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JP7788809B2 - 基板処理装置およびパージガスの制御方法 - Google Patents
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JP7788809B2 - 基板処理装置およびパージガスの制御方法 - Google Patents

基板処理装置およびパージガスの制御方法

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Description

本開示は、基板処理装置、パージガスの制御方法および真空搬送室の洗浄方法に関する。
基板処理装置において、基板に対して処理を行う処理室に基板を搬送する真空搬送室では、パーティクルの発生を抑えるために、例えばN2ガスをパージガスとして流している。例えば、真空搬送室のロードロックモジュールと接続される側と反対側からパージガスを供給し、ロードロックモジュールと接続される側からパージガスを排気する方法がある。パージガスは、例えば、処理室と真空搬送室との間で、減圧雰囲気に保持された状態で基板を搬出する際に、ゲートバルブの開放や搬送機構のアームの動きに応じて持ち出された処理室内の雰囲気をパージする。真空搬送室内のパーティクルは、パージガスの気流雰囲気によって排気口から排出される。
また、真空搬送室内でのパーティクルの発生を抑えるために、搬送機構のアームに付着した残留ガスによる膜を洗浄する付属モジュールを追加することが提案されている(特許文献1)。また、収容室内に堆積したパーティクルを除去するために、基板搬送部に電極を設けて高電圧を印加し、収容室内面に静電気的な応力を作用させることで堆積した異物を脱離させて気体流で排除することが提案されている(特許文献2)。
特開2009-164213号公報 特開2005-317783号公報
本開示は、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制できる基板処理装置、パージガスの制御方法および真空搬送室の洗浄方法を提供する。
本開示の一態様による基板処理装置は、上面と上面に対向する底面と、上面と底面との間の側面とを有し、側面は、第1の側面と第1の側面に対向する第2の側面とを有する、真空搬送室と、真空搬送室内に配置され、基板を搬送する搬送ロボットと、第1の側面に接続されるロードロックモジュールと、パージガス供給源に接続され、真空搬送室内にパージガスを供給する配管と、第2の側面の近傍の上面に設けられ、配管と接続される少なくとも1つのガスポートと、真空搬送室の第1の側面の近傍の底面に設けられ、真空搬送室に供給されたパージガスを排気する排気ポンプが接続される少なくとも1つの排気口と、を備える。
本開示によれば、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制できる。
図1は、本開示の第1実施形態における基板処理装置の一例を示す横断断面図である。 図2は、第1実施形態における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。 図3は、第1実施形態におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。 図4は、第1実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図5は、第1実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図6は、参考例における実験結果の一例を示す図である。 図7は、参考例における実験結果の一例を示す図である。 図8は、変形例1における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。 図9は、変形例1におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。 図10は、変形例2における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。 図11は、変形例2におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。 図12は、変形例3における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。 図13は、変形例3におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。 図14は、第2実施形態におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図15は、第2実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図16は、第2実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図17は、第2実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図18は、第2実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図19は、第2実施形態における実験結果の一例を示す図である。 図20は、変形例4におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図21は、変形例5におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図22は、変形例6におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図23は、変形例7におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図24は、変形例8におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図25は、変形例9におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図26は、変形例10におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図27は、変形例11におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図28は、変形例12におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図29は、変形例13における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。 図30は、変形例13におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図31は、変形例13における実験結果の一例を示す図である。 図32は、変形例13における実験結果の一例を示す図である。 図33は、変形例13における実験結果の一例を示す図である。 図34は、変形例13における実験結果の一例を示す図である。 図35は、変形例13における実験結果の一例を示す図である。 図36は、変形例14におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図37は、変形例15におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図38は、変形例16におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図39は、変形例17におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図40は、変形例18におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図41は、変形例19におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図42は、変形例20におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図43は、変形例21におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図44は、変形例22におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。 図45は、第1実施形態の真空搬送室におけるガスポートの配置の一例を示す上面図である。
以下に、開示する基板処理装置、パージガスの制御方法および真空搬送室の洗浄方法の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態により開示技術が限定されるものではない。
真空搬送室には、パージガスの供給側から排気側へと向かう気流雰囲気が発生するが、真空搬送室の幅が広い場合等、気流雰囲気が均等になっていないことがある。気流雰囲気が均等でない場合、処理室から処理後の基板を搬出する際に、処理室内の雰囲気が持ち出されてアウトガス溜まりが発生する場合がある。アウトガス溜まりは、真空搬送室内のパーティクル発生の要因となる。また、処理室から処理後の基板を搬出する際に、パージガスの流量が不足している場合、真空搬送室に処理室内の雰囲気が持ち出され、残留ガスと真空搬送室内の水分とが反応してコンデンスパーティクルの原因となる場合がある。そこで、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制することが期待されている。
(第1実施形態)
[基板処理装置1の構成]
図1は、本開示の第1実施形態における基板処理装置の一例を示す横断断面図である。図1に示す基板処理装置1は、枚葉でウエハ(例えば、半導体ウエハ。)にプラズマ処理等の各種処理を施すことが可能な基板処理装置である。
基板処理装置1は、装置本体10と、装置本体10を制御する制御装置100とを備える。装置本体10は、例えば図1に示すように、真空搬送室11と、複数のプロセスモジュール13と、複数のロードロックモジュール15と、EFEM(Equipment Front End Module)18とを備える。なお、以下の説明では、真空搬送室11をVTM(Vacuum Transfer Module)11、プロセスモジュール13をPM(Process Module)13、ロードロックモジュール15をLLM(Load Lock Module)15とも表現する。
VTM11は、平面視において略四角形状を有する。VTM11は、対向する2つの側面にそれぞれ複数のPM13が接続されている。また、VTM11の他の対向する2つの側面のうち、一方の側面にはLLM15が接続されている。すなわち、VTM11は、上面と上面に対向する底面と、上面と底面との間の側面とを有し、側面は、第1の側面と第1の側面に対向する第2の側面とを有する。また、第1の側面には、LLM15が接続されている。VTM11は、真空室を有し、内部にロボットアーム12が配置されている。
ロボットアーム12は、旋回、伸縮、昇降自在に構成されている。ロボットアーム12は、先端に配置されたフォークにウエハを載置することで、PM13およびLLM15の間でウエハを搬送することができる。ロボットアーム12は、真空搬送ロボットの一例である。なお、ロボットアーム12は、PM13およびLLM15の間でウエハを搬送することが可能であればよく、図1に示される構成に限定されるものではない。また、ロボットアーム12内には、高電圧を印加するための電極が設けられている。
PM13は、処理室を有し、内部に配置された円柱状のステージ(載置台)を有する。PM13は、ステージにウエハが載置された後、内部を減圧して処理ガスを導入し、さらに内部に高周波電力を印加してプラズマを生成し、プラズマによってウエハにプラズマ処理を施す。VTM11とPM13とは、開閉自在なゲートバルブ14で仕切られている。
LLM15は、VTM11とEFEM18との間に配置されている。LLM15は、内部を真空、大気圧に切り換え可能な内圧可変室を有し、内部に配置された円柱状のステージを有する。LLM15は、ウエハをEFEM18からVTM11へ搬入する際、内部を大気圧に維持してEFEM18からウエハを受け取った後、内部を減圧してVTM11へウエハを搬入する。また、ウエハをVTM11からEFEM18へ搬出する際、内部を真空に維持してVTM11からウエハを受け取った後、内部を大気圧まで昇圧してEFEM18へウエハを搬出する。LLM15とVTM11とは、開閉自在なゲートバルブ16で仕切られている。また、LLM15とEFEM18とは、開閉自在なゲートバルブ17で仕切られている。
EFEM18は、VTM11に対向して配置されている。EFEM18は、直方体状であり、FFU(Fan Filter Unit)を備え、大気圧雰囲気に保持された大気搬送室である。EFEM18の長手方向に沿った一の側面には、3つのLLM15が接続されている。EFEM18の長手方向に沿った他の側面には、5つのロードポート(LP:Load Port)19が接続されている。LP19には、複数のウエハを収容する容器であるFOUP(Front-Opening Unified Pod)(図示せず)が載置される。EFEM18内には、ウエハを搬送する大気搬送ロボット(ロボットアーム)が配置されている(図示せず)。EFEM18は、ローダモジュールの一例である。
基板処理装置1は、制御装置100を有する。制御装置100は、例えばコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置等を備える。CPUは、ROMまたは補助記憶装置に格納されたプログラムに基づいて動作し、基板処理装置1の各構成要素の動作を制御する。
[VTM11への配管系統の詳細]
図2は、第1実施形態における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。なお、図2では、配管系統の説明のためにVTM11を2つに分けて記載しているが、実際には1つのVTM11への配管系統である。
