最初に、図1~図29を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(スロットマシン)について説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いてスロットマシン100の全体構成について説明する。図1は、スロットマシン100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図1に示すスロットマシン100は、本発明の遊技台の一例に相当するものであり、本体101と、本体101の正面に取り付けられ、本体101に対して開閉可能な前面扉102(扉体)と、を備える。なお、前面扉102(扉体)については、図2を用いて後述する。
本体101の中央内部には(図示省略)、外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。これらのリール110~112はステッピングモータ等の駆動装置により回転駆動される。
本実施形態において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール110~112が構成されている(図4(a)参照)。リール110~112上の図柄は、遊技者から見ると、各リール110~112の手前に設けられた図柄表示窓113から縦方向に概ね三つ表示され、合計九つの図柄が見えるようになっている。
そして、各リール110~112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組合せが変動することとなる。つまり、各リール110~112は、複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示装置として機能する。なお、このような表示装置としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール110乃至112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(インデックスセンサともいう。図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
告知ランプ123は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、特別役)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中(特別遊技状態中)であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ124は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ128は演出用のランプである。
ベットボタン130乃至132は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダル(クレジットという)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、ベットボタン(以下、「1枚ベットボタン」という場合がある。)130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン(以下、「2枚ベットボタン」という場合がある。)131が押下されると2枚投入され、ベットボタン(以下、「MAXベットボタン」という場合がある。)132が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン132はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ129は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ121が点灯する。
メダル投入口141は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、ベットボタン130乃至132により電子的に投入することもできるし、メダル投入口141から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。
メダル投入口141の左側には、後述する管理者用画面SD等において、メニューの選択や音量調整等を行うための操作手段である十字キー193a(第一の操作手段。上ボタン、下ボタン、右ボタン、左ボタンの4つで構成される。以下、「音量ボタン」という場合がある。)やOKボタン193b(以下、これらを総称して「十字ボタン193」という場合がある。)、各種演出において遊技者の操作を受け付ける演出ボタン(第一の操作手段)156を配置している。
貯留枚数表示器125は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器127は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器であり、押順演出を行うための指示モニタとしても利用される。本例では、貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、および、払出枚数表示器127は、7セグメント(SEG)表示器で構成している。
スタートレバー135は、リール110乃至112の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口141に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン130乃至132を操作して、スタートレバー135を操作すると、リール110乃至112が回転を開始することとなる。スタートレバー135に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット136には、ストップボタン(停止ボタン)137乃至139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール110乃至112に対応付けられている。なお、各ストップボタン137乃至139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137乃至139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
以下、ストップボタン137乃至139に対する操作を停止操作といい、最初の停止操作を第1停止操作(以下、「1停」や「第1停止」ともいう。)、次の停止操作を第2停止操作(以下、「2停」や「第2停止」ともいう。)、最後の停止操作を第3停止操作(以下、「3停」や「第3停止」ともいう。)という。
また、これらの停止操作に対応して停止されるリールを、順に第1停止リール、第2停止リール、第3停止リールという。さらに、回転中の各リール110乃至112を全て停止させるためにストップボタン137乃至139を停止操作する順序を、操作順序(または、押順)という。
ストップボタン137~139の操作順序(押順)は、左ストップボタン137を「左またはR」、中ストップボタン138を「中またはC」、右ストップボタン139を「右またはR」で表した場合、(1)左→中→右の操作順序(左中右またはLCR),(2)左→右→中の操作順序(左右中またはLRC),(3)中→左→右の操作順序(中左右またはCLR),(4)中→右→左の操作順序(中右左またはCRL),(5)右→左→中の操作順序(右左中またはRLC),(6)右→中→左の操作順序(右中左またはRCL)の6種類である。
メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン134は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口155から排出するためのボタンである。ドアキー孔140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。
なお、本例では、精算ボタン134は、前面扉102の垂直面102b(スロットマシン100において遊技者に対して略垂直方向となり、遊技者に対向する外面。図21(a)参照)から手前(遊技者側。前面扉102を開く方向)に突出するように配設されているが、演出ボタン156等のように、前面扉102の水平面102aから上方(前面扉102を開く方向に対して垂直の方向)に突出するように配設してもよい。
ストップボタンユニット136の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル162が設けられている。タイトルパネル162の下部には、メダル払出口155、メダルの受け皿161が設けられている。音孔181はスロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉102の左右各部に設けられたサイドランプ144は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉102の上部には演出装置160が配設されており、演出装置160の上部には音孔143が設けられている。
この演出装置160は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ163a、左シャッタ163bからなるシャッタ(遮蔽装置)163と、このシャッタ163の奥側に配設された液晶表示装置157(表示手段。以下、「演出画像表示装置」ともいう)を備えており、右シャッタ163a、左シャッタ163bが液晶表示装置157の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置157の表示画面がスロットマシン100正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、表示手段は、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能な表示装置であればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成している。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
<内部構造>
次に、図2を用いて、スロットマシン100の内部構造について説明する。図2は、前面扉102を開けた状態のスロットマシン100を示す正面図である。
本体101は、上面板261、左側の側面板260、右側の側面板260、下面板264および背面板242で囲われ、前面に開口する箱体である。本体101の内部には、背面板242の上部に設けた通風口249と重ならない位置に、内部に主制御基板を収納した主制御基板収納ケース210が配置され、この主制御基板収納ケース210の下方に、3つのリール110乃至112が配置されている。また、主制御基板には、複数のLEDからなる主基板表示器190が配設されている。主基板表示器190については、図13等を用いて後述するが、主基板表示器190は、遊技に関する情報(エラーや、操作手段の操作状態等)を報知可能な報知手段の一つである。
主制御基板収納ケース210及びリール110乃至112の側方、即ち向って左側の側面板260には、内部に副制御基板を収納した副制御基板収納ケース220が配設してある。また、向かって右側の側面板260には、主制御基板に接続されて、スロットマシン100の情報を外部装置に出力する外部集中端子板248が取り付けられている。
また、本体101の内部には、回転操作により、オン(第二の操作状態。以下、「ON」という場合がある。)とオフ(第一の操作状態。以下、「OFF」という場合がある。)に切り替え可能な設定キースイッチ(操作手段。以下、「設定キーSW」ともいう。図示省略)が設けられている。この設定キーSWは、後述する設定値(本例では設定1~設定6)の設定変更や設定確認を開始するための操作手段である。
また、本体101の内部には、押下操作により、設定変更を行うための操作(設定値変更操作)が可能なリセットスイッチ(以下、「リセットSW」や「リセットボタン」ともいう。)243が設けられている。このリセットSW243は、後述する各種エラーを解消する操作(エラー解消操作)が可能なエラー解除スイッチとしても機能する操作手段である。
これらの設定キーSWとリセットSW243は、前面扉102(扉体)が開放状態(開状態)の場合にのみ操作可能な位置に設けられた操作手段であり、前面扉102(扉体)が閉鎖状態の場合には操作が困難または不能である。換言すれば、遊技店の管理者(店員等)のみが操作可能な操作手段であり、遊技者が操作不能な操作手段である。
また、本体101の内部には、設定値の表示が可能な設定値表示装置101a(図15(b)参照)が設けられている。本例では、設定値表示装置101aを7セグメント表示器で構成している。詳細は後述するが、設定変更の操作が行われた場合には、設定値表示装置101aにおいて、設定値(設定1~設定6のいずれか)が表示されるとともに、スタートレバー135の操作によって設定値が確定すると、設定値は非表示となる。一方、設定確認の操作が行われた場合には、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値を示す数値が表示される。
下面板264には、メダル払出装置180(バケットに溜まったメダルを払出す装置)が配設され、このメダル払出装置180の上方、即ちリール110乃至112の下方には、電源基板を有する電源装置(電力供給手段)252が配設され、電源装置252正面には電源スイッチ(以下、「電源SW」という場合がある。)244を配設している。電源装置(電力供給手段)252は、スロットマシン100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して後述する主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置に供給する。さらには、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えばコンデンサ)を備えている。
メダル払出装置180の右側には、メダル補助収納庫240が配設してあり、この背後にはオーバーフロー端子が配設されている(図示省略)。電源装置252には、電源コード264を接続する電源コード接続部が設けられ、ここに接続された電源コード264が、本体101の背面板242に開設した電源コード用穴262を通して外部に延出している。
前面扉102は、本体101の左側の側面板260にヒンジ装置276を介して蝶着され、本体101に対して開閉可能な扉体である。
本例では、ドアキー孔140(図1参照)に、遊技店の管理者が保有するキーを挿入することで、閉鎖状態でロックされた前面扉102を、開放状態にすることができる。このため、管理者は、前面扉102を解錠する(閉鎖状態から開放状態にする)ことができるが、管理者以外の者(例えば遊技者)は、前面扉102を解錠することはできない。
本体101の右側の側面板260には、投光部と受光部から成る光学式センサ(検出手段。以下、「開閉センサ」ともいう。図示省略)が設けられており、この開閉センサの投光部と受光部の間を、前面扉102に設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。
主制御部300は、後述する主制御タイマ割込み処理のデバイス監視処理において、この開閉センサを含む各種センサ318の状態を監視している。前面扉102が閉鎖状態となり、前面扉102の遮光片が、本体101の開閉センサの投光部からの光を遮光する位置に移動すると、開閉センサは、閉鎖検出状態であることを示す信号(例えばローレベルの信号)を主制御部300に向けて出力する。
一方、前面扉102が開放状態となり、前面扉102の遮光片が、本体101の開閉センサの投光部からの光を遮光しない位置に移動すると、開閉センサは、開放検出状態であることを示す信号(例えばハイレベルの信号)を主制御部300に向けて出力する。
すなわち、開閉センサは、前面扉(扉体)102の開閉状態を検出可能な検出手段であり、前面扉102が閉鎖状態(閉状態)の場合に、検出状態が閉鎖検出状態になり、前面扉102が開放状態(開状態)の場合に、検出状態が開放検出状態になる。
なお、本発明に係る「検出手段」は、光学式センサに限定されず、例えば、磁気センサ、近接スイッチ、マイクロ・スイッチ、ホール素子等であってもよい。また、扉体の開閉に伴って開放検出状態と閉鎖検出状態が必ず切り替わるものに限定されず、扉体が開放状態であっても、検出状態が閉鎖検出状態になることが可能なものであってもよいし、反対に、扉体が閉鎖状態であっても、検出状態が開放検出状態になることが可能なものであってもよい。
ここで、本例に係る開閉センサは、所定の操作が行われることで、前面扉(扉体)102が開放状態であっても、検出状態が閉鎖検出状態になるように構成されている。具体的には、前面扉102が開放状態にある場合に、本体101の開閉センサの投光部と受光部の間に、一定の長さの遮光片を挿入してテープ等で固定し、本体101の開閉センサの投光部からの光を遮光することで、前面扉102が開放状態であっても、開閉センサの検出状態を強制的に閉鎖検出状態にすることができる。
なお、本発明に係る「所定の操作」は、本例に限定されず、例えば、開閉センサを閉鎖検出状態にするDIPスイッチを設け、所定の操作として、このDIPスイッチの操作を行ってもよい。また、検出手段を磁気センサで構成した場合には、磁石を近接させることで、開閉センサの検出状態を閉鎖検出状態にしてもよい。
図柄表示窓113の上部には、演出装置160、および、この演出装置160を制御する演出制御基板(図示省略)、スピーカ272を設けている。図柄表示窓113の下部には、投入されたメダルを選別するためのメダルセレクタ170、このメダルセレクタ170が不正なメダル等をメダル受皿161に落下させる際にメダルが通過する通路266等を設けている。さらに、音孔181に対応する位置にはスピーカ277を設けている。
<制御部>
次に、図3を用いて、スロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の進行を制御する主制御部(メイン制御手段)300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて、主な演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムデータ、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、WDT(ウォッチドックタイマ)314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。
この基本回路302のCPU304は、水晶発振器315bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。さらには、CPU304は、電源が投入されるとROM306の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ312に送信し、カウンタタイマ312は受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU304に送信する。CPU304は、この割込み要求を契機に各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、水晶発振器315bが出力するクロック信号を8MHz、カウンタタイマ312の分周値を1/256、ROM306の分周用のデータを47に設定した場合、割り込みの基準時間は、256×47÷8MHz=1.504msとなる。
主制御部300は、水晶発振器315aが出力するクロック信号を受信する度に0~65535の範囲で数値を導出する乱数値生成回路316(この回路には2つの乱数値生成回路を内蔵しているものとする)と、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路338を備えており、CPU304は、この起動信号出力回路338から起動信号が入力された場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
乱数値生成回路316は、基本回路302で使用する乱数値を生成する。この乱数値生成回路316における乱数値の生成には、大別するとカウンタモードと乱数モードとの2種類の方法がある。カウンタモードでは、所定の時間間隔でカウントアップ(ダウン)する数値を取得して、その数値を乱数値として導出する。乱数モードには、さらに2つの方法がある。乱数モードにおける一つ目の方法は、乱数値の種を用いて所定関数(例えばモジュラス関数)による演算を行い、この演算結果を乱数値として導出する。二つ目の方法は、0~65535の範囲の数値がランダムに配列された乱数テーブルから数値を読み出し、その読み出した数値を乱数値として導出する。乱数値生成回路316では、各種センサ318からセンサ回路320に入力される信号に重畳しているホワイトノイズを利用して不規則な値を取得する。乱数値生成回路316は、こうして取得した値を、カウンタモードでカウントアップ(ダウン)させるカウンタの初期値として用いたり、乱数値の種として用いたり、あるいは乱数テーブルの読み出し開始位置を決定する際に用いる。
また、主制御部300には、センサ回路320を備えており、CPU304は、割り込み時間ごとに各種センサ318(ベットボタン130センサ、ベットボタン131センサ、ベットボタン132センサ、メダル投入口141から投入されたメダルのメダル受付センサ、スタートレバー135センサ、ストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、ストップボタン139センサ、精算ボタン134センサ、メダル払出装置180から払い出されるメダルのメダル払出センサ、リール110の光学式センサ、リール111の光学式センサ、リール112の光学式センサ、開閉センサ、設定キーSWセンサ、リセットSW243センサ等)の状態を監視している。
なお、センサ回路320がスタートレバーセンサのHレベルを検出した場合には、この検出を示す信号を乱数値生成回路316に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路316は、そのタイミングにおける値をラッチし、抽選に使用する乱数値を格納するレジスタに記憶する。
メダル受付センサは、メダル投入口141の内部通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタートレバー135センサは、スタートレバー135内部に2個設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、および、ストップボタン139は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
ベットボタン130センサ、ベットボタン131センサ、および、ベットボタン132センサは、メダル投入ボタン130乃至132のそれぞれに設置されており、RAM308に電子的に貯留されているメダルを遊技への投入メダルとして投入する場合の投入操作を検出する。精算ボタン134センサは、精算ボタン134に設けられている。精算ボタン134が一回押されると、電子的に貯留されているメダルを精算する。メダル払出センサは、メダル払出装置180が払い出すメダルを検出するためのセンサである。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
リール110の光学式センサ、リール111の光学式センサ、および、リール112の光学式センサは、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールフレームに設けた遮光片が通過するたびにLレベルになる。CPU304は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
上述の通り、開閉センサは、前面扉(扉体)102の開閉状態を検出可能なセンサである。前面扉102が閉鎖状態になると、開閉センサは、閉鎖検出状態であることを示す信号(例えばローレベルの信号)をCPU304に向けて出力する。一方、前面扉102が開放状態になると、開閉センサは、開放検出状態であることを示す信号(例えばハイレベルの信号)をCPU304に向けて出力する。
設定キーSWセンサ、および、リセット243SWセンサは、各々のSWに設置されており、遊技店の店員等によるSWの操作を検出する。
主制御部300は、リール装置110乃至112に設けたステッピングモータを駆動する駆動回路322、投入されたメダルを選別するメダルセレクタ170に設けたソレノイドを駆動する駆動回路324、メダル払出装置180に設けたモータを駆動する駆動回路326、各種ランプ336(入賞ライン表示ランプ120、告知ランプ123、遊技メダル投入可能ランプ124、再遊技ランプ122、遊技メダル投入ランプ129は、遊技開始ランプ121、貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、払出枚数表示器127、主基板表示器190)を駆動する駆動回路328を備えている。
また、基本回路302には、情報出力回路334(外部集中端子板248)を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路334を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路652にスロットマシン100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300は、電源装置(電力供給手段)252(図2参照)から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路330を備えており、電圧監視回路330は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースを備えており、第1副制御部400との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、スロットマシン100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主制御部300が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402は、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。ROM406は、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータ等を記憶する。
CPU404は、所定のタイミングでデータバスを介してROM406の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ412に送信する。カウンタタイマ412は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU404に送信する。CPU404は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、第1副制御部400には、音源IC418を設けており、音源IC418に出力インタフェースを介してスピーカ272、277を設けている。音源IC418は、CPU404からの命令に応じてアンプおよびスピーカ272、277から出力する音声の制御を行う。音源IC418には音声データが記憶されたS-ROM(サウンドROM)が接続されており、このROMから取得した音声データをアンプで増幅させてスピーカ272、277から出力する。
また、第1副制御部400には、駆動回路422が設けられ、駆動回路422に入出力インタフェースを介して各種ランプ420(上部ランプ、下部ランプ、サイドランプ144、タイトルパネル162ランプ等)が接続されている。
また、第1副制御部400には、シャッタ163のモータを駆動する駆動回路424を設けており、駆動回路424には出力インタフェースを介してシャッタ163を設けている。この駆動回路424は、CPU404からの命令に応じてシャッタ163に設けたステッピングモータ(図示省略)に駆動信号を出力する。
また、第1副制御部400には、センサ回路426を設けており、センサ回路426には、入力インタフェースを介して、十字ボタン193(十字キー(音量ボタン)193a,OKボタン193b)や演出ボタン156の押下操作を検知可能な各種センサ428(十字ボタン193センサ,演出ボタン156センサ)を接続している。CPU404は、割り込み時間ごとに、十字ボタン193(十字キー(音量ボタン)193a,OKボタン193b)と演出ボタン156センサの状態を監視している。
また、CPU404は、出力インタフェースを介して第2副制御部500へ信号の送受信を行う。第2副制御部500は、液晶表示装置157の表示制御を含む演出装置160の各種制御を行う。なお、第2副制御部500は、例えば、液晶表示装置157の表示の制御を行う制御部、各種演出用駆動装置の制御を行う制御部(例えば、シャッタ163のモータ駆動を制御する制御部)とするなど、複数の制御部で構成するようにしてもよい。
第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、この基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。ROM506は、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等を記憶する。
CPU504は、所定のタイミングでデータバスを介してROM506の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ512に送信する。カウンタタイマ512は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU504に送信する。CPU504は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、第2副制御部500には、VDP516(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)を設けており、このVDP516には、バスを介してROM506、VRAM518が接続されている。VDP516は、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出し、VRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成し、演出画像表示装置157に画像を表示する。
また、第2副制御部500には、センサ回路532を設けており、センサ回路532には、入力インタフェースを介して、シャッタ163の位置を検知可能なシャッタセンサ538を接続している。CPU404は、割り込み時間ごとにシャッタセンサ538の状態を監視している。
<図柄配列>
図4(a)を用いて、上述の各リール110乃至112に施される図柄配列について説明する。なお、同図は、各リール(左リール110、中リール111、右リール112)に施される図柄の配列を平面的に展開して示した図である。
各リール110乃至112には、同図の右側に示す複数種類(本実施形態では8種類)の図柄が所定コマ数(本実施形態では、番号0~20の21コマ)だけ配置されている。また、同図の左端に示した番号0~20は、各リール110乃至112上の図柄の配置位置を示す番号である。例えば、本実施形態では、左リール110の番号1のコマには「リプレイ」の図柄、中リール111の番号0のコマには「ベル」の図柄、右リール112の番号2のコマには「スイカ」の図柄、がそれぞれ配置されている。
<入賞役の種類>
次に、図4(b)を用いて、スロットマシン100の入賞役の種類について説明する。なお、同図は入賞役(作動役を含む)の種類、各入賞役に対応する図柄組合せ、各入賞役の作動または払出を示している。
本実施形態における入賞役のうち、ビッグボーナス(BB1、BB2)および、レギュラーボーナス(RB)はボーナス遊技に移行する役として、また、再遊技(リプレイ)は新たにメダルを投入することなく再遊技が可能となる役として、それぞれ入賞役とは区別され「作動役」と呼ばれる場合があるが、本実施形態における「入賞役」には、作動役である、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、再遊技が含まれる。また、本実施形態における「入賞」には、メダルの配当を伴わない(メダルの払い出しを伴わない)作動役の図柄組合せが有効ライン上に表示される場合も含まれ、例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、再遊技への入賞が含まれる。
スロットマシン100の入賞役には、ビッグボーナス(BB1、BB2)と、レギュラーボーナス(RB)と、小役(チェリー、スイカ、ベル)と、再遊技役(リプレイ)がある。なお、入賞役の種類は、これに限定されるものではなく、任意に採用できることは言うまでもない。
「ビッグボーナス(BB1、BB2)」(以下、単に、「BB」と称する場合がある)は、入賞により特別遊技であるビッグボーナス遊技(BB遊技)が開始される特別役(作動役)である。対応する図柄組合せは、BB1が「白7-白7-白7」、BB2が「青7-青7-青7」である。また、BB1、BB2についてはフラグ持越しを行う。すなわち、BB1、BB2に内部当選すると、これを示すフラグが立つ(主制御部300のRAM308の所定のエリア内に記憶される)が、その遊技においてBB1、BB2に入賞しなかったとしても、入賞するまで内部当選を示すフラグが立った状態が維持され、次遊技以降でもBB1、BB2に内部当選中となり、BB1に対応する図柄組み合わせ「白7-白7-白7」、BB2に対応する図柄組み合わせ「青7-青7-青7」が、揃って入賞する状態にある。
「レギュラーボーナス(RB)」は、入賞によりレギュラーボーナス遊技(RB遊技)が開始される特殊役(作動役)である。対応する図柄組合せは、「ボーナス-ボーナス-ボーナス」である。なお、RBについても上述のBBと同様にフラグ持越しを行う。但し、(詳細は後述するが)ビッグボーナス遊技(BB遊技)においては、レギュラーボーナス遊技(RB遊技)が内部当選することや、図柄組み合わせが入賞ライン上に表示されること、を開始条件とせずに、ビッグボーナス遊技の開始後からレギュラーボーナス遊技を開始し、1回のレギュラーボーナス遊技を終了した場合には次のレギュラーボーナス遊技をすぐに開始するような自動的にレギュラーボーナス遊技を開始させる設定としてもよい。
「小役(チェリー、スイカ、ベル)」(以下、単に、「チェリー」、「スイカ」、「ベル」と称する場合がある)は、入賞により所定数のメダルが払い出される入賞役で、対応する図柄組合せは、チェリーが「チェリー-ANY-ANY」、スイカが「スイカ-スイカ-スイカ」、ベルが「ベル-ベル-ベル」である。また、対応する払出枚数は同図に示す通りである。なお、「チェリー-ANY-ANY」の場合、左リール110の図柄が「チェリー」であればよく、中リール111と右リール112の図柄はどの図柄でもよい。
「再遊技役(リプレイ)」は、入賞により次回の遊技でメダル(遊技媒体)の投入を行うことなく遊技を行うことができる入賞役(作動役)であり、メダルの払出は行われない。なお、対応する図柄組合せは、「リプレイ-リプレイ-リプレイ」である。
<RT系の遊技状態の種類>
次に、スロットマシン100におけるRT系の遊技状態の種類および変遷について説明する。
<再遊技低確率状態(RT1)>
再遊技低確率状態(RT1)は、スロットマシン100の電源投入直後等に最初に設定されるデフォルトのRT系の遊技状態(以下、「通常遊技状態」ともいう。)であって、遊技者にとって他の遊技状態よりも相対的に不利な遊技状態である。
本例では、この再遊技低確率状態(RT1)において、再遊技役2(昇格リプレイ1)または再遊技役3(昇格リプレイ2)に入賞した場合に、後述する再遊技高確率状態(RT2)に移行する。また、この再遊技低確率状態(RT1)において、特別役に内部当選した場合に、後述する特別役内部当選状態(RT3)に移行する。
<再遊技高確率状態(RT2)>
再遊技高確率状態は、再遊技の内部当選確率が再遊技低確率状態(RT1)よりも高い遊技状態である。
本例では、この再遊技高確率状態(RT2)において、特別役に内部当選した場合に、後述する特別役内部当選状態(RT3)に移行する。
<特別役内部当選状態(RT3)>
特別役内部当選状態(RT3)は、特別役に対応する内部当選フラグがオンに設定された状態であり、遊技者が所定のタイミングで停止操作をすることで、このフラグに対応する特別役に対応する図柄組み合わせを表示させることができる遊技状態である。
本例では、この特別役内部当選状態(RT3)において、特別役に入賞した場合に、後述する特別遊技状態(RT4)に移行する。
<特別遊技状態(RT4)>
特別遊技状態(RT4)は、全ての遊技状態中で最も遊技者に有利な遊技状態である。本例では、特別遊技状態(RT4)において、規定枚数(例えば200枚)が払い出された場合に再遊技低確率状態(RT1)に移行する。
なお、本例では、特別遊技状態(RT4)の終了条件は、特に限定されず、例えば、所定役に内部当選した場合や、所定回数(例えば、8回)の入賞があった場合や、所定回数(例えば、6回)の遊技が行われた場合であってもよい。
<主制御部メイン処理>
まず、図5を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)338を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部メイン処理を実行する。
電源投入が行われると、まず、ステップS101で各種の初期設定処理を行う。詳細は後述するが、この初期設定処理では、初期設定、設定変更、復帰処理等に関する処理等を行う。
ステップS102では、メダル投入・スタート操作受付処理を実行する。ここではベットボタン130~132による電子的なメダル投入操作、または、メダル投入口141からの直接的なメダル投入操作があったか否かをセンサ回路320による検出によって判定し、投入操作があった場合には、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。また、第1副制御部400に対してメダルが投入されたことを示すメダル投入コマンドを送信する準備を行う。なお、前回の遊技で再遊技役に入賞した場合は、前回の遊技で投入されたメダル枚数と同じ数のメダルを投入する処理を行うので、遊技者によるメダルの投入が不要となる。
また、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックをセンサ回路320の検出に基づいて行い、スタート操作されたと判断した場合は、投入されたメダル枚数を確定するとともに、第1副制御部400に対してスタートレバー135が操作されたことを示すスタートレバー受付コマンドを送信する準備を行う。
ステップS103では、投入されたメダル枚数を確定し、有効な入賞ラインを確定する入賞ライン確定処理を行う。
ステップS104では、乱数発生回路316で発生させた乱数を取得する乱数取得処理を行い、次のステップS105では、入賞役内部抽選処理を行う。この入賞役内部抽選処理では、現在の遊技状態に応じてROM306に格納されている入賞役抽選テーブルを読み出し、これと取得した乱数値とを用いて内部抽選を行うとともに、この内部抽選の結果を示す内部抽選コマンドを第1副制御部400へ送信するための準備を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役(作動役を含む)に内部当選した場合、その入賞役のフラグがオンになる。
ステップS106では、入賞役内部抽選処理の内部抽選結果に基づき、リール停止データを選択するリール停止データ選択処理を行う。なお、このリール停止データは、主制御部300のROM306内に記憶されている。また、ステップS106では、選択されたリール停止データに関する情報を含んだリール停止データコマンドを第1副制御部400に送信する準備を行う。ステップS107では、リール回転開始処理が実行され、全リール110~112の回転を開始させる。
ステップS108では、リール停止制御処理を行う。リール停止制御処理では、ストップボタン137~139の受け付けが可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリールを停止させるために、リール停止データの停止テーブルを参照し、停止テーブルに設定された引込みコマ数に従ってリール110~112の何れかを停止させる。全リール110~112が停止するとステップS109へ進む。
なお、このステップS108では、各停止操作に対しては停止操作したストップボタン137~139に関する停止ボタン受付コマンド(詳しくは、第1停止操作に対しては、停止ボタン受付1コマンド、第2停止操作に対しては、停止ボタン受付2コマンド、第3停止操作に対しては、停止ボタン受付3コマンド)を第1副制御部400に送信する準備を行い、各リールの停止に対しては、リールの停止位置に関するリール停止コマンド(詳しくは、第1停止リールに対しては、リール停止1コマンド、第2停止操作に対しては、リール停止2コマンド、第3停止操作に対しては、リール停止3コマンド)を第1副制御部400に送信する準備を行う。
ステップS109では、入賞判定を行う入賞判定処理を行う。この入賞判定処理では、有効化された入賞ライン114上に、何らかの入賞役に対応する図柄組み合わせが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン上に「ベル-ベル-ベル」が揃っていたならば小役(ベル)に入賞したと判定される。また、このステップS109では、入賞判定の結果を示す入賞判定コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。
ステップS110では、メダル払出処理を行う。メダル払出処理では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを入賞ライン数に応じて払い出す。
ステップS111では、遊技状態制御処理を行う。この遊技状態制御処理では、RT系の各遊技状態の移行に関する処理を行い、それらの開始条件又は終了条件の成立により、遊技状態を移行させる。また、現在のRT系の遊技状態を示す情報を含む遊技状態コマンドを送信するための準備を行う。
以上により一遊技が終了する。以降、ステップS102へ戻って上述した処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。なお、上記各ステップで準備された各種コマンドは、後述する主制御部タイマ割込処理のコマンド設定送信処理(ステップS206)において送信される。
<初期設定処理>
次に、図6を用いて、図5を用いて説明した主制御部メイン処理における初期設定処理(ステップS101)について説明する。なお、同図は初期設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、起動時初期設定を行う。この起動時初期設定では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込禁止の設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。
ステップS202では、RAM308に異常があるか無いかを判定し、異常がある場合にはステップS207に進んで初期化処理を実行し、異常が無い場合にはステップS203に進む。
ステップS203では、前面扉102が開放状態(扉開放中)であるか否かを判定し、扉開放中の場合にはステップS204に進み、扉開放中でない場合にはステップS205に進んで復帰処理を実行する。また、ステップS204では、設定キーSWがONかOFFかを判定し、ONの場合にはステップS206に進んで設定変更処理を実行し、OFFの場合にはステップS205に進んで復帰処理を実行する。
ステップS205の復帰処理では、スロットマシン100を電断前の状態に復帰させる処理(例えば、主制御部タイマ割込み処理のステップS411の電断処理において、RAM308に退避した復帰データの復帰等)を実行した後に、初期設定処理を終了する。
ステップS206では、設定変更処理を行った後に、ステップS207に進む。詳細は後述するが、この設定変更処理では、設定変更に関する処理等を行う。
ステップS207では、初期化処理を行う。この初期化処理では、RAM308のデータを初期化する処理(RAMクリア)等を実行した後に、初期設定処理を終了する。
<設定変更処理>
次に、図7を用いて、図6を用いて説明した初期設定処理における設定変更処理(ステップS206)について説明する。なお、同図は設定変更処理の流れを示すフローチャートである。
スロットマシン100は、前面扉(扉体)102を開放し、本体101の内部に設けられた設定キーSWをオン(第二の操作状態)にする操作が行われた状態で電源を投入した場合(または、電源の投入後、所定時間が経過する前(主制御部300が設定キーSWのオン・オフの状態を確認する前)に設定キーSWをオンにした場合)に、設定値の変更(設定変更)が可能な状態(設定変更モード)に移行可能である。
ステップS301では、RAM308のデータを初期化する処理(RAMクリア)を行い、次のステップS302では、設定変更を開始することを示す設定変更開始コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。第1副制御部400は、この設定変更開始コマンドを主制御部300から受信した場合に、管理者用画面の表示を開始する処理を実行する。
ステップS303では、割込みステータスを設定変更中に設定する。これにより、後述する主制御部タイマ割込処理のステップS404の各種遊技処理では、設定変更中に応じた処理が実行される。
ステップS304では、設定値表示装置101aを用いて現在の設定値を表示し、例えば、現在の設定値が設定6であれば、設定6を示す数字の6を表示する。ステップS305では、リセットSW243の操作があったか否かを判定し、操作があった場合には、現在の設定値を変更し、操作が無い場合には、ステップS307においてスタートレバー135の操作を受け付けるまで、ステップS305の処理を繰り返し実行する。
より具体的には、ステップS305~S307の処理では、リセットSW243の操作を1回検出する毎に、現在設定されている設定値1~6に対して1ずつ加算更新し、設定値が6を超えると1に戻すことを繰り返して実行することで、設定値を変更する。また、ステップS307において、スタートレバー135の操作があったと判定した場合には、リセットSW243による設定値の変更操作を終了して、ステップS308に進む。
なお、リセットSW243の押下操作を行わずにスタートレバー135の操作を実行した場合や、リセットSW243の押下操作を繰り返すことにより設定値が1周(例えば、設定5→設定6→設定1→…→設定5)してスタートレバー135の操作を実行した場合には、前回の設定と同じ設定となる。
ステップS308では、設定値表示装置101aに表示されている設定値を、新たな設定値としてRAM308に記憶し(設定値を確定し)、次のステップS309では、設定値表示装置101aの表示を消去し、設定値を非表示にする。
なお、本例では、スタートレバー135の操作を受け付けた場合に、設定値を確定するように構成したが、前面扉102が開放状態であるか否かの判定処理を加え、前面扉102が開放状態の場合にのみ、設定値を確定するように構成してもよい。この場合、前面扉102が閉鎖状態の場合には設定値を確定することはできないが、管理者用画面の表示を継続してもよい。
ステップS310では、設定キーSWがOFFかONかを判定し、ONの場合には、ステップS310の処理を繰り返し実行し、OFFの場合には、設定変更を終了すべく、ステップS311に進む。ステップS311では、設定変更を終了することを示す設定変更終了コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。第1副制御部400は、この設定変更終了コマンドを主制御部300から受信した場合に、管理者用画面の表示を終了する処理を実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図8を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS401では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップS402では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS403では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種センサ318のセンサ回路320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ318ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。ステップS404では、各種遊技処理が実行され、割込みステータスに応じた処理が実行される。ステップS405では、タイマ更新処理を行う。より具体的には、各種タイマをそれぞれの時間単位により更新する。
ステップS406では、コマンド設定送信処理を行い、送信準備されていた各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS407では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路334を介してスロットマシン100とは別体の情報入力回路652に出力する。
ステップS408では、デバイス監視処理を行う。詳細は後述するが、このデバイス監視処理では、設定値確認処理、扉開放監視処理、精算処理等を行う。
ステップS409では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS411に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS410に進む。
ステップS410では、タイマ割込終了処理を終了する各種処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS401で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定する処理等を行い、主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS411では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、主制御部メイン処理に復帰する。
<デバイス監視処理>
次に、図9を用いて、図8を用いて説明した主制御部タイマ割込み処理におけるデバイス監視処理(ステップS408)について説明する。なお、同図はデバイス監視処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501では、設定値確認処理を行った後にステップS502に進む。この設定値確認処理では、設定確認に関する処理を行う。
スロットマシン100は、前面扉(扉体)102を開放し、電源を投入した後に、本体101の内部に設けられた設定キーSWをオン(第二の操作状態)にする操作が行われた場合に、設定値の確認(設定確認)が可能な状態(設定確認モード)に移行可能である。
ここで、設定確認とは、遊技台の設定値を確認することをいい、本例では、操作手段(設定スイッチ)による押下操作によって、初期設定された設定値(例えば、設定1)、または、設定変更によって設定された設定値(設定1~設定6のいずれか)を払出枚数表示器127に表示することで、設定値を確認することが可能である。
また、設定確認モードにおいて、設定キーSWをオフ(第一の操作状態)にする操作が行われ(または、設定キーSWをオフにする操作が行われた後に設定キーSWが抜かれ)、前面扉102が閉鎖されると、設定値が確認可能な状態(設定確認モード)が終了し、遊技の進行が可能な遊技可能状態(通常遊技状態)に移行する。
ステップS502では、扉開放監視処理を行う。主制御部300は、扉開放監視処理(判定手段)において、開閉センサの状態を監視し、閉鎖検出状態であることを示す信号を検知すると、前面扉102の閉鎖(閉状態)を検知したことを示す閉鎖検知情報をRAM308に記憶するとともに、前面扉102の閉鎖を検知したことを示す扉閉鎖検知コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。第1副制御部400は、この扉閉鎖検知コマンドを主制御部300から受信した場合に、前面扉102の閉鎖を検知したことを示す閉鎖検知情報(本例では、「閉鎖」を示す情報と、閉鎖の日時)をRAM408に時系列で履歴情報として記憶する。
一方、主制御部300は、扉開放監視処理において、開閉センサの状態を監視し、開放検出状態であることを示す信号を検知すると、前面扉102の開放(開状態)を検知したことを示す開放検知情報をRAM308に記憶するとともに、前面扉102の開放を検知したことを示す扉開放検知コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。第1副制御部400は、この扉開放検知コマンドを主制御部300から受信した場合に、前面扉102の開放を検知したことを示す開放検知情報(本例では、「開放」を示す情報と、開放の日時)をRAM408に時系列で履歴情報として記憶するとともに、扉開放報知を行う。
扉開放報知については後述するが、本例では、前面扉102が扉体開放状態になった場合に、発光体(各種ランプ420等)を開放発光態様で発光し、音出力手段(スピーカ272,277)から開放音(例えば、「扉開放中です」という音声)を出力する。なお、扉開放報知の態様は特に限定されず、例えば、液晶表示装置157の表示領域に「扉開放中です」という文字列を表示してもよい。
ステップS503では、精算処理を行った後に、ステップS504に進む。この精算処理では、主制御部300は、精算ボタン134の有効期間(例えば、遊技が開始可能となってからスタートレバー135の操作を受け付けるまでの期間)において、精算ボタン134センサの状態を監視し、精算ボタン134が操作されたことを示す信号を検知すると、電子的に貯留されているメダルを精算する処理を行うとともに、メダルを精算する処理を実行したことを示す精算コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。
ステップS504では、その他のデバイス監視処理を行った後に、デバイス監視処理を終了する。その他のデバイス監視処理では、エラー報知開始処理、エラー報知終了処理等を行う。
ここで、本実施形態に係るスロットマシン100において発生し得るエラーとしては、ドアオープンエラー(扉開放エラー)、ホッパーエンプティエラー、メダル投入異常1(メダルセレクターエラー)、メダル投入異常2~4、メダル払出異常1~3、オーバーフロー異常、RAM不良、入賞異常等が挙げられる。
ドアオープンエラー(扉開放エラー)は、遊技台の扉開放を報知するエラーであり、前面扉102が開けられた場合に発生し(エラー検知状態となり)、前面扉102が閉められた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。
上述の通り、主制御部300は、扉開放監視処理において、開閉センサの状態を監視し、閉鎖検出状態であることを示す信号を検知すると、扉閉鎖検知コマンドを第1副制御部400に送信し、第1副制御部400は、閉鎖検知情報(本例では、「閉鎖」を示す情報と、閉鎖の日時)をRAM408に時系列で履歴情報として記憶する一方で、開放検出状態であることを示す信号を検知すると、扉開放検知コマンドを第1副制御部400に送信し、第1副制御部400は、開放検知情報(本例では、「開放」を示す情報と、開放の日時)をRAM408に時系列で履歴情報として記憶するとともに、扉開放報知を行う。
ホッパーエンプティエラーは、メダルの払出に関する払出エラーであり、本体101の内部に収容されたホッパーに貯留されたメダルの枚数が規定枚数以下になった場合に発生し(エラー検知状態となり)、規定枚数以上のメダルをホッパーに補充することで解消する(エラー非検知状態となる)。
メダル投入異常1(メダルセレクターエラー)は、投入されたメダルがメダルセレクタ等に滞留した場合に発生し(エラー検知状態となり)、エラー原因を除去した後、エラー解除スイッチ(本例では、リセットSW243)の操作を受け付けた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。メダル投入異常2は、メダル投入枚数が規定枚数以上の場合に発生し(エラー検知状態となり)、設定値変更またはRAMクリアにより解消する(エラー非検知状態となる)。
メダル投入異常3は、メダル投入処理中以外に投入センサ1または投入センサ2のいずれかがオンになった場合に発生し(エラー検知状態となり)、メダル投入異常4は、投入されたメダルが投入センサ1および投入センサ2を正常に通過しなかった場合に発生し(エラー検知状態となり)、エラー原因を除去した後、エラー解除スイッチ(本例では、リセットSW243)の操作を受け付けた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。
メダル払出異常1は、メダル払出装置の駆動時に一定時間、メダルの払出が無い場合に発生し(エラー検知状態となり)、メダル払出異常2は、メダル払出装置の駆動時にメダルが滞留した場合に発生し(エラー検知状態となり)、メダル払出異常3は、メダル払出処理中以外に払出センサ1または払出センサ2のいずれかがオンになった場合に発生し(エラー検知状態となり)、いずれも、エラー原因を除去した後、エラー解除スイッチ(本例では、リセットSW243)の操作を受け付けた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。
オーバーフロー異常は、メダル補助収容庫のオーバーフロー端子がオン状態になった場合に発生し(エラー検知状態となり)、エラー原因を除去した後、エラー解除スイッチ(本例では、リセットSW243)の操作を受け付けた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。RAM不良は、RAMの確認により異常が検出された場合に発生し(エラー検知状態となり)、エラー解除スイッチ(本例では、リセットSW243)の操作を受け付けた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。入賞異常は、リール110~112の停止後に、内部抽選により確定した入賞と異なる入賞図柄が入賞した場合に発生し(エラー検知状態となり)、エラー解除スイッチ(本例では、リセットSW243)の操作を受け付けた場合に解消する(エラー非検知状態となる)。
なお、本発明に係る遊技台は、スロットマシンに限定されず、パチンコ機に適用することもできる。ぱちんこ機において発生し得るエラーとしては、例えば、下受け皿満タンエラー、払出装置エラー、払出超過エラー、不正払出エラー、主制御部通信エラー、磁気異常エラー、磁界異常エラー、枠開放エラー、RAMクリアエラー、衝撃センサエラー等が挙げられ、これらのエラーも、エラー原因を除去した後、エラー解除スイッチの操作を受け付けた場合に解消する。
主制御部300は、いずれかのエラーを検出した場合に、割込みステータスをエラー検知状態に設定した後、払出枚数表示器127に、エラーに対応するエラーコードを表示するとともに、検知したエラーに対応するエラーコマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。第1副制御部400は、このエラーコマンドを主制御部300から受信した場合に、エラー報知を開始する処理を実行する。
例えば、セレクターエラーが発生した場合には、表示手段(液晶表示装置157)の表示領域に、「セレクターエラー発生!!」という文字列の表示と、「遊技店員をお呼びください。」という文字列を表示し、発光体(各種ランプ420等)をエラー発光態様で発光し、音出力手段(スピーカ272,277)から、エラー音(「エラーが発生しました。遊技店員をお呼びください」といった音声)を出力する。なお、エラー報知の態様は、特に限定されず、例えば、可動手段(リール110~112)の動きによってエラー報知を行ってもよい。
また、主制御部300は、エラー報知終了条件が成立した場合(例えば、エラーを解除する操作(本例では、リセットSW243をONにする操作)を受け付けた場合)には、割込みステータスに記憶したエラー検知状態を消去した後、エラー報知終了処理を実行する。このエラー報知終了処理では、主制御部300は、払出枚数表示器127に表示していたエラーコードを消去するとともに、解消したエラーに対応するエラー解消コマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。第1副制御部400は、このエラー解消コマンドを主制御部300から受信した場合に、実行中のエラー報知を終了する処理を実行する。
<ボタン押下状態での復電>
次に、図10を用いて、ボタン押下状態での復電について説明する。
図10(a)は、電源投入時の各ボタンの制御状態を示した図であり、同図(b)は、電源投入時(エラー検知状態)の各ボタンの制御状態を示した図であり、同図(c)は、設定変更を伴う電源投入時の各ボタンの制御状態を示した図である。
スロットマシン100では、第一の操作手段が操作されていない状態で電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該第一の操作手段が操作されている状態で電断から復帰して該第一の操作手段の操作が有効化される状態になったとしても、該第一の操作手段の操作に対する制御を実行しないが、第二の操作手段が操作されていない状態で電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該第二の操作手段が操作されている状態で電断から復帰して該第二の操作手段の操作が有効化される状態になると、該第二の操作手段の操作に対する制御を実行するように構成している。
以下、「第一の操作手段の操作に対する制御を実行しない」ことを、「無効」という場合があり、「第一の操作手段」を、「無効ボタン」という場合がある。また、「第二の操作手段の操作に対する制御を実行する」ことを、「有効」という場合がある。「第二の操作手段」を、「有効ボタン」という場合がある。
<ボタン押下状態での復電/MAXベットボタン>
図1を用いて説明したMAXベットボタン132は、図10(a)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)の一つであり、本例では、主制御部300によって制御される。
本例では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、MAXベットボタン132(第二の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰してMAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を3枚分投入する処理)を実行する。
一方、主制御部300は、ベットボタン132センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態に該当する場合には、図10(b)に示す電源投入時(エラー検知状態)の各ボタンの制御状態に従って、MAXベットボタン132の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。また、主制御部300は、ベットボタン132センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスが設定変更中に該当する場合(設定変更を伴う電源投入が行われた場合)には、図10(c)に示す設定変更を伴う電源投入時の各ボタンの制御状態に従って、MAXベットボタン132の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
<ボタン押下状態での復電/1枚ベットボタン>
図1を用いて説明した1枚ベットボタン130は、図10(a)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)の一つであり、本例では、主制御部300によって制御される。
本例では、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン130センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を1枚分投入する処理)を実行する。
一方、主制御部300は、ベットボタン130センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態に該当する場合には、図10(b)に示す電源投入時(エラー検知状態)の各ボタンの制御状態に従って、1枚ベットボタン130の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。また、主制御部300は、ベットボタン130センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスが設定変更中に該当する場合(設定変更を伴う電源投入が行われた場合)には、図10(c)に示す設定変更を伴う電源投入時の各ボタンの制御状態に従って、1枚ベットボタン130の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
<ボタン押下状態での復電/2枚ベットボタン>
なお、本例では、3種類のベットボタン130~132のうち、MAXベットボタン132と1枚ベットボタン130を、有効ボタン(第二の操作手段)としたが、2枚ベットボタン131を、有効ボタン(第二の操作手段)に加えてもよい。
この場合、2枚ベットボタン131(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、2枚ベットボタン131(第二の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して2枚ベットボタン131(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン131センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、2枚ベットボタン131(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を2枚分投入する処理)を実行する。
一方、主制御部300は、ベットボタン131センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態に該当する場合、または、ベットボタン131センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスが設定変更中に該当する場合(設定変更を伴う電源投入が行われた場合)には、2枚ベットボタン131の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
また、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、および、2枚ベットボタン131の少なくとも一つのボタンが、無効ボタン(第一の操作手段)であってもよい。
<ボタン押下状態での復電/精算ボタン>
図1を用いて説明した精算ボタン134は、図10(a)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)の一つであり、本例では、主制御部300によって制御される。
本例では、精算ボタン134(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、精算ボタン134(第二の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して精算ボタン134(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300の精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、精算ボタン134(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を精算(払い出し)する処理)を実行する。
一方、主制御部300は、精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態に該当する場合には、図10(b)に示す電源投入時(エラー検知状態)の各ボタンの制御状態に従って、精算ボタン134の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。また、主制御部300は、精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスが設定変更中(設定変更を伴う電源投入が行われた場合)に該当する場合には、図10(c)に示す設定変更を伴う電源投入時の各ボタンの制御状態に従って、精算ボタン134の操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
<ボタン押下状態での復電/スタートレバー>
図1を用いて説明したスタートレバー135は、図10(a)~同図(c)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)の一つであり、本例では、主制御部300によって制御される。
本例では、スタートレバー135(第一の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、スタートレバー135(第一の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰してスタートレバー135(第一の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンである状態)になったとしても、主制御部300は、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、全リール110~112の回転を開始させるリール回転開始処理)を実行しない。
<ボタン押下状態での復電/停止ボタン>
図1を用いて説明した停止ボタン(ストップボタン)137~139は、図10(a)~同図(b)に示すように、状況に応じて、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)となる場合と、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)となる場合がある有効/無効ボタン(第一の操作手段または第二の操作手段)の一つであり、本例では、主制御部300によって制御される。
本例では、複数の停止ボタン(停止操作手段)137~139が操作されることによって複数のリール110~112が第一の停止態様で停止され、且つ、複数の停止ボタン(停止操作手段)137~139のうちの最後に操作された停止ボタン(停止操作手段)が操作されている状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、該最後に操作された停止ボタン(停止操作手段)の操作が継続されている状態で電断から復帰しても、演出手段による該第一の停止態様に応じた入賞演出を実行しないが、該最後に操作された停止ボタン(停止操作手段)が操作されていない状態になると、停止ボタン137~139は、有効ボタン(第二の操作手段)として機能し、演出手段による該第一の停止態様に応じた入賞演出を実行する。
一方、複数のリール110~112のうちの少なくとも一つのリールが回転し、且つ、複数の停止ボタン(停止操作手段)137~139が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、停止ボタン(停止操作手段)137~139が操作されている状態で電断から復帰して該停止操作手段の操作が有効化される状態になったとしても、停止ボタン(停止操作手段)137~139は、無効ボタン(第一の操作手段)として機能し、停止ボタン137~139(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、操作が行われた停止ボタン137~139に対応するリール110~112を停止させるリール停止制御処理)を実行しない。
本例によれば、停止操作手段の操作の状況に応じて、当該操作に対する制御を変化させることができ、誤操作によって遊技者が不利益を被る恐れがあるリールの停止制御は復電時には無効とすることで、誤操作による不利益を被ることを防止することができる一方で、復電時の入賞演出の保留制御を有効にし、最後に操作された停止操作手段の操作が継続している間は入賞演出を実行しないことで、入賞演出の見逃しを防止することができ、遊技者の満足度高めることができる。
<ボタン押下状態での復電/リセットボタン>
図2を用いて説明したリセットボタン(リセットSW)243は、状況に応じて、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)となる場合と、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)となる場合がある有効/無効ボタン(第一の操作手段または第二の操作手段)の一つであり、本例では、主制御部300によって制御される。
本例では、リセットボタン243が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、リセットボタン243が操作されている状態で電断から復帰してリセットボタン243の操作が有効化される状態(本例では、設定変更を伴う電源投入で電断から復帰してリセットSW243センサの検出信号の状態がオンになった状態)になったとしても、リセットボタン243は、無効ボタン(第一の操作手段)として機能し、主制御部300は、リセットボタン243(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、設定値変更操作やエラー解消操作に対応する処理)を実行しない。
一方、リセットボタン243が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、リセットボタン243が操作されている状態で電断から復帰してリセットボタン243の操作が有効化される状態(本例では、エラー検知状態で電断から復帰してリセットSW243センサの検出信号の状態がオンになった状態)になると、リセットボタン243は、有効ボタン(第二の操作手段)として機能し、主制御部300は、リセットボタン243(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を実行する。
本例によれば、リセットボタンの操作の状況に応じて、当該操作に対する制御を変化させることができ、例えば、設定値の変更については、復電時に設定値の変更を行ってしまうと、それまで設定していた設定値がわからなくなってしまう恐れがあるので、設定値変更操作に基づく制御を行わないようにする一方で、エラー解除については、エラーの原因が解消していなければエラー解除はできないので、復電時にエラーの原因が解消できていれば、エラー解消操作に基づく制御を行うことで、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
<ボタン押下状態での復電/演出ボタン>
図1を用いて説明した演出ボタン156は、図10(a)~同図(c)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)の一つであり、本例では、第1副制御部400によって制御される。
本例では、演出ボタン156(第一の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、演出ボタン156(第一の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して演出ボタン156(第一の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、第1副制御部400の演出ボタン156センサの検出信号の状態がオンである状態)になったとしても、第1副制御部400は、演出ボタン156(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、各種演出において、遊技者の操作に応じて演出を行う処理)を実行しない。
<ボタン押下状態での復電/音量ボタン>
図1を用いて説明した音量ボタン(十字キー)193aは、図10(a)~同図(c)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)の一つであり、本例では、第1副制御部400によって制御される。
本例では、音量ボタン193a(第一の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、音量ボタン193a(第一の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して音量ボタン193a(第一の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、第1副制御部400の十字ボタン193センサの検出信号の状態がオンである状態)になったとしても、第1副制御部400は、音量ボタン193a(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、音量の調整を行う処理)を実行しない。
<電源投入時の有効ボタン(第二の操作手段)の同時操作>
次に、図11(a)を用いて、電源投入時の有効ボタン(第二の操作手段)の同時操作について説明する。
図11(a)は、電源投入時の有効ボタン(第二の操作手段)が同時操作された場合の制御の一例を示した図である。
上述の通り、スロットマシン100は、有効ボタン(第二の操作手段)として、少なくとも、MAXベットボタン132と、1枚ベットボタン130と、精算ボタン134を備える。
本例では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と1枚ベットボタン130(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と1枚ベットボタン130(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰してMAXベットボタン132(第二の操作手段)と1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサとベットボタン130センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を3枚分投入する処理)を優先して実行し、1枚ベットボタン130に対する制御は実行しない(MAXベットボタン優先)。
また、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰してMAXベットボタン132(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサと精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を3枚分投入する処理)を優先して実行し、精算ボタン134に対する制御は実行しない(MAXベットボタン優先)。
また、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰して1枚ベットボタン130(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン130センサと精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になると、主制御部300は、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を1枚分投入する処理)を優先して実行し、精算ボタン134に対する制御は実行しない(1枚ベットボタン優先)。
<電源投入時(エラー検知状態)の有効ボタン(第二の操作手段)の同時操作>
次に、図11(b)を用いて、電源投入時(エラー検知状態)の有効ボタン(第二の操作手段)の同時操作について説明する。
図11(b)は、電源投入時(エラー検知状態)の有効ボタン(第二の操作手段)が同時操作された場合の制御の一例を示した図である。
上述の通り、スロットマシン100は、有効ボタン(第二の操作手段)として、少なくとも、MAXベットボタン132と、1枚ベットボタン130と、精算ボタン134を備えるとともに、無効ボタン(第一の操作手段)として、少なくとも、リセットボタン(リセットSW)243を備える。
本例では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と1枚ベットボタン130(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と1枚ベットボタン130(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰したが、割込みステータスがエラー検知状態である場合には、主制御部300は、MAXベットボタン132の操作と1枚ベットボタン130の操作をいずれも無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
また、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、MAXベットボタン132(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰したが、割込みステータスがエラー検知状態である場合には、主制御部300は、MAXベットボタン132の操作と精算ボタン134の操作をいずれも無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、MAXベットボタン132(第二の操作手段)とリセットボタン243(第一の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、MAXベットボタン132(第二の操作手段)とリセットボタン243(第一の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰したが、割込みステータスがエラー検知状態である場合には、リセットボタン243(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を優先して実行し、MAXベットボタン132に対する制御は実行しない(リセットボタン優先)。
また、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)と精算ボタン134(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰したが、割込みステータスがエラー検知状態である場合には、主制御部300は、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作と精算ボタン134(第二の操作手段)の操作をいずれも無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)とリセットボタン243(第一の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)とリセットボタン243(第一の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰したが、割込みステータスがエラー検知状態である場合には、リセットボタン243(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を優先して実行し、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)に対する制御は実行しない(リセットボタン優先)。
また、精算ボタン134(第二の操作手段)とリセットボタン243(第一の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、精算ボタン134(第二の操作手段)とリセットボタン243(第一の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰したが、割込みステータスがエラー検知状態である場合には、リセットボタン243(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を優先して実行し、精算ボタン134(第二の操作手段)に対する制御は実行しない(リセットボタン優先)。
<或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作>
次に、図12を用いて、或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作について説明する。
<MAXベットボタンの操作状態における各ボタンの操作>
図12(a)は、MAXベットボタン132の操作状態での各ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンの状態)において、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)、精算ボタン134(第二の操作手段)、または、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンの状態)において、スタートレバー135(第一の操作手段)、リセットボタン243(第一の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行する。
<1枚ベットボタンの操作状態における各ボタンの操作>
図12(b)は、1枚ベットボタン130の操作状態での各ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のベットボタン130センサの検出信号の状態がオンの状態)において、精算ボタン134(第二の操作手段)、または、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のベットボタン130センサの検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)、スタートレバー135(第一の操作手段)、リセットボタン243(第一の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行する。
<精算ボタンの操作状態における各ボタンの操作>
図12(c)は、精算ボタン134の操作状態での各ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、精算ボタン134(第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のベットボタン130センサの検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)、スタートレバー135(第一の操作手段)、または、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、精算ボタン134(第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300の精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンの状態)において、リセットボタン243(第一の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行する。
<スタートレバーの操作状態における各ボタンの操作>
図12(d)は、スタートレバー135の操作状態での各ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンの状態)において、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のスタートレバー135の検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)、精算ボタン134(第二の操作手段)、リセットボタン243(第一の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行する。
<停止ボタンの操作状態における各ボタンの操作>
図12(e)は、停止ボタン137~139の操作状態での各ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、または、ストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの状態)において、精算ボタン134(第二の操作手段)、または、スタートレバー135(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しない。
一方、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、または、ストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)、リセットボタン243(第一の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行する。
<リセットボタン,演出ボタン,音量ボタンの操作状態における各ボタンの操作>
図12(f)は、リセットボタン243,演出ボタン156、音量ボタン193aの操作状態での各ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、リセットボタン243(第一の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)の操作状態(本例では、主制御部300のリセットSW243センサ、第1副制御部400の演出ボタン156センサ、または、十字ボタン193センサの検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)、スタートレバー135(第一の操作手段)、停止ボタン137~139(第一の操作手段または第二の操作手段)、演出ボタン156(第一の操作手段)、または、音量ボタン193a(第一の操作手段)のいずれかの操作を検出した場合に(本例では、対応するセンサの検出信号の状態がオンになった場合)は、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行する。
<ボタン押下状態での復電の具体例>
次に、図13~図15を用いて、ボタン押下状態での復電の具体例について説明するが、当該説明に先立って、図2を用いて説明した主基板表示器190の機能について説明する。
図13~図15に示す主基板表示器190は、複数のLED(本例では、8個)からなる表示器であり、8個のLEDa~hのうちの1つ、複数、または、全てを点灯することで、予め定めた遊技情報が報知可能である。
なお、主基板表示器190は、LEDに限定されず、7セグメント表示器、液晶表示装置等の他の表示手段を適用してもよい。また、報知可能な遊技情報は8種類に限定されないことは言うまでもない。
本例では、主基板表示器190のLEDaは、MAXベットボタン132の操作中(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯され、LEDbは、1枚ベットボタン130の操作中(本例では、主制御部300の1枚ベットボタン130センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯され、LEDcは、精算ボタン134の操作中(本例では、主制御部300の精算ボタン134センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯され、LEDdは、スタートレバー135の操作中(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯される。
また、LEDeは、停止ボタン137の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン137センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯され、LEDfは、停止ボタン138の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン138センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯され、LEDgは、停止ボタン139の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯され、LEDhは、リセットボタン243の操作中(本例では、主制御部300のリセットSW243センサの検出信号の状態がオンの場合)に点灯される。
本例によれば、復電時に操作手段が操作されている場合に、該操作に基づく制御を行わない操作手段であっても、LEDを発光させることができるため、制御が無効となっているから操作に基づく制御を行わないのか、故障しているから操作に基づく制御を行わないのかを、視覚によって一目で判別することができる。
なお、各LEDa~hによる報知態様は、LEDの点灯に限定されず、LEDの点滅や消灯によってそれぞれの状態を報知するものであってもよい。また、主基板表示器190は、遊技に関する情報が報知可能なものであればよく、例示した操作手段以外の操作手段の操作状況や、各種エラーや、例示した操作情報以外の情報(例えば、遊技状態、入賞役、当選役)を報知するものであってもよい。
また、本例では、主制御基板(主制御部300)に、主基板表示器190を設ける例を示したが、例えば、副制御基板に、第1副制御部400や第2副制御部500によって制御するボタンの状態を報知する基板(LED)を設けてもよい。
<ボタン押下状態での復電の具体例/MAXベットボタン>
次に、図13(a)を用いて、MAXベットボタン132の押下状態での復電について説明する。
図13(a)は、電断が発生してから、MAXベットボタン132の押下状態で復電するまでの流れを時系列で示した図である。
図13(a)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、MAXベットボタン132が操作されていない(非押下)状態、クレジットが10枚、ベット状況が0枚の状態である。
同状態では、図13(a-1)に示すように、クレジットが10枚であることから、貯留枚数表示器125において、数字の10に対応するセグメントを点灯し、MAXベットボタン132,2枚ベットボタン131,1枚ベットボタン130の全てが操作されていない(非押下)状態であり、ベット状況が0枚であることから、遊技メダル投入ランプ129を消灯している。また、MAXベットボタン132が操作されていない(非押下)状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオフ)であることから、主基板表示器190のLEDaを消灯している。
続く符号T2で示す状態は、MAXベットボタン132が操作されていない(非押下)状態、クレジットが10枚、ベット状況が0枚の状態において、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、MAXベットボタン132が操作されていない(非押下)状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止したことから、貯留枚数表示器125、遊技メダル投入ランプ129、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T3で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、クレジットが10枚、ベット状況が0枚の状態において、MAXベットボタン132が操作(押下)された状態である。
同状態では、MAXベットボタン132が操作(押下)された状態であるが、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作が有効化されていない状態であるとともに、図13(a-2)に示すように、貯留枚数表示器125、遊技メダル投入ランプ129、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T4で示す状態は、クレジットが10枚、ベット状況が0枚、MAXベットボタン132が操作(押下)された状態において、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)が操作(押下)されている状態で電断から復帰してMAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になったことから、主制御部300は、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を3枚分投入する処理)を実行する。
同状態では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、電子的に貯留されているメダル(クレジット)を3枚分投入する処理)を実行することで、図13(a-3)に示すように、クレジットが10枚から7枚に減少したことから、貯留枚数表示器125において、数字の7に対応するセグメントを点灯し、MAXベットボタン132が操作(押下)され、ベット状況が3枚になったことから、遊技メダル投入ランプ129において、3枚ベットに対応するLEDを点灯している。また、MAXベットボタン132の操作中(本例では、主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDaを点灯している。
続く符号T5で示す状態は、電源装置252の電源がON、クレジットが7枚、ベット状況が3枚の状態において、MAXベットボタン132の押下操作が解除され、MAXベットボタン132が操作されていない(非押下)状態に変化した状態である。
同状態では、MAXベットボタン132が操作されていない(非押下)状態であることから、図示は省略するが、主基板表示器190のLEDaを消灯し、遊技メダル投入ランプ129の点灯は継続している。
<ボタン押下状態での復電の具体例/スタートレバー>
次に、図13(b)を用いて、スタートレバー135の押下状態での復電について説明する。
図13(b)は、電断が発生してから、スタートレバー135の押下状態で復電するまでの流れを時系列で示した図である。
図13(b)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、ベット状況が3枚、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態、リール110~112が停止中の状態である。
同状態では、図13(b-1)に示すように、ベット状況が3枚、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態であることから、全てのリール110~112が停止している。また、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオフ)であることから、主基板表示器190のLEDdを消灯している。
続く符号T2で示す状態は、ベット状況3枚、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態、リール110~112が停止中の状態において、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止したことから、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T3で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、ベット状況が3枚、リール110~112が停止中の状態において、スタートレバー135が操作(押下)された状態である。
同状態では、スタートレバー135が操作(押下)された状態であるが、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作が有効化されていない状態であるとともに、図13(b-2)に示すように、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T4で示す状態は、ベット状況が3枚、スタートレバー135が操作(押下)された状態、リール110~112が停止中の状態において、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、スタートレバー135(第一の操作手段)が操作(押下)されている状態で電断から復帰してスタートレバー135(第一の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になったが、主制御部300は、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、全リール110~112の回転を開始させるリール回転開始処理)を実行しない。
同状態では、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、全リール110~112の回転を開始させるリール回転開始処理)を実行しないことで、図13(b-3)に示すように、リール110~112は回転されず、停止中のままとなる。なお、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、全リール110~112の回転を開始させるリール回転開始処理)を実行しないが、スタートレバー135の操作中(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDdを点灯している。
本例によれば、復電時に操作手段が操作されている場合に、該操作に基づく制御を行わない操作手段であっても、LEDを発光させることができるため、制御が無効となっているから操作に基づく制御を行わないのか、故障しているから操作に基づく制御を行わないのかを、視覚によって一目で判別することができる。
続く符号T5で示す状態は、電源装置252の電源がON、ベット状況が3枚、リール110~112が停止中の状態において、スタートレバー135の押下操作が解除され、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態に変化した状態である。
同状態では、スタートレバー135が操作されていない(非押下)状態であることから、図示は省略するが、主基板表示器190のLEDaを消灯している。
続く符号T6で示す状態は、電源装置252の電源がON、ベット状況が3枚、リール110~112が停止中の状態において、スタートレバー135が操作(押下)された状態である。
同状態では、スタートレバー135が操作(押下)された状態(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンの状態)であることから、主制御部300は、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、全リール110~112の回転を開始させるリール回転開始処理)を実行し、図13(b-4)に示すように、全てのリール110~112を回転させる。また、スタートレバー135の操作中(本例では、主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDdを点灯している。
<ボタン押下状態での復電の具体例/無効ボタンとして機能する停止ボタン>
次に、図14(a)を用いて、無効ボタンとして機能する停止ボタン137~139の押下状態での復電について説明する。
図14(a)は、リール112の回転中に電断が発生してから、停止ボタン139の押下状態で復電するまでの流れを時系列で示した図である。
図14(a)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態、リール110~111が停止中、リール112が回転中の状態である。
同状態では、図14(a-1)に示すように、リール110~111が停止中、リール112に対応する停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態であることから、リール112のみが回転している。また、停止ボタン137~139が操作されていない(非押下)状態(本例では、主制御部300の停止ボタン137~139センサの検出信号の状態がオフ)であることから、主基板表示器190のLEDgを消灯している。
続く符号T2で示す状態は、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態、リール110~111が停止中、リール112が回転中の状態において、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止したことから、回転中のリール112が停止され、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T3で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、リール110~112が停止中の状態において、停止ボタン139が操作(押下)された状態である。
同状態では、停止ボタン139が操作(押下)された状態であるが、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、停止ボタン139(第一の操作手段)の操作が有効化されていない状態であるとともに、図14(a-2)に示すように、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T4で示す状態は、停止ボタン139が操作(押下)された状態、リール110~112が停止中の状態において、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、停止ボタン139(第一の操作手段)が操作(押下)されている状態で電断から復帰して停止ボタン139(第一の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、主制御部300のストップボタン137~139センサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態および設定変更中のいずれにも該当しない状態)になったが、主制御部300は、停止ボタン139(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、操作が行われた停止ボタン139に対応するリール112を停止させるリール停止制御処理)を実行しない。
同状態では、停止ボタン139(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、操作が行われた停止ボタン139に対応するリール112を停止させるリール停止制御処理)を実行しないことで、図14(a-3)に示すように、停止ボタン139に対応するリール112は停止されず、回転中のままとなる。なお、停止ボタン139(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、操作が行われた停止ボタン139に対応するリール112を停止させるリール停止制御処理)を実行しないが、停止ボタン139の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDgを点灯している。
本例によれば、復電時に操作手段が操作されている場合に、該操作に基づく制御を行わない操作手段であっても、LEDを発光させることができるため、制御が無効となっているから操作に基づく制御を行わないのか、故障しているから操作に基づく制御を行わないのかを、視覚によって一目で判別することができる。
続く符号T5で示す状態は、電源装置252の電源がON、リール110~111が停止中、リール112が回転中の状態において、停止ボタン139の押下操作が解除され、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態に変化した状態である。
同状態では、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態であることから、図示は省略するが、主基板表示器190のLEDgを消灯している。
続く符号T6で示す状態は、電源装置252の電源がON、リール110~111が停止中、リール112が回転中の状態において、停止ボタン139が操作(押下)された状態である。
同状態では、停止ボタン139が操作(押下)された状態(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの状態)であることから、主制御部300は、停止ボタン139(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、操作が行われた停止ボタン139に対応するリール112を停止させるリール停止制御処理)を実行し、図14(a-4)に示すように、リール112を停止させる。また、停止ボタン139の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDgを点灯している。
<ボタン押下状態での復電の具体例/有効ボタンとして機能する停止ボタン>
次に、図14(b)を用いて、有効ボタンとして機能する停止ボタン137~139の押下状態での復電について説明する。
図14(b)は、リール110~112が第一の停止態様で停止中に電断が発生してから、停止ボタン139の押下状態で復電するまでの流れを時系列で示した図である。
