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JP7767374B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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JP7767374B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Description

本開示は、画像処理装置、画像処理装置の処理方法及びプログラムに関する。
近年、カメラ等で撮影した画像を、ニューラルネットワークを用いて高画質化する装置が提案されている。ニューラルネットワークを用いることで、ノイズ低減や超解像等の高画質化処理を従来よりも高性能かつ高速に実行することが可能となる。
特に、動画の場合は、高画質化処理をリアルタイムで実行できる性能が求められている。動画のリアルタイム性能を実現する方法として、再帰的ニューラルネットワーク(recurrent newral network、以下RNNと称す)が広く用いられている。
RNNは、RNNからの出力結果、即ち履歴情報を再帰的にRNNに入力する構造を特徴とする。この特徴により、単一のニューラルネットワークで任意の長さの時系列データに対する処理を行うことが可能となる。
また、RNNは、再帰的な構造を持つので、時系列分のニューラルネットワークを用意する必要がなくなり、ニューラルネットワークのサイズ低減が可能となる。これにより、処理の高速化、即ちリアルタイム処理が実現できる。
特許文献1には、RNNを用いることで、レイテンシーが小さくかつ低コストで実現できる画像処理装置が開示されている。
特許文献2には、処理が停止してから再開する際に、履歴生成処理にて得られた履歴を取り出し、取り出された履歴中の入力情報が未だに有効か無効かを判定し、無効であれば履歴中の入力情報を使わない装置が開示されている。
特開2021-149333号公報 特開2006-3743号公報
RNNのようなニューラルネットワークは、高画質化のような複雑な処理を高性能かつ高速に実行できる一方で、演算量が多くなる傾向がある。演算量が多くなると、装置の消費電力も多くなる。
近年、車両、船舶、航空機、ドローン等の移動体に、カメラ等で撮影した画像を処理するためのエッジデバイスが搭載されている。このようなエッジデバイスは、バッテリーや発電機等の燃料を節約するため、省電力化が求められている。
省電力化を実現するには、必要のないときは装置の機能を一時的にオフにし、必要な時に即座に装置の機能をオンにできることが求められる。
ここで、処理にRNNを用いる場合、RNNは前回の出力結果、即ち履歴情報を再帰的にRNNに入力する構造を持つ。従って、RNNの性能を十分に発揮するには、RNNに継続的に画像等を入力する必要がある。
しかし、省電力等の理由でRNNの動作を停止させると、履歴情報が古いままとなるため、RNNの実行再開時にRNNの性能を十分に発揮できないという課題が生じる。
特に、監視カメラに多い低フレームレートでの動画では、処理間隔が長くなるため、RNNの実行再開時に性能を発揮できない時間が長くなる。これにより、例えば、画面のちらつきや、高速で移動する監視対象(走っている人や車両等)の見逃しが発生し得る。
一方で、画面のちらつきや監視対象の見逃しを避けるためにRNNの処理を常時稼働させていると、消費電力が常に大きい状態になるので、バッテリーや発電機等の環境で長時間使うことができなくなる。
特許文献2の方法では、履歴情報を消去することはできても、処理の再開時に有効な履歴情報が無い状態となるため、処理の再開後に即座に性能を発揮できないという課題がある。
本開示の目的は、情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報が無効である場合に、適切な処理を行えるようにすることである。
画像処理装置は、情報処理部と、出力部とを有し、前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、前記出力部は、前記情報処理済み画像を出力し、前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、前記出力部は、前記情報処理済み画像を出力し、前記情報処理部が停止状態である場合には、前記出力部は、入力画像を出力する。
本開示によれば、情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報が無効である場合に、適切な処理を行うことができる。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置の機能構成の一例を示す図である。 画像処理装置の処理の流れの一例を示す図である。 情報処理部の処理の一例を示す図である。 ニューラルネットワークを使用した場合の一例を示す図である。 画像処理装置の処理の流れの別の一例を示す図である。 ニューラルネットワークを使用した場合の一例を示す図である。 ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
以下、好ましい実施形態を、図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の実施形態における構成は一例にすぎず、これらの構成に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。画像処理装置10は、ハードウェア構成として、制御装置11、記憶装置12、演算装置13、入力装置14、出力装置15、及びI/F装置16を有している。
制御装置11は、画像処理装置10の全体を制御する。記憶装置12は、制御装置11の動作に必要なプログラム及びデータを保持する。演算装置13は、制御装置11からの制御に基づき、必要な演算処理を実行する。
入力装置14は、ヒューマンインターフェースデバイス等であり、ユーザーの操作を画像処理装置10に入力する。出力装置15は、ディスプレイ等であり、画像処理装置10の処理結果等をユーザーに提示する。
