JP7789232B2 - 高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法およびシステム - Google Patents
高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法およびシステムInfo
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Description
下記工程を含む、高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法。
(1)連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化の収集:手持ち式赤外線温度計により、連続鋳造機の二次冷却エリアの出口から最初の圧延機の手前までの領域内で連続鋳造ビレットの異なる時間及び位置における温度を測定し、連続鋳造高温ビレットの経時的な温度低下データを取得する。
(2)速度データの収集:1)連続鋳造ビレットを切断する前に、連続鋳造ビレットの速度データvfcを連続鋳造機のビレット引き抜き速度から収集すること、2)連続鋳造ビレットを切断した後に、連続鋳造ビレットの速度データvbcをロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から収集すること、および、3)連続鋳造機の終端から最初の圧延機までに、連続鋳造ビレットの速度データvtransを急速搬送ロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から収集することの3つ部分を含む、連続鋳造ビレットの速度データを収集する。
(3)圧延機のビレット要求信号の収集:最初の圧延機の手前位置に熱金属検出器を設置して最初の圧延機が高温ビレットを圧延しているか否かを測定し、最初の圧延機の手前位置で熱金属検出器により熱金属が検出されなかった場合、最初の圧延機が高温ビレットを圧延しておらず、ビレット要求の状態にあることとする。
(4)最初の圧延機が1本の連続鋳造ビレットを圧延する所要時間の収集:最初の圧延機の手前位置における熱金属検出器により熱金属の持続時間trollを検出する。
特定位置における温度データの収集:収集した連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化をチェックするために、連続鋳造機の二次冷却エリアの出口位置と連続鋳造機の終端位置に赤外線温度計を設置して対応する位置におけるビレットの表面温度データを測定する。
(1)搬送過程における温度データの処理:下記のデータフィッティング方法により、工程1で取得した連続鋳造高温ビレットの経時的な温度低下データをデータフィッティングする。
(6)圧延機による圧延可能な最小温度値Tminを決める。
(7)連続鋳造ビレット切断前の連続鋳造ビレットの速度データvfcから、連続鋳造ビレットの尾部が切断位置に到達する所要時間tfcを取得する。
(8)連続鋳造ビレット切断後の連続鋳造ビレットの速度データvbcから、連続鋳造ビレットの頭部が連続鋳造機の終端に到達する所要時間tbcを取得する。
(9)連続鋳造機の終端から最初の圧延機までの連続鋳造ビレットの速度データvtransから、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端から最初の圧延機に到達する所要時間ttransを取得する。
(6)フィッティングした温度-時間曲線に基づいて、連続鋳造機の終端位置に到達した連続鋳造ビレットの温度値Tcf = T(tfc + tbc)(tfcは連続鋳造ビレットの尾部が切断位置に到達する所要時間であり、tbcは連続鋳造ビレット切断後のビレットの頭部が連続鋳造機の終端に到達する所要時間である。)から、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端位置に到達した際に待つことができる最大時間tmax(即ち、ビレットの温度値がTcfからTminまで低下する所要時間)を判定する。
連続鋳造機の二次冷却エリアの出口位置と連続鋳造機の終端位置に設置される赤外線温度計;
手持ち式赤外線温度計により、連続鋳造機の二次冷却エリアの出口から最初の圧延機の手前までの領域内で温度を測定すること;
連続鋳造機のビレット引き抜き速度またはロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から連続鋳造ビレットの速度を収集すること;
圧延機のビレット要求信号を収集することであって、最初の圧延機の手前位置に熱金属検出器を設置して最初の圧延機が高温ビレットを圧延しているか否かを測定し、最初の圧延機の手前位置で熱金属検出器により熱金属が検出されなかった場合、最初の圧延機が高温ビレットを圧延しておらず、ビレット要求の状態にあることとすること;および
最初の圧延機が1本の連続鋳造ビレットを圧延する所要時間を収集することであって、最初の圧延機の手前位置における熱金属検出器により熱金属の持続時間を検出すること、
前記データ処理モジュールは、データ収集モジュールから連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化データと速度データを含むデータを受信し、データ処理を行い、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端位置に到達した際に待つことができる最大時間tmaxと連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端から最初の圧延機に到達する所要時間ttransを取得するものであり、
前記制御モジュールは、前記データ収集モジュールで収集したデータとデータ処理モジュールで取得したデータを上記した方法により計算し、高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムを最適化制御するものである。