図14(b)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態、リール110~111が停止中、リール112が回転中の状態である。
同状態では、図14(b-1)に示すように、リール110~111が停止中、リール112に対応する停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態であることから、リール112のみが回転している。また、停止ボタン137~139が操作されていない(非押下)状態(本例では、主制御部300の停止ボタン137~139センサの検出信号の状態がオフ)であることから、主基板表示器190のLEDgを消灯している。
また、同状態では、リール110とリール111の有効ライン上に、小役(ベル)に対応する図柄組合せ(本例では、「ベル-ベル-ベル」)の一部が揃っており、小役(ベル)のリーチ状態となっている。
続く符号T2で示す状態は、電源装置252の電源がON、リール110~111が停止中、リール112が回転中の状態において、停止ボタン139が操作(押下)された状態である。
同状態では、停止ボタン139が操作(押下)された状態(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの状態)であることから、主制御部300は、停止ボタン139(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、操作が行われた停止ボタン139に対応するリール112を停止させるリール停止制御処理)を実行し、図14(b-2)に示すように、リール112を停止させる。また、停止ボタン139の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDgを点灯している。
また、同状態では、リール110~112の有効ライン上に、小役(ベル)に対応する図柄組合せ(本例では、「ベル-ベル-ベル」)が揃っており、小役(ベル)に入賞した状態となっているが、小役(ベル)に対応する入賞演出は実行していない。
続く符号T3で示す状態は、リール110~112が停止中、停止ボタン139が操作(押下)された状態、小役(ベル)に対応する入賞演出が非実行の状態において、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、停止ボタン139が操作されている(押下)状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止したことから、図示は省略するが、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T4で示す状態は、停止ボタン139が操作(押下)された状態、リール110~112が停止中の状態、小役(ベル)に対応する入賞演出が非実行の状態において、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、リール110~112の有効ライン上に、小役(ベル)に対応する図柄組合せ(本例では、「ベル-ベル-ベル」)が揃っており、停止ボタン139(第一の操作手段)が操作(押下)されている状態で電断から復帰したが、小役(ベル)に対応する入賞演出は実行することなく保留している。なお、小役(ベル)に対応する入賞演出は実行しないが、停止ボタン139の操作中(本例では、主制御部300のストップボタン139センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDgを点灯している。
続く符号T5で示す状態は、電源装置252の電源がON、リール110~112が停止中、停止ボタン139が操作(押下)された状態、小役(ベル)に対応する入賞演出が非実行の状態において、停止ボタン139の押下操作が解除され、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態に変化した状態である。
同状態では、停止ボタン139の押下操作が解除されたことから、小役(ベル)に対応する入賞演出(本例では、リール110~112のバックライトを点灯させる演出と、スピーカ272,277から入賞音を出力する演出)を開始している。また、停止ボタン139が操作されていない(非押下)状態であることから、主基板表示器190のLEDgを消灯している。
図14(a),(b)を用いて説明したように、本例によれば、停止操作手段の操作の状況に応じて、当該操作に対する制御を変化させることができ、誤操作によって遊技者が不利益を被る恐れがあるリールの停止制御は復電時には無効とすることで、誤操作による不利益を被ることを防止することができる一方で、復電時の入賞演出の保留制御を有効にし、最後に操作された停止操作手段の操作が継続している間は入賞演出を実行しないことで、入賞演出の見逃しを防止することができ、遊技者の満足度高めることができる。
<ボタン押下状態での復電の具体例/エラー検知状態におけるリセットボタン>
次に、図15(a)を用いて、エラー検知状態におけるリセットボタン243の押下状態での復電について説明する。
図15(a)は、エラー検知状態で電断が発生してから、リセットボタン243の押下状態で復電するまでの流れを時系列で示した図である。
図15(a)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、エラー検知状態、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態である。
同状態では、図15(a-1)に示すように、エラー(本例では、セレクタエラー)が発生している状態であることから、液晶表示装置157において、エラー(本例では、セレクタエラー)を報知するエラー報知(本例では、「セレクタエラーです」という文字列を含む表示)を実行している。また、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態(本例では、主制御部300のリセットSW243センサの検出信号の状態がオフ)であることから、主基板表示器190のLEDhを消灯している。
続く符号T2で示す状態は、エラー検知状態、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態において、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止したことから、液晶表示装置157、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T3で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、エラー検知状態において、リセットボタン243が操作(押下)された状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作(押下)された状態であるが、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、リセットボタン243の操作が有効化されていない状態であるとともに、図15(a-2)に示すように、液晶表示装置157、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T4で示す状態は、リセットボタン243が操作(押下)された状態、エラー検知状態において、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作(押下)されている状態で電断から復帰してリセットボタン243の操作が有効化される状態(本例では、エラー検知状態で電断から復帰してリセットSW243センサの検出信号の状態がオンになった状態)になったことから、リセットボタン243は、有効ボタン(第二の操作手段)として機能し、主制御部300は、リセットボタン243(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を実行する。
同状態では、リセットボタン243(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を実行することで、図15(a-3)に示すように、セレクタエラーが解消され、液晶表示装置157において、他のエラー(本例では、扉開放エラー)を報知するエラー報知(本例では、「扉が開いています」という文字列を含む表示)を実行している。また、リセットボタン243の操作中(本例では、主制御部300のリセットSW243センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDhを点灯している。
続く符号T5で示す状態は、電源装置252の電源がON、エラー非検知状態において、リセットボタン243の押下操作が解除され、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態に変化した状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態であることから、図示は省略するが、主基板表示器190のLEDhを消灯している。
<ボタン押下状態での復電の具体例/設定変更可能状態におけるリセットボタン>
次に、図15(b)を用いて、設定変更可能状態におけるリセットボタン243の押下状態での復電について説明する。
図15(b)は、リセットボタン243の押下状態で設定変更可能状態への移行を伴う電源投入を行う流れを時系列で示した図である。
図15(b)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、設定変更可能状態、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態である。
同状態では、図15(b-1)に示すように、設定確認状態であることから、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値を示す数値(本例では、2)を表示している。また、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態(本例では、主制御部300のリセットSW243センサの検出信号の状態がオフ)であることから、主基板表示器190のLEDhを消灯している。
続く符号T2で示す状態は、設定確認状態、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態において、設定キーSWがONからOFFに変化した状態である。
同状態では、設定キーSWがOFFになったことから、図15(b-2)に示すように、設定値表示装置101aにおける表示を消去し、設定確認状態を終了している。
続く符号T3で示す状態は、設定キーSWがOFFの状態、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態において、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止したことから、設定値表示装置101a、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T4で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、設定キーSWがOFFの状態において、設定キーSWがOFFからONに変化するとともに、リセットボタン243が操作(押下)された状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作(押下)された状態であるが、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、リセットボタン243の操作が有効化されていない状態であるとともに、図15(b-3)に示すように、設定値表示装置101a、主基板表示器190等の表示が非表示となっている。
続く符号T5で示す状態は、設定キーSWがONの状態、リセットボタン243が操作(押下)された状態において、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、設定キーSWがONの状態で電断から復帰したことから設定変更可能状態になるとともに、リセットボタン243が操作されている状態で電断から復帰してリセットボタン243の操作が有効化される状態(本例では、リセットSWセンサの検出信号の状態がオンであり、かつ、割込みステータスがエラー検知状態に該当しない状態)になったが、リセットボタン243は、無効ボタン(第一の操作手段)として機能し、主制御部300は、リセットボタン243(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、設定値変更操作に対応する処理)を実行しない。
同状態では、リセットボタン243(第一の操作手段)の操作に対する制御(本例では、設定値変更操作に対応する処理)を実行しないことから、設定値の変更(本例では、設定2から設定3の変更)を実行せず、図15(b-4)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値を示す数値(本例では、2)を表示している。また、リセットボタン243の操作中(本例では、主制御部300のリセットSW243センサの検出信号の状態がオンの場合)であることから、主基板表示器190のLEDhを点灯している。
続く符号T6で示す状態は、電源装置252の電源がON、設定変更可能状態において、リセットボタン243の押下操作が解除され、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態に変化した状態である。
同状態では、リセットボタン243が操作されていない(非押下)状態であることから、図示は省略するが、主基板表示器190のLEDhを消灯している。
続く符号T7で示す状態は、電源装置252の電源がON、設定変更可能状態において、リセットボタン243が操作(押下)された状態である。
同状態では、リセットボタン243が電源投入時ではない状態において操作(押下)され、リセットボタン243の操作に対する制御(本例では、設定変更操作に対応する処理)を実行することから、設定値の変更(本例では、設定2から設定3の変更)を実行した後に、図15(b-5)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値を示す数値(本例では、3)を表示している。
以上説明した通り、主基板表示器190は、各ボタンが操作されている場合にLEDが点灯する表示器であり、仮に、操作が無効となっている期間であっても、ボタンが操作されていれば、この主基板表示器190のLEDが点灯することとなる。
本例によれば、復電時に操作手段が操作されている場合に、該操作に基づく制御を行わない操作手段であっても、主基板表示器190のLEDを発光させることができるため、制御が無効となっているから操作に基づく制御を行わないのか、故障しているから操作に基づく制御を行わないのかを、視覚によって一目で判別することができる。
<ボタン押下状態での復電(変形例)>
次に、図16を用いて、ボタン押下状態での復電(変形例)について説明する。なお、重複した説明を回避するために、ここでは、図10を用いて説明した内容と異なる内容についてのみ説明することとする。
<ボタン押下状態での復電(変形例)/電源投入時>
図16(a)は、電源投入時の各ボタンの制御状態(変形例)を示した図であり、図10(a)に対応する図である。
図10(a)を用いて説明した例では、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、および、精算ボタン134は、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)としたが、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)であってもよい。
また、図10(a)を用いて説明した例では、演出ボタン156および音量ボタン193aは、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が無効となる(当該操作に対する制御が実行されない)無効ボタン(第一の操作手段)としたが、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)であってもよい。
本例によれば、主制御部300に制御され、相対的に重要度が高い操作手段(例えば、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、精算ボタン134、スタートレバー135、停止ボタン137~139)は、復電時に操作に基づいた制御を行わないことで、重大な誤操作を防止することができる。
一方、第1副制御部400に制御され、相対的に重要度が低い操作手段(例えば、演出ボタン156、音量ボタン193b)は、復電時に操作に基づいた制御を行うことで、利便性を高めることができる。
また、主制御基板(主制御部300)と、副制御基板(第1副制御部400)で、基板毎に制御内容を統一(共通化)することで、制御が複雑になることがなく、制御負担を軽減することができる。
<ボタン押下状態での復電(変形例)/電源投入時(エラー検知状態)>
図16(b)は、電源投入時(エラー検知状態)の各ボタンの制御状態(変形例)を示した図であり、図10(b)に対応する図である。
図10(b)を用いて説明した例では、リセットボタン243は、エラー検知状態で電断から復帰してリセットSWセンサの検出信号の状態がオンになった状態になると、有効ボタン(第二の操作手段)として機能する例を示したが、無効ボタン(第一の操作手段)として機能し、リセットボタン243の操作に対する制御(本例では、エラー解消操作に対応する処理)を実行しなくてもよい。
<ボタン押下状態での復電(変形例)/設定変更を伴う電源投入時>
図16(c)は、設定変更を伴う電源投入時の各ボタンの制御状態(変形例)を示した図であり、図10(c)に対応する図である。
図10(c)を用いて説明した例では、リセットボタン243は、設定変更を伴う電源投入で電断から復帰してリセットSWセンサの検出信号の状態がオンになった状態になると、無効ボタン(第一の操作手段)として機能する例を示したが、有効ボタン(第二の操作手段)として機能し、リセットボタン243の操作に対する制御(本例では、設定値変更操作に対応する処理)を実行してもよい。
<或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作(変形例)>
次に、図17を用いて、或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作(変形例)について説明する。なお、重複した説明を回避するために、ここでは、図12を用いて説明した内容と異なる内容についてのみ説明することとする。
<或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作(変形例)/MAXベットボタン>
図17(a)は、MAXベットボタン132の操作状態での各ボタンの制御状態の変形例を示した図であり、図12(a)に対応する図である。
図12(a)を用いて説明した例では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作状態(主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンの状態)において、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作を検出した場合には、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しないように構成したが、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行するように構成してもよい。
また、図12(a)を用いて説明した例では、MAXベットボタン132(第二の操作手段)の操作状態(主制御部300のベットボタン132センサの検出信号の状態がオンの状態)において、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作を検出した場合には、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行するように構成したが、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しないように構成してもよい。
<或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作(変形例)/1枚ベットボタン>
図17(b)は、1枚ベットボタン130の操作状態での各ボタンの制御状態の変形例を示した図であり、図12(b)に対応する図である。
図12(b)を用いて説明した例では、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作状態(主制御部300のベットボタン130センサの検出信号の状態がオンの状態)において、精算ボタン134(第二の操作手段)の操作を検出した場合には、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しないように構成したが、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行するように構成してもよい。
また、図12(b)を用いて説明した例では、1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作状態(主制御部300のベットボタン130センサの検出信号の状態がオンの状態)において、スタートレバー135(第一の操作手段)の操作を検出した場合には、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行するように構成したが、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しないように構成してもよい。
<或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作(変形例)/スタートレバー>
図17(d)は、スタートレバーの操作状態での各ボタンの制御状態の変形例を示した図であり、図12(d)に対応する図である。
図12(d)を用いて説明した例では、スタートレバー135(第二の操作手段)の操作状態(主制御部300のスタートレバー135センサの検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)または1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作を検出した場合には、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行するように構成したが、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しないように構成してもよい。
<或る操作手段の操作状態における各ボタンの操作(変形例)/停止ボタン>
図17(e)は、停止ボタンの操作状態での各ボタンの制御状態の変形例を示した図であり、図12(e)に対応する図である。
図12(e)を用いて説明した例では、停止ボタン137~139(第二の操作手段)の操作状態(主制御部300の停止ボタン137~139センサの検出信号の状態がオンの状態)において、MAXベットボタン132(第二の操作手段)または1枚ベットボタン130(第二の操作手段)の操作を検出した場合には、当該操作を有効と判定し、当該操作に対する制御を実行するように構成したが、当該操作を無効と判定し、当該操作に対する制御は実行しないように構成してもよい。
<遊技台(変形例)>
次に、図18を用いて変形例に係るスロットマシン1100の基本構成と、貸出機1700の基本構成について説明する。図18は、変形例に係るスロットマシン1100と貸出機1700を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
なお、重複した説明を回避するために、ここでは、図1を用いて説明したスロットマシン100と異なる構成についてのみ説明することとする。
遊技メダル数表示装置1170は、5桁の7セグメント(SEG)表示器であり、図19に示すメダル数制御部1350で記録されている遊技メダル数を表示する装置である。
計数ボタン1171は、図19に示すメダル数制御部1350で記録されている遊技メダル数の情報を貸出機1700へ送信するための操作手段である。
図18に示す貸出機1700は、カードユニットと称される場合もあり、本発明の遊技媒体管理装置の一例に相当する。この貸出機1700は、スロットマシン1100と1対1の関係で設置されている。
貸出機1700は、カードを受け付ける。ここにいう「カード」には2種類のカードがある。一つは、会員登録をしていない一般の遊技者に対して発行される遊技用記憶媒体であるプリペイド機能を備えるビジターカード(一般カードとも言う)である。もう一つは、遊技場に会員登録した会員遊技者に対して発行される遊技用記憶媒体である会員カードである。カードとしては、ICカードが用いられる。
カードには、有価価値が記憶されている。カードに記憶された有価価値としては、「持ちメダル数」と、プリペイドされた金銭の残高である「金銭残高」とがある。カードを受付けた貸出機1700は、カードに記憶されている「持ちメダル数」を、「遊技メダル数(クレジット数)」に変換する機能を有する。
「遊技メダル数(クレジット数)」とは、賭数設定に使用可能であるとともに、「持ちメダル数」に変換可能なデータである。「遊技メダル数」は、カードの「金銭残高」、あるいは「持ちメダル数」を引き落とすことで得られる。また、「遊技メダル数」には、入賞によって獲得したメダル数も含まれる。この「遊技メダル数」は、図19に示すメダル数制御部1350によって管理されており、電磁的に記憶された電子メダルの数(電子的な遊技価値の量)である。ベットボタン130、132による投入操作を行うことで、「遊技メダル数」は減算される。
「持ちメダル数」とは、「遊技メダル数(クレジット数)」を計数変換した値である。この「持ちメダル数」は、遊技者のカードによって特定可能に記憶されている。すなわち、計数ボタン1171を操作することで、「遊技メダル数」は「持ちメダル数」に変換され、カードに記憶させることが可能になる。なお、「持ちメダル数」を、遊技場に設置された持ちメダル数管理用の管理装置で管理してもよい。
貸出機1700の前面側には、上方に紙幣を挿入するための紙幣挿入口1701、下方にカードを挿入するためのカード挿入口1702が設けられている。このカード挿入口1702に挿入された会員カードやビジターカードがカードリーダライタに受付けられ、そのカードに記憶されている情報が読み取られる。紙幣挿入口1701に挿入された紙幣は、その真贋や紙幣種別の識別がなされ、紙幣の額面の金額が、カード挿入口1702に挿入されたカードに「金銭残高」として記憶される。
紙幣挿入口1701の下方には、情報表示器1703が設けられている。この情報表示器1703は、貸出機1700の操作案内やスロットマシン1100の状態等を文字や画像により提供するための表示器である。なお、表面がタッチパネルで構成され、表示された各種表示項目を指でタッチすることにより各種操作が入力可能となるようにしてもよい。情報表示器1703の下には、金銭残高表示器1705とメダル数残高表示器1706が上下二段に配置されている。金銭残高表示器1705には、カード挿入口1702に挿入されたカードに記憶されている「金銭残高」が金額として表示される。一方、メダル数残高表示器1706には、カード挿入口1702に挿入されたカードに記憶されている「持ちメダル数」がメダル枚数として表示される。貸出機1700の上下方向中央部分には、貸出ボタン1707とカード返却ボタン1708が設けられている。貸出ボタン1707は、カード挿入口1702に挿入されたカードに記憶されている「金銭残高」を引き落として「遊技メダル数」を得るための操作を行う操作手段である。具体的には、カード挿入口1702に挿入されているカードに「金銭残高」が存在する場合には、貸出ボタン1707に内蔵のLEDランプが引出可を表す態様で点灯する。この状態で貸出ボタン1707を操作することで、引き落とされる金銭に応じて「遊技メダル数」が加算される。
例えば、所定金額として1000円相当分の「遊技メダル数」が加算される。また、カードの「金銭残高」が所定金額未満(例えば1000円未満)の場合には、現残高から所定レートで換算される「遊技メダル数」だけが加算される。なお、カードの「金銭残高」が所定金額未満であっても、カードに記憶されている「持ちメダル数」から補充して、所定金額分の「遊技メダル数」が加算されるようにしてもよい。
カード返却ボタン1708は、遊技者が遊技を終了するときに操作され、カード挿入口1702に挿入されているカードに、遊技終了時に確定した「持ちメダル数」を記憶させて排出するための操作手段である。遊技終了時に確定した「持ちメダル数」とは、カード挿入口1702に挿入されたカードに記憶されていた「持ちメダル数」から「遊技メダル数」へ変換したメダル数を減算した上で、計数操作によって計数された遊技メダル数を加算したメダル数になる。以上説明した、「金銭残高」、「持ちメダル数」、「遊技メダル数」の各データは、「金銭残高」及び「持ちメダル数」→「遊技メダル数」→「持ちメダル数」といった順序で変換されることになる。このように、カードで特定される「持ちメダル数」に応じて「遊技メダル数」に変換し、本例のスロットマシン1100では、その「遊技メダル数」を用いて賭数設定が可能となるため、実物のメダルの貸し出しを受けて、その実物のメダルを投入してクレジットを確保し、そのクレジットを用いて賭数設定が行なわれるような従来のスロットマシンに慣れている遊技者に混乱を与えることなく、実物のメダルを用いない新たなスロットマシン(管理遊技機)による遊技を提供することができる。
なお、本明細書では、「貯メダル数」について触れていないが、この「貯メダル数」は、カードに記憶させるのではなく、遊技場に預け入れられた持ちメダル数である。遊技場では、遊技者が遊技で獲得した持ちメダル数を、ホール管理端末やその他の管理コンピュータによって、当日中は「持点」として管理し、獲得した翌日以降は「貯メダル数」として管理するようにしてもよい。「貯メダル数」と「持ちメダル数」との双方が記憶されている場合には、「持ちメダル数」から優先的に引落とされる。また、「持ちメダル数」と「貯メダル数」の双方を、上位サーバにカード番号と対応付けて記憶させてもよい。ビジターカードの場合も、「持ちメダル数」は、ビジターカードに直接記憶させているが、「持ちメダル数」を上位サーバにカード番号と対応させて記憶させてもよい。
この上位サーバにカード番号と対応させて記憶させる際に、上位サーバに記憶させた時刻を特定できるデータをカード(会員カード、ビジターカード)に書込んで排出してもよい。また、「金銭残高」についてはカード(会員カード、ビジターカード)に直接書込んで排出する。「持ちメダル数」を、カード(会員カード、ビジターカード)、または上位サーバに記憶させるタイミングは、例えば、計数ボタン1171が操作されて計数処理が行なわれるタイミングである。しかしながら、これに代えて、カードを返却するときに一括して記憶させるようにしてもよい。さらには、遊技者が遊技を終えて貸出機1700からカードを返却したときには、貸出機1700に記憶させていた「持ちメダル数」が一旦貯メダルとしてホール管理端または別の貸出機1700にカードを挿入したときには、一旦貯メダルとして記憶された当日分の「持ちメダル数」のみが再びその貸出機700に記憶され、その「持ちメダル数」の範囲で「遊技メダル数」を加算し、遊技できるようにしてもよい。
<制御部>
次に、図19を用いて、変形例に係るスロットマシン1100の制御部の回路構成について詳細に説明する。図19は、変形例に係るスロットマシン1100の制御部の回路ブロック図を示したものである。
なお、重複した説明を回避するために、ここでは、図3を用いて説明したスロットマシン100の制御部と異なる構成(主として、図19において符号Aで示す矩形領域に属する構成)についてのみ説明することとする。
主制御部300は、遊技の進行を制御する遊技制御部302と遊技者所有の遊技メダル数に関する制御を行うメダル数制御部1350を有する。遊技制御部302は、遊技制御手段の一例に相当し、メダル数制御部1350は遊技価値数制御手段の一例に相当する。
メダル数制御部1350も、遊技制御部302と同じように、CPU1354と、ROM1356と、RAM1358と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O1360と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ1362を搭載している。
メダル数制御部1350の基本回路には、5桁の7セグメント(SEG)表示器で構成された遊技メダル数表示装置1170、計数ボタン1171、および遊技メダル数クリアボタン1172が接続されている。
また、メダル数制御部1350の基本回路には、貸出機接続端子板1790を介して貸出機1700も接続されている。メダル数制御部1350は、貸出機1700と双方向の通信を行う。
メダル数制御部1350は、遊技制御部302に対して各種のコマンドを送信する。また、遊技制御部302もメダル数制御部1350に対して各種のコマンドを送信する。すなわち、メダル数制御部1350と遊技制御部302との通信も双方向通信である。また、メダル数制御部1350は、RAM1358の所定領域に「遊技メダル数」を記憶する。具体的には、「遊技メダル数」はクレジットカウンタに記憶されている。メダル数制御部350は、加算処理または減算処理によって、RAM1358の所定領域に記憶されている「遊技メダル数」を更新する。加算処理としては、遊技制御部302から送信されてくる払出コマンドに基づく処理や、遊技制御部302から送信されてくる精算コマンドに基づく処理や、貸出機1700から送信されてくる貸出通知に基づく処理があげられる。一方、減算処理としては、計数ボタン1171が操作されたことに基づく計数処理や、遊技制御部302から送信されてくる投入コマンドに基づく処理があげられる。
なお、図19に示す遊技メダル数クリアボタン1172は、遊技客が操作することができない位置(例えば、前面扉102を開けないと操作することができない位置)に設けられており、RAM1358の所定領域に記憶されている「遊技メダル数」をクリアするための操作手段である。
例えば、遊技メダル数に「2」が残ったまま遊技客が不在となると、「2」を残した遊技客が遊技を継続する意思があるのか無いのか判断が困難になり、別の遊技客が遊技を開始できない事態となったが、店員の操作によって遊技メダル数のクリアが可能であれば、別の遊技客を早期に迎えることができる。なお、遊技メダル数クリアボタン1172が操作された場合に、必ず「遊技メダル数」をクリアするものとせず、例えば、遊技メダル数が2枚以下の場合にクリアするようにし、3枚以上あれば、計数ボタン1171が操作された場合と同様に計数を行ってもよい。計数ボタン1171に故障等があり計数ボタン1171に操作があったことを認識できない事態となると、「遊技メダル数」を「持ちメダル数」に変換できなくなり遊技者に不利益を与える虞があったが、店員の操作によっても計数が可能であれば、遊技者に不利益を与えず済む。
更に、店員用の計数ボタンを新たに設ける必要がないためコスト増になることがない。なお、遊技メダル数を判断してクリアと計数を分けるものでなく、遊技メダル数クリアボタン1172の操作方法によってクリアと計数を分けてもよい。例えば、短押しされた場合にクリアし、長押しされた場合に計数する。遊技メダル数によらずクリアと計数の一方を容易に選択できる。また、遊技メダル数クリアボタン1172のみが操作された場合にクリアし、遊技メダル数クリアボタン1172と他のボタンが同時に操作された場合に計数する。操作を誤ってしまう可能性が低く、クリアと計数の一方を容易に選択できる。
<ボタン押下状態での復電/計数ボタン,遊技メダル数クリアボタン>
次に、図20(a)を用いて、計数ボタン1171と遊技メダル数クリアボタン1172のボタン押下状態での復電について説明する。
図20(a)は、電源投入時の計数ボタン,遊技メダル数クリアボタンの制御状態を示した図である。
<ボタン押下状態での復電/計数ボタン>
図18を用いて説明した計数ボタン1171は、図20(a)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)の一つであり、本例では、メダル数制御部1350によって制御される。
本例では、計数ボタン1171(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、計数ボタン1171(第二の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して計数ボタン1171(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、メダル数制御部1350の計数ボタン1171センサの検出信号の状態がオンになっている状態)になると、メダル数制御部1350は、計数ボタン1171(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、計数ボタン1171が操作されたことに基づく計数処理)を実行する。
なお、エラー検知状態において計数ボタン1171(第二の操作手段)が操作されている状態で電源が投入されて電断から復帰した場合も、計数ボタン1171(第二の操作手段)が操作されている状態で設定変更を伴う電源投入が行われて電断から復帰した場合も同様に、メダル数制御部1350は、計数ボタン1171(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、計数ボタン1171が操作されたことに基づく計数処理)を実行する。
<ボタン押下状態での復電/遊技メダル数クリアボタン>
図19を用いて説明した遊技メダル数クリアボタン1172は、図20(a)に示すように、電断からの復電時に操作が行われている場合に当該操作が有効となる(当該操作に対する制御が実行される)有効ボタン(第二の操作手段)の一つであり、本例では、メダル数制御部1350によって制御される。
本例では、遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)が操作されている状態で電断から復帰して遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、メダル数制御部1350の遊技メダル数クリアボタン1172センサの検出信号の状態がオンになっている状態)になると、メダル数制御部1350は、遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、RAM1358の所定領域に記憶されている「遊技メダル数」をクリアする処理)を実行する。
なお、エラー検知状態において遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)が操作されている状態で電源が投入されて電断から復帰した場合も、遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)が操作されている状態で設定変更を伴う電源投入が行われて電断から復帰した場合も同様に、メダル数制御部1350は、遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、RAM1358の所定領域に記憶されている「遊技メダル数」をクリアする処理)を実行する。
<計数ボタンと遊技メダル数クリアボタンの同時操作>
次に、図20(b)を用いて、計数ボタンと遊技メダル数クリアボタンの同時操作について説明する。
図20(b)は、計数ボタンと遊技メダル数クリアボタンが同時操作された場合の制御の一例を示した図である。
本例では、計数ボタン1171(第二の操作手段)と遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)が操作されていない状態で電源装置252の電源が遮断される電断が発生し、計数ボタン1171(第二の操作手段)と遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)が同時操作(同時に押下操作)されている状態で電断から復帰して計数ボタン1171(第二の操作手段)と遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)の操作が有効化される状態(本例では、メダル数制御部1350の計数ボタン1171センサと遊技メダル数クリアボタン1172センサの検出信号の状態がオンになっている状態)になると、メダル数制御部1350は、計数ボタン1171(第二の操作手段)の操作に対する制御(本例では、計数ボタン1171が操作されたことに基づく計数処理)を優先して実行し、遊技メダル数クリアボタン1172に対する制御は実行しない(計数ボタン優先)。
本例によれば、計数ボタンと遊技メダル数クリアボタンの同時操作においては、計数ボタンを優先するため、誤操作によって遊技メダル数がクリアされてしまうことがなく、遊技者が不利益を被ることを未然に防止することができる。
<計数ボタンの操作状態における遊技メダル数クリアボタンの操作>
次に、図20(c)を用いて、計数ボタンの操作状態における遊技メダル数クリアボタンの操作について説明する。図20(c)は、計数ボタンの操作状態での遊技メダル数クリアボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、計数ボタン1171(第二の操作手段)の操作状態(本例では、メダル数制御部1350の計数ボタン1171センサの検出信号の状態がオンになっている状態)において、遊技メダル数クリアボタン1172の操作を検出した場合には、当該操作を無効と判定し、遊技メダル数クリアボタン1172の操作に対する制御(本例では、RAM1358の所定領域に記憶されている「遊技メダル数」をクリアする処理)は実行しない。
本例によれば、計数ボタンの操作状態における遊技メダル数クリアボタンの操作においては、遊技メダル数クリアボタンの操作に対する処理を実行しないため、誤操作によって遊技メダル数がクリアされてしまうことがなく、遊技者が不利益を被ることを未然に防止することができる。
<遊技メダル数クリアボタンの操作状態における計数ボタンの操作>
次に、図20(d)を用いて、遊技メダル数クリアボタンの操作状態における計数ボタンの操作について説明する。図20(d)は、遊技メダル数クリアボタンの操作状態での計数ボタンの制御状態の一例を示した図である。
本例では、遊技メダル数クリアボタン1172(第二の操作手段)の操作状態(本例では、メダル数制御部1350の遊技メダル数クリアボタン1172センサの検出信号の状態がオンになっている状態)において、計数ボタン1171の操作を検出した場合には、当該操作を無効と判定し、計数ボタン1171の操作に対する制御(本例では、計数ボタン1171が操作されたことに基づく計数処理)は実行しない。
本例によれば、遊技メダル数クリアボタンの操作状態における計数ボタンの操作においては、遊技メダル数クリアボタンの操作に対する処理を実行しないため、誤操作によって遊技メダル数がクリアされてしまうことがなく、遊技者が不利益を被ることを未然に防止することができる。
<各ボタンの操作面の最大突出高さ>
次に、図21(a)を用いて、各ボタンの操作面の最大突出高さについて説明する。図21(a)は、スロットマシン100の正面図から各ボタンを抜き出して、各ボタンの操作面の最大突出高さを示した図である。
1枚ベットボタン130は、前面扉102の水平面102a(スロットマシン100において遊技者に対して略水平方向となり、遊技者に対向しない外面)から上方(前面扉102を開く方向に対して垂直の方向)に突出するように配設されており、1枚ベットボタン130の操作面を水平面102aに向かって下方に押下することで、1枚ベットボタン130の操作(押下操作)が可能である。
図21(a)において符号h1で示す高さは、前面扉102の水平面102aから、1枚ベットボタン130の操作面における頂点までの最大距離(1枚ベットボタン130の未操作時における最大突出高さ)である。
MAXベットボタン132は、前面扉102の水平面102aから上方(前面扉102を開く方向に対して垂直の方向)に突出するように配設されており、MAXベットボタン132の操作面を水平面102aに向かって下方に押下することで、MAXベットボタン132の操作(押下操作)が可能である。
図21(a)において符号h2で示す高さは、前面扉102の水平面102aから、MAXベットボタン132の操作面における頂点までの最大距離(MAXベットボタン132の未操作時における最大突出高さ)である。
スタートレバー135は、前面扉102の垂直面102b(スロットマシン100において遊技者に対して略垂直方向となり、遊技者に対向する外面)から手前(遊技者側。前面扉102を開く方向)に突出するように配設されており、スタートレバー135の操作面を下方に押下することで、スタートレバー135の操作(押下操作)が可能である。
図21(a)において符号h3で示す高さは、前面扉102の垂直面102bから、スタートレバー135の操作面における頂点までの最大距離(スタートレバー135の未操作時における最大突出高さ)である。
停止ボタン137~139は、前面扉102の垂直面102bから手前(遊技者側。前面扉102を開く方向)に突出するように配設されており、停止ボタン137~139の操作面を垂直面102bに向かって奥側に押下することで、停止ボタン137~139の操作(押下操作)が可能である。
図21(a)において符号h4で示す高さは、前面扉102の垂直面102bから、停止ボタン137~139の操作面における頂点までの最大距離(停止ボタン137~139の未操作時における最大突出高さ)である。
演出ボタン156は、前面扉102の水平面102aから上方(前面扉102を開く方向に対して垂直の方向)に突出するように配設されており、演出ボタン156の操作面を水平面102aに向かって下方に押下することで、演出ボタン156の操作(押下操作)が可能である。
図21(a)において符号h5で示す高さは、前面扉102の水平面102aから、演出ボタン156の操作面における頂点までの最大距離(演出ボタン156の未操作時における最大突出高さ)である。
精算ボタン134は、前面扉102の垂直面102bから手前(遊技者側。前面扉102を開く方向)に突出するように配設されており、精算ボタン134の操作面を垂直面102bに向かって奥側に押下することで、精算ボタン134の操作(押下操作)が可能である。
図21(a)において符号h6で示す高さは、前面扉102の垂直面102bから、精算ボタン134の操作面における頂点までの最大距離(精算ボタン134の未操作時における最大突出高さ)である。
本例では、1枚ベットボタン130の未操作時における最大突出高さh1と、精算ボタン134の未操作時における最大突出高さh6が、ほぼ同じ高さであり(h1≒h6)、MAXベットボタン132の未操作時における最大突出高さh2と、停止ボタン137~139の未操作時における最大突出高さh4が、ほぼ同じ高さである(h2≒h4)。
また、1枚ベットボタン130の未操作時における最大突出高さh1と、精算ボタン134の未操作時における最大突出高さh6よりも、MAXベットボタン132の未操作時における最大突出高さh2と、停止ボタン137~139の未操作時における最大突出高さh4の方が高く(h1≒h6<h2≒h4)、これらのボタンよりも演出ボタン156の未操作時における最大突出高さh5の方が高く(h1≒h6<h2≒h4<h5)、このボタンよりもスタートレバー135の未操作時における最大突出高さh3の方が高くなっている(h1≒h6<h2≒h4<h5<h3)。
本例によれば、操作面の突出高さが相対的に高い操作手段(例えば、スタートレバー135)は、遊技者や他の部材に当たりやすく、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性があるため、復電時に操作されている状態であっても、当該操作に対する制御を行わないことで、誤操作や誤操作に伴う制御負担の増加を未然に防止することができる。
一方、操作面の突出高さが相対的に低い操作手段(例えば、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、精算ボタン134)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
また、配設位置が遊技者に対向する位置であったり、操作面が前面扉102を開く方向に向いていたりする操作手段(例えば、スタートレバー135、停止ボタン137~139)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性があるため、復電時に操作されている状態であっても、当該操作に対する制御を行わないことで、誤操作や誤操作に伴う制御負担の増加を未然に防止することができる。
一方、配設位置が遊技者に対向しない位置であったり、操作面が前面扉102を開く方向に向いていなかったりする操作手段(例えば、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、精算ボタン134)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
なお、図示は省略するが、スロットマシン1100の計数ボタン1171の最大突出高さは、1枚ベットボタン130の未操作時における最大突出高さh1と、精算ボタン134の未操作時における最大突出高さh6と、ほぼ同じ高さである。
本例によれば、操作面の突出高さが相対的に低い操作手段(例えば、計数ボタン1171)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
また、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、精算ボタン134は、操作する前の状態に復帰することができる(操作のキャンセルが可能な)操作手段であるが、スタートレバー135、停止ボタン137~139は、操作する前の状態に復帰することができない(操作のキャンセルが不可能な)操作手段である。
なお、例えば、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130が操作され、メダルがベットされた状況となっても、精算ボタン134を操作することで、ベットを解除することが可能であり、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130を操作する前の状態に復帰することができると言える。また、精算ボタン134が操作され、メダルが返却されても、再びメダルを投入すれば、精算ボタン134が操作される前の状態に復帰することができる。
本例によれば、操作する前の状態に復帰することができる(操作のキャンセルが可能な)操作手段は、復電時において操作に基づく制御を行うことで、利便性を高めることができ、操作する前の状態に復帰することができない(操作のキャンセルが不可能な)操作手段は、復電時において操作に基づく制御を行わないことで、重大な誤操作を防止することができる。
また、遊技者からの距離に着目すれば、1枚ベットボタン130の操作面、MAXベットボタン132の操作面、演出ボタン156の操作面、精算ボタン134の操作面、停止ボタン137~139の操作面、スタートレバー135の操作面の順番で、遊技者からの最大距離が短く、遊技者に近い位置に配設されている。
本例によれば、操作面からの距離が相対的に遊技者に近い操作手段(例えば、スタートレバー135、停止ボタン137~139)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性があるため、復電時に操作されている状態であっても、当該操作に対する制御を行わないことで、誤操作や誤操作に伴う制御負担の増加を未然に防止することができる。
一方、操作面からの距離が相対的に遊技者から遠い操作手段(例えば、MAXベットボタン132、1枚ベットボタン130)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
<各ボタンの操作面の面積>
次に、図21(b)を用いて、各ボタンの操作面の面積について説明する。図21(b)は、スロットマシン100の正面図から各ボタンを抜き出して、各ボタンの操作面の面積を示した図である。
図21(b)において符号s1で示す部位は、1枚ベットボタン130の操作面であり、同図において符号s2で示す部位は、MAXベットボタン132の操作面である。また、同図において符号s3で示す部位は、スタートレバー135の操作面であり、同図において符号s4で示す部位は、停止ボタン137~139の操作面である。
また、図21(b)において符号s5で示す部位は、演出ボタン156の操作面であり、同図において符号s6で示す部位は、精算ボタン134の操作面である。また、同図において符号s7で示す部位は、音量ボタン193bの操作面であり、同図において符号s8で示す部位は、リセットボタン243の操作面である。
本例では、1枚ベットボタン130の操作面の面積s1と、精算ボタン134の操作面の面積s6と、音量ボタン193bの操作面の面積s7、リセットボタン243の操作面の面積s8が、ほぼ同じ大きさであり(s1≒s6≒s7≒s8)、MAXベットボタン132の操作面の面積s2、停止ボタン137~139の操作面の面積s4が、ほぼ同じ大きさである(s2≒s4)また、1枚ベットボタン130の操作面の面積s1と、精算ボタン134の操作面の面積s6と、音量ボタン193bの操作面の面積s7と、リセットボタン243の操作面の面積s8よりも、MAXベットボタン132の操作面の面積s2と、停止ボタン137~139の操作面の面積s4の方が大きく(s1≒s6≒s7≒s8<s2≒s4)、これらのボタンよりも演出ボタン156の操作面の面積s5の方が大きく(s1≒s6≒s7≒s8<s2≒s4<s5)、このボタンよりもスタートレバー135の操作面の面積s3の方が大きい(s1≒s6≒s7≒s8<s2≒s4<s5<s3)。
本例によれば、操作面の面積が相対的に大きい操作手段(例えば、演出ボタン156)は、遊技者や他の部材に当たりやすく、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性があるため、復電時に操作されている状態であっても、当該操作に対する制御を行わないことで、誤操作や誤操作に伴う制御負担の増加を未然に防止することができる。
一方、操作面の面積が相対的に小さい操作手段(例えば、1枚ベットボタン130、精算ボタン134)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
なお、図示は省略するが、スロットマシン1100の計数ボタン1171と遊技メダル数クリアボタン1172の操作面の面積は、1枚ベットボタン130の操作面の面積s1等と同じ大きさである。
本例によれば、操作面の面積が相対的に小さい操作手段(例えば、計数ボタン1171)は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
<ボタン押下状態での復電/まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、電力を供給する電源装置(例えば、図2に示す電源装置252)と、第一の操作手段(例えば、図1に示すスタートレバー135、演出ボタン156)と、第二の操作手段(例えば、図1に示すMAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、精算ボタン134)と、を備えた遊技台であって、前記第一の操作手段が操作されていない状態で前記電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該第一の操作手段が操作されている状態で電断から復帰して該第一の操作手段の操作が有効化される状態になったとしても、該第一の操作手段の操作に対する制御を実行しないが、前記第二の操作手段が操作されていない状態で前記電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該第二の操作手段が操作されている状態で電断から復帰して該第二の操作手段の操作が有効化される状態になると、該第二の操作手段の操作に対する制御を実行し、前記第一の操作手段の操作面は、前記第二の操作手段の操作面よりも前記遊技台の外面から突出している、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、操作面の突出高さが相対的に高い操作手段は、遊技者や他の部材に当たりやすく、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性があるため、復電時に操作されている状態であっても、当該操作に対する制御を行わないことで、誤操作や誤操作に伴う制御負担の増加を未然に防止することができる。また、操作面の突出高さが相対的に低い操作手段は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、電力を供給する電源装置(例えば、図2に示す電源装置252)と、第一の操作手段(例えば、図1に示すスタートレバー135、停止ボタン137~139、演出ボタン156、音量ボタン193a、リセットボタン243)と、第二の操作手段(例えば、図1に示すMAXベットボタン132、1枚ベットボタン130、精算ボタン134)と、を備えた遊技台であって、前記第一の操作手段が操作されていない状態で前記電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該第一の操作手段が操作されている状態で電断から復帰して該第一の操作手段の操作が有効化される状態になったとしても、該第一の操作手段の操作に対する制御を実行しないが、前記第二の操作手段が操作されていない状態で前記電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該第二の操作手段が操作されている状態で電断から復帰して該第二の操作手段の操作が有効化される状態になると、該第二の操作手段の操作に対する制御を実行し、前記第一の操作手段の操作面は、前記第二の操作手段の操作面よりも面積が大きい、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、操作面の面積が相対的に大きい操作手段は、遊技者や他の部材に当たりやすく、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性があるため、復電時に操作されている状態であっても、当該操作に対する制御を行わないことで、誤操作や誤操作に伴う制御負担の増加を未然に防止することができる。また、操作面の面積が相対的に小さい操作手段は、予期しないタイミングで操作されてしまう可能性が低いため、復電時に操作されている状態であれば、当該操作に対する制御を行うことで、復電後に一早く遊技を進行することができ、遊技者の利便性や満足度を高めることができる。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、電力を供給する電源装置(例えば、図2に示す電源装置252)と、複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール(例えば、図1に示すリール110~112)と、回転駆動している前記リールを停止するための複数の停止操作手段(例えば、図1に示す停止ボタン137~139)と、演出手段(例えば、図1に示す液晶表示装置157、図2に示すスピーカ272,277、各種ランプ)と、を備えた遊技台であって、前記複数の停止操作手段が操作されることによって前記複数のリールが第一の停止態様で停止され、該複数の停止操作手段が操作されていない状態になった場合、前記演出手段によって該第一の停止態様に応じた入賞演出を実行するように構成されており、前記複数のリールのうちの少なくとも一つのリールが回転し、且つ、前記複数の停止操作手段が操作されていない状態で前記電源装置の電源が遮断される電断が発生し、前記停止操作手段が操作されている状態で電断から復帰しても、回転中の該リールを停止させないが、前記複数の停止操作手段が操作されることによって前記複数のリールが前記第一の停止態様で停止され、且つ、該複数の停止操作手段のうちの最後に操作された停止操作手段が操作されている状態で前記電源装置の電源が遮断される電断が発生し、該最後に操作された停止操作手段の操作が継続されている状態で電断から復帰した場合、該最後に操作された停止操作手段の操作が継続されている間は前記演出手段による該第一の停止態様に応じた前記入賞演出を実行しないように構成されている、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、停止操作手段の操作の状況に応じて、当該操作に対する制御を変化させることができ、誤操作によって遊技者が不利益を被る恐れがあるリールの停止制御は復電時には無効とすることで、誤操作による不利益を被ることを防止することができる一方で、復電時の入賞演出の保留制御を有効にし、最後に操作された停止操作手段の操作が継続している間は入賞演出を実行しないことで、入賞演出の見逃しを防止することができ、遊技者の満足度高めることができる。
なお、本例では、各種ランプやLED等の光量を設定することが可能な光量ボタンを設けていなかったが、光量ボタンを設けてもよい。光量ボタンを設ける場合、図10~図17で説明した電源投入時の制御や同時操作における光量ボタンの制御などは、上述した音量ボタンと同様の制御とすればよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作>
次に、扉閉鎖状態での設定変更操作について説明するが、当該説明に先立って、管理者用画面、設定変更モード、および、設定確認モードについて説明する。
<管理者用画面>
管理者用画面とは、遊技店の店員等の管理者がスロットマシン100に関する各種設定を行うために用いる画面のことである。管理者用画面の表示内容は特に限定されないが、本例では、液晶表示装置157を用いて、例えば、図22(a-1)等に示す管理者用画面SDの表示が可能である。
本例の管理者用画面SDは、管理者用の画面であることを示す「システム設定」というタイトル表示と、複数種類のメニュー表示で構成される。本例のメニュー表示には、時刻設定、エラー履歴設定、設定履歴、省電力設定等があり、遊技店の店員等の管理者は、図1を用いて説明した十字キー193a(上キー、下キー、右キー、左キー)やOKボタン193bを操作することで、メニュー表示のいずれかの項目を任意に選択することが可能である。
例えば、管理者用画面SDにおいて、時刻設定の項目が選択されると、日付や時刻の設定が可能であり、エラー履歴の項目が選択されると、当該遊技台において過去に発生したエラーの履歴や、前面扉102の開放閉鎖履歴、電源投入・電断復電の履歴等を表示することが可能である。また、設定履歴の項目が選択されると、過去の設定変更や設定確認の履歴を表示することが可能であり、また、管理者用画面SDにおいて、省電力設定の項目が選択されると、省電力モードの設定(例えば、スピーカ272,277の音量設定やLEDや各種ランプの輝度等の簡易設定)等が可能である。
なお、管理者用画面SDにおいて選択可能な項目は、本例に限定されず、例えば、遊技店の管理者のみが設定可能な最大音量や、エラー(例えば、前面扉102の開放)の発生時に出力するエラー音等の設定が可能であってもよいし、LEDや各種ランプの光量の設定等が可能であってもよい。
<設定変更モード>
次に、図22(a)を用いて、通常の設定変更モードについて説明する。図22(a)は、通常の設定変更モードの流れを時系列で示した図である。
<設定変更モード/電源OFFで設定キーSWをON>
図22(a)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、前面扉102が扉体開放状態(開状態)において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われ、設定キーSWがONになっている状態である。
同状態では、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、図示は省略するが、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<設定変更モード/設定変更モードの開始>
図22(a)において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
スロットマシン100は、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、前面扉102(扉体)が開状態であるとの条件と、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することが可能である。
換言すれば、スロットマシン100は、前面扉102(扉体)が開状態であって設定キーSWをOFF(第一の操作状態)からON(第二の操作状態)にする操作が行われている状態で電源が投入されると、設定値の変更が可能な状態(設定変更モード)に移行するように構成されている。
具体的には、主制御部300は、図6を用いて説明した初期設定処理のステップS203~S204において、前面扉102が開放状態、且つ、設定キーSWがONと判定した場合に、図7を用いて説明した設定変更処理を開始する。
続いて、主制御部300は、この設定変更処理のステップS302において、設定変更を開始することを示す設定変更開始コマンドを第1副制御部400に送信し、第1副制御部400は、この設定変更開始コマンドを主制御部300から受信した場合に、管理者用画面の表示を開始する処理を実行する。
これにより、図22(a-1)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定変更モードに移行したことから、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
<設定変更モード/設定値の変更>
図22(a)において符号T3,T4で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW243による押下操作が1回、行われた状態である。
主制御部300は、設定変更処理のステップS305~S307において、リセットSW243の操作を1回検出する毎に、現在設定されている設定値1~6に対して1ずつ加算更新し、設定値が6を超えると1に戻すことを繰り返して実行することで、設定値を変更する。
図22(a)において符号T3,T4で示す状態では、リセットSW243の操作を1回検出したことから、設定値の変更(本例では、設定2から設定3の変更)を実行した後に、図22(a-2)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、更新後の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示している。
また、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
<設定変更モード/設定値の確定>
図22(a)において符号T5,T6で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってスタートレバー135による押下操作が1回、行われた状態である。
主制御部300は、設定変更処理のステップS307において、スタートレバー135の操作があったと判定した場合には、続くステップS308~S309において、設定値表示装置101aに表示されている設定値を、新たな設定値として記憶(確定)し、設定値表示装置101aの表示を消去し、設定値を非表示にする。
図22(a)において符号T5,T6で示す状態では、設定変更モードにおいてスタートレバー135の操作を検出したことから、設定値表示装置101aに表示されている設定値(本例では、設定3)を、新たな設定値として記憶(確定)した後、図22(a-3)に示すように、設定値表示装置101aにおける設定値の表示を消去する。
また、同状態は、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
<設定変更モード/設定変更モードの終了>
図22(a)において符号T7で示す状態は、設定変更モードにおいて遊技店の管理者によって設定キーSWをONからOFFにする操作が行われ、設定キーSWがOFFになった状態である。
スロットマシン100は、設定変更モードにおいて設定キーSWをON(第二の操作状態)からOFF(第一の操作状態)にする操作が行われると、設定変更モードを終了するように構成されている。
具体例には、主制御部300は、設定変更処理のステップS310において、設定キーSWがOFFであると判定した場合には、設定変更を終了することを示す設定変更終了コマンドを第1副制御部400に送信し、第1副制御部400は、この設定変更終了コマンドを主制御部300から受信した場合に、管理者用画面SDの表示を終了する処理を実行する。
これにより、図22(a-4)に示すように、液晶表示装置157において表示していた管理者用画面SDは消去されるが、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において表示していた扉開放報知を、液晶表示装置157の表示領域に拡大して表示する。
また、この液晶表示装置157による扉開放報知に加えて、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続するとともに、スピーカ272,277から扉開放報知音(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という音声)を出力している。
なお、図22(a)において符号T8で示す状態は、前面扉102が閉鎖された状態である。同状態では、前面扉102が扉開放状態(開状態)から扉体閉鎖状態(閉状態)に変化したことから、図示は省略するが、液晶表示装置157による扉開放報知、払出枚数表示器127による扉開放報知、スピーカ272,277による扉開放報知音の出力を全て終了するとともに、通常遊技状態(遊技可能状態)に移行する。
<設定確認モード>
次に、図22(b)を用いて、通常の設定確認モードについて説明する。図22(b)は、通常の設定確認モードの流れを時系列で示した図である。
<設定確認モード/前面扉:扉体閉鎖状態>
図22(b)において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がON、前面扉102が扉体閉鎖状態において、通常遊技を実行している状態である。
同状態では、通常遊技中であることから、液晶表示装置157において、通常演出を実行し、スピーカ272,277から通常演出BGMを出力している。
<設定確認モード/前面扉:扉体閉鎖状態→扉体開放状態>
図22(b)において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す扉体閉鎖状態において、前面扉102が開放され、前面扉102が扉体閉鎖状態から扉体開放状態になった状態である。
同状態では、前面扉102が扉体開放状態になったことから、図示は省略するが、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行する。
また、この液晶表示装置157による扉開放報知に加えて、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行し、スピーカ272,277から扉開放報知音(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という音声)を出力している。
<設定確認モード/電源ON,前面扉(扉体開放状態)で設定キーSWをON>
図22(b)において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す電源装置252の電源がON、前面扉102が扉体開放状態において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われ、設定キーSWがONになった状態である。
スロットマシン100は、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定された場合において、設定キーSW(操作手段)がOFF(第一の操作状態)からON(第二の操作状態)に操作されると、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始することが可能である。
換言すれば、スロットマシン100は、電源が投入されている状態で設定キーSWをOFF(第一の操作状態)からON(第二の操作状態)にする操作が行われると、設定値の確認が可能な状態(設定確認モード)に移行するように構成されている。
具体的には、主制御部300は、予め定めた設定値確認有効期間(例えば、MAXベット状態(一遊技が開始可能な枚数(本例では3枚)のメダルがベットされている状態、または、リプレイによる再遊技状態)ではない期間)であり、且つ、設定キーSWがONであると判定した場合に、設定確認処理を開始する。
続いて、主制御部300は、この設定確認処理において、設定確認を開始することを示す設定確認開始コマンドを第1副制御部400に送信し、第1副制御部400は、この設定確認開始コマンドを主制御部300から受信した場合に、管理者用画面の表示を開始する処理を実行する。
これにより、図22(b-2)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定確認モードに移行したことから、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)を出力している。
また、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
<設定確認モード/リセットSWの押下操作>
図22(b)において符号T4,T5で示す状態は、設定確認モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW243による押下操作が1回、行われた状態である。
設定確認モードでは、リセットSW243による設定値の変更は無効であることから、設定値の変更(更新)は実行していない。
<設定確認モード/設定確認モードの終了>
図22(b)において符号T6で示す状態は、設定確認モードにおいて遊技店の管理者によって設定キーSWをONからOFFにする操作が行われ、設定キーSWがOFFになった状態である。
スロットマシン100は、設定確認モードにおいて設定キーSWをON(第二の操作状態)からOFF(第一の操作状態)にする操作が行われると、設定確認モードを終了するように構成されている。
具体例には、主制御部300は、設定値確認処理において、設定キーSWがOFFであると判定した場合には、設定確認を終了することを示す設定確認終了コマンドを第1副制御部400に送信し、第1副制御部400は、この設定確認終了コマンドを主制御部300から受信した場合に、管理者用画面の表示を終了する処理を実行する。
これにより、図22(b-4)に示すように、液晶表示装置157において表示していた管理者用画面SDは消去されるが、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において表示していた扉開放報知を、液晶表示装置157の表示領域に拡大して表示する。
また、この液晶表示装置157による扉開放報知に加えて、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行し、スピーカ272,277から扉開放報知音(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という音声)を出力している。
さらに、設定確認モードが終了したことから、設定値表示装置101aにおける設定値の表示を消去する。
<設定確認モードにおける扉閉鎖>
次に、図23(a)を用いて設定確認モードにおける扉閉鎖について説明する。図23(a)は、設定確認モードにおいて前面扉102が閉鎖された場合に遊技可能状態となる例を時系列で示した図である。
なお、図23(a)において符号T1で示す状態は、設定キーSWがONであることを除き、図22(b)において符号T1で示す通常遊技状態と同じであるため、その説明は省略する。
<設定確認モードにおける扉閉鎖/前面扉:扉体閉鎖状態→扉体開放状態>
図23(a)において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す扉体閉鎖状態において、前面扉102が開放され、前面扉102が扉体閉鎖状態から扉体開放状態になった状態である。
スロットマシン100は、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の遊技可能状態において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定されると、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始するように構成されている。
図23(a)において符号T2で示す状態では、通常遊技状態(遊技可能状態)から設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始する条件を満たし、設定確認モード(設定確認状態)に移行することから、図23(a-2)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)を出力している。
また、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
<設定確認モードにおける扉閉鎖/前面扉:扉体開放状態→扉体閉鎖状態>
図23(a)において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す扉体開放状態において、前面扉102が閉鎖され、前面扉102が扉体開放状態から扉体閉鎖状態になった状態である。
本例のスロットマシン100は、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の設定確認モード(設定確認状態)において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定されると、遊技可能状態への制御を開始するように構成されている。
図23(a)において符号T3で示す状態では、設定確認モード(設定確認状態)から通常遊技状態(遊技可能状態)への制御を開始する条件を満たし、通常遊技状態(遊技可能状態)に移行することから、図23(a-3)に示すように、液晶表示装置157において、通常演出を実行し、スピーカ272,277から通常演出BGMを出力している。
なお、図23(a)において符号T4で示す状態は、同図において符号T2で示す状態と同じであるため、その説明は省略する。
<設定確認モードにおける扉閉鎖(変形例)>
次に、図23(b)を用いて設定確認モードにおける扉閉鎖(変形例)について説明する。図23(b)は、設定確認モードにおいて前面扉102が閉鎖された場合に設定確認モードを維持する例を時系列で示した図である。
なお、図23(b)において符号T1,T2で示す状態は、図23(a)において符号T1,T2で示す状態と同じであるため、その説明は省略する。
<設定確認モードにおける扉閉鎖(変形例)/前面扉:扉体開放状態→扉体閉鎖状態>
図23(b)において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す扉体開放状態において、前面扉102が閉鎖され、前面扉102が扉体開放状態から扉体閉鎖状態になった状態である。
本例のスロットマシン100は、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の設定確認モード(設定確認状態)において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定された場合であっても、設定確認モード(設定確認状態)を維持するように構成されている。
図23(a)において符号T3で示す状態では、設定確認モード(設定確認状態)を維持する条件を満たし、設定確認モード(設定確認状態)を維持することから、図23(b-3)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDの表示を継続するとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)の表示を継続し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)の出力を継続している。
一方、前面扉102は扉体開放状態から扉閉鎖状態に変化したことから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を終了している。
なお、図23(b)において符号T4で示す状態は、同図において符号T2で示す状態と同じであるため、その説明は省略する。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)>
次に、図24を用いて、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)について説明する。図24は、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)が行われた場合の制御の一例を時系列で示した図である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/電源OFFで設定キーSWをON>
図24において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、前面扉102が扉体開放状態(開状態)において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われた後に、前面扉102が閉鎖(閉状態)された状態である。
同状態では、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、図示は省略するが、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/扉体閉鎖状態で電源ON>
図24において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す、扉体閉鎖状態且つ設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
スロットマシン100は、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定されている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、通常遊技状態(遊技可能状態)への制御を開始するように構成されている。
図24において符号T2で示す状態では、電源装置252の電源がOFFからONに変化し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が開始された際に、設定キーSWがONであるが、前面扉102が扉閉鎖状態であることから、設定変更モードに移行することなく、通常遊技状態に移行し、図24(a)に示すように、液晶表示装置157において、通常演出を実行し、スピーカ272,277から通常演出BGMを出力している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/前面扉:扉体閉鎖状態→扉体開放状態>
図24において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す扉体閉鎖状態において、前面扉102が開放され、前面扉102が扉体閉鎖状態から扉体開放状態になった状態である。
スロットマシン100は、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の遊技可能状態において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定されると、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始せずに、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始するように構成されている。
図24において符号T3で示す状態では、通常遊技状態(遊技可能状態)から設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始する条件を満たし、設定確認モード(設定確認状態)に移行することから、図24(b)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)を出力している。
また、同状態では、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
本例によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
なお、通常遊技状態(遊技可能状態)から設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始する条件を満たした場合に、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始せずに、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始するように構成したが、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の遊技可能状態において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定されると、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始せずに、遊技可能状態を維持するように構成してもよい。
このような構成とすれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態を維持することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/リセットSWの押下操作>
図24において符号T4,T5で示す状態は、設定確認モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW243による押下操作が1回、行われた状態である。
設定確認モードでは、リセットSW243による設定値の変更は無効であることから、設定値の変更は実行していない。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/前面扉:扉体開放状態→扉体閉鎖状態>
図24において符号T6で示す状態は、同図において符号T5で示す扉体開放状態において、前面扉102が閉鎖され、前面扉102が扉体開放状態から扉体閉鎖状態になった状態である。
図23(a)を用いて説明したように、本例のスロットマシン100は、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の設定確認モード(設定確認状態)において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定されると、遊技可能状態への制御を開始するように構成されている。
図24において符号T6で示す状態では、設定確認モード(設定確認状態)から通常遊技状態(遊技可能状態)への制御を開始する条件を満たし、通常遊技状態(遊技可能状態)に移行することから、図24(d)に示すように、液晶表示装置157において、通常演出を実行し、スピーカ272,277から通常演出BGMを出力している。
なお、図23(b)を用いて説明したように、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉開放状態(開状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の設定確認モード(設定確認状態)において、開閉センサ(判定手段)により前面扉102(扉体)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定された場合であっても、設定確認モード(設定確認状態)を維持するように構成してもよい。
このように構成した場合、図24(d´)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDの表示を継続するとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)の表示を継続し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)の出力を継続する一方で、前面扉102は扉体開放状態から扉閉鎖状態に変化したことから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を終了する。
すなわち、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により該扉体が開状態であると判定されても、前記設定変更状態への制御を開始せずに、該遊技可能状態を維持し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)、前記設定確認状態において前記扉体が閉状態(例えば、図24において符号T6で示す、前面扉102が扉閉鎖状態の場合)であっても設定確認状態を維持する(例えば、図24(d´)に示すように、設定確認モードの状態を維持する)、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態を維持することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、設定確認状態において扉体が閉状態であっても該設定確認状態を維持するため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
また、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により前記扉体が開状態であると判定されると、前記設定確認状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T3で示す状態では、前面扉102が扉開放状態と判定され、設定確認モードに移行する)、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)、前記設定確認状態において前記扉体が閉状態(例えば、図24において符号T6で示す、前面扉102が扉閉鎖状態の場合)であっても該設定確認状態を維持する(例えば、図24(d´)に示すように、設定確認モードの状態を維持する)、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができるとともに、該設定確認状態において扉体が閉状態であっても該設定確認状態を維持するため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
なお、本発明に係る「扉体」は、1枚の扉からなる扉体(例えば、前面扉102)に限定されず、2枚の扉(例えば、上扉と下扉)からなる扉体であってもよいし、3枚以上の扉からなる扉体であってもよい。また、本発明に係る「扉体が開状態であると判定された場合」とは、扉体が複数の扉からなる場合に、複数の扉のうちの1つ、複数、または、全てが開状態であると判定された場合のことであってもよい。また、本発明に係る「扉体が閉状態であると判定された場合」とは、扉体が複数の扉からなる場合に、複数の扉のうちの1つ、複数、または、全てが閉状態であると判定された場合のことであってもよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/電源ON→電源OFF>
図24において符号T7で示す状態は、同図において符号T6で示す設定確認モード、扉体閉鎖状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、図24(e)に示すように、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/設定変更モードの開始>
図24において符号T8で示す状態は、同図において符号T7で示す設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
スロットマシン100は、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、前面扉102(扉体)が開状態であるとの条件と、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することが可能である。
換言すれば、スロットマシン100は、設定キーSWをOFF(第一の操作状態)からON(第二の操作状態)にする操作が行われている状態で電源が投入されると、設定値の変更が可能な状態(設定変更モード)に移行するように構成されている。
図24において符号T8で示す状態では、設定変更モードに移行したことから、図24(f)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
本例によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例1)/設定値の変更>
図24において符号T9,T10で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW243による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、リセットSW243の操作を1回検出したことから、設定値の変更(本例では、設定2から設定3の変更)を実行した後に、図24(g)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、更新後の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示している。
また、同状態では、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
また、図示は省略するが、本例に係るスロットマシンでは、設定変更モードにおいて、前面扉102が扉体開放状態から扉体閉鎖状態に変化した場合であっても、設定変更モードを維持するように構成している。
設定変更モードを維持した場合、液晶表示装置157において、管理者用画面SDの表示を継続するとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)の表示を継続し、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)の出力を継続する一方で、前面扉102は扉体開放状態から扉閉鎖状態に変化したことから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を終了する。
すなわち、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により該扉体が開状態であると判定されても、前記設定変更状態への制御を開始せずに、該遊技可能状態を維持し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)、前記設定変更状態において前記扉体が閉状態であっても該設定変更状態を維持する、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態を維持することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるとともに、該設定変更状態において扉体が閉状態であっても該設定変更状態を維持するため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
また、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により前記扉体が開状態であると判定されると、前記設定確認状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T3で示す状態では、前面扉102が扉開放状態と判定され、設定確認モードに移行する)、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)、前記設定変更状態において前記扉体が閉状態であっても該設定変更状態を維持する、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるとともに、該設定変更状態において扉体が閉状態であっても該設定変更状態を維持するため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)>
次に、図25を用いて、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)について説明する。図25は、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)が行われた場合の制御の一例を時系列で示した図である。
なお、図示は省略するが、本例のスロットマシンは、本体101に対して開閉可能な上扉(扉体)と下扉(扉体)を備えている。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)/電源OFFで設定キーSWをON>
図25において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、上扉が扉体閉鎖状態(閉状態)、下扉が扉体開放状態(開状態)において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われた状態である。
同状態では、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、図示は省略するが、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)/上扉閉状態、下扉開状態で電源ON>
図25において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す、上扉閉状態、下扉開状態且つ設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
本例のスロットマシンは、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定されている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技不可能状態への制御を開始するとともに扉開放報知を行うように構成されている。
図25において符号T2で示す状態では、電源装置252の電源がOFFからONに変化し、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が開始された際に、設定キーSWがONであるが、上扉が扉閉鎖状態であることから、設定変更モードに移行することなく、遊技不可能状態に移行するとともに、図25(a)に示すように、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、スピーカ272,277から扉開放報知音(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という音声)を出力している。
なお、この液晶表示装置157による扉開放報知と、スピーカ272,277による扉開放報知音の出力に加えて(または代えて)、払出枚数表示器127において、例えば、図25(c)に示す扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行してもよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)/上扉閉状態、下扉開状態→下扉開状態>
図25において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す上扉閉状態および下扉開状態において、下扉が開状態から閉状態になった状態である。
本例のスロットマシンは、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の遊技不可能状態において、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)の両方が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定されても、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、通常遊技(遊技可能状態)への制御を開始するように構成されている。
図25において符号T3で示す状態では、遊技不可能状態から通常遊技状態(遊技可能状態)への制御を開始する条件を満たすことから、設定変更モードに移行することなく、通常遊技状態に移行し、図25(b)に示すように、液晶表示装置157において、通常演出を実行し、スピーカ272,277から通常演出BGMを出力している。
本例によれば、扉体のいずれか一方が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体の両方が閉鎖された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例2)/上扉下扉閉状態→上扉下扉開状態>
図25において符号T4で示す状態は、同図において符号T3で示す上扉閉状態および下扉閉状態において、上扉および下扉が閉状態から開状態になった状態である。
本例のスロットマシンは、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の遊技不可能状態において、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)の両方が扉開放状態(開状態)であると判定されても、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始するように構成されている。
図25において符号T4で示す状態では、遊技不可能状態から設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始する条件を満たすことから、設定変更モードに移行することなく、設定確認モード(設定確認状態)に移行し、図25(c)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)を出力している。
また、前面扉102が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、前面扉102が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
本例によれば、扉体のいずれか一方が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体の両方が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
なお、以降の図25において符号T6~T10で示す状態は、前面扉102の扉閉鎖状態が、上扉および下扉の扉閉鎖状態に置き換わり、前面扉102の扉開放状態が、上扉および下扉の扉開放状態に置き換わることを除き、図24において符号T6~T10で示す状態と同じであるため、その説明は省略する。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)>
次に、図26を用いて、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)について説明する。図26は、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)が行われた場合の制御の一例を時系列で示した図である。
なお、図示は省略するが、本例のスロットマシンは、本体101に対して開閉可能な上扉(扉体)と下扉(扉体)を備えている。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/電源OFFで設定キーSWをON>図26において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、上扉が扉体開放状態(開状態)、下扉が扉体開放状態(開状態)において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われた状態である。
同状態では、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、図示は省略するが、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/上扉下扉開状態で電源ON>
図26において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す、上扉開状態、下扉開状態且つ設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/上扉下扉開状態→上扉下扉閉状態>
図26において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す上扉閉状態および下扉開状態且つ電源ONの直後に、上扉および下扉が開状態から閉状態になった状態である。
本例のスロットマシンは、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方(本例では、下扉)が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定されている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始する一方で、扉開放報知を行わないように構成されている。
図26において符号T3で示す状態では、通常遊技状態(遊技可能状態)への制御を開始する条件を満たし、通常遊技状態(遊技可能状態)に移行することから、図26(a)に示すように、液晶表示装置157において、通常演出を実行し、スピーカ272,277から通常演出BGMを出力している。
また、同状態では、扉開放報知を行わないことから、液晶表示装置157による扉開放報知、払出枚数表示器127による扉開放報知、および、スピーカ272,277による扉開放報知音の出力をいずれも実行していない。
本例によれば、扉体のいずれか一方が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態では、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/上扉下扉閉状態→上扉下扉開状態>
図26において符号T4で示す状態は、同図において符号T3で示す上扉閉状態および下扉閉状態において、上扉および下扉が閉状態から開状態になった状態である。
本例のスロットマシンは、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方が扉閉鎖状態(閉状態)であると判定され、且つ、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されている場合の遊技可能状態において、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)の両方が扉開放状態(開状態)であると判定されても、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始するように構成されている。
図26において符号T4で示す状態では、遊技可能状態から設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始する条件を満たすことから、設定変更モードに移行することなく、設定確認モード(設定確認状態)に移行し、図26(b)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)を出力している。
また、上扉および下扉が開状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
本例によれば、扉体のいずれか一方が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体の両方が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/エラー検知状態>
図26において符号T5,T6で示す状態は、設定確認モードにおいてエラーを検知した状態である。
同状態では、主制御部300は、セレクタエラーを検出したことから、割込みステータスをエラー検知状態に設定した後、払出枚数表示器127に、エラーに対応するエラーコードを表示する(本例では、セレクタエラーを表す「CE」の文字に対応するセグメントを点灯する)とともに、検知したエラーに対応するエラーコマンドを第1副制御部400に送信するための準備を行う。
第1副制御部400は、このエラーコマンドを主制御部300から受信した場合に、エラー報知を開始する処理を実行するが、本例では、エラー報知よりも管理者用画面SDの表示を優先することから、液晶表示装置157において、エラー(本例では、セレクタエラー)を報知するエラー報知(本例では、「セレクタエラーです」という文字列を含む表示)を実行していない。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/上扉下扉開状態→下扉閉状態>
図26において符号T7で示す状態は、同図において符号T6で示す上扉下扉開状態において、下扉が開状態から閉状態になった状態である。
