JP7718906B2 - 基板処理装置 - Google Patents
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Description
処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウェハ、液晶表示装置および有機EL(Electroluminescence)表示装置等のFPD(Flat Panel Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板、太陽電池用基板等が含まれる。
そのため、環状部材の周方向における整流作用のむらを低減でき、かつ、環状部材に沿って流れて環状部材の外周部に達する薬液を、環状部材よりも下方へ効率良く排出することができる。
この構成によれば、環状部材の周方向における整流作用のむらを一層低減できる。さらに、環状部材に沿って環状部材上を流れて環状部材の外周部に達した薬液を一層効率良く環状部材よりも下方へ排出することができる。
この構成によれば、切り欠きによって環状部材の外周縁が切り欠かれている。そのため、切り欠きよりも外側には、薬液が溜まる部分が存在しない。したがって、環状部材上の薬液を一層効率良く環状部材よりも下方に排出できる。
この発明の一実施形態では、前記環状部材が、前記環状部と平行に前記円筒部から張り出している。
環状部材と環状部との間には、環状部材の外周部へ向かう放射状気流が形成される。そのため、環状部材が環状部と平行であれば、環状部材の内周部付近における放射状気流の速度と環状部材の外周部付近における放射状気流の速度との差を低減できる。これにより、環状部よりも下方における雰囲気の停滞を一層抑制できる。
前記基板処理装置が、前記環状部材を前記円筒部に対して固定する締付部材をさらに含んでいてもよい。前記環状部材が、前記締付部材によって前記円筒部に固定される固定部を含んでいてもよい。前記締付部材が、前記環状部材を前記第1ガードに固定可能であり、かつ前記第1ガードに対する前記環状部材の固定を解除可能であってもよい。
この発明の一実施形態では、前記薬液供給ユニットが、前記基板保持部材に保持されている基板の上面に薬液を供給する上面薬液供給部材を含む。前記基板処理装置が、前記環状部の内周縁が前記基板保持部材に保持されている基板の上面よりも下方に位置する下位置、および、前記環状部の内周縁が前記基板保持部材に保持されている基板の上面よりも上方に位置する上位置の間で、前記環状部材とともに前記第1ガードを昇降させるガード駆動機構をさらに含む。前記環状部材の内周縁は、前記第1ガードが前記上位置に位置するときに、前記基板保持部材に保持されている基板の上面よりも下方に位置する。
この構成によれば、ベースの側方に環状部材の内周縁を対向させることによって、ベースと環状部材との間の隙間を小さくできる。そのため、ベースと環状部材との間を通って下方へ向かう気流を形成することができる。したがって、環状部よりも下方における雰囲気の整流化を補助できる。
そのため、基板保持部材のベースに側方から対向する状態で、すなわち、環状部材が基板よりも充分に低い位置に位置する状態で、下面リンス液供給部材から基板の下面に向けてリンス液を供給することができる。そうであれば、基板の下面から排出されるリンス液によって第1ガードおよび環状部材を洗浄することができる。これにより、第1ガードおよび環状部材に付着している薬液を除去することができる。
そのため、基板の上面から飛散する薬液よりも、基板の下面から飛散するリンス液は、環状部材の内周縁付近に付着し易い。したがって、環状部材に付着した薬液の残留を抑制することができる。さらに、基板の上面にリンス液を供給して第1ガードおよび環状部材を洗浄する場合と比較して、環状部材の内周縁付近を洗浄し易い。すなわち、基板の上面にリンス液を供給する場合と比較して、環状部材の全体を洗浄し易い。
この構成によれば、通過許容部を介して環状部材よりも上方から環状部材よりも下方へ向かう気流を強制的に形成することができる。そのため、環状部よりも下方において、雰囲気を整流することができ雰囲気の停滞を抑制できる。
<第1実施形態に係る基板処理装置の構成>
図1は、この発明の第1実施形態に係る基板処理装置1の構成例を説明するための平面図である。
基板処理装置1は、基板Wを一枚ずつ処理する枚葉式の装置である。この実施形態では、基板Wは、円板状を有する。基板Wは、シリコンウエハ等の基板Wであり、一対の主面を有する。
複数の処理ユニット2は、第2搬送ロボットCRによって基板Wが搬送される搬送経路TRに沿って搬送経路TRの両側に配列され、かつ、上下方向に積層されて配列されている。複数の処理ユニット2は、たとえば、同様の構成を有している。
