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JP7700573B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、人感センサによって移動体(使用者)を検出すると、商用電源を電力供給源とすると共に、当該移動体の状況に応じて、各種デバイス等に電力を供給してスタンバイモードに遷移させるか、或いは、再度スリープモードに遷移させるかの判断を行うようにして、無駄な電力消費が抑制した画像処理装置が開示されている。
特開2012-203131号公報
画像形成装置では、自装置を利用する利用者を検知する人感センサを設けて、この人感センサの検知結果を用いて自装置の動作を制御することが行われている。しかし、操作パネル等の操作部が装置の手前側の中央以外の場所に配置されていると、利用者は、体の一部が装置の幅方向に収まっていない状態で操作部に対する操作を行うため、人感センサが利用者を検知できない場合が発生する可能性がある。
本発明の目的は、装置の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に操作部が配置されている画像形成装置において、自装置の幅方向に収まっていない利用者を検知可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第1態様の画像形成装置は、装置の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に配置された操作部と、
自装置を利用する利用者を検知する人感センサと、
前記人感センサによる検知結果を利用して自装置の動作を制御する制御部と、を備え、
前記人感センサの検知範囲が、体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能なように設定されている。
本発明の第2態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、前記人感センサが、検知方向を変更可能なように構成され、検知方向を変更することにより体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能な検知範囲を設定可能となっている。
本発明の第3態様の画像形成装置は、第2態様の画像形成装置において、前記人感センサが複数の検知方向の中から選択した検知方向に段階的に変更可能なように構成されている。
本発明の第4態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、前記人感センサの検知方向を変更する変更機構をさらに備え、
前記制御部は、前記操作部の配置位置に応じて前記変更機構を制御することにより前記操作部の配置位置に対応した検知範囲を設定する。
本発明の第5態様の画像形成装置は、第1態様から第4態様までのいずれか1つの態様の画像形成装置において、前記人感センサの検知方向が決定された後に、当該人感センサの検出感度を調整する調整手段をさらに備えている。
本発明の第6態様の画像形成装置は、第1態様から第5態様までのいずれか1つの態様の画像形成装置において、前記人感センサが、照射した光の反射光を検出することにより利用者との間の距離を検出可能な測距センサである。
本発明の第7態様の画像形成装置は、第6態様の画像形成装置において、前記制御部が、前記測距センサにより測定された利用者との間の距離が予め設定された距離以下となった場合に、自装置を省電力状態から通常動作状態に復帰させるよう制御する。
本発明の第1態様の画像形成装置によれば、装置の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に操作部が配置されている画像形成装置において、自装置の幅方向に収まっていない利用者を検知可能とすることができる。
本発明の第2態様の画像形成装置によれば、操作部が配置される位置が変わった場合でも、人感センサの検知方向を操作部の配置位置に応じて変更することができる。
本発明の第3態様の画像形成装置によれば、無段階で変更可能な場合と比較して、人感センサの検知方向の変更作業を容易にすることができる。
本発明の第4態様の画像形成装置によれば、操作部の配置される位置が変わった場合でも、人感センサの検知方向の変更作業を不必要とすることができる。
本発明の第5態様の画像形成装置によれば、変更された人感センサの検知方向に適した検出感度に調整することができる。
本発明の第6態様の画像形成装置によれば、装置の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に操作部が配置されている画像形成装置において、自装置の幅方向に収まっていない利用者との距離を検出可能とすることができる。