図2に示すように、VTM11は、LLM15が接続される第1の側面と対向する第2の側面側に位置し、第2の側面の中心部の上面に設けられたガスポート30と、第2の側面の中心部の両側の上面に設けられたガスポート31,32とを有する。また、VTM11は、各PM13に対応する各ゲートバルブ14の接続部14aに設けられたガスポート33~38と、LLM15に対応する各ゲートバルブ16の接続部に設けられたガスポート39~41とを有する。また、VTM11は、第1の側面側の下面中心部に排気口42を有する。
ドライエア供給源50は、レギュレータ51、配管52およびバルブ53を介して、ガスポート30に接続されている。レギュレータ51は、配管52へ供給するドライエアの圧力を調整する。バルブ53は、ガスポート30へのドライエアの供給/停止を制御する。パージガス供給源54は、レギュレータ55、配管56およびバルブ57を介して、配管52のバルブ53よりもVTM11側に接続されている。レギュレータ55は、配管56へ供給するパージガスの圧力を調整する。バルブ57は、ガスポート30へのパージガスの供給/停止を制御する。
また、配管56からは、配管58が分岐し、配管58からさらに配管59,63が分岐している。配管59は、MFC(Mass Flow Controller)60、フィルタ61およびバルブ62を介して、ガスポート30~32,39,40に接続されている。配管59は、バルブ62よりVTM11側で、それぞれガスポート30~32,39,40に対応する配管59a~59eに分岐している。MFC60は、配管59におけるパージガスの流量を制御する流量制御器である。フィルタ61は、パージガス中のパーティクル等を除去するためのフィルタである。バルブ62は、ガスポート30~32,39,40へのパージガスの供給/停止を制御する。なお、MFC60は、第1のマスフローコントローラの一例であり、配管59は、第1の配管の一例である。
配管63は、MFC64、フィルタ65およびバルブ66を介して、ガスポート39~41に接続されている。配管63は、バルブ66よりVTM11側で、それぞれガスポート39~41に対応する配管63a~63cに分岐している。また、配管63a~63cには、それぞれバルブ67a~67cが設けられている。MFC64は、配管63におけるパージガスの流量を制御する。フィルタ65は、パージガス中のパーティクル等を除去するためのフィルタである。バルブ66は、ガスポート39~41へのパージガスの供給/停止を制御する。なお、MFC64は、第2のマスフローコントローラの一例であり、配管63は、第2の配管の一例である。
配管63が分岐した後の配管58は、MFC68、フィルタ69およびバルブ70を介して、ガスポート33~38に接続されている。配管58は、バルブ70よりVTM11側で、それぞれガスポート33~38に対応する配管58a~58fに分岐している。また、配管58a~58fには、それぞれバルブ71a~71fが設けられている。MFC68は、配管63が分岐した後の配管58におけるパージガスの流量を制御する。フィルタ69は、パージガス中のパーティクル等を除去するためのフィルタである。バルブ70は、ガスポート33~38へのパージガスの供給/停止を制御する。なお、MFC68は、第3のマスフローコントローラの一例であり、配管63が分岐した後の配管58は、第3の配管の一例である。
ドライエア供給源50は、例えば大気開放時にVTM11内にドライエアを供給する。パージガス供給源54は、配管56,52を介して、ガスポート30にパージガスを供給する。また、パージガス供給源54は、配管58,59,63を介して、ガスポート30~41にパージガスを供給する。配管58,59,63を介したガスポート30~41へのパージガスの供給は、通常稼働時は常時行われる。パージガスとしては、N2ガスを用いることができる。なお、配管56,52を介したパージガスの供給は、例えばクリーニングの実行時に行われ、通常稼働時は行わない。また、配管56およびバルブ57を設けずに、配管58をレギュレータ55に接続するようにしてもよい。
排気口42には、排気管80が接続される。排気管80は、バルブ81を介してAPC(Automatic Pressure Control)82およびTMP(Turbo Molecular Pump)83に接続される。TMP83は、ドライポンプ84に接続される。また、APC82およびTMP83をバイパスしてドライポンプ84に接続する配管には、バルブ85が設けられる。APC82は、可変式バタフライバルブである自動圧力制御弁であり、自動的にVTM11内の圧力制御を行う。TMP83およびドライポンプ84は、真空引き用の排気ポンプであり、大気圧から減圧を開始する場合にバルブ85を開放してドライポンプ84のみで排気を行い、減圧が進むとバルブ85を閉じてTMP83およびドライポンプ84による排気を行う。
[パージガスの制御方法]
次に、第1実施形態に係るパージガスの制御方法について説明する。図3は、第1実施形態におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。なお、図3では、MFC60(第1のマスフローコントローラ)を「MFC1」と表し、MFC64(第2のマスフローコントローラ)を「MFC2」と表し、MFC68(第3のマスフローコントローラ)を「MFC3」と表している。
また、図3では、真空搬送室の状態について、アイドル状態または搬送中である場合を「アイドル/搬送中」と表している。同様に、真空搬送室の状態について、ゲートバルブ16を開放してLLM15との間でウエハの搬出入を行う場合を「LLM入替え」と表し、ゲートバルブ14を開放してPM13との間でウエハの搬出入を行う場合を「PM入替え」と表している。
まず、初期状態として、VTM11は、アイドル状態(ステップS1)であり、バルブ53,57は閉じられている。また、MFC60の流量が所定の流量(100%)、例えば1000sccmに設定され、バルブ62が開放され、ガスポート30~32の合計流量と、ガスポート39,40の合計流量とが均等になるようにパージガスが供給されている。一方、MFC64およびMFC68は、流量が0%に制御される。また、APC82は、弁体の開閉角度が所定の角度に指定されており、VTM11内は所定の圧力(例えば50mTorr)に調圧されている。このとき、パージガスの流れは、LLM15が接続される第1の側面と対向する第2の側面側から、第1の側面側に向けて流れ、第1の側面側の下面にある排気口42から排気される。
制御装置100は、ゲートバルブ16を開放してLLM15との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS2)、MFC60の流量は、そのまま100%とする。制御装置100は、MFC64およびMFC68の流量も、そのまま0%とする。なお、制御装置100は、MFC64の流量については、図3中に点線で示しように、ランプ制御を行って所定の流量(100%)へと変化させるようにしてもよい。ランプ制御を行う場合には、バルブ67a~67cは開放されており、ガスポート39~41からパージガスが供給される。また、制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ロボットアーム12によってウエハをVTM11内まで移動させてゲートバルブ16を閉じる。制御装置100は、ゲートバルブ16の手前から搬送先のPM13のゲートバルブ14の手前まで、ロボットアーム12によってウエハを搬送させる。このようにウエハの搬送中である場合(ステップS3)、制御装置100は、MFC60の流量は、そのまま100%とする。また、制御装置100は、MFC64およびMFC68の流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ゲートバルブ14を開放してPM13との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS4)、MFC60の流量は、そのまま100%とする。制御装置100は、MFC64の流量も、そのまま0%とする。一方、制御装置100は、MFC68の流量については、ランプ制御を行って所定の流量(100%)へと変化させる。このとき、バルブ71a~71fは開放されており、ガスポート33~38からパージガスが供給される。これにより、PM13側にパージガスが流れることで発生するVTM11内の気流の乱れを抑制できる。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ウエハをPM13内に載置した後、ロボットアーム12をVTM11内に移動させてゲートバルブ14を閉じる。VTM11は、アイドル状態(ステップS1)に戻る。この場合、ステップS3と同様に、制御装置100は、MFC60の流量は、そのまま100%とする。また、制御装置100は、MFC64およびMFC68の流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。これにより、VTM11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、VTM11内の側壁にデポが付着しにくくなる。
上述のように、VTM11には、第2の側面の近傍の上面に、パージガス供給源54に接続され、VTM11内にパージガスを供給する配管59と接続される少なくとも1つのガスポート(ガスポート30~32)が設けられる。ガスポートから供給されたパージガスは、VTM11の第1の側面の近傍の底面に設けられ、VTM11に供給されたパージガスを排気するTMP83およびドライポンプ84が接続される少なくとも1つの排気口42から排気される。つまり、少なくとも1つのガスポート(ガスポート30~32)および排気口42は、パージガスの気流が第2の側面から第1の側面に向かう配置である。
第2の側面の近傍とは、上面を、第1の側面から第2の側面までをその方向に8等分した際に、第2の側面に最も近い上面の部分(第2の側面から第1の側面に向けて12.5%までの部分)をいいこの部分にガスポートが位置する。より好ましくは、上面を、第1の側面から第2の側面までを10等分した際に、第2の側面に最も近い上面の部分(第2の側面から第1の側面に向けて10%までの部分)にガスポートが位置してもよい。さらにより好ましくは、上面を、第1の側面から第2の側面までを20等分した際に、第2の側面に最も近い上面の部分(第2の側面から第1の側面に向けて5%までの部分)にガスポートが位置してもよい。なお、第2の側面の近傍に代えて、第2の側面を、VTM11の底面から上面までをその方向に2等分した際に、上面に近い第2の側面の部分(上面から底面に向けて50%までの部分)に少なくとも1つのガスポート(ガスポート30~32)が設けられてもよい。ガスポートをより第2の側面に近づけて設けることは、パージガスが供給されない領域を小さくすることができ、気流雰囲気が広範囲にわたって均等化する観点からは望ましい。
図45は、第1実施形態の真空搬送室におけるガスポートの配置の一例を示す上面図である。図45では、基板処理装置1の構成の上面図を示している(EFEM18およびLP19を除く)。図45に記載のように、例えば、8等分の例では、第1の側面11aと第2の側面11bとの間の線分ABを8等分した際に、第2の側面11bに最も近い上面、つまり、網掛け部分にガスポートが設けられる。10等分、20等分も同様に図45の線分ABを10等分、20等分した際に、第2の側面11bに最も近い上面にガスポートが設けられる。
なお、VTM11は、平面視で矩形であってもよいし、第2の側面11bを、例えば第2の側面11cに示すように2つの面で構成し、平面視で例えば五角形を一例とする多角形であってもよい。
なお、VTM11は、配管59と接続される少なくとも1つのガスポート(ガスポート39~41)が、第1の側面の近傍の上面に設けられ、第2の側面の近傍の底面に排気口42を設けるようにしてもよい。つまり、少なくとも1つのガスポート(ガスポート39~41)および排気口42の位置は、パージガスの気流が第1の側面から第2の側面に向かう配置であってもよい。
第1の側面の近傍とは、上面を、第1の側面から第2の側面までをその方向に8等分した際に、第1の側面に最も近い上面の部分(第1の側面から第2の側面に向けて12.5%までの部分)をいい、この部分にガスポートが位置する。より好ましくは、上面を、第2の側面から第1の側面までを10等分した際に、第1の側面に最も近い上面の部分(第1の側面から第2の側面に向けて10%までの部分)にガスポートが位置してもよい。さらにより好ましくは、上面を、第2の側面から第1の側面までを20等分した際に、第1の側面に最も近い上面の部分(第1の側面から第2の側面に向けて5%までの部分)にガスポートが位置してもよい。つまり、第1の側面の近傍についても、図45に記載のように、例えば、8等分の例では、第1の側面11aと第2の側面11bとの間の線分ABを8等分した際に、第1の側面11aに最も近い上面にガスポートが設けられる。10等分、20等分も同様に図45の線分ABを10等分、20等分した際に、第1の側面11aに最も近い上面にガスポートが設けられる。
排気口42は、少なくとも1つのガスポート(ガスポート30~32)が第2の側面の近傍に位置する場合、第1の側面の近傍に位置する。つまり、排気口42は、底面を、第1の側面から第2の側面までをその方向に8等分した際に、第1の側面に最も近い底面の部分(第1の側面から第2の側面に向けて12.5%までの部分)に位置する。より好ましくは、底面を、第2の側面から第1の側面までを10等分した際に、第1の側面に最も近い底面の部分(第1の側面から第2の側面に向けて10%までの部分)に排気口42が位置してもよい。さらにより好ましくは、底面を、第2の側面から第1の側面までを20等分した際に、第1の側面に最も近い底面の部分(第1の側面から第2の側面に向けて5%までの部分)に排気口42が位置してもよい。つまり、図45に記載のように、例えば、8等分の例では、第1の側面11aと第2の側面11bとの間の線分ABを8等分した際に、第1の側面11aに最も近い底面に排気口42が設けられる。10等分、20等分も同様に図45の線分ABを10等分、20等分した際に、第1の側面11aに最も近い底面に排気口42が設けられる。
