JP7688566B2 - ウエーハ保持装置 - Google Patents
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Description
反りや変形を生じ易いウエーハを保持する際に、当該ウエーハの外周下部の一部しか接触が許されていない場合であっても、所望の姿勢で確実に保持することができるウエーハ保持装置を提供することを目的とする。
ウエーハを水平状態で受け取り、所定の姿勢で保持するウエーハ保持装置であって、
ウエーハの外周下部に設定された接触許容領域のうち、当該ウエーハの中心を取り囲むように少なくとも3ヶ所に振り分けて設定された第1支持部位を、下方から支える第1支持部と、
接触許容領域のうち、第1支持部の間を補う位置に設定された第2支持部位を、下方から支える第2支持部と、
接触許容領域のうち、第1支持部および第2支持部の間を補う位置に設定された第3支持部位を、下方から支える第3支持部と、
第1支持部の上端と第2支持部の上端との相対高さを変更する第1昇降部と、
第2支持部の上端と第3支持部の上端との相対高さを変更する第2昇降部と、
第1支持部位に負圧を生じさせてウエーハを吸引保持する負圧吸引部と、
第1昇降部および第2昇降部における相対高さの変更と、負圧吸引部による吸引保持または解除の切替を制御する制御部を備え、
制御部は、
第2支持部の上端および第3支持部の上端の高さよりも上方に第1支持部の上端を配置させる、第1支持モードと、
第3支持部の上端の高さよりも上方で、第1支持部の上端と第2支持部の上端とを同じ高さに配置させる、第2支持モードと、
第1支持部の上端および第2支持部の上端の高さを、第3支持部の上端の高さと同じ高さに配置させる、第3支持モードとを少なくとも有し、
前記第1支持モードにて受け取った前記ウエーハを吸引保持したまま、当該第1支持モードから前記第2支持モードに切り替えた後、前記第3支持モードに切り替えることを特徴とする。
具体的には、ウエーハ保持装置1は、第1支持部2、第2支持部3、第3支持部4、第1昇降部5、第2昇降部6、負圧吸引部8、制御部9等を備えている。
具体的には、平面視してウエーハWの中心Wcを基準にすると、第1支持部位S1は、約120度間隔で振り分けた3ヶ所に設定されており、これら部位S1と位置が対応する様に第1当接支持部21が3ヶ所に配置されている。
より具体的には、第1当接支持部21は、第1支持部2の上端に配置されて、本体が金属や樹脂、ゴム等で構成されており、上端とエアが連通するエア連通口を備えた構造(例えば筒状)をしている。
具体的には、平面視してウエーハWの中心Wcを基準にすると、第2支持部位S2は、第1支持部位S1に対して約60度ずれた位置に振り分けた3ヶ所に設定されており、これら部位S2と位置が対応する様に第2当接支持部31が配置されている。
より具体的には、第2当接支持部31は、第2支持部3の上端に配置されて、本体が金属や樹脂、ゴム等で構成されており、上端とエアが連通するエア連通口を備えた構造(例えば筒状)をしている。
具体的には、平面視してウエーハWの中心Wcを基準にすると、第3当接支持部41は、第1当接支持部21又は第2当接支持部31に対して約30度ずれた位置に振り分けた6ヶ所に配置されている。
より具体的には、第3当接支持部41は、第3支持部4の上端に配置されて、本体が金属や樹脂、ゴム等で構成されており、上端とエアが連通するエア連通口を備えた構造(例えば筒状)をしている。
具体的には、支柱42は、ウエーハWの厚み方向(Z方向)に所定の長さを有する棒状部材で構成されている。
具体的には、平面視してウエーハWの中心Wcを基準にすると、円弧状当接支持部43は、第1当接支持部21、第2当接支持部31および第3当接支持部41の隙間を埋めるような位置(例えば12ヶ所)に、ウエーハWの外縁形状に沿った円弧状の部材が配置されている。
より具体的には、円弧状当接支持部43は、金属や樹脂、ゴム等で構成されており、不図示の連結金具等を介して装置フレーム1fに取り付けられている。
