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JP7754196B2 - 発話区間分類装置、発話区間分類方法、及び発話区間分類プログラム - Google Patents
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JP7754196B2 - 発話区間分類装置、発話区間分類方法、及び発話区間分類プログラム - Google Patents

発話区間分類装置、発話区間分類方法、及び発話区間分類プログラム

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Description

開示の技術は、発話区間分類装置、発話区間分類方法、及び発話区間分類プログラムに関する。
コンタクトセンタにおけるオペレータと顧客との対話、対面営業における営業担当者と顧客との対話など、2名以上の話者の対話において、対話に含まれる発話区間を分類する技術がある。
コンタクトセンタにおいて、オペレータと顧客との対話を収録し、その内容を分析して、サービス改善などに利用する取組みが行われている。例えば、対話の中から、顧客が提供されるサービスに対する不満、要望を述べている区間を抽出、分析することにより、所謂「お客様の声」を把握、収集したいというニーズがある。また、異なる例として、対話の中で、オペレータが営業トークを行っている区間について、その内容、種類を分類し、分析することで、どのような営業を行っているオペレータが優良であるかという知見を把握し、これを新人オペレータの教育などに役立てたいというニーズがある。
単一の発話又は複数の発話からなる発話区間、あるいは、より一般的にはある長さを持つテキストを、その話題、内容に応じて分類する従来の技術としては、例えば、発話又はそのテキストに分類先の情報が付与された学習データを用いる方法がある(例えば、非特許文献1を参照)。この方法では、分類先の情報が付与された学習データを用いて機械学習を行って、分類先を判定するモデルが生成される。
R.-E. Fan, K.-W. Chang, C.-J. Hsieh, X.-R. Wang, and C.-J. Lin. LIBLINEAR: A library for large linear classification Journal of Machine Learning Research 9(2008), 1871-1874.
上記従来技術には、次のような課題がある。発話毎にラベルを付与し機械学習を行い、付与されたラベルを用いて分類モデルを学習する方法については、自然な会話における発話はごく短いものも多く、これら一つ一つにラベルを付与することは困難である。また、仮に発話一つ一つにラベルを付与できたとしても、発話区間の分類に寄与しない発話が多く含まれる場合が多く、単純に付与されたラベルに基づいて分類器で分類を行うことは困難である。つまり、発話区間に含まれる発話全体を分類器にかける方法では、発話区間の分類に寄与しない発話が多く含まれる場合、正確に分類できない。
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、発話区間に含まれる発話に分類に寄与しないものが含まれている場合であっても、発話区間を正確に分類することができる発話区間分類装置、発話区間分類方法、及び発話区間分類プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1態様は、発話区間分類装置であって、2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定する発話区間推定部と、前記発話区間推定部により推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定する発話種別推定部と、前記発話区間推定部により推定された発話区間を、前記発話種別推定部により推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する発話区間分類部と、を備える。
本開示の第2態様は、発話区間分類方法であって、2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する。
本開示の第3態様は、発話区間分類プログラムであって、2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類することを、コンピュータに実行させる。
開示の技術によれば、発話区間に含まれる発話に分類に寄与しないものが含まれている場合であっても、発話区間を正確に分類することができる、という効果を有する。
実施形態に係る発話区間分類装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る発話区間分類装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図2に示す文入力部の構成例を示す図である。 図2に示す発話区間推定部の構成例を示す図である。 図2に示す発話種別推定部の構成例を示す図である。 図2に示す発話区間分類部及び出力部の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る発話区間分類プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る発話区間分類処理の流れの一例を示すフローチャートであり、発話区間分類ルールの一例を示している。 第1の実施形態に係る発話区間分類結果の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る発話区間分類処理の流れの一例を示すフローチャートであり、発話区間分類ルールの別の例を示している。 第2の実施形態に係る発話区間分類結果の一例を示す図である。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において、同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
[第1の実施形態]
第1の実施形態に係る発話区間分類装置は、発話区間に含まれる発話全体を分類器にかけて発話区間を分類する従来の手法に対して特定の改善を提供するものであり、対話に含まれる発話区間を分類する技術分野の向上を示すものである。
