以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、共通点のある別々の構成要素には、名称の冒頭に「第1、第2」等と付して区別し、総称するときはこれらを省略する。また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
また、複数の同じ構成要素には、符号の末尾に「A」、「B」を付して区別し、総称するときはこれらを省略する。
[第1実施形態]
図1、図2、図3を参照して、本発明の第1実施形態に係る自動ドア装置100を説明する。図1は、自動ドア装置100を備える部屋10を概略的に示す平面図である。説明の便宜上、図示のように、水平なある方向をX方向と、X方向に直交する水平な方向をY方向と、両者に直交する鉛直方向をZ方向とする。X方向を左右方向と、Y方向を前後方向と、Z方向を上下方向ということがある。このような方向の表記は自動ドア装置100の姿勢を制限するものではなく、自動ドア装置100は、任意の姿勢で使用されうる。
この例の部屋10は、例えば、駅、ホテル、デパート、病院、老人保健施設等の各種施設に設けることができる。部屋10の種類に制限はないが、この例の部屋10は、多機能トイレとして使用されるトイレ室である。部屋10は個室であってもよい。
部屋10には、正面側の立壁101に設けられた開口102Aと、背面側の立壁101に設けられた開口102Bを有する。本実施形態の自動ドア装置100は、部屋10の開口102Aを扉20Aによって開閉するとともに、開口102Bを扉20Bによって開閉する。
部屋10は、2つの部屋Aおよび部屋Bの間に連接されており、開口102Aを通じて部屋Aと連通可能であり、開口102Bを通じて部屋Bと連通可能である。つまり、部屋10は、部屋Aと部屋Bとで共同使用される共同トイレである。基本的に、部屋Aと部屋Bの一方側から部屋10に入室した者は、一方側に戻ることとし、他方側に出ることは規制されている。以下、主に、開口102Aの扉20Aを駆動する構成を説明するが、この説明は開口102Bの扉20Bを駆動する構成にも同様に適用される。
図2は、自動ドア装置100を備える部屋10を示す正面図である。図2は、部屋10の立壁101の一部を破断して示している。図2の開口102Aは、立壁101の左右中心より右端側に寄って設けられている。この例の扉20Aは左右にスライド移動する引戸である。
図3は、自動ドア装置100を示すブロック図である。図3に示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのプロセッサ、CPU、メモリをはじめとする素子や電子回路、機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
図3に示すように、自動ドア装置100は、複数の駆動部56A、56Bと、複数の外操作部25と、複数の内操作部27と、制御部52と、を備える。外操作部は、部屋10の外側から操作するための外側操作部である。内操作部は、部屋10の内側から操作するための内側操作部である。複数の外操作部25は、開口102A側(以下、単に「A側」ということがある)に設けられる外操作部25Aと、開口102B側(以下、単に「B側」ということがある)に設けられる外操作部25Bとを含む。複数の内操作部27は、開口102A側に設けられる内操作部27Aと、開口102B側に設けられる内操作部27Bとを含む。複数の外操作部25と、複数の内操作部27とを総称するときは単に操作部25、27という。外操作部25は、外側指示入力部を例示し、内操作部27は、内側指示入力部を例示する。
複数の駆動部56A、56Bは、1つの部屋10に設けられた複数の扉20A、20Bを開閉する。外操作部25Aと、内操作部27Aとは、扉20Aに対応し、扉20Aを開閉させるための操作を受け付ける。外操作部25Bと、内操作部27Bとは、扉20Bに対応し、扉20Bを開閉させるための操作を受け付ける。制御部52は、操作部25、27の操作に基づいて駆動部56A、56Bを制御する。
多機能トイレを説明する。多機能トイレは、健常者の他に、車いすユーザや内部障害を有するユーザ等が利用することが想定されるトイレである。内部障害を有するユーザは、例えば、人工肛門や人口膀胱等のストーマの使用者である。図1の例では、部屋10には、便器11、オスメイト12、洗面台13、寝台14、幼児用椅子17および着替え台18が設けられる。オスメイト12は、ユーザがストーマを洗浄するための洗浄台である。また、便器11やオスメイト12の周囲には手すり15が設けられている。