従来技術では、高温ビレットを加熱せずに直接圧延する際の直送圧延率が比較的低いという課題があることに対して、本発明に係る高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法は、高温ビレットの直送圧延率を効果的に向上させることができ、高温ビレットを加熱せずに直接圧延するプロセスの生産実践へより好適に用いられる。
図1は、高温ビレットを加熱せずに直接圧延する全体構成を示すものである。
本発明の1つの実施態様による、高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法は、下記を含み得る。
4機-4ストランドの連続鋳造機対1つの圧延ラインで、サイズが150mm×150mm×10000mmであるHRB400E高温ビレットを生産する。
(1)連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化の収集:手持ち式赤外線温度計により、連続鋳造機の二次冷却エリア2の出口から最初の圧延機7の手前までの領域内で連続鋳造ビレットの異なる時間及び位置における温度を測定し、連続鋳造高温ビレットの経時的な温度低下データを取得する。
(2)特定位置における温度データの収集:収集した連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化をチェックするために、連続鋳造機の二次冷却エリア2の出口位置と連続鋳造機の終端5の位置に赤外線温度計8を設置して対応する位置におけるビレットの表面温度データを測定し、温度の測定頻度を10回/sとする。図2には、赤外線温度計8が連続鋳造機の二次冷却エリア2の出口位置と連続鋳造機の終端5の位置に配置されていることを模式的に示している。赤外線温度計8の測定範囲は800~1300℃であり得る。
(3)速度データの収集:1)連続鋳造ビレットを切断する前に、連続鋳造ビレットの速度データvfcを連続鋳造機のビレット引き抜き速度から収集すること、2)連続鋳造ビレットを切断した後に、連続鋳造ビレットの速度データvbcをロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から収集すること、および、3)連続鋳造機の終端5から最初の圧延機7までに、連続鋳造ビレットの速度データvtransを急速搬送ロールテーブル6の駆動ローラーの回転速度から収集することの3つ部分を含む、連続鋳造ビレットの速度データを収集する。本実施例では、連続鋳造ビレット切断前の連続鋳造ビレットの速度は2.6m/minであり、連続鋳造ビレット切断後の連続鋳造ビレットの速度は5.2m/minであり、連続鋳造機の終端5から最初の圧延機7までの連続鋳造ビレットの平均速度は120m/minである。
(4)圧延機のビレット要求信号の収集:最初の圧延機7の手前位置に熱金属検出器を設置して最初の圧延機が高温ビレットを圧延しているか否かを測定し、最初の圧延機7の手前位置で熱金属検出器により熱金属が検出されなかった場合、最初の圧延機7が高温ビレットを圧延しておらず、ビレット要求の状態にあることとする。
(5)最初の圧延機7が1本の連続鋳造ビレットを圧延する所要時間の収集:最初の圧延機7の手前位置における熱金属検出器により熱金属の持続時間trollを検出する。本実施態様では、最初の圧延機7による1本の連続鋳造高温ビレットの圧延完了の持続時間trollは31sである。
(1)搬送過程における温度データの処理:下記式(1)のデータフィッティング方法により、上記で取得した連続鋳造高温ビレットの経時的な温度低下データをデータフィッティングする。
(2)圧延可能な最小温度データの収集:圧延機による圧延可能な最小温度値Tminを決める。本実施態様では、圧延機による圧延可能な最小温度値Tminは960℃である。
(3)連続鋳造ビレット切断前の連続鋳造ビレットの速度データvfcから、連続鋳造ビレットの尾部が切断位置に到達する所要時間tfcを取得する。
(4)連続鋳造ビレット切断後の連続鋳造ビレットの速度データvbcから、連続鋳造ビレットの頭部が連続鋳造機の終端5に到達する所要時間tbcを取得する。
(5)連続鋳造機の終端5から最初の圧延機7までの連続鋳造ビレットの速度データvtransから、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端から最初の圧延機に到達する所要時間ttransを取得する。
(6)式(1)に基づいて、連続鋳造機の終端5の位置に到達した連続鋳造ビレットの温度値Tcf = T(tfc + tbc)から、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端5の位置に到達した際に待つことができる最大時間tmax(即ち、ビレットの温度値がTcfからTminまで低下する所要時間)を判定する。
圧延機からビレット要求信号が送信されると、下記式(5)の判定モデルを用いて、連続鋳造機の終端5における連続鋳造ビレットを1本ずつ判定し始め、
(1)連続鋳造機の二次冷却エリア2の出口位置と連続鋳造機の終端5の位置に設置される赤外線温度計8;
(2)手持ち式赤外線温度計により、連続鋳造機の二次冷却エリア2の出口から最初の圧延機7の手前までの領域内で温度を測定すること;
(3)連続鋳造機のビレット引き抜き速度またはロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から連続鋳造ビレットの速度を収集すること;
(4)圧延機のビレット要求信号を収集することであって、最初の圧延機7の手前位置に熱金属検出器を設置して最初の圧延機7が高温ビレットを圧延しているか否かを測定し、最初の圧延機7の手前位置で熱金属検出器により熱金属が検出されなかった場合、最初の圧延機7が高温ビレットを圧延しておらず、ビレット要求の状態にあることとすること;および
(5)最初の圧延機7が1本の連続鋳造ビレットを圧延する所要時間を収集することであって、最初の圧延機7の手前位置における熱金属検出器により熱金属の持続時間を検出すること。
Claims (5)
-
- 前記工程1において、データの収集は、下記を含むことを特徴とする、請求項1に記載の高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法。