処理ユニット2は、基板処理の際に基板Wを収容するチャンバ4を有する。チャンバ4は、第2搬送ロボットCRによって、チャンバ4内に基板Wを搬入したりチャンバ4から基板Wを搬出したりするための出入口(図示せず)と、出入口を開閉するシャッタユニット(図示せず)とを含む。チャンバ4内で基板Wに供給される処理液としては、詳しくは後述するが、薬液、リンス液等が挙げられる。
図2は、処理ユニット2の構成を説明するための模式図である。
処理ユニット2は、基板Wを所定の処理姿勢に基板Wを保持しながら、回転軸線A1のまわりに基板Wを回転させるスピンチャック5と、基板Wに向けて処理液を吐出する複数の処理液ノズル(薬液ノズル30、上面リンス液ノズル31、下面リンス液ノズル32)と、スピンチャック5に保持されている基板Wから飛散する処理液を受ける処理カップ8とをさらに含む。スピンチャック5、複数の処理液ノズル、および、処理カップ8は、チャンバ4内に配置されている。
複数の把持ピン20は、閉位置に位置するとき、基板Wの周縁部を把持して基板Wを水平に保持する。複数の把持ピン20は、開位置に位置するとき、基板Wに対する把持を解除する一方で、基板Wの周縁部を下方から支持する。開閉機構は、たとえば、リンク機構と、リンク機構に駆動力を付与するアクチュエータとを含む。
上面リンス液ノズル31および下面リンス液ノズル32は、いずれも、スピンチャック5に保持されている基板Wにリンス液を供給するリンス液供給ユニットの一例である。上面リンス液ノズル31は、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面にリンス液を供給する上面リンス液供給部材の一例である。下面リンス液ノズル32は、スピンチャック5に保持されている基板Wの下面にリンス液を供給する下面リンス液供給部材の一例である。
各ノズル移動機構は、対応するノズルを、中央位置と退避位置との間で移動させることができる。中央位置は、ノズルが基板Wの上面の中央領域に対向する位置である。基板Wの上面の中央領域とは、基板Wの上面において回転中心(中央部)と回転中心の周囲の部分とを含む領域のことである。退避位置は、ノズルが基板Wの上面に対向しない位置であり、処理カップ8の外側の位置である。
この実施形態とは異なり、薬液ノズル30および上面リンス液ノズル31は、共通のノズル移動機構によって一体移動するように構成されていてもよい。薬液ノズル30および上面リンス液ノズル31は、所定の回動軸線まわりに回動する回動式ノズルであってもよいし、対応するアームが延びる方向に直線的に移動する直動式ノズルであってもよい。薬液ノズル30および上面リンス液ノズル31は、鉛直方向にも移動できるように構成されていてもよい。
薬液ノズル30から吐出される薬液は、たとえば、過酸化水素水(H2O2)、フッ酸(HF)、希フッ酸(DHF)、バッファードフッ酸(BHF)、塩酸(HCl)、HPM液(hydrochloric acid-hydrogen peroxide mixture:塩酸過酸化水素水混合液)、SPM液(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水混合液)、アンモニア水、TMAH液(Tetramethylammonium hydroxide solution:水酸化テトラメチルアンモニウム溶液)、または、APM液(ammonia-hydrogen peroxide mixture:アンモニア過酸化水素混合液)を含有する。
上面リンス液ノズル31および下面リンス液ノズル32から吐出されるリンス液は、たとえば、DIW(脱イオン水)等の水である。ただし、リンス液は、DIWに限られない。リンス液は、DIWに限られず、DIW、炭酸水、電解イオン水、希釈濃度(たとえば、1ppm以上で、かつ、100ppm以下)の塩酸水、希釈濃度(たとえば、1ppm以上で、かつ、100ppm以下)のアンモニア水、還元水(水素水)のうちの少なくとも1つを含有する液体である。
上面リンス液ノズル31は、上面リンス液ノズル31にリンス液を案内する上面リンス液配管41に接続されている。上面リンス液配管41には、上面リンス液配管41を開閉する上面リンス液バルブ51が設けられている。
図示はしないが、薬液バルブ50は、弁座が内部に設けられたバルブボディと、弁座を開閉する弁体と、開位置と閉位置との間で弁体を移動させるアクチュエータとを含む。他のバルブについても同様の構成を有している。
