JP7700524B2 - 熱交換装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、小型化が可能であり、エネルギーの消費効率を向上させることが可能な熱交換装置を提供することを目的とする。
また、以下の説明では、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の文言を用いて、方向を説明する場合がある。例えば、Z軸方向は、本発明の「一方向」の一例であり、熱伝導部12の厚さ方向である。熱伝導部12の厚さ方向(すなわち、Z軸方向)からの平面視で、X軸方向は熱伝導部12の長手方向であり、Y軸方向は熱伝導部12の短手方向である。X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに直交する。
(構成例)
図1は、本発明の実施形態1に係る熱交換ユニット100の構成例を立体的に示す模式図である。図2は、本発明の実施形態1に係るユニット本体1の構成例を立体的に示す模式図である。図1に示すように、熱交換ユニット100(本発明の「熱交換装置」の一例)は、ユニット本体1(本発明の「ユニット」の一例)と、ユニット本体1を厚さ方向(例えば、Z軸方向)の両側から挟むプレス機構3と、を備える。
例えば、収縮に伴って吸熱し膨張に伴って発熱する吸発熱材料として、弾性を有するナノ多孔質体と、ナノ多孔質体の細孔壁に着脱可能に吸着する流体冷媒との組み合わせが挙げられる。
流体冷媒として、例えば、水又はアルコールが挙げられる。アルコールの一例として、メタノール又はエタノールが挙げられる。流体とは、液体又は気体、もしくは液体と気体とが混合したものを意味する。
収容部13は、弾性を有し、熱伝導率が低い材料(例えば、樹脂、ゴム等)で構成されている。収容部13内に、吸発熱部11と、熱伝導部12の接触部121とが密封した状態で収容されている。
プレス機構3は、第1挟持体31と第2挟持体32との間にユニット本体1を挟み込んで固定している。プレス機構3は、ユニット本体1を固定した状態を維持しつつ、軸部33が軸方向に移動することによって、ユニット本体1の吸発熱部に応力を加えたり、加えた応力を解放したりする。
図3は、本発明の実施形態1に係るユニット本体1の具体例1を示す平面図である。図4は、図3に示すユニット本体1をX1-X´1線で切断した断面図である。図3及び図4は、吸発熱部11が、収縮に伴って吸熱し膨張に伴って発熱する吸発熱材料を含む場合の具体例を示している。この場合の吸発熱材料は、GMS等のナノ多孔質体111と、水又はアルコール等の流体冷媒との組み合わせである。
図5は、本発明の実施形態1に係るユニット本体1の具体例2を示す平面図である。図6は、図5に示すユニット本体1をX2-X´2線で切断した断面図である。図5及び図6は、吸発熱部11が、収縮に伴って発熱し膨張に伴って吸熱する吸発熱材料を含む場合の具体例を示している。この場合の吸発熱材料は、弾性熱量体又は圧力熱量体等の固体冷媒115である。
本発明の実施形態1に係る熱交換ユニット100は、弾性を有する吸発熱部11と、吸発熱部11と直接又は間接的に接触して、吸発熱部11の熱を伝導する熱伝導部12と、吸発熱部11及び熱伝導部12を収容する収容部13と、収容部13に収容された吸発熱部11に応力を印加する動作と、加えた応力を解放する動作とを行うプレス機構3と、を備える。吸発熱部11は、応力の印加と開放とに伴い相変化することによって吸熱又は発熱する吸発熱材料を有する。熱伝導部は、収容部から延出する延出部を有し、延出部で熱交換を行う。
図7は、本発明の実施形態1に係るユニット本体1の変形例を示す断面図である。図7に示すように、この変形例では、吸発熱部11と熱伝導部12との接触面SCが凹凸及び曲面の少なくとも一方を含んでいる。接触面SCが含む凹凸は、断面視で直線的な凹凸でもよいし、曲線的な凹凸でもよい。また、接触面SCが含む凹凸又は曲面は、規則的な形状でもよいし、不規則的な形状でもよい。曲面は波状でもよい。凹凸及び曲面のすくなくとも一方を含む接触面SCは、例えば、熱伝導部12の接触部121の表面12aに対して、エッチング、MEMS(Micro Electro Mechanical ystems)、又は切削加工による粗面化処理を施し、その後、粗面化された表面12a上に吸発熱部11の吸発熱材料(例えば、ナノ多孔質体111又は固体冷媒115)を設けることで形成することができる。
