上述の課題を解決するために、本開示の一態様に係る部品装着装置は、部品を基板に装着する部品装着装置であって、前記基板への前記部品の装着動作中の所定のエラーを検出するための検出部と、前記基板に装着された前記部品を撮像する撮像部と、前記検出部を用いて前記所定のエラーが検出された場合、前記基板における前記所定のエラーに対応する位置に装着された前記部品を撮像するように前記撮像部を制御する制御部と、前記撮像部によって撮像された画像を表示する表示部とを備える。
これによれば、基板における所定のエラーに対応する位置に装着された部品を撮像するように撮像部を制御でき、基板への部品の装着状態がよく撮像する必要がない部品を撮像することを抑制できるので、部品装着装置による生産効率の低下を抑制できる。
また、本開示の一態様に係る部品装着装置は、駆動部、前記駆動部によって昇降する昇降部、および前記昇降部に対して上下方向に所定距離だけ摺動可能な状態で前記昇降部に支持されかつ前記部品を吸着して保持する保持部を有する装着ユニットをさらに備え、前記所定のエラーは、前記昇降部に対する前記保持部の摺動状態の不良によるエラーであってもよい。
これによれば、昇降部に対する摺動状態が不良である保持部を用いて基板に装着された部品を効率よく撮像できるので、部品装着装置による生産効率の低下をさらに抑制できる。
また、本開示の一態様に係る部品装着装置は、前記保持部の少なくとも一部が露出した状態で前記装着ユニットを収容する筐体をさらに備え、前記撮像部は、前記筐体と一体的に移動してもよい。
これによれば、昇降部に対する摺動状態が不良である保持部を用いて基板に装着された部品を容易に撮像できるので、部品装着装置による生産効率の低下をさらに抑制できる。
また、本開示の一態様に係る部品装着装置は、前記基板の修理が必要な旨、または前記装着動作の継続が可能な旨の入力を受け付ける入力部をさらに備えてもよい。
これによれば、基板への部品の装着状態に応じた処理を容易に行うことができるので、部品装着装置による生産効率の低下をさらに抑制できる。
また、本開示の一態様に係る部品装着装置は、前記入力部によって前記基板の修理が必要な旨の入力が受け付けられた場合、前記基板における前記所定のエラーに対応する位置に装着された前記部品の装着に関する情報を装着完了から装着未完了へと更新する更新部をさらに備えてもよい。
これによれば、基板への部品の装着状態が良くなく基板の修理が必要な場合、部品の装着に関する情報を装着未完了に更新することができるので、基板への部品の装着状態が良くないまま基板が納品されることを抑制できる。
また、上述の課題を解決するために、本開示の一態様に係る表示方法は、基板への部品の装着動作中に所定のエラーが検出された場合、前記基板における前記所定のエラーに対応する位置に装着された前記部品を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップにおいて撮像された画像を表示する表示ステップとを含む。
これによれば、上記の部品装着装置と同様の効果を奏する。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る部品装着装置10を示す平面図である。図1を参照して、部品装着装置10の構成について説明する。
図1に示すように、部品装着装置10は、基台12と、搬送部14と、一対のY軸テーブル16と、一対のビーム18と、複数の部品供給部20と、複数の部品装着部30と、複数の基板認識カメラ22と、複数の部品認識カメラ24と、報知部26とを備えている。部品装着装置10は、部品2(図3等を参照)を基板1に装着する装置である。たとえば、基板1に装着される部品2は、電子部品である。
搬送部14は、基台12に設けられており、基板1を搬送する。本実施の形態では、搬送部14は、Y軸方向において基板1を位置決めしつつ、X軸方向に基板1を搬送する。搬送部14は、押さえ板14aを有している。基板1が所定の位置に位置したとき、基板1は上方に持ち上げられ、基板1の上面の側部は押さえ板14aの下面に押し当てられる。このようにして、基板1は、所定の位置において保持される。たとえば、搬送部14は、コンベアである。
一対のY軸テーブル16のそれぞれは、基台12に取り付けられ、一対のビーム18のそれぞれは、一対のY軸テーブル16に取り付けられている。
複数の部品供給部20は、基台12の両側に設けられており、複数の部品供給部20のそれぞれは、基板1に装着される部品2を供給する。たとえば、複数の部品供給部20のそれぞれは、複数のテープフィーダを有し、部品2を保持したキャリアテープをピッチ送りすることによって部品2を供給する。