発話区間に含まれる発話全体を分類器にかける従来の手法では、発話区間の分類に関係ない発話が多く含まれる場合、正確に分類できないという課題がある。また、発話区間から分類に寄与する情報を利用して分類する従来の手法では、最終的な分類への寄与の仕方が違い、寄与する情報が一意に決められない場合、正確に分類できないという課題がある。
これに対して、本実施形態においては、発話区間に含まれる各発話の発話種別をそれぞれ推定し、推定された発話種別に特定の種別が有るか否か、あるいは、複数の種別の組合せ及び順序関係を利用して発話区間を分類する。これにより、発話区間の分類に関係ない発話が多く含まれる場合でも、また、分類に寄与する情報が一意に決められない場合であっても、発話区間を正確に分類することができる。
例えば、以下の対話例1、対話例2に示す発話区間を考える。発話内容を「 」内に、判定された発話ラベルを( )内に示す。
対話例1:
第一話者:「申し訳ありませんが、お問合せいただきました回線追加の件につきましては、ご対応いたしかねます。」(オペレータネガティブ状況説明)
第二話者:「ちょっと確認ですが、今の契約のままで、回線をもう2つ、自宅と事務所で使えるかという話を前回しました。」(カスタマ説明・回答)
第一話者:「はい、お客様の現在のご契約内容では、使用できる回線の最大数は5回線までとなっていますので、あと1回線のみご利用になれます。」(オペレータ説明・回答)
第二話者:「そうですか、わかりました。」(カスタマ説明・回答)
対話例2:
第一話者:「申し訳ありませんが、お問合せいただきました回線追加の件につきましては、ご対応いたしかねます。」(オペレータネガティブ状況説明)
第二話者:「ちょっと確認ですが、今の契約のままで、回線をもう2つ、自宅と事務所で使えるかという話を前回しました。」(カスタマ説明・回答)
第一話者:「はい、お客様の現在のご契約内容では、使用できる回線の最大数は5回線までとなっていますので、あと1回線のみご利用になれます。」(オペレータ説明・回答)
第二話者:「え、でも、前の説明ではできると聞いたのですが、本当にできないのですか?」(カスタマ質問)
上記対話例1、対話例2のいずれも、1番目から3番目までの発話、及び、判定された発話ラベルは同一であるが、これに対する最後の発話のみが異なっている。この例では、対話例2については、オペレータである第一話者の説明に対して、顧客である第二話者が疑問や不満を表明しており、お客様の声の収集という観点で、お客様の声として分類する必要がある。一方で、対話例1については、お客様の声として分類する必要がない。更には、2番目と3番目の発話については分類に寄与しない。しかし、単純に発話ラベルを利用して分類器にかけ、お客様の声を判定、分類する場合、対話例1と対話例2を構成する発話、発話ラベルはほとんど同じであるため、正しく分類ができず、分類精度は低下してしまう。
本実施形態では、発話テキストデータから発話区間を推定し、推定した発話区間に含まれるそれぞれの発話について発話種別を推定し、推定した発話種別を利用して、発話区間を分類する。発話種別を分類の目的に応じて選択的に利用することで、発話区間に含まれる発話に分類に寄与しないものが含まれている場合であっても、発話区間を正確に分類することが可能となる。なお、発話テキストデータは、1つ以上の発話区間を含み、1つの対話における全ての発話の集合を表す概念である。発話区間は、連続した発話の集合を表す概念である。発話は、音声認識又はテキストチャット等から得られる1つの区切りを表す概念である。発話種別は、発話の種別を表す概念である。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る発話区間分類装置10のハードウェア構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る発話区間分類装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、発話区間分類装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16、及び通信インタフェース(I/F)17を備えている。各構成は、バス18を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、発話区間分類処理を実行するための発話区間分類プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、自装置に対して各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、自装置が他の外部機器と通信するためのインタフェースである。当該通信には、例えば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の有線通信の規格、又は、4G、5G、若しくはWi-Fi(登録商標)等の無線通信の規格が用いられる。
本実施形態に係る発話区間分類装置10には、例えば、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。
次に、図2を参照して、発話区間分類装置10の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る発話区間分類装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、発話区間分類装置10は、機能構成として、文入力部101、発話区間推定部102、発話種別推定部103、発話区間分類部104、及び出力部105を備えている。各機能構成は、CPU11がROM12又はストレージ14に記憶された発話区間分類プログラムを読み出し、RAM13に展開して実行することにより実現される。
なお、発話データを格納する発話DB(Data Base:データベース)20及び分類結果データを格納する分類結果DB24の各々は、ストレージ14に記憶されていてもよいし、外部のアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。同様に、発話テキストデータを格納する発話テキストDB21、発話区間データを格納する発話区間DB22、及び発話区間・発話種別データを格納する発話区間・発話種別DB23の各々は、ストレージ14に記憶されていてもよいし、外部のアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。なお、図2の例では、発話テキストデータ、発話区間データ、及び発話区間・発話種別データをそれぞれ異なるDBに格納しているが、1つのDBに格納するようにしてもよい。