なお、「同じ高さ」とは、ミクロン単位で同じ高さである状態のみならず、ウエーハWを取り扱う上で支障の無い範囲で同じとみなせる状態も含み、上下方向の多少の誤差(例えば、弾性部材の変形で生じるミリ単位の誤差)が含まれていても良い(以下も同じ)。
具体的には、第1昇降部5は、第1支持部2をウエーハWの厚み方向(Z方向)に昇降動作させるものであり、第1支持部2の連結部材23を上下方向(Z方向)に昇降動作させるロッド51と、フレーム1fに取り付けられた本体部52等を備えている。
より具体的には、第1昇降部5は、ラックアンドピニオン機構やカム機構などの回転運動を直線運動に変換する機構(いわゆる、アクチュエータ)で構成されており、回転運動を行うモータ(ステッピングモータやサーボモータ等)を備えている。このモータは、制御部8に接続されており、所定の回転数で回転したり、所定の角度で静止したりする。そのため、第1昇降部5は、制御部8からの制御信号に基づいて、ロッド51を所定の速度で移動させたり、所定の位置で静止させたりすることができる。そのため、第1昇降部5は、第1支持部2を上下方向に移動させたり、所定の高さで静止させたりすることができる。
具体的には、第2昇降部6は、第2支持部4をウエーハWの厚み方向(Z方向)に昇降動作させるものであり、第2支持部3の連結部材33を上下方向(Z方向)に昇降動作させるロッド61と、フレーム1fに取り付けられた本体部62等を備えている。
より具体的には、第2昇降部6は、第1昇降部5と同様の構成をしており、制御部8からの制御信号に基づいて、ロッド61を所定の速度で移動させたり、所定の位置で静止させたりすることができる。そのため、第2昇降部6は、第2支持部3を上下方向に移動させたり、所定の高さで静止させたりすることができる。
具体的には、負圧吸引部8は、ウエーハWの外周下部Wbと当接する第1支持部2、第2支持部3および第3支持部4の上端に負圧を生じさせることで、ウエーハWを吸引保持するものである。
より具体的には、負圧吸引部8は、第1当接支持部21、第2当接支持部31および第3当接支持部41のエア連通口に接続されたエア配管、切替バルブ、負圧発生手段等で構成されている。
具体的には、制御部9は、第1昇降部5のモータと第2昇降部6のモータを制御して、ウエーハWを支え保持する高さを、上段位置H/中段位置M/下段位置Lに変更するものである。制御部9は、上段位置Hに切り替える第1支持モード、中段位置Mに切り替える第2支持モード、下段位置Lに切り替える第3支持モードを有しており、これら支持モードに切り替えることができる。なお、ここで言う上段位置H/中段位置M/下段位置Lとは、ウエーハWを支持する高さの違いに依らず、第1支持部2の上端、第2支持部3の上端および第3支持部4の上端の互いの位置関係に基づいて定義づけられた呼称である。
図4(b)には、を中段位置MにてウエーハW支持している様子が示されている。
図4(c)には、下段位置LにてウエーハWを支持している様子が示されている。
具体的には、第1支持モードでは、第2当接保持部31および第3当接保持部41の上端の高さよりも上方に、第1当接保持部21の上端を配置させる。
具体的には、第2支持モードでは、第3当接保持部41の上端の高さよりも上方で、第1支持部2の上端と第2支持部3の上端とを同じ高さに配置させる。
このとき、外周下部を6ヶ所で支持されているウエーハWのたわみが改善され、ウエーハWの第1支持部位S1および第2支持部位S2ではない部位(例えば、第3支持部位S3等)の垂れ下がりが減少する。
具体的には、第3支持モードでは、第1当接保持部21の上端および第2当接保持部31の上端の高さを、第3当接保持部41の上端の高さと同じ高さに配置させる。
このとき、ウエーハWは、外周下部を外周全域に亘って支持されるため、中心部Wcは自重による凹みが生じるものの、外周のみに着目すれば垂れ下がりが改善され、平坦な状態で支持されることとなる。
