JP7735896B2 - 感光性樹脂組成物、配線基板および配線基板の製造方法 - Google Patents
感光性樹脂組成物、配線基板および配線基板の製造方法Info
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Description
本発明の感光性樹脂組成物は、(a)顔料、(b)ノボラック樹脂、(c)キノンジアジド化合物および(d)上記一般式(1)で表される化合物を含み、前記(d)化合物の含有量が固形分中、3~10質量%である。ここで「感光性」とは、感光性ペーストが活性光線の照射を受けた場合に、光架橋、光重合、光解重合、光変性などの反応を通して感光性有機成分の化学構造が変化することを意味する。本発明における感光性樹脂組成物は、活性光線の照射によって化学構造の変化が生じ、現像液に対して可溶になるポジ型感光性樹脂組成物である必要がある。ここで言う活性光線とはこのような化学反応を起こす250~1100nmの波長領域の光線を指し、具体的な光源としては、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、LEDランプなどの紫外光線、ハロゲンランプなどの可視光線、ヘリウム-カドミウムレーザー、ヘリウム-ネオンレーザー、アルゴンイオンレーザー、半導体レーザー、YAGレーザー、炭酸ガスレーザーなどの特定波長のレーザー光線等を挙げることができる。本発明の感光性樹脂組成物においては、波長が300~500nmの範囲である紫外線を好ましく用いることができる。
本発明の感光性樹脂組成物は、(a)顔料を含有する。(a)顔料を含有することにより、形成した遮光層は遮光性を有する。
本発明の感光性樹脂組成物は、(b)ノボラック樹脂を含有する。(b)ノボラック樹脂を含有することにより、現像性が向上する。ここでいう「現像性」とは未露光部の現像液に対する溶解耐性をいい、現像性が良好なほど現像液に長時間浸漬してもパターンの線幅の削れが少ない。
本発明の感光性樹脂組成物は、(c)キノンジアジド化合物を含有する。(c)キノンジアジド化合物を含有することにより、活性光線照射部のアルカリ現像液に対する溶解性を上げる、ポジ型感光性を付与することができる。(c)キノンジアジド化合物の割合は、固形分中5~25質量%であることが好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物は、(d)下記一般式(1)で表される化合物(本明細書において、単に「(d)化合物」と称することがある。)を含む。(d)化合物を含有することにより、紫外線、可視光により不透明配線電極から溶出した金属イオンを捕捉し、不透明配線電極表面に錯体による膜を形成することで、新たに金属イオンが溶出することを抑制し、不透明配線電極の抵抗値上昇を抑制することができる。
本発明の感光性樹脂組成物は、さらに、(e)メチロール系化合物を含むことが好ましい。(e)メチロール系化合物を含むことで、熱により(b)ノボラック樹脂の架橋が促進して不透明配線電極の抵抗値上昇をより抑制することができる。(e)メチロール系化合物の含有量は、固形分中1~15質量%であることが好ましく、3~7質量%であることがより好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物は、溶剤を含有しても構わない。溶剤としては、N,N-ジメチルアセトアミド、N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチル-2-ピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、γ-ブチロラクトン、乳酸エチル、3-メトキシ-3-メチルブタノール、1-メトキシ-2-プロパノール、1-エトキシ-2-プロパノール、エチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジアセトンアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以下、「PGMEA」)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ブチルカルビトールアセテートなどが挙げられる。
本発明の感光性樹脂組成物は、その所望の特性を損なわない範囲であれば、ポリマー、可塑剤、界面活性剤、シランカップリング剤、架橋剤、レベリング剤、消泡剤又は顔料等の添加剤を配合しても構わない。
