JP7669698B2 - 位置情報管理用通信装置 - Google Patents
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Description
図1を参照して、本実施形態に係る位置情報管理システムの構成の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る位置情報管理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように位置情報管理システム1は、位置情報管理用通信装置10、積荷管理サーバ20、Sigfox管理サーバ30、位置情報管理サーバ40、Wi-Fi管理サーバ50、及びユーザ端末60を備える。Sigfox管理サーバ30、位置情報管理サーバ40、及びWi-Fi管理サーバ50は、管理対象の位置情報の管理に関するサーバ(以下、「管理サーバ」とも称される)の一例である。
以下、本実施形態では、管理対象が荷物12(12A、12B)であるものとし、荷物12が車両14によって複数のユーザ拠点2(2A、2B)の間を運搬される例について説明する。
位置情報管理用通信装置10の識別情報は、例えば、位置情報管理用通信装置10の識別ID(Identification)(以下、「通信装置ID」とも称される)である。荷物12の識別情報は、例えば、荷物12の識別ID(以下、「荷物ID」とも称される)である。通信装置IDと荷物IDは、例えば任意の文字(アルファベット、数字、記号等)を組み合わせた文字列である。
また、位置情報管理用通信装置10は、複数のWi-FiのアクセスポイントからWi-Fi情報を受信した場合、即ち複数のWi-Fi情報を取得した場合、取得したWi-Fi情報の中から任意のWi-Fi情報を抽出してよい。例えば、位置情報管理用通信装置10は、アクセスポイントからの信号の受信レベルに応じて、Wi-Fi情報を抽出する。一例として、位置情報管理用通信装置10は、信号の受信レベルが高いアクセスポイントから受信したWi-Fi情報を優先的に抽出する。
位置情報管理用通信装置10は、RFID通信機能によって、通信装置IDをRFIDリーダ15へ所定のタイミングで送信する。位置情報管理用通信装置10が通信装置IDを送信する所定のタイミングは、例えば、位置情報管理用通信装置10がRFIDリーダ15から通信装置IDの読取信号を受信したタイミングである。
図2に示す表の1レコード目には、通信装置IDが「001」、荷物IDが「101」である例が示されている。これは、通信装置IDが「001」である位置情報管理用通信装置10が、荷物IDが「101」である荷物12に備え付けられていることを示している。
図2に示す表の2レコード目には、通信装置IDが「002」、荷物IDが「102」である例が示されている。これは、通信装置IDが「002」である位置情報管理用通信装置10が、荷物IDが「102」である荷物12に備え付けられていることを示している。
図2に示す表の3レコード目には、通信装置IDが「003」、荷物IDが「103」である例が示されている。これは、通信装置IDが「003」である位置情報管理用通信装置10が、荷物IDが「103」である荷物12に備え付けられていることを示している。
例えば、1つの信号に2つの情報を含めることができる場合、Sigfox管理サーバ30は、2つの情報を1つの信号に含めて、1回の通信で2つの情報を送信してもよい。一方、1つの信号に1つの情報しか含めることができない場合、Sigfox管理サーバ30は、2つの情報をそれぞれ異なる信号に含めて、2回の通信に分けて2つの情報を送信してもよい。1つの信号に1つの情報を全て含めることができない場合、Sigfox管理サーバ30は、送信可能な情報量に応じて1つの情報を分割し、分割数に応じた回数の通信で情報を送信してもよい。
図3に示す表の1レコード目には、通信装置IDが「001」、基地局測位情報が(XB1,YB1)、Wi-Fi測位情報が(XW1,YW1)、日時が「2020/12/01 10:00:00」である例が示されている。これは、通信装置IDが「001」である位置情報管理用通信装置10に関して、「2020/12/01 10:00:00」に取得された基地局測位情報が(XB1,YB1)であり、Wi-Fi測位情報が(XW1,YW1)であることを示している。
図3に示す表の2レコード目には、通信装置IDが「002」、基地局測位情報が(XB2,YB2)、Wi-Fi測位情報が(XW2,YW2)、日時が「2020/12/01 11:00:00」である例が示されている。これは、通信装置IDが「002」である位置情報管理用通信装置10に関して、「2020/12/01 11:00:00」に取得された基地局測位情報が(XB2,YB2)であり、Wi-Fi測位情報が(XW2,YW2)であることを示している。