以下、一例として、オペレータである第一話者がネガティブな状況を説明し、これに対して顧客(以下、「カスタマ」ともいう。)である第二話者が応答する発話区間において、これらの発話区間が「お客様の声」を含むか否かを分類する場合について説明する。なお、「お客様の声」とは、顧客が提供されるサービス、オペレータの応対に対する不満又は要望を述べている部分を指す。
図3~図6を参照して、図2に示す各機能部(文入力部101、発話区間推定部102、発話種別推定部103、発話区間分類部104、及び出力部105)の構成について具体的に説明する。
図3に示す文入力部101は、発話DB20から発話データを取得し、取得した発話データを変換して得られた発話テキストデータを発話テキストDB21に格納する。発話データは、2名以上の発話を含むデータであり、文字列でもよいし、音声でもよい。文入力部101は、発話データが音声の場合、音声認識を行うことにより発話をテキスト化して発話テキストDB21に格納し、発話データが文字列の場合、既にテキスト化されているため、そのまま発話テキストDB21に格納する。発話データとしては、例えば、上述の対話例1、2の発話が音声として発話DB20に格納されており、文入力部101は、発話データが音声として入力されると、音声認識を利用して発話データをテキスト化し、得られた発話テキストデータを発話テキストDB21に格納する。
図4に示す発話区間推定部102は、発話テキストDB21から発話テキストデータを取得し、取得した発話テキストデータから発話区間を推定して得られた発話区間データを発話区間DB22に格納する。具体的に、発話区間推定部102は、発話テキストデータが入力されると、発話区間推定モデル30を用いて発話区間を推定し、得られた発話区間データを発話区間DB22に格納する。発話区間推定モデル30は、発話テキストデータを入力とし、発話区間データを出力する学習済みモデルである。発話区間推定モデル30には、例えば、多層化されたニューラルネットワークであるDNN(Deep Neural Network)が用いられる。発話区間推定モデル30は、ストレージ14に記憶されていてもよいし、外部の記憶装置に記憶されていてもよい。発話区間推定モデル30としては、例えば、「それでは」、「ところで」など、話題の切り替わりを表す手掛かり語を含む発話に教師ラベルを付与し、教師ラベルが付与された発話テキストデータを学習用データとして用いて機械学習することによって、話題の切り替わりを判定するモデルを生成しておく。この発話区間推定モデル30を利用して発話の切り替わりを判定し、ある切り替わりから次の切り替わりまでの発話を発話区間と推定する。
図5に示す発話種別推定部103は、発話区間DB22から発話区間データを取得し、取得した発話区間データに含まれる各発話の発話種別を推定して得られた発話区間・発話種別データを発話区間・発話種別DB23に格納する。具体的に、発話種別推定部103は、発話区間データが入力されると、発話種別推定モデル31を用いて発話区間に含まれる各発話の発話種別を推定し、得られた発話区間・発話種別データを発話区間・発話種別DB23に格納する。発話種別推定モデル31は、発話区間データを入力とし、発話区間・発話種別データを出力する学習済みモデルである。発話種別推定モデル31には、例えば、DNNが用いられる。発話種別推定モデル31は、ストレージ14に記憶されていてもよいし、外部の記憶装置に記憶されていてもよい。発話種別としては、例えば、以下のラベル(種別1~種別9)を定義する。なお、各ラベルの説明を< >内に示す。これらのラベルが各発話に付いた発話区間データを学習用データとして用いて機械学習することによって、これらの発話種別を分類するモデルを予め生成しておく。この発話種別推定モデル31を利用して、入力された発話区間に対して各発話の発話種別を推定する。
(種別1) カスタマ質問 <カスタマによるオペレータに対する質問の発話>
(種別2) カスタマ説明・回答 <カスタマがオペレータの質問に回答又は説明している発話>
(種別3) カスタマ依頼・要望 <カスタマがオペレータに対して依頼又は要望を表現している発話>
(種別4) オペレータネガティブ状況 <ネガティブな状況を説明するオペレータの発話>
(種別5) カスタマネガティブ状況 <ネガティブな状況を説明するカスタマの発話>
(種別6) オペレータネガティブ緩衝 <ネガティブな事情を和らげる表現を用いたオペレータの発話>
(種別7) カスタマポジティブ評価 <カスタマがポジティブな表現を用いて評価している発話>
(種別8) カスタマネガティブ評価 <カスタマがネガティブな表現を用いて評価している発話>
(種別9) 用件把握 <用件についてのカスタマ、及び、オペレータによる発話>
図6に示す発話区間分類部104は、発話区間・発話種別DB23から発話区間・発話種別データを取得し、発話区間推定部102により推定された発話区間を、発話種別推定部103により推定された各発話の発話種別、及び、発話区間分類ルール32を用いて分類する。発話区間分類ルール32は、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めたものである。発話区間分類ルール32は、発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係に基づいて、発話区間を分類する。なお、発話区間分類処理では、発話テキストから推定された1つ以上の発話種別があればよく、発話区間に含まれる発話テキスト自体は処理には不要である。
具体的に、発話区間分類ルール32は、発話区間に、カスタマがポジティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別(種別7)、又は、カスタマがネガティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別(種別8)が含まれる場合、発話区間を、カスタマが不満又は要望を述べている部分(つまり、「お客様の声」)を含む区間として分類する。これにより、「お客様の声」を正確に把握、収集することができる。
また、発話区間分類ルール32は、発話区間に、カスタマ及びオペレータによる用件についての発話を示す発話種別(種別9)が含まれ、かつ、当該発話種別(種別9)の付いた発話に、カスタマによるオペレータに対する質問の発話を示す発話種別(種別1)、カスタマがオペレータに対して依頼又は要望を表現する発話を示す発話種別(種別3)、カスタマがオペレータの質問に回答又は説明する発話を示す発話種別(種別2)、及び、ネガティブな状況を説明するカスタマの発話を示す発話種別(種別5)の何れかの種別が付いている場合、発話区間を、カスタマが不満又は要望を述べている部分(つまり、「お客様の声」)を含む区間として分類する。これにより、上記と同様に、「お客様の声」を正確に把握、収集することができる。