同状態では、下扉が開状態から閉状態になったことから、設定確認モードを終了し、液晶表示装置157に表示していた管理者用画面SDを消去している。また、エラー検知状態であることから、払出枚数表示器127によるエラー報知を継続しつつ、液晶表示装置(報知手段)157において、保留していたエラー報知(本例では、「セレクタエラーです」という文字列を含む表示)を実行するとともに、スピーカ(報知手段)272,277からエラー報知音(本例では、セレクタエラーであることを報知する「セレクタエラーです」という音声)を出力している。
また、上扉が開状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/上扉開状態→上扉閉状態>
図26において符号T8で示す状態は、同図において符号T7で示す上扉開状態において、上扉が開状態から閉状態になった状態である。
同状態では、エラー検知状態であることから、払出枚数表示器127によるエラー報知、液晶表示装置157によるエラー報知、および、スピーカ272,277によるエラー報知音の出力を継続しつつ、上扉および下扉が閉状態になったことから、液晶表示装置157による扉開放報知を終了している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/上扉下扉閉状態→上扉下扉開状態>
図26において符号T9で示す状態は、同図において符号T8で示す上扉下扉閉状態において、上扉および下扉が閉状態から開状態になった状態である。
同状態では、エラー検知状態であることから、払出枚数表示器127によるエラー報知、液晶表示装置157によるエラー報知、および、スピーカ272,277によるエラー報知音の出力を継続しつつ、上扉および下扉が開状態になったことから、液晶表示装置157による扉開放報知を再開している。
なお、図示は省略するが、本例に係るスロットマシンは、エラー報知の実行中、かつ、上扉および下扉が開状態において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われた場合であっても、設定確認モードに移行しないように構成している。
そして、エラー検知状態であることから、払出枚数表示器127によるエラー報知、液晶表示装置157によるエラー報知、および、スピーカ272,277によるエラー報知音の出力を継続するとともに、上扉および下扉が開状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知を継続する。
すなわち、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、報知手段(例えば、液晶表示装置157、スピーカ272,277)と、エラー検出手段(例えば、エラー報知開始処理)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により該扉体が開状態であると判定されても、前記設定変更状態への制御を開始せずに、該遊技可能状態を維持し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)、前記エラー検出手段により或るエラーが検出された場合、前記報知手段においてエラー報知を実行可能であり、前記エラー報知の実行中において前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合に前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されても、前記設定確認状態への制御を開始することがない、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態を維持することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、エラー報知中において扉体が開状態であると判定された場合に操作手段が第一の操作状態から第二の操作状態に操作されても、設定確認状態への制御を開始することがないため、設定確認よりもエラー報知を優先することでエラーを先に解消することができる。
また、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、報知手段(例えば、液晶表示装置157、スピーカ272,277)と、エラー検出手段(例えば、エラー報知開始処理)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により前記扉体が開状態であると判定されると、前記設定確認状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T3で示す状態では、前面扉102が扉開放状態と判定され、設定確認モードに移行する)、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)、前記エラー検出手段により或るエラーが検出された場合、前記報知手段においてエラー報知を実行可能であり、前記エラー報知の実行中において前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合に前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されても、前記設定確認状態への制御を開始することがない、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、エラー報知中において扉体が開状態であると判定された場合に操作手段が第一の操作状態から第二の操作状態に操作されても、設定確認状態への制御を開始することがないため、設定確認よりもエラー報知を優先することでエラーを先に解消することができる。
なお、本発明に係る「扉体」は、2枚の扉(例えば、上扉と下扉)からなる扉体に限定されず、1枚の扉からなる扉体(例えば、前面扉102)であってもよいし、3枚以上の扉からなる扉体であってもよい。また、本発明に係る「扉体が開状態であると判定された場合」とは、扉体が複数の扉からなる場合に、複数の扉のうちの1つ、複数、または、全てが開状態であると判定された場合のことであってもよい。また、本発明に係る「扉体が閉状態であると判定された場合」とは、扉体が複数の扉からなる場合に、複数の扉のうちの1つ、複数、または、全てが閉状態であると判定された場合のことであってもよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例3)/エラー解消>
図26において符号T10,T11で示す状態は、遊技店の管理者によってリセットSW243によるエラー解消操作が1回、行われた状態である。
同状態では、主制御部300は、エラー報知終了条件が成立した(本例では、リセットSW243によるエラー解除操作を受け付けた)ことから、割込みステータスに記憶したエラー検知状態を消去するとともに、設定確認モードに移行したことから、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定確認音(本例では、設定確認中であることを報知する「設定確認中です」という音声)を出力している。
また、上扉および下扉が開状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)>
次に、図27を用いて、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)について説明する。図27は、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)が行われた場合の制御の一例を時系列で示した図である。
なお、図示は省略するが、本例のスロットマシンは、本体101に対して開閉可能な上扉(扉体)と下扉(扉体)を備え、上扉(扉体)は、下扉(扉体)が開状態の場合にのみ、開放可能に構成されている。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/電源OFFで設定キーSWをON>
図27において符号T1で示す状態は、電源装置252の電源がOFF、上扉が扉体閉鎖状態(閉状態)、下扉が扉体開放状態(開状態)において、遊技店の管理者によって設定キーSWをOFFからONにする操作が行われた状態である。
同状態では、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、図示は省略するが、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/上扉閉状態、下扉開状態で電源ON>
図27において符号T2で示す状態は、同図において符号T1で示す、上扉閉状態、下扉開状態且つ設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
本例のスロットマシンは、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方(本例では、下扉)が扉開放状態(開状態)であると判定されている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始するとともに、扉開放報知を行うように構成されている。
換言すれば、本例では、上扉(扉体)と下扉(扉体)のうちの下扉(扉体)が扉開放状態(開状態)であることを、「設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始するとともに、扉開放報知を行う」ための条件としている。なお、上扉(扉体)が扉開放状態(開状態)であることを、「設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始するとともに、扉開放報知を行う」ための条件としてもよい。
図27において符号T2で示す状態では、通常遊技状態(遊技可能状態)への制御を開始する条件を満たし、通常遊技状態(遊技可能状態)に移行することから、図27(a)に示すように、液晶表示装置157において、通常演出を実行している。
また、下扉が開状態であることから、スピーカ272,277から扉開放報知音を出力し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
本例によれば、扉体のいずれか一方が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態では、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/下扉開状態→下扉閉状態>
図27において符号T3で示す状態は、同図において符号T2で示す上扉閉状態および下扉開状態において、下扉が閉鎖され、上扉閉状態および下扉閉状態になった状態である。
同状態では、下扉が閉状態であることから、図27(b)に示すように、液晶表示装置157による扉開放報知、払出枚数表示器127による扉開放報知、および、スピーカ272,277による扉開放報知音の出力をいずれも実行していない。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/上扉閉状態→上扉開状態、下扉閉状態→下扉開状態>
図27において符号T4で示す状態は、同図において符号T3で示す上扉閉状態および下扉閉状態において、上扉および下扉が開放され、上扉開状態および下扉開状態になった状態である。
同状態では、下扉が開状態であることから、図27(c)に示すように、スピーカ272,277から扉開放報知音を出力し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
なお、本例では、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方(本例では、下扉)が扉開放状態(開状態)であると判定されている場合には、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作され、且つ、上扉(扉体)と下扉(扉体)の両方が扉開放状態(開状態)になった場合であっても、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始しないように構成している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/電源ON→電源OFF>
図27において符号T5で示す状態は、同図において符号T4で示す上扉開状態および下扉開状態において、下扉が閉鎖され、上扉開状態および下扉閉状態になるとともに、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がONからOFFに変化した状態である。
同状態では、図示は省略するが、電源装置252の電源がOFFであり、主制御部300、副制御部400、500等の各制御部、各装置への電源供給が停止していることから、液晶表示装置157、設定値表示装置101a、払出枚数表示器127等の表示は非表示であり、スピーカ272,277の出力音は非出力である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/上扉開状態、下扉閉状態で電源ON>
図27において符号T6で示す状態は、同図において符号T5で示す、上扉開状態、下扉閉状態且つ設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
本例のスロットマシンは、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方(本例では、上扉)が扉開放状態(開状態)であると判定されている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始するとともに、扉開放報知を行わないように構成されている。
換言すれば、本例では、上扉(扉体)と下扉(扉体)のうちの上扉(扉体)が扉開放状態(開状態)であることを、「設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始するとともに、扉開放報知を行わない」ための条件としている。なお、下扉(扉体)が扉開放状態(開状態)であることを、「設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することなく、遊技可能状態への制御を開始するとともに、扉開放報知を行わない」ための条件としてもよい。
同状態では、下扉が閉状態であることから、図27(d)に示すように、液晶表示装置157による扉開放報知、払出枚数表示器127による扉開放報知、および、スピーカ272,277による扉開放報知音の出力をいずれも実行していない。
本例によれば、扉体のいずれか一方が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態では、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例4)/下扉閉状態→下扉開状態>
図27において符号T7で示す状態は、同図において符号T6で示す上扉開状態および下扉閉状態において、下扉が開放され、上扉開状態および下扉開状態になった状態である。
同状態では、下扉が開状態であることから、図27(e)に示すように、スピーカ272,277から扉開放報知音を出力し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
なお、本例では、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、開閉センサ(判定手段)により上扉(扉体)と下扉(扉体)のいずれか一方(本例では、下扉)が扉開放状態(開状態)であると判定されている場合には、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作され、且つ、上扉(扉体)と下扉(扉体)の両方が扉開放状態(開状態)になった場合であっても、設定確認モード(設定確認状態)への制御を開始しないように構成している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)>
次に、図28を用いて、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)について説明する。図28は、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)が行われた場合の制御の一例を時系列で示した図である。
なお、図示は省略するが、本例のスロットマシンは、本体101に対して開閉可能な上扉(扉体)と下扉(扉体)を備えている。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)/設定変更モードの開始>
図28において符号T1で示す状態は設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
本例のスロットマシンは、電源装置252(電力供給手段)による電力供給が開始された際に、上扉(扉体)および下扉(扉体)が開状態であるとの条件と、設定キーSW(操作手段)がON(第二の操作状態)に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合には、設定変更モード(設定変更状態)への制御を開始することが可能である。
換言すれば、本例のスロットマシンは、上扉(扉体)および下扉(扉体)が開状態であって設定キーSWをOFF(第一の操作状態)からON(第二の操作状態)にする操作が行われている状態で電源が投入されると、設定値の変更が可能な状態(設定変更モード)に移行するように構成されている。
図28において符号T1で示す状態では、設定変更モードに移行する条件を満たし、設定変更モードに移行したことから、図28(a)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、同状態は、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)/設定値の更新(変更)>
図28において符号T2,T3で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW(第二の操作手段)243による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、リセットSW(第二の操作手段)243の操作(設定値を更新する操作)を1回検出したことから、現在の設定値である設定2を、設定3(未確定の設定値)に更新した後に、図28(b)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、更新後の未確定の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示している。
また、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)/電断・復電>
図28において符号T4,T5で示す状態は、設定変更モードにおいて、電源装置252の電源がONからOFFに変化して電断した後、再びONに変化して復電した状態である。
本例のスロットマシンは、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー(第三の操作手段)135の操作(設定値を確定する操作)を行う前に電源装置252(電力供給手段)による電力供給を遮断した後、電源装置252(電力供給手段)による電力供給を開始した際に上扉(扉体)および下扉(扉体)が開状態である場合に、設定値を更新する前の状態の設定変更状態への制御を開始し、更新する前の設定値を表示するように構成されている。
図28において符号T4,T5で示す状態は、設定変更モード(設定変更状態)において、リセットSW(第二の操作手段)243の操作(設定値を更新する操作)によって設定値を設定3(未確定の設定値)に更新した後であって、スタートレバー135(第三の操作手段)の操作(設定値を確定する操作)を行う前において、電断・復電し、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)が開状態であることから、図28(c)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、設定3(未確定の設定値)に更新する前の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示するとともに、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、同状態は、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する第一の操作手段(例えば、設定キーSW)と、第二の操作手段(例えば、リセットSW243)と、第三の操作手段(例えば、スタートレバー135)と、を備えた遊技台であって、前記第一の操作手段及び第二の操作手段は、前記扉体が開状態の場合に操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記第一の操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記設定変更状態において、前記第二の操作手段を操作することで、前記設定値を更新することが可能であって、前記第三の操作手段を操作することで、更新された前記設定値を確定することが可能であり、前記設定変更状態における前記第二の操作手段を用いて前記設定値を更新した後であって前記第三の操作手段を操作する前において、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定されている状態で前記電力供給手段による電力供給を遮断し(例えば、図28において符号T4で示す、電源ONから電源OFF)、その後、該電力供給手段による電力供給を開始した場合(例えば、図28において符号T5で示す、電源OFFから電源ON)、前記設定値が更新する前の値(例えば、設定2)に戻っている、ことを特徴とする遊技台である。
一般に、遊技店の店員は、設定値を設定する際に、前日の設定値などを参考にしつつ設定変更の作業を行うが、本例に係る遊技台によれば、イレギュラーな状態で電断した場合、つまり、遊技店の店員が意図していない電断の場合には、更新前の設定値の状態の設定変更状態に復帰し、設定値が更新する前の値に戻っているため、変更前の設定値が分からなくなるといった事態を回避することができ、遊技店の店員の利便性を高めることができる。
なお、本例では、設定値を更新した後であって扉体が開状態で電断・復電した場合に、更新前の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始する例を示したが、本発明はこれに限定されず、設定値を更新した後であって扉体が開状態で電断した後、扉体が開状態で復電した場合(扉開放状態で電断→扉開放状態で復電の場合)に、更新前の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよいし、設定値を更新した後であって扉体が閉状態で電断した後、扉体が開状態で復電した場合(扉閉鎖状態で電断→扉開放状態で復電の場合)に、更新前の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよい。
また、設定値を更新した後であって扉体が閉状態で電断・復電した場合に、更新後の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよく、この場合、設定値を更新した後であって扉体が閉状態で電断した後、扉体が閉状態で復電した場合(扉閉鎖状態で電断→扉閉鎖状態で復電の場合)に、更新後の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよいし、設定値を更新した後であって扉体が開状態で電断した後、扉体が閉状態で復電した場合(扉開放状態で電断→扉閉鎖状態で復電の場合)に、更新後の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよい。
本例によれば、設定変更等の作業中に一旦、作業を中断する場合に、電源をOFFにして扉体を閉めておくことで、設定変更等の作業の途中から再開することができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
また、設定変更モードにおいてスタートレバー135を操作した後であって設定キーをONからOFFに操作する前において、扉体が開状態であると判定されている状態で電断・復電した場合、設定値を確定する前の状態の設定変更状態への制御を開始するものであってもよい。
すなわち、本例に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する第一の操作手段(例えば、設定キーSW)と、第二の操作手段(例えば、リセットSW243)と、第三の操作手段(例えば、スタートレバー135)と、を備えた遊技台であって、前記第一の操作手段及び第二の操作手段は、前記扉体が開状態の場合に操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記第一の操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記設定変更状態において、前記第二の操作手段を操作することで、前記設定値を更新することが可能であって、前記第三の操作手段を操作することで、更新された前記設定値を確定することが可能であり、前記設定変更状態における前記第三の操作手段を操作した後であって前記第一の操作手段を前記第二の操作状態から前記第一の操作状態に操作する前において、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定されている状態で前記電力供給手段による電力供給を遮断し(例えば、図28において符号T4で示す、電源ONから電源OFF)、その後、該電力供給手段による電力供給を開始した場合(例えば、図28において符号T5で示す、電源OFFから電源ON)、前記設定値が確定していない状態の設定変更状態(例えば、設定2の状態の設定変更モード)への制御を開始する、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、イレギュラーな状態で電断した場合には、つまり、遊技店の店員が意図していない電断の場合には、設定値が確定していない状態の設定変更状態へ復帰するため、何らかの理由により、設定値が意図していない値となることを防止することができる。
また、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により該扉体が開状態であると判定されても、前記設定変更状態への制御を開始せずに、該遊技可能状態を維持し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始する(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)ものであってもよい。
このような構成とすれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態を維持することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
また、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により前記扉体が開状態であると判定されると、前記設定確認状態への制御を開始し(例えば、図24において符号T3で示す状態では、前面扉102が扉開放状態と判定され、設定確認モードに移行する)、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始する(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)ものであってもよい。
このような構成とすれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。また、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)/設定値の変更>
図28において符号T6,T7で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW243による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、リセットSW243の操作を1回検出したことから、設定値の変更(本例では、設定2から設定3の変更)を実行した後に、図28(d)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、更新後の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示している。
また、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、上扉および下扉が開状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例5)/電断・復電>
図28において符号T8,T9で示す状態は、設定変更モードにおいて、電源装置252の電源がONからOFFに変化して電断した後、再びONに変化して復電した状態である。
本例のスロットマシンは、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー135の操作(設定値を確定する操作)を行う前に電源装置252(電力供給手段)による電力供給を遮断した後、電源装置252(電力供給手段)による電力供給を開始した際に上扉(扉体)および下扉(扉体)の少なくとも一方が閉状態(本例では、上扉および下扉)である場合に、電力供給を遮断する直前に表示していた(未確定の)設定値を表示するように構成されている。
図28において符号T8,T9で示す状態は、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー135の操作(設定値を確定する操作)を行う前に電断・復電し、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)が閉状態であることから、図28(e)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、電力供給を遮断する直前に表示していた(未確定の)設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示するとともに、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、同状態は、上扉および下扉が閉状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を終了している。
本例によれば、設定変更状態において設定値を確定する操作を行う前に電力供給手段による電力供給を遮断した後、電力供給手段による電力供給を開始した際に上扉(扉体)および下扉(扉体)の少なくとも一方が閉状態である場合に、電力供給を遮断する直前に表示していた(未確定の)設定値を表示するため、設定変更等の作業中に一旦、作業を中断する場合に、電源をOFFにして扉体を閉めておくことで、設定変更等の作業の途中から再開することができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
なお、本例では、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー135の操作(設定値を確定する操作)を行う前に電断・復電し、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)が閉状態の場合に、電力供給を遮断する直前に表示していた(未確定の)設定値を表示する例を示したが、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)のいずれか一方が閉状態の場合に、電力供給を遮断する直前に表示していた(未確定の)設定値を表示してもよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)>
次に、図29を用いて、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)について説明する。図29は、扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)が行われた場合の制御の一例を時系列で示した図である。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/設定変更モードの開始>
図29において符号T1で示す状態は設定キーSWがONの状態において、遊技店の管理者によって電源SW244による操作が行われ、電源装置252の電源がOFFからONに変化した状態である。
同状態では、設定変更モードに移行する条件を満たし、設定変更モードに移行したことから、図29(a)に示すように、液晶表示装置157において、管理者用画面SDが表示されるとともに、設定値表示装置101aにおいて、現在の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示し、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、同状態は、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/設定値の更新(変更)>
図29において符号T2,T3で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW(第二の操作手段)243による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、リセットSW(第二の操作手段)243の操作(設定値を更新する操作)を1回検出したことから、現在の設定値である設定2を、設定3(未確定の設定値)に更新した後に、図29(b)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、更新後の未確定の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示している。
また、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/設定値の確定>
図29において符号T3,T4で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってスタートレバー(第三の操作手段)135による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、スタートレバー(第三の操作手段)135の操作(設定値を確定する操作)を1回検出したことから、更新後の未確定の設定値(本例では、設定3)を、確定した設定値として所定の記憶領域に記憶している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/扉開放状態での電断・復電>
図29において符号T5,T6で示す状態は、設定変更モードにおいて、電源装置252の電源がONからOFFに変化して電断した後、再びONに変化して復電した状態である。
本例のスロットマシンは、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー(第三の操作手段)135の操作(設定値を確定する操作)を行った後に電源装置252(電力供給手段)による電力供給を遮断した後、電源装置252(電力供給手段)による電力供給を開始した際に上扉(扉体)および下扉(扉体)が開状態である場合に、設定値が確定していない状態の設定変更状態への制御を開始し、確定する前の設定値を表示するように構成されている。
図29において符号T5,T6で示す状態は、スタートレバー135(第三の操作手段)の操作(設定値を確定する操作)を行った後において、電断・復電し、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)が開状態であることから、図29(c)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、確定する前の設定値(本例では、設定2)を示す数値(本例では、2)を表示するとともに、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、同状態は、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「扉が開いています」という文字列の表示)を実行し、払出枚数表示器127において、扉開放報知(本例では、上扉および下扉が開状態であることを報知する「dr」という文字に対応するセグメントの点灯)を実行している。
なお、本例では、設定値を確定した後であって扉体が開状態で電断・復電した場合に、設定値が確定していない状態の設定変更状態への制御を開始する例を示したが、本発明はこれに限定されず、設定値を確定した後であって扉体が開状態で電断・復電した場合に、設定値が確定している状態の設定変更状態への制御を開始してもよい。
また、設定値を確定した後であって扉体が開状態で電断した後、扉体が開状態で復電した場合(扉開放状態で電断→扉開放状態で復電の場合)に、確定する前の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよいし、設定値を確定した後であって扉体が閉状態で電断した後、扉体が開状態で復電した場合(扉閉鎖状態で電断→扉開放状態で復電の場合)に、確定する前の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/設定値の変更>
図29において符号T7,T8で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW243による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、リセットSW(第二の操作手段)243の操作(設定値を更新する操作)を1回検出したことから、現在の設定値である設定2を、設定3(未確定の設定値)に更新した後に、図29(d)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、更新後の未確定の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示している。
また、設定変更モードであることから、スピーカ272,277からの設定変更音の出力を継続するとともに、上扉および下扉が扉体開放状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を継続している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/設定値の確定>
図29において符号T8,T9で示す状態は、設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってスタートレバー(第三の操作手段)135による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、スタートレバー(第三の操作手段)135の操作(設定値を確定する操作)を1回検出したことから、更新後の未確定の設定値(本例では、設定3)を、確定した設定値として所定の記憶領域に記憶している。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/扉閉鎖状態での電断・復電>
図29において符号T10,T11で示す状態は、設定変更モードにおいて、電源装置252の電源がONからOFFに変化して電断した後、再びONに変化して復電した状態である。
本例のスロットマシンは、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー(第三の操作手段)135の操作(設定値を確定する操作)を行った後に電源装置252(電力供給手段)による電力供給を遮断した後、電源装置252(電力供給手段)による電力供給を開始した際に上扉(扉体)および下扉(扉体)の少なくとも一方が閉状態(本例では、上扉および下扉)である場合に、設定値が確定した状態の設定変更状態への制御を開始し、確定後の設定値を表示するように構成されている。
図29において符号T10,T11で示す状態は、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー135の操作(設定値を確定する操作)を行った後に電断・復電し、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)が閉状態であることから、図29(e)に示すように、設定値表示装置101aにおいて、確定後の設定値(本例では、設定3)を示す数値(本例では、3)を表示するとともに、スピーカ272,277から設定変更音(本例では、設定変更中であることを報知する「設定変更中です」という音声)を出力している。
また、同状態は、上扉および下扉が閉状態であることから、液晶表示装置157による扉開放報知と、払出枚数表示器127による扉開放報知を終了している。
本例によれば、設定変更等の作業中に一旦、作業を中断する場合に、電源をOFFにして扉体を閉めておくことで、設定変更等の作業の途中から再開することができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
なお、本例では、設定変更モード(設定変更状態)においてスタートレバー135の操作(設定値を確定する操作)を行った後に電断・復電し、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)が閉状態の場合に、確定後の設定値を表示する例を示したが、復電の際の上扉(扉体)および下扉(扉体)のいずれか一方が閉状態の場合に、確定後の設定値を表示してもよい。
また、設定値を確定した後であって扉体が閉状態で電断した後、扉体が閉状態で復電した場合(扉閉鎖状態で電断→扉閉鎖状態で復電の場合)に、確定後の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよいし、設定値を確定した後であって扉体が開状態で電断した後、扉体が閉状態で復電した場合(扉開放状態で電断→扉閉鎖状態で復電の場合)に、確定後の設定値の状態の設定変更状態への制御を開始してもよい。
<扉閉鎖状態での設定変更操作(実施例6)/扉開放状態、リセットSWの押下操作>
図29において符号T12で示す状態は、上扉および下扉が扉体閉鎖状態から扉体開放状態に変化した状態であり、続く符号T13,T14で示す状態は、扉開放状態の設定変更モードにおいて、遊技店の管理者によってリセットSW(第二の操作手段)243による押下操作が1回、行われた状態である。
同状態では、設定変更モードにおいて、リセットSW(第二の操作手段)243の操作(設定値を更新する操作)を1回検出しているが、本例では、直近の電断・復電後に、設定値が確定した状態の設定変更状態への制御を開始していることから、リセットSW(第二の操作手段)243による押下操作(設定値を更新する操作)は無効であり、設定値の更新を行っていない。
なお、本発明に係る「遊技台」の構成は、図22や図23を用いて説明した実施例や、図24~図29を用いて説明した実施例1~6で説明した構成に限定されるものではなくこれらの複数の実施例のいずれかに記載した複数の構成のうちの、1つ、または、複数の構成を、他の実施例のいずれかに記載した複数の構成のうちの、1つ、または、複数の構成の構成と入れ替えたり、組み合わせたりすれば、より遊技の幅を広げられる場合がある。
<扉閉鎖状態での設定変更操作/まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により該扉体が開状態であると判定されても、前記設定変更状態への制御を開始せずに、該遊技可能状態を維持する、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに遊技可能状態を維持することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すスロットマシン100)は、複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段(例えば、図3に示す主制御部300)と、前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段(例えば、図2に示す電源装置252)と、遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体(例えば、図1に示す前面扉102)と、前記扉体の開閉状態を判定する判定手段(例えば、開閉センサ)と、操作状態として第一の操作状態(例えば、OFFの状態)と第二の操作状態(例えば、ONの状態)を有する操作手段(例えば、設定キーSW)と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、前記メイン制御手段は、遊技の進行が可能な遊技可能状態(例えば、通常遊技状態)、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態(例えば、設定確認モード)、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態(例えば、設定変更モード)を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合(例えば、図22(a)において符号T2で示す、前面扉102が扉開放状態かつ設定キーSWがONの状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合(例えば、図24において符号T2で示す、設定キーSWがONの状態であるが前面扉102が扉閉鎖状態の場合)には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により前記扉体が開状態であると判定されると、前記設定確認状態への制御を開始する(例えば、図24において符号T3で示す状態では、前面扉102が扉開放状態と判定され、設定確認モードに移行する)、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態において扉体が開放された場合に、設定変更状態へ移行させずに設定確認状態に移行することができるため、設定値を不正に変更するような不正行為等を未然に防止することができる上に、設定確認作業を行うことができ、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
また、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始する(例えば、図24において符号T8で示す状態では、前面扉102を扉開放状態にした後に復電すると、設定変更モードに移行する)ものであってもよい。
このような構成とすれば、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されているイレギュラーな状態を解消して、設定変更状態に移行することができるため、遊技店の店員等の利便性を高めることができる。
なお、本発明に係る「遊技台」の構成は、上記実施形態に係る遊技台の構成に限定されず、例えば、電断・復電後において、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されている場合には、設定変更状態への制御を開始せずに遊技可能状態への制御を開始するが、電断・復電前の状態が設定変更状態であれば、電断・復電後において、扉体が閉状態、且つ、操作手段が第二の操作状態に操作されている場合には、設定変更状態への制御を開始するように構成してもよい。
また本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)
複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段と、
前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段と、
遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体と、
前記扉体の開閉状態を判定する判定手段と、
操作状態として第一の操作状態と第二の操作状態を有する操作手段と、を備えた遊技台であって、
前記操作手段は、
前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、
前記メイン制御手段は、
遊技の進行が可能な遊技可能状態、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、
前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、
前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、
前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、
前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により該扉体が開状態であると判定されても、前記設定変更状態への制御を開始せずに、該遊技可能状態を維持し、
前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し、
前記設定変更状態において前記扉体が閉状態であっても該設定変更状態を維持する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記2)
複数の設定値のうちの一の設定値に基づいて遊技に関する制御を行うメイン制御手段と、
前記メイン制御手段に電力を供給可能な電力供給手段と、
遊技台の前面に設けられ、開閉可能な扉体と、
前記扉体の開閉状態を判定する判定手段と、
操作状態として第一の操作状態と第二の操作状態を有する操作手段と、を備えた遊技台であって、
前記操作手段は、
前記扉体が開状態の場合にのみ操作可能な位置に設けられた手段であり、
前記メイン制御手段は、
遊技の進行が可能な遊技可能状態、現在設定されている設定値を確認することが可能な設定確認状態、及び、前記複数の設定値のうちから一の設定値を設定することが可能な設定変更状態を少なくとも含む複数の状態のうちから一の状態を設定可能であり、
前記判定手段により前記扉体が開状態であると判定された場合において、前記操作手段が前記第一の操作状態から前記第二の操作状態に操作されると、前記設定確認状態への制御を開始することが可能であり、
前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記扉体が開状態であるとの条件と、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件との双方の条件を満たしている場合には、前記設定変更状態への制御を開始することが可能であり、
前記電力供給手段による電力供給が開始された際に、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されているとの条件を満たしている場合であっても、前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定されている場合には、前記設定変更状態への制御を開始することなく、前記遊技可能状態への制御を開始し、
前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、該判定手段により前記扉体が開状態であると判定されると、前記設定確認状態への制御を開始し、
前記判定手段により前記扉体が閉状態であると判定され、且つ、前記操作手段が前記第二の操作状態に操作されている場合の前記遊技可能状態において、前記電力供給手段による電力供給を遮断して前記扉体を開状態にした後、該電力供給手段による電力供給を開始すると、前記設定変更状態への制御を開始し、
前記設定変更状態において前記扉体が閉状態であっても該設定変更状態を維持する、
ことを特徴とする遊技台。
次に、図30~図52を用いて、本発明に適用することができる他の遊技台(例えば、パチンコ機等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。なお、図30~図52に示す符号は、原則として図30~図52を用いた説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図30~図52を用いた説明では図30~図52に示す符号を優先する。
<全体構成>
まず、図30を用いて、本発明の第1実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を前方側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1041が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や左枠ランプ122L、右枠ランプ122R、および上部枠ランプ122Uが取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。前面枠扉106は、扉体の一例に相当する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる開放レバー1081を押すことによって開く。また、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサ1082も設けられている。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている球貯留皿126と、球貯留皿126に貯留された遊技球を遊技者の操作によって球貯留皿126から排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置の演出態様に変化を与える演出ボタン136と、演出ボタン136に内蔵され、その演出ボタン136を発光させるボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、を備える。また、図1では不図示であるが、球貸操作ボタン140の右横には、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタンも設けられている。さらに、十字キーや決定ボタンが配置された操作キーユニット190も備えている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。
図31は、図30のパチンコ機100を裏側から見た背面図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600(図34参照)へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した球貯留皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図34参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図34参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図34参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図34参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図34参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図34参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
また、本実施形態では、主基板156上に、設定変更キー192と、設定変更ボタン194及び役物比率・設定表示器196が設けられている。本実施形態では、電源投入時にRAMクリアスイッチ180が押下されることを条件に設定変更キー192が操作されると、少なくとも大当り確率が異なる複数の設定からいずれかに設定することができる設定変更モードに移行することができる。設定変更モードにおいては、現在の設定が役物比率・設定表示器196に表示され、店員は、これを確認しながら設定変更ボタン194を押下することにより設定の変更を行うことができる。なお、電源投入時にRAMクリアスイッチ180の押下がなくとも、電源投入時に設定変更キー192が操作された場合に設定変更可能な構成としてもよい。
役物比率・設定表示器196は、主基板156に実装されるとともに主基板ケース158の内部に配置される7セグLED基板であり、店員に視認可能な態様で取り付けられている。役物比率・設定表示器196は、2ケタの7セグLEDが上下に配置されるとともに、右側に1ケタの7セグLEDがモジュール化されたものであり、役物比率モニタは、役物比率(YH)及び連続役物比率(RY)を報知するインジケータであり、設定モニタは、現在の設定を確認するためのモニタである。役物比率・設定表示器196は、例えば、赤色、緑色、青色、白色等の単色LEDにより構成されているが、赤・緑・オレンジの3色により発光可能なものとしてもよいし、フルカラーLEDであってもよい。なお、役物比率・設定表示器196のうちの少なくとも一部を、例えば、遊技盤200に設けて遊技者に視認可能としてもよい。
また、本実施形態では、第1副基板ケース162の背面に、ディップスイッチ基板198が配設されている。ディップスイッチ基板198の詳細については後述する。
図32は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。ここで、矢印d2及びd3はパチンコ機100を設置場所に固定した状態における方向を示している。矢印d2はパチンコ機100の幅方向(左右方向と呼ぶ場合がある)を示し、正面視で左手を左、右手を右と呼ぶ場合がある。矢印d3はパチンコ機100の高さ方向(上下方向と呼ぶ場合がある)を示し、高い方を上、低い方を下と呼ぶ場合がある。なお、図32では図示しないが、パチンコ機100の奥行き方向(前後方向と呼ぶ場合がある)では、手前側を前方側又は正面側と呼ぶ場合があり、奥側を後方側又は背面側と呼ぶ場合がある。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
本体104に対する遊技盤200の取付構造は、様々な構造を採用可能であるが、例えば、本体104の正面視左側(ヒンジ部112側)に遊技盤200の正面視左側部200aを挿入し、ここを回動中心として遊技盤200を回動させつつ遊技盤200の正面視右側部200bを本体104に押圧し、セットする構造を採用可能であり、このような構造であれば作業性を向上できる場合がある。
遊技盤200は、板状の本体となる遊技板201に各種の部品が取り付けられたユニットである。遊技板201は、例えば、樹脂により形成され、その表面(正面)は、パチンコ機100のキャラクタ等を表示した装飾面を構成する。装飾面は、例えば、パチンコ機100のキャラクタ等を印刷したシートを貼り付けることで形成してもよい。遊技板201の右下方には振動センサSR3が配設されている。振動センサSR3で検出された場合、エラー処理(例えば画像や音による報知、遊技の継続を不能とする遊技停止等)を行うことができる。振動センサSR3は磁気センサ等、他の不正検出センサであってもよい。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。外レール202の一部は、本体104に着脱自在なレール部材209により形成されている。遊技領域124のうち、外レール202と内レール204との間の領域は発射された遊技球を案内する案内領域201aを形成している。
遊技盤200の遊技領域124以外の領域を非遊技領域と呼ぶ場合がある。遊技領域124と非遊技領域とは外レール202を境界として区別することができる。また、遊技球の発射強度を最大にした状態で遊技球が通過する領域よりも内側の領域は少なくとも遊技領域124と呼ぶことができる。遊技領域124は、遊技領域124内に演出装置等が存在することで遊技球が通過しない領域を含む場合がある。遊技中に遊技球が流下する点で遊技領域124を流下領域と呼び、メンテナンスやアクシデントを除いて遊技中に遊技球が流下しない点で非遊技領域を非流下領域と呼ぶ場合がある。遊技領域124は、その全域を流下領域と呼ぶことも可能であるが、演出装置等の存在により遊技球が流下することがない領域は非流下領域と呼んでもよい。
遊技領域124の略中央には、装飾図柄表示装置208を配設している。遊技領域124よりも下方には、主制御ランプ基板254が設けられており、主制御ランプ基板254上には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第2特別図柄保留ランプ220とが配置されている。また、主制御ランプ基板254には、さらに、高確中ランプHLと、電サポ中ランプTLと、右打ちランプRLとが配設されている。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態ではそれぞれ7セグLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。第2特別図柄保留ランプ220は、保留している特図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。なお、本実施形態では、第1特別図柄保留ランプを備えていないが、備えるようにしてもよい。
また、高確中ランプHLは、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプである。電サポ中ランプTLは、普通図柄の変動表示時間が短縮されるとともに、後述する電動チューリップ(電チュー)の羽根部材2311(図33参照)が長時間開放しやすい電サポ状態であることを示すためのランプである。右打ち表示ランプRLは、大当り遊技状態、確変状態及び電サポ状態であって、遊技者が右打ちすることでその恩恵を得られる状態となったことを示すためのランプである。なお、大当りとなった場合に、当該大当りに係る大当り遊技におけるラウンド数を示すためのラウンド表示ランプが設けられていてもよい。
図32に示す遊技盤200には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244が設けられている。ワープ装置242は、装飾図柄表示装置208の左側に設けたワープ入口242aに入った遊技球をワープ出口242bからステージ244に排出する。ステージ244は、装飾図柄表示装置208よりも、下方でかつ前方側に設けられたものであり、ワープ装置242を抜けた遊技球が、往復動や回転運動等の動きをみせる舞台である。このステージ244では、遊技球が往復動や回転運動することで遊技球の滞留時間が長くなる。ステージ244にはステージカバー245が設けられている。
また、遊技領域124の上部には、本体104に支持されて第1演出可動ユニット7が配置されている。さらに、ステージ244よりも下方かつ後方側には、本体104に支持されて第2演出可動ユニット8が配置されているが、この図32では、第2演出可動ユニット8は見えていない。
図32に示すように、遊技領域124の上部の一部は、装飾上カバー203で覆われている。また、遊技領域124の右上部は、装飾右上カバー205で覆われている。
また、本実施形態では遊技盤200の中央下部に普図始動口228が配置されている。普図始動口228は、本実施形態では、遊技盤200の中央下部に1つ配設している。普図始動口228に入球した場合は、図31に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の賞球を払い出すとともに、入球した遊技球をパチンコ機100の裏側に誘導して遊技島側に排出するようにしている。なお、普図始動口228に進入した遊技球を再度盤面に戻し、賞球を払い出さない構成としてもよい。また、普図始動口228は左側領域に設けられていてもよい。普図始動口228に入賞したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
また、左側に延びたランプユニット9には、一般入賞口も配置されている。一般入賞口は、図示省略しているが、この他にも遊技領域の複数箇所に設けられており、一般入賞口に入球すると所定の球検出センサ(図示省略)が検出し、一般入賞口に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。球貯留皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
また、図33(a)に示すように、アタッカユニット23には、第1特図始動口(可変)231と、第2特図始動口232と、複数の可変入賞口(アタッカ)234,235と、普電作動ゲート228gとが設けられている。図32に示す、中央下部に設けられた普図始動口228は、その配置上、右打ちした場合には、遊技球の入球が困難な構成となっている。一方、上述したステージ244の中央部には、ステージ244に到達した球が、遊技盤200の中央下部に設けられた普図始動口228へ入球し易くなるスペシャルルート244aが設けられている。なお、ステージ244を経由しなくても、左側から普図始動口228を狙うこともできる。したがって、遊技盤200の中央下部に設けられた普図始動口228は、左打ちを行うことで入球を期待することができる始動口である。このように、本実施形態では、左打ちを行うことが推奨される通常遊技状態では、普図始動口228に遊技球を入賞させて普図表示装置210における普図変動表示を行うことを主とした遊技が行われる。
さらに、遊技領域124には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100では、遊技者が球貯留皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆および発射槌によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘等によって進行方向を変えながら下方に流下し、各種の入賞口や始動口に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。また、本実施形態では、本体104の空間部114の下辺に、遊技盤200から排出されるすべての遊技球を受け入れる排出球受入口(図示しない)が上方に開口するように形成されるとともに、排出球受入口に受け入れられた遊技球の通過を検出するアウト球検出センサSWoutが本体104の所定位置に設けられている。なお、アウト球検出センサSWoutは、遊技盤200側に設けられてもよい。本実施形態では、遊技盤200から排出されるすべての遊技球(アウト口240から排出された遊技球と各種入賞口に入賞した遊技球とを含む)は、この排出球受入口に受け入れられ、所定の排出通路を経由してパチンコ機100外に排出されるように構成されているが、アウト口240から排出された遊技球のみがアウト球検出センサSWoutを通過するようにしてもよい。
続いて、遊技領域124の右下部に設けられたアタッカユニット23について説明する。
図33(a)及び同図(b)に示すアタッカユニット23は、アタッカ前板2301(図32)の裏側に配されたものである。なお、アタッカ前板2301の前面にはアタッカシール2302が貼られている(図32参照)。ここで、図32では、アタッカシール2302の装飾模様等は図示省略されている。
アタッカユニット23は、図33(a)及び同図(b)に示すように、遊技盤200側に配置されるユニット本体32aと、ユニット本体32aの前面側に被覆されるユニットカバー体23bを備えて構成されている。
ユニット本体32aには、電チュータイプの特図1始動口(可変)231、第1アタッカとなる第1可変入賞口234、第2アタッカとなる第2可変入賞口235、および第2特図始動口232を有する。本実施形態では、特図1始動口(可変)231に入球すると球検出センサ2312が検出し、特図1始動口(可変)231に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。なお、特図1始動口(可変)231に入賞した遊技球は排出口231aから遊技盤200の裏側に排出される。また、第1可変入賞口234に入球すると球検出センサ(図示せず)が検出し、第1可変入賞口234に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。さらに、第1可変入賞口234の内部には、第1可変入賞口234に入球した遊技球が通過可能な特定領域234vが設けられており、本実施形態では、小当り遊技において遊技球が特定領域234vを通過すると、大当り遊技に移行するようになっている。なお、第1可変入賞口234を設けず、第2可変入賞口235の内部に特定領域を設けるようにしてもよい。第2可変入賞口235に入球すると球検出センサ2352が検出し、第2可変入賞口235に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。また、特図2始動口232に入球すると球検出センサ(図示せず)が検出し、特図2始動口232に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。
特図1始動口(可変)231は、シャッタ部材2311によって始動口の大きさが可変するものであり、図33(a)に示すシャッタ部材2311は、前後方向に進退可能に設けられている。シャッタ部材2311が前方側に進出した状態では、進出したシャッタ部材2311の上を遊技球が通過する。すなわち、図33(a)では図の右側から左側に向けて遊技球が通過する。特図1始動口(可変)231の球検出センサ2312は、シャッタ部材2311よりも下方であって、かつ下流側に、上流側を向いて配置されている。したがって、シャッタ部材2311が前方側に進出した状態では、球検出センサ2312への遊技球の通過が容易であり、特図1始動口(可変)231は、入賞容易状態となる。球検出センサ2312を通過した遊技球は、球通路2313を通って排出口231aより遊技盤200の裏側へ誘導される。一方、シャッタ部材2311が後方側に退出した状態では、球検出センサ2312への遊技球の通過が困難であり、特図1始動口(可変)231は、入賞困難状態となる。また、本実施形態では、特図2始動口232の上流側近傍に、普電作動ゲート228gが配置されており、遊技球が普電作動ゲート228gを通過すると、普図変動表示の状況にかかわらず、後述するシャッタ部材2311が作動する。すなわち、本実施形態では、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、そのまま特図2始動口232へ入球するようになっている。
第2アタッカとなる第2可変入賞口235は、第1アタッカとなる第1可変入賞口234よりも、遊技球の転動(流下)方向下流側に配置されたものである。この第2可変入賞口235は、シャッタ部材2351によって入賞口の大きさが可変するものであり、図33(a)に示すシャッタ部材2351は、前後方向に進退可能に設けられている。シャッタ部材2351が前方側に進出した状態では、進出したシャッタ部材2351の上を遊技球が通過する。すなわち、図33(a)では図の右側から左側に向けて遊技球が通過する。第2可変入賞口用の球検出センサ2352は、シャッタ部材2351よりも下方であって、かつ上方を向いて配置されている。したがって、シャッタ部材2351が前方側に進出した状態では、球検出センサ2352への遊技球の通過が困難であり、第2可変入賞口235は、入賞困難状態となる。一方、シャッタ部材2351が後方側に退出した状態では、球検出センサ2352への遊技球の通過が容易となり、第2可変入賞口235は、入賞容易状態となる。
第1可変入賞口234は、扉部材2341によって開状態と閉状態とに変化可能なものである。扉部材2341が開状態では、第1可変入賞口234へ遊技球が受入可能な状態となるが、閉状態では、第1可変入賞口234へ遊技球が受入不能(あるいは、受入困難)な状態となる。
遊技球が落下した先には、第2特図始動口232が配置されている。この第2特図始動口232は、入賞口の大きさが固定されたものであり、第2特図始動口232に入球した遊技球は、パチンコ機100の裏側に誘導された後、遊技島側に排出される。
図33(b)に示すように、ユニットカバー体23bには、ユニット本体23aに向けて突出した球通路形成壁230rが設けられている。球通路形成壁230rは、アタッカユニット23に入球した遊技球が転動していく、下流側に向かって傾斜した球通路239を形成するものである。また、シャッタ部材2311が進出する位置や、シャッタ部材2351が進出する位置には、球通路形成壁230rが設けられておらず、進出したシャッタ部材2311やシャッタ部材2351が球通路形成壁になる。すなわち、シャッタ部材2311やシャッタ部材2351は、前方側へ進出した状態では下流側に向かって下方へ傾斜しており、この傾斜を利用して遊技球は下流側へ向かって転動していく。
図33(a)に示す実線の矢印は、球通路形成壁230rや、進出したシャッタ部材2311の上を転動した遊技球の経路を示すものである(以下の図における矢印も同様。)。すなわち、アタッカユニット23に入球した遊技球は、実線の矢印で示す特図1始動口(可変)231側のルートを示している。また、同図(a)において示す破線の矢印は、シャッタ部材2311が退出し、シャッタ部材2351が進出した場合に、球通路形成壁230rや、進出したシャッタ部材2351の上を転動した遊技球の経路を示すものである。すなわち、アタッカユニット23に入球した遊技球は、破線の矢印で示す特図2始動口232側のルートを示している。ここで、シャッタ部材2351が退出した場合には、図33(a)において下方に示す実線の矢印で示すように、シャッタ部材2311及びシャッタ部材2351から遊技球が落下して第2可変入賞口235に入球し、球検出センサ2352により入賞検知された後、球通路2343を通って排出口235aから遊技盤の裏側に誘導される。
第2特図始動口232の手前まで落下してきた遊技球は、普電作動ゲート228gを通過した後に第2特図始動口232に入球し、シャッタ部材2311が前方に進出するとともに、特図2変動遊技が開始される。なお、本実施形態では、普電作動ゲート228gの上流側の左右にリブ23r5が突設されており、第2特図始動口232に向かって流下する遊技球のほとんどが普電作動ゲート228gに案内されるようにしているが、第2特図始動口232に向かって流下する遊技球が普電作動ゲート228gを通過するものと通過しないものとがあってもよいし、遊技球が普電作動ゲート228gに案内されて必ず普電作動ゲート228gを遊技球が通過するようにしてもよい。また、本実施形態では、このように構成されているので、例えば、第2特図表示装置214による特図2の図柄変動表示の実行を阻止しつつ、第1特図表示装置212による特図1の図柄変動表示を実行させるような場合に、普電作動ゲート228gだけを狙ってシャッタ部材2311を作動させ、特図1の図柄変動表示を実行させるといったようなイレギュラーな遊技の発生を防止できる場合がある。
図33(a)に示すように、ユニット本体23aには、リブが複数本設けられている。また、図33(b)に示すように、ユニットカバー体23bにも、リブが複数本設けられている。遊技球の流れに沿って上流側から見ていくと、第1可変入賞口234の下流側から特図1始動口231のシャッタ部材2311の手前にかけて、遊技球の流路上に間隔を空けて複数のリブが突設されている。すなわち、第1可変入賞口234を通過してS字に折り返して通過する通路には、ユニット本体23a側に4つのリブ23r1が突設されるとともに、ユニットカバー体23b側に5つのリブ23f1が突設されており、これらのリブ23r1,23f1は、流路上で球詰まりが生じないように、平面視で交互に配置されている。以下、リブ23r1,23f1が配置された通路は下方に向けられ、当該下方に向けられた通路には、ユニット本体23a側に3つのリブ23r2が突設されるとともに、ユニットカバー体23b側に2つのリブ23f2が突設されており、これらのリブ23r2,23f2は、同様に、側面視で交互に配置されている。本実施形態では、このように構成されているので、アタッカユニット23に入球した遊技球は、特図1始動口231のシャッタ部材2311に到達するまでにリブに衝突しながら流下し、遊技球の流下速度を低減させることができる場合がある。
また、ユニット本体23aにおける特図1始動口231のシャッタ部材2311の上方にリブ2314が突設されており、ユニットカバー体23bにおけるシャッタ部材2311の上方にもリブ2315が突設されている。これにより、例えば、特図1始動口231のシャッタ部材2311を短時間作動させて特図1始動口231への入球を困難にさせるような場合、リブ2314,2315にシャッタ部材2311上を転動する遊技球を衝突させて遊技球の流下速度を低下させ、特図1始動口231への入球をより一層困難にさせることができる場合がある。
さらに、ユニット本体23aにおける第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の上方にシャッタ部材2351の上面に沿って4つのリブ23r3が突設され、ユニットカバー体23bにおける第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の上方にシャッタ部材2351の上面に沿って4つのリブ23f3が突設されている。これらのリブ23r3,23f3は、流路上で球詰まりが生じないように、平面視で交互に配置されている。また、本実施形態では、このように構成されているので、複数の遊技球が第2可変入賞口235のシャッタ部材2351上で滞留しやすくなる場合がある。さらに、ユニットカバー体23bにおける第2可変入賞口235の下流側にも2つのリブ23f3が配置されている。また、シャッタ部材2351の上面において、複数の遊技球が並列して流下しないように、球通路239の幅が規定されている。本実施形態では、このように構成されているので、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351上を転動する遊技球は、リブに衝突しながら流下し、遊技球の流下速度を低減させることができる場合がある。
第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の下流側の球通路239では、下方に向けてS字状に形成された通路を有し、その後、下方に折曲して普電作動ゲート228gに案内されるように構成されている。ここで、球通路239のS字状部分の屈曲部分には、球通路形成壁230rの隅部に、そこを流下する遊技球の流路を案内するための2つのリブ23f4が突設されている。これにより、球詰まりの発生を抑制することができる場合がある。また、球通路239を流下する遊技球の流下速度を抑制することができる場合もある。本実施形態では、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の上面を流下する遊技球が特図2始動口232に入賞するまでにかかる時間が遊技球を2発以上発射可能な時間(例えば、1.2秒)となるように構成されている。これにより、例えば、遊技状態が変更された場合に、設計された出玉率を逸脱しないようにすることができる場合がある。なお、2発以上発射可能であればよいので、1.2秒に限らず、1.2秒以上長ければよい。
また、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の下流側の球通路239では、入球することで遊技球の払出が発生する入球口(入賞口)は特図2始動口232のみとなっている。なお、特図2始動口232に入賞しなければ、アウト口240に入球することはあるが、アウト口240に入球しても賞球が払い出されることはない。これにより、例えば、遊技状態が変更された場合に、設計された出玉率を逸脱しないようにすることができる場合がある。
具体的には、大当り遊技中は、基本的にほとんどの遊技球が第1可変入賞口234や第2可変入賞口235に入賞することとなるので、後述する大当り遊技に移行するa2時短遊技状態においては第2可変入賞口235よりも下流には遊技球は残っていない(残っていない場合が多い)。よって、シャッタ部材2351の上面を流下する遊技球が特図2始動口232に入賞するまでにかかる時間が遊技球を2発以上発射可能な時間(例えば、1.2秒)となるようにされるように構成されていることで、a2時短遊技状態において発射した遊技球よりも入賞した遊技球の方が多くなるといったことを防止し、射幸心を煽ってしまうことを抑制することができる。仮に、シャッタ部材2351の上面から他の入賞口(特図2始動口232)に入賞するまでの時間が短いとa2時短遊技状態において遊技球を発射する前に入賞口(特図2始動口232)に入賞してしまう場合があり、遊技球を発射していないにもかかわらず、賞球が払い出されるといった状況が発生してしまい射幸心を煽ってしまう。
上述したリブは、ユニット本体23a及びユニットカバー体23bの両方に設ける例を示したが、ユニット本体23a側にのみ設けられた部分があってもよいし、ユニットカバー体23b側にのみ設けられた部分があってもよい。また、ユニット本体23a側にのみリブが設けられた構成としてもよいし、ユニットカバー体23b側にのみリブが設けられた構成としてもよい。
以上、本実施形態に係るアタッカユニット23では、第1可変入賞口234のアタッカは、小当り遊技の際に開閉するアタッカであり、第2可変入賞口235のアタッカは、大当り遊技の際に開閉するアタッカである。特図低確率時短遊技状態では、後述するように右打ちが行われ、特図1始動口231に入球しやすいa2時短遊技状態あるいは特図2始動口232に入球しやすいa1時短遊技状態となって特図1あるいは特図2がメインとなる図柄変動表示が行われる。また、本実施形態では、特図1については、大当りとならない場合は必ず小当りとなり、小当りとなった場合は、第1可変入賞口234が(例えば、5800ms×1回)開放するとともに、特図2が変動表示中の場合には、当該変動表示中の特図2の図柄変動表示が破棄され、はずれとなる。このため、小当りとなった場合は、第1可変入賞口234へ遊技球が入球しやすくなり、特定領域234vを通過しやすくなる。そのため、特定領域234vの通過に基づく大当り遊技が開始されやすくなる。なお、この場合、第1可変入賞口234の開放動作が1ラウンド目の開放動作と扱われるため、大当り遊技に移行して最初に第2可変入賞口235が開放するラウンドは、2ラウンド目として扱われる。遊技状態別の制御については後述する。なお、本実施形態では、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235の2つの可変入賞口を設けるようにしたが、可変入賞口が1つであってもよい。この場合、第2可変入賞口235のみが設けられるようにしてもよい。
次に、図34を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の機能ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0~65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第1特図始動口231のシャッタ部材2311を駆動する駆動手段や、特別電動役物としての第1可変入賞口234の扉部材2341や、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351を駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口231に球が入賞したことを球検出センサ2312が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口231に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口231に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S-ROM)416と、演出装置2~5等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、演出装置2~5等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136や操作キーユニット190を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのメモリ508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。本実施形態では、一時的記憶領域としてメモリ508を用いており、メモリ508は、電源が遮断されても記憶状態を保持可能な記録媒体(例えば、EEPROMやフラッシュメモリ等)によって構成されている。これにより、例えば、大当り履歴に関する表示を表示するための情報を、主制御部300において初期化されたり設定変更が行われた場合にも保持することができる。なお、電源が遮断されると記憶情報が揮発するRAMを用いるようにしてもよい。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1044や、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図35(a)~(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口231に球が入球したことを第1始動口の球検出センサ2312が検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、例えば、7個のセグメントの全点灯と、全消灯とを繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、全消灯とを繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図35(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図35(a)には、「特図A」「特図a」「特図b」「特図c」「特図d」「特図h」の6種類の特図が示されている。図35(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、1種類の大当り図柄(「特図A」)が用意されている。「特図A」は10ラウンド(R)大当り図柄であって、10ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる10R大当り図柄であり、「特図a」「特図b」「特図c」及び「特図d」は10R小当り図柄であって、「特図a」が停止表示すると、第1可変入賞口234の開閉動作が実行される小当り遊技が開始され、この小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過すると10R大当り遊技が開始される10R小当り図柄である。なお、本実施形態では、1種類の大当り図柄及び4種類の小当り図柄を用意しているが、大当り図柄の種類や小当り図柄の種類はこれに限定されないことは言うまでもない。また、一部のラウンドで実質的に入賞が困難な大当りを用意してもよい。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、停止する大当り図柄の決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。また、本実施形態では、大当り遊技の終了後にa時短状態に移行する場合がある。ここで、時短状態とは、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非時短状態より高い所定状態のことをいう。より具体的には、a時短状態となると、普通電動役物の作動条件が成立すると、普通電動役物が有利な状態(電サポ状態)となり、特図1始動口231へ入賞しやすくなるとともに、特図1の変動時間が短縮される状態のことをいう。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態である。すなわち、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図1始動口231のシャッタ部材2311の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では40msの電チュー開放期間が電サポ状態では5800msに延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、シャッタ部材2311が多く開きやすい(電チュー開放回数増加)ようにしてもよく、例えば、普通電動役物の作動時には、非電サポ状態では1回しか開かないシャッタ部材2311が、電サポ状態では2回開く(2.5秒開放して0.8秒閉鎖してまた2.5秒開放)ようにしてもよい。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図1始動口231に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234,235への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、a時短状態(電サポ状態)では、シャッタ部材2311の開放期間延長のみが行われるが、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加といった複数の時短機能のうちのいずれか一つ又は2つ以上が行われるようにしてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図1始動口231に進入し難い。上述のごとく、特図1始動口231は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図1始動口231は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、非時短状態において「特図A」「特図a」「特図b」及び「特図c」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図1で5回目の図柄変動表示画開始されるまで、又は、特図2で2回目の図柄変動表示画開始されるまで電サポ状態が維持され、特図1における5回目の図柄変動表示が開始、又は、特図2における2回目の図柄変動表示が開始すると非電サポ状態に移行する。一方、「特図d」が停止表示され、その後に行われる大当り遊技の終了後は電サポ状態に移行せず、非電サポ状態に移行する。また、a時短状態及びc時短状態において、「特図A」が停止表示されて大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後は、特図1における5回目の図柄変動表示が開始、又は、特図2における2回目の図柄変動表示が開始するまで電サポ状態となる。また、「特図a」~「特図d」で小当りとなり、当該小当りに係る大当り遊技の終了後にも電サポ状態に移行する。この場合には、当該大当り遊技の終了後には実質的には特図1又は特図2による1回目の図柄変動表示が開始されるまで電サポ状態であるが、この最初の特図の変動表示が開始する際に電サポ状態が終了するので、実質的に非電サポ状態に移行するということができる場合がある。なお、全ての特図1の大当り図柄あるいは小当り図柄について、大当り遊技の終了後に電サポ状態に移行するようにしてもよい。また、本実施形態では、特図について確率変動(確変)を行わないようにしているが、確変図柄を設け、当該確変図柄が停止表示して大当り遊技が行われた場合に、当該大当り遊技の終了後、特図の大当り確率が高確率状態(特図高確率状態)となる確変状態に移行するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、非電サポ状態において「特図A」が停止表示されると大当りとなり、大当り遊技が終了した後、制御状態が電サポ状態になる。また、「特図a」「特図b」及び「特図c」が停止表示されると小当りとなり、当該小当り遊技において特定領域234vへ遊技球が通過すると大当りとなり、当該大当り遊技が終了した後は、制御状態が電サポ状態になる。また、「特図d」が停止表示されると小当りとなり、当該小当り遊技において特定領域234vへ遊技球が通過すると大当りとなり、当該大当り遊技が終了した後は、制御状態が非電サポ状態になる。また、電サポ状態において「特図A」が停止表示されると大当りとなり、大当り遊技が終了した後、制御状態が電サポ状態になる。また、「特図a」~「特図d」が停止表示されると小当りとなり、当該小当り遊技において特定領域234vへ遊技球が通過すると大当りとなり、当該大当り遊技が終了した後は、制御状態が実質的に非電サポ状態になる。
さらに、本実施形態では、はずれ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図h」ははずれ図柄である。
図35(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図35(b)には、「特図B」「特図C」「特図D」「特図E」「特図e」「特図f」「特図g」「特図i」の8種類の特図が示されており、そのうち3種類の特図が大当り図柄(「特図B」「特図C」「特図D」)、3種類の特図が小当り図柄(「特図e」「特図f」「特図g」)、1種類の特図が時短図柄(「特図E」)、1種類の特図がはずれ図柄(「特図i」)となっている。「特図B」~「特図D」が停止表示すると大当りとなり、図柄の停止後に10Rの大当り遊技が開始され、「特図e」及び「特図f」の小当り図柄が停止表示されると、図柄の停止後に第1可変入賞口234が所定時間(例えば、10秒間)開放し、第1可変入賞口234に入球した遊技球が特定領域234vを通過することで大当り(第2種大当り)となるように構成されている。すなわち、「特図e」及び「特図f」で小当りした場合には、特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった場合は、当該特定領域234vに遊技球を通過させる遊技を1ラウンド目とし、その後は2ラウンド目以降の大当り遊技が開始され、10ラウンド目まで第2可変入賞口235が繰り返し開放し、出玉を獲得することができる。また、「特図g」で小当りした後に、特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった場合は、当該特定領域234vに遊技球を通過させる遊技を1ラウンド目とし、2ラウンド目以降の大当り遊技が開始され、当該2ラウンド目まで第2可変入賞口235が開放し、出玉を獲得することができる。本実施形態では、詳しくは後述するが、特図2における大当り遊技終了後の遊技状態は、大当りとなった際の遊技状態によって異なっており、非電サポ状態において「特図B」「特図C」「特図D」で大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後には非電サポ状態に移行し、a時短状態及びc時短状態(時短図柄が表示されることにより移行する時短状態)において「特図B」「特図C」「特図D」で大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後には電サポ状態に移行する。より具体的には、a時短状態及びc時短状態において「特図B」「特図C」で大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後には実質的には特図1による5回目の図柄変動表示が開始されるまで電サポ状態となるが、「特図D」で大当りとなった場合は、大当り遊技が終了して最初の特図の変動表示が開始する際に電サポ状態が終了するので、実質的に非電サポ状態に移行するということができる場合がある。また、特図2において小当りとなって、当該小当り遊技において大当り遊技状態に移行した場合の当該大当り遊技終了後の遊技状態は、小当りとなった際の遊技状態によって異なっており、非電サポ状態において「特図e」「特図f」「特図g」で小当りとなった場合は、当該小当りに係る大当り遊技の終了後には非電サポ状態に移行し、a時短状態及びc時短状態(時短図柄が表示されることにより移行する時短状態)において「特図e」「特図f」「特図g」で小当りとなった場合は、当該小当りに係る大当り遊技の終了後には電サポ状態に移行する。但し、a時短状態及びc時短状態において「特図e」「特図f」「特図g」で小当りとなった場合は、大当り遊技が終了して最初の特図の変動表示が開始する際に電サポ状態が終了するので、実質的に非電サポ状態に移行するということができる場合がある。
さらに、本実施形態では、「特図E」が表示されると、大当りあるいは小当りとなることなく特図時短状態に移行する時短図柄が用意されている。すなわち、「特図E」は時短図柄であり、「特図E」が表示されると、特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の144回目の図柄変動表示が開始されるまで特図の変動表示時間が短縮される特図時短状態となる。また、はずれ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図i」ははずれ図柄である。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」~「装飾10」の10種類がある。普図始動口228あるいは特図2始動口232に球が入賞したことが検出されたことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、普図表示装置210および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。なお、本実施形態では、特図1の図柄変動表示に応じた装飾図柄の変動表示を行わないが、行うようにしてもよい。
10R大当り、10R小当り又は2R小当りであることを報知する場合には、図柄表示領域208a~208cに同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1-装飾1-装飾1」や「装飾7-装飾7-装飾7」等)を停止表示する。また、はずれ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a~208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄変動表示と称することがある。装飾図柄変動表示は、第2副制御部500が制御することによって行われる。
図35(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、全消灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図36を用いて、図34に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図34に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図34に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図36に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理を実行するべくステップS113以降の処理に進む。
電断前の状態に復帰すると判定しない場合は(ステップS109;No)、その要因が図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180が遊技店の店員などにより操作されたものであるか否かを判定する(ステップS113)。すなわち、RAMクリアスイッチ180が操作された場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否かを判定する。RAMクリア信号がオンと判定された場合は(ステップS113;Yes)、設定変更キー192がON側に操作されているか否かを判定する(ステップS115)、設定変更キー192がON側に操作されていると判定した場合は(ステップS115;Yes)、設定変更処理を実行する(ステップS117)。
設定変更処理が実行されると、役物比率・設定表示器196における設定モニタに対応する7セグが「1」を示して点滅し、設定変更可能であることが示される。この状態で、設定変更ボタン194が押下操作されるごとに、設定モニタの7セグがインクリメントし、設定モニタに対応する7セグが「3」を示している状態で設定変更ボタン194が押下操作されると「1」に戻るようになっている。本実施形態では、少なくとも大当り確率の異なる設定1~3のうちからいずれかを選択可能とされており、所望とする設定に変更した後で設定変更キー192をOFF側に操作することで、設定が確定する。このとき、設定モニタに表示されている設定値は消去される。その後、設定が確定した後は、設定変更ボタン194を操作することにより設定値を設定モニタに一定時間(例えば、5秒間)再表示させることができる。なお、本実施形態では、設定値を役物比率・設定表示器196の設定モニタに表示させるようにしたが、例えば、装飾図柄表示装置208に表示させたり、音声出力により報知するようにしてもよい。また、本実施形態では、設定1~3の3段階設定としているが、2段階設定でもよいし、4段階以上に設定可能とされてもよいし、設定変更を行わないものであってもよい。また、本実施形態では、設定モニタに表示される設定の初期値を「1」としたが、電源が遮断される前の設定値が保持され、保持された設定値が表示されるようにしてもよい。
また、ステップS113において、RAMクリア信号がONであると判定しなかった場合(ステップS113;No)や、ステップS115において設定変更キー192がON側に操作されていると判定しなかった場合は(ステップS115;No)、ステップS117の設定変更処理を実行することなく、ステップS119に移行する。
ステップS119では、基本回路302を初期状態にすべく初期化処理を実行する(ステップS119)。ここでは、RAMクリア信号がONである場合、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定し、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべく初期化処理を実行する。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。なお、本実施形態では、初期化が行われた場合であっても設定変更処理(ステップS117)で設定された設定値は保持される。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンド及びステップS117で選択された設定を示す設定コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS119)が行われたことを表すコマンドであり、後述する復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS121では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための1つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、特図乱数値として取り得る数値範囲が0~99とすると、RAM308に設けた特図乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS121の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS121内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図2に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図37を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図34に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図34に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約4msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図34に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234,235、第1特図始動口231、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228への入球があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,235,226やこれらの始動口231,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口231への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口231へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口231への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口231への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS121で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する特図乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、特図乱数値として取り得る数値範囲が0~99とすると、RAM308に設けた特図乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合には当該乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0~99の数値範囲で変動する特図乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、特図乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、特図乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、特図乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,235,226や始動口228,231,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図34に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4~5に暗号化のための今回加工種別(0~3)、およびビット0~3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図35(d)に示す普図A)およびはずれ図柄(図35(d)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば5000ms)、第1特図始動口231のシャッタ部材2311の開閉駆動用のソレノイド(332)に、シャッタ部材2311を前方に進出する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、シャッタ部材2311の開閉駆動用のソレノイド(332)に、シャッタ部材2311を後方に退出する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、普図はずれフラグがオンされる。この普図はずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第1特図始動口231の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、図34に示す乱数値生成回路318からの乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、先読み処理(ステップS224)が実行される。先読み処理では、主制御部300は、普図および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄や変動時間を事前判定し、事前判定結果(先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部に記憶する。なお、本実施形態では、特図1が保留を行わないことから先読みを行っていないが、特図1について保留可能として先読みを行うようにしてもよい。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、10R大当りフラグ、10R小当りフラグ、2R小当りフラグ、はずれフラグ、および時短フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、10R時短あり大当りフラグの場合には図35(b)に示す特図B~特図D、10R時短あり小当り(特定領域234vに遊技球が通過した場合に10ラウンド大当りに移行)フラグの場合には図35(b)に示す特図e,特図f、2R時短あり小当り(特定領域234vに遊技球が通過した場合に2ラウンド大当りに移行)フラグの場合には図35(b)に示す特図g、時短フラグの場合には特図E、はずれフラグがオンの場合には特図iそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、大当り図柄(特図B~特図D)、小当り(特定領域234vの通過により10R大当りとなる)図柄(特図e,特図f)、小当り(特定領域234vの通過により2R大当りとなる)図柄(特図g)、時短図柄(特図E)、はずれ図柄(特図i)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が小当りであれば、小当りフラグがオンにされる。小当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば、10秒間、または第1可変入賞口234に入賞した遊技球が所定球数(例えば、10球)となるまで)扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、第1可変入賞口234を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた開閉機構開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大当り発生装置作動中処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(開閉機構開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、第1可変入賞口234を閉鎖状態に保持する信号を出力する。このとき、遊技球が特定領域234vを通過した場合には、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の大当り移行表示期間が終了したタイミング(特図2大当り移行管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、所定の大当り発生演出期間(例えば3秒間)すなわち特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなったことを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に大当り移行演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大当り移行演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。一方、遊技球が特定領域234vを通過しなかった場合には、大当りフラグがオンにされることなく小当りフラグがオフにされ、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
