示すタイミングチャートが示されている。バッテリユニット53の通信制御部53cは、ドライブレコーダ1から信号が伝達されるか否かに基づき、通信有モデルか通信無モデルかを判定する。
より具体的には、通信制御部53cは、ドライブレコーダ1とハイインピーダンス接続であることを利用する。つまり、図5に示すように、通信制御部53cは、アクセサリ電源110のコールドスタート(t1時点)から、第1UARTライン50d、52dの状態(より具体的には、レベル)、即ちバッテリユニット53の出力端子53aのUART_RX(ドライブレコーダ1の接続端子15のUART_TX)の状態が、Hi側(ハイレベル、第1状態の一例)である場合は、ドライブレコーダ1から当該ドライブレコーダ1に関する信号(例えば、当該ドライブレコーダ1に関する情報を示す信号)を送信(通信)できる状態にあることから、通信有モデル(図5の上段)と判定する。
一方、アクセサリ電源110のコールドスタート(t1時点)から、第1UARTライン50d、52dの信号が、ハイインピーダンス接続にもかかわらずLo側(ローレベル、第2状態の一例)である場合は、ドライブレコーダ1が信号(例えば、当該ドライブレコーダ1に関する情報を示す信号)を送信できない状態であることから、通信無モデル(図5の下段)と判定する。
又は、通信有モデルのドライブレコーダ1は、コールドスタートから所定時間(例えば約10秒)内にドライブレコーダ1の設定に関する信号(換言すると、設定情報等の信号)をバッテリユニット53と通信開始するよう設定されている。通信制御部53cは、この所定時間内に第1UARTライン50c、52cにHi状態とLo状態との間の切り替えが検出されたり、あるいは、ドライブレコーダ1からの信号(通信に係る情報である通信情報を示す信号)が受信されたことを検出した場合には通信有モデルと判定してもよい。
通信制御部53cは、通信有モデルと判定した場合には、第2UARTライン50d、52dを介してアクセサリ電源110のON、OFFに応じた信号(以下、それぞれ「ON信号」、「OFF信号」という。図5参照。)を送信することで、ドライブレコーダ1にアクセサリ電源のON、OFFに関する情報(すなわち、ON、OFFの状態)を伝達する。このアクセサリ電源のON、OFFに関するON信号、OFF信号は、アクセサリ電源110がON又はOFFに切り替わった際に送信する。当該ON信号又はOFF信号を送信し終わると、第2UARTライン50d、52dは元の状態(Hi状態)に戻る。
一方、通信制御部53cは、通信無モデルと判定した場合には、アクセサリ電源のON状態の場合と、OFF状態の場合との間で、第2UARTライン50d、52dの状態(レベル)を切り替える。ドライブレコーダ1は、この切り替えに応じてアクセサリ電源のON、OFFの状態を認識する。例えば、通信制御部53cは、図5に示すようにアクセサリ電源110がON状態である場合は第2UARTライン50d、52dをHi状態とし、アクセサリ電源がOFF状態である場合は第2UARTライン50d、52dをLo状態にする。ドライブレコーダ1は、第2UARTライン50d、52dの状態からアクセサリ電源のON、OFFの状態を判定可能となる。なお、通信制御部53cは、アクセサリ電源110がOFF状態である間は、第2UARTライン50d、52dをLo状態に固定する。このように、通信制御部53cは、アクセサリ電源110の状態を、通信有モデルのドライブレコーダ1に対しては、出力端子53aのUART_TXから通信でON信号又はOFF信号を送信し、通信無モデルに対しては、出力端子53aのUART_TXのレベルを変えることにより伝達する。ドライブレコーダ1が通信無モデルであるドライブレコーダである場合、コントローラ30は、接続端子15の第2の端子に入力されるレベルの切り替えにより、車両のアクセサリ電源のOFF状態を認識したことに応じて、バッテリユニット53から供給された電力を用いて、駐車記録モードの録画を開始するとよい。このように通信無モデルであるドライブレコーダ1が、車両のアクセサリ電源のOFF状態を認識したことに応じて駐車記録モードの録画を開始する機能は、録画処理プログラムにより実現される機能である。