処理カップ8は、スピンチャック5に保持された基板Wから外方に飛散する処理液を受け止める複数のガード25と、複数のガード25によって下方に案内された処理液をそれぞれ受け止める複数のカップ26と、複数のガード25および複数のカップ26を取り囲む円筒状の外壁部材27とを含む。
複数のガード25および複数のカップ26は、同軸上に配置されている。複数のガード25および複数のカップ26の中心軸線は、互いに一致しており、複数のガード25および複数のカップ26の中心軸線は、回転軸線A1と一致している。
第2ガード25Bは、上下方向に延びスピンチャック5を取り囲む第2円筒部70と、第2円筒部70よりも内側(第2円筒部の中心軸線側)に向かって第2円筒部70から張り出す第2環状部71とを含む。
第2カップ26Bは、第2底壁75と、第2底壁75の内端部から上方に延びる筒状の第2内壁76と、第2底壁75の外端部から上方に延びる筒状の第2外壁77とを含む。第2カップ26Bは、第1ガード25Aと単一材料で一体的に形成されている。第2内壁76は、第1外側円筒部62に連結されている。
各ガード駆動機構28の構成は特に制限されていないものの、ガード駆動機構28は、たとえば、シリンダ機構、ボールねじ機構、リニアモータ機構、および、ラックアンドピニオン機構の少なくとも1つを含んでいてもよい。
処理ユニット2は、チャンバ4の外気を清浄しながらチャンバ4内に送るFFU(ファンフィルタユニット)等の送風ユニット37と、チャンバ4内の雰囲気を排出、すなわち、排気する排出配管38とを含む。送風ユニット37は、チャンバ4の上壁に配置されている。排出配管38は、外壁部材27に接続されている。
基板Wに供給された処理液は、基板Wの周縁部から飛散していずれかのガード25によって受けられる。ガード25によって受けられた処理液は、対応するカップ26に案内され、各カップ26に対応する排液配管(図示せず)によって回収または廃棄される。
図3Aおよび図3Bは、複数のガード25およびその周辺の断面図である。
図3Aおよび図3Bを参照して、第1ガード25Aの第1環状部61は、水平方向に対して傾斜しており、第1円筒部60の中心軸線側に向かって斜め上に延びる第1傾斜部80と、第1傾斜部80の内端部から水平に延びる第1水平部81と、第1水平部81の内端部から下方に延びる第1垂下部82とを含む。
第2環状部71は、上方から第1環状部61に対向している。第2環状部71は、第1環状部61と平行に延びている。
環状部材100は、第1ガード25Aに対して取り外し不能である。環状部材100および第1ガード25Aは、いかなる手法によって一体化していてもよい。たとえば、環状部材100は、たとえば、単一材料によって第1ガード25Aと一体に成形されていてもよい。あるいは、環状部材100は、溶接によって第1ガード25Aと一体化していてもよいし、ねじ、リベット、圧入等の機械的接合によって第1ガード25Aと一体化していてもよい。
各ガード25は、対応するガード駆動機構28によって、下位置と上位置との間で昇降される。各ガード25は、下位置、上位置、および、これらの間の位置に位置することができる。
第1ガード25Aおよび第2ガード25Bがともに上位置に位置するとき、基板Wから飛散する処理液は、第1ガード25Aによって受けられる。第1ガード25Aが下位置に位置し、第2ガード25Bが上位置に位置するとき、基板Wから飛散する処理液は、第2ガード25Bによって受けられる。
第1ガード25Aおよび第2ガード25Bが上位置に位置するときの複数のガード25の配置、すなわち、図3Aに示す複数のガード25の配置を「第1配置」という。第1ガード25Aが下位置に位置し第2ガード25Bが上位置に位置するときの複数のガード25の配置、すなわち、図3Bに示す複数のガード25の配置を「第2配置」という。
図示しないが、第1ガード25Aおよび第2ガード25Bがともに下位置に位置するときには、第2搬送ロボットCRが、チャンバ4内に基板Wを搬入したりチャンバ4内から基板Wを搬出したりすることができる。
図5は、基板処理装置1の電気的構成を説明するためのブロック図である。
コントローラ3は、マイクロコンピュータを備え、所定の制御プログラムに従って基板処理装置1に備えられた制御対象を制御する。
具体的には、コントローラ3は、プロセッサ3A(CPU)と、制御プログラムが格納されたメモリ3Bとを含む。コントローラ3は、プロセッサ3Aが制御プログラムを実行することによって、基板処理のための様々な制御を実行するように構成されている。
コントローラ3によってバルブが制御されることによって、対応するノズルからの流体の吐出の有無や、対応するノズルからの流体の吐出流量が制御される。
