以下、行動管理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、ユーザ端末から送信された行動情報であり、配達員の行動に対応する行動情報を、位置情報を用いて、当該行動情報に対応する配達員を決定する行動管理装置を具備する行動管理システムについて説明する。なお、行動情報は、ユーザが撮影した静止画または動画であることは好適である。また、配達員は、物品を配達する者である。物品は、例えば、店舗で販売する食品であるが、その内容および種類等は問わない。
また、本実施の形態において、行動情報の時刻情報をも用いて、行動情報に対応する配達員を決定する行動管理装置を具備する行動管理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、蓄積した行動情報を統計処理する行動管理装置を具備する行動管理システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かを判断する行動管理装置を具備する行動管理システムについて説明する。
なお、本実施の形態において、情報Aが情報Bに対応付いていることは、情報Aから情報Bを取得できること、または情報Bから情報Aを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Aと情報Bとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Aが情報Bに含まれていても良いし、情報Bが情報Aに含まれている等でも良い。
図1は、本実施の形態における行動管理システムAの概念図である。行動管理システムAは、行動管理装置1、1または2以上の配達員端末2、1または2以上のユーザ端末3、および1または2以上の管理者端末4を備える。
行動管理装置1は、ユーザ端末3から送信された行動情報と配達員との対応を取るための装置である。ここでは、行動管理装置1は、いわゆるサーバである。行動管理装置1は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等である。
配達員端末2は、物品の配達員が使用する端末である。ユーザ端末3は、後述する行動情報を送信するユーザが使用する端末である。管理者端末4は、管理者が使用する端末である。配達員端末2、ユーザ端末3、管理者端末4は、例えば、いわゆるスマートフォン、タブレット端末、パソコンであるが、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態における行動管理システムAのブロック図である。
行動管理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および出力部14を備える。格納部11は、配達員情報格納部111、およびユーザ情報格納部112を備える。受信部12は、配達員情報受信部121、およびユーザ情報受信部122を備える。処理部13は、配達員情報蓄積部131、ユーザ情報蓄積部132、配達員決定部133、統計処理部134、および判断部135を備える。出力部14は、行動情報出力部141、および結果出力部142を備える。
ユーザ端末3は、ユーザ格納部31、ユーザ受付部32、ユーザ処理部33、ユーザ送信部34、ユーザ受信部35、およびユーザ出力部36を備える。
行動管理装置1が具備する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、後述する配達員情報、後述するユーザ情報、学習器、1または2以上の管理者通知先情報、1または2以上の配達員管理情報である。
学習器は、判断部135が、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かを判断するための学習器である。学習器は、2以上の教師データを用いて、機械学習の学習処理により、構成した情報である。教師データは、例えば、静止画と判断情報との組である。判断情報は、行動が不適切な行動であるか否かを示す情報である。教師データは、正例または負例である。正例は、例えば、問題となる行動を撮影した静止画と判断情報「1」とを有する。負例は、例えば、問題とならない行動を撮影した静止画と判断情報「0」とを有する。なお、判断情報「1」または判断情報「0」は、他の値でも良いことは言うまでもない。教師データは、例えば、文字列と判断情報との組である。教師データは、例えば、1以上の用語と判断情報との組である。文字列は、1以上の用語を有する。用語は、例えば、「猛スピード」「信号無視」「危険」「危ない」である。
また、機械学習のアルゴリズムは問わない。機械学習は、例えば、深層学習、ランダムフォレスト、決定木、SVM等である。
なお、行動管理装置1の処理部13は、上述した機械学習の学習処理を行っても良い。ただし、上述した機械学習の学習は、図示しない学習装置が行っても良い。
管理者通知先情報は、管理者への通知先を特定する情報である。管理者通知先情報は、例えば、メールアドレス、通知先を特定するID、電話番号である。管理者は、例えば、配達員を管理する者である。管理者は、例えば、配達員を監視したい者である。管理者は、例えば、行動管理装置1の運用者である。配達員の監視とは、通常、配達員が不適切な行動を行っていないか否かを監視することである。不適切な行動とは、例えば、交通ルール違反、交通事故、危険な走行である。
配達員管理情報は、配達員に関する情報である。配達員管理情報は、配達員を管理するための情報である。配達員管理情報は、配達員識別子を有する。配達員管理情報は、配達員通知先情報を有することは好適である。配達員識別子は、配達員を識別する情報である。配達員識別子は、例えば、ID、氏名、電話番号。メールアドレスである。配達員通知先情報は、配達員への通知先を特定する情報である。配達員通知先情報は、例えば、メールアドレス、通知先を特定するID、電話番号、配達員端末2のIPアドレスである。なお、配達員識別子と配達員通知先情報とは同じ情報でも良い。
