JP7675591B2 - 接続不良検出回路及び回路遮断器 - Google Patents
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Description
この対策として、端子ネジの緩みが発生したら、それを検出して電路を遮断する回路遮断器がある。例えば、特許文献1では端子ネジと端子座の間に所定の電位差が発生したら、接続不良発生と判断して遮断機構部を遮断動作させた。
この構成によれば、端子内の電位差でなく組み合わせた2つの接続端子において、端子間の相対的な差異から判断し、接続端子同士の間で一定値以上の電位差が発生したら接続不良発生と判断する。よって、電路電流の影響を受けること無く接続不良を検出できる。また差動増幅回路が電位差を抽出するため、従来のようにフォトカプラをオンさせる電圧に至らなくても検出が可能となり、接続不良を初期の段階で検知できる。
この構成によれば、3つの接続端子から成る端子部のうち、何れか1つの接続端子に接続不良が発生して電位差が他の接続端子より大きくなったら、それを検出する。よって、端子部が3端子で構成されても接続不良を確実に検出できる。
この構成によれば、2つの接続端子から成る端子部は、2つの接続端子の電位差に差異が発生したら接続不良発生と判断するため、簡易な構成で接続不良を検出できる。
この構成によれば、端子部に接続不良が発生したら、端子間の相対的な電圧効果の差異からそれを検知して遮断動作する。よって、接続不良の検知動作が電路電流の大きさによりばらつくことが無い。
この構成によれば、端子部に接続不良が発生したら、端子間の相対的な電圧効果の差異からそれを検知して遮断動作する。よって、接続不良の検知動作が電路電流の大きさによりばらつくことが無い。
回路遮断器1は、電路部材が3線式電路で構成される場合を示し、ここでは単相3線式電路(以下、単に「電路」と称する)4に使用される構成を示している。尚、接続不良検出回路2は、図示しない回路基板に組み付けられて、回路遮断器1のハウジングH内に組み込まれて構成される。
回路遮断器1のハウジングH内部には、1次側端子11と2次側端子12の間に掛け渡された電路を開閉する接点部13、接点部13を遮断操作する開閉機構部(図示せず)が組み付けられている。また、ハウジングHの上部には開閉操作するハンドル(図示せず)が設けられている。但し、図1では、説明のためハウジングH内を透視した図としている。
そして、回路遮断器1は、判定部23が接続不良発生と判定したら回路遮断器1を遮断動作させる遮断信号を出力する出力部3を備えている。この遮断信号を受けて回路遮断器1の開閉機構部は遮断動作する。
接続端子6は、座金61、端子ネジ62、ナット63を有し、電路である電線62の端部に固着された圧着端子65が接続される。
第1差動増幅器21は、正負一対の入力端子20a、20bのうち正極側入力端子20aが座金61に接続され、負極側入力端子20bが圧着端子65に接続されている。こうして、接続端子6の座金61と圧着端子65の間の電位差が入力される。
また、回路遮断器1は、端子部10が3端子で構成されているため、3個の第1差動増幅器21を有している。そして、対を形成する第1差動増幅器21の組み合わせは3通りあるため、組み合わせを網羅するために第2差動増幅器22も3個となる。
ただし、この値が正常な接続状態の数値であるため3端子ともほぼ10mVであり、第1差動増幅器21の出力は何れも1Vで同一電圧となる。そのため、第2差動増幅器22の差動入力に電位差が発生せず、増幅度が100であっても出力電圧は0Vに近い値となる。よって、判定部23は1Vの判定閾値に達しないため、接続不良発生とは判断しない。
この場合、L1、N極の第1差動増幅器21a,21bの出力が1Vとなるのに対して、L2極の第1差動増幅器21cの差動入力に20mVの差異が発生するため、出力は2Vとなる。
この電圧が入力される2つの第2差動増幅器22a、22cは共に差動入力に1Vの差異が発生するため、出力電圧の絶対値は設定された閾値の5Vを大きく超える。よって、判定部23は接続不良発生と判断して、所定の信号を出力部3に出力し、この信号を受けて出力部3は遮断信号を出力し、回路遮断器1は遮断動作する。
そして、3端子から成る端子部10のうち、何れか1つの接続端子6に接続不良が発生して電位差が他の端子より大きくなったら、それを検出するため、端子部10が3端子で構成されても接続不良を確実に検出できる。