複数の部品装着部30のそれぞれは、複数の部品供給部20のうち対応する部品供給部20から供給された部品2を基板1に装着する。複数の部品装着部30のそれぞれは、ビーム18に取り付けられている。複数の部品装着部30のそれぞれは、一対のY軸テーブル16によってビーム18とともにY軸方向に移動し、ビーム18によってX軸方向に移動する。部品装着部30の詳細については、後述する。
複数の基板認識カメラ22のそれぞれは、複数の部品装着部30のうち対応する部品装着部30に取り付けられている。複数の基板認識カメラ22のそれぞれは、複数の部品装着部30のうち対応する部品装着部30の下方を撮像するように設けられており、基板1における部品2の装着位置を認識するために上方から基板1を撮像する。
本実施の形態では、基板認識カメラ22は、基板1に装着された部品2を撮像する撮像部の一例である。基板認識カメラ22は、部品装着部30の筐体32に取り付けられており、筐体32と一体的に移動する。
複数の部品認識カメラ24のそれぞれは、保持部52(後述)に保持されている部品2を撮像する。本実施の形態では、複数の部品認識カメラ24のそれぞれは、搬送部14と部品供給部20との間に設けられ、保持部52が搬送部14と部品供給部20との間を通過するときに、保持部52に保持されている部品2を下方から撮像する。なお、複数の部品認識カメラ24のそれぞれは、保持部52に保持されている部品2を撮像できる位置に設けられていればよい。
報知部26は、エラーを報知する。たとえば、報知部26は、表示画面27(図8を参照)を有しており、表示画面27にエラーを示すエラー情報を表示させることによって、エラーを報知する。
本実施の形態では、報知部26は、基板認識カメラ22によって撮像された画像を表示する表示部の一例である。たとえば、報知部26は、表示画面27に基板認識カメラ22によって撮像された画像を表示させる。
また、本実施の形態では、報知部26は、基板1の修理が必要な旨、または基板1への部品2の装着動作の継続が可能な旨の入力を受け付ける入力部の一例である。たとえば、表示画面27はタッチパネルであり、報知部26は、表示画面27におけるアイコンがタッチされることによって入力を受け付ける。
以上、部品装着装置10の構成について説明した。
図2は、図1の部品装着装置10の部品装着部30を示す正面図である。図3は、図2の部品装着部30の保持部52等を示す正面図である。なお、図2では、筐体32を断面で図示している。また、図3では、保持部52の一部を断面で図示している。図2および図3を参照して、部品装着部30の詳細について説明する。
図2に示すように、部品装着部30は、筐体32と、複数の装着ユニット34とを有している。筐体32は、複数の装着ユニット34のそれぞれの一部を収容している。具体的には、筐体32は、保持部52の少なくとも一部が露出した状態で装着ユニット34を収容している。複数の装着ユニット34のそれぞれは、駆動部36と、昇降部38と、支持部48と、弾性部材50と、保持部52と、弾性部材60とを有している。
駆動部36は、昇降部38を昇降させる。つまり、駆動部36は、昇降部38を上下方向に移動させる。たとえば、駆動部36は、モータである。
昇降部38は、駆動部36によって昇降する。昇降部38は、シャフト40と、連結部44とを有している。シャフト40は、上下方向に延び、駆動部36に接続されており、駆動部36によって上下方向に移動する。連結部44は、シャフト40の下端部に接続されており、シャフト40と保持部52とを連結している。
支持部48は、シャフト40を摺動可能に支持している。たとえば、支持部48は、スプラインガイドである。弾性部材50は、シャフト40を上方に付勢している。たとえば、弾性部材50は、リターンスプリングである。
図3の(a)に示すように、シャフト40は、摺動軸部42を有している。摺動軸部42は、上下方向に延びて保持部52に差し込まれており、保持部52は、摺動軸部42に沿って摺動可能である。
連結部44は、係合孔46を有している。係合孔46に保持部52のピン56が引っ掛けられることによって、保持部52が昇降部38に支持されている。
保持部52は、昇降部38に対して上下方向に所定距離だけ摺動可能な状態で昇降部38に支持されかつ部品2を吸着して保持する。保持部52は、吸着ノズル54と、ピン56と、摺動孔58とを有している。
吸着ノズル54は、吸着ノズル54の下端部において、部品2を吸着して保持する。ピン56は、係合孔46に差し込まれ、係合孔46に対して上下方向に所定距離だけ摺動可能な状態で係合孔46と係合している。摺動孔58には、摺動孔58と摺動軸部42とが相互に摺動可能な状態で、摺動軸部42が差し込まれている。
弾性部材60は、連結部44と保持部52とを相互に離れる方向に付勢している。つまり、弾性部材60は、昇降部38に対して保持部52を下方に付勢している。たとえば、弾性部材60は、コイルスプリングである。