また、発話区間分類ルール32は、発話区間に、ネガティブな状況を説明するオペレータの発話を示す発話種別(種別4)、又は、ネガティブな事情を和らげる表現を用いたオペレータの発話を示す発話種別(種別6)が含まれ、かつ、当該発話種別(種別4又は種別6)の付いた発話の後、2発話以内に、カスタマによるオペレータに対する質問の発話を示す発話種別(種別1)、及び、カスタマがオペレータに対して依頼又は要望を表現する発話を示す発話種別(種別3)の何れかの種別が含まれる場合、発話区間を、カスタマが不満又は要望を述べている部分(つまり、「お客様の声」)を含む区間として分類する。これにより、上記と同様に、「お客様の声」を正確に把握、収集することができる。
図6に示す出力部105は、発話区間分類部104により分類された分類結果データを取得し、取得した分類結果データを分類結果DB24に格納する。
次に、図7を参照して、第1の実施形態に係る発話区間分類装置10の作用について説明する。
図7は、第1の実施形態に係る発話区間分類プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。発話区間分類プログラムによる処理は、発話区間分類装置10のCPU11が、ROM12又はストレージ14に記憶されている発話区間分類プログラムをRAM13に書き込んで実行することにより、実現される。
図7のステップS101では、CPU11が、発話DB20から発話データの入力を受け付け、受け付けた発話データを変換して得られた発話テキストデータを発話テキストDB21に格納する。
ステップS102では、CPU11が、発話テキストDB21から発話テキストデータを取得し、取得した発話テキストデータに対応する発話区間を、発話区間推定モデル30を用いて推定し、得られた発話区間データを発話区間DB22に格納する。
ステップS103では、CPU11が、発話区間DB22から発話区間データを取得し、取得した発話区間データに含まれる各発話に対応する発話種別を、発話種別推定モデル31を用いて推定し、得られた発話区間・発話種別データを発話区間・発話種別DB23に格納する。
ステップS104では、CPU11が、発話区間・発話種別DB23から発話区間・発話種別データを取得し、ステップS102で推定した発話区間を、ステップS103で推定した各発話の発話種別、及び、発話区間分類ルール32を用いて分類する。この発話区間分類処理の具体例について図8を参照して説明する。
図8は、第1の実施形態に係る発話区間分類処理の流れの一例を示すフローチャートであり、発話区間分類ルール32の一例を示している。
ステップS111では、CPU11が、発話区間・発話種別DB23から発話区間・発話種別データを取得する。なお、上述したように、発話区間分類処理では、発話テキストから推定された1つ以上の発話種別があればよく、発話区間に含まれる発話テキスト自体は不要である。
ステップS112では、CPU11が、ステップS111で取得した発話区間・発話種別データから特定される発話種別の中に、上述の「種別1」~「種別9」のラベルのうち、「種別7:カスタマポジティブ評価」又は「種別8:カスタマネガティブ評価」が含まれるか否かを判定する。「種別7:カスタマポジティブ評価」又は「種別8:カスタマネガティブ評価」が含まれると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS117に移行し、「種別7:カスタマポジティブ評価」又は「種別8:カスタマネガティブ評価」が含まれないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS113に移行する。
ステップS113では、CPU11が、発話種別の中に、「種別9:用件把握」が含まれるか否かを判定する。「種別9:用件把握」が含まれると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS114に移行し、「種別9:用件把握」が含まれないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS115に移行する。
ステップS114では、CPU11が、「種別9:用件把握」が付いた発話に、「種別1:カスタマ質問」、「種別3:カスタマ依頼・要望」、「種別2:カスタマ説明・回答」、及び「種別5:カスタマネガティブ状況」の何れかの種別も付いているか否かを判定する。何れかの種別が付いていると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS117に移行し、何れかの種別が付いていないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS118に移行する。
ステップS115では、CPU11が、発話種別の中に、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が含まれるか否かを判定する。「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が含まれると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS116に移行し、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が含まれないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS118に移行する。
ステップS116では、CPU11が、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が付いた発話の後、2発話以内に「種別1:カスタマ質問」及び「種別3:カスタマ依頼・要望」の何れかの種別が含まれるか否かを判定する。何れかの種別が含まれると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS117に移行し、何れかの種別が含まれないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS118に移行する。
ステップS117では、発話区間・発話種別データにより特定される発話区間を、「お客様の声」に分類し、図7のステップS105にリターンする。