また、排気口42は、少なくとも1つのガスポート(ガスポート30~32)が第1の側面の近傍に位置する場合、第2の側面の近傍に位置する。つまり、排気口42は、底面を、第1の側面から第2の側面までをその方向に8等分した際に、第2の側面に最も近い底面の部分(第2の側面から第1の側面に向けて12.5%までの部分)に位置する。より好ましくは、底面を、第2の側面から第1の側面までを10等分した際に、第2の側面に最も近い底面の部分(第2の側面から第1の側面に向けて10%までの部分)に排気口42が位置してもよい。さらにより好ましくは、底面を、第2の側面から第1の側面までを20等分した際に、第2の側面に最も近い底面の部分(第2の側面から第1の側面に向けて5%までの部分)に排気口42が位置してもよい。
[実験結果]
続いて、図4から図7を用いてシミュレーションを用いた第1実施形態における実験例と参考例について説明する。図4および図5は、第1実施形態における実験結果の一例を示す図である。図6および図7は、参考例における実験結果の一例を示す図である。なお、図4~図7において、VTM11等の外部に気流の流れがはみ出ている部分があるが、これはシミュレーションにおける表現上のものであり、実際にはVTM11等から気流がはみ出ることはない。
図4および図5に示す実験例では、VTM11内に、ガスポート30から100sccm、ガスポート31,32からそれぞれ200sccm、ガスポート39,40からそれぞれ250sccmのパージガスを供給し、排気口42から排気した。その結果、VTM11内のパージガスの流れが均一となり、PM13が接続される面付近においてもパージガスの流れがあった。
一方、図6および図7に示す参考例では、VTM120内に、ガスポート121から1000sccmのパージガスを供給し、排気口122から排気した。その結果、VTM120内のパージガスの流れは均一とならず、VTM120の四隅にパージガスが滞留する領域があった。また、PM13との接続部においてもパージガスが滞留する領域があった。このように、実験例では、参考例と比べてVTM11内全域に渡ってパージガスが均一に流れていることがわかる。
[変形例1]
上記した実施形態では、パージガスを配管58,59,63の3本の配管を用いてVTM11内に供給したが、配管58と配管63とを1系統に纏めてもよく、この場合の実施の形態につき、変形例1として説明する。なお、変形例1における基板処理装置は、上記の実施形態の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
図8は、変形例1における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。図8に示すように、変形例1における配管系統は、配管59の系統は上記の実施形態と同様であり、配管59の分岐後の配管58と配管63とに代えて配管90を有する。配管90は、MFC91、フィルタ92およびバルブ93を介して、ガスポート33~41に接続されている。配管90は、バルブ93よりVTM11側で、それぞれガスポート33~41に対応する配管90a~90iに分岐している。また、配管90a~90iには、それぞれバルブ94a~94iが設けられている。MFC91は、配管90におけるパージガスの流量を制御する。フィルタ92は、パージガス中のパーティクル等を除去するためのフィルタである。バルブ93は、ガスポート33~41へのパージガスの供給/停止を制御する。バルブ94a~94iは、配管90a~90iそれぞれで、ガスポート33~41へのパージガスの供給/停止を個別に制御する。なお、MFC91は、第4のマスフローコントローラの一例であり、配管90は、第4の配管の一例である。また、配管56およびバルブ57を設けずに、配管58をレギュレータ55に接続するようにしてもよい。
[変形例1のパージガスの制御方法]
次に、変形例1に係るパージガスの制御方法について説明する。図9は、変形例1におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。なお、図9では、MFC60(第1のマスフローコントローラ)を「MFC1」と表し、MFC91(第4のマスフローコントローラ)を「MFC4」と表している。また、図9では、真空搬送室の状態について、図3と同様に「アイドル/搬送中」、「LLM入替え」および「PM入替え」で表している。
まず、初期状態として、VTM11は、アイドル状態(ステップS11)であり、バルブ53,57は閉じられている。また、MFC60の流量が所定の流量(100%)、例えば1000sccmに設定され、バルブ62が開放され、ガスポート30~32の合計流量と、ガスポート39,40の合計流量とが均等になるようにパージガスが供給されている。一方、MFC91は、流量が0%に制御される。また、APC82は、弁体の開閉角度が所定の角度に指定されており、VTM11内は所定の圧力(例えば50mTorr)に調圧されている。このとき、パージガスの流れは、LLM15が接続される第1の側面と対向する第2の側面側から、第1の側面側に向けて流れ、第1の側面側の下面にある排気口42から排気される。
制御装置100は、ゲートバルブ16を開放してLLM15との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS12)、MFC60の流量は、そのまま100%とする。制御装置100は、MFC91の流量について、ランプ制御を行って所定の流量(100%)へと変化させる。このとき、バルブ94a~94iは開放されており、ガスポート33~41からパージガスが供給される。なお、バルブ94a~94fは、PM13側であるので閉じておき、ガスポート39~41からパージガスが供給されるようにしてもよい。また、制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ロボットアーム12によってウエハをVTM11内まで移動させてゲートバルブ16を閉じる。制御装置100は、ゲートバルブ16の手前から搬送先のPM13のゲートバルブ14の手前まで、ロボットアーム12によってウエハを搬送させる。このようにウエハの搬送中である場合(ステップS13)、制御装置100は、MFC60の流量は、そのまま100%とする。また、制御装置100は、MFC91の流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ゲートバルブ14を開放してPM13との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS14)、MFC60の流量は、そのまま100%とする。制御装置100は、MFC91の流量について、ランプ制御を行って所定の流量(100%)へと変化させる。このとき、バルブ94a~94iは開放されており、ガスポート33~41からパージガスが供給される。なお、バルブ94g~94iは、LLM15側であるので閉じておき、ガスポート33~38からパージガスが供給されるようにしてもよい。これにより、PM13側にパージガスが流れることで発生するVTM11内の気流の乱れを抑制できる。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ウエハをPM13内に載置した後、ロボットアーム12をVTM11内に移動させてゲートバルブ14を閉じる。VTM11は、アイドル状態(ステップS11)に戻る。この場合、ステップS13と同様に、制御装置100は、MFC60の流量は、そのまま100%とする。また、制御装置100は、MFC91の流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。これにより、VTM11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、上記の実施形態よりも配管系統を減らすことができる。
[変形例2]
上記した実施形態および変形例1では、配管59にMFC60を設けて、ガスポート30~32,39,40から吐出(供給)するパージガスの流量を制御したが、MFC60に代えてオリフィスを用いてもよく、この場合の実施の形態につき、変形例2として説明する。なお、変形例2における基板処理装置は、上記の実施形態および変形例1の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
図10は、変形例2における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。図10に示すように、変形例2における配管系統は、変形例1と比較してMFC60に代えてオリフィス95を有する。なお、変形例2における配管系統は、オリフィス95を除いて変形例1と同様である。オリフィス95は、配管59のパージガスを所定の流量に設定する。なお、オリフィス95を有する配管59は、第5の配管の一例であり、オリフィス95を有する配管59に設けられたバルブ62は、第1のバルブの一例であり、オリフィス95は、第1のオリフィスの一例である。なお、配管56およびバルブ57を設けずに、配管58をレギュレータ55に接続するようにしてもよい。
[変形例2のパージガスの制御方法]
次に、変形例2に係るパージガスの制御方法について説明する。図11は、変形例2におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。なお、図11では、オリフィス95(第1のオリフィス)を「オリフィス1」と表し、MFC91(第4のマスフローコントローラ)を「MFC4」と表している。また、図11では、真空搬送室の状態について、図3と同様に「アイドル/搬送中」、「LLM入替え」および「PM入替え」で表している。
まず、初期状態として、VTM11は、アイドル状態(ステップS21)であり、バルブ53,57は閉じられている。また、オリフィス95は、所定の流量(図11では100%として表す。)、例えば1000sccmに設定されたものを用いており、バルブ62が開放され、ガスポート30~32の合計流量と、ガスポート39,40の合計流量とが均等になるようにパージガスが供給されている。一方、MFC91は、流量が0%に制御される。また、APC82は、弁体の開閉角度が所定の角度に指定されており、VTM11内は所定の圧力(例えば50mTorr)に調圧されている。このとき、パージガスの流れは、LLM15が接続される第1の側面と対向する第2の側面側から、第1の側面側に向けて流れ、第1の側面側の下面にある排気口42から排気される。
ゲートバルブ16を開放してLLM15との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS22)、オリフィス95の流量は変更できないので、そのまま100%となる。一方、制御装置100は、MFC91の流量について、ランプ制御を行って所定の流量(100%)へと変化させる。このとき、バルブ94a~94iは開放されており、ガスポート33~41からパージガスが供給される。なお、バルブ94a~94fは、PM13側であるので閉じておき、ガスポート39~41からパージガスが供給されるようにしてもよい。また、制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ロボットアーム12によってウエハをVTM11内まで移動させてゲートバルブ16を閉じる。制御装置100は、ゲートバルブ16の手前から搬送先のPM13のゲートバルブ14の手前まで、ロボットアーム12によってウエハを搬送させる。このようにウエハの搬送中である場合(ステップS23)、オリフィス95の流量は変更できないので、そのまま100%となる。また、制御装置100は、MFC91の流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
ゲートバルブ14を開放してPM13との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS24)、オリフィス95の流量は変更できないので、そのまま100%となる。制御装置100は、MFC91の流量について、ランプ制御を行って所定の流量(100%)へと変化させる。このとき、バルブ94a~94iは開放されており、ガスポート33~41からパージガスが供給される。なお、バルブ94g~94iは、LLM15側であるので閉じておき、ガスポート33~38からパージガスが供給されるようにしてもよい。これにより、PM13側にパージガスが流れることで発生するVTM11内の気流の乱れを抑制できる。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ウエハをPM13内に載置した後、ロボットアーム12をVTM11内に移動させてゲートバルブ14を閉じる。VTM11は、アイドル状態(ステップS21)に戻る。この場合、ステップS23と同様に、オリフィス95の流量は変更できないので、そのまま100%となる。また、制御装置100は、MFC91の流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。これにより、VTM11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、上記の実施形態よりも配管系統を減らすことができる。さらに、MFC60を安価なオリフィス95に変更するので、上記の変形例1よりもコストを低減することができる。
[変形例3]
上記した変形例1では、配管90にMFC91、フィルタ92およびバルブ93を設け、バルブ93よりVTM11側で配管90a~90iに分岐したが、分岐後の配管にオリフィス、フィルタおよびバルブを設けてもよく、この場合の実施の形態につき、変形例3として説明する。なお、変形例3における基板処理装置は、上記の実施形態および変形例1の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
図12は、変形例3における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。図12に示すように、変形例3における配管系統は、配管59の系統は上記の変形例1と同様であり、配管90に代えて配管96を有する。配管96は、それぞれガスポート33~41に対応する配管96a~96iに分岐している。また、配管96a~96iには、それぞれオリフィス97a~97i、フィルタ98a~98i、および、バルブ94a~94iが設けられている。オリフィス97a~97iは、配管96a~96iそれぞれのパージガスを所定の流量に設定する。フィルタ98a~98iは、パージガス中のパーティクル等を除去するためのフィルタである。バルブ94a~94iは、配管96a~96iそれぞれで、ガスポート33~41へのパージガスの供給/停止を個別に制御する。なお、配管96は、第6の配管の一例であり、オリフィス97a~97iは、第2のオリフィスの一例であり、バルブ94a~94iは、第2のバルブの一例である。また、配管56およびバルブ57を設けずに、配管58をレギュレータ55に接続するようにしてもよい。