配達員情報格納部111には、1または2以上の配達員情報が格納される。配達員情報は、物品を配達する配達員の移動に関する情報である。配達員情報は、配達員位置情報を有する。配達員位置情報は、配達員端末2の位置を特定する情報である。配達員端末2の位置は、配達員の位置と考えても良い。配達員位置情報は、例えば、(緯度,経度)または(緯度,経度,高度)であるが、位置を特定する情報であれば、他の情報でも良い。配達員位置情報は、配達員識別子に対応付けられる。配達員情報は、配達員識別子を有しても良い。配達員位置情報には、配達員時刻情報が対応付いていることは好適である。配達員時刻情報は、配達員位置情報に対応する時刻を特定する情報である。配達員時刻情報は、例えば、配達員位置情報が取得された時刻を示す情報、配達員位置情報が送信された時刻を示す情報、または配達員位置情報が受信された時刻を示す情報である。配達員情報格納部111の配達員情報は、通常、配達員端末2から送信された情報である。
ユーザ情報格納部112には、1または2以上のユーザ情報が格納される。ユーザ情報は、ユーザが配達員を監視したことに関する情報である。ユーザ情報は、通常、ユーザ端末3から送信された情報である。ユーザ情報は、行動情報とユーザ位置情報とを有する。行動情報は、配達員の行動に対応する情報である。行動情報は、ユーザが配達員を撮影した画像であることは好適である。画像は、静止画でも良いし、動画でも良い。行動情報は、配達員の行動について記載した文字列でも良い。行動情報は、配達員の行動を特定する行動識別子でも良い。行動識別子は、例えば、「悪い交通マナー」「交通ルール違反」「交通事故」である。行動識別子は、例えば、ユーザにより選択された選択オブジェクトに対応付く情報である。選択オブジェクトは、ユーザ端末3に表示されたオブジェクトであり、例えば、ボタンまたはメニュー項目である。ユーザ情報には、ユーザ時刻情報が対応付いていることは好適である。ユーザ時刻情報は、行動情報に対応する時刻を特定する情報である。ユーザ時刻情報は、例えば、行動情報が取得された時刻を示す情報、ユーザ情報が送信された時刻を示す情報、またはユーザ情報が受信された時刻を示す情報である。
受信部12は、各種の情報や指示を受信する。各種の情報や指示は、例えば、配達員情報、ユーザ情報、統計処理指示である。統計処理指示は、統計処理の開始の指示である。統計処理指示は、統計処理の対象の行動情報を特定する検索条件を有することは好適である。検索条件は、例えば、時期的条件(例えば、「2021年11月」)を有する。検索条件は、例えば、配達員条件を有する。配達員条件は、配達員を選択するための条件であり、例えば、1以上の配達員識別子、配達員の属性値(例えば、「年齢が40歳以上」)である。
配達員情報受信部121は、1または2以上の配達員情報を配達員端末2から受信する。配達員情報受信部121は、通常、1以上の各配達員端末2から、異なる時刻に対応する配達員情報を受信する。配達員情報受信部121は、概ね定期的に配達員情報を受信することは好適である。概ね定期的であることは、2以上の配達員情報を受信する間隔が概ね同じであることであるが、多少の間隔の相違があっても良い趣旨である。
ユーザ情報受信部122は、1または2以上の各ユーザ端末3から、ユーザ情報を受信する。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、配達員情報蓄積部131、ユーザ情報蓄積部132、配達員決定部133、統計処理部134、判断部135が行う処理である。
配達員情報蓄積部131は、配達員情報受信部121が受信した配達員情報を、配達員時刻情報に対応付けて、配達員情報格納部111に蓄積する。配達員情報は、配達員時刻情報を有することは好適である。
配達員情報受信部121が受信した配達員情報が配達員時刻情報を有さない場合であり、配達員情報受信部121が配達員情報を受信した場合には、配達員情報蓄積部131は、例えば、図示しない時計から時刻情報を取得し、当該時刻情報に対応付けて、配達員情報受信部121が受信した配達員情報を配達員情報格納部111に蓄積する。ここで、配達員情報蓄積部131は、時刻情報を有する配達員情報を配達員情報格納部111に蓄積しても良い。また、この時刻情報は、配達員時刻情報である。
配達員情報蓄積部131は、例えば、配達員情報受信部121が受信した配達員情報であり、配達員時刻情報を有する配達員情報を配達員情報格納部111に蓄積する。
ユーザ情報蓄積部132は、ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報を、ユーザ時刻情報に対応付けて、ユーザ情報格納部112に蓄積する。ユーザ情報は、ユーザ時刻情報を有することは好適である。
ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報がユーザ時刻情報を有さない場合であり、ユーザ情報受信部122がユー情報を受信した場合には、ユーザ情報蓄積部132は、例えば、図示しない時計から時刻情報を取得し、当該時刻情報に対応付けて、ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報をユーザ情報格納部112に蓄積する。ここで、ユーザ情報蓄積部132は、時刻情報を有するユーザ情報をユーザ情報格納部112に蓄積しても良い。また、この時刻情報は、ユーザ時刻情報である。
ユーザ情報蓄積部132は、例えば、ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報であり、ユーザ時刻情報を有するユーザ情報をユーザ情報格納部112に蓄積する。
配達員決定部133は、ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報が有するユーザ位置情報に対して近距離条件を満たす配達員位置情報を決定する。近距離条件は、ユーザ情報が有するユーザ位置情報が特定する位置と配達員位置情報が特定する位置とが、予め決められた条件を満たすほど近いことである。近距離条件は、例えば、配達員位置情報が特定する位置とユーザ位置情報が特定する位置との距離が閾値以内または閾値より小さいことである。なお、閾値は、例えば、「20メートル」「50メートル」であるが、問わない。
