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JP7688481B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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JP7688481B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来、派遣依頼者の依頼条件に合致する派遣希望者を容易に抽出でき、派遣を円滑に行うことができる派遣マッチングシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-122839号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、単に雇用者に対して、雇用者の希望と合致する被雇用者を抽出し、マッチングするにすぎなかった。即ち例えば、被雇用者(ユーザ)のキャリア形成の希望をかなえるべく、キャリア形成のステップにあった派遣先を提案するといった、被雇用者(ユーザ)にとって利便性の高いマッチングを提案することはできなかった。また、第三の被雇用者のマッチングデータの分析により、ユーザに合ったキャリア形成を推奨するサービス・方法はなかった。
本発明は、ユーザにとって利便性の高いマッチングを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
ママ又はママではない人を母親として、当該母親についての情報として、主観データ、客観データ、家族情報、健康情報、既住情報、ヘルスケア情報、前記母親のうち見守りマイスターの情報、前記見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す情報、及び前記母親の行動を示す情報を取得する母親情報取得手段と、
前記母親の前記主観データ及び前記客観データに基づいて、当該母親の消費行動を示す消費行動マップを生成して管理する消費行動マップ管理手段と、
前記母親についての、前記家族情報、前記健康情報、前記既住情報、及び前記ヘルスケア情報の少なくとも一部に基づいて、当該母親のライフコースデータを管理するライフコースデータ管理手段と、
前記母親のうち前記見守りマイスターについて、当該見守りマイスターの前記情報、及び当該見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す前記情報を少なくとも含む情報を管理するマイスター管理手段と、
前記母親の行動を示す前記情報に基づいて、当該行動に対して授受されるポイントを管理するポイント管理手段と、
前記ポイント管理手段により管理されたポイントを利用可能なウェブサイトにおいて、前記母親に提案されるべき商品又は役務を、当該母親に報知する商品等報知手段と、を備える。
本発明によれば、ユーザにとって利便性の高いサービスを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用により実現される本サービスの概要を説明する図である。 図1の本サービスに適用され得る各種システムの概要を示す図である。 図2の各種システムの関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図4の情報処理システムの構成のうち、ママスクDBシステムに係る構成を示す図である。 図5の情報処理システムのうちデータベース管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6のデータベース管理サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図7のデータベース管理サーバで管理されるママスクDBに含まれる、各種情報の例を示す図である。 図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用する母親の、ライフスタイルとともに変化する母親情報の一例を示す図である。 図6のデータベース管理サーバで管理されるママスクDBに含まれる、各種情報の例のうち図8とは異なる例を示す図である。 図7の機能的構成を有するデータベース管理サーバにより実行される、母親情報及び子供情報の管理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図3のシフト管理システムが適用されるサービスの概要の一例を説明する模式図である。 図4の情報処理システムの構成のうち、シフト管理システムに係る構成を示す図である。 図13のシフト管理サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図14のシフト管理サーバで管理されるワーキングスタッフ及びキッズスタッフのある時間帯のシフトの決定の流れの例を示す図である。 図14のシフト管理サーバで管理される各時間帯における案件を担当するワーキングスタッフの決定の例を示す図である。 図16のワーキングスタッフの決定に基づく、各時間帯における見守り・保育を担当するキッズスタッフの仮決定の例を示す図である。 図16及び図17のワーキングスタッフの決定及びキッズスタッフの仮決定に基づく、各時間帯における見守り・保育を担当するキッズスタッフの決定の例を示す図である。 図14の機能的構成を有するシフト管理サーバにより実行される、シフトの決定の流れの一例を説明するフローチャートである。 図3のマッチングシステムが適用されるサービスの概要の一例を説明する模式図である。 図4の情報処理システムの構成のうち、マッチングシステムに係る構成を示す図である。 図21のマッチングサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用する母親の、ライフスタイルとともに変化する母親情報の一例のうち、図9とは異なる例を示す図である。 図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用する母親の、ライフスタイルとともに変化する母親情報の一例のうち、図9及び図23とは異なる例を示す図である。 図22の機能的構成を有するマッチングサーバにより実行される、母親に対する仕事のマッチング処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図2のママスクDBシステムにより管理される母親の種別の夫々と、ママスクDBを構成する情報量の夫々との関係性の一例を説明する図である。 図5のママスクDBシステムを用いたマルチ派遣システムのより詳細なシステム構成図である。 図27の情報処理システムの構成のうち、マルチ派遣システムに係る機能的構成を示す図である。 図28のマルチ派遣管理サーバにより提供されるマルチ派遣サービスにおける、流れと各種情報の例を示す図である。 図4の情報処理システムの構成を発展させた、ママスクDB拡張システムに係る構成を示す図である。 ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの前提となる、企業(メーカー/サービス)の理想を説明する図である。 ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの前提となる、ママの理想を説明する図である。 ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの前提となる、ママではない人(卒ママ、プレママ及び未婚女子)の理想を説明する図である。 ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスにおいて用いられる各種DBと、当該各種DBに格納される情報の例を示す図である。 ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスと「世の中を変えるための草の根運動」の関係性を示す図である。 ママスクDB拡張サービスと「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス)」の関係性を示す図である。 ママスクDB拡張サービスと「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス)」の関係性を示す他の例を示す図である。 ママスクDB拡張サービスとママスクECサイトとの関係性を示す図である。 図4の情報処理システムの構成を発展させた、ママスクDB拡張システムに係る構成を示す図である。 図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムに係る機能的構成を示す図である。 図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいて消費行動マップ機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。 図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてライフコースデータ機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。 図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてマイスター登録機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。 図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてポイント管理機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。 図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてポイント管理機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。 「世の中を変えるための草の根運動」の一環として、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの流れを示す図である。 見守りマイスターにより利用されるサービスが決定されるまでのプロセスを示す図である。 As-Is(現状)として、企画・市場調査、セグメント抽出、及びトライアルの各ステップの流れの一例を示す図である。 To-Be(理想)として、企画・市場調査、セグメント抽出、及びトライアルの各ステップの流れの一例を示す図である。 主観的データと客観的データとに基づいて、2人の母親を区分した具体例を示す図である。 消費行動マップのイメージと企業における新規的活用例を示す図である。 「世の中を変えるための草の根運動」の一環として、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの流れを示す図である。 母親がママスクDBに登録されるまでのプロセスを示す図である。 母親がママスクメイトに登録する場合の動機の一例を示す図である。 ママスクDB拡張サービスが提供されることに伴う企業(メーカー)側のメリットを示す図である。 消費行動マップの具体例を示す図である。 図56で示す消費行動マップに対する思考の変換ポイントの具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
本発明が適用される情報処理システムは、例えば、現在のみならず過去から未来へ向けて10年以上の長期間を考慮して、ユーザの職に関する各種各様な支援を提供するサービスで用いることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、このようなサービスの一例として、子供を有する女性(以下、「母親」と適宜呼ぶ)をユーザとするサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)で用いられるものとする。
即ち、本サービスは、子供の成長と共に変化する母親のライフスタイルに合わせた支援を、当該母親に提供するものである。
まず、本発明の一実施形態に係る情報処理システムを説明する前に、本サービスの概要について、図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用により実現される本サービスの概要を説明する図である。
図1において、横方向に示す複数の白抜き矢印の連続は、本サービスのユーザたる母親の過去から未来に向けた10年以上の長期間のライフスタイルの変化を示している。即ち、複数の白抜きの矢印の夫々は、1つのライフイベントを示している。1つの白抜き矢印の内部の文字列は、当該白抜き矢印が示すライフイベントの名称が記載されている。
具体的には、本サービスのユーザたる母親には、過去(子供を有して母親になる前)から考慮すると、「就職」、「結婚」、「妊娠」、「出産」、「子育て」、及び「卒ママ」の夫々のライフイベントがその順番で発生していく様子が図1に示されている。
ここで、「子育て」のライフイベントの中に示す複数の小さな白抜き矢印は、子供の成長の段階を示している。即ち、母親の「子育て」のライフスタイルは、子供の成長の各段階で区分する必要があることを、図1は示している。より具体的には、小さな白抜き矢印の内部の文字列として記載されているように、「0歳」乃至「5歳」の1年単位の各段階、「小学生」の段階、及び「中学生・高校生・大学生」の段階で区分して、母親の「子育て」のライフスタイルを考える必要があることを、図1は示している。
なお、子供の「中学生・高校生・大学生」の段階を示す小さな白抜き矢印は、母親の「子育て」と「卒ママ」の各ライフイベントに跨って示されている。このことは、本サービスのユーザたる母親にとって、「子育て」というライフイベントは、子供の「中学生・高校生・大学生」の段階の途中で終了し、次の「卒ママ」というライフイベントに移行することを意味している。
そして、母親の「卒ママ」のライフイベントの後半において、「介護」と内部に記載された小さな白抜き矢印が示されている。この小さな白抜き矢印は、母親にとっての親(自身の親の他、旦那側の親も含む)を介護する段階を示している。つまり、母親の「卒ママ」のライフイベントの後半では、親の「介護」の段階を考慮する必要があることを、図1は示している。
このような複数のライフスタイルが順次発生していく母親に対して、本サービスは、図1に示す3つの支援SUP1乃至SUP3の夫々を提供することができる。
支援SUP1は、「子育て」のライフイベントのうち、子供が小学校入学前の乳幼児の段階、即ち「0歳」乃至「5歳」の段階の母親に対して行う支援の例を示している。
支援SUP1を示す点線内に描画される複数の枠の夫々は、内部の文字列で表される具体的な支援の夫々を示している。なお、以下、これらの複数の枠の夫々の支援については、夫々の内部の文字列のみを用いて説明する。
図1に示すように、支援SUP1には、「子供のそばで働くことを支援」が主として含まれている。この「子供のそばで働くことを支援」は、「ママスクエア(登録商標)」、「見守り・保育」、「FC」、及び「派遣 短時間」という4つの支援で構成されている。
支援SUP1に含まれる、「子供のそばで働くことを支援」とは、次のような支援である。
即ち、従来、乳幼児期の子供を持つ母親は、その子供を保育園(保育所)や幼稚園に預ける等して働くのが通常であった。
しかしながら、保育園に入園が可能な子供の数は限定されている。また、幼稚園は入園が可能な子供の数は限定されていないものの、入園に際し年齢制限がある。このため、保育園や幼稚園に入園できない子供を持つ母親、即ち、0歳乃至3歳の子供を持つ母親の多くは、子供がいることにより思ったように働けていない状況である。更に言えば、幼稚園へ入園を希望する母親の多くは、単に子供を保育園や幼稚園に入園させるよりも、必要な時に子供をそばで見ることができる環境で働きたいという要望を持っているが、このような要望に十分に応えることができない状況である。
そこで、このような状況を改善させるべく、乳幼児期の子供を持つ母親に対して、その子供を保育園や幼稚園に入園させることなく、必要な時にそばで見ることができる環境内に滞在させて、働くことができるための各種各様な支援が本サービスで提供可能となっている。このような支援が、「子供のそばで働くことを支援」である。
「子供のそばで働くことを支援」を構成する1つの「ママスクエア」とは、次のような支援である。即ち、乳幼児期の子供を持つ複数の母親を、いわゆるデスクワークを含む仕事を行う母親と、いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親とに区分したうえで、同じスペースにある職場で働いてもらう、といった方法で行われる支援が、「ママスクエア」である。
いわゆるデスクワークを含む仕事は、本サービスの提供者(以下、「サービス提供者」と呼ぶ)によって包括的に受任された他の企業からの1以上の業務により構成される。いわゆるデスクワークを含む仕事を行う複数の母親の夫々は、他の企業からの1以上の業務のうち少なくとも一部を自身の仕事として、シフトという形態で他の企業にとらわれず取り組む。
また、いわゆる見守り・保育を含む仕事は、ママスクエアにおいて働く母親が帯同する子供の見守り・保育を請け負う仕事である。いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う複数の母親の夫々は、上述の「いわゆるデスクワークを含む仕事を行う複数の母親」と、「いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親」との両方が夫々帯同した子供の見守り・保育を請け負う。
ママスクエアの更なる詳細な説明については、後述する。
「子供のそばで働くことを支援」を構成する1つの「見守り・保育」とは、次のような支援である。即ち、上述したように、保育園に入園できない子供を持つ多くの母親は、思ったように働けていない状況である。そこで、会社の近く等の「見守り・保育」を請け負う施設や、企業内に保育所を設立し、保育園に入園できない子供を持つ母親に斡旋し仕事をしてもらう。その施設に対して運営受託(人、ノウハウの提供)といった方法で行われる支援が、「見守り・保育」である。
「子供のそばで働くことを支援」を構成する1つの「FC」とは、次のような支援である。即ち例えば、サービス提供者は、他の企業に対して、フランチャイズ(以下、「FC」と略記する)契約等を結び、上述のママスクエアの看板及び運営ノウハウ等を提供する。他の企業は、他の企業自体が雇用する母親を、「いわゆるデスクワークを含む仕事を行う母親」とし、他の企業自身が用意する環境でママスクエアと同様の支援を行う。その際に、サービス提供者が雇用する母親を「いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親」とする。つまり、「見守り・保育」のスペースはサービス提供者が運営を受託する。即ち、サービス提供者と異なる他の企業が、上述のママスクエアの仕組みを自社に取り込み、企業自身が雇用する母親を「いわゆるデスクワークを含む仕事を行う母親」とすることで、当該母親に対して見守り・保育の場を提供する支援が、「FC」である。
「子供のそばで働くことを支援」を構成する1つの「派遣 短時間」とは、次のような支援である。即ち、上述したように、保育園に入園できない子供を持つ多くの母親は、思ったように働けていない状況である。そこで、会社の近く等に「保育」を請け負う施設や、企業内に保育所を設立し、保育園に入園できない子供を持つ母親に斡旋し派遣社員として派遣先へ派遣を行う。一方で、保育園に子供を預けていない母親や幼稚園へ子どもを入園させている母親の中には、時間的成約や扶養範囲内という制約の元、短時間で働きたいという希望をもつ母親が多い。つまり、このような母親は、いわゆる「短時間」での働き方を希望している。このため、サービス提供者は、短時間でも受け入れてくれる派遣先の提供もしくは、短時間勤務同士を組み合わせて派遣先へ提供する。即ち、母親に「派遣」勤務や「短時間」勤務(いわゆる時短勤務)の仕事を提供する、といった方法で行われる支援が、「派遣 短時間」である。また、この際にサービス提供者は、単なる派遣元としての機能に限定されず、保育施設の運営受託に関する機能も有することができる。
このような「派遣 短時間」が母親に提供されることにより、子供のそばで働くことが難しい母親であっても、子供とともに働くことができる環境が享受され、また子供が幼稚園へ行っている間に効率よく働きたい母親たちにとっては子供と交流する時間等を確保しつつ働くことができる。
支援SUP2は、「子育て」のライフイベントのうち、子供が小学校入学後の児童や生徒以降の段階、即ち「小学生」、「中学生・高校生・大学生」以降の段階の母親に対して行う支援の例を示している。
支援SUP2を示す点線内に描画される複数の枠の夫々は、内部の文字列で表される具体的な支援の夫々を示している。なお、以下、これらの複数の枠の夫々の支援については、夫々の内部の文字列のみを用いて説明する。
図1に示すように、支援SUP2には、「ママのキャリアを支援」が主として含まれている。この「ママのキャリアを支援」は、「人財サービス」、「教育・研修期間」、及び「学童」という3つの支援で構成されている。
支援SUP2に含まれる「ママのキャリアを支援」とは、次のような支援である。
即ち、従来、小学校入学後の子供を持つ母親は、子供に付きっ切りでなくなり、働くことが可能な時間を長く取ることができる。
しかしながら、結婚や出産を迎えた母親の多くは、それ以前の仕事を辞めてしまっており、新たな職場を探す必要があった。更に言えば、母親は、これまでの職務経験を活かし、さらなる第2のキャリアを形成して仕事に取り組みたいという要望を持っているが、このような要望に十分に応えることができない状況である。
そこで、このような状況を改善すべく、小学校入学後の子供をもつ母親に対して、それ以前の仕事で培ったスキルやキャリアと、母親自身の希望するキャリア等に基づいて、働くことができるための各種各様な支援が本サービスで提供可能となっている。このような支援が、「ママのキャリアを支援」である。
「ママのキャリアを支援」を構成する1つの「人財サービス」とは、次のような支援である。即ち、小学校入学後の子供を持つ母親を、「対一般企業」や「保育園等」に派遣する、といった方法で行われる支援が、「人財サービス」である。
「対一般企業」への派遣は、「ママ派遣」、「教育・研修+ママ派遣」、及び「地域見守り+ママ派遣」という3つの形態の派遣で構成されている。
「ママ派遣」は、サービス提供者が、サービス提供者に対して登録を希望した母親と一一般企業とのマッチングを行い、マッチングが成立した一般企業に対して母親を紹介したり斡旋したりする、といった形態の派遣である。
「教育・研修+ママ派遣」は、サービス提供者が、上述の「ママ派遣」に追加して、母親自身の希望するキャリアや過去の実績等に基づいた適性により、後述する「教育・研修機関」という支援を先行又は並行して実施する、といった形態の派遣である。
「地域見守り+ママ派遣」は、サービス提供者が、上述の「ママ派遣」に追加して、母親自身の希望するキャリア等に基づき、後述する「学童」による地域見守りという支援を並行して実施する、といった形態の派遣である。
「保育園等」への派遣は、サービス提供者が、母親自身の希望するキャリアや過去の実績等に基づいた適性により、例えば、無資格者の母親に保育士資格を取得するよう斡旋し、その後、保育士として保育園等の見守り・保育施設に派遣する、といった形態の派遣である。なお、この「保育園等の派遣」に際し、サービス提供者は、後述する「教育・研修機関」という支援を並行して実施する。
サービス提供者は、これらの形態の派遣で構成される「人財サービス」を提供するべく、人財ビジネス事業を展開することが可能である。
「ママのキャリアを支援」を構成する1つの「教育・研修機関」とは、次のような支援である。即ち、キャリアを形成していくことを希望する母親に対し、時代のニーズに合わせた教育やパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略記する)、IT関連資格、その他上述の保育士資格等を取得するための教育機関や研修機関と連携する、といった方法で行われる支援が、「教育・研修機関」である。
図1に示されるように、支援SUP2に含まれる「教育・研修機関」は、母親の能力やキャリア形成の思考に合わせて適宜実施される。例えば、母親は、上述の「人財サービス」の支援を受けるのに備えて、働き出して母親自身でもキャリアを考える余裕が出てきた後に、キャリアカウンセリングを必要に応じて受けた後「教育・研修機関」の支援を受けることができる。
サービス提供者は、このような「教育・研修機関」を提供するべく、教育や研修の事業を展開することが可能である。
「ママのキャリアを支援」を構成する1つの「学童」とは、次のような支援である。即ち、キャリアを形成していくことを希望する母親であって、日中家庭にいない母親に対する支援として、その母親の子供(小学生児童)に対して、小学校の授業の終了後に遊びや生活をする場を提供して保育をする(いわゆる学童保育を提供する)、といった方法で行われる支援が、「学童」である。
例えば、フルタイムで夕方まで働く時間をとりたい母親は、夕方の勤務終了の前に子供が帰宅するため、働く時間が制限されることがある。逆に言えば、母親は、自身が帰宅するまでの間小学生の子供を預かる学童施設を利用したいという要望を持っている。更に言えば、母親は、学童施設において放課後を過ごす子供に、宿題などを用いた学習をして欲しいという要望をもっているが、このような要望に十分に応えることができない状況である。また、子供が小学生になっても子どもの側で見守りながら働きたいという要望をもった母親もいる。そこで、このような母親の要望に応える支援として、「学童」がサービス提供者により提供されている。更に言えば、サービス提供者は、「学童」に子供を預けた母親を「いわゆるデスクワークを含む仕事を行う複数の母親」として雇用することができるし、「学童」で働くことを希望する母親を受け入れることができる。地域の子供が集まる「学童」は、地域を見守ることに資する支援であり、更に、小学生以上の子供をもち、子供の側で働きたい希望のある母親に対する支援である。
支援SUP3は、母親のライフイベントのうち、「妊娠」から「介護」までにかけての母親に対して行う支援の例を示している。
支援SUP3を示す点線内に描画される複数の枠の夫々は、内部の文字列で表される具体的な支援の夫々を示している。なお、以下、これらの複数の枠の夫々の支援については、夫々の内部の文字列のみを用いて説明する。
図1に示すように、支援SUP3には、「ママが安心して働ける環境作りを支援」が主として含まれている。この「ママが安心して働ける環境作りを支援」は、「医薬品会社との取り組み」、「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス等)」、及び「世の中を変えるための草の根運動」という3つの支援で構成されている。
支援SUP3に含まれる、「ママが安心して働ける環境作りを支援」とは、次のような支援である。
即ち、従来、「妊娠」から、「出産」、「子育て」を経て、「卒ママ」といったライフスタイルの全体において、母親は、母親という立場で働く際における種々の不安を持っていた。
そこで、母親のライフスタイルの全体において、働きたい母親の不安を取り除き、安心して働くことができるための各種各様な支援が本サービスで提供可能となっている。このような支援が、「ママが安心して働ける環境作りを支援」である。
「ママが安心して働ける環境作りを支援」を構成する1つの「医薬品会社との取り組み」とは、次のような支援である。即ち、Society5.0時代を見据えた際に、個々のデータの習得、ビッグデータのAI解析、及びそのデータを元に個に対して必要な情報を、スマートフォン・ウェアラブル端末含むIoTを通して還元する仕組みの構築が重要となる。しかしながら、従来、母親や子供という属性のライフコースデータの取得については、母親が子供の情報を外へ出したがらないということから一気通貫のデータは収集できないでいた。そこで、医薬品会社と連携し、妊娠段階からママをリスト化する仕組みを構築し、データベースへと蓄積し-1歳の頃から子供のデータおよび母親のデータを収取することでSociety5.0へ向けた支援が、「医薬品会社との取り組み」である。
サービス提供者は、「ママが安心して働ける環境作りを支援」を構成する1つの「医薬品会社との取り組み」を提供するべく、ヘルスケア事業を展開することが可能である。
「ママが安心して働ける環境作りを支援」を構成する1つの「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス等)」とは、次のような支援である。
従来、働いている母親は、子供や家族に何か問題が起きていないか心配になることがあった。そこで、見守り・保育施設や、学童といった子供を預ける施設や、GPS(Global Positioning System)機能付き子供用携帯電話といった、子供や家族の状況を確認可能な施設や装置が用意されてきた。しかしながら、これらの施設や装置は、母親が子供や家族(介護している母親自身又は旦那の親を含む)の様子を把握するのに十分ではなく、逆に言えば、様々な方法により情報を取得したいという要望がある。そこで、このような要望に応えるべく、家族の安全を守るために、IoT技術を用いてウェアラブルデバイス等の商品を開発する、といった方法で行われる支援が「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス等)」である。また上述したように、Society5.0に向けたライフコースデータの取集元および解析データの発信先としてウェアラブル端末を通して還元する仕組みが重要となる。そこで、どのような形で「家族」即ち母親、子供、子供の父親(母親の旦那)、母親自身の親、旦那の親のデータを収集するかを設計することが重要になる。
サービス提供者は、「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス等)」を提供するべく、開発事業(ママスクラボ)を展開することが可能である。
「ママが安心して働ける環境作りを支援」を構成する1つの「世の中を変えるための草の根運動」とは、次のような支援である。従来、朝晩の通退勤ラッシュという社会問題がある。一方で、母親が朝や夜の通勤退勤ラッシュの時間帯に電車にベビーカーを持ち込むと、罵声を浴びせられたといった事件が報告されている。即ち、見守り・保育施設付きの職場に努める母親は、通退勤ラッシュに子供と職場に向かうということ自体が心配の要因となっていた。換言すれば、子育て中の母親を応援する世論の形成や、上述の社会問題が発生しないような根本的な取り組みを行いたいという要望があった。そこで、このような要望に応えるべく、電車の車両に、子供を連れた母親が気軽に利用できる子育て車両を導入するよう働きかける、といった方法で行われる支援が、「世の中を変えるための草の根運動(地下鉄の子育て応援車両)」である。
サービス提供者は、「世の中を変えるための草の根運動」を提供するべく、教育・研修事業を展開することが可能である。
また、図示はしないが、サービス提供者は、「ママが安心して働ける環境作りを支援」するため、要介護の家族を発生させないようにする支援として、次のような支援も実施している。従来、母親にとっての親(自身の親の他、旦那側の親も含む)の介護により、働く時間の確保が難しくなることがあった。そこで、サービス提供者は、要介護の家族を発生させないよう介護予防を行う、といった支援も実施している。
サービス提供者は、このような支援を実施して、要介護の家族を発生させないよう、介護予防事業を展開することが可能である。
続いて、図2及び図3を参照しつつ、本サービスを実現するための3つのシステムについて、簡単に説明する。
図2は、図1の本サービスに適用され得る各種システムの概要を示す図である。
図3は、図2の各種システムの関係を示す図である。
上述の通り、本サービスにおけるユーザとは、典型的には子供を有する母親である。本サービスは、このような母親に対して、子供の成長や家庭の状況等に合わせて、仕事の内容や働き方といった職に関する様々な課題を解決していく上での様々なサービスを提供する。
以下に説明する第1乃至第3のサービスとは、母親に対する支援サービスの代表的な一例であり、本サービスでは第1乃至第3のサービスを含む各種サービスを包括的に提供することができる。
第1のサービスとは、「過去・現在・将来の情報に備え、母親と子供の将来を加味した各種システムの基盤を提供する」ことを目的としたデータベース(以下、単に「ママスクDB」と呼ぶ)の構築及び提供を行うサービスである。なお、第1のサービスにおいて適用されるシステムを、「ママスクDBシステムSYS1」と呼ぶ。
第1のサービスにおいて、「過去・現在・将来の情報を備え、母親と子供の将来を加味した各種システムの基盤を提供する」という目的の達成のため、各種情報を習得してデータベースを構築し、それを利用することで、後述する第2及び第3のサービスを含む各種サービスの提供に際して利用させることができる。
即ち、第1のサービスにおいて、ユーザは、自身や子供に関する様々な情報をママスクDBに包括的に管理させることで、これらの情報を利用した様々なサービスの提供を受けることができる。後述の通り、ママスクDBでは、ユーザ自身の情報だけでなく、当該ユーザの勤務に関するする情報や、子供に関する情報等の「母親」に関連する様々な情報が合わせて格納されることになる。したがって、ユーザにとっては、「母親」という立場とは切っても切り離すことのできない子供の成長や家庭環境等を考慮に入れた各種サービスの提供を受けることができるのである。
なお、ママスクDBに格納される各種情報の詳細や、ママスクDBシステムSYS1の詳細については、図5乃至図11を参照しつつ、説明する。
第2のサービスとは、「育児中の母親が働くことに適したシフト管理システムを提供する」ことを目的としたサービスである。
即ち、第2のサービスで適用されるシフト管理システムSYS2とは、勤怠管理(以下、「シフト」と呼ぶ)に関するシステムの提供サービスである。具体的には例えば、シフト管理システムSYS2とは、ユーザが育児中の母親であっても、容易に勤怠管理を行い、仕事をしやすくするために、ユーザのシフトの管理を適切に行うシステムである。
更に言えば、シフト管理システムSYS2は、案件の特性と母親の過去の成果(履歴)に基づき、1番成果が出せる母親の配置となるシフトを作成することができる。また、シフト管理システムSYS2は、配置された母親に付帯する子供の情報から、必要に応じていわゆる「見守り・保育」に関与するスタッフの人数を調整することができる。即ち、シフト管理システムSYS2により、案件成果を最大化した上で安全な見守りスペースの運営が可能となる。即ち、第2のサービスにおいて、シフト管理システムSYS2を利用することで、ユーザは、「母親」にとって利便性の高く容易な勤怠管理を可能とし、サービス提供者にとっては案件の成果を最大化した上で、子供を見守るスペースの安全を担保が可能となる。
詳細については、図12乃至図19を参照しつつ説明するが、育児中の「母親」が仕事をする場合の勤務体系は、「母親」ではない労働者とは異なる勤務体系とならざるを得ない。例えば、ユーザは、自身の子供が小さい場合には、その子供の面倒を見なければならないし、子供が複数いるような場合には面倒を見ている子供以外の子供を迎えに行かなければならない、といったイレギュラーな事情が多く存在する。そのため、第2のサービスにおいては、そのような「母親」特有の事情を考慮しつつ、個々の「子供」の特性を考慮したした上でのシフト管理を適切に行うために、シフト管理システムが採用されている。
第3のサービスとは、ユーザたる母親に対して、その「母親のキャリア形成や子供の成長といった将来を見据えた企業のマッチングを提供する」ことを目的としたサービスである。第3のサービスにおいて適用されるシステムを、「マッチングシステムSYS3」と呼ぶ。
第3のサービスにおけるマッチングシステムSYS3は、子供の成長や家庭の状況等を考慮しつつ、勤務を希望するユーザと企業とのマッチングを実現することができる。
