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JP7748236B2 - 切除工具及び切除方法 - Google Patents
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JP7748236B2 - 切除工具及び切除方法 - Google Patents

切除工具及び切除方法

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Description

本開示は、切除工具及び切除方法に関し、より詳細には、断熱材の一部を切除するために使用される切除工具及びこの切除工具を使用する切除方法に関するものである。
特許文献1には、真空断熱材が記載されている。この真空断熱材は、芯材と、この芯材を被覆する外被材とを備えている。前記芯材は、湿式グラスウールシートの間に、乾式グラスウールシートを一乃至複数枚挟んで積層して形成されている。そして、前記芯材は、前記グラスウールシートの1枚以上で角部を切除せずに残し、残りの前記グラスウールシートで角部を厚さ方向に切除して形成されている。
特開2012-159144号公報
特許文献1に記載されているように、断熱材の一部を切除する場合に、作業が行いやすい工具が望まれていた。
本開示は、断熱材の一部を切除する作業が行いやすい切除工具及びこの切除工具を使用する切除方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る切除工具は、断熱材の一部を切除するために使用される切除工具である。前記断熱材に差し込まれる差込み部と、前記差込み部との間で前記断熱材の一部を挟む挟み部と、を備える。
本開示の一態様に係る切除方法は、前記切除工具を使用して前記断熱材の一部を切除する方法である。前記差込み部を前記断熱材に差し込んだ後、前記差込み部と前記挟み部との間で前記断熱材の一部を挟み、前記差込み部と前記挟み部との間で前記断熱材の前記一部を挟んだ状態で、前記断熱材の前記一部を他部から引き離す。
本開示によれば、断熱材の一部を切除する作業が行いやすい、という利点がある。
図1Aは、本実施形態に係る切除工具を示す平面図である。図1Bは、同上の側面図である。図1Cは、同上の正面図である。 図2A、図2Bは、本実施形態に係る切除工具の使用方法を示す側面図である。 図3は、パネルの一例を示す斜視図である。 図4は、同上のパネルのコーナーを示す拡大斜視図であり、コーナーに充填されるシーリング材等の図示を省略した図である。 図5は、同上のパネルが備えるコーナー部材を示す斜視図である。 図6A、図6Bは、同上のパネルのコーナーをシールする工程を順に示す斜視図である。 図7Aから図7Cは、同上のパネルのコーナーをシールする工程を順に示す斜視図である。 図8A、図8Bは、同上のパネルのコーナーをシールする工程を順に示す斜視図である。
(実施形態1)
(1)概要
本実施形態に係る切除工具8は、断熱材2の一部を切除するために使用される。この切除工具8は、断熱材2に差し込まれる差込み部81と、差込み部81との間で断熱材2の一部を挟む挟み部82と、を備える。この切除工具8を使用して断熱材2の一部を切除する方法は、差込み部81を断熱材2に差し込んだ後、差込み部81と挟み部82との間で断熱材2の一部を挟み、差込み部81と挟み部82との間で断熱材2の前記一部を挟んだ状態で、断熱材2の前記一部を他部から引き離す。
切除工具8は、差込み部81を断熱材2に差し込んで、断熱材2の一部を他部から切断することができ、その切断された断熱材2の一部を差込み部81と挟み部82との間で挟んだ状態で、断熱材2の前記一部を他部から引き離すことができ、断熱材2の一部を切除する作業が行いやすい。
(2)詳細
(2.1)構成
図1A~Cに示すように、本実施形態に係る切除工具8は、固定部材91、可動部材92、弾性部材93及び把持部材94を備えて形成されている。固定部材91、可動部材92及び弾性部材93は、ステンレス鋼製等の金属製の部材で形成され、把持部材94は、プラスチック製等の樹脂製の部材で形成されている。以下では、図1A~Cに記載した方向を用いて、各構成について説明する。
固定部材91は、ステンレス鋼板等の金属板を折り曲げ加工等することにより形成されている。固定部材91は、固定部911と、差込み部81と、を備えている。固定部911は、前後方向に延びる矩形板状に形成されている。固定部911は、一対のスリット912を有している。各スリット912は前後方向に延び、固定部911を上下方向(厚み方向)で貫通している。各スリット912は互いに並行で、左右方向に並んでいる。
差込み部81は、固定部911の前端部から下方に突出して形成されている。固定部911と差込み部81の間の角度は、略直角である。差込み部81は、上下方向に延びる矩形板状に形成されている。差込み部81の左右両端にはガイド片811が設けられている。ガイド片811は、差込み部81の左右各端部から斜め前方に向かって突出している。各ガイド片811は、差込み部81の上下方向の略全長にわたって形成されている。差込み部81の先端(下端)には、刃部83が設けられている。刃部83は、差込み部81の先端から下方に向かって突出している。刃部83の厚みは、差込み部81の厚みよりも薄く形成されている。刃部83は、ガイド片811の下端にも形成されている。
