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JP7788931B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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JP7788931B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

トリガー式液体噴出器

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Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
トリガー部の操作によって容器体内から液体を吸い上げ、噴出孔を通じて液体を噴出するトリガー式液体噴出器が知られている。下記特許文献1に記載されたトリガー式液体噴出器は、トリガー部の移動に伴って前後に移動するピストンと、ピストンの移動に伴って内部が加圧および減圧し、かつ内部が縦供給筒部内に連通するシリンダと、シリンダの内側に配置され、ピストンを介してトリガー部を前方に向けて付勢する付勢部材と、を備えている。
さらに、下記特許文献1に記載されたトリガー式液体噴出器は、トリガー部の後方への移動によって、縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、貯留シリンダ内に配設され、貯留シリンダ内への液体の供給に伴って軸方向のうちの一方側に向けて移動すると共に、他方側に向けて付勢される貯留プランジャと、を備え、液体の連続噴出が可能とされている。
特開2021-159841号公報
上記連続噴出が可能なトリガー式液体噴出器においては、トリガー部を1回操作した際の液体の連続噴出時間は一定であった。このため、液体の連続噴出時間を可変したい要望がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、液体の連続噴出時間を変えることができるトリガー式液体噴出器を提供することである。
(1)本発明に係るトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体に装着され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、前記噴出器本体は、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、前記貯留シリンダ内に前記貯留シリンダの中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動する貯留プランジャと、前記貯留プランジャを前記軸方向の他方側に向けて付勢する付勢部材と、前記付勢部材の前記軸方向の一方側に配設され、前記貯留シリンダに対して前記軸方向に移動し、前記付勢部材の付勢力を調整可能な付勢力調整部材と、を備える。
本発明に係るトリガー式液体噴出器によれば、トリガー部を操作して後方に移動させることで、液体を縦供給筒部内から噴出孔側に向けて流通させることができる。これにより、ノズル部材の噴出孔を通じて液体を外部に向けて噴出させることができる。しかも、縦供給筒部内から貯留シリンダ内に液体を供給して、貯留シリンダ内を加圧することができる。従って、貯留プランジャを軸方向の他方側に向けた付勢力に抗して軸方向の一方側に向けて押圧することができ、液体を噴出しながら貯留プランジャを軸方向の一方側に向けて移動させることができる。そのため、トリガー部を引く操作を行う毎に、貯留プランジャを軸方向の一方側に移動させて、貯留シリンダ内に液体を溜めながら(充填しながら)、液体を噴出することができる。
なお、貯留シリンダ内への液体の充填後、トリガー部の操作を停止すると、縦供給筒部内を通じた貯留シリンダ内への液体の供給が停止するが、貯留プランジャが軸方向の他方側に向けて復元移動しはじめる。これにより、貯留シリンダ内に充填した液体を、貯留シリンダ内から噴出孔側に向けて押し出すことができ、噴出孔から噴出させることができる。従って、液体の連続噴出を行うことが可能となる。
ところで、噴出器本体においては、貯留プランジャを軸方向の他方側に向けて付勢する付勢部材の軸方向の一方側に、付勢力調整部材が配設されている。付勢力調整部材は、貯留シリンダに対して軸方向に移動することで付勢部材の圧縮率を変更し、付勢部材の付勢力を調整する。これにより、貯留プランジャが軸方向の他方側に向けて復元移動する時間を変更し、液体の連続噴出時間を変えることができる。
(2)前記付勢力調整部材は、前記貯留シリンダの中心軸線回りの回転によって、前記貯留シリンダに対して前記軸方向に移動しても良い。
この場合には、付勢力調整部材の回転操作によって、液体の連続噴出時間を変えることができるため、操作性が良くなる。