たとえば、図3の(a)に示すように、吸着ノズル54に部品2が保持された状態で、駆動部36によって昇降部38を下方に移動させると、図3の(b)に示すように、吸着ノズル54に保持されている部品2が基板1に接触する。図3の(b)に示す状態から、駆動部36によって昇降部38を下方にさらに移動させると、図3の(c)に示すように、昇降部38が保持部52に対して下方に摺動し、弾性部材60が縮んで保持部52を下方に付勢し、保持部52に保持されている部品2を基板1に押し付けて装着できる。
以上、部品装着部30の詳細について説明した。
図4は、図1の部品装着装置10の機能構成を示すブロック図である。図4を参照して、部品装着装置10の機能構成について説明する。
図4に示すように、複数の部品装着部30のそれぞれは、サーボ制御部62と、測定部64とをさらに有している。
サーボ制御部62は、制御部70からの指令に基づいて、駆動部36を駆動させ、昇降部38を昇降させる。たとえば、サーボ制御部62は、制御部70からの指令に基づいて、駆動部36の位置制御または駆動部36のトルク制御等を行う。
測定部64は、駆動部36によって昇降部38とともに保持部52が下降されて保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの駆動部36の推力値を測定する。たとえば、測定部64は、図3の(c)に示す状態における、駆動部36の推力値を測定する。
測定部64は、保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの最も大きい推力値を測定する。たとえば、測定部64は、基板1への部品2の装着の際における、昇降部38が最も下方に位置しているときの駆動部36の推力値を測定する。
測定部64は、複数の装着ユニット34のそれぞれにおける、保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの駆動部36の推力値を測定する。
本実施の形態では、測定部64は、基板1への部品2の装着動作中の所定のエラーを検出するための検出部の一例である。本実施の形態では、所定のエラーは、昇降部38に対する保持部52の摺動状態の不良によるエラーである。詳細は後述するが、測定部64によって測定された駆動部36の推力値に基づいて昇降部38に対する保持部52の摺動状態を判定できるので、測定部64を用いて昇降部38に対する保持部52の摺動状態の不良によるエラーを検出できる。
部品装着装置10は、制御部70をさらに備えている。制御部70は、測定部64を用いて所定のエラーが検出された場合、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像するように基板認識カメラ22を制御する。たとえば、制御部70は、基板1におけるある位置への部品2の装着動作中に所定のエラーが検出された場合、当該ある位置に装着された部品2を撮像するように基板認識カメラ22を制御する。
また、本実施の形態では、制御部70は、報知部26によって基板1の修理が必要な旨の入力が受け付けられた場合、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2の装着に関する情報を装着完了から装着未完了へと更新する更新部の一例である。たとえば、部品2の装着に関する情報は、部品2に紐付けられている情報であり、基板1への部品2の装着状態を示す情報である。たとえば、部品2が基板1に装着されていない場合、当該部品2の装着に関する情報は装着未完了であり、部品2が基板1に装着された場合、当該部品2の装着に関する情報は、装着完了となる。
制御部70は、装着処理部72と、判定部74と、表示処理部76とを有している。
装着処理部72は、基板1に装着される部品2の部品名および装着位置等を含む生産データに基づいて、部品装着装置10の各部を制御して基板1への部品装着作業を実行させる。
判定部74は、測定部64によって測定された推力値に基づいて昇降部38に対する保持部52の摺動状態を判定する。たとえば、昇降部38に対する保持部52の摺動状態が悪くなる程、保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの駆動部36の推力値が大きくなる傾向がある。したがって、判定部74は、測定部64によって測定された推力値が大きい程、昇降部38に対する保持部52の摺動状態が悪いと判定できる。
判定部74は、測定部64によって測定された推力値が所定の閾値以上であるか否かを判定することによって、昇降部38に対する保持部52の摺動状態を判定する。