また、図5には、代表的な部材が図示されているが、図示されていない部材についてコントローラ3によって制御されないことを意味するものではなく、コントローラ3は、基板処理装置1に備えられる各部材を適切に制御することができる。図5には、後述する各変形例および第2実施形態で説明する部材についても併記しており、これらの部材もコントローラ3によって制御される。
図6は、基板処理装置1によって実行される基板処理の一例を説明するためのフローチャートである。図7Aおよび図7Bは、基板処理が行われているときの複数のガード25の様子を説明するための模式図である。図6には、主として、コントローラ3がプログラムを実行することによって実現される処理が示されている。
この状態で薬液バルブ50を開くことで、薬液ノズル30から基板Wの上面に向けて、薬液の連続流が吐出(供給)される(薬液吐出工程、薬液供給工程)。
上述したように、環状部材100は、第1円筒部60よりも内側に向かって第1円筒部60から斜め上に張り出す。そのため、環状部材100の上面100aに付着した薬液は、環状部材100の外周部100bに向かって流れる。環状部材100の外周部100bまで流れた薬液は、複数の切り欠き104を介して環状部材100を通過する。これにより、基板Wから飛散した薬液が環状部材100の上面100aに溜まることを抑制できる。切り欠き104に流入した薬液は、落下し、第1カップ26A(図2を参照)に受けられる。
薬液供給工程(ステップS2)の後、基板Wの下面にリンス液を供給して基板Wの下面を洗浄する下面リンス工程(ステップS3)が実行される。
図7Bに示すように、基板Wの下面に供給されたリンス液は、基板Wの回転の遠心力の作用によって、基板Wの下面の周縁部に向かって移動し基板Wの下面の全体に広がる。これにより、基板Wの下面が洗浄される。そのため、基板Wの周縁部を伝って基板Wの下面に付着した薬液を基板Wの下面から排除できる。基板Wの下面のリンス液は、基板Wの上面の周縁部から飛散して、第1円筒部60および環状部材100によって主に受けられる。
下面リンス工程(ステップS3)の後、複数のガード25の配置を第1配置から第2配置に切り換えるガード切換工程(ステップS4)が実行される。
ガード切換工程(ステップS4)の後、基板Wの上面にリンス液を供給し基板Wの上面を洗浄する上面リンス工程(ステップS5)が実行される。
次に、基板Wを高速回転させて基板Wの上面を乾燥させるスピンドライ工程(ステップS6)が実行される。具体的には、上面リンス液バルブ51を閉じて基板Wの上面へのリンス液の供給を停止させる。
スピンドライ工程(ステップS6)の後、回転駆動機構23が基板Wの回転を停止させる。その後、第2搬送ロボットCRが、処理ユニット2に進入して、スピンチャック5から処理済みの基板Wを受け取って、処理ユニット2外へと搬出する(基板搬出工程:ステップS7)。その基板Wは、第2搬送ロボットCRから第1搬送ロボットIRへと渡され、第1搬送ロボットIRによって、キャリアCに収納される。
第1実施形態によれば、第1ガード25Aの第1円筒部60よりも内側に向かって第1円筒部60から張り出す環状部材100が、第1ガード25Aの第1環状部61よりも下方に設けられている。環状部材100の外周部100bには、環状部材100よりも上方から環状部材100よりも下方への流体の通過を許容する複数の切り欠き104が設けられている。そのため、第1ガード25Aの第1環状部61よりも下方において、複数の切り欠き104を介して環状部材100よりも上方から環状部材100よりも下方へ向かう外方気流F1を形成することができる。これにより、第1環状部61よりも下方において、雰囲気を整流することができ、雰囲気の停滞を抑制できる。
基板Wへの薬液の再付着がパーティクルの原因となり易いため、上方空間110での薬液雰囲気の停滞を抑制することが特に重要である。そのため、環状部材100による整流作用によるパーティクルの抑制効果は、基板Wに対して薬液を供給する際に、より顕著となる。
第1実施形態によれば、環状部材100には、周方向CDに沿って配置された複数の切り欠き104が形成されている。そのため、環状部材100の周方向CDにおける整流作用のむらを低減でき、かつ、環状部材100に沿って流れて環状部材100の外周部100bに達する薬液を、環状部材100よりも下方へ効率良く排出することができる。
第1実施形態によれば、環状部材100の外周縁は、周方向CDに沿う複数箇所において、切り欠かれている。そのため、複数の切り欠き104よりも外側には薬液が溜まる部分が存在しない。したがって、環状部材100上の薬液を一層効率良く環状部材100よりも下方に排出できる。