図5は、本発明を具現化する形態における動作フローの一例を示すフロー図である。
(第3支持部4について)
なお上述では、第3支持部4として、第3当接支持部41と円弧状当接支持部43を備えた構成を例示した。この場合、第3支持部位S3として、保持対象であるウエーハWの外縁形状に沿った円弧状に設定しておく。
この様な構成であれば、ウエーハWの外周下部Wbに設定された接触許容領域Rの大部分を支持することができ、極めて平坦な状態で支持できるため、より好ましい。
例えば、第3当接支持部41を省き、円弧状当接支持部43複数箇所に離隔配置させる構成としても良い。或いは、円弧状当接支持部43を省き、第3当接支持部41を複数箇所に離隔配置させる構成としても良い。この様な構成でも、ウエーハWの外周下部Wbに設定された接触許容領域Rを全周に亘って複数箇所で支えるので、ウエーハWを所望の姿勢で確実に保持することができる。
なお上述では、負圧吸引部8として、第1支持部位S1、第2支持部位S2および第3支持部位S3に負圧を生じさせてウエーハWを吸引保持する構成を例示した。さらに、制御部9は、第2支持モード(中段位置)へ切り替えたときに、第2支持部位S2に負圧を生じさせてウエーハWを吸引保持し、第3支持モード(下段位置)へ切り替えたときに、第3支持部位S3に負圧を生じさせてウエーハWを吸引保持させるフローを例示した。
この様な構成であれば、ウエーハWの外周下部Wbに設定された接触許容領域Rの幅(つまり、径方向の長さ)が短くても、負圧吸引する箇所および面積を増やすことができる。そのため、ウエーハWを吸引保持する圧力を低めに設定しても、全体として保持力を高めることができ、保持中に外力が加わっても外れにくくなるので、好ましい。
なお上述では、第1支持部2の支柱22よりも第2支持部3の支柱32の方が長く、第1支持部2の連結部材23が、第2支持部3の連結部材33よりも上方に配置されている構成を例示した。しかし、第1支持部2と第2支持部3は、この様な構成に限定されず、他の構成であっても本発明を具現化することができる。例えば、第1支持部2の連結部材23を第2支持部3の連結部材33よりも下方に配置し、第1支持部2の支柱22を第2支持部3の支柱32よりも長い構成としても良い。このとき、上段位置と中段位置との変更により連結部材23と連結部材33とが干渉しないようなクリアランスを考慮して、第1支持部2の支柱22の長さを設定する。
この場合、第2支持部3と第3支持部4を下降させ、第1支持部3の上端が最も上方にある状態を上段位置Hと定義する。また、第3支持部4が下降したままで、第2支持部3を上昇させて、第1支持部3と第2支持部4の上端が第3支持部4の上端よりも上方にある状態を中段位置と定義する。また、第2支持部3と第3支持部4を上昇させ、第1支持部3と第2支持部4と第3支持部4の上端が同じ高さにある状態を下段位置と定義する。
なお、この様な3段階以上の多段階で支持点数を増やしながらウエーハWを支え保持する高さを変更するモードを「第1昇降モード」と呼ぶ。
そして、本発明を具現化する上で、ウエーハ保持装置1の制御部9は、この第1昇降モードのほかに、詳細を下述する「第2昇降モード」を有し、第1昇降モードと第2昇降モードのいずれかを選択して実行する形態であっても良い。
第2昇降モードは、第4支持モードと第5支持モードとを有し、第4支持モードにて受け取ったウエーハWを吸引保持したまま、第4支持モードから第5支持モードに切り替えるものである。
具体的には、第4支持モードでは、第1当接保持部21の上端の高さが、第3当接保持部41の上端の高さ(つまり、下段位置)よりも上方にある上段位置Hに配置するよう、第1昇降部5のアクチュエータを制御して、ウエーハWを支え保持する高さを変更する。
具体的には、第5支持モードでは、第1当接保持部21の上端の高さが、第3当接保持部41の上端の高さと同じ高さ(つまり、下段位置)に配置するよう、第1昇降部5のアクチュエータを制御して、ウエーハWを支え保持する高さを変更する。
