JP7702900B2 - スクリーン印刷機 - Google Patents
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Description
具体的には、特許文献1に記載の半田ペースト印刷機のメタルマスククリーニング装置は、半田マスクの下方に配されているクリーニングペーパーシャフトと、クリーニングペーパーシャフトを振動させる超音波振動発生装置とを備えており、クリーニングシャフトを振動させながら移動させることによって半田マスクをクリーニングしている。
本明細書では、マスクの下面をクリーニングするときにマスクを効率よく振動させることのできる技術を開始する。
(1)本開示に係るスクリーン印刷機は、マスクを用いて基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機であって、クリーニング媒体を用いて前記マスクの下面をクリーニングするクリーニングヘッドと、前記マスクの上面に当接して前記マスクを振動させる振動発生部と、前記クリーニングヘッドと前記振動発生部とを同期して移動させる移動部と、を備える。
特許文献1には半田マスクフレームに上から当接して半田マスクフレームを振動させる構成も記載されている。しかしながら、一般に半田マスクは樹脂やゴムなどの弾性部材を介して半田マスクフレームに支持されているため、半田マスクフレームを振動させてもその振動が弾性部材に吸収されて半田マスクに伝わり難い。
このため、特許文献1に記載のメタルマスククリーニング装置は、半田マスクを効率よく振動させる上で改善の余地があった。
よって上記のスクリーン印刷機によると、マスクの下面をクリーニングするときにマスクを効率よく振動させることができる。
上記のスクリーン印刷機では、側壁部の2つの側壁がクリーニングヘッドの移動方向に離間しており、振動発生部は、上面視でマスクにおいて2つの側壁の間に当接する。このようにすると、マスクにおいて2つの側壁の外側の領域に振動が伝わり難くなる。このため、マスクにおいて2つの側壁の外側に付着しているクリーム半田がゾル化し難くなる。このため上記のスクリーン印刷機によると、マスクの振動によってクリーム半田(より具体的にはマスクの下面において2つの側壁の外側の領域に付着しているクリーム半田)がスクリーン印刷機の機内に落下することを抑制できる。
以下に、本開示の実施形態について説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本開示の実施形態は、装置、方法、これらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現できる。
実施形態1を図1ないし図8に基づいて説明する。以降の説明において前後方向、上下方向及び左右方向とは図1に示す前後方向、上下方向及び左右方向を基準とする。以降の説明では図1に示す右側を上流側、左側を下流側という。以降の説明では同一の構成要素には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
図1を参照して、実施形態1に係るスクリーン印刷機1の外観について説明する。スクリーン印刷機1はマスクを用いて基板にクリーム半田を印刷する装置である。スクリーン印刷機1は箱状の筐体10を備えている。筐体10の右壁には基板が搬入される開口が形成されている。筐体10の左壁には基板が搬出される開口が形成されている。基板は右壁の開口から筐体10の内部に搬入され、筐体10の内部でクリーム半田が印刷された後に左側の開口から搬出される。
図3に示すように、マスク部材11は枠状のマスクフレーム11Aと、マスクフレーム11Aの内側に弾性部材11Bを介して支持されている板状のマスク11Cとを備えている。マスク11Cはアルミニウムや鉄などで形成されており、基板に形成する回路パターンに応じた開口(図示せず)が形成されている。弾性部材11Bは板状の樹脂やゴムなどである。
図2に示すように、印刷テーブル12は作業位置の下方に配されている。印刷テーブル12は作業位置に搬送された基板Pを持ち上げてマスク11Cの下面に密着させる機構である。印刷テーブル12は基台12A、複数のバックアップピン12B、それらのバックアップピン12Bが立設されているプッシュアッププレート12C、プッシュアッププレート12Cを昇降させるプレート昇降部12D、及び、基台12Aを前後方向に移動させるテーブル移動部12Eを備えている。
テーブル移動部12Eはクリーニング部14によってマスク11Cの下面をクリーニングするときに印刷テーブル12が邪魔にならないように印刷テーブル12を後側に移動させる機構である。テーブル移動部12Eはボールねじによって印刷テーブル12を前後方向に移動させる機構であり、基台12Aの右端部を前後方向にスライド可能に支持しているガイドレール、基台の左端部に固定されているボールナット、ボールナットに螺合して前後方向に延びているボールねじ、及び、ボールねじを軸周りに回転させるモータを有している。