たとえば、所定の閾値は、予め定められている。たとえば、所定の閾値は、部品2を基板1に正常に装着できない程昇降部38に対する保持部52の摺動状態が悪い状態において、保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの駆動部36の推力値の最大値または最小値または平均値等である。この場合、判定部74は、測定部64によって測定された推力値が所定の閾値以上である場合、部品2を基板1に正常に装着できない程昇降部38に対する保持部52の摺動状態が悪いと判定できる。一方、判定部74は、測定部64によって測定された推力値が所定の閾値以上でない場合、部品2を基板1に正常に装着できない程昇降部38に対する保持部52の摺動状態は悪くないと判定できる。
判定部74は、複数の装着ユニット34のそれぞれにおける、昇降部38に対する保持部52の摺動状態を判定する。
表示処理部76は、測定部64等によって測定された各種データ、および判定部74による判定結果等を報知部26に報知させる。
報知部26は、判定部74によって推力値が所定の閾値以上であると判定された場合、エラーを報知する。たとえば、上述したように、報知部26は、表示画面27にエラーを示すエラー情報を表示させることによって、エラーを報知する。また、たとえば、報知部26は、表示画面27に基板認識カメラ22によって撮像された画像を表示させる。
以上、部品装着装置10の機能構成について説明した。
図5は、図1の部品装着装置10の動作例1を示すフローチャートである。図6は、図1の部品装着装置10の測定部64によって測定された推力値を示すグラフである。図5および図6を参照して、部品装着装置10の動作例1について説明する。
図5に示すように、まず、部品装着部30は、部品2を基板1に装着する(ステップS1)。具体的には、図3の(a)から(c)に示すように、駆動部36によって昇降部38とともに保持部52を下方に移動させ、保持部52に保持されている部品2を基板1に押し付けて、部品2を基板1に装着する。
測定部64は、部品2を基板1に装着する際の駆動部36の推力値を測定する(測定ステップ)(ステップS2)。たとえば、上述したように、測定部64は、駆動部36によって昇降部38とともに保持部52が下降されて保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの駆動部36の推力値を測定する。また、たとえば、上述したように、測定部64は、保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられているときの最も大きい推力値を測定する。
たとえば、図6の(a)に示すように、保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられておらず吸着ノズル54を下降させているとき、駆動部36の推力値は一定である。保持部52に保持されている部品2が基板1に押し付けられて基板1に装着されているとき、駆動部36の推力値は上昇する。基板1への部品2の装着が完了して吸着ノズル54を上昇させるとき、吸着ノズル54が部品2に接触している状態では駆動部36の推力値は減少し、吸着ノズル54が部品2から離れた状態では駆動部36の推力値は一定である。
図5に示すように、測定部64が推力値を測定すると、判定部74は、推力値が所定の閾値以上であるか否かを判定する(判定ステップ)(ステップS3)。このように、ここでは、判定部74は、推力値が所定の閾値以上であるか否かを判定することによって、昇降部38に対する保持部52の摺動状態を判定する。たとえば、図6の(a)に示すように、測定部64によって所定の閾値以上の推力値が測定されていない場合、判定部74は、測定された推力値が所定の閾値以上でないと判定する。一方、たとえば、図6の(b)に示すように、測定部64によって所定の閾値以上の推力値が測定された場合、判定部74は、測定された推力値が所定の閾値以上であると判定する。
図5に示すように、判定部74によって推力値が所定の閾値以上であると判定された場合(ステップS3でYes)、報知部26は、エラーを報知する(ステップS4)。
報知部26がエラーを報知すると、部品装着装置10は、生産を停止する(ステップS5)。具体的には、部品装着装置10は、基板1への部品2の装着を停止する。
部品装着装置10が生産を停止すると、報知部26は、清掃指示を表示する(ステップS6)。たとえば、報知部26は、表示画面27に清掃指示を表示させる。
報知部26が清掃指示を表示すると、ユーザは、部品装着装置10を清掃する(ステップS7)。具体的には、ユーザは、部品装着装置10における、昇降部38に対する保持部52の摺動状態の不良の原因となっている箇所を清掃する。
ユーザが部品装着装置10を清掃すると、部品装着装置10は、生産を再開する(ステップS8)。具体的には、部品装着装置10は、基板1への部品2の装着を再開する。