I/F装置16は、ユニバーサルシリアルバス、イーサネット、光ケーブル等の有線インターフェース、Wi-Fi、Bluetooth等の無線インターフェースである。また、I/F装置16は、カメラ等を接続して撮影画像を画像処理装置10に入力する、画像処理装置10で得られた処理結果を外部に送信する、画像処理装置10の動作に必要なプログラムやデータ等を画像処理装置10に入力する等の機能を有する。カメラは、ビデオカメラ又は防犯カメラ等である。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置10の機能構成例を示す図である。画像処理装置10は、機能構成として、画像取得部201、入力画像保持部202、履歴情報保持部203、情報処理部204、及び出力部205を有している。
画像取得部201は、画像処理装置10による画像処理の対象となる画像を、入力画像として取得する。
入力画像保持部202は、画像取得部201が取得した入力画像を保持する。履歴情報保持部203は、履歴情報を保持する。
情報処理部204は、入力画像保持部202が保持している入力画像、及び、履歴情報保持部203が保持している履歴情報を用いて、情報処理を実行し、情報処理済み画像、及び更新された履歴情報を生成する。
情報処理部204の実行前に、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が無効であると判定された場合には、履歴情報保持部203は、入力画像保持部202が保持している入力画像から履歴情報を再生成し、新たな履歴情報として保持する。
ここで、再生成とは、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が無効であると判定された時点で、履歴情報保持部203が保持している無効な履歴情報を破棄し、入力画像保持部202が保持している入力画像から、履歴情報のみを再生成することを指す。
履歴情報保持部203は、情報処理部204が生成した更新された履歴情報を受け取り、新たな履歴情報として保持する。
出力部205は、情報処理部204が稼働状態である場合には、情報処理部204が生成した情報処理済み画像を出力し、情報処理部204が停止状態である場合には、入力画像保持部202が保持している入力画像を出力する。
図3(a)は、本実施形態に係る画像処理装置10の処理方法の例を示すフローチャートである。
ステップS101では、画像取得部201は、画像処理装置10による画像処理の対象となる画像を、入力画像として取得する。ここで、入力画像とは、例えば、ストリーミング、動画ファイル、又はフレーム毎に保存された一連の画像ファイル、メディアに保存された動画又は画像等である。
画像取得部201は、CMOSセンサ、CCDセンサ、SPADセンサ等の固体撮像素子、あるいはこれらの固体撮像素子を搭載するカメラ等から入力画像を取得してもよいし、ハードディスクやSSD等の記憶装置及び記録メディア等から入力画像を取得してもよい。入力画像を取得する素子、カメラ、記憶装置、記録メディア等は、1台だけでもよいし、複数台あってもよい。
ステップS102では、入力画像保持部202は、画像取得部201が取得した入力画像を保持する。入力画像保持部202は、最新の画像を1枚だけ保持してもよいし、時系列順に複数枚の画像を保持してもよい。
また、入力画像保持部202は、保持できる画像の枚数に上限を設けて、上限を越えた場合には、古い画像から順に破棄するようにしてもよい。情報処理部204が情報処理を実行する際に複数枚の画像を必要とする場合には、上記の上限を、情報処理部204が必要とする画像枚数としてもよい。
また、上記の上限を、画像取得部201が取得した入力画像の入力画像保持部202への書き込みと、情報処理部204による入力画像の入力画像保持部202からの読み取りが競合しないよう、余裕を持たせた画像枚数に設定してもよい。
例えば、画像取得部201が取得した入力画像の入力画像保持部202への書き込みが1枚であり、情報処理部204が情報処理を実行する際に3枚の画像を必要とする場合には、入力画像保持部202は、少なくとも4枚の画像を保持するようにすればよい。
さらに、後続の処理が遅れた際に、処理落ちを防ぐ目的で、保持できる画像の枚数の上限を追加で増やしてもよい。例えば、動画像において20フレームまでの処理落ちを許容する場合には、入力画像保持部202は、追加で20フレーム分を保存するようにしてもよい。
入力画像保持部202は、ステップS107で履歴情報を再生成する際に必要な分だけ追加で画像を保持してもよい。例えば、入力画像保持部202は、ステップS107で履歴情報を再生成する際に連続した3フレーム分の画像が必要であれば、追加で3フレーム分を保存するようにしてもよい。その場合、入力画像保持部202には、少なくとも情報処理部204の履歴情報の再生成に必要な数の入力画像が保持されている。
ステップS105からS108までの処理にレイテンシーがある場合には、入力画像保持部202は、レイテンシーの分だけ追加で画像を保持してもよい。例えば、レイテンシーが3フレーム分である場合は、入力画像保持部202は、3フレーム前の画像を1枚だけ保持しておいてもよいし、追加で3フレーム分を保存するようにしてもよい。その場合、入力画像保持部202には、少なくとも情報処理部204のレイテンシーの数の入力画像が保持されている。
入力画像保持部202は、画像取得部201が取得した入力画像に加えて、その入力画像を一意に識別するための識別子を同時に保存することが好ましい。ここで、識別子としては、例えば、撮影時刻等が挙げられる。
識別子は、入力画像の時系列的な順序を表すものであることがより好ましい。そのような識別子の例として、フレーム番号や通し番号等が挙げられる。ここで、フレーム番号及び通し番号は、例えば、固体撮像素子を搭載するカメラ、ハードディスクやSSD等の記憶装置、及び記録メディア等から取得してもよいし、入力画像保持部202の内部で、時刻を付与したり、一意な番号を生成したりしてもよい。
ステップS103では、画像処理装置10は、情報処理部204の状態を判定する。ここで、情報処理部204の状態とは、情報処理部204が停止状態であるか、又は情報処理部204が稼働状態であるかの、いずれかである。
情報処理部204が停止状態であるとは、情報処理部204が新たな処理を開始できない状態であり、情報処理部204が稼働状態であるとは、情報処理部204が新たな処理を開始できる状態である。
情報処理部204が処理待ち状態である、例えば、初期化待ちや、オプション変更等による再設定待ち、情報処理の完了待ち等である場合も、情報処理部204は新たな処理を開始できないので、停止状態であるとみなす。