なお、アクセサリ電源110のON、OFFに応じた、ON信号、OFF信号の切り替えや、出力端子53aのUART_TXの状態の切り替え伝達は、チャタリング防止のため、アクセサリ電源110のON、OFFが切り替わってから(例えば図5のt2時点)所定の判定期間を設けてもよい。
[作用]
次に、ドライブレコーダ1のコントローラ30が実行する駐車記録モードへの切替処理と、バッテリユニット53の通信制御部53cが実行するドライブレコーダ1との通信処理の作用の一例について説明する。
次に図6はバッテリユニット53の通信制御部53cが実行するドライブレコーダ1との通信処理を示すフローチャートであり、以下同フローチャートに沿って、バッテリユニット53の通信制御部53cが実行するドライブレコーダ1との通信処理について説明する。なお、同図のフローチャートの最初のスタートはアクセサリ電源110のコールドスタート時であり、少なくとも第2UARTライン50d、52dはHi状態(第1状態)から始まる。
まずステップS20において、通信制御部53cは、第1UARTライン50c、52cの信号、即ちバッテリユニット53の出力端子53aのUART_RXへの信号(ドライブレコーダ1の接続端子15のUART_TXからの信号)が、Hi側(第1状態)であるか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)である場合は、即ちコールドスタートから第1UARTライン50c、52cがHi側である場合は、ステップS21に処理を進める。
ステップS21において、通信制御部53cは、バッテリユニット53に接続されているドライブレコーダがドライブレコーダの設定情報やアクセサリ電源のON状態、OFF状態を示す情報を直接やり取り可能な通信有モデルと判定し、次のステップS22に処理を進める。
ステップS22において、通信制御部53cは、アクセサリ電源110がOFF状態となったか否かを判定する。これは例えば、バッテリユニット53にアクセサリ電源110からの電力供給が停止したか否かにより判定する。当該判定結果が偽(No)である場合は、アクセサリ電源110がOFF状態となるまで当該ステップS22の処理を繰り返す。そして、当該判定結果が真(Yes)となった場合には、次のステップS23に処理を進める。
ステップS23において、通信制御部53cは、UART_TXから第2UARTライン50d、52dを介してドライブレコーダ1にアクセサリ電源110のOFF信号を送信し、当該ルーチンを終了する。このようにすると、通信有モデルであるドライブレコーダは、アクセサリ電源がOFF状態になったことを認識可能となる。
一方、上記ステップS20の判定結果が偽(No)であった場合、即ちコールドスタートから第1UARTライン50c、52cの信号がLo側である場合は、ステップS24に処理を進める。
ステップS24において、通信制御部53cは、バッテリユニット53に接続されているドライブレコーダがドライブレコーダの設定情報やアクセサリ電源のON状態、OFF状態を示す信号を直接やり取りできない通信無モデルと判定し、次のステップS25に処理を進める。
ステップS25において、通信制御部53cは、上記ステップS22と同様にアクセサリ電源110がOFF状態となったか否かを判定する。当該判定結果が偽(No)である場合は、アクセサリ電源110がOFF状態となるまで当該ステップS25の処理を繰り替えし、当該判定結果が真(Yes)となった場合には、次のステップS26に処理を進める。
ステップS26において、通信制御部53cは、出力端子53aをHi状態からLo状態に切り替えて当該ルーチンを終了する。このようにすると、通信無モデルであるドライブレコーダは、この第2UARTライン50d、52dがLo状態である間はアクセサリ電源がOFF状態と認識可能となる。ドライブレコーダ1が通信無モデルであるドライブレコーダである場合、ドライブレコーダ1のコントローラ30は、接続端子15の第2の端子に入力されるレベルの切り替えにより、車両のアクセサリ電源のOFF状態を認識したことに応じて、バッテリユニット53から供給された電力を用いて、駐車記録モードの録画を開始するとよい。
[効果]