[変形例3のパージガスの制御方法]
次に、変形例3に係るパージガスの制御方法について説明する。図13は、変形例3におけるパージガスのシーケンスの一例を示す図である。なお、図13では、MFC60(第1のマスフローコントローラ)を「MFC1」と表し、オリフィス97a~97i(第2のオリフィス)を「オリフィス2」と表している。また、図13では、真空搬送室の状態について、図3と同様に「アイドル/搬送中」、「LLM入替え」および「PM入替え」で表している。
まず、初期状態として、VTM11は、アイドル状態(ステップS31)であり、バルブ53,57は閉じられている。また、MFC60の流量が所定の流量(100%)、例えば1000sccmに設定され、バルブ62が開放され、ガスポート30~32の合計流量と、ガスポート39,40の合計流量とが均等になるようにパージガスが供給されている。一方、配管96a~96iの流量は、バルブ94a~94iを閉じることにより0%に制御される。また、APC82は、弁体の開閉角度が所定の角度に指定されており、VTM11内は所定の圧力(例えば50mTorr)に調圧されている。このとき、パージガスの流れは、LLM15が接続される第1の側面と対向する第2の側面側から、第1の側面側に向けて流れ、第1の側面側の下面にある排気口42から排気される。
制御装置100は、ゲートバルブ16を開放してLLM15との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS32)、MFC60の流量は、そのまま100%とする。制御装置100は、バルブ94a~94iを開放する。このとき、オリフィス97a~97iによりそれぞれ設定された流量のパージガスが、ガスポート33~41から供給される。なお、バルブ94a~94fは、PM13側であるので閉じておき、ガスポート39~41からパージガスが供給されるようにしてもよい。また、制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ロボットアーム12によってウエハをVTM11内まで移動させてゲートバルブ16を閉じる。制御装置100は、ゲートバルブ16の手前から搬送先のPM13のゲートバルブ14の手前まで、ロボットアーム12によってウエハを搬送させる。このようにウエハの搬送中である場合(ステップS33)、制御装置100は、MFC60の流量は、そのまま100%とする。また、制御装置100は、バルブ94a~94iを閉じ、ガスポート33~41への流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ゲートバルブ14を開放してPM13との間でウエハの搬出入を行う場合(ステップS34)、MFC60の流量は、そのまま100%とする。制御装置100は、バルブ94a~94iを開放する。このとき、オリフィス97a~97iによりそれぞれ設定された流量のパージガスが、ガスポート33~41から供給される。なお、バルブ94g~94iは、LLM15側であるので閉じておき、ガスポート33~38からパージガスが供給されるようにしてもよい。これにより、PM13側にパージガスが流れることで発生するVTM11内の気流の乱れを抑制できる。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。
制御装置100は、ウエハをPM13内に載置した後、ロボットアーム12をVTM11内に移動させてゲートバルブ14を閉じる。制御装置100は、アイドル状態(ステップS31)に戻る。この場合、ステップS33と同様に、制御装置100は、MFC60の流量は、そのまま100%とする。また、制御装置100は、バルブ94a~94iを閉じ、ガスポート33~41への流量を0%とする。制御装置100は、APC82については、引き続き角度指定により調圧を行うように制御する。これにより、VTM11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、上記の実施形態よりも配管系統を減らすことができる。さらに、MFC91に代えて、安価なオリフィス97a~97iおよびバルブ94a~94iでガスポート33~41への流量を制御するので、上記の変形例1よりもコストを低減することができる。
(第2実施形態)
上記した第1実施形態および変形例1~3では、VTM11内のパージガスの流れを均一とすることで、パーティクルが溜まることを抑制したが、パーティクルが排出されるまでの時間を短縮するようにしてもよく、この場合の実施の形態につき、第2実施形態として説明する。なお、第2実施形態における基板処理装置は、上記の変形例1の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
真空搬送室には、パージガスの供給側から排気側へと向かう気流雰囲気が発生するが、真空搬送室が大きい場合、パージガスの気流が弱まり、パーティクルが排気口へと排出されるまでに時間を要する。このため、クリーニング時間が長くなる。また、パージガスの気流が弱まるため、真空搬送室内においてパージガスによる衝撃波が届かない箇所が出てくる。そこで、パージガスによる衝撃波を真空搬送室全体に行き渡らせるとともに、真空搬送室のクリーニング時間を短縮することが期待されている。
[VTM11への配管系統の詳細]
続いて、第2実施形態における基板処理装置において、変形例1の基板処理装置1と異なる点について説明する。第2実施形態におけるVTM11において、MFC91は、例えば、ガスポート33~41に対してバルブ94a~94iの開放時に、それぞれ約500sccm以上の流量となるようにパージガスの流量を制御する。また、配管56には、図示しないMFCが設けられ、ガスポート30に対してバルブ57の開放時に、約500sccm以上の流量となるようにパージガスの流量を制御する。なお、ガスポート30は、第1のガスポートの一例である。また、ガスポート33~41は、第2のガスポートの一例である。
パージガス供給源54は、配管56,90を介して、ガスポート30,33~41にパージガスを供給する。配管56,90を介したガスポート30,33~41へのパージガスの供給は、通常稼働時、および、プラズマを使用しないクリーニングであるNPPC(Non Plasma Process Cleaning)実行時に行われる。なお、通常稼働時には、例えば、ガスポート30から所定の流量のパージガスを連続的に流す。パージガスとしては、N2ガスを用いることができる。なお、第2実施形態では、NPPC実行時におけるパージガスの供給について説明する。
APC82は、可変式バタフライバルブである自動圧力制御弁であり、自動的にVTM11内の圧力制御を行う。ガスポート30,33~41から供給されるパージガスに大きな粘性力を付与するために、例えばVTM11内の圧力が133Pa(1Torr)以上となるように圧力制御を行うことが好ましい。圧力制御は、TMP83で排気しながらAPC82により行ってもよいし、バルブ85を開放してドライポンプ84のみで排気しながら、パージガスのガス流量を制御することで行ってもよい。図示しないパーティクルモニタ装置は、バルブ81の直下に接続され、排気管80を通過する排気に含まれるパーティクルを監視する。パーティクルモニタ装置は、パーティクル検出器の一例である。なお、パーティクルモニタ装置は、排気に含まれるパーティクルの監視を行わない場合、設けなくても構わない。
[真空搬送室11の洗浄方法]
次に、第2実施形態に係る真空搬送室の洗浄方法について説明する。なお、第2実施形態では、VTM11への配管系統は、図8に示す変形例1における配管系統を用いる。図14は、第2実施形態におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。なお、図14では、ガスポート33~40および対応するバルブ94a~94hについて、対向する位置にあるもの同士で組としてバルブを動作させている。また、ガスポート41およびバルブ94iは、図14に示すバルブ開閉シーケンスでは用いていない。なお、図14では、バルブの開状態を「open」、閉状態を「close」として表している。
制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にある第1のガスポートであるガスポート30からパージガスを所定時間供給するように、バルブ57を制御する。所定時間は、例えば1~5秒とすることができる。なお、制御装置100は、バルブ81の直後に設けられた図示しないパーティクルモニタ装置において閾値以上のパーティクル数が検出された場合に、VTM11の洗浄を行うようにしてもよい。
制御装置100は、次に、ガスポート30よりもLLM15側に位置する第2のガスポートであるガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。
制御装置100は、ガスポート30側から排気口42側に向けて、同様に、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組、ガスポート39,40の組の順番でパージガスを所定時間供給する。つまり、制御装置100は、バルブ94b,94eの組、バルブ94c,94dの組、バルブ94g,94hの組の順番に、バルブの開閉制御を行う。これにより、VTM11内にガスポート30から排気口42に向けてパージガスの粘性流が発生し、VTM11が大きい場合でもパージガスの衝撃波(物理的な振動)をVTM11全体に行き渡らせることができる。また、VTM11内のパーティクルを排気口42側に効率よく移動させるので、VTM11のクリーニング時間を短縮することができる。
[実験結果]
続いて、図15から図19を用いてシミュレーションを用いた第2実施形態における実験例について説明する。図15から図19は、第2実施形態における実験結果の一例を示す図である。なお、図15から図19において、VTM11の外部に気流の流れがはみ出ている部分があるが、これはシミュレーションにおける表現上のものであり、実際にはVTM11から気流がはみ出ることはない。
図15は、ガスポート30からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート30近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達していることがわかる。なお、ガスポート30からパージガスを供給しただけでは、VTM11の排気口42側の壁面に衝撃波が到達していないと考えられる。
図16は、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート33,38近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、排気口42に向かうパージガスの流れが強くなっていることがわかる。
図17は、ガスポート34,37の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート34,37近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、パージガスはガスポート30側には流れずに、排気口42に向かって流れていることがわかる。
図18は、ガスポート35,36の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート35,36近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、パージガスはガスポート30側には流れずに、排気口42に向かって流れていることがわかる。
図19は、ガスポート39,40の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート39,40近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、パージガスは排気口42の近傍には広がるが、ガスポート30側にはあまり流れずに、排気口42に向かって流れていることがわかる。このように、図15から図19まで順番にパージガスが供給されることで、ガスポート30から排気口42に向かうパージガスの粘性流により、VTM11内のパーティクルは排気口42側に効率よく移動して排出される。
[バルブ開閉シーケンスの各変形例]
上記した実施形態では、ガスポート30、ガスポート33,38の組、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組およびガスポート39,40の組のパージガスの供給時間は重ならないシーケンスとしたが、一部の重複や、2つの組で同時に供給してもよく、この場合の実施の形態につき、変形例4~12として説明する。なお、変形例4~12では、第2実施形態と同様に、ガスポート33~40および対応するバルブ94a~94hについて、対向する位置にあるもの同士で組としてバルブを動作させている。また、ガスポート41およびバルブ94iは、変形例4~12に示すバルブ開閉シーケンスでは用いていない。なお、変形例4~12における基板処理装置は、上記の第2実施形態の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
[変形例4]
図20は、変形例4におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図20に示す変形例4では、制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にある第1のガスポートであるガスポート30からパージガスを所定時間供給するように、バルブ57を制御する。
制御装置100は、次に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。
制御装置100は、ガスポート30側から排気口42側に向けて、同様に、ガスポート34,37の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94b,94eの組を制御する。