(3)前記貯留シリンダの外周面には、前記中心軸線回りに沿う周方向の一方から他方に向けて延びる螺旋状の溝部が形成され、前記付勢力調整部材には、前記溝部に係合し、前記溝部に沿って移動可能な係合片が形成されても良い。
この場合には、貯留シリンダに対して付勢力調整部材を回転すると、付勢力調整部材に形成された係合片が、貯留シリンダの外周面に形成された螺旋状の溝部に沿って移動することで、付勢力調整部材が軸方向に移動できる。
(4)前記貯留シリンダに対する前記付勢力調整部材の前記軸方向の位置を認識可能にする認識機構を備えても良い。
この場合には、使用者が付勢力調整部材の操作量を認識し易くなる。つまり、付勢力調整部材は、貯留シリンダに対して軸方向に移動することで付勢部材の圧縮率を変更し、液体の連続噴出時間を変えるため、認識機構を設けることで、液体の連続噴出時間を変える位置に付勢力調整部材が移動したことが分かりやすくなる。
本発明に係るトリガー式液体噴出器によれば、液体の連続噴出時間を変えることができる。
本発明の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る貯留シリンダの後端部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る貯留シリンダを後方から視た背面図である。 本発明の一実施形態に係る付勢力調整部材を前方から視た正面図である。 本発明の一実施形態に係る付勢力調整部材の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る付勢力調整部材の作用を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る認識機構の作用を説明する図である。
以下、本発明に係るトリガー式液体噴出器の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、トリガー式液体噴出器が容器体に取り付けられた噴出容器を例にして説明する。
図1に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体を収容する容器体200に装着される噴出器本体2と、液体を噴出する噴出孔4が形成され、噴出器本体2に装着されたノズル部材3と、噴出器本体2及びノズル部材3を覆うカバー体5と、を備えている。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成部品は、特に記載がなければ、合成樹脂を用いた成形品とされている。
(噴出器本体)
噴出器本体2は、縦供給筒部10と、接続筒部20と、装着キャップ30と、貯留シリンダ40と、貯留プランジャ50と、プランジャ付勢部材60と、射出筒部70と、トリガー機構80と、ボール弁90と、貯留弁91と、を主に備えている。
本実施形態では、縦供給筒部10の中心軸線を軸線O1とし、この軸線O1に沿って容器体200側を下側、その反対側を上側といい、軸線O1に沿う方向を上下方向という。また、上下方向から見た平面視において、軸線O1に交差する一方向を前後方向といい、上下方向及び前後方向の双方向に直交する方向を左右方向という。
さらに本実施形態では、貯留シリンダ40の中心軸線を軸線O2とする。本実施形態において軸線O2は、前後方向に延びている。従って、本実施形態において前後方向は、貯留シリンダ40の中心軸線に沿う軸方向に相当する。
なお、本実施形態において後方は、貯留シリンダ40の中心軸線に沿う軸方向のうちの一方側に相当し、前方は貯留シリンダ40の中心軸線に沿う軸方向のうちの他方側に相当する。ただし、軸線O2に沿う軸方向は、前後方向と一致していなくても良い。
縦供給筒部10は、上下方向に延在し、容器体200内の液体を吸い上げる機能を有する。縦供給筒部10は、装着キャップ30によって、容器体200に装着されている。縦供給筒部10には、上下方向に延びると共に容器体200から液体を吸い上げるパイプ11の上部が嵌合されている。
図1に示すように、縦供給筒部10の上端部には、前方に向けて延びる接続筒部20が設けられている。
接続筒部20は、噴出器本体2の前方に開口した開口部21を有する筒状に形成され、縦供給筒部10内に連通している。接続筒部20の開口部21には、閉塞栓100が装着され、開口部21を閉塞(シール)している。
接続筒部20の下方、且つ、装着キャップ30の上方には、シリンダ用筒部110が設けられている。シリンダ用筒部110は、縦供給筒部10から前方に向けて突出すると共に、前方に向けて開口している。シリンダ用筒部110内には、主シリンダ82が嵌合されている。主シリンダ82は、前方に開口すると共に後方が閉塞された有底筒状に形成されている。主シリンダ82内は、縦供給筒部10内に連通している。
貯留シリンダ40は、縦供給筒部10及び接続筒部20の上方に配置されている。
なお本実施形態では、貯留シリンダ40の下端部は、縦供給筒部10の上端部及び接続筒部20の上端部と一体に形成されている。