固定部材91は、補強片913を備えている。補強片913は、固定部911の下面に突出して設けられている。補強片913は、平面視において、一対のスリット912の間に設けられている。補強片913は、固定部911の前端から後端にわたって設けられている。補強片913の前端は差込み部81の後面上部に接続されている。補強片913により、固定部911と差込み部81の剛性が向上されている。補強片913には、仕切り部914が設けられている。仕切り部914は、補強片913から下方に突出して形成されている。平面視において、仕切り部914の前端は、スリット912の前端と略同じ位置に配置されている。
可動部材92は、ステンレス鋼板等の金属板を折り曲げ加工等することにより形成されている。可動部材92は、操作部921と、左右一対のスライド部922と、挟み部82と、を有している。操作部921は、固定部911よりも上側に位置し、一対のスライド部922は固定部911よりも下側に位置している。操作部921と一対のスライド部922とは、一対のスリット912を介して連結されている。すなわち、一対のスライド部922のうち、左側のスライド部922は、左側のスリット912を通って左側のスリット912の下方に位置し、右側のスライド922は右側のスリット912を通って右側のスリット912の下方に位置している。また一対のスライド部922の間には補強片913が配置されている。操作部921には連結部923が設けられている。連結部923は操作部921から後方に向かって突出して形成されている。
挟み部82は、可動部材92に一対設けられている。各挟み部82は、一対のスライド部922のそれぞれに設けられている。すなわち、各スライド部922の前端から下方に突出して各挟み部82が形成されている。一対の挟み部82は、左右方向に並んで配置されている。一対の挟み部82の間には仕切り部914が配置されている。一対の挟み部82は、差込み部81の後方に配置されている。一対の挟み部82と差込み部81とは、前後方向において、所定の間隔を介して、対向して配置されている。
一対の挟み部82には、突起部84が設けられている。突起部84は、各挟み部82に複数ずつ設けられている。また複数の突起部84は、上下方向に並んでおり、挟み部82の前端から前方(差込み部81の方)に向かって突出している。
可動部材92は、前後方向において、スライド移動自在に形成されてる。すなわち、可動部材92は、スリット912の長手方向に沿ってスライド移動自在に形成されている。可動部材92は、スリット912の前後方向の長さの範囲内でスライド移動可能である。すなわち、可動部材92はスリット912の前端にスライド部922の前端が当たって、それ以上前方へ移動しないように構成されている。一方、可動部材92はスリット912の後端にスライド部922の後端が当たって、それ以上後方へ移動しないように構成されている。
そして、一対の挟み部82は差込み部81に対して近接離間自在に形成されている。すなわち、可動部材92が前方に向かってスライド移動すると、それに伴って、一対の挟み部82も前方に向かって移動し、これにより、一対の挟み部82は差込み部81の後面に近接する。一方、一対の挟み部82は差込み部81の後面に近接した状態から、可動部材92が後方に向かってスライド移動すると、それに伴って、一対の挟み部82も後方に向かって移動し、これにより、一対の挟み部82は差込み部81の後面から離間する。このようにして、一対の挟み部82と差込み部81との間隔を変えることができる。
弾性部材93は、可動部材92の前後方向のスライド移動に対して付勢するものである。弾性部材93は金属製等のコイルばねを使用することができる。弾性部材93は、前後方向に伸縮自在に配置され、前端が可動部材92の連結部923の後端に引っ掛けて接続されている。弾性部材93の後端は、把持部材94の後端に設けた引っ掛け部95に引っ掛けられている。弾性部材93は、可動部材92を常に後方へ引っ張るように付勢している。したがって、可動部材92は、前方に移動させるように操作されない状態では、常に、最も後ろに位置している。そして、可動部材92は、操作部921に力をかけて操作し、前方に移動させるようにすると、弾性部材93が伸びるが、弾性部材93の引っ張る力に抗して可動部材92を前方へスライド移動させることができる。また操作部921にかけている力を解除すると、弾性部材93が縮むが、このときの弾性部材93の引っ張る力により可動部材92を後方へスライド移動させることができる。したがって、操作部921に力をかけていない状態では、一対の挟み部82と差込み部81の後面との間の距離は、一定(最大)の間隔に保たれやすい。
把持部材94は、前後方向に沿って長く形成されている。把持部材94は、筒状の把持部941と、把持部941の前方に突出する取付け部942と、を有している。把持部941は、人が手で握る部分であり、握った手の親指等で操作部921が操作可能である。把持部941の内部空間には、上記弾性部材93が配置されている。把持部941は、前端面に開口部943を有し、開口部943から把持部941の内部空間に連結部923が差し込まれている。
取付け部942は、把持部941の前端下部から前方に向かって突出している。取付け部942の上方には、固定部911が固定されている。固定部911の下方において、取付け部942には、収容凹部944が設けられており、この収容凹部944にスライド部922及び補強片913が収容されている。また固定部911の上方には操作部921が突出している。