即ち、第3のサービスにおいて、ユーザは、自身の情報は勿論、子供の情報や家庭環境等の情報が考慮された職に関するマッチングの結果の提供を受けることができる。
ここで重要な点は、上述の第1のサービスにおけるママスクDBには、現在のユーザや子供に関する情報のみならず、過去の情報や将来予測される情報等が格納され、第3のサービスでは、このママスクDBに格納された各種情報を考慮したマッチングシステムSYS3が提供される点である。
なお、マッチングシステムSYS3の詳細は、図20乃至図25を用いて後述する。このように、第1乃至第3のサービスは、必ずしも夫々のサービスが独立して提供される必要はなく、例えば、ユーザのライフスタイル等と合わせて、夫々のサービスが関連して提供されてもよい。
図3において、その上段には典型的な母親のライフスタイルが示され、後段に上述の図2の各種システムの関係が表示されている。
まず、母親のライフスタイルとして、「0歳」から「5歳」の時期の子供を持つ場合について説明する。
この時期の子供を有する母親は、子供の面倒を常時見る必要がある。このため、この時期の子供を持つ母親が職に就こうと考えた場合、例えば、「子供の世話をどうするのか」、「子供が急に体調を壊したらどうするのか」といった様々な問題が生じる。従来、現実的にそのような問題を克服することができず職に就かないという選択をせざるを得ない母親が数多く存在していた。
このような問題を克服してユーザが職に就けるように、上述の第1及び第2のサービスが当該ユーザに広く利用される。即ち、「0歳」から「5歳」の時期の子供を持つユーザにとっては、実際に、子供を預けながら働きたい、時短シフトや柔軟なアクシデントに対応しつつ働きたい、等の働き方のニーズが存在し、そのニーズに応えてもらうことが重要である。このようなニーズに応えてもらえるサービスが、上述の第1及び第2のサービスである。
なお、「0歳」から「5歳」の時期の子供を持つユーザへの支援は、いわゆる「As-Is」での支援であり、本サービスにおいて最も主軸となる支援である。
次に、母親のライフスタイルとして小学生以降の子供を持つ場合について説明する。
この時期の子供を有する母親は、子供の面倒を常時見る必要がなくなり、比較的自由に働くことが可能となる。しかしながら、この時期の子供を持つ母親は、通常、それなりの年齢に自身がなっていることも多く、自身の経歴や職歴によっては、思うような職に就けないことも多い、という問題が生じる。特に、上述の通り、子供が「0歳」から「5歳」程度の時期は、母親にとって非常に働きにくい環境であり、この時期に職に就かずにいたユーザは、キャリアに穴が開くことになり、一層職に就くのが難しい状況になりやすい、という問題が生じる。更に言えば、第二子、第三子を出産した母親にとっては、キャリアに穴が開く期間は相当な期間となる。
このような問題を克服してユーザが職に就けるように、上述の第2及び第3のサービスが当該ユーザに利用される。
また、本サービスでは、子供を有するユーザの現在・過去・未来(将来の予定等)に関する各種情報が、例えば、ママスクDBに格納され、蓄積されることになる。このような長期的に蓄積された情報に基づいて、第3のサービスが提供されることで、ユーザにとって最適なマッチングを実現することができる。
以上をまとめると、本サービスの提供者は、本サービスの一環として、例えば、子供を持つユーザのライフスタイル等に合わせて、適宜、第1乃至第3のサービスを中心とする各種サービスを提供する。
続いて、図4を参照しつつ、本サービスのうち特に上述の第1乃至第3のサービスに適用され得る情報処理システム、即ち本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例について、簡単に説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図4に示す情報処理システムは、データベース管理サーバ1と、ママスクDB2と、シフト管理サーバ3と、マッチングサーバ4と、管理者端末5と、母親端末6-1乃至6-n(nは1以上の整数)と、企業端末7-1乃至7-m(mは1以上の整数)とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
ここで、本実施形態では、データベース管理サーバ1と、ママスクDB2と、シフト管理サーバ3と、マッチングサーバ4と、管理者端末5とは、本サービスのサービス提供者Mにより管理される。即ち、サービス提供者Mは、本サービスを提供する事業主体である。ただし、ここでいう管理は、サービス提供者M自身が直接的に管理していることの他、サーバの運営会社等別の者に管理を委託する等間接的に管理していることも含むものとする。
また、サービス提供者Mは、本サービスを提供するにあたり、本サービスを利用する母親や仕事を提供する企業との調整を担当する。サービス提供者Mは、本サービスを利用する母親や仕事を提供する企業との調整に係る業務に際して情報を入出力する際に、管理者端末5を利用する。
母親端末6-1乃至6-nの夫々は、本サービスを利用するユーザである母親U1-1乃至U1-nの夫々に利用される。ただし、以下、母親U1-1乃至U1-n及び母親端末6-1乃至6-nを個々に区別する必要がない場合、夫々、「母親U1」及び「母親端末6」と呼ぶ。
また、企業端末7-1乃至7-mの夫々は、本サービスを利用するユーザである企業に所属する企業担当者U2-1乃至U2-mの夫々に利用される。ただし、以下、企業担当者U2-1乃至U2-m及び企業端末7-1乃至7-mを個々に区別する必要がない場合、夫々、「企業担当者U2」及び「企業端末7」と呼ぶ。
ここで、図3に示す各種の情報処理システムと、図4の情報処理システムの関係性について説明する。
図1乃至図3を用いて上述したように、本サービスには、第1乃至第3のサービスが含まれる。また、第1乃至第3のサービスの夫々に対して、ママスクDBシステムSYS1、シフト管理システムSYS2、及びマッチングシステムSYS3の夫々が提供される。
図4に示す情報処理システムは、ママスクDBシステムSYS1、シフト管理システムSYS2、及びマッチングシステムSYS3を包含している。
以下においては、第1のサービスに対して適用されるママスクDBシステムSYS1、第2のサービスに対して適用されるシフト管理システムSYS2、及び第3のサービスに対して適用されるマッチングシステムSYS3の夫々について、その順番に個別に説明していく。
先ず、図5乃至図11を用いて、第1のサービスに適用されるママスクDBシステムSYS1について説明する。
図5は、図4の情報処理システムの構成のうち、ママスクDBシステムに係る構成を示す図である。
ママスクDBシステムSYS1は、図5に示すように、データベース管理サーバ1と、ママスクDB2と、管理者端末5と、母親端末6-1乃至6-nと、企業端末7-1乃至7-mとが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
図6は、図5の情報処理システムのうちデータベース管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
データベース管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図5の例では母親端末6や企業端末7)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図5の情報処理システムのシフト管理サーバ3、マッチングサーバ4、管理者端末5、母親端末6、及び企業端末7は図6に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有している。そこで、シフト管理サーバ3、マッチングサーバ4、管理者端末5、母親端末6、及び企業端末7のハードウェア構成の説明については省略する。
以下、図7に示すデータベース管理サーバ1の機能的構成を、図8に示すデータベース管理サーバ1で管理される各種情報の具体的な例を用いて説明する。
図7は、図6のデータベース管理サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図8は、図7のデータベース管理サーバで管理されるママスクDBに含まれる、各種情報の例を示す図である。
図7の説明において、説明を簡単にするため、母親端末6及び企業端末7の夫々は、1台ずつであるものとして説明する。
CPU11においては、第1のサービス、即ちママスクDBの構築及び提供を行うサービスの格納処理の実行が制御される場合、母親情報取得部111と、子供情報取得部112と、格納部113と、数値化評価部114とが機能する。
母親情報取得部111は、母親U1の職における各種情報を取得する。
ここで、母親情報取得部111には、母親不変情報取得部121と、母親可変情報取得部122とが設けられている。
母親不変情報取得部121は、母親U1の職における当該母親U1により可変し得ない情報を、母親不変情報DMIとして取得する。
ここで、母親不変情報DMIとは、母親U1に関する情報のうち、その母親U1の意思や思考によって変化をし得ない客観的な情報をいう。
母親不変情報取得部121には、母親履歴書情報取得部131と、母親企業入力情報取得部132とが設けられている。
母親履歴書情報取得部131は、母親U1の履歴書に関する各種情報を、母親不変情報DMIの1種である母親履歴書情報DMIBとして取得する。
母親履歴書情報DMIBとは、例えば、母親U1のプロフィールや職歴、所有資格といった通常履歴書に記載される各種情報である。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、母親履歴書情報取得部131は、母親端末6から送信されてきた母親U1の履歴書に関する各種情報を、母親履歴書情報DMIBとして取得する。
ここで、図8を参照しつつ、母親履歴書情報DMIBの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、母親履歴書情報DMIBの具体的な内容として、「氏名、生年月日、血液型」、「職歴(職業、勤務形態、役職、経験年数)」、「所有資格」、及び「世帯年収」という4つの項目が示されている。換言すれば、履歴書情報とは、母親U1により可変し得ない情報のうち、例えば、母親U1の経歴に関する各種情報を含む情報である。
母親履歴書情報DMIBは、基本的に母親U1が初めて本サービスを利用する際(登録時)に入力される。また、母親履歴書情報DMIBに含まれる内容は、通常、誤記等があった場合を除いて母親U1によって書き換えられることはないため、母親不変情報DMIとなる。なお、母親U1が本サービスの利用を開始した後に取得した職歴や所有資格等の情報は、後述する母親企業入力情報DMIC等として取得される。
母親企業入力情報取得部132は、母親U1が勤務する企業における当該母親U1に関する各種情報を、母親不変情報DMIの1種である母親企業入力情報DMICとして取得する。
母親企業入力情報DMICとは、例えば、母親U1が勤務する企業における母親U1の人事評価や勤怠状況といった母親U1の職に関する勤務先の企業により入力され得る各種情報である。これらの情報は、典型的には、企業の担当者又は本サービスの提供者により入力され、企業端末7からサーバ1へと送信されてくる。
したがって、母親企業入力情報取得部132は、企業端末7から送信されてきた母親U1が勤務する企業における当該母親U1に関する各種情報を、母親企業入力情報DMICとして取得する。なお、母親企業入力情報取得部132は、サービス提供者Mの入力に基づき、管理者端末5を介し、母親企業入力情報DMICを取得してもよい。
ここで、図8を参照しつつ、母親企業入力情報DMICの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、母親企業入力情報DMICの具体的な内容として、「人事評価点」、「案件KPI達成状況」、「勤怠状況」、「昇進、昇給、昇格データ」、及び「会社で提供した研修」という5つの項目が示されている。換言すれば、母親企業入力情報DMICとは、母親不変情報DMIのうち、例えば、母親U1の職について企業等からの評価等に関する各種情報を含む情報である。
なお、これらの情報は、例えば、企業において人事評価を行った際に、定期的に当該企業の担当者等により、企業端末7に入力されてもよい。
このような母親不変情報取得部121に対して、母親可変情報取得部122は、母親U1の職における当該母親U1により可変し得る情報を、母親可変情報DMMとして取得する。
ここで、母親可変情報DMMとは、母親U1に関する情報のうち、母親U1の意志や思考によって変化をし得る主観的な情報を言う。なお、新規で取得した資格といった客観的な情報のうち、母親の意思により取得した資格等も母親可変情報DMMに含んでよい。
母親可変情報取得部122には、母親ベース情報取得部141と、母親キャリア形成情報取得部142と、母親思考性情報取得部143とが設けられている。
母親ベース情報取得部141は、母親U1が今後働く職や職場の希望といった情報を含む情報を、母親可変情報DMMの1種の母親ベース情報DMMBとして取得する。
母親ベース情報DMMBとは、例えば、母親U1自身の将来働きたい雇用条件の情報や職場の立地の条件等に関する各種情報である。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、母親ベース情報取得部141は、母親端末6から送信されてきた母親U1が今後働く職や職場の希望といった情報を含む情報を、母親ベース情報DMMBとして取得する。
先ほど同様、図8を参照しつつ、母親ベース情報DMMBの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、母親ベース情報DMMBの具体的な内容として、「扶養内、扶養外希望」、「保育園入園希望の有無」、「出勤可能エリア」、及び「出勤可能稼働時間」という4つの項目が示されている。換言すれば、母親ベース情報とは、母親U1により可変し得る情報のうち、例えば、母親U1の職の選択や勤務体系に資する情報であって、母親U1の意思や周囲の状況(夫や子供の状況)によって、容易に変化し得る各種情報等が含まれる。
母親キャリア形成情報取得部142は、母親U1が将来働きたい内容やそれに際して取得したい資格は何か、及び実際に新規で取得した資格といった情報を含む情報を、母親可変情報DMMの1種の母親キャリア形成情報DMMCとして取得する。
母親キャリア形成情報DMMCとは、例えば、母親U1自身の将来のキャリア形成の希望に関する各種情報である。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、母親キャリア形成情報取得部142は、母親端末6から送信されてきた母親U1自身の将来のキャリア形成の希望に関する各種情報を、母親キャリア形成情報DMMCとして取得する。
図8を参照しつつ、母親キャリア形成情報DMMCの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、母親キャリア形成情報DMMCの具体的な内容として、「新規獲得資格」、「将来の希望(職種、働き方、勤務地など)」という2つの項目が示されている。換言すれば、母親キャリア形成情報DMMCとは、母親U1により可変し得る情報のうち、例えば、母親U1の将来のキャリア形成に関する各種情報等が含まれる。
母親思考性情報取得部143は、母親U1自身により入力される情報に基づき、母親U1がどのような思考性を持っているのかといった情報を、母親可変情報DMMの1種の母親思考性情報DMMTとして取得する。
母親思考性情報DMMTとは、例えば、所定のアンケート等に対する母親U1の回答に関する各種情報である。母親思考性情報DMMTは、所定のアンケート等に基づいて加工や評価された母親U1の思考性の情報を含んでよい。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、母親思考性情報取得部143は、母親端末6から送信されてきたアンケートの回答の情報に基づき、母親思考性情報DMMTを取得する。なお、母親U1は、母親思考性情報DMMTを直接入力できてもよい。
図8を参照しつつ、母親思考性情報DMMTの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、母親思考性情報DMMTの具体的な内容として、「セレブタイプ」、「オーガニックタイプ」、「バリキャリタイプ」、「バランスタイプ」、「家庭第一タイプ」という5つの項目が示されている。
ここで、ライフスタイルに関する思考性の項目としては、本サービスの提供者が自由に採用することができるが、夫々の思考性について、簡単に説明する。
「セレブタイプ」とは、職や生活に対する思考性の一種である。セレブタイプに分類されるユーザは、例えば、お金の消費等が比較的多く、職場についてもできれば都会のきれいなオフィスで働きたい、といった傾向を有している。
「オーガニックタイプ」とは、職や生活に対する思考性の一種である。オーガニックタイプに分類されるユーザは、例えば、お金の消費等が比較的少なく、勤務先の企業の社会的なコンプライアンス(環境を大切にする、職場環境を大切にする等)に興味を持っているといった傾向を有している。
「バリキャリタイプ」とは、主に職に対する思考性の一種である。バリキャリタイプに分類されるユーザは、例えば、仕事への意欲が高く自分のスキルや能力をより活かすことができるような職を好み、家庭に対するバランスは仕事よりも低く、母親としての役割の一部を外注することで補完できればよいという傾向を有している。
「バランスタイプ」とは、主に職に対する思考性の一種である。バランスタイプに分類されるユーザは、例えば、仕事に対する意識と家庭に対する意識の両方をバランスよく備えている傾向を有している。即ち、この分類のユーザは、例えば、夜中までの残業等は、許容できないものの、価値のある仕事のためであれば、適度な残業であれば許容する可能性が高い。
「家庭第一タイプ」とは、主に職に対する思考性の一種である。家庭第一タイプに分類されるユーザは、例えば、原則として、残業等を許容しない傾向がある。このような場合、ユーザにとって、職の選択において残業の有無等が非常に重要な条件にもなり得る。
以上まとめると、母親可変情報取得部122は、母親ベース情報取得部141により取得された母親ベース情報DMMBと、母親キャリア形成情報取得部142により取得された母親キャリア形成情報DMMCと、母親思考性情報取得部143により取得された母親思考性情報DMMTを含む情報を、母親可変情報DMMとして取得する。
上述したように、母親ベース情報DMMB、母親キャリア形成情報DMMC、及び母親思考性情報DMMTは、母親の未来の希望や思考の性質に関する情報である。これらの情報は、母親U1自身に入力させたり、母親U1自身に問い合わせたり、若しくはアンケート等により抽出されるべき情報である。即ち、母親ベース情報DMMB、母親キャリア形成情報DMMC、及び母親思考性情報DMMTは、母親U1により可変し得るため、母親可変情報DMMとして取り扱われる。
以上説明したように、母親情報取得部111は、母親不変情報DMIと母親可変情報DMMとを合わせて、母親情報として取得する。
子供情報取得部112は、母親U1の子供に関する各種情報を取得する。
ここで、子供情報取得部112には、子供不変情報取得部151と、子供可変情報取得部152とが設けられている。
子供不変情報取得部151は、母親の子供に関する情報のうち、当該母親U1や当該子供により可変し得ない情報を、子供不変情報DKIとして取得する。
ここで、子供不変情報DKIとは、母親U1の子供に関する情報のうち、母親U1やその子供の意思や思考によって変化をし得ない客観的な情報をいう。
子供不変情報取得部151には、子供基本情報取得部161と、子供企業入力情報取得部162とが設けられている。
子供基本情報取得部161は、母親U1自身の子供の基本的な各種情報を、子供不変情報DKIの1種の子供基本情報DKIBとして取得する。
子供基本情報DKIBとは、例えば、母親U1自身の子供のプロフィールや保育(見守り・保育)に係る情報といった、子供に関する基本的な各種情報である。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、子供基本情報取得部161は、母親端末6から送信されてきた母親U1自身の子供の基本的な各種情報を、子供基本情報DKIBとして取得する。
図8を参照しつつ、子供基本情報DKIBの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、子供基本情報DKIBの具体的な内容として、「氏名、生年月日、血液型」、「基本データ(身長、体重、アレルギー)」、「保育用データ(断乳の時期、既往歴、現病歴、アレルギーの有無、特徴、できること、できないこと)」という3つの項目が示されている。換言すれば、子供基本情報DKIBとは、母親U1自身の子供により可変し得ない情報のうち、例えば、母親U1自身の子供の基本的な情報に関する各種情報を含む情報である。
子供企業入力情報取得部162は、母親U1が勤務する企業における子供の保育(見守り・保育)を実際に行った際に得られた子供の特性や注意点といった情報を、子供不変情報DKIの1種の子供企業入力情報DKICとして取得する。
子供企業入力情報DKICとは、例えば、母親U1により見守り・保育される子供に関する、見守り・保育における特性や注意点の情報といった、見守り・保育先の企業やサービス提供者Mにより入力され得る各種情報である。これらの情報は、典型的には、企業の担当者又はサービス提供者Mにより入力され、企業端末7又は管理者端末5からサーバ1へと送信されてくる。
したがって、子供企業入力情報取得部162は、企業端末7から送信されてきた母親U1が勤務する企業における子供の保育(見守り・保育)を実際に行った際に得られた子供の特性や注意点といった情報を、子供企業入力情報DKICとして取得する。
図8を参照しつつ、子供企業入力情報DKICの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、子供企業入力情報DKICの具体的な内容として、「子どもの特性(安全に関する指標:噛みつき有、大泣き、先生・友だちとの相性)」という1つの項目が示されている。換言すれば、子供企業入力情報DKICとは、母親U1やその子供により可変し得ない情報のうち、例えば、見守り・保育される子供について見守り・保育先の企業等からのその子供及び見守り・保育される他の子供の安全に関する特性等の各種情報を含む情報である。
なお、これらの情報は、例えば、子供が見守り・保育されている間において、見守り・保育されている子供が所定の条件下で大泣きをするといった事象が発生した際に、見守り・保育先の企業の担当者やサービス提供者M等により、企業端末7や管理者端末5に入力されてもよい。
このような子供不変情報取得部151に対して、子供可変情報取得部152は、母親U1の子供に関する情報のうち、当該母親U1や当該子供により可変し得る情報を、子供可変情報DKMとして取得する。
ここで、子供可変情報DKMとは、母親U1の子供に関する情報のうち、その母親U1の意志や思考によって変化をし得る主観的なその子供に関する情報をいう。
子供可変情報取得部152には、子供ベース情報取得部171と、子供思考性情報取得部172とが設けられている。
子供ベース情報取得部171は、子供の更新された身体測定の結果の情報や、本サービス以外の幼稚園や保育園による評価といった情報を、子供可変情報DKMの1種の子供ベース情報DKMBとして取得する。
子供ベース情報DKMBとは、例えば、子供の更新される身体測定の結果の情報や、本サービス以外の幼稚園や保育園による評価といった各種情報である。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、子供ベース情報取得部171は、母親端末6から送信されてきた子供の更新された身体測定の結果の情報や、本サービス以外の幼稚園や保育園による評価、就学状況(就学予定)といった情報を子供ベース情報DKMBとして取得する。
図8を参照しつつ、子供ベース情報DKMBの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、子供ベース情報DKMBの具体的な内容として、「体重、身長のアップデート(半年に1回)」及び「幼稚園、保育園での評価」という2つの項目が示されている。換言すれば、子供ベース情報DKMBとは、母親U1とその子供により可変し得る情報のうち、例えば、母親U1のその子供の変化する状況(いわゆるプロフィール)に関する各種情報を含む情報である。
子供思考性情報取得部172は、子供がどのような思考性を持っているのかといった情報を、子供可変情報DKMの1種の子供思考性情報DKMTとして取得する。
子供思考性情報DKMTとは、例えば、所定の子供に関するチェックリスト等に対する母親U1の回答に関する各種情報である。子供思考性情報DKMTは、所定の子供に関するチェックリスト等に基づいて加工や評価された母親U1の子供の思考性の情報を含んでよい。これらの情報は、典型的には、母親端末6を介して母親U1自身により入力され、サーバ1へと送信される。
したがって、子供思考性情報取得部172は、母親端末6から送信されてきたチェックリスト等の回答の情報に基づき、子供思考性情報DKMTを取得する。なお、母親U1は、子供思考性情報DKMTを直接入力できてもよい。
図8を参照しつつ、子供思考性情報DKMTの内容の一例について、具体的に説明する。
図8の例では、子供思考性情報DKMTの具体的な内容として、「特性(簡易なチェックリスト)」という1つの項目が示されている。換言すれば、子供思考性情報DKMTとは、母親U1自身の子供により可変し得る情報のうち、例えば、母親U1のその子供の普段の性格、特徴、行動等に関する各種情報を含む情報である。
以上をまとめると、子供不変情報取得部151は、子供基本情報取得部161により取得された子供基本情報DKIBと、子供企業入力情報取得部162により取得された子供企業入力情報DKICとを含む情報を、子供不変情報DKIとして取得する。更に言えば、上述の通り、子供基本情報DKIBは母親U1によって書き換えられることはない。また、子供企業入力情報DKICは、母親U1によって入力されることはない。即ち、子供基本情報DKIB及び子供企業入力情報DKICは、母親U1により可変し得ない。換言すれば、子供不変情報取得部151は、母親U1の子供に関する可変し得ない情報を、子供不変情報DKIとして取得する。
以上まとめると、子供可変情報取得部152は、子供ベース情報取得部171により取得された子供ベース情報DKMBと、子供思考性情報取得部172により取得された子供思考性情報DKMTを含む情報を、子供可変情報DKMとして取得する。上述したように、子供ベース情報DKMB、及び子供思考性情報DKMTは、子供の未来の希望や思考の性質に関する情報である。これらの情報は、母親U1に入力させたり、母親U1へのチェックリスト等により抽出されるべき情報である。即ち、子供ベース情報DKMB、及び子供思考性情報DKMTは、母親U1や子供により可変し得るため、子供可変情報DKMとして取り扱われる。
以上説明したように、子供情報取得部112は、子供不変情報DKIと子供可変情報DKMとを合わせて、子供情報DKとして取得する。
格納部113は、母親情報(母親不変情報DMI及び母親可変情報DMM)、並びに子供情報DK(子供不変情報DKI及び子供可変情報DKM)を、夫々紐づけて母親U1及び子供毎にママスクDB2に格納する。
格納部113は、後述する数値化評価部114に対して各種情報を提供することで、各種情報を数値化させて評価させることができる。更に言えば、格納部113は、数値化評価部114により数値化された評価を、各種情報に更に紐づけて格納することができる。即ち、各種情報の数値化された評価と、各種情報とを紐づけてママスクDB2に格納する。各種情報の数値化については、後述する。
数値化評価部114は、母親不変情報DMI、母親可変情報DMM、及び子供情報DKのいずれかについて、数値化して評価する。即ち、数値化評価部114は、母親不変情報取得部121により取得された母親不変情報DMIと、母親可変情報取得部122により取得された母親可変情報DMMとの何れかについて、数値化して評価することができる。
数値化された情報は、後述するマッチングシステムSYS3において、母親U1と企業とをマッチングする際に利用される。
以上、図7及び図8を用いて、データベース管理サーバ1により、母親不変情報DMI、母親可変情報DMM、子供不変情報DKI、及び子供可変情報DKMが夫々紐づけされて格納される際の処理が実行される際に機能する機能ブロックについて説明した。
以下、図9を用いて、図7のデータベース管理サーバ1で管理されるママスクDB2に含まれる、各種情報の具体的な例を説明する。
図9は、図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用する母親の、ライフスタイルとともに変化する母親情報の一例を示す図である。
図9の例は、母親U1-1(田中さん)が図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用した場合において、母親U1-1の母親情報DM1がライフスタイルの変化とともに変わる例を示している。ここで、図9において、母親U1-1の母親情報DM1は、3つの段階の夫々における母親情報DM1-1乃至DM1-3として示されている。
なお、母親不変情報DMI1-1乃至DMI1-3の夫々に含まれる母親履歴書情報DMIB1-1乃至DMIB1-3、及び母親企業入力情報DMIC1-1乃至DMIC1-3の夫々は、図8の説明と同様の構成である。同様に、母親可変情報DMM1-1乃至DMM1-3の夫々に含まれる母親ベース情報DMMB1-1乃至DMMB1-3、母親キャリア形成情報DMMC1-1乃至DMMC1-3、及び母親思考性情報DMIT1-1乃至DMIT1-3の夫々は、図8の説明と同様の構成である。以下、図示はしないが、図9の説明において、各種情報には上述の符号を付して説明する。
ここで、「1歳」の子供を持つ母親U1-1は、「正社員として復職希望だけど(妊娠や出産に係る)ブランクが不安」といった気持ちや要望があり、上述のママスクエアにおけるいわゆるデスクワークを含む仕事を担当するユーザとしてママスクエアに登録したいものとする。
具体的には例えば、母親U1-1は、「安定と社会的な信頼がある正社員になりたい」、「しかしながら子育てしながら不安なため、まずはママスクエアで働くこと」、「電車を用いて15分圏内で通うことが可能な、子供が小さくても安心して働ける環境」を望んでいるものとする。
母親情報DM1-1は、本サービスの利用を開始する段階(1つめの段階)における母親U1-1に関する母親情報である。ここで、母親情報DM1-1のうち、母親不変情報DMI1-1は、母親U1-1により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM1-1は、母親U1-1により可変し得る情報である。
具体的には、母親情報DM1-1のうち母親履歴書情報DMIB1-1として、「商社経理事務職5年(正社員・転職なし)」、「英語資格試験 800点」、「マネジメント経験あり」の情報が格納されている。
また、母親情報DM1-1のうち母親企業入力情報DMIC1-1には、「LD入社」の情報が格納されている。
ここで、「LD」とは、リーダーの役職である。即ち、母親U1-1は、本サービスに登録した当初から、リーダーとして採用されている。サービス提供者Mは、母親履歴書情報DMIBに基づいて、母親U1-1の役職や待遇を決定させることができる。
また、母親情報DM1-1のうち母親ベース情報DMMB1-1には、「扶養内希望」及び「勤務可能エリア15分圏内」の情報が格納されている。
また、母親情報DM1-1のうち母親キャリア形成情報DMMC1-1には、「正社員希望」の情報が格納されている。
また、母親情報DM1-1のうち母親思考性情報DMMT1-1には、「バリキャリタイプ」の情報が格納されている。即ち、上述したとおり、「バリキャリタイプ」である母親U1-1は、仕事への意欲が高く自分のスキルや能力をより活かすことができるような職を好む傾向を有している。
次に、子供が「2歳」になった母親U1-1は、「スーパーバイザー(以下、「SV」と略記する)に昇格したので、もう少し仕事の比重を増やしてみる」ことを望んでいるものとする。
具体的には例えば、母親U1-1は、「管理者業務にすごくやりがいを感じる」「出動日数を増やして目標を達成したい」「もっと高いレベルの仕事をするために資格取得をしたい」と望んでいるものとする。
母親情報DM1-2は、本サービスの利用を継続する段階(2つめの段階)における、子供が「2歳」になった母親U1-1に関する母親情報である。ここで、母親情報DM1-2のうち、母親不変情報DMI1-2は、母親U1-1により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM1-2は、母親U1-1により可変し得る情報である。
母親情報DM1-2の母親履歴書情報DMIB1-2と母親思考性情報DMMT1-2との夫々は、母親情報DM1-1の母親履歴書情報DMIB1-2と母親思考性情報DMMT1-2との夫々と同一である。
即ち、母親不変情報DMI1-2は、母親U1により変化されていない。一方、母親可変情報DMM1-2は、母親により変化している項目を有する。以下、母親情報DM1-2における変化されている点について述べる。
また、母親情報DM1-2のうち母親企業入力情報DMIC1-2には、「SV昇格」、「人事評価〇〇点」、及び「皆勤」の情報が格納されている。
また、母親情報DM1-2のうち母親ベース情報DMMB1-2には、母親ベース情報DMMB1-1に追加して、「雇用保険・社保加入」、及び「週5フルタイム」の情報が格納されている。
また、母親情報DM1-2のうち母親キャリア形成情報DMMC1-2には、母親キャリア形成情報DMMC1-1に追加して、「オフィスソフト認定取得」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM1-2を構成する各種情報は、母親U1-1のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、企業担当者U2やサービス提供者Mの入力に基づき、母親企業入力情報DMIC1-2が更新され、母親U1-1の入力に基づき、母親ベース情報DMMB1-2及び母親キャリア形成情報DMMC1-2が更新されている。
次に、子供が「小学生」になった母親U1-1は、「子供が小学校に入って育児も落ち着いてきたし、正社員として働きたい」、「妊娠や出産前の前職に戻りたい」と望んでいるものとする。
具体的には例えば、母親U1-1は、「仕事も順調で、子育てをしながら働くことに自信も出てきたので、そろそろ正社員を目指したい」、「正社員に戻るのであれば、やはり前職の商社で経理業務をしたい」と望んでいるものとする。
母親情報DM1-3は、本サービスの利用を継続する段階(3つめの段階)における、子供が「小学生」になった母親U1-1に関する母親情報である。ここで、母親情報DM1-3のうち、母親不変情報DMI1-3は、母親U1-1により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM1-3は、母親U1-1により可変し得る情報である。
母親情報DM1-3において、空欄となっている母親情報DM1-2の母親履歴書情報DMIB1-3と母親ベース情報DMMB1-3と母親思考性情報DMMT1-3との夫々は、母親情報DM1-2における夫々の情報と同一である。
即ち、母親不変情報DMI1-3は、母親U1により変化されていない。一方、母親可変情報DMM1-3は、母親U1により変化している項目を有する。以下、母親情報DM1-3における変化されている点について述べる。
また、母親情報DM1-3のうち母親企業入力情報DMIC1-3には、「拠点黒字化達成」、及び「人事評価〇〇〇」の情報が格納されている。