貯留シリンダ40の内部(後述する貯留空間40a)には、トリガー部81の後方への揺動によって、縦供給筒部10内及び接続筒部20内を通過した液体が供給される。
具体的には、貯留シリンダ40における前端部の下側部分には、接続筒部20内に連通する供給孔41Aが形成されている。なお、供給孔41Aは、閉塞栓100より後方に位置する部分に開口している。これにより、貯留シリンダ40内に、縦供給筒部10内及び接続筒部20内を通過した液体を、供給孔41Aを通じて供給することが可能とされている。
貯留プランジャ50は、貯留シリンダ40内に軸線O2に沿う前後方向に移動可能に配置されている。これにより、貯留プランジャ50は、貯留シリンダ40内を前後方向に密に摺動する。
貯留プランジャ50は、貯留シリンダ40内への液体の供給に伴って後方に向けて移動する。貯留プランジャ50は、接続筒部20内を通じた縦供給筒部10内と噴出孔4との連通を遮断し、且つ後方に移動したときに、接続筒部20内を通じた縦供給筒部10内と噴出孔4との連通を許容する。
つまり、貯留プランジャ50は、最前方位置において、接続筒部20内を通じた縦供給筒部10内と噴出孔4(射出筒部70内)との連通を遮断し、最前方位置から後方に移動したときに、接続筒部20内を通じた縦供給筒部10内と噴出孔4(射出筒部70内)との連通を許容する。なお、貯留シリンダ40において、貯留プランジャ50よりも前方に位置する空間は、貯留空間40aとして機能する。
貯留空間40aは、縦供給筒部10内及び接続筒部20内を通過すると共に、供給孔41Aを通過した液体が貯留される。貯留空間40aは、液体の供給によって貯留プランジャ50が後方に向けて移動することで拡張する。なお、貯留空間40aは、後述する射出筒部70内にも連通可能とされている。
プランジャ付勢部材60は、貯留プランジャ50を前方に向けて付勢している。プランジャ付勢部材60は、貯留シリンダ40内において貯留プランジャ50よりも後方に配置されている。プランジャ付勢部材60は、トリガー部81を操作する前の初期状態において、貯留プランジャ50を前方に向けて付勢している。これにより、貯留プランジャ50は、最前方位置に位置している。
なお、プランジャ付勢部材60は、所定の付勢力を有するように圧縮した状態で軸線O2と同軸に配設された金属製のコイルばねとされている。ただし、例えばプランジャ付勢部材60として樹脂製のばねを用いても良いし、その他の弾性を有する部材を用いても構わない。
上述のように構成された貯留シリンダ40及び貯留プランジャ50において、貯留プランジャ50が後方に移動するまでの間、貯留空間40a内で液体を加圧することが可能となる。その後、貯留空間40aの液圧が所定値に達すると、貯留プランジャ50がプランジャ付勢部材60に抗して後方に移動する。これにより、貯留空間40aの液体を、噴出孔4側に供給することが可能とされている。
従って、貯留プランジャ50を蓄圧弁として機能させることができる。なお、縦供給筒部10には、貯留プランジャ50が後方移動した際に、貯留シリンダ40内と容器体200内との間を連通させる回収通路36が設けられている。この構成によれば、貯留シリンダ40と回収通路36とが連通することで、貯留シリンダ40に貯留された液体が回収通路36を通じて容器体200に戻され、貯留シリンダ40の内圧が過度に高くなるのを抑制することできる。
射出筒部70は、貯留シリンダ40から前方に向けて延びている。射出筒部70は、貯留シリンダ40内(貯留空間40a)及び接続筒部20内を通じて縦供給筒部10の内部に連通している。これにより、射出筒部70は、縦供給筒部10内、接続筒部20内及び貯留シリンダ40内(貯留空間40a)を通過した液体を噴出孔4に導くことが可能とされている。
トリガー機構80は、トリガー部81と、主シリンダ82と、主ピストン83と、ピストン付勢部材84とを備えている。トリガー機構80は、トリガー部81の後方への揺動によって、液体を縦供給筒部10内から接続筒部20内を通じて噴出孔4側に向けて流通させることが可能とされている。
トリガー部81は、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配置されている。トリガー部81は、上下方向に延びるように形成されていると共に、射出筒部70の下方に配置されている。トリガー部81は、上端部がノズル部材3に前後方向に揺動可能に軸支され、下端部が主シリンダ82の前方に配置される。
主ピストン83は、主シリンダ82の内部に前後方向に移動可能に配置されている。主ピストン83は、トリガー部81の揺動に連動して前後方向に移動可能とされている。これにより、主シリンダ82の内部は、主ピストン83の前後方向の移動に伴って加圧及び減圧される。なお、主ピストン83は、後方に開口すると共に前方が閉塞された有頂筒状に形成されている。
主ピストン83は、ピストン付勢部材84の付勢力によって前方に付勢されている。主ピストン83は、トリガー部81の後方への揺動に伴って後方に移動して主シリンダ82内に押し込まれる。なお、主ピストン83は、トリガー部81が最前方揺動位置にあるときに、これに対応して最前方位置に位置している。