また、図1の例では、部屋10には、呼出操作部16が、便器11の近傍に設けられている。呼出操作部16は、体調不良等で他人の援助を要請したいユーザが、そのことを外部に報知するためのユーザ操作を検知し、その検知結果を呼出信号として制御部52に提供する。本実施形態の呼出操作部16は、ユーザ操作を検知している検知状態と検知していない非検知状態とからなる呼出信号を検知結果として制御部52に提供する。呼出信号は、検知状態でオンになり、非検知状態でオフになる。この例の呼出操作部16は、押したときに呼出信号をオンにし、離したとき呼出信号をオフにする押しボタンスイッチである。呼出操作部16を呼出スイッチということがある。制御部52は、呼出操作部16の呼出信号がオンの場合に所定の非常時動作を実行する。この非常時動作は、部屋10の管理者に対する検知結果の報知、室外報知部46に対する検知結果の表示、扉ロック部48による扉20の移動制限の解除が含まれる。呼出操作部16は、非常ボタンとしても機能する。
また、部屋10には、室内報知部30と、延長操作部31とが、オスメイト12の近傍に設けられている。室内報知部30は、部屋10の管理者または制御部52からユーザに所定事項を報知する装置である。室内報知部30は、例えば、スピーカの音、液晶ディスプレイ等の表示を通じて所定事項を報知できる。部屋10に利用制限時間(例えば、30分)が設定されている場合、制御部52は、ユーザの入室からの経過時間に応じて、室内報知部30を通じて、所定の室内報知動作を実行する。この室内報知動作は、利用制限時間までの残時間の報知、利用制限時間を超過したことの報知、扉ロック部48による扉20の移動制限の解除が含まれる。また、利用制限時間を超過した場合、制御部52は、室外報知部46および部屋10の管理者に、利用制限時間を超過したことを報知する。
延長操作部31は、利用制限時間を延長するためのユーザ操作を検知し、その検知結果を延長信号として制御部52に提供する。本実施形態の延長操作部31は、ユーザ操作を検知している検知状態と検知していない非検知状態とからなる延長信号を検知結果として制御部52に提供する。延長信号は、検知状態でオンになり、非検知状態でオフになる。この例の延長操作部31は、押したときに延長信号をオンにし、離したとき延長信号をオフにする押しボタンスイッチである。以下、延長操作部31を延長スイッチと表記することがある。制御部52は、延長操作部31の延長信号がオンの場合に利用制限時間を所定時間(例えば、10分)延長する。
駆動部56は、開口102を開閉するために扉20を駆動する。扉20は、全閉位置から全開位置まで延びる移動路22上を水平スライド可能に設けられる移動体である。移動路22は、床面に投影された扉20の移動軌跡である。
操作部25、27は、扉を開くためのユーザの操作(以下、「開操作」という)と、扉を閉じるためのユーザの操作(以下、「閉操作」という)とを受付ける。特に、外操作部25A、25B、内操作部27A、27Bは、それぞれの操作部に開操作を受付ける開操作部と、閉操作を受付ける閉操作部とを有する。
操作部25、27は、開操作に基づいて開扉起動信号を、閉操作に基づいて閉扉起動信号を制御部52に提供する。開扉起動信号と閉扉起動信号を総称するときは「起動信号」ということがある。制御部52は、操作部25、27の起動信号に基づいて、駆動部56を制御し、扉20を開く動作(以下、「開動作」という)または扉20を閉じる動作(以下、「閉動作」という)をさせる。
本実施形態では、外操作部25は、部屋10の外側から操作可能な操作部であり、内操作部27は、部屋10の部屋10の内側から操作可能な操作部である。図1の例では、外操作部25は、立壁101の外側に設けられ、内操作部27は、立壁101の内側に設けられる。操作部25、27は、扉20に設けられてもよい。
操作部25、27としては、ユーザの操作を入力可能な各種原理に基づくデバイスを採用できる。本実施形態の操作部25、27は、押したときに起動信号をオンにし、離したとき起動信号をオフにする押しボタンスイッチである。
駆動部56は、制御部52の制御に基づいて扉20をスライド移動させる。駆動部56はドアエンジンと称されることがある。例えば、駆動部56は、扉20が連結されたループ状のベルト(不図示)と、当該ベルトを駆動する駆動モータ562とにより構成できる。駆動モータ562の回転は、駆動回路561を介して制御部52に制御される。駆動部56は、立壁101の無目に設けられてもよい。
本実施形態では、駆動部56は、抵抗検知部36と、位置検知部38とを含む。抵抗検知部36および位置検知部38は、検知結果を制御部52に提供する。抵抗検知部36は、移動時の扉20の移動抵抗を検知する。扉20の移動抵抗は、扉20が移動中に受ける移動方向とは逆向きの抵抗力であり、走行抵抗やスライド抵抗と称されることがある。移動抵抗は、移動体に接触するものが在る場合に通常より大きくなる。一例として、抵抗検知部36は、駆動モータ562の駆動電流を検知した結果を制御部52に送信する電流センサである。制御部52は、抵抗検知部36の検知結果に基づいて移動抵抗を特定できる。