収容凹部944は、取付け部942の前端面と、取付け部942の前部下面とにわたって開口する開口部945を有している。そして、取付け部942の前部下面における開口部945を通じて、収容凹部944から一対の挟み部82と、仕切り部914とが下方に突出している。また取付け部942の前端面における開口部945を通じて、一対の挟み部82が収容凹部944から前方へ突出する状態と、収容凹部944の前方から収容凹部944へと収容される状態との間で、移動自在に形成されている。すなわち、操作部921を操作して可動部材92を前後方向でスライド移動させることにより、一対の挟み部82が収容凹部944から突出して差込み部81に近接する状態となり、一対の挟み部82が差込み部81から離間して収容凹部944に収容される状態となる。
(2.2)動作
図2A及び図2Bは、本実施形態に係る切除工具8の使用方法を示している。この場合、断熱材2としては、平面視で矩形平板状のロックウールボードを使用している。また、断熱材2から切除する部分は、角部2aである。すなわち、図2A及び図2Bは、平面視で矩形平板状の断熱材2から角部2aを切除工具8で切除する場合を示している。
まず、図2Aのように、差込み部81と一対の挟み部82とを離間させた状態で、断熱材2に上方から切除工具8を近づけ、差込み部81を断熱材2に上面から差し込む。このとき、差込み部81の下端に設けた刃部83が断熱材2に切り込んでいく。そして、差込み部81の下端が断熱材2の下面にまで達すると、断熱部2の角部2aと他の部分2bとが切り分けられる。なお、他の部分2bは、後述の本体部20に相当する。
次に、図2Bのように、可動部材92を前方にスライド移動させて、一対の挟み部82を差込み部81に近接させる。この場合、可動部材92の操作部921を前方に向かって押圧することにより、可動部材92が前方にスライド移動し、これに伴って、一対の挟み部82が前方に移動して差込み部81に近づく。そして、差込み部81と一対の挟み部82との間にある角部2aが、差込み部81と一対の挟み部82で挟まれる。このとき、挟み部82に設けた複数の突起部84が角部2aに食い込む。
この後、切除工具8を断熱材2から離すように上方に移動させる。このとき、差込み部81と一対の挟み部82との間で角部2aを挟んだ状態(保持した状態)で、切除工具8を断熱材2から離すことにより、角部2aが断熱材2の他の部分2bから離れることになり、これにより、断熱材2から角部2aを切除することができる。なお、前方にスライド移動した可動部材92には、弾性部材93により、後方へスライド移動させようとする力が常に付加されている。従って、差込み部81と一対の挟み部82との間で角部2aを挟んだ状態を維持するには、可動部材92が後方へスライド移動しないように、把持部941を握る手の親指等で、操作部921に後方から前方に向かって力を掛け続けるようにする。また、切除工具8から切除した角部2aを離脱させるには、可動部材92を後方に向かってスライド移動させて、差込み部81と一対の挟み部82による角部2aの保持を解除するようにする。この場合、操作部921から指を離して、操作部921に後方から前方に向かって掛けている力を解除する。これにより、弾性部材93により、可動部材92が後方に向かって引っ張られてスライド移動させ、差込み部81と一対の挟み部82とを離間させるように移動させる。
(パネルの製造について)
本実施形態に係る切除工具8は、建築パネルの製造に使用することが可能である。図3~図8に示すパネル1について更に詳しく説明する。パネル1は、建築用のパネルであり、例えば、外壁材として用いられる。パネル1において、金属外皮3はパネル1の表側の面(外壁材として用いる場合、屋外側の面)を構成する。以下では、図3に記載した方向を用いて、各構成について説明する。
パネル1は、矩形板状である。パネル1は、上下方向に対して平行な長手方向と、左右方向に対して平行な短手方向と、前後方向に対して平行な厚み方向とを有する。パネル1は、例えば、上下方向の長さが、0.5~6.0mであり、左右方向の長さ(幅)が、0.2~1.5mであり、前後方向の長さ(厚み)が、50~150mmである。
パネル1は、断熱材2と、断熱材2を前側から覆う金属外皮3と、断熱材2を後側から覆う第二金属外皮4と、を備える。
断熱材2は、その全体形状が、板状である。断熱材2は、その全体形状が、矩形の板状である。全体形状が板状とは、1枚の板に限らず、複数の部材を1枚の板をなすように並べたものも含まれる。
本体部20は、左右の側面に凹条部22を有している。凹条部22は、本体部20の左右の側面の前後方向の中央部に位置し、かつ本体部20の左右の側面の上下方向の全長にわたって位置する。凹条部22に、耐火部が配置される。
本体部20は、ロックウールやグラスウールなどの繊維状無機材で形成される。本体部20は、左右方向に並んだ複数のブロック体で構成される。複数のブロック体のそれぞれは、繊維状無機材をバインダー等でブロック状に固めたものである。複数のブロック体は、上下方向の長さが互いに同じであり、前後方向の長さが互いに同じである。複数のブロック体は、隣接する側面同士が当接して、全体として1枚の矩形板状の本体部20を形成している。なお、複数のブロック体のそれぞれは、例えば、ロックウール製のボードを短冊状に切断したもので構成してもよい。この場合、複数のブロック体は、繊維方向が前後方向に対して平行となり、かつ、全体として1枚の矩形板状をなすように並べられて、本体部20を形成する。