図3に示す表の3レコード目には、通信装置IDが「003」、基地局測位情報が(XB3,YB3)、Wi-Fi測位情報が「-」、日時が「2020/12/01 14:00:00」である例が示されている。これは、通信装置IDが「003」である位置情報管理用通信装置10に関して、「2020/12/01 14:00:00」に取得された基地局測位情報が(XB3,YB3)であり、Wi-Fi測位情報は取得されなかったことを示している。
なお、図3に示す位置管理情報は一例であり、位置管理情報は図3に示す例に限定されない。例えば、図3に示した位置管理情報の基地局測位情報及びWi-Fi測位情報には、座標の他に信用度が含まれてもよい。
また、位置情報管理サーバ40は、照合情報に基づき、荷物12が保管されている拠点名を推定し、当該拠点名を荷物12の現在位置を示す情報としてユーザ端末60へ送信してもよい。
図4に示す表の1レコード目には、拠点名が「拠点I」、基地位置情報が(XK1,YK1)である例が示されている。これは、「拠点I」が(XK1,YK1)に存在することを示している。
図4に示す表の2レコード目には、拠点名が「拠点II」、基地位置情報が(XK2,YK2)である例が示されている。これは、「拠点II」が(XK2,YK2)に存在することを示している。
図4に示す表の3レコード目には、拠点名が「拠点III」、基地位置情報が(XK3,YK3)である例が示されている。これは、「拠点III」が(XK3,YK3)に存在することを示している。
図1に示すように、まず、ユーザ拠点2Aにて、荷物12Aに位置情報管理用通信装置10A、荷物12Bに位置情報管理用通信装置10Bがそれぞれ備え付けられ、位置情報管理用通信装置10A及び10Bの電源がオン(初期状態)になったとする。この時、信号を受信可能な範囲にアクセスポイントが存在する場合、位置情報管理用通信装置10A及び10Bは、Wi-Fi通信機能を用いて、当該アクセスポイントのWi-Fi情報を取得する。例えば、位置情報管理用通信装置10A及び10Bは、図1に示すように、Wi-Fi通信機能を用いてユーザ拠点2A内に設けられたアクセスポイントAP1のWi-Fi情報を取得する。
Wi-Fi情報の取得後、位置情報管理用通信装置10A及び10Bは、Sigfox通信機能を用いて、Sigfox基地局BS1を介してWi-Fi情報をSigfox管理サーバ30へ送信する。
Wi-Fi情報の取得後、位置情報管理用通信装置10A及び10Bは、Sigfox通信機能を用いて、Sigfox基地局BS2を介してWi-Fi情報をSigfox管理サーバ30へ送信する。
Wi-Fi情報の取得後、位置情報管理用通信装置10A及び10Bは、Sigfox通信機能を用いて、Sigfox基地局BS3を介してWi-Fi情報をSigfox管理サーバ30へ送信する。
一方、読取信号に通信装置IDが含まれない場合、位置情報管理用通信装置10は、荷物12の位置情報の管理に関する処理を行う。具体的に、自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDをRFIDリーダ15へ送信する。一例として、図1に示すように、RFIDリーダ15によって読み取りが行われた位置情報管理用通信装置10Bは、自位置情報管理用通信装置10Bの通信装置IDをRFIDリーダ15へ送信する。RFIDリーダ15は、受信した通信装置IDを位置情報管理サーバ40へ送信する。
以上、本実施形態に係る位置情報管理システム1の構成の一例について説明した。続いて、図5を参照して、本実施形態に係る位置情報管理用通信装置10の機能構成の一例について説明する。図5は、本実施形態に係る位置情報管理用通信装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
Wi-Fi通信部100は、Wi-Fi通信機能を有し、Wi-Fiによる通信を行う機能を有する。Wi-Fi通信部100は、電源部140から供給される電力によって動作する。
Wi-Fi通信部100は、Wi-Fi通信機能によってWi-Fiのアクセスポイントと通信を行い、Wi-Fi情報を取得する。本実施形態において取得されるWi-Fi情報には、アクセスポイントのMACアドレスと、アクセスポイントからの信号の受信レベルが含まれる。Wi-Fi通信部100は、取得したWi-Fi情報を記憶部130に記憶させてもよい。
Sigfox通信部110は、Sigfox通信機能を有し、Sigfoxによる通信を行う機能を有する。Sigfox通信部110は、電源部140から供給される電力を用いて通信を行う。
Sigfox通信部110は、Sigfox通信機能によって、Wi-Fi通信部100が取得したWi-Fi情報と記憶部130が記憶している自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDを含む送信情報をSigfox管理サーバ30へ送信する。
制御部120は、位置情報管理用通信装置10の動作全体を制御する機能を有する。制御部120は、電源部140から供給される電力によって動作する。制御部120の機能は、例えば、位置情報管理用通信装置10がハードウェアとして備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることによって実現される。