第1実施形態によれば、排出配管38によって、上方空間110の雰囲気が複数の切り欠き104を介して排出される。そのため、内方気流F2および外方気流F1を強制的に形成することができる。そのため、第1環状部61よりも下方において、雰囲気を整流することができ雰囲気の停滞を抑制できる。
図8は、変形例に係る基板処理を説明するためのフローチャートである。図9は、変形例に係る基板処理が行われているときの複数のガード25の様子を説明するための模式図である。
変形例に係る基板処理では、薬液供給工程(ステップS2)の後に、図9に示すように、複数のガード25の配置を第1配置に維持しながら、基板Wの下面とともに基板Wの上面を洗浄するリンス工程(ステップS10)が実行される。具体的には、基板Wの上面への薬液の供給が停止された後、上面リンス液ノズル31からのリンス液の供給および下面リンス液ノズル32からのリンス液の供給が開始される。基板Wから飛散するリンス液は、第1円筒部60および環状部材100によって主に受けられる。
変形例に係る基板処理によれば、基板Wの上面および下面を同時に洗浄することができる。そのため、薬液供給工程(ステップS2)の後に下面リンス工程(ステップS3)を実行し、ガード切換工程(ステップS4)の後に上面リンス工程(ステップS5)を実行する場合と比較して、基板処理に要する時間を短縮できる。
以下では、第1変形例~第3変形例に係る環状部材100の構成について説明する。
図10Aは、第1変形例に係る環状部材100の斜視図である。図10Bは、第1変形例に係る環状部材100の平面図である。
第1変形例に係る環状部材100では、切り欠き104が、周方向CDに沿って24箇所に形成されている。周方向CDにおける仕切部105の幅W1が、周方向CDにおける切り欠き104の幅W2よりも短い。
具体的には、処理カップ8は、環状部材100を第1ガード25Aに対して締め付けることで締付部材120を含む。複数の締付部材120は、周方向CDに等間隔で配置されている。
ボルト頭部121bを締付方向に回転させることで、環状部材100を第1ガード25Aに固定する(取り付ける)ことができる。逆に、ボルト頭部121bを締付解除方向に回転させることで、第1ガード25Aに対する環状部材100の固定を解除することができる。複数の締付部材120による固定を全て解除することで、環状部材100を第1ガード25Aから取り外すことができる。
図13は、第2実施形態に係る基板処理装置1Aに備えられている処理ユニット2の構成を説明するための模式図である。図13において、前述の図1~図12Bに示された構成と同等の構成については、図1等と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態に係る処理ユニット2が第1実施形態に係る処理ユニット2と主に異なる点は、第2実施形態に係る処理カップ8が、第2ガード25Bよりも外側に配置され、スピンチャック5を取り囲む筒状の第3ガード25Cと、第3ガード25Cによって下方に案内される処理液を受ける第3カップ26Cとをさらに含む点である。
第2ガード25Bは、第2円筒部70よりも外側に第2円筒部70から間隔を隔てて配置される第2外側円筒部72をさらに含む。第2円筒部70の上端部は、第2環状部71の外端部に連結されている。第2外側円筒部72の上端部は、第2円筒部70よりも内側に向かって延びており、第2円筒部70の上端部に連結されている。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。第2実施形態においても、上述した各変形例(図8~図12B)を適用することができる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、さらに他の形態で実施することができる。
(1)たとえば、上述の各実施形態とは異なり、ガード25が複数設けられておらず、第1ガード25Aのみが設けられていてもよい。また、ガード25が4つ以上設けられていてもよい。カップ26は、ガード25と同数設けられる。
(8)上述の各実施形態とは異なり、基板Wの上面に上方から対向し、平面視で基板Wと同等の大きさの円形状を有する遮断板(図示せず)が設けられていてもよい。遮断板は、基板Wの上面に近接する近接位置に配置されることで、基板Wの上面と遮断板との間への気流の流入を抑制する。
(10)また、上述の実施形態では、基板処理装置1,1Aが、搬送ロボット(第1搬送ロボットIRおよび第2搬送ロボットCR)と、複数の処理ユニット2と、コントローラ3とを備えている。しかしながら、基板処理装置1,1Aは、単一の処理ユニット2とコントローラ3とによって構成されており、搬送ロボットを含んでいなくてもよい。あるいは、基板処理装置1,1Aは、単一の処理ユニット2のみによって構成されていてもよい。言い換えると、処理ユニット2が基板処理装置の一例であってもよい。