情報処理部204の処理を飛ばす、即ち、入力画像に対して情報処理を行わずに、入力画像をそのまま出力する等である場合も、情報処理部204は入力画像が供給されないため新たな処理を開始できないので、停止状態であるとみなす。
上記の判定の結果、情報処理部204が停止状態の場合には、ステップS104に進み、情報処理部204が稼働状態の場合には、ステップS105に進む。
ステップS104では、出力部205は、入力画像保持部202が保持している入力画像を出力する。
ここで、入力画像保持部202が保持している入力画像が1枚の場合には、出力部205は、その入力画像を出力する。入力画像保持部202が保持している入力画像が2枚以上の場合には、出力部205は、入力画像保持部202が保持している入力画像のうち、いずれか1枚の画像を出力する。
上記のいずれか1枚の画像は、例えば、入力画像保持部202が保持している入力画像のうち、時系列的に最も古い画像を出力する方法が挙げられる。
また、ステップS105からS108までの処理にレイテンシーがある場合には、出力部205は、そのレイテンシーに合わせて、レイテンシーの分だけ過去の画像を、入力画像保持部202から取得して出力してもよい。
ステップS104の処理のレイテンシーを、ステップS105以降の処理のレイテンシーと合わせることで、動画像処理においてステップS103で処理が切り替わる際に、フレームが抜けたり飛んだりといった不都合を防止できる。
出力部205は、出力した画像に識別子が付与されている場合には、識別子を画像と同時に出力してもよい。
ステップS105では、履歴情報保持部203は、保持している履歴情報が有効又は無効であるかを判定し、履歴情報が有効である場合にはステップS106に進み、履歴情報が無効である場合にはステップS107に進む。
ステップS105の後段にあるステップS106では、情報処理部204は、入力画像保持部202が保持している入力画像、及び、履歴情報保持部203が保持している履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像、及び更新された履歴情報を生成する。
ステップS106の時点で、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が、情報処理部204で想定されたよりも時系列的に古いものである場合、情報処理部204の処理が想定通りに行われず、処理精度の低下や、出力異常、出力欠損等が生じ得る。
そこで、ステップS105では、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が、情報処理部204で想定されたよりも時系列的に古いものかどうかを判定して履歴情報の有効又は無効を判定し、判定結果に基づいて以降の処理を分岐させる。
上記の判定は、履歴情報が、情報処理部204で想定されたよりも時系列的に古いものである場合には、保持している履歴情報が無効であると判定し、そうでない場合には有効と判定する。
例えば、図4(a)の例において、情報処理部204が、現在のフレームNの画像401を入力画像とし、直前のフレームN-1の履歴情報402を用いるように設計されているとする。
図4(a)では、情報処理部204に、フレームNの画像401とフレームN-1の履歴情報402が入力されているので、現在のフレームNの画像の処理結果403及びフレームNの履歴情報404が生成される。
ここで、フレーム番号は、入力画像保持部202が保持している入力画像に、識別子として付与されていることを想定している。
図4(b)は、フレームN-10までは情報処理部204を稼働させ、その直後に情報処理部204を停止状態にし、フレームNの処理の際に再び稼働状態にした例である。
図4(b)では、情報処理部204に、入力画像としてはフレームNの画像401が入力されているが、履歴情報としては、前回実行時のフレームN-10の履歴情報405が入力されている。
情報処理部204は、図4(a)に示すように、フレームNの画像401を入力画像とする場合、直前のフレームN-1の履歴情報402を用いるよう設計されている。
しかし、図4(b)では、情報処理部204は、フレームN-10の処理以降、フレームN-1まで停止していたので、直前のフレームN-1の履歴情報は存在しない。従って、フレームNの入力画像401に対して、本来使うはずのないフレームN-10の履歴情報405を使うと、情報処理部204は、本来の性能を発揮できず、劣化した情報処理済み画像406及び劣化したフレームNの履歴情報407を出力する。
図4(b)の場合は、履歴情報保持部203が保持しているフレームN-10の履歴情報405は、本来必要なフレームN-1よりも時系列的に古いフレームであるため、フレームN-10の履歴情報405は無効であると判定する。
一方、情報処理部204を停止状態にしなかった場合は、図4(a)に示すように、フレームNの画像401を入力画像とする時点で、履歴情報保持部203は、直前のフレームN-1の履歴情報402を保持しているので、履歴情報402は有効であると判定する。
図4(b)の例では、履歴情報が1フレーム以上遅れた場合に無効と判定したが、高フレームレートでの処理、若しくは被写体の移動速度が遅い場合には、隣り合うフレーム間の画像の変化が少ないので、履歴情報が数フレーム遅れても処理ができる可能性がある。
このような場合は、Mを1より大きい定数として、履歴情報がMフレーム以上遅れた場合には、履歴情報が古いとみなして無効と判定し、履歴情報がMフレーム未満の遅れの場合には、履歴情報が古いとはみなさず有効と判定すればよい。
即ち、履歴情報保持部203に保持されている履歴情報が有効である場合は、履歴情報保持部203に保持されている履歴情報が閾値フレーム数未満前のフレームの履歴情報である場合である。また、履歴情報保持部203に保持されている履歴情報が無効である場合は、履歴情報保持部203に保持されている履歴情報が閾値フレーム数以上前のフレームの履歴情報である場合である。
ステップS106の時点で、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が存在しない場合、情報処理部204の処理が想定通りに行われず、処理精度の低下や、出力異常、出力欠損等が生じ得る。
そこで、ステップS105では、履歴情報保持部203が履歴情報を保持していない、即ち、履歴情報が存在しない場合は、履歴情報が無効であると判定してもよい。