印刷部13はスキージヘッド13A、2つのスキージ支持部13B、2つのスキージ13C、及び、スキージ移動部13Dを備えている。スキージヘッド13Aは左右方向に長い部材である。スキージヘッド13Aにはスキージ支持部13Bを昇降させるモータが配されている。スキージ支持部13Bは棒状の部材であり、昇降可能にスキージヘッド13Aに支持されている。スキージ13Cは左右方向に長い板状の部材であり、スキージ支持部13Bの下端部に固定されている。後側のスキージ13Cは後側に向かって下に傾斜している。前側のスキージ13Cは前側に向かって下に傾斜している。
図4を参照して、クリーニング部14について説明する。クリーニング部14はマスク11Cの下面をクリーニングする機構である。クリーニング部14はクリーニングヘッド14A、クリーニングヘッド14Aを前後方向に移動させる第1の移動部14B(移動部の一例)、及び、吸引部14C(図7参照)を備えている。図2に示すように、クリーニングヘッド14Aは、クリーニングを行わないときは前側の待機位置で待機する。
図5に示すように、側壁部21Bは、互いに前後方向(クリーニングヘッドの移動方向の一例)に離間している2つの側壁71であって、壁面が前後方向と直交(交差の一例)している2つの側壁71と、互いに左右方向に離間している2つの側壁72であって、壁面が左右方向と直交している2つの側壁72とを有している。
図4に示すように、基台20の上面(あるいは吸引体21の下面、又は、基台20の上面及び吸引体21の下面の両方)には複数の貫通穴31内の空気を一括して吸引するための空気流路36を形成する溝35と、複数の貫通穴32内の空気を一括して吸引するための空気流路34を形成する溝33とが形成されている。空気流路34と空気流路36とは独立した空気流路として構成されており、それぞれ別々のエアホース(図示せず)を介して吸引部14C(図7参照)に接続されている。吸引部14Cは空気流路34,36に正圧及び負圧を供給する装置である。吸引部14Cは負圧だけを供給する装置であってもよい。空気流路34内の空気を吸引する負圧の大きさ(吸引圧)と空気流路36内の空気を吸引する負圧の大きさとは異なっていてもよい。
マスク振動部15はクリーニング部14によってマスク11Cの下面をクリーニングするときにマスク11Cを振動させる機構である。マスク振動部15はマスク11Cの上面に当接してマスク11Cを振動させる振動発生部40、及び、振動発生部40を前後方向に移動させる第2の移動部41(移動部の一例)を有している。
図6に示すように、振動ヘッド42は左右方向に長い部材である。図4に示すように、スキージ支持部材43は棒状の部材であり、振動ヘッド42に昇降可能に支持されている。振動ヘッド42にはスキージ支持部材43を昇降させるモータ47が配されている。
図7を参照して、スクリーン印刷機1の電気的構成について説明する。スクリーン印刷機1は制御部50及び操作パネル51を備えている。
制御部50はCPU50A、RAM50B及び記憶部50Cを備えている。記憶部50CにはCPU50Aによって実行される各種のプログラムやデータが記憶されている。制御部50には操作パネル51、コンベア52、印刷テーブル12、印刷部13、クリーニング部14、マスク振動部15などが接続されている。操作パネル51は液晶ディスプレイなどの表示装置、及び、タッチパネル、マウス、キーボードなどの入力装置を備えている。オペレータは操作パネル51を操作することによってスクリーン印刷機1に対する各種の設定や動作の指示などを行うことができる。
図8を参照して、マスク11Cのクリーニングについて説明する。制御部50は所定の条件が成立するとマスク11Cの下面をクリーニングする。所定の条件は、所定枚数の基板Pに回路パーンを印刷する毎、所定の時間間隔、予め設定されている時刻に達したとき、オペレータがクリーニングを指示したときなどである。所定の条件は適宜に決定できる。
実施形態1に係るスクリーン印刷機1によると、マスク11Cの上面に当接してマスク11Cを振動させる振動発生部40を備えている。振動発生部40はペーパーローラー23(特許文献1のクリーニングペーパーシャフトに相当)を振動させる必要がないので小さな力でマスク11Cを振動させることができる。更に、ペーパーローラー23を振動させる必要がないので、ペーパーローラー23を振動させる場合に比べてマスク11Cを高周波で振動させることができる。更に、スクリーン印刷機1では振動発生部40によってマスク11Cを直接振動させるので、マスクフレーム11Aを振動させる場合に比べてマスク11Cに振動が伝わり易い。よってスクリーン印刷機1によると、マスク11Cの下面をクリーニングするときにマスク11Cを効率よく振動させることができる。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
