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JP7743466B2 - テレビジョン受信器、省電力移行制御方法及び省電力移行制御プログラム - Google Patents
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JP7743466B2 - テレビジョン受信器、省電力移行制御方法及び省電力移行制御プログラム - Google Patents

テレビジョン受信器、省電力移行制御方法及び省電力移行制御プログラム

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Description

実施形態は、テレビジョン受信器、省電力移行制御方法及び省電力移行制御プログラムに関する。
電子機器においては、通常の動作モードの外に消費電力を抑制する省電力モードで動作可能なものがある。例えば、テレビジョン受信器においては、ユーザが所定期間以上番組を視聴していないことを検出して、表示装置の表示を消灯する等の省電力状態に移行する機能を備えたものがある。例えば、この種のテレビジョン受信器は、人感センサを備え、一定時間(例えば1分間)人が検出されない場合には、省電力状態に移行する。省電力状態において、人が人感センサの検知範囲に入ると、通常の動作モードに復帰する。
しかしながら、テレビジョン受信器から比較的離れたカウンターキッチンなどから視聴する場合等、ユーザが人感センサの検知範囲外に位置する場合がある。この場合において視聴を継続しようとすると、省電力状態となる毎に、ユーザは検知範囲内に移動する必要がある。例えば、ユーザは、1分毎にカウンターキッチンなどから検知範囲内に移動する必要があり、極めて煩雑である。
特開2007-228475号公報
実施形態は、煩雑さを解消する省電力移行制御を可能にすることができるテレビジョン受信器、省電力移行制御方法及び省電力移行制御プログラムを提供することを目的とする。
実施形態のテレビジョン受信器は、所定の検知範囲に存在する人を検知して検知又は不検知の検知結果を出力するセンサと、ユーザ操作を検出して検出結果を出力する検出部と、通常状態と省電力状態との間で状態を移行させる処理装置であって、前記センサからの検知結果と前記検出部からの検出結果とに基づいて、前記省電力状態を禁止する処理装置と、を具備する。
本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン受信器を示すブロック図。 比較例のテレビジョン受信器10Aにおける省電力モードへの移行を説明するための説明図。 比較例のテレビジョン受信器10Aにおける省電力モードへの移行を説明するための説明図。 テレビジョン受信器10における省電力モードへの移行を説明するための説明図。 比較例の動作を説明するためのフローチャート。 比較例の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態を示す説明図。 第2の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態を示す説明図。 第3の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。 第4の実施形態を示す説明図。 第4の実施形態の動作を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン受信器を示すブロック図である。本実施形態は、ユーザの位置とリモートコントローラの操作とに基づいて省電力移行制御を行うものである。
テレビジョン受信器10は、処理装置1、メモリ部2、放送受信部3、表示制御部4、リモコン受信部5、人感センサ部6、タイマ回路8及び電源回路9を含む。処理装置1、メモリ部2、放送受信部3、表示制御部4、リモコン受信部5及び人感センサ部6は、バス7により相互に接続される。
処理装置1は、テレビジョン受信器10の全体を統括的に制御する。処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)やSoC(System on Chip)等を用いたプロセッサによって構成されていてもよい。処理装置1は、メモリ部2に記憶されたプログラムに従って動作して各部を制御するものであってもよいし、ハードウェアの電子回路で機能の一部又は全部を実現するものであってもよい。なお、メモリ部2には、プログラムや処理装置1において処理中の変数、設定内容などを記憶する。
放送受信部3は、例えば、アンテナ20を介してテレビジョン放送を受信する。また、放送受信部3は、図示しないネットワークからコンテンツを受信するものであってもよい。アンテナ20からのテレビジョン放送信号を受信する場合には、放送受信部3は、図示しないチューナ及びデコーダ等により構成されていてもよい。チューナは、処理装置1に制御されて、所望のチャンネルの放送信号を選局する。デコーダは、チューナで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得る。デコーダは、トランスポートストリーム(TS)が多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像データ及び音声データを得る。放送受信部3が受信して得た映像データ及び音声データは、処理装置1に供給される。
処理装置1は、供給されたデジタルの映像データに対して所定のデジタル信号処理を施した後、表示制御部4に出力する。表示制御部4は、入力された映像データを表示装置30において表示可能なフォーマットの映像信号に変換した後、表示装置30に出力する。表示装置30は、例えば平面表示パネル等の所定の表示装置により構成され、入力された映像信号に基づく映像を表示する。
また、処理装置1は、供給されたデジタルの音声データに対して所定のデジタル信号処理を施した後、表示装置30に設けられたスピーカ(図示せず)に出力する。こうして、番組の音声がスピーカから出力される。なお、表示制御部4は、放送やコンテンツ等の映像だけでなく、各種メッセージや操作画面等を表示装置30に表示することも可能である。