(構成例)
図8は、本発明の実施形態2に係るユニット本体1Aの構成例1を立体的に示す模式図である。図9は、本発明の実施形態2に係るユニット本体1Aの構成例2を立体的に示す模式図である。図10は、本発明の実施形態2に係るユニット本体1Aの構成例3を立体的に示す模式図である。ユニット本体1A(本発明の「ユニット」の一例)は、熱伝導部12を複数有する。複数の熱伝導部12が、吸発熱部11を厚さ方向(例えば、Z軸方向)の両側から挟んでいる。
また、図9に示すように、2つの熱伝導部12は、2つの吸発熱部11をZ軸方向の両側から挟んでいてもよい。この場合、2つの吸発熱部11の間には、金属箔14が設けられていてもよい。2つの熱伝導部12と2つの吸発熱部11とが1枚の金属箔14とが1つの収容部13内に収容されていてもよい。金属箔14は、2つの吸発熱部11間の伝熱性を高めることができる。
なお、図11では、3つ以上の熱伝導部12が1つの収容部13内に収容されて、1つのユニット本体1Aを構成していてもよい。例えば、図10に示す全ての熱伝導部12が1つの収容部13内に配置されて、1つのユニット本体1Aを構成していてもよい。
本発明の実施形態2に係るユニット本体1Aは、複数の熱伝導部12を含む。ユニット本体1Aでは、吸発熱部11の両面が熱伝導部12と直接又は間接的に接触する。これにより、ユニット本体1Aは、実施形態1に係るユニット本体1と比べて、吸発熱部11と熱伝導部12との接触面積を増やすことができる。ユニット本体1Aは、吸発熱部11と熱伝導部12との間の熱抵抗を減らすことができ、吸発熱部11と熱伝導部12との間の伝熱量を増やすことができるので、COPをさらに向上させることが可能となる。
図12は、本発明の実施形態2に係るユニット本体1Aの変形例を示す断面図である。図12に示すように、この変形例では、Z軸方向で隣り合う一方の延出部122と他方の延出部122との間の隙間Gに、スペーサ16が配置されている。スペーサ16は、例えば、弾性を有する金属製フィンで構成されている。スペーサ16の一方の端部161は、一方の延出部122とロウ付け又は溶接等により固定されている。スペーサ16の他方の端部162は、他方の延出部122と接触しているが、固定はされていない。スペーサ16の端部162は、他方の延出部122の表面を滑りながら移動する(すなわち、摺動)ことが可能となっている。摺動の方向は、延出部の長手方向(例えば、X軸方向)である。
なお、この変形例において、スペーサ16は金属フィンに限定されるものではない。スペーサ16は、樹脂で構成されていてもよいし、フィン状でなくてもよい。このような場合でも、スペーサ16は隙間Gの確保に寄与する。
図13は、本発明の実施形態3に係る熱交換装置200の構成例を示す立体的に示す模式図である。図13に示すように、熱交換装置200は、実施形態2で説明した熱交換ユニット100A(または、実施形態1で説明した熱交換ユニット100)と、空気が流れる空気導通路150(本発明の「媒体流路」の一例)と、を備える。空気導通路150をダクトと言い換えてもよい。空気導通路150内に延出部122が配置される。
これによれば、熱交換装置200は、延出部122に空気を送ることができ、延出部122と空気との間の熱交換を効率的に行うことができる。熱交換装置200は、冷風又は温風を高効率に得ることができる。
図1に示した熱交換ユニット100、図11に示した熱交換ユニット100A、図13に示す熱交換装置200は、例えば車両等に搭載される空調装置に適用可能である。また、熱交換ユニット100、100A、熱交換装置200は、車両以外に搭載される空調装置に適用してもよく、空調装置以外の装置に適用してもよい。
Claims (14)
- 弾性を有する吸発熱部と、
前記吸発熱部と直接又は間接的に接触して、前記吸発熱部の熱を伝導する熱伝導部と、
前記吸発熱部及び前記熱伝導部を収容する収容部と、
前記収容部に収容された前記吸発熱部に前記収容部の外側から応力を印加する動作と、前記応力を解放する動作とを行うプレス機構と、を備え、
前記吸発熱部は、
前記応力の印加と開放とに伴い相変化することによって吸熱又は発熱する吸発熱材料を有し、
前記熱伝導部は、
前記収容部から延出する延出部を有し、前記延出部で熱交換を行い、