ピストン付勢部材84は、例えば金属製のコイルばねとされている。ピストン付勢部材84は、主ピストン83及び主シリンダ82と同軸に配設され、主ピストン83が連結されたトリガー部81を前方に付勢している。ピストン付勢部材84は、主シリンダ82内に配置され、主ピストン83を介してトリガー部81を前方に付勢している。
ただし、ピストン付勢部材84の材質は金属製に限定されるものではなく、例えば樹脂ばね等を採用してもよい。
ボール弁90及び貯留弁91は、縦供給筒部10内に設けられている。
ボール弁90は、主シリンダ82内の加圧時に、縦供給筒部10内を通じた容器体200内と主シリンダ82内との連通を遮断すると共に、主シリンダ82内の減圧時に上方に向けて変位することで、縦供給筒部10内を通じた容器体200内と主シリンダ82内との連通を許容する逆止弁とされている。
ボール弁90の上方には、貯留弁91が配置されている。貯留弁91は、縦供給筒部10内から接続筒部20内を通じた貯留シリンダ40内への液体の供給を許容すると共に、貯留シリンダ40内から接続筒部20内を通じた縦供給筒部10内への液体の流出を規制する逆止弁とされている。
カバー体5は、縦供給筒部10のうちの下端部を除く全体、射出筒部70の全体、及び貯留シリンダ40の全体を、少なくとも左右方向の両側及び上方から覆うように形成されている。
(ノズル部材)
ノズル部材3は、主に射出筒部70に係合して噴出器本体2に組付けられている。
ノズル部材3は、射出筒部70に前方から外嵌された装着筒部120と、装着筒部120における前端部に装着されるノズル部130と、を備えている。ノズル部130には、前方に開口し、液体を前方に向けて噴出する噴出孔4が形成されている。
以上のように構成されたトリガー式液体噴出器1の貯留シリンダ40の後端部には、プランジャ付勢部材60の付勢力を調整可能な付勢力調整部材140が装着されている。以下、付勢力調整部材140及びその周辺構造について、図2~図7を参照して詳しく説明する。
図2に示すように、貯留シリンダ40の後端部には、第1溝部41と、第2溝部42と、が形成されている。なお、貯留シリンダ40の中心軸線である軸線O2は、前後方向に沿って延びており、軸線O2方向から見た正面視において、軸線O2に交差する方向を径方向といい、軸線O2回りに周回する方向を周方向という。
第1溝部41は、貯留シリンダ40の円筒状の外周面40Aに形成されている。第1溝部41は、外周面40Aにおいて、軸線O2回りに沿う周方向の一方から他方(例えば軸線O2方向から見た背面視において反時計回り)に向けて延びる螺旋状に形成されている。
第1溝部41は、軸線O2方向から見た背面視において反時計回りすると、貯留シリンダ40の後端面40Bに近づいていく。この第1溝部41は、貯留シリンダ40の外周面40Aに、点対称に一対で形成されている。つまり、第1溝部41は、2条の螺旋溝を形成している。
第1溝部41の軸方向で対向する一対の側面のうち、前方(軸方向の他方側)を向く側面には、第1斜面部41aと、第1平面部41b(平面部)と、が形成されている。
第1平面部41bは、軸線O2に対して直交する方向に延びる平面を形成している。第1平面部41bは、第1溝部41において周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では3つ)形成されている。第1平面部41bには、周方向に離間すると共に、前方に突出する一対の第1突起部43が形成されている。第1突起部43は、径方向から視て略半円形を呈している。
第1平面部41b(第1の平面部)に対し、軸線O2方向から見た背面視において反時計回りの周方向で隣り合う第1平面部41b(第2の平面部)は、第1の平面部よりも後方に位置する。第1斜面部41aは、周方向で隣り合う第1平面部41b同士の間を斜面で接続している。
第2溝部42は、貯留シリンダ40の後端面40Bから前方に向かって形成されると共に、径方向外側(外周面40A側)に開放された溝である。第2溝部42は、軸線O2回りに沿う周方向の一方から他方(例えば軸線O2方向から見た背面視において反時計回り)に向けて前後方向の深さが浅くなる略階段状に形成されている。
第2溝部42の後方(軸方向の一方側)を向く底面は、軸線O2方向から見た背面視において反時計回りすると、貯留シリンダ40の後端面40Bに近づいていく。この第2溝部42は、貯留シリンダ40の後端面40Bの外周縁に沿って、図3に示すように、点対称に一対で形成されている。
一対の第2溝部42の間には、前後方向で一対の第1溝部41に連続する一対の第3溝部45が形成されている。第3溝部45は、付勢力調整部材140の組み付け時に、後述する一対の係合片143(図2参照)が挿入される溝である。第3溝部45の径方向の深さは、係合片143の径方向の長さ(突出量)よりも浅く、付勢力調整部材140の周壁部142が弾性変形しながら、係合片143が第3溝部45を通過するようになっている。