配達員決定部133は、例えば、ユーザ情報受信部122がユーザ情報を受信した場合に、当該ユーザ情報を受信した時より閾値時間以内または閾値時間より近い時に受信された1以上の配達員情報を取得し、当該1以上の配達員情報が有する配達員位置情報の中から、ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報が有するユーザ位置情報に対して近距離条件を満たす配達員位置情報を決定する。
配達員決定部133は、例えば、ユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報が有するユーザ位置情報に対して近距離条件を満たし、かつユーザ情報受信部122が受信したユーザ情報に対応する時刻情報に対して近時刻条件をも満たす時刻情報に対応する配達員位置情報を決定する。近時刻条件は、ユーザ情報に対応するユーザ時刻情報が示す時刻と配達員位置情報に対応する配達員時刻情報が示す時刻とが、予め決められた条件を満たすほど近い時刻であることである。近時刻条件は、例えば、ユーザ情報に対応するユーザ時刻情報が示す時刻と配達員位置情報に対応する配達員時刻情報が示す時刻との差異が閾値以内または閾値より小さいことである。近時刻条件は、通常、「ユーザ時刻情報>配達員時刻情報」であり、「ユーザ時刻情報-配達員時刻情報<閾値」または「ユーザ時刻情報-配達員時刻情報<=閾値」である。なお、閾値は、例えば、「3分」「5分」であるが、問わない。
統計処理部134は、ユーザ情報格納部112に格納されているユーザ情報に対して統計処理を行い、処理結果を取得する。なお、統計処理部134が行う統計処理の内容は問わない。
統計処理部134は、例えば、配達員位置情報を用いて、地域別のユーザ情報の件数である処理結果を取得する。
統計処理部134は、例えば、ユーザ情報に対応する時刻情報を用いて、時間帯別のユーザ情報の件数である処理結果を取得する。
統計処理部134は、例えば、特定の配達員の配達員識別子に対応するユーザ情報の件数である処理結果を取得する。
統計処理部134は、例えば、特定の配達員の属性値(例えば、「男性」「20歳以下」)の2以上の配達員識別子に対応するユーザ情報の件数である処理結果を取得する。
判断部135は、行動情報を用いて、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かを判断する。
判断部135が判断処理を行うか否かは、予め決められていても良い。判断部135が判断処理を行う条件は問わない。判断部135は、受信されたすべての行動情報に対して判断処理を行っても良い。例えば、判断部135は、受信された行動情報が判断条件を満たす場合に、判断処理を行うと判断しても良い。判断条件は、例えば、行動情報のデータタイプが予め決められたデータタイプ(例えば、静止画、または動画)であることである。
判断部135は、例えば、行動情報に含まれる静止画または動画を解析し、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かを判断する。
判断部135は、例えば、機械学習の予測処理により、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かを判断する。つまり、判断部135は、例えば、格納部11の学習器と、行動情報に含まれる静止画または動画の中の一静止画とを、機械学習の予測処理を行うモジュールに与え、当該モジュールを実行することにより、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かの判断結果を取得する。判断部135は、例えば、格納部11の学習器と、行動情報に含まれる文字列とを、機械学習の予測処理を行うモジュールに与え、当該モジュールを実行することにより、行動情報に対応する行動が不適切な行動であるか否かの判断結果を取得する。
なお、上述した通り、機械学習のアルゴリズムは問わない。機械学習は、例えば、深層学習、ランダムフォレスト、決定木、SVM等である。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、行動情報、統計処理部134が取得した処理結果である。
ここで、出力とは、通常、記録媒体への蓄積であるが、配達員端末2、または管理者端末4への送信等でも良く、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、その他の外部の装置への送信、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であっても良い。
行動情報出力部141は、配達員決定部133が決定した配達員位置情報に対応する配達員識別子に対応付けて、ユーザ情報受信部122が受信した行動情報を出力する。行動情報出力部141は、例えば、配達員識別子に対応付けられた行動情報を、格納部11に蓄積する。行動情報出力部141は、例えば、ユーザ情報が有する行動情報に対応付けて、配達員決定部133が決定した配達員位置情報に対応する配達員識別子を蓄積する。
行動情報出力部141は、例えば、判断部135の判断結果を出力する。行動情報出力部141は、例えば、判断部135が不適切な行動であると判断した行動情報のみを出力する。
結果出力部142は、統計処理部134が取得した処理結果を出力する。結果出力部142は、例えば、統計処理部134が取得した処理結果を、管理者端末4に送信する。
配達員端末2は、配達員端末2の位置を特定する配達員位置情報を取得する。配達員端末2は、例えば、内蔵するGPS受信機により配達員位置情報を取得する。ただし、配達員端末2が、配達員位置情報を取得する方法は問わない。そして、配達員端末2は、当該配達員位置情報を有する配達員情報を配達員識別子に対応付けて、行動管理装置に送信する。なお、配達員端末2は、図示しない時計から時刻情報を取得し、配達員位置情報と当該時刻情報を有する配達員情報を、行動管理装置に送信することは好適である。なお、当該時刻情報は、配達員時刻情報である。
配達員端末2は、通常、格納している配達員識別子を取得し、当該配達員識別子と取得した配達員位置情報を有する配達員情報を行動管理装置に送信する。