図5に示すように、制御部120は、送信情報取得部121、通信制御部122、環境情報取得部123、判定部124、出力制御部125、及び電源選択部126を備える。通信制御部122は、第1の通信制御部の一例である。
送信情報取得部121は、Sigfox通信部110がSigfox管理サーバ30へ送信する送信情報を取得する機能を有する。当該送信情報には、Wi-Fi情報と通信装置IDが含まれる。例えば、送信情報取得部121は、Wi-Fi通信部100あるいは記憶部130からWi-Fi情報を取得する。また、送信情報取得部121は、記憶部130から自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDを読み出して取得する。なお、送信情報取得部121は、所定のタイミングで送信情報を取得する。例えば、送信情報取得部121が送信情報を取得する所定のタイミングは、Wi-Fi通信部100がWi-Fi情報を取得したタイミング、所定の時間が経過したタイミング、荷物12が移動したタイミング等である。
通信制御部122は、位置情報管理用通信装置10における通信を制御する機能を有する。例えば、通信制御部122は、電源部140から供給される電力を用いて、Wi-Fi通信部100における通信と、Sigfox通信部110における通信を制御する。
環境情報取得部123は、環境情報を取得する機能を有する。例えば、環境情報取得部123は、環境情報検出部150が検出した情報を環境情報として取得する。環境情報取得部123は、取得した環境情報を記憶部130に記憶させる。
判定部124は、各種判定を行う機能を有する。
例えば、判定部124は、自位置情報管理用通信装置10が捜索対象であるか否かを判定する。具体的に、後述するRFID通信部210がRFIDリーダ15から受信した読取信号に捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDが含まれているとする。この場合、判定部124は、当該捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDと記憶部130に記憶されている自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDに基づき、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10であるか否かを判定する。
より具体的に、判定部124は、捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDと自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDとが一致するか否かを確認する。捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDと自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDが一致する場合、判定部124は、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10であると判定する。一方、捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDと自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDが一致しない場合、判定部124は、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10でないと判定する。
出力制御部125は、出力部160における出力に関する制御を行う機能を有する。
例えば、出力制御部125は、出力部160における出力方式を制御する。出力部160は、複数種類の出力方式で出力を行うことが可能である。
出力方式は、例えば、発光装置を用いて出力を行う方式と、放音装置又は振動装置を用いて出力を行う方式のいずれかの方式である。発光装置は、光を発する装置であり、例えば、図5に示すLEDランプ161である。なお、発光装置はLEDランプに限定されず、例えば電球等であってもよい。放音装置は、音を出力する装置あり、例えば、図5に示すブザー162である。なお、放音装置はブザーに限定されず、例えばスピーカ等であってもよい。振動装置は、振動を発生する装置であり、例えば、図5に示す振動モータ163である。なお、振動装置は振動モータに限定されない。
例えば、指定情報が発光装置を示す場合、出力制御部125は、発光装置を用いた出力を出力部160に行わせる。指定情報が放音装置を示す場合、出力制御部125は、放音装置を用いた出力を出力部160に行わせる。指定情報が振動装置を示す場合、出力制御部125は、振動装置を用いた出力を出力部160に行わせる。なお、指定情報によって指定される出力方式の種類は1つに限定されず、複数種類の出力方式が指定されてもよい。