本発明の第7態様の画像形成装置によれば、装置の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に操作部が配置されている画像形成装置において、自装置の幅方向に収まっていない利用者との距離を検出して自装置を省電力状態から通常動作状態に復帰させることができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置10の概略構成を説明するための外観図である。 人感センサ32により画像形成装置10を利用しようとして接近してくる利用者を検知する様子を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 画像形成装置10の手前側中央に操作パネル31が配置されている場合の人感センサ32の検知方向の様子を示す図である。 操作パネル31が手前側の右方向に配置されている場合の画像形成装置10の外観図である。 手前側右方向に操作パネル31が配置されている場合に人感センサ32の検知方向を、図5に示したような方向のままにした場合の様子を示す図である。 検知方向を機械的に変更可能な構造の人感センサ32を説明するための図である。 図8に示した人感センサ32において、予め設定された基準方向を中心として±α°の範囲で検知方向が変更可能な様子を説明するための図である。 操作パネル31が画像形成装置10の上部の手前側右方向に配置されていることにより、人感センサ32の検知方向が右方向に変更された後の様子を説明するための図である。 感度調整部33による人感センサ32の検出感度調整の動作を説明するためのフローチャートである。 人感センサ32の検知方向が固定の場合に検知範囲を変更する様子を説明するための図である。 操作パネル31が装置の正面から見て手前側の左方向に配置されている場合の人感センサ32の検知範囲を示す図である。 人感センサ32が装置の右側に配置され、操作パネル31が画像形成装置10の上部の手前側左方向に配置されている場合の様子を説明するための図である。 操作パネル31が画像形成装置10の正面から見て奥側の右方向に配置される様子を示す図である。 操作パネル31が画像形成装置10の正面から見て奥側の右方向に配置されている場合の人感センサ32の検知範囲を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成装置10の概略構成を説明するための外観図である。なお、図1では、本発明の説明に関する構成のみを図示して示し、それ以外の構成については省略している。
画像形成装置10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。画像形成装置10には、利用者の操作を受け付けるとともに各種情報をユーザに対して表示する操作パネル31が上部に備えられている。そして、画像形成装置10の正面の左側には、自装置を利用する利用者を検知する人感センサ32が設けられている。
人感センサ32としては、例えば、照射した光の反射光を検出することにより利用者との間の距離を検出可能な測距センサを用いることができる。この人感センサ32により自装置を利用しようとして接近してくる利用者を検知する様子を図2に示す。図2に示されるように、利用者は一般的に操作パネル31が設置されている位置に向かって近づいてくるため、人感センサ32は、このような利用者を検知するように設定される。
なお、本実施形態においては測距センサを人感センサ32として用いる場合について説明するが、自装置を利用する利用者を検知可能であればどのようなセンサを用いるようにしても良い。
そして、本実施形態の画像形成装置10では、例えば、この人感センサ32を用いて自装置を利用する利用者を検知することにより、自装置を省電力状態から通常動作状態に復帰させるような制御が行われる。
次に、本実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を図3に示す。
画像形成装置10は、図3に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ等の記憶装置13、ネットワークを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UIと略す。)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17、人感センサ32を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをCD-ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図4は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図4に示されるように、人感センサ32と、感度調整部33と、操作パネル31と、データ送受信部34と、制御部35と、画像読取部36と、データ格納部37と、画像出力部38とを備えている。