2端子の回路遮断器1aの場合、第1差動増幅器21は1つの端子部10に2つとなるため、この出力が入力される第2差動増幅器22は1つで良く、全体で3つの差動増幅器を備えた構成となる。また、判定部23は、この1つの第2差動増幅器22の出力電圧のみで接続不良を判定する。判定閾値は上記形態と同様である。
このように、2端子から成る端子部10において、2つの接続端子6の電位差に差異が発生したら接続不良発生と判断するため、簡易な構成で接続不良を検出できる。
また、接続不良検出回路2を回路遮断器1に組み付けた場合を説明したが、遮断機構の無い例えば端子台に対しても適用でき、ブザー等の鳴動部を配置して、接続不良が発生したら鳴動させることで、有効に機能させることができる。
更に、圧着端子65と座金61の間の電位差を検出する構成を説明したが、他の端子構成、例えば速結端子に対しても、挿入する電線と端子金具との電位差を検出することで適用することができる。
Claims (5)
- 電路を電気的に接続する複数の接続端子を有する端子部の接続不良を検出する接続不良検出回路であって、
前記電路は、異なる極性から成る複数の電路部材で構成され、
個々の前記接続端子には、前記接続端子で発生する電位差を検出する電位差検出回路と、
同一電路の極性の異なる任意の2つの前記接続端子に設けられた前記電位差検出回路を組み合わせて、その出力の差分を抽出する差動増幅回路と、
前記差動増幅回路の出力電圧が一定値を超えたら接続不良発生と判断する判定部とを有することを特徴とする接続不良検出回路。 - 前記電路は3本の電路部材で構成されると共に、前記端子部は3個の接続端子を有し、それぞれの接続端子に前記電位差検出回路が設けられ、
3つの前記電位差検出回路の出力のうち、異なる2つを組み合わせてその出力の差分を抽出する3つの前記差動増幅回路を有し、
前記判定部は、少なくとも1つの前記差動増幅回路の出力電圧が一定値を超えたら接続不良発生と判断することを特徴とする請求項1記載の接続不良検出回路。 - 前記電路は2本の電路部材で構成されると共に、前記端子部は2個の接続端子を有し、それぞれの接続端子に前記電位差検出回路が設けられ、
2つの前記電位差検出回路の出力の差分を抽出する1つの前記差動増幅回路を有し、
前記判定部は、前記差動増幅回路の出力電圧が一定値を超えたら接続不良発生と判断することを特徴とする請求項1記載の接続不良検出回路。 - 1次側及び2次側の前記端子部が3つの接続端子で構成される回路遮断器であって、
1次側及び2次側の少なくとも一方の前記端子部に、請求項2に記載の接続不良検出回路が設けられると共に、
前記接続不良検出回路が接続不良発生と判断したら、遮断信号を出力する出力部を有し、
前記遮断信号により遮断動作することを特徴とする回路遮断器。 - 1次側及び2次側の前記端子部が2つの接続端子で構成される回路遮断器であって、
1次側及び2次側の少なくとも一方の前記端子部に、請求項3に記載の接続不良検出回路が設けられると共に、
前記接続不良検出回路が接続不良発生と判断したら、遮断信号を出力する出力部を有し、
前記遮断信号により遮断動作することを特徴とする回路遮断器。
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| JP2021129303A JP7675591B2 (ja) | 2021-08-05 | 2021-08-05 | 接続不良検出回路及び回路遮断器 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2000298153A (ja) | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | ケーブル端子の接続部健全性確認装置及び確認方法 |
| JP2021025876A (ja) | 2019-08-05 | 2021-02-22 | 富士電機機器制御株式会社 | 端子ゆるみ診断装置、過負荷継電器及び電磁開閉器 |
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| JP2021025876A (ja) | 2019-08-05 | 2021-02-22 | 富士電機機器制御株式会社 | 端子ゆるみ診断装置、過負荷継電器及び電磁開閉器 |
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