図2に示すように、第2溝部42の後方(軸方向の一方側)を向く底面には、第2斜面部42aと、第2平面部42bと、が形成されている。第2平面部42bは、軸線O2に対して直交する方向に延びる平面を形成している。第2平面部42bには、周方向に離間すると共に、後方に突出する一対の第2突起部44が形成されている。
第2突起部44は、図3に示すように、軸方向から視て略四角形を呈している。第2平面部42bは、第2溝部42において周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)形成されている。第2平面部42bに対し、軸線O2方向から見た背面視において反時計回りの周方向で隣り合う第2平面部42b(第2の平面部)は、第1の平面部よりも後方に位置する。
第2斜面部42aは、軸線O2方向から見た背面視において反時計回りするに従って貯留シリンダ40の後端面40Bに近づく。第2斜面部42aは、周方向で隣り合う第2平面部42b同士の間を斜面で接続している。また、第2斜面部42aは、最後方に位置する第2平面部42bと後端面40Bとの間を斜面で接続している。
図2に示すように、付勢力調整部材140は、軸線O2を中心軸線とし、前方に向かって開口する有底筒状に形成されている。付勢力調整部材140は、貯留シリンダ40の後端面40Bと軸方向に対向し、貯留シリンダ40の後端開口を閉塞する底板部141と、底板部141の外周縁から前方に向かって立設し、貯留シリンダ40の外周面40Aと径方向に対向する周壁部142と、を備えている。底板部141には、プランジャ付勢部材60の軸方向の一方側の端部が当接している。
周壁部142の内周面には、第1溝部41に係合する係合片143が径方向内側に向かって突設されている。係合片143は、一対の第1溝部41に対応して一対で形成されている。図4に示すように、底板部141には、一対の係合片143を成形するための、一対の成形孔141aが軸方向に貫通して形成されている。
底板部141の前方を向く面には、第2溝部42に配置される板部144が、図5に示すように前方(軸方向の他方側)に向かって突設されている。板部144は、図4に示すように、軸線O2方向から見た正面視において矩形状を有する柱部材である。板部144は、周方向の厚みが径方向の幅よりも小さく、その先端部が周方向に弾性変形し易くなっている。
板部144は、一対の第2溝部42(図3参照)に対応して一対で形成されている。なお、一対の係合片143及び一対の板部144は、それぞれ軸線O2を中心に、点対称に形成されているが、互いの周方向の位相は30°程度ずれている。係合片143は、第1溝部41の第1平面部41bにおいて、軸方向に係止可能とされている。また、第1平面部41bには、一対の第1突起部43が形成されている。一対の第1突起部43は、第1平面部41bに係止する係合片143の周方向の移動を抑制し、付勢力調整部材140の周方向位置を維持する。
板部144の径方向位置は、第2溝部42の第2平面部42bに形成された一対の第2突起部44の径方向位置と一致している。これにより、付勢力調整部材140を軸線O2回りに回転させると、板部144が一対の第2突起部44の少なくとも一方と衝突して乗り越える。この際に発生する衝撃音により、使用者が付勢力調整部材140の操作量(回転量)を認識し易くなる。
本実施形態では、付勢力調整部材140を軸線O2回りに回転させることで、図6(a)~(c)に示すように、3段階でプランジャ付勢部材60の付勢力を調整することができる。なお、図6(a)~(c)は、説明の都合上、同一断面ではなく、軸線O2回りの断面角度が異なっている。
図6(a)に示すように、付勢力調整部材140の係合片143が、第1溝部41において、軸方向で最前方に位置する第1平面部41bに係止するとき、プランジャ付勢部材60の付勢力は「大」であり、1回のトリガー部81の操作による液体の連続噴出時間は、例えば1秒に変えることができる。
図6(b)に示すように、付勢力調整部材140の係合片143が、第1溝部41において、軸方向で中間位置に位置する第1平面部41bに係止するとき、プランジャ付勢部材60の付勢力は「中」であり、1回のトリガー部81の操作による液体の連続噴出時間は、例えば2秒に変えることができる。
図6(c)に示すように、付勢力調整部材140の係合片143が、第1溝部41において、軸方向で最後方に位置する第1平面部41bに係止するとき、プランジャ付勢部材60の付勢力は「小」であり、1回のトリガー部81の操作による液体の連続噴出時間は、例えば3秒に変えることができる。
なお、図6(a)に示す状態のとき、付勢力調整部材140の板部144は、図7(a)に示すように、第2溝部42において、軸方向で最前方に位置する第2平面部42bの一対の第2突起部44の間に位置する。また、図6(b)に示す状態のとき、付勢力調整部材140の板部144は、図7(b)に示すように、第2溝部42において、軸方向で最後方に位置する第2平面部42bの一対の第2突起部44の間に位置する。