ステップS118では、発話区間・発話種別データにより特定される発話区間を、「お客様の声ではない」に分類し、図7のステップS105にリターンする。
図7のステップS105に戻り、CPU11が、ステップS104で発話区間を分類して得られた分類結果データを分類結果DB24に出力し、本発話区間分類プログラムによる一連の処理を終了する。
図9は、第1の実施形態に係る発話区間分類結果の一例を示す図である。図9に示す発話区間分類結果は、上述の図8に示す発話区間分類ルール32によって分類された分類結果を示している。
図9に示す発話区間W1の場合、第一話者の発話の発話種別が「種別4:オペレータネガティブ状況」と推定され、第二話者の発話の発話種別が「種別2:カスタマ説明・回答」と推定される。次に、第一話者の発話の発話種別が「オペレータ説明・回答」と推定され、第二話者の発話の発話種別が「種別2:カスタマ説明・回答」と推定される。
この場合、分類例に示すように、発話区間W1の中に、「種別7:カスタマポジティブ評価」又は「種別8:カスタマネガティブ評価」が含まれるか否かを判定する。ここでは、「NO」である。次に、発話区間W1の中に、「種別9:用件把握」が含まれるか否かを判定する。ここでは、「NO」である。次に、発話区間W1の中に、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が含まれるか否かを判定する。ここでは、「YES」である。次に、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が付いた発話の後、2発話以内に「種別1:カスタマ質問」及び「種別3:カスタマ依頼・要望」の何れかの種別が含まれるか否かを判定する。ここでは、「NO」である。
この場合、分類結果に示すように、発話区間W1は、「お客様の声ではない」に分類される。
図9に示す発話区間W2の場合、第一話者の発話の発話種別が「種別4:オペレータネガティブ状況」と推定され、第二話者の発話の発話種別が「種別2:カスタマ説明・回答」と推定される。次に、第一話者の発話の発話種別が「オペレータ説明・回答」と推定され、第二話者の発話の発話種別が「種別1:カスタマ質問」と推定される。
この場合、分類例に示すように、発話区間W2の中に、「種別7:カスタマポジティブ評価」又は「種別8:カスタマネガティブ評価」が含まれるか否かを判定する。ここでは、「NO」である。次に、発話区間W2の中に、「種別9:用件把握」が含まれるか否かを判定する。ここでは、「NO」である。次に、発話区間W2の中に、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が含まれるか否かを判定する。ここでは、「YES」である。次に、「種別4:オペレータネガティブ状況」又は「種別6:オペレータネガティブ緩衝」が付いた発話の後、2発話以内に「種別1:カスタマ質問」及び「種別3:カスタマ依頼・要望」の何れかの種別が含まれるか否かを判定する。ここでは、「YES」である。
この場合、分類結果に示すように、発話区間W2は、「お客様の声」に分類される。
このように本実施形態によれば、入力された発話データを変換して得られた発話テキストデータから、発話区間を推定し、発話区間に含まれる各発話の発話種別を推定し、得られた発話種別、及び発話区間分類ルールを利用して発話区間の分類が実行される。これにより、「お客様の声」の分析に必要な発話区間を正確に分類することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係る発話区間分類装置は、上記第1の実施形態と同様に、発話区間に含まれる発話全体を分類器にかけて発話区間を分類する従来の手法に対して特定の改善を提供するものであり、対話に含まれる発話区間を分類する技術分野の向上を示すものである。
本実施形態では、発話区間分類処理の別の例として、オペレータが営業トークを行っている発話区間について、その発話種別を用いて分類する場合について説明する。
コンタクトセンタにおいては、オペレータの応対品質向上、新人オペレータの効率的な教育などを目的として、優良なオペレータとはどのような話の流れで対話を行っているか、優良でないオペレータとの違いは何か、といったことについて関心が高まっている。オペレータが営業対話を行う際に、冒頭では顧客のニーズが不明なため、「なにかお困りのことはございませんか。」など、漠然としたヒアリングを行い、顧客のニーズが具体的に見えてきた段階で、具体的な内容、テーマについてヒアリングを行うことが想定される。また、終盤においても「ほかに何かお困りごとはございませんか。」など、終盤特有のヒアリングを行うことが想定される。すなわち、一連の営業対話の中で、冒頭でのニーズのヒアリングの仕方と、対話の中盤、及び終盤でのヒアリングの仕方とは異なっている。そこで、発話区間の分類の対象として、特定の話題又はテーマに絞らない対話を行っている区間である「オープン型営業区間」、特定の話題又はテーマに関する対話を行っている区間である「テーマ型営業区間」、他の話題又はテーマの有無を確認する区間である「エンド型営業区間」という3種類に分類することが考えられる。この3種類の分類は、もう少し具体化すると、特定のサービス又は話題に言及せず、漠然とニーズを尋ねるような対話を行っている区間である「オープン型営業区間」、特定のサービス又は話題について、具体的に営業トークを行っている区間である「テーマ型営業区間」、特定のサービス又は話題に関する対話のクロージングを感じさせる対話や、他のニーズの有無を確認するような対話を行っている区間である「エンド型営業区間」という3種類に分類することが考えられる。
第2の実施形態に係る発話区間分類装置(以下、発話区間分類装置10Aという。)の構成要素は、上記第1の実施形態に係る発話区間分類装置10の構成要素と同じである。つまり、発話区間分類装置10Aは、機能構成として、上述の文入力部101、発話区間推定部102、発話種別推定部103、発話区間分類部104、及び出力部105を備えている。なお、文入力部101、発話区間推定部102、及び出力部105についての繰り返しの説明は省略する。