一方で、履歴情報保持部203が履歴情報を保持している、即ち、履歴情報が存在している場合は、例えば、前述のように履歴情報が時系列的に古いものかどうかを判定して履歴情報の有効又は無効を判定し、判定結果に基づいて以降の処理を分岐させればよい。
情報処理部204の処理を飛ばす、即ち、入力画像に対して情報処理を行わずに、入力画像をそのまま出力する等の場合、履歴情報保持部203が保持している履歴情報は更新されないので、履歴情報が時系列的に古くなる。
このような場合、履歴情報保持部203は、保持している時系列的に古くなった履歴情報を削除してもよい。
履歴情報が削除された場合、ステップS105では、履歴情報保持部203が履歴情報を保持していない、即ち、履歴情報が存在しないことになるので、履歴情報が無効であると判定する。
履歴情報保持部203は、履歴情報の更新が必要か、又は履歴情報の更新が不要かの、いずれかを表す更新フラグを保持するようにしてもよい。
履歴情報の更新が必要な場合とは、例えば、情報処理部204の処理を飛ばす等により、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が更新されず、履歴情報が時系列的に古くなった場合である。
前記更新フラグは、例えば、更新が必要な場合は真であり、更新が不要である場合は偽であるような真偽値で表すことができる。
例えは、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が更新された場合は、更新フラグを偽に設定し、履歴情報保持部203が保持している履歴情報が更新されない場合は、更新フラグを真に設定する。
この場合、ステップS105では、前記更新フラグに基づいて履歴情報の有効又は無効を判定し、判定結果に基づいて以降の処理を分岐させる。
例えば、前記更新フラグが真である場合は履歴情報が無効であると判定し、前記更新フラグが偽である場合は履歴情報が有効であると判定する。
ステップS106では、情報処理部204は、入力画像保持部202が保持している入力画像、及び、履歴情報保持部203が保持している履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像、及び更新された履歴情報を生成し、ステップS108に進む。
上記の情報処理は、既知の様々な画像処理であり、例えば、ノイズ除去、超解像、鮮鋭化、霧霞除去、又は、暗部強調等の処理が挙げられる。
入力画像に識別子が付与されている場合には、情報処理部204は、情報処理済み画像、及び更新された履歴情報に、入力画像に付与されていた識別子を付与する。
入力画像、及び情報処理済み画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。また、入力画像と情報処理済み画像の枚数は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
履歴情報、及び更新された履歴情報は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、履歴情報と更新された履歴情報の数は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、情報処理済み画像を、更新された履歴情報として扱ってもよい。この場合、情報処理部204は、更新された履歴情報を出力しなくてもよい。
履歴情報保持部203は、情報処理部204が生成した更新された履歴情報を、新たな履歴情報として保持する。
更新された履歴情報に識別子が付与されている場合には、履歴情報保持部203は、識別子を、更新された履歴情報と共に、新たな履歴情報として保持する。
情報処理を実行する方法としては、例えば、機械学習やニューラルネットワーク等が挙げられる。
機械学習の方法としては、例えば、デシジョンツリー、ランダムフォレスト、LightGBM等が挙げられる。
ニューラルネットワークとしては、例えば、畳み込みニューラルネットワーク、逆畳み込みニューラルネットワーク、及びその双方を連結したオートエンコーダー等が挙げられる。
図5は、情報処理部204の情報処理の方法にニューラルネットワーク501を使用する場合の一例を示す図である。
図5の例に示したニューラルネットワーク501において、Convは畳み込み層を、Poolingはプーリング層を、Upsampleはアップサンプリング層を、Concatは結合層を、Outputは出力層を表す。
図5の例では、入力画像保持部202が保持している入力画像502、及び、履歴情報保持部203が保持している履歴情報503を、ニューラルネットワーク501へ入力する。
ニューラルネットワーク501のConv101に入力画像502が入力され、Conv103に履歴情報503が入力されると、図5の流れに従って、演算処理が実行される。
ニューラルネットワーク501の処理が完了すると、ニューラルネットワーク501のOutPut101より情報処理済み画像504が出力され、ニューラルネットワーク501のOutPut102より更新された履歴情報505が出力される。
情報処理部204は、図5の例に示したニューラルネットワーク501を多段階で使用し、情報処理を行ってもよい。
例えば、ニューラルネットワーク501を2段階で使用する場合、第1段階において、情報処理部204は、フレームN-1の入力画像とフレームN-2の履歴情報を用いて、フレームN-1の更新された履歴情報を生成する。
引き続く第2段階において、情報処理部204は、フレームNの入力画像とフレームN-1の履歴情報を用いて、フレームNの情報処理済み画像と、フレームNの更新された履歴情報を生成する。
情報処理部204は、情報処理を再帰的ニューラルネットワーク(RNN)により実行することができる。ニューラルネットワーク501は、RNNの一例である。例えば、RNNは、前回の出力結果の履歴情報505を再帰的にRNNの今回の入力の履歴情報503として入力する。履歴情報505は、例えば、情報処理部204の情報処理済み画像である。
情報処理部204は、履歴情報として、機械学習やニューラルネットワークの中間出力を、更新された履歴情報として扱ってもよい。
例えば、図5に示したニューラルネットワーク501の例において、ニューラルネットワーク501の内部に含まれる、出力層Output1及びOutput2以外の任意の層からの出力を、前記中間出力として取り出し、更新された履歴情報として扱ってもよい。
情報処理部204は、機械学習やニューラルネットワークを多段階で使用する場合、最終段階の機械学習やニューラルネットワーク以外からの出力を、前記中間出力として取り出し、更新された履歴情報として扱ってもよい。