所定の大当り移行演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第2可変入賞口235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、シャッタ部材2351を退出させて開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、シャッタ部材2351を進出させて閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、シャッタ部材2351の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、初回を除く10ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば、10秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、時短フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、特図1:1回、特図2:1回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その時短フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、特図1始動口231のシャッタ部材2351の1回の作動における開放時間が長くなり易くなる(電チュー開延)。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、大当り遊技中に電サポ状態であると、大当り遊技中に第2可変入賞口235に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図1始動口231に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまう場合があるという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図1変動表示の途中(上述の特図1表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図1状態更新処理では、特図1表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図1表示装置212は特図1の変動表示(特図1変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、10R大当りフラグ、10R小当りフラグ、はずれフラグ、および時短フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図1関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図1変動表示時間が経過したタイミング(特図1表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、例えば、10R大当りフラグがオン、時短フラグもオンの場合には図35(a)に示す特図A、10R小当りフラグがオン、時短フラグもオンの場合には図35(a)に示す特図a~特図c、10R小当りフラグがオン、時短フラグがオフの場合には図35(a)に示す特図d、はずれフラグがオンの場合には特図hそれぞれの態様となるように、特図1表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図1停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図1表示装置212は、10R大当り図柄(特図A)、10R時短あり小当り図柄(特図a~特図c)、10R時短なし小当り図柄(特図d)、はずれ図柄(特図h)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図1停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図1変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図1であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図1変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図1停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図1状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図1作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図1待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第2可変入賞口235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第2可変入賞口235のスライド部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、スライド部材2351を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第2可変入賞口235のスライド部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、スライド部材2351を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、第2可変入賞口235の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、10ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図1状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば10秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、時短フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、特図1:5回、特図2:2回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その時短フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図1非作動中を設定する。
さらに、特図1変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図1停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図1状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図1非作動中の場合における特図1状態更新処理では、何もせずに次のステップS229に移行するようにしている。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合では、特図2変動遊技が先に変動中となり、その後に特図1変動遊技が変動中となる。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が行われ、特図1始動口231への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知は行われない。このように、本実施形態では、特図1変動遊技の実行中に特図2始動口232への入賞に基づく抽選が行われた場合には、特図1変動遊技の実行中に特図2変動遊技が開始され、特図2変動遊技の実行中に特図1始動口231への入賞に基づく抽選が行われた場合には、特図2変動遊技の実行中に特図1変動遊技が開始される。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、時短状態とするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。なお、特図1の当否判定にあっては、大当りとするか、小当りとするか、時短状態とするか、あるいははずれとするかの決定を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成している。この場合において、複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。また、これに限定されず、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしてもよい。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11~14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンド、設定コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0~10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。設定コマンドの場合であれば、設定の情報などを含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図1始動口231や、可変入賞口234,235の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図36に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
次に、図37に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図38~図39を参照しながら説明する。
図38(a)に示す特図当否判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定を行う際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定において、乱数範囲0~65535のうち0~204の数値を抽出した場合、すなわち約1/319.688の確率で大当りが選択される。また、特図1の大当り抽選の当否判定において、205~65535の数値を抽出した場合、すなわち1/1.003の確率で小当りが選択される。また、特図2の大当り抽選の当否判定において、205~655の数値を抽出した場合、すなわち、1/145.313の確率で小当りが選択される。さらに、特図2にあっては、a時短状態であることを条件として、特図2の大当り抽選の当否判定において、656~65535の数値を抽出した場合、すなわち、1/1.010の確率で時短図柄が選択される。すなわち、特図1は、約1/319.688の確率で大当りが選択され、大当りが選択されなかった場合は、小当りが選択されるようになっており、特図1には、はずれはない。特図2は、約1/319.688の確率で大当りが選択され、1/145.313の確率で小当りが選択され、a時短状態にあっては、大当りも小当りも選択されなかった場合は、時短図柄が必ず選択され、はずれはない。一方、a時短状態以外の遊技状態では、大当りも小当りも選択されなかった場合は、はずれとなるように構成されている。なお、特図1においても、はずれを設けてもよいが、その場合であっても、小当りが最も当選しやすいようにすることが望ましい。
本実施形態では、小当りとなると、第1可変入賞口234が開放され、特定領域234vを通過すると大当りとなるので、特図1は、実質的に、図柄変動表示が行われると大当りとなる図柄変動表示ということができる場合がある。また、特図2は、a時短状態では、大当りも小当りも選択されなかった場合は、時短図柄が停止してc時短状態に移行するので、実質的に、図柄変動表示が行われると大当りとなるか、時短遊技状態に移行することとなる図柄変動表示ということができる場合がある。なお、特図2は、a時短状態以外の遊技状態では、大当りも小当りも選択されなかった場合ははずれとなる。
図38(b)に示す非時短遊技状態において使用される大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、大当り又は時短図柄が選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Aが100%の確率で選択される。すなわち、必ず、10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択される。ここで、a2時短遊技状態とは、非時短遊技状態、後述するa1時短遊技状態、及び、c時短遊技状態よりも有利な状態である。具体的には、a2時短遊技状態では、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合や普電作動ゲート228gを通過した場合に、非時短遊技状態、及び、a1時短遊技状態に比してシャッタ部材2311の進出時間が長くなる遊技状態である。つまり、特図1始動口231に入賞容易となる遊技状態であると言える。また、a2時短遊技状態では、特図1の図柄変動表示が特図2の図柄変動表示や普通図柄の変動表示よりも変動時間が短くなる遊技状態である。すなわち、a2時短遊技状態となると、極めて短時間で次の大当りが発生し易い遊技状態ということができる場合がある。なお、a2時短遊技状態における特図1の図柄変動表示の変動時間の種類は1種類でもよいし、複数種類が用意されていてもよい。例えば、複数種類が用意されていている場合、何れの変動時間が選択されても、a2時短遊技状態における特図2の図柄変動表示や普通図柄の変動表示の変動時間より短くなっているようにすればよい。また、大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルの最右欄の時短回数とは、時短遊技状態の終了条件を示している。具体的には、特図Aであれば、a2時短遊技状態における特図1の5回目の変動表示が開始されるか、または、特図2の2回目の変動表示が開始されることで終了することとなる。なお、時短遊技状態の終了条件は、特図1の回数と特図2の回数との2種類に限られず、これら2つに加えて特図1と特図2の合算回数を設定してもよいし、普図の回数を加えてもよいし、これらを適宜組み合わせてもよい。
また、特図2の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Bが50/100の確率で選択され、特図Cが30/100の確率で選択され、特図Dが20/100の確率で選択される。すなわち、非時短遊技状態で特図2で大当りが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行する。
図38(c)に示すa時短遊技状態において使用される大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、大当り又は時短図柄が選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Aが100%の確率で選択される。すなわち、必ず、10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択される。また、特図2の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Bが50/100の確率で選択され、特図Cが30/100の確率で選択され、特図Dが20/100の確率で選択される。本実施形態では、80/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択され、20/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する大当りが選択される。ここで、a1時短遊技状態とは、非時短遊技状態よりも有利な状態であるが、a2時短遊技状態よりは不利な状態である。具体的には、a1時短遊技状態では、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合や普電作動ゲート228gを通過した場合に、非時短遊技状態に比してシャッタ部材2311の進出時間が長くなる遊技状態である。なお、詳細は後述するが、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合は特図1始動口231に入賞容易となるが、普電作動ゲート228gを通過した場合では特図1始動口231に入賞困難となる遊技状態である。
特図Dでは、a1時短遊技状態の終了条件が特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるまでなので、大当り遊技の終了後では、大当り遊技中に特図2の保留が発生するため、通常、特図2の保留が消化されて特図2の図柄変動表示が開始されるため、すぐさま、a1時短遊技状態が終了して非時短遊技状態に移行することとなる。但し、特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態において図柄変動表示が実行されるため、特図2の当否判定はa時短遊技状態における抽選結果が採用されることとなる。さらに、特図2の大当り抽選の結果、a時短遊技状態に限って当選可能な時短図柄が選択された場合は、特図Eが選択される。時短図柄が選択された場合は、当該図柄変動表示が実行された次の図柄変動表示からc時短遊技状態に移行することとなる。ここで、c時短遊技状態とは、非時短遊技状態よりも有利な状態であるが、a2時短遊技状態よりは不利な状態である。具体的には、c時短遊技状態では、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合に、非時短遊技状態に比してシャッタ部材2311の進出時間が長くなる遊技状態である。なお、詳細は後述するが、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合は特図1始動口231に入賞容易となるが、普電作動ゲート228gを通過した場合では特図1始動口231に入賞困難となる遊技状態である。
図38(d)に示すc時短遊技状態において使用される大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、大当り又は時短図柄が選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Aが100%の確率で選択される。すなわち、必ず、10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択される。また、特図2の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Bが50/100の確率で選択され、特図Cが30/100の確率で選択され、特図Dが20/100の確率で選択される。本実施形態では、80/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択され、20/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する大当りが選択される。なお、本実施形態では、特図1の図柄変動回数が設定された回数開始されたとき又は特図2の変動回数が設定された回数開始されたときにa時短遊技状態あるいはc時短遊技状態が終了するようにしたが、特図1及び特図2の変動開始回数の合計が設定された回数となった場合に時短遊技状態が終了するようにしてもよい。
図39(a)に示す非時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、小当りが選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、20/100の確率で特図aが選択され、20/100の確率で特図bが選択され、11/100の確率で特図cが選択され、49/100の確率で特図dが選択される。特図a~特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する小当りが選択される。また、特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行する小当りが選択される。
また、特図2の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、特図eが35/100の確率で選択され、特図fが35/100の確率で選択され、特図gが30/100の確率で選択される。すなわち、非時短遊技状態で特図2で小当りが選択され、特図e及び特図fが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行し、特図gが選択されると、2R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行する。
図39(b)に示すa時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、小当りが選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、20/100の確率で特図aが選択され、20/100の確率で特図bが選択され、11/100の確率で特図cが選択され、49/100の確率で特図dが選択される。特図a~特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する小当りが選択される。但し、特図aが選択された場合は、特図1の5回目の変動表示の開始、又は、特図2の2回目の変動表示の開始までa時短遊技状態が継続するが、特図b及び特図cが選択された場合は、特図1の1回目の図柄変動表示の開始、又は、特図2の1回目の図柄変動表示の開始があった場合には、a2時短遊技状態が終了し、非時短遊技状態(通常遊技状態)に移行する。また、特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する小当りが選択される。
また、特図2の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、特図eが35/100の確率で選択され、特図fが35/100の確率で選択され、特図gが30/100の確率で選択される。すなわち、a1時短遊技状態で特図2で小当りが選択され、特図e及び特図fが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行し、特図gが選択されると、2R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する。
なお、特図b、cが選択された場合、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態となるが、このa2時短遊技状態は、終了条件が特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるまでなので、実質的には、特図1始動口231に入賞困難となる。具体的には、大当り遊技の終了後では、大当り遊技中に特図2の保留が発生するため、通常、特図2の保留が消化されて特図2の図柄変動表示が開始されるため、すぐさま、a1時短遊技状態が終了して非時短遊技状態に移行することとなる。但し、特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態において図柄変動表示が実行されるため、特図2の当否判定はa時短遊技状態における抽選結果が採用されることとなる。さらに、特図2の大当り抽選の結果、時短図柄が選択された場合は、特図Eが選択される。時短図柄が選択された場合は、当該図柄変動表示が実行された次の図柄変動表示からc時短遊技状態に移行することとなる。
ここで、特図b、cが選択された場合の大当り遊技の終了後の状態として、a1時短遊技状態ではなく、a2時短遊技状態とした上で終了条件が特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるまでとした理由は、特図b、cが選択された場合の大当り遊技の終了後の状態(a1時短遊技状態)を変更することなく、c時短遊技状態に移行する割合を変更するためである。このようにすることで、非時短遊技状態で特図1において小当りに当選した場合は、51%の割合で特図1始動口231に入賞容易な状態、つまり、すぐさま次の大当りが発生容易な状態とし、時短遊技状態で特図1において小当りに当選した場合は、20%の割合で特図1始動口231に入賞容易な状態とすることができ、移行先の遊技状態を変更することなく、終了条件を変更することで、すぐさま次の大当りが発生容易な状態の割合をコントロールすることができ、出玉性能の設計が容易になる。
図39(c)に示すc時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、小当りが選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、20/100の確率で特図aが選択され、20/100の確率で特図bが選択され、11/100の確率で特図cが選択され、49/100の確率で特図dが選択される。特図a~特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する小当りが選択され、特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する小当りが選択される。
また、特図2の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、特図eが35/100の確率で選択され、特図fが35/100の確率で選択され、特図gが30/100の確率で選択される。すなわち、c時短遊技状態で特図2で小当りが選択され、特図e及び特図fが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行し、特図gが選択されると、2R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する。
本実施形態のパチンコ機100では、特図1始動口(可変)231への入賞の可否(難易度)を変化させるシャッタ部材2311を有する普通電動役物(電チュー)が作動する要因は2つある。一つは、左打ちすることで入賞可能な普図始動口228に遊技球が入賞し、普図抽選(普図の当否判定)において当りに当選した場合に、普図の図柄変動表示を経て普通電動役物は作動する。もう一つは、右打ちすることで通過可能な普電作動ゲート228gを遊技球が通過すると、普図抽選も行われず普図の図柄変動表示を経ることなく普通電動役物は作動する。
図40-1は、普通電動役物が作動する流れを示すタイミングチャートである。この図40-1では、図の左から右に向けて時間が経過していく。
図40-1(a)は、普図始動口228に遊技球が入賞した場合の普通電動役物が作動する流れを示すタイミングチャートである。この場合には、普図表示装置210において普図の図柄変動表示が行われることから、以下、普通図柄契機と称する場合がある。
図40-1(a)の上段には、普図表示装置210における普通図柄の変動と停止を表すタイミングチャートが示されている。図40-1(a)の下段には、特図1始動口(可変)231が内部に設けられた普通電動役物のシャッタ部材2311の開放と閉鎖を表すタイミングチャートが示されている。なお、開放とは、シャッタ部材2311が進出した状態のことであり、閉鎖とは、シャッタ部材2311が後退した状態のことである。
左打ちを行い普図始動口228に遊技球が入賞すると、保留が3つ以下の場合には普図抽選(普図の当否判定)が行われる。
図40-2(a)は、普図抽選における普図の当否判定テーブルを示す図である。
この当否判定テーブルは、主制御部タイマ割込み処理における普図関連抽選処理(ステップS223)において参照されるものであり、主制御部300のROM306に記憶されている。なお、図40-3までに示す各テーブルも普図関連抽選処理(ステップS223)において参照されるものであり、主制御部300のROM306に記憶されている。
普図抽選の当否判定において、乱数範囲0~65535のうち0~204の数値を抽出した場合、すなわち約1/319.688の確率で当りが選択される。これは、いずれの遊技状態においても同様とされている。なお、遊技状態より、当りとなる確率を変更するようにしてもよい。本実施形態では、当りとなると、特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間作動し、特図1始動口231へ遊技球が進入しやすい状態となる。
また、左打ちを行い普図始動口228に遊技球が入賞すると、普図表示装置210における普図の変動表示が開始される。図40-1(a)に示すように、普図表示装置210が普図の変動表示を開始してから停止するまでが変動時間になる。
図40-2(b)は、非時短遊技状態において使用される普図の変動パターン判定用テーブルを示す図であり、同図(c)は、時短遊技状態において使用される普図の変動パターン判定用テーブルを示す図である。
非時短遊技状態では、普図表示装置210における普図の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208では普図の装飾図柄の変動表示が行われ、リーチ演出が行われる場合がある。リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スペシャススーパー(SPSP)リーチ演出の3種類がある。
普図の当否判定で当りの場合には、変動パターン06~08のいずれかに決定される。いずれの変動パターンでも、リーチ演出が行われる。普図の変動時間は、ノーマルリーチ演出が行われる変動パターン06では40000ms、SPリーチ演出が行われ変動パターン07では80000ms、SPSPリーチ演出が行われる変動パターン08では100000msになる。
普図の当否判定でハズレの場合には、変動パターン01~05のいずれかに決定される。まず、リーチ演出を行うか否かの判定が行われ、10%の確率でリーチ演出が行われることになる。普図の変動時間は、ノーマルリーチ演出が行われる変動パターン03では14000ms、SPリーチ演出が行われ変動パターン04では40000ms、SPSPリーチ演出が行われる変動パターン05では80000msになり、当りの場合の同じ種類のリーチ演出の変動時間よりも短い。一方、ハズレの場合であってリーチ演出が行われない場合には、普図の保留数にしたがって変動パターンが決定される。保留数が少ない(0か1)の場合には変動パターン01に決定され、変動時間は相対的に長い8000msになり、保留数が多い(2か3)の場合には変動パターン02に決定され、変動時間は相対的に短い4000msになる。
時短遊技状態では、普図の当否判定で当りの場合には、変動パターン10に決定され、普図の当否判定でハズレの場合には、変動パターン11に決定される。変動パターン10であっても変動パターン11であっても、時短遊技状態による短縮機能によって、変動時間は200msの超短縮変動になっている。なお、時短遊技状態では、そもそも右打ちが推奨されており、普図始動口228に入賞させることができる左打ちは推奨されておらず、時短遊技状態における普図の変動表示はイレギュラーな変動表示である。
図40-1(a)に示すように、普図表示装置210における普図の変動表示が終了すると普図の確定停止が確定停止時間に亘って表示される。普図の当否判定で当りの場合には普図Aが確定停止され、ハズレの場合には普図Bが確定停止される。
図40-2(d)は、普図の確定停止時間判定用テーブルを示す図である。
普図の確定停止時間は、遊技状態に関係なく決定され、普図の当否にも関係なく決定される。すなわち、一律に500msが確保される。
図40-1(a)に示すように、確定停止時間が経過すると、普通電動役物の当り開始時間(OP時間)になる。この当り開始時間は、普通電動役物(電チュー)が作動を開始するまでの時間(待機時間)である。
主制御部300は、普図の当否判定で当りの場合には、主制御部タイマ割込み処理における普図関連抽選処理(ステップS223)において、当り開始時間および後述する、開放時間、閉鎖時間および当り終了時間をそれぞれ決定する。
図40-3(a-1)は、非時短遊技状態における普通図柄契機の当り開始時間(OP時間)の判定テーブルを示す図であり、同図(a-2)は、時短遊技状態における普通図柄契機の当り開始時間(OP時間)の判定テーブルを示す図である。
普図表示装置210に普図Aが確定停止された後、非時短遊技状態であれば、24800msの当り開始時間が開始される。非時短遊技状態では左打ちが行われており、この当り開始時間では、装飾図柄表示装置208には普通電動役物(電チュー)を狙うため「右打ち」を行うことを指示する表示が表示され、この当り開始時間を利用して、遊技球は右側領域に打ち込まれるようになる。また、電チューが開放することを示す表示等も表示される。
一方、普図表示装置210に普図Aが確定停止された後、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)であれば、わずか20msの当り開始時間が開始される。ここでも時短機能によって、非時短遊技状態よりも短い時間になっている。
図40-1(a)に示すように、当り開始時間が経過すると、普通電動役物(電チュー)が作動を開始する。すなわち、それまで後退した位置にあったシャッタ部材2311が進出を始め、進出した状態になる。シャッタ部材2311は開放時間が終了するまで進出した状態を維持する。シャッタ部材2311が進出した状態であると、特図1始動口231に入賞しやすい状態になる。ここでの開放時間は、シャッタ部材2311が、進出を始めてから進出した状態の維持を終了するまでの時間になる。なお、開放時間は、シャッタ部材2311が、進出を始めてから完全に後退するまでの時間としてもよい。
図40-3(b-1)は、非時短遊技状態における普通図柄契機の開放時間判定テーブルを示す図であり、同図(b-2)は、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態における普通図柄契機の開放時間判定テーブルを示す図であり、同図(b-3)は、a2時短遊技状態における普通図柄契機の開放時間判定テーブルを示す図である。
いずれの遊技状態であっても、シャッタ部材2311の開放回数(作動回数)は1回であるが、複数回の進出と後退とを繰り返す動作を行うようにしてもよい。
非時短遊技状態では、開放時間は通常開放時間の5000msになる。
a1時短遊技状態およびc時短遊技状態では、開放時間は通常開放時間と同じ5000msになる。なお、通常開放時間よりも長くてもよい(例えば、5500ms)。また、、c時短遊技状態とa1時短遊技状態で同じ開放時間であったが、c時短遊技状態よりもa1時短遊技状態の方が長くてもよいし、逆でもよい。
a2時短遊技状態では、開放時間は、延長開放時間の5800msになる。なお、シャッタ部材2311が後退した状態から進出した状態になるまでの時間は、いずれの遊技状態であっても同じであり、延長開放時間では、進出した状態を維持する時間が、時短機能によって通常開放時間よりも800ms長くなっている。
図40-1(a)に示すように、普通電動役物(電チュー)の開放時間が経過すると、閉鎖時間になる。この閉鎖時間は、開放時間が終了してから閉鎖状態を維持する時間である。閉鎖時間中に、普通電動役物の内部に設けられた特図1始動口231に遊技球が入賞した場合には、その入賞は有効として扱う。シャッタ部材2311は進出状態ではないが、特図1始動口231の球検出センサが遊技球を検出するまでのタイムラグや、遊技球の引っ掛かりによる検出遅れなどを考慮して、閉鎖時間内では球検出センサの入賞球の検出を有効として扱う。
図40-3(c)は、普通図柄契機の閉鎖時間判定テーブルを示す図である。
閉鎖時間は、いずれの遊技状態においても共通であり、56msである。
図40-1(a)に示すように、普通電動役物(電チュー)の閉鎖時間が経過すると、当り終了時間になる。この当り終了時間は、普通電動役物(電チュー)が作動を終了した後の時間である。すなわち、シャッタ部材2311が後退した状態になった後の時間であり、この当り終了時間が経過すると、普図の変動表示が開始可能になる。特図1始動口231に設けられた球検出センサにおける入賞球の検出を、閉鎖時間内では有効として扱ったが、当り終了時間内では不正防止の目的で無効として扱う。
図40-3(d-1)は、非時短遊技状態における普通図柄契機の当り終了時間判定テーブルを示す図であり、同図(d-2)は、時短遊技状態における普通図柄契機の当り終了時間判定テーブルを示す図である。
当り終了時間は、非時短遊技状態では4500msであるのに対して、時短遊技状態では500msである。ここでも、時短機能によって非時短遊技状態より時短遊技状態の方が短い時間になっている。
図40-1(b)は、遊技球が普電作動ゲート228gを通過した場合の普通電動役物が作動する流れを示すタイミングチャートである。以下、この場合のことを、普電作動ゲート契機と称する場合がある。
図40-1(b)の上段には、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。図40-1(b)の下段には、同図(a)の下段と同じく、普通電動役物のシャッタ部材2311の開放と閉鎖を表すタイミングチャートが示されている。
普電作動ゲート228gを通過する遊技球を球検出センサが検出すると、ONレベルの検出信号が主制御部300に向けて出力される。主制御部300は、この検出信号を受信すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において開始時間を決定する。
図41-1(a)は、普電作動ゲート契機の開始時間(OP時間)の判定テーブルを示す図である。
普電作動ゲート契機の開始時間(OP時間)は、普電作動ゲート228gの球検出センサからONレベルの検出信号が出力されてから普通電動役物(電チュー)が作動を開始するまでの時間(待機時間)である。
ここでの開放時間は、いずれの遊技状態においても共通であり、500msである。すなわち、図40-3(a-1)および同図(a-2)に示したように、普通図柄契機の当り開始時間(OP時間)では、非時短遊技状態と時短遊技状態とで時間長は異なっているが、普電作動ゲート契機では、非時短遊技状態と時短遊技状態とで時間長に変わりはない。普電作動ゲート228gは右打ちをすることで遊技球を通過させることができ、時短遊技状態であれば右打ちが推奨されていることから、遊技者は、そのまま右打ちを続ければよい。なお、非時短遊技状態では左打ちが推奨のため、非時短遊技状態における普電作動ゲート228gの遊技球通過はイレギュラーなものである。
図40-1(b)に示すように、開始時間が経過すると、普通電動役物(電チュー)が作動を開始する。すなわち、ここでの開放時間も、普通図柄契機の普通電動役物の開放時間と同じであり、シャッタ部材2311が、進出を始めてから進出した状態の維持を終了するまでの時間になる。開放時間が経過すると、閉鎖時間になる。この閉鎖時間も、普通図柄契機の普通電動役物の閉鎖時間と同じであり、シャッタ部材2311が進出した状態から後退した状態になるまでの時間である。ここでの閉鎖時間内でも、特図1始動口231に設けられた球検出センサにおける入賞球の検出を有効として扱う。
図41-1(b)は、各種遊技状態における普電作動ゲート契機の作動時間判定テーブルを示す図である。
いずれの遊技状態であっても、シャッタ部材2311の開放回数(作動回数)は1回であるが、複数回の進出と退出とを繰り返す動作を行うようにしてもよい。
主制御部300は、開始時間が経過すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において、遊技状態に応じた開放時間を決定する。非時短遊技状態では、開放時間は44msになり、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態でも、開放時間は44msになる。すなわち、非時短遊技状態と、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態とで開放時間に変わりはない。一方、a2時短遊技状態では、開放時間は、延長開放時間の5800msになる。この結果、非時短遊技状態、a1時短遊技状態及びc時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過しても、特図1始動口231に遊技球を入賞させることは困難であるが、a2時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過すると、特図1始動口231に遊技球を入賞させることが容易であると言える。
以上説明したように、普電作動ゲート契機では、非時短遊技状態と、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態とで開放時間に変わりはなく、開始時間(OP時間)にも変わりはないが、普通図柄契機では、まず、普通図柄の変動時間が非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短く(図40-2(c))、当り開放時間(OP時間)も非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短く(図40-3(a-2))、さらに、当り終了時間も非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短くなっている(図40-3(d-2))ことから、時短遊技状態の要件は満たしているといえる。特に、遊技開始の通常状態(非時短遊技状態)では、普通図柄契機で時短遊技状態を獲得することから、普通図柄契機で時短遊技状態の要件を満たしていることは重要である。
本実施形態のパチンコ機100では、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態では、特図1始動口231に遊技球を入賞させたくない状態であるため、普通電動役物(電チュー)のシャッター部材2311を、最大限入賞しづらい作動態様にする必要があり、非時短遊技状態時と同一の作動態様にすることで、特図1始動口231に最も入賞しがたくすることができ、ゲーム性の担保や攻略防止(不正防止)を実現することができる。また、非時短遊技状態時と、a1時短遊技状態およびおよびc時短遊技状態とで、開放時間や開始時間(OP時間)のデータを共通にすることができ、データ容量を削減することもできる。
また、非時短遊技状態では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を10秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を20秒とし、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を5秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を15秒としてもよい。こうする場合には、非時短遊技状態の普通図柄契機における当り開始時間(10秒)と、時短遊技状態の普電作動ゲート契機における開始時間(15秒)とを比較すると、時短遊技状態の方が長くなっているが、非時短遊技状態の普電作動ゲート契機における開始時間(20秒)と時短遊技状態の普電作動ゲート契機における開始時間(15秒)とを比較すると、時短遊技状態の方が短くなっており、時短要件は担保されている。ここでは、開始時間(OP時間)の例をあげたが、開放時間でも同じである。すなわち、非時短遊技状態では、普通図柄契機における開放時間を10秒、普電作動ゲート契機における開放時間を20秒とし、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)では、普通図柄契機における開放時間を5秒、普電作動ゲート契機における開放時間を25秒としてもよい。また、非時短遊技状態では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を20秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を10秒とし、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を15秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を5秒として、普通図柄契機の方を、普電作動ゲート契機よりも長くしても、上述と同じように、時短要件は担保されている。なお、ここで、例示している秒数は一例であり、例えば、OP時間であれば、同一の契機において非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短くなっていれば、異なる契機においては、時短遊技状態よりも非時短遊技状態の方が短くなっていてもよいし、時短遊技状態と非時短遊技状態で同じであってもよい。また、開放時間であれば、同一の契機において非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が長くなっていれば、異なる契機においては、時短遊技状態よりも非時短遊技状態の方が長くなっていてもよいし、時短遊技状態と非時短遊技状態で同じであってもよい。
以上の記載では、
『 遊技球が通過可能な作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g]と、
第一の入球手段[例えば、特図1始動口231]と、
普通電動役物[例えば、電チュー]と、
制御手段[例えば、主制御部300]と、
を備えた遊技台であって、
制御手段は、遊技状態を制御可能であり、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過すると作動可能なものであり、
前記第一の入球手段は、前記普通電動役物が作動[例えば、シャッタ部材2311が進出した状態になる]すると入球可能となるものであり、
前記遊技状態には、非時短遊技状態と、第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態および/またはc時短遊技状態]と、該第一の時短遊技状態よりも前記第一の入球手段に遊技球が入球し易い第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態]とがあり、
前記制御手段は、前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、作動時間を決定する際の遊技状態が前記非時短遊技状態であるときは作動時間[例えば、図40-1(b)に示す開放時間]として第一の時間値[例えば、図41-1(b)に示す、非時短遊技状態のときの44ms]を決定し、
前記制御手段は、前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、作動時間を決定する際の遊技状態が前記第一の時短遊技状態であるときは作動時間として第二の時間値[例えば、図41-1(b)に示す、a1時短遊技状態・c時短遊技状態のときの44ms]を決定し、
前記制御手段は、前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、作動時間を決定する際の遊技状態が前記第二の時短遊技状態であるときは作動時間として第三の時間値[例えば、図41-1(b)に示す、a2時短遊技状態のときの5800ms]を決定し、
前記第一の時間値よりも前記第三の時間値の方が長い時間値であり、
前記第二の時間値よりも前記第三の時間値の方が長い時間値であり、
前記第一の時間値と前記第二の時間値とは同じ時間値である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台では、前記第一の時短遊技状態では、前記第一の入球手段に遊技球を入球させたくない状態であり、前記普通電動役物を、最大限入球しづらい作動態様にする必要があり、前記非時短遊技状態時と同一の作動態様にすることで、該第一の入球手段に最も入球しがたくすることができ、ゲーム性の担保や攻略防止(不正防止)を実現することができる。また、前記非時短遊技状態時と、前記第一の時短遊技状態とで、前記作動時間のデータを共通にすることができ、データ容量を削減することもできる。
また、
『 前記制御手段は、前記非時短遊技状態において前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間[例えば、図40-1(b)に示す開始時間]として第四の時間値[例えば、図41-1(a)に示す、非時短遊技状態のときの500ms]を決定し、
前記制御手段は、前記第一の時短遊技状態において前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間として第五の時間値[例えば、図41-1(a)に示す、a1時短遊技状態のときの500ms]を決定し、
前記第四の時間値と前記第五の時間値とは同じ時間値である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 第二の入球手段[例えば、普図始動口228]を備え、
前記制御手段は、前記第二の入球手段に遊技球が入球すると普通図柄の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記普通電動役物は、前記普通図柄の変動表示において当り図柄が停止表示されると作動可能なものであり、
前記制御手段は、前記非時短遊技状態において前記当り図柄が停止表示されて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間[例えば、図40-1(a)に示す当り開始時間]として第六の時間値[例えば、図40-3(a-1)に示す24800ms]を決定し、
前記制御手段は、前記第一の時短遊技状態において前記当り図柄が停止表示されて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間として第七の時間値[例えば、図40-3(a-2)に示す20ms]を決定し、
前記第六の時間値よりも前記第七の時間値の方が短い時間値であり、
前記普通電動役物は、遊技球が前記作動ゲートを通過した場合には、前記普通図柄の変動表示が実行されることなく、作動可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 前記第二の入球手段は、第一の遊技領域[例えば、左打ち領域]に設けられたものであり、
前記作動ゲートは、第二の遊技領域[例えば、右打ち領域]に設けられたものであり、
前記第一の遊技領域は、前記非時短遊技状態において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、前記第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、前記第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、前記第一の入球手段[例えば、特図1始動口231]と、第三の入球手段[例えば、特図2始動口232]と、特定領域[例えば、特定領域234v]を有する可変入球手段[例えば、アタッカユニット23]が設けられた遊技領域であり、
前記制御手段は、小当り遊技において前記特定領域に遊技球が通過した場合に大当り遊技を開始可能であり、
前記制御手段は、前記第一の入球手段に遊技球が入球すると第一の特別図柄[例えば、特図1]の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記制御手段は、前記第三の入球手段に遊技球が入球すると第二の特別図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記第一の特別図柄の変動表示に基づく大当り[例えば、大当り、小当り経由の大当り]後は、前記第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態(入球し易い時短遊技状態:1G連ループ)]になる場合と前記第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態(入球し難い時短遊技状態)]になる場合があり、
前記第一の特別図柄の変動表示では、ハズレよりも小当りとなる可能性の方が高い[例えば、図38(a)に示すハズレが0%を含む]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、短い期間に大当たりを連荘(1G連)させることができ、且つ、1G連をループさせることが可能な新たなゲーム性を提供することができる。
図41-2は、普電作動ゲート契機の普通電動役物(電チュー)の開放時間を決定するタイミングについて説明するタイミングチャートである。このタイミングチャートでも、図の左から右に向けて時間が経過していく。
図41-2の一番上には、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。その下には、普電作動ゲート228gのすぐ下に配置された特図2始動口232に設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。さらにその下には、普通電動役物の作動と未作動を表すタイミングチャートが示されている。すなわち、普通電動役物の作動には開放時間の状態が相当し、普通電動役物の未作動には開放時間以外の状態が相当する。普通電動役物のタイミングチャートの下には、第2特図表示装置214における特図2の変動と停止を表すタイミングチャートが示されている。一番下には、遊技状態が示されている。
上述のごとく、普電作動ゲート228gを通過する遊技球を球検出センサが検出すると、ONレベルの検出信号が主制御部300に向けて出力され、主制御部300は、この検出信号を受信すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において、現在の遊技状態に応じた開始時間(OP時間)を決定する。すなわち、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した以降の遊技状態、より具体的には、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した際の遊技状態に応じた開始時間(OP時間)を決定する。図41-1(a)に示すように、本実施形態ではいずれの遊技状態であっても開始時間(OP時間)は500msである。
特図2始動口232が、普電作動ゲート228gのすぐ下に配置されていることから、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、すぐに特図2始動口232に入賞し、特図2始動口232に設けられた球検出センサに検出され、特図2の変動表示が開始される。すなわち、特図2始動口232は、遊技球が普電作動ゲート228gを通過してから普図電動役物が作動を開始する前に入賞可能な位置に設けられたものである。上述のごとく、入賞困難なa時短遊技状態(a1時短遊技状態や、時短遊技状態における特図b,c当り後のa2時短遊技状態)では、特図2の変動表示が開始されると時短遊技状態が終了し、非時短遊技状態に移行する。したがって、図41-2に示すように、開始時間のスタート時点の遊技状態は時短遊技状態であっても、その開始時間の終了時点の遊技状態は非時短遊技状態になっている場合がある。そのため、本実施形態では、普通電動役物の開放時間を決定する際の遊技状態を、開始時間を決定する際に参照したタイミングの遊技状態ではなく、開放時間が経過した以降の遊技状態、より具体的には、普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態としている。したがって、図41-2の場合であれば、開放時間は、非時短遊技状態に応じた開放時間である44ms(図41-1(b)参照)に決定される。こうすることで、現状に即した開放時間を担保することができ、第1特図始動口231への入賞率を正しくコントロールすることができる。
以上の記載では、
『 遊技球が通過可能な作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g]と、
普通電動役物[例えば、電チュー]と、
制御手段[例えば、主制御部300]と、
を備えた遊技台であって、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過すると第一の期間[例えば、図40-2に示す開始時間(OP時間)]が経過した後に第二の期間[例えば、図40-2に示す開放時間]に亘って作動するものであり、
前記制御手段は、複数種類ある遊技状態のうち、前記作動ゲートを遊技球が通過した際の遊技状態[例えば、普電作動ゲート228gの球検出センサから出力された検出信号を受信してからの遊技状態:a時短遊技状態]を参照して前記第一の期間の長さを決定[例えば、図41-1(a)に示す判定テーブルを用いて決定]するものであり、
前記制御手段は、前記複数種類ある遊技状態のうち、前記普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態[例えば、普通電動役物の作動直前の遊技状態:時短遊技状態]を参照して前記第二の期間の長さを決定[例えば、図41-1(b)に示す判定テーブルを用いて決定]するものである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記普通電動役物への入球率をコントロールすることができ、遊技性を担保することができる。
また、
『 第一の入球手段[例えば、特図1始動口231]と、
第三の入球手段[例えば、特図2始動口232]と、
を備え、
前記第一の入球手段は、前記普通電動役物が作動すると入球可能となるものであり、
前記制御手段は、前記第三の入球手段に遊技球が入球すると第二の特別図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記複数種類ある遊技状態には、非時短遊技状態と第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態]とがあり、
前記第二の時短遊技状態は、該第二の時短遊技状態に設定されてから一回目の特別図柄[例えば、特図]の変動表示が開始した際に終了する場合[例えば、図38(c)に示す特図Dで大当りした場合]と、該第二の時短遊技状態に設定されてから一回よりも多い或る回数目[例えば、5回又は2回]の特別図柄の変動表示が開始した際に終了する場合[例えば、図38(c)に示す特図B又は特図Cで大当りした場合]とがある時短遊技状態であり、
前記制御手段は、前記普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態が前記非時短遊技状態である場合は、該普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態が前記第二の時短遊技状態である場合よりも、前記第二の期間の長さを短い期間に決定するものであり[例えば、図41-1(b)]、
前記作動ゲートは、前記第三の入球手段よりも上流側[例えば、すぐ上の位置]に設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、同じ第二の時短遊技状態であっても、終了条件を変更することで、前記第一の入球手段に入球可能な状態と、該第一の入球手段に入球させることなく第二の時短遊技状態が終了する状態とすることができ、該第一の入球手段への入球率をコントロールすることができる。
なお、前記第三の入球手段は、遊技球が前記作動ゲートを通過してから、前記普通電動役物が作動を終了する前に入球可能な位置に設けられたものであってもよい。
図41-3は、図40-2(d)に示す普通図柄の確定停止時間を確保するための工夫を説明するタイミングチャートである。このタイミングチャートでも、図の左から右に向けて時間が経過していく。
図41-3(a)は、上記工夫がされていないパチンコ機における問題点を説明する図であり、その下に示す図41-3(b)は、上記工夫がなされることで上記問題点が解消されることを説明する図である。両図の一番上には、普図表示装置210における普通図柄の変動と停止を表すタイミングチャートが示され、その下には、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。さらに、両図の一番下には、普通電動役物(電チュー)の作動と停止を表すタイミングチャートが示されている。すなわち、普通電動役物の作動には開放時間の状態が相当し、普通電動役物の停止には開放時間以外の状態が相当する。
普図表示装置210は、普通電動役物(電チュー)が作動を終了すると普図の図柄変動表示を開始することが可能になる。後述するように、普図の図柄変動表示中に普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合には、その普図の図柄変動表示が中断されるが、普図の確定停止中に普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合には、その確定停止は継続される。しかしながら、普図の保留がある場合には、図41-3(a)に示すように、普通電動役物の開放時間が経過した時点で、確定停止時間(500ms)が経過する前であっても普図の確定停止を終了し、普図の図柄変動表示が開始される。このため、遊技者が、普通電動役物(電チュー)の作動に気を取られ、普図の確定表示を見逃してしまう場合があり、問題になる。あるいはその逆に、普図の確定表示に気を取られ普通電動役物の作動を見逃してしまう場合もあり、これもまた問題になる。
そこで、本実施形態のパチンコ機100では、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから検出信号が出力されてから普図電動役物の開放時間が終了するまでの時間長、すなわち普電作動ゲート228gを遊技者が通過してから普図電動役物の作動が終了するまでの時間長Lを、普図の確定停止時間(500ms)よりも長い時間長にしている。この時間長Lは、普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間(500ms)+普電作動ゲート契機の普通電動役物の最短開放時間(44ms)の合計時間長ということになる。こうすることで、普通電動役物の作動が終了するタイミングが、普図の確定停止が終了した後のタイミングになり、遊技者が、普図の確定表示を見逃してしまったり、普通電動役物の作動を見逃してしまう恐れが少なくなる。さらに、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから検出信号が出力されてから普図電動役物の開放時間が開始するまでの時間長、すなわち普電作動ゲート228gを遊技球が通過してから普図電動役物の作動が開始するまでの時間長OPを、普図の確定停止時間以上にすると、普図の確定表示の期間と、普通電動役物の作動中の期間が重複する期間がなくなり、両者を別々にしっかりと見ることができるようになる。
なお、以上の説明では、普図の確定停止時間<普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間+開放時間であったが、普図の確定停止時間≦普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間+開放時間であってもよいし、普図の確定停止時間≦普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間+開放時間+閉鎖時間であってもよいし、普図の確定停止時間≦普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間であってもよいし、普図の確定停止時間≦開放時間であってもよい。あるいは、普図の確定停止時間≦閉鎖時間であってもよい。
以上の記載では、
『 遊技球が通過可能な作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g]と、
普通電動役物[例えば、電チュー]と、
第二の入球手段[例えば、普図始動口228]と、
制御手段[例えば、主制御部300]と、
を備えた遊技台であって、
前記制御手段は、前記第二の入球手段に遊技球が入球すると普通図柄の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過すると作動可能なものであり、
前記普通図柄の変動表示は、前記普通電動役物の作動が終了すると開始可能な変動表示であり、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過してから作動を終了するまでの時間長[例えば、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから検出信号が出力されてから普図電動役物の開放時間が終了するまでの時間長](以下、「第一の時間長」という。)が、前記普通図柄の変動表示が終了して停止表示が行われる時間長[例えば、普図の確定停止時間(500ms)](以下、「第二の時間長」という。)よりも長いものである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記第一の時間長を前記第二の時間長よりも長い時間長にすることで、前記普通電動役物の作動と前記普通図柄の停止表示の双方を確認可能としている。仮に、前記第一の時間長が前記第二の時間長よりも短い場合、該普通電動役物の作動に気を取られ、該普通図柄の停止表示を見逃してしまう恐れがあったり、あるいはその逆で、該普通図柄の停止表示に気を取られ、該普通電動役物の作動を見逃してしまう恐れれもある。
また、
『 前記制御手段は、遊技状態を制御可能であり、
前記遊技状態には、非時短遊技状態と、時短遊技状態とがあり、
前記普通電動役物は、前記非時短遊技状態であっても前記時短遊技状態であっても前記第一の時間長[例えば、開始時間(500ms)+開放時間]が前記第二の時間長[例えば、普図の確定停止時間(500ms)]よりも長いものである[例えば、遊技状態に関わらず開始時間=普図の確定停止時間であるため、開放時間分だけ必ず長くなる]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記普通電動役物は、前記普通図柄の変動表示が終了して当り図柄の停止表示が行われている間[例えば、当り図柄の確定停止の間]では、前記作動ゲートを遊技球が通過しても作動を開始しないものであり[例えば、図41-1(c)に示す普通図柄確定停止で普通図柄当りが無効]、
前記普通電動役物は、前記普通図柄の変動表示が終了してハズレ図柄の停止表示が行われている間[例えば、ハズレ図柄の確定停止の間]では、前記作動ゲートを遊技球が通過すると作動を開始するものである[例えば、図41-1(c)に示す普通図柄確定停止で普通図柄はずれは有効]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、図41-1(b)に示すように、普電作動ゲート契機における普図電動役物のシャッタ部材2311の閉鎖時間は、普通図柄契機の閉鎖時間と同じく、いずれの遊技状態においても共通の56msである。すなわち、閉鎖時間でも、非時短遊技状態と、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態とで変わりはない。このように、閉鎖時間は、遊技状態に応じて変わる時間ではないため、開放時間を決定する際に閉鎖時間も決定してもよい。ただし、主制御部300は、開放時間が経過すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において、閉鎖時間を決定するようにしてもよい。
図40-1(b)における普電作動ゲート契機の普通電動役物(電チュー)の作動では、普通図柄契機の普通電動役物の作動とは異なり、当り終了時間を設けていないが、いずれの遊技状態においても共通の500msといった当り終了時間を設けてもよい。
なお、普通電動役物(電チュー)の作動時間といった場合には、開放時間のみの時間であってもよいし、開放時間に、当り開始時間や開始時間といったOP時間および閉鎖時間の両方を加えた時間であってもよいし、いずれか一方の時間のみを加えた時間であってもよい。あるいは、OP時間+開放時間+閉鎖時間+当り終了時間であってもよいし、開放時間+閉鎖時間+当り終了時間であってもよい。すなわち、少なくとも開放時間を含んだ時間であればよい。
次に、図41-1(c)を参照しながら、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した際の取扱いについて説明する。
図41-1(c)は、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した際の取扱いを示す図である。
普電作動ゲート228gの処理状態としては、普電作動ゲート228gの待機状態(普電作動ゲート228g通過前の状態)と、普電OP(図40-1(b)における開放時間の状態)と、普図電動役物作動中(図40-1(b)における開放時間の状態)と、普図電動役物作動終了(図40-1(b)における閉鎖時間の状態)とがある。
また、ここでの説明では、普図始動口228への入賞に基づく普図図柄処理状態との関係を説明する。普図図柄処理状態としては、普図図柄待機状態(普図始動口228入賞前の状態)と、普図図柄変動中状態(図40-1(a)における変動時間の状態)と、普図図柄確定停止状態(図40-1(a)における確定停止時間の状態)と、普電OP(図40-1(a)における当り開始時間の状態)と、普図電動役物作動中(図40-1(a)における開放時間の状態)と、普図電動役物作動終了(図40-1(a)における閉鎖時間の状態)と、普電ED(図40-1(a)における当り終了時間の状態)とがある。また、図41-1(a)では、普図始動口228に入球したことにより実行される普図図柄の抽選結果が当りの場合とはずれの場合とに分けてまとめられている。
普電作動ゲート228gの待機状態であって、普図図柄待機状態または普図図柄変動中状態で普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を有効として扱われる。
普電作動ゲート228gの待機状態であって、普図図柄の当り図柄の確定表示状態で普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を無効として扱われる。すなわち、普図抽選の当りが優先される。一方、普図図柄のはずれ図柄の確定表示状態で普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を有効として扱われる。
普電OP、普図電動役物作動中、普図電動役物作動終了および普図EDでは、普通図柄が当りであった場合になるため、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を無効として扱われる。すなわち、現在行われている普図抽選の当りによる電チューの作動が優先される。なお、普電OP、普図電動役物作動中、普図電動役物作動終了および普図EDのはずれの場合はあり得ないので、斜線となっている。
また、普電作動ゲート228gの処理状態が、普電OP、普図電動役物作動中および普図電動役物作動終了の場合には、普通図柄の処理状態に関わらず、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を無効として扱われる。すなわち、普電作動ゲート228gの通過に基づいて、電チューが作動している状態では、次の普電作動ゲート228gの通過は無効として扱われる。
続いて、図41-1(d)を参照しながら特図1及び特図2が同時変動している状態における特図1及び特図2の取扱いについて説明する。
図41-1(d)は、特図1及び特図2が同時変動している状態における特図1及び特図2の取扱いを示す図である。
図41-1(d)における斜線は、そもそもあり得ない組み合わせを表す。上述のごとく、特図1には、はずれはない。また、特図2が大当り変動中に特図1に入賞すると、特図1では大当りは選ばれずはずれになり、特図1が大当り変動中に特図2に入賞すると、特図2では大当りは選ばれずはずれになる。したがって、特図1と特図2が同時に大当りになることはあり得ない。また、横線のバー表示は特殊な制御を実行しないことを表す。
図41-1(d)に示すように、特図1及び特図2の両方が変動表示中に特図1が大当り又は小当りで停止表示した場合は、変動表示中の特図2の表示結果が破棄され、はずれ図柄で停止表示される。また、例えば、特図2の大当り変動中に特図1に入賞すると特図1では大当りは選ばれずはずれになることにより特図1にはずれ図柄が停止表示され、大当りの特図2の変動表示が通常通り行われる。後述するが、特図2に大当り図柄が停止表示されると、はずれの特図1の変動表示は中断される。そして、大当り遊技の終了後に、はずれの特図1の変動表示が再開され、はずれの特図1の変動表示が再開された状態で特図2の変動表示が開始される場合があり、この場合に特図1にはずれ図柄が停止表示されると、特図2の変動表示は通常通り行われる。
一方、特図1及び特図2の両方が変動表示中に特図2が大当り又は小当りで停止表示した場合は、変動表示中の特図1が中断され、大当り遊技あるいは小当り遊技が終了すると変動表示が再開される。なお、c時短遊技状態における特図2に限って選択される時短図柄については中断されない。
続いて、図41-1(e)を参照しながら普図の変動表示中において普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合の取扱いについて説明する。
図41-1(e)は、普図の変動表示中において普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合の取扱いについて示す図である。
この図41-1(e)に示すように、普図始動口228に入賞して普図の変動表示中に普電作動ゲート228gへの遊技球の通過があった場合は、表示結果如何にかかわらず変動表示中の普図が中断され、普電作動ゲート228gへの遊技球の通過に基づく電チューのシャッタ部材2311の開閉動作が終了すると普図の変動表示が再開される。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図42(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図42(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS301で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS301の次のステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS305の次のステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS307の次のステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS309の次のステップS311では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136や操作キーユニット190の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS309で更新した演出データを演出ボタン136や操作キーユニット190の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS311の次のステップS313では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合にはこの命令を音源IC416に出力する。
ステップS313の次のステップS315では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS315の次のステップS317では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS309で読み出した演出データの中に、図32に示す上部の第1演出可動ユニット7や、後方側に隠れている第2演出可動ユニット8への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS317の次のステップS319では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS303に戻る。
図42(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS331では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図42(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS341では、第1副制御部メイン処理のステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS341の次のステップS343では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS319)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図43(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図43(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS403に戻る。
図43(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図43(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS441では、第2副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS441の次のステップS443では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図43(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS411における画像制御処理のフローチャートである。ステップS451では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS451の次のステップS453では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS453:Yes)、ステップS455に進み、そうでない場合は(ステップS453:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS455では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS451でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS455の次のステップS457では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS457の次のステップS459では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS459:Yes)、ステップS461に進み、そうでない場合は(ステップS459:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS461では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、図44を参照して、本実施形態に係る遊技の流れについて説明する。なお、ここでは、通常の遊技の流れを説明しているものであり、イレギュラーな流れについては説明していない場合がある。
先ず最初の遊技状態は、(1)通常遊技状態、すなわち、非時短状態である。この遊技状態は、左打ちが推奨される遊技状態で、普図始動口228への遊技球の入賞により、普図の変動表示を行うことを中心としたゲーム性となっている。
そして、普図の変動表示結果、当り(普図A)が表示されると(A)、(2)普図当り遊技が実行され、上述したようにして特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間進出する。
普図当り遊技において、特図1始動口231へ遊技球が入賞すると(B)、特図1の変動表示が開始され、大当り又は小当り図柄が表示されることとなる。ここで、小当り図柄が表示されると、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態となり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(3)大当りとなり、大当り遊技が開始される。一方、大当り図柄が表示された場合は、第1可変入賞口234が開放されることなく大当りとなり、大当り遊技が開始されることとなる。
初回の大当り遊技が終了すると、特図1の図柄により2つのルートのいずれかに移行する。具体的には、特図1に「特図d」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当りに係る大当り遊技の終了後には(C)、時短遊技状態に移行せず、(1)通常遊技状態に移行することとなる。その他の図柄により大当りとなった場合には、当該大当りに係る大当り遊技が終了すると(D)、上述した(4)特図1始動口231に入賞容易となるa2時短遊技状態に移行し、すぐさま、普電作動ゲート228gに遊技球が通過し、図柄変動を介することなく、特図1始動口231に入賞可能となる。なお、a2時短遊技状態においては、特図1の変動時間が複数種類の変動時間のうちの最も短い変動時間(すなわち、特図2よりも短い変動時間(例えば、0.2秒))となるので、特図2に優先して特図1の変動表示結果が表示され(E)、(5)大当り又は小当りが短時間で発生することとなる。その結果、2回の大当り遊技がシームレスに行われる場合がある。なお、a2時短遊技状態における特図1の変動時間は複数あってもよいし、1個のみでもよいが、何れの場合でも、複数の特図2の変動時間の何れの変動時間よりも短くなっていれば良い。また、複数の普図の変動時間の何れの変動時間よりも短くなっていれば良い。また、特図1の変動時間は複数ある場合は、複数の特図1の変動時間の平均が複数の特図2(普図)の変動時間の平均よりも短くなっているようにしてもよい。
2回目以降の大当り遊技が終了すると、特図1の図柄によって2つのルートのいずれかに移行する。この場合、図38(c)及び図39(b)に示すa時短遊技状態における大当り・突然時短当選時用特図判定テーブル又はa時短遊技状態における小当り当選時用特図判定テーブルが参照される。具体的には、特図1に「特図A」が表示されて大当りとなるか、「特図a」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当り遊技が終了すると(F)、(6)a2時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が5回開始されるか特図2の図柄変動表示が2回開始されるまで継続する。この場合も、特図1への遊技球の入賞が容易な時短遊技状態となるので、特図2に優先して特図1の変動表示結果が表示され(G)、(5)再び大当り又は小当りが短時間で発生すること(1G連)となる。
一方、特図1に「特図b」「特図c」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当り遊技が終了すると(H)、(7)a2時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が1回開始されるまで継続する。ほとんどの場合、大当り中に特図2の保留があるため、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるとa2時短遊技状態が終了し(I)、(8)通常遊技状態に移行する。但し、実行中の特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態における抽選がなされるため、図38(a)に示すように、ほとんどの場合、時短図柄が選択されることとなる。そのため、当該特図2の図柄変動表示の結果、時短図柄(特図E)が表示されると(J)、(9)c時短遊技状態であるRUSH状態に移行する。また、特図1に「特図d」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当り遊技が終了すると(H)、(7)a1時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が1回開始されるまで継続する。すなわち、「特図b」「特図c」が表示されたことに起因して移行した大当り遊技の終了後に移行するa2時短遊技状態と実質的に同様の動作が行われることとなる。
c時短遊技状態(RUSH状態)では、特図2の図柄変動表示を中心としたゲーム性となる。c時短遊技状態は、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が144回開始されるまで継続する。そのため、c時短遊技状態では、実質的には特図2による144回の図柄変動表示が開始されるまで、図38(d)及び図39(c)に示すc時短遊技状態における大当り・突然時短当選時用特図判定テーブル又はc時短遊技状態における小当り当選時用特図判定テーブルが参照される。具体的には、特図2に「特図B」「特図C」が表示されて大当りとなった場合には(N)、10R大当り遊技が実行され(3)、当該大当り遊技が終了すると(D)、(4)a2時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が5回開始されるか特図2の図柄変動表示が2回開始されるまで継続する。
一方、特図2に、「特図D」が表示されて大当りとなった場合や、「特図e」「特図f」「特図g」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して10R又は2R大当りとなった場合には(K)、(10)当該大当り遊技が終了すると(L)、(7)a1時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が1回開始されるまで継続し(I)、その後、(8)通常遊技状態に移行することとなる。なお、前述した通り、この通常遊技状態では、通常、a1時短遊技状態が終了することとなった契機である特図2の図柄変動表示が実行されており、特図2の大当り抽選の結果として特図Eが選択されることとなるので(大当りとなる場合を除く)、すぐさまc時短遊技状態に移行することとなる(J)。また、c時短遊技状態において特図2による144回目の図柄変動表示が終了すると、c時短遊技状態が終了し(M)、通常遊技状態(1)に移行する。
以上説明した本実施形態に係る遊技の流れでは、通常遊技状態では普図の変動表示による遊技が中心になり、c時短遊技状態(RUSH状態)では特2の変動表示による遊技が中心になり、通常遊技状態で普通図柄が当りとなった状態や時短回数として5回(特図1)が設定されているa2時短遊技状態において普電作動ゲート228gを通過した状態(1G連)、つまり、特図1始動口231に入賞可能な態様でシャッタ部材2311が開放されている状態では特1の変動表示による遊技が中心になる。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図45は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図45には、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図保留ランプ216、および特図2保留ランプ220が示されている。
図45(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4-装飾1-装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、後述するデフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、第4図柄表示領域284が設けられている。第4図柄表示領域284は、図柄変動中(あるいは図柄停止中)か否かを報知するための領域であり、上から、普図の図柄変動中報知領域、特図1の図柄変動中報知領域、特図2の図柄変動中報知領域になる。普図の図柄停止中には、丸印又はバツ印の図柄が点灯表示されるが、普図の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図1の図柄停止中には、丸印又はバツ印の図柄が点灯表示されるが、特図1の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図2の図柄停止中には、丸印、バツ印又は三角印の図柄が点灯表示されるが、特図2の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。このように、第4図柄は、表示位置が異なるばかりでなく、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図45に示す制御状態(遊技状態)は、非時短遊技状態である。この非時短遊技状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に普図の保留アイコン表示領域281が設けられている。なお、非時短遊技状態における装飾図柄表示装置208では、特図1や特図2の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1や特図2の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す保留アイコンが表示される。普図の保留数は、普図保留ランプ216の点灯数の他、普図の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。普図の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。なお、本実施形態において、特図1は保留を行わないため、保留アイコンの表示を行っていないが、行うようにしてもよい。
図45(a)には、普図の保留アイコン表示領域281に2つの普図の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの普図の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、普図のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図45(a)では、普図の保留アイコン表示領域281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
一方、特図2の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図45に示す制御状態(遊技状態)は、非時短遊技状態であるため、特図2始動口232への入賞が推奨されない状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、普図と特図2で入賞しやすい方の保留アイコン表示領域が表示される。すなわち、制御状態が非時短遊技状態である場合には、図45(a)に示すように、普図の保留アイコン表示領域281が演出表示領域208dに表示され、制御状態が時短遊技状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコン表示領域282が表示される場合がある。
ここでは不図示であるが、普図の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
本実施形態では、普図あるいは特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置あるいは普図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図45(b)では、普図の図柄変動表示が開始され、普図表示装置210における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図45(c)では、普図の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始されている。ここでの移動アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが普図の第一の保留アイコンh11の表示位置へ向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図45(d)では、移動アニメーションが続き、同図(e)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示されているが、この段階でも依然として、装飾図柄の変動表示は開始されていない。なお、普図表示装置210における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。
そして、図45(f)で装飾図柄の変動表示が開始される。
装飾図柄の変動表示が開始された装飾図柄表示装置208には、図45(g)に示すように、演出ボタン136を有効期間内に押下することを促す操作促進報知画像136Pが表示される。この操作促進報知画像136Pでは、主人公のキャラクタ画像の右横に、演出ボタン136の画像136P1と、上記有効期間の残時間を表す残時間表示バー136P2が表示されている。装飾図柄の変動表示は、操作促進報知画像136Pによって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄284等によって特図が変動中であることを認識することができる。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を操作促進報知画像136Pとは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。
図45(h)に示す残時間表示バー136P2では、上記有効期間が減っており、同図(i)では、遊技者が、演出ボタン136を押下している。演出ボタン136が上記有効期間内に押下されると、図45(j)に示すように、装飾図柄表示装置208には、操作促進報知画像136Pに代えてリーチ状態突入予告画像2071が表示される。リーチ状態突入予告画像2071では、主人公のキャラクタ画像の右横に、「チャンスだ!!」という文字表示がなされている。
図45(k)では、リーチ状態突入予告画像2071が消え、装飾図柄の変動表示が視認可能になり、その後、同図(l)に示すようにリーチ状態に突入する。なお、リーチ状態突入予告画像207が表示されても、リーチ状態に突入しない場合もあるが、必ず突入するようにしてもよい。
以上説明したように、操作促進報知画像136Pの出現は、現在行われている図柄変動表示に関する予告の契機となる演出に相当する。
図45(m)では、背景画像が、デフォルトの背景画像から非表示に切り替わり、変動アイコン表示領域280や普図の保留アイコン表示領域281が消えている。なお、第4図柄表示領域284は表示されている。また、これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、右下隅に移動し、縮小表示され、図45(n)では、スペシャルリーチ(剣豪リーチ)に発展している。図45(n)に示す装飾図柄表示装置208には、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く同図(o)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
なお、リーチ状態突入予告画像2071は、リーチ状態に突入することの予告に留まらず、SPリーチまで発展することの予告であってもよい。
図46は、図45に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図45(o)から続く図46(p)では、決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図46(s)まで続く。図46(s)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、同図(t)では、第4図柄表示領域284を残して一旦全てが非表示になる。なお、非表示に代えてこれまでとは異なる背景画像を表示してもよい。あるいは、この場面において、設定示唆の表示を表示する場合があってもよい。やがて、同図(u)に示すように、「装飾7-装飾7-装飾7」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示される。ここでの背景は、非表示であってもよいし、これまでとは異なる背景画像であってもよい。また、変動アイコン表示領域280や普図の保留アイコン表示領域281の表示は消えたままであり、第4図柄表示領域284のみ表示されている。
図46(v)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7-装飾7-装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図46(v)に示す普図の第4図柄(丸形の図柄)は点灯している。この図46(v)では、背景は非表示になっているが、実際には、デフォルトとは異なる背景画像が表示されている。やがて、図46(w)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「大当り」の文字表示がなされている。なお、図46(w)に示す大当り遊技開始演出において、設定示唆を含む表示を表示する場合があってもよい。この場合において、何らかの条件を満たす大当りとなった場合のみ(例えば、電源投入後の最初の大当りの場合のみ、5連チャン以上の大当りが発生した場合のみ、出玉が異なる複数の大当りのうちの最も出玉数の多い大当り(例えば、10R大当り等)となる場合のみ等)にのみ設定示唆を含む表示を表示するようにしてもよい。
図47は、図46(q)に続く別の場合の演出の一例を段階的に示す図である。
図47(a)では、図45(o)で開始された決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図47(b)まで続く。図47(b)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、同図(c)では、図46(t)と同じく、第4図柄表示領域284を残して一旦全てが非表示になる。なお、この場面において、設定示唆の表示を表示する場合があってもよい。このようにすれば、例えば、SPリーチがはずれたために遊技者が落胆している間に設定に関する期待感を持たせることができる場合がある。やがて、図47(d)では、「装飾7-装飾6-装飾7」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が開始される。ここでは、変動アイコン表示領域280や普図の保留アイコン表示領域281の表示が復活し、変動アイコンh0と普図の第一の保留アイコンh11が表示されている。
図47(e)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の第4図柄(丸形の図柄)が点灯し、「装飾7-装飾6-装飾7」のはずれの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。次いで、普図の確定表示の期間中に、変動アイコン表示領域280では、変動アイコンh0の消去アニメーションが実行される。同図(f)では、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始され、同図(g)でもその消去アニメーションは継続し、同図(h)で変動アイコンh0が完全に消えている。なお、普図の確定表示が行われる前に、変動アイコンh0の消去アニメーションを実行してもよい。
図48は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした別の演出例を段階的に示す図である。なお、図48では、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図保留ランプ216、および特図2保留ランプ220について図示を省略している。
図48(a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図48(a)に示す状態では、普図の変動表示が行われおり、特図1及び特図2のいずれも停止表示されている状態である。装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄表示領域284では、その旨を示すように、普図の第4図柄が点滅表示しており、特図1及び特図2の第4図柄は点灯表示されている。
さらに、図48に示す制御状態(遊技状態)は、非時短遊技状態であるので、変動アイコン表示領域280の左横に普図の保留アイコン表示領域281が設けられている。
普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す保留アイコンが表示される。普図の保留数は、普図保留ランプ216の点灯数の他、普図の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。普図の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。なお、図48(a)においては、普図の保留が0であるため、普図の保留アイコン表示領域281には普図の保留アイコンが表示されていない。
その後、図48(b)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾4-装飾4-装飾4」の大当りの装飾図柄の組み合わせで停止表示され、普図当りの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第4図柄表示領域284では、普図当りを示す丸印の図柄が停止表示される。
普図当りの遊技が開始されると、特図1始動口231のシャッタ部材2311が進出して特図1始動口231へ入賞しやすい状態となる。このとき、図48(c)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が表示され、特図1始動口231への入賞を促進する。併せて、第4図柄表示領域284の左側にも右打ち表示が表示されている。なお、このとき、今回の大当りで獲得が期待できる賞球数に関する演出(例えば、1500発大当りの示唆や、3000発大当りの示唆や、1500発大当りか3000発大当りのいずれであるかを煽る演出等)を行うようにしてもよい。また、図48(c)に示すタイミングでは、特図1始動口231へ遊技球が入賞し、特図1の図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、第4図柄表示領域284の特図1の表示領域では、「-」の図柄の点滅表示が開始され、特図1の変動表示が行われていることが報知される。
その後、所定の特図1の変動時間(例えば、0.2秒)が経過すると、特図1が停止表示する。図48(d)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の表示結果が小当りであるので、第4図柄表示領域284の特図1の表示領域では、三角の図柄で停止表示され、小当りとなったことが報知される。小当りとなると、第1可変入賞口234が開放し、遊技球がこの第1可変入賞口234に入賞して特定領域234vを通過すると大当りとなり、大当り遊技が開始される。なお、図48(e)では、小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった様子が示されている。大当りとなると、図48(e)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面に大当り中であることを示す背景(大当り背景)が表示されるとともに、表示画面の左上部に、初回大当りからの獲得賞球数が表示され、さらに、表示画面の中央下部には、今回の大当りで獲得が期待できる賞球数と初回大当りからの獲得賞球数を示す表示がなされている。図48(e)に示すタイミングでは、第1可変入賞口234に遊技球が1つ入賞したので、15個の賞球の払出が行われるとともに、装飾図柄表示装置208では、中央上部に入賞に係る賞球数を示す「+15」の表示が行われるとともに、獲得賞球数に「15」が加算して表示されている。その後、第1可変入賞口234に10個の遊技球の入賞が検知されると第1可変入賞口234が閉鎖される。続いて、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351が退出して第2可変入賞口235が開放状態となってラウンド遊技が開始される。この場合、第1可変入賞口234が開放する遊技が1ラウンド目としてカウントされるので、1回目の第2可変入賞口235が開放する遊技は2ラウンド目の遊技となる。
図48(f)では、初回の大当り遊技が終了した様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、初回からの獲得賞球数が1500発であるため、獲得賞球数の表示が「TOTAL 01500pt」と表示されるとともに、中央下部にも「1500/3000」が表示されている。また、表示画面の中央には、のめり込み防止とプリペイドカードの取り忘れ防止を注意喚起する「のめり込みに注意しましょう。カードの取り忘れに中止してください。」が表示されている。なお、この注意喚起の表示は、大当り遊技が終了するごとに表示するようにしているが、初回の大当りに係る大当り遊技の終了時にのみ表示するようにしてもよい。
その後、a2時短遊技状態に移行すると、図48(g)に示す装飾図柄表示装置208では、右打ちを継続することを指示する「右打ちしてください」の表示が行われ、時短遊技状態に移行したことを示唆している。
その後、図48(h)に示すように、普電作動ゲート228gを遊技球が通過するとともに、特図2始動口232へ入賞すると、特図2の変動表示が開始される一方、普電作動ゲート228gの通過による特図1始動口231のシャッタ部材2311が進出して特図1始動口231へ入賞しやすい状態となる。すなわち、本実施形態では、普図当りとなったこと及び普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことのいずれかをトリガーとしてシャッタ部材2311が作動されるように構成されている。なお、a2時短遊技状態では、上述したように、シャッタ部材2311の作動時間が長くなる(例えば、5800ms)ので、特図1始動口231へ入賞しやすくなって、特図1の変動表示が開始されやすくなっている。また、獲得賞球数の表示も継続している。なお、本実施形態では、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235への入賞により獲得した賞球数のみを獲得賞球数表示に表示するようにしたが、他の入賞口(例えば、一般入賞口や始動口等)への入賞により獲得した賞球数についても獲得賞球数表示に加算するようにしてもよい。また、本実施形態では、1回目の大当り終了から2回目大当り開始まで短時間になるように構成されているので、大当り背景も継続して表示されている。つまり、エンディング演出やオープニング演出が実行されないようになっている。
その後、図48(i)に示すタイミングで特図1始動口231へ遊技球が入賞し、特図1の変動表示が開始されている様子が示されている。なお、本実施形態では、特図1・特図2同時変動が可能な同時変動機であるため、特図2の変動停止を待つことなく、特図1の変動表示が開始される。なお、図48(i)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留数が4つとなっており、第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が4つであることを報知している。なお、本実施形態では、特図1の変動表示の保留は行わない構成とされているので、特図1始動口231へ複数の遊技球が入賞しても賞球のみ払い出され、図柄変動表示の保留は行わない。
