JP7694352B2 - 生産計画立案システムおよび生産計画立案方法 - Google Patents
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Description
本開示の一形態によれば、生産計画立案システムが提供される。前記生産計画立案システムは、生産ラインの生産計画であって、前記生産ラインの稼働時間を目標生産数で除して算出されるタクトタイムを含む生産計画を立案し、前記生産ラインで使用する設備の性能を示す検出値が、前記設備の保全作業が必要と予測される予測時刻から猶予時間を差し引いた基準時刻における前記検出値の予測値である基準値を超えたか否かを判断する判断部と、前記基準値を超えたと前記判断部が判断した場合、前記保全作業に要する保全作業時間を取得する取得部と、前記猶予時間と、前記保全作業時間とを用いて、前記保全作業時間を前記猶予時間内に生成するための前記タクトタイムの短縮時間を算出する算出部であって、前記タクトタイムから前記短縮時間を減じた短縮タクトタイムがサイクルタイム以下である場合には、前記タクトタイムから前記サイクルタイムを減じた時間を前記短縮時間として算出する算出部と、前記生産計画を変更する変更部と、を備え、前記変更部は、前記短縮タクトタイムが前記サイクルタイムより長い場合には、これまでの前記生産計画を、前記短縮タクトタイムを用いた前記生産計画に変更し、前記短縮タクトタイムが前記サイクルタイム以下である場合には、これまでの前記生産計画を、前記短縮タクトタイムを用いた前記生産計画であって、前記目標生産数の減少を含む前記生産計画に変更する。
(2)上記形態の生産計画立案システムにおいて、前記変更部は、前記短縮タクトタイムがサイクルタイムよりも短い場合、これまでの前記生産計画から、前記目標生産数の減少を含む前記生産計画に変更してもよい。この形態によれば、短縮タクトタイムが1個当たりの実際の生産時間であるサイクルタイムよりも短い場合には、目標生産数の減少を含む生産計画に変更することができる。
(3)上記形態の生産計画立案システムにおいて、前記生産ラインは、前記設備を複数備え、前記猶予時間と前記保全作業時間とは、前記複数の設備毎に予め定められており、前記判断部が前記複数の設備について前記検出値が前記基準値を超えたと判断した場合、前記算出部は、前記検出値が前記基準値を超えたと判断された前記複数の設備のうち、前記猶予時間が最も短い前記設備の前記猶予時間と、前記保全作業時間が最も長い前記設備の前記保全作業時間である最長保全作業時間とを用いて、前記短縮時間を算出し、前記変更部は、前記最長保全作業時間内に前記複数の設備の前記保全作業を行うための前記生産ラインの停止時期を設定してもよい。この形態によれば、生産ラインの停止時期に、複数の保全作業を行うことができるため、効率良く保全作業を実施することができる。
(4)上記形態の生産計画立案システムにおいて、前記判断部は、前記予測時刻における前記検出値である限界値と、前記基準値と、前記設備と、が対応付けられた予測データが記憶された記憶部と通信可能であり、前記判断部は、前記予測データの前記基準値を用いて判断してもよい。この形態によれば、予測データを用いて、基準値を超えたか否かを判断することができる。
(5)上記形態の生産計画立案システムにおいて、さらに、前記短縮タクトタイムがサイクルタイムよりも短い場合、前記猶予時間が長くなるように、前記基準値を前記限界値から遠ざけるように更新する更新部を備えてもよい。この形態によれば、次回の保全作業実施において、タクトタイムを短縮する調整が早期にできるようになるため、目標生産数を減少せずに、保全作業を実施できる可能性を高めることができる。
(6)上記形態の生産計画立案システムにおいて、さらに、前記保全作業時間が長いほど、前記猶予時間を長く設定する設定部を備えていてもよい。この形態によれば、保全作業時間が長い場合であっても、猶予時間を長く設定することにより、目標生産数を変更せずに、タクトタイムの短縮により保全作業時間を生成することができる可能性を高めることができる。
本開示は、生産計画立案システムの種々の形態で実現することも可能である。例えば、生産計画立案方法等の形態で実現することができる。
図1は、生産ライン10および生産計画立案システム20の模式図である。図2は、生産計画立案システム20の構成を示すブロック図である。図3は、ベルトコンベアである設備F1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、生産ライン10は、生産計画立案システム20が立案した生産計画81(図2)を使用して生産を行う。生産ライン10は、各工程を実行する複数のエリアがライン上に並べられている。製品Wは、各工程のエリアに順次搬送され、各工程が行われる。生産ライン10では、複数の設備Fが用いられる。設備Fとは、具体的には、製品Wを搬送するためのベルトコンベアや、製品Wに加工や組付けを行う例えばロボットおよび工具などの装置や作業員、製品の検査を行う装置や作業員などである。本実施形態では、複数の設備Fの各々には、識別番号が付与されている。複数の設備の各々を区別する場合には、設備Fのあとに識別番号を付して記載する。例えば、設備F1は、識別番号が「1」の設備Fである。本実施形態では、生産ライン10は、設備F1から設備Fsまでのs個の設備Fを備えている。設備F1は、ベルトコンベアである。設備F2および設備F4は作業員である。設備F3、設備F5、および設備Fsは、装置である。各工程を実行するエリアには、作業員が配置されているエリアと、作業員は配置されておらず、装置のみが配置されている無人のエリアなどがある。本実施形態では、生産ライン10は、工程1から工程nまでのn個の工程を含む。