なお上述では、作業者が第2支持部3の連結部33を着脱し、手動で第1昇降モードと第2昇降モードの切り替えを行う構成を例示した。
具体的には、ウエーハ保持装置1は、第2支持部3を着脱可能な構造をしており、在席検出部7を備え、第2支持部を取り外し可能な構成とする。
具体的には、在席検出部7は、第2支持部3の第2当接部31や支柱32が取り付けられている連結部33が、所定の位置に取り付けられているかどうかを検出するものである。
より具体的には、在席検出部7は、図1,3,6中の破線で示す様に、識別マーク71、撮像カメラ72、画像処理装置73等で構成されており、制御部9と接続されている。
撮像カメラ72は、識別マーク71を撮像し、撮像した画像を外部に出力するものである。
画像処理装置73は、撮像カメラ72で撮像した画像を処理し、当該画像内に識別マーク71が含まれているかどうかを判別するものである。
具体的には、制御部9は、在席検出部7で第2支持部3が取り付けられていると判別すれば、第1昇降モードを実行し、在席検出部7で第2支持部3が取り外されていると判別されれば、第2昇降モードを実行する。
図8は、本発明を具現化する別の形態における動作フローの一例を示すフロー図である。
しかし、在席検出部7は、このような構成に限らず、センサ等により連結部33の着脱状体を検出し、着脱状態に応じてON/OFF信号を切り替えて出力する構成であっても良い。
なお上述では、第2支持部3を着脱し、第1昇降モードと第2昇降モードとを選択して切り替える形態を例示した。
しかし、本発明を具現化する上で、第2支持部3の着脱および第2昇降モードの具備は、必須の構成ではなく、第2支持部3を下段位置Lに固定した状態で、第1支持部2を上段位置H/下段位置Lの2段階に切り替えてウエーハWを昇降させる「第3昇降モード」を有し、第1昇降モードと第3昇降モードのいずれかを選択して実行する形態であっても良い。
具体的には、第6支持モードでは、第2当接保持部31の上端の高さと第3当接保持部41の上端の高さを同じ高さ(つまり、下段位置L)に配置しておき、これらよりも上方にある上段位置Hに、第1当接保持部21の上端の高さが配置されるよう、第1昇降部5のアクチュエータを制御して、ウエーハWを支え保持する高さを変更する。
具体的には、第7支持モードでは、第1当接保持部21の上端の高さが、第2当接保持部31の上端および第3当接保持部41の上端の高さと同じ高さ(つまり、下段位置L)に配置するよう、第1昇降部5のアクチュエータを制御して、ウエーハWを支え保持する高さを変更する。
図10は、本発明を具現化するさらに別の形態における動作フローの一例を示すフロー図である。
しかし、第1昇降モードを実行するか、第3実行モードを実行するかは、作業者の操作等により選択する構成であっても良いが、ハンドリングするウエーハWの品種情報(いわゆる、レシピファイル等)と紐付けて登録しておき、制御部9がステップs15にてレシピ情報を受け取り、ステップs16にて昇降モードを判別する構成であっても良い。つまり、保持するウエーハWの種類(つまり、変形しやすいかどうか)により、第1昇降モードを用いるか、第3昇降モードを用いるか作業者が判断しても良いし、予め登録したレシピファイルに基づいて自動的に切り替えする構成であっても良い。
なお上述では、制御部9は、第1昇降モードと、第2昇降モードまたは第3昇降モードを有する構成を例示したが、第1昇降モードと第2昇降モードと第3昇降モードとを有し、作業者による段取り替えや操作により第2昇降モードを実行したり、作業者の操作により第3昇降モードを実行したり、ウエーハWの品種情報に基づいて自動的に第3昇降モードを実行したりする構成であっても良い。具体的には、図8に示した動作フローのステップs11において、第2支持部3が取り付けられていると判別した後、図10に示した動作フロー(ステップs15以降)を実行する構成が例示できる。
2 第1支持部
3 第2支持部
4 第3支持部
5 第1昇降部
6 第2昇降部
7 在席検出部
8 負圧吸引部