例えば、図5のニューラルネットワーク501を2段階で使用する場合、第1段階において、フレームN-1の入力画像とフレームN-2の履歴情報を用いて、出力層Output1又はOutput2から得られた出力を、前記中間出力として取り出し、更新された履歴情報として扱ってもよい。
ステップS107では、情報処理部204は、入力画像保持部202が保持している入力画像を基に、履歴情報を再生成し、ステップS106に進む。ここで、入力画像に識別子が付与されている場合には、情報処理部204は、再生成した履歴情報に、入力画像に付与されていた識別子を付与する。
入力画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。更新された履歴情報は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
履歴情報を再生成する方法としては、例えば、情報処理部204に入力画像保持部202が保持している入力画像、及び、仮の履歴情報を入力して情報処理を実行し、情報処理済み画像を破棄して、更新された履歴情報のみを取得する方法が挙げられる。
または、情報処理済み画像を、破棄するのではなく、更新された履歴情報として扱ってもよい。この場合、情報処理部204は、更新された履歴情報を出力しなくてもよい。
仮の履歴情報としては、例えば、ステップS107の実行時点で履歴情報保持部203が保持している最新の履歴情報を利用してもよいし、入力画像保持部202が保持している入力画像を使用してもよい。
仮の履歴情報の別の例としては、例えば、ベタ画像、パターン画像、ノイズ画像等が挙げられる。
履歴情報保持部203は、その再生成された履歴情報を、新たな履歴情報として保持する。再生成された履歴情報に識別子が付与されている場合には、履歴情報保持部203は、識別子を、再生成された履歴情報と共に、新たな履歴情報として保持する。
ステップS107における履歴情報の再生成には時間がかかることがある。このことにより、例えば、図3(a)に示した処理を一定時間間隔で行う場合、ステップS107の処理が開始されると、処理全体が一旦停止したように見えることがあり得る。
このような場合、図3(b)の例に示すように、画像処理装置10は、ステップS107の処理に並行して、ステップS104の処理を行ってもよい。即ち、画像処理装置10は、ステップS107の処理が終わって、ステップS106の処理を再開するまでは、ステップS104の処理を並行して行い、入力画像をそのまま出力してもよい。
ステップS107が実行されると、画像処理装置10が行わなければならない処理が増えることになる。ステップS107の実行によって処理時間が増大するため、処理の遅れが発生する可能性がある。
このような場合、画像処理装置10は、ステップS107の実行に伴う処理の遅れを解消するようにしてもよい。例えば、ステップS107の処理を別スレッドで行う方法や、処理フレームレートを一時的に増す方法が挙げられる。
ステップS105において、履歴情報保持部203が、保持している履歴情報が無効であると判定した場合、仮にステップS107を行わないとすると、ステップS106において、情報処理部204は無効な履歴情報を使用して情報処理を実行することとなる。
履歴情報が無効であると、情報処理部204の性能を十分に発揮することができなくなる。これにより、動画の画像処理時におけるちらつきや精度低下等が発生し、ちらつきや精度低下等による監視対象の見逃し等の不都合が発生する。
従って、情報処理部204の性能を十分に発揮するには、情報処理部204を常に稼働状態にしておき、履歴情報が常に最新の状態にあるようにしなければならない。
このため、不要な時に情報処理部204を停止状態にすることができず、画像処理装置10の消費電力を抑えることができないため、バッテリーや発電機等の環境で長時間使うことができなくなる。
一方、ステップS105において、履歴情報保持部203が、保持している履歴情報が無効であると判定し、S107の処理の後にS106が実行される場合、情報処理部204は、再生成された最新の履歴情報、即ち有効な履歴情報を用いて情報処理を実行できる。ステップS106では、情報処理部204は、入力画像及び再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、履歴情報保持部203に保持されている履歴情報を更新する。
履歴情報が有効であるので、情報処理部204の性能が十分に発揮できる。これにより、動画の画像処理時におけるちらつきや精度低下等が発生しないので、ちらつきや精度低下等による監視対象の見逃し等の不都合を防止できる。
また、履歴情報が無効の場合には、再生成された最新の履歴情報を使うようになるので、情報処理部204を常に稼働状態にしておく必要がなくなる。
このため、不要な時に情報処理部204を停止状態にして、画像処理装置10の消費電力を抑えることができるため、バッテリーや発電機等の環境でも長時間使うことが可能となる。
ステップS103において情報処理部204が停止状態と判定された場合は、図6のように、画像処理装置10は、ステップS104に並行して、ステップS109の処理を実行してもよい。
ステップS109では、履歴情報保持部203は、ステップS107と同様の処理を実行する。即ち、履歴情報保持部203は、入力画像保持部202が保持している入力画像を基に、履歴情報を再生成し、履歴情報保持部203に保持されている履歴情報を更新する。ここで、入力画像に識別子が付与されている場合には、履歴情報保持部203は、再生成した履歴情報に、入力画像に付与されていた識別子を付与する。
情報処理部204を停止状態にしたい理由の一つとして、不要な時に情報処理部204を停止状態にして、画像処理装置10の消費電力を抑えることが挙げられる。従って、ステップS109を実行する場合には、画像処理装置10は、消費電力を抑えつつ処理することが好ましい。
ステップS109の消費電力を抑える方法としては、例えば、図5の例に示したような、ステップS107の処理で使用される履歴情報の再生成方法と比較して、より軽量な方法でS109の再生成の処理を行うことが挙げられる。その場合、ステップS109による履歴情報の再生成は、ステップS107による履歴情報の再生成より軽量な方法で行われる。
軽量な方法としては、例えば、機械学習やニューラルネットワーク等が挙げられる。機械学習の方法としては、例えば、デシジョンツリー、ランダムフォレスト、LightGBM等が挙げられる。