ちなみに、図6(c)に示す状態のとき、付勢力調整部材140の板部144は、貯留シリンダ40の後端面40Bよりも後方に位置するため、一対の第2突起部44との衝撃音は発生しない。また、この状態のとき、付勢力調整部材140は、一対の係合片143が一対の第1溝部41の後端部に係止し、その後端部は軸方向に第3溝部45と接続されていないため、貯留シリンダ40に対して後方に抜けることはない。
(トリガー式液体噴出器の作用)
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。まず、図1に示す状態から、トリガー部81をピストン付勢部材84(図1参照)の付勢力に抗して、後方に引くように操作する。なお、トリガー部81の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部10内に液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。
トリガー部81をピストン付勢部材84の付勢力に抗して、後方に引くように操作すると、主ピストン83が最前方位置から後方に移動し、主シリンダ82内が加圧される。これにより、主シリンダ82内の液体が、縦供給筒部10に供給される。縦供給筒部10に供給された液体は、ボール弁90を下方に押し付けると共に、貯留弁91を押し上げる。
これにより、縦供給筒部10内の液体を、接続筒部20内及び供給孔41Aを通じて貯留シリンダ40の貯留空間40aに供給することができ、貯留空間40aを加圧することができる。そのため、貯留空間40aの加圧に伴って、貯留プランジャ50をプランジャ付勢部材60の付勢力に抗して最前進位置から後方に向けて移動させることができ、液体を貯留空間40aに溜める(充填する)ことができる。貯留プランジャ50が後方に移動することで、圧力が高まった貯留空間40aの液体を、射出筒部70内を通じて噴出孔4に導くことができる。これにより、噴出孔4から前方に向けて液体を噴出させることができる。
上述のように、トリガー部81を後方に引く操作を行う毎に、液体を噴出孔4から噴出させることができると共に、貯留プランジャ50を後方に移動させて、貯留空間40a内に液体を溜めることができる。
その後、トリガー部81を解放すると、ピストン付勢部材84の弾性復元力(付勢力)によってトリガー部81が前方に復元移動するので、これに伴ってトリガー部81に連結された主ピストン83も主シリンダ82内を前方に向けて復元移動する。そのため、主シリンダ82内を減圧させて、容器体200内の圧力よりも低い圧力にすることができるので、貯留弁91が閉弁したままの状態で、ボール弁90を上昇させることができる。従って、容器体200内の液体を、縦供給筒部10内に吸い上げ、主シリンダ82内に導入することができる。
これにより、次回の噴出に備えることができる。
なお、トリガー部81の後方に向けた操作を停止すると、縦供給筒部10内及び接続筒部20内を通じた貯留空間40aへの液体の供給は停止するものの、プランジャ付勢部材60の付勢力によって貯留プランジャ50が最前進位置に向けて前方移動しはじめる。
なお、この際、貯留空間40aから縦供給筒部10内への液体の流出は、貯留弁91によって規制される。
これにより、貯留空間40aに溜まった液体を、射出筒部70内を通じて噴出孔4に導き、噴出孔4を通じて前方に向けて液体を引き続き噴出させることができる。
このように、トリガー部81を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部81を操作しない場合であっても液体を噴出させることができ、液体の連続噴出を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1によれば、トリガー部81を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部81を操作しない場合であっても液体を噴出させることができ、液体の連続噴出を行うことができる。
なお、トリガー部81は、上端部(支点)がノズル部材3に揺動可能に軸支され、トリガー部81の中間部(作用点)に主ピストン83が連結されているので、例えばトリガー部81の下端部(力点)を操作することで、いわゆるてこの原理を利用して、主ピストン83を効率良く移動させることができる。そのため、トリガー部81の操作性を向上することができる。
さらに本実施形態のトリガー式液体噴出器1によれば、図1に示すように、噴出器本体2においては、貯留プランジャ50を軸方向の他方側に向けて付勢するプランジャ付勢部材60の軸方向の一方側に、付勢力調整部材140が配設されている。付勢力調整部材140は、貯留シリンダ40に対して軸方向に移動することで、図5に示すように、プランジャ付勢部材60の圧縮率を変更し、プランジャ付勢部材60の付勢力を調整する。これにより、貯留プランジャ50が軸方向の他方側に向けて復元移動する時間を変更し、液体の連続噴出時間を変えることができる。