バッテリユニット53は、車両のアクセサリ電源110からの給電が遮断されると、給電元を内部のバッテリパックに切り替えて、ドライブレコーダ1へ給電を行う。切替えの前後において、ドライブレコーダ1には給電され続けるため、給電元が車両のアクセサリ電源110であるのか、バッテリパックであるのかを、ドライブレコーダ1は判定することができない。また、ドライブレコーダ1がバッテリユニット53からアクセサリ電源110がOFFされたことを示す信号を受信し、これを認識する機能を有しない場合でも、アクセサリ電源110がOFFされたことを認識して、駐車記録開始条件が成立したと判定し、自動で駐車記録モードでの録画を開始することができれば、ユーザの利便性が向上すると発明者は考えた。
そこで、本実施形態のシステムでは、ドライブレコーダ1は、バッテリユニット53と第1UARTライン50c、52c及び第2UARTライン50d、52dの信号線(具体的にはUART通信ライン)を含む第1ケーブル及び第2ケーブルにより接続されている。そして、バッテリユニット53の通信制御部53cは、車両100のアクセサリ電源110がOFF状態となると第2UARTライン50d、52dを介して、アクセサリ電源110のOFF状態を示す信号を流している。このようにドライブレコーダ1及びアクセサリ電源110に接続されるバッテリユニット53を利用して、アクセサリ電源110のOFF状態を示す信号をドライブレコーダ1に流すことが可能となることで、アクセサリ電源110のOFF状態を直接検出することができないドライブレコーダ1であっても、例えば上述の駐車記録開始条件がアクセサリ電源110のOFF状態である場合のように、アクセサリ電源110のOFF状態を検出する必要がある場合に、容易に対応することができるようになる。
特に、UART通信ライン(具体的には第1UARTライン50c、52c)を介してバッテリユニット53にドライブレコーダ1に関する信号(設定情報等を示す信号)が伝達されない場合に、ドライブレコーダ1が通信無モデルと判定して、アクセサリ電源110のOFF状態を示す信号を、UART通信ライン(具体的には第2UARTライン50d、52d)に流すようにしている。このように、ドライブレコーダ1との通信状態からドライブレコーダ1が通信無モデルであることを自ら識別して、アクセサリ電源のOFF状態を示す信号を送信することできる。例えば、通信可能なモデルのドライブレコーダ1に不要な信号を送ることを抑制することができる。
また、UART通信ライン(具体的には第1UARTライン50c、52c)を介してバッテリユニット53にドライブレコーダ1に関する情報(設定情報等)等の所定の通信情報を示す信号が伝達された場合は、ドライブレコーダ1が通信有モデルと判定して、所定の通信情報を示す信号にアクセサリ電源110のOFF状態を示す情報を含めている。このように、ドライブレコーダ1との通信状態からドライブレコーダ1が通信有モデルであることを自ら識別して、元々の通信機能を利用してアクセサリ電源のOFF状態を示す信号を送信することができる。例えば、通信可能なモデルのドライブレコーダ1に不要な信号を送ることを抑制することができる。
特に、通信線はUART通信可能な第1ケーブル及び第2ケーブルを用いることで、特別な通信線を新たに追加する必要なく、既存のケーブルを使うことができる。
また本実施形態のバッテリユニット53の通信処理プログラムは、上述の通信機能等をコンピュータに実現させるためのプログラムであり、上述の効果を奏することができる。
また本実施形態のドライブレコーダ1が通信無モデルである場合、第1、第2ケーブル50、52を介して車両のアクセサリ電源のOFF状態を示すレベルを受信し、アクセサリ電源に関する信号を直接認識しなくとも、車両のアクセサリ電源のOFF状態を認識することができる。そして、このドライブレコーダ1は、車両のアクセサリ電源のOFF状態を認識したことに応じて、バッテリユニット53から供給された電力を用いて、駐車記録モードの録画を開始するとよい。