本体部20は、断熱性を有する。複数のブロック体のうち、左端に位置するブロック体の左の側面と、右端に位置するブロック体の右の側面のそれぞれに、凹条部22が設けられている。複数のブロック体のそれぞれは、繊維状無機材の長手方向が、前後方向に沿っている。
本体部20は、上面200、下面、左の側面、及び右の側面を有する。上面200、下面、左の側面、及び右の側面203は、隣接する2つの面同士が、角部を形成する。
耐火部は、本体部20に比べて耐火性の高い部材であり、例えば、石膏ボードや、珪酸カルシウムボードである。耐火部は、凹条部22に対応した形状であり、1枚の矩形板である。耐火部は、凹条部22の全体を埋める。
図4には、金属外皮3がパネル1の下面を構成するように、パネル1を平置きしたときの、パネル1のコーナー(起立姿勢におけるパネル1の右上のコーナー)が図示されている。以下では、パネル1を平置き姿勢とした状態における方向を用いて、各構成について説明する。図4では、耐火部とシーリング材6と止水パッキン7の図示が省略されている。
図4に示すように、断熱材2は、断熱材2のコーナー部23を構成する、第一側面24、第二側面25、及び中間面26を備える。断熱材2は、四つの角のそれぞれに中間面26が設けられている。図4及び図5では、第一側面24は、本体部20の上面200であり、第二側面25は、本体部20の右の側面203である。中間面26は、第一側面24と第二側面25の間に位置する面である。断熱材2の上面200、下面、左の側面、及び右の側面203のうち隣接する2つの面によって形成される角の一部を切除することで、中間面26が形成されている。
中間面26は、凹条部22よりも下側に位置している。中間面26は、矩形状の平面である。中間面26は、凹条部22の下端から本体部20の下面(起立姿勢における本体部20の前面)にわたっている。
図3に示す金属外皮3と第二金属外皮4のそれぞれは、金属板をロール加工やプレス加工などにより所望の形状に成形することによって得られる。金属板は、例えば、厚みが0.25~2.0mmである。金属板は、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板等であるが、これらに限定されない。以下では、パネル1を起立姿勢とした状態における方向を用いて、各構成について説明する。
図3に示すように、金属外皮3は、後側に向けて開口した矩形の箱状である。金属外皮3は、断熱材2の本体部20の前面を覆う矩形板状の本体部30と、本体部20の上面200を覆う壁部31と、本体部20の下面を覆う下壁部と、を有する。金属外皮3は更に、本体部20の左の側面のうち凹条部22よりも前側の部分を覆う左の壁部と、本体部20の右の側面203のうち凹条部22よりも前側の部分を覆う右の壁部34と、を有する。
壁部31は、本体部30の上縁から後側に突出し、下壁部は、本体部30の下縁から後側に突出し、左の壁部は、本体部30の左縁から後側に突出し、右の壁部34は、本体部30の右縁から後側に突出している。本体部30に対して4つの壁部のそれぞれは、直角である。上下の壁部31のそれぞれは、矩形の平板状である。左右の壁部34は、矩形の平板部340と、平板部340の後端から左右方向外側に直角に突出した矩形板状の突出部とを有する。上下の壁部は、左右の壁部よりも前後方向に長い。
金属外皮3は、周方向に隣接する二つの壁部(例えば壁部31と右の壁部34)の前端部同士を連結する円弧状の連結部37を更に有する。
金属外皮3は、四つの角のそれぞれに連結部37を有する。壁部31,34は、周方向に隣接する2つの壁部の前端部同士が、連結部37を介して連続する。周方向に隣接する2つの壁部の間には、開口38が形成される。開口38は、連結部37の後側に位置する。
図4に示すように、第二金属外皮4は、断熱材2の本体部20の後面を覆う矩形板状の本体部40と、本体部20の左の側面のうち凹条部22よりも後側の部分を覆う左の壁部と、本体部20の右の側面203のうち凹条部22よりも後側の部分を覆う右の壁部42と、を有する。左の壁部は、本体部40の左縁から突出し、右の壁部42は、本体部40の右縁から外側に突出している。なお、第二金属外皮4は、本体部20の上面200や下面を覆う部分を有していない。なお、図4において、パネルの背面は上向きである。
左右の壁部のそれぞれは、平面視U字状に湾曲した湾曲部420と、湾曲部420の突出した矩形状の平板部421と、を有する。
金属外皮3,4のそれぞれは、本体部30,40が断熱材2の本体部20の前後の面に接着されて、断熱材2と一体化している。図4に示すように、金属外皮3の開口38は、断熱材2の中間面26に対向して位置する。開口38と中間面26との間に、コーナー部材5が設置される設置スペースが形成される。
コーナー部材5は、パネル1の四つのコーナーの開口38のそれぞれに一つずつ配置される。コーナー部材5は、図4、図5に示すように、開口38を塞ぐカバー部50と、カバー部50の内側に位置し、カバー部50との間にシーリング材6が充填されるスペースS1を形成するシール受け部51と、カバー部50とシール受け部51をつなぐ連結部52と、を有する。以下では、図4に示すパネル1を平置き姿勢にした状態における方向を用いて、図5に示すコーナー部材5の説明を行う。