処理装置1は、テレビジョン受信器10の本体に設けられた図示しないスイッチ等の操作部やリモートコントローラ40から送出された操作情報に基づいて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。リモートコントローラ40は、ユーザ操作に基づく操作信号を発生して送信する。テレビジョン受信器10のリモコン受信部5は、リモートコントローラ40からのリモコン信号を受信し、リモートコントローラの操作に基づく操作情報を発生して処理装置1に出力する。処理装置1はこの操作情報に基づいて、各部を制御する。
このような遠隔操作を音声によって行うようになっていてもよい。例えば、マイクロホン等により構成される図示しない音声受信部によりユーザの音声を受信し、ユーザの音声に基づく音声信号を処理装置1に出力する。処理装置1は、公知の音声認識処理によって、ユーザが発したコマンドの音声等を解析し、ユーザの音声に基づいて各部を制御する。
テレビジョン受信器10には、人感センサ部6が設けられている。人感センサ部6は、例えばミリ波レーダーや赤外光等を用いて人を検知する。人感センサ部6は所定の検知範囲(以下、人検知範囲という)において人を検知することができる。即ち、人感センサ部6は、所定の人検知範囲に人が存在するか否かを検出するものであり、人感センサ部6に代えて、人の位置が所定の人検出範囲にあるか否かを検出する電波センサやカメラ等の各種位置センサを採用してもよい。人感センサ部6は、人を検知すると検知信号を処理装置1に出力する。
タイマ回路8は、時刻を計測し、時刻情報を処理装置1に出力する。電源回路9は、テレビジョン受信器10の各部において用いる電源電圧を発生する。電源回路9は、図示しないメインスイッチの操作によって電源供給及び電源供給停止が制御可能である。また、電源回路9は、処理装置1によってテレビジョン受信器10の各部への電源投入が制御されるようになっている。処理装置1は、電源回路9を制御することにより、テレビジョン受信器10の各部に電源供給を行って通常の視聴を可能にする通常状態で動作する通常モードの外に、消費電力を抑制する省電力状態で動作する省電力モードを設定することができる。なお、通常状態は、例えば、テレビジョン受信器10の全ての機能を実現可能な状態のように、省電力状態よりも消費電力が大きい状態のことである。省電力状態は、テレビジョン受信器10の消費電力を低減する場合の外、表示装置30の表示を消灯させる等の制御によって消費電力を低減するものであってもよい。
(比較例における省電力モードへの移行)
図2及び図3は比較例のテレビジョン受信器10Aにおける省電力モードへの移行を説明するための説明図である。図2及び図3は扇型で示した人検知範囲と人の位置(以下、視聴位置という)との関係に基づくテレビジョン受信器10Aの動作モードを示している。なお、テレビジョン受信器10Aは、通常モードと省電力モードとの間の処理装置1による移行処理がテレビジョン受信器10と異なるが、ハードウェア構成はテレビジョン受信器10と略同一である。
テレビジョン受信器10Aは、人感センサ等による人の検知とタイマ回路の時刻情報を利用して通常モードと省電力モードとの間を移行する。図2の左側は、人検知範囲A内にユーザPが存在することにより、テレビジョン受信器10Aが通常モード(通常状態)であることを示している。図2の中央は、通常状態においてユーザPが人検知範囲Aからいなくなると、テレビジョン受信器10Aは、ユーザPが人検知範囲Aからいなくなった一定時間後に省電力モード(省電力状態)に移行することを示している。また、図2の右側は、省電力状態においてユーザPが人検知範囲Aに戻ると、テレビジョン受信器10Aは、通常モード(通常状態)に復帰することを示している。
このような動作によって、比較例のテレビジョン受信器10Aは、ユーザPがテレビジョン受信器10Aを視聴中であるか否かを判定して、視聴中には通常状態とし、視聴中でない場合には自動的に省電力状態に移行することで、無駄な電力消費を抑制するようになっている。
しかしながら、ユーザPは、例えばカウンターキッチンのようにテレビジョン受信器10Aから比較的離れた場所からテレビジョン受信器10Aによる視聴を行いたいこともある。図3はこの状態を示している。図3の例では、ユーザPが位置するカウンターキッチンKの近くは、人検知範囲A外である。従って、この場合には、テレビジョン受信器10Aは、省電力状態になってしまう。
このような場合には、ユーザPはテレビジョン受信器10Aを通常状態にして視聴を継続するために、一度人検知範囲A内に移動する必要があるが、人検知範囲A外の元の視聴位置に戻ると、一定時間(例えば1分)後にまた省電力状態になってしまうので、何度も人検知範囲A内に移動する必要があり、極めて煩雑である。
(第1実施例における省電力モードへの移行)
そこで、本実施形態においては、位置センサである人感センサ部6とリモートコントローラ40の操作を連携することで、人検知範囲外から視聴している人がいることを推測して、省電力状態への移行を制御するようになっている。なお、リモートコントローラ40は、人の操作を検出するためのものであり、リモートコントローラ40に代えて人の操作を検出する適宜のデバイスを採用してもよい。例えば、Bluetooth(登録商標)マウスなどを用いた無線操作、CEC(Consumer Electronics Control)のなどを用いた有線操作、ボイスやジェスチャーなどによる操作を検出するようになっていてもよい。無線操作や有線操作を受信する受信器、人の声を検出するマイクロホン、人のジェスチャーを検出するカメラ等のデバイスの出力を処理装置1において判定することで、人の操作を検出することができる。
図4はテレビジョン受信器10における省電力モードへの移行を説明するための説明図である。図4の上段は、図2と同様に、扇型は人検知範囲Aを示しており、各状態J1~J4において、ユーザPが人検知範囲Aに対してどのような視聴位置に存在するかを示している。また、図4の下段は、太線によって、テレビジョン受信器10が通常状態(通常モード)であるか省電力状態(省電力モード)であるかの状態遷移を示すものである。