また、母親情報DM1-3のうち母親ベース情報DMMB1-3には、母親ベース情報DMMB1-2の情報に代わって、「勤務可能エリア1時間圏内」の情報が格納されている。 また、母親情報DM1-3のうち母親キャリア形成情報DMMC1-3には、母親キャリア形成情報DMMC1-2で追加された情報に代わって、「前職と同業種希望」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM1-3を構成する各種情報は、母親U1-1のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、企業担当者U2やサービス提供者Mの入力に基づき、母親企業入力情報DMIC1-3が更新され、母親U1-1の入力に基づき、母親キャリア形成情報DMMC1-3が更新されている。
なお、詳細は後述するが、マッチングシステムSYS3を利用することで、母親U1-1は、以下のような支援を受けることができる。
即ち、母親情報DM1-3の右側には、マッチングシステムSYS3の結果として、「拠点でのSV業務(クライアント、顧客対応・拠点PL管理)経験から経理よりも営業事務で能力を発揮できると判定」された結果が描画されている。
即ち、マッチングシステムSYS3は、上述のような図9に示す母親不変情報DMI1-3、母親可変情報DMM1-3を含む各種情報に基づき、「母親U1-1は、営業事務で能力を発揮できる」と判定することができる。
ここで、図9には企業が求む人財の例が描画されている。具体的には、「事務職経験者」、「オフィスソフト認定取得、簿記資格」、「職種:営業事務職」、「勤務地:事業所」、「勤務形態:週5(土日祝休み)」が図9に描画されている。即ち、マッチングシステムSYS3は、複数の企業により求められる人財の情報を記憶しており、母親U1-1に向いた仕事として、図9に示す上述の仕事をマッチングすることができる。
母親情報DM1-3の右側に示される白抜き矢印には、簿記資格取得援助と描画されている。即ち、サービス提供者Mは、マッチングシステムSYS3による支援に際して、ユーザである母親1-1の「経理業務を行いたい」という希望に基づいて、簿記資格の取得援助をすることができる。更に言えば、上述のマッチングシステムSYS3によりマッチングされた企業の要望にも簿記資格がある。即ち、簿記資格は、母親U1-1のキャリア形成に資する資格である。このようにマッチングシステムSYS3は、母親情報DM1-3に基づき、企業の求む人財とマッチングすることにより、適切なキャリア形成に資する資格取得の提案をすることができる。
以上、図9を用いて、図7のデータベース管理サーバ1で管理されるママスクDB2に含まれる、各種情報の具体的な例を説明した。
以下、図10を用いて、図6のデータベース管理サーバで管理されるママスクDB2に含まれる、各種情報の例を説明する。
図10は、図6のデータベース管理サーバで管理されるママスクDBに含まれる、各種情報の例のうち図8とは異なる例を示す図である。なお、図10の例の母親情報DM及び子供情報DKは、ER図の形式で図示されている。
図10において、右側に母親情報DMが図示されている。また、左側に子供情報DKが図示されている。ここで、母親情報DM及び子供情報DKは、関連性RMKに示すように紐づけられて、ママスクDB2に格納される。
まず、ママスクDB2に格納される、母親情報DMの構成の例について説明する。
図10に示す母親情報DMにおいて、左側に母親不変情報DMIが図示されている。また、右側に母親可変情報DMMが図示されている。ここで、母親不変情報DMI及び母親可変情報DMMは、関連性RIMM等に示すように紐づけられて、ママスクDB2に格納される。
次に、母親情報DMの具体的な内容について説明する。
母親不変情報DMIは、「マママスタ」、「既存キャリアDB」、「社内人事評価DB」、「マッチングDB」の4つのデータベースから構成されている。
母親不変情報DMIを構成する「マママスタ」は、各種情報を母親U1毎にデータベースに格納する際における、基礎となるデータベースである。具体的には例えば、マママスタには、「ママID」、「社員ID」、「氏名」、「生年月日」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、及び「職歴」の項目に対応する内容が格納される。即ち、マママスタには、母親U1毎の基本的な情報や各種データベースを紐づけるID等が格納される。
母親不変情報DMIを構成する「既存キャリアDB」は、母親U1の既存のキャリア(経歴)が格納されるデータベースである。即ち、既存キャリアDBは、いわゆる履歴書や職務経歴書に記載される、母親U1のこれまでの職歴の詳細な情報が格納される。具体的には例えば、既存キャリアDBには、「ママID」、「社員ID」、「職歴A」、「雇用形態/役職」、「期間」、「実施内容ID」、「職歴B」、及び「雇用形態/役職」等の項目に対応する内容が格納される。既存キャリアDBは、母親不変情報DMIのうち、母親履歴書情報DMIBに分類される。
母親不変情報DMIを構成する「社内人事評価DB」は、母親U1に対する企業による人事評価等が格納されるデータベースである。具体的には例えば、社内人事評価DBには、「ママID」、「社員ID」、「人事評価結果」、「個別KPI達成状況」、及び「勤怠状態」の項目に対応する内容が格納されている。社内人事評価DBは、母親不変情報DMIのうち、母親企業入力情報DMICに分類される。
母親不変情報DMIを構成する「マッチングDB」は、後述するマッチングシステムSYS3に利用すべく母親情報DMの各種情報を各種数値として格納するデータベースである。具体的には、マッチングDBには、「ママID」、「社員ID」、「思考性数値化データ」、「労働条件数値化データ」、及び「キャリア数値化データ」の項目に対応する内容が格納されている。
母親可変情報DMMは、「思考性DB」、「労働条件DB」、「未来キャリアDB」の3つのデータベースから構成されている。
母親可変情報DMMを構成する「思考性DB」は、母親U1がどのような思考性を持っているのかといった情報を格納するデータベースである。具体的には例えば、思考性DBには、「ママID」、「社員ID」、「ライフスタイルに関する思考性」、「子育てに関する思考性」、及び「仕事に関する思考性」の項目に対応する内容が格納されている。思考性DBは、母親可変情報DMMのうち、母親思考性情報DMMTに分類される。
母親可変情報DMMを構成する「労働条件DB」は、母親U1の今後就きたい仕事や労働条件の情報を格納するデータベースである。具体的には例えば、労働条件DBには、「ママID」、「社員ID」、「勤務可能地域」、「扶養(内/外)」、及び「希望年収」の項目に対応する内容が格納されている。労働条件DBは、母親可変情報DMMのうち、母親キャリア形成情報DMMCに分類される。
母親可変情報DMMを構成する「未来キャリアDB」は、母親U1の現在又は今後取得を考えている資格の情報を格納するデータベースである。具体的には例えば、未来キャリアDBには、「ママID」、「社員ID」、及び「新規資格取得」の項目に対応する内容が格納されている。未来キャリアDBは、母親可変情報DMMのうち、母親キャリア形成情報DMMCに分類される。
図10で説明したように、母親情報DMは、母親不変情報DMI及び母親可変情報DMMの夫々を含む。また、母親不変情報DMI及び母親可変情報DMMは、関連性RIMM等に示すように紐づけられて格納される。
なお、上述したように、母親情報DMに係る各種データベースは母親U1毎に一意なママIDを格納している。即ち、図10のER図はあくまで一例であり、母親情報DMに係る各種データベースはママIDにより紐づけられることができる。
次に、ママスクDB2に格納される、子供情報DKの構成の例について説明する。
図10に示す「子供情報DK」には、「子マスタ」と、複数の「子個別DB」とが図示されている。
子供情報DKを構成する「子マスタ」は、母親の子供(1人の子供又は2人以上の複数の子供)を1つの関連性を持たせた子供のまとまりとして格納するためのデータベースである。
また、「子個別DB」は、各種情報を子供毎に格納するデータベースである。
即ち、子マスタは上述の関連性RMKにより母親情報DMと紐づけられている。また、子マスタは、図10に示すように複数の子個別DBと紐づけられている。また、複数の子個別DBは、子マスタと紐づけられている。
図10を見ると、複数の子個別DBのうち、1つの子個別DBについて、紐づけされている各種データベースが図示されている。
子供不変情報DKIは、「子個別DB」、「子保育DB」、「会社入力子特徴DB」の3つのデータベースから構成されている。
子供不変情報DKIを構成する「子個別DB」は、上述したように、1人の子供毎の各種データを子供毎のデータの群として格納するためのデータベースである。具体的には、子個別DBには、「子ども個別ID」、「氏名」、及び「生年月日」の項目に対応する内容が格納されている。子個別DBは、子供不変情報DKIのうち、子供基本情報DKIBに分類される。
子供不変情報DKIを構成する「子保育DB」は、母親U1の子供の保育園等の入園時に用意される生活状況等の情報である。具体的には、子保育DBには、「子ども個別ID」、「社員ID(ママID)」、「断乳の時期」、「既往症」、「現病歴」、「アレルギー有無」、及び「特徴」の項目に対応する内容が格納されている。子保育DBは、子供不変情報DKIのうち、子供基本情報DKIBに分類される。
子供不変情報DKIを構成する「会社入力子特徴DB」は、企業等により入力される、子供の保育(見守り・保育)を実際に行った際に得られた子供の特性や注意点といった情報を格納するデータベースである。具体的には、会社入力子特徴DBには、「子ども個別ID」、「社員ID(ママID)」、「噛みつき癖」、「泣き癖」、「お友達との相性」、及び「KS(キッズスタッフ)との相性」の項目に対応する内容が格納されている。ここで、キッズスタッフとは、上述したママスクエアにおける、いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親U1のことである。会社入力子特徴DBは、子供不変情報DKIのうち、子供企業入力情報DKICに分類される。
子供可変情報DKMは、「子供成長DB」、「子供思考性DB」の2つのデータベースから構成されている。
子供可変情報DKMを構成する「子供成長DB」は、母親U1により入力される、身体及び進学といった子供の成長に関する情報を格納するデータベースである。具体的には、子供成長DBには、「子ども個別ID」、「社員ID(ママID)」、「身長(半年毎に更新)」、「体重(半年毎に更新)」、及び「就学状況」の項目に対応する内容が格納されている。子供成長DBは、子供可変情報DKMのうち、子供ベース情報DKMBに分類される。
子供可変情報DKMを構成する「子供思考性DB」は、母親U1又は子供自身により入力される情報に基づく、子供がどのような思考性を持っているのかといった情報を格納するデータベースである。具体的には、子供思考性DBには、「子ども個別ID」、「社員ID(ママID)」、及び「子供の思考性」の項目に対応する内容が格納されている。子供思考性質DBは、子供可変情報DKMのうち、子供思考性情報DKMTに分類される。
図10で説明したように、子供情報DKは、子供不変情報DKI及び子供可変情報DKMの夫々を含む。また、子供不変情報DKI及び子供可変情報DKMは、関連性RIMKにより紐づけられて格納されている。
なお、上述したように、子供情報DKに係る各種データベースは母親U1の子供毎に一意な子ども個別IDを格納している。即ち、図10のER図はあくまで一例であり、子供情報DKに係る各種データベースは子ども個別IDにより紐づけられることができる。
また、上述したように、子マスタは上述の関連性RMKにより母親情報DMと紐づけられている。また、子マスタは、図10に示すように複数の子個別DBと紐づけられている。また、複数の子個別DBは、子マスタと紐づけられている。即ち、母親情報DMと、子供情報DKとは、関連性RMK等に示すように紐づけられて、ママスクDB2に格納される。
このようにして、母親不変情報DMI、母親可変情報DMM、子供不変情報DKI、子供可変情報DKM、及び夫々を構成するデータベース等が紐づけされて、ママスクDB2に格納される。
図11は、図7の機能的構成を有するデータベース管理サーバにより実行される、母親情報及び子供情報の格納処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
ここで、ママスクDBシステムSYS1の「格納処理」とは、図7のママスクDB2に蓄積されるデータを格納する処理である。
ママスクDB2に蓄積されて管理されるべきデータ(新規の母親不変情報DMIや母親可変情報DMM、更新された母親可変情報DMM等)が発生すると、格納処理が開始されて、次のようなステップS11乃至S16の処理が実行される。
即ち、ステップS11において、母親不変情報取得部121は、母親U1の職における当該母親U1により可変し得ない情報(例えば、母親履歴書情報DMIB及び母親企業入力情報DMIC)を、母親不変情報DMIとして取得する。
ステップS12において、母親可変情報取得部122は、母親U1の職における母親U1により可変し得る情報(例えば、母親ベース情報DMMB、母親キャリア形成情報DMMC、及び母親思考性情報DMMT)を、母親可変情報DMMとして取得する。
ステップS13において、子供不変情報取得部151は、母親U1の子供に関する情報のうち、当該母親や当該子供により可変し得ない情報(例えば、子供基本情報DKIB、及び子供企業入力情報DKIC)を、子供不変情報DKIとして取得する。
ステップS14において、子供可変情報取得部152は、母親U1の子供に関する情報のうち、当該母親や当該子供により可変し得る情報(例えば、子供ベース情報DKMB、及び子供思考性情報DKMT)を、子供可変情報DKMとして取得する。
ステップS15において、数値化評価部114は、ステップS11で取得された母親不変情報DMI、ステップS12で取得された母親可変情報DMM、及びステップS13及びステップST14で夫々取得された子供情報DKのいずれかについて、数値化して評価する。
ステップS16において、格納部113は、ステップS11で取得された母親不変情報DMI、ステップS12で取得された母親可変情報DMM、ステップS13で取得された子供情報、及びステップST15の数値化された評価の結果等を、紐づけて母親及び子供毎にママスクDB2に格納する。
これにより、格納処理は終了する。
以上、図5乃至図11を用いて、ママスクDBシステムSYS1について説明した。
以下、図12乃至図19を用いて、シフト管理システムSYS2について説明する。
図3を用いて説明したように、シフト管理システムSYS2は、育児中の母親U1が働くことに適したシフト管理をするためのシステムである。特に、シフト管理システムSYS2は、上述のママスクエアにおけるシフト管理で利用されると好適である。
そこで、まず、ママスクエアについて、図12を用いて詳細に説明する。
上述したように、ママスクエアとは、乳幼児期の子供を持つ複数の母親U1を、いわゆるデスクワークを含む仕事を行う母親U1と、いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親U1とに区分したうえで、同じスペースにある職場で働いてもらう、といった方法で行われる支援である。
また、いわゆるデスクワークを含む仕事は、サービス提供者Mによって包括的に受任された、他の企業からの1以上の業務により構成される。いわゆるデスクワークを含む仕事を行う複数の母親U1の夫々は、他の企業からの1以上の業務のうち少なくとも一部を自身の仕事として、シフトという形態で他の企業にとらわれず取り組む。
また、いわゆる見守り・保育を含む仕事は、ママスクエアにおいて働くU1が帯同する子供の見守り・保育を請け負う仕事である。いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う複数の母親U1の夫々は、上述の「いわゆるデスクワークを含む仕事を行う複数の母親U1」と、「いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親U1」との両方が帯同した子供の見守り・保育を請け負う。
なお、以下のママスクエアの説明において、いわゆるデスクワークを含む仕事に取り組む母親U1を、「ワーキングスタッフ」と呼ぶ。また、いわゆる見守り・保育を含む仕事に取り組む母親U1を、「キッズスタッフ」と呼ぶ。
以下、ワーキングスタッフには、WSから始まる符号を付して説明する。複数のワーキングスタッフを個々に区別する場合、WSの後ろに1以上の整数を付して区別する。
同様に、キッズスタッフには、KSから始まる符号を付して説明する。複数のキッズスタッフを個々に区別する場合、KSの後ろに1以上の整数を付して区別する。
また、複数のワーキングスタッフ及び複数のキッズスタッフの夫々を個々に区別する必要がない場合、まとめて「ワーキングスタッフWS」及び「キッズスタッフKS」の夫々と呼ぶ。
以下、図12を用いて、シフト管理システムSYS2によりシフト管理されたママスクエアにおいて、ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSがどのように仕事に取り組むのかを説明する。
図12は、図3のシフト管理システムが適用されるサービスの概要の一例を説明する模式図である。
図12には、ワーキングルームWR及びキッズルームKRの2つの部屋が併設されて図示されている。
ここで、ワーキングルームWRは、ワーキングスタッフWSがいわゆるデスクワークを含む仕事に取り組む部屋である。
キッズルームKRは、キッズスタッフがいわゆる見守り・保育を含む仕事に取り組む部屋である。
ここでいう「併設」とは、ワーキングルームWR及びキッズルームKRが、透明又は半透明な窓で分かれて隣り合った部屋として設置されていることをいう。即ち、ママスクエアにおけるキッズルームKRは、単に同じ敷地内の他の建物や他のフロアに用意された保育所とは、別の概念の見守り施設である。
ここで、図12の例のワーキングルームWRには、3人のワーキングスタッフWS1乃至WS3が存在する。即ち、3人のワーキングスタッフWS1乃至WS3が、いわゆるデスクワークを含む仕事に取り組んでいる。
また、図12の例のキッズルームKRには、3人のキッズスタッフKS1乃至KS3が存在する。即ち、3人のキッズスタッフKS1乃至KS3が、いわゆる見守りを含む仕事に取り組んでいる。
ここで、キッズルームKRに図示されている子供KWS1-1,KWS1-2の2人は、ワーキングスタッフWS1の子供である。また、キッズルームKRに図示されている子供KWS2及び子供KWS3の夫々は、ワーキングスタッフWS2及びワーキングスタッフWS3の夫々の子供である。同様に、子供KKS1-1,KKS1-2の2人は、キッズスタッフKS1の子供である。キッズルームKRに図示されている子供KKS2,KKS3の夫々は、キッズスタッフKS2,KS3の夫々の子供である。
即ち、キッズルームKRに図示されている子供は、ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの子供である。
ここで、キッズルームKRには点線で示すグループG1乃至G3が図示されている。グループG1乃至G3は、キッズルームにおける壁等の境界ではなく、見守り・保育におけるキッズスタッフKWによる子供の担当を示すグループである。以下、複数のグループの夫々を個々に区別する必要がない場合、まとめて「グループG」の夫々と呼ぶ。
本実施形態の説明において、グループGの数は、安全配置基準人数で子供の数を割り、キッズスタッフKSの人数(及び配置)決めることで決定される。ここで、安全配置基準とは、サービス提供者により設定される、見守りにおける子供の安全が担保されるためのキッズスタッフKSの配置に係る基準となる人数である。以下、本実施形態の説明において、安全配置基準は、「最大4人の子供に対して1人のキッズスタッフKS」とした例として説明する。
グループG1は、1人のキッズスタッフKS1と、4人の子供KWS1-1,KWS1-2,KKS1-1、KKS1-2とからなる、総計5人のグループである。即ち、キッズスタッフKS1は、いわゆる見守りを含む仕事として、4人の子供KWS1-1,KWS1-2,KKS1-1、KKS1-2の見守りを担当する。
同様に、キッズスタッフKS2は、いわゆる見守りを含む仕事として、3人の子供KWS2,KKS2,KKS3の見守りを担当する。ここで、グループG2を見ると1人の子供が点線で示されている。即ち、安全配置基準に基づけば、キッズスタッフKS2は、更にもう1人の子供の見守りを担当することができる。
ここで、例えば、子供KWS3は、上述のママスクDB2の説明にある「噛みつき癖」の特徴、即ちキッズルームKRにいる他の子供に噛みつくことがある特徴を有するため、見守りにおいて注意を要する。このため、安全性等の観点から、キッズスタッフKSしは、子供KWS3に常時注意を払い安全の担保をする必要がある。この場合、キッズスタッフKSは、単に子供の人数及び安全配置基準に基づいて算出されるキッズスタッフKSの人数と比較して、1名増員される。これにより、キッズスタッフKSは、子供KWS3に常時注意を払うことができる。
そこで、シフト管理システムSYS2は、単に子供の人数及び安全配置基準に基づいて算出されるキッズスタッフKSの人数と比較して、多い人数のキッズスタッフKSを配置するように、シフト管理を行う。
グループG3は、1人のキッズスタッフKS3と、1人の子供KWS3とからなる、総計2人のグループである。即ち、キッズスタッフKS3は、いわゆる見守りを含む仕事として、1人の子供KWS3の見守りを担当する。
図12を見ると、グループG2の点線で示される1人の子供から、グループG3の子供KWS3に矢印が示されている。この矢印は、上述のように、単に子供の人数及び安全配置基準に基づいて算出されるキッズスタッフKSの人数と比較して、キッズスタッフKS3が増員され、子供KWS3に常時注意を払うことができるようになったことを示している。
このように、シフト管理システムSYS2は、子供の人数、注意を要する子供の人数、及び安全配置基準に基づいて、キッズスタッフKSのシフトを管理することができる。これにより、サービス提供者Mは、子供の安全を担保することができる。
このように、ママスクエアによれば、ワーキングスタッフWSはワーキングルームWRで仕事に取組み、キッズスタッフKSはワーキングルームWRに併設されたキッズルームKRで仕事に取り組む。
ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの夫々の子供は何れも、キッズルームKRでキッズスタッフKSに見守り・保育される。
これにより、ワーキングスタッフWS又はキッズスタッフKSは、自身の子供が見守り・保育されている様子を容易に伺うことができる。
また、ママスクエアにおいて、ワーキングルームWRと併設されたキッズルームKRは、いわゆる保育園(保育所)ではない。このため、キッズルームKRにおいて見守りの仕事に取り組むキッズスタッフKSは、保育士資格や幼稚園教諭免許を有している必要がない。更に言えば、サービス提供者Mにとっては、キッズスタッフKSの候補として、保育士や幼稚園教諭を採用するよりも難易度が下がる。また、施設基準に関しても行政の規制はない。即ち、サービス提供者Mの基準やその他の行政の基準に即した一定の基準はあるが、それを満たしていれば、どこにでも設置することが可能となる。即ち、子供を保育園等に預けて働きたい母親U1が、保育園の空きを見つけることができないという待機児童問題を解決することができる。
また、ママスクエアにおけるワーキングスタッフWSは、サービス提供者Mによって包括的に受任された、他の企業からの1以上の業務に取り組む。即ち、シフトが適切に組まれた複数のワーキングスタッフWSの全体により、サービス提供者Mによって包括的に受任された、他の企業からの1以上の業務の全体が遂行される。したがって、複数のワーキングスタッフWSの1人1人の単位でみると、1人のワーキングスタッフWSは、自身が希望する時間帯において仕事に取り組むことができる。
このように、ママスクエアを採用することにより、サービス提供者Mは、フルタイムで働くことが難しい母親U1に対して、いわゆるデスクワークを含む仕事を提供することができる。また、サービス提供者Mは、子供を保育園等に入園させることが難しい母親U1に対して、見守り・保育施設を提供することができる。また、サービス提供者Mは、ワーキングルームWRにキッズルームKRを併設することで、認可を受けることや保育士の確保が難しい保育施設ではなく、子供を見守るが届け出が必要のない「見守り施設」を併設した職場を提供することを実現することができる。さらに、母親U1は、単に子供を保育園に入園させることと異なり、必要な時に子供をそばで見ることができる環境で仕事をすることができる。
シフト管理システムSYS2は、上述のようなママスクエアに適用すると好適な、シフト管理をするシステムである。
図13は、図4の情報処理システムの構成のうち、シフト管理システムに係る構成を示す図である。
シフト管理システムSYS2は、図13に示すように、シフト管理サーバ3と、ママスクDB2と、管理者端末5と、母親端末6-1乃至6-nと、企業端末7-1乃至7-mとが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
以下、図14に示すシフト管理サーバ3の機能的構成を、図15に示すシフト管理サーバ3で管理されるワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSのシフトの具体的な例を用いて説明する。
図14は、図13のシフト管理サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図15は、図14の機能的構成を有するシフト管理サーバ3で管理されるワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSのある時間帯のシフトの決定の流れの例を示す図である。
図14の説明において、説明を簡単にするため、図14の説明において母親端末6のうち、ワーキングスタッフWS及びその候補の母親U1に利用される母親端末6を、母親端末6-WSと呼ぶ。また、母親端末6のうち、キッズスタッフKS及びその候補の母親U1に利用される母親端末6を、母親端末6-KSと呼ぶ。
図15の横方向に示す矢印は、矢印の内側に「シフトの決定の流れ」と記載されている。即ち、図15に示されたステップST1乃至ST7の各工程が左から順に行われることで、シフトの決定がされる。ここで、ステップST1乃至ST7の各矢印の下方には、矢印に対応するステップSTk(kは1乃至7のうちの何れかの整数値)の工程において行われる処理の概要が示されている。
CPU31においては、第2のサービス、即ちシフト管理システムSYS2を提供するサービスのシフト決定処理の実行が制御される場合、WSシフト情報取得部311と、WS子供情報取得部312と、KSシフト情報取得部313と、KS子供情報取得部314と、シフト決定部315とが機能する。
まず、上述したように、いわゆるデスクワークを含む仕事は、サービス提供者Mによって包括的に受任された、他の企業からの1以上の業務により構成される。このように受任された業務の量等に従い、ワーキングスタッフWSを必要とする人数が決定される工程が、図15のステップST1及びST2である。
ステップST1及びST2の工程では、WSシフト情報取得部311及びシフト決定部315が機能する。
具体的には例えば、図15に示すように、ステップST1における「制約要因1」の工程では、「案件量」の記載がある。即ち、シフトの内容の制約(制約要因1)として、他の企業からの1以上の業務の量及び業務の内容(以下、「案件量」と呼ぶ)が存在する。
そこで、WSシフト情報取得部311は、この案件量に対して必要なワーキングスタッフWSの人数を把握すべく、ワーキングスタッフWSのデスクワークに係る勤務の予定に関する情報を、WSシフト情報として取得する。
より具体的には例えば、ワーキングスタッフWSの候補である母親U1は、母親端末6-WSを用いて、ワーキングスタッフWSとして働くことを希望する時間帯を含む情報を入力する。母親端末6-WSは、このようにして入力された情報を、シフト管理システムSYS2に送信する。
そこで、ステップST1の「制約要因1」の工程では、WSシフト情報取得部311は、母親端末6-WSから送信されてきた情報、即ち、母親U1がワーキングスタッフWSとして働くことを希望する時間帯を含む情報を、WSシフト情報として取得する。
ステップST2の「結果1」の工程では、シフト決定部315は、WSシフト情報取得部311により取得されたWSシフト情報と、案件量とに基づいて、ワーキングスタッフWSを決定する。例えば、シフト決定部315は、ワーキングスタッフWSの候補の夫々がシフトに入ることが可能であるか否かの情報と、ママスクDB2に格納された過去実績の情報とに基づき、ワーキングスタッフWSをアサインする。即ち例えば、案件量として、A業務が5時間分とB業務が5時間分とがあった場合、シフト決定部315は、過去実績の情報としてA業務で効率がよいと判断されるワーキングスタッフをA業務に割り当てることができる。なお、シフト決定部315は、業務の量を時間ではなく、他の単位(例えば、書類の量)で管理することで、ワーキングスタッフWS毎に必要時間を計算してもよい。即ち、シフト決定部315は、ワーキングスタッフWSの過去実績の情報に基づいて、効率よく業務に取り組めるワーキングスタッフWSを、必要な時間だけシフトにアサインすることができる。
具体的には例えば、図15には、ステップST2の「結果1」の工程では、ワーキングスタッフWS1乃至WS3と、「WRスタッフ決定」の記載がある。
即ち、図15の例のステップST2の「結果1」の工程では、シフト決定部315は、案件量(制約要因1)とWSシフト情報とに基づく結果(結果1)として、ワーキングスタッフWS1乃至WS3を選択することで、ワーキングルームWRで仕事に取り組むワーキングスタッフWSを決定する。
このようにしてステップST1及びST2の工程でワーキングスタッフWSが決定されると、ステップST3の工程で、そのワーキングスタッフWSの子供の人数(見守り・保育の対象となる人数)が決定される。
ステップST3の工程では、WS子供情報取得部312及びシフト決定部315が機能する。
即ち、WS子供情報取得部312は、ワーキングスタッフWSがデスクワークを遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、WS子供情報として取得する。
より詳細には、WS子供情報取得部312は、WSシフト情報取得部311により取得されたWSシフト情報に基づき決定されたワーキングスタッフWSが帯同する子供に関する情報を、WS子供情報としてママスクDB2の子供情報DKから取得する。なお、WS子供情報は、子供の夫々が見守り・保育される際に注意を要するか否かの情報を含む。
具体的には例えば、図15に示すように、ステップST3の「紐づき要因1、制約要因2」の工程では、ワーキングスタッフWS1乃至WS3の夫々の子供と、「WR側のお子さん人数決定」の記載がある。即ち、ステップST3の段階において、ワーキングスタッフWS1乃至WS3の夫々の母親情報DMの夫々に紐づいた子供情報DKの夫々から取得可能な、子供の人数という紐づき要因1が存在する。
より具体的には例えば図15の例では、WS子供情報取得部312は、ワーキングスタッフWS1の子供として、2人の子供KWS1-1,KWS1-2が存在することを示す情報を、WS子供情報(紐づき要因1)として取得する。
同様に、WS子供情報取得部312は、ワーキングスタッフWS2及びWS3の夫々の子供として、子供KWS2及びKWS3の夫々が存在することを示す情報を、WS子供情報(紐づき要因1)として取得する。
このようにして取得された複数のワーキングスタッフWSの子供の人数(紐づき要因1)等が、後述するキッズスタッフKSの仮決定に係る制約要因2となる。
ステップST4の「結果2」の工程では、シフト決定部315は、KSシフト情報取得部313により取得されたKSシフト情報と、複数のワーキングスタッフWSの子供の人数(制約要因2)等とに基づいて、キッズスタッフKSを決定する。
具体的には例えば、図15には、ステップST4の「結果2」の工程では、キッズスタッフKS1及びKS2と、「KRスタッフ仮決定」の記載がある。
即ち、図15の例のステップST4の「結果2」の工程では、シフト決定部315は、複数のワーキングスタッフWSの子供の人数(制約要因2)とKSシフト情報とに基づく結果(結果2)として、キッズスタッフKS1及びKS2を選択することで、キッズルームKRで仕事に取り組むキッズスタッフKSを決定する。
このようにしてステップST1乃至ST4の工程でキッズスタッフKSが決定されると、ステップST5の工程で、そのキッズスタッフKSの子供の人数(見守り・保育の対象となる人数)が決定される。
ステップST5の工程では、KS子供情報取得部314及びシフト決定部315が機能する。
即ち、KS子供情報取得部314は、キッズスタッフKSが見守り・保育を遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、KS子供情報として取得する。
より詳細には、KS子供情報取得部314は、KSシフト情報取得部313により取得されたKSシフト情報に基づき決定されたキッズスタッフKSが帯同する子供に関する情報を、KS子供情報としてママスクDB2の子供情報DKから取得する。なお、KS子供情報は、子供の夫々が見守り・保育される際に注意を要するか否かの情報を含む。
具体的には例えば、図15に示すように、ステップST5の「紐づき要因2」の工程では、キッズスタッフKS1及びKS2の夫々の子供と、「KR側のお子さん人数決定」の記載がある。即ち、ステップST5の段階において、キッズスタッフKS1及びKS2の夫々の母親情報DMの夫々に紐づいた子供情報DKの夫々から取得可能な、子供の人数という紐づき要因2が存在する。
より具体的には例えば、図15の例では、KS子供情報取得部314は、キッズスタッフKS1の子供として、子供KKS1-1及びKKS1-2が存在することを示す情報を、WS子供情報(紐づき要因2)として取得する。
同様に、KS子供情報取得部314は、キッズスタッフKS2の子供として、子供KKS2が存在することを示す情報を、KS子供情報(紐づき要因2)として取得する。
このようにして取得された複数のキッズスタッフKSの子供の人数(紐づき要因2)等が、後述するキッズスタッフKSの最終決定に係る制約要因3となる。
このようにしてステップST1及びST5の工程で仮決定されたキッズスタッフKSの子供の人数(見守り・保育の対象となる人数)が取得されると、ステップST6の工程で、キッズスタッフの最終決定に係る制約条件が決定される。
ステップST6の工程では、KS子供情報取得部314及びシフト決定部315が機能する。
即ち、シフト決定部315は、ワーキングスタッフWSの子供の人数(紐づき要因1)と、キッズスタッフKSの子供の人数(紐づき要因2)に基づき、必要なキッズスタッフKSの人数を決定する。
より詳細には、シフト決定部315は、WSシフト情報取得部311により取得されたワーキングスタッフWSが帯同する子供に関する情報と、KSシフト情報取得部313により取得されたキッズスタッフKSが帯同する子供に関する情報とに基づいて、必要なキッズスタッフKSの人数を決定する。
具体的には例えば、図15に示すように、ステップST6の「紐づき要因3」の工程では、ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの夫々の子供と、「拠点全体の人数決定」の記載がある。また、ステップST6の「紐づき要因3」の工程では、グループG3において、ワーキングスタッフWS3の子供KWS3について、「注意が必要な子」の記載がある。即ち、ステップST6の段階において、上述のワーキングスタッフWSの子供の人数という紐づき要因1と、上述のキッズスタッフKSの子供の人数という紐づき要因2と、これらに含まれる、子供の夫々が見守り・保育される際に注意を要するか否かという要因とに基づいた、制約要因3が存在する。