データ送受信部34は、端末装置等の外部の装置との間でデータの送受信を行う。制御部35は、データ送受信部34を介して外部装置から受信した印刷ジョブに基づいて印刷データを生成して、生成した印刷データを画像出力部38から出力する制御を行う。データ格納部37は、制御部35により生成された印刷データ等の各種データを格納する。
操作パネル31は、制御部35により制御され、ユーザに各種情報を表示したり、ユーザにより行われた各種操作情報を入力したりする操作部として機能する。
画像出力部38は、制御部35による制御に基づいて、印刷用紙等の記録媒体上に画像を出力する。画像読取部36は、制御部35による制御に基づいて、セットされた原稿から原稿画像を読み取る。
人感センサ32は、上述したように、自装置を利用する利用者を検知している。そして、感度調整部33は、人感センサ32の検出感度を調整する。
そして、制御部35は、人感センサ32による検知結果を利用して自装置の動作を制御している。具体的には、制御部35は、人感センサ32により測定された利用者との間の距離が予め設定された距離以下となった場合に、自装置を省電力状態から通常動作状態に復帰させるような制御を行っている。ここで、通常動作状態とは、画像形成装置10を構成する各ユニットへ電源が供給され、画像形成装置10が備えている各種種機能が使用可能な状態を意味する。また、省電力状態とは、画像形成装置10を構成する各ユニットへの電源供給を一部停止して、消費電力を通常動作状態と比較して少なくした状態である。
本実施形態における操作パネル31は、ユーザの要望に応じて配置場所を変更できるようになっている。具体的には、画像形成装置10の上面の奥側または手前側の中心位置や、奥側または手前側の中間から左右方向のいずれかに偏心した位置に配置することが可能な構成となっている。
なお、本実施形態には、操作パネル31が配置場所を変更できるような構成となっている場合だけでなく、操作パネル31の配置場所が変更できるような構成ではなくもともとの配置場所が偏心しているような構成も含まれる。つまり、本実施形態には、配置場所を変更不可能な操作パネル31が、画像形成装置10の上面の奥側または手前側の中心位置や、奥側または手前側の中間から左右方向のいずれかに偏心した位置に変更不可能に配置されているような構成も含まれるものである。
そして、操作パネル31が、画像形成装置10の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に配置された場合、人感センサ32の検知範囲は、体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能なように設定される。なお、操作パネル31が、画像形成装置10の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置にもともと配置されている場合にも、人感センサ32の検知範囲は、体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能なように設定される。
例えば、人感センサ32は、検知方向を変更可能なように構成され、検知方向を変更することにより体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能な検知範囲を設定可能となっている。
なお、人感センサ32は、検知方向を無段階で変更できずに、複数の検知方向の中から選択した検知方向に段階的に変更可能なように構成されていても良い。
さらに、人感センサ32の検知方向を変更する変更機構を備えるようにして、制御部35は、操作パネル31の配置位置を検出して、操作パネル31の配置位置に応じて変更機構を制御することにより操作パネル31の配置位置に対応した検知範囲を自動的に設定するようにしても良い。
なお、人感センサ32の検知方向が変更されると、検出感度が最適ではなくなっている可能性もある。そのため、人感センサ32の検知方向が決定された後に、感度調整部33によって、人感センサ32の検出感度を調整するようにしても良い。
ここで、利用者の体の少なくとも一部が画像形成装置の幅方向に収まっていない状態とは、利用者の体の形状を画像形成装置の正面に対して投影した場合に、投影した利用者の体の外形形状のすべて、又は少なくとも一部分が画像形成装置の幅の外側にはみ出してしまうような状態を意味する。
上記では、人感センサ32が検知方向を変更可能なように構成されているものとして説明したが、本実施形態では、人感センサ32の検知方向が固定されており、検知方向を変更不可能なように構成されている場合も含まれる。このように人感センサ32の検知方向が固定の場合でも、検出感度を変更することにより人感センサ32の検出範囲を変更することが可能である。