図4の状態J1は、人検知範囲A内に存在していたユーザPが、人検知範囲A外に移動することによって省電力状態に移行し、この省電力状態においてリモートコントローラ40を操作した場合の例を示している。図4のタイミングT1までは太線で示すように通常状態である。人感センサ部6は、タイミングT1において人検知範囲Aにおける人の不在を検知する。以下、人の不在の検知を不検知という。処理装置1は、人感センサ部6の検知結果を受信すると、タイマ回路8からの時刻情報に基づいて、不検知の検出から所定の待ち時間(以下、移行待機時間という)(太線破線部)不検知が継続した後のタイミングT2において省電力モードへの移行を電源回路9に指示する。これにより、例えば、表示装置30の電力供給が制御されて、表示装置30の表示画面は消灯する。
本実施形態においては、ユーザPは、人検知範囲A外から視聴を希望する場合には、省電力状態において、ユーザ操作を行う。図4の例では、ユーザPは、省電力状態のタイミングT3において、リモートコントローラ40を操作する。リモートコントローラ40からの信号Siは、リモコン受信部5において検出され、操作情報が処理装置1に供給される。処理装置1は、省電力状態においてユーザ操作に基づく操作情報を受信すると、ユーザPが視聴を希望しているものと判定してテレビジョン受信器10を通常モードに移行させる。即ち、処理装置1は、電源回路9を制御して、電力を各部に供給して通常状態に復帰させる。
図4の状態J2はこの状態(以下、省電力禁止状態という)を示しており、状態J2は省電力状態となることが禁止される状態である。状態J2の省電力禁止状態は、視聴位置が人検知範囲A外にあるユーザPが省電力状態時にユーザ操作を行うことにより成立する。処理装置1は、省電力禁止状態においては、ユーザPが人検知範囲A内にいない状態であっても省電力モードに移行しないように制御する。処理装置1は、人検知範囲A内でユーザPが検知されることによって省電力禁止状態を解除する。状態J3はこの状態を示している。省電力禁止状態中のタイミングT4において、人感センサ部6は、ユーザPを検知する。処理装置1は、人感センサ部6の検知結果によって、省電力禁止状態を解除して通常状態に復帰する。
この通常状態において、人感センサ部6がユーザPを検知しなくなると(タイミングT5)、処理装置1は、不検知が移行待機時間継続した後のタイミングT6において省電力モードに移行させる。図4の状態J4は、この省電力モードを示している。
このような動作によって、テレビジョン受信器10は、ユーザPが人検知範囲Aの範囲外に位置する場合であっても、ユーザPが視聴中であるものと判定して、省電力状態への移行を禁止する。これにより、ユーザPは、煩雑な操作を必要とすることなく、人検知範囲外からの視聴を継続することができる。
(動作)
次に、このように構成された実施形態の動作について図5から図8を参照して説明する。図5から図8は第1の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。図5及び図6は比較例の動作を説明するための一組のフローチャートであり、図7及び図8は第1の実施形態の動作を説明するための一組のフローチャートである。図5の丸記号A~Dと図6の丸記号A~Dとは、相互に処理が連結されることを示している。同様に、図7の丸記号A~Dと図8の丸記号A~Dとは、相互に処理が連結されることを示している。なお、図5と図7とにおいて同一の手順には同一符号を付して重複する説明を省略する。また、図6と図8とにおいて同一の手順には同一符号を付して重複する説明を省略する。
先ず、図5及び図6を参照して比較例における動作について説明する。比較例においては、以下の変数が採用される。時間に関する各種変数については、処理装置1は、タイマ回路8の出力を用いて求める。なお、変数名と値との区別を容易とするために、明細書中では変数名を()で括り、値を「」で括るものとする。
<変数名> :<内容> :<値>
(テレビ状態) :テレビジョン受信器の状態を示す :通常状態、省電力状態
(検知) :人の検知状態を示す :検知, 不検知
(state) :処理状態の管理 :検知中
:カウントダウン中
:省電力中
(変化時刻) :stateが変わったときの時刻 :○年○月○日○時○分○.○秒
(待ち時間) :不検知後省電力になるまでの時間 :○.○秒
(継続時間) :stateが変化してからの時間 :○.○秒
変数(テレビ状態)は、テレビジョン受信器が通常状態であるか省電力状態であるかの値(「通常状態」又は「省電力状態」)を示す。変数(検知)は、人検知範囲において人を検知したか否かの値(「検知」又は「不検知」)を示す。変数(state)は、人感センサ部6からの検知結果に基づいて人検知範囲において人が存在するか否かの検知判定を行っている状態か、移行待機時間が経過するまでのカウントダウンを行っている状態か、省電力モードを実行している状態かを示す値(「検知中」、「カウントダウン中」又は「省電力中」)を示す。変数(変化時刻)は、変数(state)の値が変わったときの時刻の値(「○年○月○日○時○分○.○秒」)を示す。変数(待ち時間)は、移行待機時間を示し、不検知になってから省電力状態になるまでの値(「○.○秒」)である。変数(継続時間)は、変数(state)の値が変化してからの時間の値(「○.○秒」)を示す。
電源が投入されると、各種変数が初期化される。即ち、変数(変化時刻)に現在時刻が代入され(図5のS1)、変数(state)に「検知中」が代入され(S2)、変数(テレビ状態)に「通常状態」が代入される(S4)。次のS5において、人感センサ部6が起動され、検知状態が取得される(S7)。次に、変数(継続時間)に、「現在時刻-変数(変化時刻)」が代入される(S8)。
次のS12において、変数(state)の値が、「検知中」、「カウントダウン中」、「省電力中」のいずれであるかが判定される。「検知中」の場合には図6の丸記号Aに移行し、「カウントダウン中」の場合には図6の丸記号Bに移行し、「省電力中」の場合には図6の丸記号Cに移行する。
いま、電源投入直後の状態、即ち、テレビジョン受信器10Aが通常モードで動作しており、ユーザPが人検知範囲Aにおいて視聴を行っているものとする。この場合には、変数(state)の値は、初期値の「検知中」である。この場合には、図6のS21において、変数(検知)の値が、「検知」でないか否かが判定される。ユーザPが人検知範囲Aにおいて視聴を行っているので、変数(検知)の値は「検知」であり(S21のNO)、処理は丸記号DからS7に移行する。S7では、検知状態が繰り返し取得される。