本発明の配線基板は、透明基板上に不透明配線電極を有し、前記不透明配線電極上に遮光層を有する配線基板であって、前記遮光層が上述した感光性樹脂組成物の硬化物である。
次に本発明の感光性樹脂組成物の製造方法について説明する。
次に、本発明の配線基板の製造方法について説明する。
カーボンブラック(三菱化学(株)製MA100)
窒化チタン粒子(平均一次粒子径:30nm)。
フェノールノボラック(DIC(株)製WR-101)。
TDF-517(東洋合成(株)製)。
・VERZONE Crystal#120(大和化成(株)製、以下、「BTA」、X1~X4がいずれも水素)
・VERZONE C-BTA(大和化成(株)製、X1~X4のいずれか1つがカルボキシル基で、残り3つが水素)
・VERZONE TTA(大和化成(株)製、X1~X4のいずれか1つがメチル基で、残り3つが水素)
・VERZONE N-BTA(大和化成(株)製、X1~X4のいずれか1つがニトロ基で、残り3つが水素)。
・BYK-LP21116(ビックケミー社製)
・BYK-9077(ビックケミー社製)。
・BYK-331(ビックケミー社製)
・BYK-350(ビックケミー社製)。
・ニカラックMW-390(株式会社 三和ケミカル製)。
・無アルカリガラス“AN Wizus(登録商標)”(AGC株式会社製)(a-1)
・PETフィルム“ルミラー(登録商標)”T60(東レ(株)製)(a-2)。
・PGMEA((株)クラレ製)
・ブチルカルビトールアセテート。
・LC-140(ローム・アンド・ハース電子材料(株)製)。
・JELK-101(関東化学(株)製)。
窒素雰囲気の反応容器中に、150gのジエチレングリコールモノエチルエーテルアセタート(以下、「DMEA」)を仕込み、オイルバスを用いて80℃まで昇温した。これに、20gのエチルアクリレート(以下、「EA」)、40gのメタクリル酸2-エチルへキシル(以下、「2-EHMA」)、20gのスチレン(以下、「St」)、15gのアクリル酸(以下、「AA」)、0.8gの2,2’-アゾビスイソブチロニトリル及び10gのDMEAからなる混合物を、1時間かけて滴下した。滴下終了後、さらに6時間重合反応を行った。その後、1gのハイドロキノンモノメチルエーテルを添加して、重合反応を停止した。引き続き、5gのグリシジルメタクリレート(以下、「GMA」)、1gのトリエチルベンジルアンモニウムクロライド及び10gのDMEAからなる混合物を、0.5時間かけて滴下した。滴下終了後、さらに2時間付加反応を行った。得られた反応溶液をメタノールで精製することで未反応不純物を除去し、さらに24時間真空乾燥することで、共重合比率(質量基準):EA/2-EHMA/St/GMA/AA=20/40/20/5/15のカルボキシ基含有アクリル系共重合体(C-1)を得た。
100mLクリーンボトルに、3.0gの製造例1により得られたカルボキシル基含
有アクリル系共重合体(C-1)、0.3gの光重合開始剤N-1919((株)ADEKA製)、1.2gのモノマー“ライトアクリレート(登録商標)”BP-4EA(共栄社化学(株)製)、0.5gの分散剤BYK-LP21116及び79.0gのPGMEA、0.7gのMA100、15.3gの表面炭素被覆層の平均厚みが1nmで粒子径が40nmの銀微粒子(日清エンジニアリング(株)製)を入れ、自転-公転真空ミキサー「あわとり錬太郎ARE-310」((株)シンキー製)で混合して、100.0gの感光性導電ペースト(D-1)を得た。
100mLクリーンボトルに、17.5gの製造例1により得られたカルボキシル基含有アクリル系共重合体(C-1)、0.5gの光重合開始剤N-1919((株)ADEK製)1.5gのエポキシ樹脂“アデカレジン(登録商標)”EP-4530(エポキシ当量190、(株)ADEKA製)、3.5gのモノマー“ライトアクリレート(登録商標)”BP-4EA(共栄社化学(株)製)及び19.0gのDMEAを入れ、“あわとり錬太郎(登録商標)”ARE-310((株)シンキー製)を用いて混合し、42.0gの樹脂溶液を得た。得られた42gの樹脂溶液と62.3gの体積粒子径0.3μmのAg粒子とを混ぜ合わせて、3本ローラーEXAKT M50(EXAKT製)を用いて混練した後に、さらにDMEAを7g加えて混合し、111gの感光性導電ペースト(D-2)を得た。