11C: マスク
14A: クリーニングヘッド
14B: 第1の移動部(移動部の一例)
14C: 吸引部
21A: 底壁部
21B: 側壁部
21D: 支点部材
22: クリーニングペーパー(クリーニング媒体の一例)
31: 貫通穴(吸引穴の一例)
40: 振動発生部
41: 第2の移動部(移動部の一例)
60: クリーム半田
71:側壁
P: 基板
Claims (6)
- マスクを用いて基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機であって、
クリーニング媒体を用いて前記マスクの下面をクリーニングするクリーニングヘッドと、
前記マスクの上面に当接して前記マスクを振動させる振動発生部と、
前記クリーニングヘッドと前記振動発生部とを同期して移動させる移動部と、
を備え、
前記クリーニングヘッドは、底壁部と、前記底壁部から立ち上がっている側壁部とを有し、
前記側壁部は、互いに前記クリーニングヘッドの移動方向に離間している2つの側壁であって、壁面が前記移動方向と交差している2つの側壁を有し、
前記振動発生部は、上面視で前記マスクにおいて2つの前記側壁の間に当接し、
前記側壁部の上面に複数の吸引穴が形成されており、
前記吸引穴内の空気を吸引する吸引部を備える、スクリーン印刷機。 - マスクを用いて基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機であって、
クリーニング媒体を用いて前記マスクの下面をクリーニングするクリーニングヘッドと、
前記マスクの上面に当接して前記マスクを振動させる振動発生部と、
前記クリーニングヘッドと前記振動発生部とを同期して移動させる移動部と、
を備え、
前記クリーニングヘッドは、底壁部と、前記底壁部から立ち上がっている側壁部とを有し、
前記側壁部は、互いに前記クリーニングヘッドの移動方向に離間している2つの側壁であって、壁面が前記移動方向と交差している2つの側壁を有し、
前記振動発生部は、上面視で前記マスクにおいて2つの前記側壁の間に当接し、
2つの前記側壁の上面が前記クリーニング媒体を介して前記マスクの下面に当接する、スクリーン印刷機。 - 請求項2に記載のスクリーン印刷機であって、
前記側壁部の上面に複数の吸引穴が形成されており、
前記吸引穴内の空気を吸引する吸引部を備える、スクリーン印刷機。 - 請求項1又は請求項3に記載のスクリーン印刷機であって、
前記側壁部は環状に形成されており、
前記吸引部は環状の前記側壁部の内側の空間の空気も吸引する、スクリーン印刷機。 - マスクを用いて基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機であって、
クリーニング媒体を用いて前記マスクの下面をクリーニングするクリーニングヘッドと、
前記マスクの上面に当接して前記マスクを振動させる振動発生部と、
前記クリーニングヘッドと前記振動発生部とを同期して移動させる移動部と、
を備え、
前記クリーニングヘッドは、底壁部と、前記底壁部から立ち上がっている側壁部とを有し、
前記側壁部は、互いに前記クリーニングヘッドの移動方向に離間している2つの側壁であって、壁面が前記移動方向と交差している2つの側壁を有し、
前記振動発生部は、上面視で前記マスクにおいて2つの前記側壁の間に当接し、
前記側壁部は環状に形成されており、
環状の前記側壁部の内側の空間の空気を吸引する吸引部を備える、スクリーン印刷機。 - マスクを用いて基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機であって、
クリーニング媒体を用いて前記マスクの下面をクリーニングするクリーニングヘッドと、
前記マスクの上面に当接して前記マスクを振動させる振動発生部と、
前記クリーニングヘッドと前記振動発生部とを同期して移動させる移動部と、
を備え、
前記クリーニングヘッドは、底壁部と、前記底壁部から立ち上がっている側壁部とを有し、
前記側壁部は、互いに前記クリーニングヘッドの移動方向に離間している2つの側壁であって、壁面が前記移動方向と交差している2つの側壁を有し、
前記振動発生部は、上面視で前記マスクにおいて2つの前記側壁の間に当接し、
前記クリーニングヘッドは2つの前記側壁の間に設けられている支点部材を有し、
前記クリーニング媒体が2つの前記側壁の間で前記支点部材の下を通過している、スクリーン印刷機。
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