具体的に、判定部124によって捜索対象が自位置情報管理用通信装置10であると判定された場合、出力制御部125は、自位置情報管理用通信装置10の所在を通知するための出力を出力部160に行わせる。一方、判定部124によって捜索対象が自位置情報管理用通信装置10でないと判定された場合、出力制御部125は、自位置情報管理用通信装置10の所在を通知するための出力を出力部160に行わせない。
また、判定部124によって荷物12の環境の状態が警告を通知すべき状態であると判定された場合、出力制御部125は、警告を通知するための出力を出力部160に行わせる。一方、判定部124によって荷物12の環境の状態が警告を通知すべき状態でないと判定された場合、出力制御部125は、警告を通知するための出力を出力部160に行わせない。
電源選択部126は、出力部160の出力に用いられる電力の供給元を選択する機能を有する。例えば、電源選択部126は、出力部160が用いる出力方式に応じて、出力部160が出力に用いる電力の供給元を選択する。
具体的に、電源選択部126は、出力部160が用いる出力方式に応じて、電源部140又は後述する電力生成部230のいずれか一方を、出力部160が出力に用いる電力の供給元として選択する。当該電力生成部230は、後述するRFID通信部210がRFIDリーダ15との通信にて受信する電波から電力を生成する。
より具体的に、出力方式がLEDランプ161(発光装置)を用いて出力を行う方式である場合、電源選択部126は、後述する電力生成部230を選択する。一方、出力方式がブザー162(放音装置)又は振動モータ163(振動装置)を用いて出力を行う方式である場合、電源選択部126は、電源部140を選択する。
記憶部130は、各種情報を記憶する機能を有する。記憶部130は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
電源部140は、電力を供給する機能を有する。電源部140は、例えば、円筒型又ボタン型の乾電池(一次電池)やバッテリ(二次電池)等の電池である。電源部140は、Wi-Fi通信部100、Sigfox通信部110、制御部120、及び記憶部130へ電力を供給する。
環境情報検出部150は、環境情報を検出する機能を有する。環境情報検出部150の機能は、位置情報管理用通信装置10-1がハードウェアとして備える(位置情報管理用通信装置10-1に付帯された)各種センサ装置によって実現される。
例えば、位置情報管理用通信装置10-1が温度センサを備える場合、環境情報検出部150は、温度センサによって荷物12の周辺の温度あるいは位置情報管理用通信装置10-1の温度を検出する。また、位置情報管理用通信装置10-1が湿度センサを備える場合、環境情報検出部150は、湿度センサによって荷物12の周辺の湿度を検出する。また、位置情報管理用通信装置10-1が加速度センサを備える場合、環境情報検出部150は、加速度センサによって荷物12の加速度を検出する。環境情報検出部150は、例えば加速度を検出した回数を、荷物12に対して衝撃が加わった回数として検出してもよい。
出力部160は、指定情報に応じた出力方式で出力を行う。出力部160は、後述するRFID通信部210がRFIDリーダ15から受信した読取信号に指定情報が含まれる場合、当該指定情報に応じた出力方式を用いる。
例えば、指定情報が発光装置を示す場合、出力部160は、発光装置を用いて出力を行う。指定情報が放音装置を示す場合、出力部160は、放音装置を用いて出力を行う。指定情報が振動装置を示す場合、出力部160は、振動装置を用いて出力を行う。
なお、出力部160が出力に用いる出力方式の数は特に限定されず、出力部160は任意の数の出力方式を用いて出力を行ってよい。例えば、指定情報が発光装置と放音装置を示しているとする。この場合、出力部160は、LEDランプ161とブザー162を用いて出力を行う。また、指定情報が発光装置と振動装置を示しているとする。この場合、出力部160は、LEDランプ161と振動モータ163を用いて出力を行う。また、指定情報が放音装置と振動装置を示しているとする。この場合、出力部160は、ブザー162と振動モータ163を用いて出力を行う。
例えば、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10である場合、出力部160は、自位置情報管理用通信装置10の所在を通知するための出力を行う。一方、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10でない場合、出力部160は、自位置情報管理用通信装置10の所在を通知するための出力を行わない。
また、荷物12の環境の状態が警告を通知すべき状態である場合、出力部160は、警告を通知するための出力を行う。一方、荷物12の環境の状態が警告を通知すべき状態でない場合、出力部160は、警告を通知するための出力を行わない。