その後、図48(j)に示すように、特図1が停止表示して小当り図柄(例えば、「特図b」)が表示されると、第1可変入賞口234が開放し、開放した第1可変入賞口234へ遊技球が入球し、特定領域234vを通過すると、初回の大当りと同じ要領で2回目の大当り遊技が開始される。なお、本実施形態では、特図1が停止表示されると、変動表示中の特図2は破棄され、はずれ図柄が表示される。
図48(k)は、2回目の大当り遊技が終了した様子を示している。2回目の大当りは、a2時短遊技状態において特図1が「特図b」で停止表示したことに起因して発生した大当りであるため、大当り遊技の終了後はa2時短遊技状態に移行するが、特図1の1回目の図柄変動表示の開始又は特図2の1回目の図柄変動表示の開始があると、このa2時短遊技状態が終了し、非時短遊技状態に移行することとなる。したがって、大当り遊技の終了後は特図2の保留が消化されて特図2の変動表示が開始されるので、実質的に非時短遊技状態に移行することとなり、特図1始動口231への遊技球の入賞は困難となる。ところが、この大当り遊技が終了した後に消化される1回目の特図2の図柄変動表示は、a2時短遊技状態における判定テーブル(図38(c)、図39(b)参照)が使用されて抽選が行われるため、変動時間は比較的短く(例えば、5秒)、ほとんどの場合、時短図柄が停止表示されるので、c時短遊技状態に移行することとなる。そのため、図48(k)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態に移行することを示す「〇×RUSH突入!!」の文字が表示され、c時短遊技状態に移行することが示唆される。
図48(l)に示すタイミングでは、特図2の保留が消化されて1回目の図柄変動表示が開始した様子が示されている。このとき、「Ready」の文字が表示され、遊技者に対してc時短遊技状態に移行する期待感を増幅させるようにしている。なお、このタイミングでは、遊技状態は、非時短遊技状態となっているが、図48(l)に示す特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態において開始したものであるので、右打ち表示は継続している。
その後、図48(m)に示すように、特図2の図柄変動表示が終了して時短図柄(「特図E」)が停止表示すると、第4図柄表示領域284では、時短図柄で停止表示した旨の星印が表示される。また、このとき、表示画面の中央では「GO」の文字が表示され、c時短遊技状態に移行したことを報知している。上述したように、c時短遊技状態では、特図1始動口231のシャッタ部材2311の作動時間が極めて短く(例えば、45ms)、特図1への入賞が困難であるが、特図2の変動表示時間が短い変動時間が選択されやすいため、持ち球の減少を抑制しながら遊技を行うことができる場合がある。
図48(n)は、c時短遊技状態が開始して特図2の図柄変動表示が開始している様子を示している。c時短遊技状態に移行すると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方にc時短遊技状態の実行時間を報知する表示である「RUSH TIME表示」が表示され、また、表示画面の左下方には、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数が表示されている。図48(n)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから0.18秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が143回であることが報知されている。
また、c時短遊技状態が開始すると、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄が表示されるとともに、表示画面の左上部にはミニ図柄も表示される。
さらに、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示される。特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表される。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図48(n)には、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
その後、図48(o)に示すタイミングで、特図2がはずれ図柄(「特図i」)で停止するとともに、装飾図柄表示装置208では、「装飾4-装飾1-装飾7」の装飾図柄の組合せが停止表示し、はずれの表示結果であることが報知されている。また、変動アイコンh0も消去されている。なお、第4図柄表示領域284においても特図2がはずれの表示結果であることを示すバツ印で停止表示している。なお、このとき、「RUSH TIME」表示では、「00:01:98」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから1.98秒が経過していることが示されている。なお、この「RUSH TIME」表示は、c時短遊技状態が開始してからの時間を表示しているが、図柄変動表示が行われていない待機状態においては、時間の進行を中断するようにしてもよい。また、初回の大当り遊技が開始したときから表示するようにしてもよい。
図48(p)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留が1つ消化されて特図2の図柄変動表示が開始した様子が表示されている。このとき、特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh22の表示位置にあった保留アイコンが特図2の第1の保留アイコンh21となり、第3の保留アイコンh23の表示位置にあった保留アイコンが特図2の第2の保留アイコンh22となり、第4の保留アイコンh24の表示位置にあった保留アイコンが特図2の第3の保留アイコンh23となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、「RUSH TIME」表示では、「00:02:37」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから2.37秒が経過していることが示されている。また、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が142回であることも報知されている。
図49は、c時短遊技状態(RUSH状態)において特図2で大当り図柄が停止表示して大当りとなった場合の演出例を段階的に示す図である。
図49(a)は、c時短遊技状態に移行してから44回の特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。図49(a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図49(a)に示す状態では、特図2の変動表示が行われおり、普図及び特図1のいずれも停止表示されている状態である。装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄表示領域284では、その旨を示すように、特図2の第4図柄が点滅表示しており、普図及び特図1の第4図柄は点灯表示されている。
さらに、図49(a)に示す制御状態(遊技状態)は、c時短遊技状態であるので、変動アイコン表示領域280の右横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表される。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図49(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
また、図49(a)に示す装飾図柄表示装置208では、「RUSH TIME」表示が「00:46:10」となっており、c時短遊技状態が開始してから46.1秒が経過した様子が示されている。また、c時短遊技状態が終了するまでの特図2の変動表示回数は「100回」となっている。
その後、図49(b)に示すように、特図2が大当りの図柄(「特図B」)で停止表示し、これに併せて、「装飾7-装飾7-装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、第4図柄表示領域284における特図2の表示も大当りであることを示す丸印で停止表示している。このとき、変動アイコンh0も消去されている。なお、「RUSH TIME」表示は「01:30:00」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから1分30秒が経過した様子が示されている。
図49(c)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に「3000pt大当り!!」と表示され、2回の大当りが発生することを示唆している。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示が表示されている。なお、「RUSH TIME」表示は「01:40:87」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから1分40秒87が経過した様子が示されている。大当り遊技が開始されると第1可変入賞口234が開放されることなく、第2可変入賞口235が開放され1ラウンド目が開始される。その後は、図49(d)~同図(h)に示す演出が行われる。なお、図49(d)~同図(h)に示す演出は、図48(f)~同図(j)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図49(i)では、小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった様子が示されている。図48(e)に示すタイミングでは、第1可変入賞口234に遊技球が1つ入賞したので、15個の賞球の払出が行われるとともに、装飾図柄表示装置208では、中央上部に入賞に係る賞球数を示す「+15」の表示が行われるとともに、獲得賞球数に「15」が加算され「TOTAL 04515pt」が表示されている。その後、第1可変入賞口234に10個の遊技球の入賞が検知されると第1可変入賞口234が閉鎖される。続いて、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351が退出して第2可変入賞口235が開放状態となってラウンド遊技が開始される。
図49(j)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左右からそれぞれ半透明のボタン画像が中央に移動するインアニメが行われている様子が示されている。これにより、ボタン演出が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。なお、ボタン演出が開始されない場合は、半透明のボタン画像が合体せず、画面外にフレームアウトする演出表示が行われる。なお、図49(j)に示すタイミングでは、総獲得賞球数の表示が「04665pt」とされており、初回の大当りから4665個の賞球を獲得したことを報知しており、中央下方の獲得賞球数の表示は「1665/3000」とされており、前回の大当りから1665個の賞球を獲得したことを示している。また、「RUSH TIME」の表示は継続して進行しており、「02:34:87」となっており、初回のc時短遊技状態が開始してから2分34秒87が経過したことが示されている。
図49(k)に示す装飾図柄表示装置208では、一対の半透明のボタン画像が中央で合体し、ボタン演出が開始され、ボタン画像とともに残時間表示バーが表示され、「押せ!」の文字が表示されて遊技者に演出ボタン136の操作を促している。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図49(l)に示すように、「上乗せ!!」の文字とともに「V」の文字が表示され、あと1回大当りとなることを報知している。一方、大当りの上乗せがない場合にもボタン演出が行われる場合があり、この場合は、例えば、「残念」といった表示を行って、大当りの上乗せがないことを示唆する場合がある。また、ボタン演出は、大当り遊技において必ず実行されてもよいし、実行される場合と実行されない場合があってもよい。なお、図49(l)に示すタイミングでは、総獲得賞球数の表示は「04710pt」とされており、初回の大当りから4710個の賞球を獲得したことを報知しており、中央下方の獲得賞球数の表示は「1710/4500」とされて、前回の大当りから1710個の賞球を獲得したとともに、3回の大当りで獲得が期待できる賞球数(4500)を報知している。なお、本実施形態では、獲得が期待できる賞球数を更新表示するようにして大当りの上乗せを報知するようにしたが、これに代えてラウンド数を表示するようにして、そのラウンド数の上乗せ表示するようにして大当りの上乗せを報知するようにしてもよい。また、「V」の表示は、所定時間が経過した後に消去するようにしたが、上乗せした大当りに係る大当り遊技が終了するまで継続して表示するようにしてもよい。また、「RUSH TIME」の表示は継続して進行しており、「02:35:87」となっており、初回のc時短遊技状態が開始してから2分35秒87が経過したことが示されている。
その後、図49(m)に示す大当り遊技が継続して行われ、図49(n)~同図(r)に示す演出が行われる。なお、図49(n)~同図(r)に示す演出は、図49(d)~同図(h)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。
以上の記載では、
『 第一の始動入賞手段[例えば、普図始動口228等]と、
前記第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210等]と、
前記第一の図柄変動表示において当り図柄[例えば、「普図A」等]が表示されると、第一の状態[例えば、閉状態等]から第二の状態[例えば、開状態等]に変化可能な或る電動役物[例えば、シャッタ部材2311等]と、
作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g等]と、
第一の遊技領域[例えば、左側の遊技領域等]と、
前記第一の遊技領域とは異なる領域である第二の遊技領域[例えば、右側の遊技領域等]と、を備えた遊技台であって、
前記作動ゲートを遊技球が通過すると、前記或る電動役物が前記第一の状態から前記第二の状態に変化可能であり[例えば、遊技球が普電作動ゲート228gを通過すると、シャッタ部材2311が作動して進出して特図1始動口231に入賞しやすくなる等]、
前記第一の始動入賞手段は、前記第一の遊技領域に配置される入賞手段であり[例えば、図32に示すように、普図始動口228は遊技盤200の中央に配置され、左側の遊技領域を流下する遊技球が入賞可能である等]、
前記或る電動役物は、前記第二の遊技領域に配置される役物であり[例えば、図32及び図33に示すように、シャッタ部材2311は右側の遊技領域に配置されている等]、
前記作動ゲートは、前記第二の遊技領域に配置されるゲートである[例えば、図32及び図33に示すように、普電作動ゲート228gは、右側の遊技領域に配置されている等]、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、遊技性に改良の余地があったが、この遊技台によれば、遊技性に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の始動入賞手段と作動ゲートとで共通の役物を作動させることが可能な新たなゲーム性を持たせた遊技機を提供することができる場合がある。
ここで、第一の図柄表示手段は、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示のみを実行可能であってもよいし、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示以外の表示も実行可能であってもよい。また、第一の図柄表示手段は、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を必ず実行してもよいし、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、或る電動役物は、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態にのみ変化可能であってもよいし、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態以外の状態にも変化可能であってもよい。また、或る電動役物は、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態に必ず変化してもよいし、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態に変化可能でない場合があってもよい。
また、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態にのみ変化可能であってもよいし、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態以外の状態にも変化可能であってもよい。また、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に必ず変化してもよいし、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に変化しない場合があってもよい。
また、第一の始動入賞手段は、第一の遊技領域にのみ配置されてもよいし、第一の遊技領域以外にも配置されてもよい。また、第一の始動入賞手段は、第一の遊技領域に必ず配置されてもよいし、第一の遊技領域に配置されない場合があってもよい。
また、或る電動役物は、第二の遊技領域にのみ配置されてもよいし、第二の遊技領域以外の領域にも配置されてもよい。また、或る電動役物は、第二の遊技領域に必ず配置されてもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があってもよい。
また、作動ゲートは、第二の遊技領域にのみ配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域以外にも配置されるものであってもよい。また、作動ゲートは、第二の遊技領域に必ず配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があるものであってもよい。
また、
『 前記或る電動役物が前記第二の状態となった場合に入賞容易となる第二の始動入賞手段[例えば、特図1始動口231等]と、
第三の始動入賞手段[例えば、特図2始動口232等]と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、特図1表示装置212等]と、
第三の図柄変動表示を実行可能な第三の図柄表示手段[例えば、特図2表示装置214等]と、
第一の可変入賞手段[例えば、第1可変入賞口234等]と、
前記第一の可変入賞手段に入球した遊技球が通過可能な特定領域[例えば、特定領域234v等]と、
小当り遊技と大当り遊技とを実行可能な遊技制御手段[例えば、主制御部300におけるCPU304等]と、を備え、
前記第一の可変入賞手段は、前記小当り遊技において遊技球が入球可能となる手段であり[例えば、特図1で小当りとなると、第1可変入賞口234が開放して入球しやすい状態となる等]、
前記遊技制御手段は、前記小当り遊技において前記特定領域を遊技球が通過すると前記大当り遊技に移行可能な手段であり[例えば、図48(d)~同図(e)に示すように、特図1で小当りとなって、当該小当りに係る小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過すると大当り遊技に移行する等]、
前記第一の遊技領域は、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態等]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、第二の遊技状態[例えば、a時短遊技状態等]及び第三の遊技状態[例えば、c時短遊技状態等]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第二の遊技状態とは異なる遊技状態であり、
前記第二の図柄表示手段は、前記第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第二の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり[例えば、特図1始動口231に遊技球が入賞すると特図1の変動表示が実行される等]、
前記第三の図柄表示手段は、前記第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第三の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり[例えば、特図2始動口232に遊技球が入賞すると特図2の変動表示が実行される等]、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも前記第二の始動入賞手段に遊技球が入賞しやすい遊技状態であり[例えば、a時短遊技状態では、通常遊技状態よりも特図2始動口232に遊技球が入賞しやすい等]、
前記第三の遊技状態は、前記第二の遊技状態よりも前記第二の始動入賞手段に遊技球が入賞し難い遊技状態であり[例えば、c時短遊技状態では、a時短遊技状態よりも特図2始動口232に遊技球が入賞し難い等]、
前記第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した前記大当り遊技が終了した後は、前記第二の遊技状態に移行する場合と前記第三の遊技状態に移行する場合とがあり[例えば、特図1の変動表示の結果が大当りあるいは小当りとなり、これに基づいて移行した大当り遊技が終了した後は、a時短遊技状態に移行する場合と実質的にc時短遊技状態に移行する場合とがある等]、
前記第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が多い[例えば、特図1の変動表示では、はずれ図柄よりも小当り図柄が表示されやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、短い期間に大当りを連チャンさせることができ、かつ、大当りを上乗せして発生させることが可能な新たなゲーム性の遊技機を提供することができる場合がある。
ここで、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示のみを実行可能であってもよいし、第二の図柄変動表示以外の表示も実行可能であってもよい。また、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示を必ず実行してもよいし、第二の図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、第三の図柄表示手段は、第三の図柄変動表示のみを実行可能であってもよいし、第三の図柄変動表示以外の表示も実行可能であってもよい。また、第三の図柄表示手段は、第三の図柄変動表示を必ず実行してもよいし、第三の図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、特定領域は、第一の可変入賞手段に入球した遊技球のみが通過可能であってもよいし、第一の可変入賞手段に入球した遊技球以外のものが通過可能であってもよい。また、特定領域は、第一の可変入賞手段に入球した遊技球が必ず通過するものであってもよいし、第一の可変入賞手段に入球した遊技球が通過しない場合があるものであってもよい。
また、遊技制御手段は、小当り遊技と大当り遊技のみを実行可能なものであってもよいし、小当り遊技と大当り遊技以外の遊技も実行可能なものであってもよい。また、遊技制御手段は、小当り遊技と大当り遊技を必ず実行するものであってもよいし、小当り遊技と大当り遊技を実行しない場合があるものであってもよい。
また、遊技制御手段は、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技にのみ移行可能なものであってもよいし、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技以外の遊技にも移行可能なものであってもよい。また、遊技制御手段は、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技に必ず移行するものであってもよいし、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技に移行しない場合があるものであってもよい。
また、第一の遊技領域は、第一の遊技状態においてのみ遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第一の遊技状態以外の遊技状態においても遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよい。また、第一の遊技領域は、第一の遊技状態において必ず遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第一の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨されない場合があってもよい。
また、第二の遊技領域は、第二の遊技状態及び第三の遊技状態においてのみ遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第二の遊技状態及び第三の遊技状態以外の遊技状態においても遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよい。また、第二の遊技領域は、第二の遊技状態及び第三の遊技状態において必ず遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第二の遊技状態及び第三の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨されない場合があってもよい。
また、第二の図柄表示手段は、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、第二の図柄表示手段は、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第三の図柄表示手段は、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、第三の図柄表示手段は、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段にのみ遊技球が入賞しやすいものであってもよいし、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段以外の入賞手段にも遊技球が入賞しやすいものであってもよい。また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に必ず遊技球が入賞しやすいものであってもよいし、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に遊技球が入賞しやすくない場合があるものであってもよい。
また、第三の遊技状態は、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段にのみ遊技球が入賞し難いものであってもよいし、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段以外の入賞手段にも遊技球が入賞し難いものであってもよい。また、第三の遊技状態は、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に必ず遊技球が入賞し難いものであってもよいし、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に遊技球が入賞し難くない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後にのみ、第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがあってもよいし、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後以外にも、第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがあってもよい。また、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後は、必ず第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがあってもよいし、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後は、第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合のみの方が多くてもよいし、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合以外の場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が必ず多くてもよいし、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が多くない場合があってもよい。
また、
『 前記第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第二の遊技状態では、前記第三の図柄変動表示よりも前記第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間[例えば、0.2秒の変動時間等]が選択されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示の変動時間が短いことで、初回の大当り遊技から2回目の大当り遊技への意向がシームレスに感じさせることができ、即連チャンの打感を向上させることができる場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間以外の変動表示時間でも実行可能なものであってもよい。また、第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で必ず実行するものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行しない場合があるものであってもよい。
また、第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間以外の変動表示時間でも実行可能なものであってもよい。また、第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で必ず実行するものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間のみが選択されやすくてもよいし、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間以外の変動表示時間も選択されやすくてもよい。また、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間が必ず選択されてもよいし、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間が選択されない場合があってもよい。
また、
『 装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり[例えば、普図の変動表示が実行されると装飾図柄変動表示が実行される等]、
前記第三の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり[例えば、特図2の変動表示が実行されると装飾図柄変動表示が実行される等]、
前記第二の図柄変動表示が実行されても、前記装飾図柄変動表示が実行されない[例えば、特図1の変動表示が実行されても装飾図柄変動表示は実行されない等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示において装飾図柄変動表示を行わないことで、遊技者に違和感を与えないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示のみが実行される場合があってもよいし、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示以外の表示も実行される場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が必ず実行されてもよいし、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が実行されない場合があってもよい。
また、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示のみが実行される場合があってもよいし、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示以外の表示も実行される場合があってもよい。また、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が必ず実行されてもよいし、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が実行されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示のみが実行されなくてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示以外の表示も実行されなくてもよい。また、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示が必ず実行されなくてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示が実行される場合があってもよい。
また、
『 前記大当り遊技において開閉可能な第二の可変入賞手段[例えば、第2可変入賞口235等]を備えた、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第二の可変入賞手段は、大当り遊技においてのみ開閉可能なものであってもよいし、大当り遊技以外の遊技においても開閉可能なものであってもよい。また、第二のン可変入賞手段は、大当り遊技において必ず開閉するものであってもよいし、大当り遊技において開閉しない場合があるものであってもよい。
また、
『 前記第一の図柄変動表示の実行中に前記作動ゲートを遊技球が通過した場合も、前記或る電動役物が前記第二の状態となる[例えば、普図の変動表示中に普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合には、普図の変動表示中にもかかわらずシャッタ部材2311が進出する等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、大当り間や即連チャン時に、仮に、第一の図柄変動表示が行われたとしても、作動ゲートが有効であるので、第一の図柄変動表示の終了を待たずに、或る電動役物の作動を開始させることができるので、大当り間における大当り遊技への移行がシームレスに感じさせることができ、即連チャンの打感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物のみが第二の状態となってもよいし、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物以外のものが第二の状態となってもよい。また、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物が必ず第二の状態となってもよいし、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物が第二の状態とならない場合があってもよい。
また、
『 前記作動ゲートを遊技球が通過した場合、前記第一の図柄変動表示を実行することなく、前記或る電動役物が前記第一の状態から前記第二の状態に変化可能である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物のみが第一の状態から第二の状態に変化可能であってもよいし、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物以外の役物も第一の状態から第二の状態に変化可能であってもよい。また、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に必ず変化してもよいし、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に変化しない場合があってもよい。
また、以上の記載では、
『 或る始動入賞手段[例えば、特図2始動口232等]と、
前記或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を実行可能な或る図柄表示手段[例えば、特図2表示装置214等]と、
大当り遊技において開閉可能な或る可変入賞手段[例えば、第2可変入賞口235等]と、
第一の遊技領域[例えば、左側の遊技領域等]と、
前記第一の遊技領域とは異なる遊技領域である第二の遊技領域と[例えば、右側の遊技領域等]と、を備えた遊技台であって、
前記或る始動入賞手段は、前記第二の遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段は、前記第二の遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球が流下可能な遊技球通路[例えば、球通路239等]を備え、
前記遊技球通路は、該遊技球通路を流下する遊技球に衝突させて該遊技球の流下速度を低下させるための第一の突部[例えば、リブ23f1~23f3,リブ23r1~23r3等]が設けられた通路である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、遊技球通路に改良の余地があったが、この遊技台によれば、遊技球通路に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、遊技球の流下速度を低下させて入賞率を向上させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、大当り遊技直後の遊技状態において遊技球が発射される前に、大当り中に発射されて未だ入賞していない遊技球が入賞して、遊技球が発射される以前に払出が発生する状況を防止し、射幸性を抑制することができる場合がある。
ここで、或る図柄表示手段は、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、或る図柄表示手段は、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、或る可変入賞手段は、大当り遊技においてのみ開閉可能なものであってもよいし、大当り遊技以外においても開閉可能なものであってもよい。また、或る可変入賞手段は、大当り遊技において必ず開閉するものであってもよいし、大当り遊技において開閉しない場合があるものであってもよい。
また、或る始動入賞手段は、第二の遊技領域にのみ配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域以外の領域にも配置されるものであってもよい。また、第二の始動入賞手段は、或る遊技領域に必ず配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る可変入賞手段は、第二の遊技領域にのみ配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域以外の領域にも配置されるものであってもよい。また、或る可変入賞手段は、第二の遊技領域に必ず配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があるものであってもよい。
また、遊技球通路は、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球のみが流下可能ものであってもよいし、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球以外の遊技球も流下可能なものであってもよい。また、遊技球通路は、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球が必ず流下可能なものであってもよいし、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球が流下可能でない場合があるものであってもよい。
また、
『 前記遊技球通路は、遊技球が2球以上並列で流下できない通路幅とされている通路である[例えば、球通路239は、複数の遊技球が並列で流下できない通路幅とされている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記遊技球通路は、前記或る可変入賞手段に進入せずに受け入れた遊技球を前記或る始動入賞手段の他の入賞手段に入賞させることがない通路である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記遊技球通路は、一部が下方に向けて蛇行した構造とされている蛇行部[例えば、第2可変入賞口235から特図2始動口232にかけて配置されるS字構造等]を有する通路である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記蛇行部を流下する遊技球を流路に沿って誘導するための第二の突部[例えば、リブ23f4等]が該蛇行部に設けられている、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記11)
第一の始動入賞手段と、
前記第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段と、
前記第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態に変化する或る電動役物と、
作動ゲートと、
右打ちした場合よりも左打ちした場合の方が遊技球が進入しやすい第一の遊技領域と、
左打ちした場合よりも右打ちした場合の方が遊技球が進入しやすい第二の遊技領域と、を備えた遊技台であって、
前記作動ゲートを遊技球が通過すると、前記或る電動役物が前記第一の状態から前記第二の状態に変化し、
前記第一の始動入賞手段は、前記第一の遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る電動役物は、前記第二の遊技領域に配置される役物である、ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記11に記載の遊技台であって、
第二の始動入賞手段と、
第三の始動入賞手段と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段と、
第三の図柄変動表示を実行可能な第三の図柄表示手段と、
第一の可変入賞手段と、
前記第一の可変入賞手段に入球した遊技球が通過可能な特定領域と、
小当り遊技と大当り遊技とを実行可能な遊技制御手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、前記小当り遊技において前記特定領域を遊技球が通過すると前記大当り遊技に移行可能な手段であり、
前記第一の遊技領域は、第一の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、第二の遊技状態及び第三の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第二の遊技状態とは異なる遊技状態であり、
前記第二の図柄表示手段は、前記第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第二の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり、
前記第三の図柄表示手段は、前記第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第三の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり、
前記第二の遊技状態は、前記第三の始動入賞手段よりも前記第二の始動入賞手段の方が遊技球が入賞しやすい遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第二の始動入賞手段よりも前記第三の始動入賞手段の方が遊技球が入賞しやすい遊技状態であり、
前記第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した前記大当り遊技が終了した後は、前記第二の遊技状態に移行する場合と前記第三の遊技状態に移行する場合とがあり、
前記第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が多い、ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記12に記載の遊技台であって、
前記第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第二の遊技状態では、前記第三の図柄変動表示よりも前記第二の図柄変動表示の方が最も短い変動表示時間が選択されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
付記12又は付記13に記載の遊技台であって、
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段を備え、
前記第一の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり、
前記第三の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されても、前記装飾図柄変動表示が実行されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記15)
付記11乃至付記14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記大当り遊技において開閉可能な第二の可変入賞手段を備えた、ことを特徴とする遊技台。
(付記16)
付記11乃至付記15のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示の実行中に前記作動ゲートを遊技球が通過した場合も、前記或る電動役物が前記第二の状態となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
或る始動入賞手段と、
前記或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を実行可能な或る図柄表示手段と、
大当り遊技において開閉可能な或る可変入賞手段と、
左打ちした場合よりも右打ちした場合の方が遊技球が進入しやすい或る遊技領域と、を備えた遊技台であって、
前記或る始動入賞手段は、前記或る遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段は、前記或る遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球を前記或る始動入賞手段に誘導する誘導路を備え、
前記誘導路は、該誘導路を流下する遊技球に衝突させて該遊技球の流下速度を低下させるための第一の突部が設けられた通路である、ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記17に記載の遊技台であって、
前記誘導路は、遊技球が2球以上並列で流下できない通路幅とされている通路である、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記17又は付記18に記載の遊技台であって、
前記誘導路は、一部が下方に向けて蛇行した構造とされている蛇行部を有する通路である、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記18に記載の遊技台であって、
前記蛇行部を流下する遊技球を流路に沿って誘導するための第二の突部が該蛇行部に設けられている、ことを特徴とする遊技台。
続いて、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例をさらに説明する。
図38を用いて説明したように、特図2では、a時短遊技状態であればはずれがなく、大当り図柄か小当り図柄か時短図柄が停止表示され、時短図柄が停止表示される確率が最も高い。反対に、特図2では、a時短遊技状態以外(通常遊技状態、c時短遊技状態)であれば、時短図柄が停止表示することはなく、はずれ図柄が停止表示される確率が最も高い。すなわち、時短図柄は、a時短遊技状態に限って停止表示される。また、特図1では、遊技状態に関係なくハズレはなく、大当り図柄か小当り図柄が停止表示され、小当り図柄が停止表示される確率が最も高い。
また、上述のごとく、本実施形態に係る遊技の流れでは、通常遊技状態では普図の変動表示による遊技が中心になり、c時短遊技状態(RUSH状態)では特2の変動表示による遊技が中心になる。言い換えれば、通常遊技状態では、普図、特図1および特図2のうち普図の変動表示が最優先され、c時短遊技状態(RUSH状態)では、普図、特図1および特図2のうち特図2の変動表示が最優先される。ここにいう最優先とは、変動表示に応じた演出(例えば、装飾図柄の変動演出)を優先して行うことを意味する。通常遊技状態では、普図、特図1および特図2のうち普図のみが変動表示が実行されている場合には、普図の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出(普図装飾図柄変動表示)が実行される。一方、通常遊技状態で、普図、特図1および特図2のうち特図2のみが変動表示が実行されている場合には、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出(特図2装飾図柄変動表示)は実行されない。ただし、特図2の変動表示が行われているか否かは、装飾図柄表示装置208でも、ミニ図柄や第4図柄表示領域284における図柄変動中報知領域において報知される。一方、c時短遊技状態(RUSH状態)では、普図、特図1および特図2のうち特図2のみが変動表示が実行されている場合には、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出(特図2装飾図柄変動表示)が実行される。なお、特図1では、いかなる場合でも特図1の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出は実行されない。ただし、特図1の変動表示が行われているか否かも、装飾図柄表示装置208のミニ図柄や第4図柄表示領域284における図柄変動中報知領域において報知される。
図50は、異なる図柄の変動表示が同時に行われている場合に先に停止表示する図柄の演出を優先する例を段階的に示す図である。
通常遊技状態(非時短遊技状態)では、左打ちを行い普図始動口228を狙うことが推奨されているため、右打ちをしないと入賞しない特図2始動口232への入賞はイレギュラーな入賞であるが、右打ちが推奨される時短遊技状態から通常遊技状態に切り替わった直後では、特図2の保留消化により特図2変動表示が行われる場合がある。したがって、通常遊技状態において普図変動表示と特図2変動表示の両方が実行される場合はあり得る。
図50(a)~同図(j)は、通常遊技状態において普図の変動表示と大当りとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合に、先に停止表示する図柄を優先する例である。なお、特図2の変動表示がはずれの場合には、特図2が先に停止する場合でも特図2に関する演出は行われない。通常遊技状態における特図2の変動時間は、普図の変動時間よりも長く、1回の特図2の変動表示が行われている間に複数回の普図の変動表示が行われる場合がある。
図50に示す装飾図柄表示装置208の右上隅には、第4図柄表示領域284が設けられている。第4図柄表示領域284は、上から、普図の表示領域、特図1の表示領域、特図2の表示領域になる。各図の表示領域では、左側の領域が保留数報知領域になり、右側の領域が図柄変動中報知領域になる。本実施形態では、特図1には保留はなく、普図と特図2はそれぞれ最大4つの保留を貯めることができる。普図の図柄変動中報知領域では、普図の図柄停止中には、当りを表す丸印又ははずれを表すバツ印の図柄が点灯表示されるが、普図の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図1の図柄変動中報知領域では、特図1の図柄停止中には、大当りを表す丸印、小当りを表す三角印又はずれを表すバツ印の図柄が点灯表示されるが、特図1の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図2の図柄変動中報知領域では、特図2の図柄停止中には、大当りを表す丸印、小当りを表す三角印、時短図柄の停止を表す星印又ははずれを表すバツ印の図柄が点灯表示されるが、特図2の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。
また、図50に示す装飾図柄表示装置208における演出表示領域208dの左部分には、普図の保留アイコン表示領域281が設けられている。この普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す保留アイコンが表示される。さらに、演出表示領域208dの中央部分には、変動アイコン表示領域280が設けられている。変動アイコン表示領域280には、現在行われている図柄変動表示に対応する変動アイコンが表示される。
以上した第4図柄表示領域284、普図の保留アイコン表示領域281および変動アイコン表示領域280については、この後の図でも同じである。
本実施形態のパチンコ機100では、通常遊技状態であれば、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行われず、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が行われる。なお、c時短遊技状態では、特図2の図柄変動表示がメインとなることから特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が行われる。
図50(a)では、大当りとなる特図2のみが変動表示を行っている。上述のごとく、通常遊技状態であれば、装飾図柄表示装置208で、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行われず、図50(a)に示す装飾図柄表示装置208の中央領域には、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた停止表示が表示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208における左図柄表示領域208aには「装飾8」が停止表示され、中図柄表示領域208bには「装飾3」が停止表示され、右図柄表示領域208cには「装飾4」が停止表示されており、バラケ目であることから普図はずれが報知されている。また、表示画面の左上部にはミニ図柄MINも表示されており、このミニ図柄MINは、図柄(普図、特図1、特図2)の変動表示が行われているか否かを報知する表示に相当し、図柄の変動表示が行われている間はミニ図柄が変動表示し、図柄の停止表示が行われている間はミニ図柄も停止表示している。図50(a)に示すミニ図柄MINでは、8-3-4のミニ図柄の組み合わせが停止表示されている。
通常遊技状態では、普図始動口228(図32参照)を狙って左打ちを行うことが推奨されており、図50(b)では、普図始動口228に入賞があり、図32に示す普図表示装置210における普図の変動表示が開始される。以下、普図の変動表示と言った場合は、主制御部300が制御する普図表示装置210における変動表示のことをいう。また、特図の変動表示と言った場合は、主制御部300が制御する第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における変動表示のことをいう。主制御部300は、普図の変動表示が開始される際にも特図の変動表示が開始される際にも、第1副制御部400に図変動開始コマンドを送信する。図変動開始コマンドには、変動表示の時間(変動時間)が含まれている。第1副制御部400は、図50(a)から続く特図2の変動表示の残り時間を把握しており、現在行われている特図2の変動表示が大当りの場合には、普図の図変動開始コマンドを受信すると、普図の図柄変動と特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。なお、現在行われている特図2の変動表示がハズレの場合には、上記判定は行わない。また、上記判定を行ってもよいが、特図2の変動表示がハズレの場合には、特図2の変動表示が先に終了する場合でも特図2の変動表示に関する演出を行わない。ここでは普図の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始される。すなわち、これまで停止表示されていた装飾図柄が変動を開始し、左図柄表示領域208aでも中図柄表示領域208bでも右図柄表示領域208cでも装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上部では、ミニ図柄も変動表示を開始する。なお、下部中央の変動アイコン表示領域280には、普図の変動アイコンh0が表示されている。
図50(c)では、普図の変動表示が継続しており、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出では、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の揺れ表示が行われている。普図の変動表示が継続していることから、ミニ図柄MINでは揺れ表示は行われず変動表示の表示を継続し、ミニ図柄MINは普図が変動中であることを報知している。この状況で、普図始動口228に再び入賞があり、普図の保留が貯まる。普図の保留アイコン表示領域281には普図の保留アイコンh11が表示されている。また、第4図柄表示領域284では、普図の保留数報知領域に「1」が表示されている。
図50(d)では、普図始動口228に三度の入賞があり、普図の保留が1つ増える。普図の保留アイコン表示領域281には普図の保留アイコンh12が追加表示されている。また、第4図柄表示領域284では、普図の保留数報知領域の値が更新表示され「2」が表示されている。この図50(d)のタイミングで普図の変動表示が終了し、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出も終了し、装飾図柄表示装置208では、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。また、左上部では、5-4-7のミニ図柄MINの組み合わせも停止表示されている。下部中央の変動アイコン表示領域280では普図の変動アイコンh0が消えている。なお、特図2の変動表示はまだ継続している。
図50(e)では、普図の保留が1つ消化され、普図の変動表示が開始される。主制御部300からは、第1副制御部400に図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と図50(a)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでも、普図の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が再び開始される。なお、普図の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンの移動アニメーションが表示され、変動アイコン表示領域280には、普図の変動アイコンh0が表示されている。また、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域による普図の変動中の報知も開始される。
図50(f)では、普図の変動表示が継続しており、続く同図(g)では、普図の変動表示が終了し、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出も終了し、装飾図柄表示装置208では「装飾4」-「装飾1」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。また、ミニ図柄では、4-1-7のミニ図柄の組み合わせが停止表示し、第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域ではバツ印が点灯表示し、普図が停止表示したことを報知している。この時点で普図の保留数は1である。なお、特図2の変動表示はまだ継続している。
図50(h)では、普図の残り1つの保留がされ、普図の変動表示が開始される。主制御部300からは、第1副制御部400に図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と図50(a)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、これまで続いてきた特図2の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、現在行われている特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出が開始される。すなわち、普図の変動表示の開始に合わせて、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出ではなく、当該変動における大当りを示唆する演出であるシャッタ演出が開始される。シャッタ演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示画面全体に閉じた状態のシャッタ画像STGが表示される。シャッタ画像STGには、「Rushチャレンジ接近中」という文字表示がなされ、大当り遊技が開始されることが近いことを示唆している。また、このシャッタ画像STGがオーバーラップすることによって、普図の保留アイコン表示領域281および変動アイコン表示領域280は見えなくなっているが、第4図柄表示領域284およびミニ図柄MINは表示されている。ミニ図柄では、普図が変動中であることを報知している。
図50(i)では、特図2の変動表示が終了する。図50(i)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。
図50(j)では、特図2の大当り遊技(10Rの大当り遊技)が開始されており、装飾図柄表示装置208では、シャッタ画像STGは消え、「Rushチャレンジボーナス」といった大当り遊技中の画像が表示されている。なお、普図の変動表示は継続しており、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。また、ミニ図柄MINの下には、1回目の大当り遊技からの累積の獲得賞球を表示する獲得賞球数表示TALが表示されている。さらに、右打ち表示U4は消えたが、小さな右打ち表示U5は表示されている。
以上の説明では、特図2の変動表示で大当りとなる例であったが、特図2の変動表示で小当りとなる場合も同様である。すなわち、シャッタ演出は、現在行われている特図2の変動表示で小当りすることを示唆する演出であってもよく、この場合にはシャッタ画像SRGに表示される文字表示が同じであってもよいし、異なっていてもよい(例えば、「Vチャレンジ接近中」)。あるいは反対に、特図2の変動表示で小当りとなる場合は、シャッタ演出を行わないようにしてもよい。例えば、普図の変動中に小当りとなる特図2の変動表示が停止する場合は、特図2の確定停止後(小当り開始時)に小さな右打ち表示U5を表示するのみとしてもよい。つまり、背景表示や普図の変動表示はそのまま継続されるようにしてもよい。ここで、小当り遊技中に特定領域234vを遊技球が通過した場合に、大当り遊技の画像を表示すればよい。
また、通常遊技状態において普図の変動表示とハズレとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合には、どちらが先に停止表示する場合であっても、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行わず、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を行う。
図50(A)~同図(D)は、c時短遊技状態において、特図2の変動表示と大当りとなる特図1の変動表示の両方が実行されている場合(いわゆる同時変動が行われている場合)に、先に停止表示する図柄の演出を優先する例である。c時短遊技状態(RUSH状態)では、特図2始動口232を狙って右打ちを行い、特図2の変動表示で大当りを狙う。このc時短遊技状態での特図2の変動時間は、通常遊技状態(非時短遊技状態)での特図2の変動時間よりも短め目である。c時短遊技状態では、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出が装飾図柄表示装置208で行われる。
図50(A)は、c時短遊技状態が開始して特図2の図柄変動表示が開始した直後の様子を示している。c時短遊技状態に移行すると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方にc時短遊技状態の実行時間を報知する表示である「RUSH TIME表示」が表示され、また、表示画面の左下方には、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数が表示されている。図50(A)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから0.01秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が143回であることが報知されている。さらに、小さな右打ち表示U5も表示されている。なお、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数の下には、演出モード選択表示DMSが表示されている。演出モードについては詳しくは後述するが、ここでデフォルトの演出モードである演出モードAが選択されている。
また、c時短遊技状態が開始すると、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄が表示されるとともに、表示画面の左上部にはミニ図柄MINも表示される。
さらに、装飾図柄表示装置208では、演出表示領域208dの中央に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示されている。図50(A)では、変動アイコン表示領域280に特図2の変動アイコンh0が表示され、特図2の変動表示が行われている。装飾図柄表示装置208の中央領域では、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始されている。すなわち、装飾図柄表示装置208における左図柄表示領域208aでも中図柄表示領域208bでも右図柄表示領域208cでも特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出が開始されている。
図50(B)では、通常遊技状態よりは長く開放するもののa2時短遊技状態よりは短い開放時間となる電チュー内の特図1始動口231に入賞がある。ここでの入賞は、イレギュラー入賞に相当する。主制御部300からは、第1副制御部400に特図1の図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、特図1の図柄変動と現在行われている特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、特図1の変動表示の方が先に終了する。上述のごとく、特図1の変動表示では、はずれ図柄は停止表示せず、大当り図柄か小当り図柄が必ず停止表示する。装飾図柄表示装置208では、先に停止表示する図柄の演出表示を優先するが、本実施形態では、特図1の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行わず、特図1の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出が開始される。ここでは、これまで行われていた特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出の表示にオーバーラップするようにシャッタ画像STGが表示される。すなわち、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出に代わってシャッタ演出が新たに開始される。なお、ミニ図柄MINでは、特図1が変動中であることを報知し続けている。また、第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域でも、「-」の図柄が点滅表示されており特図1が変動中であることを報知し続けている。図50(B)に示すシャッタ画像STGには、「チャンス発生中」という文字表示がなされ、大当り遊技が開始されることが近いことを示唆している。
図50(C)では、特図1の変動表示が終了する。図50(C)に示す第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。なお、特図1よりも長い変動表示が行われるはずであった特図2では、特図1で大当り図柄が停止表示されたことにより抽選結果が破棄され、図50(C)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、はずれを表すバツ印が表示され、ミニ図柄MINでは、4-1-7といったバラケ目のミニ図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、抽選結果の破棄のタイミングは、特図1で大当り図柄が停止表示されたタイミングであるが、このタイミングより早いタイミング(例えば、特図1入賞のタイミング)でもよいし、遅いタイミング(大当り遊技開始のタイミング)であってもよい。
図50(D)では、特図1の大当り遊技(10Rの大当り遊技)が開始されており、装飾図柄表示装置208では、シャッタ画像STGは消え、「ビックボーナス」といった大当り遊技中の画像が表示されている。ミニ図柄MINの下には獲得賞球数表示TALが表示されている。また、右打ち表示U4は消えたが、小さな右打ち表示U5は表示されている。
なお、シャッタ画像STGに表示される文字表示は、大当りの種類によって変更される。大当り遊技終了後RUSH状態に必ず移行する場合には、「チャンス発生中」の文字表示が表示され(図50(B))、大当り遊技終了後にRUSH状態又は通常遊技状態に移行する場合には、「RUSHチャレンジ接近中」の文字表示が表示される(図50(h))。また、図44における(7)の入賞困難な時短遊技状態は、見た目はRUSH状態(c時短遊技状態)である。同じく図44における(8)の通常遊技状態も、見た目はRUSH状態である。ここで特図1が当たると、見た目はRUSH状態でも制御的には通常遊技状態であるため、「RUSHチャレンジ接近中」の文字表示が表示される。
また、大当りとなる特図1や小当たりとなる特図1では、他方の図柄(特図2や普図)の変動時間に関係なく、変動開始時にシャッタ演出を表示するようにしてもよい。但し、このようにする場合でも、大当りや小当りの特図2が先に停止する場合には、変動開始時にシャッタ演出を実行せずに特図2の演出を実行するようにすることが好ましい。
図51は、通常遊技状態で当りとなる普図の変動表示と大当りとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合に、先に停止表示する図柄の演出を優先する例である。
図51(a)~同図(c)は、図50(a)~同図(c)と同じであり、大当りとなる特図2の変動表示が行われているが(図51(a))、普図始動口228に入賞があり、特図2の変動表示よりも普図の変動表示の方が先に終了するため、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始される(図51(b))。図51(c)では普図の変動表示が継続しており、普図始動口228に再び入賞があり、普図の保留が貯まる。
図51(d)では、普図始動口228への新たな入賞はなく、普図の変動表示が終了し、装飾図柄表示装置208では、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。
図51(e)では、普図の保留が消化され、普図の変動表示が開始される。ここでの普図の変動表示は当りの変動表示になる。主制御部300からは、第1副制御部400に図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と現在行われている特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでも、普図の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が再び開始される。
図51(f)では、普図の変動表示が終了し、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出も終了し、装飾図柄表示装置208では「装飾4」-「装飾4」-「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。また、ミニ図柄では、4-4-4のミニ図柄の組み合わせが停止表示し、第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域では丸印が点灯表示し、普図が停止表示したことを報知している。
普図に当選したとことから、特図1始動口231が内部にある電チューを狙うことを推奨するため、図51(g)に示す装飾図柄表示装置208では、右打ち表示U4と小さな右打ち表示U5が表示されている。なお、図51(g)のタイミングでは特図2の変動表示はまだ継続している。また、この図51(g)のタイミングで、特図1始動口231に入賞があり、特図1の変動表示が極めて短時間(例えば、0.2秒)の変動時間で行われ、特図1で小当り図柄が停止表示する。図51(h)に示す第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域では三角印が点灯表示し、特図1の変動表示が終了し、小当りに当選したことが報知されている。図51(g)のタイミングでは変動表示を継続していた特図2では、特図1で小当り図柄が停止表示されたことにより、大当りの抽選結果が破棄され、図51(g)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、はずれを表すバツ印が表示されている。また、図51(h)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りに当選したとことから、第1可変入賞口234への入賞を促進するため、右打ち表示U4と小さな右打ち表示U5が表示されている。この図51(h)では、遊技球が第1可変入賞口234に入賞し特定領域234vを通過し、大当りに昇格する。
図51(i)では、大当り遊技が開始されており、装飾図柄表示装置208では、右打ち表示U4は消え、「Rushチャレンジボーナス」といった小当りから昇格した大当り遊技中の画像が表示されている。また、獲得賞球数表示TALも表示されており、小さな右打ち表示U5も表示されている。
図52は、通常遊技状態において普図の変動表示と大当りとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合の、図50に示した例とは別の例を段階的に示す図である。
図52(a)は、図50(a)と同じであり、大当りとなる特図2のみが変動表示が行われている。装飾図柄表示装置208の中央領域には、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた停止表示が表示されている。
図52(b)では、普図始動口228に続けて2球の入賞があり、装飾図柄表示装置208では、先の入賞に基づく普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始されており、後の入賞に基づいて保留アイコンh11が普図の保留アイコン表示領域281に表示されている。
図52(c)では、先の入賞に基づく普図の変動表示ははずれの図柄が停止表示して終了し、後の入賞に基づく普図の変動表示が開始される。主制御部300からは、第1副制御部400に普図の図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と図52(a)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、これまで続いてきた特図2の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、現在行われている特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出が開始される。図52(c)に示すシャッタ画像STGには、「Rushチャレンジ接近中」という文字表示がなされ、大当り遊技が開始されることが近いことを示唆している。図52(c)から同図(e)までは、特図2の変動表示と普図の変動表示の両方が実行されており、同図(f)のタイミングで、特図2の変動表示が終了する。図52(f)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。
図52(g)では、特図2の大当り遊技(10Rの大当り遊技)が開始されており、装飾図柄表示装置208では、シャッタ画像STGは消え、「Rushチャレンジボーナス」といった大当り遊技中の画像が表示されている。なお、普図の変動表示は継続しており、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。また、ミニ図柄MINの下には、獲得賞球数表示TALが表示されている。さらに、右打ち表示U4は消えたが、小さな右打ち表示U5は表示されている。
図52(d’)、同図(h)、同図(i)は、同図(d)以降の変形例である。図52(d’)では、通常、特図1始動口231に遊技球が入賞することはない状態ではあるが、偶然に、特図1始動口231に遊技球が入賞し、特図1の変動表示が開始されている。なお、この特図1の変動表示は小当りとなることとする。主制御部300からは、第1副制御部400に特図1の図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の特図1の図柄変動と図52(c)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、特図2の変動表示よりも特図1の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、本来、特図1の変動表示で小当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出を開始するが、既に、特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出を実行中であるので、表示中のシャッタ演出を継続して表示する。なお、同じ画像であっても、新たに表示し直す処理を行ってもよい。また、特図1と特図2の変動時間を比較することなく、特図1の変動表示が開始すると共に、新たにシャッタ画像を表示し直してもよい。
図52(h)では、普図の変動表示は継続している状態で、特図1の変動表示で小当り図柄が停止表示する。図52(h)に示す第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域には、小当りを表す三角印が表示されている。変動表示を継続していた特図2では、特図1で小当り図柄が停止表示されたことにより、大当りの抽選結果が破棄され、図52(h)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、はずれを表すバツ印が表示されている。特図1で小当りに当選したことから、第1可変入賞口234への入賞を促進するため、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。
図52(i)では、遊技球が第1可変入賞口234に入賞し特定領域234vを通過し、大当りに昇格する。図52(i)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の小当りが大当りに昇格したことを受けて、「Rushチャレンジボーナス」といった小当りから昇格した大当り遊技中の画像に切り替わっている。この大当り遊技中の画像では、小さな右打ち表示U5とともに獲得賞球数表示TALも表示されている。
このように、見た目上は、特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出の実行時間が短縮されたような演出となる。このようにすることで、イレギュラーな大当りが発生した場合でも、遊技者に違和感を与えないようにすることができる。また、特図2の大当りが破棄されたことを感じさせ難くすることができる。 図52(c’’)では、図52(b)における普図の変動中に右打ちを行うことで通過させることが可能となる普電作動ゲート228gを遊技球が通過して、図41(c)を用いて説明したように、普図の変動表示中に普電作動ゲート228gへの遊技球の通過があった場合は、表示結果如何にかかわらず変動表示中の普図が中断され、普電作動ゲート228gへの遊技球の通過に基づく電チューのシャッタ部材2311の開閉動作が終了すると普図の変動表示が再開される。普図の変動表示が中断したことで、大当りとなる特図2の変動表示が先に終了し、図52(j)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。すなわち、普図当りと特図2大当りの順番が入れ替わり、突然大当りが発生している。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が表示され、小さな右打ち表示U5も表示される。ただし、シャッタ演出は行われず、シャッタ画像STGは表示されていない。
以上の記載によれば、
『 遊技球を検出する第一の検出手段[例えば、普図始動口228に入賞したことを検出する球検出センサ]と、
前記第一の検出手段とは異なる領域に設けられ、遊技球を検出する第二の検出手段[例えば、第2始動口センサ]と、
演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備え、
第一の遊技状態と第二の遊技状態を有する遊技台であって、
前記第一の検出手段に遊技球が検出されると第一の図柄[例えば、普図]の変動表示[例えば、普図変動表示]を実行する場合があり、
前記第二の検出手段に遊技球が検出されると第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示[例えば、特図2変動表示]を実行する場合があり、
前記第一の遊技状態は、前記第一の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第二の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、c時短遊技状態]であり、
前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示に応じて第一の図柄変動演出[例えば、普図装飾図柄変動表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示に応じて第二の図柄変動演出[例えば、特図2装飾図柄変動表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第一の図柄の変動表示に応じて前記第一の図柄変動演出を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態において、前記第二の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行可能な手段であり[例えば、図53(a)]、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第二の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行しない手段であり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄の変動表示と大当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示がともに実行されている場合、該第二の図柄の変動表示で該大当り図柄が停止表示されることを示唆する演出(以下、「第一の特定演出」という。)[例えば、シャッタ演出]を実行する場合がある手段である[例えば、図50(h)]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、遊技状態に応じてメインとなる変動表示が決められており、その変動表示を狙って遊技を行う必要がある。前記第一の遊技状態では、前記第一の図柄の変動表示がメインとなるが、前記第二の図柄の変動表示も実行されている場合には、前記第一の特定演出を実行する場合があり、状況に応じた演出を行うことで遊技を盛り上げることが可能である。
なお、この遊技台では、前記第一の遊技状態は、前記第一の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態であることから、該第一の遊技状態では、前記第一の図柄の変動表示が最も優先され、前記第二の遊技状態は、前記第二の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態であることから、該第二の遊技状態では、前記第二の図柄の変動表示が最も優先される。そして、前記第一の遊技状態では、大当りとなる非優先側の前記第二の図柄の変動表示と、優先側の前記第一の図柄の変動表示がともに実行中である場合には、優先側の該第一の図柄の変動表示が非優先側の該第二の図柄の変動表示よりも先に停止する場合には、前記第一の特定演出は実行されず、該第二の図柄の変動表示が該第一の図柄の変動表示よりも先に停止する場合には、該第一の特定演出が実行される。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄の変動表示と小当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示がともに実行されている場合、小当りとなることを示唆する演出(以下、「第二の特定演出」とする)[例えば、シャッタ演出]を実行する場合がある手段であってもよい。
また、前記演出手段は、表示手段であり、前記第一の図柄変動演出は、前記表示手段における前記中央領域で実行される演出であってもよく、前記第二の図柄変動演出も、前記表示手段における前記中央領域で実行される演出であってもよい。
さらに、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出をメインの演出としては実行しない手段であってもよい。ここにいうメインの演出とは、演出領域(表示領域)が最も大きな演出のことであったり、最も目立つ演出のことである。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第一の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第一の図柄の変動表示に応じて前記第一の図柄変動演出を実行する手段であり、前記演出手段は、前記第二の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行する手段であり[例えば、図53(a)]、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行しない手段であってもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、大当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第一の図柄の変動表示よりも該第二の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、該第一の図柄の変動表示の実行が開始されても前記第一の図柄変動演出は実行せずに前記第一の特定演出を実行する手段である[例えば、図50(h)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
大当りが発生するまでに他の図柄(前記第一の図柄)の演出(前記第一の図柄変動演出)を最後まで実行できる場合は、前記第一の特定演出を実行せず、こうすることで、大当りとなることが遊技者は大当りが発生する直前までわからず、遊技者に大当りが発生する直前まで遊技球を発射してもらうことができ、遊技店に好まれる遊技台を提供可能になる。仮に、前記第二の図柄の変動表示よりも前記第一の図柄の変動表示の方が先に終了する場合であっても、前記第一の特定演出を実行してしまうと、該第一の特定演出を見た時点で遊技者は該第二の図柄の変動表示で大当りすることを待ち、遊技球を発射しなくなり、遊技店としては不利益を被ってしまう。
なお、前記第一の遊技状態では、前記第二の図柄の変動表示よりも前記第一の図柄の変動表示の方が優先され、非優先側の該第二の図柄の変動表示が優先側の該第一の図柄の変動表示よりも先に停止表示する場合には、前記第一の特定演出が実行される。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、小当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第一の図柄の変動表示よりも該第二の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、前記第一の図柄の変動表示の実行が開始されても前記第一の図柄変動演出は実行せずに前記第二の特定演出を実行する手段であってもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、大当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第二の図柄の変動表示よりも該第一の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、前記第一の特定演出を実行せずに前記第一の図柄変動演出を実行する手段である[例えば、図50(b)、同図(e)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の特定演出といった特殊な表示を行うタイミングを必要最低限にして、遊技者に違和感を与えないようにしたり、演出のテンポが損なわれないようにすることができる。
なお、前記第一の遊技状態では、優先側の該第一の図柄の変動表示が非優先側の該第二の図柄の変動表示がよりも先に停止表示する場合には、優先側の前記第一の図柄変動演出が実行される。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、小当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第二の図柄の変動表示よりも該第一の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、前記第二の特定演出を実行せずに前記第一の図柄変動演出を実行する手段であってもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示が行われているか否かを報知する第二の変動中報知[例えば、ミニ図柄または/および第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域の報知]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第二の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出は実行しないものの前記第二の変動中報知は実行する手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示が行われているか否かを報知する第一の変動中報知[例えば、ミニ図柄または/および第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域の報知]を実行可能な手段であってもよい。
前記第一の変動中報知は、前記表示手段における、前記中央領域から外れた領域で、実行される報知であってもよく、前記第二の変動中報知も、前記表示手段における、前記中央領域でから外れた領域で、実行される報知であってもよい。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出は実行しないものの前記第二の変動中報知は実行する場合がある手段であってもよい。
また、
『 前記第一の図柄は、普通図柄であり、
前記第二の図柄は、特別図柄[例えば、特図2]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記特別図柄は、入賞の容易さが変わらない始動口に入賞すると変動表示を実行する場合があり、大当りすると可変入賞口が開放する図柄であってもよい。
図53は、c時短遊技状態(RUSH状態)における最終変動から通常遊技状態(非時短遊技状態)へ移行する際の例を段階的に示す図である。
c時短遊技状態では、特図2始動口232を狙って右打ちを行うことが推奨されており、図53(a)では、特図2の保留が4つまで貯まっており、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cそれぞれでは、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出(図53(a)では揺れ表示)が行われている。図53(a)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから3分25.01秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が0回であることが報知されている。すなわち、現在行われている特図2の変動表示がc時短遊技状態の最終変動になる。また、特図2が変動中であることを報知するミニ図柄MINと、第4図柄表示領域284も表示されている。図53(a)に示す第4図柄表示領域284でも、特図2の図柄変動中報知領域において特図2が変動中であることが報知されている。さらに、獲得賞球数表示TALと小さな右打ち表示U5も表示されている。
また、変動アイコン表示領域280と特図2の保留アイコン表示領域282も表示されている。変動アイコン表示領域280には、現在変動中の特図2の変動表示に対応した特図2の変動アイコンh0が表示され、特図2の保留アイコン表示領域282には、4つの保留アイコンh21~h24が表示されている。
なお、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数の下には、演出モード選択表示DMSが表示されており、デフォルトの演出モードである演出モードAが選択されている。
そして、図53(a)の状態では右打ちが推奨されているのに左打ちが行われ、普図始動口228に入賞がある。この普図始動口228への入賞はイレギュラー入賞に相当する。
図53(b)では、普図の図柄変動が開始されている。図53(b)に示す第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。また、特図2のハズレ図柄が停止表示され、特図2の変動表示が終了し、c時短遊技状態(RUSH状態)も終了している。すなわち、図53(b)では通常遊技状態に移行している。図53(b)に示す装飾図柄表示装置208には、RUSH状態の終了に伴い、RUSH状態の結果表示(リザルト表示RST)が所定の表示期間の間、表示される。リザルト表示RSTでは、RUSH状態が開始してから終了するまでの延べ時間を表す時間表示RST1と、1回目の大当り遊技からの累積の獲得賞球を表示する獲得賞球数表示RST2が表示される。
また、c時短遊技状態から通常遊技状態に移行した場合や、大当り遊技状態や小当り遊技状態から通常遊技状態に移行した場合や、1G連が終了して通常遊技状態に移行した場合には、主制御部300から第1副制御部400に、普図の残り変動時間が送信される。なお、第1副制御部400が普図の残り変動時間をカウントしていてもよい。装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTを行っている関係で、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を開始することができず、リザルト表示RSTの終了を待つことになる。しかしながら、リザルト表示RSTの終了を待ってから、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を開始してしまうと、その装飾図柄を用いた変動表示が途中から開始されることになり、遊技者に違和感を与える場合がある。例えば、普図の装飾図柄を用いた変動表示でリーチ演出が行われる場合にリーチ演出が途中から開始されてしまうと、遊技者に大きな違和感を与えたり、パチンコ機100の故障が疑われてしまう。そこで、第1副制御部400は、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を開始せずに、通常遊技状態への移行に伴い主制御部300から送信されてきた普図の残り変動時間が所定時間(例えば、10秒)以上であるか否かを判定し、所定時間以上であれば、リザルト表示RSTが終了すると装飾図柄表示装置208で待機中表示を表示し、所定時間未満であれば、普図の変動表示が終了するまでリザルト表示RSTの表示を継続する。リザルト表示RSTがあまり長い時間表示され続けていると、通常遊技状態に移行していないのではと勘違いし右打ちを行う遊技者が出てくる。通常遊技状態では普図の変動表示がメインとなるが、上述のごとく、右打ちによって遊技球が普電作動ゲート228gを通過してしまうと、普図の変動表示が中断してしまい、遊技が進まなくなってしまう。このため、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間以上であった場合には、リザルト表示RSTに代えて待機中表示を行う。一方、待機中表示は、通常遊技状態に戻った時点で普図の変動表示が既に実行中であるといったイレギュラーな状態に限って表示される特殊な表示である。例えば、通常遊技状態において普図の変動表示の実行を開始した場合には、待機中表示は表示されることはなく、図50(b)等では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始されている。待機中表示をこれまで見たことがない遊技者にとっては、初めて見る待機中表示は違和感を与える場合があり、所定時間未満であれば、待機中表示をあえて行わなくても、通常遊技状態に移行していないのではと勘違いされる可能性は低いため、リザルト表示RSTの表示を継続する。
図53(c)では、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間以上であった場合の例になる。装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTが終了すると、待機中表示WATが表示され、普図の変動表示の残り変動時間が20秒であることが表示されている。すなわち、普図の変動表示が行われていることが明確に報知されており、右打ちを行って、その普図の変動表示を中断させてしまうことが防止される。この待機中表示WATは、左打ちを促す表示が含まれた表示であってもよい。なお、第1副制御部400には、特図2の図変動開始コマンドも送信されており、図53(c)では、特図2の変動表示も開始され、特図2の保留数が1つ減っている。第1副制御部400は、図53(b)で開始した普図の図柄変動と、特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、普図の変動表示の方が先に終了する。
図53(d)における待機中表示WATでは、普図の変動表示が終了するまで残り時間が19秒となり、普図始動口228に再び入賞がある。
図53(e)における待機中表示WATでは、その残り時間が0秒になったことが表示されている。なお、待機中表示WATが表示されている間、第4図柄表示領域284は表示されているが、ミニ図柄MINは表示されていない。ただし、ミニ図柄MINも表示されてもよい。図53(e)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には1が表示されている。
図53(f)では、普図の変動表示が終了し、待機中演出も終了している。ここでの普図の変動表示ははずれである。装飾図柄表示装置208では、待機中表示WATに代わって、普図表示装置210における普図のはずれの停止図柄に応じた、装飾図柄を用いた停止表示(「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ)が表示されている。
図53(g)では、普図の保留が1つ消化され、普図の変動表示が開始される。
図53(f)では、普図の変動表示がはずれであったが、同図(f’)では、普図の変動表示が当りであった場合の例になる。装飾図柄表示装置208では、待機中表示WATに代わって、普図表示装置210における普図の当りの停止図柄に応じた「装飾7」-「装飾7」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
続く図51(h)では、普図に当選したとことから、特図1始動口231が内部にある電チューを狙うことを推奨するため、装飾図柄表示装置208では、右打ち表示U4と小さな右打ち表示U5が表示されている。
図53(c’)では、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間(例えば10秒)未満であった場合の例になる。装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTの表示が継続されている。遊技者が、通常遊技状態に移行していないのではと思う前に、図53(f)や同図(f’)に示す、普図の停止図柄に応じた装飾図柄を用いた停止表示が表示される。
図53(A)では、同図(a)と同じように、c時短遊技状態における最終変動が行われている状態であり、特図2の保留が4つまで貯まっている。装飾図柄表示装置208では、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出(揺れ表示)が行われている。また、この図53(A)では、右打ちが推奨されているのに左打ちが行われ、普図始動口228に入賞し、普図の変動表示が開始されている。図53(A)に示す第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。
続く図53(B)では、特図2のハズレ図柄が停止表示され、特図2の変動表示が終了し、c時短遊技状態(RUSH状態)も終了している。すなわち、図53(b)では通常遊技状態に移行している。図53(B)に示す装飾図柄表示装置208にはリザルト表示RSTが表示されている。また、図53(B)のタイミングで普図の変動表示も終了し、普図の当り図柄が停止表示され、第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域には、普図当りを表す丸印の図柄が点灯表示されている。
この例では、普図当りとなってから特図1始動口231が内部にある電チューが作動を開始するまでの期間で通常遊技状態に移行したことになり、電チューを狙わせるため、右打ち表示が表示される。図53(C)に示す装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTが終了し、中央領域に右打ち表示U4が表示され、第4図柄表示領域284の左横には小さな右打ち表示U5も表示されている。なお、リザルト表示RSTが表示され続けたまま、そのリザルト表示RSTにオーバーラップしリザルト表示RSTが視認困難になるように右打ち表示U4が表示されてもよい。
図53(B’)の例では、同図(B)よりもさらにタイミングが早く普図の当りの変動表示が終了し、同図(B’)では電チューが作動を開始している。すなわち、電チューの作動中に通常遊技状態に移行したことになる。この場合には、図53(C)に示すように中央領域に右打ち表示U4が表示されず、同図(B’)に示すようにリザルト表示RSTの表示が継続し、小さな右打ち表示U5は表示される。なお、電チューの作動中とは、電チューの作動開始待機状態(オープニング中)、電チュー開放状態および電チュー作動終了状態(エンディング中)のいずれの状態も含まれる。リザルト表示RSTにオーバーラップするように右打ち表示U4を表示してしまうと、RUSH状態の結果表示を遊技者が見ることができず、遊技の継続意欲に影響がでる場合があるため、リザルト表示RSTを優先するために右打ち表示U4は表示しない。
以上、図53では、c時短遊技状態が終了して通常遊技状態に移行する例を示したが、右打ちを行う大当り遊技状態や小当り遊技状態が終了して通常遊技状態に移行する場合でも同じである。また、a2時短遊技状態の1G連が終了して通常遊技状態に移行する場合でも同じである。この場合には、リザルト表示RSTに代えて、獲得賞球数表示のみが表示されたり、大当り遊技の終了演出表示(例えば、大当り遊技終了の文字表示)が表示される。さらには、パンク表示(大当りや小当たりでV入賞しなかったときや電チュー(電チューに入賞=1/1で大当り又は小当り)に入賞しなかったときの残念表示)が継続して表示されてもよい。
図54は、待機中表示の変形例を示す図である。
遊技状態(ステージ)が、通常遊技状態に移行するため、図54(a)に示す待機中表示WAT1では、「ステージ移行中あと20秒」という表示がなされている。
図54(b)に示す待機中表示WAT2では、残り変動時間に関する表示はなく「ステージ移行中」という表示がなされている。待機中表示WAT2を表示していながらも右打ちが行われてしまうと、遊技球が普電作動ゲート228gを通過した場合には、上述のごとく普図の変動表示が中断してしまうため、残り変動時間と実際の終了タイミングがズレてしまう。このため、この例では、残り変動時間に関する表示は省いている。
図54(c)に示す例では、リザルト表示RSTを表示しつつ待機中表示WAT3も表示している。この待機中表示WAT3では、c時短遊技状態の結果であるリザルト表示RSTが終了するまでの残り時間(言い換えれば、通常遊技状態に移行するまでの残り時間)が表示されている。
以上の記載によれば、
『 遊技球を検出する第一の検出手段[例えば、普図始動口228に入賞したことを検出する球検出センサ]と、
前記第一の検出手段とは異なる領域に設けられ、遊技球を検出する第二の検出手段[例えば、第2始動口センサ]と、
演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備え、
第一の遊技状態と第二の遊技状態を有する遊技台であって、
前記第一の検出手段に遊技球が検出されると第一の図柄[例えば、普図]の変動表示[例えば、普図変動表示]を実行する場合があり、
前記第二の検出手段に遊技球が検出されると第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示[例えば、特図2変動表示]を実行する場合があり、
前記第一の遊技状態は、前記第一の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第二の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、c時短遊技状態]であり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行した時点[例えば、第二の遊技状態における最終変動が終了した時点]で前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合[例えば、図53(b)]、或る表示を表示可能[例えば、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間以上であれば表示可能]な手段であり、
前記或る表示は、前記第一の遊技状態において前記第一の図柄の変動表示の実行を開始した場合には表示され得ない表示[例えば、図50(b)では表示されることはない表示]である[例えば、待機中表示WAT]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記或る表示によってイレギュラーな状態であることを報知することができ、故障等と勘違いさせることを防止することができる。
なお、前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態へ移行する際に前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合、或る表示を表示可能な手段である。
また、