9 制御部
21 第1当接保持部
22 支柱
23 連結部材
31 第2当接保持部
32 支柱
33 連結部材
41 第3当接保持部
42 支柱
43 連結部材
51 ロッド
52 本体
61 ロッド
62 本体
71 識別マーク
72 撮像カメラ
73 画像処理装置
W ウエーハ
R 接触許容領域
S1 第1支持部位
S2 第2支持部位
S3 第3支持部位
Claims (8)
- ウエーハを水平状態で受け取り、所定の姿勢で保持するウエーハ保持装置であって、
前記ウエーハの外周下部に設定された接触許容領域のうち、当該ウエーハの中心を取り囲むように少なくとも3ヶ所に振り分けて設定された第1支持部位を、下方から支える第1支持部と、
前記接触許容領域のうち、前記第1支持部の間を補う位置に設定された第2支持部位を、下方から支える第2支持部と、
前記接触許容領域のうち、前記第1支持部および前記第2支持部の間を補う位置に設定された第3支持部位を、下方から支える第3支持部と、
前記第1支持部の上端と前記第2支持部の上端との相対高さを変更する第1昇降部と、
前記第2支持部の上端と前記第3支持部の上端との相対高さを変更する第2昇降部と、
前記第1支持部位に負圧を生じさせて前記ウエーハを吸引保持する負圧吸引部と、
前記第1昇降部および前記第2昇降部における前記相対高さの変更と、前記負圧吸引部による吸引保持または解除の切替を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記第2支持部の上端および前記第3支持部の上端の高さよりも上方に前記第1支持部の上端を配置させる、第1支持モードと、
前記第3支持部の上端の高さよりも上方で、前記第1支持部の上端と前記第2支持部の上端とを同じ高さに配置させる、第2支持モードと、
前記第1支持部の上端および前記第2支持部の上端の高さを、前記第3支持部の上端の高さと同じ高さに配置させる、第3支持モードとを少なくとも有し、
前記第1支持モードにて受け取った前記ウエーハを吸引保持したまま、当該第1支持モードから前記第2支持モードに切り替えた後、前記第3支持モードに切り替える
ことを特徴とする、ウエーハ保持装置。 - 前記第3支持部位は、保持対象である前記ウエーハの外縁形状に沿った円弧状に設定されていることを特徴とする、請求項1に記載のウエーハ保持装置。
- 前記負圧吸引部は、前記第2支持部位にも負圧を生じさせて前記ウエーハを吸引保持することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のウエーハ保持装置。
- 前記負圧吸引部は、前記第3支持部位にも負圧を生じさせて前記ウエーハを吸引保持することを特徴とする、請求項3に記載のウエーハ保持装置。
- ウエーハを水平状態で受け取り、所定の姿勢で保持するウエーハ保持装置であって、
前記ウエーハの外周下部に設定された接触許容領域のうち、当該ウエーハの中心を取り囲むように少なくとも3ヶ所に振り分けて設定された第1支持部位を、下方から支える第1支持部と、
前記接触許容領域のうち、前記第1支持部の間を補う位置に設定された第2支持部位を、下方から支える第2支持部と、
前記接触許容領域のうち、前記第1支持部および前記第2支持部の間を補う位置に設定された第3支持部位を、下方から支える第3支持部と、
前記第1支持部の上端と前記第2支持部の上端との相対高さを変更する第1昇降部と、
前記第2支持部の上端と前記第3支持部の上端との相対高さを変更する第2昇降部と、
前記第1支持部位に負圧を生じさせて前記ウエーハを吸引保持する負圧吸引部と、
前記第1昇降部および前記第2昇降部における前記相対高さの変更と、前記負圧吸引部による吸引保持または解除の切替を制御する制御部を備え、
前記制御部は、第1昇降モードと、第2昇降モードとを少なくとも有し、
前記第1昇降モードは、
前記第2支持部の上端および前記第3支持部の上端の高さよりも上方に前記第1支持部の上端を配置させる、第1支持モードと、