配達員端末2が配達員情報を送信するタイミングは問わない。配達員端末2は、例えば、連続して、配達員情報を行動管理装置に送信する。配達員端末2は、例えば、概ね定期的に配達員情報を行動管理装置に送信する。
配達員端末2は、例えば、行動情報を受信し、出力する。かかる行動情報は、通常、当該配達員が不適切な行動を行った証拠となる情報である。
ユーザ端末3を構成するユーザ格納部31には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、ユーザ識別子である。
ユーザ受付部32は、各種の情報や指示を受け付ける。各種の情報や指示は、例えば、行動情報である。ユーザ受付部32は、例えば、行動情報を構成する静止画または動画を撮影する。かかる場合、ユーザ受付部32は、カメラを具備する。ユーザ受付部32は、例えば、ユーザからの入力である行動情報を受け付ける。
ここで、受け付けとは、カメラによる撮影、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
行動情報の入力手段は、カメラ、タッチパネル、キーボード、マウス、またはメニュー画面によるもの等、何でも良い。
ユーザ処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、ユーザ受付部32が受け付けた指示や情報を、送信するデータ構造の指示や情報にする処理である。各種の処理とは、例えば、ユーザ受信部35が受信した情報を、出力するデータ構造の情報にする処理である。
ユーザ処理部33は、例えば、ユーザ位置情報を取得する。かかる場合、ユーザ処理部33は、例えば、GPS受信機を有する。そして、ユーザ処理部33は、例えば、ユーザ位置情報と、ユーザ受付部32が受け付けた行動情報とを含むユーザ情報を構成する。なお、ユーザ処理部33がユーザ位置情報を取得する方法は問わない。
ユーザ処理部33は、例えば、ユーザ位置情報を取得する。また、ユーザ処理部33は、例えば、図示しない時計から時刻情報を取得する。そして、ユーザ処理部33は、例えば、ユーザ位置情報と、当該時刻情報と、ユーザ受付部32が受け付けた行動情報とを含むユーザ情報を構成する。なお、当該時刻情報は、ユーザ時刻情報である。
ユーザ処理部33は、例えば、ユーザ受付部32が撮影した静止画または動画を含む行動情報を含むユーザ情報を構成する。
ユーザ送信部34は、各種の情報や指示を送信する。各種の情報や指示は、例えば、ユーザ情報である。
ユーザ受信部35は、各種の情報を受信する。
ユーザ出力部36は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、撮影した画像である。画像は、静止画でも動画でも良い。
管理者端末4は、統計処理指示を受け付け、行動管理装置1に送信する。また、管理者端末4は、行動管理装置1から処理結果を受信し、出力する。管理者端末4は、例えば、行動管理装置1からユーザ情報を受信し、出力する。管理者端末4は、例えば、行動管理装置1からユーザ情報と配達員識別子とを受信し、出力する。
格納部11、配達員情報格納部111、ユーザ情報格納部112、およびユーザ格納部31は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受信部12、配達員情報受信部121、ユーザ情報受信部122、およびユーザ受信部35は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。
処理部13、配達員情報蓄積部131、ユーザ情報蓄積部132、配達員決定部133、統計処理部134、判断部135、およびユーザ処理部33は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
出力部14、行動情報出力部141、結果出力部142、およびユーザ送信部34は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。
ユーザ受付部32は、例えば、カメラ、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバー、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
ユーザ受付部32は、無線または有線の通信手段で実現されることが好適であるが、放送を受信する手段、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現されても良い。
ユーザ出力部36は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。ユーザ出力部36は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、行動管理システムAを構成する行動管理装置1の動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)配達員情報受信部121は、配達員端末2から配達員情報を受信したか否かを判断する。配達員情報を受信した場合はステップS302に行き、配達員情報を受信しなかった場合はステップS304に行く。
(ステップS302)配達員情報蓄積部131は、ステップS301で受信された配達員情報を用いて、蓄積する配達員情報を構成する。なお、蓄積する配達員情報は、受信された配達員位置情報であり、配達員識別子に対応付けられる配達員位置情報を有する。配達員情報蓄積部131は、例えば、図示しない時計から時刻情報を取得し、当該時刻情報を有する配達員情報を構成する。
(ステップS303)配達員情報蓄積部131は、ステップS302で構成した配達員情報を配達員情報格納部111に蓄積する。ステップS301に戻る。
(ステップS304)ユーザ情報受信部122は、ユーザ端末3からユーザ情報を受信したか否かを判断する。ユーザ情報を受信した場合はステップS305に行き、ユーザ情報を受信しなかった場合はステップS315に行く。