前記熱伝導部は板状であり、
前記板状の前記熱伝導部に前記吸発熱部が層状に形成されており、
前記プレス機構は、前記板状の前記熱伝導部及び前記層状の前記吸発熱部の厚さ方向に沿って、前記応力を印加する動作と、前記応力を解放する動作とを行う、熱交換装置。 - 前記吸発熱材料は、前記応力を印加すると液相から気相に変化して吸熱し、前記応力を解放すると気相から液相に変化して発熱する流体冷媒である、請求項1に記載の熱交換装置。
- 前記吸発熱部はナノ多孔質体をさらに有し、
前記流体冷媒は、
前記応力を印加すると前記ナノ多孔質体の細孔壁から蒸発し、前記応力を解放すると前記細孔壁に吸着する、請求項2に記載の熱交換装置。 - 前記吸発熱材料は固体冷媒である、請求項1に記載の熱交換装置。
- 弾性を有する吸発熱部と、
前記吸発熱部と直接又は間接的に接触して、前記吸発熱部の熱を伝導する熱伝導部と、
前記吸発熱部及び前記熱伝導部を収容する収容部と、
前記収容部に収容された前記吸発熱部に応力を印加する動作と、前記応力を解放する動作とを行うプレス機構と、を備え、
前記吸発熱部は、
前記応力の印加と開放とに伴い相変化することによって吸熱又は発熱する吸発熱材料を有し、
前記熱伝導部は、
前記収容部から延出する延出部を有し、前記延出部で熱交換を行い、
前記吸発熱部が複数の層に分けて積層されており、
前記複数の層の層間に配置された高熱伝導性箔をさらに備える、熱交換装置。 - 前記収容部内に前記吸発熱材料が封入されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記吸発熱部と前記熱伝導部との接触面は凹凸を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記吸発熱部と前記熱伝導部との接触面は曲面を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記熱伝導部は前記吸発熱部を一方向の両側から挟んでいる、請求項1から8のいずれか1項に記載の熱交換装置。
- 前記一方向で隣り合う一方の前記延出部と他方の前記延出部との間には隙間が設けられている、請求項9に記載の熱交換装置。
- 弾性を有する吸発熱部と、
前記吸発熱部と直接又は間接的に接触して、前記吸発熱部の熱を伝導する熱伝導部と、
前記吸発熱部及び前記熱伝導部を収容する収容部と、
前記収容部に収容された前記吸発熱部に応力を印加する動作と、前記応力を解放する動作とを行うプレス機構と、を備え、
前記吸発熱部は、
前記応力の印加と開放とに伴い相変化することによって吸熱又は発熱する吸発熱材料を有し、
前記熱伝導部は、
前記収容部から延出する延出部を有し、前記延出部で熱交換を行い、
前記熱伝導部は前記吸発熱部を一方向の両側から挟んでおり、
前記一方向で隣り合う一方の前記延出部と他方の前記延出部との間には隙間が設けられており、
前記隙間に配置されたスペーサをさらに備える、熱交換装置。 - 前記スペーサは弾性を有する、請求項11に記載の熱交換装置。
- 前記吸発熱部と前記熱伝導部とを含むユニットを複数有し、
前記複数のユニットが積み重ねて配置されている、請求項1から12のいずれか1項に記載の熱交換装置。 - 媒体が流れる媒体流路、をさらに備え、
前記媒体流路内に前記延出部が配置される、請求項1から13のいずれか1項に記載の熱交換装置。
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| JP2021097556A JP7700524B2 (ja) | 2021-06-10 | 2021-06-10 | 熱交換装置 |
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| JP2014040993A (ja) | 2012-07-25 | 2014-03-06 | Daikin Ind Ltd | 冷却加熱モジュール及び空気調和装置 |
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2021
- 2021-06-10 JP JP2021097556A patent/JP7700524B2/ja active Active
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