出力方式が放音装置である場合、出力部160は、放音装置から音を出力させることによって通知を行う。なお、出力部160は、放音装置からの音の出力を止めることによって通知を行ってもよい。出力方式が振動装置である場合、出力部160は、振動装置を振動させることによって通知を行う。なお、出力部160は、振動装置の振動を止めることによって通知を行ってもよい。出力部160が放音装置又は振動装置によって通知を出力することで、ユーザは、位置情報管理用通信装置10を視認できない場合であっても音又は振動を確認することで、特定の対象物が存在する大まかな位置や方向を特定することができる。
具体的に、出力方式がLEDランプ161(発光装置)を用いて出力を行う方式である場合、出力部160は、電力生成部230から供給される電力を出力に用いる。一方、出力方式がブザー162(放音装置)又は振動モータ163(振動装置)を用いて出力を行う方式である場合、出力部160は、電源部140から供給される電力を出力に用いる。出力部160が出力に用いる電力の供給源は、各出力方式における消費電力に応じて選択されることが望ましい。例えば、出力部160を動作させるにあたり、選択されている出力方式が電力生成部230から供給される電力によって十分に動作可能である場合、電力生成部230が供給源として選択されるとよい。一方、出力部160を動作させるにあたり、選択されている出力方式が電力生成部230から供給される電力では動作できない場合、電力生成部230より多くの電力を供給可能な電源部140が供給源として選択されるとよい。これにより、出力部160では出力方式に応じて適切に電力が消費されるため、位置情報管理用通信装置10において電力が無駄に消費されることを防ぐことができる。
例えば、図6に示す荷物12Aに設けられた位置情報管理用通信装置10Aが捜索対象ではないとする。この場合、位置情報管理用通信装置10Aは、LEDランプ161Aを消灯させたままとする。一方、荷物12Bに設けられた位置情報管理用通信装置10Bが捜索対象であるとする。この場合、位置情報管理用通信装置10Bは、LEDランプ161Bを点灯させる。ユーザは、LEDランプ161Bが点灯したことを視認することで、位置情報管理用通信装置10Bが設けられた荷物12Bが捜索対象であると特定することができる。
また、捜索対象が荷物12Aと荷物12Bのように位置情報管理用通信装置10を視認可能な荷物ではなかったとする。この場合、出力方式を放音装置又は振動装置にすることで、ユーザは、捜索対象が存在するおおまかな位置や方向を特定できる。図6に示す例では、カゴ車16Dの方から音が出力されている。即ち、ユーザは、カゴ車16Dに捜索対象が存在すると特定することができる。
RFID通信制御部200は、RFID通信機能による通信を制御する機能を有する。RFID通信制御部200の機能は、例えば、位置情報管理用通信装置10がハードウェアとして備えるアンテナとIC(集積回路)によって実現される。RFID通信制御部200は、RFID通信機能によってRFIDリーダ15と通信を行う。RFID通信制御部200は、RFIDリーダ15との通信によって生じる電力によって動作する。そのため、RFID通信制御部200には電源部140から電力が供給されない。
図5に示すように、RFID通信制御部200は、RFID通信部210、及び制御部220を備える。RFID通信部210は、第2の通信部の一例である。
RFID通信部210は、RFID通信機能を有し、RFIDによる通信を行う機能を有する。RFID通信部210の機能は、例えば、RFID通信制御部200がハードウェアとして備えるアンテナによって実現される。RFID通信部210は、RFID通信機能によって、RFIDリーダ15と通信を行う。
制御部220は、RFID通信制御部200の動作全体を制御する機能を有する。制御部220は、RFID通信部210から供給される電力によって動作する。制御部220の機能は、例えば、RFID通信制御部200がハードウェアとして備えるICによって実現される。
図5に示すように、制御部220は、読取検出部221、送信情報取得部222、及び通信制御部223を備える。通信制御部223は、第2の通信制御部の一例である。
読取検出部221は、RFIDリーダ15による読み取りを検出する機能を有する。例えば、読取検出部221は、RFID通信部210がRFIDリーダ15から通信装置IDの読取信号を受信した場合に、RFIDリーダ15による通信装置IDの読み取りがあったことを検出する。
送信情報取得部222は、RFID通信部210がRFIDリーダ15へ送信する送信情報を取得する機能を有する。当該送信情報には、通信装置IDが含まれる。例えば、送信情報取得部222は、読取検出部221によってRFIDリーダ15による読み取りが検出された場合に、記憶部130から自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDを読み出して取得する。