発話種別推定部103は、上述の図5に示すように、発話区間データが入力されると、発話種別推定モデル31を用いて発話区間に含まれる各発話の発話種別を推定し、得られた発話区間・発話種別データを発話区間・発話種別DB23に格納する。発話種別推定モデル31は、発話区間データを入力とし、発話区間・発話種別データを出力する学習済みモデルである。発話種別としては、例えば、以下のラベル(種別11~種別16)を定義する。これらのラベルの付いた学習用データを用いて機械学習することによって、これらの発話種別を分類するモデルを予め生成しておく。この発話種別推定モデル31を利用して、入力された発話区間に対して発話種別を推定する。なお、オープン質問とは、主に対話の冒頭で行う、ニーズを尋ねる質問のことである。例えば、「何かお探しのものはございますか。」などの、特定のサービス又は話題に言及せず、漠然とニーズを尋ねるような質問である。テーマ質問とは、主に対話の中盤で行う、特定の話題又はテーマに関する質問のことである。テーマ質問とは、特定のサービス又は話題について、具体的にニーズヒアリングを行っている質問など、オープン質問、エンド質問以外の質問である。エンド質問とは、主に対話の終盤で行う、他の話題又はテーマの有無を確認する質問のことである。エンド質問は、特定の話題に関する対話の終了を感じさせつつ、漠然と他のニーズの有無を尋ねるような質問である。
(種別11)オペレータニーズヒアリング・オープン質問
(種別12)オペレータニーズヒアリング・テーマ質問
(種別13)オペレータニーズヒアリング・エンド質問
(種別14)オペレータ提案
(種別15)オペレータ回答
(種別16)カスタマ回答
発話区間分類部104は、上述の図6に示すように、発話区間・発話種別DB23から発話区間・発話種別データを取得し、発話区間推定部102により推定された発話区間を、発話種別推定部103により推定された各発話の発話種別、及び、発話区間分類ルール32を用いて分類する。
具体的に、発話区間分類ルール32は、発話区間に、カスタマのニーズのヒアリングを行うオペレータの発話を示す発話種別(以下、「ニーズヒアリング発話」ともいう。)を含み、かつ、当該発話区間内の最初のニーズのヒアリングの発話種別がオープン質問(種別11)である場合、発話区間を、オープン型営業区間として分類する。また、発話区間に「ニーズヒアリング発話」を含み、かつ、当該発話区間内の最初のニーズのヒアリングの発話種別がテーマ質問(種別12)である場合、発話区間を、テーマ型営業区間として分類する。また、発話区間に「ニーズヒアリング発話」を含み、かつ、当該発話区間内の最初のニーズのヒアリングの発話種別がエンド質問(種別13)である場合、発話区間を、エンド型営業区間として分類する。これにより、オペレータの営業トークを含む発話区間をその内容に応じて正確に把握、収集することができる。
次に、図10を参照して、第2の実施形態に係る発話区間分類処理について説明する。なお、発話区間分類処理では、上述したように、発話テキストから推定された1つ以上の発話種別があればよく、発話区間に含まれる発話テキスト自体は処理には不要である。
図10は、第2の実施形態に係る発話区間分類処理の流れの一例を示すフローチャートであり、発話区間分類ルール32の別の例を示している。
ステップS121では、CPU11が、発話区間・発話種別DB23から発話区間・発話種別データを取得する。
ステップS122では、CPU11が、ステップS121で取得した発話区間・発話種別データから特定される発話種別の中に、上述の「種別11」~「種別16」のラベルのうち、「ニーズヒアリング発話」が含まれるか否かを判定する。「ニーズヒアリング発話」が含まれると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS123に移行し、「ニーズヒアリング発話」が含まれないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS126に移行する。
ステップS123では、CPU11が、発話区間内の最初のニーズヒアリング発話の発話種別を判定する。「種別11:オペレータニーズヒアリング・オープン質問」であると判定した場合、ステップS124に移行し、「種別12:オペレータニーズヒアリング・テーマ質問」であると判定した場合、ステップS125に移行し、「種別13:オペレータニーズヒアリング・エンド質問」であると判定した場合、ステップS126に移行する。
ステップS124では、CPU11が、発話区間・発話種別データにより特定される発話区間を、「オープン型営業区間」に分類し、上述の図7のステップS105にリターンする。
ステップS125では、CPU11が、発話区間・発話種別データにより特定される発話区間を、「テーマ型営業区間」に分類し、上述の図7のステップS105にリターンする。
ステップS126では、CPU11が、発話区間・発話種別データにより特定される発話区間を、「エンド型営業区間」に分類し、上述の図7のステップS105にリターンする。
図11は、第2の実施形態に係る発話区間分類結果の一例を示す図である。図11に示す発話区間分類結果は、上述の図10に示す発話区間分類ルール32によって分類された分類結果を示している。
図11に示す発話区間W11の場合、オペレータの発話の発話種別が「種別11:オペレータニーズヒアリング・オープン質問」と推定され、カスタマの発話の発話種別が「種別16:カスタマ回答」と推定され、オペレータの発話の発話種別が「種別15:オペレータ回答」と推定される。
この場合、分類結果に示すように、発話区間W11は、「オープン型営業区間」に分類される。
図11に示す発話区間W12の場合、オペレータの発話の発話種別が「種別12:オペレータニーズヒアリング・テーマ質問」と推定され、カスタマの発話の発話種別が「種別16:カスタマ回答」と推定され、オペレータの発話の発話種別が「種別14:オペレータ提案」と推定される。
この場合、分類結果に示すように、発話区間W12は、「テーマ型営業区間」に分類される。
図11に示す発話区間W13の場合、オペレータの発話の発話種別が「種別13:オペレータニーズヒアリング・エンド質問」と推定され、カスタマの発話の発話種別が「種別16:カスタマ回答」と推定される。
この場合、分類結果に示すように、発話区間W13は、「エンド型営業区間」に分類される。
このように本実施形態によれば、入力された発話データを変換して得られた発話テキストデータから、発話区間を推定し、発話区間に含まれる各発話の発話種別を推定し、得られた発話種別、及び発話区間分類ルールを利用して発話区間の分類が実行される。これにより、コンタクトセンタにおける優良応対の分析などに有用な、営業区間の分類を正確に行うことができる。
以上により、従来正確な分類が困難であった場合においても、発話区間に含まれるそれぞれの発話について発話種別を推定し、推定された発話種別を、分類の目的に応じて選択的に利用することにより、発話区間を正確に分類することが可能となる。
なお、発話区間の推定方法については、上記に述べた以外にも、以下に示す何れかの方法で発話区間を推定してもよい。