『 前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行した時点[例えば、第二の遊技状態における最終変動が終了した時点]で前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合であっても、前記或る表示を表示しない場合[例えば、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間未満の場合]がある手段である[例えば、図53(c’)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行する際に前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合であっても前記或る表示を表示しない場合がある。
また、前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行した時点で前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合に、実行中の該第一の図柄の変動表示の残り変動時間が、所定時間以上であれば前記或る表示を表示し、該所定時間未満であれば該或る表示を表示しない手段であってもよい。
また、
『 前記或る表示は、実行中の前記第一の図柄の変動表示の残り変動時間を報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
遊技を再開できる時間を容易に把握可能となり、利便性の良い遊技台を提供できる。
なお、前記或る表示は、実行中の前記第一の図柄の変動表示の変動時間に関する表示であったり、実行中の前記第一の図柄の変動表示の終了に関する表示であったり、遊技状態の移行に関する表示[例えば、図54(a)に示す待機中表示WAT1、同図(b)に示す待機中表示WAT2]であってもよい。あるいは、前記或る表示は、前記第二の遊技状態に関する表示[例えば、図54(c)に示す待機中表示WAT3]であってもよい。
また、
『 前記第一の検出手段は、第一の遊技領域[例えば、左打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(中央領域であったり左側領域)]に設けられたものであり、
前記第二の検出手段は、第二の遊技領域[例えば、右打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(右側領域)]に設けられたものであり、
前記第二の遊技領域は、前記第二の検出手段の他に第三の検出手段[例えば、普電作動ゲート228g]も設けられた遊技領域であり、
前記第一の図柄が変動表示の実行中であるときに、前記第三の検出手段に遊技球が検出されると該第一の図柄の変動表示が或る期間[例えば、電チュー作動期間]中断される、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
より具体的には、前記第三の検出手段が遊技球を検出すると作動する役物[例えば、特図1始動口231が内部にあり、シャッタ部材2311が開閉する電チュー]を備え、前記或る期間とは、前記役物が作動している期間のことであってもよい。
また、前記第一の遊技領域とは、左打ちを又は右打ちのいずか一方の打ち方をすると遊技球が到達可能な領域のことであり、前記第二の遊技領域とは、左打ちを又は右打ちのいずか他方の打ち方をすると遊技球が到達可能な領域のことであってもよい。例えば、前記第一の遊技領域は左打ち領域であり、前記第二の遊技領域は右打ち領域である。
さらに、前記第二の遊技領域に第四の検出手段を備え、前記第四の検出手段に遊技球が検出されると第三の図柄[例えば、特図1]の変動表示[例えば、特図1変動表示]を実行する場合があり、前記第三の図柄は、入賞の容易さが変化する始動口[例えば、特図1始動口231]に入賞すると変動表示を実行する場合があり、大当りすると可変入賞口が開放する特別図柄であってもよく、小当りの場合には前記可変入賞口に入賞した遊技球が特定領域[例えば、特定領域234v]を通過すると大当りに昇格してもよい。
また、
『 前記第一の図柄は、普通図柄であり、
前記第二の図柄は、特別図柄[例えば、特図2]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記特別図柄は、入賞の容易さが変わらない始動口に入賞すると変動表示を実行する場合があり、大当りすると可変入賞口が開放する図柄である。
続いて、演出モードについて詳述する。
本実施形態のパチンコ機100では、c時短遊技状態(RUSH状態)において複数の演出モードの中から、遊技者が図30に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンと下ボタンを操作することで、一の演出モードを選択することが可能である。この演出モードは、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出の仕方に関するモードである。
図55は、演出モードを説明するための図である。
図55(a)は、選択可能な演出モードを示す表である。
演出モードには3種類の演出モードが用意されている。演出モードAは、デフォルトの演出モードである。演出モードBは、演出の実行頻度が演出モードAよりも低くなる演出モードである。ここにいう演出とは、保留アイコンであれば先読み予告の演出になり、変動アイコンであれば当該変動における大当りを示唆する演出になる。演出モードCは、保留アイコンまたは変動アイコンに大当りの信頼度が表示される演出モードである。
なお、c時短遊技状態(RUSH状態)に限って遊技者が選択することができるが、他の遊技状態(例えば、通常遊技状態や、a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、確変遊技状態)でも選択できるようにしてもよい。あるいは、c時短遊技状態、通常遊技状態、a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、確変遊技状態のうちのいずれか一又は複数の遊技状態でのみ選択できるようにしてもよい。また、上記演出モードは一例であり、上記演出モード以外の演出モードが選択可能としてもよい。例えば、特定の演出の実行頻度高くなるモードや或る予告演出の大当り期待度が高くなるモードなどを選択可能としてもよい。
図55(b)は、演出モードA又は演出モードBにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様を示す表である。
通常色は白色であり、この通常色の表示態様が、演出モードAおよび演出モードBそれぞれのデフォルトの表示態様になる。また、虹色は、大当り確定である。なお、演出モードの説明で大当りの信頼度というときには、小当りの信頼度も含まれている。小当りでも特定領域234vを通過させると大当りに昇格するからである。ただし、小当りの信頼度は含めないようにすてもよい。
演出モードBでは、演出の実行頻度が演出モードAよりも低くなるため、通常色の保留アイコンの出現頻度が高くなる。また、大当り信頼度が50%以上の金色と虹色の出現頻度は演出モードAと同じにし、10%以上50%未満の青色、緑色、赤色の出現頻度は演出モードAよりも低くすれば、演出モードBは、信頼度の高い場合に実行されやすい演出モードとなり、先読みチャンスモードといえる。
図55(c)は、演出モードCにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様を示す表である。
上述のごとく、演出モードCでは、通常、保留アイコンが発生すると、保留アイコンに必ず何れかの大当りの信頼度が表示され(後述するコマンドを正常に受信できなかった場合は除く)、保留アイコンから変動アイコンに変化しても引き継いで表示される。具体的には、特図2始動口232に遊技球が入賞した際の先読み結果情報に基づいて図55(c)の信頼度となるように保留アイコン表示態様が決定され、決定された表示態様にて保留アイコンが表示される。表示された大当りの信頼度(表示態様)と実際の大当りの信頼度は全て一致させてもよいが、99%の表示態様は、実際には大当り確定の100%である。100%という表示はあえて行わないようにしている。また、3000%が表示される場合もありこの場合も実際には大当り確定の100%である。この3000%の表示は、特図B又は特図Cに当選した場合のみ表示される表示態様である。特図B又は特図Cに当選すれば、大当り遊技終了後にa2時短遊技状態に移行し、1G連(2回の大当り)によって3000球の賞球が期待できることから、最大獲得可能賞球数を%表示して遊技を盛り上げる。このように、当り且つ何か特典(この場合は2回当り確定)がある場合は、100%を超えた数値を表示してもよい。
また、1%の表示態様は、演出モードCのデフォルトの表示態様になる。この1%の表示態様は、c時短遊技状態(RUSH状態)やa時短遊技状態が終了した後に消化されることになる特図2の保留(残保留)に必ず表示される表示態様である。なお、デフォルトの表示態様は、1%の表示態様に限らず、最低の信頼度(例えば、0.1%でもよい)であればよく、あるいは所定の表示態様(例えば、%表示が無表示の表示態様やクエスチョンマークの表示態様)であってもよい。
また、c時短遊技状態(RUSH状態)の残り回数が所定回数(例えば、10回転や5回転などの少なくとも全体の半分以下の数)以下になった場合、低い信頼度(例えば、「1%」や「5%」など)の表示態様が表示され易いようにしてもよい。つまり、c時短遊技状態(RUSH状態)の残り回数が所定回数以下の場合、所定回数よりも多い残り回数のときに比べて低い信頼度で大当りとなり易いようになる。このようにすることで、c時短遊技状態(RUSH状態)の残り回数が少なく、且つ、大当りとなる可能性の低い表示態様のアイコンしか表示されていないときでも、遊技者の期待感を持続することができる。
以上説明した保留アイコンまたは変動アイコンは、特図2のものになる。特図1では、必ず大当りか小当りになり、そもそも保留がない。一方、普図の当りについては、以上説明した保留アイコンまたは変動アイコンの対象としてもよい。すなわち、大当り信頼度が当り信頼度になる。
本実施形態では、複数の演出モードのうち、演出モードAおよび演出モードBといった或る演出モードでは、保留アイコンの通常の変化演出が行われる。この通常の変化演出では、入賞時に変化する場合もあれば保留アイコンのシフト時に変化する場合もある。また、複数の演出モードのうち、演出モードCといった或る演出モードでは、保留アイコンや変動アイコンに大当りの信頼度を%表示(信頼度表示)する。この信頼度表示は、保留発生時に表示開始され、シフト時に表示が変化することはない。なお、信頼度表示をシフト時に変化するようにしてもよいが、変動アイコンとして表示されるまでには、本来の信頼度表示を行うようにすればよい。つまり、変動アイコンとして表示されて以降は信頼度表示は変化しないようにする。
また、図55(b)に示すように、演出モードA又は演出モードBにおける表示態様の数は6個であるのに対して、同図(c)に示すように、演出モードCにおける表示態様の数は8個である。このように、表示態様の数は、演出モードA又はBよりも演出モードCの方が多い。なお、演出モードCにおける表示態様の数よりも演出モードA又は演出モードBにおける表示態様の数の方が多いようにしてもよい。
図56は、c時短遊技状態(RUSH状態)において演出モードを変更しながら遊技を進めた一例を段階的に示す図である。
上述のごとく、c時短遊技状態では、特図2始動口232を狙って右打ちを行うことが推奨されており、特図2の保留が貯まりやすい。図56に示す装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cそれぞれでは、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が行われている。また、演出表示領域208dの中央に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示されている。さらに、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから0.01秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が143回であることが報知されている。すなわち、現在行われている特図2の変動表示は、c時短遊技状態に移行してから最初の変動表示になる。また、特図2が変動中であることを報知するミニ図柄MINも表示され、第4図柄表示領域284、獲得賞球数表示TALと、小さな右打ち表示U5も表示されている。
図56(a)では、演出モードAが選択されており、変動アイコン表示領域280には、丸形の通常色(白色)の変動アイコンh0が表示されている。丸形の通常色(白色)の変動アイコンおよび保留アイコンは、演出モードAが選択されている間に限って表示されるアイコンである。
図56(b)では、特図2の保留が1つ貯まり、特図2の保留アイコン表示領域282に、丸形の通常色(白色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
図56(c)では、遊技者が、図30に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードAから演出モードBに変更する。すると、それまで表示されていた丸形の通常色の変動アイコンh0および第1保留アイコンh21は、三角形の通常色の変動アイコンh0および第1保留アイコンh21に変化する。三角形の通常色の変動アイコンおよび保留アイコン(以下、総称して単に「アイコン」という。)は、演出モードBのデフォルトの表示態様である。演出モードAから演出モードBに変更されると、それまで表示されていた演出モードAのアイコンは、一律に演出モードBのデフォルトの表示態様で表示し直される。また、演出モードBから演出モードAに変更されると、それまで表示されていた演出モードBのアイコンは、一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直される。演出モードCから演出モードAに変更された場合や演出モードCから演出モードBに変更された場合も同じであり、それまで表示されていた演出モードCのアイコンは、前者の場合であれば一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直され、後者の場合であれば一律に演出モードBのデフォルトの表示態様(三角形の通常色)で表示し直される。演出モードAと演出モードBとで、デフォルトの表示態様を異ならせ、演出モードBでは三角形のアイコンとしたが、共通にしてもよい。例えば、演出モードBでも丸形のアイコンとしてもよい。一方、演出モードCでは、デフォルトの表示態様が1%の表示がなされた四角形の通常色のアイコンであるため、他のモードと共通にすることはできない。
図56(d)では、特図2の保留が1つ増え、特図2の保留アイコン表示領域282に、三角形の通常色の第2保留アイコンh22が追加表示されている。ここで増加した保留は、実際には大当りの信頼度は15%であり緑色であるが、演出モードBが選択されているため、先読み予告の演出の実行頻度が抑えられ、通常色で表示されている。
図56(e)では、遊技者が操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードBから演出モードCに変更する。演出モードCに変更された時点で既に表示されていたアイコンについては、演出モードCの表示態様では表示されない。したがって、変動アイコンh0、第1保留アイコンh21および第2保留アイコンh22は、三角形のアイコンのままである。なお、演出モードを演出モードCに切り替えたタイミングで演出モードCに対応した保留アイコンに表示し直してもよい。つまり、演出モードを演出モードCに切り替えたタイミングで先読み結果情報を用いて抽選し直して保留アイコンに信頼度を表示する。
図56(f)では、特図2の保留がさらに1つ増える。すなわち、演出モードCに変更した後の保留増加になる。特図2の保留アイコン表示領域282には、1%の表示がなされた四角形の第3保留アイコンh23が追加表示される。
図56(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図56(h)では、特図2の保留が1つ消化され、新たな図柄変動が開始されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンが変動アイコン表示領域280において変動アイコンh0として表示され、特図2の保留アイコン表示領域282では、これまで第2保留アイコンh22であった三角形のアイコンがシフトし第1保留アイコンh21になり、これまで第3保留アイコンh23であった1%の表示がなされた四角形のアイコンがシフトし第2保留アイコンh22になっている。
図56(i)では、演出モードCが選択されている状態で特図2の保留がさらに1つ増える。特図2の保留アイコン表示領域282には、10%の表示がなされた四角形の第3保留アイコンh23が追加表示される。
図56(j)では、遊技者が操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードCから演出モードAに変更する。この結果、上述のごとく、これまで表示されていた全てのアイコンが、一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直される。なお、演出モードCで表示開始された保留アイコンは演出モードが変更されても、そのまま表示されてもよい。
図56(j)では、遊技者が、図30に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードCから演出モードAに変更する。kの結果、上述のごとく、これまで表示されていた全てのアイコンが、一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直される。
この後、c時短遊技状態での遊技が続き、図56(k)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから34分10.00秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数があと1回しかないことが報知されている。演出モードは演出モードCが選択されており、変動アイコンh0は、30%の表示がなされた四角形のアイコンであり、装飾図柄の変動表示ではリーチ状態になっている。また、特図2の保留数は2であり、特図2の保留アイコン表示領域282には、10%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21と、1%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22が表示されている。ここで、第2保留アイコンh22が表す特図2の保留は、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数があと1回しかないことから、c時短遊技状態が終了した後に消化されることになる残保留になり、上述のごとく、実際の大当りの信頼度ではなく、1%の信頼度が表示されている。すなわち、第2保留アイコンh22は、残保留を表す保留アイコンであることから演出モードCのデフォルトの表示態様で表示されている。
図56(l)では、リーチ状態であった装飾図柄の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、リーチハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図56(m)では、特図2の保留が1つ消化され、c時短遊技状態における最終変動が開始されている。図56(n)に示すように、この最終変動で特図2の保留が3つ増加し、特図2の保留数は4となって保留満タン状態になる。ここで増加した3つの保留も残保留であることから、第2保留アイコンh22、第3保留アイコンh23および第4保留アイコンh24はいずれも、1%表示の演出モードCのデフォルトの表示態様で表示されている。
次に、第1副制御部400における入賞時コマンドの取りこぼしについて説明する。第1副制御部400には、主制御部300から、特図2始動口232に入賞があり保留が増加する度に、入賞時コマンドが送信されてくる。この入賞時コマンドには、現在の保留数および当該入賞の結果を先読みした先読み結果情報が含まれている。また、第1副制御部400には、主制御部300から、特図2の変動表示を開始する度に、図柄変動開始コマンドが送信されてくる。この図柄変動開始コマンドにも、現在の保留数および各保留についての先読み結果情報が含まれている。第1副制御部400は、コマンドが送信されてくるケーブルの接続不良等の理由により、送信されてきたコマンドをごく稀に取りこぼすことがある。
図57は、演出モードAが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の一例を段階的に示す図である。
図57(a)は、図56(a)と同じ状態であるため、詳細な説明は省略するが、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードAが選択されていることから、アイコンの形状は丸形である。図57(a)に示す変動アイコン表示領域280には通常色(白色)の変動アイコンh0が表示されている。
図57(b)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、丸形の通常色(白色)の第1保留アイコンh21を追加表示する。図57(b)では、特図2の保留アイコン表示領域282で行われる増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が表示される様子が示されている。この増加アニメーションは、保留アイコンが徐々に大きくなっていくアニメーションであり、図57(b)では、増加アニメーションの開始当初であって、第1保留アイコンh21は小さくしか表示されておらず、続く同図(c)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。また、図57(b)には、第1副制御部400が制御するスピーカ120も示されており、このスピーカ120から保留増加音(ここでは「ピッ」といった音)が出力されている。
図57(d)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながら、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図57(d)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には1が表示されたままである。図57(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図57(d)から1秒以上経過した後、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が3であることが含まれている。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。この結果、第1副制御部400は第2副制御部500を介して装飾図柄表示装置208に、第2保留アイコンh22を表示させるとともに第3保留アイコンh23も表示させる。図57(e)に示すように、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって表示させるが、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22は、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで表示させる。こうすることで、第3保留アイコンh23よりも第2保留アイコンh22の方が先に表示が完了し、遊技者に違和感を与えないですむ。また、表示し損ねていた保留アイコンは、デフォルトの表示態様、すなわち通常色によって表示される。また、図57(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す保留増加音は出力されるが、2つ目の保留が増加したこと表す保留増加音は出力されない。すなわち、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されず、「ピッピッ」といった2個分の保留増加音は出力されない。
図57(f)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し、所定の大きさで通常色の第3保留アイコンh23が表示されている。
図57(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図57(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図57(h)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。また、特図2の保留アイコン表示領域282では、入賞時コマンド受信失敗によって後から増加アニメーション無しで表示された第2保留アイコンh22が移動アニメーションによって移動し第1保留アイコンh21として表示され、正常に表示された第3保留アイコンh23が移動アニメーションによって移動し第2保留アイコンh22として表示される。この図57では、移動アニメーションの様子を矢印で表している。この移動アニメーションの際に、第2保留アイコンh22であったアイコンは青色に変化し、青色の第1保留アイコンh21として表示される。上述のごとく、図柄変動開始コマンドには、各保留についての先読み結果情報が含まれているため、第1副制御部400では、第2保留アイコンh22であったアイコンが表す保留の先読み結果情報に基づき、通常色から青色に変化させる。入賞時コマンドには、当該入賞の結果を先読みした先読み結果情報しか含まれておらず、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンの先読み結果は含まれていない。このため、図57(e)の表示開始タイミングではデフォルトの通常色で表示させている。なお、入賞時コマンドに各保留についての先読み結果情報も含ませておき、表示し損ねていた保留アイコンの表示開始の段階から大当りの信頼度を表す表示態様で表示させてもよい。ただし、突然表示されたことになる保留アイコンがデフォルト表示態様ではないことにより目立ってしまい、逆に違和感を与える恐れがある。一方で、移動アニメーションの際に表示態様を変化させる方が動きがある中での変化となり自然である。
また、図57(h)には、スピーカ120も示されており、このスピーカ120から、保留アイコン変化音(ここでは「ピロン」といった音)が出力されている。
図57(i)では、アイコンの移動アニメーションが終了している。また、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながらここでも、第1副制御部400は入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図57(i)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には2が表示されたままである。図57(i)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh23を点線で示している。
図57(j)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図57(k)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。上述のごとく、図柄変動開始コマンドには、現在の保留数が2であることが含まれている。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、特図2の変動表示が開始されたにも関わらず、特図2の保留数が2のままであることから、第2保留アイコンh22を表示させる。この第2保留アイコンh22の表示も増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさでデフォルトの表示態様(通常色)によって表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されており、この移動アニメーションの際に、第2保留アイコンh22であったアイコンが、図柄変動開始コマンドに含まれていた先読み結果情報に基づき、通常色から緑色に変化する。さらに、図57(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
図57(l)では、アイコンの移動アニメーションが終了しており、変動アイコン表示領域280には青色の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には通常色の第1保留アイコンh21と、緑色の第2保留アイコンh22が表示されている。また、スピーカ120からは保留アイコン変化音が出力されている。なお、ここでは、青色アイコンへの変化音と、緑色アイコンへの変化音が同じ音としていたが、変化する色や数値(表示態様)によって変化音を異ならせてもよい。
図58は、演出モードCが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の一例を段階的に示す図である。図57に示した例と、入賞のタイミングやコマンドの取りこぼしのタイミングは同じため、相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図58(a)は、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードCが選択されていることから、アイコンの形状は四角形である。図58(a)に示す変動アイコン表示領域280には10%の表示がなされた四角形の変動アイコンh0が表示されている。
図58(b)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、四角形の第1保留アイコンh21を追加表示する。図58(b)に示す特図2の保留アイコン表示領域282では、増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が徐々に大きくなっていく。遊技者は、最初はアイコンが小さすぎて%の値がわからないが、徐々に%の値が見えてきて、色による信頼度表示よりも興趣が高まりやすい。また、スピーカ120からは保留増加音が出力されている。
図58(c)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。第1保留アイコンh21には1%の表示がなされている。
図58(d)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくるが、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図58(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図58(d)から1秒以上経過した後、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が3であることが含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。図58(e)に示す装飾図柄表示装置208では、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22が既に所定の大きさで表示されており、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって徐々に大きくなっている途中である。第2保留アイコンh22は、演出モードCの、大当りの信頼度が表示された四角形の表示態様ではなく、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。これは、後述する電断復電によって復帰した直後に表示されるアイコンの表示態様と同じである。また、この演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)は、通常、演出モードCでは、表示され得ないアイコンの表示態様である。また、図58(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されない。
図58(f)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し、所定の大きさで5%の表示がなされた四角形の第3保留アイコンh23が表示されている。
図58(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図58(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、各保留についての先読み結果が含まれた図柄変動開始コマンドが送信されてくる。また、アイコンの移動アニメーションが開始されている。入賞時コマンド受信失敗によって、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されていた第2保留アイコンh22は、移動アニメーションによって移動する途中で演出モードCの表示態様に変化し、5%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21として表示される。第1副制御部400は、第2保留アイコンh22から第1保留アイコンh21となる保留アイコンの表示態様を、受信した図柄変動開始コマンドに含まれていた第1保留の先読み結果に基づき変化させる。また、スピーカ120からは、変化音が出力される。
図58(i)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながらここでも、第1副制御部400は入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。図58(i)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh23を点線で示している。
図58(j)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図58(k)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が2であることと各保留についての先読み結果が含まれた図柄変動開始コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、特図2の変動表示が開始されたにも関わらず、特図2の保留数が2のままであることから、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で第2保留アイコンh22を表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されており、この移動アニメーションの際に、第3保留アイコンh23であったアイコンが、図柄変動開始コマンドに含まれていた先読み結果に基づき、演出モードCの表示態様に変化し、ここでは20%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22として表示される。さらに、図58(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
図58(l)では、アイコンの移動アニメーションが終了しており、変動アイコン表示領域280には5%の表示がなされた変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には5%の表示がなされた第1保留アイコンh21と、20%の表示がなされた第2保留アイコンh22が表示されている。また、スピーカ120からは変化音が出力されている。
次いで、各演出モードにおいて電断が一瞬生じ、即座に復電した場合について説明する。
図59は、各演出モードにおいて電断が一瞬生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図59(a)から同図(d)は、演出モードAで一時的に電断が生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図59(a)は、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードAが選択されていることから、アイコンの形状は丸形である。図59(a)に示す変動アイコン表示領域280には、演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には、いずれも演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)である第1保留アイコンh21と第2保留アイコンh22が表示されている。
この状態で、一瞬電断が生じ(図59(b))、即座に復電する。復電した直後の装飾図柄表示装置208では、図59(c)に示すように復帰準備中の表示が行われている。
図59(d)に示す装飾図柄表示装置208の状態は、「復帰準備中」の表示が消えた後の状態であり、特図2の保留が新たに消化されて、新たな特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは演出モードAのままであり、デフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0と、同じくデフォルトの表示態様(通常色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
図59(A)から同図(D)は、演出モードBで電断が一瞬生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図59(A)は、先と同じく、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。ここでは、演出モードBが選択されていることから、アイコンの形状は三角形である。図59(A)に示す変動アイコン表示領域280には、演出モードBのデフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には、いずれも演出モードBのデフォルトの表示態様(通常色)である第1保留アイコンh21と第2保留アイコンh22が表示されている。
この状態で、一瞬電断が生じ(図59(B))、即座に復電する。復電した直後の装飾図柄表示装置208では、図59(B)に示すように「復帰準備中」の表示が行われている。
図59(D)に示す装飾図柄表示装置208の状態は、復帰準備中の表示が消えた後の状態であり、特図2の保留が新たに消化されて、新たな特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは、演出モードBからデフォルトの演出モードである演出モードAに変更されている。この結果、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)の変動アイコンh0と、同じく演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
図59(ア)から同図(エ)は、演出モードCで電断が一瞬生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図59(ア)は、これまでと同じく、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。ここでは、演出モードCが選択されていることから、アイコンの形状は四角形であり、大当りの信頼度の%表示がなされている。図59(A)に示す変動アイコン表示領域280には、30%の表示がなされた四角形の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には、10%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21と、1%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22が表示されている。
この状態で、電断が一瞬生じ(図59(イ))、即座に復電する。復電した直後の装飾図柄表示装置208では、図59(ウ)に示すように「復帰準備中」の表示が行われている。
図59(エ)に示す装飾図柄表示装置208の状態は、復帰準備中の表示が消えた後の状態であり、特図2の保留が新たに消化されて、新たな特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは、演出モードCからデフォルトの演出モードである演出モードAに変更されている。この結果、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)の変動アイコンh0と、同じく演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
以上説明したように、いずれの演出モードでも、電断復電後は、デフォルトの演出モードAに戻り、アイコンの表示態様は、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)になる。
続いて、演出モードの変形例について説明する。この演出モードの変形例では、演出モードAでの保留アイコンのデフォルトの表示態様と演出モードBでの保留アイコンのデフォルトの表示態様が同じであり、演出モードCでは、演出モードAや演出モードBでのデフォルトの表示態様に大当りの信頼度の%表示が表示されている。さらに、演出モードBではアイコンの形状は三角形であったが、この変形例では丸形であり、いずれの演出モードでもアイコンの形状に違いはない。また、この変形例では、図柄変動開始コマンドに、各保留についての先読み結果情報を含んでいない。
図60は、変形例の演出モードCが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の一例を段階的に示す図である。図58に示した例と、入賞のタイミングやコマンドの取りこぼしのタイミングは同じため、相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図60(a)は、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。図60(a)に示す変動アイコン表示領域280には10%の表示がなされた丸形の変動アイコンh0が表示されている。
図60(b)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、丸形の第1保留アイコンh21を追加表示する。図60(b)に示す特図2の保留アイコン表示領域282では、増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が徐々に大きくなっていく。また、スピーカ120からは保留増加音が出力されている。
図60(c)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。第1保留アイコンh21には1%の表示がなされている。
図60(d)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくるが、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図60(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図60(d)から1秒以上経過した後、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が3であることが含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。図60(e)に示す装飾図柄表示装置208では、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22が既に所定の大きさで表示されており、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって徐々に大きくなっている途中である。第2保留アイコンh22は、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。これは、上述した電断復電によって復帰した直後に表示されるアイコンの表示態様と同じである。また、この演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)は、通常、演出モードCでは、表示され得ないアイコンの表示態様である。また、図60(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されない。なお、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンがある場合(先読み結果が不明な保留アイコンがある場合)、この保留アイコンよりも後に発生した保留アイコンは、表示態様を変化させないようにしている。例えば、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンよりも後に発生した保留アイコンに「99%」を表示する表示態様で表示した場合に、特図高確率状態を搭載したパチンコ機であって、大当り中に特定領域に遊技球を入賞させることで特図高確率状態に移行するパチンコ機では、仮に、コマンド受信に失敗していた保留が大当りであって、その大当りにおいて特定領域に遊技球を通過させることができず、通常遊技状態に移行してしまうと、「99%」で表示していた保留が消化されるタイミングは通常遊技状態(特図低確率状態)となり、大当り(や小当り)ではなくなってしまうことがある。つまり、先読み結果が不明な保留アイコンがあるうちは、上記のような不測の事態があることから、先読み結果が不明な保留アイコンよりも後に発生した保留アイコンについては正常にコマンド受信できていたとしても、大当りの信頼度の%表示を表示しないようにすることで、誤った情報を報知してしまうことを防止することができる。
図60(f)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し第3保留アイコンh23が表示されている。この変形例では、入賞時コマンドの受信ミスが生じた場合、表示し損ねていた保留アイコンより後の保留アイコンについても、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示される。すなわち、先読み結果がわかっていてもデフォルトの表示態様でしか表示しない。したがって、第3保留アイコンh23も、大当りの信頼度の%表示がなされていない、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。
図60(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図60(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、図柄変動開始コマンドが送信されてくる。また、アイコンの移動アニメーションが開始されている。図60(h)に示す移動アニメーションを完了させた、第1保留アイコンh21の表示態様も第2保留アイコンh22の表示態様も、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)のままである。一方、変動アイコンh0には1%の表示がなされている。
図60(i)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながらここでも、第1副制御部400は入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。図60(i)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh23を点線で示している。
図60(j)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図60(k)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が2であることが含まれた図柄変動開始コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、特図2の変動表示が開始されたにも関わらず、特図2の保留数が2のままであることから、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で第2保留アイコンh22を表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されている。この移動アニメーションでは、図60(d)のタイミングで最初に表示し損ねた保留アイコンが変動アイコンh0として表示される。変動アイコンh0は、現在行われている変動表示に対応したアイコンであり、第1副制御部400は主制御部300で行われた当否判定の結果を、図柄変動開始時にコマンド受信する。表示し損ねた保留アイコンは、変動アイコンh0になるタイミングで大当りの信頼度の%表示がなされる。また、先読み結果がわかっていながらデフォルトの表示態様で表示していた後続の保留アイコンも、このタイミングで大当りの信頼度の%表示がなされる。入賞時コマンドの受信ミスが生じた保留が大当りした場合に、大当り遊技終了後の遊技状態の変化に即したアイコンの表示ができない恐れがある。このため、入賞時コマンドの受信ミスが生じた保留が実際に消化されて当否判定の結果が出るまで待ってから、表示態様の変化を行う。なお、表示し損ねた保留アイコンが変動アイコンh0になっても、変動アイコンh0の表示態様は変化させずにデフォルトの表示態様のままとしてもよいし、先読み結果がわかっていながらデフォルトの表示態様で表示していた後続の保留アイコンの表示態様は変化させずにデフォルトの表示態様のままとしてもよいし、変動アイコンh0および後続の保留アイコンともに表示態様は変化させずにデフォルトの表示態様のままとしてもよい。あるいは、この後続の保留アイコンは、第1副制御部400が先読み結果を記憶しておけばどのタイミングでも表示態様は変化させることができ、例えば、第1保留アイコンh21になったときに先読み結果に基づいて表示態様を変化させてもよい。さらに、図60(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
図60(l)では、アイコンの移動アニメーションが終了しており、変動アイコン表示領域280には5%の表示がなされた丸形の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には5%の表示がなされた第1保留アイコンh21が表示されている。図60(i)のタイミングで2回目に表示し損ねた保留アイコンである第2保留アイコンh22は依然としてデフォルトの表示態様のままであり、変動アイコンh0になるまでデフォルトの表示態様のままである。スピーカ120からは変化音が出力されている。
なお、演出モードCで大当りして大当り遊技後に、再び、演出モードCでRUSH状態を再開する場合、大当り遊技前に表示されていた、大当りの信頼度の%表示の数値については再抽選して新たな数値を表示する。この場合であっても、表示し損ねた保留アイコン以降の保留アイコンについては大当りの信頼度の%表示を表示しないようにする。
また、保留数の表示には、主制御部300が行う特図2保留ランプ220等によるランプ表示と、第1副制御部400が行う装飾図柄表示装置208の保留アイコン表示および第4図柄表示領域284の保留数報知領域における数値表示とがあるが、第1副制御部400が行うランプ表示を設けてもよい。第1副制御部400が行うランプ表示でも、入賞時コマンドの受信を失敗した後、第1副制御部400が現在の正しい保留数がわかった場合に、保留数の数に応じて点灯するランプが、図57(e)や図58(e)や図60(e)では、1個点灯した状態から2個目と3個目が同時に点灯する。
また、図57(e)、図58(e)、図60(e)では、保留アイコンを1個表示している状態で、第1副制御部400が特図2の保留数が3であることを表す入賞時コマンドを受信した場合の例であったが、特図2の保留数が4であることを表す入賞時コマンドを受信した場合には、特図2の保留アイコン表示領域282では、第2保留アイコンh22と第3保留アイコンh23が増加アニメーションを伴わずに表示され、第4保留アイコンh24は増加アニメーションによって表示され、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2及び3を飛び越えて1から4に一気に更新表示される。また、保留アイコンを2個表示している状態で、第1副制御部400が特図2の保留数が4であることを表す入賞時コマンドを受信した場合には、特図2の保留アイコン表示領域282では、第3保留アイコンh23が増加アニメーションを伴わずに表示され、第4保留アイコンh24は増加アニメーションによって表示され、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、3を飛び越えて2から4に一気に更新表示される。また、これらの場合であっても、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンを、現在の正しい保留数がわかった時点で表示する態様は、これまで説明した態様と同じである。
なお、以上の説明における第1副制御部400は、第1副制御部400と第2副制御部500の機能を併せもった副制御部であってもよい。
以上の記載によれば、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加した場合に前記主制御手段から送信されてくる増加信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加信号を受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図57(b)~同図(c)、図58(b)~同図(c)、図60(b)~同図(c)]、
前記副制御手段は、前記増加信号を受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図57(b)、図58(b)、図60(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合[例えば、図57(e)、図58(e)、図60(e)]に、前記第一の表示領域では2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、遊技者に対して迅速に正確な保留数を知らせることが可能であると共に、表示領域により表示ぶりを変えることで異常があったことを知らせることもできる。
なお、ここにいう「前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合」とは、「前記副制御手段が前記保留数が2であることを表す増加信号を受信できずに該保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合」のことである(以下においても同じ。)
また、
『 前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合[例えば、図57(e)、図58(e)、図60(e)]に、前記第一の表示領域では前記2個目の保留アイコンは増加アニメーション[例えば、保留アイコンが所定の大きさに向けて徐々に大きくなってくるアニメーション]によらずに表示[例えば、最初から所定の大きさで表示]し、前記3個目の保留アイコンは該増加アニメーションによって表示する手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
本来既に表示されているべき保留アイコンは迅速に表示し、本来のタイミングで表示される保留アイコンに対しては前記増加アニメーションを行うことで、迅速に正確な保留数を知らせることが可能であると共に、遊技を盛り上げることもできる。
また、
『 前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する態様(以下、「示唆態様」という。)[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記演出手段は、前記第一の演出モードにおいて、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合に、前記2個目の保留アイコンは前記示唆態様では表示を開始させることがなく、前記3個目の保留アイコンも該示唆態様では表示を開始させることがない手段である[例えば、図60(e)~同図(f)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
正常に前記増加信号を受信できていない場合、前記保留アイコンを前記示唆態様で表示することがないようにし、誤った情報を与えてしまうことを防止する。
なお、前記演出手段は、前記示唆態様では表示しなかった前記2個目の保留アイコンが変動アイコンになった場合に、前記示唆態様で該変動アイコンを表示する手段であってもよい[例えば、図60(l)における変動アイコンh0]。さらには、前記演出手段は、前記2個目の保留アイコンが変動アイコンになった場合に、前記示唆態様では表示しなかった前記3個目の保留アイコンを前記示唆態様で表示する手段であってもよい[例えば、図60(l)における第1保留アイコンh21]。
また、前記演出手段は、前記第一の演出モードにおいて、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合に、前記2個目の保留アイコン[例えば、図58(e)における第2保留アイコンh22]は前記示唆態様では表示せず、前記3個目の保留アイコンは該示唆態様で表示する手段であってもよい[例えば、図58(e)~同図(f)における第3保留アイコンh23]。
また、前記示唆態様では表示しないとは、デフォルトの表示態様で表示することであってもよい。前記デフォルトの表示態様は、遊技者が有利になる可能性が示されていない表示態様であり、電断復電した場合に復電後に表示される表示態様[例えば、図59(d)、同図(D)あるいは同図(エ)に示す第1保留アイコンh21の表示態様]であってもよい。
また、前記演出手段は、前記第一の演出モードにおいて、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合に、前記2個目の保留アイコンは前記示唆態様のデフォルトの表示態様[例えば、前記可能性が最も低いことを示唆する表示態様]で表示する手段であってもよい[例えば、図57(e)における第2保留アイコンh22は大当り信頼度が8%を表す通常色の表示態様で表示されている]。
また、
『 前記示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度が直接的に把握できることで、初心者にも分かり易い演出となり、遊技の興趣が向上する。また、注目するべき変動表示のタイミングが分かり易くなる。
図61は、演出モードの変形例を説明するための図である。
変形例では、いずれの遊技状態であっても複数の演出モードの中から、遊技者が図30に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンと下ボタンを操作することで、一の演出モードを選択し、選択した一の演出モードを設定することが可能である。例えば、デモ中であっても、遊技中であっても、演出モードの選択および設定は可能である。
図61(a)は、選択可能な演出モードを示す表である。
この変形例では、演出モードには4種類の演出モードが用意されている。演出モードAは、通常モードであって、遊技者がモードの設定操作を行っていないデフォルトの演出モードである。演出モードBは、プレミアムアップモードであって、プレミア演出の実行頻度が演出モードAよりも高くなる演出モードである。演出モードCは、先報知モードであって、先読み演出の一種である先報知演出が実行可能となる演出モードである。演出モードDは、先読みチャンスモードであって、先読み演出の信頼度(期待度)が高くなる演出モードである。
先報知演出以外の先読み演出としては、先読み結果に応じて、入賞時や保留アイコンのシフト時などで保留アイコンの表示態様を変化させ期待度を示唆する保留変化演出の他、予告対象となる図柄変動表示よりも前の装飾図柄の変動表示でチャンス目を停止表示する演出や、予告対象となる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示で可動役物が所定の動作を行う演出等があげられる。また、先読み演出とは別に、変動アイコンの表示態様を変化させ現在行われている図柄変動表示の予告を行う場合もある。
プレミア演出や保留変化演出は、通常モードでも実行され得る演出であるが、先報知演出は、通常モードでは実行され得ない演出である。すなわち、先報知モードである演出モードCは、その他の演出モードでは実行し得ない先報知演出が実行されるようになるモードである。また、詳しくは後述するように、先報知モードでは、ガセ演出の実行確率が低下する。例えば、ハズレで保留変化演出が発生しにくくなってもよいし、ハズレで期待度の高いリーチ演出が実行されにくくなってもよい。
保留変化演出では、実行が規制される場合がある。例えば、SPリーチやSPSPリーチや全回転リーチ等の期待度の高いリーチ中に保留が発生した場合には、その発生した保留を表す保留アイコンの表示態様を変化させなかったり、保留アイコンそのものを表示させなかったりする。また、先行の保留に期待度の高い保留がある状態や、変動アイコンが期待度の高い表示態様で表示されている状態で保留が発生した場合にも、その発生した保留を表す保留アイコンの表示態様を変化させない。ここにいう期待度の高いとは、必ずしも当りや大当りとは限らず、例えば、50%を超える期待度のことをいう。また、表示態様は期待度が低目の表示態様であっても先読み結果や当否判定結果が当りや大当りである場合も期待度が高いことになる。さらには、第1副制御部400が主制御部300からのコマンドを取りこぼし、その結果、第1副制御部400が先読み結果を未判定である先行の保留がある状態で保留が発生した場合にも、その発生した保留を表す保留アイコンの表示態様を変化させない。
なお、先読みチャンスモードである演出モードDの対象となる先読み演出は、保留変化演出のみであってもよいし、先読みチャンスモードで実行し得る全ての先読み演出であってもよいし、先読みチャンスモードで実行し得る複数種類の先読み演出のうちいずれか一種類の先読み演出であってもよいし、複数種類の先読み演出であってもよい。
図61(b)は、演出モードA又は演出モードBにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様と当り信頼度を示す表である。
通常色は白色であり、この通常色の表示態様が、演出モードAおよび演出モードBそれぞれのデフォルトの表示態様になる。当りの信頼度は8%である。なお、演出モードの説明で当りの信頼度というときには、特図であれば大当りの信頼度の他、小当りの信頼度も含まれる。小当りでも特定領域234vを通過させると大当りに昇格するからである。ただし、小当りの信頼度は含めないようにしてもよい。また、虹色は、当り確定(当り信頼度100%)である。その他の表示態様としては、当り信頼度が15%の緑色、当り信頼度が30%の赤色、当り信頼度が50%の金色がある。
図61(c)は、演出モードC又は演出モードDにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様と大当り信頼度を示す表である。
演出モードA及びBと、表示態様の種類に変更はないが、通常色と虹色以外の表示態様では当りの信頼度が高くなっている。演出モードDは、そもそも当り信頼度を高めるモードであり、保留変化演出の発生確率が低下し、保留変化演出が発生すると、通常モードよりも期待度が高くなるモードである。また、先報知モードである演出モードCに設定しても、同じである。演出モードCは、先報知演出以外の予告演出におけるガゼ演出の実行頻度が低下するモードであり、保留アイコンおよび変動アイコンの表示態様を用いた予告演出でも当りの信頼度が向上している。なお、通常色の表示態様は、当り信頼度を0%にして予告演出の対象外にしてもよいが、通常色でも非常に稀に特図大当りや普図当りすることがあるようにして遊技の興趣を高めている。
次に、演出モードCで実行可能になる先報知演出について詳述する。この先報知演出は、入賞時(保留発生時)に実行される演出であり、第1先報知演出と第2先報知演出との二つの種別がある。先読みの結果、期待度が高い(当りや大当り、あるいは変動時間が長いときなど)場合には、第2先報知演出が実行されやすく、この第2先報知演出では、入賞時に、発光手段(例えば、ボタンランプ136、左枠ランプ122Lや右枠ランプ122R、上部枠ランプ122U等)が特定色(ここはで赤色)に発光し、音出力手段(例えば、スピーカ120)から特定音が出力される。一方、第1先報知演出では、入賞時に、発光手段が通常色で発光(ここでは白発光)し、音出力手段から特定音は出力されない。第2先報知演出は、当りや大当りを示唆する先報知演出ともいえ、第1先報知演出は、ハズレを示唆する先報知演出ともいえるが、詳しくは後述するように、第2先報知演出であってもガゼ演出の場合もあるし、第1先報知演出であっても当たりの場合もある。
ただし、先行する保留に当りがあるときや現在行われている変動で当る場合であって、遊技球が入賞して先読み判定の結果が「当り」であると判定された場合では、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)は実行されない。一方、これらの場合であっても、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)は実行可能である。また、先行する保留に当りがあるときや現在行われている変動で当る場合であっても、その後の入賞に対する先読み判定の結果が「ハズレ」であると判定された場合では、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)を実行可能である。この場合の第2先報知演出はガゼ演出になる。また、先行する保留の入賞時(発生時)にガセ演出の第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が実行された場合では、後続の保留の入賞時(発生時)に、先読み判定の結果が「当り」か「ハズレ」かに関わらず、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)を実行可能である。
また、大当り遊技中や推奨される入賞口への入賞ではない場合(例えば、非時短遊技状態における特図2始動口232への入賞)には先報知演出は実行されない。なお、この場合であっても、第2先報知演出は実行されないが第1先報知演出は実行するようにしてもよい。
また、保留変化演出の実行が規制されるSPリーチやSPSPリーチ等の期待度の高いリーチ中や先行の保留に期待度の高い保留がある状態や、変動アイコンが期待度の高い表示態様で表示されている状態(これらの状態はいずれもガセ演出が行われている状態である)、第1副制御部400が主制御部300からのコマンドを取りこぼし、その結果、第1副制御部400が先読み結果を未判定である先行の保留がある状態であっても先報知演出の実行は規制されない。
図61(d)は、先報知演出の判定テーブルを示す図である。
図61(d)に示す判定テーブルは第1副制御部400のROM406に記憶されており、普図始動口228への入賞を表す入賞コマンドや特図2始動口232への入賞を表す入賞コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信されてくると、第1副制御部400のCPU402は、先報知演出の種別について図61(d)に示す判定テーブルに基づく抽選処理を行う。
普図の当りについての先報知演出は、演出モードCに設定し、遊技状態が非時短遊技状態に限って行われる。装飾図柄表示装置208において行われる普図の装飾図柄の変動表示ではリーチ演出も行われ、普図の先報知演出は、今回得られた保留が消化されて実行される図柄変動で実行予定の装飾図柄の変動パターンと対応付けられている。実行予定の装飾図柄の変動パターンが、通常変動、短縮変動、ノーマルリーチのいずれかの場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が100%の確率で選択される。なお、通常変動、短縮変動、ノーマルリーチの場合には、当たることはなく、必ずハズレになるが、当たる場合があってもよい。一方、SPリーチが行われるハズレの場合には、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が40%の確率で選択され、第1先報知演出が残り60%の確率で選択される。SPSPリーチが行われるハズレの場合には、第2先報知演出が100%の確率で選択され、100%のガゼ演出になる。
SPリーチ当りの場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が40%の確率で選択され、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が残り60%の確率で出力される。SPSPリーチ当りの場合には、第1先報知演出が10%の確率で選択され、第2先報知演出が残り90%の確率で選択される。入賞時に発光手段が白発光し、その保留が消化された図柄変動表示でSPSPリーチが行われれば、当り確定ということになる。全回転リーチ当りの場合には、入賞時に、100%の確率で、発光手段が赤発光し特定音が出力される。したがって、先報知演出ではわからないが、全回転リーチが行われれば当り確定になる。
特図の大当りについての先報知演出は、演出モードCに設定し、遊技状態が時短遊技状態に限って行われる。時短遊技状態において先読み結果がハズレであった場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が100%の確率で実行され、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)は実行されない。一方、時短遊技状態において先読み結果が大当りであった場合には、第1先報知演出は実行されずに第2先報知演出が100%実行される。したがって、時短遊技状態で特図2始動口232に入賞し先報知演出が実行された場合に、白発光であったり特定音が出力されなければハズレ確定であり、赤発光であったり特定音が出力されれば大当り確定である。なお、以上の説明では、白発光か赤発光であったが、虹発光等があってもよい。この場合には、赤発光であれば何れかの大当りを示唆し、虹発光等であれば3000発大当りや遊技者に最も有利な大当りを示唆するようにしてもよい。
また、時短遊技状態で特図2始動口232に入賞し先報知演出が実行された場合に、白発光であったり特定音が出力されなければハズレ確定であり、赤発光であったり特定音が出力されれば大当り確定であるようにしたが、白発光であっても低確率で当りとなるようにしてもよい。そのようにする場合でも、赤発光では、大当りが確定するようにすることが好ましい。
以上のように、演出モードCに設定されているときは、遊技球の入賞時(保留発生時)に第1先報知演出または第2先報知演出の何れかが実行されるようになっている。
上述したように、先行する保留に当りがあるときや現在行われている変動で当る場合であって、遊技球が入賞して先読み判定の結果が「当り」であると判定された場合では、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)の実行が規制されるが、先行する保留に基づく大当り遊技後や普通電動役物の作動後、あるいは現在行われている変動に基づく大当り遊技後や普通電動役物の作動後に、第1副制御部400は、先読み結果を記憶している場合には、入賞時に規制された先報知演出の抽選処理を行ってもよい。あるいは、大当り遊技後や普通電動役物の作動後に、第1副制御部400に先読み結果が再び送られてきた場合にも、先報知演出の抽選処理を行ってもよい。この抽選処理のタイミングは、大当り遊技の終了期間や普通電動役物の閉鎖時間や当り終了時間であってもよいし、大当り遊技後や普通電動役物の作動後の最初の図柄変動開始のタイミングであってもよいし、その最初の図柄変動が停止したタイミングであってもよいし、その次の図柄変動開始のタイミングであってもよい。図44を用いて説明した遊技状態の遷移が行われるパチンコ機では、図44に示す(5)10R大当りの大当り遊技を終了してから(9)RUSH状態の最初の特図2の図柄変動が開始するまでの或るタイミング(例えば、10R大当り遊技終了後の最初の特図2の図柄変動の開始時や停止時あるいは次の特図2の図柄変動の開始時や停止時)で、入賞時に規制された先報知演出の抽選処理を行ってもよい。大当り遊技の間に特図2の保留が貯まりやすく、10R大当り遊技が終了すると、すぐに特図2の図柄変動が開始され、非時短遊技状態に移行してしまうが、特図2の図柄変動の開始時にはa2時短遊技状態であるため、図38(c)に示す特図Eの時短図柄に当選しやすくRUSH状態(c時短遊技状態)が開始されることから、このRUSH状態が開始する前に、入賞時に規制された先報知演出の抽選処理を行う。
図62は、保留変化演出と先報知演出が実行される二つの例を段階的に示す図である。この図62に示す例は、c時短遊技状態であって特図2始動口232に入賞しやすい状態であり、特図2の図柄変動を中心に遊技が進められる。
図62に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dの中央に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示されている。さらに、上部にはRUSH TIMEとしてc時短遊技状態(RUSH状態)を開始してからの経過時間(図62(a)では0.01秒)が表示されている。また、左下にはc時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数(図62(a)では143回)も表示されている。また、特図2が変動中であることを報知するミニ図柄MINも表示され、第4図柄表示領域284と、獲得賞球数表示TALと、小さな右打ち表示U5も表示されている。第4図柄表示領域284では、一番下の領域が特図2の表示領域になり、その左側が特図2の保留数を表し、その右側が特図2の図柄変動中報知領域になる。さらに、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数の下には、演出モード選択表示DMSが表示されており、図62に示す例では、先報知モードである演出モードCが設定されていることが報知されている。
また、図62の各図には、音出力手段であるスピーカ120と、発光手段であるボタンランプ138が図示されている。
図62(a)では、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cそれぞれでは、特図2の図柄変動に応じた装飾図柄の図柄変動が行われている。また、第4図柄表示領域284の特図2の表示領域では、「-」の図柄の点滅表示が開始され、特図2の変動表示が行われていることが報知される。また、変動アイコン表示領域280には、緑色の変動アイコンh0が表示されている。なお、スピーカ120は無音の状態であり、ボタンランプ138は消灯している。
図62(b)に示す装飾図柄表示装置208では、SPSPリーチ演出が開始されている。続く図62(c)では、SPSPリーチ演出が続く中、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留が1つ貯まる。以下、1つ目の保留を第1保留と称する。この第1保留は先読み結果が大当りである。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が1になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第1保留を表す第1保留アイコンh21が表示される。ただし、SPSPリーチ演出といった大当りの期待度が高いリーチ演出が実行中のため、保留変化演出の実行が規制され、第1保留アイコンh21の表示態様は通常色である白色の表示態様である。一方、現在行われている図柄変動表示は、SPSPリーチ演出といった大当りの期待度が高いリーチ演出が実行されていても、先報知演出の実行は規制されず、図61(d)に示す判定テーブルに基づく抽選の結果、第2先報知演出が選択されたことから第2先報知演出が実行されている。すなわち、特図2始動口232への入賞(特図2の保留増加)に合わせて、図62(c)に示すスピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力され、ボタンランプ138は赤色に発光している。今回獲得した保留(第1保留)が期待できるものであるとわかり、遊技の興趣が大きく向上する。
その後、SPSPリーチ演出が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合わせ(「装飾4-装飾5-装飾4」)が停止表示され、確定停止の後、特図2の第1保留が消化される。図62(d)では、特図2の第1保留が消化され、白色の第1保留アイコンh21が変動アイコン表示領域280にシフトし、赤色の変動アイコンh0に変化している。すなわち、シフト時に保留変化演出が実行されており、スピーカ120からは、赤色への変化音である「ピッ」という演出音が出力されている。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、装飾図柄の変動表示の開始では、各装飾図柄が一瞬だけ逆方向に振れてから順方向への回転が開始される。
図62(e)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留が1つ貯まる。ここでの第1保留も先読み結果が大当りである。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が1になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第1保留を表す第1保留アイコンh21が表示される。ただし、変動アイコンh0が赤色の表示態様であり、演出モードCであることから大当りの期待度は60%と高く、保留変化演出の実行が規制され、第1保留アイコンh21の表示態様は通常色である白色の表示態様である。また、現在行われている図柄変動表示が大当りであって、第1保留も大当りであることから、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)の実行も規制され、第1先報知演出が実行されている。すなわち、特図2始動口232への入賞(特図2の保留増加)に合わせて、図62(c)に示すボタンランプ138は白色に発光し、スピーカ120からの音出力は行われていない。
続いて、もう一つの例について説明する。図62(A)では、c時短遊技状態での遊技が進み、c時短遊技状態(RUSH状態)を開始してから8分9.71秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの残り回数が43回となっている。この図62(A)でも、演出モードCに設定されており、特図2の装飾図柄の変動表示が行われている。変動アイコンh0は、通常色の表示態様であり、特図2の保留数は0である。
続く図62(B)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留が1つ貯まる。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が1になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第1保留を表す緑色の表示態様の第1保留アイコンh21が表示される。第1保留アイコンh21の表示態様は緑色で信頼度は30%であるが、この第1保留は先読み結果が大当りであり、大当りを示唆する第2先報知演出が実行されている。すなわち、特図2始動口232への入賞(特図2の保留増加)に合わせて、図62(B)に示すスピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力され、ボタンランプ138は赤色に発光している。今回獲得した保留(第1保留)が期待できるものであるとわかり、遊技の興趣が大きく向上する。
図62(C)では、特図2始動口232にもう1球入賞があり、特図2の保留として2つ目の保留が貯まる。以下、2つ目の保留を第2保留と称する。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が2になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第2保留を表す通常色の第2保留アイコンh22が表示される。この第2保留は先読み結果はハズレであり、図61(d)に示す判定テーブルに基づく抽選の結果、第1先報知演出が選択され、第1先報知演出が実行されている。すなわち、図62(C)に示すボタンランプ138は白色に発光し、スピーカ120からの音出力は行われていない。
図62(D)では、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、特図2の保留として3つ目の保留が貯まる。以下、3つ目の保留を第3保留と称する。この第3保留も先読み結果も大当りである。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が3になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第3保留を表す第3保留アイコンh23が表示される。ただし、第1保留の先読み結果が大当りであることから、保留変化演出の実行は規制され、第3保留アイコンh23は通常色の表示態様で表示されている。また、第1保留の先読み結果が大当りであって第3保留の先読み結果も大当りであることから、第2先報知演出も規制され、第1先報知演出が実行され、ボタンランプ138は白色に発光し、スピーカ120からの音出力は行われていない。また、図62(D)では、特図2の装飾図柄の変動表示で、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の揺れ表示が行われている。
やがて、揺れ表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合わせ(「装飾5-装飾4-装飾7」)が確定停止された後、特図2の第1保留が消化される。図62(E)では、特図2の第1保留が消化され、緑色の第1保留アイコンh21が変動アイコン表示領域280にシフトし、金色の変動アイコンh0に変化している。すなわち、シフト時に保留変化演出が実行されており、スピーカ120からは、金色への変化音である「ピロン」という演出音が出力されている。また、入賞時に第2先報知演出の実行が規制された第3保留を表す第3保留アイコンは、第2保留アイコンh22になっている。また、図62(E)では、装飾図柄の変動表示が開始されている。
続く図62(F)に示す装飾図柄表示装置208では、SPSPリーチ演出が行われており、同図(G)では、大当りを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾7」-「装飾7」-「装飾7」)が確定停止されている。
図62(H)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の開始演出が実行されており、この後、大当り遊技が行われ、続く図62(I)では、大当り遊技の終了演出が行われている。大当り遊技の終了演出が開始されると、第1副制御部400では、図62(D)の入賞時に実行が規制された第3保留(この時点では第2保留)の第2先報知演出についての抽選処理が実行され、図62(I)に示すボタンランプ138は赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が出力されている。また、図62(D)の入賞時に実行が規制された第3保留(この時点では第2保留)の保留変化演出についても表示態様の抽選処理が行われる。
図62(I)では、大当り終了時において、保留発生時に実行が規制されていた先報知演出についての抽選処理が実行される例を示したが、規制されていた先報知演出についての抽選処理が実行されるタイミングはこのタイミングに限られず、図62(I’)のタイミングでもよい。
具体的には、図62(I’)に示す通り、大当り終了後の最初の図柄変動の開始タイミングで先報知演出についての抽選処理が実行された結果、第2先報知演出が選択され図62(I’)に示すボタンランプ138も赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が出力されている。また、図62(D)の入賞時に実行が規制された第3保留は、この時点では第1保留であり、この第1保留の保留アイコンの表示態様の抽選処理も行われ、図62(I’)における特図2の保留アイコン表示領域282には、緑色の表示態様の第1保留アイコンh21が表示されている。
なお、規制されていた先報知演出についての抽選処理が実行されるタイミングは、大当りの終了時でもよいし、大当り後の最初の(1回転目の)変動の開始時でもよいし、大当り後の最初の(1回転目の)変動の停止時でもよいし、2回転目の変動の開始時でもよいし、大当り後のc時短遊技状態における最初の変動の開始時でもよい。
本実施形態のパチンコ機100は、通常時に普図変動させるスペックであり、当りの普図保留が複数ある場合に、一つ目の普図当りに基づく特図大当り遊技の実行後に、普電作動ゲート契機によって普通電動役物(電チュー)がロング作動する、いわゆる入賞容易な時短遊技状態(a2時短遊技状態)であれば、普電作動ゲート228gを通過させてさらに特図の大当りを獲得することができる。しかしながら、遊技球が普電作動ゲート228gを通過する前に、残りの当りの普図保留が消化され普通電動役物が作動し大当り遊技が開始されてしまうと、普電作動ゲート契機による特図の大当りを得られなくてなってしまう現象が生じる。このような場合に、当りの普図保留が発生する度に先報知演出を実行していると、上記現象に遊技者が気付きやすくなってしまい、遊技者は損をした気分になり遊技意欲の減衰につながる。よって、このような場面では、保留変化演出に加えて先報知演出の実行も規制することで、遊技意欲の減衰を防止することができる。
また、特定領域(V領域)を通過させることで、大当りを発生させたり確変に移行するか否かを決定するような機種の場合、確変中では、大当りであっても、その後、V領域を通過させられずに通常状態に移行してしまうと、大当りではなくなってしまう場合がある。このような場合に、先報知演出を実行していた場合、誤った情報を与えてしまうことになる。または過度に期待感を煽ってしまうことになる。これらのことを防止するために、保留変化演出に加えて先報知演出の実行も規制することは有効である。
以上の記載では、
『 複数種類の先読み演出を実行可能な遊技台であって、
複数種類の演出モード[例えば、図61(a)に示す演出モードA~D]の中から何れかの演出モードを遊技者の操作によって設定可能に構成され、
前記複数種類の演出モードには、第一の演出モード[例えば、演出モードA(通常モード)]と、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]とがあり、
前記複数種類の先読み演出には、第一の先読み演出[例えば、保留変化演出]と、第二の先読み演出[例えば、第2先報知演出]とがあり、
前記第一の先読み演出[例えば、保留変化演出]は、前記第一の演出モードで実行可能な先読み演出であって前記第二の演出モードでも実行可能な先読み演出[例えば、図62に示す例]であり、
前記第二の先読み演出[例えば、第2先報知演出]は、前記第一の演出モードでは実行不可能な先読み演出であるが前記第二の演出モードでは実行可能な先読み演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、任意に実行有無を設定できる先読み演出を設けることで、多種多様な遊技者に好まれる遊技台を提供することができる。
また、
『 前記第一の先読み演出は、図柄変動表示中の第一の期間では新たに実行開始することが不可能な先読み演出であり[例えば、図62(c)]、
前記第二の先読み演出は、前記第一の期間であっても新たに実行開始することが可能な先読み演出であり[例えば、図62(c)]、
前記第一の期間は、所定のリーチ演出[例えば、SPリーチやSPSPリーチや全回転リーチ等の期待度の高いリーチ演出]を実行している或る期間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、何れの演出モードでも実行され得る前記第一の先読み演出については、当りや大当りを期待することができる前記所定のリーチ演出を実行している場面では、実行しないようにすることで、該所定のリーチ演出に集中できるようにして遊技を盛り上げることができる。また、前記第二の先読み演出は、遊技者の操作によって前記第二の演出モードに設定されることで初めて実行可能になる先読み演出であり、遊技者が自ら実行されることを積極的に望んでいる先読み演出であるといえる。この第二の先読み演出については、前記所定のリーチ演出を実行している場面であっても実行可能とすることで、該第二の先読み演出を望んでいる遊技者に好まれる遊技台を提供することができる。
また、
『 図柄変動表示中に当りとなる保留[例えば、図62(D)における第3保留]が発生した場合に該保留についての前記第一の先読み演出[例えば、保留変化演出]は所定条件が成立していると実行不可能であり、
図柄変動表示中に当りとなる保留[例えば、図62(D)における第3保留]が発生した場合に該保留についての前記第二の先読み演出[例えば、第2先報知演出]も前記所定条件が成立していると実行不可能であり、
前記所定条件は、前記保留よりも前に当りとなる保留[例えば、第1保留]が記憶されていることである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
2個目以降の当りによって遊技者は損をした気分になる場合があったり、保留発生当時は当りであっても状況の変化により保留消化時には当りでなくなってしまったりする場合もある。これらの場合があることから、前記所定条件が成立していると、前記第一の先読み演出に加えて前記第二の先読み演出の実行も規制することは、有効である。
続いて、図30~図62を用いて説明した遊技台の第2実施形態について説明する。以下の説明では、図30~図62を用いて説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、図30~図62に示した符号と同じ符号を付して説明する。また、第2実施形態に特有な点を中心に説明し、これまでの説明と重複する説明は省略する場合がある。
第2実施形態では、c時短遊技状態はなく、電チューに入賞困難なa1時短遊技状態と、電チューに入賞容易なa2時短遊技状態とが用意されている。また、図33(a)に示す普図作動ゲート228gを通過すると普図抽選なしに必ず電チューが開放(シャッター部材2311が進出)する。
図63(a)は、第2実施形態における普図の当否判定テーブルを示す図であり、図40-2(a)の代わりとなる。
第2実施形態では、普図抽選の当否判定において、乱数範囲0~65535のうち0~327の数値を抽出した場合、すなわち約1/199.808の確率で当りが選択される。これは、いずれの遊技状態においても同様とされている。図40-2(a)に示す当否判定テーブルよりも当りの確率が高くなっている。なお、遊技状態により、当りとなる確率を変更するようにしてもよい。本実施形態では、当りとなると、特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間進出し、特図1始動口231へ遊技球が進入しやすい状態となる。
図63(b)は、第2実施形態における特図の当否判定テーブルを示す図であり、図38(a)の代わりとなる。
第2実施形態では、特図の大当りはなくなり、小当り経由の大当りのみになる。また、特図1では、必ず小当りに当選し(1/1.000)、はずれることはない。一方、特図2の抽選では、乱数範囲0~65535のうち0~660の数値を抽出した場合、すなわち約1/99.147の確率で小当りが選択され、残りの数値(661~65535)は、はずれになる。
図63(c)は、第2実施形態の非時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルを示す図であり、図39(a)の代わりとなる。
上述の如く、特図1では必ず小当りに当選する。非時短遊技状態(通常状態)では、特図1では、20/100の確率で特図aが選択され、残り80/100の確率で特図bが選択される。非時短遊技状態で特図aが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する。括弧書で記された数字は時短回数であり(以降も同じ)、a1時短遊技状態は、特図1の図柄変動表示が10000回開始されるか、特図2の図柄変動表示が10000回開始されるまで継続し、それまでに小当りに当選しなかった場合には、遊技状態は非時短遊技状態(通常遊技状態)に戻る。また、非時短遊技状態で特図bが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなるが、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態のままとなる。
非時短遊技状態において特図2で小当りに当選した場合には、50/100の確率で特図cが選択され、50/100の確率で特図dが選択される。非時短遊技状態で特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなるが、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態のままとなる。非時短遊技状態で特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に2R大当りとなるが、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態のままとなる。
なお、いずれの小当り図柄の場合でも、特図は低確率状態のままである。
図63(d)は、第2実施形態の時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルを示す図であり、図39(b)の代わりとなる。なお、上述のごとく、第2実施形態では、c時短遊技状態がないため、時短遊技状態はa時短遊技状態になる。
特図1では必ず小当りに当選することから、時短遊技状態では、特図1では、20/100の確率で特図aが選択され、残り80/100の確率で特図bが選択される。時短遊技状態では、特図aであっても特図bであっても、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後にはa1時短遊技状態に移行し、このa1時短遊技状態が、特図1の図柄変動表示であれば1回開始されるか、特図2の図柄変動表示であれば180回開始されるまで継続する。すなわち、時短遊技状態では、特図1では、特図aと特図bとで変わりはない。
非時短遊技状態において特図2で小当りに当選した場合には、50/100の確率で特図cが選択され、50/100の確率で特図dが選択される。非時短遊技状態で特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後にはa2時短遊技状態に移行し、このa2時短遊技状態が、特図1の図柄変動表示であれば5回開始されるか、特図2の図柄変動表示であれば2回開始されるまで継続する。一方、非時短遊技状態で特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に2R大当りとなり、大当り遊技の終了後にはa1時短遊技状態に移行し、このa1時短遊技状態が、特図1の図柄変動表示であれば1回開始されるか、特図2の図柄変動表示であれば180回開始されるまで継続する。
なお、いずれの小当り図柄の場合でも、特図は低確率状態のままである。
図64(a)は、第2実施形態の各種遊技状態における普電作動ゲート契機の作動時間判定テーブルを示す図であり、図41-1(b)の代わりになる。
いずれの遊技状態であっても、シャッタ部材2311の開放回数(作動回数)は1回であるが、複数回の進出と退出とを繰り返す動作を行うようにしてもよい。
非時短遊技状態では、開放時間は44msになり、a1時短遊技状態でも、開放時間は44msになる。すなわち、非時短遊技状態とa1時短遊技状態で開放時間に変わりはない。一方、a2時短遊技状態では、開放時間は、延長開放時間の5800msになる。この結果、非時短遊技状態、a1時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過しても、特図1始動口231に遊技球を入賞させることは困難であるが、a2時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過すると、特図1始動口231に遊技球を入賞させることが容易であると言える。
なお、シャッタ部材2311の閉鎖時間は、いずれの遊技状態においても共通の56msである。
図64(b)は、第2実施形態において、特図1及び特図2が同時変動している状態における特図1及び特図2の取扱いを示す図であり、図41-1(d)の代わりになる。
図64(b)における斜線は、そもそもあり得ない組み合わせを表す。上述のごとく、特図1には、小当りしかない。また、特図2が小当り変動中に特図1に入賞すると、特図1では小当りは選ばれずはずれになり、特図1が小当り変動中に特図2に入賞すると、特図2では小当りは選ばれずはずれになる。したがって、特図1と特図2が同時に小当りになることはあり得ない。また、横線のバー表示は特殊な制御を実行しないことを表す。
図64(b)に示すように、特図1及び特図2の両方が変動表示中に特図1が小当りで停止表示した場合は、変動表示中の特図2の表示結果が破棄され、はずれ図柄で停止表示される。a2時短遊技状態では、特図1の変動時間が極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1の変動時間よりも長い変動時間(例えば、5.0秒)の特図2の表示結果は破棄されることになる。
一方、特図1及び特図2が同時変動している状態で特図2に小当り図柄が停止表示されると、変動表示中の特図1の変動表示は中断される。そして、特図2における小当り経由の大当り遊技の終了後に、特図1の変動表示が再開される。
次に、第2実施形態の遊技台における遊技の流れについて説明する。図65は、第2実施形態の遊技台における遊技の流れを示す図である。ここでの説明では、通常の遊技の流れを説明し、イレギュラーな流れについては説明しない場合がある。
先ず最初の遊技状態は、(11)通常遊技状態、すなわち、非時短状態である。この遊技状態は、左打ちが推奨される遊技状態で、普図始動口228への遊技球の入賞により、普図の変動表示を行うことを中心としたゲーム性となっている。
そして、普図の変動表示の結果、当り(普図A)が表示されると(a)、(12)普図当り遊技が実行され、図33に示す、特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間(例えば、5000ms)進出する。
普図当り遊技において、特図1始動口231へ遊技球が入賞すると(b)、特図1の変動表示が開始され、第2実施形態では小当り図柄(特図a又は特図b)が必ず表示されることになる。小当り図柄が表示されると、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると大当りとなり、(13)10Rの大当り遊技が開始される。
初回の10Rの大当り遊技が終了すると、小当り図柄により2つのルートのいずれかに移行する。特図bの小当り図柄であった場合には、10Rの大当り遊技が終了しても時短遊技状態に移行せず、通常遊技状態のままである(c)。一方、特図aの小当り図柄であった場合には、10Rの大当り遊技が終了すると、(14)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行する(d)。このa1時短遊技状態では、上述のごとく、普図作動ゲート228gを遊技球が通過してもシャッタ部材2311がショート開放(44ms)しかしないため、特図1始動口231には入賞困難であり、普図作動ゲート228gの下流に配置された特図2始動口232に入賞して特図2の図柄変動表示を中心としたゲーム性になる。また、通常遊技状態(非時短遊技状態)からa1時短遊技状態に移行した場合には、初回RUSH状態になり、(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)は、特図1の図柄変動表示が10000回開始されるか特図2の図柄変動表示が10000回開始されるまで継続する(ST10000回)。
(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、特図dの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(e)、(15)2Rの大当り遊技が開始される。2Rの大当り遊技が終了すると、(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行する(f)。ここでの(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)は、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が180回開始されるまで継続するが、シャッタ部材2311がショート開放(44ms)であるため特図1始動口231に入賞困難であり、特図2の図柄変動表示を中心としたゲーム性になる(ST180回)。(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、再び、特図dの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(g)、(15)2Rの大当り遊技が開始される。2Rの大当り遊技が終了すると、(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に再び移行することになる(f)。
(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、特図cの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(h)、(17)10Rの大当り遊技が開始される。この10Rの大当り遊技が終了すると、(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行する(i)。ここでの(18)a2時短遊技状態は、特図1の図柄変動表示が5回開始されるか特図2の図柄変動表示が2回開始されるまで継続するが、普図作動ゲート228gを遊技球が通過するとシャッタ部材2311がロング開放(5800ms)するため特図1始動口231に入賞容易である。また、普図作動ゲート228gの下流に配置された特図2始動口232に入賞して特図2の図柄変動表示が開始されても、図64(b)を用いて説明したように、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図1の図柄変動表示を中心としたゲーム性になる。(18)a2時短遊技状態において特図1の当否判定の結果が、特図aの小当りに当選した場合であっても特図bの小当りに当選した場合であっても、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(j)、(19)10Rの大当り遊技が開始される。この10Rの大当り遊技が終了すると、特図aの場合であっても特図bの場合であっても、(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行する(k)。
(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、特図cの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(l)、(17)10Rの大当り遊技が開始される。ここでの10Rの大当り遊技が終了すると、(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行することになる(i)。
(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において、特図2の図柄変動表示が180回開始されても小当りに当選しなかった場合(RUSH状態終了条件が成立した場合)には、a1時短遊技状態から(11)通常遊技状態(非時短状態)に移行する。
なお、遊技状態の移行は、最終変動(例えば、特図2の180回目の図柄変動表示)において確定停止が開始されるタイミングで行われてもよいし、最終変動を終えて次の変動開始のタイミングで行われてもよい。
以上説明した第2実施形態に係る遊技の流れでは、通常遊技状態では普図の変動表示による遊技が中心になり、特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)では特図2の変動表示による遊技が中心になり、特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態では特図1の変動表示による遊技が中心になる。また、a2時短遊技状態では、特図1の変動時間が極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1では必ず小当りになることから、(17)10R大当り遊技が終了してから、(19)10R大当り遊技の契機となる小当り発生までの時間は極短時間である。10R大当り遊技では1500発の賞球を期待することができ、特図2による(17)10R大当り遊技と、特図1による(19)10R大当り遊技を合わせて3000発の賞球を期待することができる。以下の説明では、特図cの小当りに当選すると3000発確定と記す場合もあるが、本遊技台のゲーム性から見た場合のことであり、実際の遊技では取りこぼす場合もあり得る。さらに、a2時短遊技状態では、普図作動ゲート228gの下流に配置された特図2始動口232に入賞して特図2の図柄変動表示が開始されても、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになる。
第2実施形態では、大当り遊技中に、その後に大当りが続いて賞球が上乗せされる可能性があることを示唆する上乗せ演出が実行される。この上乗せ演出は、大当り遊技に関する先読み演出の一種であり、追加の先読み演出になる。
図65に示す遊技の流れでは、(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)あるいは(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)から始まって、1回目の(17)10R大当り遊技→(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態→2回目の(19)10R大当り遊技→(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)ときて、(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において、2R大当り遊技の契機になる小当りの特図dに当選せずに、10R大当り遊技の契機になる小当りの特図cに当選すれば、1回目の(17)10R大当り遊技に戻り、このループを1巡目として、以降、(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において、2R大当り遊技の契機になる小当りの特図dに当選しなければ、2巡目、3巡目・・・というように、このループが複数回繰り返されることになる。なお、(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2がはずれとなった場合には、はずれ変動も短時間に消化される。
図66は、第2実施形態における上乗せ演出判定処理の流れを示すフロチャートである。
図66に示す上乗せ演出判定処理は、第1副制御部400のCPU404によって実行される。第1副制御部400には、主制御部300から特図の図柄変動停止コマンドが送信されてくる。第1副制御部400のCPU404は、特図の図柄変動停止コマンドを受信すると、図66に示す上乗せ演出判定処理を開始する。なお、特図の図柄変動停止コマンドに代えて小当り遊技の開始コマンドあるいは大当り遊技の開始コマンドを受信すると、図66に示す上乗せ演出判定処理を開始するようにしてもよい。
ステップS601では、現在の遊技状態がRUSH状態か否かを判定する。図65に示す遊技の流れでは、図65に示す(14)a1時短遊技状態か(16)a1時短遊技状態であるか否かを判定し、この上乗せ演出判定処理は、2回目の(19)10R大当り遊技中に上乗せ演出を実行するか否かを決定する処理になる。
ステップS601の判定で、RUSH状態でなければ、この上乗せ演出判定処理は終了になり、上乗せ演出は実行されない。一方、RUSH状態であれば、ステップS602に進む。ステップS601でRUSH状態か否かを判定していることは、特図2の図柄変動表示を中心としてゲームが進行している状態か否かを判定していることになり、ステップS602では、特図の図柄変動停止コマンドで停止した特図2の停止図柄が特図cであるか否かを判定する。特図2の場合、2R大当りが実行され得る特図dが停止表示される場合があるが、ここでは、1500発の賞球を獲得可能な15R大当りが実行され得る特図cを対象にする。特図2の停止図柄が特図cでなければ、この上乗せ演出判定処理は終了になる。
特図2の停止図柄が特図cであった場合には、特図2の保留の先読み結果を判定する。第1副制御部400には、特図2の保留が発生すると、主制御部300から、発生した保留の先読み結果が送信され、第1副制御部400ではRAM408に先読み結果を記憶しておく。まず、第2保留の先読み結果が特図cであるか否かを判定する(ステップS603)。上述したように、図65に示す(18)a2時短遊技状態では、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図2の第1保留の表示結果は破棄される。このため、第1保留の先読み結果は判定せず、第2保留の先読み結果を判定する。