判定部74によって推力値が所定の閾値以上でないと判定された場合(ステップS3でNo)、および部品装着装置10が生産を再開した場合(ステップS8)、判定部74は、次の部品2があるか否かを判定する(ステップS9)。具体的には、判定部74は、基板1に装着される部品2がまだあるか否かを判定する。
判定部74によって次の部品2があると判定された場合(ステップS9でYes)、部品装着部30は、再度、基板1に部品2を装着する(ステップS1)。
判定部74によって次の部品2がないと判定された場合(ステップS9でNo)、部品装着装置10は、処理を終了する。
以上、部品装着装置10の動作例1について説明した。
図7は、図1の部品装着装置10の動作例2を示すフローチャートである。図8は、図1の部品装着装置10の基板認識カメラ22によって撮像された画像を示す図である。図7および図8を参照して、部品装着装置10の動作例2について説明する。
動作例2は、ステップS10~S14の処理をさらに行う点において、動作例1と主に異なっている。なお、以下の説明では、動作例1との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、ユーザが部品装着装置10を清掃すると(ステップS7)、基板認識カメラ22は、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像する(撮像ステップ)(ステップS10)。このように、基板認識カメラ22は基板1への部品2の装着動作中に所定のエラーが検出された場合、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像する。
基板認識カメラ22によって基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像されると、報知部26は、基板認識カメラ22によって撮像された画像を表示する(表示ステップ)(ステップS11)。たとえば、図8に示すように、報知部26は、基板認識カメラ22によって撮像された画像100を表示させる。
図7に示すように、報知部26によって画像が表示されると、報知部26は、作業者による入力を受け付ける(ステップS12)。たとえば、図8に示すように、報知部26は、「修理」のアイコンを表示させて基板1の修理が必要な旨の入力を受け付け、「継続」のアイコンを表示させて基板1への部品2の装着動作の継続が可能な旨の入力を受け付ける。たとえば、このようにして、報知部26は、基板1の修理が必要な旨、または装着動作の継続が可能な旨の入力を受け付ける。
図7に示すように、報知部26によって作業者による入力が受け付けられると、判定部74は、基板1の修理が必要な旨の入力が受け付けられたか否かを判定する(ステップS13)。たとえば、図8に示すように、「修理」のアイコンがタッチされた場合、判定部74は、基板1の修理が必要な旨の入力が受け付けられたと判定する。
図7に示すように、判定部74によって基板1の修理が必要な旨の入力が受け付けられたと判定された場合(ステップS13でYes)、制御部70は、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2の装着に関する情報を装着完了から装着未完了へと更新する(ステップS14)。
制御部70によって部品2の装着に関する情報が装着完了から装着未完了へと更新されると、部品装着装置10は、生産を再開する(ステップS8)。
判定部74によって基板1の修理が必要な旨の入力が受け付けられていないと判定された場合(ステップS13でNo)、判定部74は、次の部品2があるか否かを判定する(ステップS9)。
以上、部品装着装置10の動作例2について説明した。
上述したように、部品装着装置10では、昇降部38に対する保持部52の摺動状態を判定できる。これによって、部品装着装置10を適切なタイミングで清掃し易くなり、部品装着装置10による生産効率が低下することを抑制できる。また、別途、荷重を測定する測定器等を設ける必要がないので、部品装着装置10の設置スペースの増大および部品装着装置10のコストの増大を抑制できる。
また、部品装着装置10では、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像できる。これによって、部品装着装置10による生産効率が低下することを抑制できる。
以上、実施の形態に係る部品装着装置10について説明した。
実施の形態に係る部品装着装置10は、部品2を基板1に装着する部品装着装置であって、基板1への部品2の装着動作中の所定のエラーを検出するための測定部64と、基板1に装着された部品2を撮像する基板認識カメラ22と、測定部64を用いて所定のエラーが検出された場合、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像するように基板認識カメラ22を制御する制御部70と、基板認識カメラ22によって撮像された画像を表示する報知部26とを備える。