このように、本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1は、液体が収容された容器体200に装着される噴出器本体2と、噴出器本体2に装着され、液体を噴出する噴出孔4が形成されたノズル部材3と、を備え、噴出器本体2は、容器体200内の液体を吸上げる縦供給筒部10と、前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部81を有し、トリガー部81の後方への移動によって、液体を縦供給筒部10内から噴出孔4側に向けて流通させるトリガー機構80と、トリガー部81の後方への移動によって、縦供給筒部10内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダ40と、貯留シリンダ40内に貯留シリンダ40の中心軸線である軸線O2に沿う軸方向に移動可能に配設され、貯留シリンダ40内への液体の供給に伴って軸方向のうちの一方側に向けて移動する貯留プランジャ50と、貯留プランジャ50を軸方向の他方側に向けて付勢するプランジャ付勢部材60と、プランジャ付勢部材60の軸方向の一方側に配設され、貯留シリンダ40に対して軸方向に移動し、プランジャ付勢部材60の付勢力を調整可能な付勢力調整部材140と、を備える。この構成によれば、液体の連続噴出時間を変えることができるトリガー式液体噴出器1が得られる。
また、本実施形態では、付勢力調整部材140は、貯留シリンダ40の中心軸線である軸線O2回りの回転によって、貯留シリンダ40に対して軸方向に移動する。この構成によれば、付勢力調整部材140の回転操作によって、液体の連続噴出時間を変えることができるため、操作性が良くなる。
また、本実施形態では、貯留シリンダ40の外周面40Aには、軸線O2回りに沿う周方向の一方から他方に向けて延びる螺旋状の第1溝部41(溝部)が形成され、付勢力調整部材140には、第1溝部41に係合し、第1溝部41に沿って移動可能な係合片143が形成されている。この構成によれば、貯留シリンダ40に対して付勢力調整部材140を回転すると、付勢力調整部材140に形成された係合片143が、貯留シリンダ40の外周面40Aに形成された螺旋状の第1溝部41に沿って移動することで、付勢力調整部材140が軸方向に移動できる。
また、本実施形態では、第1溝部41の軸方向の他方側を向く側面には、軸線O2に対して直交する方向に延びる第1平面部41b(平面部)が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。この構成によれば、係合片143が螺旋状の第1溝部41の第1平面部41bで軸方向に係止するため、液体の連続噴出時間を多段階で変えることができる。
また、本実施形態では、貯留シリンダ40に対する付勢力調整部材140の軸方向の位置を衝突音によって認識可能にする板部144(認識機構)を備える。この構成によれば、使用者が付勢力調整部材140の操作量を認識し易くなる。つまり、付勢力調整部材140は、貯留シリンダ40に対して軸方向に移動することでプランジャ付勢部材60の圧縮率を変更し、液体の連続噴出時間を変えるため、板部144(認識機構)を設けることで、液体の連続噴出時間を変える位置に付勢力調整部材140が移動したことが分かりやすくなる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形例には、例えば当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、均等の範囲のものなどが含まれる。
例えば上記実施形態では、付勢力調整部材140が貯留シリンダ40の後端部に装着されて軸方向に移動する構成について説明したが、この構成に限定されない。例えば、付勢力調整部材140がカバー体5に装着されて軸方向に移動する構成であってもよい。
例えば上記実施形態では、螺旋状の第1溝部41に第1平面部41bが形成され、3段階でプランジャ付勢部材60の付勢力を調整する構成について説明したが、この構成に限定されない。例えば、第1平面部41bが無く、螺旋状の第1溝部41の始端と終端の2段階でプランジャ付勢部材60の付勢力を調整する構成であってもよい。また、第1平面部41bを3つ以上形成して、3段階以上でプランジャ付勢部材60の付勢力を調整する構成であってもよい。
例えば上記実施形態では、認識機構として、付勢力調整部材140に形成された板部144を、貯留シリンダ40に形成された一対の第2突起部44と衝突させる構成について説明したが、この構成に限定されない。例えば、付勢力調整部材140の底板部141の後方を向く面に、ダイヤルマークを付して付勢力調整部材140の操作量(回転量)を使用者に認識させる構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記実施形態および前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の態様は、例えば以下の通りである。