ニューラルネットワークとしては、例えば、畳み込みニューラルネットワーク、逆畳み込みニューラルネットワーク、及びその双方を連結したオートエンコーダー等が挙げられる。
図7は、軽量な方法として、ニューラルネットワーク701を使用する場合の一例を示す図である。図7の例に示したニューラルネットワーク701において、Convは畳み込み層を、Poolingはプーリング層を、Upsampleはアップサンプリング層を、Concatは結合層を、Outputは出力層を表す。
図7の例では、入力画像保持部202が保持している入力画像702を、ニューラルネットワーク701へ入力する。
ニューラルネットワーク701のConv101に入力画像702が入力されると、図7の流れに従って、演算処理が実行される。
ニューラルネットワーク701の処理が完了すると、ニューラルネットワーク501のOutPut101より、更新された履歴情報703が出力される。
図7の例において、ニューラルネットワーク701は、図5のニューラルネットワーク501の一部を省略したものとなっているが、これに限らず、蒸留や量子化等により軽量化してもよいし、全く別の構造のニューラルネットワークを用いてもよい。
ステップS109では、履歴情報保持部203は、履歴情報の再生成をニューラルネットワーク701により実行することができる。
ステップS109の消費電力を抑える別の方法としては、例えば、画像処理装置10の演算装置13に、通常時より省電力のデバイスを用いる方法が挙げられる。その場合、ステップS109による履歴情報の再生成は、ステップS107による履歴情報の再生成より消費電力が少ないデバイスにより行われる。省電力デバイスでの実行を可能にするため、蒸留や量子化等の軽量化方法を併用してもよい。
または、バッテリーや発電機の燃料等の残量に応じて、消費電力の異なる複数の方法を選択して使用してもよい。
例えば、残量が多い場合には、計算量の多い方法で高精度に履歴情報を再生成し、残量が少なくなるにつれ、軽量化方法や、省電力デバイスの使用等に段階的に切り替えてもよい。残量がさらに少なくなった場合には、ステップS109の処理自体を止めてもよい。
情報処理部204が停止状態で、且つ、ステップS104に並行してS109の処理を実行しない場合には、履歴情報が停止した分だけ古くなっていく。
この状態で情報処理部204を稼働状態にして、ステップS105で履歴情報が無効と判定された場合には、ステップS107、S106の順で処理が実行され、ステップS107で有効な履歴情報の再生成が実行されることになる。
図6のように、ステップS104に並行してS109の処理を実行するかどうかを決定する別の方法として、ユーザーインターフェースの動作を利用したものが挙げられる。
例えば、情報処理部204を停止状態にするか、又は稼働状態にするかを、画像処理装置10の入力装置14又はI/F装置16を介したユーザーからの操作によって切り替える場合を想定する。
例として、図8(a)に示すようなユーザーインターフェースを使用する場合を考える。図8(a)の例では、画面801の中に、情報処理部204が出力した情報処理済み画像802と、情報処理部204を停止状態から稼働状態にするユーザーインターフェース803が示されている。
図8(a)において、情報処理部204が停止状態にあり、ユーザーインターフェース803をクリック等で操作することにより、情報処理部204を稼働状態にすることができるとする。
図8(b)は、ユーザーインターフェース803をクリック等で操作するため、ユーザーがカーソル804を操作してユーザーインターフェース803の上に置き、ユーザーインターフェース803にフォーカスを当てた状態を表している。
図8(b)では、ユーザーインターフェース803にフォーカスが当たっていることを表すため、図8(a)とはボタンの色を変えている。
図8(b)のユーザーからの操作により、情報処理部204を停止状態から稼働状態にするユーザーインターフェース803にフォーカスが当てられると、その後にユーザーインターフェース803に対してクリック等の操作がされ、稼働状態になる可能性が高い。
そこで、情報処理部204が停止状態にある場合、図8(b)のように、ユーザーインターフェース803にフォーカスが当てられた時点で、図6のステップS104に並行してS109の処理を開始してもよい。
図8(b)の状態で、停止状態から稼働状態にするユーザーインターフェース803に対してフォーカスが当たった後、クリック等の操作がされ、情報処理部204が停止状態から稼働状態になったとする。
ここで、ユーザーインターフェース803に対してフォーカスが当たった時点から、情報処理部204が稼働状態になるまで間に、ステップS109の処理が完了したとする。
ステップS109の処理が完了すると、履歴情報保持部203で保持する履歴情報が最新のものに更新されるので、情報処理部204が稼働状態になった際に、S105で履歴情報が有効と判定され、追加のオーバーヘッド無しでS106を即座に実行できる。
ステップS108では、出力部205は、ステップS106において情報処理部204が生成した情報処理済み画像を出力する。出力部205は、出力した画像に識別子が付与されている場合には、識別子を画像と同時に出力してもよい。
出力部205は、画像処理装置10の出力装置15を介してユーザーに処理結果を提示してもよいし、I/F装置16を介して別の端末等に処理結果を提示してもよい。
本実施形態において、情報処理として画像処理を例に挙げているが、情報処理は画像処理のみに限定されるものではない。例えば、行動認識、姿勢推定、転倒検知、追尾、流量推定等が挙げられる。
以上、本実施形態によれば、画像処理装置10は、情報処理部204のRNNの処理を一時的に停止し、再度、稼働させる際に、履歴情報が無効である場合は、適切な履歴情報を再生成することを特徴とする。この特徴により、RNNの処理の再開時に、RNNの性能を即座に発揮することが可能となるため、動画の画像処理時におけるちらつきや精度低下等が発生せず、ちらつきや精度低下等による監視対象の見逃し等を防止できる。
また、画像処理装置10は、情報処理部204のRNNの処理性能を低下させることなく処理の停止と再開ができるので、情報処理部204のRNNの処理性能を保つために常時稼働させる必要が無く、画像処理装置10の消費電力を抑えることができる。これにより、画像処理装置10は、バッテリーや発電機等の環境でも長時間使うことができる。