ここで、ユーザPが人検知範囲Aの外に出るものとする。そうすると、S7において変数(検知)の値が「不検知」となる。S21の判定はYES判定となり、処理がS28に移行する。S28において、変数(変化時刻)に「現在時刻」が代入され、S29において、変数(state)に「カウントダウン中」が代入される。そうすると、次のS12の変数(state)の判定によって、丸記号Bに移行し、S32の判定が行われる。
変数(検知)が「検知」でない場合(S32のNO)、即ち、ユーザPが人検知範囲Aの外に居続けた場合には、S33において、変数(継続時間)の値が変数(待ち時間)の値よりも大きいか否かが判定される。即ち、S33では、人感センサ部6によってユーザPが人検知範囲Aにいないこと(不検知)が判定されてからの時間「変数(継続時間)」が移行待機時間に到達したか否かが判定される。到達していない場合には(S33のNO)、丸記号DからS7に移行し、検知状態の取得が繰り返されて(S8)、丸記号BからS32に処理が戻る。不検知の判定から移行待機時間が経過すると、S33においてYES判定となり、S37において、変数(変化時刻)に「現在時刻」を代入し、S38において、変数(state)に「省電力中」を代入し、S39において、変数(テレビ状態)に「省電力状態」を代入する。
即ち、ユーザPが人検知範囲Aにいないことの不検知が判定された後、移行待機時間が経過すると、テレビジョン受信器10Aは、省電力モードに移行し、また、変数(state)は「省電力中」となる。
そうすると、次のS12の変数(state)の判定によって、丸記号Cに移行し、S42の判定が行われる。変数(検知)が「検知」でない場合(S42のNO)、即ち、ユーザPが人検知範囲Aの外に居続けた場合には、処理は丸記号D7からS7に戻って処理が繰り返される。即ち、ユーザPが人検知範囲Aの外に居続けた場合には、変数(テレビ状態)及び変数(state)の値は変化せず、省電力モードが継続する。
ここで、ユーザPが人検知範囲Aに入ると、S42の判定がYES判定となり、S44において、変数(変化時刻)に「現在時刻」を代入し、S45において、変数(state)に「検知中」を代入し、S46において、変数(テレビ状態)に「通常状態」を代入する。
即ち、ユーザPが人検知範囲Aに戻ると、テレビジョン受信器10Aは、省電力モードから通常モードに復帰し、丸記号D7からS7に移行して、処理が繰り返される。
このように、比較例のテレビジョン受信器10Aでは、人感センサ部6による人の検知結果と不検知後の移行待機時間の確認のみによって、省電力モードに移行するようになっており、人検知範囲Aの外から視聴しようとする場合には、ユーザPは、比較的頻繁に人検知範囲Aに移動する必要があるという欠点があった。
次に、図7及び図8を参照して第1の実施形態における制御について説明する。図7及び図8において図5及び図6と同一の手順には同一符号を付して重複する説明は省略するものとする。
図7のフローは、ステップS3,S6を追加した点が図5のフローと異なる。また、図8はステップS22,S27,S41,S43を追加した点が図6のフローと異なる。
第1の実施形態においては、比較例において用いた変数の外に、以下の2つの変数を採用する。
<変数名> :<内容> :<値>
(不在操作) :不検知の状態でユーザ操作があった :true, false
(リモコン操作) :リモコンでの操作があった :true, false
処理装置1は、電源投入後の初期設定において、変数(変化時刻)に現在時刻を代入し(図7のS1)、変数(state)に「検知中」を代入し(S2)、変数(不在操作)に「false」を代入し(S3)、変数(テレビ状態)に「通常状態」を代入する(S4)。次に、処理装置1は、人感センサ部6を起動する(S5)と共に、リモコン受信部5による受信を開始する(図7のS6)。処理装置1はS6の次に、ステップS7を実行する。
図6の比較例においては、一旦省電力状態になると、S42において、変数(検知)が「検知」となるまで、省電力状態が継続される。これに対し、第1の実施形態では、S12において、変数(state)が「省電力中」と判定されて丸記号Cに移行すると、処理装置1は、S41において、変数(リモコン操作)の値が「true」であるか否かを判定する。変数(リモコン操作)は、リモコン受信部5においてリモートコントローラ40の信号を受信し、処理装置1がユーザ操作を検出した場合に「true」となる。なお、処理装置1は、丸記号DからS7に戻る際に、変数(リモコン操作)を「false」に戻す。処理装置1は、変数(リモコン操作)が「false」の場合には、処理をS42に移行し、比較例と同様の動作を行う。
一方、変数(リモコン操作)が「true」の場合には、処理装置1は、S43において、変数(不在操作)に「true」を代入した後、S44に移行する。即ち、比較例においては、S42において変数(検知)が「検知」となった場合にのみS44に移行していたのに対し、第1の実施形態においては、変数(リモコン操作)が「true」の場合にもS44に移行する。これにより、処理装置1は、変数(state)を「検知中」とし、変数(テレビ状態)を、「通常状態」とした後、丸記号Dから処理をS7に戻す。即ち、テレビジョン受信器10は、省電力状態が解除されて通常状態で動作する。このように、変数(不在操作)の「true」は、省電力禁止状態であることを示す。
処理装置1は、次のS12の変数(state)の判定によって、丸記号Aに移行し、S22の判定を行う。変数(検知)が「検知」でない場合(S21のYES)、即ち、ユーザPが人検知範囲Aの外に居続けた場合には、処理装置1は、S27において変数(不在操作)が「true」であるか否かを判定する。この場合には、S43において変数(不在操作)に「true」が代入されており、処理装置1は、丸記号Dから処理をS7に移行する。即ち、この場合には、S29において変数(state)に「カウントダウン中」が代入されないので、変数(state)は、「検知中」のままとなり、テレビジョン受信器10は通常状態を継続する。