制御装置100は、次に、ガスポート35,36の組と、ガスポート39,40の組とについて、同時にパージガスを所定時間供給するように、バルブ94c,94dの組と、バルブ94g,94hの組とを同期させて制御する。これにより、ガスポート39,40の組からのパージガスのガスポート30側への流れを抑制することができる。また、クリーニング時間を第2実施形態よりも短縮することができる。
[変形例5]
図21は、変形例5におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図21に示す変形例5では、制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にある第1のガスポートであるガスポート30からパージガスを所定時間供給するように、バルブ57を制御する。
制御装置100は、次に、ガスポート30における所定時間の経過前に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。つまり、ガスポート30からのパージガスの供給中に、ガスポート33,38の組からのパージガスの供給を開始する。
制御装置100は、続いて、ガスポート33,38の組における所定時間の経過前に、ガスポート34,37の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94b,94eの組を制御する。つまり、ガスポート33,38の組からのパージガスの供給中に、ガスポート34,37の組からのパージガスの供給を開始する。
制御装置100は、次に、ガスポート34,37の組における所定時間の経過前に、ガスポート35,36の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94c,94dの組を制御する。つまり、ガスポート34,37の組からのパージガスの供給中に、ガスポート35,36の組からのパージガスの供給を開始する。
制御装置100は、続いて、ガスポート35,36の組における所定時間の経過前に、ガスポート39,40の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94g,94hの組を制御する。つまり、ガスポート35,36の組からのパージガスの供給中に、ガスポート39,40の組からのパージガスの供給を開始する。これにより、粘性流がガスポート30側から排気口42側に向けて連続するので、パーティクルが排気口42に向かいやすくなり、ガスポート30側に戻るパーティクルを減少させることができる。また、パージガスを供給する時間がオーバーラップしているので、よりクリーニング時間を短縮することができる。
[変形例6]
図22は、変形例6におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図22に示す変形例6は、変形例5のバルブ開閉シーケンスを繰り返す場合である。制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にある第1のガスポートであるガスポート30からパージガスを所定時間供給するように、バルブ57を制御する。
制御装置100は、ガスポート30における所定時間の経過前に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。つまり、ガスポート30からのパージガスの供給中に、ガスポート33,38の組からのパージガスの供給を開始する。以下、変形例5と同様に、制御装置100は、ガスポート33,38の組、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組およびガスポート39,40の組からのパージガスの供給を、各所定時間をオーバーラップさせながら実行する。
制御装置100は、ガスポート39,40の組からのパージガスの所定時間の供給が完了すると、再度、ガスポート30、ガスポート33,38の組、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組およびガスポート39,40の組の順番で、パージガスの供給を、各所定時間をオーバーラップさせながら実行する。なお、ガスポート30からガスポート39,40の組への一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返し、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。
[変形例7]
図23は、変形例7におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図23に示す変形例7は、変形例5のバルブ開閉シーケンスのうち、ガスポート35,36の組と、ガスポート39,40の組とについて、同時にパージガスを所定時間供給するように制御する場合である。つまり、変形例7は、変形例4と変形例5との組み合わせのパターンであるので、その詳細な説明は省略する。変形例7では、ガスポート39,40の組からのパージガスのガスポート30側への流れを抑制できる。また、変形例7では、よりクリーニング時間を短縮することができる。
[変形例8]
図24は、変形例8におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。変形例8は、変形例7のバルブ開閉シーケンスを変形例6と同様に繰り返す場合である。変形例8は、変形例6と同様に、一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返すことで、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。
[変形例9]
図25は、変形例9におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図25に示す変形例9では、制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にある第1のガスポートであるガスポート30からパージガスを所定時間供給するように、バルブ57を制御する。制御装置100は、ガスポート30におけるパージガスの所定時間の供給を所定回数、例えば3回繰り返す。
制御装置100は、次に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。制御装置100は、ガスポート33,38の組におけるパージガスの所定時間の供給を所定回数、例えば3回繰り返す。
制御装置100は、ガスポート30側から排気口42側に向けて、同様に、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組、ガスポート39,40の組の順番でパージガスの所定時間の供給をそれぞれ所定回数、例えば3回繰り返す。つまり、制御装置100は、バルブ94b,94eの組、バルブ94c,94dの組、バルブ94g,94hの組の順番に、バルブの開閉制御をそれぞれ所定回数繰り返す。これにより、一度のパージガスの衝撃波で剥離しないパーティクルを剥離させることができる。なお、変形例9の一連のバルブ開閉シーケンスを変形例6と同様に繰り返すようにしてもよい。
[変形例10]
図26は、変形例10におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図26に示す変形例10は、変形例9のバルブ開閉シーケンスのうち、ガスポート35,36の組と、ガスポート39,40の組とにおけるパージガスの所定時間の供給について、所定回数の繰り返しを同時に実行するように制御する場合である。つまり、変形例10は、変形例4と変形例9との組み合わせのパターンであるので、その詳細な説明は省略する。これにより、一度のパージガスの衝撃波で剥離しないパーティクルを剥離させることができるとともに、変形例9よりもクリーニング時間を短縮することができる。なお、変形例10の一連のバルブ開閉シーケンスを変形例6と同様に繰り返すようにしてもよい。
[変形例11]
図27は、変形例11におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。変形例11は、第2実施形態のバルブ開閉シーケンスを変形例6と同様に繰り返す場合である。変形例11は、変形例6と同様に、一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返すことで、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。
[変形例12]
図28は、変形例12におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。変形例12は、変形例4のバルブ開閉シーケンスを変形例11と同様に繰り返す場合である。変形例12は、変形例11と同様に、一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返すことで、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。これにより、変形例11よりもクリーニング時間を短縮することができる。
なお、上記の第2実施形態および変形例4~12では、ガスポート30と、ガスポート33,38の組とについて、それぞれ個別にバルブ開閉シーケンスを制御したが、これに限定されない。例えば、ガスポート30と、ガスポート33,38の組とについて、同時にパージガスを所定時間供給するように制御するようにしてもよい。
[変形例13]
上記した第2実施形態および変形例4~12では、ガスポート30へのパージガスの供給を配管56およびバルブ57を介して行ったが、配管59およびバルブ62を介して行ってもよく、この場合の実施の形態につき、変形例13として説明する。なお、変形例13における基板処理装置は、上記の第2実施形態の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
図29は、変形例13における真空搬送室への配管系統の一例を示す図である。図29に示すように、変形例13では、第2実施形態と比較して、配管56およびバルブ57を設けずに、配管58をレギュレータ55に接続している。ガスポート30へのパージガスの供給は、配管59およびバルブ62を介して配管59aにより行う。
図30は、変形例13におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。なお、図30では、ガスポート30,31,32,39,40は、対応するバルブ62により同時にパージガスの供給が制御されている。また、ガスポート33~40および対応するバルブ94a~94hについて、対向する位置にあるもの同士で組としてバルブを動作させている。また、ガスポート41およびバルブ94iは、図30に示すバルブ開閉シーケンスでは用いていない。なお、図30では、バルブの開状態を「open」、閉状態を「close」として表している。
制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にあるガスポート30~32と、LLM15側のガスポート39,40とから、それぞれパージガスを所定時間供給するように、バルブ62を制御する。この場合、ガスポート30~32が第1のガスポートに相当する。所定時間は、例えば1~5秒とすることができる。なお、制御装置100は、バルブ81の直後に設けられた図示しないパーティクルモニタ装置において閾値以上のパーティクル数が検出された場合に、VTM11の洗浄を行うようにしてもよい。
制御装置100は、次に、ガスポート30よりもLLM15側に位置する第2のガスポートであるガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。
制御装置100は、ガスポート30側から排気口42側に向けて、同様に、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組、ガスポート39,40の組の順番でパージガスを所定時間供給する。つまり、制御装置100は、バルブ94b,94eの組、バルブ94c,94dの組、バルブ94g,94hの組の順番に、バルブの開閉制御を行う。これにより、VTM11内にガスポート30から排気口42に向けてパージガスの粘性流が発生し、VTM11が大きい場合でもパージガスの衝撃波(物理的な振動)をVTM11全体に行き渡らせることができる。また、VTM11内のパーティクルを排気口42側に効率よく移動させるので、VTM11のクリーニング時間を短縮することができる。
[実験結果]
続いて、図31から図35を用いてシミュレーションを用いた変形例13における実験例について説明する。図31から図35は、変形例13における実験結果の一例を示す図である。なお、図31から図35において、VTM11の外部に気流の流れがはみ出ている部分があるが、これはシミュレーションにおける表現上のものであり、実際にはVTM11から気流がはみ出ることはない。
図31は、ガスポート30~32,39,40からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、VTM11内のパージガスの流れが均一となり、PM13が接続される面付近においてもパージガスの流れがあることがわかる。
図32は、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート33,38近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、排気口42に向かうパージガスの流れが強くなっていることがわかる。
図33は、ガスポート34,37の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート34,37近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、パージガスはガスポート30側には流れずに、排気口42に向かって流れていることがわかる。
図34は、ガスポート35,36の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート35,36近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、パージガスはガスポート30側には流れずに、排気口42に向かって流れていることがわかる。