(その他の実施形態)
本開示は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上述の実施形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されない。すなわち、本開示はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態の開示は、以下の構成、方法及びプログラムを含む。
(構成1)
情報処理部と、
出力部とを有し、
前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、前記出力部は、前記情報処理済み画像を出力し、
前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、前記出力部は、前記情報処理済み画像を出力し、
前記情報処理部が停止状態である場合には、前記出力部は、入力画像を出力することを特徴とする画像処理装置。
(構成2)
前記履歴情報保持部に履歴情報が保持されていない場合は、履歴情報が無効であると判定することを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
(構成3)
前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が更新されなかった場合、履歴情報を削除することを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
(構成4)
前記履歴情報保持部は、履歴情報の更新が必要か、又は履歴情報の更新が不要かの、いずれかを表す更新フラグを保持し、前記更新フラグを参照して、履歴情報の更新が必要な場合は履歴情報が無効であると判定し、履歴情報の更新が不要な場合は履歴情報が有効であると判定することを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
(構成5)
前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部の履歴情報の再生成に並行して、前記出力部は、入力画像を出力することを特徴とする構成1~4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成6)
前記情報処理部が停止状態である場合には、前記出力部の入力画像の出力に並行して、前記履歴情報保持部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新することを特徴とする構成1~5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成7)
前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合は、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が閾値フレーム数未満前のフレームの履歴情報である場合であり、
前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合は、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が閾値フレーム数以上前のフレームの履歴情報である場合であることを特徴とする構成1~6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成8)
前記履歴情報は、前記情報処理部の情報処理済み画像であることを特徴とする構成1~7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成9)
前記入力画像は、入力画像保持部に保持されていることを特徴とする構成1~8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成10)
前記入力画像保持部には、少なくとも前記情報処理部の履歴情報の再生成に必要な数の入力画像が保持されていることを特徴とする構成9に記載の画像処理装置。
(構成11)
前記入力画像保持部には、少なくとも前記情報処理部のレイテンシーの数の入力画像が保持されていることを特徴とする構成9又は10に記載の画像処理装置。
(構成12)
前記情報処理部が停止状態であり、かつ、前記情報処理部を停止状態から稼働状態にするユーザーインターフェースにフォーカスが当たった場合に、前記出力部の入力画像の出力に並行して、前記履歴情報保持部は、入力画像を基に履歴情報を再生成する処理を開始することを特徴とする構成6に記載の画像処理装置。
(構成13)
前記履歴情報保持部による履歴情報の再生成は、前記情報処理部による履歴情報の再生成より軽量な方法で行われることを特徴とする構成6又は12に記載の画像処理装置。
(構成14)
前記履歴情報保持部による履歴情報の再生成は、前記情報処理部による履歴情報の再生成より消費電力が少ないデバイスにより行われることを特徴とする構成6又は12に記載の画像処理装置。
(構成15)
前記情報処理は、ノイズ除去、超解像、鮮鋭化、霧霞除去、又は、暗部強調の処理であることを特徴とする構成1~14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成16)
前記情報処理部は、前記情報処理を再帰的ニューラルネットワークにより実行することを特徴とする構成1~15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(構成17)
前記履歴情報保持部は、前記履歴情報の再生成をニューラルネットワークにより実行することを特徴とする構成6に記載の画像処理装置。
(方法1)
情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
前記情報処理部が停止状態である場合には、出力部は、入力画像を出力するステップと
を有することを特徴とする画像処理装置の処理方法。
(プログラム1)
情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
前記情報処理部が停止状態である場合には、出力部は、入力画像を出力するステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