より具体的には例えば、図15の例では、ステップST3の段階において、上述したようにWS子供情報取得部312は、ワーキングスタッフWS1乃至WS3の夫々の子供に関する情報を、WS子供情報(紐づき要因1)として取得する。同様に、上述したようにKS子供情報取得部314は、ステップST5の段階において、キッズスタッフKS1及びKS2の夫々の子供に関する情報を、KS子供情報(紐づき要因2)として取得する。また、WS子供情報(紐づき要因1)及びKS子供情報(紐づき要因2)は、子供の夫々が見守り・保育される際に注意を要するか否かという要因とを含む。
シフト決定部315は、WS子供情報及びKS子供情報に基づき、キッズスタッフKSの最終決定に係る必要なキッズスタッフKSの人数を決定する。
ここで、例えば、1人のキッズスタッフKSは、4人までの子供を見守り・保育してよいものとする。また、1人のキッズスタッフKSは、1人までの注意を要する子供を見守り・保育してよいものとする。また、図15の例において、子供KWS3は、注意を要する子供であるものとする。
この場合、シフト決定部315は、図15の例に示すように、ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの夫々の子供をグループG1乃至G3の3つのグループに区分する。即ち、シフト決定部315は、WS子供情報(紐づき要因1)及びKS子供情報(紐づき要因2)に基づき、子供が3人のキッズスタッフKSにより3つのグループに区分されて見守り・保育される必要があることを決定する。
ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの子供の人数(紐づき要因1及び紐づき要因2)に基づき決定された子供の見守り・保育に係るグループの数が、後述するキッズスタッフKSの最終決定に係る制約要因3となる。
ステップST7の「結果3」の工程では、シフト決定部315は、紐づき要因1及び紐づき要因2に基づき決定された子供の見守り・保育に係るグループの数(制約要因3)に基づいて、キッズスタッフKSを最終決定する。
具体的には例えば、図15には、ステップST7の「結果3」の工程では、キッズスタッフKS1乃至KS3と、「KSの最終決定」の記載がある。
即ち、図15の例のステップST7の「結果3」の工程では、シフト決定部315は、子供の見守り・保育に係るグループの数(制約要因3)とKSシフト情報とに基づく結果(結果3)として、キッズスタッフKS3を更に選択することで、キッズルームKRで仕事に取り組むキッズスタッフKSを最終決定する。
なお、この時、シフト決定部315は、ステップST7で最終決定されるにあたり追加されたキッズスタッフKS3の子供の人数により、子供の見守り・保育に係るグループの数(制約要因3)に変化があるか否かに基づき、キッズスタッフKSを最終決定する。即ち、図15の例において、キッズスタッフKS3の子供の人数により、グループが4つ必要となるか否かに基づき、キッズスタッフKSを最終決定する。
図15に図示はしないが、シフト決定部315は、決定された勤務の予定の情報を、管理者端末5、母親端末6-WS,6-KS、及び企業端末7に適宜送信することができる。
以上、図14に示すシフト管理サーバ3の機能的構成を、図15に示すシフト管理サーバ3で管理されるワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSのシフトの具体的な例を用いて説明した。
図13乃至図15の説明では、ある1つの時間帯におけるワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの勤務の予定を決定する例を説明した。
以下、図16乃至図18を用いて、ある1日の様々な時間帯におけるワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの勤務の予定(シフト)を決定する例を説明する。
なお、図16乃至図18の説明において、ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの子供の人数と特性は、図12の説明と同様であるものとする。ただし、図12に図示せぬワーキングスタッフWS4の子供は、1人であるものとする。
即ち、ワーキングスタッフWS1の子供は子供KWS1-1,KWS1-2の2人である。また、ワーキングスタッフWS2及びワーキングスタッフWS3の夫々の子供は、子供KWS2及び子供KWS3の夫々である。また、キッズスタッフKS1乃至KS3の夫々の子供は、子供KKS1乃至KKS3の夫々である。また、子供KWS3は、見守り・保育において注意を要する子供である。即ち例えば、子供KWS3は、上述のママスクDB2の説明にある、「噛みつき癖」を有する子供であるものとする。
図16は、図14のシフト管理サーバで管理される各時間帯における案件を担当するワーキングスタッフの決定の例を示す図である。
図17は、図16のワーキングスタッフの決定に基づく、各時間帯における見守り・保育を担当するキッズスタッフの仮決定の例を示す図である。
図18は、図16及び図17のワーキングスタッフの決定及びキッズスタッフの仮決定に基づく、各時間帯における見守り・保育を担当するキッズスタッフの決定の例を示す図である。
図16に示す表は、縦軸に「時刻」、横軸に「WS担当者」及び「WS子供人数」が記載された表である。
縦軸の「時刻」の列には、ある1日のママスクエアの始業時間である9:00から就業時間である18:00までの時刻が3時間刻みで記載されている。
横軸の「WS担当者」の列には、「A案件(9時間)」、「B案件(4時間)」、及び「C案件(6時間)」の3つの案件が記載されている。ここで、「A案件(9時間)」という記載は、A案件は1人で9時間の労働が必要な案件であるという意味である。即ち、この日は「A案件」、「B案件」、及び「C案件」の3つの案件として、9時間、4時間、及び6時間の就労時間だけ、サービス提供者Mによって包括的に受任された日であることを示している。
横軸の「WS子供人数」の列には、後述するワーキングスタッフWSの子供の人数の合計及び注意点が記載される。WS子供人数の列については、後述する。
まず、WSシフト情報取得部311は、A案件乃至C案件の3つの案件のワーキングスタッフWSのデスクワークに係る勤務の予定に関する情報を、KSシフト情報として取得する。
シフト決定部315は、WSシフト情報取得部311により取得されたKSシフト情報に基づいて、図16のように案件の夫々における、時間帯の夫々において、いずれのワーキングスタッフWSが担当するかを決定する。
図16のA案件の9:00から15:00の時間帯を見ると、「WS1」と記載されている。この記載は、ワーキングスタッフWS1が、9:00から15:00の時間帯においてA案件を担当するワーキングスタッフWSであることを示している。
同様に、B案件の11:00から15:00の時間帯を見ると、「WS2」と記載されている。この記載は、ワーキングスタッフWS2が、11:00から15:00の時間帯においてB案件を担当するワーキングスタッフWSであることを示している。
同様に、C案件の11:00から17:00の時間帯を見ると、「WS3」と記載されている。この記載は、ワーキングスタッフWS3が、9:00から17:00の時間帯においてC案件を担当するワーキングスタッフWSであることを示している。
同様に、A案件の15:00から18:00の時間帯を見ると、「WS4」と記載されている。この記載は、ワーキングスタッフWS4が、15:00から18:00の時間帯においてA案件を担当するワーキングスタッフWSであることを示している。
このようにして、各時間帯における案件を担当するワーキングスタッフWSが決定される。
次に、WS子供情報取得部312は、各時間帯におけるワーキングスタッフWSがデスクワークを遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、WS子供情報として取得する。WS子供情報に基づき、各時間帯におけるワーキングスタッフWSがデスクワークを遂行するに際して帯同する子供に関する情報をまとめることができる。
各時間帯におけるワーキングスタッフWSがデスクワークを遂行するに際して帯同する子供に関する情報をまとめた例が、図16のWS子供人数の列である。
図16を見ると、時間帯TZ1は、9:00から11:00であって、ワーキングスタッフWS1が子供を帯同する時間帯である。従って、時間帯TZ1におけるWS子供人数は2人である。
同様に、時間帯TZ2は、11:00から15:00であって、ワーキングスタッフWS1乃至WS3が子供を帯同する時間帯である。従って、時間帯TZ2におけるWS子供人数は4人である。また、ワーキングスタッフWS3の子供は、見守り・保育において注意を要する子供である。従って、時間帯TZ2におけるWS子供人数には、「要注意1人」の記載がある。
同様に、時間帯TZ3は、15:00から17:00であって、ワーキングスタッフWS3,WS4が子供を帯同する時間帯である。従って、時間帯TZ3におけるWS子供人数は2人である。また、ワーキングスタッフWS3の子供は、見守り・保育において注意を要する子供である。従って、時間帯TZ3におけるWS子供人数には、「要注意1人」の記載がある。
同様に、時間帯TZ4は、17:00から18:00であって、ワーキングスタッフWS4が子供を帯同する時間帯である。従って、時間帯TZ4におけるWS子供人数は1人である。
このようにして、各時間帯における案件を担当するワーキングスタッフWSに帯同する子供の人数が取得される。
図17に示す表は、縦軸に「時刻」、横軸に「WS子供人数」、「仮KS人数」、「仮KS担当者」、「確定WS+KS子供人数」が記載された表である。
縦軸の「時刻」の列は、図16の「時刻」の列と同様である。
横軸の「WS子供人数」の列は、図16の「WS子供人数」の列と同様である。
横軸の「仮KS人数」の列は、「WS子供人数」に基づき仮に決定された、キッズスタッフKSの人数である。
ここで、例えば、キッズスタッフKSは、子供4人当たり1人必要とするものとする。また、例えば、キッズスタッフKSは、見守り・保育において注意を要する子供1人当たり1人必要とするものとする。即ち、シフト決定部315は、子供が5人いる場合、キッズスタッフKSは最低2人必要であるものとして、キッズスタッフKSの人数を仮決定する。
図17を見ると、時間帯TZ1におけるWS子供人数は2人である。このため、時間帯TZ1における「仮KS人数」は、1人である。
同様に、時間帯TZ2におけるWS子供人数は4人である。また、見守り・保育において注意を要する子供が1人含まれている。このため、時間帯TZ2における「仮KS人数」は、2人である。
同様に、時間帯TZ3におけるWS子供人数は2人である。また、見守り・保育において注意を要する子供が1人含まれている。このため、時間帯TZ3における「仮KS人数」は、2人である。
同様に、時間帯TZ4におけるWS子供人数は1人である。このため、時間帯TZ4における「仮KS人数」は、1人である。
このようにして、シフト決定部315は、仮KS人数を決定する。
横軸の「仮KS担当者」の列は、「仮KS人数」に基づき仮に決定された、キッズスタッフKSの担当者の名前である。
シフト決定部315は、「仮KS人数」及びKSシフト情報取得部313で取得されたKSシフト情報に基づき、キッズスタッフKSの担当者を決定する。
図17を見ると、時間帯TZ1における「仮KS担当者」は、キッズスタッフKS1の1人である。
同様に、時間帯TZ2における「仮KS担当者」は、キッズスタッフKS1,KS2の2人である。
同様に、時間帯TZ3における「仮KS担当者」は、キッズスタッフKS2,KS3の2人である。
同様に、時間帯TZ4における「仮KS担当者」は、キッズスタッフKS3の1人である。
次に、KS子供情報取得部314は、キッズスタッフKSが見守り・保育を遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、KS子供情報として取得する。即ち、KS子供情報取得部314は、仮KS担当者が帯同する子供の人数を含む情報をKS子供情報として取得する。図17の横軸の「WS+KS子供人数」の列は、WS子供情報及びKS子供情報に基づき、決定されたワーキングスタッフWSに帯同する子供及び仮決定されたキッズスタッフKSに帯同する子供の人数の和が記載されている。
図17を見ると、時間帯TZ1における「WS+KS子供人数」は、4人である。
同様に、時間帯TZ2における「WS+KS子供人数」は、6人である。また、見守り・保育において注意を要する子供が1人含まれている。
同様に、時間帯TZ3における「WS+KS子供人数」は、4人である。また、見守り・保育において注意を要する子供が1人含まれている。
同様に、時間帯TZ4における「WS+KS子供人数」は、2人である。
このようにして、各時間帯における決定されたワーキングスタッフWSに帯同する子供及び仮決定されたキッズスタッフKSに帯同する子供の人数の和が把握される。
図18に示す表は、縦軸に「時刻」、横軸に「確定WS+KS子供人数」、「確定KS人数」、「確定KS担当者」が記載された表である。
縦軸の「時刻」の列は、図16及び図17の「時刻」の列と同様である。
横軸の「確定WS+KS子供人数」の列は、図17の「WS+KS子供人数」の列と同様である。
横軸の「確定KS人数」の列は、「確定WS+KS子供人数」に基づき決定された、キッズスタッフKSの人数である。
上述したように、キッズスタッフKSは、子供4人当たり1人必要とするものとする。また、キッズスタッフKSは、見守り・保育において注意を要する子供1人当たり1人必要とするものとする。
図18を見ると、時間帯TZ1における「確定WS+KS子供人数」は4人である。このため、時間帯TZ1における「確定KS人数」は、1人である。
同様に、時間帯TZ2における「確定WS+KS子供人数」は6人である。また、見守り・保育において注意を要する子供が1人含まれている。このため、時間帯TZ2における「確定KS人数」は、3人である。
同様に、時間帯TZ3における「確定WS+KS子供人数」は4人である。また、見守り・保育において注意を要する子供が1人含まれている。このため、時間帯TZ3における「確定KS人数」は、2人である。
同様に、時間帯TZ4における「確定WS+KS子供人数」は2人である。このため、時間帯TZ4における「確定KS人数」は、1人である。
このようにして、シフト決定部315は、確定KS人数を決定する。
横軸の「確定KS担当者」の列は、「確定KS人数」に基づき仮に決定された、キッズスタッフKSの担当者の名前である。
シフト決定部315は、「確定KS人数」及びKSシフト情報取得部313で取得されたKSシフト情報に基づき、キッズスタッフKSの担当者を決定する。
図18を見ると、時間帯TZ1における「確定KS担当者」は、キッズスタッフKS1の1人である。
同様に、時間帯TZ2における「確定KS担当者」は、キッズスタッフKS1,KS2,KS3の3人である。
同様に、時間帯TZ3における「確定KS担当者」は、キッズスタッフKS2,KS3の2人である。
同様に、時間帯TZ4における「確定KS担当者」は、キッズスタッフKS3の1人である。
このようにして、シフト決定部315は、確定KS担当者を決定する。なお、図示はしないが、シフト決定部315は、図18の確定KS担当者が決定した後、更にWS+KS子供人数を再計算してもよい。
即ち、確定KS担当者として追加されたキッズスタッフKSに帯同する子供により、WS+KS子供人数が増加することがある。WS+KS子供人数を再計算することにより、さらなるキッズスタッフKSが必要か否かを判定することができる。
以上、図16乃至図18を用いて、ある1日の様々な時間帯におけるワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの勤務の予定(シフト)を決定する例を説明した。
図19は、図14の機能的構成を有するシフト管理サーバにより実行される、シフトの決定の流れの一例を説明するフローチャートである。
ここで、シフト管理システムSYS2の「シフト決定処理」とは、図14のシフト管理サーバにより実行される、ワーキングスタッフWSとキッズスタッフKSのシフトを決定する処理である。
ママスクエアにおけるワーキングスタッフWSとキッズスタッフKSのシフトを作成するべき状態(翌週のシフトを決定する際等)が発生すると、シフト決定処理が開始されて、次のようなステップS21乃至S25の処理が実行される。
即ち、ステップS21において、WSシフト情報取得部311は、ワーキングスタッフWSのデスクワークに係る勤務の予定に関する情報を、WSシフト情報として取得する。
ステップS22において、WS子供情報取得部312は、ワーキングスタッフWSがデスクワークを遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、WS子供情報として取得する。
ステップS23において、KSシフト情報取得部313は、キッズスタッフKSの見守り・保育に係る勤務の予定に関する情報を、KSシフト情報として取得する。
ステップS24において、KS子供情報取得部314は、キッズスタッフKSが見守り・保育を遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、KS子供情報として取得する。
ステップS25において、シフト決定部315は、ステップS21で取得されたWSシフト情報、ステップS22で取得されたWS子供情報、ステップS23で取得されたKSシフト情報、及びステップS24で取得されたKS子供情報に基づいて、ワーキングスタッフWS及びキッズスタッフKSの勤務の予定を決定する。
なお、図15を用いた説明において、シフト決定部315は、案件量(制約要因1)に基づいて、ワーキングスタッフWSを決定した。また、シフト決定部315は、ワーキングスタッフWSの子供の人数(制約要因2)に基づいてキッズスタッフKSを仮決定した。即ち、図15を用いた説明において、シフト決定部315は、各決定を段階的に行った。図19のフローチャートに示すように、シフト決定部315は、WSシフト情報、WS子供情報、KSシフト情報、及びKS子供情報に基づいて、上述の処理を包括的に処理することができる。
これにより、シフト決定処理は終了する。
以上、図12乃至図19を用いて、シフト管理システムSYS2について説明した。
以下、図20乃至図25を用いて、マッチングシステムSYS3について説明する。
図2を用いて説明したように、マッチングシステムSYS3は、母親U1のキャリア形成や子供の成長といった将来を見据えた企業のマッチングを提供することを目的としたシステムである。母親U1は、母親のライフスタイルのうち子供が「中学・高校・大学」以降になると、比較的、子供への手がかからなくなる。仕事をしたい母親は、「理想・将来」に向けて、過去のキャリアや今後のビジョン等に基づいて、仕事を選ぶこととなる。マッチングシステムSYS3は、このような段階の母親に対して、よりよい職場の提案といった、仕事をしたい母親に対する支援をすることができる。
図20は、図3のマッチングシステムが適用されるサービスの概要の一例を説明する模式図である。
図20には、派遣業務のマッチングにおいて企業から提示される業務内容といった基本的な情報である企業情報I1と、企業の人事部や実際に働く現場の担当者に要求される人財の性質である求人情報I2とが図示されている。
企業情報I1には、「(定量)As-Is」と記載されている。即ち、企業情報I1は、派遣業務のマッチングにおいて企業から提示される業務内容といった基本的な情報である。即ち、現状の派遣会社におけるマッチングは、通常の派遣会社で共有される情報や、いわゆる求人票に記載される情報といった、基本的であって定量的な情報のみに基づいてマッチングが行われている。本サービスも、企業情報I1に示す情報に基づいてマッチングを行う。
例えば、現状の派遣会社におけるマッチングは、「Webフォーム」からの申し込みが行われる。具体的には例えば、派遣業務を依頼する企業は、図20に示すように、「社名」、「部署名」、「担当者」、「TEL」、「MAIL」、「住所」、「就業先」、及び「問い合わせ内容」といった内容を「Webフォーム」から入力する。次に、派遣会社の担当者は、Webフォームに入力された内容に基づいて、マッチングを希望するユーザに対して「Tel・面談ヒアリング」を行う。具体的には例えば、派遣会社の担当者は、図20に示すように、「職種」、「業務内容」、「派遣期間(長期・短期)」、及び「就業条件(時間・曜日等)」等といった内容を、「Tel・面談ヒアリング」する。
即ち、まず、派遣会社の担当者は、派遣業務を依頼する企業から提供された情報と、マッチングを希望するユーザに対するTel・面談ヒアリングの結果に基づいて、マッチングを行っていた。
上述をまとめると、従来の派遣会社の担当者は、派遣先の企業から提供される企業に関する基本的な情報である企業基本情報と、派遣を依頼する業務内容の詳細である派遣依頼業務内容詳細に基づいてマッチングを行っていた。即ち、従来の派遣会社の担当者は、基本的な定量的な情報のみに基づいてマッチングを行っていた。
このため、マッチングの時点におけるユーザの履歴書や職務履歴書とは異なる、ユーザの今後のキャリア形成の希望といったものに応えることができないという問題が、従来のマッチングにはあった。
そこで、このような問題(課題)を解決すべく、本サービスに係るマッチングシステムSYS3が提供される。
即ち、本サービスに係るマッチングシステムSYS3は、企業の人事部や実際に働く現場に要求される人材の性質である求人情報I2にも基づいてマッチングを行うことができる。
求人情報I2には、「(現・定性)To-Be」と記載されている。即ち、企業の人事部や実際に働く現場から要求される人材の性質である求人情報I2は、企業のほしい人材を定性ベースでヒアリングする。
具体的には例えば、本サービスに係るマッチングシステムSYS3は、人材の性質をはかるため、企業の人事部や実際に働く現場の担当者に次のような質問を行う。
サービス提供者Mは、派遣先の企業の担当者に対し、「Q1 何か判断するとき(協調性or自己主張)」といった質問を行う。図20の例では、企業は、「周囲の意見を尊重する」及び「自分の納得感を大事にする」のうち、「自分の納得感を大事にする」といった思考性を有する人材を求めていると回答している。
また、サービス提供者Mは、派遣先の企業の担当者に対し、「Q2 友人が悪いことをした(ルール厳守or柔軟性)」といった質問を行う。図20の例では、企業は、「注意する」及び「見逃す」のうち、「注意する」といった思考性を有する人材を求めていると回答している。
本サービスに係るマッチングシステムSYS3は、企業のほしい人材を定性ベースでヒアリングすることで、求める人材タイプを選出し、より細かい人物像の想定に基づいて、マッチングの結果に反映することができる。
なお、図3を用いて説明したように、マッチングシステムSYS3は、上述のママスクDB2に格納された母親情報DM及び子供情報DKから各種情報を取得することができる。図20に示すように、ママスクDB2には、「パーソナルデータ(例えば、図8の母親履歴書情報DMIB等)」、「過去業務実績(例えば、図8の母親企業入力情報DMIC)」、「ウェット情報(例えば、図8の母親思考性情報DMMT)」といった情報が格納されている。マッチングシステムSYS3は、ママスクDB2に格納された母親思考性情報DMMTに基づき、母親U1が上述した質問に対応する思考性を有しているか否かを判定することができる。
本サービスに係るマッチングシステムSYS3は、図20に示すように、企業情報(定量情報)と、求人情報(定性情報)と、ママスクDB2が有する各種データに基づいて、仕事のマッチングをすることができるシステムである。更に言えば、ママスクDB2は、複数のユーザに関する各種データを蓄積している。即ち、マッチングシステムSYS3は、第三者である他のユーザのマッチングデータから、ユーザに合った情報を抽出することができる。
図21は、図4の情報処理システムの構成のうち、マッチングシステムに係る構成を示す図である。
マッチングシステムSYS3は、図21に示すように、マッチングサーバ4と、ママスクDB2と、管理者端末5と、母親端末6-1乃至6-nと、企業端末7-1乃至7-mとが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
以下、図22に示すマッチングサーバ4の機能的構成を、図9に示した母親U1である田中さんのマッチングの例を用いて説明する。
図9の説明において上述したように、子供が「小学生」になった母親U1-1は、「子供が小学校に入って育児も落ち着いてきたし、正社員として働きたい」、「妊娠や出産前の前職に戻りたい」と望んでいるものとする。本サービスに係るマッチングシステムSYS3は、このような場合に利用される。
図22は、図21のマッチングサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図22の説明において、説明を簡単にするため、母親端末6及び企業端末7の夫々は、1台ずつであるものとして説明する。
CPU41においては、第3のサービス、即ち企業のマッチングを提供するサービスのマッチング処理の実行が制御される場合、母親不変情報取得部411と、母親可変情報取得部412と、子供情報取得部413と、雇用希望情報取得部414と、就労候補決定部415とが機能する。
まず、図示はしないが、上述したように、派遣業務を依頼する企業の担当者は、企業端末7を用いて、派遣業務のマッチングにおいて企業から提示される業務内容といった基本的な情報である企業情報I1を入力する。企業端末7は、企業情報I1をマッチングサーバ4に送信する。
マッチングサーバ4は、企業端末7から送信されてきた企業情報I1に基づいて、マッチングを行うべく、各種情報を取得する。
この各種情報の取得を実現するために、母親不変情報取得部411と、母親可変情報取得部412と、子供情報取得部413とが機能する。
母親不変情報取得部411は、母親U1の職における、母親U1により可変し得ない情報を、母親不変情報DMIとして取得する。即ち例えば、母親不変情報取得部411は、母親履歴書情報DMIB及び母親企業入力情報DMICを含む情報を、母親不変情報DMIとしてママスクDB2から取得する。具体的には例えば、母親不変情報取得部411は、図9に示すように母親履歴書情報DMIB1-3として、母親履歴書情報DMIB1-1と同一の「商社経理事務職5年(正社員・転職なし)」、「英語資格試験 800点」、「マネジメント経験あり」といった情報を取得する。また例えば、母親不変情報取得部411は、図9に示すように母親企業入力情報DMIC1-3として、「拠点黒字化達成」、及び「人事評価〇〇〇」といった情報を取得する。
母親可変情報取得部412は、母親U1の職における、母親により可変し得る情報を、母親可変情報DMMとして取得する。即ち例えば、母親可変情報取得部412は、母親ベース情報DMMB及び母親キャリア形成情報DMMCを含む情報を、母親可変情報DMMとしてママスクDB2から取得する。具体的には例えば、母親可変情報取得部412は、図9に示すように母親ベース情報DMMB1-3として、母親ベース情報DMMB1-2と同一の、「雇用保険・社保加入」、「週5フルタイム」、及び「勤務可能エリア15分圏内」といった情報を取得する。また例えば、母親可変情報取得部412は、母親キャリア形成情報DMMC1-3として、「正社員希望」、「勤務可能エリア1時間圏内」、及び「前職と同業種希望」といった情報を取得する。
子供情報取得部413は、母親U1の子供に関する情報を、子供情報DKとして取得する。即ち、子供情報取得部413は、子供不変情報DKI及び子供可変情報DKMを含む情報を、子供情報DKとしてママスクDB2から取得する。具体的には例えば、図示はしないが、子供情報取得部413は、子供可変情報DKMのうち、子供ベース情報DKMBに含まれる、来年から小学校入学といった情報を、取得する。
雇用希望情報取得部414は、1以上の組織において、企業担当者U2が雇用を希望する者に関する情報を、雇用希望情報として取得する。
具体的には例えば、雇用希望情報取得部414は、図9に示すように、企業の人事部や実際に働く現場の担当者に要求される人材の性質である求人情報I2である「事務職経験者」、「オフィスソフト認定取得、簿記資格」、「勤務地:事業所」、「勤務形態:週5(土日祝休み)」等を取得する。なお、図示はしないが、上述のように、求人情報I2は、企業がどのような思考性を有する人材を求めているかの情報を含む。
就労候補決定部415は、母親不変情報取得部411で取得された母親不変情報DMI、母親可変情報取得部412で取得された母親可変情報DMM、子供情報取得部413で取得された子供情報DK、雇用希望情報取得部414で取得された雇用希望情報に基づいて、母親の就労先の候補となる組織を決定する。
就労候補決定部415は、マッチングした結果として、母親の就労先の候補となる組織を、管理者端末5、母親端末6、及び企業端末7に通知する。
また、就労候補決定部415は、マッチングした結果、母親の就労先とした組織を母親のキャリアとして、ママスクDB2に蓄積する。
以上、図22に示すマッチングサーバ4の機能的構成を、図9に示した母親U1である田中さんのマッチングの例を用いて説明した。即ち、マッチングサーバ4は、企業情報(定量情報)と、求人情報(定性情報)と、ママスクDB2が有する各種データに基づいて、母親U1である田中さんの仕事のマッチングをすることができることを、図22を用いて説明した。
以下、図23及び図24の夫々を用いて、マッチングシステムSYS3を利用する母親U1である鈴木さん及び佐藤さんのマッチングの例を説明する。
図23は、図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用する母親の、ライフスタイルとともに変化する母親情報の一例のうち、図9とは異なる例を示す図である。
図23の例は、母親U1-2(鈴木さん)が図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用した場合において、母親U1-2の母親情報DM1がライフスタイルの変化とともに変わる例を示している。ここで、図23において、母親U1-2の母親情報DM2は、4つの段階の夫々における母親情報DM2-1乃至DM2-4として示されている。
なお、母親不変情報DMI2-1乃至DMI2-4の夫々に含まれる母親履歴書情報DMIB2-1乃至DMIB2-4、及び母親企業入力情報DMIC2-1乃至DMIC2-4の夫々は、図8の説明と同様の構成である。同様に、母親可変情報DMM2-1乃至DMM2-4の夫々に含まれる母親ベース情報DMMB2-1乃至DMMB2-4、母親キャリア形成情報DMMC2-1乃至DMMC2-4、及び母親思考性情報DMIT2-1乃至DMIT2-4の夫々は、図8の説明と同様の構成である。以下、図示はしないが、図23の説明において、各種情報には上述の符号を付して説明する。
ここで、「1歳」の子供を持つ母親U1-2は、「子育てしながら無理なく仕事もしたい」といった気持ちや要望があり、上述のママスクエアにおけるいわゆる見守り・保育を含む仕事を担当するユーザとしてママスクエアに登録したいものとする。
具体的には例えば、母親U1-2は、「子供のためにもう少したくわえが欲しい」、「扶養内で無理のない程度に働きたいけど、パートだと保育園にも入れないので、何らかの違う形態がよい」と望んでいるものとする。
母親情報DM2-1は、本サービスの利用を開始する段階(1つめの段階)における母親U1-2に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM2-1のうち、母親不変情報DMI2-1は、母親U1-2により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM2-1は、母親U1-2により可変し得る情報である。
具体的には、母親情報DM2-1のうち母親履歴書情報DMIB2-1として、「サービス接客職種 2年」、「資格なし」、「正規雇用経験なし」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-1のうち母親企業入力情報DMIC2-1には、「KS入社」の情報が格納されている。
ここで、「KS」とは、上述のママスクエアの説明における、キッズスタッフKSである。即ち、母親U1-2は、本サービスに登録した当初、キッズスタッフKSとして採用されている。サービス提供者Mは、母親履歴書情報DMIBや母親の働き方の希望に基づいて、母親U1-2の役職や待遇を決定させることができる。
また、母親情報DM2-1のうち母親ベース情報DMMB2-1には、「週2~3、4時間勤務希望」及び「ヘルプ対応可」の情報が格納されている。ここで、ヘルプ対応可とは、他の従業員(例えば他のキッズスタッフ)が急な欠勤等をすることになった場合において、代わってシフトに入ることである。また、他の事業所(例えば、他の場所にあるママスクエア)の他の従業員が急な欠勤をすることになった場合において、代わってシフトに入ることも同様である。
また、母親情報DM2-1のうち母親キャリア形成情報DMMC2-1には、「キャリア形成特になし」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-1のうち母親思考性情報DMMT2-1には、「バランスタイプ」の情報が格納されている。
ここで、「バランスタイプ」とは、いわゆるフルタイムである程度長時間働くのではなく、子育て等の私生活の時間と労働時間とのバランスをはかった働き方のタイプである。即ち例えば、母親ベース情報DMMB2-1や母親キャリア形成情報DMMC2-1によれば、母親U1-2は、労働時間をある程度限定し、キャリア形成の目標がこの時点においてあまりないということがわかる。即ち例えば、母親思考性情報取得部143は、これらの情報に基づき、母親思考性情報DMMT2-1として、「バランスタイプ」を取得することができる。
次に、子供が「2歳」になった母親U1-2は、「子供が保育園に入れたからもっと仕事を頑張りたい」と望んでいるものとする。
また、母親U1-2は、「ママスクエアへの勤務のおかげで子供が保育園に受かった」「さらに保育系の資格も取得してみたい」と望んでいるものとする。
母親情報DM2-2は、本サービスの利用を継続する段階(2つめの段階)における、子供が「2歳」になった母親U1-2に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM2-2のうち、母親不変情報DMI2-2は、母親U1-2により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM2-2は、母親U1-2により可変し得る情報である。
図23の説明において、母親情報DMが空欄であることは、ひとつ前の母親情報と同一の情報が格納されていることを示す。即ち、母親情報DM2-2の母親履歴書情報DMIB2-2と母親思考性情報DMMT2-2との夫々は、母親情報DM2-1の母親履歴書情報DMIB2-1と母親思考性情報DMMT2-1との夫々と同一である。
即ち、母親不変情報DMI2-2は、母親により変化されていない。一方、母親可変情報DMM2-2は、母親により変化している項目を有する。以下、母親情報DM2-2における変化されている点について述べる。
また、母親情報DM2-2のうち母親企業入力情報DMIC2-2には、「2週に1回ヘルプ対応」、及び「KS研修担当者抜擢」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-2のうち母親ベース情報DMMB2-2には、「週4 フルタイム勤務」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-2のうち母親キャリア形成情報DMMC2-2には、「保育士資格取得チャレンジ中」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM2-2を構成する各種情報は、母親U1-2のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、企業担当者U2やサービス提供者Mの入力に基づき、母親企業入力情報DMIC2-2が更新され、母親U1-2の入力に基づき、母親ベース情報DMMB2-2及び母親キャリア形成情報DMMC2-2が更新されている。