図35は、ガスポート39,40の組からパージガスを所定時間供給した場合の圧力分布およびパージガスの流れを示している。この場合、ガスポート39,40近傍のVTM11の壁面に衝撃波が到達するとともに、パージガスは排気口42の近傍には広がるが、ガスポート30側にはあまり流れずに、排気口42に向かって流れていることがわかる。このように、図31から図35まで順番にパージガスが供給されることで、ガスポート30から排気口42に向かうパージガスの粘性流により、VTM11内のパーティクルは排気口42側に効率よく移動して排出される。
[バルブ開閉シーケンスの各変形例]
上記した実施形態では、ガスポート30~32,39,40の組、ガスポート33,38の組、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組およびガスポート39,40の組のパージガスの供給時間は重ならないシーケンスとしたが、一部の重複や、2つの組で同時に供給してもよく、この場合の実施の形態につき、変形例14~22として説明する。なお、変形例14~22では、ガスポート30~32,39,40および対応するバルブ62について、一組としてバルブを動作させている。また、変形例13と同様に、ガスポート33~40および対応するバルブ94a~94hについて、対向する位置にあるもの同士で組としてバルブを動作させている。さらに、ガスポート41およびバルブ94iは、変形例14~22に示すバルブ開閉シーケンスでは用いていない。なお、変形例14~22における基板処理装置は、上記の変形例13の基板処理装置1と同様であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
[変形例14]
図36は、変形例14におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図36に示す変形例14では、制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にあるガスポート30~32と、最もLLM15側のガスポート39,40とからパージガスを所定時間供給するように、バルブ62を制御する。
制御装置100は、次に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。
制御装置100は、ガスポート30側から排気口42側に向けて、同様に、ガスポート34,37の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94b,94eの組を制御する。
制御装置100は、次に、ガスポート35,36の組と、ガスポート39,40の組とについて、同時にパージガスを所定時間供給するように、バルブ94c,94dの組と、バルブ94g,94hの組とを同期させて制御する。これにより、ガスポート39,40の組からのパージガスのガスポート30側への流れを抑制することができる。また、クリーニング時間を変形例13よりも短縮することができる。
[変形例15]
図37は、変形例15におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図37に示す変形例15では、制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にあるガスポート30~32と、最もLLM15側のガスポート39,40とからパージガスを所定時間供給するように、バルブ62を制御する。
制御装置100は、次に、ガスポート30~32,39,40の組における所定時間の経過前に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。つまり、ガスポート30~32,39,40の組からのパージガスの供給中に、ガスポート33,38の組からのパージガスの供給を開始する。
制御装置100は、続いて、ガスポート33,38の組における所定時間の経過前に、ガスポート34,37の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94b,94eの組を制御する。つまり、ガスポート33,38の組からのパージガスの供給中に、ガスポート34,37の組からのパージガスの供給を開始する。
制御装置100は、次に、ガスポート34,37の組における所定時間の経過前に、ガスポート35,36の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94c,94dの組を制御する。つまり、ガスポート34,37の組からのパージガスの供給中に、ガスポート35,36の組からのパージガスの供給を開始する。
制御装置100は、続いて、ガスポート35,36の組における所定時間の経過前に、ガスポート39,40の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94g,94hの組を制御する。つまり、ガスポート35,36の組からのパージガスの供給中に、ガスポート39,40の組からのパージガスの供給を開始する。これにより、粘性流がガスポート30側から排気口42側に向けて連続するので、パーティクルが排気口42に向かいやすくなり、ガスポート30側に戻るパーティクルを減少させることができる。また、パージガスを供給する時間がオーバーラップしているので、よりクリーニング時間を短縮することができる。
[変形例16]
図38は、変形例16におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図38に示す変形例16は、変形例15のバルブ開閉シーケンスを繰り返す場合である。制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にあるガスポート30~32と、最もLLM15側のガスポート39,40とからパージガスを所定時間供給するように、バルブ62を制御する。
制御装置100は、ガスポート30~32,39,40の組における所定時間の経過前に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。つまり、ガスポート30からのパージガスの供給中に、ガスポート33,38の組からのパージガスの供給を開始する。以下、変形例15と同様に、制御装置100は、ガスポート33,38の組、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組およびガスポート39,40の組からのパージガスの供給を、各所定時間をオーバーラップさせながら実行する。
制御装置100は、ガスポート39,40の組からのパージガスの所定時間の供給が完了すると、再度、ガスポート30~32,39,40の組、ガスポート33,38の組、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組およびガスポート39,40の組の順番で、パージガスの供給を、各所定時間をオーバーラップさせながら実行する。なお、ガスポート30~32,39,40の組からガスポート39,40の組への一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返し、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。
[変形例17]
図39は、変形例17におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図39に示す変形例17は、変形例15のバルブ開閉シーケンスのうち、ガスポート35,36の組と、ガスポート39,40の組とについて、同時にパージガスを所定時間供給するように制御する場合である。つまり、変形例17は、変形例14と変形例15との組み合わせのパターンであるので、その詳細な説明は省略する。変形例17では、ガスポート39,40の組からのパージガスのガスポート30側への流れを抑制できる。また、変形例17では、よりクリーニング時間を短縮することができる。
[変形例18]
図40は、変形例18におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。変形例18は、変形例17のバルブ開閉シーケンスを変形例16と同様に繰り返す場合である。変形例18は、変形例16と同様に、一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返すことで、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。
[変形例19]
図41は、変形例19におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図41に示す変形例19では、制御装置100は、VTM11を洗浄する場合、まず、VTM11の排気口42から最も離れた位置にあるガスポート30~32と、最もLLM15側のガスポート39,40とからパージガスを所定時間供給するように、バルブ62を制御する。制御装置100は、ガスポート30~32,39,40の組におけるパージガスの所定時間の供給を所定回数、例えば3回繰り返す。
制御装置100は、次に、ガスポート33,38の組からパージガスを所定時間供給するように、バルブ94a,94fを制御する。制御装置100は、ガスポート33,38の組におけるパージガスの所定時間の供給を所定回数、例えば3回繰り返す。
制御装置100は、ガスポート30側から排気口42側に向けて、同様に、ガスポート34,37の組、ガスポート35,36の組、ガスポート39,40の組の順番でパージガスの所定時間の供給をそれぞれ所定回数、例えば3回繰り返す。つまり、制御装置100は、バルブ94b,94eの組、バルブ94c,94dの組、バルブ94g,94hの組の順番に、バルブの開閉制御をそれぞれ所定回数繰り返す。これにより、一度のパージガスの衝撃波で剥離しないパーティクルを剥離させることができる。なお、変形例19の一連のバルブ開閉シーケンスを変形例16と同様に繰り返すようにしてもよい。
[変形例20]
図42は、変形例20におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。図42に示す変形例20は、変形例19のバルブ開閉シーケンスのうち、ガスポート35,36の組と、ガスポート39,40の組とにおけるパージガスの所定時間の供給について、所定回数の繰り返しを同時に実行するように制御する場合である。つまり、変形例20は、変形例14と変形例19との組み合わせのパターンであるので、その詳細な説明は省略する。これにより、一度のパージガスの衝撃波で剥離しないパーティクルを剥離させることができるとともに、変形例19よりもクリーニング時間を短縮することができる。なお、変形例20の一連のバルブ開閉シーケンスを変形例16と同様に繰り返すようにしてもよい。
[変形例21]
図43は、変形例21におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。変形例21は、変形例13のバルブ開閉シーケンスを変形例16と同様に繰り返す場合である。変形例21は、変形例16と同様に、一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返すことで、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。
[変形例22]
図44は、変形例22におけるバルブ開閉シーケンスの一例を示す図である。変形例22は、変形例14のバルブ開閉シーケンスを変形例21と同様に繰り返す場合である。変形例22は、変形例21と同様に、一連のバルブ開閉シーケンスの繰り返し回数は限定されない。パーティクルモニタ装置が設けられている場合には、一度のバルブ開閉シーケンスでパーティクルの量が基準値を下回らない場合であっても、一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返すことで、パーティクルの量が基準値を下回った時点で終了する。パーティクルモニタ装置が設けられていない場合には、一連のバルブ開閉シーケンスをあらかじめ決められた回数繰り返して終了してもよい。これにより、変形例21よりもクリーニング時間を短縮することができる。
なお、上記の第2実施形態および変形例4~22では、パージガスの粘性流および衝撃波によりパーティクルをクリーニングしたが、これに限定されない。例えば、ロボットアーム12内に設けた電極に高電圧を印加し、ロボットアーム12のフォークをVTM11の内面に近づけることで、VTM11の内面とフォークとの間に静電場を発生させて、VTM11の内面に静電気的な応力、例えば、マックスウエル(Maxwell)応力を作用させるようにしてもよい。印加する高電圧は、例えば、極性の異なる高電圧、例えば+1kVおよび-1kVを交互に印加する。また、印加する高電圧の絶対値は、例えば、1kV~5kVの範囲とすることができる。なお、印加する高電圧は、極性の異なる高電圧に代えて、高電圧のオン/オフを繰り返すようにしてもよい。これにより、VTM11の内面に堆積したパーティクルの付着力が弱まり、パーティクルが脱離する。すなわち、制御装置100は、ロボットアーム12のフォークを所望の位置に移動させることによって、VTM11の内面における所望の位置に堆積したパーティクルを剥離させることができる。例えば、変形例6,11,12,16,21,22のように一連のバルブ開閉シーケンスを繰り返す場合、1回目のシーケンスでは、パージガスの供給に合わせてガスポート33,34,35の近傍のVTM11の内面に順番にフォークを接近させる。また、2回目のシーケンスでは、パージガスの供給に合わせてガスポート38,37,36の近傍のVTM11の内面に順番にフォークを接近させる。これにより、クリーニングの効果を向上させることができる。
また、上記の変形例13~22では、ガスポート30~32,39,40の組と、ガスポート33,38の組とについて、それぞれ個別にバルブ開閉シーケンスを制御したが、これに限定されない。例えば、ガスポート30~32,39,40の組と、ガスポート33,38の組とについて、同時にパージガスを所定時間供給するように制御するようにしてもよい。