通信制御部223は、RFID通信部210における通信を制御する機能を有する。例えば、通信制御部223は、送信情報取得部222が取得した自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDを含む送信情報をRFID通信部210からRFIDリーダ15へ送信させる。なお、通信制御部223は、所定のタイミングでRFID通信部210に送信情報を送信させる。例えば、通信制御部223は、RFID通信部210がRFIDリーダ15から通信装置IDの読取信号を受信したタイミングで、送信情報をRFID通信部210からRFIDリーダ15へ送信させる。
電力生成部230は、RFID通信部210がRFIDリーダ15との通信にて受信する電波から電力を生成する機能を有する。電力生成部230は、生成した電力をRFID通信部210及び制御部220へ供給することで、RFID通信制御部200全体を動作させる。また、電力生成部230は、生成した電力をRFID通信制御部200以外の構成の動作に用いてもよい。例えば、電力生成部230は、生成した電力を制御部120、記憶部130、及び出力部160へ供給し、動作させてもよい。制御部120へ供給された電力は、さらにWi-Fi通信部100、Sigfox通信部110、環境情報検出部150へ供給されてもよい。なお、電力生成部230は、電源部140から記憶部130へ供給される電力が不足している場合のみ、生成した電力を記憶部130へ供給してもよい。
以上、本実施形態に係る位置情報管理用通信装置10の機能構成の一例について説明した。続いて、図7及び図8を参照して、本実施形態に係る位置情報管理用通信装置10における処理の流れの一例について説明する。図7及び図8は、本実施形態に係る位置情報管理用通信装置10における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7には、捜索対象の所在を通知する場合の処理の流れの一例が示されている。図8には、警告を通知する場合の処理の流れの一例が示されている。
図7に示すように、まず、位置情報管理用通信装置10のRFID通信制御部200の読取検出部221は、RFIDリーダ15による通信装置IDの読み取りの検出を行う(ステップS100)。RFIDリーダ15による通信装置IDの読み取りが検出された場合(ステップS100/YES)、処理をステップS101へ進める。一方、RFIDリーダ15による通信装置IDの読み取りが検出されなかった場合(ステップS100/NO)、処理をステップS109へ進める。
位置情報管理用通信装置10の電源選択部126は、出力制御部125が決定した出力方式に応じて、出力部160が出力に用いる電力の供給源を選択する(ステップS105)。
そして、出力部160は、出力制御部125が決定した出力方式と電源選択部126が選択した供給源から供給される電力を用いて、自位置情報管理用通信装置10の所在を通知する出力を行う(ステップS106)。
図8に示すように、位置情報管理用通信装置10の環境情報検出部150によって環境情報が検出された場合(ステップS200/YES)、処理をステップS201へ進める。一方、位置情報管理用通信装置10の環境情報検出部150によって環境情報が検出されていない場合(ステップS200/NO)、処理をステップS200から繰り返す。
なお、警告を通知する場合の処理は、捜索対象の所在を通知する場合の処理と並行して実行されてよい。
記憶部130は、自位置情報管理用通信装置10の通信装置IDを記憶する。通信制御部122は、記憶部130に記憶された通信装置IDを、電源部140から供給される電力を用いてSigfoxによる通信を行うSigfox通信部110によって管理サーバへ送信させる。RFID通信部210は、LPWAとは異なる通信規格であるRFIDによる通信をRFIDリーダ15と行う。判定部124は、RFID通信部210がRFIDリーダ15から受信した読取信号に捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDが含まれる場合、捜索対象に設けられた位置情報管理用通信装置10の通信装置IDと記憶部130に記憶された自位置情報管理用通信装置10の識別情報に基づき、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10であるか否かを判定する。出力部160は、捜索対象が自位置情報管理用通信装置10である場合、自位置情報管理用通信装置10の所在を通知するための出力を行う。
なお、上述した実施形態では、管理対象が荷物12であり、位置情報管理用通信装置10を荷物12に備え付けることで荷物12の位置情報を管理する例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、管理対象はカゴ車、パレット、コンテナ、梱包箱等の物流資材であってもよい。各々の物流資材に対して位置情報管理用通信装置10を備え付けることで、各物流資材の位置情報を管理してもよい。なお、各物流資材における位置情報管理用通信装置10が備え付けられる位置は特に限定されず、任意の位置に備え付けられてよい。