透明基板(a-1)上に製造例2により得られた感光性導電ペースト(D-1)を、スピンコートにより乾燥後膜厚が0.6μmとなるように塗布し、90℃にて8分間乾燥させた。次に、図2に示す通り、メッシュピッチ70μm、メッシュ角度90度のメッシュ形状のマスクメッシュ部及びマスク遮光部を有する露光マスクを介して、露光装置(PEM-6M;ユニオン光学(株)製)を用いて露光量100mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。マスク開口幅は4μmとした。その後、0.1%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を現像液として、露光部が溶解した時間の2倍の時間現像を行い、さらに、超純水で30秒間リンスしてから、240℃のボックスオーブンで60分間加熱して、不透明配線電極付き基板を得た。得られた不透明配線電極付き基板の不透明配線電極形成面を真空プラズマ装置で10W、10秒間の条件で洗浄処理をした。得られた不透明配線電極線幅を光学顕微鏡で測定した結果、4μmであった。また、膜厚は0.3μmであった。
乾燥後膜厚が2.0μmとなるように塗布した点以外は、製造例4と同様にして不透明配線電極付き基板を得た。得られた不透明配線電極線幅を光学顕微鏡で測定した結果、4μmであった。また、膜厚は1.0μmであった。
乾燥後膜厚が1.0μmとなるように塗布した点以外は、製造例4と同様にして不透明配線電極付き基板を得た。得られた不透明配線電極線幅を光学顕微鏡で測定した結果、4μmであった。また、膜厚は0.5μmであった。
透明基板(a-2)上に製造例3により得られた感光性導電ペースト(D-2)を、スクリーン印刷により乾燥後膜厚が1.6μmとなるように塗布し、100℃にて10分間乾燥させた。次に、図2に示す通り、メッシュピッチ70μm、メッシュ角度90度のメッシュ形状のマスクメッシュ部及びマスク遮光部を有する露光マスクを介して、露光装置(PEM-6M;ユニオン光学(株)製)を用いて露光量100mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。マスク開口幅は3μmとした。その後、0.2質量%炭酸ナトリウム水溶液で30秒間浸漬現像を行い、さらに、超純水で30秒間リンスしてから、140℃のボックスオーブンで60分間加熱して、不透明配線電極付き基板を得た。得られた不透明配線電極付き基板の不透明配線電極形成面を真空プラズマ装置で10W、10秒間の条件で洗浄処理をした。得られた不透明配線電極線幅を光学顕微鏡で測定した結果、4μmであった。また、膜厚は1.6μmであった。
透明基板(a-2)の片面に、銅膜をスパッタリング法で2.0μmの厚みで全面形成した。次に、銅膜上にスピンコートによりレジストを塗布し、100℃にて5分間乾燥させた。次に、図2に示す通り、メッシュピッチ70μm、メッシュ角度90度のメッシュ形状のマスクメッシュ部及びマスク遮光部を有する露光マスクを介して、露光装置(PEM-6M;ユニオン光学(株)製)を用いて露光量45mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。マスク開口幅は8μmとした。その後、2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で30秒間浸漬現像を行い、さらに、超純水で30秒間リンスした。次に、塩化第二鉄水溶液で3分間エッチングを行い、さらに、超純水で30秒間リンスした。次に、レジスト剥離液で4分間浸漬現像を行い、さらに、超純水で30秒間リンスし、不透明配線電極付き基板を得た。得られた不透明配線電極付き基板の不透明配線電極形成面を真空プラズマ装置で10W、10秒間の条件で洗浄処理をした。得られた不透明配線電極線幅を光学顕微鏡で測定した結果、4μmであった。また、膜厚は2.0μmであった。
100mLクリーンボトルに、15.5gのアクリル系共重合体(C-1)、5.2gの“ライトアクリレート(登録商標)”HPP-A、0.3gの光重合開始剤N-1919、79.0gのPGMEAを入れ、自転-公転真空ミキサー「あわとり錬太郎ARE-310」で混合して、100.0gの感光性絶縁ペースト(F-1)を得た。
各実施例および比較例により得られた配線基板について、光学顕微鏡(株式会社キーエンス製VHX-6000)を用いて、不透明配線電極形成面からの観察と透明基板側からの観察をそれぞれ行い、不透明配線電極と遮光層の線幅の差を測定した。