(ステップS305)ユーザ情報蓄積部132は、ステップS304で受信されたユーザ情報を用いて、蓄積するユーザ情報を構成する。なお、蓄積するユーザ情報は、ステップS304で受信されたユーザ情報と同じでも良い。また、蓄積するユーザ情報は、行動情報とユーザ位置情報とを有する。蓄積するユーザ情報は、ユーザ時刻情報を有することは好適である。ユーザ情報蓄積部132は、例えば、図示しない時計から時刻情報を取得し、当該時刻情報を有するユーザ情報を構成する。
(ステップS306)ユーザ情報蓄積部132は、ステップS305で構成したユーザ情報をユーザ情報格納部112に蓄積する。
(ステップS307)判断部135は、判断処理を行うか否かを判断する。判断処理を行う場合はステップS308に行き、判断処理を行わない場合はステップS310に行く。
(ステップS308)判断部135は、受信された行動情報を用いて判断処理を行う。なお、判断処理の例については、上述した。
(ステップS309)ステップS308における判断処理の結果が「不適切な行動である」旨の情報である場合はステップS310に行き、「不適切な行動ではない」旨の情報である場合はステップS301に戻る。なお、判断処理の結果が「不適切な行動ではない」旨の情報である場合は、行動情報に対応する配達員を特定しないことは好適である。
(ステップS310)配達員決定部133は、配達員決定処理を行い、受信された行動情報に対応する配達員識別子を取得する。配達員決定処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、受信された行動情報に対応する配達員識別子は、ユーザが送信してきた行動情報が示す不適切な行動を行った配達員を識別する情報である。
(ステップS311)行動情報出力部141は、ステップS310で取得された配達員識別子を、受信された行動情報に対応付けて蓄積する。
(ステップS312)処理部13は、不適切な行動を行った配達員に関する情報を通知するか否かを判断する。通知する場合はステップS313に行き、通知しない場合はステップS301に戻る。なお、不適切な行動を行った配達員に関する情報は、例えば、ユーザ情報、配達員識別子のうちの1以上の情報である。
(ステップS313)処理部13は、通知情報を取得する。なお、通知情報は、通常、行動情報と配達員識別子のうちの1以上の情報を有する。
(ステップS314)出力部14は、ステップS313で取得された通知情報を送信する。ステップS301に戻る。
なお、出力部14は、例えば、1以上の管理者通知先情報を格納部11から取得し、当該1以上の各管理者通知先情報が特定する通知先に通知情報を送信する。かかる場合、出力部14は、例えば、行動情報と配達員識別子とを1以上の管理者に知らせることとなる。
出力部14は、例えば、配達員識別子と対になる配達員通知先情報を格納部11から取得し、当該配達員通知先情報が特定する通知先に通知情報を送信する。かかる場合、出力部14は、例えば、行動情報を、当該行動情報に対応する行動をとった配達員に知らせることとなる。
(ステップS315)受信部12は、管理者端末4から統計処理指示を受信したか否かを判断する。統計処理指示を受信した場合はステップS316に行き、統計処理指示を受信しなかった場合はステップS301に戻る。
(ステップS316)統計処理部134は、ユーザ情報格納部112に格納されている行動情報の中で、統計処理の対象の1または2以上の行動情報を取得する。なお、統計処理の対象の行動情報は、例えば、統計処理指示に含まれる検索条件に対応する行動情報である。
(ステップS317)統計処理部134は、ステップS316で取得した1または2以上の行動情報に対して統計処理を行い、処理結果を取得する。なお、統計処理の内容は、上述したように、種々考えられ、問わない。
(ステップS318)結果出力部142は、ステップS317で取得された処理結果を、統計処理指示を送信した管理者端末4に送信する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、配達員決定処理を行うタイミングは問わない。ユーザ情報の受信後、すぐに配達員決定処理を行わなくても良い。
また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS310の配達員決定処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)配達員決定部133は、ステップS304で受信されたユーザ情報に対応するユーザ時刻情報を取得する。
(ステップS402)配達員決定部133は、受信されたユーザ情報に含まれるユーザ位置情報を取得する。
(ステップS403)配達員決定部133は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS404)配達員決定部133は、i番目の配達員が存在するか否かを判断する。i番目の配達員が存在する場合はステップS405に行き、i番目の配達員が存在しない場合は上位処理にリターンする。配達員決定部133は、例えば、格納部11の1以上の配達員管理情報を参照し、i番目の配達員が存在するか否かを判断する。
(ステップS405)配達員決定部133は、ステップS401で取得したユーザ時刻情報に対して、近時刻条件に合致する1以上の配達員時刻情報であり、i番目の配達員の配達員識別子と対になる1以上の配達員時刻情報が、配達員情報格納部111に存在するか否かを判断する。近時刻条件に合致する配達員時刻情報が存在する場合はステップS406に行き、存在しない場合はステップS409に行く。
なお、近時刻条件に合致する配達員時刻情報と対になる配達員識別子で識別される配達員は、通常、行動情報に対応する時刻に、配達のために活動していた者である。
(ステップS406)配達員決定部133は、ステップS405で存在すると決定した1以上の各配達員時刻情報と対になる配達員位置情報を配達員情報格納部111から取得する。
(ステップS407)配達員決定部133は、ステップS406で取得した1以上の配達員位置情報のうちのいずれかの配達員位置情報とステップS402で取得したユーザ位置情報とが近距離条件を満たすか否かを判断する。近距離条件を満たす場合はステップS408に行き、近距離条件を満たさない場合はステップS409に行く。