次に、子供が「5歳」になった母親U1-2は、「もっと色々な勉強がしたい」、「いろいろな現場を見てみたい」と望んでいるものとする。
また、母親U1-2は、「保育士の勉強をしているうちにもっとたくさんの知識を身に着けたいと思うようになった」、「ママスクエア以外の現場も見てみたい」と望んでいるものとする。
母親情報DM2-3は、本サービスの利用を継続する段階(3つめの段階)における、子供が「5歳」になった母親U1-2に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM2-3のうち、母親不変情報DMI2-3は、母親U1-2により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM2-3は、母親U1-2により可変し得る情報である。
母親情報DM2-3において、空欄となっている母親情報DM2-3の母親履歴書情報DMIB2-3と母親ベース情報DMMB2-3と母親思考性情報DMMT2-3との夫々は、母親情報DM2-2における夫々の情報と同一である。
即ち、母親不変情報DMI2-3は、母親により変化されていない。一方、母親可変情報DMM2-3は、母親により変化している項目を有する。以下、母親情報DM2-3における変化されている点について述べる。
また、母親情報DM2-3のうち母親ベース情報DMMB2-3には、「週5フルタイム勤務可能」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-3のうち母親企業入力情報DMIC2-3には、「ヘルプに協力的」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-3のうち母親キャリア形成情報DMMC2-3には、母親キャリア形成情報DMMC1-2で追加された情報に代わって、「もっと知識をつけたい」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM2-3を構成する各種情報は、母親U1-2のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、企業担当者U2やサービス提供者Mの入力に基づき、母親企業入力情報DMIC2-2が更新され、母親U1-2の入力に基づき、母親ベース情報DMMB2-2及び母親キャリア形成情報DMMC2-3が更新されている。
なお、詳細は後述するが、マッチングシステムSYS3を利用することで、母親U1-2は、以下のような支援を受けることができる。
また、母親情報DM2-3の右側には、マッチングシステムSYS3の結果として、「「経験を積みたい」というスタッフの意向から通常の保育施設ではなく「院内保育」をマッチング」された結果が記載されている。
即ち、マッチングシステムSYS3は、上述のような図23に示す母親不変情報DMI2-3、母親可変情報DMM2-3を含む各種情報に基づき、母親U1-2は、他の事業所で業務を行うことが本人の希望と一致し、力を発揮できると判定した。
ここで、更に、図23には企業が求む人財の例が記載されている。具体的には、「ホスタピリティーのある方」、「保育士・教員免許保有者優遇」、「職種:保育士・補助スタッフ」、「勤務地:院内保育所」、「勤務形態:週4(土日祝勤務有)」と記載されている。即ち、マッチングシステムSYS3は、複数の企業により求められる人財の情報を記憶しており、母親U1-2に向いた仕事として、図23に示す上述の仕事をマッチングした。
次に、子供が「中学生・高校生・大学生」を卒業・修了し、親の介護が必要になった母親U1-2は、「親の介護もあるからやっぱりママスクエアで働きたい」と望んでいるものとする。
また、母親U1-2は、「親の介護もあるしやっぱりママスクエアで働きたい」、「他者で得たノウハウをママスクへ展開していき、キッズスタッフKSの充実に貢献したい」と望んでいるものとする。
母親情報DM2-4は、本サービスの利用を継続する段階(4つめの段階)における、子供が「中学生・高校生・大学生」を卒業した後の母親U1-2に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM2-4のうち、母親不変情報DMI2-4は、母親U1-2により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM2-4は、母親U1-1により可変し得る情報である。
母親情報DM2-4において、空欄となっている母親情報DM2-4の母親履歴書情報DMIB2-4と母親会社入力情報DMIB2-4との夫々は、母親情報DM2-3における夫々の情報と同一である。即ち、母親情報DM1-2の母親履歴書情報DMIB2-4と母親思考性情報DMMT2-4の夫々は、母親情報DM1-2の母親履歴書情報DMIB2-3と母親思考性情報DMMT2-3との夫々と同一である。
即ち、母親不変情報DMI2-4は、母親により変化されていない。一方、母親可変情報DMM2-4は、母親により変化している項目を有する。以下、母親情報DM2-4における変化されている点について述べる。
また、母親情報DM2-4のうち母親ベース情報DMMB2-4には、「週5フルタイム勤務可能」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-4のうち母親キャリア形成情報DMMC2-4には、「保育士資格取得」、「管理職を目指したい」の情報が格納されている。
また、母親情報DM2-4のうち母親思考性情報DMMT2-4には、「バリキャリよりのバランスタイプ」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM2-4を構成する各種情報は、母親U1-2のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、母親U1-2の入力に基づき、母親ベース情報DMMB2-2、母親キャリア形成情報DMMC2-2、及び母親キャリア形成情報DMMC2-3が更新されている。
上述をまとめると、マッチングシステムSYS3は、ユーザである母親U1-2の「もっと知識をつけたい」や「ほかの現場を見てみたい」という希望に基づいて、マッチングをすることができる。更に言えば、マッチングした他の事業所(例えば、院内保育所)での経験に基づいて、母親思考性情報DMMT2-4を更新することができる。また、マッチングシステムSYS3は、母親U1-2が、ママスクエアで再度働くことが可能なようにすることができる。このようにマッチングシステムSYS3は、母親情報DM2-3や母親情報2-4に基づき、企業の求む人財とマッチングすることにより、適切なキャリア形成に資する資格取得の提案をすることができる。
以上、図23を用いて、マッチングシステムSYS3を利用する母親U1である鈴木さんのマッチングの例を説明した。
以下、図24を用いて、マッチングシステムSYS3を利用する母親U1である佐藤さんのマッチングの例を説明する。
図24は、図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用する母親の、ライフスタイルとともに変化する母親情報の一例のうち、図9及び図23とは異なる例を示す図である。
図24の例は、母親U1-3(佐藤さん)が図3に示した本サービスの各種支援の夫々を利用した場合において、母親U1-3の母親情報DM3がライフスタイルの変化とともに変わる例を示している。ここで、図24において、母親U1-3の母親情報DM3は、3つの段階の夫々における母親情報DM3-1乃至DM3-3として示されている。
なお、母親不変情報DMI3-1乃至DMI3-1の夫々に含まれる母親履歴書情報DMIB3-1乃至DMIB3-3、及び母親企業入力情報DMIC3-1乃至DMIC3-3の夫々は、図8の説明と同様の構成である。同様に、母親可変情報DMM3-1乃至DMM3-3の夫々に含まれる母親ベース情報DMMB3-1乃至DMMB3-3、母親キャリア形成情報DMMC3-1乃至DMMC3-3、及び母親思考性情報DMIT3-1乃至DMIT3-3の夫々は、図8の説明と同様の構成である。以下、図示はしないが、図24の説明において、各種情報には上述の符号を付して説明する。
具体的には例えば、「1歳」の子供を持つ母親U1-3は、「コールセンター経験を活かせる」、「子供を優先しながら家計の足しになるよう働ける」といった気持ちや要望があり、上述のママスクエアにおけるいわゆるデスクワークを含む仕事を担当するユーザとしてママスクエアに登録したいものとする。
また、母親U1-3は、「家庭を優先しても働きやすいママスクエアで無理なく働きたい」、「仕事も大事だけど、家族が第1優先」、「でも、管理職もかっこよいので、なれるならなってみたい」と望んでいるものとする。
母親情報DM3-1は、本サービスの利用を開始する段階(1つめの段階)における母親U1-3に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM3-1のうち、母親不変情報DMI3-1は、母親U1-3により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM3-1は、母親U1-3により可変し得る情報である。
具体的には、母親情報DM3-1のうち母親履歴書情報DMIB3-1として、「コールセンター職種 5年」、「資格なし」、「正規雇用経験なし」の情報が格納されている。
また、母親情報DM3-1のうち母親企業入力情報DMIC3-1には、「OP入社」の情報が格納されている。
ここで、「OP」とは、オペレーターの役職である。即ち、母親U1-3は、コールセンター経験を活かし、電話オペレーターに採用されている。サービス提供者Mは、母親履歴書情報DMIBに基づいて、母親U1-3の役職や待遇を決定させることができる。
また、母親情報DM3-1のうち母親ベース情報DMMB3-1には、「週3~4 6時間勤務希望」及び「キッズルーム利用なし(幼稚園)」の情報が格納されている。
また、母親情報DM3-1のうち母親キャリア形成情報DMMC3-1には、「管理者志望」の情報が格納されている。
また、母親情報DM3-1のうち母親思考性情報DMMT3-1には、「家庭優先タイプ」の情報が格納されている。
ここで、「家庭優先タイプ」とは、仕事と比較して家庭を第1優先とするタイプの意味である。即ち、母親思考性情報取得部143は、母親U1-3の希望の情報に基づき、母親思考性情報DMMT3-1を取得することができる。
次に、子供が「4歳」になった母親U1-3は、「もっと給料を上げたい」と望んでいるものとする。
また、母親U1-3は、「成績はいつも良いのでインセンティブがもらえる仕事をしたい」「可能なら他の会社でもやっていきたい」と望んでいるものとする。
母親情報DM3-2は、本サービスの利用を継続する段階(2つめの段階)における、子供が「4歳」になった母親U1-3に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM3-2のうち、母親不変情報DMI3-2は、母親U1-3により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM3-2は、母親U1-3により可変し得る情報である。
図24の説明において、母親情報DMが空欄であることは、ひとつ前の母親情報と同一の情報が格納されていることを示す。即ち、母親情報DM3-2の母親履歴書情報DMIB3-2と母親思考性情報DMMT3-2との夫々は、母親情報DM3-1の母親履歴書情報DMIB3-1と母親思考性情報DMMT3-1との夫々と同一である。
即ち、母親不変情報DMI3-2は、母親により変化されていない。一方、母親可変情報DMM3-2は、母親により変化している項目を有する。以下、母親情報DM3-2における変化されている点について述べる。
また、母親情報DM3-2のうち母親企業入力情報DMIC3-2には、「KPIは常にTOP」、及び「子供起因の休み多」の情報が格納されている。
また、母親情報DM3-2のうち母親ベース情報DMMB3-2には、「週5フルタイム勤務可能」の情報が格納されている。
また、母親情報DM3-2のうち母親キャリア形成情報DMMC3-2には、「勤務可能エリア1時間以内」、及び「時給¥〇〇〇〇以上」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM3-2を構成する各種情報は、母親U1-3のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、企業担当者U2やサービス提供者Mの入力に基づき、母親企業入力情報DMIC3-2が更新され、母親U1-3の入力に基づき、母親ベース情報DMMB3-2及び母親キャリア形成情報DMMC3-2が更新されている。
また、マッチングシステムSYS3を利用することで、母親U1-3は、以下のような支援を受けることができる。
また、母親情報DM3-2の右側には、マッチングシステムSYS3の結果として、「両社条件面のみでマッチング、その後、派遣先での評価を基に本人希望職以外の会社を再マッチング(勤怠状況・業務成績・ウェット面等)」とされた結果が記載されている。
即ち、マッチングシステムSYS3は、上述のような図24に示す母親不変情報DMI3-2、母親可変情報DMM3-2を含む各種情報に基づき、母親U1-3は、能力と給料が直結したマッチングを行い、評価を繰り返すことでよいマッチングになると判定した。
次に、マッチングシステムSYS3を利用して仕事に継続的に取り組んだ母親U1-3は、「数回派遣先を変え最終的に自分のやりたい仕事と出会えて幸せ」と考えているものとする。
具体的には例えば、母親U1-3は、「仕事=お金と思っていたけれど色々な派遣先の会社で経験を積んで自分のやりたいことを見つけられた」、「今では仕事=生きがいであって、家族以外のやりがい、生きがいができた」と考えているものとする。
母親情報DM3-3は、本サービスの利用を継続する段階(3つめの段階)における、マッチングシステムSYS3を繰り返し利用した母親U1-3に関する母親情報DMの内容である。ここで、母親情報DM3-3のうち、母親不変情報DMI3-3は、母親U1-3により可変し得ない情報であり、母親可変情報DMM3-3は、母親U1-3により可変し得る情報である。
母親情報DM3-3において、空欄となっている母親情報DM3-3の母親履歴書情報DMIB3-3と母親ベース情報DMMB3-3との夫々は、母親情報DM3-2における夫々の情報と同一である。
即ち、母親不変情報DMI3-3は、母親により変化されていない。一方、母親可変情報DMM3-3は、母親により変化している項目を有する。以下、母親情報DM3-3における変化されている点について述べる。
母親情報DM3-3のうち母親キャリア形成情報DMMC3-3には、母親キャリア形成情報DMMC3-2で追加された情報に代わって、「簿記2級取得の為勉強中」「経理事務の正社員採用を目指したい」の情報が格納されている。
また、母親情報DM3-3のうち母親思考性情報DMMT3-3には、母親思考性情報DMMT3-1の情報に代わって、「バランスタイプ」の情報が格納されている。
このように、母親情報DM3-3を構成する各種情報は、母親U1-3のライフスタイルの変化等に合わせて、更新されて格納される。即ち、この例では、母親U1-3の入力に基づき、母親キャリア形成情報DMMC3-3及び母親思考性情報DMMT3-3が更新されている。
更に言えば、図23の例の母親U1-3は、マッチングシステムSYS3を利用することで、仕事を単に金銭的な意味合いではなく、やりがいとしてとらえ、キャリア形成を行うことができている。
図25は、図22の機能的構成を有するマッチングサーバにより実行される、母親に対する仕事のマッチング処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
ここで、マッチングシステムSYS3の「マッチング処理」とは、図22のマッチングサーバにより実行される、母親U1に対してマッチングを行って就労候補を決定する処理である。
母親U1によるマッチングを希望する旨を受け付けると、マッチング処理が開始されて、次のようなステップS31乃至S35の処理が実行される。
即ち、ステップS31において、母親不変情報取得部411は、母親U1の職における当該母親U1により可変し得ない情報(例えば、母親履歴書情報DMIB及び母親企業入力情報DMIC)を、母親不変情報DMIとして取得する。
ステップS32において、母親可変情報取得部412は、母親U1の職における母親U1により可変し得る情報(例えば、母親ベース情報DMMB、母親キャリア形成情報DMMC、及び母親思考性情報DMMT)を、母親可変情報DMMとして取得する。
ステップS33において、子供情報取得部413は、母親U1の子供に関する情報(例えば、子供不変情報DKI、及び子供可変情報DKM)を、子供情報DKとして取得する。
ステップS34において、雇用希望情報取得部414は、1以上の組織において、企業担当者U2が雇用を希望する者に関する情報を、雇用希望情報として取得する。
ステップS35において、就労候補決定部415は、ステップS31で取得された母親不変情報DMI、ステップS32で取得された母親可変情報DMM、ステップS33で取得された子供情報DK、及びステップS34で取得された雇用希望情報に基づいて、母親の就労先の候補となる組織を決定する。
これにより、マッチング処理は終了する。
以上、図20乃至図25を用いて、マッチングシステムSYS3について説明した。
以上、本発明の実施形態の夫々について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述のママスクDBシステムSYS1の説明において、ママスクDB2は、母親情報DM及び子供情報DKを紐づけて格納するものとして説明したが、更に以下のような構成であってよい。
図26は、図2のママスクDBシステムにより管理される母親の種別の夫々と、ママスクDBを構成する情報量の夫々との関係性の一例を説明する図である。
図26には、「システム対象範囲/情報量」の記載がある。即ち、ママスクDB2に格納されるデータベースシステムの対象となる母親の範囲は、登録の形態によりいくつかの範囲が存在する。即ち、図26に示す、「ママスクエア応援ママ」、「ママスクエア応募者ママ」、「直雇用ママ」、及び「派遣雇用ママ」である。
「ママスクエア応援ママ」とは、本サービスを応援する母親であって、本サービスに関する情報を能動的に取得するものの、実際に応募(参加)はしていない母親である。具体的には例えば、資料請求やメールマガジンの登録、アンケートへの回答など、多少の個人情報等を含む情報を提供した母親が、ママスクエア応援ママに含まれる。
「ママスクエア応募者ママ」とは、本サービスに参加することを希望する母親であって、本サービスのユーザとなるための申し込み等を行った母親である。即ち、ママスクエア応募者ママは、ママスクエア応援ママと比較して多くの情報をサービス提供者Mに提供している。具体的には例えば、履歴書や希望する雇用形態などの情報を提供した母親が、ママスクエア応募者ママに含まれる。また例えば、ママスクエアに応募して不採用になった母親たちも応募者ママに含まれる。
「直雇用ママ」とは、実際にママスクエアでワークスタッフWSやキッズスタッフKS等として働く(働いたことがある)母親である。即ち、直雇用ママは、ママスクエア応募者ママと比較して多くの情報をサービス提供者Mに提供している。
「派遣雇用ママ」とは、実際にマッチングシステムSYS3等を利用して派遣先において働く(働いたことがある)母親である。即ち、派遣雇用ママは、ママスクエア応募者ママと比較して多くの情報をサービス提供者Mに提供している。
上述をまとめると、図26に示すように、ママスクDB2に含まれるDB情報量は、ママスクエア応援ママと比較してママスクエア応募者ママが多い。また、ママスクDB2に含まれるDB情報量は、ママスクエア応募者ママと比較して直雇用ママ及び派遣雇用ママが多い。
また、図26に示すように、ママスクDB2は、2つのDBを包含して蓄積されていてよい。即ち、ママスクDB2は、ママスクエア応援ママ及びママスクエア応募者ママの情報を格納したママスクメイトDBと、直雇用ママ及び派遣雇用ママの情報を格納した従業員DBとを含んでよい。
また、例えば、マルチ派遣システムの提供に用いられる情報とママスクDB拡張システムの提供に用いられる情報とがママスクDB2に合わせて格納(蓄積)されることにより、以下に説明するマルチ派遣システム及びママスクDB拡張システムが提供されてもよい。
ここで、詳細については後述するが、マルチ派遣システムとは、母親U1がショッピングモールUに出店されているテナント店において働くことを支援するマルチ派遣サービスの提供に係るシステムである。
また、詳細については後述するが、ママスクDB拡張システムとは、ママスクDB2を拡張したサービスであって、各種データベースに格納された情報に基づいて後述するママ等を支援するサービスの提供に係るシステムである。
そこで以下、図27乃至図30を用いてママスクDB2を用いたマルチ派遣システムについて、また、図31乃至57を用いてママスクDB2を用いたママスクDB拡張システムについて説明する。
マルチ派遣システムは、以下に説明するマルチ派遣サービスを提供するためのシステムである。サービス提供者Mは、マルチ派遣サービスにより、母親U1がショッピングモールに出店しているテナント店において働くことを支援することができる。具体的には、サービス提供者Mは、図26を用いて説明した直雇用ママや派遣雇用ママを、ショッピングモールに出店しているテナント店を紹介等することで就業させることができる。
以下、このようなマルチ派遣システムにより提供されるマルチ派遣サービスの概要について説明する。
従来、テナント店等の店舗で働く又は働こうとしている母親U1は、各種店舗のうち、自身に適性がある店舗で働きたいという要望があった。即ち、ショッピングモールに出店しているテナント店には、飲食店や小売店(アパレル店や家電量販店等)の各種店舗が存在する。しかしながら、母親U1は、各種店舗の夫々で実際に働いてみるまで自身の適性を把握することは困難であった。
一方で、ショッピングモールに出店しているテナント店は、安定的(人員が不足しないよう)に従業員を雇用したいと要望していた。また例えば、テナント店は、繁閑の波に合わせて雇用を調整することで、費用を削減したいという要望もしていた。しかしながら、テナント店が繁閑の波に合わせた雇用を行うと、雇用者にとっては不安定な(解雇されたり、シフトが増減したりする)な状態となってしまっていた。
このような状況の中、従来、テナント店は、従業員を直接雇用して営業する。これにより、人材派遣会社等を利用するよりも人件費を圧縮することができる。しかしながら、テナント店は、直接雇用の従業員に不足が出る場合、人材派遣会社等を介して紹介された者(人材紹介スタッフ)を雇用したり、派遣された者(派遣スタッフ)を活用したりする。即ち、テナント店は、直接雇用できなかった分の従業員を確保するため、人材派遣会社等を利用するが、その結果、人件費がかさんでしまっていた。
更に言えば、ショッピングモール内のテナント店の従業員については、人材派遣会社においても人気が低い。その結果、テナント店は、人材派遣会社と派遣スタッフの人数の確約をするものの、人材派遣会社により派遣スタッフが確保されず、実際に送りこまれた人員が流動的であったり(変動したり)、確約したはずの人数が用意されないことが発生していた。またショッピングモール内のテナント店における離職率は、一般の職種よりも高い。その結果、テナント店が従業員の直接雇用をしても、離職が多く安定的に雇用できなかった。即ち、業務に慣れた人材を安定的に雇用・活用し続けることは、難しかった。
その結果、近年の飲食・小売り業界における、直接雇用の求人倍率や採用費は過去最高水準となっている。また、ショッピングモール内のテナント店の直接雇用の従業員は慢性的に不足していた。また、従業員の慢性的な不足は、新規の出店(新規のショッピングモールへの新規テナントの出店や、既存のショッピングモールへの新規テナント店の出店)の大きな足かせとなっていた。
マルチ派遣システムにより提供されるマルチ派遣サービスは、上述のような母親U1の要望と、テナント店の要望を満たし、ショッピングモールを運営するデベロッパやショッピングモールの利用者をも含む関係者の利便性を向上させるサービスである。
マルチ派遣サービスは、テナント店の夫々に対して提供されるのではなく、対象となるショッピングモールに出店している全部又は一部の複数のテナント店に対して提供されるサービスである。
サービス提供者Mは、母親U1に、マルチ派遣サービスの対象となるショッピングモールに出店しているテナント店を紹介する。この時、サービス提供者Mは、後述するマルチ派遣システムにより管理された母親U1の適性等を母親U1に提示したり、紹介先となるテナント店を選定したりすることができる。その結果、母親U1の「各種店舗のうち自身に適性がある店舗で働きたい」という要望が満たされる。
また、この時、サービス提供者Mは、ショッピングモールに出店しているテナント店の夫々に横断的に母親U1を紹介することができる。即ち例えば、あるテナント店で働いたことがある母親U1を、他のテナント店で就労させることができる。即ち例えば、サービス提供者Mは、ショッピングモール内で従業員が足りないテナント店/繁閑の波が大きいテナント店に対して、従業員となり得る母親U1をアサイン(人材の紹介や派遣)することができる。その結果、テナント店の「安定的に従業員を雇用したい/繁閑の波に合わせて人員を活用したい」という要望が満たされる。
更には、図30を用いて説明するが、ショッピングモールに出店しているテナント店としてシフト管理システムSYS2の説明において詳述したママスクエアが採用されることにより、乳幼児期の子供を持つ母親U1は、当該ショッピングモールで働きやすくなる。
以上、マルチ派遣システムにより提供されるマルチ派遣サービスの概要について説明した。
以下、マルチ派遣サービスを提供するマルチ派遣システムの構成等について説明する。
図27は、図5のママスクDBシステムを用いたマルチ派遣システムのより詳細なシステム構成図である。
マルチ派遣システムSYS4は、図27に示すように、ママスクDB2と、管理者端末5と、母親端末6-1乃至6-nと、企業端末7-1乃至7-mと、マルチ派遣管理サーバ8とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
以下、図28に示すマルチ派遣管理サーバ8の機能的構成について説明する。具体的には、図29に示すマルチ派遣管理サーバ8で管理される各種情報とサービスの流れの例を用いて、マルチ派遣管理サーバ8の機能的構成について説明する。
図28は、図27の情報処理システムの構成のうち、マルチ派遣システムに係る機能的構成を示す図である。
なお、マルチ派遣システムSYS4において、企業端末7は、複数のショッピングモールを運営するデベロッパの企業端末7(以下、「デベロッパ端末7-D」と呼ぶ)と、テナント店の企業端末7(以下、「テナント店端末7-T」と呼ぶ)とに分類される。
図28の説明において、説明の簡単のため、母親端末6、デベロッパ端末7-D及びテナント店端末7-Tの夫々は、1台ずつであるものとして説明する。
図29は、図28のマルチ派遣管理サーバにより提供されるマルチ派遣サービスにおける、流れと各種情報の例を示す図である。
図29に示すように、マルチ派遣システムSYS4は、ステップST11乃至ST13に示す流れで情報処理される。この流れに沿って説明する。
CPU81においては、マルチ派遣サービスに係る処理の実行が制御される場合、管理者評価取得部811と、デベロッパ評価取得部812と、テナント店評価取得部813と、評価統合部814と、特性提示部815と、希望取得部816、シフト先推薦部817とが機能する。
まずマルチ派遣システムSYS4は、図29のステップST11に示すように、各種評価を取得し、統合して管理する。
管理者評価取得部811は、管理者端末5を介して、サービス提供者Mからの評価を取得する。
ここで、サービス提供者Mからの評価とは、図29のステップST1に示す、基礎的評価に含まれる評価である。即ち例えば、サービス提供者Mからの評価には、勤怠/プロセス/成果/人材育成といった項目の評価が含まれる。
具体的には例えば、サービス提供者Mからの評価における勤怠の項目には、特定のショッピングモールやデベロッパ、テナント店に限定されない、管理者Mからの横断的な母親U1の勤怠に関する評価が、含まれる。
デベロッパ評価取得部812は、デベロッパ端末7-Dを介して、ショッピングモールを運営するデベロッパからの評価を取得する。
ここで、デベロッパからの評価とは、図29のステップST11に示す、図29のステップST1に示す、基礎的評価に含まれる評価であって、デベロッパ独自の評価軸に基づく評価である。即ち例えば、デベロッパからの評価には、ショッピングモールにおけるルールへの習熟度や身だしなみ/仕事に対する姿勢/成果といった項目の評価が含まれる。なお、デベロッパからの評価はデベロッパ独自の評価軸に基づくため、複数のデベロッパの夫々により、異なる評価の夫々が採用されてもよい。即ち、マルチ派遣システムSYS4は、異なるデベロッパの夫々からの評価の夫々を管理することができる。
具体的には例えば、デベロッパからの評価に含まれ得るショッピングモールの項目には、特定のショッピングモールで遵守すべきルールを母親U1が習得しているかについての評価が含まれる。即ち例えば、特定のショッピングモールで遵守すべきルールとして、ショッピングモールにおける廃棄物の処理場所や処理時間帯等のルールが存在する。このように、マルチ派遣サービスの対象となるショッピングモールのテナント店で働いたことのある母親U1は、当該ショッピングモールの他のテナント店で働く際に守るべきルールへの習熟度が高いことがある。また、このようなショッピングモールにおけるルールは、同一のデベロッパにより運営される複数のショッピングモールで共通なことがある。従って、母親U1のデベロッパからの評価が高い場合、その母親U1は、当該デベロッパにより運営されている他のショッピングモールや当該ショッピングモールに出店しているテナント店働く適性が高いと言える。
テナント店評価取得部813は、テナント店端末7-Tを介して、前記ショッピングモールのテナント店からの評価を取得する。
ここで、テナント店からの評価とは、図29のステップST11に示す、個別評価に含まれる評価であって、テナント独自の評価軸に基づく評価である。即ち例えば、テナント店からの評価には、接客技術や商品知識/ドレスコードの順守/成果といった項目の評価が含まれる。なお、デベロッパからの評価はテナント独自の評価軸に基づくため、複数のテナント店の夫々により、異なる評価の夫々が採用されてもよい。即ち、マルチ派遣システムSYS4は、異なるテナント店の夫々からの評価の夫々を管理することができる。
具体的には例えば、テナント店は、物販/飲食/サービス/アミューズメント等の分野に分類される。また例えば、物販のテナント店は、アパレル/ドラッグストア・化粧品/家電量販店/書店/生鮮食品スーパー/キッチン用品等、扱う商品により分類される。更に言えば、扱う商品が同じテナント店であっても、違うブランド(店名)のテナント店も存在する。テナント店からの評価は、例えば、ある所定のブランド(店名)のテナント店の夫々からの評価である。
具体的には例えば、所定のブランド(店名)のアパレルのテナント店からの評価における接客技術の項目には、ファッションセンスに基づいてお客様に提案するといった接客技術を母親U1が習得しているかに関する評価が含まれる。ファッションセンスに基づいてお客様に提案するといった接客技術を習得している母親U1は、アパレルのテナント店のうち、他のブランド(店名)のアパレルのテナント店においても働くのに向いていると言える。
なお、テナント店からの評価には、上述したテナント店の分野の夫々や扱う商品による分類等の夫々による評価が採用されてもよい。
評価統合部814は、管理者評価取得部811により取得されたサービス提供者Mからの評価と、デベロッパ評価取得部812から取得されたデベロッパからの評価と、テナント店評価取得部813から取得したテナント店からの評価を統合して管理する。評価統合部814は、統合された評価をママスクDB2に格納して管理する。
上述したように、サービス提供者Mからの評価と、デベロッパからの評価と、テナント店からの評価は、図29のステップST11に示す、基礎的評価及び個別評価に含まれる。評価統合部814は、サービス提供者Mからの評価と、デベロッパからの評価と、テナント店からの評価とを統合し、母親不変情報DMIとしてママスクDB2に格納して管理する。
次にマルチ派遣システムSYS4は、図29のステップST12に示すようにステップST11において統合された各種評価に基づいて、母親U1の特性を提示する。
特性提示部815は、評価統合部814により統合されて管理された評価に基づいた母親U1の特性を提示する。
即ち、特性提示部815は、ママスクDB2に格納された、母親不変情報DMIに含まれる、サービス提供者Mからの評価と、デベロッパからの評価と、テナント店からの評価とに基づいた母親U1の特性を、母親端末6を介して母親U1に提示する。
具体的には例えば、図29のステップST12に示すように、レーダーチャート等で特性を表示することで、母親U1に母親U1自身の特性を提示する。
図29のレーダーチャートには、物販/飲食/サービス/勤怠/成果の項目が表示されている。図29のレーダーチャートの物販の項目は、他の項目と比較して高い値を示している。即ち、図29のレーダーチャートを提示された母親U1は、母親U1自身にとって物販のテナント店で働く適性が高い旨を把握することができる。
なお、図29のレーダーチャートの項目や項目の数は上述のものに限定されず、例えば、物販/飲食/サービス/アミューズメント/勤怠/成果/プロセス/人材育成の項目が表示されてもよい。即ち、母親U1に提示されるレーダーチャートには、母親U1自身にとって適性が高いテナント店の種類(物販/飲食/サービス/アミューズメント)や、母親U1自身が有する適性(勤怠/成果/プロセス/人材育成)が表示されてよい。
次にマルチ派遣システムSYS4は、図29のステップST13に示すようにステップST12において提示された母親U1の特性に基づいて、母親U1の夫々にあった職場をアサイン(人材の紹介や派遣等)する。
希望取得部816は、母親端末6を介して、母親U1の雇用先に関する希望の情報を取得する。
具体的には例えば、母親U1は、提示された母親U1自身の特性に基づいて、雇用先に関する希望の情報を母親端末6に入力する。そして、希望取得部816は、母親端末6に入力された母親U1の雇用先に関する希望の情報を取得する。
例えば、母親U1は、ステップST12において提示されたレーダーチャートに基づいて、雇用先として飲食の分野のテナント店ではなく、自身が向いている物販のテナント店で働きたいという希望を入力する。その結果、希望取得部816は、母親U1により入力された物販のテナント店で働きたいという希望の情報を取得する。
シフト先推薦部817は、評価統合部814により統合された評価、及び希望取得部816により取得された母親U1の雇用先に関する希望に基づいて、母親U1にシフト先のテナント店を推薦する。
具体的には例えば、シフト先推薦部817は、評価統合部814により統合された評価に基づいて、母親U1にシフト先のテナント店を推薦する。即ち例えば、シフト先推薦部817は、物販の分野のテナント店で働くことに適性のある母親U1に、物販の分野の職場(テナント店)を推薦することで、アサイン(人材の紹介や派遣等)する。また例えば、シフト先推薦部817は、評価統合部814により統合された評価に基づいて、母親U1にシフト先のテナント店を推薦する場合において、物販の分野の職場(テナント店)及び飲食の分野の職場(テナント店)の両方を推薦し得る場合、母親U1の雇用先に関する希望に基づいて、職場(テナント店)を推薦することで、アサイン(人材の紹介や派遣等)する。
このように、マルチ派遣システムSYS4は、サービス提供者Mからの評価という、特定のショッピングモールやデベロッパ、テナント店に限定されない横断的な母親U1の評価に基づいて、シフト先を推薦することができる。
また例えば、マルチ派遣システムSYS4は、デベロッパからの評価という、対象のショッピングモールで遵守すべきルールを習得しているか否かに基づいて、シフト先を推薦することができる。