遮光層未形成の不透明配線電極付き基板と、各実施例および比較例により得られた遮光層形成後の配線基板それぞれについて、耐候性試験機Q-Sun Xe-3(Q-Lab社製)を用いて0.3W/m2(340nm)、槽内温度55℃、湿度30%の条件で、疑似太陽光を500時間照射し、照射前後での端子間の抵抗値を、抵抗測定用テスター(2407A;BKプレシジョン社製)を用いて測定した。なお、端子間の距離は17mm、幅は15mmとし、パッド部6は長さ2mm、幅15mmとした。不透明配線電極付き基板に対する配線基板の抵抗値の変化率を算出し、変化率が10%未満の場合は「A」、10%以上15%未満の場合は「B」、15%以上20%未満の場合は「C」、20%以上25%未満の場合は「D」、25%以上の場合は「E」と評価した。
各実施例および比較例により得られた配線基板について、端子間の抵抗値を、抵抗測定用テスターを用いて測定した。なお、端子間の距離は17mm、幅は15mmとし、パッド部6は長さ2mm、幅15mmとした。抵抗値が12Ω未満であった場合を「A」、12Ω以上20Ω未満の場合は「B」、20Ω以上の場合は「C」と評価した。
各実施例および比較例により得られた配線基板について、不透明配線電極形成面とは反対側に黒色フィルムを設置した後、配線基板に対して投光機を用いて光を投射して30cm離れた位置から10人がそれぞれ目視し、メッシュ状の電極部分が視認可能か否かを評価した。8人以上が視認可能である場合は「E」、5人以上8人未満が視認可能である場合は「D」、3人以上5人未満が視認可能である場合は「C」、1人以上3人未満が視認可能である場合は「B」、10人が視認不可の場合は「A」と評価した。
<感光性樹脂組成物の調合>
100mLクリーンボトルに、3.42gのWR-101、0.58gのTDF-517、0.26gのBTA、0.02gのBYK-331、44.71gのPGMEAを入れ、自転-公転真空ミキサー「あわとり錬太郎ARE-310」((株)シンキー製)で混合して、49.0gの樹脂溶液を得た。49.0gの得られた樹脂溶液、0.64gのカーボンブラック、0.38gのBYK-LP21116を混ぜ合わせ、0.05mmφジルコニアビーズ(東レ(株)製)を70体積%充填した遠心分離セパレーターを具備した、ウルトラアペックスミル(寿工業(株)製)を用いて混練し、50.0gの感光性樹脂組成物を得た。
得られた感光性樹脂組成物を不透明配線電極付き基板(E-1)上にスピンコートにより不透明配線電極上での乾燥後膜厚が1.5μmとなるように塗布し、100℃にて5分間乾燥させ、不透明配線電極をマスクとして、不透明配線電極形成面の反対面側から露光量500mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。その後、不透明配線電極のパッド部に対応する箇所以外が遮光された露光マスクを介して、露光装置を用いて感光性樹脂組成物の塗布面側から露光量500mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。その後、2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を現像液で50秒間浸漬現像を行い、不透明配線電極上部に遮光層を形成した。さらに、240℃のボックスオーブンで60分間加熱して、遮光層付き基板を得た。
得られた遮光層付き基板の不透明配線電極及び遮光層形成面に、製造例9により得られた感光性絶縁ペースト(F-1)を、スピンコートにより乾燥後膜厚が1.5μmとなるように塗布し、80℃にて5分間乾燥した。さらに、不透明配線電極のパッド部に対応する箇所のみが遮光された露光マスクを介して、露光装置(PEM-6M;ユニオン光学(株)製)を用いて感光性絶縁ペーストの塗布面側から露光量100mJ/cm2(波長365nm換算)で露光したその後、0.1%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を現像液として、30秒間現像を行い、さらに、超純水で30秒間リンスしてから、240℃のボックスオーブンで60分間加熱して、図1に示すような配線基板を得た。
<感光性樹脂組成物の調合>における(b)ノボラック樹脂、(d)化合物、(e)メチロール系化合物の添加量、(d)化合物の種類、<遮光層の形成>で使用した不透明配線電極付き基板、遮光層の膜厚T2を表1に記載の通りに変更した以外は実施例1と同様にして図1に示すような配線基板を作製した。
<感光性樹脂組成物の調合>