(ステップS408)配達員決定部133は、i番目の配達員の配達員識別子を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS409)配達員決定部133は、カウンタiを1、インクリメントする。
なお、図4のフローチャートにおいて、通常、1または2以上の配達員識別子が図示しないバッファに一時蓄積される。
次に、配達員端末2の動作例について説明する。配達員端末2は、例えば、常時または概ね定期的に、GPS受信機により配達員位置情報を取得する。また、配達員端末2は、格納している配達員識別子と当該配達員位置情報とを有する配達員情報を構成し、当該配達員情報を、常時または概ね定期的に、行動管理装置1に送信する。なお、概ね定期的であることは、定期的でも良いし、配達員情報を送信する間隔に、多少の相違があっても良いことである。
次に、ユーザ端末3の動作例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)ユーザ受付部32は、撮影指示を受け付けたか否かを判断する。撮影指示を受け付けた場合はステップS502に行き、撮影指示を受け付けなかった場合はステップS501に戻る。
(ステップS502)ユーザ受付部32を構成するカメラを用いて、ユーザ受付部32は、静止画または動画を撮影する。
(ステップS503)ユーザ処理部33は、内蔵するGPS受信機により、ユーザ位置情報を取得する。
(ステップS504)ユーザ処理部33は、静止画またとは動画を有する行動情報を構成する。次に、ユーザ処理部33は、当該行動情報とユーザ位置情報とを有するユーザ情報を構成する。
(ステップS505)ユーザ送信部34は、ステップS504で構成したユーザ情報を行動管理装置1に送信する。ステップS501に戻る。
次に、管理者端末4の動作例について説明する。管理者端末4は、例えば、行動管理装置1から行動情報と配達員識別子とを受信し、出力する。かかることにより、管理者端末4を保有する管理者は、不適切な行動をした配達員と不適切な行動の内容とを知ることができる。また、管理者端末4は、統計処理指示を管理者から受け付け、当該統計処理指示を行動管理装置1に送信する。次に、管理者端末4は、統計処理指示の送信に応じて、統計処理の結果である処理結果を受信し、出力する。かかることにより、管理者は、不適切な行動の統計処理結果を得ることができる。
以下、本実施の形態における行動管理システムAの具体的な動作例について説明する。
今、行動管理装置1の配達員情報格納部111には、図6に示す配達員管理表が格納されている。配達員管理表は、1または2以上の各配達員の配達員管理情報を管理する表である。配達員管理情報は、配達員を管理するための静的な情報である。配達員管理表は、「配達員識別子」「配達員管理情報」を有する1以上のレコードを管理する。「配達員管理情報」は、ここでは「氏名」「配達員通知先情報」「年齢」を有する。
また、配達員情報格納部111には、図7に示す構造を有する配達員情報管理表が格納されている。配達員情報管理表は、1または2以上の配達員情報を管理する表である。配達員情報管理表は、「ID」「配達員情報」を有する1以上のレコードを管理する。「配達員情報」は、「配達員識別子」「配達員位置情報」「配達員時刻情報」を有する。各レコードは、配達員識別子で識別される配達員が保有している配達員端末2の位置と時刻とを特定する情報である、と言える。
ユーザ情報格納部112には、図8に示す構造を有するユーザ情報管理表が格納されている。ユーザ情報管理表は、「ID」「ユーザ情報「配達員識別子」を有する1以上のレコードを管理する。「ユーザ情報」は、「行動情報」「ユーザ位置情報」「ユーザ時刻情報」を有する。「行動情報」は、「画像」「文字列」を有する。「行動情報」は、「画像」と「文字列」のうちの1種類または2種類の情報を有する。「画像」は、静止画のファイルまたは/および動画のファイルである。「画像」の中のファイルの実体も、ユーザ情報格納部112に格納される、とする。また、各レコードは、行動情報を取得したユーザ端末3の位置と時刻とを特定する情報である、と言える。 「配達員識別子」は、行動情報に対応する配達員を識別する情報である。つまり、「配達員識別子」は、行動情報に対応する不適切な行動を行った配達員の配達員識別子が格納される。
また、1または2以上の各配達員の配達員端末2は、内蔵するGPS受信機により、配達員端末2の位置を特定する配達員位置情報を取得する。また、配達員端末2は、内蔵する時計から配達員時刻情報を取得する。また、配達員端末2は、格納している配達員識別子を読み出す。次に、配達員端末2は、配達員識別子と配達員位置情報と配達員時刻情報とを有する配達員情報を構成する。次に、配達員端末2は、当該配達員情報を行動管理装置1に送信する。配達員端末2は、かかる配達員情報の送信処理を、繰り返し行う。なお、配達員は、ここでは、例えば、店舗で販売する食品を配達する者である、とする。
そして、行動管理装置1の配達員情報受信部121は、1以上の各配達員端末2から配達員情報を受信する。次に、配達員情報蓄積部131は、受信された配達員情報が有する配達員識別子に対応付けて、当該配達員情報が有する配達員位置情報と配達員時刻情報とを、配達員情報管理表(図7)に蓄積していく。かかる蓄積処理は、1以上の各配達員端末2に対して、通常、継続して行われる。
かかる状況において、以下の2つの具体例を説明する。
(具体例1)
具体例1において、近時刻条件は、「ユーザ時刻情報-レコードに含まれる配達員時刻情報<=1分」である、とする。また、近距離条件は、「|ユーザ位置情報-配達員位置情報|<=20m」である、とする。
そして、今、ある配達員が道路の真ん中を非常に高速に自転車で不適切に走行している状況に気づいたユーザAが、ユーザ端末3の画面(図9参照)の撮影ボタン901を指示した、とする。