また、ユーザPが人検知範囲A内に戻ると、変数(検知)は「検知」となり、処理装置1は、S21からS22に処理を移行する。S22では、処理装置1は、変数(不在操作)に「false」を代入して丸記号Dから処理をS7に移行する。これにより、省電力禁止状態が解除されて、次に、ユーザPが人検知範囲Aから出た場合に省電力状態への移行が可能となる。
このように本実施形態においては、ユーザが人検知範囲から脱して省電力状態になったときにユーザ操作を検出することで、省電力禁止状態として通常状態に戻すことができる。これにより、以後ユーザは人検知範囲外に居続けた場合でも、煩雑な操作を必要とすることなく、視聴を継続することが可能である。
(第2の実施形態)
図9は第2の実施形態を示す説明図である。本実施形態のハードウェア構成は図1と同様であり、処理装置1の制御が第1の実施形態と異なる。
第1の実施形態においては、省電力状態におけるユーザ操作を検出して省電力禁止状態に移行する例を示した。本実施形態は、人の不検知から移行待機時間が経過するまでの期間(以下、移行待機期間という)におけるユーザ操作を検出して省電力禁止状態に移行する例である。
図9は、図4と同様の表記方法により、第2の実施形態における省電力モードへの移行を説明するものである。図9の上段は、図4と同様に、扇型は人検知範囲Aを示しており、各状態J11~J14において、ユーザPが人検知範囲Aに対してどのような視聴位置に存在するかを示している。また、図9の下段は、太線によって、テレビジョン受信器10が通常状態(通常モード)であるか省電力状態(省電力モード)であるかの状態遷移を示すものである。
図9の状態J11は、太線及びタイミングT11~T12の間の太線破線部によって、人検知範囲A内に存在していたユーザPが人検知範囲A外に移動することによって、省電力モードへの移行までの移行待機期間となったことを示している。第1の実施形態においては、ユーザPが人検知範囲A外に居続けて移行待機時間を経過すると省電力状態に移行するが、本実施形態においては、ユーザPが移行待機期間の間にユーザ操作を行うことで、省電力禁止状態に移行するようになっている。
本実施形態においては、ユーザPは、人検知範囲A外から視聴を希望する場合には、移行待機期間の間にユーザ操作を行う。図9の例では、ユーザPは、タイミングT11~T12の移行待機期間の間に、リモートコントローラ40を操作する。リモートコントローラ40からの信号Siは、リモコン受信部5において検出され、操作情報が処理装置1に供給される。処理装置1は、移行待機期間においてユーザ操作に基づく操作情報を受信すると、ユーザPが視聴を希望しているものと判定してテレビジョン受信器10を省電力禁止状態に移行させる。即ち、処理装置1は、電源回路9を制御して、電力を各部に供給して通常状態を継続させる。
図9の状態J12は省電力禁止状態においてユーザPが人検知範囲Aの外に居続けることを示している。処理装置1は、省電力禁止状態においては、ユーザPが人検知範囲A内にいない状態であっても省電力モードに移行しないように制御する。処理装置1は、人検知範囲A内でユーザPが検知されることによって省電力禁止状態を解除する。状態J13はこの状態を示している。省電力禁止状態中のタイミングT14において、人感センサ部6は、ユーザPを検知する。処理装置1は、人感センサ部6の検知結果によって、省電力禁止状態を解除して通常状態に復帰する。
この通常状態において、人感センサ部6がユーザPを検知しなくなると(タイミングT15)、処理装置1は、不検知が移行待機時間継続した後のタイミングT16に省電力モードに移行させる。図9の状態J14は、この省電力モードを示している。
このような動作によって、テレビジョン受信器10は、ユーザPが人検知範囲Aの範囲外に位置する場合であっても、ユーザ操作に基づいてユーザPが視聴中であるものと判定して、省電力状態への移行を禁止する。これにより、ユーザPは、煩雑な操作を必要とすることなく、人検知範囲外からの視聴を継続することができる。
(動作)
次に、このように構成された実施形態の動作について図10を参照して説明する。図10は第2の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。図11の丸記号A~Dは、図7の丸記号A~Dと相互に処理が連結されることを示している。
なお、図10の例は、第1の実施形態及び第2の実施形態の作用を併せて行う例を示しているが、第2の実施形態の作用のみを実施するフローも容易に実現可能である。図10において、図8と同一の手順には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10のフローは、ステップS32,S35を追加した点が図8のフローと異なる。
図8の例においては、一旦移行待機時間のカウントダウン中になると、S32の判定で、変数(検知)が「検知」とならなければ、カウントダウンが継続しS33の判定が行われる。これに対し、第2の実施形態では、S31において、変数(リモコン操作)が「true」と判定されると(S31のYES)、S34において省電力禁止状態を示す変数(不在操作)が「true」となり、S35に移行する。即ち、S33において移行待機時間が経過したと判定される前に、移行待機期間においてユーザがリモートコントローラ40を操作すると、変数(リモコン操作)が「true」となり、省電力禁止状態となる。
即ち、テレビジョン受信器10は、省電力状態になる前に省電力禁止状態となり、通常状態で動作を継続する。処理装置1は、S36において、変数(state)を「検知中」とし、丸記号Dから処理をS7に戻して処理を繰り返す。
他の作用は、第1の実施形態と同様であり、変数(不在操作)が「false」となるまで、省電力禁止状態が継続される。ユーザPが人検知範囲A内に戻ると、変数(検知)は「検知」となり、処理装置1は、S21からS22に処理を移行する。S22では、処理装置1は、変数(不在操作)に「false」を代入して丸記号Dから処理をS7に移行する。これにより、省電力禁止状態が解除されて、次に、ユーザPが人検知範囲Aから出た場合に省電力状態への移行が可能となる。
このように本実施形態においては、ユーザが人検知範囲から脱した後の移行待機期間においてユーザ操作を検出することで、省電力禁止状態として通常状態を継続することができる。これにより、以後ユーザは人検知範囲外に居続けた場合でも、煩雑な操作を必要とすることなく、視聴を継続することが可能である。