次に、本実施形態の画像形成装置10において人感センサ32の検知方向が操作パネル31の配置位置に応じて設定される様子について図面を参照して詳細に説明する。
まず、画像形成装置10の手前側中央に操作パネル31が配置されている場合の人感センサ32の検知方向の様子を図5に示す。図5は、画像形成装置10を上側から見た場合の図である。
図5を参照すると、操作パネル31が画像形成装置10の手前側の中心位置に配置されていることにより、人感センサ32の検知範囲も画像形成装置10の中心位置付近が検知範囲となるように設定されていることが分かる。そのため、操作パネル31を操作しようとする利用者90が、人感センサ32の検知範囲内に入っていることが分かる。
一般的に利用者は、操作パネル31の前に立って操作パネル31を操作することが多く、他の場所から画像形成装置10に移動してくる場合も操作パネル31に向かって移動してくることが多い。そのため、操作パネル31が画像形成装置10の手前側の中心に配置されている場合には、人感センサ32の検知範囲も装置中心付近を検知可能なように設定することにより、画像形成装置10を利用する利用者を検知できる可能性が高くなる。
次に、操作パネル31が手前側の右方向に配置されている場合について図6を参照して説明する。図6を参照すると、操作パネル31が画像形成装置10の上面の正面から見て手前側の、中心から右方向に偏心した位置に配置されているのが分かる。
このような手前側右方向に操作パネル31が配置されている場合に人感センサ32の検知方向を、図5に示したような方向のままにした場合の様子を図7に示す。
図7を参照すると、人感センサ32の検知方向が画像形成装置10の中央付近を向くように設定されていることにより、右方向に配置された操作パネル31を操作しようとする利用者90が検知範囲からはずれてしまっている様子が分かる。
上述したように一般的に利用者は操作パネル31に向かって装置に近づいてくることが多いため、図7に示した矢印のような軌跡で利用者90が移動した場合、人感センサ32の検知範囲に一度も入らずに操作パネル31の前に到着してしまうことになる。
すると、画像形成装置10が自動的に通常動作状態に復帰しないため、利用者は、電源ボタン等を操作して画像形成装置10を省電力状態から通常動作状態に復帰させなければならず、利用開始までの時間が長くなってしまうことになる。
そこで、本実施形態の画像形成装置10では、操作パネル31の配置位置に応じて人感センサ32の検知方向や検知範囲が設定される。
例えば、本実施形態における人感センサ32は、図8に示すような構造となっており、検知方向を機械的に変更可能な構造となっている。なお、図8は、画像形成装置10の内部の構造の一部を拡大して示したものであり、装置の外側から見た図ではない。図8では、ビス41、42を緩めることにより、長孔43の範囲でビス42と人感センサ32との位置関係が移動することにより、人感センサ32はビス41を中心として回転するような構造となっている。
その結果、図9に示すように人感センサ32の検知方向は予め設定された基準方向を中心として、例えば±α°の範囲で検知方向を変更可能なように構成されている。
人感センサ32の検知方向がこのように可変となっていることにより、操作パネル31の配置位置に応じて検知方向を変更した場合の様子を図10に示す。
図10を参照すると、操作パネル31が画像形成装置10の上部の手前側右方向に配置されていることにより、人感センサ32の検知方向が右方向に変更されているのが分かる。その結果、画像形成装置10の中心から右方向に偏心した操作パネル31を操作しようとしているため体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者90であっても、人感センサ32が検知可能になっている。
利用者90が手を伸ばして操作パネル31を操作できる位置に存在する場合、検知精度の観点からは、人感センサ32の検知範囲の一部が、利用者の胴体部分にかかるような設定となっていることが望ましい。しかし、一方で誤検知をなるべく無くすためには、人感センサ32の検知範囲は装置の幅内に収めるようにしても良い。
上述したように、利用者の体の少なくとも一部が画像形成装置の幅方向に収まっていない状態とは、利用者の体の形状を画像形成装置の正面に対して投影した場合に、投影した利用者の体の外形形状のすべて、又は少なくとも一部分が画像形成装置の幅の外側にはみ出してしまうような状態であり、図10では、利用者90の右側部分の一部が画像形成装置10の幅の外側にはみ出しているような状態である。
なお、人感センサ32の検知方向が変更可能な構成となっていない場合でも、操作パネル31と人感センサ32との位置関係が図10に示したようなものとなっている場合には、人感センサ32の検知範囲が図10に示したような検知範囲に設定されていても良い。
そして、このようにして人感センサ32の検知方向が変更された場合、感度調整部33による人感センサ32の検出感度調整が行われてもよい。