(方法1)予め定められたN個(Nは2以上)の発話をまとめて1つの発話区間とする。
(方法2)入力された1つの発話テキストデータ、すなわち、1つの発話を1つの発話区間とする。
上記実施形態でCPU11が発話区間分類プログラムを読み込んで実行した発話区間分類処理を、CPU11以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、発話区間分類処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態では、発話区間分類プログラムがROM12又はストレージ14に予め記憶(「インストール」ともいう)されている態様を説明したが、これに限定されない。発話区間分類プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記憶媒体に記憶された形態で提供されてもよい。また、発話区間分類プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、及び技術規格は、個々の文献、特許出願、及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記項1)
メモリと、
前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと、
を含み、
前記プロセッサは、
2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、
前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、
前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する
ように構成されている発話区間分類装置。
(付記項2)
発話区間分類処理を実行するようにコンピュータによって実行可能なプログラムを記憶した非一時的記憶媒体であって、
前記発話区間分類処理は、
2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、
前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、
前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する
非一時的記憶媒体。
10 発話区間分類装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 ストレージ
15 入力部
16 表示部
17 通信I/F
18 バス
20 発話DB
21 発話テキストDB
22 発話区間DB
23 発話区間・発話種別DB
24 分類結果DB
30 発話区間推定モデル
31 発話種別推定モデル
32 発話区間分類ルール
101 文入力部
102 発話区間推定部
103 発話種別推定部
104 発話区間分類部
105 出力部

Claims (8)

  1. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定する発話区間推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定する発話種別推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間を、前記発話種別推定部により推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する発話区間分類部と、
    を備え
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客がポジティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別、又は、前記顧客がネガティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別が含まれる場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類する
    発話区間分類装置。
  2. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定する発話区間推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定する発話種別推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間を、前記発話種別推定部により推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する発話区間分類部と、
    を備え、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客及び前記オペレータによる用件についての発話を示す発話種別が含まれ、かつ、当該発話種別の付いた発話に、前記顧客による前記オペレータに対する質問の発話を示す発話種別、前記顧客が前記オペレータに対して依頼又は要望を表現する発話を示す発話種別、前記顧客が前記オペレータの質問に回答又は説明する発話を示す発話種別、及び、ネガティブな状況を説明する前記顧客の発話を示す発話種別の何れかの種別が付いている場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類す
    話区間分類装置。
  3. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定する発話区間推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定する発話種別推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間を、前記発話種別推定部により推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する発話区間分類部と、
    を備え、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、ネガティブな状況を説明する前記オペレータの発話を示す発話種別、又は、ネガティブな事情を和らげる表現を用いた前記オペレータの発話を示す発話種別が含まれ、かつ、当該発話種別の付いた発話の後、2発話以内に、前記顧客による前記オペレータに対する質問の発話を示す発話種別、及び、前記顧客が前記オペレータに対して依頼又は要望を表現する発話を示す発話種別の何れかの種別が含まれる場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類す