すると、ユーザ端末3のユーザ受付部32は、撮影指示を受け付ける。次に、ユーザ受付部32を構成するカメラを用いて、ユーザ受付部32は、静止画を撮影する。かかる撮影した静止画は、図9の902である。次に、ユーザ処理部33は、図示しない時計からユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:20」を取得する。また、ユーザ処理部33は、内蔵するGPS受信機により、ユーザ位置情報(X1,Y1)を取得する。また、ユーザ処理部33は、撮影した静止画を「file1.jpg」のファイルとし、ユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:20」とユーザ位置情報(X1,Y1)とを対応付ける。次に、ユーザ送信部34は、当該ファイルを、ユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:20」とユーザ位置情報(X1,Y1)と共に、行動管理装置1に送信する。以上により、ユーザは、撮影ボタンを指示するだけで、自動的に、ユーザ情報が構成され、当該ユーザ情報がユーザ端末3から行動管理装置1に送信される。
次に、行動管理装置1のユーザ情報受信部122は、ユーザAのユーザ端末3からユーザ情報を受信する。
次に、ユーザ情報蓄積部132は、受信されたユーザ情報を用いて、蓄積するユーザ情報を構成する。次に、ユーザ情報蓄積部132は、構成したユーザ情報をユーザ情報管理表(図8)に蓄積する。ここで、蓄積されたユーザ情報は、図8の「ID=1」のユーザ情報である、とする。
次に、配達員決定部133は、図8の「ID=1」のユーザ情報に対応する配達員を以下のように決定する。
まず、配達員決定部133は、図8の「ID=1」のユーザ情報に含まれるユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:20」を取得する。また、配達員決定部133は、当該ユーザ情報に含まれるユーザ位置情報(X1,Y1)を取得する。
次に、配達員決定部133は、図7の配達員情報管理表の配達員情報から、近時刻条件と近距離条件とを満たすレコードに含まれる配達員識別子を取得する。
配達員決定部133は、ユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:20」に対して1分以内の配達員時刻情報であり、かつユーザ位置情報(X1,Y1)が特定する位置からの距離が20m以内の位置の配達員位置情報のレコードを、図7の配達員情報管理表から検索する、とする。そして、配達員決定部133は、近時刻条件と近距離条件とを満たすレコードは、配達員位置情報(x11,y11)(x12,y12)を満たすレコードである、と判断した、とする。次に、配達員決定部133は、当該レコードに含まれる配達員識別子「D001」を配達員情報管理表(図7)から取得する。
次に、行動情報出力部141は、図8の「ID=1」のレコードに、配達員識別子「D001」を対応付ける。ここで、行動情報出力部141は、図8の「ID=1」のレコードの属性値「配達員識別子」に、D001を書き込む。以上の処理により、不適切な行動を行った配達員が特定でき、不適切な行動の内容を理解するためのユーザ情報も蓄積できた。
また、処理部13は、配達員の不適切な行動を管理者に通知するために、行動情報と配達員識別子「D001」とを有する通知情報を取得する。次に、出力部14は、取得された通知情報を管理者端末4に送信する。
次に、管理者端末4は、当該通知情報を受信し、出力する。かかる出力例は、図10である。なお、図10において、1001はアンカーであり、管理者が1001を指示することにより、管理者端末4は、配達員識別子「D001」と対になる配達員の情報(例えば、<氏名>山田A夫)を行動管理装置1から受信し、出力できる、とする。以上の処理により、管理者は、不適切な行動の内容と不適切な行動を行った配達員の情報とを得ることができる。
(具体例2)
具体例2において、近時刻条件は、「ユーザ時刻情報-レコードに含まれる配達員時刻情報<=5分」である、とする。また、近距離条件は、「|ユーザ位置情報-配達員位置情報|<=25m」である、とする。
そして、今、ある配達員が道路の真ん中を非常に高速に自転車で不適切に走行している状況に気づいたユーザBが、ユーザ端末3の画面(図11参照)の撮影ボタン1101を指示した、とする。
すると、ユーザ端末3のユーザ受付部32は、撮影指示を受け付ける。次に、ユーザ受付部32を構成するカメラを用いて、ユーザ受付部32は、動画の撮影を開始する、とする。かかる撮影した動画を構成する静止画の例は、図11の1102である。
次に、ユーザBは、ユーザ端末3の画面の「備考」フィールド1103に「猛スピードで走っていて、危険でした。」を入力した、とする。次に、ユーザBは、送信ボタン1104を指示した、とする。次に、ユーザ端末3のユーザ受付部32は、送信指示を受け付ける。次に、ユーザ処理部33は、動画の撮影を終了する。また、ユーザ処理部33は、図示しない時計からユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:30」を取得する。ユーザ処理部33は、内蔵するGPS受信機により、ユーザ位置情報(X5,Y5)を取得する。また、ユーザ処理部33は、撮影した動画を「file4.mp4」のファイルとし、当該ファイルと文字列「猛スピードで走っていて、危険でした。」とを有する行動情報を構成する。次に、ユーザ処理部33は、当該行動情報とユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:30」とユーザ位置情報(X5,Y5)とを対応付ける。次に、ユーザ送信部34は、当該行動情報を、ユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:30」とユーザ位置情報(X5,Y5)と共に、行動管理装置1に送信する。以上により、ユーザは、動画と文字列とを有する行動情報を含むユーザ情報を行動管理装置1に送信できた。
次に、行動管理装置1のユーザ情報受信部122は、ユーザBのユーザ端末3からユーザ情報を受信する。
次に、ユーザ情報蓄積部132は、受信されたユーザ情報を用いて、蓄積するユーザ情報を構成する。次に、ユーザ情報蓄積部132は、構成したユーザ情報をユーザ情報管理表(図8)に蓄積する。ここで、蓄積されたユーザ情報は、図8の「ID=5」のユーザ情報である、とする。
次に、配達員決定部133は、図8の「ID=5」のユーザ情報に対応する配達員を以下のように決定する。