この感度調整部33による人感センサ32の検出感度調整の動作について図11のフローチャートを参照して説明する。
なお、この検出感度調整では、人感センサ32により検知したい位置の中央である中央操作位置に利用者がいる場合、人感センサ32により検知したい位置から左方向にずれた位置である左オフセット操作位置に利用者がいる場合、人感センサ32により検知したい位置から右方向にずれた位置である右オフセット操作位置に利用者がいる場合のいずれの場合でも人感センサ32により検知が可能なように検出感度調整が行われる。
先ず、感度調整部33は、ステップS101において、中央操作位置に人体または調整用物体を置いた状態で人感センサ32の出力値を測定する。
次に、感度調整部33は、ステップS102において、左オフセット操作位置に人体または調整用物体を置いた状態で人感センサ32の出力値を測定する。
そして、感度調整部33は、ステップS103において、右オフセット操作位置に人体または調整用物体を置いた状態で人感センサ32の出力値を測定する。
その後、感度調整部33は、ステップS104において、3つの操作位置において測定された全ての出力値が適正範囲であるか否かを判定し、全ての出力値が適正範囲であることが確認できれば感度調整を終了する。
また、ステップS104において、3つの操作位置において測定された3つの出力値のいずれか1つでも適正範囲でないと判定した場合、感度調整部33は、ステップS105において人感センサ32のゲイン設定や出射光量を変更し、ステップS101の処理に戻って出力値の測定を繰り返す。
次に、人感センサ32の検知方向が固定されており、例えば、検出感度を調整して検知範囲を変更した場合の例を図12に示す。
図12を参照すると、人感センサ32の検知方向が変更されていない場合でも、人感センサ32の検知範囲が、体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能なように設定されているのが分かる。
なお、図12においても、利用者90が手を伸ばして操作パネル31を操作できる位置に存在する場合、検知精度の観点からは、人感センサ32の検知範囲の一部が、利用者の胴体部分にかかるような設定となっていることが望ましい。しかし、一方で誤検知をなるべく無くすためには、人感センサ32の検知範囲は装置の幅内に収めるようにしても良い。
次に、操作パネル31が装置の正面から見て手前側の左方向に配置されている場合の様子を図13に示す。本実施形態の画像形成装置10では、人感センサ32が装置の左側に配置されている場合について説明しているため、操作パネル31が装置の左方向に配置された場合、装置の正面からの角度が90°に近い角度で検知方向が設定されることになる。ここで、人感センサ32の検知方向を、装置の正面からの角度が90°となるように設定するようにしてもよい。
また、図13においても、利用者90が手を伸ばして操作パネル31を操作できる位置に存在する場合、検知精度の観点からは、人感センサ32の検知範囲の一部が、利用者の胴体部分にかかるような設定となっていることが望ましい。しかし、一方で誤検知をなるべく無くすためには、人感センサ32の検知範囲は装置の幅内に収めるようにしても良い。
なお、本実施形態では一例として装置の左側に人感センサ32が配置されている場合について説明したが、人感センサ32が装置の右側に配置される場合や、中央付近に配置される場合でも、同様に操作パネル31の配置位置に応じて検知方向や検知範囲が設定されることになる。
例えば、人感センサ32が装置の右側に配置され、操作パネル31が画像形成装置10の上部の手前側左方向に配置されている場合の様子を図14に示す。
図14を参照すると、操作パネル31が画像形成装置10の上部の手前側左方向に配置されていることにより、装置の右側に配置された人感センサ32の検知方向が左側方向に変更されたことにより、人感センサ32の検知範囲が、体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者90も検知可能なように設定されているのが分かる。
また、図14においても、利用者90が手を伸ばして操作パネル31を操作できる位置に存在する場合、検知精度の観点からは、人感センサ32の検知範囲の一部が、利用者の胴体部分にかかるような設定となっていることが望ましい。しかし、一方で誤検知をなるべく無くすためには、人感センサ32の検知範囲は装置の幅内に収めるようにしても良い。
最後に、操作パネル31が画像形成装置10の上部の奥側に配置される場合について、図15、図16を参照して説明する。
図15では、操作パネル31が画像形成装置10の正面から見て奥側の右方向に配置される様子が示されている。
このような位置に操作パネル31が配置された場合に設定される人感センサ32の検知範囲を図16に示す。操作パネル31が奥側に配置されると、利用者は画像形成装置10の側面方向から近づくことがあると想定される。そのため、人感センサ32の検知範囲は、手前側に操作パネル31が配置された場合よりも、より中心から遠い範囲を検知可能なように設定されることになる。