第2保留の先読み結果が特図cであった場合には、さらに、第4保留の先読み結果が特図cであるか否かも判定する(ステップS604)。第2保留が特図cであった場合には、2巡目における(18)a2時短遊技状態でも、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図2の第3保留の表示結果は破棄される。このため、第3保留の先読み結果も判定せず、第4保留の先読み結果を判定する。
第4保留の先読み結果が特図cであった場合には、第2保留分の3000発と第4保留分の3000発を合わせた6000発分の上乗せ演出に関する処理を実行し(ステップS605)、この上乗せ演出判定処理は終了になる。なお、3000発とは、特図2による(17)10R大当り遊技の獲得賞球分の1500発と、特図1による(19)10R大当り遊技の獲得賞球分の1500発を合わせた賞球数である(以降においても同じ)。このステップS605は、6000発分の上乗せ演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行うための処理であってもよいし、6000発分の上乗せ演出を必ず実行するとは限らず、ステップS605は、実行するか否かを抽選で決定する処理であってもよい。
第2保留の先読み結果が特図cでなかった場合には、第2保留の先読み結果が特図dであるか否かを判定する(ステップS606)。第2実施形態でも、1回目の(17)10R大当り遊技が終了してから2回目の(19)10R大当り遊技が開始されるまで、図48や図49を用いて説明したように10Rの大当り背景が継続して表示される。したがって、第2保留がはずれであっても、短時間に消化され、10Rの大当り背景は表示されたままである。しかしながら、第2保留が特図dであった場合には、小当り経由で2R大当り遊技が開始されるため、10Rの大当り背景に代えて2Rの大当り背景が表示される。また、2Rでは1500発の賞球を獲得することができない。これらの理由から、上乗せ演出は行わずにこの上乗せ演出判定処理は終了になる。一方、第2保留の先読み結果が特図dでなかった場合、すなわち、はずれであった場合には、第3保留の先読み結果が特図cであるか否かを判定する(ステップS607)。
なお、10Rの大当り背景と2Rの大当り背景は同じであってよい。この場合であっても2Rでは1500発の賞球を獲得することができないため、上乗せ演出は行わずにこの上乗せ演出判定処理は終了になる。ただし、2Rでも300発の賞球は獲得することができるので、この300発の上乗せ演出を行うようにしてもよい。
第3保留の先読み結果が特図cであった場合には、4巡目における(18)a2時短遊技状態でも、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図2の第4保留の表示結果は破棄される。このため、第4保留の先読み結果は判定せず、第3保留分の3000発分の上乗せ演出に関する処理を実行し(ステップS608)、この上乗せ演出判定処理は終了になる。このステップS608は、3000発分の上乗せ演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行うための処理であってもよいし、3000発分の上乗せ演出を必ず実行するとは限らず、ステップS608は、実行するか否かを抽選で決定する処理であってもよい。
第3保留の先読み結果が特図cでなかった場合には、第3保留の先読み結果が特図dであるか否かを判定し(ステップS609)、第3保留が特図dであった場合には、上述と同じ理由により、上乗せ演出は行わずにこの上乗せ演出判定処理は終了になる。一方、第3保留の先読み結果が特図dでなかった場合、すなわち、はずれであった場合には、第4保留の先読み結果が特図cであるか否かを判定する(ステップS610)。
第4保留の先読み結果が特図cであった場合には、第4保留分の3000発分の上乗せ演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行う処理を実行する(ステップS608)。一方、第4保留の先読み結果が特図cでなかった場合には、上乗せ煽り演出に関する処理を実行し(ステップS611)、この上乗せ演出判定処理は終了になる。上乗せ煽り演出とは、例えば、図49を用いて説明したボタン演出において、上乗せに失敗する演出のことである。ステップS611は、上乗せ煽り演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行うための処理であってもよいし、上乗せ煽り演出を必ず実行するとは限らず、ステップS611は、実行するか否かを抽選で決定する処理であってもよい。
以上説明した、ステップS605やステップS608で実行される上乗せ演出は、1巡目における2回目の(19)10R大当り遊技中に行われ、2巡目以降では行われないが、1巡目に代えて、2巡目以降に行うようにしてもよい。また、上乗せ演出を、1巡目における1回目の(17)10R大当り遊技中に行うようにしてもよい。
また、第2保留がはずれであったり第3保留がはずれであっても上乗せ演出は行われるようになっているが、このように、間にはずれがあっても上乗せ演出を行うことで、上乗せ演出の実行頻度を高めることができる。なお、上乗せ演出のレア度を高めるには、間にはずれがあった場合には、上乗せ演出を実行しないようにしてもよい。
図67は、上乗せ演出が実行された例を段階的に示す図である。
図67(a)は、図65における(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)に移行してから80回の特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。図67(a)に示す装飾図柄表示装置208では、a1時短遊技状態が終了するまでの特図2の変動表示回数(残回数)が「100回」と表示されている。また、「RUSH TIME」表示が「01:24:10」となっており、a1時短遊技状態が開始してから1分24.10秒が経過した様子が示されている。
また、図67(a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。図67(a)に示す状態では、特図2の変動表示が行われおり、普図及び特図1のいずれも停止表示されている状態である。装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄表示領域284では、その旨を示すように、特図2の表示が点滅表示しており、普図及び特図1の表示は点灯表示されている。なお、第2実施形態の第4図柄表示領域284における、特図1の表示や特図2の表示では、丸印が小当りであることを表す表示になる。
さらに、図67(a)に示す制御状態(遊技状態)は、a1時短遊技状態であるため、特図1始動口231に入賞困難であり、特図2の図柄変動表示が中心になり、変動アイコン表示領域280の右横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表される。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。以下、最も入賞が古い保留を第1保留と称し、第1保留に対応した保留アイコンを第1保留アイコンh21と称し、2番目に入賞が古い保留を第2保留と称し、第2保留に対応した保留アイコンを第2保留アイコンh22と称し、3番目に入賞が古い保留を第3保留と称し、第3保留に対応したアイコンを第3保留アイコンh23と称し、最も入賞が新しい保留を第4保留と称し、第4保留に対応した保留アイコンを第4保留アイコンh24と称する場合がある。
図67(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に第1保留アイコンh21~第4保留アイコン24といった4つの特図2の保留アイコンが表示されている。また、変動アイコン表示領域280には、現在行われている特図2の変動表示に対応した変動アイコンh0が表示されている。これら4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24および変動アイコンh0はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。しかしながら、現在行われている特図2の変動表示では、特図cが停止表示される。この特図cに基づく大当り遊技は、大当り遊技終了後に特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行することとなる。また、先読みの結果では、第1保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、第2保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、第3保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、第4保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、特図cに当選している。
図67(b)では、ここでは不図示の第2特図表示装置214(図32参照)に特図cの確定表示が開始され、装飾図柄表示装置208には「装飾7-装飾7-装飾7」の組み合わせの確定表示が開始されている。また、第4図柄表示領域284における特図2の表示では小当りを表す丸印が点灯表示している。なお、変動アイコンh0は、確定停止が行われている最中には表示され続け、確定停止が終了するタイミングで消去される。
また、特図2の図柄変動停止コマンドを受信すると、第1副制御部400のCPU404は、図66に示す上乗せ演出判定処理を開始する。この例では、図66に示すステップS605が実行され、上乗せ演出判定処理は終了する。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、10Rの大当り遊技が開始される。図67(c)に示す装飾図柄表示装置208には、表示画面の中央に「3000pt大当り」と表示され、2回の大当り遊技が行われて3000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示RH1が表示されている。大当り遊技が開始されると、装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り遊技中であることを示す背景(10Rの大当り背景)が表示される。ここでの大当り遊技には、図65に示す(17)10Rの大当り遊技が相当し、第1可変入賞口234が開放されることなく、第2可変入賞口235が開放され1ラウンド目が開始される。
第2可変入賞口235に遊技球が1つ入賞すると、15個の賞球の払出が行われ、第2可変入賞口235に10個の遊技球の入賞が検知されると第2可変入賞口235が閉鎖され1ラウンドが終了する。
図67(d)は、10Rの大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央には、のめり込み防止とプリペイドカードの取り忘れ防止を注意喚起する「のめり込みに注意しましょう。カードの取り忘れに中止してください。」が表示されている。また、その表示画面における中央下部には、獲得到達表示APが表示されている。ここでの獲得到達表示APは、2回の大当り遊技が行われる間に獲得が期待できる総賞球数と1回目の大当り遊技から獲得した累積獲得賞球数を示す表示AP(1500/3000)が表示されている。1回目の(17)10R大当り遊技では、取りこぼすことなく1500発の賞球を獲得することができている。さらに、表示画面の左上方には、電源投入時からの累積獲得賞球数を表すトータル表示TPとして「TOTAL 04502pt」も表示されている。
10Rの大当り遊技が終了すると、遊技状態は、図65に示す(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行する。図67(e)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面には、右打ちを継続することを指示する「右打ちしてください」の表示RH2が表示され、時短遊技状態に移行したことを示唆している。
また、図67(e)では、4つの特図2の保留のうち第1保留が消化されて、不図示の第2特図表示装置214では特図2の変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は開示されず、10Rの大当り背景が表示されたままであるが、第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が1つ減って「3」になり、第4図柄が点滅表示を開始している。
図67(f)では、図33に示す普電作動ゲート228gを遊技球が通過し、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は第2特図始動口232に入賞する。この結果、特図2の保留数が1つ増加し、図67(f)における第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が「4」になっている。
続く図67(g)では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを受けて、シャッター部材2311がロング開放し、特図1始動口231に1球の入賞があり、特図1の変動表示が開始される。この結果、特図2及び特図1が同時変動している状態になる。図67(g)に示す第4図柄表示領域284における特図1の表示も特図2の表示も点滅表示を開始している。
上述のごとく、a2時短遊技状態では、特図1の変動時間は極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1では必ず小当りになることから、特図2の変動表示が終了する前に、不図示の第1特図表示装置212(図32参照)に特図a又は特図bが停止表示され、変動表示を続ける特図2の表示結果は破棄される。すなわち、先読みでは小当り図柄の特図cであった特図2の表示結果は破棄され、第2特図表示装置214にはずれ図柄が停止表示される。図67(h)に示す第4図柄表示領域284における、特図1の表示では小当りを表す丸印が点灯表示し、特図2の表示でははずれを表すバツ印が点灯表示している。なお、図67(f)~同図(h)の装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り背景が表示されたままである。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、10Rの大当り遊技が開始される。ここで開始される10Rの大当り遊技には、図65に示す(19)10Rの大当り遊技が相当する。図67(i)に示す装飾図柄表示装置208では、10Rの大当り背景が表示されており、1ラウンド目が開始され、第2可変入賞口235に遊技球が1つ入賞して15個の賞球が払出されたことが「+15」の表示で報知されている。
こうして大当り遊技が開始された後、装飾図柄表示装置208では、大当りの先読み演出としての上乗せ演出が実行される。図67(j)に示す装飾図柄表示装置208では、まず、表示画面の左右からそれぞれ半透明のボタン画像が中央に移動するインアニメが開始される。これにより、ボタン演出が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。なお、ボタン演出が開始されない場合は、半透明のボタン画像が合体せず、画面外にフレームアウトする演出表示が行われる。
図67(k)に示す装飾図柄表示装置208では、一対の半透明のボタン画像が中央で合体し、ボタン演出が開始され、ボタン画像とともに残時間表示バーが表示され、「押せ」の文字が表示されて遊技者に演出ボタン136の操作を促している。なお、この間に累積獲得賞球数は増え、獲得到達表示APは「1697/3000」になっている。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図67(l)に示すように、「上乗せ」の文字とともに「6000pt」の文字が表示され、この大当り遊技の後にも大当り遊技が行われ合計6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。すなわち、この大当り遊技の後に、1回目の(17)10R大当り遊技と2回目の(19)10R大当り遊技の組み合わせが2回行われることを示唆している。また、獲得到達表示APのうちの獲得が期待できる総賞球数は、合計6回の大当り遊技が行われる間に獲得が期待できる総賞球数(3000+6000)である9000に変更されている。
図67(m)では2回目の(19)10R大当り遊技が継続しており、続く同図(n)では、その10Rの大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央には、のめり込み防止とプリペイドカードの取り忘れ防止を注意喚起する「のめり込みに注意しましょう。カードの取り忘れに中止してください。」が表示されている。また、その表示画面における中央下部には、獲得到達表示APが表示されている。2回目の(19)10R大当り遊技でも、取りこぼすことなく1500発の賞球を獲得することができている。さらに、表示画面の左上方には、電源投入時からの累積獲得賞球数を表すトータル表示TPとして「TOTAL 06004pt」も表示されている。
2回目の(19)10Rの大当り遊技が終了すると、遊技状態は、図65に示す(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態に移行する。図67(o)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面には、右打ちを継続することを指示する「右打ちしてください」の表示RH2が表示され、時短遊技状態に移行したことを示唆している。
また、図67(o)では、4つの特図2の保留のうち、同図(b)で第2保留であった保留が消化されて、不図示の第2特図表示装置214では特図2の変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は開示されず、10Rの大当り背景が表示されたままであるが、第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が1つ減って「3」になり、特図2の表示が点滅表示を開始している。
図67(p)では、図33に示す普電作動ゲート228gを遊技球が通過し、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は第2特図始動口232に入賞する。この結果、特図2の保留数が1つ増加し、図67(p)における第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が「4」になっている。
続く図67(q)では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを受けて、シャッター部材2311が開放するが、ここでの開放はショート開放であり、特図1始動口231に入賞はなく、特図2の変動表示が終了し、第2特図表示装置214に特図cが確定表示される。なお、図67(p)~同図(q)の装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り背景が表示されたままである。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、2巡目における1回目の(17)10R大当り遊技が開始される。図67(r)に示す装飾図柄表示装置208では、10Rの大当り背景が表示されており、1ラウンド目が開始され、第2可変入賞口235に遊技球が1つ入賞して15個の賞球が払出されたことが「+15」の表示で報知されている。
以上説明した上乗せ演出は、大当り遊技に関する先読み演出の一種であったが、大当り遊技に関する先読み演出の別の例について説明する。
図68は、大当り遊技に関する先読み演出の別の例を段階的に示す図である。
図68における例では、第1副制御部400が主制御部300から入賞コマンドを受信すると、大当り遊技に関する先読み報知の処理が実行される。入賞コマンドには、今回増加した保留の先読み結果が含まれており、第1副制御部400では、入賞コマンドに含まれていた先読み結果を記憶している。あるいは、入賞コマンドには、今回増加した保留の先読み結果の他、残っている保留全ての先読み結果が含まれているようにしてもよい。
図68(a)が図67(a)と異なる点は、特図2の保留数であり、他の点は同じである。すなわち、図68(a)も、図65における(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)に移行してから80回の特図2の図柄変動表示が行われている状態である。a1時短遊技状態では、特図1始動口231に入賞困難であり、特図2の図柄変動表示が中心になり、変動アイコンh0が表示された変動アイコン表示領域280の右横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。この特図2の保留アイコン表示領域282には、第1保留アイコンh21、第2保留アイコンh22および第3保留アイコンh23といった3つの保留アイコンが表示されている。
図68(b)では、3つの装飾図柄が変動表示を続けている状態で、特図2始動口232(図33参照)に1球入賞があり、特図2の保留数が4つになる。特図2の保留アイコン表示領域282には、第4保留アイコンh24が追加表示され、第4図柄表示領域284でも特図2の保留数が「4」になっている。
第1副制御部400には主制御部300から入賞コマンドが送信され、その入賞コマンドには第4保留の先読み結果が含まれている。この例では、現在行われている特図2の変動表示、第2保留が消化されて行われる特図2の変動表示および今回増加した第4保留が消化されて行われる特図2の変動表示ぞれぞれにおいて特図cが停止表示される。したがって、1回目の(17)10R大当り遊技と2回目の(19)10R大当り遊技の組が、3回行われることで9000発の賞球の獲得を期待することができる。第1副制御部400のCPU404は、第3保留の入賞コマンドを受信したタイミングでは、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する先読み演出を行うことを決定していたが、第4保留の入賞コマンドを受信すると、9000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する先読み演出を行うことを決定し、現在行われている特図2の装飾図柄の変動表示における仮停止図柄を変更する。
図68(c)では、左側の装飾図柄が仮停止される。ここでは、大当り遊技が続いて9000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する「9000ボーナス」の装飾図柄が仮停止される。この「9000ボーナス」の装飾図柄の仮停止は、大当り遊技に関する先読み演出の一種である。
図68(d)では、右側の装飾図柄が仮停止される。ここでも、「9000ボーナス」の装飾図柄が仮停止され、リーチ状態になる。
図68(e)では、中央の装飾図柄が仮停止された後、確定停止が行われている最中の様子が示されている。中央の装飾図柄も「9000ボーナス」の装飾図柄であり、「9000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃ったことになる。ここでは不図示の特図2表示装置214には、特図cの小当り図柄が停止表示されている。「9000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃って確定停止されることで、現在行われていた変動表示で特図cの小当りに当選したことが報知されるとともに、特図cの小当りを起点として2回の10R大当り遊技で3000発の賞球を獲得することを3回期待できることが報知される。したがって、「9000ボーナス」-「9000ボーナス」-「9000ボーナス」の装飾図柄の組み合わせは、特図cの小当りを表す装飾図柄の組み合わせでもあり、大当り遊技に関する先読み演出にも相当する。
なお、第4図柄表示領域284における特図2の表示も小当りであることを示す丸印が停止表示している。また、変動アイコンh0は、確定停止が行われている最中には表示され続け、確定停止が終了するタイミングで消去される。
図68(f)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に「9000pt大当り」と表示され、9000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。この「9000pt大当り」の表示も大当り遊技に関する先読み演出に相当する。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示RH1が表示されている。
図68(A)以降は、また別の例になる。図68(A)は図68(a)と同じであるため詳しい説明は省略するが、図68(A)の遊技状態も、図65に示す(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)であり、現在行われている特図2の変動表示および第2保留が消化されて行われる特図2の変動表示ぞれぞれにおいて特図cが停止表示される。したがって、1回目の(17)10R大当り遊技と2回目の(19)10R大当り遊技の組が、2回行われることで6000発の賞球の獲得を期待することができる。第1副制御部400のCPU404は、第3保留の入賞コマンドを受信したタイミングで、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する先読み演出を行うことを決定している。
続く図68(B)では、3つの装飾図柄が変動表示を続けている状態であるが、図68(b)とは異なり、特図2始動口232への入賞はない。
図68(C)では、左側の装飾図柄が仮停止される。ここでは、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止される。この「6000ボーナス」の装飾図柄の仮停止は、大当り遊技に関する先読み演出の一種である。この例では、3つの装飾図柄のうち最初の装飾図柄の仮停止が行われるまでに新たな入賞がなく、最初の装飾図柄の仮停止が行われた以降に、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が4つになる。特図2の保留アイコン表示領域282には、第4保留アイコンh24が追加表示され、第4図柄表示領域284でも特図2の保留数が「4」になっている。
第1副制御部400には主制御部300から入賞コマンドが送信され、その入賞コマンドには第4保留の先読み結果が含まれている。この例でも、第4保留の先読み結果は特図cが停止表示される結果であり、9000発の賞球を獲得することができることになるが、既に、左図柄表示領域208aに「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止しているため、仮停止図柄の変更に間に合わなかった例になる。
図68(D)では、右側の装飾図柄が仮停止される。ここでも、「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止され、リーチ状態になる。
図68(E)では、中央の装飾図柄が仮停止された後、確定停止が行われている最中の様子が示されている。中央の装飾図柄も「6000ボーナス」の装飾図柄であり、「6000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃ったことになる。ここでは不図示の特図2表示装置214には、特図cの小当り図柄が停止表示されている。「6000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃って確定停止されることで、現在行われていた変動表示で特図cの小当りに当選したことが報知されるとともに、特図cの小当りを起点として2回の10R大当り遊技で3000発の賞球を獲得することを2回期待できることが報知される。したがって、「6000ボーナス」-「6000ボーナス」-「6000ボーナス」の装飾図柄の組み合わせは、特図cの小当りを表す装飾図柄の組み合わせでもあり、大当り遊技に関する先読み演出にも相当する。
図68(F)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に「6000pt大当り」と表示され、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。この「6000pt大当り」の表示も大当り遊技に関する先読み演出に相当する。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示RH1が表示されている。
その後、装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り遊技中であることを示す背景(10Rの大当り背景)が表示される。ここでの大当り遊技には、図65に示す(17)10Rの大当り遊技が相当する。やがて、この10Rの大当り遊技が終了し、遊技状態は、図65に示す(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行する。
図68(G)では、図33に示す普電作動ゲート228gを遊技球が通過し、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は第2特図始動口232に入賞する。この結果、特図2の保留数が1つ増加し、図68(G)における第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が「4」になっている。なお、図68(G)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面における中央下部には、獲得到達表示APが表示されている。ここでの獲得到達表示APは、1501/6000であり、1回目の(17)10R大当り遊技では、取りこぼすことなく1500発の賞球を獲得することができている。
続く図68(H)では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを受けて、シャッター部材2311がロング開放し、特図1始動口231に1球の入賞があり、特図1の変動表示が開始される。この結果、特図2及び特図1が同時変動している状態になる。図68(H)に示す第4図柄表示領域284における特図1の表示も特図2の表示も点滅表示を開始している。
上述のごとく、a2時短遊技状態では、特図1の変動時間は極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1では必ず小当りになることから、特図2の変動表示が終了する前に、不図示の第1特図表示装置212(図32参照)に特図a又は特図bが停止表示される。変動表示を続ける特図2の表示結果は破棄され、第2特図表示装置214にはずれ図柄が停止表示される。図68(I)に示す第4図柄表示領域284における、特図1の表示では小当りを表す丸印が点灯表示し、特図2の表示でははずれを表すバツ印が点灯表示している。なお、図67(G)~同図(I)の装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り背景が表示されたままである。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、10Rの大当り遊技が開始される。ここで開始される10Rの大当り遊技には、図65に示す(19)10Rの大当り遊技が相当する。大当り遊技が開始された後、装飾図柄表示装置208では、大当りの先読み演出としての上乗せ演出が実行される。図68(J)に示す装飾図柄表示装置208では、まず、表示画面の左右からそれぞれ半透明のボタン画像が中央に移動するインアニメが開始される。
図68(K)に示す装飾図柄表示装置208では、一対の半透明のボタン画像が中央で合体し、ボタン演出が開始され、ボタン画像とともに残時間表示バーが表示され、「押せ」の文字が表示されて遊技者に演出ボタン136の操作を促している。なお、この間に累積獲得賞球数は増え、獲得到達表示APは「1697/6000」になっている。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図68(L)に示すように、「上乗せ」の文字とともに「3000pt」の文字が表示されている。この上乗せの3000発は、左図柄表示領域208aに「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止した後に特図2始動口232に入賞した分の上乗せになる。すなわち、9000ボーナスを表示するのに間に合わなかった第4保留分の3000発になる。このように、1回目の(17)10R大当り遊技の契機となる小当り図柄が停止表示される特図の図柄変動中に実行することができなかった先読み演出は、追加の先読み演出(上乗せ演出)として、2回目の(19)10Rの大当り遊技中に実行される。なお、この追加の先読み演出(上乗せ演出)は、1回目の(17)10Rの大当り遊技中に実行されてもよい。また、図68(L)における獲得到達表示APでは、獲得が期待できる総賞球数が、合計6回の大当り遊技が行われる間に獲得が期待できる総賞球数(6000+3000)である9000に変更されている。この後、装飾図柄表示装置208では10Rの大当り背景に戻り、大当り遊技が継続される。
以上説明したように、特図2の保留を先読みし、先読み演出(上乗せ演出や6000発図柄など)を実行可能である。
また、先読み結果が当りであっても、特図cに当選した変動の次の特図2の変動の場合、特図2の表示結果が破棄されることから、先読み演出を規制する。つまり、最大でも当該変動の3000発+第2保留の3000発+第4保留の3000発の9000発までしか報知できない。
また、特図2の図柄変動中に9000発を報知する先読み演出(図68(c)~同図(e)に示す9000発図柄停止や、図68(f)に示す小当り遊技開始時の「9000pt大当り」の表示など)は、所定条件(例えば、1回目の小当り当選変動開始から当該変動における装飾図柄の仮停止開始までの特定期間の経過前といった条件)を満たした4つ目の保留入賞した際に実行可能となる。先読み演出実行の処理が間に合わないため、4つ目の保留入賞のタイミングは、上記特定期間の経過前に限られる。
また、特図2の図柄変動中に9000発報知できなかった場合(上記特定時間が経過した以降の入賞)でも、当該図柄変動の停止時に再度判定し、図68(r)の獲得到達表示APの分母に示すように、当り遊技中に9000発を報知可能とする。こうすることで、9000発報知の頻度を上げることができる。
さらに、特1が図柄変動せず、表示結果を破棄予定の特2の変動で表示結果が破棄されずに当たってしまう場合もある。この場合は、新たな当りとして処理する。具体的には、9000発大当り演出をしていた場合、その演出を終了し、新たな3000発演出として実行する。
以上の記載によれば、
『 第一の検出手段[例えば、特図1始動口(可変)231の球検出センサ2312]によって遊技球が検出されたことに基づいて、第一の図柄[例えば、特図1]の変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212]と、
第二の検出手段[例えば、特図2始動口232の第2始動口センサ(不図示)]によって遊技球が検出されたことに基づいて、第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]と、
前記第二の図柄の変動表示を行う権利を、所定の上限数[例えば、4]まで保留として記憶可能な保留記憶手段[例えば、主制御部300のRAM308]と、
前記保留に対する先読み演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
或る当り[例えば、特図cの小当り]となる前記第二の図柄の変動表示の開始時において記憶されている保留のうちの最も早く記憶された保留(以下、「第一の保留」という。)[例えば、第1保留]に対する先読み演出が実行されずに該第一の保留の次に記憶された保留(以下、「第二の保留」という。)[例えば、第2保留]に対する先読み演出[例えば、6000発分の上乗せ演出あるいは3000発分の上乗せ演出]が実行される或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図66におけるステップS603の判定でYesの場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
前記第一の保留が、遊技の進行状況や遊技状態等によっては先読みの結果と異なる結果になる場合がある。この遊技台によれば、前記第一の保留に対する先読み演出は実行しないことで、誤った情報を遊技者に与えてしまうことを防止することができる。
また、
『 前記第一の場合における前記第一の保留は、当りの保留であり、
前記第一の場合における前記第二の保留も、当りの保留である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第一の場合における前記第一の保留は、はずれの保留であってもよい。すなわち、前記第一の場合における前記第一の保留についての先読みは実行されていない。
また、
『 前記第一の図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212]は、前記第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示の実行中に前記第一の図柄[例えば、特図1]の変動表示を実行可能[例えば、図67(g)、図68(H)]なものである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]は、前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示において当りを示す図柄が停止表示されると、実行中であった該第二の図柄の変動表示においてはずれを示す図柄を停止表示[例えば、64(b)における破棄]するものである[例えば、図67(h)、図68(I)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読みの結果では、前記第一の保留が消化されて実行される前記第一の図柄の変動表示において当りを示す図柄が停止表示されるはずであっても、実際には、はずれを示す図柄が停止表示されてしまうため、前記第一の保留に対する先読み演出は実行しないことで、誤った情報を遊技者に与えてしまうことを防止することができる。
また、
『 普通図柄の変動表示を実行可能な普図表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
第一の遊技領域[例えば、左打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(中央領域であったり左側領域)]と、
第二の遊技領域[例えば、右打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(右側領域)]と、
遊技球を検出する第三の検出手段[例えば、普図始動口228に入球したことを検出する普図始動口センサ(不図示)]と、
遊技球を検出する第四の検出手段[例えば、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを検出するゲート通過センサ(不図示)]と、
第一の可変手段[例えば、電チュー(シャッタ部材2311)]と、
第二の可変手段[例えば、第2アタッカ(シャッタ部材2351)]と、
前記第二の可変手段が作動すると遊技球が通過可能な特定領域[例えば、特定領域234v]と、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に移行する制御を実行可能な遊技制御手段[例えば、主制御部300のCPU304]と、
前記第一の検出手段[例えば、特図1始動口(可変)231の球検出センサ2312]は、前記第二の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第二の検出手段[例えば、特図2始動口232の第2始動口センサ(不図示)]は、前記第二の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第三の検出手段[例えば、普図始動口228に入球したことを検出する普図始動口センサ(不図示)]は、前記第一の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第四の検出手段[例えば、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを検出するゲート通過センサ(不図示)]は、前記第二の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第一の可変手段は、前記第二の遊技領域に設けられた手段であり、
前記第二の可変手段は、前記第二の遊技領域に設けられた手段であり、
前記複数の遊技状態は、少なくとも、非時短遊技状態[例えば、図65に示す(11)通常遊技状態]と、第一の時短遊技状態[例えば、図65に示す(14)又は(16)入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)]と、第二の時短遊技状態[例えば、図65に示す(18)入賞容易なa2時短遊技状態]とを含み、
前記非時短遊技状態は、前記第一の遊技領域に遊技球を発射させることが推奨される遊技状態であり、
前記第一の時短遊技状態は、前記第二の遊技領域に遊技球を発射させることが推奨される遊技状態であり、
前記第二の時短遊技状態は、前記第二の遊技領域に遊技球を発射させることが推奨される遊技状態であり、
前記普図表示手段は、前記第三の検出手段が遊技球を検出すると前記普通図柄の変動表示を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記第一の可変手段[例えば、電チュー(シャッタ部材2311)]は、前記第二の時短遊技状態において前記第四の検出手段が遊技球を検出すると、前記第一の検出手段が遊技球を検出可能な第一の態様[例えば、シャッタ部材2311がロング開放する態様]で作動する手段であり、
前記第一の可変手段は、前記第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態)]において前記第四の検出手段[例えば、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを検出するゲート通過センサ(不図示)]が遊技球を検出すると、前記第一の態様よりも前記第一の検出手段が遊技球を検出困難な第二の態様[例えば、シャッタ部材2311がショート開放しかしない態様]で作動する手段であり、
前記第一の可変手段は、前記普通図柄の変動表示において当りを示す図柄が停止表示されると、該第一の可変手段の非動作時よりも前記第一の検出手段が遊技球を検出容易な第三の態様[例えば、シャッタ部材2311が開状態(5000ms)する態様]で作動する手段であり、
前記特定領域は、小当り遊技において遊技球が通過した場合に大当り遊技が開始される領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第二の特図表示手段は、前記第二の特別図柄の変動表示の実行中に前記第一の特別図柄の変動表示において当りを示す図柄[例えば、小当り図柄]が停止表示されると、実行中であった該第二の特別図柄の変動表示においてはずれを示す図柄[例えば、はずれ図柄]を停止表示する[例えば、図64(b)における破棄]ものであってもよい。
続いて、装飾図柄表示装置208において行われる変動表示演出について詳述する。
この第2実施形態の遊技台でも、非時短遊技状態(図65に示す(11)通常遊技状態)では、普図表示装置210における普図の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208において普図の装飾図柄の変動表示が行われ、リーチ演出が行われる場合がある。リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スペシャルスーパー(SPSP)リーチ演出、全回転リーチの4種類がある。
図69は、通常遊技状態において普図の装飾図柄の変動表示におけるリーチ図柄の種別を判定する普図リーチ図柄判定テーブルを示す図である。
図69に示す普図リーチ図柄判定テーブルは、第1副制御部400のROM406に記憶されている。
普図の装飾図柄としては、図35(c)に示した装飾1~装飾10のうち装飾1~装飾8が用いられる。偶数の装飾図柄よりも奇数の装飾図柄の方が遊技者が有利になる期待度が高く、奇数の装飾図柄の中でも装飾7が最も期待度が高いことが一般的である。
第2実施形態の遊技台では、図65を用いて説明したように、通常遊技状態(非時短遊技状態)においては、左打ちが推奨され、普図始動口228への遊技球の入賞により、普図の変動表示を行うことを中心としたゲーム性になっている。そして、普図に当選して、図33に示すシャッタ部材2311が作動し、特図1始動口231へ遊技球が入賞すると、図63(c)に示すように、大当り遊技終了後に、20/100の確率でa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行するが、残り80/100の確率では通常遊技状態に戻ってしまう。このため、普図の変動表示は特図1の抽選が行われるきっかけでしかなく、普図が停止しただけでは、a1時短遊技状態(RUSH状態)に移行するか否かが不明である。そのため、普図当りの場合であっても、遊技者が期待をもってしまう奇数の装飾図柄が3つ揃う組み合わせ(例えば、装飾1-装飾1-装飾1や装飾7-装飾7-装飾7等)は停止表示しないようにし、普図当りの場合には、偶数の装飾図柄が3つ揃う組み合わせ(例えば、装飾2-装飾2-装飾2や装飾6-装飾6-装飾6)が停止表示するようにしている。したがって、このことを知っている遊技者は、リーチ演出の際に、奇数の装飾図柄が最初に仮停止しただけで現在の普図の変動表示ははずれであることがわかってしまい、遊技が盛り上がらない。そこで、普図の保留の先読みを行い、普図の次変動の事前判定結果に応じて、リーチ図柄を変えるようにしている。
普図の次変動の事前判定結果として、普図当りと普図はずれの他に、変動パターン(リーチ演出種別)も事前判定する。
後述するように、図69に示す普図リーチ図柄判定テーブルは、現在行われている普図の変動表示が当りの場合や、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示においてSPSPリーチ又は全回転リーチが実行される場合には用いられず、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示において、ノーマルリーチはずれあるいはSPリーチはずれが実行される場合に限って用いられる。図69に示す普図リーチ図柄判定テーブルでは、例えば、普図の次変動の事前判定結果がノーマルリーチはずれの場合には、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示において、95%の選択率で偶数の装飾図柄(装飾2、装飾4、装飾6、装飾8)をリーチ図柄として仮停止させ、5%の選択率で装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)をリーチ図柄として仮停止させる。また、普図の次変動の事前判定結果が全回転リーチ当りの場合には、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示において、50%の選択率で偶数の装飾図柄(装飾2、装飾4、装飾6、装飾8)をリーチ図柄として仮停止させ、50%の選択率で装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)をリーチ図柄として仮停止させる。いずれの場合であっても装飾7をリーチ図柄として仮停止させることはない。
また、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、次変動の保留が当りとなる場合(SPリーチ(当り)、SPSPリーチ(当り)、全回転リーチ(当り))は、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、次変動の保留が当りとならない場合(ノーマルリーチ(ハズレ)、SPリーチ(ハズレ)、SPSPリーチ(ハズレ))よりも、実行中の普図の装飾図柄の変動表示において7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)がリーチ状態となるリーチ演出が実行されやすいことになる(例えば、次変動がSPリーチのリーチ演出が行われる場合に、次変動の保留が、当りであれば選択率25%、ハズレであれば選択率10%)。
なお、7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)の中で、普図当りの期待度を異ならせてもよい。例えば、普図当りの期待度が、装飾3が最も高く、装飾5が2番目に高く、装飾1が最も低いようにしてもよい。
また、図69に示す普図リーチ図柄判定テーブルでは、普図の次変動の事前判定結果に基づいているが、次変動に限らず、普図の全ての保留内の事前判定結果に基づくようにしてもよい。この場合、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、普図の全ての保留のうち何れかの保留が当りとなる場合は、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、普図の全ての保留のうち何れの保留も当りとならない場合よりも、実行中の普図の装飾図柄の変動表示において7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)がリーチ状態となるリーチ演出が実行されやすいことになる。
図70は、a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2の装飾図柄の変動表示におけるリーチ図柄の種別を判定する特図2リーチ図柄判定テーブルを示す図である。
図70に示す特図2リーチ図柄判定テーブルも、第1副制御部400のROM406に記憶されている。a1時短遊技状態(RUSH状態)では、図67(a)及び同図(b)に示すように、第2特図表示装置214における特図2の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208において特図2の装飾図柄の変動表示が行われる場合がある。なお、10R大当り遊技が続いている場合には10Rの大当り背景が表示され続け、特図2の装飾図柄の変動表示が行われない場合もある。
特図2の装飾図柄の変動表示でもリーチ演出が行われる場合がある。リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スペシャルスーパー(SPSP)リーチ演出、全回転リーチの4種類がある。
現在行われている特図2の変動表示において、ハズレの場合は、SPSPリーチハズレに限って1%の選択確率で装飾7をリーチ図柄として仮停止させることがある。ハズレの場合には、装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)よりも、偶数の装飾図柄(装飾2、装飾4、装飾6、装飾8)の方がリーチ図柄として仮停止する確率が高い。一方、10R大当りの契機になる小当り図柄の特図cに当選している場合であって、SPSPリーチあるいは全回転リーチが行われる場合には、偶数の装飾図柄よりも、装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄の方がリーチ図柄として仮停止する確率が高い。したがって、図70に示す特図2リーチ図柄判定テーブル全体として見れば、装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄が仮停止するリーチ演出は、偶数の装飾図柄が仮停止するリーチ演出よりも特図2で小当りする期待度が高いといえる。
また、2R大当りの契機になる小当り図柄の特図dに当選している場合には装飾7がリーチ図柄として仮停止することはないが、10R大当りの契機になる小当り図柄の特図cに当選している場合には装飾7がリーチ図柄として仮停止する場合がある。したがって、装飾7が仮停止したリーチで当選した場合には特図cに当選していることが確定になり、3000発の賞球を期待することができる。また、装飾7が仮停止したリーチ演出では、特図cの当り期待度が高い。
図71は、第2実施形態における普図の装飾図柄判定処理の流れを示すフロチャートである。
図71に示す装飾図柄判定処理は、第1副制御部400のCPU404によって実行される。第1副制御部400には、主制御部300から普図の図柄変動開始コマンドが送信されてくる。第1副制御部400のCPU404は、普図の図柄変動開始コマンドを受信すると、図71に示す装飾図柄判定処理を開始する。
ステップS701では、現在の遊技状態が、普図表示装置210における普図の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208において普図の装飾図柄の変動表示を実行可能な状態であるか否かを判定する。例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)であれば、普図の装飾図柄の変動表示を実行可能であり、ステップS702に進む。
ステップS702では、開始された普図の装飾図柄の変動表示においてリーチ演出が実行されるか否かを判定し、リーチ演出が実行されない場合には、非リーチ図柄の判定を行い(ステップS703)、この装飾図柄判定処理は終了になる。ステップS703では、予め定められたはずれの装飾図柄の組み合わせ(例えば、バラケ目)を均等の選択確率で選択する。
リーチ演出が実行される場合には、普図の保留があるか否かを判定し(ステップS704)、普図の保留がある場合には、ステップS704に進み、現在行われている普図の変動表示が当りの変動表示であるか否かを判定する。現在行われている普図の変動表示がはすれの変動表示の場合には、今度は、開始された普図の装飾図柄の変動表示においてSPSPリーチ演出あるいは全回転リーチ演出が実行されるか否かを判定し(ステップS705)、実行されなければ、図69に示す普図リーチ図柄判定テーブルを用いたリーチ図柄の判定1を行い(ステップS706)、この装飾図柄判定処理は終了になる。すなわち、上述したように、ノーマルリーチはずれあるいはSPリーチはずれの場合に限って、図69に示す普図リーチ図柄判定テーブルを用いてリーチ図柄が選択される。
普図の保留がなかった場合や、現在行われている普図の変動表示が当りの変動表示であった場合や、SPSPリーチ演出あるいは全回転リーチ演出といった期待度が高いリーチ演出が実行される場合には、リーチ図柄の判定2を行い(ステップS707)、この装飾図柄判定処理は終了になる。ステップS707では、予め定められた偶数の装飾図柄を均等の選択確率で選択する。したがって、SPSPリーチ演出以上のリーチ演出が行われる場合には、奇数の装飾図柄によるリーチ演出(例えば、「装飾1」- -「装飾1」)は行われないことになる。
また、ステップS701における判定で、現在の遊技状態が、普図の装飾図柄の変動表示を実行可能な状態でなければ、ステップS709に進む。特図2の装飾図柄の変動表示が行われる状態(例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態))であれば、ステップS709に進む。ステップS709では、特図2の装飾図柄の変動表示を実行可能な状態であるか否かを判定する。例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態)であって10Rの大当り背景が継続表示されていない状態であれば、図70に示す特図2リーチ図柄判定テーブルを用いたリーチ図柄の判定3を行い(ステップS710)、この装飾図柄判定処理は終了になる。
以上説明したように、通常遊技状態(非時短遊技状態)における普図の変動演出(装飾図柄の変動表示)では、奇数図柄が揃うことがなく奇数図柄では当りとなることがない。また、通常遊技状態における普図の変動演出では、「7」以外の奇数図柄でリーチとなることはある。すなわち、通常遊技状態における普図の変動演出では、奇数図柄リーチが実行されると、ハズレ確定であるが、次変動の期待度が高いことを示唆する。こうすることで、次変動に期待を持たせ当該変動で遊技者が落胆することを防止している。なお、上述したように、次変動に限らず、記憶されている保留の何れかで期待度が高いことを示唆するようにしてもよい。
また、通常遊技状態における普図の変動演出では、図71に示すステップS706→ステップS708の流れによって、期待度の高いリーチ演出(SPSPリーチ以上)では奇数図柄でテンパイ(リーチ状態を形成)しないようにしている。ハズレ確定であるのに、期待度が高い(例えば、変動時間が長い)リーチを実行して、さらに奇数図柄でテンパイすると、遊技が盛り下がってしまう恐れがあることから、ステップS708では、偶数図柄でテンパイするようにしている。
一方、時短遊技状態(RUSH状態)における特図2の変動演出(装飾図柄の変動表示)では、偶数図柄でも奇数図柄でも当たることがある。遊技状態によっては、奇数図柄が揃うことがあるので、通常遊技状態における、奇数図柄が揃うことがなく奇数図柄では当りとなることがない。といった法則に気づき難くし、仮に気付いたときには気付いた者に優越感を与えることができる。
また、図70の特図2リーチ図柄判定テーブルに示すように、「7」の装飾図柄で当たると必ず特図cで当たるため3000発確定となる。また、偶数図柄よりも奇数図柄の方が3000発の可能性が高いといえる。
以上の記載によれば、
『 第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、特図2表示装置214]と、
遊技球を検出する第一の検出手段[例えば、普図始動口228に入球したことを検出する普図始動口センサ(不図示)]と、
遊技球を検出する第二の検出手段[例えば、特図2始動口232の第2始動口センサ(不図示)]と、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に移行する制御を実行可能な遊技制御手段[例えば、主制御部300のCPU304]と、
演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数の遊技状態は、少なくとも、第一の遊技状態[例えば、図65に示す(11)通常遊技状態]と、第二の遊技状態[例えば、図65に示す(14)又は(16)入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)]とを含み、
前記第一の図柄表示手段は、前記第一の遊技状態において前記第一の検出手段が遊技球を検出すると前記第一の図柄の変動表示を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記第二の図柄表示手段は、前記第二の遊技状態において前記第二の検出手段が遊技球を検出すると前記第二の図柄の変動表示を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態では、前記第一の図柄の変動表示に対応した第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]を実行可能なものであり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態では、前記第二の図柄の変動表示に対応した第二の変動演出[例えば、特図2の装飾図柄の変動表示]を実行可能なものであり、
前記第一の変動演出は、図柄[例えば、装飾図柄]が変動表示され、同じ図柄が3つ揃って停止表示された場合には当りとなったことを報知し、同じ図柄が3つ揃わずに停止表示された場合にはハズレを報知する演出であり、
前記第二の変動演出は、図柄[例えば、装飾図柄]が変動表示され、同じ図柄が3つ揃って停止表示された場合には当りとなったことを報知し、同じ図柄が3つ揃わずに停止表示された場合にはハズレを報知する演出であり、
前記第二の遊技状態[例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態)]における前記第二の変動演出[例えば、特図2の装飾図柄の変動表示]では、第一の種類の図柄[例えば、偶数の装飾図柄]が3つ揃って停止表示する場合[例えば、図70に示す、SPリーチ以上での小当り]もあれば第二の種類の図柄[例えば、奇数の装飾図柄]が3つ揃って停止表示する場合[例えば、図70に示す、SPリーチ以上での小当り]もある一方、前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態]における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]では、該第一の種類の図柄が3つ揃って停止表示する場合はあるが該第二の種類の図柄が3つ揃って停止表示する場合はない、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
例えば、前記第二の種類の図柄が3つ揃って停止表示すると確実に大きな恩恵を得ることができるイメージを持っている遊技者に対して、遊技状態によっては、該第二の種類の図柄が3つ揃って停止表示しても必ずしも大きな恩恵を得ることができるとは限らない場合に、遊技者に大きな期待を持たせずにすみ、遊技の興趣が低下してしまうことを抑えることができる。
なお、前記第一の変動演出にしても前記第二の変動演出にしても、リーチ演出を経て図柄が3つ揃って停止表示する場合もあれば、該リーチ演出が行われても図柄3つ揃って停止表示しない場合もある。
また、
『前記第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を行う権利を、所定の上限数[例えば、4]まで保留として記憶可能な保留記憶手段[例えば、主制御部300のRAM308]を備え、
前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]では、リーチ演出[例えば、ノーマルリーチ、SPリーチ、SPSPリーチ、全回転リーチ]を実行する場合があり、
前記リーチ演出には、前記第一の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出と、前記第二の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出があり、
前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態]における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]において当りとならない前記リーチ演出を実行する場合であって前記保留記憶手段に記憶されている保留のうち何れかの保留が当りとなる場合は、該第一の遊技状態における該第一の変動演出において当りとならない該リーチ演出を実行する場合であって該保留記憶手段に記憶されている保留のうち何れの保留も当りとならない場合よりも、実行中の該第一の変動演出において前記第二の種類の図柄[例えば、奇数の装飾図柄]がリーチ状態となるリーチ演出が実行され易い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
現在行われている図柄変動では期待がもてず遊技の興趣が低下しがちであっても、前記保留記憶手段に記憶されている保留のうち何れかの保留には期待が持てるため、遊技の興趣が向上する場合がある。
なお、前記リーチ状態は、前記保留記憶手段に記憶されている保留のうち次に消化される保留の当り期待度が高いことを示唆する状態[例えば、図69に示す普図リーチ図柄判定テーブル]であってもよい。
すなわち、
『前記第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を行う権利を、所定の上限数[例えば、4]まで保留として記憶可能な保留記憶手段[例えば、主制御部300のRAM308]を備え、
前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]では、リーチ演出[例えば、ノーマルリーチ、SPリーチ、SPSPリーチ、全回転リーチ]を実行する場合があり、
前記リーチ演出には、前記第一の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出と、前記第二の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出があり、
前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態]における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]において当りとならない前記リーチ演出を実行する場合であって該第一の変動演出の次に実行される該第一の変動演出が当りとなる場合は、該第一の遊技状態における該第一の変動演出において当りとならない該リーチ演出を実行する場合であって該第一の変動演出の次に実行される該第一の変動演出が当りとならない場合よりも、実行中の該第一の変動演出において前記第二の種類の図柄[例えば、奇数の装飾図柄]がリーチ状態となるリーチ演出が実行され易い[例えば、図69に示す普図リーチ図柄判定テーブル]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出では、前記第二の種類の図柄のうち特定の図柄[例えば、装飾7の図柄]によるリーチ状態[例えば、「装飾7」- -「装飾7」]にはならないことを特徴としてもよい。
また、
『 前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]は、特定のリーチ演出[例えば、SPSPリーチ以上のリーチ演出]が実行される場合は、前記第二の種類の図柄によってはリーチ状態にならない[例えば、図71に示すステップS708の処理]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、特定のリーチ演出が期待度の高いリーチ演出であった場合に、その特定のリーチ演出を見た遊技者の期待度は自然と高まってしまうため、さらに遊技者の期待度が高まらないように、前記第二の種類の図柄によってはリーチ状態にならないようにしている。
なお、前記第一の種類の図柄によってはリーチ状態になる。
続いて、第2実施形態の遊技台における演出モードについて説明する。
第2実施形態の遊技台でも図61(a)を用いて説明した4種類の演出モードが用意されている。すなわち、遊技者がモードの設定操作を行っていないデフォルトの演出モードA(デフォルトモード)と、プレミア演出の実行頻度が演出モードAよりも高くなる演出モードB(プレミアムアップモード)と、先読み演出の一種である先報知演出が実行可能となる演出モードC(先報知モード)と、先読み演出の期待度が高くなる演出モードD(先読みチャンスモード)が用意されている。なお、デフォルトモードとは、電源ONした際やラムクリア後の電源ONした際に設定されているモードである。
演出モードCにおける先報知演出のうちの第2先報知演出では、普図又は特図2の入賞時に先読み判定し、図61(d)の判定テーブルに示すように、期待度が高ければ(SPリーチ以上であれば)、音(特定音)と光(赤発光)によって報知する演出である。一方、第1先報知演出では、スピーカ120からの出力ななく光(白発光)のみの演出であり、保留アイコンでいうところのデフォルトと同じような扱い(基本的に期待度が低いが、稀に、当たる場合もある)である。
これら4種類の演出モードでは、いずれの演出モードであっても、保留アイコンの変化演出や変動アイコンの変化演出が行われる。保留アイコンの変化演出は、先読み結果に応じて、入賞時や保留アイコンのシフト時などで保留アイコンの表示態様を変化させ当り期待度を示唆する先読み演出である。変動アイコンの変化演出は、変動アイコンの表示態様を変化させ現在行われている図柄変動表示における当り期待度を示唆する演出である。
図72は、第2実施形態の各演出モードにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様と当り期待度を示す表である。当り期待度とは、特図であれば小当りの期待度、普図であれば普図当りの期待度のことである。したがって、ここにいう保留アイコンは、特図の保留を表す保留アイコンも、普図の保留を表す保留アイコンも対象であり、ここにいう変動アイコンは、特図の現在行われている図柄変動を表す変動アイコンも、普図の現在行われている図柄変動を表す変動アイコンも対象である。また、期待度とは、予告の信頼度のことでもある。
デフォルトの色は白色であり、この通常色の表示態様がデフォルトの表示態様になる。当り信頼度は、演出モードAおよび演出モードBではそれぞれ10%であるが、演出モードCおよび演出モードDではそれぞれ1%である。
青色は、演出モードAでは18%であり、演出モードBでは15%であるが、演出モードCおよび演出モードDではそれぞれ100%(当り確定)である。演出モードCおよび演出モードDでは、デフォルトの演出モードである演出モードAや、あるいは演出モードBにおいて最も期待度が低い(デフォルト(白色)を除く)青色が最も期待度が高くなっている(同率はある)。すなわち、モードによって期待度が高くなって期待度の順位が変化している。また、演出モードCおよび演出モードDでは、青色が選択される割合が、他のモードで青色が選択される割合よりも低い。また、演出モードCでは、青色が選択される割合が、紫色や赤色や金色が選択される割合よりも低い。したがって、先報知演出が実行された場合に最終的に表示される表示態様は、青色よりも紫色の方が表示されやすく、青色よりも赤色の方が表示されやすく、青色よりも金色の方が表示されやすい。また、演出モードDでは、青色が選択される割合が、緑色が選択される割合よりも低く、赤色が選択される割合よりも低い。したがって、演出モードCまたは演出モードDでは、青色の保留アイコンや変動アイコンが出現すると、シフト移動時等に他の色に変化しやすいことになる。なお、演出モードCおよび演出モードDでは、青色の期待度が100%であるのに対して、虹色の期待度も100%であり、演出モードDに限っては、金色の期待度も100%である。同じ100%の中でも、選択される割合が、青色が最も低くてもよいし、虹色が最も低くてもよいし、演出モードDでは、虹色及び金色が最も低くてもよいし、最も低いのが虹色、次いで金色、その次に青色であってもよい。
緑色は、演出モードAおよび演出モードBではそれぞれ20%であるが、演出モードCでは出現しない色であり、演出モードDでは35%である。
紫色は、演出モードA、演出モードBおよび演出モードDではそれぞれ出現しない色であるが、演出モードCでは30%である。この紫色は、演出モードCに限って出現する色である。先報知演出が実行された場合には、当り期待度が紫色以上となる色のアイコンが表示されやすくなる。
赤色は、演出モードAでは45%、演出モードBでは40%、演出モードCでは50%、演出モードDでは90%である。
金色は、演出モードAでは75%、演出モードBでは70%、演出モードCでは80%、演出モードDでは100%(当り確定)である。
赤色や金色といった高期待度の色は、モードが変更されても、互いの期待度の順位は変化しない。具体的には、何れの演出モードでも、赤色よりも金色の方が期待度が高くなっており、赤色の方がが金色よりも期待度が高くなることはないようになっている。
以上説明したように、演出モードA(デフォルトモード)における保留又は変動アイコンの期待度は、デフォルト<青<緑<赤<金<虹の順になる。一方、演出モードC(先報知モード)における保留又は変動アイコンの期待度は、デフォルト<紫<赤<金<青=虹の順になる。演出モードC(先報知モード)では、低期待度である青の順位が一番高くなるが、高期待度同士の順位は入れ替らない(例えば、赤と金など)。低期待度である青の順位を一番高くすることでガセのアイコン変化の頻度を抑え、過度な煽りを抑制することができ、遊技者が不快感を抱くことを防止することができる。また、高期待度同士の順位は入れ替らないため、遊技者が混乱することがない。また、高期待度として遊技者が記憶している期待感を毀損させないようになっている。
また、演出モードによって表示されることがない色がある。例えば、演出モードA(デフォルトモード)では紫が表示されないが、演出モードC(先報知モード)では紫は表示される場合がある。このようにすることで、演出のバリエーションを増やしつつも、各々のアイコンの期待度の低下を防ぎ、遊技者が想定している期待度との乖離を防ぐことができる。
また、演出モードC(先報知モード)では、アイコンが表示されるときは紫以上が表示され易くなっている。
図73(a)は、図72に示す表の変形例を表した表である。以下、図72に示す表の特徴的な点についてのみ説明する。
青色は、演出モードAでは18%であり、演出モードBでは15%であるが、演出モードCおよび演出モードDでは表示態様(色)が変化することが確定になる。図72に示す表の場合、表示態様(色)の変化は抽選で決められており、必ず変化する条件は設けられていなかったが、この変形例では、演出モードCおよび演出モードDで、青色の表示態様の保留アイコンあるいは変動アイコンが新たに出現したら、必ず他の表示態様に変化する。ここにいう変化とは、期待度が高くなる表示態様に変化することであって、期待度が低くなる表示態様に変化することはない。また、表示態様の変化タイミングは、出現してからすぐに変化してもよいし、シフト移動時に変化してもよい。さらに、青色の表示態様の保留アイコンであれば、その保留アイコンに対応する図柄変動表示が終了するまでの間に青色の表示態様の保留アイコンは他の表示態様に変化する。青色の表示態様の変動アイコンであれば、その変動アイコンに対応する現在行われている図柄変動表示が終了するまでの間に青色の表示態様の変動アイコンは他の表示態様に変化する。
また、緑色は、演出モードAでは23%であり、演出モードBでは20%であるが、演出モードCおよび演出モードDではそれぞれ100%(当り確定)である。また、演出モードCおよび演出モードDでは、緑色が選択される割合が、虹色や金色と同じくらい低く、紫色や赤色の方が選択される割合が高くなっている。このため、演出モードCまたは演出モードDでは、青色の保留アイコンや変動アイコンが出現すると、緑色を飛び越えて2段階以上上の色(紫色又は赤色)に変化しやすいことになる。
この変形例でも、演出モードCでは、青色が選択される割合が、紫色や赤色や金色が選択される割合よりも低い。また、青色は変化確定であるため、先報知演出が実行された場合に最終的に表示される表示態様は、青色よりも紫色の方が表示されやすく、青色よりも赤色の方が表示されやすく、青色よりも金色の方が表示されやすい。さらに、青色は最終的には表示されないことから、当り期待度が100%の緑色や虹色の方が表示されやすいといえる。加えて、先報知演出が実行された場合には、当り期待度が紫色以上となる色のアイコンが表示されやすいと言える。
また、演出モードDでは、青色が選択される割合が、紫色や赤色が選択される割合よりも低い。演出モードDでも青色は変化確定であるため、先報知演出が実行された場合に最終的に表示される表示態様は、青色よりも紫色の方が表示されやすく、青色よりも赤色の方が表示されやすい。さらに、青色は最終的には表示されないことから、当り期待度が100%の緑色や金色や虹色の方が表示されやすいといえる。
以上説明したように、青アイコンは、演出モードA(デフォルトモード)では表示された後に変化する場合と変化しない場合があるが、演出モードC(先報知モード)では表示された後は必ず、何れかの色に変化する。
図73(b)は、図72に示す表の、図73(a)に示した変形例とは異なる変形例を表した表である。
この変形例では、例えば、デフォルト(白色)のアイコンから他の色の表示態様に変化する場合もあれば、キャラクタ(着物)に変化する場合もあり、キャラクタ(着物)に変化した場合は、そこからさらに変化する場合は色の変化ではなく、図73(b)に示す当り期待度となるようにキャラクタの服装が変化していくことになる。
デフォルトの服装は着物であり、パジャマ、学生服、Tシャツ、アロハシャツの服装の表示態様が用意されている。
この変形例でも、演出モードAでは期待度が低かったパジャマが、演出モードCや演出モードDでは、最も高い期待度になっている。なお、このキャラクタに変化する演出は特定の演出モードのみで実行されるようにしてもよい。
以上説明したように、保留又は変動アイコンの表示態様の一種として、キャラアイコンがあり、キャラアイコンに変化したとき、あるいはキャラアイコンが表示されたときにさらに変化する場合は、色変化とは別の表示態様に変化する。具体的には、キャラクタの服装が変化していく。
なお、キャラアイコンの場合も演出モードC(先報知モード)では、低期待度である青の順位が一番高くなるが、高期待度同士の順位は入れ替らないようになっている。
また、図72及び図73を用いた説明では、一例として、デフォルトモードと先報知モードを記載しているが、通常遊技状態における或るモード(デフォルトモード)と時短遊技状態における或るモード(先報知モード)とに置き換えてもよい。
図74は、第2実施形態の遊技台において、保留変化演出と先報知演出が実行される二つの例を段階的に示す図である。この図74に示す例は、通常遊技状態(非時短遊技状態)であって、左打ちが推奨され、普図始動口228(図32参照)へ遊技球を入賞させて普図の変動表示を中心に遊技が進められる。
図74に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の中央下部に変動アイコン表示領域280が表示され、その左横に普図の保留アイコン表示領域281が表示されている。また、表示画面の右下には演出モード選択表示DMSが表示されており、図74に示す例では、先報知モードである演出モードCが設定されていることが報知されている。さらに、図74の各図には、音出力手段であるスピーカ120と、発光手段であるボタンランプ138も図示されている。
まず、図74(a)~同図(h)又は同図(h’)に示す例は、図73に示す変形例における例になる。
図74(a)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の保留が1つある状態で普図のはずれを表す「装飾5-装飾4-装飾7」の確定停止が行われており、この確定表示の最中に、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留が2つに増える。普図の第1保留を表すデフォルト色(白色)の保留アイコンh11の横に、第2保留を表す青色の表示態様の保留アイコンh12が追加表示される。図73に示す変形例では、青色の表示態様は保留変化確定の表示態様である。また、演出モードC(先報知モード)であるため、図61(d)を用いて説明した第2先報知演出が実行されている。すなわち、普図始動口228への入賞(普図の保留増加)に合わせて、図74(a)に示すスピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力され、ボタンランプ138は赤色に発光している。今回獲得した保留(第1保留)が期待できるものであるとわかり、遊技の興趣が向上する。
図74(b)では、普図の第1保留が消化され、白色の第1保留の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、白色の表示態様のまま変動アイコンh0として表示されている。一方、青色の第2保留の保留アイコンh12は、シフト移動して第1保留アイコンh11になっている。このシフト移動時に青色の表示態様から期待度の高い紫色の表示態様に変化し、スピーカ120からは、紫色への変化音である「ポロン」という演出音が出力されている。図74(b)では、普図の装飾図柄の変動表示が開始されており、続く図74(c)では、奇数である装飾1をリーチ図柄としてノーマルリーチ演出が実行されている。図69を用いて説明したように、奇数のリーチ図柄では現在行われている普図の変動表示でははずれ確定であるが、次変動ではSPリーチ以上のリーチ演出を経て普図当りになる期待度が高くなり、遊技の興趣が向上する。
やがて、中図柄表示領域208bに装飾2が仮停止し、ノーマルリーチはずれとなって、図74(d)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾1-装飾2-装飾1」が確定停止されている。
図74(e)では、普図の第1保留が消化され、紫色の第1保留の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、さらに期待度が高い赤色の変動アイコンh0に変化している。すなわち、シフト時に保留変化演出が実行されており、スピーカ120からは、赤色への変化音である「ピッ」という演出音が出力されている。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。先報知演出で第2先報知演出(ボタンランプ138の赤色発光とスピーカ120からの演出音出力)が実行された場合には、変動アイコンの表示態様、すなわちアイコンの最終的な表示態様は、紫色以上の期待度を表す色になりやすい。
図74(f)では、偶数である装飾2をリーチ図柄としてリーチ状態が成立し、続く同図(g)ではSPSPリーチに発展している。
図74(h)では、中図柄表示領域208bに装飾2が仮停止し、普図当りを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾2」-「装飾2」-「装飾2」)の揺れ表示が行われており、このまま確定停止が行われて普図当りになる。
一方、図74(h’)では、中図柄表示領域208bに装飾3が仮停止し、普図はずれを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾2」-「装飾3」-「装飾2」)の揺れ表示が行われている。このように、普図はずれになる場合もある。
図74(A)~同図(E)に示す例は、図72に示す変形例における例になる。
図74(A)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の保留が1つある状態でリーチハズレの普図のはずれを表す「装飾3-装飾4-装飾3」の確定停止が行われている。図74(A)における普図の第1保留を表す保留アイコンh11は、普図当り確定の100%の期待度を示唆する青色の表示態様である。
図74(B)では、普図の第1保留が消化され、青色の第1保留の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、青色の表示態様のまま変動アイコンh0として表示されている。また、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。
図74(C)では、偶数である装飾2をリーチ図柄としてリーチ状態が成立し、続く同図(D)ではSPSPリーチに発展している。
図74(E)では、中図柄表示領域208bに装飾2が仮停止し、普図当りを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾2」-「装飾2」-「装飾2」)の揺れ表示が行われている。変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様のままであれば、このまま確定停止が行われて普図当りになる。なお、揺れ表示が行われている状態で他の色(例えば、紫色)に変化し、最終的には普図はずれになる場合があってもよい。
なお、図72や図73では、演出モードCに設定されていれば、アイコンの最終的な表示態様が青色であれば期待度が100%になったり、青色から変化し易かったり、青色が変化確定だったりしたが、演出モードCに設定され、且つ、第2先報知演出が実行された場合の第2先報知演出の対象のアイコンでこのようになるようにしてもよい。
続いて、第2実施形態の遊技台における演出モードの別態様について説明する。
図74-1(a)は、第2実施形態の遊技台における演出モードの別態様を示す表である。
この別態様では、演出モードは一つ増えて5つになる。すなわち、これまでと同じ、遊技者がモードの設定操作を行っていないデフォルトの演出モードA(デフォルトモード)、プレミア演出の実行頻度が演出モードAよりも高くなる演出モードB(プレミアムアップモード)、先読み演出の一種である先報知演出が実行可能となる演出モードC(先報知モード)および先読み演出の期待度が高くなる演出モードD(先読みチャンスモード)の他に、演出モードEが追加されている。この演出モードEは、演出モードCと同じく、先報知演出が実行可能であるが、演出モードCよりも第2先報知演出の当り又は大当りの期待度(信頼度ともいうが、以下、単に「期待度」という)が高いモードである。この結果、第2先報知演出は、演出モードCにおいて実行される場合よりもこの演出モードEにおいて実行される場合の方が期待度が高くなる。演出モードCでも、先報知演出以外の予告演出におけるガゼ演出の実行頻度が低下するが、演出モードEでは、演出モードCよりもさらにガセ演出の実行頻度が低下する。
これら5つの演出モードは、遊技者が図30に示す操作キーユニット190を操作することで、一の演出モードを選択し、選択した一の演出モードを設定することが可能である。
図74-1(b)はデモ中に演出モードを設定する様子を段階的に示した図である。
(b-1)では、デモ演出が実行されており、装飾図柄表示装置208にはデモアニメが表示されている。デモ演出が実行されている状態で、図30に示す操作キーユニット190の決定ボタンを長押しすると、(b-2)に示すように、装飾図柄表示装置208にはデモアニメに代えてメニュー表示が表示される。メニュー表示では、操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンと下ボタンを操作することでカーソルCsを上下に移動させ、カーソルCsを演出カスタムに合わせた状態で、操作キーユニット190の決定ボタンを押下すると、装飾図柄表示装置208の表示画面は、演出カスタム選択画面に切り替わる。(b-3)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面には、演出カスタム選択画面が表示されている。この演出カスタム選択画面で、5つの演出モードA~Eの中からいずれか一つの演出モードを選択することができる。(b-3)では、カーソルCsが演出モードCに合わせられた状態であり、この状態で操作キーユニット190の決定ボタンを押下すると、(b-4)に示すように演出モードCの設定画面に切り替わる。この例では、図65に示すように、遊技状態としては、非時短遊技状態の通常遊技状態、a1時短遊技状態のRUSH状態およびa2時短遊技状態がある。演出モードCの設定では、a2時短遊技状態における演出モードCの設定はできず、通常遊技状態(非時短遊技状態)における演出モードCの設定とRUSH状態(a1時短遊技状態)における演出モードCの設定に限って可能である。(b-4)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面では、演出モードCの設定を、通常遊技状態とRUSH状態とで個別に行うことができ、通常遊技状態では、オンにカーソルCsが合わされており、RUSH状態では、オフにカーソルCsが合わされている。この状態で、操作キーユニット190の決定ボタンを押下すると、演出モードの設定が更新され、通常遊技状態では演出モードCが設定され、RUSH状態では演出モードCが設定されない。
なお、その他の演出モードA、B、D、Eにおいても遊技状態ごとに演出モードの設定(オン)/非設定(オフ)を選択することができる。
また、現在の遊技状態が演出モードの設定を規制している遊技状態でなければ、現在の遊技状態(例えば、通常遊技状態)に限って演出モードの設定を行うことができ、現在の遊技状態で設定された演出モードは、他の遊技状態へ移行すると引き継がれないようにしてもよい。この場合には、移行先の遊技状態が演出モードの設定を規制している遊技状態でなければ、移行先の遊技状態(例えば、RUSH状態)で、再度、演出モードを設定することができる。あるいは、演出モードの設定を規制している遊技状態以外では、遊技状態に関係なく全遊技状態共通で一括して演出モードを設定できるようにしてもよい。
また、同じ遊技状態(例えば、通常遊技状態)で演出モードC又はEといった2種類の演出モードのうちいずれか一方を設定できるようにしていたが、通常遊技状態では、これら2種類の先報知演出モードのうちいずれか一方の先報知演出モード(例えば、演出モードC)を設定することができるが他方の先報知演出モード(例えば、演出モードE)は設定することができず、RUSH状態では、他方の先報知演出モード(例えば、演出モードE)を設定することができるが一方の先報知演出モード(例えば、演出モードC)は設定することができないようにしてもよい。
なお、上記例では、操作キーユニット190の決定ボタンを長押しすると、メニュー表示を表示するようにしていたが、短押しで表示するようにしてもよい。
続いて、演出モードCあるいは演出モードEが設定されて実行可能になる先報知演出の決定処理について説明する。
図74-2は、先報知演出決定処理の流れを示すフローチャートである。
この先報知演出決定処理は、図34に示す第1副制御部400のCPU404によって実行され、図42(a)に示すコマンド処理(ステップS307)で主制御部300からコマンドを受信したという判定結果であった場合に、続く演出制御処理(ステップS309)において実行される。
まず、ステップS351では、ステップS331においてRAM408のコマンド記憶領域に記憶した未処理コマンドが入賞時コマンドであるか否かを判定する。ここでの入賞時コマンドは、普図始動口228への入賞を表す入賞時コマンドであったり特図2始動口232への入賞を表す入賞時コマンドであったりする。未処理コマンドが入賞時コマンドでなければ先報知演出決定処理は終了になり、入賞時コマンドであれば、先報知演出の実行可能期間であるか否かを判定する(ステップS352)。先報知演出は、大当り遊技中および図65に示す10R大当り遊技の間の期間((18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態の期間)には行われない。すなわち、時短遊技状態を複数種類設けて、いわゆるRUSH状態に相当するa1時短遊技状態では先報知演出を実行可能であるが、a1時短遊技状態よりも有利なa2時短遊技状態(次回当りが実質的に確定している状態)では先報知演出を実行不可能としている。なお、小当り遊技中、普図当り中にも、先報知演出が行われないようにしてもよいし、小当り遊技中、普図当り中では、先報知演出が行われるようにしてもよい。先報知演出の実行可能期間でなければ先報知演出決定処理は終了になり、先報知演出の実行可能期間(図65に示す(11)普通遊技状態、(14)初回RUSH状態、(16)RUSH状態))であれば、先報知演出判定用乱数値を取得し(ステップS353)、先報知演出の判定テーブルを選択する(ステップS354)。第1副制御部400のROM406には、先報知演出の判定テーブルが記憶されている。
図74-3(a)は、演出モードCにおける先報知演出の判定テーブルを示す図であり、同図(b)は、演出モードEにおける先報知演出の判定テーブルを示す図である。
図74-2に示すステップS354では、現在設定されている演出モードが、演出モードCであれば図74-3(a)に示す判定テーブルを選択し、演出モードEであれば図74-3(b)に示す判定テーブルを選択する。
ステップS354に続くステップS355では、選択した判定テーブルに従って、ステップS353で取得した乱数値を用いて先報知演出を決定する。
図74-3に示すいずれの判定テーブルでも、予定変動パターンとは、今回得られた保留が消化されて実行される図柄変動で実行予定の装飾図柄の変動パターンのことである。先報知演出は、この予定変動パターンと対応付けられている。先報知演出には、ボタンランプ138が、白発光する第1先報知演出と赤発光する第2先報知演出があり、期待度は、赤発光する第2先報知演出の方が白発光の第1先報知演出よりも高い。
図74-3(a)に示す判定テーブルは、図61(d)に示す判定テーブルの別態様になる。図74-3(a)に示す判定テーブルと図61(d)に示す判定テーブルの違いは、図74-3(a)に示す判定テーブルには、普図変動表示に合わせて行われる装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示の変動パターンとして特殊リーチが追加されている点になる。リーチ変動パターンにおける普図当りの期待度(信頼度)は、ノーマルリーチが最も低く、特殊リーチ、SPリーチ、SPSPリーチの順に高くなり、全回転リーチが最も高く、当り確定になる。普図の装飾図柄の変動表示で特殊リーチを経てハズレとなる場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が100%の確率で選択される。一方、普図の装飾図柄の変動表示で特殊リーチを経て当りとなる場合には、第2先報知演出が100%の確率で選択される。これらの結果、第1先報知演出が実行されて特殊リーチだった場合には普図ハズレが確定になり、第2先報知演出が実行されて特殊リーチだった場合には普図当りが確定になる。この別形態では、第2先報知演出は、ボタンランプ138が赤発光し、スピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力される。これまでの説明では、特定音について音量の説明はなかったが、この別形態では、特定音である「ポキューン」という音は、特大の音量で出力される。後述するように、最終表示態様を用いた保留アイコンや変動アイコンの発生時にも、スピーカから報知音が小音量~特大音量のいずれかの音量で出力される。第2先報知演出の特定音は、期待度の低い最終表示態様を用いた保留アイコンや変動アイコン発生時の報知音よりも大きな音で出力される。
特図2の予定変動パターンと対応付けられた先報知演出でも、第2先報知演出でスピーカ120から出力される特定音の音量が特大である点を除いて、図61(d)に示す判定テーブルと同じである。
図74-3(b)に示す判定テーブルは、演出モードCよりも第2先報知演出の期待度が高い演出モードEに設定されている場合に選択される判定テーブルである。
図74-3(b)に示す判定テーブルと同図(a)に示す判定テーブルでは、普図の予定変動パターンと対応付けられた先報知演出において、SPリーチが行われた場合の第1先報知演出と第2先報知演出の選択率が異なる。すなわち、ハズレの場合には、第1先報知演出の選択率が、図74-3(a)に示す判定テーブルよりも同図(b)に示す判定テーブルの方が20%高く、当りの場合には、第2先報知演出の選択率が、図74-3(a)に示す判定テーブルよりも同図(b)に示す判定テーブルの方が20%高く、図74-3(b)に示す判定テーブルでは、ガゼの先報知演出の選択率が低くなっている。
以上説明した、図74-3に示す判定テーブルでは、期待度が高くない場合は、基本的に第1先報知演出が実行され、ボタンランプ138が白発光するため、第1先報知演出は、演出モードCやEに設定されていることを報知する演出としても機能する。
なお、ハズレの場合に特殊リーチが実行される場合には、100%の確率で第1先報知演出が選択され、当りの場合に特殊リーチが実行される場合には、100%の確率で第2先報知演出が選択されるようにしていたが、第2先報知演出が実行されたときに特殊リーチが実行されると当りが確定(もしくは期待度が極めて高く)となっていればよく、本確率に限定されない。例えば、ハズレの場合に特殊リーチが実行される場合には、100%の確率で第1先報知演出が選択され、当りの場合に特殊リーチが実行される場合には、95%の確率で第2先報知演出が選択され、5%の確率で第1先報知演出が選択されるようにしてもよい。
図74-2に示すステップS356では、演出データとして、ステップS355で決定された先報知演出の演出データをRAM408に設定し、先報知演出決定処理は終了になる。
次に、アイコン変化演出について詳述する。
図74-4は、アイコン変化演出決定処理の流れを示すフローチャートである。
このアイコン変化演出決定処理は、図34に示す第1副制御部400のCPU404によって実行され、図42(a)に示すコマンド処理(ステップS307)で主制御部300からコマンドを受信したという判定結果であった場合に、続く演出制御処理(ステップS309)において実行される。
まず、ステップS361では、ステップS331においてRAM408のコマンド記憶領域に記憶した未処理コマンドが入賞時コマンドであるか否かを判定する。ここでの入賞時コマンドは、普図始動口228への入賞を表す入賞時コマンドであったり特図2始動口232への入賞を表す入賞時コマンドであったりする。未処理コマンドが入賞時コマンドでなければアイコン変化演出決定処理は終了になり、入賞時コマンドであれば、アイコン変化演出の実行可能期間であるか否かを判定する(ステップS362)。保留アイコンの変化演出は、先行する保留に当りの保留が存在する期間には行われない。また、保留アイコンおよび変動アイコンともに、大当り遊技中および図65に示す10R大当り遊技の間の期間((18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態の期間)にはアイコン変化演出は行われない。なお、小当り遊技中、普図当り中でも、アイコン変化演出が行われないようにしてもよいし、小当り遊技中、普図当り中では、アイコン変化演出が行われるようにしてもよい。アイコン変化演出の実行可能期間でなければ、変動アイコンの最終表示態様として、デフォルト(白色)の表示態様に決定し(ステップS363)、ステップS367へ進む。変動アイコンの最終表示態様とは、変動アイコンの表示が終了する直前の表示態様のことである(以降の説明においても同じ)。一方、アイコン変化演出の実行可能期間であれば、アイコン最終表示態様判定用乱数値を取得し(ステップS364)、現在設定されている演出モードに応じたアイコン最終表示態様の判定テーブルを選択する(ステップS365)。第1副制御部400のROM406には、アイコン最終表示態様の判定テーブルが記憶されている。
図74-5は、演出モードA又はBにおけるアイコ最終表示態様の判定テーブルを示す図であり、図74-6は、演出モードC又はEにおけるアイコ最終表示態様の判定テーブルを示す図であり、図74-7は、演出モードDにおけるアイコ最終表示態様の判定テーブルを示す図である。
普図の保留アイコンおよび変動アイコンの変化演出は、普図始動口228を狙うことが推奨される非時短遊技状態に限って行われる。特図2の保留アイコンおよび変動アイコンの変化演出は、特図2始動口232を狙うことが推奨される時短遊技状態に限って行われる。
いずれの判定テーブルにおける予定変動パターンとは、今回得られた保留が消化されて実行される図柄変動で実行予定の装飾図柄の変動パターンのことである。また、保留が0の状態における入賞では、これから開始される図柄変動で実行予定の装飾図柄の変動パターンのことになる。
また、アイコン発生時の報知音とは、最終表示態様を用いた保留アイコンや変動アイコンの発生時の報知音になる。保留アイコンが表示開始される際に最終表示態様に変化し、以降、表示態様の変化がない場合には、保留アイコンの発生時(表示開始時)に出力される報知音になる。保留アイコンの段階で最終表示態様に変化し、変動アイコンでは表示態様の変化がない場合には、保留アイコンの最終表示態様への変化時に出力される報知音になる。保留アイコンから変動アイコンになる時に最終表示態様に変化する場合には、変動アイコンの表示開始時に出力される報知音になる。変動アイコンとして表示された後に最終表示態様に変化する場合には、変化時に出力される報知音になる。このアイコン発生時の報知音には、第1発生報知音~第7発生報知音がある。第1発生報知音は音量が小の報知音であり、第2~第4発生報知音は音量が中の報知音であり、第5発生報知音は音量が大の報知音であり、第6~第7発生報知音は音量が特大の報知音である。第6~第7発生報知音の音量は、第2先報知演出における特定音の音量と同じ特大であるが、第2先報知演出における特定音の方がさらに大きな音量であってもよいし、第6~第7発生報知音の方がさらに大きな音量であってもよい。
ここで第2先報知演出における特定音の音量についてもう一度説明すると、その音量は、装飾図柄表示装置208におけるテロップ演出(セリフ演出)でテロップ(セリフ)の表示が赤色へ変化するときの音の音量であったり、保留アイコンや変動アイコンといったアイコンが、期待度がそこまで高くない表示態様(例えば、赤色未満)に変化するときの変化音の音量に比べて、大きくなるように設定されている。
なお、上記説明した第2先報知演出における特定音やアイコン発生時の報知音の小・中・大・特大等の音量については、絶対値ではなく、現在設定されている音量によって変化するものである。例えば、音量1に設定されているときの第2先報知演出における特定音は音量1における特大音量となり、音量2に設定されているときの第2先報知演出における特定音は音量2における特大音量となるように、設定されている音量値によって可変する音量である(音量小・中・大についても同様)。つまり、音量1での特大音量と、音量2での特大音量を比較すると、音量2での特大音量の方が大きい音量となる。
保留アイコンおよび変動アイコンの表示態様及び期待度は、図72を用いて説明した表示態様及び当り期待度と同じである。すなわち、演出モードに応じて、保留アイコンや変動アイコンの期待度を示唆する表示態様が異なる。
演出モードEにおける保留アイコンおよび変動アイコンの表示態様及び期待度は、演出モードCと同じである。したがって、演出モードEでは、緑色の表示態様を用いた保留アイコン又は変動アイコンは出現することはなく、紫色の表示態様を用いた保留アイコン又は変動アイコンは出現する可能性がある。
図74-5の判定テーブルの演出モードA又はBでは、表示態様の期待度は、白色、青色、緑色、赤色、金色の順で高くなり、最も高い虹色では当り確定を示唆する。出現率となる選択率は、図74-5の判定テーブルに示す通りであり、当り確定の期待度が100%の虹色を用いた表示態様は、ハズレの予定変動パターンでは選択される場合がなく、当りの予定変動パターンでは、SPSPリーチと全回転リーチの場合に限って選択される場合がある。なお、紫色を用いた表示態様は選択されない。
図74-6の判定テーブルの演出モードC又はEでは、表示態様の期待度は、白色、紫色、赤色、金色の順で高くなり、図74-7の判定テーブルの演出モードDでは、表示態様の期待度は、白色、緑色、赤色、金色の順で高くなる。演出モードC又はEでは、紫色を用いた表示態様があり緑色を用いた表示態様がないのに対して、演出モードDではその逆であり、緑色を用いた表示態様があり紫色を用いた表示態様がない。また、演出モードC又はEにしても演出モードDにしても、虹色が最も高い期待度であり当り確定を示唆し、青色も虹色と同じく最も高い期待度であって当り確定を示唆する。出現率となる選択率は、図74-6の判定テーブルおよび図74-7の判定テーブルに示す通りであり、当り確定の期待度が100%の青色を用いた表示態様や虹色を用いた表示態様は、ハズレの予定変動パターンでは選択される場合がない。当りの予定変動パターンでは、虹色を用いた表示態様も青色を用いた表示態様も、SPSPリーチと全回転リーチの場合に選択される場合があり、さらに、青色を用いた表示態様は、普図の場合には特殊リーチとSPリーチでも選択される場合がある。青色を用いた表示態様の選択率と虹色を用いた表示態様の選択率とは、普図のSPSPリーチの場合には同じであるが、普図の全回転リーチの場合には虹色を用いた表示態様の選択率の方が高い。また、特図2のSPSPリーチの場合も全回転リーチの場合も、青色を用いた表示態様の選択率よりも虹色を用いた表示態様の選択率の方が高い。
図74-4に示すステップS365では、現在設定されている演出モードが、演出モードA又はBであれば図74-5に示す判定テーブルを選択し、演出モードC又はEであれば図74-6に示す判定テーブルを選択し、演出モードDであれば図74-7に示す判定テーブルを選択する。
ステップS365に続くステップS366では、選択した判定テーブルに従って、ステップS364で取得した乱数値を用いてアイコン最終表示態様を決定する。
ステップS366で、変動アイコンの最終表示態様として、デフォルト色(白色)以外の表示態様を用いることに決定した場合には、アイコン変化を実行する表示態様であることになり、デフォルト色(白色)の表示態様を用いることに決定した場合やステップS363が実行された場合には、アイコン変化を実行する表示態様ではないことになる。
ステップS367では、アイコン変化を実行する表示態様であるか否かを判定し、アイコン変化を実行する表示態様ではない場合(最終表示態様がデフォルトの表示態様の場合)には、ステップS368において非変化パターンを決定し、非変化パターンであることが演出データとしてRAM408に記憶される。続くステップS369では、入賞時アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様であることを指定したアイコン表示コマンドを、第2副制御部500に送信する送信バッファにセットし、アイコン変化演出決定処理は終了になる。
一方、アイコン変化を実行する表示態様である場合(最終表示態様がデフォルトの表示態様以外の場合)には、変化パターン判定用乱数値を取得し(ステップS370)、現在設定されている演出モードに応じたアイコン変化パターンの判定テーブルを選択する(ステップS371)。第1副制御部400のROM406には、アイコン変化パターンの判定テーブルが記憶されている。
図74-8(a)は、演出モードC又はEにおいて第2先報知演出が実行されない場合の変化パターンの判定テーブルの一部を示す図であり、同図(b)は、演出モードC又はEにおいて入賞時の1変動前に第2先報知演出が実行された場合の変化パターンの判定テーブルの一部を示す図であり、同図(c)は、演出モードC又はEにおいて入賞時の2変動前に第2先報知演出が実行された場合の変化パターンの判定テーブルの一部を示す図である。
各判定テーブルにおけるアイコン最終表示態様は、図74-4に示すステップS366で決定されたアイコン最終表示態様になる。また、入賞時の保留数が0の状態で1球の入賞があった場合には保留数は「1」であり、入賞時の保留数が1の状態で1球の入賞があった場合には保留数は「2」であり、入賞時の保留数が2の状態で1球の入賞があった場合には保留数は「3」であり、入賞時の保留数が3の状態で1球の入賞があった場合には保留数は「4」である。これらの判定テーブルには、入賞時の保留アイコンの表示態様も示されており、変化パターンに従って、入賞時の保留アイコンの表示態様も決まることになる。さらに、入賞時の保留アイコンは、アイコン最終表示態様よりも期待度が高い表示態様になることはなく、アイコン最終表示態様が青色である場合には、入賞時の保留アイコンの表示態様は、白色か青色になる。なお、演出モードC又はEでは、青色を用いた表示態様は期待度が100%であるが、デフォルトモードである演出モードAでは、青色を用いた表示態様は期待度が低いものであるので、例えば、演出モードC又はEにおいてアイコン最終表示態様が赤色となる場合は、最終的に赤色になる前に青色を経由する場合がある。つまり、デフォルトモードである演出モードAでの期待度を基準として期待度が高いものから低いものへ変化しないようになっている。なお、紫色については、演出モードC又はEにおいて緑色の代わりに表示されるものであるので、緑色相当とする。このようにすると、演出モードC又はEにおいて最終的に表示されるアイコンの表示態様が青色であれば当りとなることを知っている遊技者は、演出モードC又はEにおいて青色が表示された場合は、このまま変化しないようにと思うこととなり、斬新な演出とすることができる。
保留アイコンにおける表示態様の変化は、シフト移動完了時に変化してもよいし、図柄変動が開始された後の或るタイミングで変化してもよい(以降においても同じ)。変動アイコンにおける表示態様の変化は、変動アイコンの表示開始時に変化してもよいし、図柄変動が開始された後の或るタイミングで変化してもよい(以降においても同じ)。
アイコン最終表示態様が「青色」の場合には、入賞時には白色の表示態様か青色の表示態様しか出現しないが、赤色の表示態様が出現するようにしてもよい(図74-8(b)及び同図(c)においても同じ)。
変化パターンには、この他のパターンもあるが図示省略している(図74-8(b)及び同図(c)においても同じ)。また、アイコン最終表示態様には、「紫色」「金色」「虹色」もあるが図示省略している(図74-8(b)及び同図(c)においても同じ)。
図74-8(b)では、入賞時の1変動前に第2先報知演出が実行されたため、入賞時の保留アイコンの表示態様の変化が、第2先報知演出が実行された保留の図柄変動表示が終了するまで規制される。このため、保留アイコンの段階では表示態様の変化が行われず、変動アイコンになってから表示態様の変化が行われている。なお、先行する保留で第2先読報知が実行されても表示態様の変化が規制されないようにして、入賞時に第2先読報知が実行された場合に表示態様の変化が規制されるようにしてもよい(以降においても同じ)。
図74-8(c)では、入賞時の2変動前に第2先報知演出が実行されたため、1変動前になるまで保留アイコンの表示態様の変化が行われず、第2先報知演出が実行された保留の図柄変動表示が終了した後の1変動前の変動表示の中(開始時及び開始後)で、保留アイコンの表示態様の変化が可能になる。
なお、判定テーブルの図示は省略するが、入賞時の3変動前に第2先報知演出が実行された場合には、2変動前になるまで保留アイコンの表示態様の変化が行われず、2変動前の変動表示が開始された以降に保留アイコンの表示態様の変化が可能になる。また、入賞時の4変動前に第2先報知演出が実行された場合には、3変動前になるまで保留アイコンの表示態様の変化が行われず、3変動前の変動表示が開始された以降に保留アイコンの表示態様の変化が可能になる。
また、ここでは演出モードC又はEにおける変化パターンの判定テーブルのみを示し、先行する保留で第2先読報知が実行された場合には表示態様の変化が規制されることを説明したが、その他の演出モード(演出モードA、B、D)でもアイコン変化演出は行われる。その他の演出モードでは、第2先報知演出が実行されないため、図74-8(a)に示す判定テーブルに似た判定テーブルになる。