(第3の実施形態)
図11は第3の実施形態を示す説明図である。本実施形態のハードウェア構成は図1と同様であり、処理装置1の制御が第1の実施形態と異なる。
第1の実施形態においては、省電力状態におけるユーザ操作を検出して省電力禁止状態に移行する例を示し、第2の実施形態においては、移行待機期間におけるユーザ操作を検出して省電力禁止状態に移行する例を示した。本実施形態は、通常状態時のユーザ操作から所定の時間(以下、無操作考慮時間という)内に不検知になると、省電力禁止状態に移行する例である。
図11は、図4や図9と同様の表記方法により、第3の実施形態における省電力モードへの移行を説明するものである。図11の上段は、図4及び図9と同様に、扇型は人検知範囲Aを示しており、各状態J21~J24において、ユーザPが人検知範囲Aに対してどのような視聴位置に存在するかを示している。また、図11の下段は、太線によって、テレビジョン受信器10が通常状態(通常モード)であるか省電力状態(省電力モード)であるかの状態遷移を示すものである。
図11の状態J21は、タイミングT21において、人検知範囲A内に存在していたユーザPがリモコン操作を行ったことを示している。本実施形態においては、ユーザPは、人検知範囲A外から視聴を希望する場合には、リモコン操作(ユーザ操作)から無操作考慮時間以内に人検知範囲A外に移動する。図11の例では、ユーザPは、タイミングT21のリモコン操作から無操作考慮時間が経過する前のタイミングT22において、人検知範囲Aから外に出る。
図11の状態J22はこの場合の状態を示しており、処理装置1は、ユーザPのリモコン操作後の無操作考慮時間以内に不検知を検出することで、省電力禁止状態に移行したことを示している。処理装置1は、人検知範囲A内でユーザPが検知されることによって省電力禁止状態を解除する。状態J23はこの状態を示している。省電力禁止状態中のタイミングT24において、人感センサ部6は、ユーザPを検知する。処理装置1は、人感センサ部6の検知結果によって、省電力禁止状態を解除して通常状態に復帰する。
この通常状態において、人感センサ部6がユーザPを検知しなくなると(タイミングT25)、処理装置1は、不検知が移行待機時間継続した後のタイミングT26に省電力モードに移行させる。図11の状態J24は、この省電力モードを示している。
このような動作によって、テレビジョン受信器10は、ユーザPが状態J22のように人検知範囲Aの範囲外に位置する場合であっても、ユーザPが視聴中であるものと判定して、省電力状態への移行を禁止する。これにより、ユーザPは、煩雑な操作を必要とすることなく、人検知範囲外からの視聴を継続することができる。
(動作)
次に、このように構成された実施形態の動作について図12及び図13を参照して説明する。図12及び図13は第3の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。図12の丸記号A~Dと図13の丸記号A~Dとは相互に処理が連結されることを示している。
なお、図12及び図13の例は、第1の実施形態~第3の実施形態の作用を併せて行う例を示しているが、第3の実施形態の作用のみを実施するフローも容易に実現可能である。図12において、図7と同一の手順には同一符号を付して重複する説明を省略する。また、図13において、図10と同一の手順には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12のフローは、ステップS9~S11を追加した点が図7のフローと異なる。また、図13のフローは、ステップS23,S24を追加した点が図10のフローと異なる。
第3の実施形態においては、上記各実施形態において用いた変数の外に、以下の3つの変数を採用する。
<変数名> :<内容> :<値>
(最終操作時刻) :最後に操作された時刻 :○年○月○日○時○分○.○秒
(無操作時間) :最後に操作されてからの時間 :○.○秒
(無操作考慮時間) :無操作考慮時間を表す :値:○.○秒
処理装置1は、図12のS8において、変数(継続時間)を求めた後、S9において、変数(リモコン操作)が「true」であるか否かを判定する。処理装置1は、変数(リモコン操作)が「false」の場合には、S11において、変数(無操作時間)に「現在時刻-変数(最終操作時刻)」を代入する(S11)。また、処理装置1は、変数(リモコン操作)が「true」の場合には、S10において、変数(最終操作時刻)に現在時刻を代入(S10)した後、S11の処理を実行する。
上記各実施形態では、省電力禁止状態でない場合(変数(不在操作)が「false」)には、不検知と判定されると、移行待機時間をカウントするカウントダウン(変数(state)が「カウントダウン中」)に移行する。これに対し、第3の実施形態では、処理装置1は、S23において、変数(無操作時間)の値が変数(無操作考慮時間)の値よりも小さいか否かを判定する。変数(無操作時間)は、最後のリモコン操作からの時間を示しており、S23では、最後のリモコン操作からの時間が無操作考慮時間を超えていないか否かが判定される。
変数(無操作時間)が無操作考慮時間を超えた場合には(S23のNO)、処理装置1は、処理をS27に移行し上記各実施形態と同様の動作を行う。一方、変数(無操作時間)が無操作考慮時間を超えていない場合には(S23のYES)、処理装置1は、処理をS24に移行し、変数(不在操作)に「true」を代入し、省電力禁止状態にする。
即ち、ユーザPがテレビジョン受信器10の通常状態における最後のユーザ操作から無操作考慮時間内に人検知範囲Aの範囲外に出ることにより省電力禁止状態となり、ユーザPは、人検知範囲Aの範囲外から視聴を継続することができる。
他の作用は、上記各実施形態と同様であり、変数(不在操作)が「false」となるまで、省電力禁止状態が継続される。ユーザPが人検知範囲A内に戻ると、変数(検知)は「検知」となり、処理装置1は、S21からS22に処理を移行する。S22では、処理装置1は、変数(不在操作)に「false」を代入して丸記号Dから処理をS7に移行する。これにより、省電力禁止状態が解除されて、次に、ユーザPが人検知範囲Aから出た場合に省電力状態への移行が可能となる。