なお、図16では、操作パネル31が奥側中央や奥側左方向に配置される際の位置を点線により示している。このような位置に操作パネル31が配置された場合にも、それぞれの配置位置に応じて人感センサ32の検知方向や検知範囲が最適になるように設定されることになる。
装置の奥側に操作パネル31が設置されている場合には、仮に装置の左方向や右方向に操作パネル31が寄っていたとしても、手前側に操作パネル31が配置されている場合よりも、装置の中央位置において操作が行われる可能性が高い。また、装置の奥側に操作パネル31が設置されている場合には、利用者90が側面方向から装置に近づいてくることも想定される。
そのため、図16では、人感センサ32の検知範囲が広く設定されており、手前側中央方向から装置に近づいてきた利用者90も検知でき、かつ、装置の幅方向に収まらないように検知範囲が設定されていることにより装置の側面方向から近づいてきた利用者90も検知できるような検知範囲となっている。なお、検知範囲が広く設定されることにより、当然ながら不必要な利用者を検知してしまう誤検知も増えてしまうことにはなる。
また、図16においても、利用者90が手を伸ばして操作パネル31を操作できる位置に存在する場合、検知精度の観点からは、人感センサ32の検知範囲の一部が、利用者の胴体部分にかかるような設定となっていることが望ましい。しかし、一方で誤検知をなるべく無くすためには、人感センサ32の検知範囲は装置の幅内に収めるようにしても良い。
なお、上記で説明した本実施形態では、1つの人感センサ32により画像形成装置10を利用する利用者を検知するものであったが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、2つの人感センサにより利用者を検知するような場合をも含むものである。
例えば、上述した人感センサ32のような測距センサと、周囲の利用者の有無を広い検知範囲で検知可能な焦電センサという2つの人感センサを用いて利用者の有無を検知するようにしても良い。測距センサは自ら検出光を出射するための消費電力が大きいため省電力状態では待機状態としておき、利用者が画像形成装置10に近づいてくることを焦電センサのみで検出して、焦電センサが利用者を検知すると測距センサを起動して利用者との間の距離を測定するような構成としても良い。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース
15 ユーザインタフェース装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
31 操作パネル
32 人感センサ
33 感度調整部
34 データ送受信部
35 制御部
36 画像読取部
37 データ記憶部
38 画像出力部
41、42 ビス
43 長孔
90 利用者

Claims (2)

  1. 装置の奥側または手前側の中心から左右方向のいずれかに偏心した位置に配置された操作部と、
    照射した光の反射光を検出することにより自装置を利用する利用者との間の距離を検出可能な測距センサと、
    前記測距センサによる検知結果を利用して自装置の動作を制御する制御部と、
    前記測距センサの検知方向を変更する変更機構と、
    前記測距センサの検出感度を調整する調整手段と、を備え、
    前記制御部は、前記操作部の配置位置に応じて前記変更機構を制御することにより前記操作部の配置位置に対応した検知範囲を設定し、
    前記調整手段は、前記測距センサの検知方向が決定された後に、前記測距センサにより検知したい位置の中央である中央操作位置に利用者又は調整用物体を置いた状態で測定された前記測距センサの出力値と、前記測距センサにより検知したい位置から左方向にずれた位置である左オフセット操作位置に利用者又は調整用物体を置いた状態で測定された前記測距センサの出力値と、前記測距センサにより検知したい位置から右方向にずれた位置である右オフセット操作位置に利用者又は調整用物体を置いた状態で測定された前記測距センサの出力値の全ての出力値が予め設定された範囲内となるように、前記測距センサの検出感度を調整することにより、
    前記測距センサの検知範囲が、体の少なくとも一部が自装置の幅方向に収まっていない利用者も検知可能なように設定されている
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記測距センサにより測定された利用者との間の距離が予め設定された距離以下となった場合に、自装置を省電力状態から通常動作状態に復帰させるよう制御する請求項1に記載の画像形成装置。
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