(1)連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化の収集:手持ち式赤外線温度計により、連続鋳造機の二次冷却エリアの出口から最初の圧延機の手前までの領域内で連続鋳造ビレットの異なる時間及び位置における温度を測定し、連続鋳造高温ビレットの経時的な温度低下データを取得する。
(2)速度データの収集:1)連続鋳造ビレットを切断する前に、連続鋳造ビレットの速度データvfcを連続鋳造機のビレット引き抜き速度から収集すること、2)連続鋳造ビレットを切断した後に、連続鋳造ビレットの速度データvbcをロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から収集すること、および、3)連続鋳造機の終端から最初の圧延機までに、連続鋳造ビレットの速度データvtransを急速搬送ロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から収集することを含む、連続鋳造ビレットの速度データを収集する。
(3)圧延機のビレット要求信号の収集:最初の圧延機の手前位置に熱金属検出器を設置して最初の圧延機が高温ビレットを圧延しているか否かを測定し、最初の圧延機の手前位置で熱金属検出器により熱金属が検出されなかった場合、最初の圧延機が高温ビレットを圧延しておらず、ビレット要求の状態にあることとする。
(4)最初の圧延機が1本の連続鋳造ビレットを圧延する所要時間の収集:最初の圧延機の手前位置における熱金属検出器により熱金属の持続時間trollを検出する。 - 前記工程1は、下記をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法。
特定位置における温度データの収集:収集した連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化をチェックするために、連続鋳造機の二次冷却エリアの出口位置と連続鋳造機の終端位置に赤外線温度計を設置して対応する位置におけるビレットの表面温度データを測定する。 - 前記工程2は、下記ステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御方法。
(1)搬送過程における温度データの処理:下記のデータフィッティング方法により、工程1で取得した連続鋳造高温ビレットの経時的な温度低下データをデータフィッティングする。
「ここで、T(t)は異なる時間における高温ビレットの表面温度であり、ai(i=0,1,2,3,…,n)は多項式重み係数であり、tは時間である。」
(2)圧延機による圧延可能な最小温度値Tminを決める。
(3)連続鋳造ビレット切断前の連続鋳造ビレットの速度データvfcから、連続鋳造ビレットの尾部が切断位置に到達する所要時間tfcを取得する。
(4)連続鋳造ビレット切断後の連続鋳造ビレットの速度データvbcから、連続鋳造ビレットの頭部が連続鋳造機の終端に到達する所要時間tbcを取得する。
(5)連続鋳造機の終端から最初の圧延機までの連続鋳造ビレットの速度データvtransから、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端から最初の圧延機に到達する所要時間ttransを取得する。
(6)フィッティングした温度-時間曲線に基づいて、連続鋳造機の終端位置に到達した連続鋳造ビレットの温度値Tcf = T(tfc + tbc)(tfcは連続鋳造ビレットの尾部が切断位置に到達する所要時間であり、tbcは連続鋳造ビレット切断後のビレットの頭部が連続鋳造機の終端に到達する所要時間である。)から、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端位置に到達した際に待つことができる最大時間tmax(即ち、ビレットの温度値がTcfからTminまで低下する所要時間)を判定する。 - データ収集モジュールと、データ処理モジュールと、制御モジュールとを備え、
前記データ収集モジュールは、下記のことを含むことをするものであり、
連続鋳造機の二次冷却エリアの出口位置と連続鋳造機の終端位置に設置される赤外線温度計;
手持ち式赤外線温度計により、連続鋳造機の二次冷却エリアの出口から最初の圧延機の手前までの領域内で温度を測定すること;
連続鋳造機のビレット引き抜き速度またはロールテーブルの駆動ローラーの回転速度から連続鋳造ビレットの速度を収集すること;
圧延機のビレット要求信号を収集することであって、最初の圧延機の手前位置に熱金属検出器を設置して最初の圧延機が高温ビレットを圧延しているか否かを測定し、最初の圧延機の手前位置で熱金属検出器により熱金属が検出されなかった場合、最初の圧延機が高温ビレットを圧延しておらず、ビレット要求の状態にあることとすること;および
最初の圧延機が1本の連続鋳造ビレットを圧延する所要時間を収集することであって、最初の圧延機の手前位置における熱金属検出器により熱金属の持続時間を検出すること、
前記データ処理モジュールは、データ収集モジュールから連続鋳造ビレットの搬送過程における温度の経時変化データと速度データを含むデータを受信し、データ処理を行い、連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端位置に到達した際に待つことができる最大時間tmaxと連続鋳造ビレットが連続鋳造機の終端から最初の圧延機に到達する所要時間ttransを取得するものであり、
前記制御モジュールは、前記データ収集モジュールで収集したデータとデータ処理モジュールで取得したデータを請求項1に記載の方法により計算し、高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムを最適化制御するものであることを特徴とする、高温ビレットを加熱せずに直接圧延するためのビレット供給リズムの最適化制御システム。
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