前記第3支持部の上端の高さよりも上方で、前記第1支持部の上端と前記第2支持部の上端とを同じ高さに配置させる、第2支持モードと、
前記第1支持部の上端および前記第2支持部の上端の高さを、前記第3支持部の上端の高さと同じ高さに配置させる、第3支持モードとを少なくとも有し、
前記第1支持モードにて受け取った前記ウエーハを吸引保持したまま、当該第1支持モードから前記第2支持モードに切り替えた後、前記第3支持モードに切り替え、
前記第2昇降モードは、
前記第3支持部の上端の高さよりも上方に前記第1支持部の上端を配置させる、第4支持モードと、
前記第1支持部の上端の高さを、前記第3支持部の上端の高さと同じ高さに配置させる、第5支持モードとを有し、
前記第4支持モードにて受け取った前記ウエーハを吸引保持したまま、当該第4支持モードから前記第5支持モードに切り替え、
前記制御部は、前記第1昇降モードと前記第2昇降モードのいずれかを選択して実行する
ことを特徴とする、ウエーハ保持装置。 - 前記第2支持部は、着脱可能な構造をしており、
前記第2支持部の取付け状態を検出する在席検出部を備え、
前記制御部は、
前記在席検出部で前記第2支持部の取付けが検出されれば、前記第1昇降モードを実行し、
前記在席検出部で前記第2支持部の取外しが検出されれば、前記第2昇降モードを実行することを特徴とする、請求項5に記載のウエーハ保持装置。 - ウエーハを水平状態で受け取り、所定の姿勢で保持するウエーハ保持装置であって、
前記ウエーハの外周下部に設定された接触許容領域のうち、当該ウエーハの中心を取り囲むように少なくとも3ヶ所に振り分けて設定された第1支持部位を、下方から支える第1支持部と、
前記接触許容領域のうち、前記第1支持部の間を補う位置に設定された第2支持部位を、下方から支える第2支持部と、
前記接触許容領域のうち、前記第1支持部および前記第2支持部の間を補う位置に設定された第3支持部位を、下方から支える第3支持部と、
前記第1支持部の上端と前記第2支持部の上端との相対高さを変更する第1昇降部と、
前記第2支持部の上端と前記第3支持部の上端との相対高さを変更する第2昇降部と、
前記第1支持部位に負圧を生じさせて前記ウエーハを吸引保持する負圧吸引部と、
前記第1昇降部および前記第2昇降部における前記相対高さの変更と、前記負圧吸引部による吸引保持または解除の切替を制御する制御部を備え、
前記制御部は、1昇降モードと、第3昇降モードとを少なくとも有し、
前記第1昇降モードは、
前記第2支持部の上端および前記第3支持部の上端の高さよりも上方に前記第1支持部の上端を配置させる、第1支持モードと、
前記第3支持部の上端の高さよりも上方で、前記第1支持部の上端と前記第2支持部の上端とを同じ高さに配置させる、第2支持モードと、
前記第1支持部の上端および前記第2支持部の上端の高さを、前記第3支持部の上端の高さと同じ高さに配置させる、第3支持モードとを少なくとも有し、
前記第1支持モードにて受け取った前記ウエーハを吸引保持したまま、当該第1支持モードから前記第2支持モードに切り替えた後、前記第3支持モードに切り替え、
前記第3昇降モードは、
前記第2支持部の上端および前記第3支持部の上端の高さよりも上方に前記第1支持部の上端を配置させる、第6支持モードと、
前記第1支持部の上端の高さを、前記第2支持部の上端および前記第3支持部の上端の高さと同じ高さに配置させる、第7支持モードとを有し、
前記第6支持モードにて受け取った前記ウエーハを吸引保持したまま、当該第6支持モードから前記第7支持モードに切り替え、
前記制御部は、前記第1昇降モードと前記第3昇降モードのいずれかを選択して実行することを特徴とする、請求項5に記載のウエーハ保持装置。 - 前記負圧吸引部は、前記第3支持部位にも負圧を生じさせて前記ウエーハを吸引保持することを特徴とする、請求項5~7のいずれかに記載のウエーハ保持装置。
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