図8は、第2実施形態に係る生産計画立案処理のフローチャートである。第1実施形態に係る生産計画立案処理では、1つの設備Fを対象として行われるが、本実施形態では、複数の設備Fを対象として行われる。第1実施形態と同じ処理ステップには、同じ符号を付し、詳細な説明は適宜省略する。
(C1)制御部21は、さらに、機能部として更新部を備えていてもよい。更新部は、短縮タクトタイムがサイクルタイムよりも短い場合に、予測データ83を、猶予時間が長くなるように基準値を限界値から遠ざけるように更新する。具体的には、第1実施形態に係る生産計画立案処理のステップS74の実行後、更新部が、予測データ83を、猶予時間が長くなるように、基準値を限界値から遠ざけるように更新する処理ステップ(更新ステップ)を挿入してよい。短縮タクトタイムがサイクルタイムよりも短いとは、タクトタイムをサイクルタイムと同じになるまで短縮したとしても、保全作業時間を生成できない場合である。この場合には、猶予時間が長くなるように、基準値を設定することで、次回の生産計画立案処理では、タクトタイムを短縮する調整が早期にできるようになるため、目標生産数を変更せずに、保全作業を実施できる可能性を高めることができる。
Claims (5)
- 生産計画立案システムであって、
前記生産計画立案システムは、生産ラインの生産計画であって、前記生産ラインの稼働時間を目標生産数で除して算出されるタクトタイムを含む生産計画を立案し、
前記生産ラインで使用する設備の性能を示す検出値が、前記設備の保全作業が必要と予測される予測時刻から猶予時間を差し引いた基準時刻における前記検出値の予測値である基準値を超えたか否かを判断する判断部と、
前記基準値を超えたと前記判断部が判断した場合、前記保全作業に要する保全作業時間を取得する取得部と、
前記猶予時間と、前記保全作業時間とを用いて、前記保全作業時間を前記猶予時間内に生成するための前記タクトタイムの短縮時間を算出する算出部であって、前記タクトタイムから前記短縮時間を減じた短縮タクトタイムがサイクルタイム以下である場合には、前記タクトタイムから前記サイクルタイムを減じた時間を前記短縮時間として算出する算出部と、
前記生産計画を変更する変更部と、を備え、
前記変更部は、
前記短縮タクトタイムが前記サイクルタイムより長い場合には、これまでの前記生産計画を、前記短縮タクトタイムを用いた前記生産計画に変更し、
前記短縮タクトタイムが前記サイクルタイム以下である場合には、これまでの前記生産計画を、前記短縮タクトタイムを用いた前記生産計画であって、前記目標生産数の減少を含む前記生産計画に変更する、生産計画立案システム。 - 請求項1に記載の生産計画立案システムであって、
前記生産ラインは、前記設備を複数備え、
前記猶予時間と前記保全作業時間とは、前記複数の設備毎に予め定められており、
前記判断部が前記複数の設備について前記検出値が前記基準値を超えたと判断した場合、前記算出部は、前記検出値が前記基準値を超えたと判断された前記複数の設備のうち、前記猶予時間が最も短い前記設備の前記猶予時間と、前記保全作業時間が最も長い前記設備の前記保全作業時間である最長保全作業時間とを用いて、前記短縮時間を算出し、
前記変更部は、前記最長保全作業時間内に前記複数の設備の前記保全作業を行うための前記生産ラインの停止時期を設定する、生産計画立案システム。 - 請求項1または2に記載の生産計画立案システムであって、
前記判断部は、
前記予測時刻における前記検出値である限界値と、前記基準値と、前記設備と、が対応付けられた予測データが記憶された記憶部と通信可能であり、
前記判断部は、
前記予測データの前記基準値を用いて判断する、生産計画立案システム。 - 請求項3に記載の生産計画立案システムであって、さらに、
前記保全作業時間が長いほど、前記猶予時間を長く設定する設定部を備える、生産計画立案システム。 - 生産計画立案方法であって、
前記生産計画立案方法は、生産ラインの生産計画であって、前記生産ラインの稼働時間を目標生産数で除して算出されるタクトタイムを含む生産計画を立案する立案ステップと、
前記生産ラインで使用する設備の性能を示す検出値が、前記設備の保全作業が必要と予測される予測時刻から猶予時間を差し引いた基準時刻における前記検出値の予測値である基準値を超えたか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて前記基準値を超えたと判断した場合、前記保全作業に要する保全作業時間を取得する取得ステップと、
前記猶予時間と、前記保全作業時間とを用いて、前記保全作業時間を前記猶予時間内に生成するための前記タクトタイムの短縮時間を算出する算出ステップであって、前記タクトタイムから前記短縮時間を減じた短縮タクトタイムがサイクルタイム以下である場合には、前記タクトタイムから前記サイクルタイムを減じた時間を前記短縮時間として算出する算出ステップと、
前記短縮タクトタイムが前記サイクルタイムより長い場合には、これまでの前記生産計画を、前記短縮タクトタイムを用いた前記生産計画に変更し、前記短縮タクトタイムが前記サイクルタイム以下である場合には、これまでの前記生産計画を、前記短縮タクトタイムを用いた前記生産計画であって、前記目標生産数の減少を含む前記生産計画に変更する、変更ステップと、を備える、生産計画立案方法。
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