また例えば、マルチ派遣システムSYS4は、テナント店からの評価という、特定のテナント店やそのテナント店の分野において必要な事項を習得しているか否かに基づいて、シフト先を推薦することができる。また例えば、マルチ派遣システムSYS4は、母親U1自身による雇用先に関する希望の情報に基づいて、シフト先を推薦することができる。
なお、上述のマルチ派遣システムSYS4により管理される情報、即ち、サービス提供者Mからの評価やデベロッパからの評価、テナント店からの評価の情報は、ママスクDB2により管理されてもよい。
即ち、サービス提供者Mからの評価は、母親U1に関する情報のうち、その母親U1の意思や思考によって変化をし得ない客観的な情報である。即ち、サービス提供者Mからの情報は、母親不変情報DMIに含まれる。
また、デベロッパからの評価は、母親U1に関する情報のうち、その母親U1の意思や思考によって変化をし得ない客観的な情報である。即ち、デベロッパからの情報は、母親不変情報DMIに含まれる。
また、テナント店からの評価は、母親U1に関する情報のうち、その母親U1の意思や思考によって変化をし得ない客観的な情報である。即ち、テナント店からの情報は、母親不変情報DMIに含まれる。
また、母親U1の雇用先に関する希望の情報は、母親U1に関する情報のうち、母親U1の職における当該母親U1により可変し得る情報である。即ち、雇用先に関する希望の情報は、母親可変情報DMMに含まれる。
このように、マルチ派遣システムSYS4により管理される情報の一部又は全部は、ママスクDB2に格納されてもよく、ママスクDB2に関連付けてママスクDB2とは異なるデータベースに格納されてもよい。
以上、マルチ派遣サービスを提供するマルチ派遣システムSYS4の構成等について説明した。
次に、図30を用いて、上述のマルチ派遣システムSYS4を用いることで、奏することが可能となる効果等について、説明する。
図30は、図29に示す機能的構成を有するマルチ派遣システムにより提供されるマルチ派遣サービスにより実現される未来の一例を示す図である。
図30の左側には、新規のテナント店T1,T2が図示されている。
新規のテナント店T1の経営者等は、「出店するのならば、人材確保に対して打ち手が講じられているモールが良いな。」考えている。即ち、新規のテナント店T1は、マルチ派遣サービスを利用することにより、当該テナント店T1での就労に向いている母親U1をアサイン(人材の紹介や派遣等)してもらうことができる。そこで、新規のテナント店T1は、マルチ派遣サービスを利用可能な後述するショッピングモールSM-Cへの出店を希望する。
また、新規のテナント店T2の経営者等は、「出店したいけど、人材確保が不安 安定して出店できる環境がいいな。」と考えている。即ち、新規のテナント店T2は、マルチ派遣サービスを利用することにより、ショッピングモールに出店している他のテナント店で働いたことのある母親U1をアサイン(人材の紹介や派遣)してもらうことができる。その結果、安定的な人材確保や繁閑の波に合わせた人材の活用を行うことができる。そこで、新規のテナント店T1は、マルチ派遣サービスを利用可能な後述するショッピングモールSM-Cへの出店を希望する。
このように、マルチ派遣サービスは、新規のテナント店T1,T2に、マルチ派遣サービスを利用可能なショッピングモールへの出店を希望させることができる。
更に言えば、当該ショッピングモールへの出店を希望する新規のテナント店が増えるため、以下のようにショッピングモール全体の活気の向上をさせることが可能となる。
図30の中央には、ショッピングモールSM-A乃至SM-Cと、ショッピングモールSM-Cのテナント店T3乃至T7が図示されている。ここで、ショッピングモールSM-A,SM-Bは、マルチ派遣サービスを利用していないショッピングモールである。ショッピングモールSM-A,SM-Bの立場からのコメントとして、「人材が確保できないから新規テナントが誘致できない!集客ができない!」という文字列が図示されている。即ち、上述の通り、新規のテナント店は人材確保について不安なため、マルチ派遣サービスを利用していないショッピングモールSM-A,SM-Bは、新規テナントを誘致(出店)できないという悩みを有している。
一方で、マルチ派遣サービスを利用可能なショッピングモールSM-Cの各テナント店T3乃至T7において、マルチ派遣サービスにより派遣された母親U1が働いている。その結果、テナント店T3乃至T7は安定的に人材を確保することができる。これにより、ショッピングモールSM-Cには、新規のテナント店が、誘致(出店)される。
このように、テナント店T3乃至T7において安定的に人材が確保され、更にはショッピングモールSM-Cへの出店を希望する新規のテナント店(例えば、テナント店T1,T2)が増えるため、ショッピングモール全体の活気の向上をさせることが可能となる。
図30の中央右側には、母親U1として、派遣ママとママドライバーが図示されている。
ここで、派遣ママとは、マルチ派遣サービスを利用し、テナント店T3乃至T7等で働く母親U1である。また、ママドライバーとは、車を用いてショッピングモールの商品の配送を担当する母親U1である。
また、図30に示すテナント店T7は、上述した、シフト管理システムSYS2を用いたママスクエアである。即ち、上述したように、ママスクエアとは、乳幼児期の子供を持つ複数の母親U1を、いわゆるデスクワークを含む仕事を行う母親U1と、いわゆる見守り・保育を含む仕事を行う母親U1とに区分したうえで、同じスペースにある職場で働いてもらう、といった方法で行われる支援である。即ち、今回は「保育」のサービスを提供するテナントとして出店し支援を実施している。
即ち、サービス提供者Mは、上述したように、マルチ派遣サービスを利用しているショッピングモールSM-Cのテナント店として、ママスクエアを出店することにより、より派遣ママである母親U1が働きやすい環境を提供することができる。つまり、テナント店T3乃至T6等で働く母親U1は、ママスクエアに子供を預けることで、安心してテナントT3乃至T6等で働くことができるという効果を奏する。
また、ママドライバーである母親U1も、ママスクエアに子供を預けることにより、安心してママドライバーとしての仕事に従事することができる。
図30の右側には、消費者への効果が図示されている。
図30の左側には、上述のマルチ派遣サービスを利用できるショッピングモールSM-Cを利用する消費者SC-1,SC-2が図示されている。
図30に示す消費者SC-1は、「話題の新店があったり、お店のラインナップがいいから行きたいな!」と考えている。即ち、上述したように、マルチ派遣サービスを利用しているショッピングモールSM-Cには、新規のテナント店T1,T2等が出店する。その結果、消費者SC-1には、話題の新店があるショッピングモールSM-Cに行きたいという気持ちが、造成される。
また、消費者SC-2は、「女性が運んでくれるので、きめ細やかで丁寧なことがうれしいです。」と考えている。即ち、上述のようにマルチ派遣サービスを利用しているショッピングモールSM-Cには、車を用いてショッピングモールの商品の配送を担当する母親U1として、ママドライバーが働いている。そして、ママドライバーがショッピングモールSM-Cの商品を運んでくれるので、きめ細やかで丁寧な配送が実現する。その結果、消費者SC-2には、よりショッピングモールSM-Cを利用したいという気持ちが、造成される。
図30を用いて説明したように、ママスクDB2を用いたマルチ派遣システムSYS4は、新規のテナント店、ショッピングモール、派遣ママ、ママドライバー、及び消費者の夫々にメリットを発生させることができる。
以上、図27乃至図30を用いて、ママスクDB2を用いたマルチ派遣システムSYS4について説明した。
次に、以下、図31乃至図56を用いて、ママスクDB2を用いたママスクDB拡張システムと、当該ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスについて説明する。
ママスクDB拡張サービスとは、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB2を拡張したサービスであって、各種データベースに格納された情報に基づいて後述するママ等を支援するサービスである。
ママスクDB拡張システムには、乳幼児の育児や子育てを行っているママと、ママではない人と、企業と、管理者との各者が関係する。
ママスクDB拡張システムの対象となる母親U1は、「ママ」と「ママでない人」である。
ここで、「ママ」とは、現在進行的に育児や子育てを行っている女性である。即ち、子供等の面倒を見る必要に迫られた結果、フルタイムで働くことが困難であったり、フルタイムで働くためには何らかのケアが必要であったりする女性である。なお、ママが面倒を見る「子供等」は実子に限定されない。具体的には例えば、「子供等」は養子やその他親族の子供や要介護者等であれば、ママスクDB拡張システムの利用者は本サービスの恩恵を受けることができるが、以下の例では子供(実子)であるものとして説明する。
また「ママでない人」とは、例えば、プレママ及び未婚女子等のママの候補となる女性、及び卒ママ等の過去にママであった女性である。具体的には例えば、「卒ママ」とは、子供が既に独立していたり、手がかからない中学生以上に育っている女性である。また例えば、初めての妊娠中の女性(プレママ)も、ママではない人の一例である。また例えば、まだ子供を設けていない女性やまだ結婚していない女性(未婚女子)も、ママではない人の一例である。
換言すれば、母親U1は、現在進行的に育児や子育てを行っている女性のみならず、プレママ、卒ママ及び未婚女子等の女性を含む。つまり、ママスクDB拡張システムや上述の各種システムの対象には、今後ママになる(ママになることを希望する)女性も含まれる。
そこで、まず、前提となる各者の理想(要望)や関係性等について図31乃至図38を用いて、説明する。
図31は、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの前提となる、企業(メーカー/サービス)の理想を説明する図である。
図31には、メーカーの理想と、サービスの理想が図示されている。
具体的には、図31には、メーカーの現状RM-AIと、メーカーの理想RM-TBとが図示されている。
図31のメーカーの現状RM-AIにおいて、メーカーとカスタマーの間の矢印は、小売店SP1乃至SP3を介している。つまり、メーカーがカスタマーに商品を販売する場合、小売店SP1乃至SP3を介する必要があり、「自由販売の規制」が存在するのが、メーカーの現状RM-AIである。ここで、自由販売の規制とは、メーカーが小売店SP1乃至SP3よりも低価格で販売をすることである。
図31のメーカーの理想RM-TBにおいて、メーカーとカスタマーの間の矢印の1つは、直接に接続されている。つまり、メーカーとカスタマーの間において、メーカーは、カスタマーに直接に商品を低価格で販売することが可能であり、「小売り流通の壁の撤廃」がなされるのが、メーカーの理想RM-TBである。
このように、メーカーは、カスタマーと直接に商品の販売(流通、売買)を行いたいが行えていないという現状と理想とがある。
具体的には、図31には、サービスの現状RS-AIと、サービスの理想RS-TBとが図示されている。
図31のサービスの現状RS-AIにおいて、既存顧客の周囲には既存顧客の量(面積)以上に複数の類似サービスが存在している。つまり、サービスを提供する側が、既存顧客の奪い合いをしており、「顧客に対してサービスが飽和状状態→価格競争への転嫁」されているのが、サービスの現状RS-AIである。
図31のサービスの理想RS-TBにおいて、ユニークサービスは、新規顧客と既存顧客の一部を囲っている。また、ユニークサービスの隣にはパートナー企業が存在している。つまり、パートナー企業と協力したユニークなサービスは、新規顧客を開拓するとともに既存顧客をつかみ、「新規顧客の開拓→新規事業/他業種とのシナジー創出」することが、サービスの理想RS-TBである。
このように、サービスは、既存顧客の奪い合いを行うのではなく、パートナー企業と協力することなどによりユニークなサービスを提供して、新規顧客を開拓するとともに、既存顧客を多く獲得したいという現状と理想とがある。
上述をまとめると、企業(メーカー/サービス)は、図31に示すように、カスタマーに直接商品を販売したり、新規顧客の開拓するといったビジネス展開をしたいという理想を有している。
図32は、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの前提となる、ママの理想を説明する図である。
図32には、支援SUP3と、ママの理想に係る問題点とが図示されている。
図1等を用いて説明した通り、支援SUP3は、母親のライフイベントのうち、「妊娠」から「介護」までにかけての母親に対して行う支援であり、ママは、支援SUP3を受けたいという理想を有している。
図32には、支援SUP3に係る具体的な問題点等が図示されている。
図32に示すように、ママは、「衣、食、住、教育、経済、ヘルスケア」の分野において、「プライベートブランド、ニッチなブランド、溢れる情報・・・→何が合うのか?コストメリットは?」と考えている。即ち、様々な分野において、どのブランドや商品を選択すべきか判断が難しいというという、支援SUP3で解決すべき問題点がある。
また図32に示すように、ママは、「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス等)」の分野において、「もっとママ・家族にとって“イイモノ”→誰が開発に協力するか?ちゃんと判断できているのか?」と考えている。即ち、商品開発の分野において、もっとイイモノを作って欲しいが、誰が開発やレビューに携わり、ちゃんとママや家族にとってイイモノが開発されているのか疑問であるという、支援SUP3で解決すべき問題点がある。
また図32に示すように、ママは、「世の中を変えるための草の根運動」の分野において、「ご近所で子供を見守ってくれる人がいると良い→安全の担保は誰がしてくれるのか?→見守りの料金は高いのか?」と考えている。即ち、ママが安心して働いたり生活をしたりするために、ご近所で子供を見守ってくれる人がいると良いが実際にはおらず、仮に子供を見守ってくれる人がいたとして、見守りにおける安全の担保やその料金が高くなる可能性があるという、支援SUP3で解決すべき問題点がある。
上述をまとめると、ママは、図32にしめすように、上述の支援SUP3で解決すべき問題点が解決された状態こそが、ママの理想の状態である。
図33は、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの前提となる、ママではない人(卒ママ、プレママ及び未婚女子)の理想を説明する図である。
図33に示すように、ママではない人は、「生活をよりよくするために、イイモノが欲しい」、「コストメリットがある状態で購入したい」と考えている。即ち、ママではない人の理想として、よりイイモノを、コストメリットがある状態で購入したいという理想がある旨を示している。
ここで、図33には、提唱されているAISAS的消費J1及びパルス型消費J2に関する内容が図示されている。
AISAS的消費J1とは、A:Attention(認知・注意)、I:Interest(興味・関心)、S:Search(検索)、A:Action(行動)、S:Share(共有)に基づいて購買意欲が増加する消費である。
AISAS的消費J1において、購買意欲の変化は、図33に示すグラフのように変化する。AISAS的消費J1において、購買意欲は単調増加的に増加している。即ち、AISAS的消費J1とは、認知・注意、興味・関心、検索、行動、共有といった行動の順番で購買意欲が高まるような消費行動である。
このような、AISAS的消費J1は、以下のような購買対象に対して成立する。即ち、AISAS的消費J1は、車や家といった、購入までのL/T(リードタイム)が長いもの/高価な物や、保険、携帯電話、白物家電といった商品の複雑な物や、やたらめったら(高い頻度で)購入しないものを対象として成立する。
パルス型消費J2とは、以下に示す6つの直観センサーのどれかが働き購入する消費である。即ち、パルス型消費J2とは、Safety:「より安心安全なもの」、For me:「より自分にぴったりだと思うもの」、Cost save:「お得な物」、Follow:「売れているもの」「第3者が推奨するもの」、Adventure:「知らなかったもの」「興味をそそるもの」、Power save:「買い物の労力を減らせること」の直観センサーのどれかが働くことでパルス的に購買意欲が増加する消費である。
パルス型消費J2において、購買意欲の変化は、図33に示すグラフのように変化する。パルス型消費J2において、購買意欲は、ある一時において、パルス的に増加している。即ち、パルス型消費J2とは、直観的なセンサーが反応するように、パルス的に購買意欲が高まるような消費行動である。
このような、パルス型消費J2は、以下のような購買対象に対して成立する。即ち、パルス型消費J2は、日常的に購入するもの(食料品、衣類、消費材など)に対して成立する。
上述をまとめると、ママではない人(例えば、卒ママ、プレママ及び未婚女子)は、普段から購買する食料品、衣類、消費材等について、よりイイモノを、コストメリットがある状態で購入したいという理想を有している。また、普段から購入する食料品、衣類、消費材等については、AISAS型消費J1ではなく、パルス型消費J2であると考えられる。
以上、図31乃至33を用いて、ママスクDB拡張システムの前提となる、企業(メーカー/サービス)、ママ、及びママではない人の理想について説明した。ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスは、このような企業(メーカー/サービス)、ママ、及びママではない人の夫々の理想の夫々を満たすことが可能となるサービスである。
図34は、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスにおいて用いられる各種DBと、当該各種DBに格納される情報の例を示す図である。
図34に示すように、ママスクDB拡張サービスにおいて、消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902と、マイスター登録DB903と、ポイント管理DB904とが、用いられる。
ここで、消費行動マップDB901とは、従来の「主観的」な消費行動のDBと「客観的」な消費行動のDBの性質を併せ持ち、プラスαとして個人の情報とが紐づけられたデータベースである。
ここで、消費行動とは、金銭を使って商品(もの)やサービス(こと)を入手する行動である。即ち、主観的な消費行動とは、消費行動について、その消費行動を行う本人により主観的に把握されたものである。このような主観的な消費行動に関する情報が格納されたDBが、従来の「主観的」な消費行動のDBである。具体的には例えば、本人により「私は、健康に気を使って国産の食品を買っている」と把握されていることが、従来の「主観的」な消費行動である。
一方で、客観的な消費行動とは、その消費行動を行う本人以外により客観的に把握されたものや事実そのものである。具体的には例えば、本人により「栄養バランスの良い夕食を作るための食材が購入された」という事実が、「客観的」な消費行動である。
消費行動マップDB901には、上述ような「主観的」な消費行動の情報と、「客観的」な消費行動の情報とが含まれて格納される。
また更に、詳しくは後述するが、本実施形態では、「主観的」な消費行動の情報と、「客観的」な消費行動の情報とを組み合わせた結果生成される情報として「消費行動マップ」が採用される。「消費行動マップ」とは、「主観的」な消費行動の情報と「客観的」な消費行動の情報とに基づいた、本人について、「主観的」と「客観的」の両方の側面での消費行動を示す情報(マップ)である。
また、ライフコースデータDB902とは、個人の人生に関する情報と、ヘルスケア情報とが管理されるデータベースである。
ここで、ライフコースとは、個人の一生を家族経歴、職業経歴、居住経歴などの様々な経歴の束として捉えたものである。即ち、ライフコースデータとは、個人に関する家族経歴、職業経歴、居住経歴等の過去及び将来の計画(予定)を含む情報である。本実施形態におけるライフコースデータの例は、後述する。
また、マイスター登録DB903とは、ママスクエアにおける「見守り研修」を受講し、お子さまを見守るのに相応しい人材(マイスター)に関する情報が登録されるデータベースである。見守りを依頼する立場にあるママは、必要に応じてマイスター登録DB903からマイスターを検索することができる。
ここで、「見守り研修」とは、ママスクエア独自のノウハウにより構築された、キッズスタッフ育成のための(レベル分けされた)研修である。また、「見守りマイスター」とは、見守り研修を受講した、お子さまを見守るのに相応しい人材(マイスター)である。なお、本実施形態において、基本的に上述のママではない人が、見守り研修を受講し、ママの依頼を受けて見守りを実施することが想定されている。即ち、本実施形態において、ママではない人が、上述のママスクエアにおけるキッズスタッフ育成のための研修を受講することで見守りマイスターとして認定され、ママスクエア以外の場所で見守りを実施するものとして説明する。
また、ポイント管理DB904とは、個人のDB利用度/お仕事情報/見守り利用・勤務/パートナー企業での経済活動実施/ECサイト購入などで付与されるポイントであって、企業/業種/業界の垣根を超えた共通のポイントを管理するデータベースである。
ここで、「ポイント」とは、商品や役務の対価として利用可能な単位である。本実施形態では、商品や役務の対価として利用可能な単位として「ポイント」が採用されるが、ポイントに限定されず、例えば、所定の物品(例えば、コイン)が採用されてもよい。また、本実施形態では、ポイントは、母親U1の行動に対して授受されることもある。
以下、消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902と、マイスター登録DB903と、ポイント管理DB904との夫々に格納される情報の例の夫々の概要について、図34を用いて説明する。
図34に示すように、消費行動マップDB901には、主観的データDCMと、客観的データDCKとが格納され、消費行動マップDCBMが生成されて格納される。
主観的データDCMには、図34に示すように、購入要因と、思考/志向が含まれる。
ここで、主観的データDCMにおける購入要因とは、品質重視、コスト重視、バランス型、流行重視といった、消費者(母親、ママ)が購入に至る要因である。このような主観的データDCMにおける購入要因は、例えば突発的なスピードアンケートに基づいて取得される。即ち、消費者(母親、ママ)自身によるスピードアンケートに対する回答に基づいて取得される購入要因は、主観的なデータとなっている。
また、主観的データDCMにおける思考/志向とは、ヘルスケア思考、パワーセイブ思考、ダイエットしたい、みんなに褒められたい、自分オリジナルがいいといった、消費者(母親、ママ)の思考や志向である。このような主観的データDCMにおける思考/志向は、例えば定期的な思考アンケートに基づいて取得される。即ち、消費者(母親、ママ)自身による思考アンケートに対する回答に基づいて取得される購入要因は、主観的なデータとなっている。
客観的データDCKには、図34に示すように、購入要因と、思考/志向が含まれる。しかしながら、客観的データDCKにおける購入要因や思考/志向の夫々は、主観的データDCMにおける購入要因や思考/志向の夫々と以下の点で異なる。即ち、客観的データDCKにおける購入要因や思考/志向の夫々は、例えば購入履歴やレシート等に基づいて取得される。即ち、消費者(母親、ママ)自身が購入した実績に基づいて、取得される購入要因や思考/志向は、客観的なデータとなっている。
消費行動マップDB901には、上述の主観的データDCM及び客観的データDCKに基づいた、消費行動マップDCBMが格納される。消費行動マップDCBMには、主観及び客観の観点の夫々と購入要因及び思考/志向の要素の夫々という、観点と要素の掛け合わせとして4つが、数値化されて格納される。更に、消費行動マップDCBMには、上述の観点と要素の掛け合わせが数値化された物に基づいて、消費行動タイプが特定されて格納される。
このように、消費行動マップDB901には、消費者(母親、ママ)の消費行動に関する情報が、主観及び客観の観点の夫々と購入要因及び思考/志向の要素の夫々という、観点と要素の掛け合わせのマップとして数値化されて格納される。このように、消費行動マップDB901には、従来の「主観的」な消費行動DBと「客観的」な消費行動のDBの性質を併せ持ち、プラスαとして個人の情報とが紐づけられて格納されて管理される。
図34に示すように、ライフコースデータDB902には、家族情報DLKと、健康情報DLHと、既往歴情報DLDと、ヘルスケア情報DLCとが格納される。
具体的には例えば、家族情報DLKには、子どもの人数、妊娠の有無、旦那の有無、同居人の有無と構成、子どもの習い事、休日の過ごし方といった情報が含まれる。また例えば、健康情報DLHには、母子手帳情報、学校検診情報、特定健診データ、人間ドックデータなどといった情報が含まれる。また例えば、既往歴情報DLDには、病院受診履歴、家族歴、飲んでいる薬の情報といった情報が含まれる。また例えば、ヘルスケア情報DLCには、購入しているサプリメント、ジム登録の有無、実施している運動といった情報が含まれる。このように、ライフコースデータDB902には、個人の人生に関する情報と、ヘルスケア情報とが格納されて管理される。
図34に示すように、マイスター登録DB903には、マイスター基本情報DMBと、利用者口コミ情報DMKとが格納される。ここで、マイスター基本情報DMBとは、見守りマイスターに関する各種情報である。具体的には例えば、マイスター基本情報DMBには、元データ提供企業、居住地区、移動可能エリア、研修実施日、取得資格といった情報が含まれる。このように、マイスター登録DB903には、ママスクエアにおける「見守り研修」を受講し、お子さまを見守るのに相応しい人材(マイスター)に関する情報が管理される。
図34に示すように、ポイント管理DB904には、ポイント利用情報DPUが格納される。具体的には例えば、ポイント利用情報DPUとして、お仕事ポイント、見守りポイント、ECサイト購入ポイント、連携企業様ポイントの獲得及び利用履歴等が含まれる。詳しくは後述するが、お仕事ポイントとは、ママスクエア等においてお仕事をした際に取得可能なポイントである。また、見守りポイントとは、マイスターが見守りを行った際に取得可能なポイントである。また、ECサイト購入ポイントとは、ECサイトにおいて商品等を購入した際に取得可能なポイントである。また、連携企業様ポイントとは、ママスクDB拡張システムにより提供されるサービスに連携している企業のサービス等を利用した際に取得可能なポイントである。このように、ポイント管理DB904には、個人のDB利用度/お仕事情報/見守り利用・勤務/パートナー企業での経済活動実施/ECサイト購入などで付与されるポイントであって、企業/業種/業界の垣根を超えた共通のポイントが、管理される。
図35は、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスと「世の中を変えるための草の根運動」の関係性を示す図である。
図35には、ママスクDB拡張システムを利用する、見守りマイスターMM1,MM2と、育児中のママMI(母親U1)とが、図示されている。なお、以下、見守りマイスターMM1,MM2を個々に区別する必要が無い場合、見守りマイスターMMと呼ぶ。
ここで、見守りマイスターMMとは、ママスクDB拡張サービスのサービス提供者Mにより提供される見守りマイスター研修を受講した、ママではない人(例えば、卒ママ)である。
上述したように、ママスクDB拡張サービスを利用するママではない人は、見守りマイスター研修を受講することで、マイスター登録DB903に自身を登録することができる。具体的には例えば、図35の例において、見守りマイスターMM1は2つ星の見守りマイスターとして、見守りマイスターMM2は1つ星の見守りマイスターとして、登録されている。
なお、ママスクDB拡張サービスを利用する企業(ママスクDB活用パートナー企業)に関係する人材(例えば、当該企業の社員の家族や、人材派遣会社であればピンポイントで働くことを希望している人材等)が、ママではない人として見守りマイスター研修を受講することもできる。
また例えば、図35の例において、ママMIは、「美容院に行く間だけ誰かに預かってもらいたい」と考えている。
そこで、ママMIは、見守りマイスターMMに、子供の見守りを依頼する。具体的には例えば、ママMIは、マイスター登録DB903に登録されたマイスターを検索する。そして、ママMIは、自身が選んだ見守りマイスターMM1に見守りを依頼する。依頼された見守り毎スターMM1は、見守りを実施する。
ここで、ママMIは、ママスクDB拡張サービスの利用者であり、ポイント管理DB904に自身の保有するポイントを管理されている。そこで、ママMIは、見守りマイスターに見守り実施の対価をポイントでお支払い(ポイント移動)することができる。このように、ママスクDB拡張サービスでは、マイスター登録DB903及びポイント管理DB904により、見守り実施とその対価のポイントで支払いをするという管理することができる。
次に、図36及び図37を用いて、商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス)について説明する。
図36は、ママスクDB拡張サービスと「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス)」の関係性を示す図である。
具体的には、図36には、「商品開発の正確性の担保=よりママたちにあったイイモノの開発」のAs-Is(現状)として、企画からペルソナ決定の流れの例が図示されている。「商品開発の正確性の担保=よりママたちにあったイイモノの開発」のAs-Isにおいて、セグメント→抽出、商品開発グルイン、トライアルの流れにおいて、以下の通りの問題点が存在する。即ち、現状の本人たちの主観データを基にしたセグメントの正確性の担保方法が不明確である。また、企画と販売のつながりの切断が発生している。
即ち例えば、「商品開発の正確性の担保=よりママたちにあったイイモノの開発」のAs-Isにおいて、商品開発に参加する人は、主観的にその商品に興味のある人物であった。即ち、実際に消費する消費者(ここでは母親U1等)の意見を反映しているわけではないという問題点が存在した。
また、図36には、「商品開発の正確性の担保=よりママたちにあったイイモノの開発」のTo-Be(理想)として、企画からペルソナ決定の流れの例が図示されている。「商品開発の正確性の担保=よりママたちにあったイイモノの開発」のTo-Beにおいて、セグメント→抽出、商品開発グルイン、トライアルの流れにおいて、更に販売のステップもフォローされる。即ち、ママスクDB拡張サービスにより、以下のように企業の商品開発がサポートされる。まず、消費行動マップDB901に格納された主観的データDCM及び客観的データDから分析された人選により、商品開発に携わるセグメントの正確性を担保することができる。更に、通常、「企画⇔販売促進」は分断されているが、後述するママスクECサイトにより、終始一貫サポートが実現される。
図37は、ママスクDB拡張サービスと「商品開発(家族の安全を守る、IoT技術、ウェアラブルデバイス)」の関係性を示す他の例を示す図である。
具体的には、図36には、「直接のカスタマーへのアプローチを可能にする→販促費ROIを向上+個人にあった情報の提供」のAs-Isにおいて、ライフコースデータと消費行動が結びついていなかった。その結果、積極的に顧客へのアプローチができず、無駄なアプローチが多く発生していた。一方で、To-Beにおいては、即ち、ママスクDB拡張サービスにおいては、消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902と、個人データが紐づいている。その結果、セグメントの段階でのアタックリストの精度が向上し、無駄な販促費の削減が可能となり、消費者へのコストメリットへ反映が可能となる。
図38は、ママスクDB拡張サービスとママスクECサイトとの関係性を示す図である。
図34を用いて説明したように、ママスクDB拡張サービスにおいて、消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902と、マイスター登録DB903と、ポイント管理DB904とが、用いられる。ママスクDB拡張サービスは、更に図35に示すママスクECサイトとも連動する。ママスクECサイトとは、ママスクエアを提供する母親U1を取り巻く中立的なサービス提供者だから可能な、消費材メーカー/食料品メーカー/衣料品メーカーの垣根を超えたECサイトである。即ち、ママスクECサイトにより、ママスクDB拡張システムを利用する企業は、販促費のROIを高めることでプラインシングへ転嫁することができる。即ち、ママスクECサイトは、通常より価格設定が低い商品を提供可能である。
具体的には例えば、ママスクECサイトは、上述の消費行動マップDB901やライフコースデータDB902の情報を活用して運営される。その結果、ママスクECサイトの利用者(ママ、母親U1)に対して、より良い情報の提供が可能となる。即ち例えば、ライフコースデータ⇔消費行マップの変化から、必要な商品を選定し、当該商品がプッシュ(報知)されることが可能となる。
例えば、ライフコースデータの変化として、子供がサッカーを始めたという情報が格納されたとする。具体的には例えば、ライフコースデータDB902に格納された情報として、「両親の背が低い」、「子供の背が低い」、「子供が過去に骨折したことがある」が格納されていたとする。また、消費行動マップDB901に格納された消費行動マップDCBMには、「牛乳/魚をあまり食べない」、「炭水化物中心の食事」という情報が格納されていたとする。このような情報に基づき、ママスクECサイトにより、利用者(ママ、母親U1)に、カルシウムを豊富に含む食品やサプリメント等の商品がプッシュされる。その結果、利用者は、当該商品について前述した6つの直観センサーのどれかが働くことで(Safety:「より安心安全なもの」、For me:「より自分にぴったりだと思うもの」、Cost save:「お得な物」、Follow:「売れているもの」「第3者が推奨するもの」、Adventure:「知らなかったもの」「興味をそそるもの」、Power save:「買い物の労力を減らせること」)パルス的に購買意欲が増加し、購買に至る。即ち、ママスクECサイトにより、図33を用いて説明したパルス型消費を促し購買行動へ導くことができる。
また例えば、ママスクECサイトを利用する企業の立場によれば、ママスクECサイトを通して、小売り流通の壁を撤廃し、利用者(ママ、母親U1)に、よりコストメリットを有した商品を提供することができる。消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902とに基づいて必要な商品をプッシュすることで、その結果、利用者(ママ、母親U1)に対して、パルス型消費を促し購買行動へ導くことができる。
図39は、図4の情報処理システムの構成を発展させた、ママスクDB拡張システムに係る構成を示す図である。
ママスクDB拡張システムSYS5は、図39に示すように、ママスクDB拡張サーバ9と、ママスクDB2と、管理者端末5と、母親端末6-1乃至6-nと、企業端末7-1乃至7-mとが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
なお、図示はしないが、図39の情報処理システムのママスクDB拡張サーバ9は図6に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有している。そこで、ママスクDB拡張サーバ9のハードウェア構成の説明については省略する。