コーナー部材5は、金属製である。コーナー部材5は、例えば、金属外皮3と同厚の金属板を曲げ加工して形成される。
カバー部50は、開口38に対応した形状を有する。カバー部50は、金属外皮3のうち開口38の周囲の部分(例えば壁部31と右の壁部34)と連続するように曲がった形状を有する。カバー部50の一部には、シーリング材6が注入される注入口500が設けられている。
カバー部50は、本実施形態では、T字の平板状の中央部501と、中央部501の幅方向の両端から延長され、中央部501から離れた部分ほど内側に位置するように中央部501に対して傾いた一対の傾斜部502と、を有する。一対の傾斜部502のそれぞれは、矩形板状である。
注入口500は、中央部501のうち、連結部52が接続される一端部(上端部)とは反対側の端部(下端部)に設けられている。注入口500は、中央部501を厚み方向に貫通している。
シール受け部51は、カバー部50の内側に位置し、カバー部50との間にスペースS1を形成する。シール受け部51は、金属外皮3と断熱材2の隙間に入り込む延長片510を有する。
シール受け部51は、カバー部50の中央部501に対して平行な本体部511と、本体部511の幅方向の両端から延長され、本体部511から離れた部分ほど内側に位置するように本体部511に対して傾いた一対の傾斜部512と、を有する。本体部511と一対の傾斜部512のそれぞれは、矩形板状である。一対の傾斜部512が、延長片510を構成している。
本体部511は、断熱材2の中間面26に沿う部分であり、一対の傾斜部512は、断熱材2の第一側面24または第二側面25に沿う部分である。本体部511に対する一対の傾斜部512の傾きは、中間面26に対する第一側面24及び第二側面25の傾きに対応している。本体部511は、中間面26と略同じ大きさである。本体部511は、カバー部50よりも上下方向に長い。本体部511の一端部(上端部)の幅方向の中央部に、連結部52が接続されている。
連結部52は、矩形板状である。連結部52は、上下方向(断熱材2の厚み方向)に厚みを有する。連結部52には、連結部52をその厚み方向に貫通する貫通孔520、523が設けられている。連結部52は、カバー部50の中央部501の上端部と同じ幅を有する。
シール受け部51は、カバー部50よりも上下方向(断熱材2の厚み方向)に長い。シール受け部51の下端は、カバー部50の下端よりも下方に位置している。シール受け部51とカバー部50の下方長さの差は、金属外皮3の連結部37の上下方向の長さと略同じである。
コーナー部材5は、シール受け部51の本体部511が断熱材2の中間面26に沿い、カバー部50が開口38を塞ぐように、開口38に設置される。コーナー部材5を開口38に設置することで、開口38の内側に、コーナー部材5のカバー部50、シール受け部51、連結部52、金属外皮3の右の壁部34、壁部31、連結部37、及び本体部30によって囲まれるシーリング材6の充填空間が形成される。
コーナー部材5は、カバー部50、シール受け部51、及び連結部52に加えて、漏れ抑制部53及び移動規制部54を有する。
カバー部50は、矩形の平板状の中央部501と、一対の傾斜部502とを有する。注入口500は、中央部501と一対の傾斜部502の幅方向の内側の端部にわたって設けられている。つまり、中央部501は、注入口500の直径よりも幅狭に設けられている。なお、カバー部50の表面には、マスキングテープ10の貼り位置を示すマーク503が設けられていない。
漏れ抑制部53は、金属外皮3の開口38の周囲の部分(例えば上壁部31と右の側壁部34)の芯材2側の面に沿うように、カバー部50から突出している。漏れ抑制部53は、シーリング材6の注入時にカバー部50と金属外皮3との間の隙間からシーリング材6が漏れ出すことを抑える。
コーナー部材5は、一対の漏れ抑制部53を有する。一対の漏れ抑制部53のそれぞれは、一対の傾斜部502のそれぞれの幅方向の外側の端から突出している。一対の漏れ抑制部53は、その外面が一対の傾斜部502の外面よりも内側に位置するように、一対の傾斜部502から突出している。
移動規制部54は、カバー部50のシール受け部51側への移動を規制するように構成されている。移動規制部54は、カバー部50の一対の傾斜部502の幅方向の外側の端からシール受け部51に向けて突出した一対の規制片540で構成されている。一対の規制片540は、カバー部50のうち、連結部52と連続する側とは反対側の端部から突出している。一対の規制片540のそれぞれは、その先端がシール受け部51の本体部511に当たるか、又は、本体部511との間に僅かな隙間を形成する。
連結部52は、カバー部50とシール受け部51の一端部同士を連結する。連結部52は、シール受け部51の一端部から外側に突出した第一部分521と、コーナーパッキン71との間にスペースを形成するように、カバー部50の一端部から内側に突出した第二部分522と、を有する。第一部分521と第二部分522のそれぞれには、貫通孔520,523が設けられている。
より詳しくは、第二部分522は、カバー部50のうち中央部501の一端に連続している。第一部分521と第二部分522のそれぞれは、矩形板状である。第一部分521及び第二部分522の幅は、中央部501の幅と同じであり、注入口500の直径よりも狭い。