    話区間分類装置。
  4. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定する発話区間推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定する発話種別推定部と、
    前記発話区間推定部により推定された発話区間を、前記発話種別推定部により推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類する発話区間分類部と、
    を備え、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客のニーズのヒアリングを行う前記オペレータの発話を示す発話種別を含み、かつ、当該発話区間内の最初のニーズのヒアリングの発話種別がオープン質問である場合、前記発話区間を、オープン型営業区間として分類し、
    前記発話区間に、前記顧客のニーズのヒアリングを行う前記オペレータの発話を示す発話種別を含み、かつ、当該発話区間内の最初のニーズのヒアリングの発話種別がテーマ質問である場合、前記発話区間を、テーマ型営業区間として分類し、
    前記発話区間に、前記顧客のニーズのヒアリングを行う前記オペレータの発話を示す発話種別を含み、かつ、当該発話区間内の最初のニーズのヒアリングの発話種別がエンド質問である場合、前記発話区間を、エンド型営業区間として分類す
    話区間分類装置。
  5. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、
    前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、
    前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類し、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客がポジティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別、又は、前記顧客がネガティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別が含まれる場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類する処理を、
    コンピュータが実行する発話区間分類方法。
  6. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、
    前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、
    前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類し、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客及び前記オペレータによる用件についての発話を示す発話種別が含まれ、かつ、当該発話種別の付いた発話に、前記顧客による前記オペレータに対する質問の発話を示す発話種別、前記顧客が前記オペレータに対して依頼又は要望を表現する発話を示す発話種別、前記顧客が前記オペレータの質問に回答又は説明する発話を示す発話種別、及び、ネガティブな状況を説明する前記顧客の発話を示す発話種別の何れかの種別が付いている場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類する処理を、
    コンピュータが実行する発話区間分類方法。
  7. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、
    前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、
    前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類し、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客がポジティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別、又は、前記顧客がネガティブな表現を用いて評価する発話を示す発話種別が含まれる場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類する処理を、
    コンピュータに実行させるための発話区間分類プログラム。
  8. 2名以上の発話を含む発話テキストデータから発話区間を推定し、
    前記推定された発話区間に含まれる各発話についての発話種別を推定し、
    前記推定された発話区間を、前記推定された各発話の発話種別、及び、発話種別に基づき発話区間を分類するルールとして予め定めた発話区間分類ルールを用いて分類し、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に特定の発話種別が含まれるか否か、又は、前記発話区間に含まれる複数の発話種別の組み合わせ及び順序関係が定められ、
    前記発話テキストデータは、オペレータの発話と顧客の発話とを含み、
    前記発話区間分類ルールは、前記発話区間に、前記顧客及び前記オペレータによる用件についての発話を示す発話種別が含まれ、かつ、当該発話種別の付いた発話に、前記顧客による前記オペレータに対する質問の発話を示す発話種別、前記顧客が前記オペレータに対して依頼又は要望を表現する発話を示す発話種別、前記顧客が前記オペレータの質問に回答又は説明する発話を示す発話種別、及び、ネガティブな状況を説明する前記顧客の発話を示す発話種別の何れかの種別が付いている場合、前記発話区間を、顧客の不満又は要望を含む区間として分類する処理を、
    コンピュータに実行させるための発話区間分類プログラム。
JP2023564723A 2021-12-03 2021-12-03 発話区間分類装置、発話区間分類方法、及び発話区間分類プログラム Active JP7754196B2 (ja)

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