また、ドライブレコーダ1の接続端子15が、例えば10pinのminiUSB端子のようなUART通信に使用される端子であるようにすると、接続端子15を特別な規格の端子にせず、既存の規格の端子を使うことができる。つまり、ドライブレコーダ1のハードウエアの変更は、接続端子15のUART_RXライン(第2の端子)をアクセサリ電源の検出に、UART_TXライン(第1の端子)をGNDに接続するのみで実現できる。また、ドライブレコーダ1のソフトウエアの変更は、タッチパネル等で駐車記録モードに切り替えていた部分を、アクセサリ電源のOFF状態の認識で駐車記録モードの開始、アクセサリ電源のON状態の認識で通常モードに変更するのみで実現できる。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、上記実施形態の構成は適宜組み合わせてもよい。また、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
上述した実施形態では、駐車記録モードとして、タイムラプスモードと動体検知モードの2つの駐車時用の録画モードを有していたが、どちらか一つでもよいし、他の駐車時用の録画モードを加えてもよい。
上記実施形態では、フロントカメラ10とリアカメラ20の2つの撮像部を車両100に設けているが、撮像部の数や設置箇所はこれに限られるものではない。例えば、車両側方に指向する撮像部や車内を撮像する撮像部が設置されていてもよい。
また上記実施形態ではメモリカード45は、SDカード、miniSDカード、microSDカード等の記録媒体を例に説明したが、例えばUSBメモリ、SSD、小型のハードディスク、等の他の記録媒体であってもよい。また、メモリカードリーダ44も記録媒体に応じた書込み、読み取り装置に変更可能である。
また、上記実施形態のドライブレコーダ1の接続端子15は10pinのminiUSBであり、このようにドライブレコーダにおける電源ユニットとの接続端子を10pinのminiUSBのような規格の端子に変更するだけで新たな部品等を必要とせずに上記実施形態を実現できるというメリットがあるが、ドライブレコーダの接続端子は10pinのminiUSBに限定されるものではない。
なお、本発明の範囲は、明細書に明示的に説明された構成や限定されるものではなく、本明細書に開示される本発明の様々な側面の組み合わせをも、その範囲に含むものである。本発明のうち、特許を受けようとする構成を、添付の特許請求の範囲に特定したが、現在の処は特許請求の範囲に特定されていない構成であっても、本明細書に開示される構成を、将来的に特許請求の範囲とする意思を有する。
本願発明は上述した実施の形態に記載の構成に限定されない。上述した各実施の形態や変形例の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また各実施の形態や変形例の任意の構成要素と、発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素又は発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成するとよい。これらについても本願の補正又は分割出願等において権利取得する意思を有する。「~の場合」「~のとき」という記載があったとしてもその場合やそのときに限られる構成として記載はしているものではない。これらの場合やときでない構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。また順番を伴った記載になっている箇所もこの順番に限らない。一部の箇所を削除したり、順番を入れ替えた構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
また、意匠登録出願への変更により、全体意匠又は部分意匠について権利取得する意思を有する。図面は本装置の全体を実線で描画しているが、全体意匠のみならず当該装置の一部の部分に対して請求する部分意匠も包含した図面である。例えば当該装置の一部の部材を部分意匠とすることはもちろんのこと、部材と関係なく当該装置の一部の部分を部分意匠として包含した図面である。当該装置の一部の部分としては、装置の一部の部材としても良いし、その部材の部分としても良い。全体意匠はもちろんのこと、図面の実線部分のうち任意の部分を破線部分とした部分意匠を、権利化する意思を有する。また、装置の筐体の内部のモジュール・部材・部品等についても、図面に表示されているものは、いずれも独立して取引の対象となるものであって、同様に、意匠登録出願への変更を行って権利化を行う意思を有するものである。