このように本実施形態においては、最後のユーザ操作から無操作考慮時間以内に人検知範囲から脱することで省電力禁止状態として通常状態を継続することができる。これにより、以後ユーザは人検知範囲外に居続けた場合でも、煩雑な操作を必要とすることなく、視聴を継続することが可能である。
(第4の実施形態)
図14は第4の実施形態を示す説明図である。本実施形態のハードウェア構成は図1と同様であり、処理装置1の制御が第1の実施形態と異なる。なお、第4の実施形態においては、リモコン受信部5を省略することが可能である。
第1から第3の実施形態においては、人が人検知範囲に存在するか否かを検知すると共に、ユーザ操作を検出することで省電力禁止状態に移行する例を示した。第4の実施形態は、人が人検知範囲に存在するか否かの検知、不検知のタイミングに基づいて、省電力禁止状態に移行する例である。
図14は、図4、図9及び図11と同様の表記方法により、第4の実施形態における省電力モードへの移行を説明するものである。図14の上段は、図4、図9及び図11と同様に、扇型は人検知範囲Aを示しており、各状態J31~J35において、ユーザPが人検知範囲Aに対してどのような視聴位置に存在するかを示している。また、図14の下段は、太線によって、テレビジョン受信器10が通常状態(通常モード)であるか省電力状態(省電力モード)であるかの状態遷移を示すものである。
図14の状態J31は、タイミングT31において、人検知範囲A内に存在していたユーザPが人検知範囲Aの外に出たことを示している。ユーザPが人検知範囲Aの外に居続けた場合には、タイミングT31から移行待機時間後のタイミングT32において、省電力状態に移行する。
本実施形態においては、ユーザPは、人検知範囲A外から視聴を希望する場合には、一旦人検知範囲A内に戻り、人感センサ部6により検知されてから所定の時間(以下、瞬在許容時間という)内に、再び人検知範囲Aの外に出る。図14の状態J32は、タイミングT34において、ユーザPが人検知範囲Aに戻ったことを示している。更に、ユーザPがタイミングT34から瞬在許容時間以内のタイミングT35に人検知範囲Aの範囲外に出ると、省電力禁止状態に移行する。
即ち、瞬在許容時間は、省電力禁止状態への移行を成立させるための時間の条件であり、不検知から検知となり、この検知から瞬在許容時間内に再び不検知となることで、省電力禁止状態への移行が可能となる。
図14の状態J33はこの場合の状態を示しており、処理装置1は、ユーザPの検知及び不検知が瞬在許容時間内に行われたことを検出することで、省電力禁止状態に移行したことを示している。処理装置1は、人検知範囲A内でユーザPが検知されることによって省電力禁止状態を解除する。状態J34はこの状態を示している。省電力禁止状態中のタイミングT36において、人感センサ部6は、ユーザPを検知する。処理装置1は、人感センサ部6の検知結果によって、省電力禁止状態を解除して通常状態に復帰する。
この通常状態において、人感センサ部6がユーザPを検知しなくなると(タイミングT37)、処理装置1は、不検知が移行待機時間継続した後のタイミングT38に省電力モードに移行させる。図14の状態J35は、この省電力モードを示している。
このような動作によって、テレビジョン受信器10は、ユーザPが状態J33のように人検知範囲Aの範囲外に位置する場合であっても、ユーザPが視聴中であるものと判定して、省電力状態への移行を禁止する。これにより、ユーザPは、煩雑な操作を必要とすることなく、人検知範囲外からの視聴を継続することができる。
(動作)
次に、このように構成された実施形態の動作について図15を参照して説明する。図15は第4の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。図15の丸記号A~Dは、図12の丸記号A~Dと相互に処理が連結されることを示している。
なお、図15の例は、第1の実施形態~第4の実施形態の作用を併せて行う例を示しているが、第4の実施形態の作用のみを実施するフローも容易に実現可能である。図15において、図13と同一の手順には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図15のフローは、ステップS25,S26を追加した点が図13のフローと異なる。
第4の実施形態においては、上記各実施形態において用いた変数の外に、以下の1つの変数を採用する。
<変数名> :<内容> :<値>
(瞬在許容時間) :瞬在許容時間 :○.○秒
上記第3の実施形態では、省電力禁止状態でない場合(変数(不在操作)が「false」)には、ユーザ操作無しに不検知になると(S27のNO)、移行待機時間をカウントするカウントダウン(変数(state)が「カウントダウン中」)に移行する。これに対し、第4の実施形態では、処理装置1は、S25において、変数(継続時間)の値が変数(瞬在許容時間)の値よりも小さいか否かを判定する。この場合の変数(継続時間)は、省電力中のS45において、変数(state)の値が「検知中」に変化してからの経過時間であり、この経過時間が瞬在許容時間内であれば、処理装置1は、ユーザが人検知範囲Aの範囲外からの視聴を希望しているものと判断して、S26において、変数(不在操作)を「true」として、省電力禁止状態に移行する。なお、処理装置1は、変数(継続時間)の値が瞬在許容時間を超えると(S25のNO)、処理をS27に移行して上記各実施形態と同様の動作を行う。
即ち、ユーザPがテレビジョン受信器10の省電力状態において、一旦人検知範囲Aに入り、瞬在許容時間内に再び人検知範囲Aの外に出ることによって省電力禁止状態となり、ユーザPは、人検知範囲Aの範囲外から視聴を継続することができる。
他の作用は、上記各実施形態と同様であり、変数(不在操作)が「false」となるまで、省電力禁止状態が継続される。省電力禁止状態において、ユーザPが人検知範囲A内に戻り(通常状態となる)、人検知範囲A内で瞬在許容時間が経過すると、通常状態が確定する。
このように本実施形態においては、省電力状態において瞬在許容時間内にユーザが人検知範囲内に入って出ることにより省電力禁止状態となって通常状態を継続することができる。これにより、以後ユーザは人検知範囲外に居続けた場合でも、煩雑な操作を必要とすることなく、視聴を継続することが可能である。
