JP7702895B2 - 電動作業車 - Google Patents
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Description
特許文献1では、バッテリがカバー部材に収容されており、モータを冷却する冷却水を生成するラジエータと冷却ファンとが、カバー部材の内部におけるバッテリの前方の領域に設けられている。
バッテリでは、正常に電力を供給可能な上限温度が設定されることが多いので、例えば夏期での作業の場合、ラジエータからの高温の空気がバッテリに向けて流れると、バッテリの温度が上限温度に達する可能性がある。
これにより、ラジエータからの高温の空気がバッテリに向けて流れることを少なくすることができ、バッテリの正常な電力供給にとって不利な状況を少なくすることができて、バッテリの耐久性の向上を図ることができる。
カバー部材の内部に導入された空気が、冷却ファンの作用によりラジエータを通過して遮蔽部材による遮られると、空気は遮蔽部材に沿って左右方向に流れることがある。
本発明によると、カバー部材の横部における遮蔽部材に対向する部分に、通気可能な横通気部が設けられているので、ラジエータを通過し遮蔽部材に沿って左右方向に流れる空気は、カバー部材の横通気部を通って外部に出て行き易い。
これにより、ラジエータからの高温の空気がバッテリに向けて流れることを少なくすることができ、バッテリの耐久性の向上の面で有利である。
本発明によると、ラジエータが十分な容量に構成されても、ラジエータからの高温の空気がバッテリに向けて流れることを少なくすることができるので、バッテリの耐久性の向上の面で有利である。
例えば冬期での作業において、作業を中断して電動作業車を数時間だけ放置するような場合、遮蔽部材を開状態に操作し、冷却ファンを作動させておけばよい。これにより、ラジエータからの高温の空気が遮蔽部材を通ってバッテリに向けて流れ、バッテリの温度低下を抑えることができるので、作業を再開した際にバッテリの電力供給が支障なく行われる。
以下では、本実施形態のトラクタについて説明する。図1に示すように、トラクタは、左右の前車輪10、左右の後車輪11、カバー部材12を備えている。
図1及び図2に示すように、右及び左の機体フレーム2とトランスミッション16とが連結されることによって、機体フレーム2とトランスミッション16とにより、トラクタの骨格としての機体が構成される。走行用バッテリ4(以下、バッテリ4と称する)は、機体の前部に搭載されており、閉状態のカバー部材12にバッテリ4が収容されている。
図7,8,9に示すように、バッテリ4の内部に、複数のバッテリモジュール(図示せず)が連結された複数のスタック(図示せず)が収容されており、バッテリ4の前部に、接続部4a,4b,4c,4dが設けられている。
バッテリ4の接続部4bとインバータ14とに亘ってハーネス25が接続されており、バッテリ4の接続部4bからインバータ14に電力が供給される。
図7及び図8に示すように、カバー部材12の内部におけるフロントグリル21とバッテリ4の前部との間で、DC-DCコンバータ5及びバッテリ6に対して左側の部分に、ラジエータ1が上下方向及び左右方向に沿って設けられている。
図5~図8に示すように、右及び左の機体フレーム2の間に、ウォーターポンプ9が設けられており、ウォーターポンプ9はバッテリ4の12Vの電力により駆動される。ラジエータ1の下部とウォーターポンプ9とに亘ってパイプ29が接続され、ウォーターポンプ9とインバータ14とに亘ってパイプ33が接続されている。
これにより、ラジエータ1は、モータMを冷却する冷却水と、インバータ14を冷却する冷却水と、DC-DCコンバータ5を冷却する冷却水とを生成する。
図5,6,7,9に示すように、カバー部材12の内部におけるフロントグリル21とバッテリ4の前部との間で、オイルクーラー8とバッテリ4の前部との間の部分に、遮蔽装置39が上下方向及び左右方向に沿って設けられている。
図5~図8に示すように、機体の前進に伴って外部の空気が、主にフロントグリル21を通ってカバー部材12の内部に導入される。ファン装置7の冷却ファン7aが回転駆動されることにより、カバー部材12の内部に導入された空気は、ラジエータ1を通過するのであり、ラジエータ1を通過した空気は、ファン装置7(冷却ファン7a)からオイルクーラー8を通過して後方に流れる。
遮蔽装置39(遮蔽部材41)により遮られた空気は、遮蔽装置39(遮蔽部材41)に沿って左右方向に流れるのであり、主に右及び左のサイドグリル22を通ってカバー部材12の外部に出て行く。