位置検知部38は、全閉位置から全開位置までにおける扉20の位置を検知する。一例として、位置検知部38は、駆動モータ562の回転角に比例したパルス数のパルス信号である位置信号を制御部52に送信するインクリメンタル型エンコーダである。制御部52は、自動ドア装置100の起動時に扉20を全閉位置に移動させ、その全閉位置を基準位置とし、位置検知部38の位置信号のパルス数をカウントすることにより、扉20の位置を特定できる。
本実施形態の自動ドア装置100は、制御部52の制御に基づいて、ユーザに警告を発する警告出力部44を備える。この例の警告出力部44は、制御部52の制御に基づいて、警告用の音を発する音出力部441と、警告用の光を発する光出力部442とを有する。音出力部441は、例えば、スピーカを含んで構成できる。光出力部442は、例えば、LED等の発光素子を含んで構成できる。警告出力部44は、図示のように、立壁101に設けられてもよい。
本実施形態では、自動ドア装置100は、開扉された開口102において扉20の移動路に存在する物体を検知可能な開口検知部32を備える。開口検知部32は、補助センサと称されることがある。この例の開口検知部32は、物体の存在を検知している検知状態と検知していない非検知状態とからなる開口検知信号を検知結果として制御部52に提供する。開口検知信号は、検知状態でオンになり、非検知状態でオフになる。制御部52は、開口検知部32が検知状態のときに扉20の閉動作を制限する。開口検知部32の被検知物体としては、ユーザの身体や荷物が挙げられる。一例として、開口検知部32は、立壁101において、開口102を挟んで左右に離れた位置に設けられた投光器と受光器のセットを含んで構成できる。
本実施形態の部屋10には、部屋10に人が居るかどうかを判定する在室判定部28が設けられる。在室判定部28の動作原理は、特に限定されないが、本実施形態の在室判定部28は、人が発する赤外線の変化を検出可能な焦電素子を含んで構成される人感センサである。この例の在室判定部28は、焦電素子の信号に応じて、人が居ると判定する在室状態と、人が居ないと判定する非在室状態とからなる在室判定信号を制御部52に提供する。在室判定信号は、在室状態でオンになり、非在室状態でオフになる。
本実施形態の部屋10には、部屋10の在室状態、異常状態等の室内状態を外部に報知する室外報知部46が設けられる。図2の室外報知部46は、一例として、制御部52の制御に基づいて、「使用中」の文字を表示するディスプレイである。室外報知部46は、図示のように、立壁101の無目に設けられてもよい。例えば、制御部52は、在室判定部28が、部屋10に人が居ると判定する場合に、室外報知部46に使用中の表示をさせ、人が居ないと判定する場合に、この表示を停止する。
本実施形態の部屋10には、制御部52の制御に基づいて、閉状態の扉20の移動を制限する扉ロック部48が設けられる。扉ロック部48は、電気錠等、電磁力により扉20に施錠して、扉20の移動を機械的に制限するものであってもよいし、操作部25、27の開扉起動信号を無効化して、操作部25、27の操作による開動作を制御的に制限するものであってもよいし、これらを併用するものであってもよい。例えば、制御部52は、部屋10が使用されているときに、扉ロック部48をオンにして、扉20の移動を制限できる。
次に、制御部52を説明する。図3に示すように、本実施形態の制御部52は、情報取得部521、情報出力部522、扉動作制御部523、記憶部526、時間判定部527、時間管理部528および送信部529を含み、情報処理部として機能する。
情報取得部521は、外操作部25A、25B、内操作部27A、27B、検知部32A、32B、在室判定部28、呼出操作部16、延長操作部31、抵抗検知部36および位置検知部38の出力信号を取得する入力ポートとして機能する。
情報出力部522は、音出力部441、光出力部442、室内報知部30、室外報知部46および扉ロック部48に対し、これらを制御する制御信号を出力する。情報出力部522は、出力ポートとして機能する。扉動作制御部523は、駆動部56の駆動回路561に制御信号を出力して、扉20の動作を制御する。扉動作制御部523は、駆動部56Aを駆動する扉動作制御部523Aと、駆動部56Bを駆動する扉動作制御部523Bとを含む。
記憶部526は、情報取得部521で取得した出力信号に関する情報を一時的に記憶する。記憶部526には、後述する制御プログラムP100が格納される。時間管理部528は、ユーザの入室後の経過時間をカウントする時間カウンタとして機能する。時間判定部527は、時間管理部528でカウントした経過時間が利用制限時間を超過したか否かを判定する。送信部529は、部屋10の管理者等の外部に出力する所定情報を送信する。この所定情報は、呼出操作部16が操作されたこと、および利用制限時間を超過したことを含む。
以上のように構成された自動ドア装置100の動作を説明する。
(第1動作)