まず、配達員決定部133は、図8の「ID=5」のユーザ情報に対応するユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:30」を取得する。また、配達員決定部133は、当該ユーザ情報に含まれるユーザ位置情報(X5,Y5)を取得する。
次に、配達員決定部133は、図7の配達員情報管理表の配達員情報から、近時刻条件と近距離条件とを満たすレコードに含まれる配達員識別子を取得する。なお、ここで、配達員決定部133は、例えば、ユーザ時刻情報「2021/12/4 12:21:30」の前5分以内の配達員時刻情報であり、かつユーザ位置情報(X5,Y5)が特定する位置からの距離が25m以内の位置の配達員位置情報のレコードを、図7の配達員情報管理表から検索する。そして、配達員決定部133は、配達員位置情報(x21,y21)(x22,y22)(x23,y23)を含むレコードが、近時刻条件と近距離条件とを満たすレコードである、と判断した、とする。次に、配達員決定部133は、当該レコードに含まれる配達員識別子「D002」を取得する。
次に、行動情報出力部141は、図8の「ID=5」のレコードに、配達員識別子「D002」を対応付ける。ここで、行動情報出力部141は、図8の「ID=5」のレコードの属性値「配達員識別子」に、D002を書き込む。以上の処理により、不適切な行動を行った配達員が特定でき、不適切な行動の内容を理解するためのユーザ情報も蓄積できた。
また、処理部13は、配達員の不適切な行動を管理者に通知するために、行動情報と配達員識別子「D002」とを有する通知情報を取得する。次に、出力部14は、取得された通知情報を管理者端末4に送信する。また、出力部14は、取得された通知情報を、配達員識別子「D002」と対になる配達員通知先情報「090-1111―2222」で特定される配達員端末2に送信する。以上の処理により、不適切な行動を行った配達員は、自分が行った行動の内容を確認することができる。
次に、管理者端末4は、通知情報を受信し、出力する。また、配達員端末2も、通知情報を受信し、出力する。以上の処理により、管理者は、不適切な行動の内容と不適切な行動を行った配達員の情報とを得ることができる。
(具体例3)
具体例1または具体例2等において、ユーザは、不適切な行動の種類を示す種類情報を入力できても良い。種類情報は、例えば、「悪い交通マナー」「交通ルール違反」「交通事故」である。例えば、「悪い交通マナー」を示す種類情報は「1」、「交通ルール違反」を示す種類情報は「2」、「交通事故」を示す種類情報は「3」である。そして、かかる場合のユーザ端末3の画面例は、図12である。
ユーザは、動画または写真の撮影後、例えば、図12の画面の中の「交通マナー」ボタ3を指示する、とする。すると、ユーザ端末3のユーザ受付部32は、かかる指示を受け付ける。なお、かかる指示は、ここでは、送信指示を兼ねている、とする。
次に、ユーザ処理部33は、図示しない時計からユーザ時刻情報を取得する。ユーザ処理部33は、内蔵するGPS受信機により、ユーザ位置情報を取得する。また、ユーザ処理部33は、撮影した画像をファイルとし、当該ファイルと文字列と種類情報(例えば、「1」)とを有する行動情報を構成する。次に、ユーザ処理部33は、当該行動情報とユーザ時刻情報とユーザ位置情報とを対応付ける。次に、ユーザ送信部34は、当該行動情報を、ユーザ時刻情報とユーザ位置情報と共に、行動管理装置1に送信する。以上により、ユーザは、種類情報をも有する行動情報を含むユーザ情報を行動管理装置1に送信できた。
次に、行動管理装置1は、ユーザ情報を受信し、上述した処理と同様の処理により、ユーザ情報に含まれる行動情報に対応する行動をした配達員を決定する。そして、行動管理装置1は、ユーザ情報と、決定された配達員の配達員識別子とを対応付けて、ユーザ情報管理表に蓄積する。以上の処理により、不適切な行動を行った配達員が特定でき、不適切な行動の内容を理解するためのユーザ情報であり、種類情報をも有するユーザ情報を蓄積できる。
以上、本実施の形態によれば、配達員の行動の監視を支援できる。
また、本実施の形態によれば、配達員の不適切な行動に関する情報を、管理者や配達員に通知できる。
さらに、本実施の形態によれば、配達員の行動に関する統計処理結果を得ることができる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における行動管理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、物品を配達する配達員を識別する配達員識別子に対応付けられる位置情報である配達員位置情報を有する配達員情報を、配達員端末から受信する配達員情報受信部と、配達員の行動に対応する行動情報とユーザ位置情報とを有するユーザ情報を、ユーザ端末から受信するユーザ情報受信部と、前記ユーザ情報受信部が受信した前記ユーザ情報が有する前記ユーザ位置情報に対して近距離条件を満たす配達員位置情報を決定する配達員決定部と、前記配達員決定部が決定した前記配達員位置情報に対応する配達員識別子に対応付けて、前記ユーザ情報受信部が受信した行動情報を出力する行動情報出力部として機能させるためのプログラムである。
また、図13は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の行動管理装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図13は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図14は、システム300のブロック図である。
図13において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図14において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の行動管理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の行動管理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。