これによれば、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像するように基板認識カメラ22を制御でき、基板1への部品2の装着状態がよく撮像する必要がない部品を撮像することを抑制できるので、部品装着装置10による生産効率の低下を抑制できる。
また、実施の形態に係る部品装着装置10は、駆動部36、駆動部36によって昇降する昇降部38、および昇降部38に対して上下方向に所定距離だけ摺動可能な状態で昇降部38に支持されかつ部品2を吸着して保持する保持部52を有する装着ユニット34をさらに備え、所定のエラーは、昇降部38に対する保持部52の摺動状態の不良によるエラーである。
これによれば、昇降部38に対する摺動状態が不良である保持部52を用いて基板1に装着された部品2を効率よく撮像できるので、部品装着装置10による生産効率の低下をさらに抑制できる。
また、実施の形態に係る部品装着装置10は、保持部52の少なくとも一部が露出した状態で装着ユニット34を収容する筐体32をさらに備え、基板認識カメラ22は、筐体32と一体的に移動する。
これによれば、昇降部38に対する摺動状態が不良である保持部52を用いて基板1に装着された部品2を容易に撮像できるので、部品装着装置10による生産効率の低下をさらに抑制できる。
また、実施の形態に係る部品装着装置10は、基板1の修理が必要な旨、または装着動作の継続が可能な旨の入力を受け付ける報知部26をさらに備える。
これによれば、基板1への部品2の装着状態に応じた処理を容易に行うことができるので、部品装着装置10による生産効率の低下をさらに抑制できる。
また、実施の形態に係る部品装着装置10は、報知部26によって基板1の修理が必要な旨の入力が受け付けられた場合、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2の装着に関する情報を装着完了から装着未完了へと更新する制御部70をさらに備える。
これによれば、基板1への部品2の装着状態が良くなく基板1の修理が必要な場合、部品2の装着に関する情報を装着未完了に更新することができるので、基板1への部品2の装着状態が良くないまま基板1が納品されることを抑制できる。
また、実施の形態に係る表示方法は、基板1への部品2の装着動作中に所定のエラーが検出された場合、基板1における所定のエラーに対応する位置に装着された部品2を撮像する撮像ステップと、撮像ステップにおいて撮像された画像を表示する表示ステップとを含む。
これによれば、上記の部品装着装置10と同様の効果を奏する。
(他の実施の形態等)
以上、一つまたは複数の態様に係る部品装着装置等について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態に施したものも、本開示の範囲内に含まれてもよい。
上述した実施の形態では、部品装着装置10が、複数の部品供給部20と、複数の部品装着部30と、複数の基板認識カメラ22と、複数の部品認識カメラ24とを備えている場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、部品装着装置10は、複数ではなく、1つの部品供給部20と、1つの部品装着部30と、1つの基板認識カメラ22と、1つの部品認識カメラ24とを備えていてもよい。
また、上述した実施の形態では、部品装着部30が、複数の装着ユニット34を有している場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、部品装着部30は、複数ではなく1つの装着ユニット34を有していてもよい。
また、上述した実施の形態では、所定のエラーが、昇降部38に対する保持部52の摺動状態の不良によるエラーである場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、所定のエラーは、部品2を基板1に装着する際に部品2に向かって吹き付けられる空気の流量の異常によるエラーであってもよい。この場合、たとえば、検出部は、当該空気の流量を測定する測定器等であってもよい。
なお、上述した実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)またはプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上述した実施の形態の装置等を実現するソフトウェアは、図5および図7に示すフローチャートに含まれる各ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。