図4を参照して、自動ドア装置100の動作例である第1動作S110を説明する。図4は、第1動作S110を示すフローチャートである。第1動作S110は、任意の開口の扉から入室し、同じ開口から退出する場合の動作の一例である。ここでは、開口102Aを任意の開口とし、開口102Bを他の開口とし、扉20Bを他の扉として説明する。 以下、動作の説明では、外操作部25Aを外操作部Aと、内操作部27Aを内操作部Aと、外操作部25Bを外操作部Bと、内操作部27Bを内操作部Bと表記する。
部屋10に入室するとき、ユーザは、外操作部Aを開操作する(ステップS111)。
外操作部Aが開操作されると開扉起動信号がオンになり、制御部52は、他の外操作部(外操作部B)の開操作を無効にする(ステップS112)。ここで、「操作部の操作を無効」にするとは、その操作部が操作されても、制御部52は、その操作に基づく動作を実行しないことをいう。例えば、開操作を無効にした場合、その開操作があっても開動作は実行されない。また、閉操作を無効にした場合、その閉操作があっても閉動作は実行されない。つまり、先に操作された外操作部Aに対応する扉20Aが開き、その後に外操作部Bが操作されても扉20Bは開かない。この状態は、操作の無効が解除されるまで継続される。
ステップS112を実行したら、制御部52は、扉20Aを開くように駆動部56Aを制御する(ステップS113)。開動作により、扉20Aは全開位置まで移動して停止する。
扉20Aが全開したら、制御部52は、外操作部Aに対応する内操作部Aの閉操作を有効にし、他の操作部(内操作部B)の操作(開操作および閉操作)を無効にする(ステップS114)。この場合、内操作部Bの操作を無効にすることによって、扉20Aから入室した者が扉20Bから退出する通り抜けを防止できる。ここで、「操作部の操作を有効」にするとは、その操作部が操作されたら、制御部52は、その操作に基づく動作を実行することをいう。その操作部の操作が元々無効であった場合には有効にし、その操作部の操作が元々有効であった場合は、その状態を継続する。
部屋10に入室した後、ユーザは、有効な内操作部Aを閉操作する(ステップS115)。
内操作部Aが閉操作されると閉扉起動信号がオンになり、制御部52は扉20Aを閉じるように駆動部56Aを制御する(ステップS116)。閉動作により、扉20Aは全閉位置まで移動して停止する。この状態で、ユーザは部屋10の設備を使用する。
部屋10から退出するとき、ユーザは内操作部Aを開操作する(ステップS117)。このとき、内操作部Bの開操作は無効なので、ユーザは扉20Bを開くことはできない。
内操作部Aが開操作されると開扉起動信号がオンになり、制御部52は、扉20Aを開くように駆動部56Aを制御する(ステップS118)。開動作により、扉20は全開位置まで移動して停止する。
部屋10から退出後、ユーザは、外操作部Aを閉操作する(ステップS119)。
外操作部Aが閉操作されると閉扉起動信号がオンになり、制御部52は、扉20Aを閉じるように駆動部56Aを制御する(ステップS120)。閉動作により、扉20Aは全閉位置まで移動して停止する。
扉20Aが全閉したら、部屋10に人が居るかどうかを判定する(ステップS121)。このステップで制御部52は、在室判定部28の判定結果を取得する。
在室判定部28が部屋10に人が居ると判定する場合(ステップS121のY)、制御部52は、処理をステップS121の先頭に戻し、ステップS121を繰り返す。
在室判定部28が部屋10に人が居ないと判定する場合(ステップS121のN)、制御部52は、無効にした他の操作部(外操作部B)について操作の無効を解除する(ステップS122)。ここで、「操作の無効を解除」するとは、制御部52は、無効にする前の状態に戻し、その操作があるときはその操作に基づく本来の動作を実行することをいう。例えば、開操作の無効を解除した場合、制御部52は、開操作があったらこの操作に基づいて開動作が実行される。
ステップS122が実行されたら、動作S110は終了する。上述の各ステップは一例であって、種々の変形が可能である。開口102Bから入室して開口102Bから退出する場合、動作S110は、開口102Bを任意の開口とし、開口102Aを他の開口とし、各符号の末尾を入れ替えることで同様に適用できる。動作S110は、単独で実行されてもよいし、後述する動作S210~S610と組み合わされて実行されてもよい。
(第2動作)
図5を参照して、自動ドア装置100の別の動作例である第2動作S210を説明する。図5は、第2動作S210を示すフローチャートである。第2動作S210は、任意の開口の扉から入室し、同じ開口から退出する場合の動作の一例である。ここでは、開口102Aを任意の開口とし、開口102Bを他の開口とし、扉20Bを他の扉として説明する。
部屋10に入室するとき、ユーザは、外操作部Aを開操作する(ステップS211)。
外操作部Aが開操作されると開扉起動信号がオンになり、制御部52は、他の外操作部(外操作部B)の開操作を無効にする(ステップS212)。
ステップS212を実行したら、制御部52は、扉20Aを開くように駆動部56Aを制御する(ステップS213)。開動作により、扉20Aは全開位置まで移動して停止する。