(12)また、各構成を模式的にブロックで示している場合があるが、各ブロックの形状、大きさおよび位置関係は、各構成の形状、大きさおよび位置関係を示すものではない。
1A :基板処理装置
5 :スピンチャック(基板保持部材)
20 :把持ピン
21 :スピンベース(ベース)
25A :第1ガード
25B :第2ガード
25C :第3ガード
28A :第1ガード駆動機構(ガード駆動機構)
30 :薬液ノズル(薬液供給ユニット、上面薬液供給部材)
31 :上面リンス液ノズル
32 :下面リンス液ノズル(下面リンス液供給部材)
38 :排出配管
60 :第1円筒部(円筒部)
61 :第1環状部(環状部)
100 :環状部材
100b :外周部
104 :切り欠き(通過許容部)
106 :貫通孔(通過許容部)
110 :上方空間(環状部材および環状部の間の空間)
W :基板
Claims (12)
- 基板を水平に保持する基板保持部材と、
前記基板保持部材に保持されている基板に薬液を供給する薬液供給ユニットと、
前記基板保持部材を取り囲む筒状の第1ガードであって、円筒部、および、前記円筒部よりも内側に向かって前記円筒部から張り出す環状部を有する第1ガードと、
前記環状部よりも下方において、前記円筒部よりも内側に向かって前記円筒部から斜め上に張り出す環状部材であって、前記第1ガードに対して着脱可能な環状部材と、
前記環状部材を前記円筒部に対して固定する締付部材とを含み、
前記環状部材は、前記締付部材によって前記円筒部に固定される固定部を含み、
前記環状部材が、前記環状部材よりも上方から前記環状部材よりも下方への流体の通過を許容する少なくとも1つの通過許容部を前記環状部材の外周部に有し、
前記締付部材は、前記環状部材を前記第1ガードに固定可能であり、かつ前記第1ガードに対する前記環状部材の固定を解除可能である、基板処理装置。 - 前記環状部材が、前記環状部材の周方向に沿って配置された複数の前記通過許容部を有する、請求項1に記載の基板処理装置。
- 複数の前記通過許容部が、前記周方向に沿って等間隔に設けられている、請求項2に記載の基板処理装置。
- 前記通過許容部が、前記環状部材の外周縁を切り欠く切り欠きを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記通過許容部が、前記環状部材の外周部を貫通する貫通孔を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記環状部材が、前記環状部と平行に前記円筒部から張り出している、請求項1~5のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記薬液供給ユニットが、前記基板保持部材に保持されている基板の上面に薬液を供給する上面薬液供給部材を含み、
前記環状部の内周縁が前記基板保持部材に保持されている基板の上面よりも下方に位置する下位置、および、前記環状部の内周縁が前記基板保持部材に保持されている基板の上面よりも上方に位置する上位置の間で、前記環状部材とともに前記第1ガードを昇降させるガード駆動機構をさらに含み、
前記環状部材の内周縁は、前記第1ガードが前記上位置に位置するときに、前記基板保持部材に保持されている基板の上面よりも下方に位置する、請求項1~6のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記基板保持部材が、円板状のベースと、前記ベースよりも上方で前記基板の周縁部を把持する複数の把持ピンとを含み、
前記環状部材の内周縁は、前記第1ガードが前記上位置に位置するときに、前記ベースに側方から対向する、請求項7に記載の基板処理装置。 - 前記基板保持部材に保持されている基板の下面にリンス液を供給する下面リンス液供給部材をさらに含む、請求項8に記載の基板処理装置。
- 前記環状部、および、前記環状部材の間の空間の雰囲気を、前記通過許容部を介して排出する排出配管をさらに含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記第1ガードよりも外側に配置され前記基板保持部材を取り囲む筒状の第2ガードをさらに含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記第2ガードよりも外側に配置され、前記基板保持部材を取り囲む筒状の第3ガードをさらに含む、請求項11に記載の基板処理装置。
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