管理対象が物流資材である場合、位置情報管理用通信装置10の通信装置IDに対して、当該位置情報管理用通信装置10が備え付けられた物流資材の識別IDである物流資材ID(例えば物流資材がカゴ車の場合はカゴ車ID)が対応付けられる。これにより、上述した実施形態と同様にして、通信装置IDに基づき、位置情報管理用通信装置10が備え付けられた物流資材の位置情報の管理が可能となる。
さらに、物流資材IDに対して、荷物IDを対応付けてもよい。例えば、物流資材がカゴ車である場合、当該カゴ車のカゴ車IDに対して当該カゴ車に積載された荷物12の荷物IDを対応付ける。これにより、通信装置ID及び物流資材IDに基づき、カゴ車に積載された荷物12の位置情報を管理することも可能である。また、複数の荷物12を管理する際に、荷物12の各々に対して位置情報管理用通信装置10を備え付ける必要がないため、複数の荷物12の位置情報の管理における位置情報管理用通信装置10にかかるコストを削減することができる。
2A、2B ユーザ拠点
10、10A、10B 位置情報管理用通信装置
12A、12B 荷物
13 拠点端末
14 車両
15 RFIDリーダ
16A~16D カゴ車
20 積荷管理サーバ
30 Sigfox管理サーバ
40 位置情報管理サーバ
50 Wi-Fi管理サーバ
60 ユーザ端末
100 Wi-Fi通信部
110 Sigfox通信部
120 制御部
121 送信情報取得部
122 通信制御部
123 環境情報取得部
124 判定部
125 出力制御部
126 電源選択部
130 記憶部
140 電源部
150 環境情報検出部
160 出力部
161 LEDランプ
162 ブザー
163 振動モータ
200 RFID通信制御部
210 RFID通信部
220 制御部
221 読取検出部
222 送信情報取得部
223 通信制御部
230 電力生成部
AP1、AP2、AP3 アクセスポイント
BS1、BS2、BS3 Sigfox基地局
Claims (5)
- 自位置情報管理用通信装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記識別情報を、電源部から供給される電力を用いて第1の通信規格による通信を行う第1の通信部によって位置情報の管理に関するサーバへ送信させる第1の通信制御部とを有し、前記位置情報が管理される管理対象に設けられる位置情報管理用通信装置であって、
前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格による通信を読取装置と行う第2の通信部と、
前記第2の通信部が前記読取装置から受信した読取信号に捜索対象に設けられた前記位置情報管理用通信装置の前記識別情報が含まれる場合、前記捜索対象に設けられた前記位置情報管理用通信装置の前記識別情報と前記記憶部に記憶された前記自位置情報管理用通信装置の前記識別情報に基づき、前記捜索対象が前記自位置情報管理用通信装置であるか否かを判定する判定部と、
前記捜索対象が前記自位置情報管理用通信装置である場合、前記自位置情報管理用通信装置の所在を通知するための出力を行う出力部と、
前記位置情報管理用通信装置に付帯されたセンサ装置によって検出される前記管理対象の環境に関する情報を示す環境情報を取得する環境情報取得部と、
を備え、
前記判定部は、基準値に対する前記環境情報の大小関係に基づき、前記管理対象の環境の状態が警告を通知すべき状態であるか否かを判定し、
前記出力部は、前記管理対象の環境の状態が警告を通知すべき状態である場合には前記警告を通知するための出力を行う、
位置情報管理用通信装置。 - 前記出力部は、複数種類の出力方式で出力可能であり、前記出力方式に応じて、前記電源部から供給される電力又は前記読取装置との通信にて受信する電波から電力を生成する電力生成部から供給される電力のいずれか一方を前記出力に用いる、
請求項1に記載の位置情報管理用通信装置。 - 前記出力部は、前記出力方式が発光装置を用いて前記出力を行う方式である場合、前記電力生成部から供給される電力を前記出力に用いる、
請求項2に記載の位置情報管理用通信装置。 - 前記出力部は、前記出力方式が放音装置又は振動装置を用いて前記出力を行う方式である場合、前記電源部から供給される電力を前記出力に用いる、
請求項2又は請求項3に記載の位置情報管理用通信装置。 - 前記出力部は、前記第2の通信部が前記読取装置から受信した前記読取信号に前記出力方式を指定する指定情報が含まれる場合、前記指定情報に応じた前記出力方式を用いる、
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の位置情報管理用通信装置。
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