部屋10に入室した後、ユーザは、内操作部Aを閉操作する(ステップS214)。
内操作部Aが閉操作されると閉扉起動信号がオンになり、制御部52は扉20Aを閉じるように駆動部56Aを制御する(ステップS215)。閉動作により、扉20Aは全閉位置まで移動して停止する。この状態で、ユーザは部屋10の設備を使用する。
扉20Aが全閉したら、部屋10に人が居るかどうかを判定する(ステップS216)。このステップで制御部52は、在室判定部28の判定結果を取得する。
在室判定部28が部屋10に人が居ないと判定する場合(ステップS216のN)、制御部52は、処理をステップS223の先頭に進める。
在室判定部28が部屋10に人が居ると判定する場合(ステップS216のY)、制御部52は、外操作部Aに対応する内操作部Aの閉操作を有効にし、他の操作部(内操作部B)の操作(開操作および閉操作)を無効にする(ステップS217)。この場合、内操作部Bの操作を無効にすることによって、扉20Aから入室した者が扉20Bから退出する通り抜けを防止できる。この状態で、ステップS212で無効にした外操作部Bの開操作と、内操作部Bの開操作、閉操作が無効になっている。
部屋10から退出するとき、ユーザは内操作部Aを開操作する(ステップS218)。このとき、内操作部Bの開操作は無効なので、ユーザは扉20Bを開くことはできない。
内操作部Aが開操作されると開扉起動信号がオンになり、制御部52は、扉20Aを開くように駆動部56Aを制御する(ステップS219)。開動作により、扉20Aは全開位置まで移動して停止する。
部屋10から退出後、ユーザは、外操作部Aを閉操作する(ステップS220)。
外操作部Aが閉操作されると閉扉起動信号がオンになり、制御部52は、扉20Aを閉じるように駆動部56Aを制御する(ステップS221)。閉動作により、扉20Aは全閉位置まで移動して停止する。
扉20Aが全閉したら、部屋10に人が居るかどうかを判定する(ステップS222)。このステップで制御部52は、在室判定部28の判定結果を取得する。
在室判定部28が部屋10に人が居ると判定する場合(ステップS222のY)、制御部52は、処理をステップS222の先頭に戻し、ステップS222を繰り返す。
在室判定部28が部屋10に人が居ないと判定する場合(ステップS222のN)、制御部52は、全ての扉(扉20A、20B)が全閉しているかどうかを判定する(ステップS223)。
扉は全閉していないと判定する場合(ステップS223のN)、制御部52は、処理をステップS223の先頭に戻し、ステップS223を繰り返す。
扉は全閉していると判定する場合(ステップS223のY)、制御部52は、無効にした他の操作部(外操作部B)を含めて全ての操作部の操作の無効を解除する(ステップS224)。
ステップS224が実行されたら、動作S210は終了する。上述の各ステップは一例であって、種々の変形が可能である。開口102Bから入室して開口102Bから退出する場合、動作S210は、開口102Bを任意の開口とし、開口102Aを他の開口とし、各符号の末尾を入れ替えることで同様に適用できる。動作S210は、単独で実行されてもよいし、動作S110と組み合わされて実行されてもよい。
(第3動作)
図6を参照して、自動ドア装置100の別の動作例である第3動作S310を説明する。図6は、第3動作S310を示すフローチャートである。第3動作S310は、任意の開口の扉を開く場合の動作の一例である。ここでは、開口102Aを任意の開口とし、開口102Bを他の開口とし、扉20Bを他の扉として説明する。
部屋10に入室するとき、ユーザは、外操作部Aを開操作する(ステップS311)。
ステップS311を実行したら、部屋10に人が居るかどうかを判定する(ステップS312)。このステップで制御部52は、在室判定部28の判定結果を取得する。
在室判定部28が部屋10に人が居ると判定する場合(ステップS312のY)、制御部52は、全ての扉(扉20A、20B)が全閉かどうかを判定する(ステップS313)。
全ての扉が全閉でない場合(ステップS313のN)、制御部52は、第3動作S310を終了する。
全ての扉が全閉の場合(ステップS313のY)、制御部52は、開操作された操作部が内側(室内側)かどうかを判定する(ステップS314)。
開操作された操作部が内側でない場合(ステップS314のN)、制御部52は、第3動作S310を終了する。
開操作された操作部が内側の場合(ステップS314のY)、制御部52は、開操作された操作部(外操作部A)がユーザが入室した側かどうかを判定する(ステップS315)。
開操作された操作部がユーザが入室した側でない場合(ステップS315のN)、制御部52は、第3動作S310を終了する。
開操作された操作部がユーザが入室した側の場合(ステップS315のY)、制御部52は、開操作された操作部(外操作部A)に対応する扉20Aを開く(ステップS316)。