100mLクリーンボトルに、12.73gのWR-101、3.15gのTDF-517、1.34gのVERZONE C-BTA、0.08gのBYK-350、1.34gのニカラックMW-390、21.94gのブチルカルビトールアセテートを入れ、自転-公転真空ミキサー「あわとり錬太郎ARE-310」((株)シンキー製)で混合して、40.58gの樹脂溶液を得た。40.58gの得られた樹脂溶液、7.24gの窒化チタン粒子、2.18gのBYK-9077を混ぜ合わせ、0.05mmφジルコニアビーズ(東レ(株)製)を70体積%充填した遠心分離セパレーターを具備した、ウルトラアペックスミル(寿工業(株)製)を用いて混練し、50.0gの感光性樹脂組成物を得た。
得られた感光性樹脂組成物を不透明配線電極付き基板(E-4)上にスクリーン印刷により不透明配線電極上での乾燥後膜厚が0.8μmとなるように塗布し、100℃にて10分間乾燥させ、不透明配線電極をマスクとして、不透明配線電極形成面の反対面側から露光量500mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。その後、不透明配線電極のパッド部に対応する箇所のみが遮光された露光マスクを介して、露光装置を用いて感光性樹脂組成物の塗布面側から露光量500mJ/cm2(波長365nm換算)で露光した。その後、2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を現像液で50秒間浸漬現像を行い、不透明配線電極上部に遮光層を形成した。さらに、140℃のボックスオーブンで60分間加熱して、遮光層付き基板を得た。
実施例1と同様にして、図1に示すような配線基板を作製した。
<遮光層の形成>で使用した不透明配線電極付き基板、遮光層の膜厚T2を表1に記載の通りに変更した以外は実施例10と同様にして図1に示すような配線基板を作製した。
2:不透明配線電極
3:遮光層
4:透明保護層
5:配線基板
6:パッド部
Claims (11)
- (a)顔料、(b)ノボラック樹脂、(c)キノンジアジド化合物および(d)下記一般式(1)で表される化合物を含み、前記(d)化合物の含有量が固形分中、3~10質量%である、感光性樹脂組成物。
(上記一般式(1)中、X1~X4は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、水酸基、ニトロ基又は炭素数1~20の1価の炭化水素基を表す。) - X1~X4の少なくとも1つが、カルボキシル基である、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- X1~X4の少なくとも1つが、メチル基である、請求項1または2に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(d)化合物の分子量が130~240である、請求項1~3のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- さらに、(e)メチロール系化合物を含む、請求項1~4のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- 透明基板上に不透明配線電極を有し、前記不透明配線電極上に遮光層を有する配線基板であって、前記遮光層が請求項1~5のいずれかに記載の感光性樹脂組成物の硬化物である、配線基板。
- 前記不透明配線電極の膜厚T1と前記遮光層の膜厚T2の比率が、T1:T2=1.0:1.5~2.0:1.0であり、T1とT2の合計が1.0~3.0μmである、請求項6に記載の配線基板。
- 前記不透明配線電極と前記遮光層の線幅の差が1.0μm以下である、請求項6又は7に記載の配線基板。
- 前記不透明配線電極が銀又は銅を含む、請求項6~8のいずれかに記載の配線基板。
- 透明基板上に不透明配線電極を形成する工程と、
前記不透明配線電極形成面に請求項1~5のいずれかに記載の感光性樹脂組成物を塗布する工程と、
前記不透明配線電極をマスクとして前記感光性樹脂組成物を前記塗布面とは反対の面側から露光し、現像することにより、前記不透明配線電極上に遮光層を形成する工程と、を有する配線基板の製造方法。 - 透明基板上に不透明配線電極を形成する工程と、
前記不透明配線電極形成面に請求項1~5のいずれかに記載の感光性樹脂組成物を塗布する工程と、
前記感光性樹脂組成物を露光マスクを用いて前記感光性樹脂組成物の塗布面側から露光する工程と、
前記不透明配線電極をマスクとして前記感光性樹脂組成物を前記塗布面とは反対の面側から露光する工程と、
両面から露光された前記感光性樹脂組成物を現像することにより、前記不透明配線電極上に遮光層を形成する工程と、を有する配線基板の製造方法。
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