以下、上述のママスクDB拡張システムSYS5における各種機能を発揮するためのママスクDB拡張サーバ9の機能的構成を説明する。
図40は、図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムに係る機能的構成を示す図である。
上述したように、ママスクDB拡張システムの対象となる母親U1は、現在進行的に育児や子育てを行っている「ママ」と、ママ以外の女性である「ママでない人」である。
なお、ママスクDB拡張システムSYS5において、母親端末6は、上述のママスクDB拡張サービスの説明におけるママである母親U1に用いられる母親端末6-Mと、ママではない人に用いられる母親端末6-Nとに分類される。
図40乃至図45の説明において、説明の簡単のため、母親端末6-M,6-N、及び企業端末7の夫々は、1台ずつであるものとして説明する。
また、以下、ママ及びママではない人を個々に区別する必要がない場合、まと母親端末6-M及び6-Nをまとめて「母親端末6」と呼ぶ。
CPU91においては、ママスクDB拡張システムSYS5における各種処理の実行が制御される場合、消費行動マップ機能提供部911と、ライフコースデータ機能提供部912と、マイスター登録機能提供部913と、ポイント管理機能提供部914と、ECサイト機能提供部915とが、機能する。
記憶部93の一領域には、消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902と、マイスター登録DB903と、ポイント管理DB904とが設けられている。
消費行動マップ機能提供部911は、詳しくは後述するが、母親U1の主観的データや客観的データに基づき、母親U1の消費行動を示す消費行動マップを生成して管理する消費行動マップ機能を提供する。ここで、消費行動マップとは、上述したように、「主観的」な消費行動の情報と、「客観的」な消費行動の情報とに基づいた、本人について、「主観的」と「客観的」の両方の側面での消費行動を示す情報である。消費行動マップの詳細や具体例については、図48乃至図51を参照して後述する。
ライフコースデータ機能提供部912は、詳しくは後述するが、母親U1に関する家族情報や健康情報、既往歴情報、及びヘルスケア情報の少なくとも一部に基づき、母親U1のライフコースデータを管理するライフコースデータ機能を提供する。ここで、ライフコースデータとは、上述したように、ライフコースデータとは、個人に関する家族経歴、職業経歴、居住経歴等の過去及び将来の計画(予定)を含む情報である。
マイスター登録機能提供部913は、詳しくは後述するが、お子さまを見守るのに相応しい人材(見守りマイスター)であるママではない人の情報や、ママからの見守りマイスターに関する口コミ(評判)を管理する、マイスター登録DB機能を提供する。ここで、見守りマイスターとは、上述したように、例えば、見守り研修を受講した、お子さまを見守るのに相応しいママではない人である。
ポイント管理機能提供部914は、詳しくは後述するが、母親U1の仕事や見守りやECサイト購入や連携企業の利用についての当該母親U1の行動に対して授受されるポイントを管理する、ポイント管理機能を提供する。ここで、ポイントとは、上述したように、商品や役務の対価として利用可能な単位である。
ECサイト機能提供部915は、詳しくは後述するが、上述のポイント等を利用可能なママスクECサイトにおいて、母親U1に提案されるべき各種商品又は役務を、当該母親U1にプッシュすることが可能な、ECサイト機能を提供する。ここで、ECサイトとは、上述のポイントを利用可能なEC(Electronic Commerce:電子商取引)のためのウェブサイトである。なお、ECサイト機能は、ECに係るソフトウェア・アプリケーション(以下、「アプリ」と呼ぶ)として提供されてもよい。そこで、以下、本実施形態の説明において、ウェブサイトの形態で提供されるものとアプリの形態で提供されるものをまとめて、ECサイトと呼ぶ。
さらに以下、図41乃至図45を用いて、消費行動マップ機能提供部911乃至ECサイト機能提供部915の夫々の詳細についてその順番で個別に説明する。
図41は、図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいて消費行動マップ機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。
消費行動マップ機能提供部911は、主観的データ取得部921と、客観的データ取得部922と、数値化部923と、消費行動タイプ特定部924と、消費行動マップ管理部925とを有する。
主観的データ取得部921は、母親U1の主観的データDCMを取得する。即ち例えば、主観的データ取得部921は、母親端末6に入力された情報に基づき、母親U1の主観的データDCMを取得する。
具体的には例えば、母親U1は、母親端末6を用いてアンケートに回答する。主観的データ取得部921は、母親U1により入力されたアンケート結果そのもののデータや、当該アンケート結果に基づき生成されたデータを、主観的データDCMとして取得する。
客観的データ取得部922は、母親U1の客観的データDCKを取得する。即ち例えば、客観的データ取得部922は、母親端末6に入力された情報に基づき、母親U1の客観的データDCKを取得する。
具体的には例えば、母親U1は,母親端末6を用いて、購入履歴やレシートなどを入力する。客観的データ取得部922は、母親U1により入力された購入履歴やレシートそのもののデータや、当該購入履歴や当該レシートに基づき生成されたデータを、客観的データDCKとして取得する。なお、購入履歴やレシートは、母親U1自身により入力される必要はなく、ママスクDB拡張システムSYS5が連携する他のサービス(例えば、家計簿サービスや後述するECサイト)により提供されてもよい。
数値化部923は、主観的データ取得部921により取得された主観的データDCMと、客観的データ取得部922により取得された客観的データDCKとに基づいて、母親U1の消費行動を数値化する。
消費行動タイプ特定部924は、数値化部923により数値化された母親U1の消費行動に基づき、母親U1の消費行動タイプを特定する。消費行動タイプの詳細や具体例については、図48乃至図51を参照して後述する。
消費行動マップ管理部925は、数値化部923により数値化された母親U1の消費行動と、消費行動タイプ特定部924により特定された母親U1の消費行動タイプと、関連する各種データとを、消費行動マップDB901に格納して管理する。
このように、主観的データ取得部921により取得された主観的データDCMと、客観的データ取得部922により取得された客観的データDCKとに基づいて、母親U1の消費行動が判定される。これにより、例えば、母親U1自身がどのように考えているか(主観)と、母親U1がどのような行動をとっているか(客観)に基づいて、消費行動が特定される。
詳しくは図48乃至図51を用いて説明するが、自身が健康に気を使っているつもりであっても実際には健康食品等を利用している母親U1と、自身が健康に気を使っていないつもりであっても実際には健康的な食事や運動を行っている母親U1とを区別することができる。一方で、企業等での商品開発においては、上述の母親U1の区別が重要となり得る。
即ち、ママスクDB拡張システムSYS5により提供されるママスクDB拡張サービスは、消費行動マップにより、企業での商品開発等にも有用な情報を提供することができる。
図42は、図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてライフコースデータ機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。
ライフコースデータ機能提供部912は、家族情報取得部931と、健康情報取得部932と、既往歴情報取得部933と、ヘルスケア情報取得部934、ライフコースデータ管理部935とを有する。
家族情報取得部931は、母親U1の家族情報DLKを取得する。即ち例えば、家族情報取得部931は、母親端末6に入力された情報に基づき、母親U1の家族情報DLKを取得する。ここで、家族情報DLKとは、母親U1の家族に関する情報である。図34を用いて説明したように、家族情報DLKには、子どもの人数、妊娠の有無、旦那の有無、同居人の有無と構成、子どもの習い事、休日の過ごし方といった情報が含まれる。
具体的には例えば、母親U1は、母親端末6を用いて家族情報DLKを入力する。主観的データ取得部921は、母親端末6を介して母親U1により入力された家族情報DLKを取得する。
健康情報取得部932は、母親U1の健康情報DLHを取得する。即ち例えば、家族情報取得部931は、母親端末6に入力された情報に基づき、母親U1の健康情報DLHを取得する。ここで、健康情報DLHとは、母親U1及び母親U1の家族の健康に関する情報である。図34を用いて説明したように、健康情報DLHには、母子手帳情報、学校検診情報、特定健診データ、人間ドックデータなどといった情報が含まれる。
具体的には例えば、母親U1は、母親端末6を用いて健康情報DLHを入力する。主観的データ取得部921は、母親端末6を介して母親U1により入力された健康情報DLHを取得する。
既往歴情報取得部933は、母親U1の既往歴情報DLDを取得する。即ち例えば、家族情報取得部931は、母親端末6に入力された情報に基づき、母親U1の既往歴情報DLDを取得する。ここで、既往歴情報DLDとは、母親U1及び母親U1の家族の既往症に関する情報である。図34を用いて説明したように、既往歴情報DLDには、病院受診履歴、家族歴、飲んでいる薬の情報といった情報が含まれる。
具体的には例えば、母親U1は、母親端末6を用いて既往歴情報DLDを入力する。主観的データ取得部921は、母親端末6を介して母親U1により入力された既往歴情報DLDを取得する。
ヘルスケア情報取得部934は、母親U1のヘルスケア情報DLCを取得する。即ち例えば、家族情報取得部931は、母親端末6に入力された情報に基づき、母親U1のヘルスケア情報DLCを取得する。ここで、ヘルスケア情報DLCとは、母親U1及び母親U1のヘルスケアに関する情報である。図34を用いて説明したように、ヘルスケア情報DLCには、購入しているサプリメント、ジム登録の有無、実施している運動といった情報が含まれる。
具体的には例えば、母親U1は、母親端末6を用いてヘルスケア情報DLCを入力する。主観的データ取得部921は、母親端末6を介して母親U1により入力されたヘルスケア情報DLCを取得する。
ライフコースデータ管理部935は、家族情報取得部931により取得された家族情報DLKと、健康情報取得部932により取得された健康情報DLHと、既往歴情報取得部933により取得された既往歴情報DLDと、ヘルスケア情報取得部934により取得されたヘルスケア情報DLCとを、ライフコースデータDB902に格納して管理する。
ここで、例えば、母親U1に真に提供されるべき商品は、母親U1のライフコース(ライフコースデータに対応する事実)により変化すると考えることができる。即ち、過去及び未来の母親U1のライフコースに基づいて、母親U1に真に提供されるべき商品は変化する。
ママスクDB拡張システムSYS5により、家族情報DLKと、健康情報DLHと、既往歴情報DLDと、ヘルスケア情報DLCとを、ライフコースデータDB902とが、ライフコースデータとして管理される。
その結果、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスでは、母親U1のライフコースデータに基づいて、商品の提案などがなされる。その結果、母親U1は、真に提供されるべき商品の提案を受けたり、その結果より良い生活をしたりすることができる。商品の提案に係る機能的構成は図45を用いて後述するが、ライフコースデータ機能により、母親U1ライフコースデータに基づいて、商品の提案などがなされることで、上述したように母親U1にパルス型消費を促すことができる。
図43は、図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてマイスター登録機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。
マイスター登録機能提供部913は、マイスター基本情報管理部941と、利用者口コミ情報管理部942とを有する。
マイスター基本情報管理部941は、ママではない人のうち、ママスクエアにおける「見守り研修」を受講し、お子さまを見守るのに相応しい人材である見守りマイスターのマイスター基本情報DMBを管理する。ここで、上述したように、「見守り研修」とは、ママスクエア独自のノウハウにより構築された、キッズスタッフ育成のための(レベル分けされた)研修である。また、「見守りマイスター」とは、見守り研修を受講した、お子さまを見守るのに相応しい人材(マイスター)である。即ち、上述したように、マイスター基本情報DMBとは、見守りマイスターに関する各種情報である。
例えば、サービス提供者Mは、見守り研修を実施することで、ママではない人のうちお子様を見守るのに相応しい人を見守りマイスターとして認定し、当該見守りマイスターに関する情報を、管理者端末5を用いて入力する。マイスター基本情報管理部941は、管理者端末5を介して入力された見守りマイスターに関する情報を、マイスター基本情報DMBとして管理する。
また例えば、見守りマイスターは、マイスター基本情報DMBのうち少なくとも一部を、母親端末6-Nを用いて、入力や修正等することができる。マイスター基本情報管理部941は、入力や修正等された情報を、マイスター基本情報DMBとして管理する。
利用者口コミ情報管理部942は、利用者である見守りの提供を受けた、当該見守りを提供したママではない人の口コミ(評価)に係る利用者口コミ情報DMKを管理する。ここで、利用者口コミ情報DMKとは、上述したように、見守りの提供を受けたママによる、見守りを提供した見守りマイスターへの口コミ(評価)に関する情報である。
例えば、見守りを受けたいママは、マイスター基本情報管理部941により管理されている見守りマイスターから、見守りの提供を受けたい見守りマイスターを選択する等して、見守りの提供を受ける。見守りの提供を受けたママは、見守りを提供した見守りマイスターに関する口コミ(評価)を母親端末6-Mに入力する。利用者口コミ情報管理部942は、母親端末6-Mを介して、見守りマイスターに関する口コミ(評価)を取得して、マイスター登録DB903に格納して管理する。
このように、ママスクDB拡張システムSYS5は、お子さまを見守るのに相応しい人材であるマイスターのマイスター基本情報DMBを管理したり、見守りマイスターに関する口コミ(評価)を管理したりすることができる。また、育児や子育てを行うママは、ママスクDB拡張システムSYS5に管理された各種情報を検索することで、見守りマイスターに見守りを依頼したりすることができる。更に言えば、ママスクDB拡張システムSYS5は、後述するポイント管理機能により、見守りの報酬等を管理させることができる。このように、ママスクDB拡張システムSYS5は、育児や子育てを行うママに、見守りの仕組みを提供し、その利便性を向上させることができる。
図44は、図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてポイント管理機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。
ポイント管理機能提供部914は、仕事ポイント授受情報取得部951と、見守りポイント授受情報取得部952と、ECサイト購入ポイント授受情報取得部953と、連携企業ポイント授受情報取得部954と、ポイント利用情報管理部955とを有する。
仕事ポイント授受情報取得部951は、仕事ポイントの授受に関する情報を取得する。ここで、仕事ポイントとは、ママスクエアにおける見守り、デスクワーク、派遣等によるお仕事の実施や、消費行動マップのための情報提供等の母親U1の行動に対して付与されるポイントのことを言う。
見守りポイント授受情報取得部952は、見守りポイントの授受に関する情報を取得する。ここで、見守りポイントとは、「見守り」スタッフ(見守りマイスター)が見守りを実施したという母親U1の行動に対して付与されるポイントであって、「見守り」利用者(ママ)からサービス(見守り)の対価として移動(譲渡、授与)されるポイントのことを言う。
ECサイト購入ポイント授受情報取得部953は、ECサイト購入ポイントの授受に関する情報を取得する。ここで、ECサイト購入ポイントとは、ママスクECサイト内での商品購入という母親U1の行動に対して付与されるポイントのことを言う。
連携企業ポイント授受情報取得部954は、連携企業ポイントの授受に関する情報を取得する。ここで、連携企業ポイントとは、連携企業における経済活動をしたという母親U1の行動に対して付与されるポイントのことである。具体的には例えば、連携企業ポイントは、スポーツジムにおける会員費支払い、飲料の購入、備品購入等の行動に対して付与される。
ポイント利用情報管理部955は、仕事ポイント授受情報取得部951により取得された仕事ポイントの授受に関する情報と、見守りポイント授受情報取得部952により取得された見守りポイントの授受に関する情報と、ECサイト購入ポイント授受情報取得部953により取得されたECサイト購入ポイントの授受に関する情報と、連携企業ポイント授受情報取得部954により取得された連携企業様ポイントの授受に関する情報を、ポイント管理DB904に格納して管理する。
このように、ママスクDB拡張システムSYS5により、仕事ポイントの授受に関する情報と、見守りポイントの授受に関する情報と、ECサイト購入ポイントの授受に関する情報と、連携企業様ポイントの授受に関する情報とが、管理される。
その結果、ママスクDB拡張システムSYS5により、育児や子育てを行っているママやママではない人を含む母親U1は、ママスクDB拡張システムSYS5により提供される複数の機能を横断的に利用したいという気持ちを持つ。即ち例えば、見守りマイスターによる見守りを行ったママではない人は、見守りの結果取得した見守りポイントを利用するために、後述するママスクECサイトでポイントを利用したいと考えることがある。また例えば、育児や子育てを行っているママは、ママスクECサイトで商品を購入することにより取得したECサイト購入ポイントを用いて、見守りマイスターに見守り実施の対価をポイントでお支払い(ポイント移管)することでお得に利用することができる。その結果、育児や子育てをしているママは、ママスクDB拡張システムSYS5により提供される複数の機能を横断的に利用したいという気持ちを持つ。
図45は、図39の情報処理システムの構成のうち、ママスクDB拡張システムにおいてECサイト機能が提供される場合に発揮される機能的構成を示す図である。
ECサイト機能提供部915は、売買管理部961と、抽出部962と、報知部963とを有する。
売買管理部961は、ママスクECサイトを用いて売買された商品や売買を行ったユーザ(ママやママではない人)の情報を管理する。即ち、売買管理部961は、所定のママが、いつ、どの商品を購入したか等の情報を管理する。
抽出部962は、消費行動マップDB901と、ライフコースデータDB902に格納された情報に基づいて、母親U1と対象となる商品とを抽出する。
即ち例えば、抽出部962は、消費行動マップDB901に格納された母親U1の消費行動マップと、ライフコースデータDB902に格納された母親U1のライフコース情報に基づいて、後述するプッシュ(商品等の報知)をする対象となりえりえる母親U1と当該母親U1にプッシュすべき商品を抽出する。
報知部963は、抽出部962により抽出された母親U1(ママやママではない人)に対して、抽出部962により抽出された商品をプッシュする。即ち、報知部963は、母親U1に対して、抽出部962により抽出された商品を、抽出部962により抽出された母親U1に提示することで提案することができる。
これにより、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスでは、母親U1のライフコースデータに基づいて、商品の提案がなされる。その結果、母親U1は、真に提供されるべき商品の提案を受けたり、その結果より良い生活をしたりすることができる。
以上、上述のママスクDB拡張システムSYS5における各種機能を発揮するためのママスクDB拡張サーバ9の機能的構成を説明した。
以下、実際にママスクDB拡張システムSYS5により提供されるママスク拡張サービスを利用した場合の例について説明する。
次に、図46及び47を用いて、ポイントシステムの第1ストーリーについて説明する。
図46は、「世の中を変えるための草の根運動」の一環として、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの流れを示す図である。
図46には、ママスクDB拡張システムを利用する、見守りマイスターと、育児中の3人の母親とが、図示されている。
ママスクDB拡張サービスを利用するママではない人は、ママスクDB拡張サービスに入会して(ステップST21)、見守りマイスター研修を受講する(ステップST22)。これにより、1つ星の見守りマイスターとして登録される。
具体的には例えば、図46に示す酒井さんは、いわゆる卒ママであり、見守りマイスターとして登録されている。見守りマイスターとしての酒井さんに関する情報は、上述したようにマイスター基本情報としてマイスター登録DBに記憶されて管理される。
見守りマイスターである酒井さんが、1つ星の期間におけるアクションとして、3人の母親の夫々の子供の見守りの依頼を受けると、見守り実績が積み上げられる(ステップST23)。このとき、3人の母親の夫々からの口コミは、口コミ実績として積み上げられる。また、3人の母親の夫々が、見守りマイスターに対して、見守り実施の対価をポイントで支払うと、3人の母親の夫々が保有していたポイントは、見守りマイスターのポイントに移動する。
また、見守りマイスターである酒井さんは、パートナー企業であるスポーツクラブを利用することで、特典としてのポイントを獲得することができる。具体的には例えば、見守りマイスターである酒井さんが、パートナー企業であるスポーツクラブの利用者として、清涼飲料水を購入した場合には、スポーツクラブ(ジム)内での物品購入に対して付与されるポイントを獲得することができる(ステップST24)。
なお、見守りマイスターである酒井さんが、自分が利用するスポーツクラブを決定するまでのプロセスについては、図47を参照して後述する。
また、1つ星の見守りマイスターとしての酒井さんは、2つ星の見守りマイスターになるための研修を希望して(ステップST25)、その研修を受けると、登録が更新されて、2つ星の見守りマイスターに昇格する。
見守りマイスターである酒井さんが、2つ星の期間におけるアクションとして、3人の母親の夫々の子供の見守りの依頼を受けると、見守り実績が積み上げられる(ステップST26)。
見守りマイスターである酒井さんは、スピードアンケートや思考に関するアンケートに回答すると、ポイントを獲得することができる。また、各種の商品の購買履歴を開示したり、ライフコースデータを提供したりすると、これらの履歴が消費行動マップDBに記録される(ステップST27)。
図47は、見守りマイスターにより利用されるサービスが決定されるまでのプロセスを示す図である。
ここで、見守りマイスターである酒井さんは、スポーツクラブに入会したいと考えており、スポーツクラブAとスポーツクラブBとのどちらに入会しようか迷っていたとする。
図47に示すように、スポーツクラブAとスポーツクラブBとを比較しても、費用やサービス内容はほぼ同じである。ただし、スポーツクラブAは、サービス提供者Mのパートナー企業であり、見守りマイスターが利用すると所定の特典(ママスクパートナー特典)を得ることができるのに対して、スポーツクラブBはそのような特典がなかったとする。
このような場合、見守りマイスターである酒井さんは、所定の特典(ママスクパートナー特典)があるスポーツクラブAを選択する。
次に、図48乃至図51を用いて、ポイントシステムの第2ストーリーについて説明する。
図48には、As-Is(現状)として、企画・市場調査、セグメント抽出、及びトライアルの各ステップの流れの例が図示されている。
図49には、To-Be(理想)として、企画・市場調査、セグメント抽出、及びトライアルの各ステップの流れの例が図示されている。
図50には、主観的データと客観的データとに基づいて、2人の母親を区分した具体例が図示されている。
第2ストーリーでは、「出汁の素」に関する商品開発の一例が示されている。図48に示すように、As-Is(現状)における企画・市場調査のステップでは、母親に対するスピードアンケートが実施されて、商品開発にあたっての戦略が決定される。
スピードアンケートは、図50に示すように「出汁」についてのアンケートが実施されている。具体的には、「無添加にこだわる」、「品質重視」、「塩分が気になる」、「コスト重視」というアンケートの夫々に対する回答として、「◎」、「〇」、「△」、「×」の夫々が付されている。このうち、例えば「無添加にこだわる」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「◎」と回答し、「若尾さん」(母親)は「×」と回答している。また例えば、「品質重視」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「◎」と回答し、「若尾さん」(母親)は「△」と回答している。なお、他のアンケートの内容は図50に示すとおりである。
複数の母親に対して実施されたスピードアンケート(「出汁」についてのアンケート)の結果が、例えば図48に示すように、「無添加にこだわる」が65%で、「無添加にこだわらない」が35%であったとする。この場合、例えば、多数派である「無添加にこだわる」母親をペルソナとした商品開発の戦略として、「無添加の出汁の素」の開発が決定される。
次に、セグメント抽出のステップでは、図50に示す「思考」のアンケート結果に基づいてモニターが決定される。具体的には、「健康が大切だ」、「ヘルシーであるべきだと思う」、「安心・安全は大切だ」、「コストは大切だ」、「ダイエットしたい」、「皆に褒められた/イイねがほしい」、「身の丈にあった生活がしたい」というアンケートの夫々に対する回答が5段階で示されている。つまり、同意する気持ちが一番小さい「1」から、同意する気持ちが一番大きい「5」のいずれかが付されている。
このうち、例えば「健康が大切だ」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「5」と回答し、「若尾さん」(母親)は「3」と回答している。また例えば、「ヘルシーであるべきだと思う」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「5」と回答し、「若尾さん」(母親)は「3」と回答している。また例えば、「安心・安全は大切だ」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「5」と回答し、「若尾さん」(母親)は「3」と回答している。また例えば、「コストは大切だ」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「2」と回答し、「若尾さん」(母親)は「5」と回答している。また例えば、「ダイエットしたい」というアンケートに対して、「植松さん」(母親)は「4」と回答し、「若尾さん」(母親)は「5」と回答している。なお、他の「思考」のアンケートの内容は図50に示すとおりである。
これにより、モニターとして、無添加にこだわるとともに、品質とコストとを重視する母親U1がモニターとして決定される。具体的には、図48に示すように、アンケートの対象となった母親の母集団のうち、実際にアンケートに回答するような意識の高い母親の中からモニターが選抜される。
次に、トライアルのステップでは、セグメントの抽出のステップで決定されたモニターへのヒアリングが実施される。図50に示す「思考」のアンケート結果に基づいてモニターが決定される。これにより、「出汁の素」の商品がブラッシュアップされる。
以上のように、母親に対するアンケート(主観的データDCM)に基づいた商品開発を行った場合、客観性を担保することが困難となる。
具体的には例えば、図50に示す植松さん(母親)は、「思考」のアンケート結果と、「出汁」のアンケート結果からすれば、「セレブリティヘルシスト」であり、かつ「品質重視タイプ」であるといえる。
しかしながら、客観的データDCKに基づく「購買行動」を参照した場合、植松さん(母親)のアンケート結果には一部矛盾が生じている。例えば、植松さん(母親)は、「コンビニ弁当」を購入することが多いにもかかわらず、「安心・安全は大切だ」というアンケートに対して「5」と回答している。また、「インスタントラーメン」を購入することが多いにもかかわらず、「コストは大切だ」というアンケートに対して「2」と回答している。その他、「野菜スムージージュース」、「サプリメント葉酸」、「サプリメント・マルチビタミン」といった人工的な健康商品を購入することが多い。このようなことから、主観的データDCMと客観的データDCKとに基づいて植松さん(母親)を区分すると、「なんちゃってヘルシストタイプ」に区分される。
また例えば、図50に示す若尾さん(母親)は、「思考」のアンケート結果と、「出汁」のアンケート結果からすれば、「肝っ玉堅実タイプ」であり、かつ「コスト重視タイプ」であるといえる。
しかしながら、客観的データDCKに基づく「購買行動」を参照した場合、若尾さん(母親)のアンケート結果には一部矛盾が生じている。例えば、若尾さん(母親)は、「野菜(もやし、ピーマン)」を購入することが多いにもかかわらず、「安心・安全は大切だ」というアンケートに対して「3」と回答している。その他、若尾さん(母親)は、「コストは大切だ」というアンケートに対して「5」と回答して、実際に「豚肉の切り落とし」を購入している。また、「ダイエットしたい」というアンケートに対して「5」と回答して、実際に「玄米」を購入している。また、「皆に褒められた/イイねがほしい」というアンケートに対して「1」と回答して、実際に「出汁の素」を購入している。また、「身の丈にあった生活がしたい」というアンケートに対して「5」と回答して、実際に「ふえるワカメ」を購入している。このようなことから、主観的データDCMと客観的データDCKとに基づいて若尾さん(母親)を区分すると、「バランス完璧型」に区分される。
即ち、母親を対象とするアンケート結果に基づいて商品開発を行う場合、上述したように、アンケートの対象となった母親の母集団のうち、実際にアンケートに回答するような意識の高い母親の中からモニターが選抜される。このため、例えば図50の植松さんのような「なんちゃってヘルシストタイプ」に区分されるような母親がモニターに選出されることがある。しかしながら、植松さん(母親)は、客観的データDCKとしてのライフコースデータに示すように、夫が歯科医師であるとともに、自身も歯科衛生士であるため収入面ではいわばマイノリティ(高所得者)である。このような母親がモニターとして選出されて、その意見が商品開発に応用されることは適切ではない。
そこで、図49に示すように、To-Be(理想)における企画・市場調査のステップでは、複数の母親の購買活動の分析が行われて、商品開発にあたっての戦略が決定される。
購買活動の分析の結果、図50に示すように、植松さん(母親)と、若尾さん(母親)との夫々の購買履歴と、「思考」のアンケート結果との対応関係が考慮される。その結果が、例えば図49に示すように、「日常的に料理をしている、世帯収入が平均の世帯」における、「無添加」が30%と「無添加ではない」が70%であったとする。ここで、「思考」のアンケート結果のうち、近年の健康志向の強さが考慮されて、平均世帯年収/無添加ではない出汁の素×健康志向の人(ペルソナ)をターゲットとした戦略が決定する。例えば、「添加物が入っていても、より健康的な商品を開発しよう」という戦略が決定される。
即ち、To-Beにおける企画・市場調査では、商品開発のコアとなる部分が客観的データDCKに基づいて設計される。
次に、セグメント抽出のステップでは、ペルソナに該当する人物を抽出する。現状の主観的なペルソナ決定と比較して、年収や購入履歴等、商品行動マップにより、客観的な人物抽出が担保される。その後、トライアルのステップでは、モニターへのヒアリングが実施されて、ターゲットにとって必要な意見が入った状態での商品のブラッシュアップが行われる。
このように、既存のデータ分析と、必要に応じて実施されるアンケートの結果に基づいて、商品開発の方向性が決定される。即ち、企業は、ペルソナにしたい人を、客観的データDCKに基づいて自ら設定して明確にする。また、企業は、客観的な情報からのモニター抽出のおかげで顧客のファクトを掴むことが可能となる。これにより、ダイレクトな商品開発が可能になる。
つまり、図49に示すように、アンケート回答の分析は、顕在意識に該当し、言語化ができて、自覚できるものであり、データ全体からすれば5%程度のものにすぎない。これに対して、購買履歴(レシート等による)は、潜在意識に該当し、言語化ができず、自覚できないものであり、データ全体からすると95%程度に達する。このように、言語化されていないデータから消費者のファクト情報を抽出して、消費行動マップDCBMが生成される。
図51には、消費行動マップのイメージと企業における新規的活用例が図示されている。
図51に示すように、スピードアンケート(例えば、上述の「出汁」のアンケート)が実施されることで「意識」の表面部が明らかとなり、実際の消費行動の解析と、「思考」のアンケートの実施との組み合わせにより、「意識」の深層部分が明らかとなる。これにより、消費行動マップDCBMが生成される。その結果、表面の言語化された「意識」のみならず、その裏側にある言語化されていない、本人も認識していない「無意識」の部分を数値化させることができる。
具体的には例えば、A社製の「美容サプリメント」を購買していた人が、あるタイミングからB社製の「美容サプリメント」を購買するようになったとする。
この場合、通常は購買を切り替えた理由を遡って追うことはできない。即ち、メーカー(A社)は、ユーザ個人を追うことができない。
そこで、上述の消費行動マップDCBMを用いた分析を行った。すると、A社のCM(コマーシャル)のイメージキャラクターが、ある女優からあるアイドルに変更されたが判明した。また、B社がA社のキャンペーンと同時期にキャンペーンを実施したことでコストメリットがある状態が形成されたことが判明した。
そして、消費行動マップDCBMに基づくヒアリングを実施した。すると、A社について、(1)CMのイメージキャラクターが変更されたことが嫌だった、(2)錠剤が大きくて服用し難い印象があった、(3)1日2回の服用だと忘れてしまうため効果があるかどうかについて疑問があった、といった考えを持っていたことが判明した。また、B社については、(1)1日1回だけ服用すればいいので試しに買ってみた、(2)A社とB社とで効き目の違いはわからない、(3)新しくA社のCMのイメージキャラクターになったアイドルは嫌いなのでこのまま(B社のまま)でいいと思っている、といった考えを持っていたことが判明した。
このように、消費行動マップDCBMの分析を行うことで、これまで不可能であったメーカー側からの「個に対するアプローチ」や「個からのヒアリング」が実現可能になる。
次に、図52及び図53を用いて、ポイントシステムの第3ストーリーについて説明する。
図52は、「世の中を変えるための草の根運動」の一環として、ママスクDB拡張システムにより提供されるママスクDB拡張サービスの流れを示す図である。
図52には、ママスクDB拡張システムを利用する、見守りマイスターと、育児中の母親とが、図示されている。
図52に示す例では、母親は、ママスクDB拡張サービスの見守りサービスを利用するために、基本情報を登録してママスクDB拡張サービスに入会した(ステップST31)。
ママスクDB拡張サービスに入会した母親は、初回の見守りサービスを利用した(ステップST32)。ここで、例えば母親が、公開されている写真ではヒョウ柄の服を着ているが、口コミでは優しいと評判である2つ星の見守りマイスター「酒井さん」を指名したとする。ここで、母親が保有していたポイントが「酒井さん」に移動する。