10 画像処理装置、201 画像取得部、202 入力画像保持部、203 履歴情報保持部、204 情報処理部、205 出力部

Claims (19)

  1. 情報処理部と、
    出力部とを有し、
    前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、前記出力部は、前記情報処理済み画像を出力し、
    前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、前記出力部は、前記情報処理済み画像を出力し、
    前記情報処理部が停止状態である場合には、前記出力部は、入力画像を出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記履歴情報保持部に履歴情報が保持されていない場合は、履歴情報が無効であると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が更新されなかった場合、履歴情報を削除することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記履歴情報保持部は、履歴情報の更新が必要か、又は履歴情報の更新が不要かの、いずれかを表す更新フラグを保持し、前記更新フラグを参照して、履歴情報の更新が必要な場合は履歴情報が無効であると判定し、履歴情報の更新が不要な場合は履歴情報が有効であると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部の履歴情報の再生成に並行して、前記出力部は、入力画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記情報処理部が停止状態である場合には、前記出力部の入力画像の出力に並行して、前記履歴情報保持部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合は、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が閾値フレーム数未満前のフレームの履歴情報である場合であり、
    前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合は、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報が閾値フレーム数以上前のフレームの履歴情報である場合であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記履歴情報は、前記情報処理部の情報処理済み画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記入力画像は、入力画像保持部に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記入力画像保持部には、少なくとも前記情報処理部の履歴情報の再生成に必要な数の入力画像が保持されていることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記入力画像保持部には、少なくとも前記情報処理部のレイテンシーの数の入力画像が保持されていることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 前記情報処理部が停止状態であり、かつ、前記情報処理部を停止状態から稼働状態にするユーザーインターフェースにフォーカスが当たった場合に、前記出力部の入力画像の出力に並行して、前記履歴情報保持部は、入力画像を基に履歴情報を再生成する処理を開始することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  13. 前記履歴情報保持部による履歴情報の再生成は、前記情報処理部による履歴情報の再生成より軽量な方法で行われることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  14. 前記履歴情報保持部による履歴情報の再生成は、前記情報処理部による履歴情報の再生成より消費電力が少ないデバイスにより行われることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  15. 前記情報処理は、ノイズ除去、超解像、鮮鋭化、霧霞除去、又は、暗部強調の処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  16. 前記情報処理部は、前記情報処理を再帰的ニューラルネットワークにより実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  17. 前記履歴情報保持部は、前記履歴情報の再生成をニューラルネットワークにより実行することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  18. 情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
    情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
    前記情報処理部が停止状態である場合には、出力部は、入力画像を出力するステップと
    を有することを特徴とする画像処理装置の処理方法。
  19. 情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が有効である場合には、前記情報処理部は、入力画像及び前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
    情報処理部が稼働状態であり、かつ、履歴情報保持部に保持されている履歴情報が無効である場合には、前記情報処理部は、入力画像を基に履歴情報を再生成し、入力画像及び前記再生成された履歴情報を用いて情報処理を実行し、情報処理済み画像を生成し、前記履歴情報保持部に保持されている履歴情報を更新し、出力部は、前記情報処理済み画像を出力するステップと、
    前記情報処理部が停止状態である場合には、出力部は、入力画像を出力するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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