ステップS312において、在室判定部28が部屋10に人が居ない判定する場合(ステップS312のN)、制御部52は、全ての扉(扉20A、20B)が全閉かどうかを判定する(ステップS317)。
全ての扉が全閉でない場合(ステップS317のN)、制御部52は、第3動作S310を終了する。
全ての扉が全閉の場合(ステップS317のY)、制御部52は、処理をステップS316の先頭に進め、ステップS316を実行する。
ステップS316が実行されたら、動作S310は終了する。上述の各ステップは一例であって、種々の変形が可能である。開口102Bから入室して開口102Bから退出する場合、動作S310は、開口102Bを任意の開口とし、開口102Aを他の開口とし、各符号の末尾を入れ替えることで同様に適用できる。動作S310は、単独で実行されてもよいし、動作S110~S210と組み合わされて実行されてもよい。
(第4動作)
図7を参照して、自動ドア装置100の別の動作例である第4動作S410を説明する。図7は、第4動作S410を示すフローチャートである。第4動作S410は、部屋10が使用状態になったとき所定の処理を実行する場合の動作の一例である。ここでは、開口102Aを任意の開口とし、開口102Bを他の開口とし、扉20Bを他の扉として説明する。また、開口102AをA側の間口、扉20AをA側の扉、開口102BをB側の間口、扉20BをB側の扉ということがある。
第4動作S410が開始されると、制御部52は、全ての扉(扉20A、20B)が全閉で、且つ、部屋10に人が居ないかどうかを判定する(ステップS411)。
ステップS411の判定条件を満たさない場合(ステップS411のN)、制御部52は、処理をステップS411の先頭に戻し、ステップS411を繰り返す。
全ての扉が全閉で、且つ、部屋10に人が居ない場合(ステップS411のY)に、ユーザが任意の扉(この場合、扉20Aとする)の外操作部Aを開操作(ステップS412)したとき、制御部52は、扉20Aを開くように駆動部56Aを制御する(ステップS413)。開動作により、扉20Aは全開位置まで移動して停止する。
部屋10に入室した後、何れかの操作部が閉操作(ステップS414)されたら、制御部52は、閉操作された操作部が内操作部(内操作部A、B)かどうかを判定する(ステップS415)。
閉操作された操作部が内操作部でない場合(ステップS415のN)、制御部52は、操作された操作部が入室した間口と同じ間口かどうかを判定する(ステップS419)。つまり、この例では、閉操作された操作部が外操作部の場合、制御部52は、操作部がA側かどうかを判定する。
操作された操作部が同じ間口でない場合(ステップS419のN)、制御部52は、処理をステップS414の先頭に戻し、ステップS414~S419を繰り返す。つまり、この例では、制御部52は、操作された操作部がA側でない(B側である)場合に、処理をステップS414に戻す。
操作された操作部が同じ間口の場合(ステップS419のY)、制御部52は、操作された側の間口の扉を閉じる(ステップS420)。つまり、この例では、制御部52は、ステップS412で開操作されたA側の扉20Aを閉じるように駆動部56Aを制御する。ステップS420を実行したら、制御部52は、処理をステップS411の先頭に戻す。この動作により、ユーザは入室した側の間口から退出可能であるが、別の間口からは退出できず、通り抜けが防止される。
閉操作された操作部が内操作部である場合(ステップS415のY)、制御部52は、閉操作された操作部に対応する扉(この場合、扉20A)を閉じるように駆動部56Aを制御する(ステップS416)。閉動作により、扉20Aは全閉位置まで移動して停止する。この状態で、ユーザは部屋10の設備を使用する。
ステップS416を実行したら、制御部52は、部屋10が使用状態であることを表示するように室外報知部46を制御する(ステップS417)。
ステップS416を実行したら、制御部52は、所定の処理を実行する(ステップS418)。この処理に制限はない。例えば、制御部52が、扉20Aのサブ制御部52A(不図示)と、扉20Bのサブ制御部52B(不図示)に分離され、離隔して配置されている場合に、この所定の処理は、これらのサブ制御部52A、52Bの一方から他方に所定の情報を送信する処理であってもよい。例えば、サブ制御部52Aは開口102Aに設置され、サブ制御部52Bは、開口102Bに設置される。例えば、この処理は、ユーザが、開口102Aから部屋10に入室し、内操作部Aで扉20Aが閉じた場合に、サブ制御部52Aからサブ制御部52Bに、部屋10が使用中の旨と、ユーザが開口102Aから部屋10に入室した旨とを送信する処理であってもよい。