遮蔽装置39において、操作レバー42が廃止され、横長の細長い平板状の多数の遮蔽部材41に代えて、枠部材40と同じ大きさの1枚の平板状の遮蔽部材41が採用されてもよい。
この構成によると、遮蔽部材41が枠部材40に取り付けられることにより、遮蔽部材41の閉状態となるのであり、遮蔽部材41が枠部材40から取り外されることにより、遮蔽部材41の開状態となる。
遮蔽装置39(遮蔽部材41)が、ラジエータ1よりも高いものに構成されてもよく、カバー部材12の上部12cに近い高さを有するように構成されてもよい。
遮蔽装置39(遮蔽部材41)が、ラジエータ1よりも大きな横幅を有するように構成されてもよく、カバー部材12の右及び左の横部12bに亘る横幅を有するように構成されてもよい。
遮蔽装置39において、操作レバー42が廃止されて、以下に説明するように構成されてもよい。
バッテリ4の温度を検出するバッテリ温度センサー(図示せず)及び外気温を検出する気温センサー(図示せず)が設けられ、バッテリ温度センサー及び気温センサーの検出値に基づいて、電動モータにより遮蔽部材41が自動的に閉状態及び開状態に操作される。
ファン装置7(冷却ファン7a)が、ラジエータ1に対して前方に設けられてもよい。
前車輪10及び後車輪11が、本発明の走行装置である。前車輪10及び後車輪11に代えて、右及び左のクローラ走行装置(図示せず)が、走行装置として機体に設けられてもよい。
4 バッテリ
7a 冷却ファン
10 前車輪(走行装置)
11 後車輪(走行装置)
12 カバー部材
12a 前部
12b 横部
14 インバータ
21 フロントグリル(導入部)
22 サイドグリル(横通気部)
41 遮蔽部材
M モータ
Claims (3)
- 機体の前部に設けられたバッテリと、
前記バッテリの電力が供給されるインバータと、
前記インバータからの電力により駆動されるモータと、
前記モータにより駆動される走行装置と、
前記バッテリを収容し、外部の空気が導入される導入部が前部に設けられたカバー部材と、
前記カバー部材の内部における前記導入部と前記バッテリの前部との間に設けられ、前記モータを冷却する冷却水を生成するラジエータと、
前記カバー部材の内部における前記導入部と前記バッテリの前部との間に設けられ、前記導入部から前記カバー部材の内部に導入された空気が、前記ラジエータに供給されるようにする冷却ファンとが備えられ、
前記ラジエータから前記バッテリへの空気の流れを遮蔽可能な遮蔽部材が、前記カバー部材の内部における前記ラジエータ及び前記冷却ファンと前記バッテリの前部との間に設けられ、
前記カバー部材の横部における前記遮蔽部材に対向する部分に、通気可能な横通気部が設けられている電動作業車。 - 前記ラジエータは、前記モータを冷却する冷却水と、前記インバータを冷却する冷却水とを生成する請求項1に記載の電動作業車。
- 前記遮蔽部材は、前記ラジエータから前記バッテリへの空気の流れを遮蔽可能な閉状態と、前記ラジエータから前記バッテリへの空気の流れを許容可能な開状態とに、操作可能である請求項1又は2に記載の電動作業車。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2022014189A JP7702895B2 (ja) | 2022-02-01 | 2022-02-01 | 電動作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2022014189A JP7702895B2 (ja) | 2022-02-01 | 2022-02-01 | 電動作業車 |
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|---|---|
| JP2023112412A JP2023112412A (ja) | 2023-08-14 |
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Family
ID=87562103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022014189A Active JP7702895B2 (ja) | 2022-02-01 | 2022-02-01 | 電動作業車 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP7702895B2 (ja) |
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2022
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