ステップS371に続くステップS372では、選択した判定テーブルに従って、ステップS370で取得した乱数値を用いて変化パターンを決定し、決定した変化パターンが演出データとしてRAM408に記憶される。図74-8に示す各判定テーブルには選択率が示されており、ステップS372における決定結果は、この選択率に応じた決定結果になる。続くステップS373では、決定した変化パターンに基づく入賞時アイコンの表示態様を指定したアイコン表示コマンドを、第2副制御部500に送信する送信バッファにセットし、アイコン変化演出決定処理は終了になる。
以上の説明では、アイコン最終表示態様は、変動アイコンの表示態様であったが、変動アイコンを表示しない遊技台や、変動アイコンの表示態様は変化しない遊技台では、アイコン最終表示態様は、保留アイコンの表示態様になり、より具体的には、第1保留アイコンの表示が終了する直前の表示態様のことになる。
次に、変化煽り演出について詳述する。変化煽り演出は、アイコンの表示態様が変化するかもしれないことを遊技者に期待させる演出である。
図74-9は、変化煽り演出実行処理の流れを示すフローチャートである。
この変化煽り演出実行処理は、図34に示す第1副制御部400のCPU404によって実行され、図42(a)に示すコマンド処理(ステップS307)で主制御部300からコマンドを受信したという判定結果であった場合に、続く演出制御処理(ステップS309)において実行される。
まず、ステップS381では、ステップS331においてRAM408のコマンド記憶領域に記憶した未処理コマンドが図柄変動開始コマンドであるか否かを判定する。ここでの図柄変動開始コマンドは、普図の図柄変動開始を表すコマンドであったり特図2の図柄変動開始を表すコマンドであったりする。未処理コマンドが図柄変動開始コマンドでなければ変化煽り演出実行処理は終了になり、図柄変動開始コマンドであれば、図74-4におけるステップS372でRAM408に設定した変化パターンを参照する(ステップS382)。参照した変化パターンにおいて変化させるアイコンがあるか否かを判定し(ステップS383)、変化させるアイコンがなければ変化煽り演出実行処理は終了になる。一方、変化させるアイコンがあれば、変化煽り演出判定用乱数値を取得し(ステップS384)、変化煽り演出の判定テーブルを選択する(ステップS385)。第1副制御部400のROM406には、変化煽り演出の判定テーブルが記憶されている。
図74-10は、変化煽り演出の判定テーブルを示す図である。
ステップS385では、アイコン変化先表示態様(変化後の表示態様)に基づいて判定テーブルを選択する。例えば、青色に変化する場合にはテーブルNo.1の判定テーブルが選択される。変化煽り演出には第1変化煽り演出と第2変化煽り演出といった2態様が用意されている。第2変化煽り演出は、期待度が高い表示態様に変化する場合ほど選択されやすくなっている演出である。テーブルNo.1~6の各判定テーブルでは、対象となる保留の入賞時に第2先報知演出が実行されたか否かによって選択率(実行確率)が変わってくる。第2先報知演出が実行されている方が、実行されていないよりも、変化煽り演出が実行されやすくなる。
なお、演出モードC又はEでは、青色を用いた表示態様は期待度が100%になるが、その他の演出モードにおける青色を用いた表示態様の期待度が低いままと同じように扱うことで、遊技者に意外性を与えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。ただし、演出モードC又はEでは、青色のテーブルNo.1の判定テーブルを、虹色のテーブルNo.6の判定テーブルと同じようにして、期待度と合わせた変化煽り演出が行われるようにしてもよい。
また、図74-10の変化煽り演出の判定テーブルでは、実行しないパターンと、第1変化煽り演出を実行するパターンと第2変化煽り演出を実行するパターンしかなかったが、変化煽り演出においても表示される後述するキャラクタCh1やCh2が表示されるがアイコンの変化に失敗する変化煽りガセ演出を実行するパターンを設けてもよい。
ステップS386では、ステップS370で取得した乱数値を用いて変化煽り演出の実行について決定する。虹色に変化する場合であって、第2先報知演出が実行されている場合には、69%といった選択率で第2変化煽り演出の実行が決定される。変化煽り演出を実行することが決定された場合には、RAM408に演出データとして、実行される態様(第1変化煽り演出か第2変化煽り演出か)を設定する。ステップS387では、変化煽り演出の実行の有無と実行される態様を指定した変化煽り演出コマンドを、第2副制御部500に送信する送信バッファにセットし、変化煽り演出実行処理は終了になる。
続いて、変化煽り演出が実行された一例について説明する。
図74-11は、変化煽り演出が実行された一例を段階的に示す図である。この図74-11に示す例は、通常遊技状態(非時短遊技状態)であって、左打ちが推奨され、普図始動口228(図32参照)へ遊技球を入賞させて普図の変動表示を中心に遊技が進められる。
図74-11に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の中央下部に変動アイコン表示領域280が表示され、その左横に普図の保留アイコン表示領域281が表示されている。また、表示画面の右上隅には、第4図柄表示領域284が設けられており、この第4図柄表示領域284では、一番上の領域が、普図の保留数と普図の図柄変動中報知領域になる。また、表示画面の右下には演出モード選択表示DMSが表示されており、図74-11に示す例では、先報知モードである演出モードCが設定されていることが報知されている。さらに、図74の各図には、音出力手段であるスピーカ120と、発光手段であるボタンランプ138も図示されている。
(a)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の保留がない状態で普図のはずれを表す「装飾5-装飾4-装飾7」の確定停止が行われている。この確定停止の最中に、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留が1つ増える。普図の保留アイコン表示領域281には、普図の第1保留を表すデフォルト色(白色)を用いた第1保留アイコンh11が表示される。また、演出モードC(先報知モード)であるため、先報知演出が実行される。ここでは第1先報知演出が実行され、普図始動口228への入賞(普図の保留増加)に合わせて、ボタンランプ138は白色に発光する。第1先報知演出であるため、スピーカ120からは特定音は出力されない。
(b)では、普図の第1保留が消化され、白色を用いた第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフト移動し、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。ここで第1変化煽り演出が実行され、帽子を被ったキャラクタCh1が登場する。(b)における帽子を被ったキャラクタCh1は紫色のボールを持っており、その紫色のボールを変動アイコン表示領域280に向けて投げ込む。
(c)では、普図の装飾図柄の変動表示が継続しており、変動アイコン表示領域280に表示された変動アイコンh0の表示態様が白色から紫色に変化している。なお、変化煽り演出は、普図の装飾図柄の変動表示が開始した時点で完了(表示態様が紫に変化完了)する演出であってもよい(以降においても同じ)。また、普図始動口228に再び1球入賞があり、普図の保留が1つ増える。普図の保留アイコン表示領域281には、普図の第1保留を表すデフォルト色(白色)を用いた第1保留アイコンh11が表示される。また、普図始動口228への入賞(普図の保留増加)に合わせて、第2先報知演出が実行される。すなわち、ボタンランプ138が赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が特大音量で出力される。
(d)では、装飾2をリーチ図柄としてノーマルリーチ演出が実行され、続く(e)では、中図柄表示領域208bに装飾3が停止し、ノーマルリーチはずれとなって、「装飾2-装飾3-装飾2」が確定停止される。
(f)では、普図の第1保留が消化され、白色を用いた第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフト移動し、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。ここで第2変化煽り演出が実行され、ロボットのキャラクタCh2が登場する。(f)におけるロボットのキャラクタCh2は金色のボールを持っており、その金色のボールを変動アイコン表示領域280に向けて投げ込む。
(g)では、普図の装飾図柄の変動表示が継続しており、変動アイコン表示領域280に表示された変動アイコンh0の表示態様が白色から金色に変化している。ここでの変動アイコンの表示態様の変化は、アイコン最終表示態様への変化になり、スピーカ120からは第6発生報知音が特大音量で出力される。
(h)では、装飾2をリーチ図柄としてノーマルリーチ演出が実行され、続く(i)では、SPリーチに発展する。(j)では、中図柄表示領域208bに装飾2が停止し、SPリーチ当りとなって、「装飾2-装飾2-装飾2」が確定停止される。(k)では、大当り遊技が開始され、装飾図柄表示装置208には大当り演出が表示される。
以上説明したように、変化煽り演出は、変動アイコンh0の表示態様が変化する可能性を示唆する演出であり、第1変化煽り演出と第2変化煽り演出がある。第1変化煽り演出では、帽子を被ったキャラクタCh1が登場し、変動アイコンh0の表示態様が変化することを煽る。第2変化煽り演出では、ロボットのキャラクタCh2が登場し、この第2変化煽り演出は、第1変化煽り演出よりも期待度が高く、変動アイコンの表示態様が変化しやすい。すなわち、各キャラクタCh1、Ch2はボールを持っているが、第1変化煽り演出よりも第2変化煽り演出の方が期待度が高い色のボールを持っている可能性が高く、そのボールを投げ込むことで、変動アイコンの表示態様が、そのボールの色を用いた表示態様に変化する。また、入賞時に第2先報知演出が行われた場合の方が、入賞時に第1先報知演出が行われた場合(入賞時に第2先報知演出が行われなかった場合)よりも、第2変化煽り演出が実行されやすく、入賞時に第1先報知演出が行われた場合には、第1変化煽り演出が実行されやすい。
さらに、第2先報知演出が実行されていない場合(演出モードC又はE以外の演出モードに設定されている場合や、演出モードC又はEに設定されていても第1先報知演出が実行されている場合)では、第2変化煽り演出はそもそも実行頻度が低くてもよいし、実行頻度をある程度保つ場合には、変化成功確率を低くしてもよい。
なお、ここで説明した変化煽り演出は、変動アイコンh0の表示態様が変化する可能性を示唆する演出であったが、保留アイコンの表示態様が変化する可能性を示唆する演出であってもよく、これまでの変化煽り演出に関する全ての説明は保留アイコンの場合でも同様である。また、通常遊技状態(非時短遊技状態)であって普図の変動表示における説明であったが、RUSH状態(a1時短遊技状態)であって特図2の変動表示の場合であっても、変化煽り演出は実行され、これまでの通常遊技状態であって普図の変動表示における全ての説明はこの場合でも同様である。
図74-11における(l)では、大当り遊技の終了演出(RUSHへの突入演出)が行われており、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側には、大当り遊技における獲得賞球数が「TOTAL 03002pt」として表示され、中央下部には獲得到達表示APが表示されている。また、中央部分には、RUSH状態(a1時短遊技状態)に移行することが報知されている。続く(m)では、遊技状態がRUSH状態(a1時短遊技状態)に移行してから1回目の特図2の図柄変動表示が開始されており、装飾図柄表示装置208の表示画面には、特図2の装飾図柄の変動表示が表示されている。また、その表示画面の中央上部には、「RUSH TIME」表示が表示されており、a1時短遊技状態が開始してから14.10秒が経過したことが報知されている。また、表示画面の左下には、a1時短遊技状態が終了するまでの特図2の変動表示回数(残回数)が「179回」と表示され、さらにその下には、演出モード選択表示DMSが表示されている。ここでの演出モード選択表示DMSでは、演出モードAが設定されていることが報知されている。
図74-1(b-4)では、通常遊技状態とRUSH状態とで個別に演出モードを設定しており、通常遊技状態とRUSH状態とのいずれの遊技状態でも演出モードCを設定していた場合であっても、通常遊技状態からRUSH状態に移行すると、RUSH状態における演出モードCは設定されず、デフォルトの演出モードである演出モードAが設定される。すなわち、図74-1(b-4)における演出モードCの設定画面は、通常遊技状態とRUSH状態とで個別に演出モードを設定することができるが、有効なのは現在の遊技状態に限られることになる。
なお、図74-1(b-4)に示すように、通常遊技状態とRUSH状態とで個別に演出モードを設定することができるのではなく、遊技状態毎の演出モードの設定は行うことができず、設定時の遊技状態における演出モードの設定しかできない態様であってもよい。この態様によれば、通常遊技状態(非時短遊技状態)で演出モードCに設定されていても、RUSH状態に移行すると、演出モードは、デフォルトの演出モードAに自動的に設定される。RUSH状態では演出モードCやEに設定可能であるため、装飾図柄の変動表示中に、図30に示す操作キーユニット190を操作することで演出モードCの設定画面を呼び出すことができる。図74-11の(あ)に示す装飾図柄表示装置208には、特図2の装飾図柄の変動表示中における演出モードCの設定画面が表示されている。この設定画面では、遊技状態を指定することはできず、カーソルCsを移動させて、演出モードCを設定する(オン)か、設定しないか(オフ)だけを選択する。RUSH状態で演出モードCを設定した場合であっても、RUSH状態から通常遊技状態に移行すると演出モードは、デフォルトの演出モードAに自動的に設定される。ただし、RUSH状態から通常遊技状態に移行した場合には演出モードは維持されるようにしてもよい。また、RUSH状態に限らず、通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態(例えば、第2実施形態の遊技台には設けられていないが特図の確変状態や電サポ状態等)でも、ここでの説明と同じようにしてもよい。
なお、上記では、変動表示中に設定画面(やメニュー表示)を表示していたが、設定画面(やメニュー表示)を表示できるタイミングとしては、変動中ではなく、現在の遊技状態において推奨される図柄が変動していないときとしてもよいし、変動中でも変動していないときでも表示可能としてもよい。
次に、上記した保留アイコンや変動アイコンの表示態様にはなかった特殊表示態様を表示する変形例について説明する。
図74-12は、保留アイコンや変動アイコンを特殊表示態様で表示する演出の一例を段階的に示す図である。この図74-12に示す例も、図74-11に示す例と同じく、通常遊技状態(非時短遊技状態)であって、左打ちが推奨され、普図始動口228(図32参照)へ遊技球を入賞させて普図の変動表示を中心に遊技が進められる。
図74-12に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の中央下部に変動アイコン表示領域280が表示され、その左横に普図の保留アイコン表示領域281が表示されている。また、表示画面の右上隅には、第4図柄表示領域284が設けられており、この第4図柄表示領域284では、一番上の領域が、普図の保留数と普図の図柄変動中報知領域になる。また、表示画面の右下には演出モード選択表示DMSが表示されており、図74-12に示す例では、先報知モードである演出モードCが設定されていることが報知されている。さらに、図74の各図には、音出力手段であるスピーカ120と、発光手段であるボタンランプ138も図示されている。
(a)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の保留が2つある状態で普図のはずれを表す「装飾5-装飾4-装飾7」の確定停止が行われている。普図の第1保留アイコンh11はデフォルト色(白色)を用いた表示態様で表示されている。第2保留アイコンh12は、クエスチョンマークの特殊表示態様で表示されている。このクエスチョンマークの特殊表示態様は、図72等を用いて説明した期待度を示唆する表示態様とは異なり、この後、高い期待度を示唆する表示態様に変化するかもしれないことを期待させる表示態様であり、変化する可能性は低いものの(ガセである場合が多いものの)、変化する場合には高い期待度を示唆する表示態様に変化するものである。
(b)では、普図の第1保留が消化され、白色の第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、白色の表示態様のまま変動アイコンh0として表示され、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。また、クエスチョンマークの特殊表示態様の第2保留アイコンh12は、その表示態様のまま第1保留アイコンh11として表示されている。
(c)では、普図の装飾図柄の変動表示が終了し、バラケ目の装飾図柄の組合せ(「装飾1」-「装飾3」-「装飾2」)が確定停止されている。続く(d)では、特殊表示態様の第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、クエスチョンマークの特殊表示態様のまま変動アイコンh0として表示され、普図の装飾図柄の変動表示が再び開始されている。普図の装飾図柄の変動表示が開始された後に、(e)に示すように、変化トライアイコンCTIが出現する。この変化トライアイコンCTIは雲の形をしたアイコンであり、特殊表示態様の変動アイコンh0に向けて稲妻の光線を照射する。しかしながら、(f)に示すように、特殊表示態様の変動アイコンh0には表示態様の変化が生じず、左図柄表示領域208aには装飾5が停止し、右図柄表示領域208cには装飾7が停止し、リーチが成立せず、続く(g)では、普図の装飾図柄の変動表示が終了し、バラケ目の装飾図柄の組合せ(「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」)が確定停止されている。この例では、変動アイコンの表示態様の変化に失敗している。表示態様の変化に失敗した場合には、期待度はかなり低下する。例えば、デフォルト(白色)を用いた表示態様が示唆する期待度(1%)と同じ期待度まで低下する。
続いて、変動アイコンの表示態様の変化に成功する例について説明する。この例でも、通常遊技状態(非時短遊技状態)であって演出モードCが設定されている。
(A)では、普図の保留がない状態で普図の装飾図柄の変動表示が行われている。この状態で、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留が1つ増える。普図の保留アイコン表示領域281には、普図の第1保留を表す、クエスチョンマークの特殊表示態様を用いた第1保留アイコンh11が表示される。また、普図始動口228への入賞(普図の保留増加)に合わせて、第2先報知演出が実行される。すなわち、ボタンランプ138が赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が特大音量で出力される。
(B)では、普図の装飾図柄の変動表示が継続する中、普図始動口228に再び1球入賞があり、普図の保留がさらに1つ増える。この普図始動口228への入賞に合わせて、第2先報知演出が再び実行され、ボタンランプ138が赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が特大音量で出力される。先の(A)に示すように先行する保留(ここでは第1保留)で第2先報知演出が実行されたことにより、後続の保留(ここでは第2保留)では表示態様の変化が規制され、後続の保留でも第2先報知演出が実行されたが、第2保留アイコンh12は、デフォルト(白色)を用いた表示態様で表示される。
(C)では普図の装飾図柄の変動表示が終了し、バラケ目の装飾図柄の組合せ(「装飾1」-「装飾3」-「装飾2」)が確定停止されている。続く(D)では、特殊表示態様の第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、クエスチョンマークの特殊表示態様のまま変動アイコンh0として表示され、普図の装飾図柄の変動表示が再び開始されている。普図の装飾図柄の変動表示が開始された後に、雲の形をした変化トライアイコンCTIが出現し、特殊表示態様の変動アイコンh0に向けて稲妻の光線を照射する。すると、(E)に示すように、変動アイコンh0の表示態様は、クエスチョンマークの特殊表示態様からSPという文字が上下2段に記された成功表示態様に変化し、表示態様の変化に成功している。入賞時に第2先報知演出が実行された保留で特殊表示態様によって保留アイコンあるいは変動アイコンが表示された場合には、入賞時に第2先報知演出が実行されなかった場合に比べて表示態様の変化に成功しやすい。あるいは、第2先報知演出が実行された場合には成功確定であってもよい。ここでの成功表示態様はSPSPリーチが行われることを示唆する表示態様であるが、その他の表示態様であってもよい。成功表示態様としては、例えば、その他のリーチが行われることを示唆する表示態様であってもよいし、期待度の数値を記した表示態様であってもよいし、図74-5~図74-7等で説明した赤色等の色を用いた表示態様であってもよい。表示態様の変化に成功した場合には、期待度は大幅に上昇する。例えば、赤色を用いた表示態様が示唆する期待度(50%)と同じ期待度まで上昇する。なお、色を用いた表示態様に変化する場合であれば、赤以上の期待度の表示態様(赤色、金色、虹色)に変化するようにするのが好ましい。(E)では、装飾2をリーチ図柄としてノーマルリーチ演出が実行され、続く(F)では、SPSPリーチに発展する。しかしながら、(G)では、中図柄表示領域208bに装飾3が停止し、SPSPリーチハズレとなって、「装飾2-装飾3-装飾2」が確定停止されている。すなわち、入賞時に第2先報知演出が実行された先行する保留が消化されて行われた図柄変動表示では、変動アイコンh0の表示態様の変化に成功しながらもハズレてしまっている。
以上、図74-12を用いて説明した演出例は、保留アイコンの表示態様として、変化するか否かを示唆する特殊表示態様(変化しなければ期待度がかなり低く、変化すれば期待度が高い)を設けて、第2先報知演出が実行されて、特殊表示態様のアイコンが表示されると、必ず、変化する(変化が成功する)例であった。
(G)から続く(H)では、表示態様の変化が規制されデフォルトの表示態様を用いて表示されていた第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトする。入賞時に第2先報知演出が実行された先行する保留が消化されて行われた図柄変動表示が(G)で終了したことから表示態様の変化ができるようになり、変動アイコンh0として表示を開始するタイミングで赤色の表示態様に変化している。(A)及び(B)に示すように第2先報知演出が連続して実行された場合(第2先報知演出が実行された変動が終了する前に後続保留に対しても第2先報知演出が実行された場合)に、先行保留は入賞時に保留アイコンの表示態様が変化しやすい((A)では第1保留アイコンh11が特殊表示態様に変化しているが、赤色等を用いた表示態様に変化してもよい)が、後続保留の保留アイコンの表示態様は変化しにくいあるいは変化しない((B)では第2保留アイコンh12がデフォルト(白色)の表示態様で表示されている)。
なお、これまでの説明では、保留アイコンも変動アイコンも形は円形であったが、その他の形であってもよく、色と形を組み合わせることで期待度を示唆するものであってもよい。例えば、赤色を用いた四角形の表示態様の保留アイコンは、金色を用いた円形の表示態様の保留アイコンと期待度が同じであってもよい。また、キャラクタの表示態様の保留アイコンの場合には、キャラクタの服の色が期待度を示唆する色であってもよい。また、形が違っていても色が同じであれば略同じ期待度としてもよい。例えば、四角の赤色アイコンと円形の赤色アイコンは同じ期待度としてもよい。
また、これまでリーチ演出について説明したが、ここでもう一度まとめて説明すると、リーチ演出として、第1リーチ演出(例えば、ノーマルリーチ)、第2リーチ演出(例えば、特殊リーチ)、第3リーチ演出(例えば、SPリーチやSPSPリーチ)、第4リーチ演出(例えば、全回転リーチ)を設けておき、演出モードAでは、各リーチ演出が実行された場合の期待度はこの記載順に高くなるようにする。第2先報知演出の対象の図柄変動(入賞時に第2先報知演出が実行された保留が消化されて行われている図柄変動)において、第2リーチ演出が実行されると、第3リーチ演出の期待度よりも高い期待度であるようにしてもよい。例えば、当り確定にしてもよい。また、第2先報知演出の対象の図柄変動においては、第1リーチ演出で終了する変動は実行されない(但し、特殊リーチ、SPリーチ、SPSPリーチ、全回転リーチの何れが実行される場合もノーマルリーチを経由して実行されるものであるので、ノーマルリーチよりも期待度が高いリーチに発展する前段階としてはノーマルリーチが実行される場合がある)ようにしてもよい。さらに、第4リーチ演出は、上述した、第2先報知演出の対象の図柄変動で行われる高期待度の第2リーチ演出よりも期待度が高いリーチ演出であってもよい。なお、第2リーチ演出が当り確定であれば第4リーチ演出は第2リーチ演出と同じ当り確定の期待度になる。
さらに、先報知演出についても、ここでもう一度説明する。
まず、先報知演出を実行可能なモードには2種類(演出モードCと演出モードE)あり、演出モードCよりも演出モードEの方が先報知演出の期待度が高い。
また、先報知演出には、第1先報知演出(白発光、音出力なし)と第2先報知演出(赤発光、特定音出力)があり、演出モードC又はEが設定されていると、推奨される始動口(通常遊技状態であれば普図始動口228、RUSH状態であれば特図2始動口232)への入賞では、第1先報知演出と第2先報知演出のうちのどちらかの一方の先報知演出が必ず実行される。但し、保留数の上限を超えた入賞に対しては先報知演出は実行されない。
さらに、第2先報知演出よりも第1先報知演出の方が用いられる演出要素は少なく(スピーカ120分が少ない)、例えば、第2先報知演出のときには可動体が可動するが、第1先報知演出のときには可動体が可動しないようにしてもよいし、第2先報知演出と第1先報知演出とで、発光手段の発光する箇所が異なり、第2先報知演出よりも第1先報知演出の方が発光箇所が少なくてもよい。
また、図74-1(b)を用いて説明したように、演出モードC又はEは、遊技者の操作によってメニュー画面((b-3)に示す演出カスタム選択画面)から任意に設定することができ、通常遊技状態における演出モードC又はEと、RUSH状態における演出モードC又はEとを個別に設定することができる。
あるいは、通常遊技状態でもRUSH状態でも、設定画面において、通常遊技状態の演出モードC又はEと、RUSH状態の演出モードC又はEとを個別に設定可能であってもよいし、通常遊技状態では通常遊技状態の演出モードC又はEの設定はできるがRUSH状態の演出モードC又はEの設定はできず、RUSH状態ではRUSH状態の演出モードC又はEの設定はできるが通常遊技状態の演出モードC又はEの設定はできないようにしてもよい。
また、通常遊技状態では通常遊技状態の演出モードC又はEの設定しかできない場合であって、通常遊技状態で演出モードC又はEに設定していても、(大当り遊技を経て)RUSH状態に移行したときに、RUSH状態における演出モードはデフォルトの演出モードとなっており、演出モードC又はEが設定されていることはない。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74-11に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記変動アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記表示手段は、前記変動アイコンの表示態様が変化する可能性を示唆する変化煽り表示を実行する場合がある手段であり、
前記変化煽り表示には、第一の変化煽り表示[例えば、図74-11(b)に示す帽子を被ったキャラクタCh1が紫色のボールを投げ込む表示]と、該第一の変化煽り表示が実行されて前記変動アイコンの表示態様が変化する場合よりも前記期待度が高い表示態様に変化しやすい第二の変化煽り表示[例えば、図74-11(f)に示すロボットのキャラクタCh2が金色のボールを投げ込む表示]があり、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]において前記或る演出[例えば、第2先報知演出]が実行される場合には、該或る演出が実行されない場合に比べて前記第二の変化煽り表示が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74-11に示す保留アイコンh11]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記表示手段は、前記保留アイコンの表示態様が変化する可能性を示唆する変化煽り表示を実行する場合がある手段であり、
前記変化煽り表示には、第一の変化煽り表示[例えば、図74-11(b)に示す帽子を被ったキャラクタCh1が紫色のボールを投げ込む表示]と、該第一の変化煽り表示が実行されて前記保留アイコンの表示態様が変化する場合よりも前記期待度が高い表示態様に変化しやすい第二の変化煽り表示[例えば、図74-11(f)に示すロボットのキャラクタCh2が金色のボールを投げ込む表示]があり、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]において前記或る演出[例えば、第2先報知演出]が実行される場合には、該或る演出が実行されない場合に比べて前記第二の変化煽り表示が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
これらの遊技台によれば、入賞時に実行する前記或る演出、変動/保留アイコンの表示態様が変化する可能性を示唆する前記変化煽り表示、後半まで変化するかもしれない変動/保留アイコンの表示があり、該或る演出が行われた変動は入賞から変動終了まで長期間に亘って遊技者の期待感を盛り上げることができる。すなわち、前記或る演出が行われると期待度が高い演出が実行されることを印象付ける効果を得ることができ、この効果によって、遊技者は、入賞時に該或る演出が実行されるか否かに注目するようになり、特に、期待度が高くない変動中でも飽きさせないようにすることができる。
以上の記載によれば、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を少なくとも含む演出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、現在行われている図柄変動に対応した変動アイコンを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記変動アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを遊技者の操作[例えば、図30に示す操作キーユニット190の操作]によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記或る演出は、第一の或る演出[例えば、第1先報知演出]と、該第一の或る演出よりも当りとなる期待度が高いことを示唆する第二の或る演出[例えば、第2先報知演出]とがあり、
前記第二の演出モードにおいて前記第二の或る演出が実行された場合には、該第二の或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の或る演出は、前記演出手段に含まれる複数の手段[例えば、スピーカ120とボタンランプ138]を用いて行われる演出であり、
前記第一の或る演出は、前記演出手段に含まれる、前記複数の手段よりも少ない数の手段[例えば、ボタンランプ138のみ]を用いて行われる演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を少なくとも含む演出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留されている図柄変動に対応した保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを遊技者の操作[例えば、図30に示す操作キーユニット190の操作]によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記或る演出は、第一の或る演出[例えば、第1先報知演出]と、該第一の或る演出よりも当りとなる期待度が高いことを示唆する第二の或る演出[例えば、第2先報知演出]とがあり、
前記第二の演出モードにおいて前記第二の或る演出が実行された場合には、該第二の或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の或る演出は、前記演出手段に含まれる複数の手段[例えば、スピーカ120とボタンランプ138]を用いて行われる演出であり、
前記第一の或る演出は、前記演出手段に含まれる、前記複数の手段よりも少ない数の手段[例えば、ボタンランプ138のみ]を用いて行われる演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
これらの遊技台によれば、入賞時に実行する前記或る演出、後半まで変化するかもしれない変動/保留アイコンの表示があり、該或る演出が行われた変動は入賞から変動終了まで長期間に亘って遊技者の期待感を盛り上げることができる。すなわち、前記或る演出が行われると期待度が高い演出が実行されることを印象付ける効果を得ることができ、この効果によって、遊技者は、入賞時に該或る演出が実行されるか否かに注目するようになり、特に、期待度が高くない変動中でも飽きさせないようにすることができる。加えて、前記第一の或る演出は、前記期待度が相対的に低い演出ではあるが、前記第二の演出モードに設定されていることを示す役割も兼ねており、該期待度がが相対的に高い前記第二の或る演出よりも少ない演出手段で演出を行うので、煩わしい演出になることを避けることができる。また、前記或る演出の実行に遊技者が慣れてしまうことを防止する効果もある。
さらに、
『 前記入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]へ遊技球が入賞することで上限数[例えば、4]まで記憶される保留が該上限数まで記憶されていない場合に該入賞手段への遊技球の入賞があった際には、該入賞に対応して前記第一の或る演出[例えば、第1先報知演出]または前記第二の或る演出[例えば、第2先報知演出]が開始される場合[例えば、演出モードC又はEに設定されている場合]があり、
前記保留が前記上限数まで記憶されている場合に前記入賞手段への遊技球の入賞があった際には、前記第一の或る演出および前記第二の或る演出のいずれの演出も開始されない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の或る演出は、前記第二の演出モードに設定されていることを示す役割も兼ねてはいるものの、保留が記憶されない入賞に対しても実行してしまうと、抽選されていると勘違いさせてしまうため、実行を規制して勘違いを防止する。また、前記第二の或る演出についても、実行を規制して同様に抽選されているといった勘違いを防止する。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74-12に示す変動アイコンh0]と未だ行われていない図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74-12に示す保留アイコンh11]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記変動アイコンとがあり、
前記保留アイコンの前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「第一の或る入賞」という。)があった際に該第一の或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-12(A)]、
前記或る演出は、前記第一の或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該第一の或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-12(D)~同図(G)の直前]、
前記或る演出は、前記第一の或る入賞に対して該或る演出が開始された後から該第一の或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示が終了するまでに、新たに前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「第二の或る入賞」という。)があった際でも該第二の或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-12(B)]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モードにおいて前記第二の或る入賞に対する前記或る演出が実行される場合は、該第二の演出モードにおいて前記第一の或る入賞に対する該或る演出が実行される場合に比べて、該第二の或る入賞による保留アイコンが表示される際に前記第一の表示態様以外の表示態様を用いた前記保留アイコンが表示されにくい[例えば、図74-12(B)における第2保留アイコンはデフォルト(白色)の表示態様で表示されている]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74-12に示す保留アイコンh11]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「第一の或る入賞」という。)があった際に該第一の或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-12(A)]、
前記或る演出は、前記第一の或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該第一の或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-12(D)~同図(G)の直前]、
前記或る演出は、前記第一の或る入賞に対して該或る演出が開始された後から該第一の或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示が終了するまでに、新たに前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「第二の或る入賞」という。)があった際でも該第二の或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-12(B)]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モードにおいて前記第二の或る入賞に対する前記或る演出が実行される場合は、該第二の演出モードにおいて前記第一の或る入賞に対する該或る演出が実行される場合に比べて、該第二の或る入賞による保留アイコンが表示される際に前記第一の表示態様以外の表示態様を用いた前記保留アイコンが表示されにくい[例えば、図74-12(B)における第2保留アイコンはデフォルト(白色)の表示態様で表示されている]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
これらの遊技台によれば、入賞時に実行する前記或る演出、後半まで変化するかもしれない変動/保留アイコンの表示があり、該或る演出が行われた変動は入賞から変動終了まで長期間に亘って遊技者の期待感を盛り上げることができる。すなわち、前記或る演出が行われると期待度が高い演出が実行されることを印象付ける効果を得ることができ、この効果によって、遊技者は、入賞時に該或る演出が実行されるか否かに注目するようになり、特に、期待度が高くない変動中でも飽きさせないようにすることができる。加えて、既に前記或る演出が実行されている場合でも、期待度が高いことを報知するために該或る演出を実行するが、後続の該或る演出の対象の保留は変化しないようにして先行保留に集中させて遊技者の注目が分散しないようにすることで、演出効果を最大限に引き出すことができる。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74-11に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記変動アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第三の演出モード[例えば、演出モードE]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記第三の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記或る演出[例えば、第2先報知演出]は、前記第二の演出モード[例えば、図74-1(a)に示す演出モードC]において実行される場合よりも前記第三の演出モード[例えば、図74-1(a)に示す演出モードE]において実行される場合の方が当りとなる期待度が高くなる演出であり、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74-11に示す保留アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第三の演出モード[例えば、演出モードE]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記第三の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記或る演出[例えば、第2先報知演出]は、前記第二の演出モード[例えば、図74-1(a)に示す演出モードC]において実行される場合よりも前記第三の演出モード[例えば、図74-1(a)に示す演出モードE]において実行される場合の方が当りとなる期待度が高くなる演出であり、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
これらの遊技台によれば、入賞時に実行する前記或る演出、後半まで変化するかもしれない変動/保留アイコンの表示があり、該或る演出が行われた変動は入賞から変動終了まで長期間に亘って遊技者の期待感を盛り上げることができる。すなわち、前記或る演出が行われると期待度が高い演出が実行されることを印象付ける効果を得ることができ、この効果によって、遊技者は、入賞時に該或る演出が実行されるか否かに注目するようになり、特に、期待度が高くない変動中でも飽きさせないようにすることができる。加えて、遊技者の好みに合わせて前記或る演出の実行の有無、期待度を設定することができ、遊技者の利便性が向上する。
なお、前記第二の演出モードは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]で前記操作手段の操作によって設定可能な演出モードであり、前記第二の演出モードは、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な第二の遊技状態[例えば、RUSH状態(a1時短遊技状態)]で前記操作手段の操作によって設定可能な演出モードであってもよい。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74-11に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記変動アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モードは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]で前記操作手段の操作によって設定可能な演出モードであり、該第一の遊技状態よりも遊技者に有利な第二の遊技状態[例えば、RUSH状態(a1時短遊技状態)]でも該操作手段の操作によって設定可能な演出モードである[例えば、図74-1(b-4)に示す演出モードCの設定画面]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74-11に示す保留アイコンh11]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた前記保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた前記保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた前記保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた前記保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モード[例えば、演出モードA~E]の中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり[例えば、図74-1(b)]、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC又はE(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図74-11(c)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図74-11(f)~同図(j)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モードは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]で前記操作手段の操作によって設定可能な演出モードであり、該第一の遊技状態よりも遊技者に有利な第二の遊技状態[例えば、RUSH状態(a1時短遊技状態)]でも該操作手段の操作によって設定可能な演出モードである[例えば、図74-1(b-4)に示す演出モードCの設定画面]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
これらの遊技台によれば、入賞時に実行する前記或る演出、後半まで変化するかもしれない変動/保留アイコンの表示があり、該或る演出が行われた変動は入賞から変動終了まで長期間に亘って遊技者の期待感を盛り上げることができる。すなわち、前記或る演出が行われると期待度が高い演出が実行されることを印象付ける効果を得ることができ、この効果によって、遊技者は、入賞時に該或る演出が実行されるか否かに注目するようになり、特に、期待度が高くない変動中でも飽きさせないようにすることができる。また、遊技者に有利な前記第二の遊技状態では、前記第一の遊技状態に比べると、前記或る演出の実行頻度が上昇する。したがって、前記第一の遊技状態では前記第二の演出モードに設定したいが、前記第二の遊技状態では該第二の演出モードに設定したくないという遊技者がいることが予想できるため、それぞれの遊技状態で個別に第二の演出モードを設定できるようにして、利便性を向上させている。
さらに、
『 前記第一の遊技状態における前記第二の演出モードを設定した後であっても、該第一の遊技状態から前記第二の遊技状態に移行すると、該第二の遊技状態における該第二の演出モードは設定されていない[例えば、図74-11(m)において演出モードAが設定されている]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
加えて、前記第二の遊技状態に移行した際に前記第一の遊技状態の設定を引き継がないようにすることで、該第一の遊技状態では該第二の演出モードに設定したいが、該第二の遊技状態では該第二の演出モードに設定したくないという遊技者の要望を叶えることができる。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた変動アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図62(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図62(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における前記或る入賞に対して、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]が実行されなかった場合よりも該或る演出が実行された場合の方が、該或る入賞に対応する前記変動アイコンが最終的に前記第一の表示態様以外の表示態様を用いて表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74に示す保留アイコンh11、h12]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、赤色]を用いた保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]を用いた保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第二の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第三の表示態様を用いた保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図62(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図62(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における前記或る入賞に対して、前記或る演出[例えば、第2先報知演出]が実行されなかった場合よりも該或る演出が実行された場合の方が、該或る入賞に対応する前記保留アイコンが最終的に前記第一の表示態様以外の表示態様を用いて表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する
場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図62(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図62(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74に示す保留アイコンh11、h12]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図62(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図62(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載によれば、
『 図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応したアイコン[例えば、保留アイコンあるいは変動アイコン]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
前記アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様のアイコンよりも前記第二の表示態様のアイコンの方が高く、該第二の表示態様のアイコンよりも前記第三の表示態様のアイコンの方が高く、該第三の表示態様のアイコンよりも前記第四の表示態様のアイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72又は図73に示す表]、
前記第二の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には最終的に表示される前記アイコンの表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
例えば、前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行されると、先読みの結果が示唆される場合には、当りとなる期待度が中間となる前記第二の表示態様の出現率を低下させ、該或る演出との整合性をとることができる。
より具体的には、前記第二の演出モードが演出モードC(先報知モード)であった場合には、入賞時に対象の変動の期待度が高いか否かが報知される。つまり、演出モードCを設定する遊技者はガセ報知を好まないと考えられる。そこで、演出モードCに設定された場合に前記アイコンの表示態様も期待度の低いものは出現しにくくなる。このため、細かく設定を行わなくても1つの設定(演出モードの設定)を行えば、遊技者の好みに合わせた演出を行うことができるようになる。
なお、前記図柄変動は、普図の変動であってもよいし特図の変動であってもよい。また、前記アイコンは、保留アイコンであってもよいし、変動アイコンであってもよい。
また、前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行されなくても、最終的に表示される前記アイコンの表示態様は、前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい。すなわち、前記第二の演出モードに移行さえしていれば、前記或る演出の実行の有無に関わらず、最終的に表示される前記アイコンの表示態様は、前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい。
また、前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第二の表示態様のアイコンが最も高くなるように構成されていてもよい[例えば、図72に示す表]。
また、
『 前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]において前記或る演出が実行された場合に、前記第二の表示態様のアイコンが表示されると、該第二の表示態様のアイコンに対応する図柄変動が終了するまでの間に、何れかの表示態様[例えば、第三の表示態様あるいは第四の表示態様]のアイコンに変化する[例えば、図73(a)に示す表]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
最初は、前記或る演出との整合性をなくすことで遊技者に当該アイコンに注目させ、最終的には該或る演出との整合性を確保し、演出の信頼度を高めることができる。
なお、前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行されなくても、前記第二の表示態様のアイコンが表示されると、該第二の表示態様のアイコンに対応する図柄変動が終了するまでの間に、何れかの表示態様のアイコンに変化する[例えば、前記第三の表示態様のアイコンか前記第四の表示態様のアイコンに変化する]。すなわち、前記第二の演出モードに移行さえしていれば、前記或る演出の実行の有無に関わらず、前記第二の表示態様のアイコンが表示されると、該第二の表示態様のアイコンに対応する図柄変動が終了するまでの間に、何れかの表示態様のアイコンに変化する。
また、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]を備え、
前記第一の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段に遊技球が入賞した際に実行される場合[例えば、図74(a)]がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記或る演出は、先読み演出であってもよい。また、前記或る演出は、ハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。さらに、前記或る演出は、第一の変動パターン[例えば、図61(d)に示す通常変動、短縮変動、ノーマルリーチ(第一のリーチ演出)]と組み合わせることでハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、第二の変動パターン[例えば、図61(d)に示す全回転リーチ演出(第二のリーチ演出)]と組み合わせることで当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記変動アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた変動アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた変動アイコンと、第三の表示態様[例えば、緑色]を用いた変動アイコンと、第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた変動アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第四の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第一の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた変動アイコンは、前記第三の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合がなく、
第一の期間[例えば、演出モードAに設定されている期間]における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、10%]よりも該第一の期間における前記第二の表示態様[例えば、青色]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、18%]の方が高く、該第一の期間における該第二の表示態様を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度よりも該第一の期間における前記第三の表示態様[例えば、緑色]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、23%]の方が高く、該第一の期間における該第三の表示態様を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度よりも該第一の期間における前記第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、45%]の方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
第二の期間[例えば、演出モードDに設定されている期間]における前記第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、90%]よりも該第二の期間における前記第二の表示態様[例えば、青色]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、100%]の方が高くなるように構成され、
前記第一の期間における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、10%]よりも前記第二の期間における該第一の表示態様を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、1%]の方が低くなるように構成され、
前記第一の期間における前記第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた変動アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、45%]よりも前記第二の期間における該第四の表示態様を用いた変動アイコンが示唆する当り[例えば、90%]となる期待度の方が高くなるように構成され、
第三の期間[例えば、演出モードCに設定されている期間]は、或る演出を実行可能な期間であり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図62(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図62(E)~同図(G)の直前]、
前記第三の期間において前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様を用いた変動アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた変動アイコンの方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74に示す保留アイコンh11、h12]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記保留アイコンには、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた保留アイコンと、第二の表示態様[例えば、青色]を用いた保留アイコンと、第三の表示態様[例えば、緑色]を用いた保留アイコンと、第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた保留アイコンとがあり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第四の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第一の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第二の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様を用いた保留アイコンは、前記第三の表示態様を用いた保留アイコンに変化する場合がなく、
第一の期間[例えば、演出モードAに設定されている期間]における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、10%]よりも該第一の期間における前記第二の表示態様[例えば、青色]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、18%]の方が高く、該第一の期間における該第二の表示態様を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度よりも該第一の期間における前記第三の表示態様[例えば、緑色]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、23%]の方が高く、該第一の期間における該第三の表示態様を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度よりも該第一の期間における前記第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、45%]の方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
第二の期間[例えば、演出モードDに設定されている期間]における前記第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、90%]よりも該第二の期間における前記第二の表示態様[例えば、青色]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、100%]の方が高くなるように構成され、
前記第一の期間における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、10%]よりも前記第二の期間における該第一の表示態様を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、1%]の方が低くなるように構成され、
前記第一の期間における前記第四の表示態様[例えば、赤色]を用いた保留アイコンが示唆する当りとなる期待度[例えば、45%]よりも前記第二の期間における該第四の表示態様を用いた保留アイコンが示唆する当り[例えば、90%]となる期待度の方が高くなるように構成され、
第三の期間[例えば、演出モードCに設定されている期間]は、或る演出を実行可能な期間であり、
前記或る演出は、前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図62(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図62(E)~同図(G)の直前]、
前記第三の期間において前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様を用いた保留アイコンよりも前記第四の表示態様を用いた保留アイコンの方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
さらに、以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図74に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第四の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、10%]よりも前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第一の表示態様の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、1%]の方が低くなるように構成され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第四の表示態様[例えば、金色]の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、75%]よりも
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第四の表示態様の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、80%]の方が高くなるように構成された、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図74に示す保留アイコンh11、h12]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第四の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、10%]よりも前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第一の表示態様の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、1%]の方が低くなるように構成され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第四の表示態様[例えば、金色]の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、75%]よりも
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第四の表示態様の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、80%]の方が高くなるように構成された、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
さらに、以上の記載によれば、
『 図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応したアイコン[例えば、保留アイコンあるいは変動アイコン]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色]とがあり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様のアイコンよりも前記第二の表示態様のアイコンの方が高く、該第二の表示態様のアイコンよりも前記第三の表示態様のアイコンの方が高く、該第三の表示態様のアイコンよりも前記第四の表示態様のアイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図72に示す表]、
前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第四の表示態様のアイコンよりも前記第二の表示態様のアイコンの方が高くなるように構成された[例えば、図72に示す表]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、演出モードによって低期待度の表示態様は、前記期待度が高くなって該期待度の順位が変化している。このため、演出モードによっては目新しさがあり、遊技者を驚かせることができる場合がある。
なお、前記図柄変動は、普図の変動であってもよいし特図の変動であってもよい。また、前記アイコンは、保留アイコンであってもよいし、変動アイコンであってもよい。
また、前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第二の表示態様のアイコンが最も高くなるように構成されていてもよい[例えば、図72に示す表]。
また、
『 前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]においても当りとなる期待度が、前記第三の表示態様[例えば、赤色]のアイコンよりも前記第四の表示態様[例えば、金色]のアイコンの方が高くなるように構成された[例えば、図72に示す表]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
一方で、演出モードが変わっても高期待度の表示態様は該期待度の順位は変化せず、遊技者の期待を裏切ることがないようにしている。
また、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]を備え、
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]は、或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]は、前記或る演出を実行不可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段に遊技球が入賞した際に実行される場合[例えば、図74(a)]がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記或る演出は、先読み演出であってもよい。また、前記或る演出は、ハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。さらに、前記或る演出は、第一の変動パターン[例えば、図61(d)に示す通常変動、短縮変動、ノーマルリーチ(第一のリーチ演出)]と組み合わせることでハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、第二の変動パターン[例えば、図61(d)に示す全回転リーチ演出(第二のリーチ演出)]と組み合わせることで当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。
続いて、第2実施形態の遊技台におけるデモ演出について詳述する。
図75(a)は、第2実施形態の遊技台におけるデモ演出の流れを示すタミングチャートである。
デモ演出は、デモ演出の開始条件が成立した後、一定時間(例えば、30秒)が経過すると開始される。デモ演出の開始条件成立には、(1)装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われていないこと、(2)装飾図柄の変動表示が開始される保留がないこと、(3)図30に示す球発射ハンドル134にタッチしていないこと、(4)図30に示す操作キーユニット190を操作してメニュー操作が行われていないことの4条件が全て満足される必要がある。
(1)の条件は、通常遊技状態であれば、普図の変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われることから、仮に、特図2の変動表示が行われていても装飾図柄の変動表示さえ行われていなければよい。(2)の条件も、普図の保留さえなければよく、特図2の保留があってもよい。
また、球発射ハンドル134には、球発射ハンドル134の静電気容量の変化を検知するハンドルタッチセンサが設けられている。このハンドルタッチセンサは、球発射ハンドル134に作用する静電気を検知するものであり、遊技者が球発射ハンドル134に接触することで、遊技者から作用する静電気を検知し、遊技者が球発射ハンドル134に接触(タッチ)していることを検出する。(3)の条件は、ハンドルタッチセンサからの検出信号に基づいて判定される。図75のタミングチャートには、このハンドルタッチセンサからの検出信号が検出か非検出かが記されている。
操作キーユニット190には十字キーや決定ボタンが配置されており、この操作キーユニット190を操作することで装飾図柄表示装置208にメニュー表示が表示され、操作キーユニット190によってメニュー操作が行われる。したがって、(4)の条件は、メニュー表示が表示された状態で操作キーユニット190が操作されているか否かに基づいて判定される。図75のタミングチャートには、操作キーユニット190の操作/非操作が記されているが、これはメニュー表示が表示された状態での操作/非操作になる。なお、(4)の条件は、メニュー表示を表示させる操作であってもよい。メニュー表示を表示させる操作としては、例えば、ここでも操作キーユニット190の操作であってもよいし、専用のメニュー表示ボタンの押下であってもよい。
また、図75のタイミングチャートには、音・光量ボタンの操作/非操作も記されているが、音量はスピーカ120の音量であり、光量は装飾図柄表示装置208の液晶画面の明るさである。なお、光量は、図34に示す遊技盤用ランプ422や、遊技台枠用ランプ452の光量であってもよい。音量ボタンには、音量調整ウィンドゥが表示されている状態で操作キーユニット190の上ボタンと下ボタンが割り当てられており、光量ボタンには、光量調整ウィンドゥが表示されている状態で操作キーユニット190の上ボタンと下ボタンが割り当てられている。
なお、装飾図柄の変動表示が行われているときからスピーカ120からはBGMが出力されているが、装飾図柄の確定停止が終了してから、上記一定の時間よりも短い時間(例えば、10秒)が経過すると、そのBGMが消音(出力が停止)する。
図75(a)の遊技状態は、通常遊技状態(非時短遊技状態)であり、普図の図柄変動が行われ、その図柄変動に合わせて装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。T2のタイミングは、装飾図柄の確定停止が終了したタイミングになる。このT2のタイミングの様子を示す(a-1)では、スピーカ120からは、BGMが出力されている。装飾図柄表示装置208の液晶表示では、「装飾5-装飾4-装飾7」のはずれの装飾図柄の組み合わせが確定停止されている。また、左上には、ミニ図柄MINが表示され、右上には第4図柄表示領域284が表示されている。第4図柄表示領域284における普図の保留数は0である。さらに、中央下部には変動アイコン表示領域280が表示され、その左横に普図の保留アイコン表示領域281が表示されている。変動アイコン表示領域280には変動アイコンは表示されておらず、普図の保留アイコン表示領域281には保留アイコンが一つも表示されていない。以降、装飾図柄の組み合わせが確定停止され、ミニ図柄MIN、第4図柄表示領域284、変動アイコン表示領域280および普図の保留アイコン表示領域281が表示された液晶表示のことを、装飾図柄停止表示という場合がある。この例では、普図の保留がなく、装飾図柄の確定停止前に遊技者は発射ハンドルから手を離し、メニュー操作も行っていないT2のタイミングで、装飾図柄の確定停止が終了したため、T2のタイミングが、デモ演出の開始条件が成立したタイミングになる。
デモ演出には、注意喚起表示、アニメデモ表示およびスペックデモ表示が含まれている。図75(a)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示として、注意喚起表示→アニメデモ表示→スペックデモ表示→注意喚起表示→・・・がループして表示されている。
T3のタイミングは、上述したデモ演出の開始条件が成立したT2のタイミングから上記一定時間(この例では30秒)が経過したタイミングになる。このT3のタイミングの様子を示す(a-2)では、装飾図柄表示装置208の表示画面に、装飾図柄の組み合わせに代えて注意喚起表示WSが表示されている。注意喚起表示WSは、のめり込み防止を注意喚起する表示である。なお、装飾図柄表示装置208から、変動アイコン表示領域280および普図の保留アイコン表示領域281は消えたが、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284は表示され続けている。また、スピーカ120からの出力は停止し、何も出力されていない(消音状態)。
T4のタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示画面が、注意喚起表示WSからアニメデモ表示に切り替わったタイミングになり、このT4のタイミングの様子を(a-3)では示している。アニメデモ表示では、アニメーションによって遊技台の機種紹介などを表示する。また、アニメデモ表示中は、デモ中であることを表す「デモ中」の表示が画面左上方に表示され続ける。なお、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284は表示され続けている。また、スピーカ120からは何も出力されていない(消音状態)。
T5のタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示画面が、アニメデモ表示からスペックデモ表示に切り替わったタイミングになり、このT5のタイミングの様子を(a-4)では示している。スペックデモ表示では、遊技台の機種のスペックなどを表示する。なお、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284は表示され続けている。また、スピーカ120からは何も出力されていない(消音状態)。
なお、デモ演出としては、注意喚起表示、アニメデモ表示およびスペックデモ表示の他に、企業ロゴなどを表示してもよい。また、スペックデモ表示と先頭に戻る注意喚起表示との間に装飾図柄停止表示を挟んでもよい。
図76は、第2実施形態の遊技台におけるデモ演出制御処理の流れを示すフローチャートである。
図76に示すデモ演出制御処理は、図42に示す第1副制御部タイマ割込処理の各種更新処理の中で第1副制御部400のCPU404によって実行される
ステップS3431では、現在デモ演出の実行中であるか否かを判定する。デモ演出の実行中でなければ、ステップS3432において、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過したか否かを判定する。一定時間が経過していなければ、このデモ演出制御処理は終了になり、一定時間が経過していれば、注意喚起表示WSから始まるデモ演出を開始させるデモ演出開始処理を実行し(ステップS3433)、このデモ演出制御処理は終了になる。
一方、デモ演出の実行中であれば、終了条件1が成立したか否かを判定する(ステップS3434)。終了条件1は、球発射ハンドル134を握ったり触れたりするタッチがあれば成立する。第1副制御部400のCPU404は、ハンドルタッチセンサの検出信号に基づく情報を主制御部300から受信することで球発射ハンドル134へのタッチを検知する。終了条件1が成立していれば、ボイス音制御処理(ステップS3435)に進む。ボイス音制御処理では、第1副制御部400のCPU404は、スピーカ120からボイス音を出力させる。
なお、終了条件1が成立していればボイス音の出力が実行されるが、このボイス音の出力は或る演出の一種である。終了条件1が成立すると実行される或る演出としては、ボイス音の出力とともに装飾図柄表示装置208に専用の画像表示を表示する演出等であってもよいし、ボイス音の出力に代えて、装飾図柄表示装置208に専用の画像表示を表示する演出でもよいし、可動体を動作させるものであってもよい。
次いで、デモ演出終了処理を実行し、デモ演出を終了させて(ステップS3436)、このデモ演出制御処理は終了になる。
なお、上記或る演出の実行開始タイミングとデモ演出の実行終了タイミングは、同じであってもよいし、あるいは異なるタイミングであってもよい。すなわち、上記或る演出の実行開始タイミングがデモ演出の実行終了タイミングより早くてもよいし遅くてもよい。
また、ステップS3434における判定で、終了条件1が成立していなければ(球発射ハンドル134へのタッチが検出されなければ)、今度は、終了条件2が成立したか否かを判定する(ステップS3437)。終了条件2は、メニュー操作が行われていれば成立し、装飾図柄の変動表示が開始された場合にも成立する。第1副制御部400のCPU404は、図34に示すボタンセンサ426からの検出信号を受信することでメニュー操作を検知する。また、主制御部300から図柄変動開始コマンドを受信することで装飾図柄の変動表示の開始を検知する。終了条件2が成立していれば、ステップS3435のボイス音制御処理を実行することなく、ステップS3436に進み、デモ演出を終了させて、このデモ演出制御処理は終了になる。すなわち、デモ演出中にメニュー操作が行われた場合、デモ演出を終了させるがボイス音の出力等の或る演出は実行しない。
終了条件2も成立していなければ(メニュー操作が行われておらず、かつ装飾図柄の変動表示も開始されていなければ)、ステップS3436のデモ演出終了処理を実行することなく、このデモ演出制御処理は終了になる。したがって、デモ演出は継続される。
図75(b)は、デモ演出の実行中に、終了条件1や終了条件2が成立した場合の流れを示すタミングチャートである。
装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示されている中、T2のタイミングで、ハンドルタッチセンサが球発射ハンドル134へのタッチを検出する。ハンドルタッチセンサが球発射ハンドル134へのタッチを検出すると、上述の終了条件1が成立し、図76に示すステップS3435においてボイス音制御処理が実行される。(b-1)では、スピーカ120から「待ってたぜ」のボイス音が出力されている。また、図76に示すステップS3436においてデモ演出終了処理も実行され、(b-1)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示が、それまでのアニメデモ表示から装飾図柄停止表示に切り替わっている。液晶表示を、装飾図柄停止表示に切り替えることで、デモ演出が終了している。デモ演出が終了しても、スピーカ120からはBGMは出力されない。こうすることで、ボイス音が遊技者に届きやすくなる。
なお、アニメデモ表示が開始される前(注意喚起表示の表示中)に、球発射ハンドル134にタッチしてもボイス音を出力(或る演出を実行)しないようにしてもよいし、アニメデモ表示が表示されている期間に限って、球発射ハンドル134がタッチされるとボイス音を出力(或る演出を実行)するようにしてもよい。ボイス音の出力等の或る演出を、新たな遊技者を迎え入れる演出とした場合には、新たな遊技者である可能性が低い場合には、実行を規制してもよい。
図75(b)に示す例では、こうして一旦、デモ演出が終了になるが、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過することで、再びデモ演出が開始され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が再び表示される。アニメデモ表示が再び表示されている中、T3のタイミングでメニュー開始操作が行われる。すなわち、装飾図柄表示装置208にメニュー表示MNDが表示された状態で操作キーユニット190の操作が開始される。これにより、上述の終了条件2が成立し、図76に示すステップS3436においてデモ演出終了処理も実行され、(b-2)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示が、それまでのアニメデモ表示から装飾図柄停止表示に切り替わり、その装飾図柄停止表示にオーバラップするようにメニュー表示MNDが表示されている。ここでも、液晶表示を装飾図柄停止表示に切り替えることで、デモ演出が終了している。なお、スピーカ120からはBGMは出力されていない。また、スピーカ120からは、メニュー操作に合わせたメニュー操作音も出力されていないが、出力されるようにしてもよい。
T4のタイミングでメニュー操作が終了する。例えば、メニュー表示MNDが消えることでメニュー操作の終了になる。(b-3)に示すように、装飾図柄表示装置208の液晶表示は、装飾図柄停止表示になる。スピーカ120からはBGMは出力されていない。
なお、メニュー操作が終了した場合、デモ演出に戻るようにしてもよい。この場合、アニメデモ表示おける、T2の直前のタイミングのシーンから再開するようにしてもよいし、アニメデモ表示の先頭から開始するようにしてもよいし、あるいは、デモ演出の先頭に戻って開始してもよい。
図75(b)に示す例では、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過することで、また、デモ演出が開始され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示される。アニメデモ表示が表示されている中、T5のタイミングで、装飾図柄表示装置208の液晶表示に光量調整ウィンドゥLSWが表示され、操作キーユニット190の上ボタンの操作(光量増加操作)が開始される。スピーカ120からは光量増加音である「ピコッ」が出力されている。しかしながら、液晶表示は、アニメデモ表示のままであり、光量調整ウィンドゥLSWは、アニメデモ表示の左下隅にオーバーラップするようにして表示されている。すなわち、光量調整は、上述の終了条件1にも終了条件2にも含まれておらず、デモ演出の実行中に光量調整を行っても、デモ演出は終了しない。このことは、音量調整でも同じである。光量調整や音量調整の操作は遊技店員の操作である可能性がありデモ演出を終了させないようにしている。また、遊技者が光量や音量を調整してアニメデモ表示を見たい場合があることからもデモ演出を終了させないようにしている。
図77(a)は、通常遊技状態(非時短遊技状態)におけるデモ演出の実行中に、球発射ハンドル134へのタッチが検出されずに装飾図柄の変動表示が開始され、その後、球発射ハンドル134へのタッチが検出された場合の流れを示すタミングチャートである。
デモ演出が実行され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示されている中、T2のタイミングで、普図の変動表示が開始される。この例では、ハンドルタッチセンサによって球発射ハンドル134へのタッチは検出されておらず、普図始動口228の球検出センサの手前で詰まっていた遊技球が、なんらかの拍子で球詰まりが解消されて普図始動口228の球検出センサに検出されることで普図の装飾図柄の変動表示が開始される。このため、上述の終了条件1は成立せず、終了条件2は成立する。T2のタイミングの様子を示す(a-1)では、デモ演出が終了し、装飾図柄表示装置208において、普図の装飾図柄の変動表示が開始され、スピーカ120からは図柄変動のBGMが出力されている。球発射ハンドル134がタッチされてボイス音の出力とともにデモ演出が終了する場合には、スピーカ120からBGMは出力されなかったが、入賞口への入賞によるデモ演出の終了の場合は、スピーカ120からBGMが出力される。
なお、この例では、普図始動口228における球検出センサの遊技球の検出であった。すなわち、装飾図柄の変動表示が開始される球検出(入賞)であったが、一般入賞口を含む全ての入賞口への入賞を対象にデモ演出を終了させてもよいし、図柄変動が開始することになる全ての入賞口への入賞を対象にデモ演出を終了させてもよい。すなわち、装飾図柄の変動表示が開始されない入賞口(通常遊技状態であれば、特図1始動口231あるいは特図2始動口232)への入賞であってもデモ演出を終了させてもよい。あるいは、装飾図柄の変動表示が開始されない入賞口への入賞があった場合には、その入賞に基づく図柄変動表示が、ハズレの場合にはデモ演出を終了させず、当りの場合には所定のタイミングでデモ演出を終了させるようにしてもよいし、デモ演出を終了させずに、所定の演出(例えば、左打ちしてくださいの表示)を実行するようにしてもよい。また、一般入賞口への入賞ではデモ演出を終了させないようにしてもよい。
やがて、その装飾図柄の変動表示が終了し、T3のタイミングで「装飾5-装飾4-装飾7」の装飾図柄の組み合わせの確定停止も終了する。その結果、T3のタイミングで上述したデモ演出の開始条件が成立する。T4のタイミングは、デモ演出の開始条件が成立した後であって、上記一定時間が経過する前のタイミングになる。このT4のタイミングで、遊技者が球発射ハンドル134にタッチし、そのタッチが検出される。T4のタイミングの様子を示す(a-2)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示は、「装飾5-装飾4-装飾7」の装飾図柄停止表示である。デモ演出の実行中ではないことから、スピーカ120からボイス音は出力されない。遊技者が球発射ハンドル134に触れている間に、普図の装飾図柄の変動表示は開始されず、装飾図柄表示装置208の液晶表示は、「装飾5-装飾4-装飾7」の装飾図柄停止表示のままである。
T5のタイミングは、遊技者が球発射ハンドル134から手を離したタイミングである。このT5のタイミングでデモ演出の開始条件が再び成立し、T6のタイミングで上記一定時間が経過する。そのため、T6のタイミングからデモ演出が開始され、装飾図柄表示装置208の液晶表示として注意喚起表示の表示が開始される。
図77(b)は、通常遊技状態(非時短遊技状態)におけるデモ演出の実行中に、球発射ハンドル134へのタッチが検出されずに特図2の変動表示が2回開始され、2回目の特図2の変動表示で小当りに当選した場合の流れを示すタミングチャートである。
上述のごとく、通常遊技状態(非時短遊技状態)では普図の変動表示による遊技が中心になり、普図の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は行われるが、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は行われない。
デモ演出が実行され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示されいる中、T2のタイミングで、特図2の変動表示が開始される。この例では、ハンドルタッチセンサによって球発射ハンドル134へのタッチは検出されておらず、特図2始動口232の球検出センサの手前で詰まっていた遊技球が、なんらかの拍子で転がり落ち特図2始動口232の球検出センサに検出されることで特図2の変動表示が開始される。このため、上述の終了条件1は成立せず、しかも、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示も行われないことから終了条件2も成立せず、デモ演出は終了しない。T2のタイミングの様子を示す(b-1)では、装飾図柄表示装置208における液晶表示としてアニメデモ表示が表示され続けている。また、第4図柄表示領域284では、特図2の表示が点滅表示している。なお、通常遊技状態は、左打ちが推奨される遊技状態であり、特図2始動口232は右打ち領域に設けられたものであることから、左打ちを推奨する表示を表示するようにしてもよい。
デモ演出が続くT3のタイミングでは、特図2の変動表示が終了し、ここでは不図示の第2特図表示装置214(図32参照)にはずれ図柄が確定停止される。このT3のタイミングの様子を示す(b-2)では、装飾図柄表示装置208ではアニメデモ表示が表示され続けており、第4図柄表示領域284における特図2の表示は、はずれを表すバツ印が点灯表示している。
デモ演出がさらに継続する中、T4のタイミングで、2回目の特図2の変動表示が開始される。この2回目も、ハンドルタッチセンサによって球発射ハンドル134へのタッチは検出されておらず、特図2始動口232の球検出センサの手前でもう1球詰まっていた遊技球が、なんらかの拍子で転がり落ち特図2始動口232の球検出センサに検出されることで2回目の特図2の変動表示が開始される。ここでも、上述の終了条件1は成立せず、終了条件2も成立せず、デモ演出は終了しない。T4のタイミングの様子を示す(b-3)では、装飾図柄表示装置208における液晶表示としてアニメデモ表示が表示され続けており、第4図柄表示領域284では、特図2の表示が点滅表示している。
デモ演出が続くT5のタイミングでは、2回目の特図2の変動表示が終了し、第2特図表示装置214に小当り図柄が確定停止される。このT5のタイミングで、デモ演出は終了し、装飾図柄表示装置208には、当り演出の表示が開始される。このT5のタイミングの様子を示す(b-4)に示す装飾図柄表示装置208では、小当り遊技のオープニング演出として右打ちを促す表示が表示されている。また、スピーカ120からは、当り演出用のBGMが出力されている。なお、小当りとなる特図2の変動表示では、停止時ではなく変動開始時であるT4のタイミングでデモ演出を終了するようにしてもよい。あるいは、特図2の変動表示中に装飾図柄表示装置208で特殊演出を表示するようにして、デモ演出を終了するようにしてもよい。この特殊演出としては、例えば、表示画面の左右から扉画像が出現し、アニメデモ表示にオーバーラップしてアニメデモ演出を隠してしまう演出であってもよい。
図75及び図77を用いた説明は、通常遊技状態(非時短遊技状態)における説明であったが、第2実施形態の遊技台では、時短遊技状態(RUSH状態)でも、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過すると、デモ演出が開始される。ただし、時短遊技状態では、デモ演出中に球発射ハンドル134がタッチされても、ボイス音の出力等の或る演出は実行されずにデモ演出が終了する。通常遊技状態では普図始動口228を狙うのに対して、RUSH状態では特図2始動口232に遊技球が到達しやすい。このため、通常遊技状態に比べてRUSH状態では、すぐに装飾図柄の変動表示が開始されるため、その装飾図柄の変動表示の妨げにならないようにするためにも或る演出を実行しないようにしている。また、新たな遊技者である可能性も低いため或る演出を実行しないようにしている。あるいは、時短遊技状態(RUSH状態)では、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過しても、デモ演出が開始されないようにしてもよい。デモ演出が開始されなければ、ボイス音の出力等の或る演出も実行されない。
また、パチンコ機(弾球遊技機)では、後述する封入式遊技機の一種である、いわゆるスマパチが普及してきている。スマパチでも、図18及び図19を用いて説明した貸出機1700が設けられている。以下、貸出機1700のことをカードユニットと称することにする。このスマパチでは、パチンコ機100側に持ち球数表示器と、計数ボタンが設けられている。持ち球数表示器には、遊技に用いることができる遊技球の数が表示されている。計数ボタンは、持ち球数表示器に表示されている遊技球の数情報をカードユニットへ送信するための操作手段である。
カードユニットは、「持ち球数」情報を記憶可能なカードを受け付ける。計数ボタンを操作すると、計数処理が実行され、カードユニットに受け付けられたカードに、遊技球の数情報が「持ち球数」情報として記憶される。計数処理が完了すると、持ち球数表示器の表示は「0」になる。また、カードユニットに受け付けられたカードに記憶されている「持ち球数」情報をパチンコ機100側に送信すると、持ち球数表示器に「持ち球数」情報に基づく遊技球の数が表示される。
図78は、スマパチにおけるデモ演出制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、図76に示すデモ演出制御処理はとの相違点を中心に説明する。図78に示すステップS3431~ステップS3437は、図76に示すステップS3431~ステップS3437と同じ処理であり、詳しい説明は省略する。
ステップS3432における判定で、上述の一定時間(例えば、30秒)が経過していなければ、計数ボタンが操作され計数処理が実行されたか否かを判定する(ステップS3438)。ステップS3438における判定では、計数ボタンが押下されて持ち球数表示器の表示が「0」になっていれば、すなわち計数処理が完了していればYesの判定としてもよいし、計数処理が完了していなくても、計数ボタンが押下さえされていれば判定としてもよい。ステップS3438における判定で、Noの場合にはこのデモ演出制御処理は終了になり、Yesの場合にはデモ演出開始処理を実行し(ステップS3433)、このデモ演出制御処理は終了になる。
以上の記載によれば、
『 デモ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に第一の条件[例えば、図76のステップS3434における終了条件1]が成立すると、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図76のステップS3436]、
前記デモ演出の実行中に第一の条件が成立すると、或る演出[例えば、スピーカ120からのボイス音出力]を実行するように構成された[例えば、図76のステップS3435]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、例えば、遊技者が遊技を開始するにあたり、前記或る演出によって遊技意欲を高めることができる場合がある。また、前記或る演出によって、図柄変動が開始するまで(入賞するまで)の場繋ぎ(遊技者がイライラすることの防止)を行うこともできる場合がある。
なお、前記或る演出は、前記演出手段とは異なる第二の演出手段で実行されてもよいし、該演出手段で実行されてもよい。
また、前記デモ演出の実行が終了する第一のタイミングと前記或る演出の実行が開始される第二のタイミングは、同じタイミングであってもよいし、あるいは異なるタイミングであってもよい。すなわち、前記第一のタイミングが前記第二のタイミングより早くてもよいし遅くてもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記第一の条件とは異なる第二の条件[例えば、図76のステップS3434における終了条件2]が成立しても、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図76のステップS3436]、
前記デモ演出の実行中に前記第二の条件が成立した場合には、前記或る演出を実行しないように構成されている[例えば、図76に示すデモ演出制御処理]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
一方で、前記第二の条件が成立することになった事象(例えば、メニュー操作や入賞による装飾図柄の変動表示)を、前記或る演出でジャマすることがないようにすることができる。
また、
『 第一の操作手段[例えば、球発射ハンドル134]と、
遊技者による前記第一の操作手段への接触があると該接触を検出可能な検出手段[例えば、ハンドルタッチセンサ]と、
を備え、
前記第一の操作手段は、遊技球の発射操作が可能な操作手段であり、
前記第一の条件は、前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出したことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 第二の操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記第二の操作手段が操作されると、メニュー表示[例えば、メニュー表示MND]を表示可能であり、
前記第二の条件は、前記第二の操作手段が操作されたことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228]と、
図柄の変動表示を実行可能な図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
を備え、
前記図柄表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄の変動表示[例えば、普図の変動表示]を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記第二の条件は、前記入賞手段に遊技球が入賞したことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記図柄の変動表示に対応した変動演出[例えば、装飾図柄の変動表示]を実行可能な変動演出表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備え、前記第二の条件は、前記変動演出表示手段において前記変動演出の実行が開始されることに応じて成立する条件であってもよい。
続いて、図61(a)に示す複数の演出モードA~D等について補足する。
図61(a)に示す複数の演出モードA~D等は、同時に複数の演出モードを設定可能にしてもよい。
また、複数の演出モードを同時に設定した場合と1つの演出モードを設定した場合とで、演出の実行態様が変化するようにしてもよい。具体的には、先読み演出の信頼度が高くなる演出モードD(先読みチャンスモード)と、先報知演出が実行可能となる演出モードC(先報知モード)を同時に設定した場合、ハズレの場合は、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が実行されなくなるようにしてもよい。
また、先報知演出には2種類の先報知演出(第1先報知演出、第2先報知演出)があったが、さらに異なる先報知演出を設けてもよい。例えば、ボタンランプ138の赤発光は、何れの当りでも実行可能であるが、図67に示す20R大当り(3000発の一番良い大当り)に限ってボタンランプ138が虹発光する第3先報知演出を設けてもよい。加えて、演出モードとして、予告が実行されると大当りが確定する予告なしモードを設け、予告なしモードと、先報知モードである演出モードCとを同時に設定した場合、3000発に当選した場合の虹発光の実行割合を、先報知演出が実行可能となるモード単体で設定している場合よりも高くしてもよい(100%を含む)。こうすることで、ゲーム性の幅を広げることが可能となる。また、遊技者を積極的に関与させることができ、遊技者が飽きてしまうことを低減させることができる。
また、先報知演出としてボタンランプ138が発光している間に演出ボタン136を押下すると、先報知対象の変動(保留)が大当りの場合には、演出ボタン136が振動するようにしてもよい。すなわち、先報知演出における裏ボタン機能を設けてもよい。こうすることでも、ゲーム性の幅を広げることが可能となり、遊技者を積極的に関与させて遊技者が飽きてしまうことを低減させることができる。
また、先報知演出として赤発光が発生した後に、プレミアアップモード(演出モードB)に変更可能としてもよい。つまり、先報知演出として赤発光が発生した対象の変動(保留)は、変動開始前(保留消化前)では、先報知モード(演出モードC)として演出を行い、変動開始後はプレミアアップモードとして演出を行うことになる。こうすることでも、ゲーム性の幅を広げることが可能となり、遊技者を積極的に関与させて遊技者が飽きてしまうことを低減させることができる。
また、設定している演出モードが大当り遊技中にも影響するようにしてもよい。例えば、プレミアアップモードを設定している状況で大当りして、その大当り遊技中に上乗せ演出を行う場合(例えば、図69(D))、プレミアパターンの上乗せ演出の発生頻度が高くなるようにしてもよい。
また、先読み演出の信頼度(期待度)が高くなる先読みチャンスモード(演出モードD)を設定しているときに、先読み演出が発生したが、その先読み演出の対象の変動でハズレになった場合は、その変動に続く一又は複数変動の間は、当りの場合は先読み演出を実行可能であるが、ガセ先読み演出は実行しないようにしてもよい。先読み演出が実行されれば当りの期待感が高い先読みチャンスモードで、先読み演出が連続してはずれると、先読みチャンスモードへの信用度が落ちてしまうため、これを防ぎ、遊技の興趣の低下を防止することができる。
なお、先報知演出が実行されるモードとして演出モードCやEを記載したが、先報知演出が実行されるモードは遊技状態毎に1つとしてもよい。その場合でも、通常遊技状態における先報知演出が実行されるモードでの第二の先報知演出よりも、所謂RUSH状態(時短遊技状態や確変遊技状態)における先報知演出が実行されるモードでの第二の先報知演出の方が期待度が高くなるようにすればよい。
図79は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図79に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図30に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図30に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903さらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図79に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図80を用いて本発明を適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。図80は、本発明を適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図80に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図80において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010~1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010~1012が構成されている。リール1010~1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010~1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010~1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010~1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010~1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010~1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030~1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030~1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010~1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030~1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010~1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037~1039が設けられている。ストップボタン1037~1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010~1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010~1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037~1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037~1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037~1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010~1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
上述したようなスロットマシン1000によれば、例えば、通常遊技をパチンコ機100における第一の遊技状態(例えば、通常遊技状態)に対応することが可能であり、また、AT(アシストタイム)やART(アシストリプレイタイム)へ移行する前兆のCZ(チャンスゾーン)や前兆演出をパチンコ機100における第二の遊技状態(例えば、確変状態)に対応することが可能であり、また、ATやARTをパチンコ機100における第三の遊技状態(例えば、小当りラッシュ)に対応することが可能であり、また、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナスをパチンコ機100における大当り遊技に対応することが可能であり、これらを上記実施形態に対応させることで、スロットマシン1000においても本願発明を実現することが可能である。
本発明に係る遊技台は図81(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD-ROM、CD-ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。