第一部分521は、シール受け部51の本体部511に対して直角又は略直角である。第二部分522は、中央部501に対して鈍角をなすように連続し、かつ第一部分521に対して鈍角をなすように連続している。第二部分522の外面は、中央部501の外面よりも内側に位置する。これにより、第二部分522とコーナーパッキン71との間にはスペースが形成される(図7C参照)。
貫通孔520,523は、互いに同じ大きさである。貫通孔520,523は、第一部分521及び第二部分522を厚み方向に貫通している。貫通孔520,523は、注入口500よりも直径が小さい。
シーリング材6は、従来周知のシーリング材が用いられる。シーリング材6としては、例えば、一液性のカートリッジ式のポリサルファイド系のシーリング材が挙げられる。このシーリング材は、主成分がポリサルファイドポリマーである。ポリサルファイド系のシーリング材は、空気中の湿気に反応して硬化するものであり、通年で硬化時間の差が比較的少ない。また、ポリサルファイド系のシーリング材は、比較的粘度が高く、シーリング材6の充填空間内に留まりやすい。また、このシーリング材は、一液性であるため、二液性のもののように練り合わせる必要が無く、作業性も高い。また、このシーリング材は、硬化後の表面の接着性が高く、金属外皮3やコーナー部材5に対する接着性が高い。なお、一液性のカートリッジ式のシーリング材としては、ポリサルフォイド系に限らず、アクリル系、ポリウレタン系、シリコーン系、又は変性シリコーン系のシーリング材であってもよい。シーリング材6は、即硬化型の1成分形変成シリコーン系のシーリング材であってもよい。
シーリング材6は、コーナー部材5のカバー部50の注入口500から、コーナー部材5の充填空間へと注入される。シーリング材6は、カバー部50と金属外皮3との間の僅かな隙間を閉塞して、開口38を止水する。シーリング材6は、自然乾燥、加温、あるいは加湿によって硬化される。
図3に示すように、パネル1は、壁部31,34のそれぞれに取り付けられる止水パッキン7を更に備える。止水パッキン7は、壁部31の上面の前後方向の中央部と、下壁部の下面の前後方向の中央部と、左右の壁部34の平板部340の後端部のそれぞれに、取り付けられる直線状の複数のパッキン70と、壁部34の各コーナーに取り付けられるL字状の複数のコーナーパッキン71と、を含む。複数のパッキン70のそれぞれは、長手方向に直交する断面が、中空の半円形状である。複数のコーナーパッキン71のそれぞれは、L字状の中実なブロックである。複数のパッキン70と複数のコーナーパッキン71は、パネル1を全周にわたって囲むように正面視にて矩形枠状に設けられる。複数のパッキン70と複数のコーナーパッキン71とは、接着剤等で互いに接合される。複数のパッキン70と複数のコーナーパッキン71のそれぞれは、例えば合成ゴム製である。止水パッキン7の一部(詳しくは各コーナーパッキン71)は、コーナー部材5のカバー部50のマーク503よりも上側の部分に対して取り付けられる。複数のパッキン70と複数のコーナーパッキン71のそれぞれは、内面側(壁部31,34側)に粘着面が設けられており、壁部31,34に対して接着剤を用いずに取り付けることができる。
続いて、パネルコーナーにシーリング材6を充填するシール方法について説明する。シール方法は、切除工程、配置工程、及び充填工程を備える。
図6Aには、シール施工前のパネル1のコーナーが示されている。断熱材2の角部2aは、金属外皮3の隣接する二つの壁部(図では、壁部31と右の壁部34)の間の開口38を通じて露出している。
切除工程では、図6Bに示すように、断熱材2の角部2aを切除して、断熱材2に中間面26を形成して、開口38と中間面26との間にコーナー部材5の配置スペースを形成する。断熱材2の角部2aの切除は、本実施形態の切除工具8を用いて行うことができる。この場合、図2A、図2Bの場合と同様に、差込み部81を断熱材2の角部2aに上側から当て、切除工具8を下側に移動させることで、断熱材2の角部2aが切断される。このあと、断熱材2から切除工具8を離すことにより、切除工具8に角部2aが保持された状態で切除される。断熱材2に中間面26を形成することで、断熱材2には、中間面26と第一側面24と第二側面25とで構成されるコーナー部23が形成される(図4参照)。
また、差込み部81を断熱材2の角部2aに上側から当て、切除工具8を下側に移動させる際に、各ガイド片811を壁部31、34の内面にそれぞれ当てながら差込み部81を断熱材2に差し込んでいく(図1A参照)。これにより、差込み部81の移動を壁部31、34でガイドしながら行うことができ、差込み部81の差し込み位置がずれにくくなって、まっすぐに所望の位置に差し込みやすい。
配置工程では、開口38にコーナー部材5を配置する。図7Aに示すように、コーナー部材5の一対の漏れ抑制部53は、金属外皮3の上壁部31と右の側壁部34の内面(芯材2側の面)に沿って位置する。これにより、一対の傾斜部502と壁部31,34との間の隙間が、一対の漏れ抑制部53によって内側から塞がれる。