ステップS418が実行されたら、動作S410は終了する。上述の各ステップは一例であって、種々の変形が可能である。開口102Bから入室して開口102Bから退出する場合、動作S410は、開口102Bを任意の開口とし、開口102Aを他の開口とし、各符号の末尾を入れ替えることで同様に適用できる。動作S410は、単独で実行されてもよいし、動作S110~S310と組み合わされて実行されてもよい。
(第5動作)
図8を参照して、自動ドア装置100の別の動作例である第5動作S510を説明する。図8は、第5動作S510を示すフローチャートである。第5動作S510は、部屋10内のユーザが体調不良等で他人の援助を要請したいとき(例えば、非常時)に所定の非常時処理を実行する動作である。
第5動作S510が開始された状態で、ユーザが呼出操作部16を操作したら(ステップS511)、制御部52は、室外報知部46を作動させる(ステップS512)。このステップで、制御部52は、室外報知部46に非常事態であることを表示するように室外報知部46を制御する。
ステップS512を実行したら、制御部52は、所定の非常時処理を実行する(ステップS513)。一例として、ステップS513の非常時処理は、全ての開口の操作部の開操作を有効にすること、または、全ての開口の扉20を開放(扉20を全開位置まで移動させる)にすることを含んでもよい。
ステップS513が実行されたら、動作S510は終了する。上述の各ステップは一例であって、種々の変形が可能である。動作S510は、単独で実行されてもよいし、動作S110~S410と組み合わされて実行されてもよい。
(第6動作)
図9を参照して、自動ドア装置100の別の動作例である第6動作S610を説明する。図9は、第6動作S610を示すフローチャートである。第6動作S610は、マスターキースイッチ(不図示)が操作された場合に所定の異常時処理を実行する動作である。マスターキースイッチは、部屋10の管理者等が、異常時に部屋10に入室するためのスイッチで、管理者等が所持するマスターキーを用いることにより操作できる。
第6動作S610が開始された状態で、何らかの異常を感じた管理者等がマスターキーを用いてマスターキースイッチを操作したら(ステップS611)、制御部52は、所定の異常時処理を実行する(ステップS612)。一例として、ステップS612の異常時処理は、全ての開口の操作部の開操作を有効にすること、または、全ての開口の扉20を開放(扉20を全開位置まで移動させる)にすることを含んでもよい。
ステップS612が実行されたら、動作S610は終了する。上述の各ステップは一例であって、種々の変形が可能である。動作S610は、単独で実行されてもよいし、動作S110~S510と組み合わされて実行されてもよい。
以上のように構成された本実施形態の自動ドア装置100の特徴を説明する。
本実施形態の自動ドア装置100は、個室(部屋10)に設けられた複数の扉20A、20Bのそれぞれを開閉する複数の駆動部56A、56Bと、個室の外側に設けられ、複数の扉20A、20Bのうち対応する扉の開又は閉指示が入力される複数の外側指示入力部(外操作部25A、25B)と、個室の内側に設けられ、複数の扉20A、20Bのうち対応する扉の開又は閉指示が入力される複数の内側指示入力部(内操作部27A、27B)と、複数の外側指示入力部および複数の内側指示入力部の指示入力に基づいて駆動部を制御する制御部52と、を備える。制御部52は、複数の外側指示入力部のうちいずれか一の外側指示入力部から開指示が入力されたとき、一の外側指示入力部以外の外側指示入力部及び内側指示入力部からの開指示の入力を無効にする。
この構成によれば、簡単な構成で、複数の扉から利用される部屋の重複使用を適切に調整できる。
本実施形態は、部屋10に人が居るかどうかを判定する在室判定部28を備え、制御部52は、一の外操作部25Aの開操作で開いた扉20が全閉した状態で、在室判定部28が人が居ないと判定する場合に、他の外操作部25Bの開操作の無効を解除する。この場合、外操作部25Bの開操作の無効が解除されることにより、両方の扉20A、20Bが使用可能になる。
本実施形態では、制御部52は、一の外操作部25Aの開操作で扉20が開いたとき、複数の内操作部27A、27Bのうち、一の外操作部25Aに対応する一の内操作部27Aの閉操作を有効にし、他の内操作部27Bの操作を無効にする。この場合、一の開口から入室した者が他の開口から退出する通り抜けを防止できる。
本実施形態は、1つの部屋10に設けられた複数の扉20A、20Bを開閉する複数の駆動部56と、複数の扉20に対応する複数の外操作部25A、25Bよび複数の内操作部27A、27Bと、複数の操作部25、27の操作に基づいて駆動部56を制御する制御部52と、部屋10に人が居るかどうかを判定する在室判定部28と、を備える。制御部52は、複数の内操作部27A、27Bのうち、一の内操作部27Aが閉操作された後、在室判定部28が人が居ると判定するとき、複数の操作部25、27のうち、一の内操作部27Aを除く他の操作部25A、25B、27Bの開操作を無効にする。