「酒井さん」に見守りを依頼した母親は、「酒井さん」の見守りの腕前に満足し、その旨を口コミに書き込むとともに、リピートするためのポイントを貯めることを決意した(ステップST33)。
母親は、ECサイト(ママECサイト)を活用してポイントを貯めた(ステップST34)。具体的には、母親U1は、ECサイト(ママECサイト)を活用して、最近肥満気味の夫のために青汁を購入した。
ポイントを貯めた母親は、2回目の見守りサービスを利用した(ステップST35)。具体的には、母親は、初回の見守りサービスで気に入った、近所に住む見守りマイスター「酒井さん」を指名した。ここで、リピートの指名を受けた「酒井さん」にはポイントが付与される。
母親は、スピードアンケートや思考に関するアンケートに回答すると、ポイントを獲得することができる。また、各種の商品の購買履歴を開示したり、ライフコースデータを提供したりすると、これらの履歴が消費行動マップDCBMに記録される(ステップST36)。
図53は、母親がママスクDBに登録されるまでのプロセスを示す図である。
図53に示す母親には、「人物像」にあるように、東京で夫と子供と3人暮らし、子供の世話をした経験がない、東京に友達がいない、ECサイトの利用に対して消極的、夫は仕事が忙しく子育ては1人でしている、日々に閉塞感や孤独感を感じている、といった背景事情がある。また、その夫には、健康診断で尿酸値を指摘された、肥満気味、青物野菜を食べないといった背景事情がある。
このような状況の中、母親は、いつも自分1人であるため、せめて近所で1時間でも子供を見ていてくれる人がいると助かる、という気持ちがあるが、子供を預けることができるような十分な収入がないという現実に目を向けて我慢するしかないと考えていた。
このよう中、母親は、ある知人から、ママECサイトで買い物するとお得であり、かつ、買い物をしたことで得られるポイントで「見守りサービス」を依頼することができることを教えてもらった。そこで、母親は、試しにそのECサイトに登録(ママスクメイトに登録)することにした。
母親は、ママECサイトに登録(ママスクメイトに登録)したことで、登録時に付与されるポイントを獲得した。そして、そのポイントを利用して、最近肥満気味の夫のために青汁を格安で購入することができた。
その後、母親は、「見守りサービス」を利用すべく、見守りマイスターを検索した。すると、近所にたくさんの見守りマイスターがいることがわかり、さらに口コミを見ると、「一時的に預けることで気持ちが和らいだ」、「優しい見守りスタッフだった」といったコメントを目にした。
こうして、母親は、ママECサイトに登録(ママスクメイトに登録)したことで、商品が低価格で購入でき、商品を購入することで貯まったポイントを利用して「見守りサービス」を利用できるようになり、日々に閉塞感や孤独感を感じることがなくなった。
また例えば、従来、母親は、出産の前後において、独身時代や出産前に用いていた美容商品(例えば、化粧水やサプリメント)の利用をやめることが多かった。一方で、上述したように、母親は、ママスクDB拡張サービスにより、ポイントを取得することができる。
そこで、美容商品のメーカーは、ママECサイトにその美容商品を出品(ママECサイトで購入可能に)する。これにより、ママECサイトを閲覧している母親は、ママECサイトを介して独身時代や出産前に用いていた美容商品を購入することができる。即ち、メーカーは、母親の(独身時代や出産前に用いていた)美容商品の再度の利用を促すことができる。
次に、図54乃至図57を用いて、ポイントシステムの第4ストーリーについて説明する。
図54は、母親がママスクメイトに登録する場合の動機の一例を示す図である。
母親がママスクメイトに登録する動機としては、例えば以下のようなものが予想される。例えば、母親U1の「人物像」として、「専業主婦」、「東京都在住」、「夫:44歳会社経営」、「1人目の子供:6歳 長男 小学校1年生」、「2人目の子供:3歳 長女 幼稚園生」であったとする。そして、長男はサッカーを習い始め、長女は水泳を習い始めた。自分(母親U1)は運動不足を認識しており、最近太り気味である。また、ソーシャルネットワークサービスを好み、流行りのものを試すのが好きである。夫は、経営者という立場柄、飲み会が多く不摂生(肥満体質)である。
このような「人物像」である母親は、購買履歴の買取りや、ライフコースデータを登録により、データが解析されて、企業からレコメンドが届く、という最新のデータベースに惹かれてママスクメイトに登録することが予想される。
図55は、ママスクDB拡張サービスが提供されることに伴う企業(メーカー)側のメリットを示す図である。
図55に示すように、As-Is(現状)によれば、企業(メーカー)は、自身が運営する通販サイト等で購入履歴のある一部の消費者のみをアタックの対象とすることができる。ただし、自由販売の規制から、販売価格は小売店の販売価格より下げることはできない。
ここで、最大の広告効果が見込まれるPUSHのタイミングとは、人の思考が本当に変革した瞬間となる。これが、PUSH戦略を成功させるポイントとなる。
具体的には例えば、人の元々の「思考」や「消費行動」として、「キレイになりたい」、「面倒なことはしたくない」という「思考」であり、「消費行動」としては、「肌旨のサプリメント」、「日焼け止め」等の購入履歴がないというものであったとする。その後、「きっかけ」として、「半年後に同窓会が開催されることになった」、「昔はマドンナとしてもてていた」という事実が発生し、その結果、「本気でキレイにならないといけない」という思考に変革した。このタイミングがまさに「人の思考が本当に変革した瞬間」であり、メーカーは、「日焼け止め」や「化粧品」といった商品をPUSHすることで最大の広告効果を得ることができる。
また例えば、元々「子供や夫の健康は大事だが、偏食がすごいので色々作っても残される」、「手間のかかることはしたくない」という「思考」があり、「肉や炭水化物中心の食事」になっていたとする。その後、「子供がサッカーを始めた」、「子供が自分の低い身長を気にし始めた」、「両親ともに身長が高い方ではない」という事実が「きっかけ」となり、「本気で子供の食生活に気を付けないといけない」という思考に変革した。このタイミングがまさに「人の思考が本当に変革した瞬間」であり、メーカーは、「魚を美味しく食べるためのレシピ」や「身長を伸ばす効果が期待できるサプリメント」といった商品をPUSHすることで最大の広告効果を得ることができる。
即ち、To-Be(理想)として、個人と紐づいた消費行動マップから、「元々の思考」→「きっかけ」→「変革後の思考」の流れを一気通貫で獲得することができる。このとき、メーカーは、ママECサイトのユーザという大義名分があるため、これまで不可能だった、コストメリットがある状態でのメーカーから顧客への直接の商品提供が可能となる。その結果、メーカーは、販売促進費を削減することができる。
図56は、消費行動マップの具体例を示す図である。
上述したように、消費行動マップDCBMは、主観的データDCMと客観的データDCKとにより構成されている。主観的データDCMは、スピードアンケート(例えば「冷凍食品」のアンケート)の結果と、「思考」のアンケートの結果とに基づいて生成される。
具体的には例えば、「冷凍食品」のアンケートに対する回答が、安心安全が大事、家族が大事、自分らしさを出すために流行を追求したい、家事は手抜きしてもよい、というものであったとする。また、「思考」のアンケートに対する回答が、ソーシャルネットワークサービスで「イイね」が欲しい、流行を追求したい、お得な生活がしたい、家族が大事、Happyに生きたい、というものであったとする。
この場合、主観的データDCMに基づいた消費行動マップDCBMでは、家族は大事という回答から「良妻賢母タイプ」と判断され、「イイね」が欲しいという回答から「キラキラのママアイコン的存在でありたい」と判断される。また、「「時短家事」、「レンジ活用」、「炊飯器活用」、「ほっておき料理」といった最先端の家事がしたい」と判断される。
これに対して、客観的データDCKに基づいた消費行動マップでは、家族全体や夫個人の購買履歴に基づいた分析が行われる。具体的には例えば、家族全体の購買履歴の分析結果として、肉、パン、パスタが多いのに対して、魚、牛乳、野菜は少なく、野菜ジュースで補っていると判断される。また、夫個人の購買履歴の分析結果として、酒、焼き鳥、ラーメンなど栄養価が高い食品が多いと判断される。
この場合、客観的データDCKに基づいた消費行動マップDCBMでは、時短レシピを目指す一方で、偏食の改善や、栄養価のコントロールを目指した消費行動を行っているようには見えないと判断する。つまり、家族に対して甘く、栄養状態は良いと言えない状況であると判断する。
図57は、図56で示す消費行動マップに対する思考の変換ポイントの具体例を示す図である。
上述の図56で示すような消費行動マップDCBMが生成された場合であっても、以下のような事実が「きっかけ」となり、これが変換ポイントとなる。即ち、図57に示すように、子供がサッカーを習い始めた、夫婦共に背が低い、子供の身長が同年齢の平均よりも低い、といった事実が「子供には背が高くなってもらいたい」という思考の変換ポイントとなる。また、夫が健康診断で「D」判定が付いた、高校時代の友人が亡くなった、子供の運動会で他のお父さんよりもダサい自分に気づいた、といった事実が思考の変換ポイントとなる。
このような思考の変換ポイントにおいて、例えば子供に関する商品の場合、身長を伸ばすためのサプリメントを購入できるECサイトのPUSH、食生活に関して指導をすべきである場合のレシピ関連書籍のPUSH、偏食が治らない場合のサプリメントのPUSHが有効となる。また、例えば夫に関する商品の場合、ダイエットサプリメントのPUSH、スポーツクラブのPUSH、EMSマシンのPUSHが有効となる。
また、例えば、上述のママスクDBシステムSYS1の説明において、ママスクDB2は、職への就労を希望する、又は就労する母親U1に関するデータベースであるものとしたが、特にこれに限定されない。即ち、ママスクDB2は、職への就労を希望する、又は就労するユーザに関するデータベースであれば足りる。具体的には例えば、ユーザが子供を有する父親である場合、子供を有する母親と同様の効果を奏することができる。更に言えば、ママスクDB2は、子供を有しない自然人に対しても、ライフイベント等に現在のみならず過去から未来へ向けて10年以上の長期間におけるライフイベント等に対応した、職に関する各種サービスや提案等を提供することに資するデータベースとなる。
また、例えば、上述のママスクDBシステムSYS1の説明において、ママスクDB2は、母親と母親の子供に関する情報を紐づけて格納するものとしたが、特にこれに限定されない。即ち、ユーザにより可変し得ない情報と、ユーザにより可変し得る情報と、ユーザと関連する自然人に関する情報を、紐づけて格納すれば足りる。具体的には例えば、ユーザと関連する自然人は、要介護者等であってもよい。この場合、即ち、ユーザと関連する自然人は、ユーザのライフイベントに影響する自然人であれば、各種各様の効果を奏することができる。また例えば、ユーザと関連する自然人は、共働きの配偶者等であってよい。即ち、ユーザと関連する自然人は、ユーザのライフイベントに影響する自然人であれば、各種各様の効果を奏することができる。
また、例えば、上述のシフト管理システムSYS2の説明において、シフト管理システムSYS2は、組織において、いわゆるデスクワークを含む仕事を行うワークスタッフWSと、いわゆる見守り・保育を含む仕事を行うキッズスタッフKSとの予定管理に利用されるとしたが、特にこれに限定されない。即ち、組織において、第1の職務を行うユーザと、前記組織において、第2の職務を行う第2のユーザと、の予定管理に利用される情報処理装置であれば足りる。具体的には例えば、ワークスタッフWSとキッズスタッフKSとは、両方が子供を持つ母親である必要はない。例えば、第2のユーザは専任の子供を帯同しない保育士等であってもよい。この場合であっても、第2の職務として見守り・保育を行う第2のユーザである子供を帯同する母親が利用する場合と同様の効果が奏される。また例えば、第2の職務は、いわゆる見守り・保育を含む仕事に限定されない。具体的には例えば、第1の職務を行うユーザの人数により、第2の職務を行う第2のユーザの人数を変更することが望ましい職務であれば、適切なシフト管理がなされる。
また、例えば、上述のシフト管理システムSYS2の説明におけるWSシフト情報は以下の情報を含むことができる。WSシフト情報は、デスクワークのうち、ワーキングスタッフWSの候補の母親U1が、いずれの業務を担当したいかといった情報を含んでよい。具体的には例えば、図16の例において、ワーキングスタッフWSは、「案件Bよりも案件Aに取り組みたい」という情報を、WSシフト情報として入力することができる。即ち、当該情報をWSシフト情報として取得したシフト決定部315は、当該情報に基づいて、ワーキングスタッフWSの担当する案件を決定することができる。
また、例えば、上述のシフト管理システムSYS2の説明において、安全配置基準は、「最大4人の子供に対して1人のキッズスタッフKS」とした例として説明したが、特にこれに限定されない。即ち、安全配置基準は、任意にサービス提供者Mが任意に決定することができるし、シフト決定部315により、自動的に決定されてもよい。具体的には例えば、子供が幼いほど、注意を要することがある。即ち、シフト決定部315は、子供の年齢等に基づいて決定されてもよい。
また、例えば、上述のシフト管理システムSYS2の説明において、グループGとは、見守り・保育におけるキッズスタッフKSによる子供の担当を示すグループであるとしたが、キッズスタッフKSは、担当を決めずに子供の見守り・保育を行ってもよい。即ち、グループGは、単に安全配置基準に対する子供の人数の把握に用いられてもよく、注意が必要な子がいることを、全体又は所定のキッズスタッフに事前に通知するといった目的に用いられてもよい。これにより、子供の見守り・保育における安全性を向上することができる。
また、例えば、上述のシフト管理システムSYS2の説明におけるWS子供情報及びKS子供情報は以下の情報を含むことができる。即ち、WS子供情報及びKS子供情報は、ワーキングスタッフWSやキッズスタッフKSの候補者の母親U1により、いずれの子供を帯同するのかといった情報を入力されてもよい。具体的には例えば、2人の子供を持つワーキングスタッフWSの候補の母親U1は、「ある日において、上の子供だけは、友達家族と遊びに出かけるため、下の子のみを帯同する」といった情報をWSシフト情報として送信することができる。これにより、後述するシフト決定部315は、ママスクDB2に含まれる子供情報DKのみならず、ある日に子供の数が変動するか否かに基づいて、キッズスタッフKSの数を変動させることができる。
また、例えば、上述のマッチングシステムSYS3の説明において、マッチングサーバ4の母親不変情報取得部411と、母親可変情報取得部412と、子供情報取得部413とは、母親U1及び母親U1の子供に関する情報を取得するものとしたが特にこれに限定さない。即ち例えば、母親不変情報取得部411は、母親U1のマッチングをするに際して、母親U1と異なる母親U12の情報を取得することができる。これにより、例えば、母親U1と類似するキャリアや経験を持つ母親U12の成功例に基づいて、キャリアのマッチング(及びキャリアの提案等)をすることができる。母親可変情報取得部412及び子供情報取得部413も同様に、母親U1に限定されない、他の母親U12や、他の母親U12の子供に関する情報も取得することができる。この場合、就労候補決定部415は、母親U1と異なる母親U12の情報に基づき、母親U1のマッチングをすることができる。これにより、マッチングシステムSYS3は、第三者である他のユーザ(母親U12)のマッチングデータから、ユーザ(母親U1)に合った情報を抽出することができる。
また、例えば、上述のマッチングシステムSYS3の説明において、マッチングサーバ4は、職への就労を希望する母親U1に利用され、母親U1の子供に関する情報に基づいて母親U1の就労先の候補となる組織を決定することができるものとしたが特にこれに限定されない。即ち、職への就労を希望するユーザ(例えば、明細書中の母親U1)に利用され得る情報処理装置であれば足りる。具体的には例えば、ユーザが子供を有する父親である場合、子供を有する母親と同様の効果を奏することができる。更に言えば、マッチングシステムSYS3は、子供を有しないユーザに対しても適用することができる。この場合、ユーザにより可変できない情報と可変できる情報とに基づいて就労先の候補となる組織が決定される。これにより、例えば、ユーザにより可変し得ない情報は、ユーザにより改竄等がされ得ない情報となり、当該情報の信頼性の担保に資することができる。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図7、図14、及び図22の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図7、図14、及び図22の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図7、図14、及び図22に特に限定されず、任意でよい。例えば、データベース管理サーバ1の機能ブロックを母親端末6等に移譲させてもよい。逆に母親端末6の機能ブロックをデータベース管理サーバ1等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザ等にプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザ等に提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、図7のデータベース管理サーバ1)は、
職への就労を希望する、又は就労するユーザ(例えば、図5の母親U1)に関するデータベース(例えば、図5のママスクDB2)を構成又は更新するに際して利用され得る情報処理装置であって、
前記ユーザの職における当該ユーザにより可変し得ない情報(例えば、図8の母親履歴書情報DMIBや母親企業入力情報DMIC)を、第1情報(例えば、図8の母親不変情報DMI)として取得する第1取得手段(例えば、図7の母親不変情報取得部121)と、
前記ユーザの職における当該ユーザにより可変し得る情報(例えば、図8の母親キャリア形成情報DMMCや母親思考性情報DMMT)を、第2情報(例えば、図8の母親可変情報DMM)として取得する第2取得手段(例えば、図7の母親可変情報取得部122)と、
前記第1情報及び前記第2情報を紐づけて、前記ユーザ毎にデータベースに格納する格納手段(例えば、図7の格納部113)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、ユーザにより可変できない情報と可変できる情報とが明確にデータベースに格納される。即ち、例えば、可変できない情報として過去の情報を格納することで、ユーザや他のユーザにより改竄等がされていないことが保証される。また例えば、可変できる情報として、現在の情報を格納することで、ユーザの現在の意向等を反映した情報を参照可能なデータベースとなる。即ち例えば、ユーザの過去を正確に評価し、さらにユーザの現在の意向等を参照可能なデータベースを生成できる。
さらに、前記ユーザと関連する自然人に関する情報を、第3情報として取得する第3取得手段(例えば、図7の子供情報取得部112)をさらに備え、
前記格納手段は、
前記第1情報、前記第2情報、及び前記第3情報を、紐づけて前記ユーザ及び前記自然人毎にデータベースに格納することができる。
さらに、前記第1情報は、前記ユーザの履歴に関する情報(例えば、図8の母親履歴書情報DMIB)、及び前記ユーザの就労する組織に関する情報(例えば、図8の母親企業入力情報DMIC)を少なくとも含むことができる。
さらに、前記第2情報は、前記ユーザの職の希望における基盤となる情報(例えば、図8の母親ベース情報DMMB)、前記ユーザのキャリア形成に関する情報(例えば、図8の母親キャリア形成情報DMMC)、及び前記ユーザの生活の思考に関する情報(例えば、図8の母親思考性情報DMMT)のいずれかを少なくとも含むことができる。
さらに、前記第1情報、前記第2情報、及び前記第3情報のいずれかについて、数値化して評価する数値化手段(例えば、図7の数値化評価部114)と、
をさらに備えることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、図14のシフト管理サーバ3)は、
組織において、第1の職務(例えば、明細書中のいわゆるデスクワークを含む仕事)を行う第1のユーザ(例えば、図12のワークスタッフWS)と、
前記組織において、第2の職務(例えば、明細書中のいわゆる見守り・保育を含む仕事)を行う第2のユーザ(例えば、図12のキッズスタッフKS)と、
の予定管理に利用される情報処理装置であって、
前記第1のユーザの前記第1の職務に係る勤務の予定に関する情報を、第1シフト情報として取得する第1シフト情報取得手段(例えば、図14のWSシフト情報取得部311)と、
前記第1のユーザが前記第1の職務を遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、第1子供情報として取得する第1子供情報取得手段(例えば、図14のWS子供情報取得部312)と、
前記第2のユーザの前記第2の職務に係る勤務の予定に関する情報を、第2シフト情報として取得する第2シフト情報取得手段(例えば、図14のKSシフト情報取得部313)と、
前記第2のユーザが前記第2の職務を遂行するに際して帯同する子供に関する情報を、第2子供情報として取得する第2子供情報取得手段(例えば、図14のKS子供情報取得部314)と、
前記第1シフト情報、前記第1子供情報、前記第2シフト情報、及び前記第2子供情報に基づいて、前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの勤務の予定を決定するシフト決定手段(例えば、図14のシフト決定部315)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、第1の職務を行う第1のユーザと、第2の職務を行う第2のユーザと、ユーザの夫々により帯同される子供とが、ユーザの夫々の勤務の予定に影響を及ぼすような場合において、より利便性の高い勤務の予定を決定することができる。例えば、帯同される子供の人数の合計が多すぎる場合に、本発明は、見守り・保育施設等が満員になることを防ぐ勤務の予定を決定するといったことが可能となる。
さらに、前記第2の職務は、少なくとも前記第1のユーザに帯同する前記子供及び前記第2のユーザに帯同する前記子供を見守り・保育される職務を含み、
前記第1子供情報及び前記第2子供情報は、前記子供の夫々が見守り・保育される際に注意を要するか否かの情報を含み、
前記シフト決定手段は、前記子供の夫々が見守り・保育される際に注意を要するか否かの情報に基づいて、前記第2のユーザの数を決定することができる。
さらに、前記第1シフト情報は、前記第1の職務の内容の情報と、前記第1のユーザの複数の職務の内容に対する得意不得意の情報とを含み、
前記シフト決定手段は、前記第1の職務の前記内容と、前記第1のユーザの複数の職務の内容に対する前記得意不得意の情報に基づき、前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの勤務の予定を決定することができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、図22のマッチングサーバ4)は、
職への就労を希望するユーザ(例えば、明細書中の母親U1)に利用され得る情報処理装置であって、
前記ユーザの職における当該ユーザにより可変し得ない情報(例えば、図8の母親履歴書情報DMIBや母親企業入力情報DMIC)を、第1情報(例えば、図8の母親不変情報DMI)として取得する第1取得手段(例えば、図22の母親不変情報取得部411)と、
前記ユーザの職における当該ユーザにより可変し得る情報(例えば、図8の母親キャリア形成情報DMMCや母親思考性情報DMMT)を、第2情報(例えば、図8の母親可変情報DMM)として取得する第2取得手段(例えば、図22の母親可変情報取得部412)と、
1以上の組織において、当該組織が雇用を希望する者に関する情報を、第3情報として取得する第3取得手段(例えば、図22の雇用希望情報取得部414)と、
前記第1情報、前記第2情報、及び前記第3情報に基づいて、前記ユーザの就労先の候補となる組織を決定する就労候補決定手段(例えば、図22の就労候補決定部415)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、ユーザにより変更できない(不変)情報と変更できる(可変)情報とに基づいて就労先の候補となる組織が決定される。即ち、例えば、変更できない情報として履歴書等の情報を格納することで、ユーザや他のユーザにより改竄等がされていないことが保証される。また例えば、変更できる情報として、現在のユーザの意向を格納することで、ユーザの現在の意向等に基づいて、就労先の候補となる組織が決定される。即ち、ユーザの過去を正確に評価し、さらにユーザの現在の意向等に基づいて就労先の候補が決定されるシステムとなる。
さらに、前記ユーザと関連する自然人(例えば、明細書中の子供)に関する情報を、第4情報として取得する第4取得手段(例えば、図22の子供情報取得部413)をさらに備え、
前記就労候補決定手段は、前記第1情報、前記第2情報、前記第3情報、及び前記第4情報に基づいて、前記ユーザの就労先の候補となる組織を決定することができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、図40乃至図45のママスクDB拡張サーバ9)は、
ママ又はママではない人を母親(例えば、上述の母親U1)として、当該母親についての情報として、主観データ(例えば、図34の主観的データDCM)、客観データ(例えば、図34の客観的データDCK)、家族情報(例えば、図34の家族情報DLK)、健康情報(例えば、図34の健康情報DLH)、既住情報(例えば、図34の既往歴情報DLD)、ヘルスケア情報(例えば、図34のヘルスケア情報DLC)、前記母親のうち見守りマイスターの情報(例えば、図34のマイスター基本情報)、前記見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す情報(例えば、図34の利用者口コミ情報DMK)、及び前記母親の行動を示す情報(例えば、図34の各種ポイント)を取得する母親情報取得手段(例えば、図40乃至図45の母親情報取得部910)と、
前記母親の前記主観データ及び前記客観データに基づいて、当該母親の消費行動を示す消費行動マップ(例えば、図50の消費行動マップ)を生成して管理する消費行動マップ管理手段(例えば、図40及び図41の消費行動マップ機能提供部911や消費行動マップ管理部925)と、
前記母親についての、前記家族情報、前記健康情報、前記既住情報、及び前記ヘルスケア情報の少なくとも一部に基づいて、当該母親のライフコースデータを管理するライフコースデータ管理手段(例えば、図40及び図42のライフコースデータ機能提供部912)と、
前記母親のうち前記見守りマイスターについて、当該見守りマイスターの前記情報、及び当該見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す前記情報を少なくとも含む情報を管理するマイスター管理手段(例えば、図40及び図43のマイスター登録機能提供部913)と、
前記母親の行動を示す前記情報に基づいて、当該行動に対して授受されるポイントを管理するポイント管理手段(例えば、図40及び図44のポイント管理機能提供部914)と、
前記ポイント管理手段により管理されたポイントを利用可能なウェブサイト(例えば、上述のママスクECサイト)において、前記母親に提案されるべき商品又は役務を、当該母親に報知する商品等報知手段(例えば、図40及び図45のECサイト機能提供部915)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、母親(ママ又はママではない人)に対して、当該母親の情報に基づいて、消費行動マップ管理手段、ライフコースデータ管理手段、マイスター管理手段、ポイント管理手段、商品等放置手段が、発揮される。これらの手段は、母親の情報に基づくため、当該母親のニーズを反映することができる。そして、これらの手段が発揮されることで、母親のための世の中を変えるための草の根運動や商品開発等が促進され、当該母親が子供のそばで働いたり子供を産み育てやすい世の中を作ることに資することができる。
1・・・データベース管理サーバ、2・・・ママスクDB、3・・・シフト管理サーバ、4・・・マッチングサーバ、5・・・管理者端末、6,6-1,6-n,6-WS,6-KS・・・母親端末、7,7-1,7-n・・・企業端末、8・・・マルチ派遣サーバ、9・・・ママスクDB拡張サーバ、11,81,91・・・CPU、19,82,92・・・通信部、111・・・母親情報取得部、112・・・子供情報取得部、113・・・格納部、114・・・数値化評価部、121・・・母親不変情報取得部、122・・・母親可変情報取得部、131・・・母親履歴書情報取得部、132・・・母親企業入力情報取得部、141・・・母親ベース情報取得部、142・・・母親キャリア形成情報取得部、143・・・母親思考性情報取得部、151・・・子供不変情報取得部、152・・・子供可変情報取得部、161・・・子供基本情報取得部、162・・・子供企業入力情報取得部、171・・・子供ベース情報取得部、172・・・子供思考性情報取得部、31・・・CPU、32・・・通信部、311・・・WSシフト情報取得部、312・・・WS子供情報取得部、313・・・KSシフト情報取得部、314・・・KS子供情報取得部、41・・・CPU、42・・・通信部、411・・・母親普不変情報取得部、412・・・母親可変情報取得部、413・・・子供情報取得部、414・・・雇用希望情報取得部、415・・・就労候補決定部、811・・・管理者評価取得部、812・・・デベロッパ評価取得部、813・・・テナント評価取得部、814・・・評価統合部、815・・・特性提示部、816・・・希望取得部、817・・・シフト先推薦部、901・・・消費行動マップDB、902・・・ライフコースデータDB、903・・・マイスター登録DB、904・・・ポイント管理DB、910・・・母親情報取得部、911・・・消費行動マップ機能提供部、912・・・ライフコースデータ機能提供部、913・・・マイスター登録機能提供部、914・・・ポイント管理機能提供部、915・・・ECサイト機能提供部

Claims (3)

  1. ママ又はママではない人を母親として、当該母親についての情報として、主観データ、客観データ、家族情報、健康情報、既往情報、ヘルスケア情報、前記母親のうち見守りマイスターの情報、前記見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す情報、及び前記母親の行動を示す情報を母親情報として取得する母親情報取得手段と、
    前記母親の前記主観データ及び前記客観データに基づいて、当該母親の消費行動を示す消費行動マップを生成して管理する消費行動マップ管理手段と、
    前記母親についての、前記家族情報、前記健康情報、前記既往情報、及び前記ヘルスケア情報の少なくとも一部に基づいて、当該母親のライフコースデータを管理するライフコースデータ管理手段と、
    前記母親のうち前記見守りマイスターについて、当該見守りマイスターの前記情報、及び当該見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す前記情報を少なくとも含む情報を管理するマイスター管理手段と、
    前記母親の行動を示す前記情報に基づいて、当該行動に対して授受されるポイントを管理するポイント管理手段と、
    前記ポイント管理手段により管理されたポイントを利用可能なウェブサイトにおいて、前記母親の前記母親情報又は当該母親の前記消費行動マップのいずれか当該母親の前記ライフコースデータとの組に基づいて当該母親の分類を行い、当該分類の結果に基づいて、商品又は役務の報知をする対象となり得る母親を決定し、決定した当該母親に提案されるべき商品又は役務を、決定した当該母親に報知する商品等報知手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 情報処理装置が実行する情報処理方法において、
    ママ又はママではない人を母親として、当該母親についての情報として、主観データ、客観データ、家族情報、健康情報、既往情報、ヘルスケア情報、前記母親のうち見守りマイスターの情報、前記見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す情報、及び前記母親の行動を示す情報を母親情報として取得する母親情報取得ステップと、
    前記母親の前記主観データ及び前記客観データに基づいて、当該母親の消費行動を示す消費行動マップを生成して管理する消費行動マップ管理ステップと、
    前記母親についての、前記家族情報、前記健康情報、前記既往情報、及び前記ヘルスケア情報の少なくとも一部に基づいて、当該母親のライフコースデータを管理するライフコースデータ管理ステップと、
    前記母親のうち前記見守りマイスターについて、当該見守りマイスターの前記情報、及び当該見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す前記情報を少なくとも含む情報を管理するマイスター管理ステップと、
    前記母親の行動を示す前記情報に基づいて、当該行動に対して授受されるポイントを管理するポイント管理ステップと、
    前記ポイント管理ステップにおいて管理されたポイントを利用可能なウェブサイトにおいて、前記母親の前記母親情報又は当該母親の前記消費行動マップのいずれか当該母親の前記ライフコースデータとの組に基づいて当該母親の分類を行い、当該分類の結果に基づいて、商品又は役務の報知をする対象となり得る母親を決定し、決定した当該母親に提案されるべき商品又は役務を、決定した当該母親に報知する商品等報知ステップと、
    を含む情報処理方法。
  3. コンピュータに、
    ママ又はママではない人を母親として、当該母親についての情報として、主観データ、客観データ、家族情報、健康情報、既往情報、ヘルスケア情報、前記母親のうち見守りマイスターの情報、前記見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す情報、及び前記母親の行動を示す情報を母親情報として取得する母親情報取得ステップと、
    前記母親の前記主観データ及び前記客観データに基づいて、当該母親の消費行動を示す消費行動マップを生成して管理する消費行動マップ管理ステップと、
    前記母親についての、前記家族情報、前記健康情報、前記既往情報、及び前記ヘルスケア情報の少なくとも一部に基づいて、当該母親のライフコースデータを管理するライフコースデータ管理ステップと、
    前記母親のうち前記見守りマイスターについて、当該見守りマイスターの前記情報、及び当該見守りマイスターに対する他のママからの評価を示す前記情報を少なくとも含む情報を管理するマイスター管理ステップと、
    前記母親の行動を示す前記情報に基づいて、当該行動に対して授受されるポイントを管理するポイント管理ステップと、
    前記ポイント管理ステップにおいて管理されたポイントを利用可能なウェブサイトにおいて、前記母親の前記母親情報又は当該母親の前記消費行動マップのいずれか当該母親の前記ライフコースデータとの組に基づいて当該母親の分類を行い、当該分類の結果に基づいて、商品又は役務の報知をする対象となり得る母親を決定し、決定した当該母親に提案されるべき商品又は役務を、決定した当該母親に報知する商品等報知ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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