以上、第1実施形態によれば、基板処理装置1は、上面と上面に対向する底面と、上面と底面との間の側面とを有し、側面は、第1の側面と第1の側面に対向する第2の側面とを有する、真空搬送室11と、真空搬送室内に配置され、基板(ウエハ)を搬送する搬送ロボット(ロボットアーム12)と、第1の側面に接続されるロードロックモジュール15と、パージガス供給源54に接続され、真空搬送室11内にパージガスを供給する配管(56,58)と、第2の側面の近傍の上面に設けられ、配管と接続される少なくとも1つのガスポート(30)と、真空搬送室11の第1の側面の近傍の底面に設けられ、真空搬送室に供給されたパージガスを排気する排気ポンプが接続される少なくとも1つの排気口42と、を備える。その結果、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、第2の側面の近傍とは、上面を、第1の側面から第2の側面までをその方向に8等分した際に、2の側面に最も近い上面の部分である。その結果、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、ガスポートは、複数設けられる。その結果、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、ガスポート(30~32,39,40)は、第1の側面の近傍の上面にさらに設けられる。その結果、ガスの滞留を解消することでパーティクルが溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、ガスポートは、ロードロックモジュール15と真空搬送室11との間に設けられる第1のゲートバルブ(16)の接続部と、真空搬送室11とプロセスモジュール13との間に設けられる第2のゲートバルブ(14)の接続部14aとにさらに設けられる。その結果、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、配管は、第1の側面の近傍の上面(39,40)と、第2の側面の近傍の上面(30~32)とに設けられたガスポートのそれぞれに、パージガスの流量を制御する第1のマスフローコントローラ(MFC60)を介してパージガスを供給する第1の配管(59)と、第1のゲートバルブの接続部に設けられたガスポート(39~41)のそれぞれに、パージガスの流量を制御する第2のマスフローコントローラ(MFC64)を介してパージガスを供給する第2の配管(63)と、第2のゲートバルブの接続部14aに設けられたガスポート(33~38)のそれぞれに、パージガスの流量を制御する第3のマスフローコントローラ(MFC68)を介してパージガスを供給する第3の配管(58)と、を有する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、第1のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを連続して供給するように流量を制御する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れを均一にすることができる。
また、第1実施形態によれば、第2のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを停止するように流量を制御し、第1のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを停止、または、ランプ制御により供給するように流量を制御する。その結果、ロードロックモジュール15側の雰囲気の影響を低減することができる。
また、第1実施形態によれば、第3のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合、および、第1のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを停止するように流量を制御し、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスをランプ制御により供給するように流量を制御する。その結果、真空搬送室11内の気流の乱れを抑制できるとともに、プロセスモジュール13側の雰囲気の影響を低減することができる。
また、変形例1によれば、配管は、第1の側面の近傍の上面(39,40)と、第2の側面の近傍の上面(30~32)とに設けられたガスポートのそれぞれに、パージガスの流量を制御する第1のマスフローコントローラ(MFC60)を介してパージガスを供給する第1の配管(59)と、第1のゲートバルブの接続部、および、第2のゲートバルブの接続部14aに設けられたガスポート(33~41)のそれぞれに、パージガスの流量を制御する第4のマスフローコントローラ(MFC91)を介してパージガスを供給する第4の配管(90)と、を有する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、上記の実施形態よりも配管系統を減らすことができる。
また、変形例1によれば、第1のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを連続して供給するように流量を制御する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れを均一にすることができる。
また、変形例1によれば、第4のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合に、パージガスを停止するように流量を制御し、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスをランプ制御により供給するように流量を制御する。その結果、真空搬送室11内の気流の乱れを抑制できるとともに、プロセスモジュール13およびロードロックモジュール15側の雰囲気の影響を低減することができる。
また、変形例2によれば、配管は、第1の側面の近傍の上面(39,40)と、第2の側面の近傍の上面(30~32)とに設けられたガスポートのそれぞれに、パージガスの流量を制御する第1のオリフィス(95)および第1のバルブ(62)を介してパージガスを供給する第5の配管(59)と、第1のゲートバルブの接続部、および、第2のゲートバルブの接続部14aに設けられたガスポート(33~41)のそれぞれに、パージガスの流量を制御する第4のマスフローコントローラ(MFC91)を介してパージガスを供給する第4の配管(90)と、を有する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、上記の実施形態よりも配管系統を減らすことができる。さらに、変形例1よりもコストを低減することができる。
また、変形例2によれば、第1のオリフィスおよび第1のバルブは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを供給する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れを均一にすることができる。
また、変形例2によれば、第4のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合に、パージガスを停止するように流量を制御し、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスをランプ制御により供給するように流量を制御する。その結果、真空搬送室11内の気流の乱れを抑制できるとともに、プロセスモジュール13およびロードロックモジュール15側の雰囲気の影響を低減することができる。
また、変形例3によれば、配管は、第1の側面の近傍の上面(39,40)と、第2の側面の近傍の上面(30~32)とに設けられたガスポートのそれぞれに、パージガスの流量を制御する第1のマスフローコントローラ(MFC60)を介してパージガスを供給する第1の配管(59)と、第1のゲートバルブの接続部、および、第2のゲートバルブの接続部14aに設けられたガスポート(33~41)のそれぞれに設けられたパージガスの流量を制御する第2のオリフィス(97a~97i)および第2のバルブ(94a~94i)を介して、第1のゲートバルブの接続部、および、第2のゲートバルブの接続部14aに設けられたガスポートのそれぞれに、パージガスを供給する第6の配管(96)と、を有する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れが均一となり、残留ガスの成分を含むパージガスの滞留を解消することで、パーティクルが溜まることを抑制できる。また、上記の実施形態よりも配管系統を減らすことができる。さらに、変形例1よりもコストを低減することができる。
また、変形例3によれば、第1のマスフローコントローラは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを連続して供給するように流量を制御する。その結果、真空搬送室11内のパージガスの流れを均一にすることができる。
また、変形例3によれば、複数の第2のオリフィスおよび第2のバルブは、真空搬送室11がアイドル状態または基板の搬送中である場合に、パージガスを停止するように流量を制御し、第1のゲートバルブが開放される場合、および、第2のゲートバルブが開放される場合に、パージガスを連続して供給する。その結果、真空搬送室11内の気流の乱れを抑制できるとともに、プロセスモジュール13およびロードロックモジュール15側の雰囲気の影響を低減することができる。
また、第2実施形態によれば、真空搬送室は、上面と上面に対向する底面と、上面と底面との間の側面とを備え、側面は、第1の側面と第1の側面に対向する第2の側面とを備え、制御装置100は、a)真空搬送室11内を第1の側面の近傍の底面に設けられた排気口42から排気しつつ、第2の側面の近傍の上面であって、排気口42から最も離れた位置にある第1のガスポート(30)からパージガスを所定時間供給する工程と、b)真空搬送室11内を排気口42から排気しつつ、第1のガスポートよりも第1の側面側に位置する第2のガスポート(33~40)からパージガスを所定時間供給する工程とを実行する。その結果、パージガスの衝撃波を真空搬送室11全体に行き渡らせることができるとともに、真空搬送室11のクリーニング時間を短縮することができる。
今回開示された各実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。上記の各実施形態は、添付の請求の範囲およびその主旨を逸脱することなく、様々な形体で省略、置換、変更されてもよい。
また、上記した各実施形態では、パージガスとしてN2ガスを用いたが、これに限定されない。例えば、不活性ガスとしてHe、Ne、Arガス等の希ガスを用いてもよい。
以上、上記の各実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)真空搬送室の洗浄方法であって、
前記真空搬送室は、
上面と前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との間の側面とを備え、前記側面は、第1の側面と前記第1の側面に対向する第2の側面とを備え、
a)前記真空搬送室内を前記第1の側面の近傍の前記底面に設けられた排気口から排気しつつ、前記第2の側面の近傍の前記上面であって、前記排気口から最も離れた位置にある第1のガスポートからパージガスを所定時間供給する工程と、
b)前記真空搬送室内を前記排気口から排気しつつ、前記第1のガスポートよりも前記第1の側面側に位置する第2のガスポートから前記パージガスを前記所定時間供給する工程と、
を有する真空搬送室の洗浄方法。
(付記2)c)前記a)と前記b)とを繰り返す工程、
を有する付記1に記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記3)d)前記a)を所定回数繰り返してから、前記b)を前記所定回数繰り返す工程、
を有する付記1に記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記4)前記b)は、前記a)における前記所定時間の経過前に、前記パージガスの供給を開始する、
付記1または2に記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記5)前記a)および前記b)は、前記真空搬送室内の圧力が133Pa以上となるように前記排気口からの排気、または、パージガスの流量を制御する、
付記1~4のいずれか1つに記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記6)前記b)は、前記第2のガスポートが前記排気口側に向けて複数ある場合、前記第2の側面側の前記第2のガスポートから順番に、前記パージガスを前記所定時間供給する、
付記1~5のいずれか1つに記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記7)前記b)は、前記パージガスを供給中の前記第2のガスポートにおける前記所定時間の経過前に、次の前記第2のガスポートから前記パージガスの供給を開始する、
付記6に記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記8)前記a)および前記b)は、前記所定時間の間、前記真空搬送室内に設けられた真空搬送ロボット内の電極に高電圧を印加する、
付記1~7のいずれか1つに記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記9)前記高電圧の絶対値は1~5kVの範囲である、
付記8に記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記10)e)前記排気口に接続された排気ラインに設けられたパーティクル検出器において、閾値以上のパーティクル数が検出された場合に、前記a)および前記b)を実行する、
付記1~9のいずれか1つに記載の真空搬送室の洗浄方法。
(付記11)基板処理装置であって、
上面と前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との間の側面とを備え、前記側面は、第1の側面と前記第1の側面に対向する第2の側面とを備える、真空搬送室と、
制御部と、を有し、
前記制御部は、a)前記真空搬送室内を前記第1の側面の近傍の前記底面に設けられた排気口から排気しつつ、前記第2の側面の近傍の前記上面であって、前記排気口から最も離れた位置にある第1のガスポートからパージガスを所定時間供給するよう前記基板処理装置を制御するように構成され、
前記制御部は、b)前記真空搬送室内を前記排気口から排気しつつ、前記第1のガスポートよりも前記第1の側面側に位置する第2のガスポートから前記パージガスを前記所定時間供給するよう前記基板処理装置を制御するように構成される、