<1>
液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体に装着され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記噴出器本体は、
前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、
前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、
前記貯留シリンダ内に前記貯留シリンダの中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動する貯留プランジャと、
前記貯留プランジャを前記軸方向の他方側に向けて付勢する付勢部材と、
前記付勢部材の前記軸方向の一方側に配設され、前記貯留シリンダに対して前記軸方向に移動し、前記付勢部材の付勢力を調整可能な付勢力調整部材と、を備える、トリガー式液体噴出器。
<2>
前記付勢力調整部材は、前記貯留シリンダの中心軸線回りの回転によって、前記貯留シリンダに対して前記軸方向に移動する、前記<1>に記載のトリガー式液体噴出器。
<3>
前記貯留シリンダの外周面には、前記中心軸線回りに沿う周方向の一方から他方に向けて延びる螺旋状の溝部が形成され、
前記付勢力調整部材には、前記溝部に係合し、前記溝部に沿って移動可能な係合片が形成されている、前記<1>または<2>に記載のトリガー式液体噴出器。
<4>
前記貯留シリンダに対する前記付勢力調整部材の前記軸方向の位置を認識可能にする認識機構を備える、前記<1>から<3>のいずれか1つに記載のトリガー式液体噴出器。
1…トリガー式液体噴出器、2…噴出器本体、3…ノズル部材、4…噴出孔、5…カバー体、10…縦供給筒部、11…パイプ、20…接続筒部、21…開口部、30…装着キャップ、40…貯留シリンダ、40a…貯留空間、40A…外周面、40B…後端面、41…第1溝部(溝部)、41a…第1斜面部、41A…供給孔、41b…第1平面部(平面部)、42…第2溝部、42a…第2斜面部、42b…第2平面部、43…第1突起部、44…第2突起部、45…第3溝部、50…貯留プランジャ、60…プランジャ付勢部材、70…射出筒部、80…トリガー機構、81…トリガー部、82…主シリンダ、83…主ピストン、84…ピストン付勢部材、90…ボール弁、91…貯留弁、100…閉塞栓、110…シリンダ用筒部、120…装着筒部、130…ノズル部、140…付勢力調整部材、141…底板部、141a…成形孔、142…周壁部、143…係合片、144…板部(認識機構)、200…容器体、O1…軸線、O2…軸線

Claims (2)

  1. 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体に装着され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
    前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、
    前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、
    前記貯留シリンダ内に前記貯留シリンダの中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動する貯留プランジャと、
    前記貯留プランジャを前記軸方向の他方側に向けて付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の前記軸方向の一方側に配設され、前記貯留シリンダの中心軸線回りの回転によって、前記貯留シリンダに対して前記軸方向に移動し、前記付勢部材の付勢力を調整可能な付勢力調整部材と、を備え、
    前記貯留シリンダの外周面には、前記中心軸線回りに沿う周方向の一方から他方に向けて延びる螺旋状の溝部が形成され、
    前記付勢力調整部材には、前記溝部に係合し、前記溝部に沿って移動可能な係合片が形成されており、
    前記溝部の前記軸方向で対向する一対の側面のうち、前記軸方向の他方側を向く側面には、斜面部と、平面部と、が形成され、
    前記平面部には、前記周方向に離間すると共に、前記軸方向の他方側に突出し、前記係合片が係合可能な一対の突起部が形成されている、トリガー式液体噴出器。
  2. 前記貯留シリンダに対する前記付勢力調整部材の前記軸方向の位置を認識可能にする認識機構を備える、請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
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