配置工程では、図7Bに示すように、開口38にコーナー部材5を配置した後、注入口500よりも下側において、金属外皮3の開口38の周囲の部分(壁部31,34)とコーナー部材5のカバー部50とにわたるように、マスキングテープ10を貼り付けて、コーナー部材5を金属外皮3に対して仮固定する。これより、マスキングテープ10は、カバー部50の下端部と壁部31,34の間の隙間と、カバー部50と連結部37の間の隙間のそれぞれを塞ぐ。なお、本実施形態の配置工程では、マスキングテープ10が注入口500を覆わないため、切除具を用いてマスキングテープ10の一部を取り除く作業が省略できる。
配置工程では、図7Cに示すように、金属外皮3の開口38を跨ぐように、金属外皮3の開口38の周囲の部分(壁部31,34)に、コーナーパッキン71を貼り付ける。このとき、コーナーパッキン71の内面の両端部は、壁部31,34に接着され、コーナーパッキン71の上面は、右の側壁部34の突出部341の下面に当てられる。またこのとき、コーナーパッキン71の下部の内面は、コーナー部材5のカバー部50の中央部501の上端部と一対の傾斜部502の上端部にそれぞれ接着され、コーナーパッキン71の内面と連結部52の第二部分522との間には、スペースが形成される。
コーナー部材5のカバー部50、シール受け部51、連結部52、金属外皮3の右の側壁部34、上壁部31、連結部37及び本体部30によって囲まれる領域と、コーナー部材5の連結部52の第二部分522とコーナーパッキン71の内面の間の領域とが、シーリング材6の充填領域である。
充填工程では、図8Aに示すように、コーナー部材5が配置された開口38にシーリング材6を充填する。詳しくは、コーナー部材5のカバー部50の注入口500にシーリング材6を注入する。注入口500に注入されたシーリング材6は、シール受け部51に当たって充填領域に拡がっていく。このとき、図8Bに示すように、シーリング材6の一部は、連結部52の第二部分522の貫通孔523からはみ出すとともに、第二部分522の両側からコーナーパッキン71側へとはみ出して、第二部分522とコーナーパッキン71との間のスペースにシーリング材6が充填される。シーリング材6の粘着力によって第二部分522とコーナーパッキン71とが接着され、金属外皮3及びコーナー部材5に対するコーナーパッキン71の取付強度を高めることができる。
シーリング材6の一部がコーナー部材5の連結部52の第一部分521の貫通孔520又は第一部分521の両側からはみ出したら、シーリング材6の注入を停止する。シーリング材6が貫通孔520からはみ出すことで、シーリング材6が充填領域に一端(下端)から他端(上端)にわたって拡がったことがわかる。なお、貫通孔520からはみ出したシーリング材6も、コーナー部材5とコーナーパッキン71との接着に利用してもよい。
連結部52が注入口500の径よりも幅狭であるため、連結部52の両側及び貫通孔520,523から充填領域内の空気が排出されやすくて、シーリング材6が充填領域の全体に拡がりやすい。
以上説明した切除工程、配置工程、及び充填工程をこの順に行うことで、パネルコーナーの金属外皮3の開口38を、コーナー部材5、コーナーパッキン71及びシーリング材6で閉塞することができる。上述したシール方法は、パネル1の四つのコーナーのそれぞれに対して行われる。パネル1の四つのコーナーのそれぞれの開口38を、コーナー部材5、コーナーパッキン71及びシーリング材6で閉塞した後、パネル1の周囲に複数のパッキン70を取り付け、複数のパッキン70とコーナーパッキン71とを接着剤等で接合することで、パネル1には矩形枠状に止水パッキン7が取り付けられる(図3参照)。
マスキングテープ10は、シーリング材6が硬化した後に取り外す。本実施形態では、マスキングテープ10の一部が注入口500に入り込まないため、マスキングテープ10は金属外皮3及びコーナー部材5から剥がしやすい。
(3)変形例
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
実施形態1では、断熱材2がロックウール製のボードである場合について説明したが、これに限られない。例えば、グラスウール製のボード、フェノールフォーム製のボード、ウレタンフォーム製のボード、ポリスチレンフォーム製のボードなどの有機樹脂系の断熱材2であっても、切除工具8を使用することができる。すなわち、差込み部81が差し込み可能な硬さの断熱材2であれば、切除工具8を使用することができる。
実施形態1では、断熱材2から切除する一部として、角部2aの場合について説明したが、これに限らず、断熱材2の任意の場所の一部を切除工具8で切除することができる。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る切除工具(8)は、断熱材(2)の一部を切除するために使用される。この切除工具(8)は、断熱材(2)に差し込まれる差込み部(81)と、差込み部(81)との間で断熱材(2)の一部を挟む挟み部(82)と、を備える。
第1の態様によれば、差込み部(81)を断熱材(2)に差し込んだ後、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の一部を挟み、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の前記一部を挟んだ状態で、断熱材(2)の前記一部を他部から引き離すことができ、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第2の態様は、第1の態様に係る切除工具(8)であって、差込み部(81)と挟み部(82)とは、対向して配置され、互いに近接離間自在に形成される。