この構成によれば、部屋10に人が居る場合に外側からの開操作を防止しつつ、一の開口から入室した者が他の開口から退出する通り抜けを防止できる。
本実施形態では、制御部52は、在室判定部28が人が居ないと判定する場合に、複数の扉20が全て閉じたとき、他の操作部25A、25B、27Bの開操作の無効を解除する。この場合、他の操作部25A、25B、27Bの開操作の無効が解除されることにより、両方の扉20A、20Bが使用可能になる。
以上が第1実施形態の説明である。
以下、本発明の第2、第3実施形態を説明する。第2、第3実施形態の図面および説明では、第1実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同1つの符号を付する。第1実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態は、自動ドア装置の制御方法である。この制御方法は、個室に設けられた複数の扉に対応する複数の外側指示入力部および複数の内側指示入力部からの指示に基づいて、複数の扉を開閉する自動ドア装置について、複数の外側指示入力部のうち、一の外側指示入力部から開指示が出力されたとき、他の外側指示入力部からの指示入力を無効にするステップを含む。一例として、この制御方法は、部屋10に設けられた複数の扉20に対応する複数の外操作部25および複数の内操作部27の操作に基づいて、複数の扉20を開閉する自動ドア装置100について、複数の外操作部25A、25Bのうち、一の外操作部25Aが開操作されたとき、他の外操作部25Bの開操作を無効にするステップS112を含む。
この制御によれば、第1実施形態と同様の作用と効果を奏する。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態は、自動ドア装置の制御プログラムP100である。この制御プログラムは、個室に設けられた複数の扉に対応する複数の外側指示入力部および複数の内側指示入力部からの指示に基づいて、複数の扉を開閉する自動ドア装置について、複数の外側指示入力部のうち、一の外側指示入力部から開指示が出力されたとき、他の外側指示入力部からの指示入力を無効にするステップをコンピュータに実行させる。一例として、制御プログラムP100は、1つの部屋10に設けられた複数の扉20に対応する複数の外操作部25および複数の内操作部27の操作に基づいて、複数の扉20を開閉する自動ドア装置100について、複数の外操作部25A、25Bのうち、一の外操作部25Aが開操作されたとき、他の外操作部25Bの開操作を無効にするステップS112をコンピュータに実行させる。
制御プログラムP100は、これらの機能は自動ドア装置100の機能ブロックに対応する複数のモジュールが実装されたアプリケーションプログラムとして自動ドア装置100のストレージ(例えば記憶部526)にインストールされてもよい。制御プログラムP100は自動ドア装置100の制御部52を構成するコンピュータのプロセッサ(例えばCPU)のメインメモリに読み出しされて実行されてもよい。
この制御プログラムP100によれば、第1実施形態と同様の作用と効果を奏する。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明した。上述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除などの多くの設計変更が可能である。上述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して説明しているが、そのような表記のない内容に設計変更が許容されないわけではない。
[変形例]
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同1つの符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
実施形態の説明では、2つの開口102A、102Bに2つの扉20A、20Bを備える例を示したが、例えば、開口と扉の数は3以上であってもよい。
実施形態の説明では、一つの制御部52で複数の駆動部56A、56Bを制御する例を示したが、例えば、複数の駆動部それぞれに対応する複数の制御部を備えるようにしてもよい。この場合、複数の制御部は通信手段により互いに通信して連携動作するようにしてもよい。
実施形態の説明では、移動路22にレールや溝等のガイド手段を有しない例を示したが、移動路22はレールや溝等のガイド手段を有してもよい。
実施形態の説明では、外操作部25、内操作部27が、押しボタンスイッチである例を示したが、例えば、操作部は、スマートフォン、ICカード等の無線デバイスから無線通信により操作が入力されるものであってもよい。
上述の変形例は、第1実施形態と同様の作用および効果を奏する。
上述した各実施形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。