なお、上記各フローチャートを用いた説明では、第1の実施形態、第1及び第2の実施形態、第1~第3の実施形態及び第1~第4の実施形態の制御を可能にする例について説明したが、各実施形態を単独で用いた場合の制御や各実施形態のうちの任意の実施形態を組み合わせて実施する制御を行うことも可能である。
(変形例)
上記各実施形態においては、省電力禁止状態に移行した場合には、処理装置1は、省電力状態での動作を禁止し、通常状態で動作させるように制御を行った。これに対し、処理装置1は、省電力禁止状態になると、省電力状態に移行するまでの時間を設定するものであってもよい。即ち、この場合には、省電力禁止状態に移行した後、所定の時間後に省電力状態に移行する。
更に、省電力禁止状態を、省電力状態になるまでの時間を設定する制御とした場合には、省電力禁止状態に移行する頻度に応じて、省電力状態に移行するまでの時間を徐々に長くする処理を行ってもよい。
なお、人検知範囲内に人が不在となることにより省電力状態に移行する場合でも、省電力状態に移行する頻度に応じて、移行待機時間を徐々に長くする処理を行ってもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、ここで説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御や機能は、多くがプログラムにより設定可能であり、そのプログラムをコンピュータが読み取り実行することで上述した制御や機能を実現することができる。そのプログラムは、コンピュータプログラム製品として、フレキシブルディスク、CD-ROM等、不揮発性メモリ等の可搬媒体や、ハードディスク、揮発性メモリ等の記憶媒体に、その全体あるいは一部を記録または記憶することができ、製品出荷時または可搬媒体或いは通信回線を介して流通または提供可能である。利用者は、通信ネットワークを介してそのプログラムをダウンロードしてコンピュータにインストールしたり、あるいは記録媒体からコンピュータにインストールしたりすることで、容易に本実施の形態のテレビジョン受信器を実現することができる。
1…処理装置、10…テレビジョン受信器、2…メモリ部、20…アンテナ、3…放送受信部、5…リモコン受信部、6…人感センサ部、8…タイマ回路、9…電源回路、30…表示装置、4…表示制御部、40…リモートコントローラ。

Claims (3)

  1. 所定の検知範囲に存在する人を検知して検知又は不検知の検知結果を出力するセンサと、
    ユーザ操作を検出して検出結果を出力する検出部と、
    通常状態と省電力状態の間で状態を移行させる処理装置であって、前記センサからの検知結果と前記検出部からの検知結果とに基づいて、前記省電力状態への移行を禁止する処理装置とを備え、
    前記処理装置は、
    前記省電力状態にあるときに前記所定の検知範囲の外からの前記ユーザ操作が検知されると前記省電力状態を禁止する第1の省電力制御、
    前記通常状態にあるときに前記センサから不検知の検知結果が出力された後、第1の時間内に前記所定の検知範囲の外からの前記ユーザ操作が検知されると前記省電力状態を禁止する第2の省電力制御、
    前記所定の検知範囲の内からの前記ユーザ操作の検知から第2の時間内に前記センサから不検知の検知結果が出力されていると前記省電力状態を禁止する第3の省電力制御、の内の少なく1つの省電力制御を行い、
    かつ前記省電力状態を禁止する省電力制御の頻度に応じて、前記省電力状態を禁止した時点から前記省電力状態に移行する時点までの時間を変化させる制御を行う、
    テレビジョン受信器。
  2. 所定の検知範囲に存在する人を検知して検知又は不検知の検知結果を出力するセンサと、ユーザ操作を検出して検出結果を出力する検出部と、通常状態と省電力状態の間で状態を移行させる処理装置であって、前記センサからの検知結果と前記検出部からの検知結果とに基づいて、前記省電力状態への移行を禁止する処理装置とを用いて、省電力移行制御を行う省電力移行制御方法において、
    前記処理装置では、
    前記省電力状態にあるときに前記所定の検知範囲の外からの前記ユーザ操作が検知されると前記省電力状態を禁止する第1の省電力制御、
    前記通常状態にあるときに前記センサから不検知の検知結果が出力された後、第1の時間内に前記所定の検知範囲の外からの前記ユーザ操作が検知されると前記省電力状態を禁止する第2の省電力制御、
    前記所定の検知範囲の内からの前記ユーザ操作の検知から第2の時間内に前記センサから不検知の検知結果が出力されていると前記省電力状態を禁止する第3の省電力制御、の内の少なく1つの省電力制御を行い、
    かつ前記省電力状態を禁止する省電力制御の頻度に応じて、前記省電力状態を禁止した時点から前記省電力状態に移行する時点までの時間を変化させる制御を行う、
    省電力移行制御方法。
  3. 所定の検知範囲に存在する人を検知して検知又は不検知の検知結果を出力するセンサと、ユーザ操作を検出して検出結果を出力する検出部と、通常状態と省電力状態の間で状態を移行させる処理装置において、前記センサからの検知結果と前記検出部からの検知結果とに基づいて、前記省電力状態への移行を禁止する処理装置とが使用され、前記処理装置のコンピュータに省電力移行制御を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記省電力状態にあるときに前記所定の検知範囲の外からの前記ユーザ操作が検知されると前記省電力状態を禁止する第1の省電力制御、
    前記通常状態にあるときに前記センサから不検知の検知結果が出力された後、第1の時間内に前記所定の検知範囲の外からの前記ユーザ操作が検知されると前記省電力状態を禁止する第2の省電力制御、
    前記所定の検知範囲の内からの前記ユーザ操作の検知から第2の時間内に前記センサから不検知の検知結果が出力されていると前記省電力状態を禁止する第3の省電力制御、の内の少なく1つの省電力制御を実行させ、
    かつ前記省電力状態を禁止する省電力制御の頻度に応じて、前記省電力状態を禁止した時点から前記省電力状態に移行する時点までの時間を変化させる制御を実行させる、
    コンピュータプログラム。

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