第2の態様によれば、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の一部を挟む場合に、差込み部(81)と挟み部(82)とを近接させることができ、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第3の態様は、第1又は2の態様に係る切除工具(8)であって、差込み部(81)は、断熱材(2)に切り込む刃部(83)を有する。
第3の態様によれば、刃部(83)により、差込み部(81)を断熱材(2)に容易に差し込むことができ、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第4の態様は、第1~3のいずれか1つの態様に係る切除工具(8)であって、挟み部(82)は、断熱材(2)の前記一部に食い込む突起部(84)を有する。
第4の態様によれば、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の一部を挟む場合に、突起部(84)を断熱材(2)の一部に食い込ませることができ、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第5の態様は、第1~4のいずれか1つの態様に係る切除工具(8)であって、差込み部(81)を有する固定部材(91)と、挟み部(82)を有する可動部材(92)と、を備える。固定部材(91)に対して可動部材(92)がスライド移動自在に配置されている。
第5の態様によれば、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の一部を挟む場合に、突起部(84)を断熱材(2)の一部に食い込ませることができ、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第6の態様は、第5の態様に係る切除工具(8)であって、可動部材(92)のスライド移動を付勢する弾性部材(93)を備える。
第6の態様によれば、固定部材(91)に対して可動部材(92)をスライド移動するにあたって、可動部材(92)を弾性部材(93)で付勢することにより、スライド移動しやすくなり、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第7の態様に係る切除方法は、第1~6のいずれか1つの切除工具を使用して断熱材(2)の一部を切除する方法である。この切除方法は、差込み部(81)を断熱材(2)に差し込んだ後、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の一部を挟み、差込み部(81)と挟み部(82)との間で断熱材(2)の前記一部を挟んだ状態で、断熱材(2)の前記一部を他部から引き離す。
第7の態様によれば、断熱材(2)の一部を切除する作業が行いやすい。
第8の態様は、第7の態様に係る切除方法であって、断熱材(2)の前記一部は、断熱材(2)の角部(2a)である。
第8の態様によれば、断熱材(2)の角部(2a)を切除する作業が行いやすい。
2 断熱材
2a 角部
8 切除工具
81 差込み部
82 挟み部
83 刃部
84 突起部
91 固定部材
92 可動部材
93 弾性部材

Claims (7)

  1. 断熱材の一部を切除するために使用される切除工具であって、
    前記断熱材に差し込まれる差込み部と、
    前記差込み部との間で前記断熱材の一部を挟む挟み部と、を備え
    前記挟み部は、前記断熱材の前記一部に食い込む突起部を有し、
    前記突起部は、前記挟み部と前記差込み部との間で挟まれた前記断熱材の前記一部に食い込むように、前記差込み部の方に向かって突出している、
    切除工具。
  2. 前記差込み部と前記挟み部とは、対向して配置され、互いに近接離間自在に形成される、
    請求項1に記載の切除工具。
  3. 前記差込み部は、前記断熱材に切り込む刃部を有する、
    請求項1又は2に記載の切除工具。
  4. 前記差込み部を有する固定部材と、
    前記挟み部を有する可動部材と、を備え、
    前記固定部材に対して前記可動部材がスライド移動自在に配置されている、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の切除工具。
  5. 前記挟み部が前記差込み部から離れる方向において、前記可動部材のスライド移動を付勢する弾性部材を備える、
    請求項4に記載の切除工具。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の切除工具を使用して前記断熱材の一部を切除する方法であって、
    前記差込み部を前記断熱材に差し込んだ後、前記差込み部と前記挟み部との間で前記断熱材の一部を挟み、
    前記差込み部と前記挟み部との間で前記断熱材の前記一部を挟んだ状態で、前記断熱材の前記一部を他部から引き離す、
    切除方法。
  7. 前記断熱材の前記一部は、前記断熱材の角部である、
    請求項6に記載の切除方法。
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