基板処理装置。
1 基板処理装置
10 装置本体
11 真空搬送室(VTM)
12 ロボットアーム
13 プロセスモジュール(PM)
14,16 ゲートバルブ
14a 接続部
15 ロードロックモジュール(LLM)
30~41 ガスポート
42 排気口
54 パージガス供給源
56,58,59,63,90,96 配管
60,64,68,91 マスフローコントローラ(MFC)
57,62,94a~94i バルブ
95,97a~97i オリフィス
100 制御装置

Claims (20)

  1. 基板処理装置であって、
    上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との間の側面とを有し、前記側面は、第1の側面と、前記第1の側面に対向する第2の側面と、前記第1の側面と前記第2の側面との間に配置され、互いに対向する一対の側面とを有し、前記上面、前記底面、前記第1の側面、前記第2の側面および前記一対の側面は、単一の空間を画定する、真空搬送室と、
    前記真空搬送室内に配置され、基板を搬送する搬送ロボットと、
    前記第1の側面に沿って配置されるロードロックモジュールと、
    前記真空搬送室と、前記ロードロックモジュールとを接続する第1のゲートバルブと、
    前記一対の側面のそれぞれに沿って並んで配置される複数のプロセスモジュールと、前記真空搬送室とを接続する複数の第2のゲートバルブと、
    前記真空搬送室内にパージガスを供給するための複数のガスポートと、
    前記複数のガスポートとパージガス供給源とを接続する配管と、
    前記真空搬送室の前記第1の側面の近傍の前記底面に設けられ、前記真空搬送室に供給された前記パージガスを排気する排気ポンプが接続される少なくとも1つの排気口と、
    を備え、
    前記複数のガスポートは、前記第2の側面の近傍の前記上面または前記上面の近傍の前記第2の側面に設けられたガスポートと、前記真空搬送室と前記複数の第2のゲートバルブとの接続部にそれぞれ設けられたガスポートとを含む、
    基板処理装置。
  2. 前記第2の側面の前記近傍とは、前記上面を、前記第1の側面から前記第2の側面までをその方向に8等分した際に、前記第2の側面に最も近い上面の部分である、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記複数のガスポートは、前記第2の側面の中心部の近傍の前記上面に設けられたガスポートを含み、
    前記少なくとも1つの排気口は、前記第1の側面の中心部の近傍の前記底面に設けられる、
    請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記複数のガスポートは、前記第1の側面の近傍の前記上面にさらに設けられる、
    請求項1~3のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  5. 前記複数のガスポートは、前記第1のゲートバルブの接続部にさらに設けられる、
    請求項1~4のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  6. 前記複数のガスポートは、前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第1のゲートバルブの接続部とにさらに設けられ、
    前記配管は、
    前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第2の側面の近傍の前記上面または前記上面の近傍の前記第2の側面とに設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第1のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第1の配管と、
    前記第1のゲートバルブの前記接続部に設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第2のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第2の配管と、
    前記複数の第2のゲートバルブの前記接続部に設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第3のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第3の配管と、を有する、
    請求項1~3のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  7. 前記第1のマスフローコントローラは、前記真空搬送室がアイドル状態または基板の搬送中である場合、前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを連続して供給するように前記流量を制御する、
    請求項6に記載の基板処理装置。
  8. 前記第2のマスフローコントローラは、
    前記真空搬送室が前記アイドル状態または前記基板の搬送中である場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを停止するように前記流量を制御し、
    前記第1のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを停止、または、ランプ制御により供給するように前記流量を制御する、
    請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 前記第3のマスフローコントローラは、
    前記真空搬送室が前記アイドル状態または前記基板の搬送中である場合、および、前記第1のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを停止するように前記流量を制御し、
    前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスをランプ制御により供給するように前記流量を制御する、
    請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 前記複数のガスポートは、前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第1のゲートバルブの接続部とにさらに設けられ、
    前記配管は、
    前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第2の側面の近傍の前記上面または前記上面の近傍の前記第2の側面とに設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第1のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第1の配管と、
    前記第1のゲートバルブの前記接続部、および、前記複数の第2のゲートバルブの前記接続部に設けられた前記ガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第4のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第4の配管と、を有する、
    請求項1~3のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  11. 前記第1のマスフローコントローラは、
    前記真空搬送室がアイドル状態または基板の搬送中である場合、前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを連続して供給するように前記流量を制御する、
    請求項10に記載の基板処理装置。
  12. 前記第4のマスフローコントローラは、
    前記真空搬送室が前記アイドル状態または前記基板の搬送中である場合に、前記パージガスを停止するように前記流量を制御し、
    前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスをランプ制御により供給するように前記流量を制御する、
    請求項11に記載の基板処理装置。
  13. 前記複数のガスポートは、前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第1のゲートバルブの接続部とにさらに設けられ、
    前記配管は、
    前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第2の側面の近傍の前記上面または前記上面の近傍の前記第2の側面とに設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第1のオリフィスおよび第1のバルブを介して前記パージガスを供給する第5の配管と、
    前記第1のゲートバルブの前記接続部、および、前記第2のゲートバルブの前記接続部に設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第4のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第4の配管と、を有する、
    請求項1~3のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  14. 前記第1のオリフィスおよび前記第1のバルブは、
    前記真空搬送室がアイドル状態または基板の搬送中である場合、前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを供給する、
    請求項13に記載の基板処理装置。
  15. 前記第4のマスフローコントローラは、
    前記真空搬送室が前記アイドル状態または前記基板の搬送中である場合に、前記パージガスを停止するように前記流量を制御し、
    前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスをランプ制御により供給するように前記流量を制御する、
    請求項14に記載の基板処理装置。
  16. 前記複数のガスポートは、前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第1のゲートバルブの接続部とにさらに設けられ、
    前記配管は、
    前記第1の側面の近傍の前記上面と、前記第2の側面の近傍の前記上面または前記上面の近傍の前記第2の側面とに設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに、前記パージガスの流量を制御する第1のマスフローコントローラを介して前記パージガスを供給する第1の配管と、
    前記第1のゲートバルブの前記接続部、および、前記第2のゲートバルブの前記接続部に設けられた前記複数のガスポートのそれぞれに設けられた前記パージガスの流量を制御する第2のオリフィスおよび第2のバルブを介して、前記第1のゲートバルブの前記接続部、および、前記第2のゲートバルブの前記接続部に設けられた前記ガスポートのそれぞれに、前記パージガスを供給する第6の配管と、を有する、
    請求項1~3のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  17. 前記第1のマスフローコントローラは、
    前記真空搬送室がアイドル状態または基板の搬送中である場合、前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを連続して供給するように前記流量を制御する、
    請求項16に記載の基板処理装置。
  18. 複数の前記第2のオリフィスおよび前記第2のバルブは、
    前記真空搬送室が前記アイドル状態または前記基板の搬送中である場合に、前記パージガスを停止するように前記流量を制御し、
    前記第1のゲートバルブが開放される場合、および、前記第2のゲートバルブが開放される場合に、前記パージガスを連続して供給する、
    請求項17に記載の基板処理装置。
  19. 前記真空搬送室が平面視で五角形となるように、前記第2の側面は2つの面で構成される、
    請求項1~17のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  20. 基板処理装置におけるパージガスの制御方法であって、
    前記基板処理装置は、
    上面と、前記上面に対向する底面と、前記上面と前記底面との間の側面とを有し、前記側面は、第1の側面と、前記第1の側面に対向する第2の側面と、前記第1の側面と前記第2の側面との間に配置され、互いに対向する一対の側面とを有し、前記上面、前記底面、前記第1の側面、前記第2の側面および前記一対の側面は、単一の空間を画定する、真空搬送室と、
    前記真空搬送室内に配置され、基板を搬送する搬送ロボットと、
    前記第1の側面に沿って配置されるロードロックモジュールと、
    前記真空搬送室と、前記ロードロックモジュールとを接続する第1のゲートバルブと、
    前記一対の側面のそれぞれに沿って並んで配置される複数のプロセスモジュールと、前記真空搬送室とを接続するための複数の第2のゲートバルブと、
    前記真空搬送室内にパージガスを供給するための複数のガスポートと、
    前記複数のガスポートとパージガス供給源とを接続する配管と、
    前記真空搬送室の前記第1の側面の近傍の前記底面に設けられ、前記真空搬送室に供給された前記パージガスを排気する排気ポンプが接続される少なくとも1つの排気口と、
    を備え、
    前記複数のガスポートは、前記第2の側面の近傍の前記上面又は前記上面の近傍の前記第2の側面に設けられたガスポートと、前記真空搬送室と前記複数の第2のゲートバルブとの接続部に設けられたガスポートとを含み、
    前記制御方法は、
    前記複数のガスポートから、前記真空搬送室内にパージガスを供給することと、
    前記真空搬送室に供給された前記パージガスを、前記少なくとも1つの排気口から排気することと、
    を有する、パージガスの制御方法。
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